JP2001214399A - 水崩壊性高吸水性複合体及び吸収体物品 - Google Patents
水崩壊性高吸水性複合体及び吸収体物品Info
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Abstract
体およびこれを具備した吸収体物品を供給する。 【解決手段】 吸収コアに吸水性樹脂を含有させること
で、優れた吸水能を有し、廃棄物の処理が容易である複
合体およびこれを具備した吸収体物品が得られる。
Description
合体およびこれを具備した吸収体物品に関し、詳しく
は、パルプレスの構造により極めて薄型でありながら、
使用時は優れた吸収特性を発現し、廃棄時には水洗トイ
レへの廃棄が可能となる水崩壊性高吸水性複合体および
これを具備した吸収体物品に関する。
い捨て吸収体物品は、尿、血液、経血、汗等の体液を効
率的に吸収できるように設計された用品であり、紙おむ
つ、生理用ナプキン、失禁用パッド、母乳パッド、医療
用アンダーパッド、手術用アンダーパッド、ペット用シ
ート等に使用されている。
できるといった利点から、世の中に広く普及しているに
もかかわらず、その使用後の廃棄処理には大きな問題が
ある。すなわち、そのような問題とは、排泄物が付着し
た紙おむつ、体液が付着した生理用ナプキン等の使用済
み吸収体物品を一般の廃棄物と同時に廃棄していること
である。
背景]一般に、使い捨て吸収体物品は、使用後に廃棄す
ることを意図してつくられたものである。使用後は廃棄
され、一般の可燃性ゴミとして焼却処理されているのが
現状である。
ては、使い捨て紙おむつ全体で廃棄物を包み込むように
おむつを丸め、さらに、丸めた状態の紙おむつをテープ
ファスナー等で留めて、ゴミ箱等に廃棄し、収集された
このようなゴミを焼却処理するのが一般的である。
間でもゴミ箱等に保存するのは、悪臭や衛生上の問題が
あり好ましくない。また、室外においても、例えば、公
園などで使い捨て紙おむつがゴミとして放置される等、
環境衛生上の問題が生じている。
廃棄方法は、使い捨て紙おむつの使用者あるいは介護者
により、使用者から紙おむつをはずし、便のような排泄
物の固形部分を紙おむつから取り除いてトイレに流した
後、他の部分を一般ゴミとして処理する方法が一般的で
あるため、非常にその操作は煩雑である。また、かかる
処理は、通常、使い捨て紙おむつを便器の水に付けて流
し落とすことにより行っているため、軟便等の粘着して
いる便はおむつから剥がしにくく、便は完全に除去され
ないまま、処理される場合が多い。さらに、おむつから
便を剥がすような操作は、処理者の手を汚す場合があ
り、このような場合は、使い捨てでないおむつと比較し
て、使い捨て紙おむつの本質的なメリットが減少する。
が、トイレの水を吸収して重くなったり、液垂れを生じ
るとういう不都合があるほか、誤って紙おむつをトイレ
に流してしまい、配水管が詰まる原因となる不都合もあ
る。
ナプキン、おむつ等の吸収パッドは、使用後はゴミ入れ
や、トイレ内に配置されている汚物入れに紙に包んで捨
てられているのが現状である。
処理されるまでに時間が経過する間に、異臭を発生して
不快感を与えたり、また、非衛生的となる場合もあっ
た。
に水と共に流してしまい、配管の詰まり等のトラブルの
要因ともなっていた。
壊性の生理用品、いわゆる水洗ナプキン、は公知であ
る。赤ちゃんのオシリフキと一般に称される湿潤したワ
イプスの中でも水崩壊性のワイプスは公知である。
の一部、特に表面シート、上面シートを水崩壊性とした
商品は公知である(特開平10−277087号公
報)。
大人用おむつの吸収体あるいは商品全体を水崩壊性とす
る考えはあるものの、現実化された例はない。その理由
は大きく2つに分けられる。
とに由来する矛盾である。従来の製品の場合は、水崩壊
性付与は使用時のベタベタした感触や破れを引き起こ
し、一方、それを安定化しようとすると、水崩壊性の不
安定という問題を引き起こし、未完成な製品といえる。
殆どが木材パルプ主体の製品であるため、対象商品の嵩
と重量が大きいことである。このことは均一な分散を行
うための水の量と拡散、解離に要する時間が必要とな
り、結局は配管や結合部の閉鎖を起こしやすいことにつ
ながる。
技術的背景]かかる問題の解決策の一つとして、使い捨
て吸収体物品廃棄物を水洗トイレに廃棄することが提案
されている。この問題を解決するには、使用時は漏れた
り湿ったりすることなく、水分や体液を吸収した後も、
十分な使用に耐えうる機械的強度を有し、かつ、水洗ト
イレに投入したときに容易に崩壊することも要求され
る。
両者の性質を有するものは、未だ提供されていないのが
現状である。
(表面シート又は該表面シート上に設けられた上面シー
ト)を取り外し可能にし、該シートを取り外して、排泄
物と一緒にトイレに流すことができる使い捨ておむつが
提案されてきた。例えば、特開平5−3889号公報に
は、水溶性シートに弾性部材を組み合わせたシートを具
備する使い捨ておむつが開示されている。しかしながら
該シートは、排泄がなされた後の着用者の動きに十分耐
え得る程度の湿潤強度と容易にトイレに廃棄できる程度
の水分散性とを有するものではない。
は、湿潤強度と水分散性とを満足するシートが開示され
ている。しかしながら該シートは、そのバインダーとし
て不飽和カルボン酸系の高分子化合物を用いているため
に、重合時の残存モノマーが肌に刺激を与えたり、不飽
和化合物であるがゆえに長期保存中に変色しやすい。
る吸収体物品及び実用的な表面シートと吸収体が水崩壊
性を有する吸収体物品、または、吸収体が水崩壊性を有
する吸収体物品はこれまで報告されていない。
材料の技術的背景]使い捨て衛生用品廃棄物は、不織布
又は多孔性成形ポリエチレンフィルム又はポリプロピレ
ンフィルム材料からなる表面シートと、ポリエチレンか
らなる裏面シート、パルプ中に吸水性樹脂を分散させた
吸収コアを中心として構成される。これらの材料におい
て、特に、裏面シートは防水性を維持するために、ポリ
エステル、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂
や合成繊維が一部に用いられているため、生分解性を有
しない。また、上記公報に記載されている材料について
も水崩壊性は有するものの生分解性を有しないので、崩
壊後生分解しないため、水洗トイレに流した場合、配管
等の詰まりがない場合でも、それらの廃棄物等は終末処
理場等で分解せずに残存することなる。
景]吸収体製品に用いられている水分や体液を吸収する
吸収体主成分は、フラッフ状木材パルプと、いわゆる高
分子吸収体(以下「SAP」と略称する。)との組合せ
から成り立っている。しかし、近年、物流の効率化、小
売店々頭での棚効率の向上のため、さらには、省資源化
のために、従来の比較的嵩張る吸収体製品に対して、薄
物化、コンパクト化への社会的要請が大となってきた。
APとパルプの組合せにおいては、パルプに対して2〜
10倍ほど高い吸水能力を持つSAPの比率を上げ、パ
ルプの比率を下げれば、薄く、コンパクトになり、究極
的には、SAP100%の構造をとれば、最大限に薄物
化、コンパクト化が追求できる。
ルプの崩壊性が悪いために、配管等の詰まりの原因にな
り易い。すなわち、水洗トイレに流せる衛生用品は、使
用されるパルプの量が少ないか、パルプレス(パルプが
ない)の構造となることが不可欠である。
水の吸収の際に、SAPの特性に基づく、いわゆる、
「ゲルブロッキング現象」が起こり、吸収体製品が計算
どおりの効率では機能しなくなるため、従来の技術で
は、SAP/パルプ=1/1程度の構成が限界とされて
おり、SAP/パルプ=(3/1)以上=3以上、さら
には、SAP比率を上げて、SAP100%に近いパル
プレス構造をとることは極めて難しい技術課題となって
いる。
の分野で一般的に適用されている概念に従って、SAP
に対するパルプの比(SAP/パルプ)が、1以上のも
のを総称する。
来から種々の挑戦がなさている。例えば、直接紡糸やア
クリル酸系繊維の部分加水分解等により、繊維状、ウェ
ブ状のSAPシートをつくる方法、アクリル等のモノマ
ーをウェブに含浸させて、それを紫外線あるいはエレク
トロンビーム等で重合させて、ウェブ状の吸水性ポリマ
ーを作る方法、又は、セルロース等の不織布をカルボキ
シメチル化した後さらに部分架橋してシート状の吸水性
ポリマーを作る方法等の様々な試みがなされてきた。
び多大な設備投資額等により、工業的、経済的に成功し
た例は報告されていない。
捨て吸収体物品の薄型化と廃棄物の処理に対する要望は
高く、その処理法も含めた新規の使い捨て衛生材料の出
現が強く要望されていた。
とSAP混合とを混合使用した薄型吸収体に対して、本
発明はフラッフパルプを殆ど使用しない吸水性樹脂を主
成分とし、重量、嵩で1/2以下、場合によっては1/
3以下であるような高吸水性複合体とそれを応用、利用
した吸収体物品に関する。
れ、衛生材料等に使用した場合に薄型である水崩壊性高
吸水性複合体とその製造方法を提供することである。
壊性高吸水性複合体の廃棄物の処理法を提供することに
ある。
を解決すべく鋭意検討した結果、本発明を完成させるに
至った。
特定される。
(A成分)と、前記吸収成分(A成分)を坦持する支持
体成分(B成分)とおよび、前記吸水性樹脂相互及び前
記吸水性樹脂と前記支持体成分とを結合する結合成分
(C成分)とからなる高吸水性複合体であって、前記吸
収成分(A成分)と、前記支持体成分(B成分)とおよ
び、前記結合成分(C成分)とが、各々、水分散性を有
することを特徴とする水崩壊性高吸水性複合体。
性架橋ポリアミノ酸粒子からなることを特徴とする
(1)に記載の水崩壊性高吸水体複合体。
パルプ繊維からなるティッシュ状マットであることを特
徴とする(1)に記載の水崩壊性高吸水性複合体。
パルプ繊維を主成分として構成され、かつ、繊維長25
mm以下の繊維を混合シート化したものであることを特
徴とする(1)に記載の水崩壊性高吸水性複合体。
長25mm以下のレーヨン、コットン、およびリヨセル
からなる群から選ばれたセルロース繊維を主成分として
構成され、かつ、ポリビニルアルコールまたはその部分
架橋物からなる結合剤を含むことを特徴とする(1)に
記載の水崩壊性高吸水性複合体。
長25mm以下のレーヨン、コットン、リヨセルからな
る群から選ばれたセルロース繊維を主成分として構成さ
れ、かつ、カルボキシメチルセルロースのアルカリ土類
金属塩からなる結合剤を含むことを特徴とする(1)に
記載の水崩壊性高吸水性複合体。
%以上の保水率を有するミクロフィブリル状セルロース
からなることを特徴とする(1)に記載の水崩壊性高吸
水性複合体。
ルプを高度に離解して得られるミクロフィビリル状セル
ロースからなることを特徴とする(1)に記載の水崩壊
性高吸水性複合体。
リアセルロース(BC)からなることを特徴とする
(1)に記載の水崩壊性高吸水性複合体。
・液保持性を有する吸収体とおよび、液不透過性の裏面
シートとからなる吸収体物品において、前記吸収体が
(1)に記載の水崩壊性高吸水性複合体からなることを
特徴とする吸収体物品。
トからなることを特徴とする(10)に記載の吸収体物
品。
トからなることを特徴とする(10)に記載の吸収体物
品。
記支持体成分(B成分)とおよび、前記結合成分(C成
分)とが生分解性を有することを特徴とする(10)〜
(12)のいずれかに記載の吸収体物品。
が共に生分解性を有することを特徴とする(10)〜
(13)のいずれかに記載の吸収体物品。
とおよび、前記裏面シートが共に生分解性を有すること
を特徴とする(10)〜(14)のいずれかに記載の吸
収体物品。
維を主成分として構成され、かつ、繊維長25mm以下
の繊維を混合シート化したものであることを特徴とする
(10)〜(15)のいずれかに記載の吸収体物品。
m以下のレーヨン、コットン、およびリヨセルからなる
群から選ばれたセルロース繊維を主成分として構成さ
れ、かつ、ポリビニルアルコールまたはその部分架橋物
からなる結合剤を含むことを特徴とする(10)〜(1
5)のいずれかに記載の吸収体物品。
m以下のレーヨン、コットン、およびリヨセルからなる
群から選ばれたセルロース繊維を主成分として構成さ
れ、かつ、カルボキシメチルセルロースのアルカリ土類
金属塩からなる結合剤を含むことを特徴とする(10)
〜(15)のいずれかに記載の吸収体物品。
ルコールフィルムと木材パルプ繊維からなるティッシュ
状マットの接合体からなることを特徴とする(10)〜
(15)のいずれかに記載の吸収体物品。
ルコールフィルムと木材パルプ繊維とを主成分として構
成され、かつ、繊維長25mm以下の繊維を混合成形し
たシートが接合されたものであることを特徴とする(1
0)〜(15)のいずれかに記載の吸収体物品。
ルコールフィルムと繊維長25mm以下のレーヨン、コ
ットン、およびリヨセルからなる群から選ばれたセルロ
ース繊維とを主成分として構成され、かつ、ポリビニル
アルコールまたはその部分架橋物からなる結合剤によっ
て成形されたシートが接合されたものであることを特徴
とする(10)〜(15)のいずれかに記載の吸収体物
品。
ルコールフィルムと繊維長25mm以下のレーヨン、コ
ットン、およびリヨセルからなる群から選ばれたセルロ
ース繊維と主成分として構成され、かつ、カルボキシメ
チルセルロースのアルカリ土類金属塩を結合剤によって
成形されたシートが接合されたものであることを特徴と
する(10)〜(15)のいずれかに記載の吸収体物
品。
置されることを特徴とする(10)〜(15)のいずれ
かに記載の吸収体物品。
取り外し可能に配置されることを特徴とする(10)〜
(15)のいずれかに記載の吸収体物品。
液保持性を有する吸収体と液不透過性の裏面シートから
なる吸収体本体と、前記吸収体本体と少なくとも一部分
で接合され、着用時に着用者の腹部から腰周りを囲んで
吸収体部を前記着用者に着用せしめた着用状態をもたら
し、その状態を維持する外装部材とからなる吸収体物品
において、前記表面シート、前記吸収体及び前記裏面シ
ートは一体として取り外し可能に配されることを特徴と
する(10)〜(15)のいずれかに記載の吸収体物
品。
液保持性を有する吸収体と液不透過性の裏面シートから
なる吸収体本体と、前記吸収体本体と少なくとも一部分
で接合され、着用時に着用者の腹部から腰周りを囲んで
前記吸収体本体を前記着用者に当てて保持する外装部材
とからなり、前記外装部材の前身頃と後身頃の相対する
両側縁部を接合してウエスト周り開口部と一対の脚周り
開口部を形成し、前記開口部にそって伸縮弾性部材が配
置された吸収体物品において、前記吸収体本体は外部か
ら取り外し可能に配されることを特徴とする(23)〜
(25)のいずれかに記載の吸収体物品。
液保持性を有する吸収体と液不透過性の裏面シートから
なる使い捨て吸収体本体とそれをホールドまたはカバー
する耐洗濯性を有するカバー部を組み合わせて用いる吸
収体物品において、前記吸収体の一部または全ては水崩
壊性を有することを特徴とする(23)〜(25)のい
ずれかに記載の吸収体物品。
濯性のあるカバー部を組み合わせて用いる吸収体物品に
おいて、前記カバー部が常時着用状態を保ちながら、前
記使い捨て吸収体本体は外部から取り付け、取り外し可
能に配されることを特徴とする(27)に記載の吸収体
物品。
る。
好ましい特性 本発明の水崩壊性高吸水性複合体の特徴は、構成材料が
吸水能、薄型化の機能発現はもとより、より効率的に分
解を促進するために構造上にも崩壊しやすいように工夫
を施したものである。
体は、〈吸収性〉、〈水崩壊性〉、〈薄型〉を兼ね備え
た複合体である。さらには、生分解性を有する素材を用
いることで〈分解性〉をも付与することができる。
態についてその詳細を説明する。
崩壊性 本発明の水崩壊性高吸水性複合体における水崩壊性とい
う表現は、時と場合によってはトイレで使用後の商品を
処理するところから、水洗性とか、フラッシャブル性と
いう表現もなされている。このような水崩壊性能を持っ
た製品を水崩壊性物品と表現することにする。
ば、トイレットボール中で水に接触したとき、その構成
素材ができるだけ均一に水に分散し、排出される際には
配管等に物理的な閉塞を生起せしめたり、また一部残存
により閉塞の原因とならないことが必要である。実際に
は、次のような過程で水崩壊性が進行する。即ち、<水
と接触>→<水の拡散、浸透>→<水への解離>→<水への分
散>である。このような過程を本発明者らは一言で、水
崩壊性と表現している。
収性 本発明の水崩壊性高吸水性複合体は、吸収体として吸水
能にも優れていることが必要である。特に、荷重下での
吸水量が大きく、荷重下での保水力が大きく、吸水速度
が速いことが好ましい。
できなければならないが、本発明では、体液の標準とし
て生理食塩水を用いて、吸水性樹脂の吸水能を表わす。
体は、以下の何れかの吸水能の少なくとも一つを有する
ものであることが好ましい。 (1) 生理食塩水20mlを吸収させたときの吸収速
度が、0.1〜50ml/sec・cm2である吸水
能。 (2) 生理食塩水を吸収させたときの飽和吸収量が、
0.1〜5g/cm2である吸水能。 (3) 生理食塩水20mlを103kPa(20g/
cm2)の荷重を掛けながら吸収させたときの吸収量
が、0.05〜4g/cm2である吸水能。 (4) 生理食塩水を飽和吸収させた後に111kPa
(1ton/m2)の荷重を掛けたときの逆戻り排水量
が0〜7g/cm2である吸水能。
とも一つを有するものであることがさらに好ましい。 (1) 生理食塩水20mlを吸収させたときの吸収速
度が、1〜50ml/sec・cm2である吸水能。 (2) 生理食塩水を吸収させたときの飽和吸収量が、
1〜5g/cm2である吸水能。 (3) 生理食塩水20mlを103kPa(20g/
cm2)の荷重を掛けながら吸収させたときの吸収量
が、0.5〜4g/cm2である吸水能。 (4) 生理食塩水を飽和吸収させた後に111kPa
(1ton/m2)の荷重を掛けたときの逆戻り排水量
が0〜5g/cm2である吸水能。
て高い数字を示すものが好ましいが、実際に複合体を製
造できる範囲において、以上の数字範囲が好ましい形態
となる。
に上限を設けるが、本発明の複合体を衛生材料として使
用する場合、本発明の複合体と構成が同じであるなら
ば、それ以上の性能を有する複合体を使用することがで
きる。
解性 本発明の水崩壊性高吸水性複合体の特徴は水崩壊性にあ
るが、さらに水に崩壊する部分を生分解性の素材にて構
成することで、環境中に放出された後も生分解し、残存
しなくなる。
含まれる「分解性」は、前記複合体が水崩壊した後の崩
壊物が、微生物等により分解することを意味する。
し、これら以外にも、本発明の水崩壊性高吸水性複合体
の機能発現を妨げない範囲において、これ以外の内在さ
れた特性を廃棄処理に利用することができる。例えば、
高温分解性、酸化分解性、還元分解性、加水分解性、ア
ルカリ分解性、酸分解性等が挙げられる。
中、又はコンポスト等の人為的に制御された条件の下
で、微生物、菌、酵素等のバイオ(生体)によって分解
され、安全な低分子となることを示す。
る吸収体物品の構造 本発明は水崩壊性高吸水性複合体及びそれを含有する吸
収体物品に関するものであり、吸収体物品の構造は水崩
壊性する部分によって次の3つに分けられる。
物品 (2−2)表面シートと吸収体が水崩壊性を有する吸収
体物品 (2−3)吸収体のみが水崩壊性を有する吸収体物品 ここで用いるデュラブルとは「耐久性のある」、すなわ
ち、「洗濯により少なくとも数回以上繰り返し使用でき
る」という意味である。また、ここで用いるディスポー
サブルとは「使い捨て」、すなわち、「一度使用した
ら、処理して、再利用することとしないワンウエイユー
ス」という意味であるが、通常の使い捨て衛生物品と同
じように焼却処理を行うこともでき、また、構成材料が
生分解性を有するものの場合はコンポスト処理及び埋設
処理にて処理することができる。
なることにより、それらの取り扱い方法や廃棄物の処理
方法も相違する。以下にこれらの取り扱い方法や処理方
法について詳細を説明する。
物品 本発明の水崩壊性高吸水性複合体を具備する吸収体物品
の中で、全体が水崩壊性を有する吸収体物品としては、
例えば、子供用大人用のおむつの例など、次ぎの2通り
がある。
おむつ (b)デュラブルなカバー部と構造の比較的簡単な水崩
壊性おむつの組み合わせ (a)としては文字通り構成の全部位が水崩壊性を有す
る場合、例えば、表面シートとして水崩壊性表面シー
ト、吸収体としては本発明の水崩壊性高吸水性複合体、
裏面シートとして水崩壊性裏面シートが挙げられる。
材パルプ繊維を主成分として構成され、かつ、繊維長2
5mm以下の繊維を混合シート化したもの、繊維長25
mm以下のレーヨン、コットン、およびリヨセルからな
る群から選ばれたセルロース繊維を主成分として構成さ
れ、かつ、ポリビニルアルコールまたはその部分架橋物
からなる結合剤を含むもの、および繊維長25mm以下
のレーヨン、コットン、およびリヨセルからなる群から
選ばれたセルロース繊維を主成分として構成され、か
つ、カルボキシメチルセルロースのアルカリ土類金属塩
からなる結合剤を含むものなどが挙げられる。
リビニルアルコールフィルムと木材パルプ繊維からなる
ティッシュ状マットの接合体からなるもの、ポリビニル
アルコールフィルムと木材パルプ繊維とを主成分として
構成され、かつ、繊維長25mm以下の繊維を混合成形
したシートが接合されたもの、ポリビニルアルコールフ
ィルムと繊維長25mm以下のレーヨン、コットン、お
よびリヨセルからなる群から選ばれたセルロース繊維と
を主成分として構成され、かつ、ポリビニルアルコール
またはその部分架橋物からなるもの、およびポリビニル
アルコールフィルムと繊維長25mm以下のレーヨン、
コットン、およびリヨセルからなる群から選ばれたセル
ロース繊維と主成分として構成され、かつ、カルボキシ
メチルセルロースのアルカリ土類金属塩を結合剤によっ
て成形されたシートが接合されたものなどが挙げられ
る。
上記(a)のおむつをより簡略化したパッドタイプおむ
つの組み合わせが挙げられる。パッドタイプおむつの構
成は、前記した(a)同様のおむつ機能を有するものが
利用される。
を有する吸収体物品 本発明の水崩壊性高吸水性複合体を具備する吸収体物品
の中で、表面シートと吸収体が水崩壊性を有する吸収体
物品としては、次ぎの2通りがある。
面シート/吸収体を有するおむつの組み合わせ この場合には裏面シートの防漏機能はデュラブルなカバ
ー部に委ねられ、このタイプのおむつは洗濯により繰り
返し使用される。
壊性表面シート/吸収体を有するおむつの組み合わせ この場合には裏面シートの防漏機能はディスポーザブル
なカバー部に委ねられ、このタイプのおむつは結合成分
などを含めて廃棄物として処理が行われる。
吸収体物品 本発明の水崩壊性高吸水性複合体を具備する吸収体物品
の中で、吸収体のみが水崩壊性を有する吸収体物品とし
ては、次ぎの2通りがある。
ルな耐水カバー部の間に吸収体として水崩壊性高吸水性
複合体を挿入したおむつ (b)使い捨ての表面シートと使い捨て耐水カバー部の
間に吸収体として水崩壊性高吸水性複合体を挿入したお
むつ (3)水崩壊性高吸水性複合体の構造 水崩壊性高吸水性複合体の構造としては、生分解性を付
与しない場合と生分解性を付与した場合の2通りに分け
て説明する。
高吸水性複合体の構造 本発明の生分解性を付与しない水崩壊性高吸水性複合体
の構造は、基材、SAP、結合材の組み合わせからな
る。その構造は特に限定されるべきものではないが、そ
の例を表1に示す。
有するものであり、カルボキシメチルセルロース塩シー
ト、木材パルプの薄葉シート、ショートカット水交絡シ
ート、ショートカットの水交絡/カルボキシメチルセル
ロース塩等の水崩壊性シート、PVA繊維シート等の熱
水易溶性シート、セルラーゼ加工セルロース不織布(T
CF、ベンリーゼ)等の酵素易分解性シート(酵素前処
理)、カチオンパルプ等のpH依存性シート、カルボキ
シメチルセルロース塩シート/PETショートカット
(ニードルパンチ)等の水崩壊性/合繊ショートカット
複合体、PVAネット/レーヨン・ショートカット(ニ
ードルパンチ)等の熱水易溶性/合繊ショートカット複
合体等が挙げられる。
ル酸部分中和物、澱粉−アクリロニトリル共重合体の部
分加水分解物、澱粉−アクリル酸グラフト共重合体、酢
酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体の加水分解物、
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸と
アクリル酸の共重合架橋物、カチオン性モノマーの架橋
体、架橋イソブチレン−無水マレイン酸共重合体等が挙
げられる。
性を有するものであり、MFC、BC、PVA、フィブ
リル状アセテート等が挙げられる。
吸水性複合体の構造 本発明の生分解性を付与した水崩壊性高吸水性複合体の
構造は、生分解性基材、生分解性SAP、生分解性結合
材の組み合わせからなる。その構造は特に限定されるべ
きものではないが、その例を表2に示す。
解離性をあわせて有するものであり、カルボキシメチル
セルロース塩シート、木材パルプの薄葉シート、ショー
トカットレーヨンの水交絡シート、ショートカットレー
ヨン水交絡シートと、カルボキシメチルセルロース塩等
の水崩壊性シートの組み合わせ、セルラーゼ加工TC
F、ベンリーゼ等の酵素前処理加工シート等が挙げられ
る。
ルボキシメチルセルロース、架橋デンプン、架橋アミノ
酸等が挙げられる。特に望ましいものは架橋アミノ酸系
SAPであり、これについては詳しく後述する。
水易解離性をあわせて有するものであり、MFC、B
C、生分解性フィブリル状アセテート等が挙げられる。
うに例示される。
物品への応用とその実施態様は特に限定されるものでは
ないが、例えば、図1に示す態様をとることができる。
水崩壊性を有する吸収体物品(2−1)については、使
用後は全部を水洗トイレ等に流すことにより処理するこ
とができる。一方、表面シートと吸収体が水崩壊性を有
する吸収体物品(2−2)と吸収体のみが水崩壊性を有
する吸収体物品(2−3)は、使用済みの部分を水洗ト
イレ等に流すことにより処理する。ここで、使用済み部
分の取り外しは、着用状態にて行っても、一旦全体を脱
着した状態にて行ってもかまわない。着用状態で使用済
み吸収部分を外部から取り外す場合について(5)で説
明する。
から取り外し可能なおむつ 本発明の水崩壊性高吸水性複合体を用いた吸収体物品の
中で、着用状態で使用済み吸収部分の取り外し可能なお
むつは、切り取り型とつけはずし型に分けられる。
は吸収体のみが水崩壊性を有し、表面シートが水崩壊性
を有しない場合の例である。この場合には、使用した
後、表面シートを取り除いた後の吸収体を取り出して水
洗トイレに流す場合の実施態様例を示した。尿の処理の
場合には表面シートを別途処理すればよいが、便の処理
の場合にはいったん便をトイレに捨てた後、表面シート
を別に処理する必要がある。
もに水崩壊性を有する場合の実施態様例であり、使用後
は表面シートと吸収体をいっしょにして水洗トイレに流
すことができる。便の処理の場合にも表面シートに便を
付着させたままトイレに流すことができる。
部とを分離できる構造を有し、カバー部はデュラブルな
場合と使い捨ての場合がある。分離される吸収体部はこ
の水崩壊性高吸水性複合体のみから構成されている場合
と、この水崩壊性高吸水性複合体に表面シートや裏面シ
ート、または粘着剤、弾性材などが結合されている場合
もあるので、両方の場合を含めて図のように吸収体本体
と表示した。(c)、(d)の場合、吸収体本体の全体
が水崩壊性を有する場合には、使用後はそのままトイレ
に捨てることができる。ただし、(c)の場合は、内部
に吸収体本体を格納し、カバー部の全体が開放された状
態で吸収体本体を分離する。一方、(d)の場合には、
カバー部の内部に吸収体本体を格納するが、カバー部の
一部を開放した状態で吸収体本体を取り出すことができ
る構造になっている。この場合は着用したままで新しい
吸収体本体を再び装填して、再び結合すれば、カバー部
が汚染するまでは繰り返し使用することができる。
取り型は、切り取り部分によって分けることができ、切
り取り部分が吸収体のみの場合、吸収体+表面シートの
場合、吸収体+裏面シートの場合、吸収体+表面シート
+裏面シートの場合がある。切り取った部分のうち、水
崩壊性を有する部分はトイレに流すことができる。その
他の部位の処理については特に限定されないが、構成材
料に応じて処理方法を選択することができる。例えば、
(4)で詳しく説明したような構成に応じて取り外した
吸収体を水洗トイレに流して、その他は一般ごみととも
に焼却処理してもよい。
パンツ型おむつであり、吸収体本体がおむつ全体から切
り離し線で分離できるようになっている。尿、便などの
排出が確認されると、その部分を着用状態で分離し、処
理したのち、汚染されていないか、汚染の少ない残りの
部位を処理すればよい。(b)は(a)の応用例であ
り、全部を切り離すのではなく、一部を切り離して、
尿、便の付着部位を取除く実施態様例を示す。なお、図
中、便処理用メッシュシートは、尿、便分離用のメッシ
ュ構造を有する不織布を組み合わせた例である。
使い捨て部分からなり、外部から付けたり、外したりす
ることができる実施態様例を説明したものである。図3
の(a)は常時着用部をウエスト部分に限定し、その他
の部分、すなわち、ここでは表面シート、裏面シート、
結束用ジッパー弾性体部を含む吸収体本体が着脱可能に
なっている。
と両脚部を含み、使い捨て部分である結束具を含む吸収
体本体を着脱自在にしている例である。図3の場合には
常時着用部がデュラブルな場合と使い捨ての場合が考え
られる。
別仕様の下着を用意する実施態様であり、(a)はガー
ドル状の常時着用部に使い捨ての吸収体本体を着脱自在
にする例である。吸収体本体はその結束機能として、マ
ジックテープ片を両端やサイド部に備えている。
きる十分な開口部を有する特別のパンティまたはショー
ツを常時着用部として着用して、その開口部を被覆する
ように、尿、便の吸収能を有する吸収体本体を着脱可能
に組み合わせる例を示したものである。(b)は開口部
がそのまま存在している場合、(c)はその開口部のほ
ぼ前半分の尿の排出に関与する相当部が10〜20メッ
シュのポリエチレン、ポリプロピレン、またはPETな
どの疎水性繊維のフィラメントネットが取り付けられて
いる例である。(d)はその開口部全域に上記フィラメ
ントネットが取り付けられている例である。このフィラ
メントネットは尿、場合によっては大部分の便もネット
を透過させ、吸収体に移行させ、皮膚への排出物の付着
を防止し、いわば表面シートの役割も果たす。このた
め、構成素材は汚れが付き難い防止加工やシリコン、テ
フロンなどによる撥水加工を施し、いわゆるステインフ
リー(防汚効果)を有するものが望ましい。
成 本発明は水崩壊性高吸水性複合体に関するものであり、
吸水性樹脂を主体とする「吸収成分(A成分)」と、そ
れを坦持する「支持体成分(B成分)」と、吸水性樹脂
相互及び支持体とを結合する「結合成分(C成分)」と
を含んで構成される。
成分(A成分)」を(7)に、「支持体成分(B成
分)」を(8)に、「結合成分(C成分)」を(9)に
詳しく説明する。
(A成分) 本発明の水崩壊性高吸水性複合体の吸収成分(A成分)
は、「吸水性樹脂」、あるいは「吸水性樹脂」の表面の
少なくとも一部を「ミクロフィブリル状セルロース」に
より被覆した複合体を含んで構成される。
(9)の「結合成分」と共通なので、その詳細について
は(9)にて説明する。また、吸水性樹脂は(7−1)
に、生分解性を有する吸水性樹脂を(7−2)に説明す
る。
ロフィブリル状セルロースにより表面の少なくとも一部
を被覆した構造であり、薄型の機能を発現できる重要な
要因の一つである。
性樹脂としては、特に限定されないが、例えば、架橋ポ
リアクリル酸部分中和物(特開昭55−84304号公
報、米国特許4625001号公報)、澱粉−アクリロ
ニトリル共重合体の部分加水分解物(特開昭46−43
995号公報)、澱粉−アクリル酸グラフト共重合体
(特開昭51−125468号公報)、酢酸ビニル−ア
クリル酸エステル共重合体の加水分解物(特開昭52−
14689号公報)、2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸とアクリル酸の共重合架橋物(欧州
特許0068189号公報)、カチオン性モノマーの架
橋体(米国特許第4906717号公報)、架橋イソブ
チレン−無水マレイン酸共重合体(米国特許第4389
513号公報)などが挙げられる。
構わない。
的とする体液の種類、量により大きくかわり、使用用途
によっても変わってくる。一般的には、シート1m2あ
たり1.0〜500gが好ましく、1〜200gが特に
好ましい。
定形破砕状、球状、粒状、顆粒状、造粒状、リン片状、
塊状、パール状、微粉末状、繊維状、棒状、フィルム
状、シート状等種々のものが使用でき、用途によって好
ましい形状を採用できる。また、繊維状基材や多孔質状
や発泡体あるいは造粒物であってもよい。
されないが、使用用途によって変わってくる。例えば、
紙オムツ用の場合は、速い吸収速度とゲルブロッキング
が起こらないことが望まれるので、平均粒子直径として
は70〜1000μmが好ましく、100〜500μm
がより好ましい。
脂は、吸水能に優れていることが必要である。特に、非
荷重下での吸水量が大きく、荷重下での吸水量が大き
く、荷重下での保水力が大きく、吸水速度が速いもので
ある必要がある。
できなければならないが、本発明では、体液の標準とし
て生理食塩水を用いて、吸水性樹脂の吸水能を表わす。
る吸水性樹脂は、以下の吸水能を有するものが好まし
い。 (1) 生理食塩水の平衡膨潤吸収量が乾燥ポリマー単
位重量当たり、20〜200倍である吸水能、(2)
生理食塩水を1分間吸収させた吸収量が乾燥ポリマー単
位重量当たり、10〜150倍である吸水能、(3)
103kPa(20g/cm2)の荷重下での生理食塩
水の吸水量が乾燥ポリマー単位重量当たり、5〜150
倍である吸水能、及び、(4) 生理食塩水を飽和吸収
したゲルに3000Gの遠心力を10分間負荷した後に
保持できる保水量が、乾燥ポリマー単位重量当たり、5
〜150倍である吸水能、の何れかの吸水能の少なくと
も一つを有するものである。
らに好ましい。 (1) 生理食塩水の平衡膨潤吸収量が乾燥ポリマー単
位重量当たり、30〜200倍である吸水能、(2)
生理食塩水を1分間吸収させた吸収量が乾燥ポリマー単
位重量当たり、20〜150倍である吸水能、(3)
103kPa(20g/cm2)の荷重下での生理食塩
水の吸水量が乾燥ポリマー単位重量当たり、5〜150
倍である吸水能、及び、(4) 生理食塩水を飽和吸収
したゲルに3000Gの遠心力を10分間負荷した後に
保持できる保水量が、乾燥ポリマー単位重量当たり、5
〜150倍である吸水能、の何れかの吸水能の少なくと
も一つを有するものである。
ものが好ましいが、実際に吸水性樹脂を製造できる範囲
において、以上の数字範囲が好ましい形態となる。
に上限を設けるが、本発明の衛生材料として、それ以上
の性能を有する樹脂を使用できないわけではない。
リマーが注目されており、これを吸水性樹脂として使用
することも提案されている。
を有する吸水性樹脂としては、例えばポリエチレンオキ
シド架橋体(特開平6−157795号公報等)、ポリ
ビニルアルコール架橋体、カルボキシメチルセルロース
架橋体(米国特許第4650716号公報)、アルギン
酸架橋体、澱粉架橋体、ポリアミノ酸架橋体などが知ら
れている。
脂は生分解性を有するために地球環境にやさしく、生体
内に吸収されても酵素作用により消化吸収され、しかも
生体内での抗原性を示さず、分解生成物も毒性がないこ
とが明らかにされているので、人に対してもやさしい素
材である。
リアミノ酸の一部を架橋したものが使用できる。本発明
に使用されるポリアミノ酸の基本骨格は、アミノ酸が脱
水縮合したポリペプチドから成る。アミノ酸成分の具体
例としては、例えば、20種類の必須アミノ酸、L−オ
ルニチン、一連のα−アミノ酸、β−アラニン、γ−ア
ミノ酪酸、中性アミノ酸、酸性アミノ酸、酸性アミノ酸
のω−エステル、塩基性アミノ酸、塩基性アミノ酸のN
置換体、アスパラギン酸−L−フェニルアラニン2量体
(アスパルテーム)等のアミノ酸及びアミノ酸誘導体、
L−システイン酸等のアミノスルホン酸等を挙げること
ができる。α−アミノ酸は、光学活性体(L体、D体)
であっても、ラセミ体であってもよい。
む共重合体であってもよい。共重合体の単量体成分の例
としては、アミノカルボン酸、アミノスルホン酸、アミ
ノホスホン酸、ヒドロキシカルボン酸、メルカプトカル
ボン酸、メルカプトスルホン酸、メルカプトホスホン酸
等が挙げられる。
チオール、多価カルボン酸、多価スルホン酸、多価ホス
ホン酸、多価ヒドラジン化合物、多価カルバモイル化合
物、多価スルホンアミド化合物、多価ホスホンアミド化
合物、多価エポキシ化合物、多価イソシアナート化合
物、多価イソチオシアナート化合物、多価アジリジン化
合物、多価カーバメイト化合物、多価カルバミン酸化合
物、多価オキサゾリン化合物、多価反応性不飽和結合化
合物、多価金属等が挙げられる。
マーであっても、ランダム・コポリマーであっても構わ
ない。また、グラフト・コポリマーであっても構わな
い。
マーである、ポリアスパラギン酸、ポリグルタミン酸、
ポリリジンを基本骨格とした方が好ましく、高い吸水性
を有するポリアスパラギン酸及びグルタミン酸を基本骨
格とした場合が好ましく、さらに工業的生産に適したポ
リアスパラギン酸が特に好ましい。
ノ酸の側鎖構造については、置換基がないポリアミノ酸
残基であっても、ポリアミノ酸残基が誘導されたペンダ
ント基を含むものであっても構わない。ポリアスパラギ
ン酸の場合、単純にイミド環を開環した構造でカルボキ
シル基を持つ基であるが、他の置換基を導入しても構わ
ない。
カルボキシル基を持つ基、リジン等のアミノ酸残基、カ
ルボキシル基を有するペンダント基、スルホン酸基を有
するペンダント基等がある。ここで、カルボキシル基、
スルホン酸基の場合は、塩となっていても構わない。カ
ルボキシル基の対イオンとしては、アルカリ金属塩、ア
ンモニウム塩、アミン塩等がある。
シル基、もしくは側鎖基は、ポリマー主鎖のアミド結合
に対して、アスパラギン酸残基の場合は、α位に置換さ
れていても、β位に置換されていても構わず、グルタミ
ン酸残基の場合は、α位に置換されていても、γ位に置
換されていても構わない。
その共重合体の場合は、アスパラギン酸もしくは共重合
体単量体のアミノ基等と、アスパラギン酸のα位のカル
ボキシル基と結合した場合がα結合であり、アスパラギ
ン酸のβ位のカルボキシル基と結合した場合がβ結合で
ある。
合は特に限定されず、その結合様式は特に限定されな
い。α結合のみであっても、β結合のみであっても、混
在していても構わない。
分の結合部分は特に限定されない。酸性ポリアミノ酸の
場合、アミド結合、エステル結合、チオエステル結合で
ある。またカルボキシル基の場合は、水素原子が結合し
た形でも、塩を構成しても構わない。カルボキシル基の
対イオンとしては、アルカリ金属塩、アンモニウム塩、
アミン塩等がある。
である。本発明の基本骨格と架橋部分の結合部分は特に
限定されない。酸性ポリアミノ酸の場合、アミド結合、
エステル結合、チオエステル結合である。これらの架橋
部分及び側鎖部分は、無置換でも、置換していてもよ
い。
岐していてもしていなくてもよいアルキル基、炭素原子
数3〜8のシクロアルキル基、アラルキル基、置換して
いてもよいフェニル基、置換していてもしていなくても
よいナフチル基、炭素原子数1〜18の分岐していても
よいアルコキシ基、アラルキルオキシ基、フェニルチオ
基、炭素原子数1〜18の分岐していてもよいアルキル
チオ基、炭素原子数1〜18の分岐していてもしていな
くてもよいアルキルアミノ基、炭素原子数1〜18の分
岐していてもしていなくてもよいジアルキルアミノ基、
炭素原子数1〜18の分岐していてもしていなくてもよ
いトリアルキルアンモニウム基、水酸基、アミノ基、メ
ルカプト基、スルホニル基、スルホン酸基、ホスホン酸
基及びこれらの塩、アルコキシカルボニル基、アルキル
カルボニルオキシ基等が挙げられる。
橋部、側鎖部は、特に限定されない。吸収コアに含まれ
る吸水性樹脂として十分な吸水能を発揮できるものであ
れば、製造法によらず、いずれの樹脂も使用することが
できる。
によらず、様々な方法で製造された樹脂を使用すること
ができる。例えば、ポリコハク酸イミドを多価アミンに
よりその一部を架橋し、残りのイミド環をアルカリ等で
加水分解する方法、アスパラギン酸、ポリアスパラギン
酸とリジン等を混合し、重合しながら架橋する方法、ポ
リアスパラギン酸と多価アミンを混合し、高温において
脱水縮合する方法、ポリアスパラギン酸を多価グリシジ
ル化合物と反応させる方法、ポリアスパラギン酸の水溶
液にγ線を照射する方法等が挙げられる。これらの方法
で製造された樹脂は、吸収コアに含まれる吸水性樹脂と
して十分な吸水能を発揮できるものであれば、製造法に
よらず、いずれの樹脂も使用することができる。
併用して用いても構わない。さらに必要に応じて吸収体
物品の生分解性を損ねない範囲で、生分解性を有しない
吸水性樹脂を併用しても構わない。
分(B成分) 支持体成分(B成分)には、木材パルプ繊維からなるテ
ィッシュ状マットであるもの、木材パルプ繊維を主成分
として構成され、かつ、繊維長25mm以下の繊維を混
合シート化したもの、繊維長25mm以下のレーヨン、
コットン、およびリヨセルからなる群から選ばれたセル
ロース繊維を主成分として構成され、かつ、ポリビニル
アルコールまたはその部分架橋物からなる結合剤を含む
もの、および繊維長25mm以下のレーヨン、コット
ン、リヨセルからなる群から選ばれたセルロース繊維を
主成分として構成され、かつ、カルボキシメチルセルロ
ースのアルカリ土類金属塩からなる結合剤を含むものな
どがある。
(C成分) 本発明に係る複合体において、ミクロフィブリル状セル
ロースは、第一に、水分に対して安定であると同時に、
第二に、吸水性樹脂の吸収性を阻害しないような結合材
として働き、吸水性樹脂を主成分とした2次構造化を果
たしている。
の位置に拘束するネットワーク構造は、いわゆるミクロ
フィブリル状セルロースによって構成される。このミク
ロフィブリル状セルロースは、一般的には、平均直径が
2.0μm〜0.01μm、平均長が、0.01μm〜
0.1μmの極めて細い繊維状物であって、吸水性樹脂
が水を吸収したときに、その膨潤によって直ちに構造が
崩壊するのを防止することができる耐水性をもち、しか
も、水の浸透性、吸水性樹脂の膨潤性を阻害しないよう
な性質を有する。
ル状セルロースは、ソルベーション(束縛水)として水
と結合する、極めて強固な水和性を有するということで
あり、この水和性により、含水媒体中に分散されると水
和して、大きな粘性を示し、安定に分散状態を保持する
性質を示す。なお、本発明において、「ミクロフィブリ
ル状セルロース」という用語は、強い水和性を示す繊維
状物を総称するもとのして使用され、場合によっては平
均直径が2.0μmを超えるものも使用可能であり、ま
た、いわゆるミクロフィブリル状セルロースとミクロフ
ィブリル状セルロースとの混合体であってもよい。
ルロース(S−MFC)濃度と、その粘度との関係を示
す一例である。図5から、低濃度でも高い粘度特性をも
っていることがわかる。また、このミクロフィブリル状
セルロースの分散液は構造粘性を示し、シェアをかける
ことによって流動配向を示し、粘度が下がるが、シェア
を下げるとともに復元する。従って、このミクロフィブ
リル状セルロースの分散媒体中に粒子状吸水性樹脂を添
加分散すると、低シェアの分散状態では、ミクロフィブ
リル状セルロースのネットワーク構造の中に吸水性樹脂
が安定に取り込まれて、高濃度の吸水性樹脂を安定に分
散することができる。また、ポンプ等で搬送する場合に
は、粘度が下がって輸送しやすくなり、シート成形後、
分散媒体が除去され乾燥状態に至ると、ミクロフィブリ
ル状セルロース相互が自己接合してプラスター状になっ
て架橋ポリアミノ酸粒子を安定に結合、固定することが
できる。
ロースの分散媒体中に吸水性樹脂を分散すると、高濃度
の吸水性樹脂を安定に分散することができ、分散媒体が
除去される過程では、強固に自己接合してプラスター状
になって、ネットワーク構造を形成し、吸水性樹脂を包
み込んで機械的に包囲すると同時に、ミクロフィブリル
状セルロース相互がイオン的な水素結合効果により結合
し、架橋ポリアミノ酸粒子を確実に保持する。
ル状セルロースは、セルロースあるいはセルロース誘導
体をミクロフィブリル化処理することにより得られる。
例えば、木材パルプを磨砕および高度叩解することによ
り、図6に示すような過程を経て得られる。このミクロ
フィブリル状セルロースは、MFC(ミクロフィブリレ
イテッドセルロース)と呼ばれ、よりミクロフィブリル
化の進んだものは、S−MFC(スーパーミクロフィブ
リレイテッドセルロース)と呼ばれる。
は、微生物の代謝によって得ることもできる。一般的に
は、酢酸菌ザイリナム(Acetobactor Xy
linum)等の、いわゆる酢酸菌を適当な炭素源を含
む培地で撹拌培養して粗ミクロフィブリル状セルロース
を生成させ、次いで精製することにより得られる。この
ミクロフィブリル状セルロースは、BC(バクテリアセ
ルロース)と呼ばれる。
ニア溶液、アミンオキサイド溶液、セルロースザンテー
ト水溶液、あるいはジアセチルセルロースのアセトン溶
液等を剪断応力下で凝固させて得られる、いわゆるフィ
ブリル状の物質をさらに離解して得られるミクロフィブ
リル状の物質もまた使用することが可能である。
が、セルロース又はセルロース誘導体であることが好ま
しく、さらには、パルプを磨砕及び/又は叩解して得ら
れたもの、あるいは、微生物代謝により得られたものが
好ましい。
詳細については、特公昭48−6641号公報、特公昭
50−38720号公報等に記載され、また商品名「セ
ルクリーム」(旭化成(株)製)、商品名「セリッシ
ュ」(ダイセル化学工業(株)製)等として市販されて
いるが、とくに本発明に適するものは、保水率が250
%以上のS−MFCおよびBCである。
成 本発明における複合体は、一重の構造のみならず、多重
の構造をとることもできる。特に吸収成分を重ねた構造
をとったり、吸水性樹脂の濃度勾配を持たせることによ
り、吸収能力を強化することができる。
効率よく体液等を吸収できる構造であれば、構造体の上
層、中層、下層の何れであっても構わない。その分布の
状態も特に限定されず、対象とする液体の量と注入部分
に応じて、効率よく分布するのが好ましい。効率化する
ためには、予め複合体の分布を偏在させることもでき
る。また、吸水性樹脂は、その性能が十分に発揮できる
ように分散して分布させることもできる。
紙、拡散紙を使用することができる。吸収紙、拡散紙に
ついても、限定されないが、通常、セルロースを主体と
した紙が好ましい。また、拡散を効率化するためにパル
プと混合しても構わない。
機能発現を妨げない範囲において、必要により、食塩、
コロイダルシリカ、ホワイトカーボン、超微粒子状シリ
カ、酸化チタン粉末等の無機化合物、キレート剤等の有
機化合物、さらに酸化剤、酸化防止剤、還元剤、紫外線
吸収剤、抗菌剤、殺菌剤、防カビ剤、肥料、香料、消臭
剤、顔料等を添加しても構わない。これらの添加剤が含
有される場所は、吸収体層、支持体層のいずれであって
も構わない。また、必要に応じて、消臭、脱臭機能を有
する材を含有しても構わない。また、菌の繁殖を抑える
抗菌材を含有することもできる。
ィンワックス等の疎水性化合物を塗布する方法や、予め
アルキルリン酸エステルのような親水性化合物を塗布
し、周縁部における尿等の滲みによる漏れを防止しても
構わない。
方法 本発明の水崩壊性高吸水性複合体の製造方法は特に限定
されないが、その好適な方法を例示する。以下に2つの
方法を例示する。
ル状セルロース、及び、水及び/又は水混和性有機溶媒
を含んでなる懸濁液を支持体層にキャストし、乾燥する
方法 前記方法は、吸水性樹脂の膨潤を抑制し、かつミクロフ
ィブリル状セルロースあるいはセルロース誘導体(以
下、ミクロフィブリル状セルロースで代表する)から得
られる水和性を有するミクロフィブリル状セルロースを
水和分散できる、水混和性のある有機溶媒と水との混合
溶媒からなる分散媒体中に、前記吸水性樹脂および前記
ミクロフィブリル状セルロースを分散させ、得られた分
散液から前記吸水性樹脂および前記ミクロフィブリル状
セルロースを前記混合溶媒から分離し、ついで脱溶媒し
たのち乾燥させる方法である。
ルロース、及び、水及び/又は水混和性有機溶媒を含ん
でなる懸濁液は、乾燥し溶媒を除去すると吸水性樹脂を
被覆し結合するので、被覆結合材と呼ぶ。
高吸水性複合体の製造に当たり、ミクロフィブリル状セ
ルロースの分散媒体中での吸水性樹脂の分散挙動および
脱溶媒後のミクロフィブリル状セルロースの挙動を巧み
に利用している。すなわち本発明の吸水性樹脂は、ミク
ロフィブリル状セルロースが安定に水和分散する、水混
和性のある有機溶媒と水との混合溶媒からなる分散媒体
中に、前記吸水性樹脂および前記ミクロフィブリル状セ
ルロースを分散させ、得られた分散液から前記吸水性樹
脂および前記ミクロフィブリル状セルロースを前記混合
溶媒から分離し、ついで脱溶媒したのち乾燥させること
によって得ることができる。この結果として、吸水性樹
脂が90%以上含有するような典型的なパルプレスの水
崩壊性高吸水性複合体を得ることができる。
散液を調製するためには、比較的高濃度のミクロフィブ
リル状セルロースの分散液を調製してこれを母液とす
る。この母液としては、高濃度になるほど製造装置はコ
ンパクトになるが、一方、高粘度になるために取り扱い
が難しくなるので、10%以下、好ましくは1%〜5%
の分散液が用いられる。このミクロフィブリル状セルロ
ース母液を有機溶媒と水との混合溶媒に加えて、所定の
ミクロフィブリル状セルロース濃度とそれに伴う粘度を
持ったミクロフィブリル状セルロース分散液を調製す
る。吸水性樹脂の混合添加手段としては、上述のミクロ
フィブリル状セルロース分散液の中に粒状吸水性樹脂を
分散させる方法が一般的である。
性のあるもので吸水性樹脂をあまり膨潤させないもので
あれば使用可能で、例えば、メチルアルコール、エチル
アルコール、イソプロピルアルコール、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ジオキサン、アセトン、
テトラヒドロフラン、グリセリン、ネオペンチルグリコ
ール、ペンタエリスリトール、ジメチルスルホキサイド
等から挙げられる。
全性の高いものが好ましい。例えば、炭素原子数1〜6
のアルコール、グリコール、エーテル、ケトンが好まし
い。
クロフィブリル状セルロースおよび吸水性樹脂を分散さ
せることにより、ミクロフィブリル状セルロースのネッ
トワーク構造が形成されて吸水性樹脂を組み込み、安定
分散状態を確保し、その後に混合溶媒が除去されたとき
は、ミクロフィブリル状セルロースの持つ物理的な絡合
構造と、ミクロフィブリル状セルロース同士の安定な水
素結合の形成により、3次元的な構造が形成されるもの
と推定される。
リル状セルロースのネットワーク構造化を可能にし、か
つ吸水性樹脂の吸水をできるだけ抑制する範囲に設定さ
れる。有機溶媒としてメチルアルコール、エチルアルコ
ールおよびアセトンを用いた場合について、各有機溶媒
の濃度と吸水性樹脂の吸水比との関係を測定した結果を
図7のグラフに示す。図7から、エチルアルコールおよ
びアセトンの場合には、その濃度が50%以下になると
吸水性樹脂の吸水比が急激に増加していることが分か
る。メチルアルコールの場合には、60%以下になると
吸水性樹脂中の吸水比が急上昇するので、有機溶媒が多
い方が扱いやすい。一方、ミクロフィブリル状セルロー
スを水和させて、安定分散させるためには、混合溶媒中
の水の含有量は多い方が有利である。したがって有機溶
媒/水の混合比は、40/60〜90/10の範囲が適
当である。なおこの比率は、使用される有機溶媒と、用
いる吸水性樹脂の性質により多少変化する。場合によっ
ては安定領域を広くするために3成分溶媒系を採用する
場合もある。例えば、PGA/エタノール/水の三溶媒
系である。
ィブリル状セルロースとの共存分散状態における、吸水
性樹脂とミクロフィブリル状セルロースの各分散濃度
と、吸水性樹脂とミクロフィブリル状セルロースの濃度
比についてより詳しく説明する。吸水性樹脂の濃度は、
系の搬送方法によっても異なるが、取り扱いの容易さか
ら、60%以下、好ましくは5%〜50%の範囲から選
択される。ミクロフィブリル状セルロース濃度は吸水性
樹脂の結合力と分散安定性に影響される。良好な分散安
定性を保つためには0.2%以上が必要であり、好まし
くは0.3%〜1.0%である。
ロースを含有する混合溶媒は、前述のように良好な分散
安定性を示し、長時間静置した後にも、相分離を起こし
難い。実験の結果によれば、ミクロフィブリル状セルロ
ース濃度が高くなるにしたがって分散安定性が良好にな
り、0.3%では1時間経過するまで相分離は起こら
ず、0.5%では65時間後にも相分離は認められなか
った。この良好な分散安定性は、塗布時の操作を容易に
するばかりでなく、吸水性樹脂をミクロフィブリル状セ
ルロースが万遍なく包囲して安定に分散できることを実
証するものであり、この形状が、本発明の複合体の優れ
た吸水性の基幹をなすものであると推測される。
ルロースの割合(MFC/吸水性樹脂×100(%))
は、その値が大きくなると強度が上がるが、紙状になっ
て固くなるので、20%以下が望ましい。また0.3%
以下では十分な結合力が得にくい。この結合力の評価
は、表面強度の測定法に用いられるセロファンテープ法
を援用して行うことができ、その結果から、より好適な
範囲は0.5%〜5%である。
ス共存分散系に対して、その他成分の添加の可否につい
て説明する。本発明において、重量なポイントの一つ
は、如何に吸水性樹脂を高濃度の状態で取り扱うかにあ
る。ミクロフィブリル状セルロースと吸水性樹脂の結合
効率を考えると、吸水性樹脂とミクロフィブリル状セル
ロースの2成分系で望ましいが、系の粘度安定性をさら
に高めるための増粘剤としてのCMC等の添加や、過乾
燥による硬化を防ぐため可塑剤としてのポリエチレング
リコールやグリセリンの添加も場合によっては必要にな
る。また、上記分散系の中に木材パルプスラリーや合成
繊維の分散スラリーを添加することも可能であるが、こ
れらの添加は分散の安定性を阻害し、ミクロフィブリル
状セルロースと吸水性樹脂との結合効率も低下させるこ
とになるので、必要最小限度に留めるべきである。
ルロースおよび吸水性樹脂を分散させた分散液から複合
体を形成する方法について図面を参照して説明する。い
わゆるスラリー状の上記分散液から複合体を形成する方
法としては、例えば、図8の過程のごとく、スラリーか
ら溶媒を分離して得られるブロック状物を乾燥後、粉砕
して粒子状にすれば、吸水性樹脂の粒子表面がミクロフ
ィブリル状セルロースで被覆された、図9(a)に示す
ような球状の、あるいは図9(b)に示すようなフレー
ク状の粒状体が得られ、例えば、スラリーをネットで作
った型に注いで固液分離したのち乾燥すれば、用いた型
に応じてペレット状、棒状、筒状、波板状等の3次元構
造の形状賦形複合体が得られ、また連続的に薄膜を形成
し、乾燥すればシート状の複合体が得られる。このよう
にして得られた複合体は、水分含有によって可撓性を示
すようになるため、例えば、シート状の複合体をエアレ
イド法によって繊維類とともにマット状に成形し、これ
に湿分を与えてプレス、乾燥することにより、シート状
に再成形することも可能である。
シート状に成形する方法について詳しく説明する。前述
のようなミクロフィブリル状セルロースのネットワーク
構造は、その内部に吸水性樹脂を安定かつ強固に保持し
た状態を保ちながら、極めて薄い層に成形することを可
能にする。すなわち、ミクロフィブリル状セルロースお
よび吸水性樹脂を分散媒体に分散させた分散液を、適当
な平面上に流延し、ミクロフィブリル状セルロースおよ
び吸水性樹脂のみからなるシート状の水崩壊性高吸水性
複合体を形成することができる。この形態の水崩壊性高
吸水性複合体層10を図10(a)に示す。図10
(a)において、符号11はミクロフィブリル状セルロ
ース、12は吸水性樹脂をそれぞれ示す。なお実際に
は、70倍の顕微鏡写真からスケッチした図10(b)
に示すように、各吸水性樹脂は、ミクロフィブリル状セ
ルロースによって完全に包み込まれているとともに、隣
接する吸水性樹脂との間でミクロフィブリル状セルロー
スで絡合された、ミクロフィブリル状セルロースのネッ
トワーク構造に取り込まれている。
た場合には、分散液の乾燥後に、シート状支持体と水崩
壊性高吸水性複合体層とからなる水崩壊性高吸水性複合
体が得られる。とくにシート状支持体として多孔質な不
織布を使用した場合には、その多孔質度に応じて分散液
の一部が不織布の繊維間の空間に入り込み、分散液の乾
燥後に、図11(a)および顕微鏡写真からスケッチし
た図11(b)に示すように、シート状支持体13と水
崩壊性高吸水性複合体層10とが両者の接合面で絡み合
った構造の複合体となる。この不織布の好ましい多孔質
度は、見掛密度で示すと0.2g/cm3 以下、さらに
好ましくは0.01〜0.1g/cm3である。なお、
この場合の不織布の構成素材としては、液の浸透性、水
崩壊性の問題から、コットン、レーヨン、木材パルプ等
の親水性素材、比較的短繊維状の親水性化処理した素材
を用いることもできる。特にミクロフィブリル状セルロ
ースがS−MFC、BCの場合には、物理的な交絡に加
えて、水素結合性が極めて強いため、セルロース系の基
材を用いると、乾燥時にはさらに強く安定結合する。ま
た湿潤時には極めて良好な浸透性も示す。 (11−2)吸水性樹脂を支持体層に散布し、その上に
ミクロフィブリル状セルロース、及び、水及び/又は水
混和性有機溶媒を含んでなる懸濁液をキャストし、乾燥
する方法 本製造法において、ミクロフィブリル状セルロース、及
び、水及び/又は水混和性有機溶媒を含んでなる懸濁液
は、乾燥し溶媒を除去すると吸水性樹脂を被覆し結合す
るので、被覆結合材と呼ぶ。吸水性樹脂の散布方法とし
ては、バイブレーター付き滑り台、スクリュータイプフ
ィーダー、グリッドロール等による散布、或いは静電塗
装のような静電気を利用した方法等が挙げられる。シー
ト状支持体上に散布された吸水性樹脂の一部は、シート
状支持体生地の網目に絡んで固定されるが、大半の吸水
性樹脂は固定されない状態にある。この状態でも最終的
には被覆結合材によって固定されるため問題ない。しか
し、製造時、吸水性樹脂を固定した方が吸水性樹脂のこ
ぼれによるロスや、ズレによる吸水性樹脂の片寄りも少
なく、より望ましい。具体的には、吸水性樹脂の仮固定
方法としては、例えば、第1層のシート状支持体と高吸
水性樹脂粉末の間には樹脂粉末の動きを固定する性質を
有する結合材を塗布することにより達成される。つま
り、例えば、吸水性樹脂がシート状支持体に付着する程
度の少量の水を、シート状支持体上に部分的或いは全面
に吸水性樹脂がシート状支持体に一時的に固定できる。
本発明で用いる結合材は、水の代わりに、吸水性樹脂を
膨潤させないエチレングリコール、プロピレン、グリコ
ール等のアルコール類またはその水溶液を用いることも
できる。また、吸水性樹脂の固定強度を高めるためにミ
クロフィブリル状セルロースの被覆結合材の分散液を用
いることもできる。また、カルボキシメチルセルロー
ス、カラギーナン、ヒドロキシアルキルセルロース、ア
ルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、ポリエチ
レンオキサイド、ポリアクリル酸ナトリウム等の粘着性
水溶液、若しくはポリ酢酸ビニルエマルジョンのような
エマルジョン型接着剤を塗布すれば、吸水性樹脂をシー
ト状支持体にしっかりと固定することができる。但し、
上記接着剤は透水性を阻害する恐れがあるため、その使
用量は自ずと制限され、接着剤固形分換算で2.0g/
m 2 以下であることが望ましい。または当該接着性水溶
液にミクロフィブリル状セルロース、バクテリアセルロ
ース等を配合して用いれば、透水性を損なうことなく吸
水性樹脂の固定強度を更に高めることができる。被覆結
合材は、透水性を有しており、しかもシート状支持体を
折り曲げたり、伸縮しても、散布した吸水性樹脂の移動
や脱落が起きないようにしっかり固定する目的で用いら
れる。
リル状セルロースを主要成分とする被覆結合材は、ミク
ロフィブリル状セルロース同志の物理的な交絡に加え、
極めて強い水素結合で結着するため、ミクロフィブリル
状セルロースのネットワーク構造が形成される。つま
り、このネットワーク構造により個々の吸水性樹脂表面
のほぼ全域を当該ミクロフィブリル状セルロースで被覆
するのではなく、図23に示すように、当該ミクロフィ
ブリル状セルロースが吸水性樹脂の上表面を覆いかくす
ように塗布することにより、当該ミクロフィブリル状セ
ルロース層が形成され、吸水性樹脂群をシート状支持体
に固定することができる。また乾燥時には極めて薄いネ
ットワーク構造が弱まり、吸水性樹脂の膨潤を阻害せず
に極めて良好な透水性を有する。被覆結合層の形成方法
としては、ミクロフィブリル状セルロースの分散液を吸
水性樹脂の上面にスプレー散布、またはカーテン塗装す
る等の方法が挙げられる。同時に減圧装置を用い、吸水
性樹脂散布面と異なるシート状支持体面を吸引しながら
分散液を散布または塗装すると、分散液は吸水性樹脂表
面に止まらず吸水性樹脂間及びシート状支持体へも分散
され、吸水性樹脂のシート状支持体への固定が強固にな
る。
仮固定に用いた溶媒、ミクロフィブリル状セルロースの
分散液として用いた水または有機溶媒を乾燥等の方法で
除去することにより、シート中に吸水性樹脂が70重量
%以上含有するような典型的なパルプレス高吸水性シー
トを得ることができる。(吸水性樹脂/(吸水性樹脂+
被覆結合材)は90重量%以上となる。特に水を用いた
場合には水量が少ないとはいえ、吸水性樹脂が吸水膨潤
するのでできるだけすばやく水を除去する必要があり、
5分間以内で乾燥することが望ましい。
シート状支持体を被覆結合層面に重ねて積層し、乾燥し
てもなんら差し支えない。
の近傍でスプレー散布した場合、吸水性樹脂と被覆結合
材との層形成が明瞭に峻別できず、それぞれが濃度勾配
を持った層となるが、そのような層形成であってもなん
ら差し支えない。
被覆結合層が全面に形成されたものでもよいし、ストラ
イプ状、或いは島状にパターン形成された形状のもので
もよく、その使用目的や使用形態に応じて形状を選択す
ればよい。特に本発明の方法によれば、従来の方法、例
えば、特開平11−034200号公報(特願平9−1
92159号)に記載の製法と比較して、パターン状に
成形するのは極めて容易である。
吸水性シートは、例えば、図24のように、移動するシ
ート状支持体の上面に、吸水性樹脂の仮固定用の溶液を
ストライプ状に塗布した後、多数の散布口をシートの移
動方向に対して直角に配列してある吸水性樹脂散布装置
より散布することによって製造することができる。島状
の高吸水性シートは、吸水性樹脂の仮固定用の溶液を島
状に塗布した後、上記の散布装置によって吸水性樹脂
を、次いで被覆結合材を間欠的に散布することによって
製造することができる。
ス共存分散系に対して、その他の成分の添加の可否につ
いて説明する。本発明において、重量なポイントの一つ
は、如何に吸水性樹脂を高濃度の状態で取り扱うかにあ
る。ミクロフィブリル状セルロースと吸水性樹脂の結合
効率を考えると、吸水性樹脂とミクロフィブリル状セル
ロースの2成分系で望ましいが、より系の粘度安定性を
さらに高めるための増粘剤としてのCMC等の添加や、
過乾燥による硬化を防ぐため可塑剤としてのポリエチレ
ングリコールやグリセリンの添加も場合によっては必要
になる。また、上記分散系の中に木材パルプスラリーや
合成繊維の分散スラリーを添加することも可能である
が、これらの添加は分散の安定性を阻害し、ミクロフィ
ブリル状セルロースの吸水性樹脂の結合効率も低下させ
ることになるので、必要最小限度に留めるべきである。
ルロースを分散させた分散液から複合体組成物を形成す
る方法について図面を参照して説明する。いわゆるスラ
リー状の上記分散液から水崩壊性高吸水性複合体を形成
する方法としては、例えば、図8の過程のごとく、スラ
リーから溶媒を分離して得られるブロック状物を乾燥
後、粉砕して粒子状にすれば、吸水性樹脂の表面がミク
ロフィブリル状セルロースで被覆された、図9(a)に
示すような球状の、あるいは図9(b)に示すようなフ
レーク状の粒状体が得られ、スラリーを例えばネットで
作った型に注いで固液分離したのち乾燥すれば、用いた
型に応じてペレット状、棒状、筒状、波板状等の3次元
構造の形状賦形複合体が得られ、また連続的に薄膜を形
成し、乾燥すればシート状複合体が得られる。このよう
にして得られた複合体組成物は、水分含有によって可撓
性を示すようになるため、シート状の複合体を例えばエ
アレイド法によって繊維類とともにマット状に成形し、
これに湿分を与えてプレス、乾燥することにより、シー
ト状に再成形することも可能である。
接シートを成形する方法について詳しく説明する。前述
のようなミクロフィブリル状セルロースのネットワーク
構造は、その内部に吸水性樹脂を安定かつ強固に保持し
た状態を保ちながら、極めて薄い層に成形することを可
能にする。すなわち、ミクロフィブリル状セルロースを
分散媒体に分散させた分散液を流延し、ミクロフィブリ
ル状セルロースおよび吸水性樹脂のみからなるシート状
の水崩壊性高吸水性複合体を形成することができる。こ
の形態の水崩壊性高吸水性複合体層10を図10(a)
に示す。図10(a)において、符号11はミクロフィ
ブリル状セルロース、12は吸水性樹脂をそれぞれ示
す。なお実際には、70倍の顕微鏡写真からスケッチし
た図10(b)に示すように、各吸水性樹脂粒子は、微
細なミクロフィブリル状セルロースによって完全に包み
込まれているとともに、隣接する吸水性樹脂粒子との間
でミクロフィブリル状セルロースで絡合された、ミクロ
フィブリル状セルロースのネットワーク構造に取り込ま
れている。
た場合には、分散液の乾燥後に、シート状支持体と水崩
壊性高吸水性複合体層とからなる水崩壊性高吸水性複合
体が得られる。とくにシート状支持体として多孔質な不
織布を使用した場合には、その多孔質度に応じて分散液
の一部が不織布の繊維間の空間に入り込み、分散液の乾
燥後に、図11(a)および顕微鏡写真からスケッチし
た図11(b)に示すように、シート状支持体13と水
崩壊性高吸水性複合体層10とが両者の接合面で絡み合
った構造の複合体となる。この場合の不織布の好ましく
は多孔質度は、見掛比重で示すと0.2g/cm3 以
下、さらに好ましくは0.01〜0.1g/cm3 であ
る。なお、この場合の不織布の構成素材としては、液の
浸透性の問題からコットン、レーヨン、木材パルプ等の
親水性素材、あるいはポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエステル等の合成繊維を親水性化処理した素材を用
いることが望ましい。特にミクロフィブリル状セルロー
スがS−MFC、BCの場合には、物理的な交絡に加え
て、水素結合性が極めて強いため、セルロース系の基材
を用いると、乾燥時にはさらに強く安定結合する。また
湿潤時には極めて良好な浸透性も示す。支持体となる不
織布の形状としては、多孔質なカード乾式、スパンボン
ド等の不織布類に加えて、表面起毛不織布、ポンディン
グの弱いカードウエブ、あるいは開繊トウなどのシート
状素材も使用可能である。
た構造において、シート状支持体13と対向して、水崩
壊性高吸水性複合体層10に接するように別のシート材
料を接合することもできる。この別のシート材料とし
て、液不透過性のシート材料を使用すれば、図12の複
合体は、単独で、表面シート、吸収体および裏面シート
からなる吸収体製品の機能を持たせることもできる。
持体の全表面にわたって水崩壊性高吸水性複合体層を設
けることもできるが、所望のパターンで部分的に設ける
こともできる。例えば、図13に示すように、シート状
支持体14の一方の表面のみに、所定の幅の帯状の形態
で複数の水崩壊性高吸水性複合体層10を所定間隔で設
け、隣接する水崩壊性高吸水性複合体層10の間で山折
りと谷折りに折り畳んだ、断面ジグザグ状とすることが
できる。このような構成の複合シートは、平坦なものと
比較して、単位面積当たりに存在する水崩壊性高吸水性
複合体層10の容積が大きくなるので、より大きい吸収
能力を発揮する。あるいは図14に示すように、ジグザ
グ状の山を一方向に大きく倒した場合には、単位面積当
たりに存在する水崩壊性高吸水性複合体層10の容積を
さらに大きくすることができる。また図15に示すよう
に、平坦な中央部を挟んでその両側に、互いに反対方向
に傾斜した山部を設けることもできる。
樹脂が吸収体製品として使用される際に吸収による膨潤
を容易に行わせるための、自由で充分なスペースを提供
することにもなる。
壊性高吸水性複合体の一例を示す部分斜視図である。こ
の水崩壊性高吸水性複合体は、弾性体からなるシート状
支持体13の一方の表面に、所定の間隔で相互に平行に
延びる帯状に、水崩壊性高吸水性複合体層10を配置
し、その上に波形の液体透過性不織布14を配置して、
この液体不透過性不織布14の各谷部において、液体不
透過性不織布14とシート状支持体13とを結合部5に
おいて結合した構造を有し、したがって各水崩壊性高吸
水性複合体層10は、シート状支持体13と液体不透過
性不織布14との間に形成されたチャンネル16内に収
容されている。
は、例えば生理用ナプキンあるいはオムツのような吸収
体製品において、水崩壊性高吸水性複合体層10の長さ
方向と直行する方向に大きい伸縮性をもち、かつ優れた
吸水性をもつ複合体として有利に使用することができ
る。この場合、液体不透過性不織布14が身体に接する
側として使用され、液体は、まず液体不透過性不織布1
4により吸収、拡散され、ついで水崩壊性高吸水性複合
体層10に吸収される。吸水量が増大するにしたがって
水崩壊性高吸水性複合体層10の体積が膨張するが、こ
れはシート状支持体13と液体不透過性不織布14との
間に形成されたチャンネル16内に位置しているので、
自由な膨張が許容される。
体の応用例を示す。図17において、符号21で示す液
体不透過性シートは、液体を透過させず、適度な柔軟性
を有するもので、この液体不透過性シート21に、高吸
水性複合シート材料22が重ね合わされている。そして
この両者は、所定の間隔で配置された互いに平行に線状
もしくは帯状に延びる多数の結合部23において相互に
結合されている。結合部23は、液体不透過性シート2
1と高吸水性複合シート材料22とを、所定の幅で通常
の手段、例えばヒートシール、高周波接合等で熱融着す
ることにより形成されている。
において、高吸水性複合シート材料22の長さは、液体
不透過性シート21の長さよりも長く、したがって各結
合部23,23間では、高吸水性複合シート材料22の
たるみにより、液体不透過性シート21との間にチャン
ネル24が形成されている。
あるいはP.E.のようなポリオレフィン系のスパンボ
ンドあるいは乾式不織布のようなシート状支持体13の
一方の表面に水崩壊性高吸水性複合体層10を支持させ
て得られる図11に示した構造のもので、この水崩壊性
高吸水性複合体層10が液体不透過性シート21と対面
する側に置かれている。
多量の液体を吸収した状態でも、安定してシート状の形
態を維持する自己保形性にきわめて優れている。つぎ
に、本発明の水崩壊性高吸水性複合体を製造するのに適
した装置について図面を参照して説明する。
を貯留するタンク、32はミクロフィブリル状セルロー
ス母液を貯留するタンク、33はアセトンを貯留するタ
ンク、34はSAPを貯留するタンクをそれぞれ示す。
タンク32から取出されたミクロフィブリル状セルロー
ス水分散母液は、撹拌器を備えた混合器35に導入さ
れ、タンク31から取出された水で混合器35内で希釈
されたのち、ポンプの作用で、つぎの撹拌器を備えた混
合器36に導入される。この混合器36には、タンク3
3から取出されたアセトンが導入されており、この混合
物が、ポンプの作用で、つぎの撹拌器を備えた混合器3
7に導入される。混合器37には、タンク34から粒状
SAPが導入されており、ここでミクロフィブリル状セ
ルロース、有機溶媒、水およびSAPの混合分散液が形
成される。
体13は、ロール38から巻き出されたのち、成形部4
0に導かれる。この成形部40は、ベルトコンベア41
と、このベルトコンベアのベルト上に位置するノズル4
2を備え、このノズル42に、前記の混合器37から混
合溶媒がポンプの作用で供給されるようになっている。
シート状支持体13は、ベルトコンベア41に導かれて
所定の速度で走行する間に、その表面上にノズル42か
らの混合分散液が塗布される。ノズル42としては、シ
ート状支持体13上に設けられるべき水崩壊性高吸水性
複合体層のパターンに応じて適当な形状のものが設けら
れる。
なるロールプレス43が設けられており、混合溶媒が塗
布されたシート状支持体13をプレスすることにより、
混合溶媒に含有されている溶媒をスクイーズし、分離さ
れた溶媒は、ポンプの作用で混合器36に戻される。
のち、次の乾燥部50に送られる。この乾燥部50には
熱風が供給され、1対の多孔ロール51,52を備え、
シート状支持体13およびこれに塗布された混合溶媒
は、この多孔ロール51,21の周面に沿って搬送され
る間に乾燥される。
ロール61,62からなる圧縮部60で圧縮され、シー
ト状支持体13上に水崩壊性高吸水性複合体層が設けら
れた製品が得られる。図19は、図18に示した工程
に、アセチルセルロースからミクロフィブリル状セルロ
ースを製造する工程を組み合わせたものである。この工
程においては、タンク31aにアセテートドープ、タン
ク32aに凝固液、タンク33aにアセトンがそれぞれ
収容され、タンク31a、32aから取出されたアセテ
ートドープおよび凝固液が、アスピレータ式等の適当な
フィブリル化装置39に送られ、ここでフィブリル化が
行われる。フィブリルは、混合器35aで開繊され、よ
り細かいミクロフィブリル状となってスラリー化された
のち、混合器36aで、タンク33aからのアセトンと
混合され、ついで次段のタンク(図示せず)でSAPと
混合される。以下の工程は、図18に示した工程と同様
である。
て、シート状支持体13に混合分散液を塗布する別の装
置の例を図20に示す。図20において、符号44は、
混合分散液を収容する上面解放の槽を示し、この槽44
内に、周面の一部が混合分散液中に浸漬された状態で、
水平な軸を中心として回転可能な浸漬ロール45が配置
されている。また1対のロール46および47が、それ
ぞれ浸漬ロール45と平行な軸を中心として回転可能に
設けられている。一方のロール46は、浸漬ロール45
の周面に圧接されているとともに、例えば図21に示す
ように、多数のリング状の溝46aを周面に有してお
り、平坦な表面をもつ他方のロール47との間のニップ
に、混合分散液を塗布すべきシート状支持体13が通過
するようになされている。
その中を移動する浸漬ロール45の周面に自身の粘性で
付着し、ついで溝付きのロール46を介してシート状支
持体13に転写される。したがってシート状支持体13
の表面には、図22に示すように、相互に平行な多数の
帯状に混合分散液層48が形成されることになる。なお
ロール46に形成される凹凸のパターンは任意に設定す
ることができ、このパターンに対応したパターンでシー
ト状支持体13に混合分散液を塗布することが可能であ
る。
徴、性能についても概略説明しておく。
態では極めて薄くコンパクトな構造を持ち、吸水性樹脂
が強固に固定、安定化されているため、たとえ折り曲げ
や伸縮が働いても、吸水性樹脂が移動することはなく、
吸水性樹脂の脱落、構造の破壊も起こりにくい。
上のパルプレス構造にもかかわらず、ミクロフィブリル
状セルロースの親水性とその物性形態の故に、吸収速度
が早くしかもブロッキングを起こさない。
クによりゆるやかに膨潤ポリマーを把持し、脱落を防
ぐ。
発明の吸収体は過剰の水に接した場合、静置状態では安
定であるが、シェアをかけると直ちに離解する性質があ
るので、フラッシャブルな商品設計に適している。また
ミクロフィブリル状セルロースはセルラーゼ活性が極め
て高く、土中埋設により短期間で構造がバラバラにな
る。
説明するが、本発明は実施例のみに限定されるものでは
ない。以下の実施例及び比較例において「部」とは「重
量部」を意味する。
(2)水崩壊性高吸水性複合体の吸水能の測定、(3)
水崩壊性高吸水性複合体の水洗トイレへの廃棄の測定、
について行なった。
衡膨潤吸水量について行った。
用いて測定した。すなわち、樹脂約0.1部を不織布製
のティーバッグ(80mm×50mm)に入れ、過剰の
対応する溶液中に浸して該樹脂を1時間膨潤させた後、
ティーバッグを引き上げて1分間水切りを行った後、多
量のティッシュペーパーに余分な水を吸収させた後、膨
潤した樹脂を含むティーバッグの重量を測定した。同様
な操作をティーバッグのみで行った場合をブランクとし
て、膨潤した樹脂を含むティーバッグの重量からブラン
クの重量と樹脂の重量を減じた値を、樹脂の重量で除し
た値を吸水量(g/樹脂1g)とした。なお、生理食塩
水は0.9重量%塩化ナトリウム水溶液である。
の測定 水崩壊性高吸水性複合体の吸水能は、生理食塩水と人工
尿を対象とし、飽和吸水量、吸水速度、荷重下吸水量、
ウェットバックについて行った。
水速度の測定 水崩壊性高吸水性複合体の吸水速度の測定は、被吸収液
20mlを吸収する吸収速度を測定した。
和吸水量の測定 水崩壊性高吸水性複合体の飽和吸水量の測定は、ウォー
ターディマンド法により吸水させ、1時間後の吸水量を
測定した。
重下吸水量の測定 水崩壊性高吸水性複合体の荷重下吸水量の測定は、10
3kPa(20g/cm2)の荷重下、ウォーターディ
マンド法により吸水させ、1時間後の吸水量を測定し
た。
ェットバックの測定 水崩壊性高吸水性複合体のウェットバックの測定は、ウ
ォーターディマンド法により吸水させ、飽和吸収したも
のに、111kPa(1ton/m2)の荷重をかけた
ときの逆戻りした液を多量のティッシュペーパーに吸わ
せて、その重量を測定した。
イレへの廃棄の測定 水崩壊性高吸水性複合体の水洗トイレへの廃棄の測定
は、水崩壊性高吸水性複合体の水分散性、パイプ通過
性、水中での生分解性について測定した。
分散性の測定 水崩壊性高吸水性複合体の分散性の試験は、次の通りに
て行なった。
測定 デシケーター中にて1日以上乾燥して恒量となった3個
の水崩壊性高吸水性複合体を裁断し、その0.1gを1
Lビーカーへ入れ、そこに500mlの水を注ぎ、20
0mg/lの濃度に調整した。このビーカーを振動機に
セットし、それぞれ50、100、150rpmの速度
にて、5時間、混合物を攪拌した。攪拌後、目の開き5
mmのメッシュ No.4のふるいを通して炉別し、残
渣を105〜110℃にて2時間乾燥した。デシケータ
ー中にて冷却後、重量を測定して分散率を測定した。分
散率(%)は、(W0−W1)×100/W0にて表わ
される。(ここでW0−は裁断した元の重量、W1はふ
るいの上の残渣) (3−1−2) 水崩壊性高吸水性複合体の水中におけ
る崩壊性の測定 水崩壊性高吸水性複合体の水中における崩壊性は、図2
5及び図26に示した擬似洗浄槽にて測定した。図25
が空気攪拌によるもので、図26が機械攪拌によるもの
で、どちらもエアレーション・タンクであり、試験は、
表3の条件にて行なった。まず、試験サンプルを試験槽
へ装入し、原形を留めないようになるまでか、20分間
になるまで、3分ごとに写真撮影を行ない、評価した。
測定 水崩壊性高吸水性複合体のパイプ通過性は、JIS A
5207−1976C316、C416、C317及び
C417の水洗トイレ便器と、T120のロー・タンク
からなる擬似水洗トイレを用いて行なった。すなわち、
図27に記載した擬似トイレを作製し、試験した。本擬
似トイレは、便器から洗浄槽への配水管を透明なアクリ
ル樹脂にて作製しているため、水崩壊性高吸水性複合体
がパイプ中を通過するのが確認でき、また、配水管は洗
浄槽への装入部の直前にて取り外しできるので、テスト
・サンプルを取り出すことができる構造となっている。
試験は、次の方法で行なった。まず、便器に3個の水崩
壊性高吸水性複合体を置き、8〜12Lの水をロー・タ
ンクから流し、配水管を通るかどうかを試験した。さら
に同様な操作を50回繰り返し、閉塞(詰まり)の可能
性と他の条件を確認した。
中における生分解性の測定 水崩壊性高吸水性複合体の水中における生分解性は、培
養液中の、微生物を分解して得られた細菌性セルロース
を用いて測定した。まず、培養液(デュボス液:NaN
O3 0.5g、KCl 0.5g、K2HPO4
1.0g、Fe2(SO4)3・7H2O 少量、Mg
SO4・7H2O 0.5g、ろ紙 5.0g、蒸留水
1000ml、pH7.5)を調整し、これを用いて
試験管中にて試験した。なお、これらは、オートクレー
ブ中120℃にて10分間攪拌させ溶解させた。
整は、上記培養液10mlを直径16〜18mmの試験
管に入れ、土壌あるいはコンポスト等の希釈液1mlを
加え、培養し、10mm×40mmのろ紙を用いて分解
能を確認した。
養は、ろ紙の状態を観察することで確認した。単離され
た微生物を分解して得られたセルロースの必要量は、前
もって上記の培養液中にて培養しておく。
上乾燥して恒量となった水崩壊性高吸水性複合体と標準
セルロース繊維を裁断し、それぞれ0.5gを,上記溶
液100mlを含む、300mlフラスコへ入れ、そこ
に500mlの水を注ぎ、2週間の間、時々内容物を振
りながら、培養した。
い流し、直径1μmの細孔を持つ直径47mmのグラス
・フィルター上に吸引濾過し、105〜110℃にて2
時間乾燥後、デシケーター内で乾燥し、重量を測定し
た。分解度は[(Wk0−Wk1)/W0][WS1(W
0/(Ws0−WS1)]にて表した(水崩壊性高吸水
性複合体とセルロース繊維の初期重量をそれぞれ、Wk
0、Ws0とし、水崩壊性高吸水性複合体とセルロース
繊維の培養後の残存重量をそれぞれ、Wk1、WS1と
した。)また、両方の培養後の試料は顕微鏡写真を撮影
し、評価した。
テル・2塩酸塩7.2部とリジン・1塩酸塩22.6部
を蒸留水40部に溶解し、苛性ソーダ7.8部を少しず
つ加えて中和し、リジン水溶液を調整した。一方、窒素
気流下、分子量9.6万のポリコハク酸イミド100部
を400部のDMFに溶解し、リジン水溶液を加え、室
温で1時間攪拌後、撹拌を止め、20時間反応した。反
応物を刃付き攪拌翼がついたミキサーに移送し、蒸留水
400部とメタノール400部を加え、8000rpm
において5分間ゲルを粉砕し、さらに27重量%苛性ソ
ーダ水溶液129.7部を2時間かけて滴下した。滴下
後、さらに2時間攪拌後、7重量%塩酸水を用いてpH
=7になるまで中和した。中和後さらにメタノール30
0部を加え、沈殿物を60℃で乾燥すると、吸水性ポリ
マー143部が得られた。さらにサンプルミルを用いて
粉砕し、100〜500μmに分級した。
ろ、平衡膨潤吸収量は58倍であり、生理食塩水に対す
る吸水速度は1分間において27倍であり、加重下での
吸水量は23であり、保水量は28倍であった。
のを用いて複合体を作製した。
アミン3.0部を、DMF40部に溶解し、苛性ソーダ
7.8部を少しずつ加えて中和し、リジン水溶液を調製
した。一方、窒素気流下、重量平均分子量15.3万の
ポリコハク酸イミド100部を、DMF400部に溶解
し、この溶液にリジン水溶液を加え、室温で1時間攪拌
後、撹拌を止め、20時間反応させ、架橋ポリコハク酸
イミドのゲルを得た。この架橋ポリコハク酸イミドのゲ
ルを、刃付攪拌翼を具備したミキサーに移送し、蒸留水
400部とメタノール400部を加え、8000rpm
において5分間ゲルを粉砕した。
範囲内に保ちつつ、この中に、27重量%苛性ソーダ水
溶液129.7部を2時間かけて滴下した。滴下終了
後、さらに2時間攪拌し、その後7重量%塩酸水を加え
てpH7となるように中和した。中和終了後、さらにメ
タノール300部を加え、沈殿物を60℃で乾燥し、吸
水性ポリマーである架橋ポリアスパラギン酸系樹脂12
5部を得た。
ろ、平衡膨潤吸収量は64倍であり、生理食塩水に対す
る吸水速度は1分間において28倍であり、加重下での
吸水量は28であり、保水量は35倍であった。
のを用いて水崩壊性高吸水性複合体を作製した。
交換水にミキサーを用いて約2時間撹拌溶解して、固形
分濃度1.2%の母液を調製する。
分散液の調製 所定量の母液をとり、それにエチルアルコール、イオン
交換水を加えて、0.02%〜0.80%のBC分散液
を調製した。 2.ミクロフィブリル状セルロース/吸水性樹脂共存分
散液の調製 0.02%〜0.8%のBC分散液50ccに実施例1
にて製造した吸水性樹脂を5g添加してBC/吸水性樹
脂分散液を調製した。この分散液はBC濃度が低い場合
には吸水性樹脂の沈殿を生ずるが、濃度が高くなると安
定化する。系の条件を合わせるために撹拌子で撹拌しつ
つ、系の安定を維持した。 3.水崩壊性高吸水性複合体の形成 上記分散液を減圧装置に連結されたブッフナー漏斗(内
径11cm)に濾紙、基材不織布(二村化学製TCF4
03、見掛密度0.07g/cm3)を重ね、その基材
不織布上に20ccの粘稠な分散液を素早く注ぎ、減圧
により脱溶媒したのち、熱風乾燥させて水崩壊性高吸水
性複合体とした。 4.水崩壊性高吸水性複合体の吸水量、保水量の評価 上記複合体について、充分な量の生理食塩水に30分間
浸漬後、JIS K−7223に準じて吸水量、保水量
を測定し、その値を吸水性樹脂含有量に換算したとこ
ろ、表4のような結果が得られた。
た塗布装置を備えた、図18に示す製造装置を用いて、
水崩壊性高吸水性複合体を製造した。使用材料は下記の
とおりである。 (1)ミクロフィブリル状セルロース:S−MFC(特
種製紙製) (2)吸水性樹脂:化合物製造実施例1にて製造したも
の (3)混合溶媒 :メタノール/水系 (4)塗工成分組成 : 成分 重量構成比 S−MFC 0.4 架橋ポリアミノ酸 30.0 メタノール 48.8 水 20.8 (5)シート状支持体 シート状支持体としては下記の構成をもった2層構成の
ウェブを高圧水流を用いて積層して得られた、目付40
g/m2、目掛密度0.06g/cm3の不織布を用い
た。
させながら、その上層表面上に上記(4)の成分の混合
分散液を巾5mmの間隔をおきながら約10mm巾で連
続塗工した。その後、ロールで圧縮して溶媒を除去した
後、熱風乾燥した。得られたシート状の水崩壊性高吸水
性複合体は下記のような特性を持っていた。
保水量を JIS K−7223に基づいて測定した。
その結果、架橋ポリアミノ酸1g当たり40.2gの保
水量を示し、Blankとほぼ同等な数値を示した。
実施例2にて製造した複合体を用いて水洗トイレへの廃
棄の試験を行った。
率は90%と良好であり、目視による観察では、原形は
もったく保持されていなかった。擬似洗浄槽を用いた崩
壊性試験の結果、空気攪拌、機械攪拌ともに20分以内
に原形を留めなくなっていた。パイプ通過性試験の結
果、50回の試験中、すべて閉塞を起こさず流れた。水
中における生分解性試験の結果、分解度は45%と良好
であった。
架橋カルボキシメチルセルロースについて、吸水能を測
定したところ、平衡膨潤吸収量は36倍であり、生理食
塩水に対する吸水速度は1分間において12倍であり、
加重下での吸水量は12倍であり、保水量は15倍であ
った。
吸水性樹脂を用いないで吸収体を製造し、その吸収能に
ついて測定を行った。生理食塩水に対しては、吸水速度
は0.45ml/sec・cm2 であり、リウェット量
は0.074g/cm2 であった。人口尿に対しては、
吸水速度は0.55ml/sec・cm2 であり、飽和
吸水量は24g/cm2 であり、加重下吸水量は18g
/cm2 であり、リウェット量は0.072g/cm2
であった。 [比較例1]水崩壊性高吸水性複合体製造比較例1にて
製造した複合体を用いて水洗トイレへの廃棄の試験を行
った。水分散性については、振動試験による分散率は2
0%と低く、目視による観察でも、一部を除いて原形を
留めていた。擬似洗浄槽を用いた崩壊性試験の結果、空
気攪拌、機械攪拌ともに、60分後にても原形を留めて
いた。
高吸水性複合体は、水膨潤性固状体を種々の形態、例え
ば、粉末状、粒子状、ペレット状、シート状もしくは任
意の形状の三次元構造物等の形態に成形することが可能
であり、その取扱い性を向上させるとともに、利用の範
囲を拡大する。また特に、大量生産により容易に安価に
入手できる粒子状の架橋ポリアミノ酸を利用し、これを
ミクロフィブリル状セルロースのネットワーク構造で安
定に保持した場合には、粒子状のままで使用することは
もちろん、任意の形態の吸収体を容易に構成することが
可能になる。とくにシート状に構成した場合には、きわ
めて大きい吸水容量を有しながら、その厚さを薄くする
ことができ、幼児用および成人用オムツ、生理用ナプキ
ン等の吸収体製品全体の厚さを極限まで減少させること
ができる。また、本発明の水崩壊性高吸水性複合体を別
のシート状支持体に支持させた場合には、優れた吸収性
を有する複合体として広範な用途に利用可能である。
用例を示す図
と粘度の関係を示す図
スを得る過程を示す説明図
を示すグラフ
する過程を示す図
態を示す断面図で、(a)は粒子状のもの、(b)はフ
レーク状のものを示す図
示し、(a)は縦断面図、(b)はその顕微鏡写真をス
ケッチして作成した図
示し、(a)は縦断面図、(b)はその顕微鏡写真をス
ケッチして作成した図
縦断面図
縦断面図
縦断面図
縦断面図
部分斜視図
縦断面図
程のフロー図
布装置の縦断面図
平面図
が塗布されたシート状支持体の横断面図
斜視図
図
Claims (28)
- 【請求項1】 吸水性樹脂を主体とする吸収成分(A成
分)と、前記吸収成分(A成分)を坦持する支持体成分
(B成分)とおよび、前記吸水性樹脂相互及び前記吸水
性樹脂と前記支持体成分とを結合する結合成分(C成
分)とからなる高吸水性複合体であって、前記吸収成分
(A成分)と、前記支持体成分(B成分)とおよび、前
記結合成分(C成分)とが、各々、水分散性を有するこ
とを特徴とする水崩壊性高吸水性複合体。 - 【請求項2】 前記吸収成分(A成分)が生分解性架橋
ポリアミノ酸粒子からなることを特徴とする請求項1に
記載の水崩壊性高吸水性複合体。 - 【請求項3】 前記支持体成分(B成分)が木材パルプ
繊維からなるティッシュ状マットであることを特徴とす
る請求項1に記載の水崩壊性高吸水性複合体。 - 【請求項4】 前記支持体成分(B成分)が木材パルプ
繊維を主成分として構成され、かつ、繊維長25mm以
下の繊維を混合シート化したものであることを特徴とす
る請求項1に記載の水崩壊性高吸水性複合体。 - 【請求項5】 前記支持体成分(B成分)が繊維長25
mm以下のレーヨン、コットン、およびリヨセルからな
る群から選ばれたセルロース繊維を主成分として構成さ
れ、かつ、ポリビニルアルコールまたはその部分架橋物
からなる結合剤を含むことを特徴とする請求項1に記載
の水崩壊性高吸水性複合体。 - 【請求項6】 前記支持体成分(B成分)が繊維長25
mm以下のレーヨン、コットン、リヨセルからなる群か
ら選ばれたセルロース繊維を主成分として構成され、か
つ、カルボキシメチルセルロースのアルカリ土類金属塩
からなる結合剤を含むことを特徴とする請求項1に記載
の水崩壊性高吸水性複合体。 - 【請求項7】 前記結合成分(C成分)が250%以上
の保水率を有するミクロフィブリル状セルロースからな
ることを特徴とする請求項1に記載の水崩壊性高吸水性
複合体。 - 【請求項8】 前記結合成分(C成分)が木材パルプを
高度に離解して得られるミクロフィビリル状セルロース
からなることを特徴とする請求項1に記載の水崩壊性高
吸水性複合体。 - 【請求項9】 前記結合成分(C成分)がバクテリアセ
ルロース(BC)からなることを特徴とする請求項1に
記載の水崩壊性高吸水性複合体。 - 【請求項10】 液透過性の表面シートと、吸液・液保
持性を有する吸収体とおよび、液不透過性の裏面シート
とからなる吸収体物品において、前記吸収体が請求項1
に記載の水崩壊性高吸水性複合体からなることを特徴と
する吸収体物品。 - 【請求項11】 前記表面シートが水崩壊性シートから
なることを特徴とする請求項10に記載の吸収体物品。 - 【請求項12】 前記裏面シートが水崩壊性シートから
なることを特徴とする請求項10に記載の吸収体物品。 - 【請求項13】 前記吸収成分(A成分)と、前記支持
体成分(B成分)とおよび、前記結合成分(C成分)と
が生分解性を有することを特徴とする請求項10〜12
のいずれかに記載の吸収体物品。 - 【請求項14】 前記表面シートと前記吸収体とが共に
生分解性を有することを特徴とする請求項10〜13の
いずれかに記載の吸収体物品。 - 【請求項15】 前記表面シートと、前記吸収体とおよ
び、前記裏面シートが共に生分解性を有することを特徴
とする請求項10〜14のいずれかに記載の吸収体物
品。 - 【請求項16】 前記表面シートが木材パルプ繊維を主
成分として構成され、かつ、繊維長25mm以下の繊維
を混合シート化したものであることを特徴とする請求項
10〜15のいずれかに記載の吸収体物品。 - 【請求項17】 前記表面シートが繊維長25mm以下
のレーヨン、コットン、およびリヨセルからなる群から
選ばれたセルロース繊維を主成分として構成され、か
つ、ポリビニルアルコールまたはその部分架橋物からな
る結合剤を含むことを特徴とする請求項10〜15のい
ずれかに記載の吸収体物品。 - 【請求項18】 前記表面シートが繊維長25mm以下
のレーヨン、コットン、およびリヨセルからなる群から
選ばれたセルロース繊維を主成分として構成され、か
つ、カルボキシメチルセルロースのアルカリ土類金属塩
からなる結合剤を含むことを特徴とする請求項10〜1
5のいずれかに記載の吸収体物品。 - 【請求項19】 前記裏面シートがポリビニルアルコー
ルフィルムと木材パルプ繊維からなるティッシュ状マッ
トの接合体からなることを特徴とする請求項10〜15
のいずれかに記載の吸収体物品。 - 【請求項20】 前記裏面シートがポリビニルアルコー
ルフィルムと木材パルプ繊維とを主成分として構成さ
れ、かつ、繊維長25mm以下の繊維を混合成形したシ
ートが接合されたものであることを特徴とする請求項1
0〜15のいずれかに記載の吸収体物品。 - 【請求項21】 前記裏面シートがポリビニルアルコー
ルフィルムと繊維長25mm以下のレーヨン、コット
ン、およびリヨセルからなる群から選ばれたセルロース
繊維とを主成分として構成され、かつ、ポリビニルアル
コールまたはその部分架橋物からなる結合剤によって成
形されたシートが接合されたものであることを特徴とす
る請求項10〜15のいずれかに記載の吸収体物品。 - 【請求項22】 前記裏面シートがポリビニルアルコー
ルフィルムと繊維長25mm以下のレーヨン、コット
ン、およびリヨセルからなる群から選ばれたセルロース
繊維と主成分として構成され、かつ、カルボキシメチル
セルロースのアルカリ土類金属塩を結合剤によって成形
されたシートが接合されたものであることを特徴とする
請求項10〜15のいずれかに記載の吸収体物品。 - 【請求項23】 前記吸収体が取り外し可能に配置され
ることを特徴とする請求項10〜15のいずれかに記載
の吸収体物品。 - 【請求項24】 前記吸収体と前記表面シートとが取り
外し可能に配置されることを特徴とする請求項10〜1
5のいずれかに記載の吸収体物品。 - 【請求項25】 液透過性の表面シートと吸液・液保持
性を有する吸収体と液不透過性の裏面シートからなる吸
収体本体と、前記吸収体本体と少なくとも一部分で接合
され、着用時に着用者の腹部から腰周りを囲んで吸収体
部を前記着用者に着用せしめた着用状態をもたらし、そ
の状態を維持する外装部材とからなる吸収体物品におい
て、前記表面シート、前記吸収体及び前記裏面シートは
一体として取り外し可能に配されることを特徴とする請
求項10〜15のいずれかに記載の吸収体物品。 - 【請求項26】 液透過性の表面シートと吸液・液保持
性を有する吸収体と液不透過性の裏面シートからなる吸
収体本体と、前記吸収体本体と少なくとも一部分で接合
され、着用時に着用者の腹部から腰周りを囲んで前記吸
収体本体を前記着用者に当てて保持する外装部材とから
なり、前記外装部材の前身頃と後身頃の相対する両側縁
部を接合してウエスト周り開口部と一対の脚周り開口部
を形成し、前記開口部にそって伸縮弾性部材が配置され
た吸収体物品において、前記吸収体本体は外部から取り
外し可能に配されることを特徴とする請求項23〜25
のいずれかに記載の吸収体物品。 - 【請求項27】 液透過性の表面シートと吸液・液保持
性を有する吸収体と液不透過性の裏面シートからなる使
い捨て吸収体本体とそれをホールドまたはカバーする耐
洗濯性を有するカバー部を組み合わせて用いる吸収体物
品において、前記吸収体の一部または全ては水崩壊性を
有することを特徴とする請求項23〜25のいずれかに
記載の吸収体物品。 - 【請求項28】 前記使い捨て吸収体本体と耐洗濯性の
あるカバー部を組み合わせて用いる吸収体物品におい
て、前記カバー部が常時着用状態を保ちながら、前記使
い捨て吸収体本体は外部から取り付け、取り外し可能に
配されることを特徴とする請求項27に記載の吸収体物
品。
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