JP2001280220A - 高圧燃料ポンプ - Google Patents
高圧燃料ポンプInfo
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- JP2001280220A JP2001280220A JP2000097826A JP2000097826A JP2001280220A JP 2001280220 A JP2001280220 A JP 2001280220A JP 2000097826 A JP2000097826 A JP 2000097826A JP 2000097826 A JP2000097826 A JP 2000097826A JP 2001280220 A JP2001280220 A JP 2001280220A
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- lip
- cylinder
- fuel pump
- pressure fuel
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】シールの良好な高圧燃料ポンプを得る。
【解決手段】プランジャ周面と加圧室側端とを連通する
燃料供給通路を設け、この通路を開閉する弁機構を設け
る。シール部材はプランジャ周面の燃料入口部より反加
圧室側において、プランジャとシリンダとの間に設置さ
れる。 【効果】シール部材の両側の圧力差が小さくなり、シー
ルが良好になると共に、シールの寿命が長くなる。
燃料供給通路を設け、この通路を開閉する弁機構を設け
る。シール部材はプランジャ周面の燃料入口部より反加
圧室側において、プランジャとシリンダとの間に設置さ
れる。 【効果】シール部材の両側の圧力差が小さくなり、シー
ルが良好になると共に、シールの寿命が長くなる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の燃料ポン
プに係わり、特に筒内に直接、噴射弁から燃料を噴射す
る筒内直接噴射型内燃機関用に好適な高圧燃料ポンプに
関する。
プに係わり、特に筒内に直接、噴射弁から燃料を噴射す
る筒内直接噴射型内燃機関用に好適な高圧燃料ポンプに
関する。
【0002】
【従来の技術】筒内直接燃料噴射型が検討されている。
筒内直接燃料噴射装置では、内燃機関では気筒内に直接
燃料を噴射するために、3MPa以上の高圧燃料を燃料
噴射弁に供給する必要がある。
筒内直接燃料噴射装置では、内燃機関では気筒内に直接
燃料を噴射するために、3MPa以上の高圧燃料を燃料
噴射弁に供給する必要がある。
【0003】この種の高圧側ポンプは往復動プランジャ
タイプで構成され、プランジャとシリンダボアとの間で
形成されるポンプ室へ導入される燃料の駆動側への燃料
漏れ防止のためにプランジャとシリンダとの間にシール
部材を設けている(米国特許第2519893号明細書参
照)。
タイプで構成され、プランジャとシリンダボアとの間で
形成されるポンプ室へ導入される燃料の駆動側への燃料
漏れ防止のためにプランジャとシリンダとの間にシール
部材を設けている(米国特許第2519893号明細書参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の構造では往復動
プランジャとシリンダとの間のシール部には片側に吸入
側通路の燃料圧力が他側にはポンプ室(加圧室内)の加
圧された燃料圧力が作用する。この為圧力差が大きすぎ
てシールが不充分になる問題があった。
プランジャとシリンダとの間のシール部には片側に吸入
側通路の燃料圧力が他側にはポンプ室(加圧室内)の加
圧された燃料圧力が作用する。この為圧力差が大きすぎ
てシールが不充分になる問題があった。
【0005】本発明の目的は、プランジャとシリンダの
間に設けるシール部材の両端に作用する燃料圧力の差圧
を小さくしてシール作用を良好にすることを目的とす
る。
間に設けるシール部材の両端に作用する燃料圧力の差圧
を小さくしてシール作用を良好にすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、プランジャ
周面とプランジャの加圧室側端とを連通する燃料供給通
路を設け、この通路をプランジャの往復動に応じて開閉
する弁機構を設け、前記プランジャ周面の燃料入口より
反加圧室側においてプランジャとシリンダとの間をシー
ルするシール部材を設けたことによって達成される。こ
の様に構成すればシール部の両側に作用する燃料圧力の
差圧が小さくできシールが良好になる。具体的にはシリ
ンダボア内を往復動するプランジャが、前記シリンダボ
アから長手方向に伸びたシリンダ側に往復動シールを挿
入し、かつシリンダへ往復動シール自体を圧入可能にす
るための金属環を形成する。前記往復動シールの燃料を
シールする側は高圧ポンプの吸入側通路と連通するため
にシリンダとプランジャ並びに往復動シールで形成され
る空間部に設け、他方はエンジンのオイル側とする。更
に往復動シールはプランジャとシリンダボア内で形成さ
れるポンプ室からはプランジャとシリンダボア径の径隙
間3から7μ確保するとともに、シール距離(プランジ
ャとシリンダボアとの勘合長さ)10mm以上確保した所
に設置する。こうすることで往復動シールによる燃料シ
ールが良好になると同時に、往復動シールからの燃料を
タンクに戻す必要が無くなり、燃料タンクへの配管が必
要無くなる。
周面とプランジャの加圧室側端とを連通する燃料供給通
路を設け、この通路をプランジャの往復動に応じて開閉
する弁機構を設け、前記プランジャ周面の燃料入口より
反加圧室側においてプランジャとシリンダとの間をシー
ルするシール部材を設けたことによって達成される。こ
の様に構成すればシール部の両側に作用する燃料圧力の
差圧が小さくできシールが良好になる。具体的にはシリ
ンダボア内を往復動するプランジャが、前記シリンダボ
アから長手方向に伸びたシリンダ側に往復動シールを挿
入し、かつシリンダへ往復動シール自体を圧入可能にす
るための金属環を形成する。前記往復動シールの燃料を
シールする側は高圧ポンプの吸入側通路と連通するため
にシリンダとプランジャ並びに往復動シールで形成され
る空間部に設け、他方はエンジンのオイル側とする。更
に往復動シールはプランジャとシリンダボア内で形成さ
れるポンプ室からはプランジャとシリンダボア径の径隙
間3から7μ確保するとともに、シール距離(プランジ
ャとシリンダボアとの勘合長さ)10mm以上確保した所
に設置する。こうすることで往復動シールによる燃料シ
ールが良好になると同時に、往復動シールからの燃料を
タンクに戻す必要が無くなり、燃料タンクへの配管が必
要無くなる。
【0007】更に好適には往復動シールヘ作用するポン
プ吸入圧力に対する耐力が必要になるため、往復動シー
ルの吸入圧力が作用する反対側にシールのリップを補強
する突起を設け、突起部をプランジャ外径に当ててシー
ルの変形を抑える支持部材を形成させる必要がある。往
復動シールで燃料とオイルの2液体をシールするタイプ
は各液をシールするために2つのリップから形成されて
いるが、前記突起はリップ間の中央より圧力の作用する
燃料側に形成する。また本往復動シールを前記シリンダ
に圧入する金属環は折り曲げられ、2つのリップ間に伸
びてシールリップ部の変形を防止している。しかし、燃
料中でのシール材であるゴム材は、燃料による膨潤が大
きく、前記金属環部に相当する部分に前記突起が来ると
膨潤による体積変化が大きくなり、プランジャへの面圧
が大きくなる傾向がある。このために前記突起部は金属
環部にかからない様に設ける必要がある。出来れば前記
突起は圧力の作用する燃料側に設けた方が圧力による支
持機能の点から有利である。
プ吸入圧力に対する耐力が必要になるため、往復動シー
ルの吸入圧力が作用する反対側にシールのリップを補強
する突起を設け、突起部をプランジャ外径に当ててシー
ルの変形を抑える支持部材を形成させる必要がある。往
復動シールで燃料とオイルの2液体をシールするタイプ
は各液をシールするために2つのリップから形成されて
いるが、前記突起はリップ間の中央より圧力の作用する
燃料側に形成する。また本往復動シールを前記シリンダ
に圧入する金属環は折り曲げられ、2つのリップ間に伸
びてシールリップ部の変形を防止している。しかし、燃
料中でのシール材であるゴム材は、燃料による膨潤が大
きく、前記金属環部に相当する部分に前記突起が来ると
膨潤による体積変化が大きくなり、プランジャへの面圧
が大きくなる傾向がある。このために前記突起部は金属
環部にかからない様に設ける必要がある。出来れば前記
突起は圧力の作用する燃料側に設けた方が圧力による支
持機能の点から有利である。
【0008】一方前記往復動シールの金属環の圧入部か
らの燃料漏れを防止するリップ部と同一材のシール部を
形成し、シリンダとの間で燃料をシールする。
らの燃料漏れを防止するリップ部と同一材のシール部を
形成し、シリンダとの間で燃料をシールする。
【0009】このようにすることで、上記問題も解決で
きる。
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】第1の実施例を、図1に示す。
【0011】エンジンのカム軸から伝達される駆動力を
伝えるカップリング1は、カップリング1に勘合したピ
ン3で連結されたシャフト5を有している。前記シャフ
ト5には半径方向に広がる斜めの平板を形成した斜板面
5aがある。前記斜板面5aにはスリッパ7が接触し、
前記シャフト5と一体となって回転する斜板面上を滑ら
かに摺動できる様に、前記スリッパ7の斜板面側は実質
的に平面となっている。前記スリッパ7のもう一方側は
球面形状になっており、プランジャ11の球面部11a
と球継ぎ手構成となっている。なお前記スリッパ7には
斜板面5aからの潤滑油を球面側の摺動部へ供給する中
央部の連通穴7aを設けている。斜板面から伝達される
揺動板運動をシリンダブロック9のシリンダボア9a内
を摺動するプランジャ11が往復動のみする様に構成し
ている。
伝えるカップリング1は、カップリング1に勘合したピ
ン3で連結されたシャフト5を有している。前記シャフ
ト5には半径方向に広がる斜めの平板を形成した斜板面
5aがある。前記斜板面5aにはスリッパ7が接触し、
前記シャフト5と一体となって回転する斜板面上を滑ら
かに摺動できる様に、前記スリッパ7の斜板面側は実質
的に平面となっている。前記スリッパ7のもう一方側は
球面形状になっており、プランジャ11の球面部11a
と球継ぎ手構成となっている。なお前記スリッパ7には
斜板面5aからの潤滑油を球面側の摺動部へ供給する中
央部の連通穴7aを設けている。斜板面から伝達される
揺動板運動をシリンダブロック9のシリンダボア9a内
を摺動するプランジャ11が往復動のみする様に構成し
ている。
【0012】シリンダブロック9内で、複数個のシリン
ダボア9aとプランジャ11との間でポンプ室13を形
成している。前記ポンプ室13へ燃料を供給するよう
に、前記シリンダブロック9の中央部に各プランジャへ
連通する吸入空間15を設けている。この空間15へ燃
料を導くため、軽量化を考慮し、しかも生産性の良いア
ルミダイカストでできたリアボディ17にポンプ外部の
燃料配管が取り付けられ、リアボディ17の内の吸入通
路19入り口には燃料内の異物進入を防止するフィルタ
21を固定している。低圧ポンプ100から送られた燃
料は前記吸入通路19を通り、リアボディ17の中央部
の吸入室23と、前記シリンダブロック9に設けた吸入
空間15とが繋がるようになっている。前記プランジャ
11内には、燃料を吸入するための吸入バルブがボール
25とスプリング27及びスプリングを支持するストッ
パ28で形成されている。このストッパ27はプランジ
ャ自身を前記スリッパと斜板に追従させる目的で挿入さ
れたプランジャスプリング30のスプリング力の支持に
も使われている。このように構成されたプランジャ吸入
バルブへの燃料供給は、前記シリンダブロック9の吸入
空間15からシリンダ側から斜めのA通路31を通り、
前記プランジャ9に設けたB連通路11bが前記A通路
31と往復動する間常に連通するようにシリンダブロッ
ク9に吸入空間33を形成し、行っている。
ダボア9aとプランジャ11との間でポンプ室13を形
成している。前記ポンプ室13へ燃料を供給するよう
に、前記シリンダブロック9の中央部に各プランジャへ
連通する吸入空間15を設けている。この空間15へ燃
料を導くため、軽量化を考慮し、しかも生産性の良いア
ルミダイカストでできたリアボディ17にポンプ外部の
燃料配管が取り付けられ、リアボディ17の内の吸入通
路19入り口には燃料内の異物進入を防止するフィルタ
21を固定している。低圧ポンプ100から送られた燃
料は前記吸入通路19を通り、リアボディ17の中央部
の吸入室23と、前記シリンダブロック9に設けた吸入
空間15とが繋がるようになっている。前記プランジャ
11内には、燃料を吸入するための吸入バルブがボール
25とスプリング27及びスプリングを支持するストッ
パ28で形成されている。このストッパ27はプランジ
ャ自身を前記スリッパと斜板に追従させる目的で挿入さ
れたプランジャスプリング30のスプリング力の支持に
も使われている。このように構成されたプランジャ吸入
バルブへの燃料供給は、前記シリンダブロック9の吸入
空間15からシリンダ側から斜めのA通路31を通り、
前記プランジャ9に設けたB連通路11bが前記A通路
31と往復動する間常に連通するようにシリンダブロッ
ク9に吸入空間33を形成し、行っている。
【0013】上記吸入行程間に前記プランジャ11内に
設けた前記ポンプ室13へ供給された燃料は、吐出行程
(ポンプ室13空間が小さくなる行程)に移ると、前記
シリンダブロック9に設けた、ボール35とスプリング
36とスプリング36を支持するスプリングストッパ3
7から構成された吐出バルブが、前記リアボディ17に
形成した吐出室内39が規定の圧力になった時点で開口
し燃料をポンプ室から送り出す構造になっている。ここ
で前記リアボディ17に設けた吸入室23と吐出室39
は、Oリング41で分割されると同時に、吸入室23を
吐出室39より中央側に設けて、ポンプ自身の通路構成
をコンパクトにしている。
設けた前記ポンプ室13へ供給された燃料は、吐出行程
(ポンプ室13空間が小さくなる行程)に移ると、前記
シリンダブロック9に設けた、ボール35とスプリング
36とスプリング36を支持するスプリングストッパ3
7から構成された吐出バルブが、前記リアボディ17に
形成した吐出室内39が規定の圧力になった時点で開口
し燃料をポンプ室から送り出す構造になっている。ここ
で前記リアボディ17に設けた吸入室23と吐出室39
は、Oリング41で分割されると同時に、吸入室23を
吐出室39より中央側に設けて、ポンプ自身の通路構成
をコンパクトにしている。
【0014】上述した中で、リアボディ17の吐出室内
の圧力は、吐出側に設けた、圧力調整弁(プレッシャレ
ギュレータ:P/Regと略)102で最適な圧力に制
御できる構造になっている。吐出圧力を制御する目的
は、吐出側の下流にあるインジェクタ104への付加圧
力を制御する為である。リアボディ17の吐出室39か
らP/Reg102へ連通された高圧側燃料は、P/R
egに設けたボールバルブを通って、吸入室へ連通する
通路Bを、リアボディ内に設けている。
の圧力は、吐出側に設けた、圧力調整弁(プレッシャレ
ギュレータ:P/Regと略)102で最適な圧力に制
御できる構造になっている。吐出圧力を制御する目的
は、吐出側の下流にあるインジェクタ104への付加圧
力を制御する為である。リアボディ17の吐出室39か
らP/Reg102へ連通された高圧側燃料は、P/R
egに設けたボールバルブを通って、吸入室へ連通する
通路Bを、リアボディ内に設けている。
【0015】このようにして前記ポンプ室13内の圧力
も燃料の吸入圧(一般的に0.2MPaから0.7MPa )
から吐出室39の圧力(一般的に3MPaから20MP
a)まで変化する。この吐出室39の圧力を確保し、か
つ規定の流量を吐き出すために、前記プランジャ11と
前記シリンダボア9の径隙間を3μ〜7μとし、プラン
ジャ11とシリンダボア9aのシール長は5mm以上確保
している。これらポンプ室13内の圧力による発生荷重
を支持しスムーズな回転を達成するために前記シャフト
5には、ラジアル軸受43、及びスラスト軸受45が嵌
合されその荷重をボディ47で支持する構造としてい
る。
も燃料の吸入圧(一般的に0.2MPaから0.7MPa )
から吐出室39の圧力(一般的に3MPaから20MP
a)まで変化する。この吐出室39の圧力を確保し、か
つ規定の流量を吐き出すために、前記プランジャ11と
前記シリンダボア9の径隙間を3μ〜7μとし、プラン
ジャ11とシリンダボア9aのシール長は5mm以上確保
している。これらポンプ室13内の圧力による発生荷重
を支持しスムーズな回転を達成するために前記シャフト
5には、ラジアル軸受43、及びスラスト軸受45が嵌
合されその荷重をボディ47で支持する構造としてい
る。
【0016】これら荷重を支持する部分、つまり前記ス
リッパと斜板面及び軸受部(駆動部と称す)は、回転に
よる相対速度と荷重を支持する部分であり、オイル潤滑
にすることで、摺動摩耗損失による駆動力の低減を防止
できる。駆動部へ潤滑油を供給する必要があるが、潤滑
油は、エンジン側の潤滑オイルを利用するため前記ボデ
ィ47にエンジン側オイル供給部と連結し、前記ボディ
47とシリンダブロック9との間に形成される斜板室5
0へオイル供給路52を設けている。前記オイル供給路
52には、エンジンからの供給油量を調節する絞り部5
2aを設けた。但し絞り部52aの穴径はエンジン側か
らの異物等による閉鎖が発生しない様に、Φ1mm以上の
穴にしている。
リッパと斜板面及び軸受部(駆動部と称す)は、回転に
よる相対速度と荷重を支持する部分であり、オイル潤滑
にすることで、摺動摩耗損失による駆動力の低減を防止
できる。駆動部へ潤滑油を供給する必要があるが、潤滑
油は、エンジン側の潤滑オイルを利用するため前記ボデ
ィ47にエンジン側オイル供給部と連結し、前記ボディ
47とシリンダブロック9との間に形成される斜板室5
0へオイル供給路52を設けている。前記オイル供給路
52には、エンジンからの供給油量を調節する絞り部5
2aを設けた。但し絞り部52aの穴径はエンジン側か
らの異物等による閉鎖が発生しない様に、Φ1mm以上の
穴にしている。
【0017】しかし、前記オイル供給路52のみであれ
ば、前記斜板室50にオイルで満たされると供給穴から
のオイル供給が止まってしまい、オイルが劣化し易い状
況になる。このため、斜板室50からエンジン側へのオ
イル戻し通路を供給路とは別に設ける、オイルの循環を
行う必要がある。
ば、前記斜板室50にオイルで満たされると供給穴から
のオイル供給が止まってしまい、オイルが劣化し易い状
況になる。このため、斜板室50からエンジン側へのオ
イル戻し通路を供給路とは別に設ける、オイルの循環を
行う必要がある。
【0018】本実施例は前記ラジアル軸受43のボール
間の隙間とラジアル軸受は片側オープンタイプを使用
し、シール部の隙間で戻り流量を絞っている。
間の隙間とラジアル軸受は片側オープンタイプを使用
し、シール部の隙間で戻り流量を絞っている。
【0019】更に、前記プランジャへの吸入空間33内
の燃料と前記斜板室50内のオイルの分離をプランジャ
とシリンダブロック間でするために、前記各プランジャ
9と各シリンダブロック9のスリッパ側端面側に、往復
動時に燃料とオイルをシールする往復動シール55を設
けている。
の燃料と前記斜板室50内のオイルの分離をプランジャ
とシリンダブロック間でするために、前記各プランジャ
9と各シリンダブロック9のスリッパ側端面側に、往復
動時に燃料とオイルをシールする往復動シール55を設
けている。
【0020】図2に往復動シールのシリンダブロック及
びプランジャ嵌合部の構造詳細図を示す。
びプランジャ嵌合部の構造詳細図を示す。
【0021】往復動シール55は、前述したように前記
シリンダブロック中央部から連通した吸入空間33とプ
ランジャ11間でシールを形成している。このために、
吸入圧燃料をシールする第1リップ57とオイルをシー
ルする第2リップ58及び、往復動シールをシリンダブ
ロックの嵌合穴9bへ圧入し固定するための金属環56
と前記金属環56とシリンダブロックの嵌合穴9bから
燃料が漏れるのを防止する、第3のリップ59を長手方
向に設け、往復動シールを圧入するシリンダブロックの
嵌合穴端面でシールする様構成されている。
シリンダブロック中央部から連通した吸入空間33とプ
ランジャ11間でシールを形成している。このために、
吸入圧燃料をシールする第1リップ57とオイルをシー
ルする第2リップ58及び、往復動シールをシリンダブ
ロックの嵌合穴9bへ圧入し固定するための金属環56
と前記金属環56とシリンダブロックの嵌合穴9bから
燃料が漏れるのを防止する、第3のリップ59を長手方
向に設け、往復動シールを圧入するシリンダブロックの
嵌合穴端面でシールする様構成されている。
【0022】前記第1リップ57は吸入圧力の燃料をシ
ールするため、本往復動シール55は、圧力による変形
防止する突起60を第1リップ57と第2リップ58の
間に設けている。更に往復動シール55の金属環56は
前記第1リップ57と第2リップ58の間の内径側に伸
びている。前記往復動シール55はゴム材から形成され
ており、燃料の膨潤による体積増加を引き起こす。この
ための前記金属環の内径部56′と内径側のゴム厚を含
めた内径とプランジャ外径部との隙間部62を設けない
と膨潤のために、この部分の面圧が高くなってしまう。
ールするため、本往復動シール55は、圧力による変形
防止する突起60を第1リップ57と第2リップ58の
間に設けている。更に往復動シール55の金属環56は
前記第1リップ57と第2リップ58の間の内径側に伸
びている。前記往復動シール55はゴム材から形成され
ており、燃料の膨潤による体積増加を引き起こす。この
ための前記金属環の内径部56′と内径側のゴム厚を含
めた内径とプランジャ外径部との隙間部62を設けない
と膨潤のために、この部分の面圧が高くなってしまう。
【0023】よって、前記突起60は金属環56′の真
下に設けずに、ずらした所(L0>0)に設けている。
更に、前記突起60は吸入側圧力での第1リップ部の変
形を少なくするために設けるために、第1リップ側(L
2>L1)に設けている。特に本実施例では第2リップ
から突起部までの距離L2を本ポンプのプランジャスト
ローク以上に設定している。
下に設けずに、ずらした所(L0>0)に設けている。
更に、前記突起60は吸入側圧力での第1リップ部の変
形を少なくするために設けるために、第1リップ側(L
2>L1)に設けている。特に本実施例では第2リップ
から突起部までの距離L2を本ポンプのプランジャスト
ローク以上に設定している。
【0024】更に、第2リップのスリッパ側はエンジン
の潤滑油が循環出来る様にオイルが貯えられた構造とな
っているため、貯えられたオイルにはすす等の異物が含
まれる。この異物が前記往復動シール55の燃料側リッ
プで有る第1リップ並びに前記突起部に入ると燃料の低
粘度特性のためと、燃圧の影響による面圧による耐摩耗
性が低下する。
の潤滑油が循環出来る様にオイルが貯えられた構造とな
っているため、貯えられたオイルにはすす等の異物が含
まれる。この異物が前記往復動シール55の燃料側リッ
プで有る第1リップ並びに前記突起部に入ると燃料の低
粘度特性のためと、燃圧の影響による面圧による耐摩耗
性が低下する。
【0025】このため、前記斜板室圧力P2は燃料側圧
力P1より低い値とし、オイル側異物が燃料へ進入しづ
らい構成としている。更に図3に示した様にオイルをシ
ールする第2リップの異物防止を性能を向上するため複
数のリップ58&58′から構成も考えられる。
力P1より低い値とし、オイル側異物が燃料へ進入しづ
らい構成としている。更に図3に示した様にオイルをシ
ールする第2リップの異物防止を性能を向上するため複
数のリップ58&58′から構成も考えられる。
【0026】上記のように、往復動部でオイルと燃料を
分離する構造にすることで、斜板室内をオイル潤滑にす
ることが可能になる。このようにオイルが常に斜板内に
貯留する構造とすることで、前記荷重を支持する軸受は
転がり軸受の採用が可能になった。特にスラスト軸受の
転がり軸受化ができ、駆動トルクの低減並びに摺動部の
信頼性が向上できる構造となっている。
分離する構造にすることで、斜板室内をオイル潤滑にす
ることが可能になる。このようにオイルが常に斜板内に
貯留する構造とすることで、前記荷重を支持する軸受は
転がり軸受の採用が可能になった。特にスラスト軸受の
転がり軸受化ができ、駆動トルクの低減並びに摺動部の
信頼性が向上できる構造となっている。
【0027】図4は、本発明の高圧ポンプを使用したと
きの燃料システム図を示した。往復動シール部を吸入圧
にすることで、図5に示した高圧ポンプと燃料タンクへ
のタンク圧維持のための連通路200形成が必要でなく
なり、車両のエンジン部に取り付けられた高圧ポンプか
ら燃料タンクへの長い戻し配管を必要としない燃料シス
テムを構成することが出来る。
きの燃料システム図を示した。往復動シール部を吸入圧
にすることで、図5に示した高圧ポンプと燃料タンクへ
のタンク圧維持のための連通路200形成が必要でなく
なり、車両のエンジン部に取り付けられた高圧ポンプか
ら燃料タンクへの長い戻し配管を必要としない燃料シス
テムを構成することが出来る。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば高圧燃料ポンプのシール
が良好となると共にシール部材の寿命を長くすることが
できるので信頼性の高い高燃料ポンプを得ることができ
る。
が良好となると共にシール部材の寿命を長くすることが
できるので信頼性の高い高燃料ポンプを得ることができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例の縦断面。
【図2】往復動シール部詳細図。
【図3】往復動シール部別案図。
【図4】本発明ポンプを使用した燃料システム図。
【図5】従来の燃料システム図。
1…カップリング、3…ピン、5…シャフト、5a…斜
板面、7…スリッパ、7a…スリッパ中央穴、9…シリ
ンダブロック、11…プランジャ、13…ポンプ室、1
5…吸入室、17…リアボディ、19…吸入通路、21
…フィルタ、25…吸入バルブ用ボール、27,36…
スプリング、28,37…ストッパ、30…プランジャ
スプリング、33…吸入空間、35…吐出バルブ用ボー
ル、39…吐出室、41…Oリング、43…ラジアル軸
受、45…スラスト軸受、47…ボディ、50…斜板
室、52…オイル供給路、55…往復動シール、56…
金属環、57…第1リップ、58…第2リップ、60…
突起、100…低圧ポンプ、102…高圧圧力調整弁、
104…インジェクタ、200…燃料タンク戻し通路。
板面、7…スリッパ、7a…スリッパ中央穴、9…シリ
ンダブロック、11…プランジャ、13…ポンプ室、1
5…吸入室、17…リアボディ、19…吸入通路、21
…フィルタ、25…吸入バルブ用ボール、27,36…
スプリング、28,37…ストッパ、30…プランジャ
スプリング、33…吸入空間、35…吐出バルブ用ボー
ル、39…吐出室、41…Oリング、43…ラジアル軸
受、45…スラスト軸受、47…ボディ、50…斜板
室、52…オイル供給路、55…往復動シール、56…
金属環、57…第1リップ、58…第2リップ、60…
突起、100…低圧ポンプ、102…高圧圧力調整弁、
104…インジェクタ、200…燃料タンク戻し通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F02M 59/04 F04B 21/04 B (72)発明者 橋田 稔 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 小野 好信 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 小瀧 理好 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 山村 武史 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 Fターム(参考) 3G066 AB02 AD02 AD12 BA36 CA34 CD10 CE03 3H070 AA01 BB04 BB07 CC29 DD96 3H071 AA03 BB01 CC28 DD01 DD53
Claims (9)
- 【請求項1】往復動プランジャと、このプランジャが滑
合するシリンダを有し、前記プランジャの往復運動によ
ってシリンダ内に容積の変化する加圧室が形成される高
圧燃料ポンプにおいて、前記復動プランジャの外周に開
口する孔とプランジャの加圧室側端に開口する孔とを連
通する燃料供給通路を設け、前記プランジャがシリンダ
から引き出される間に前記燃料供給通路を開く弁機構を
設け、前記プランジャ外周に設けた孔の位置より、反加
圧室側において、プランジャとシリンダとの間にシール
部材を設けた高圧燃料ポンプ。 - 【請求項2】エンジンの回転に同期して往復動するプラ
ンジャと、往復動型高圧燃料ポンプにおいて、前記プラ
ンジャとシリンダとの間にあって、当該プランジャが滑
合するシリンダとを有する前記プランジャの進退方向に
間隔をおいて形成された第1のリップと第2リップとを
有するシール部材を設け、前記プランジャとシリンダで
形成されるポンプ室側に位置する前記第1リップの外側
に前記ポンプ室に燃料を導入する燃料吸入側通路部を形
成したことを特徴とする高圧燃料ポンプ。 - 【請求項3】請求項1記載の高圧燃料ポンプにおいて、
前記シール部材の各リップは金属環に固着されており、
当該金属環は前記プランジャの周囲のシリンダブロック
に形成された孔の内周に嵌合され、保持されていること
を特徴とする高圧燃料ポンプ。 - 【請求項4】請求項2または3において、前記シール部
材は、前記シリンダの入口開口端面に密着する環状の第
3のリップを有することを特徴とする高圧燃料ポンプ。 - 【請求項5】請求項1または2記載の高圧燃料ポンプに
おいて、前記プランジャの前記シリンダへの挿入側端面
を曲面で形成したことを特徴とする高圧燃料ポンプ。 - 【請求項6】請求項1記載の高圧燃料ポンプにおいて、
前記部材は前記第1リップと第2のリップとの間に、プ
ランジャ外周面側に突出する突起が一体に設けられてい
ることを特徴とする高圧燃料ポンプ。 - 【請求項7】請求項6に記載の高圧燃料ポンプにおい
て、前記突起を前記第1リップと第2リップの中央より
第1リップ側へ設けたことを特徴とする高圧燃料ポン
プ。 - 【請求項8】請求項6に記載の高圧燃料ポンプにおい
て、前記シール部材は金属環の前後に前記第1リップと
第2リップが位置する様前記金属環に取り付けられたゴ
ム材で構成され、当該ゴム材には前記突起が前記金属環
より前記第1リップ側に設けられていることを特徴とす
る高圧燃料ポンプ。 - 【請求項9】燃料タンクから送られる燃料を加圧して噴
射弁に送る高圧燃料ポンプにおいて、前記燃料タンクと
高圧ポンプとの間は燃料給送通路でのみ接続したことを
特徴とする高圧燃料ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000097826A JP2001280220A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 高圧燃料ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000097826A JP2001280220A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 高圧燃料ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001280220A true JP2001280220A (ja) | 2001-10-10 |
Family
ID=18612398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000097826A Pending JP2001280220A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 高圧燃料ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001280220A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007010156A (ja) * | 2006-08-09 | 2007-01-18 | Hitachi Ltd | シール機構及びシール機構を備えた燃料ポンプ |
| JP2011106407A (ja) * | 2009-11-19 | 2011-06-02 | Advics Co Ltd | ピストンのシール構造とそれを用いたピストンポンプおよびブレーキ液圧制御装置 |
| JP2014020256A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Nissin Kogyo Co Ltd | ピストンポンプ |
| JP2016061347A (ja) * | 2014-09-17 | 2016-04-25 | Nok株式会社 | バルブステムシール |
| CN112840119A (zh) * | 2018-10-19 | 2021-05-25 | 日立安斯泰莫株式会社 | 高压燃料泵 |
-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000097826A patent/JP2001280220A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2007010156A (ja) * | 2006-08-09 | 2007-01-18 | Hitachi Ltd | シール機構及びシール機構を備えた燃料ポンプ |
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| US8672418B2 (en) | 2009-11-19 | 2014-03-18 | Advics Co., Ltd | Sealing structure for piston and piston pump and brake hydraulic pressure control device incorporating the structure |
| JP2014020256A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Nissin Kogyo Co Ltd | ピストンポンプ |
| JP2016061347A (ja) * | 2014-09-17 | 2016-04-25 | Nok株式会社 | バルブステムシール |
| CN112840119A (zh) * | 2018-10-19 | 2021-05-25 | 日立安斯泰莫株式会社 | 高压燃料泵 |
| CN112840119B (zh) * | 2018-10-19 | 2022-12-13 | 日立安斯泰莫株式会社 | 高压燃料泵 |
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