JP3199105B2 - 高圧燃料供給ポンプ - Google Patents
高圧燃料供給ポンプInfo
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Description
機関」をエンジンという)に用いられる高圧燃料供給ポ
ンプに関するものである。
供給ポンプを用いたガソリンエンジンの燃料供給システ
ムを図26に示す。燃料タンク301には燃料ポンプ3
02が収容されており、燃料ポンプ302により数10
0kpaに燃料が加圧されてから燃料フィルタ303の
吸入ポート304に圧送される。燃料フィルタ303の
吐出ポート305は高圧燃料供給ポンプ306の吸入ポ
ート307に接続されている。ピストン311の往復運
動による駆動力は、コネクティングロッド312、クラ
ンク軸313、ベルト314から成る連結機構によりカ
ムシャフト310に伝達され、高圧燃料供給ポンプ30
6のカムシャフト310を回転させる。吸入ポート30
7から吸入された燃料は高圧燃料供給ポンプ306によ
り数Mpaから数10Mpaの高圧に加圧され、吐出ポ
ート308を介してコモンレール309に吐出される。
コモンレール309に蓄圧された高圧燃料は、分岐通路
315を介してエンジン各気筒に設けられたインジュク
タ317に供給される。そしてインジェクタ317から
高圧燃料が直接気筒内の燃焼室316に噴射される。
口318から出力される余分な低圧燃料はリターン通路
319を介して燃料タンク301にリターンされる。コ
モンレール309にはその内部の燃料の圧力を検出する
ための圧力センサ320が配設されており、圧力センサ
320により検出された圧力信号が電子制御ユニット3
21に入力される。電子制御ユニット321は、圧力セ
ンサ320により検出された圧力信号、および、エンジ
ンの回転数や負荷等のエンジン運転状態等に応じて燃料
噴射圧が最適値になるように電磁弁322の通電時期を
制御することによりコモンレール309へ吐出される燃
料量を制御している。また、電子制御ユニット321は
エンジンの回転数や負荷状態等のエンジンの運転状態に
応じて燃料噴射時期および噴射期間を制御するためにイ
ンジェクタ317に制御信号を出力している。
うな従来の高圧燃料供給ポンプでは、プランジャ摺動の
ためシリンダ内周壁とプランジャ外周壁との間には数μ
m〜数十μmのクリアランスが必要である。燃料噴射
時、燃料加圧室の燃料が加圧されると前記クリアランス
から燃料がリークし、潤滑油よりも粘度の低い燃料がエ
ンジンの潤滑油を希釈することによりエンジン各部の潤
滑、冷却等が不十分になるのでエンジン信頼性を低下さ
せる。また同様に、ポンプ内部の摺動部潤滑のために導
かれている潤滑油がプランジャに付着して油膜を形成
し、プランジャの摺動によってシリンダ内周壁の燃料油
膜と、プランジャ外周壁の潤滑油油膜とが接触しあうこ
とにより潤滑油が燃料に混入するオイルリークが発生す
る。このオイルリークによりエンジン内の潤滑油は徐々
に消費され潤滑油不足によりエンジン各部の潤滑、冷却
等が不十分になるのでエンジンの信頼性低下、もしくは
頻繁に潤滑油の補給を行う必要が生じる。また、燃料中
の潤滑油がノズルおよびインジェクタのデポジットの原
因となる可能性もある。
ジャの外周壁をシールするシール部材をシリンダ内壁に
装着することにより燃料のリーク量を減少することが考
えられる。ところが、シリンダ内周壁にシール部材を装
着するためにはシリンダ内壁にシール部材を収容するス
ペースを設ける必要があり、シリンダの加工工数が増加
するとともにシリンダの体格が大きくなるという問題が
ある。シリンダの軸方向の体格を大きくしないでシール
部材の装着スペースを確保すると、シリンダとプランジ
ャとの高圧シール長が短縮されシール効率が低下する。
また、シール部材以外の部品点数も増えるのでコストア
ップするという欠点がある。さらに、自己潤滑性に乏し
い低粘度のガソリンによりシリンダとの摺動部において
プランジャの外周壁に数1/10〜数μm深さの摺動傷
が発生すると、この摺動傷がシール部材と接触し、シー
ル部材が損傷してシール性が低下したり摺動傷を通って
リークする燃料量が増加するという問題がある。
を防止するため、熱処理やメッキ等によりプランジャの
硬度を高めることが考えられるが、プランジャの硬度を
高めるとシリンダが磨耗しやすくなる。シリンダの摩耗
を防止するためシリンダの硬度を高めると、結局プラン
ジャに摺動傷が生じることを防止できない。プランジャ
とシリンダとの摺動部に潤滑油を導入することにより摺
動傷の発生を低減することは可能であるが、オイルリー
クが激増するという問題がある。また、プランジャに接
触するシール部材の付勢力を大きくすることによりプラ
ンジャに摺動傷が生じてもシール部材のシール性を保持
することは可能であるが、シール部材の摩耗速度が速く
なるので実用に即さない。
なされたもので、シリンダの体格を増加させずにシリン
ダとプランジャとの良好なシール性を保持し、信頼性の
高い高圧燃料供給ポンプを提供することを目的とする。
また本発明の他の目的は、燃料リークを低減するシール
部材の損傷を防止することによりシリンダとプランジャ
との良好なシール性を保持し、信頼性の高い高圧燃料供
給ポンプを提供することにある。
の本発明の請求項1記載の高圧燃料供給ポンプは、燃料
の吸入通路と吐出通路とに連通する摺動孔を形成する内
壁によりプランジャを往復動可能かつ摺動可能に支持す
るシリンダと、前記摺動孔の一部である燃料加圧室に前
記吸入通路から導入され前記プランジャの往復動により
加圧された燃料の吐出タイミングを決定する吐出時期制
御弁と、前記プランジャとともに往復動し、潤滑油が供
給されるタペットと、前記プランジャおよび前記タペッ
トを往復駆動する駆動手段と、前記プランジャの軸方向
の前記シリンダ外部において、前記プランジャの外周壁
で潤滑油と燃料とを液密にシールするとともに、前記プ
ランジャの往復動により前記外周壁と摺動する環状部材
を有するシール部材と、を備えることを特徴とする。
ポンプは、燃料の吸入通路と吐出通路とに連通する摺動
孔を内壁により形成するシリンダと、前記内壁に往復動
可能かつ摺動可能に支持され、前記吸入通路から前記摺
動孔の一部である燃料加圧室に導入された燃料を往復動
することにより加圧するプランジャと、前記プランジャ
とともに往復動し、潤滑油が供給されるタペットと、前
記プランジャおよび前記タペットを往復駆動する駆動手
段と、前記プランジャの軸方向の前記シリンダ外部にお
いて、前記プランジャの外周壁で潤滑油と燃料とを液密
にシールするとともに、前記プランジャの往復動により
前記外周壁と摺動する環状部材を有するシール部材と、
を備えることを特徴とする。
前記摺動孔の一部は、請求項3に記載したように、前記
シリンダと一体に形成され前記プランジャの軸方向に突
出した突部の内壁により形成されることが望ましい。さ
らに本発明の請求項4記載の高圧燃料供給ポンプでは、
前記環状部材の前記シリンダ側端部から前記プランジャ
と摺動する前記シリンダ内壁の前記シール部材側端部ま
での長さは、前記プランジャのリフトストロークよりも
長いことを特徴とする。
料供給ポンプでは、前記摺動孔を形成する前記内壁の全
周に前記プランジャと摺動しないように形成される非接
触部の軸方向長は、前記環状部材の前記シリンダ側端部
から前記プランジャと摺動する前記シリンダ内壁の前記
シール部材側端部までの長さの一部または全部であるこ
とを特徴とする。
料供給ポンプは、前記シール部材と前記プランジャと前
記シリンダとにより区画形成される燃料溜まりを備える
ことを特徴とする。さらにまた本発明の高圧燃料供給ポ
ンプの前記環状部材は、請求項7に記載したように、ゴ
ム製であることが望ましい。さらにまた本発明の請求項
8に記載した高圧燃料供給ポンプは、請求項6に記載し
た高圧燃料供給ポンプにおいて、前記燃料溜まりと大気
圧と等しい圧力をもつ経路とを連通させることを特徴と
する。
圧燃料供給ポンプは、請求項1、2、3、4、5または
7に記載した高圧燃料供給ポンプにおいて、前記摺動孔
を形成する前記内壁に環状の燃料溜まりを設け、この燃
料溜まりと大気圧と等しい圧力をもつ経路とを連通させ
ることを特徴とする。
載の高圧燃料供給ポンプによると、プランジャの外周壁
で潤滑油と燃料とを液密にシールするシール部材をプラ
ンジャ軸方向のシリンダ外部に設けることによりシリン
ダの体格を小型化できる。これにより、プランジャとと
もに往復動する部材の小型化による軽量化により、例え
ばプランジャを付勢する付勢手段の付勢力を小さくする
ことができるので、より小型の圧縮コイルスプリングを
装着し高圧燃料供給ポンプの体格を小さくすることが可
能となる。
ポンプによると、プランジャの軸方向に突出したシリン
ダの突部内壁により摺動孔の一部を形成しているので、
突部内壁にシール部材を取付けないで突部外周壁にシー
ル部材を取り付けることができる。このため、シリンダ
熱処理時の熱応力によりシール部材の設置部位である突
部の変形を小さくすることができるとともにシリンダの
焼き割れを防止することができる。また、熱処理後の研
削等の加工工程での工数削減が図れる。
圧燃料供給ポンプによると、環状部材のシリンダ側端部
からプランジャと摺動するシリンダ内壁のシール部材側
端部までの長さは、プランジャのリフトストロークより
も長いため、プランジャ外周壁に生じる摺動傷が環状部
材に到達しない。したがって、環状部材が損傷すること
を防止できるとともに環状部材とプランジャとの間から
燃料がリークすることを低減できる。
料供給ポンプによると、リーク燃料を溜める燃料溜まり
をシール部材とプランジャとシリンダとにより区画形成
するため、シリンダ内部ではなくシリンダ外部に燃料溜
まりを形成できるので、シリンダのプランジャ軸方向長
さを短縮できるとともに加工工数を減少することができ
る。
料供給ポンプによると、環状部材をゴム製にすることに
よりプランジャとのシール性がより良好になる。さらに
また本発明の請求項8または9記載の高圧燃料供給ポン
プによると、シリンダの内部または外部に形成されたリ
ーク燃料を溜める燃料溜まりと大気圧と等しい圧力をも
つ経路とを連通させることにより、燃料溜まりにリーク
した燃料を大気圧と等しい圧力をもつ経路を通って排出
できるのでシール部材に高圧が加わらない。このため、
シール部材の構造を簡素化してもシール部材とプランジ
ャとの摺動部から燃料がさらにリークすることを抑制で
きる。
料供給ポンプを図1〜図4に示す。高圧燃料供給ポンプ
のポンプ本体10は、図4に示すように、エンジンハウ
ジングの一部であるヘッドカバー100にボルト103
により固定されている。ポンプ本体10の底面は、図示
しない吸排気バルブを開閉駆動するカムシャフト101
に取付けられているポンプカム102に当接し、カムシ
ャフト101と一体に回転するポンプカム102により
ポンプ本体10が往復駆動される。図1に示すように、
ポンプ本体10は、吸入通路12aの形成された吸入口
12と電磁弁20とデリバリバルブ30とをシリンダ1
1の上部に収容している。ポンプ本体10のその他の部
分は、円筒状のタペットガイド40に囲われている。タ
ペットガイド40はスクリュウねじ60またはピンによ
りシリンダ11に固定されている。
摺動可能に支持するシリンダ11の摺動孔11aを形成
する内壁には、円環状の燃料溜まり11bが形成されて
いる。燃料溜まり11bはリターン通路17を介して吸
入通路12aと連通している。吸入口12には吸入通路
12aが形成されており、図示しない燃料ポンプから燃
料が供給される。吸入通路12aは燃料通路13と連通
するとともに、リターン通路17を介して燃料溜まり1
1bと連通している。
嵌挿されており、電磁弁20の内部には弁座21や燃料
の供給通路の形成されたバルブボディ22が嵌挿されて
いる。弁体23は、弁座21に対して当接および離間可
能にバルブボディ22に配設されている。バルブボディ
22の−Z軸方向端面はプレート24と、プレート24
の−Z軸方向端面はワッシャ25と、そしてワッシャ2
5の−Z軸方向端面はシリンダ11と面接触している。
電磁弁20周囲のシリンダ11の内壁には環状の燃料ギ
ャラリ14が形成され、この燃料ギャラリ14は燃料通
路13および連通路26と連通している。
により図示しないコモンレールに接続されている。デリ
バリバルブ30はシリンダ11とねじ結合で固定してお
り、燃料通路30aが吐出通路15と連通している。吐
出弁体31は、圧縮コイルスプリング32により弁座3
3に付勢されている。燃料加圧室16内の圧力が所定圧
以上になると、圧縮コイルスプリング32の付勢力に抗
して吐出弁体31がリフトし、燃料通路30aを介し吐
出通路15と吐出口34とが連通する。
4のポンプカム102に底面41aを当接している。タ
ペット41はタペットガイド40の内壁に摺動可能に支
持されている。タペットガイド40の内壁とタペット4
1の外壁との間には円筒状の油溜まり42が形成されて
おり、タペット41の往復動によるタペットガイド40
との焼付きを防止するため潤滑油が供給されている。タ
ペット41は、図1に示すプランジャ43の下死点位置
においてもピン61に係止しないが、図2のヘッドカバ
ー100への組付け時、ピン61により落下を防止され
る。
るシリンダ11および後述する突部50の内壁とシール
部材70により軸方向に摺動可能に支持されている。ス
プリングシート44は圧縮コイルスプリング45により
図1の−Z軸方向に付勢され、タペット41の内底面に
当接している。プランジャ43のヘッド部43aは、タ
ペット41の内底面とスプリングシート44との間に挟
持され、スプリングシート44により図1の−Z軸方向
に付勢されている。プランジャ43の図1の+Z軸方向
の端面と、シリンダ11の内壁と、電磁弁20の端面と
により燃料加圧室16が形成されている。
ダ11から突出するように一体に形成されており、図2
に示すように、リターン通路18と連通するリターン通
路53が軸方向に形成されている。シール部材70は突
部50の外周壁に圧入により嵌合している。突部50の
端部外周縁には、シール部材70圧入時、シール部材7
0を滑らかに圧入可能であるとともにシール部材70の
圧入時の損傷を防止するテーパ面51が形成されてい
る。シール部材70は、支持部材71、内壁被覆部7
2、外壁被覆部73、リップ部74からなる。
する有底円筒状に形成されている。内壁被覆部72、外
壁被覆部73およびリップ部74はゴム製であり、一体
に成形されている。突部50へシール部材70を圧入す
るとき、突部50の外周壁に形成された環状の溝52に
内壁被覆部72が食い込み、シール部材70の脱落を防
止する。
ップ74bにより円環状に一体形成されており、プラン
ジャ43の外周壁に弾性力をもって接触している。リッ
プ部74の内径は、軸方向中央部から上リップ74aお
よび下リップ74bに向けて内径が徐々に減少するよう
に形成されている。上リップ74aおよび下リップ74
bはプランジャ43外周壁との環状摺動部においてこの
環状摺動部の軸方向前後の壁面がプランジャ43の外周
壁とそれぞれ所定角度を形成しており、上リップ74a
が燃料溜まり54からタペット41側への燃料リーク量
を主に低減し、下リップ74bがタペットガイド40と
タペット41との摺動部から燃料溜まり54にリークす
る潤滑用オイルのリーク量を主に低減する。上リップ7
4aおよび下リップ74bはプランジャ43の外周壁を
覆う燃料油膜を薄くする作用があるので、燃料またはオ
イルのリーク量を低減することができる。
と内壁被覆部72とにより燃料溜まり54が形成されて
いる。燃料溜まり54は、リターン通路53を介しリタ
ーン通路18に連通している。高圧燃料供給ポンプの作
動について、図1、図2および図4に基づいて(1) 燃料
の吸入行程、(2) 燃料の加圧圧送行程に分けて説明す
る。
2が回転し、タペット41およびスプリングシート44
とともにプランジャ43が往復動する。プランジャ43
が上死点である+Z軸方向の最大位置に位置すると、電
磁弁20の図示しないソレノイドへの通電が遮断され
る。すると図示しない圧縮コイルスプリングの付勢力に
より弁体23が弁座21から離間し電磁弁20は開弁状
態となる。このとき、プランジャ43が−Z軸方向に移
動することにより、燃料ポンプから吐出された低圧燃料
が、吸入通路12a、燃料通路13、燃料ギャラリ1
4、連通路26を介して燃料加圧室16に流入される。
そしてプランジャ43が下死点である−Z軸方向の最大
位置に位置するとき、燃料加圧室16内には最大量の低
圧燃料が流入する。
所望の燃料吐出量に対応した位置にプランジャ43が到
達したとき、図示しない電子制御ユニットにより電磁弁
20のソレノイドに通電される。これにより、弁体23
は+Z軸方向に移動し弁座21に当接する。すなわち、
電磁弁20は閉弁状態となる。その後、プランジャ43
がさらに+Z軸方向に移動すると燃料加圧室16内の燃
料は高圧となり、吐出弁体31が弁座33から離間する
ことにより、吐出通路15、燃料通路30a、吐出口3
4を介して高圧燃料がデリバリバルブ30から図示しな
いコモンレールに吐出される。コモンレールに燃料が供
給され吐出弁体31の燃料上流側と燃料下流側との圧力
差が小さくなると、圧縮コイルスプリング32の付勢力
により吐出弁体31は弁座33に当接しデリバリバルブ
30は閉弁する。これにより、燃料下流側から燃料が逆
流することを防止する。燃料の加圧圧送時、燃料加圧室
16内の高圧燃料の一部がプランジャ43とシリンダ1
1との摺動部に流れ込むことがある。この流れ込んだ燃
料は、図1に示す燃料溜まり11bに溜まり、リターン
通路17を通して吸入通路12aにリターンされる。吸
入通路12aには低圧ではあるが燃料圧力が加わってい
るため、燃料溜まり11bに溜まっている燃料が−Z軸
方向に流れ込むことがある。この燃料は燃料溜まり54
に溜まり、リターン通路53、リターン通路18を介し
リターンコネクタ19から最終的には燃料タンクへリタ
ーンされるので、燃料がエンジンオイルに混入すること
はない。リターン通路18内の圧力は大気圧と等しいの
で燃料溜まり54内の燃料圧力は低圧化されており燃料
溜まり54を形成するシール部材70に高圧が加わらな
い。このため、シール部材70自体の構造を簡素化して
もリップ部74とプランジャ43との摺動部から燃料溜
まり54内に溜まったリーク燃料が洩れだすことを抑制
できる。また、突部50とシール部材70との結合構造
が簡素化できる。
体に形成した突部50の外周壁にシール部材70を圧入
することにより突部50を小型かつ肉厚に形成できるの
で、シリンダ11の熱処理時の変形を低減できるととも
に摺動孔11aの加工が容易になるという効果がある。
さらに、プランジャ43とともに往復動するタペット4
1等の部材を小型化できるとともに圧縮コイルスプリン
グ45の付勢力を小さくできるのでポンプ本体10の体
格を小さくできる。
プランジャ43の外周壁と内壁被覆部72とで区画形成
される燃料溜まり54を低圧の燃料溜まりとしたため、
摺動孔11aを形成するシリンダ11の内壁に燃料溜ま
りを形成する必要がなくシリンダの軸長を短縮できると
ともに加工工数を減少することができる。
燃料用の燃料溜まり11bに加え低圧のリーク燃料用の
燃料溜まり54を設けたことにより、リターン通路18
からリターンコネクタ19を介し燃料タンクへリターン
する燃料量が減少する。このため、リターン燃料がエン
ジンの輻射熱等にて加熱されることに起因するHCの排
出量が減少可能となる。
100にポンプ本体10を収容したことに加え、通常コ
モンレールはエンジンの燃焼室近傍に配置されるため、
ポンプ本体10、コモンレール、燃焼室を接続する燃料
鋼管の長さを短縮できる。第1実施例では、高圧のリー
ク燃料用の燃料溜まり11bと低圧のリーク燃料用の燃
料溜まり54とを設けたが、本発明では、低圧用の燃料
溜まりだけを設けてもよく、この場合においても、リー
クする燃料量を減少し高圧燃料供給ポンプの燃料加圧圧
送効率を向上できる。これにより、エンジンの燃費向上
が可能となる。第1実施例では、エンジンのハウジング
の一部であるヘッドカバー100にポンプ本体10を取
付けたが、本発明では、エンジンのハウジングの一部で
あるシリンダヘッドにポンプ本体を取付けることは可能
である。
供給ポンプのポンプ本体80は、シリンダ81と一体に
形成された突部82の外壁を軸方向に横断面弓状に切欠
いてリターン通路82aを形成している。燃料溜まり5
4はリターン通路82aを介しリターン通路18と連通
している。シール部材70は、突部82の外壁に圧入さ
れ、突部82に形成された段差82bに押圧されてい
る。このため、リターン通路82aまたは18から燃料
がリークすることを防止する。第2実施例では、突部8
2の外壁を軸方向に切欠いてリターン通路82aを形成
することにより、第1実施例に較べ、燃料溜まり54と
燃料通路18とを連通するリターン通路82aの加工が
容易になり加工コストが低下する。
供給ポンプのポンプ本体90は、シリンダ91と一体に
形成された突部92の外壁を軸方向に溝状に切欠いてリ
ターン通路92aを形成している。燃料溜まり54はリ
ターン通路92aを介しリターン通路18と連通してい
る。第3実施例も第2実施例と同様に、第1実施例に較
べ、燃料溜まり54と連通するリターン通路92aの加
工が容易になり加工コストが低下する。
示す。第4実施例では、シール部材75の支持部材76
の内周壁を覆う内壁被覆部を排除し、金属製の支持部材
76の内周壁が図示しないシリンダの突部外壁に直接接
触するように圧入されている。支持部材76の内周壁に
軸方向に溝状のリターン通路76aが形成されている。
このリターン通路76aを介し燃料が図示しないポンプ
本体から排出される。
覆部材を排除し金属製の支持部材76をシリンダの突部
に圧入することにより、突部にシール部材75の脱落防
止用の溝を形成する必要がないので加工工数が減少す
る。さらに、熱膨張による圧入緩みやゴム製の内壁被覆
部の変形によるシール部材75の脱落を防止できる。
燃料供給ポンプのポンプ本体105のシール部材93
は、シリンダ91と一体に形成された突部92に嵌合し
ている。支持部材94は、底部に円形の貫通孔を有する
有底円筒状に形成され、シール部材93の圧入方向端部
にフランジ部94aが形成されている。支持部材94の
内周壁を覆う内壁被覆部は排除されており、支持部材9
4の内周壁と突部92の外周壁とは一定のクリアランス
を形成している。ゴム製の環状に形成されたパッキン9
5は、圧縮コイルスプリング45の付勢力によりフラン
ジ部94aとシリンダ91間に挟持され、シール部材9
3とシリンダ91間をシールしている。シール部材93
は、圧縮コイルスプリング45の付勢力によりシリンダ
91に付勢されているので脱落を防止されている。
材93間をパッキン95でシールすることにより、突部
92にシール部材93を圧入する必要がないのでシール
部材の径方向の加工精度を要求されないので加工工数が
減少する。また、圧縮コイルスプリング45の付勢力に
よりシール部材93の落下が防止されているため突部9
2の外周壁にシール部材93の落下防止用の溝を形成す
る必要がないので、シリンダの加工が容易になる。
燃料供給ポンプのポンプ本体110のシール部材113
は、シリンダ111と一体に形成された突部112に嵌
合している。支持部材114は、底部に円形の貫通孔を
有する有底円筒状に形成され、シール部材113の圧入
方向端部にフランジ部114aが形成されている。支持
部材114の内周壁を覆う内壁被覆部は排除されてお
り、支持部材114の内周壁と突部112の外周壁とが
一定のクリアランスを形成している。支持部材114の
内壁には、軸方向に溝114bが形成されている。この
溝114bはリーターン通路18に連通しており、燃料
溜まり54内の燃料をリターン通路18を介して排出す
る。ゴム製の環状に形成されたパッキン95は、圧縮コ
イルスプリング45の付勢力によりフランジ部114a
とシリンダ111間に挟持され、シール部材113とシ
リンダ111間をシールしている。シール部材113
は、圧縮コイルスプリング45の付勢力によりシリンダ
111に付勢されているので脱落を防止されている。
をシール部材113に設けるとともに、圧縮コイルスプ
リング45の付勢力によりシール部材113の落下が防
止されているため突部112の外周壁にシール部材11
3の落下防止用の溝を形成する必要がないので、シリン
ダの加工が容易になりシリンダ111の加工工数を減少
することができる。さらに、シリンダ111とシール部
材113間をパッキン95でシールすることにより、突
部112にシール部材113を圧入する必要がないため
シール部材の径方向の加工精度を要求されないので加工
工数が減少する。
プのポンプ本体120のシール部材123は、シリンダ
121と一体に形成された突部122の外壁に圧入され
ている。シール部材123の構成は第1実施例と同様で
ある。シリンダ121の摺動孔11aを形成する内壁に
は、環状に形成された高圧用の燃料溜まり11bと低圧
用の燃料溜まり11cとが形成されており、燃料溜まり
11cはリターン通路18と連通している。燃料溜まり
11bに溜まっている燃料が−Z軸方向に流れ燃料溜ま
り11cに溜まると、リターン通路18を介しリターン
コネクタ19から最終的には燃料タンクへリターンされ
るので、燃料がエンジンオイルに混入することはない。
また、リターン通路18内の圧力は大気圧と等しいので
燃料溜まり11c内の燃料圧力は低圧化されている。こ
のため、燃料溜まり11cからさらにシール部材123
側に燃料がリークしてもこのリーク燃料の圧力は低圧で
あるため、シール部材123に高圧が加わらない。これ
により、シール部材123自体の構造を簡素化してもシ
ール部材123とプランジャ43との摺動部からタペッ
ト41側にリーク燃料が洩れだすことを抑制できる。ま
た、シール部材123と突部122との結合構造が簡素
化できる。
供給ポンプのポンプ本体130のシール部材133は、
シリンダ131と一体に形成された突部132の外壁に
圧入されている。図18に示すように、支持部材134
の内周壁を覆う内壁被覆部は排除されているので、図1
7に示すように、支持部材134の内周壁と突部132
の外周壁とが直接接触している。
の溝を突部132に設ける必要がないので、シリンダ1
31の加工工数が減少する。また、金属製の支持部材1
34の内壁と突部132の外壁とが接触しているため、
ゴムと金属とが接触している場合のように熱による圧入
部の緩みを防止できる。
プ140のポンプ本体141はポンプハウジング142
に収容されている。シリンダ143には、電磁弁20、
デリバリバルブ145、オーバフローバルブ146が取
付けられている。ポンプカム147側のシリンダ143
の突部150には第1実施例のシール部材と同じ構造の
シール部材151が圧入されており、ゴム製の内壁被覆
部152がシリンダ143の外周壁に設けられた溝15
0aに食い込んでいる。スプリングシート44は圧縮コ
イルスプリング45により図19の−Z軸方向に付勢さ
れ、タペット46の内底面に当接している。プランジャ
43のヘッド部43aは、タペット46の内底面とスプ
リングシート44との間に挟持され、スプリングシート
44により図19の−Z軸方向に付勢されている。タペ
ット46の図19の−Z軸方向底面に保護板47が固定
され、ポンプカム147との摺動による摩耗を防止して
いる。ポンプカム147はカムシャフト148と一体に
回転し、プランジャ43を往復駆動する。
成され、ポンプハウジング142に形成された燃料通路
142aに連通している。燃料入口144から導入され
た燃料は、吸入通路144a、燃料通路142a、シリ
ンダ143の外周壁に環状に形成された燃料ギャラリ1
43a、燃料通路143b、燃料ギャラリ143cから
電磁弁20を介し燃料加圧室149に吸入される。第9
実施例は、シリンダ143のポンプカム147側に形成
された突部150の外壁に圧入したシール部材151に
より、良好に燃料リーク量を減少できる。
ンプのポンプ本体155のシール部材156は、シリン
ダ131と一体に形成された突部132の外壁に圧入さ
れている。シール部材156のリップ部74の上端から
突部132の底面132a迄の長さLは、プランジャ4
3のリフトストロークより長くなるようにシール部材1
56の軸長は形成されている。
1との摺動によりプランジャ43の外周壁に摺動傷が生
じてもこの摺動傷がリップ部74のシール位置まで到達
しない。リップ部74に接触するプランジャ43の外周
面は常に摺動傷のない滑らかな面であるので、プランジ
ャ43の外周壁に生じた摺動傷によりリップ部74が損
傷することを防止できる。さらに、リップ部74と摺動
傷との間に生じる空間から燃料がリークすることも防止
できる。
132の外周壁に圧入することによりシリンダ131に
取付ける構造である。このため本発明では、シール部材
の軸長を増減することにより突部端面からシール部材の
シール位置までの長さを容易に変更できるので、例えば
シール部材の軸長を増加することにより、プランジャの
リフトストロークを増加し高圧燃料供給ポンプの加圧圧
送能力を容易に向上できる。
ンプのポンプ本体160のシール部材163は、シリン
ダ161と一体に形成された突部162の外壁に圧入さ
れている。シリンダ161の摺動孔を形成する内壁に
は、燃料溜まり11cの下側に円筒状のリセス部162
aが形成されている。このリセス部162aは、プラン
ジャ43と一定のクリアランスを形成し、プランジャ4
3の往復運動中プランジャ43と接触しないように設け
られている。このリセス部162aの上端からシール部
材163のリップ部74の上端迄の長さLは、プランジ
ャ43のリフトストロークより長くなるようにシール部
材163の軸長は形成されている。
1との摺動によりプランジャ43の外周壁に摺動傷が生
じてもこの摺動傷がリップ部74のシール位置まで到達
しない。リップ部74に接触するプランジャ43の外周
面は常に摺動傷のない滑らかな面であるので、プランジ
ャ43の外周壁に生じた摺動傷によりリップ部74が損
傷することを防止できる。さらに、リップ部74と摺動
傷との間に生じる空間から燃料がリークすることも防止
できる。
12実施例のポンプ本体230は、シール部材231の
構成が第1実施例のシール部材70の構成と異なるだけ
でその他の部分は実質的に同一部分であり同一符号を付
している。シール部材231は、支持部材71、内壁被
覆部72、外壁被覆部73およびリップ部232からな
り、突部50に圧入されている。支持部材71、内壁被
覆部72、外壁被覆部73およびリップ部232はゴム
製であり、一体に成形されている。
プランジャ43のリフト方向に向けて内径が徐々に減少
する上リップ233だけを有している。上リップ233
は、上リップ233の壁面に環状に形成された最小内径
部233aでプランジャ43の外周壁と弾力性をもって
接触している。最小内径部233aの軸方向前後の壁面
は、プランジャ43とシリンダ11との摺動部から燃料
溜まり54にリークしてきた燃料がさらにタペット41
側にリークする量を低減するようにプランジャ43の外
周壁と所定角度を形成している。このため、上リップ2
33はタペット41とタペットガイド40との摺動部か
ら上リップ233とプランジャ43の外周壁との摺動部
を通って燃料溜まり54にリークするオイル量を十分に
低減することはできない。このため、燃料溜まり54に
リークしたオイルがプランジャ43とシリンダ11との
摺動部から燃料加圧室16内にリークしたり、リターン
通路18から燃料タンクを経て燃料加圧室16に供給さ
れたりすることがある。燃料加圧室16内に流入したオ
イルは高圧燃料とともにインジェクタに供給される。し
かし、燃焼室内に直接インジェクタを露出させない燃料
噴射方式のエンジンでは、インジェクタが燃料の燃焼に
よる高温雰囲気に晒されないので燃料中に混入している
オイルがデポジットとなりにくい。このため、インジェ
クタに供給される燃料中にオイルが混入しても噴孔の流
路断面積が減少されることを防止できるので、高精度な
燃料噴射量制御を保持できる。また、上リップ233に
はある程度のオイルシール性があるので、リップ部23
2から燃料溜まり54にリークするオイル量は僅かであ
り、エンジン全体の潤滑用オイル量が減少し潤滑性が損
なわれることはない。
リップ233だけを有するリップ部232で燃料リーク
量だけを良好に低減し、オイルリーク量は十分に低減で
きない。しかし、燃焼室内に直接インジェクタを露出さ
せない燃料噴射方式のエンジンに本実施例の高圧燃料供
給ポンプを適用すれば、燃料中にオイルが混入してもオ
イルがデポジットになりにくい。本発明では、上リップ
に形成された最小内径部の軸方向前後の壁面がプランジ
ャ外周壁と形成する角度を調節することにより、燃料リ
ーク量の十分な低減はできないがオイルリーク量を良好
に低減可能なリップ部を形成することは可能である。
13実施例のポンプ本体240は、シール部材241の
リップ部242の形成向きが第12実施例のリップ部2
32と異なるだけでその他の部分は実質的に同一部分で
あり同一符号を付している。
プランジャ43の下降方向に向けて内径が徐々に減少す
る下リップ243を有している。下リップ243は、最
小内径部243aでプランジャ43の外周壁と弾力性を
もって接触している。最小内径部243aの軸方向前後
の下リップ243の壁面は、タペット41とタペットガ
イド40との摺動部を潤滑するオイルがリップ部242
から燃料溜まり54にリークする量を低減するようにプ
ランジャ43の外周壁と所定角度を形成しているので、
下リップ243は燃料溜まり54からタペット41側に
リークする燃料量を十分に低減することはできない。し
かし、タペット41側にリークした燃料がオイルに混入
しても、通常のエンジン運転状態においては周囲温度に
よりオイルに混入した燃料が揮発するので、リークした
燃料によりオイルが希釈されて潤滑性が低下することを
回避できる。
形成するので第1実施例の上リップの軸長分だけシール
部材を短縮することが可能である。このため、ポンプ本
体全体の軸長を短縮できる。また第13実施例では、下
リップ243だけを有するリップ部242でオイルリー
ク量だけを良好に低減し、燃料リーク量は十分に低減で
きないが、本発明では、下リップに形成された最小内径
部の軸方向前後の壁面がプランジャ外周壁と形成する角
度を調節することにより、オイルリーク量の十分な低減
はできないが燃料リーク量を良好に低減可能なリップ部
を形成することは可能である。
ン用の高圧燃料供給ポンプに適用した例について説明し
たが、本発明は、ディーゼルエンジン用の高圧燃料供給
ポンプに適用することは可能である。また本実施例で
は、突部にシール部材を圧入する、突部にシール部
材を圧入するとともに突部に脱落防止用の溝を形成す
る、シール部材にフランジを設け圧縮コイルスプリン
グの付勢力によりシリンダにシール部材を付勢すること
によりシール部材の脱落を防止しているが、本発明で
は、例えば、ビス等によりシリンダにシール部材を固定
することも可能である。
面図である。
る。
付けた状態を示す断面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
断面図である。
る。
断面図である。
る。
断面図である。
断面図である。
る。
プを示す断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
す断面図である。
る。
す断面図である。
る。
システムを示す構成図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 燃料の吸入通路と吐出通路とに連通する
摺動孔を形成する内壁によりプランジャを往復動可能か
つ摺動可能に支持するシリンダと、 前記摺動孔の一部である燃料加圧室に前記吸入通路から
導入され前記プランジャの往復動により加圧された燃料
の吐出タイミングを決定する吐出時期制御弁と、前記プランジャとともに往復動し、潤滑油が供給される
タペットと、 前記プランジャおよび前記タペットを往復駆動する駆動
手段と、 前記プランジャの軸方向の前記シリンダ外部において、
前記プランジャの外周壁で潤滑油と燃料とを液密にシー
ルするとともに、前記プランジャの往復動により前記外
周壁と摺動する環状部材を有するシール部材と、 を備えることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。 - 【請求項2】 燃料の吸入通路と吐出通路とに連通する
摺動孔を内壁により形成するシリンダと、 前記内壁に往復動可能かつ摺動可能に支持され、前記吸
入通路から前記摺動孔の一部である燃料加圧室に導入さ
れた燃料を往復動することにより加圧するプランジャ
と、 前記プランジャとともに往復動し、潤滑油が供給される
タペットと、 前記プランジャおよび前記タペットを往復駆動する駆動
手段と、 前記プランジャの軸方向の前記シリンダ外部において、
前記プランジャの外周壁で潤滑油と燃料とを液密にシー
ルするとともに、前記プランジャの往復動により前記外
周壁と摺動する環状部材を有するシール部材と、 を備えることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。 - 【請求項3】 前記摺動孔の一部は、前記シリンダと一
体に形成され前記プランジャの軸方向に突出した突部の
内壁により形成されることを特徴とする請求項1または
2記載の高圧燃料供給ポンプ。 - 【請求項4】 前記環状部材の前記シリンダ側端部から
前記プランジャと摺 動する前記シリンダ内壁の前記シー
ル部材側端部までの長さは、前記プランジャのリフトス
トロークよりも長いことを特徴とする請求項1、2また
は3記載の高圧燃料供給ポンプ。 - 【請求項5】 前記摺動孔を形成する前記内壁の全周に
前記プランジャと摺動しないように形成される非接触部
の軸方向長は、前記環状部材の前記シリンダ側端部から
前記プランジャと摺動する前記シリンダ内壁の前記シー
ル部材側端部までの長さの一部または全部であることを
特徴とする請求項4記載の高圧燃料供給ポンプ。 - 【請求項6】 前記シール部材と前記プランジャと前記
シリンダとにより区画形成される燃料溜まりを備えるこ
とを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の高
圧燃料供給ポンプ。 - 【請求項7】 前記環状部材はゴム製であることを特徴
とする請求項1、2、3、4、5または6記載の高圧燃
料供給ポンプ。 - 【請求項8】 前記燃料溜まりと大気圧と等しい圧力を
もつ経路とを連通させることを特徴とする請求項6記載
の高圧燃料供給ポンプ。 - 【請求項9】 前記摺動孔を形成する前記内壁に環状の
燃料溜まりを設け、この燃料溜まりと大気圧と等しい圧
力をもつ経路とを連通させることを特徴とする請求項
1、2、3、4、5または7記載の高圧燃料供給ポン
プ。
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