JP2001015629A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JP2001015629A JP2001015629A JP11183120A JP18312099A JP2001015629A JP 2001015629 A JP2001015629 A JP 2001015629A JP 11183120 A JP11183120 A JP 11183120A JP 18312099 A JP18312099 A JP 18312099A JP 2001015629 A JP2001015629 A JP 2001015629A
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- semiconductor element
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- H10W72/00—
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- H10W74/111—
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- H10W90/00—
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- H10W72/077—
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- H10W72/5522—
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- H10W72/701—
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 実装により熱履歴が加えられてもパッケージ
の変形やクラックがなく、従来の構造より実装時の実装
密度を向上させた半導体装置及びその製造方法を得る。 【解決手段】 半導体装置50は、ベース基材12とシ
ート状のエラストマ26との間にソルダーレジスト22
を形成することで、ベース基材12の下面に設けられた
ランド17による段差を取り除く。また、半導体素子2
8及び半導体素子54を同一パッケージ内に積層配置
し、インナーリード18、58、60によってランド1
7と電気的に接続することで、パッケージ及びランド1
7を共有した構成とする。
の変形やクラックがなく、従来の構造より実装時の実装
密度を向上させた半導体装置及びその製造方法を得る。 【解決手段】 半導体装置50は、ベース基材12とシ
ート状のエラストマ26との間にソルダーレジスト22
を形成することで、ベース基材12の下面に設けられた
ランド17による段差を取り除く。また、半導体素子2
8及び半導体素子54を同一パッケージ内に積層配置
し、インナーリード18、58、60によってランド1
7と電気的に接続することで、パッケージ及びランド1
7を共有した構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に係り、特に、表面実装型の半導体装置及び
その製造方法に関するものである。
の製造方法に係り、特に、表面実装型の半導体装置及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、テープキャリアを用いたボール
・グリッド・アレイ(Ball Grid Arry
を、以下「BGA」と略する)構造の半導体装置とし
て、例えば、図10に示す構造のものが挙げられる。
・グリッド・アレイ(Ball Grid Arry
を、以下「BGA」と略する)構造の半導体装置とし
て、例えば、図10に示す構造のものが挙げられる。
【0003】図10(A)に示すように、半導体装置1
00は、基板表面側の四辺に沿ってアレイ状に設けられ
上面に半田ボール20(外部接続端子)を搭載する複数
のランド17(電極)、及びパターニングされた銅箔1
6が、絶縁性接着剤14によって下面に貼着されている
ベース基材12(ポリイミドフィルム)と、絶縁性接着
剤14の下面露出部分及びランド17に貼着された粘着
力を有するシート状のエラストマ26(弾性体)と、エ
ラストマ26の下面に略固着され、ランド17から延出
しているインナーリード18を上面周縁部に有する複数
の電極パッド30にボンディングした半導体素子28
と、インナーリード18及びボンディング部を保護する
絶縁性樹脂32と、から構成されている。
00は、基板表面側の四辺に沿ってアレイ状に設けられ
上面に半田ボール20(外部接続端子)を搭載する複数
のランド17(電極)、及びパターニングされた銅箔1
6が、絶縁性接着剤14によって下面に貼着されている
ベース基材12(ポリイミドフィルム)と、絶縁性接着
剤14の下面露出部分及びランド17に貼着された粘着
力を有するシート状のエラストマ26(弾性体)と、エ
ラストマ26の下面に略固着され、ランド17から延出
しているインナーリード18を上面周縁部に有する複数
の電極パッド30にボンディングした半導体素子28
と、インナーリード18及びボンディング部を保護する
絶縁性樹脂32と、から構成されている。
【0004】なお、ここでのベース基材12、絶縁性接
着剤14、銅箔16、ランド17、及びインナーリード
18を総称してテープキャリア25と呼ぶ。
着剤14、銅箔16、ランド17、及びインナーリード
18を総称してテープキャリア25と呼ぶ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のB
GA構造の半導体装置では、組み立て条件が悪い、ある
いはエラストマ材料が適していない等の場合、ベース基
材12の下面側に貼着されたエラストマ26が、ランド
17の周辺で部分的に剥離してしまい、図10(B)に
示すような、絶縁性接着剤14の下面とランド17の側
面、及びエラストマ26で囲まれた空間102が生じて
しまう。このため、空間102に溜まった水分や空気等
が、半導体装置をマザーボードに実装する際の熱履歴等
で膨張し、パッケージが変形したりクラックが入るとい
う問題があった。
GA構造の半導体装置では、組み立て条件が悪い、ある
いはエラストマ材料が適していない等の場合、ベース基
材12の下面側に貼着されたエラストマ26が、ランド
17の周辺で部分的に剥離してしまい、図10(B)に
示すような、絶縁性接着剤14の下面とランド17の側
面、及びエラストマ26で囲まれた空間102が生じて
しまう。このため、空間102に溜まった水分や空気等
が、半導体装置をマザーボードに実装する際の熱履歴等
で膨張し、パッケージが変形したりクラックが入るとい
う問題があった。
【0006】また、エレクトロニクス機器の小型化が進
む近年では、半導体装置のさらなる縮小化が求められて
いる。しかし上述した半導体装置では、一つのパッケー
ジ内に1個の半導体素子を配置する構成である。つま
り、この半導体装置を用いる機器において、例えば、異
なる機能を有する半導体素子が必要とされる、あるいは
同種の半導体素子であっても複数個の半導体素子が必要
とされる場合など、当然ながら必要個数分の半導体装置
が搭載されることになり、各半導体装置が各々有してい
るパッケージや接続端子部の占有スペースを確保する必
要がある。そこで、このようなスペースをより少なくす
ることにより、半導体装置の実装密度を向上させる改善
が望まれていた。
む近年では、半導体装置のさらなる縮小化が求められて
いる。しかし上述した半導体装置では、一つのパッケー
ジ内に1個の半導体素子を配置する構成である。つま
り、この半導体装置を用いる機器において、例えば、異
なる機能を有する半導体素子が必要とされる、あるいは
同種の半導体素子であっても複数個の半導体素子が必要
とされる場合など、当然ながら必要個数分の半導体装置
が搭載されることになり、各半導体装置が各々有してい
るパッケージや接続端子部の占有スペースを確保する必
要がある。そこで、このようなスペースをより少なくす
ることにより、半導体装置の実装密度を向上させる改善
が望まれていた。
【0007】本発明は上記事実を考慮して、実装により
熱履歴が加えられてもパッケージの変形やクラックがな
く、さらに従来の構造より実装時の実装密度を向上させ
た半導体装置及びその製造方法を提供することを課題と
する。
熱履歴が加えられてもパッケージの変形やクラックがな
く、さらに従来の構造より実装時の実装密度を向上させ
た半導体装置及びその製造方法を提供することを課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置は、孔が形成されたベース基材と、前記孔の底部に
配置され前記ベース基材の裏面に固定された電極部と、
前記電極部と電気的に接続され、前記ベース基材の裏面
側に配置された半導体素子と、前記半導体素子と前記電
極部との間に介在するシート状の弾性体と、を備えた半
導体装置において、前記電極部による、前記ベース基材
裏面部の隙間に、ベース基材と電極部との段差をなくす
段差除去部材を設けたことを特徴とする。
装置は、孔が形成されたベース基材と、前記孔の底部に
配置され前記ベース基材の裏面に固定された電極部と、
前記電極部と電気的に接続され、前記ベース基材の裏面
側に配置された半導体素子と、前記半導体素子と前記電
極部との間に介在するシート状の弾性体と、を備えた半
導体装置において、前記電極部による、前記ベース基材
裏面部の隙間に、ベース基材と電極部との段差をなくす
段差除去部材を設けたことを特徴とする。
【0009】すなわち本発明では、ベース基材の裏面に
電極部が設けられることによってできるベース基材裏面
部の隙間に、ベース基材と電極部との段差をなくす段差
除去部材が設けられることで、ベース基材裏面部の段差
が取り除かれる。このため、ベース基材の裏面部は平滑
となり、その平滑面に面接触するシート状の弾性体の接
触部分に隙間は生じない。また、この弾性体が粘着性を
帯びる場合でも、その接着面に部分的な剥離力が生じる
ことはない。
電極部が設けられることによってできるベース基材裏面
部の隙間に、ベース基材と電極部との段差をなくす段差
除去部材が設けられることで、ベース基材裏面部の段差
が取り除かれる。このため、ベース基材の裏面部は平滑
となり、その平滑面に面接触するシート状の弾性体の接
触部分に隙間は生じない。また、この弾性体が粘着性を
帯びる場合でも、その接着面に部分的な剥離力が生じる
ことはない。
【0010】これにより、ベース基材裏面部と弾性体と
の接触面あるいは接着面に、隙間や部分剥離による空間
はなく、よって実装による熱履歴が加えられてもパッケ
ージが変形したりクラックが入ることはない。
の接触面あるいは接着面に、隙間や部分剥離による空間
はなく、よって実装による熱履歴が加えられてもパッケ
ージが変形したりクラックが入ることはない。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の半導体装置において、前記ベース基材はポリイミドフ
ィルムとされ、前記段差除去部材は絶縁性を有する塗布
剤であることを特徴とする。
の半導体装置において、前記ベース基材はポリイミドフ
ィルムとされ、前記段差除去部材は絶縁性を有する塗布
剤であることを特徴とする。
【0012】すなわち請求項2の発明では、段差除去部
材が塗布剤であることにより、ベース基材裏面部の隙間
に段差除去部材が確実に充填される。したがってベース
基材裏面部に隙間が残ることはなく、隙間が確実に埋め
られると共にベース基材裏面部の段差が取り除かれる。
また塗布剤が絶縁性を有することで、電流が流される電
極部でのショートを回避できる。
材が塗布剤であることにより、ベース基材裏面部の隙間
に段差除去部材が確実に充填される。したがってベース
基材裏面部に隙間が残ることはなく、隙間が確実に埋め
られると共にベース基材裏面部の段差が取り除かれる。
また塗布剤が絶縁性を有することで、電流が流される電
極部でのショートを回避できる。
【0013】請求項3に記載の半導体装置は、ベース基
材と、前記ベース基材に設けられた電極部と、前記電極
部と電気的に接続され、前記ベース基材に取り付けられ
る複数個の半導体素子と、を有することを特徴とする。
材と、前記ベース基材に設けられた電極部と、前記電極
部と電気的に接続され、前記ベース基材に取り付けられ
る複数個の半導体素子と、を有することを特徴とする。
【0014】この請求項3に記載の半導体装置では、半
導体装置内に複数個の半導体素子が設けられ、各半導体
素子が電気的に接続されている。すなわち、複数個の半
導体素子が同一パッケージ内に配置され、パッケージ及
び電極部を共有する構成である。
導体装置内に複数個の半導体素子が設けられ、各半導体
素子が電気的に接続されている。すなわち、複数個の半
導体素子が同一パッケージ内に配置され、パッケージ及
び電極部を共有する構成である。
【0015】これにより、1個の半導体素子を一つのパ
ッケージ内に収める従来構造の半導体装置を、所定範囲
に複数個実装する場合と比較して、その実装スペースが
縮小される。すなわち、従来構造の半導体装置に比べ、
実質的に外形寸法が小さくなることで、実装時の実装密
度が向上する。
ッケージ内に収める従来構造の半導体装置を、所定範囲
に複数個実装する場合と比較して、その実装スペースが
縮小される。すなわち、従来構造の半導体装置に比べ、
実質的に外形寸法が小さくなることで、実装時の実装密
度が向上する。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の半導体装置において、前記複数個の半導体素子は、積
層又は平面に配置、あるいは積層及び平面に配置の組合
せのいずれかであることを特徴とする。
の半導体装置において、前記複数個の半導体素子は、積
層又は平面に配置、あるいは積層及び平面に配置の組合
せのいずれかであることを特徴とする。
【0017】請求項4に記載の半導体装置では、複数個
の半導体素子が積層に配置される場合、各半導体素子は
厚み方向に重ね合わせらることで、各半導体素子を平面
に並べて配置する場合に比べ、半導体装置の実装面方向
での外形寸法が小さくなる。したがって、各半導体装置
を基板等の平面上に並べて実装する従来の配列に比べ、
実装面積が縮小される。
の半導体素子が積層に配置される場合、各半導体素子は
厚み方向に重ね合わせらることで、各半導体素子を平面
に並べて配置する場合に比べ、半導体装置の実装面方向
での外形寸法が小さくなる。したがって、各半導体装置
を基板等の平面上に並べて実装する従来の配列に比べ、
実装面積が縮小される。
【0018】また、半導体素子が平面に配置される場合
は、積層に配置する場合に比べて半導体装置が薄くで
き、各半導体装置を基板等の平面上に並べて実装する従
来の配列に比べても実装面積が縮小される。よって、例
えば薄型機器等へ適用される場合、従来構造の半導体装
置より実装密度が向上する。
は、積層に配置する場合に比べて半導体装置が薄くで
き、各半導体装置を基板等の平面上に並べて実装する従
来の配列に比べても実装面積が縮小される。よって、例
えば薄型機器等へ適用される場合、従来構造の半導体装
置より実装密度が向上する。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の半導体装置において、積層された前記複数個の半導体
素子の最上層に前記電極部が配置され、各半導体素子が
直接電極部へ電気的に接続されていることを特徴とす
る。
の半導体装置において、積層された前記複数個の半導体
素子の最上層に前記電極部が配置され、各半導体素子が
直接電極部へ電気的に接続されていることを特徴とす
る。
【0020】請求項5に記載の半導体装置では、積層さ
れた複数個の半導体素子の各々が、直接、最上層に配置
された電極部に電気的に接続されている。すなわち、各
半導体素子は電極部のみで接続されるので、各半導体素
子の間で必要とされる電気的接続は、同じ電極部への接
続を通して行われる。
れた複数個の半導体素子の各々が、直接、最上層に配置
された電極部に電気的に接続されている。すなわち、各
半導体素子は電極部のみで接続されるので、各半導体素
子の間で必要とされる電気的接続は、同じ電極部への接
続を通して行われる。
【0021】これにより、半導体素子の間に跨るような
複雑な接続構造が要らなくなり、各半導体素子と電極部
とを接続するだけの簡単な接続方法及び接続構造にでき
る。
複雑な接続構造が要らなくなり、各半導体素子と電極部
とを接続するだけの簡単な接続方法及び接続構造にでき
る。
【0022】請求項6に記載の半導体装置の製造方法
は、孔が形成されたベース基材の裏面に、前記孔から表
面側に露出される外部接続端子を設けるための電極部を
形成し、さらに前記ベース基材の裏面に、ベース基材と
前記電極部との段差をなくす絶縁層を形成し、前記電極
部と電気的に接続される半導体素子と前記絶縁層との間
にシート状の弾性体を介在させることを特徴とする。
は、孔が形成されたベース基材の裏面に、前記孔から表
面側に露出される外部接続端子を設けるための電極部を
形成し、さらに前記ベース基材の裏面に、ベース基材と
前記電極部との段差をなくす絶縁層を形成し、前記電極
部と電気的に接続される半導体素子と前記絶縁層との間
にシート状の弾性体を介在させることを特徴とする。
【0023】請求項6に記載の半導体装置の製造方法で
は、ベース基材の裏面に電極部を形成した後に、電極部
によってできる、電極部とベース基材裏面の段差をなく
す絶縁層を形成する。この絶縁層により平滑とされたベ
ース基材の裏面側、すなわち絶縁層と、半導体素子との
間に、シート状の弾性体を介在させる。
は、ベース基材の裏面に電極部を形成した後に、電極部
によってできる、電極部とベース基材裏面の段差をなく
す絶縁層を形成する。この絶縁層により平滑とされたベ
ース基材の裏面側、すなわち絶縁層と、半導体素子との
間に、シート状の弾性体を介在させる。
【0024】このため、平滑とされた絶縁層に面接触す
るシート状弾性体の接触部分に、隙間等が生じることは
ない。また、この弾性体が粘着性を帯びる場合でも、絶
縁層との接着面に部分的な剥離力が生じることはない。
これより、絶縁層と弾性体との接触面あるいは接着面
に、隙間や部分剥離による空間が発生することはない。
よって、このようにして製造される半導体装置に、実装
により熱履歴が加えられても、パッケージが変形したり
クラックが入ることはない。
るシート状弾性体の接触部分に、隙間等が生じることは
ない。また、この弾性体が粘着性を帯びる場合でも、絶
縁層との接着面に部分的な剥離力が生じることはない。
これより、絶縁層と弾性体との接触面あるいは接着面
に、隙間や部分剥離による空間が発生することはない。
よって、このようにして製造される半導体装置に、実装
により熱履歴が加えられても、パッケージが変形したり
クラックが入ることはない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
施の形態を説明する。
【0026】[第1の実施形態]図1には、本発明の第
1の実施形態に係る、テープキャリアを用いたBGA構
造の半導体装置10が示されている。
1の実施形態に係る、テープキャリアを用いたBGA構
造の半導体装置10が示されている。
【0027】半導体装置10は、複数のボール搭載ホー
ル12aを有するベース基材12(ポリイミドフィル
ム)を備え、ベース基材12の下面には絶縁性接着剤1
4が層状に形成されている。この絶縁性接着剤14によ
り、ベース基材12の下面には、パターニングされた銅
箔16や、ボール搭載ホール12aの下側開口部を塞ぐ
よう各々配置されたランド17(電極部)が貼着されて
いる。
ル12aを有するベース基材12(ポリイミドフィル
ム)を備え、ベース基材12の下面には絶縁性接着剤1
4が層状に形成されている。この絶縁性接着剤14によ
り、ベース基材12の下面には、パターニングされた銅
箔16や、ボール搭載ホール12aの下側開口部を塞ぐ
よう各々配置されたランド17(電極部)が貼着されて
いる。
【0028】また、各ランド17からは表面に金メッキ
が施されたインナーリード18が、所定方向(図中の左
右及び手前と奥行き方向)の斜め下方へ延出している。
各ランド17の上面には、ベース基材12の上面側へ突
出する半田ボール20が搭載されている。この半田ボー
ル20は、半導体装置10が回路基板やマザーボード等
にリフロー等で表面実装される際、それら基板に形成さ
れた電極ランドに溶着されることで、半導体装置10と
基板との機械的な接合部及び電気的な接続部としての役
割を果たす。
が施されたインナーリード18が、所定方向(図中の左
右及び手前と奥行き方向)の斜め下方へ延出している。
各ランド17の上面には、ベース基材12の上面側へ突
出する半田ボール20が搭載されている。この半田ボー
ル20は、半導体装置10が回路基板やマザーボード等
にリフロー等で表面実装される際、それら基板に形成さ
れた電極ランドに溶着されることで、半導体装置10と
基板との機械的な接合部及び電気的な接続部としての役
割を果たす。
【0029】さらにベース基材12の下面側には、ラン
ド17の側面及び下面と絶縁性接着剤14の下面露出部
分に、ソルダーレジスト22(段差除去部材)が形成さ
れている。このソルダーレジスト22は、例えば、絶縁
性及び耐熱性を有するポリイミド系樹脂を液状で塗布
し、加熱処理等を施して固化させたものである。よって
ランド17の側面及び下面と絶縁性接着剤14の下面露
出部分は、略膜状に形成されたソルダーレジスト22で
被覆され、同時にランド17が保護された状態となる。
ド17の側面及び下面と絶縁性接着剤14の下面露出部
分に、ソルダーレジスト22(段差除去部材)が形成さ
れている。このソルダーレジスト22は、例えば、絶縁
性及び耐熱性を有するポリイミド系樹脂を液状で塗布
し、加熱処理等を施して固化させたものである。よって
ランド17の側面及び下面と絶縁性接着剤14の下面露
出部分は、略膜状に形成されたソルダーレジスト22で
被覆され、同時にランド17が保護された状態となる。
【0030】これにより、ランド17により形成された
段差部分や凹凸部分などにソルダーレジスト22が隙間
なく入り込んで密着し、その形状が保たれる。なお、こ
こでのベース基材12、接着剤層14、銅箔16、ラン
ド17、インナーリード18、及びソルダーレジスト2
2を総称してテープキャリア24と呼ぶ。
段差部分や凹凸部分などにソルダーレジスト22が隙間
なく入り込んで密着し、その形状が保たれる。なお、こ
こでのベース基材12、接着剤層14、銅箔16、ラン
ド17、インナーリード18、及びソルダーレジスト2
2を総称してテープキャリア24と呼ぶ。
【0031】また、ソルダーレジスト22の下面は平滑
面となり、この下面に貼着された粘着力を有する弾性体
のエラストマ26によって、半導体素子28はテープキ
ャリア24の下部面に略固着され、半導体装置10の下
方側に配置される。
面となり、この下面に貼着された粘着力を有する弾性体
のエラストマ26によって、半導体素子28はテープキ
ャリア24の下部面に略固着され、半導体装置10の下
方側に配置される。
【0032】この半導体素子28の上面側周縁部分には
複数の電極パッド30が設けられており、電極パッド3
0には、各電極パッド30に対応した所定のインナーリ
ード18がボンディングされている。これにより半導体
素子28は、実装時に基板との間で外部接続端子として
の半田ボール20を介して電気的に接続される。またテ
ープキャリア24の周縁所定部分は、インナーリード1
8及びボンディング部を保護する絶縁性樹脂32により
封止されるている。
複数の電極パッド30が設けられており、電極パッド3
0には、各電極パッド30に対応した所定のインナーリ
ード18がボンディングされている。これにより半導体
素子28は、実装時に基板との間で外部接続端子として
の半田ボール20を介して電気的に接続される。またテ
ープキャリア24の周縁所定部分は、インナーリード1
8及びボンディング部を保護する絶縁性樹脂32により
封止されるている。
【0033】このように、本実施形態の半導体装置10
では、ベース基材12とシート状のエラストマ26との
間に、ベース基材12とランド17との段差をなくすソ
ルダーレジスト22が設けられていることで、ベース基
材12の下面に設けられたランド17による段差が取り
除かれる。また、ソルダーレジスト22が塗布剤である
ことにより、ベース基材12下面部の隙間にソルダーレ
ジスト22が確実に充填されて、隙間が残ることはな
い。
では、ベース基材12とシート状のエラストマ26との
間に、ベース基材12とランド17との段差をなくすソ
ルダーレジスト22が設けられていることで、ベース基
材12の下面に設けられたランド17による段差が取り
除かれる。また、ソルダーレジスト22が塗布剤である
ことにより、ベース基材12下面部の隙間にソルダーレ
ジスト22が確実に充填されて、隙間が残ることはな
い。
【0034】したがって、平滑とされたベース基材12
の下面部、すなわちソルダーレジスト22の下面に接着
されるエラストマ26の接着面に部分的な剥離力が生じ
ることはない。よってこの接着面に、部分剥離による空
間が発生することはなく、実装により熱履歴が加えられ
てもパッケージが変形したりクラックが入ることはな
い。
の下面部、すなわちソルダーレジスト22の下面に接着
されるエラストマ26の接着面に部分的な剥離力が生じ
ることはない。よってこの接着面に、部分剥離による空
間が発生することはなく、実装により熱履歴が加えられ
てもパッケージが変形したりクラックが入ることはな
い。
【0035】また言うまでもないが、ソルダーレジスト
22が絶縁性を有することで、電流が流されるランド1
7でのショートはない。
22が絶縁性を有することで、電流が流されるランド1
7でのショートはない。
【0036】さらに本実施形態では、ソルダーレジスト
22がポリイミド系樹脂であり、ポリイミドフィルムと
されるベース基材12と同系の材質である。したがっ
て、ほぼ等しい熱膨張係数であることにより熱応力等の
影響も受けにくく、熱履歴を加えてもソルダーレジスト
22がベース基材12から剥離したり、隙間が生じるこ
となはない。
22がポリイミド系樹脂であり、ポリイミドフィルムと
されるベース基材12と同系の材質である。したがっ
て、ほぼ等しい熱膨張係数であることにより熱応力等の
影響も受けにくく、熱履歴を加えてもソルダーレジスト
22がベース基材12から剥離したり、隙間が生じるこ
となはない。
【0037】なお、ソルダーレジスト22はポリイミド
系樹脂以外にも、種々の材料が適用可能である。例えば
エポキシ系樹脂を用いた場合では、ポリイミド系樹脂よ
り安価であるため、製造費用が押さえられる利点があ
る。
系樹脂以外にも、種々の材料が適用可能である。例えば
エポキシ系樹脂を用いた場合では、ポリイミド系樹脂よ
り安価であるため、製造費用が押さえられる利点があ
る。
【0038】次に、上述した構成の半導体装置を製造す
る方法について、図2〜図5を用いて説明する。
る方法について、図2〜図5を用いて説明する。
【0039】まず、図2(A)、(B)に示すように、
絶縁性接着剤14の下面にカバーテープ34が貼着され
たベース基材12に、金型あるいはエッチングで必要な
ホールを開口する。このホールとは、半田ボール20を
搭載するためのボール搭載ホール12a、インナーリー
ド18と電極パッド30とを接続するためのボンディン
グホール12b、及びベース基材12の位置決めや搬送
に使用するパーフォレーションホール12cである。
絶縁性接着剤14の下面にカバーテープ34が貼着され
たベース基材12に、金型あるいはエッチングで必要な
ホールを開口する。このホールとは、半田ボール20を
搭載するためのボール搭載ホール12a、インナーリー
ド18と電極パッド30とを接続するためのボンディン
グホール12b、及びベース基材12の位置決めや搬送
に使用するパーフォレーションホール12cである。
【0040】次に、図2(C)に示すように、カバーテ
ープ34を剥離し、絶縁性接着剤14に銅箔16を貼り
付ける。引き続き、銅箔16の下面に感光レジスト36
を塗布し、銅箔16の上面にバックコート材38を塗布
する。
ープ34を剥離し、絶縁性接着剤14に銅箔16を貼り
付ける。引き続き、銅箔16の下面に感光レジスト36
を塗布し、銅箔16の上面にバックコート材38を塗布
する。
【0041】ここで感光レジスト36に、回路パターン
を焼き付けたマスクを介して露光・現像すると、感光レ
ジスト36の所定部分が現像液により溶かされて、図3
(D)に示すようなパターン(凹部)が形成される。さ
らに、エッチングを施すことで銅箔16の露出部分が加
工され、感光レジスト36及びバックコート材38を剥
離すると、図3(E)に示すように、ランド17及びイ
ンナーリード18が形成される。
を焼き付けたマスクを介して露光・現像すると、感光レ
ジスト36の所定部分が現像液により溶かされて、図3
(D)に示すようなパターン(凹部)が形成される。さ
らに、エッチングを施すことで銅箔16の露出部分が加
工され、感光レジスト36及びバックコート材38を剥
離すると、図3(E)に示すように、ランド17及びイ
ンナーリード18が形成される。
【0042】さらに、図3(F)に示すように、ランド
17及びインナーリード18の一部にソルダーレジスト
22(絶縁層)を塗布する。このソルダーレジスト22
の塗布方法は、例えばスクリーン印刷などを用いること
ができる。以上でテープキャリア24が完成する。
17及びインナーリード18の一部にソルダーレジスト
22(絶縁層)を塗布する。このソルダーレジスト22
の塗布方法は、例えばスクリーン印刷などを用いること
ができる。以上でテープキャリア24が完成する。
【0043】このテープキャリア24と半導体素子28
を用いた、BGA構造の半導体装置の製造工程を図4、
図5に示す。
を用いた、BGA構造の半導体装置の製造工程を図4、
図5に示す。
【0044】まず、図4(G)に示すように、ソルダー
レジスト22に、所定形状に加工されたシート状のエラ
ストマ26を熱・荷重で貼り付けた後、図4(H)に示
すように、半導体素子28を位置合わせしてエラストマ
26と熱・荷重で接合する。
レジスト22に、所定形状に加工されたシート状のエラ
ストマ26を熱・荷重で貼り付けた後、図4(H)に示
すように、半導体素子28を位置合わせしてエラストマ
26と熱・荷重で接合する。
【0045】次に、熱、荷重、超音波を図4(I)に示
すツール40に加えて、ボンディングホール12b部で
インナーボンディングを行い(矢印T方向)、インナー
リード18を電極パッド30に接合させる。さらに図5
(J)に示すように、インナーボンディング部を樹脂3
2にて封止し、図5(K)に示すように、ランド17上
面に半田ボール20を搭載して熱を加え、接触部分を接
合させる。最後に、図5(L)に示すように、テープキ
ャリアから製品部を打ち抜いて、BGA構造の半導体装
置10が完成する。
すツール40に加えて、ボンディングホール12b部で
インナーボンディングを行い(矢印T方向)、インナー
リード18を電極パッド30に接合させる。さらに図5
(J)に示すように、インナーボンディング部を樹脂3
2にて封止し、図5(K)に示すように、ランド17上
面に半田ボール20を搭載して熱を加え、接触部分を接
合させる。最後に、図5(L)に示すように、テープキ
ャリアから製品部を打ち抜いて、BGA構造の半導体装
置10が完成する。
【0046】以上説明したように、本実施形態による半
導体装置の製造方法では、ベース基材12にランド17
を形成した後に、このランド17によってできる、ラン
ド17とベース基材12下面との段差をなくすソルダー
レジスト22を形成する。このソルダーレジスト22に
より平滑とされたベース基材12の下面側、すなわちソ
ルダーレジスト22にシート状のエラストマ26を接着
する。
導体装置の製造方法では、ベース基材12にランド17
を形成した後に、このランド17によってできる、ラン
ド17とベース基材12下面との段差をなくすソルダー
レジスト22を形成する。このソルダーレジスト22に
より平滑とされたベース基材12の下面側、すなわちソ
ルダーレジスト22にシート状のエラストマ26を接着
する。
【0047】このため、平滑とされたソルダーレジスト
22に面接触するエラストマ26の接着面に隙間等が生
じることはなく、部分的な剥離力が生じることもない。
よって、接着面での部分剥離による空間が発生すること
はなく、このようにして製造された半導体装置10に実
装による熱履歴が加えられても、パッケージが変形した
りクラックが入ることはない。
22に面接触するエラストマ26の接着面に隙間等が生
じることはなく、部分的な剥離力が生じることもない。
よって、接着面での部分剥離による空間が発生すること
はなく、このようにして製造された半導体装置10に実
装による熱履歴が加えられても、パッケージが変形した
りクラックが入ることはない。
【0048】[第2の実施形態]次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。この第2の実施形態では、
上記第1の実施形態で説明した構成とほぼ同一であるた
め、同一構成部品については同一符合を付し、その構成
の説明を省略する。この第2の実施形態の特徴は、半導
体素子の配置構造に関するものである。
実施形態について説明する。この第2の実施形態では、
上記第1の実施形態で説明した構成とほぼ同一であるた
め、同一構成部品については同一符合を付し、その構成
の説明を省略する。この第2の実施形態の特徴は、半導
体素子の配置構造に関するものである。
【0049】図6には、本発明の第2の実施形態に係る
半導体装置50が示されている。半導体装置50は、半
導体素子28の下面に、接着剤52を介して、外形寸法
が半導体素子28より一回り大きい半導体素子54が固
着されている。この半導体素子54の上面周縁部にも、
半導体素子28と同様に電極パッド56が設けられてい
る。
半導体装置50が示されている。半導体装置50は、半
導体素子28の下面に、接着剤52を介して、外形寸法
が半導体素子28より一回り大きい半導体素子54が固
着されている。この半導体素子54の上面周縁部にも、
半導体素子28と同様に電極パッド56が設けられてい
る。
【0050】この半導体素子54の電極パッド56とラ
ンド17との接続には、ランド17と電極パッド56と
を直接繋ぐインナーリード58(高さ方向での屈曲が1
回)、及びランド17から電極パッド30を経由して電
極パッド56に繋がれるインナーリード60(高さ方向
での屈曲が複数回)が用いられる。
ンド17との接続には、ランド17と電極パッド56と
を直接繋ぐインナーリード58(高さ方向での屈曲が1
回)、及びランド17から電極パッド30を経由して電
極パッド56に繋がれるインナーリード60(高さ方向
での屈曲が複数回)が用いられる。
【0051】これらインナーリードと電極パッド56と
の接合方法は、半導体素子28のインナーリード18と
同様(第1の実施形態)、「超音波・熱・荷重併用シン
グルポイントボンディング方式」により接続される。た
だし、2箇所での接合が行われるインナーリード60の
場合は、下側の電極パッド56が先に接合された後、上
側の電極パッド30が接合される。したがって、このイ
ンナーリード60により、半導体素子28と半導体素子
54とが半導体装置50内で電気的に接続される。
の接合方法は、半導体素子28のインナーリード18と
同様(第1の実施形態)、「超音波・熱・荷重併用シン
グルポイントボンディング方式」により接続される。た
だし、2箇所での接合が行われるインナーリード60の
場合は、下側の電極パッド56が先に接合された後、上
側の電極パッド30が接合される。したがって、このイ
ンナーリード60により、半導体素子28と半導体素子
54とが半導体装置50内で電気的に接続される。
【0052】なおここで、各半導体素子は異なった機能
を有する半導体素子を組み合わせることができる。すな
わち、上側の半導体素子28をロジック系半導体素子と
し、下側の半導体素子54をメモリ系半導体素子とする
などの混載が可能である。もちろん組み合わせはこれに
限定されず、ロジック系あるいはメモリ系半導体素子同
士とする等、種々の組み合わせとすることにより、半導
体装置の機能を増加させることもできる。
を有する半導体素子を組み合わせることができる。すな
わち、上側の半導体素子28をロジック系半導体素子と
し、下側の半導体素子54をメモリ系半導体素子とする
などの混載が可能である。もちろん組み合わせはこれに
限定されず、ロジック系あるいはメモリ系半導体素子同
士とする等、種々の組み合わせとすることにより、半導
体装置の機能を増加させることもできる。
【0053】このように本実施形態の半導体装置50で
は、半導体装置内に複数個の半導体素子が設けられ、各
半導体素子が電気的に接続されている。すなわち、半導
体素子28及び半導体素子54が同一パッケージ内に配
置され、パッケージ及びランド17を共有する構成であ
る。また、半導体素子28及び半導体素子54が積層に
配置されていることにより、すなわち両半導体素子は厚
み方向に重ね合わせらることにより、半導体素子を平面
に並べて配置する場合に比べ、半導体装置50の実装面
方向での外形寸法が小さくなる。
は、半導体装置内に複数個の半導体素子が設けられ、各
半導体素子が電気的に接続されている。すなわち、半導
体素子28及び半導体素子54が同一パッケージ内に配
置され、パッケージ及びランド17を共有する構成であ
る。また、半導体素子28及び半導体素子54が積層に
配置されていることにより、すなわち両半導体素子は厚
み方向に重ね合わせらることにより、半導体素子を平面
に並べて配置する場合に比べ、半導体装置50の実装面
方向での外形寸法が小さくなる。
【0054】これにより、1個の半導体素子を一つのパ
ッケージ内に収める従来構造の半導体装置を、所定範囲
に複数個実装する場合と比較して、その実装スペースが
縮小されて実装密度が向上する。
ッケージ内に収める従来構造の半導体装置を、所定範囲
に複数個実装する場合と比較して、その実装スペースが
縮小されて実装密度が向上する。
【0055】また、各半導体装置が基板のパターン等、
外部の経路を通して電気的に接続されていた従来に比
べ、半導体素子の間の接続経路が短くなることにより、
信号伝送時間の遅延に対しても有利である。
外部の経路を通して電気的に接続されていた従来に比
べ、半導体素子の間の接続経路が短くなることにより、
信号伝送時間の遅延に対しても有利である。
【0056】[第3の実施形態]次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。この第3の実施形態では、
上記第1及び第2の実施形態で説明した構成とほぼ同一
であるため、同一構成部品については同一符合を付し、
その構成の説明を省略する。この第3の実施形態の特徴
は、前記第2の実施形態における半導体素子の接続構造
に関するものである。
実施形態について説明する。この第3の実施形態では、
上記第1及び第2の実施形態で説明した構成とほぼ同一
であるため、同一構成部品については同一符合を付し、
その構成の説明を省略する。この第3の実施形態の特徴
は、前記第2の実施形態における半導体素子の接続構造
に関するものである。
【0057】図7には、本発明の第3の実施形態に係る
半導体装置70が示されている。半導体装置70は、半
導体素子28と半導体素子54とが、同一ランド17に
設けられたインナーリード18及びインナーリード58
により接続された構造である。つまり、第2の実施形態
のような、2箇所で接合されたインナーリード60を用
いないで、各半導体素子が直接ランド17へ電気的に接
続されているものである。
半導体装置70が示されている。半導体装置70は、半
導体素子28と半導体素子54とが、同一ランド17に
設けられたインナーリード18及びインナーリード58
により接続された構造である。つまり、第2の実施形態
のような、2箇所で接合されたインナーリード60を用
いないで、各半導体素子が直接ランド17へ電気的に接
続されているものである。
【0058】これにより、半導体素子28と半導体素子
54との間に跨るような複雑な接続構造及び方法が要ら
なくなり、ボンディング方法が簡単になる。
54との間に跨るような複雑な接続構造及び方法が要ら
なくなり、ボンディング方法が簡単になる。
【0059】[第4の実施形態]次に、本発明の第4の
実施形態について説明する。この第4の実施形態では、
上記第1の実施形態で説明した構成とほぼ同一であるた
め、同一構成部品については同一符合を付し、その構成
の説明を省略する。この第4の実施形態の特徴は、第2
及び第3の実施形態とは異なった半導体素子の配置構造
に関するものである。
実施形態について説明する。この第4の実施形態では、
上記第1の実施形態で説明した構成とほぼ同一であるた
め、同一構成部品については同一符合を付し、その構成
の説明を省略する。この第4の実施形態の特徴は、第2
及び第3の実施形態とは異なった半導体素子の配置構造
に関するものである。
【0060】図8及び図9には、本発明の第4の実施形
態に係る半導体装置80が示されている。半導体装置8
0は、テープキャリアが同一平面に2つ並べて配置さ
れ、各テープキャリアには、外形寸法及び厚さがほぼ等
しい半導体素子が設けられている。ここで、左側のテー
プキャリア24Lには半導体素子28Lが、右側のテー
プキャリア24Rには半導体素子28Rが、各々エラス
トマ26によって略固着されている。また、半導体素子
28L、28Rは、各々のテープキャリア24L、28
Rに設けられたランド17と、インナーリード18によ
り電極パッド30で接合されている。
態に係る半導体装置80が示されている。半導体装置8
0は、テープキャリアが同一平面に2つ並べて配置さ
れ、各テープキャリアには、外形寸法及び厚さがほぼ等
しい半導体素子が設けられている。ここで、左側のテー
プキャリア24Lには半導体素子28Lが、右側のテー
プキャリア24Rには半導体素子28Rが、各々エラス
トマ26によって略固着されている。また、半導体素子
28L、28Rは、各々のテープキャリア24L、28
Rに設けられたランド17と、インナーリード18によ
り電極パッド30で接合されている。
【0061】さらに、テープキャリア24L、28Rの
隣接部分に位置するランド17の一部からは、隣の半導
体素子に接合されたインナーリード82や、途中で二股
に分かれ、各先端が半導体素子28L、28Rに接続さ
れたインナーリード84が設けられている。したがっ
て、このインナーリード84により、半導体素子28
L、28Rが電気的に接続される。
隣接部分に位置するランド17の一部からは、隣の半導
体素子に接合されたインナーリード82や、途中で二股
に分かれ、各先端が半導体素子28L、28Rに接続さ
れたインナーリード84が設けられている。したがっ
て、このインナーリード84により、半導体素子28
L、28Rが電気的に接続される。
【0062】このように、半導体装置80では、半導体
素子が同一平面に並べて配置されたことにより、積層に
配置する場合に比べて半導体装置が薄くでき、各半導体
装置を基板等の平面上に並べて実装する従来の配列に比
べても実装面積が縮小される。よって、例えば薄型機器
等へ適用される場合、従来構造の半導体装置より実装密
度が向上する。
素子が同一平面に並べて配置されたことにより、積層に
配置する場合に比べて半導体装置が薄くでき、各半導体
装置を基板等の平面上に並べて実装する従来の配列に比
べても実装面積が縮小される。よって、例えば薄型機器
等へ適用される場合、従来構造の半導体装置より実装密
度が向上する。
【0063】また、このように並列に配置する場合、各
半導体素子のサイズにかかわることなく一つのパッケー
ジ内に収納することができる。
半導体素子のサイズにかかわることなく一つのパッケー
ジ内に収納することができる。
【0064】なお、上記第2、第3、及び第4の実施形
態では、半導体装置内の半導体素子数は2個としたが、
配置数はこれに限定されるものではなく、3個以上の場
合でも適用可能である。
態では、半導体装置内の半導体素子数は2個としたが、
配置数はこれに限定されるものではなく、3個以上の場
合でも適用可能である。
【0065】また全ての実施形態において、ランドと半
導体素子の電極パッドとの配線に用いられたインナーリ
ードが金線(ワイヤ)等とされるBGA構造の半導体装
置に適用することもできる。
導体素子の電極パッドとの配線に用いられたインナーリ
ードが金線(ワイヤ)等とされるBGA構造の半導体装
置に適用することもできる。
【0066】
【発明の効果】本発明の半導体装置及びその製造方法は
上記構成としたので、実装により熱履歴が加えられても
パッケージの変形やクラックがなく、さらに従来の構造
より実装時の実装密度を向上することができる。
上記構成としたので、実装により熱履歴が加えられても
パッケージの変形やクラックがなく、さらに従来の構造
より実装時の実装密度を向上することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態であり、ベース基材の
下面にソルダーレジストが設けられた状態を示す概略断
面図である。
下面にソルダーレジストが設けられた状態を示す概略断
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るテープキャリア
部の製造方法を説明する図であり、(A)はテープキャ
リアの素材となる長尺のベース基材がセットされた状
態、(B)はベース基材にホール加工が施された状態、
(C)はベース基材に感光レジスト及びバックコート材
が塗布された状態を示す。
部の製造方法を説明する図であり、(A)はテープキャ
リアの素材となる長尺のベース基材がセットされた状
態、(B)はベース基材にホール加工が施された状態、
(C)はベース基材に感光レジスト及びバックコート材
が塗布された状態を示す。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るテープキャリア
部の製造方法を説明する図であり、(D)は露光・現像
によって感光レジストに回路パターンが形成された状
態、(E)はベース基材の銅箔がエッチングされてラン
ド及びインナーリードが形成された状態、(F)はラン
ド及びインナーリードの一部にソルダーレジストが塗布
されてテープキャリアが完成した状態を示す。
部の製造方法を説明する図であり、(D)は露光・現像
によって感光レジストに回路パターンが形成された状
態、(E)はベース基材の銅箔がエッチングされてラン
ド及びインナーリードが形成された状態、(F)はラン
ド及びインナーリードの一部にソルダーレジストが塗布
されてテープキャリアが完成した状態を示す。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るBGA構造の半
導体装置の製造方法を説明する図であり、(G)はテー
プキャリアのソルダーレジストにエラストマが貼り付け
られた状態、(H)はエラストマに半導体素子が略固着
された状態、(I)はインナーリードが半導体素子の電
極パッドにインナーボンディングされた状態を示す。
導体装置の製造方法を説明する図であり、(G)はテー
プキャリアのソルダーレジストにエラストマが貼り付け
られた状態、(H)はエラストマに半導体素子が略固着
された状態、(I)はインナーリードが半導体素子の電
極パッドにインナーボンディングされた状態を示す。
【図5】本発明の第1の実施形態に係るBGA構造の半
導体装置の製造方法を説明する図であり、(J)はイン
ナーリード及びインナーボンディング部が樹脂により封
止された状態、(K)はランドに半田ボールが搭載され
た状態、(L)はテープキャリアから製品部分が打ち抜
かれてBGA構造の半導体装置が完成した状態を示す。
導体装置の製造方法を説明する図であり、(J)はイン
ナーリード及びインナーボンディング部が樹脂により封
止された状態、(K)はランドに半田ボールが搭載され
た状態、(L)はテープキャリアから製品部分が打ち抜
かれてBGA構造の半導体装置が完成した状態を示す。
【図6】本発明の第2実施の形態に係るBGA構造の半
導体装置を示す、(A)は上面図、(B)は(A)の6
−6線での概略断面図である。
導体装置を示す、(A)は上面図、(B)は(A)の6
−6線での概略断面図である。
【図7】本発明の第3実施の形態に係るBGA構造の半
導体装置を示す、(A)は上面図、(B)は(A)の7
−7線での概略断面図である。
導体装置を示す、(A)は上面図、(B)は(A)の7
−7線での概略断面図である。
【図8】本発明の第4実施の形態に係るBGA構造の半
導体装置を示す上面図である。
導体装置を示す上面図である。
【図9】本発明の第4実施の形態に係るBGA構造の半
導体装置を示す、(A)は図8の9a−9a線での概略
断面図であり、(B)は図8の9b−9b線での概略断
面図である。
導体装置を示す、(A)は図8の9a−9a線での概略
断面図であり、(B)は図8の9b−9b線での概略断
面図である。
【図10】従来のBGA構造の半導体装置を示す概略断
面図である。
面図である。
【符号の説明】 10 半導体装置 12 ベース基材 12a ボール搭載ホール(孔) 20 半田ボール(外部接続端子) 22 ソルダーレジスト(段差除去部材/絶縁層) 26 エラストマ(弾性体) 28 半導体素子 28L 半導体素子 28R 半導体素子 30 電極パッド(電極部) 50 半導体装置 54 半導体素子 56 電極パッド(電極部) 70 半導体装置 80 半導体装置
Claims (6)
- 【請求項1】 孔が形成されたベース基材と、前記孔の
底部に配置され前記ベース基材の裏面に固定された電極
部と、前記電極部と電気的に接続され、前記ベース基材
の裏面側に配置された半導体素子と、前記半導体素子と
前記電極部との間に介在するシート状の弾性体と、を備
えた半導体装置において、 前記電極部による、前記ベース基材裏面部の隙間に、ベ
ース基材と電極部との段差をなくす段差除去部材を設け
たことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記ベース基材はポリイミドフィルムと
され、前記段差除去部材は絶縁性を有する塗布剤である
ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項3】 ベース基材と、前記ベース基材に設けら
れた電極部と、前記電極部と電気的に接続され、前記ベ
ース基材に取り付けられる複数個の半導体素子と、を有
することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 前記複数個の半導体素子は、積層又は平
面に配置、あるいは積層及び平面に配置の組合せのいず
れかであることを特徴とする請求項3に記載の半導体装
置。 - 【請求項5】 積層された前記複数個の半導体素子の最
上層に前記電極部が配置され、各半導体素子が直接電極
部へ電気的に接続されていることを特徴とする請求項4
に記載の半導体装置。 - 【請求項6】 孔が形成されたベース基材の裏面に、前
記孔から表面側に露出される外部接続端子を設けるため
の電極部を形成し、さらに前記ベース基材の裏面に、ベ
ース基材と前記電極部との段差をなくす絶縁層を形成
し、前記電極部と電気的に接続される半導体素子と前記
絶縁層との間にシート状の弾性体を介在させることを特
徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11183120A JP2001015629A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 半導体装置及びその製造方法 |
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