JP2001064292A - ホスファゼン組成物とその製造方法 - Google Patents
ホスファゼン組成物とその製造方法Info
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- JP2001064292A JP2001064292A JP23559499A JP23559499A JP2001064292A JP 2001064292 A JP2001064292 A JP 2001064292A JP 23559499 A JP23559499 A JP 23559499A JP 23559499 A JP23559499 A JP 23559499A JP 2001064292 A JP2001064292 A JP 2001064292A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ハロゲン含有量が低いホスファゼン組成物の
新規製造方法とそれによるホスファゼン組成物中の最終
残留1個のハロゲン置換基をもつ一般式5のホスファゼ
ン前駆体の含有割合10.0重量%以下であるホスファ
ゼン組成物の提供。 【解決手段】 環状ハロゲン化ホスファゼン中に、アル
カリ金属フェノラートとアルカリ金属アルコラートと
を、窒素含有鎖/環式の有機化合物を含む溶媒中で反応
させる一般式5 〔mは3〜10の整数、Qのうちいずれかがアリールオ
キシ(OAr)、残りがアルコキシ基(OR)であっ
て、分子中のOArの数、ORの数は下記3式をすべて
満す。 1≦(OArの数)≦2m−1 1≦(ORの数)≦2m−1 (OArの数)+(ORの数)=2m 〕 の環状ホスファゼン組成物の製造方法とこの方法で得る
同一分子中にOArとORを含有する高純度環状ホスフ
ァゼン類。
新規製造方法とそれによるホスファゼン組成物中の最終
残留1個のハロゲン置換基をもつ一般式5のホスファゼ
ン前駆体の含有割合10.0重量%以下であるホスファ
ゼン組成物の提供。 【解決手段】 環状ハロゲン化ホスファゼン中に、アル
カリ金属フェノラートとアルカリ金属アルコラートと
を、窒素含有鎖/環式の有機化合物を含む溶媒中で反応
させる一般式5 〔mは3〜10の整数、Qのうちいずれかがアリールオ
キシ(OAr)、残りがアルコキシ基(OR)であっ
て、分子中のOArの数、ORの数は下記3式をすべて
満す。 1≦(OArの数)≦2m−1 1≦(ORの数)≦2m−1 (OArの数)+(ORの数)=2m 〕 の環状ホスファゼン組成物の製造方法とこの方法で得る
同一分子中にOArとORを含有する高純度環状ホスフ
ァゼン類。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なホスファゼ
ン組成物の製造方法とそれによって得られるホスファゼ
ン組成物に関する。
ン組成物の製造方法とそれによって得られるホスファゼ
ン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平10−298188号公報には、
ホスホニトリル酸フェニルアルキルエステルを製造する
方法が開示されており、これによれば、テトロヒドロフ
ラン中、金属ナトリウムを使用しナトリウムフェノラー
トを生成させ、これにヘキサクロロホスファゼンのテト
ラヒドロフラン溶液を滴下しフェノキシ化を行ったの
ち、金属ナトリウムを使用して生成させたナトリウムメ
チラートと反応させることで、同一分子内の置換基の全
てがメトキシ基であったり、フェノキシ基であることは
ないホスファゼンを合成している。しかし、この方法で
は、反応が完結せず未置換の有機ハロゲン化合物が残っ
てしまう。このように、前記一般式(5)や(6)で示
されるホスファゼンは、その構造式上ではハロゲンを含
有していないが、従来の製造方法では前記一般式(1)
や(2)中のXのすべてをアリールオキシ基およびアル
コキシ基に変換することができず、生成物の一部の化合
物は構造式中にXが残存した状態となるのが実状であ
る。とくに化合物中の最終に残った1個のハロゲンを置
換することは困難であり、目的達成のためには例えば3
00時間位の反応時間を必要とする。
ホスホニトリル酸フェニルアルキルエステルを製造する
方法が開示されており、これによれば、テトロヒドロフ
ラン中、金属ナトリウムを使用しナトリウムフェノラー
トを生成させ、これにヘキサクロロホスファゼンのテト
ラヒドロフラン溶液を滴下しフェノキシ化を行ったの
ち、金属ナトリウムを使用して生成させたナトリウムメ
チラートと反応させることで、同一分子内の置換基の全
てがメトキシ基であったり、フェノキシ基であることは
ないホスファゼンを合成している。しかし、この方法で
は、反応が完結せず未置換の有機ハロゲン化合物が残っ
てしまう。このように、前記一般式(5)や(6)で示
されるホスファゼンは、その構造式上ではハロゲンを含
有していないが、従来の製造方法では前記一般式(1)
や(2)中のXのすべてをアリールオキシ基およびアル
コキシ基に変換することができず、生成物の一部の化合
物は構造式中にXが残存した状態となるのが実状であ
る。とくに化合物中の最終に残った1個のハロゲンを置
換することは困難であり、目的達成のためには例えば3
00時間位の反応時間を必要とする。
【0003】ところが、プラスチックに添加する難燃剤
として従来ハロゲン系難燃剤が使用されていたが、有機
ハロゲン化合物は燃焼時に有害なハロゲン系ガスを発生
することやダイオキシンなどの有害物質を発生させる恐
れがあることから、現在ノンハロゲン系難燃剤が要求さ
れている。また、電子部品材料では、特に有機ハロゲン
化合物が品質に影響を与えるため使用する材料は、ノン
ハロゲンであることが好ましい。
として従来ハロゲン系難燃剤が使用されていたが、有機
ハロゲン化合物は燃焼時に有害なハロゲン系ガスを発生
することやダイオキシンなどの有害物質を発生させる恐
れがあることから、現在ノンハロゲン系難燃剤が要求さ
れている。また、電子部品材料では、特に有機ハロゲン
化合物が品質に影響を与えるため使用する材料は、ノン
ハロゲンであることが好ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の欠点を解決し、ハロゲン含有量が非常に低い
ホスファゼン組成物を得ることができる新規な製造方法
を提供するとともにそれにより得られたホスファゼン組
成物中の最終に残った1個のハロゲン置換基をもつ一般
式(5)においてm=3で示されるホスファゼンの前駆
体の含有割合が10.0重量%以下であるホスファゼン
組成物を提供する点にある。
従来技術の欠点を解決し、ハロゲン含有量が非常に低い
ホスファゼン組成物を得ることができる新規な製造方法
を提供するとともにそれにより得られたホスファゼン組
成物中の最終に残った1個のハロゲン置換基をもつ一般
式(5)においてm=3で示されるホスファゼンの前駆
体の含有割合が10.0重量%以下であるホスファゼン
組成物を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らはホ
スファゼン組成物の製造において生成物中に有機ハロゲ
ン化合物を事実上含まないで、かつ同一分子内の置換基
のすべてがアリールオキシ基であるホスファゼン類や同
一分子内の置換基のすべてがアルコキシ基であるホスフ
ァゼン類を副生しないで、同一分子内にアリールオキシ
基とアルコキシ基の両方を含有するホスファゼン組成物
を製造する反応について鋭意研究した結果、本発明を完
成するに至ったものである。
スファゼン組成物の製造において生成物中に有機ハロゲ
ン化合物を事実上含まないで、かつ同一分子内の置換基
のすべてがアリールオキシ基であるホスファゼン類や同
一分子内の置換基のすべてがアルコキシ基であるホスフ
ァゼン類を副生しないで、同一分子内にアリールオキシ
基とアルコキシ基の両方を含有するホスファゼン組成物
を製造する反応について鋭意研究した結果、本発明を完
成するに至ったものである。
【0006】すなわち、本発明の第一は、下記一般式
(1)
(1)
【化14】 (式中、Xはハロゲン、mは3〜10の整数である。)
で示される環状ハロゲン化ホスファゼンに、下記一般式
(3)
で示される環状ハロゲン化ホスファゼンに、下記一般式
(3)
【化15】 (式中、Arはアリール基、Mはアルカリ金属であ
る。)で示されるアルカリ金属フェノラートおよび下記
一般式(4)
る。)で示されるアルカリ金属フェノラートおよび下記
一般式(4)
【化16】 (式中、Rはアルコキシ基、Mはアルカリ金属であ
る。)で示されるアルカリ金属アルコラートとを、窒素
含有鎖式または環式の有機化合物を含む溶媒中で反応さ
せることを特徴とする下記一般式(5)
る。)で示されるアルカリ金属アルコラートとを、窒素
含有鎖式または環式の有機化合物を含む溶媒中で反応さ
せることを特徴とする下記一般式(5)
【化17】 〔式中、mは3〜10の整数であり、Qのうちのいずれ
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であっ
て、かつ分子中のOArの数、ORの数は下記3つの数
式の関係をすべて満すものである。
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であっ
て、かつ分子中のOArの数、ORの数は下記3つの数
式の関係をすべて満すものである。
【数5】1≦(OAr基の数)≦2m−1 1≦(OR基の数)≦2m−1 (OAr基の数)+(OR基の数)=2m 〕 で示される環状ホスファゼン組成物の製造方法に関す
る。
る。
【0007】本発明の第二は、下記一般式(1)
【化18】 (式中、Xはハロゲン原子、mは3〜10の整数であ
る。)で示される環状ハロゲン化ホスファゼンと、下記
一般式(2)
る。)で示される環状ハロゲン化ホスファゼンと、下記
一般式(2)
【化19】 (式中、Xはハロゲン原子、nは1〜20の整数であ
る。)で示される鎖状ハロゲン化ホスファゼンとからな
るハロゲン化ホスファゼン混合物に、下記一般式(3)
る。)で示される鎖状ハロゲン化ホスファゼンとからな
るハロゲン化ホスファゼン混合物に、下記一般式(3)
【化20】 (式中、Arはアリール基、Mはアルカリ金属であ
る。)で示されるアルカリ金属フェノラートおよび下記
一般式(4)
る。)で示されるアルカリ金属フェノラートおよび下記
一般式(4)
【化21】 (式中、Rはアルコキシ基、Mはアルカリ金属であ
る。)で示されるアルカリ金属アルコラートとを、窒素
含有鎖式または環式の有機化合物を含む溶媒中で反応さ
せることを特徴とする下記一般式(5)
る。)で示されるアルカリ金属アルコラートとを、窒素
含有鎖式または環式の有機化合物を含む溶媒中で反応さ
せることを特徴とする下記一般式(5)
【化22】 〔式中、mは3〜10の整数であり、Qのうちのいずれ
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であっ
て、かつ分子中のOArの数、ORの数は下記3つの数
式の関係をすべて満すものである。
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であっ
て、かつ分子中のOArの数、ORの数は下記3つの数
式の関係をすべて満すものである。
【数6】1≦(OAr基の数)≦2m−1 1≦(OR基の数)≦2m−1 (OAr基の数)+(OR基の数)=2m 〕 で示される環状ホスファゼン類と下記一般式(6)
【化23】 〔式中、nは1〜20の整数であり、Qのうちのいずれ
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であ
る。〕で示される鎖状ホスファゼンとからなるホスファ
ゼン組成物の製造方法に関する。
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であ
る。〕で示される鎖状ホスファゼンとからなるホスファ
ゼン組成物の製造方法に関する。
【0008】本発明の第三は、前記窒素含有鎖式または
環式の有機化合物がアミン化合物類およびアミド化合物
類よりなる群から選ばれた少なくとも1種の有機化合物
である請求項1または請求項2記載のホスファゼン組成
物の製造方法に関する。
環式の有機化合物がアミン化合物類およびアミド化合物
類よりなる群から選ばれた少なくとも1種の有機化合物
である請求項1または請求項2記載のホスファゼン組成
物の製造方法に関する。
【0009】これらの反応においては、二段階により反
応を実施することが好ましい。
応を実施することが好ましい。
【0010】すなわち、請求項1の発明の場合において
も請求項2の発明の場合においても、ハロゲン化ホスフ
ァゼン類に、第一段階として窒素含有鎖式または環式の
有機化合物を含む溶媒中において、アルカリ金属フェノ
ラートまたはアルカリ金属アルコラートを反応させた
後、第二段階として、第一段階でアルカリ金属フェノラ
ートを反応させた場合にはアルカリ金属アルコラート
を、第一段階でアルカリ金属アルコラートを反応させた
場合にはアルカリ金属フェノラートを、第一段階での未
反応ハロゲン化ホスファゼンに反応させることが好まし
い。
も請求項2の発明の場合においても、ハロゲン化ホスフ
ァゼン類に、第一段階として窒素含有鎖式または環式の
有機化合物を含む溶媒中において、アルカリ金属フェノ
ラートまたはアルカリ金属アルコラートを反応させた
後、第二段階として、第一段階でアルカリ金属フェノラ
ートを反応させた場合にはアルカリ金属アルコラート
を、第一段階でアルカリ金属アルコラートを反応させた
場合にはアルカリ金属フェノラートを、第一段階での未
反応ハロゲン化ホスファゼンに反応させることが好まし
い。
【0011】本発明の第四は、下記一般式(5)
【化24】 〔式中、mは3〜10の整数であり、Qのうちのいずれ
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であっ
て、かつ分子中のOArの数、ORの数は下記3つの数
式の関係をすべて満すものである。
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であっ
て、かつ分子中のOArの数、ORの数は下記3つの数
式の関係をすべて満すものである。
【数7】1≦(OAr基の数)≦2m−1 1≦(OR基の数)≦2m−1 (OAr基の数)+(OR基の数)=2m 〕 で示される環状ホスファゼン組成物であって、該環状ホ
スファゼン組成物中に前記一般式(5)においてm=3
で示される環状ホスファゼンの前駆体である1個のハロ
ゲン置換基をもつ環状ホスファゼンの含有割合が前記一
般式(5)においてm=3で示される環状ホスファゼン
に対して10.0重量%以下であることを特徴とする環
状ホスファゼン組成物に関する。
スファゼン組成物中に前記一般式(5)においてm=3
で示される環状ホスファゼンの前駆体である1個のハロ
ゲン置換基をもつ環状ホスファゼンの含有割合が前記一
般式(5)においてm=3で示される環状ホスファゼン
に対して10.0重量%以下であることを特徴とする環
状ホスファゼン組成物に関する。
【0012】本発明の第五は、下記一般式(5)
【化25】 〔式中、mは3〜10の整数であり、Qのうちのいずれ
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であっ
て、かつ分子中のOArの数、ORの数は下記3つの数
式の関係をすべて満すものである。
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であっ
て、かつ分子中のOArの数、ORの数は下記3つの数
式の関係をすべて満すものである。
【数8】1≦(OAr基の数)≦2m−1 1≦(OR基の数)≦2m−1 (OAr基の数)+(OR基の数)=2m 〕 で示される環状ホスファゼン類と下記一般式(6)
【化26】 〔式中、nは1〜20の整数であり、Qのうちのいずれ
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であ
る。〕で示される鎖状ホスファゼンとからなるホスファ
ゼン組成物であって、該ホスファゼン組成物中に前記一
般式(5)においてm=3で示される環状ホスファゼン
の前駆体である1個のハロゲン置換基をもつ環状ホスフ
ァゼンの含有割合が前記一般式(5)においてm=3で
示される環状ホスファゼンに対して10.0重量%以下
であることを特徴とするホスファゼン組成物に関する。
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であ
る。〕で示される鎖状ホスファゼンとからなるホスファ
ゼン組成物であって、該ホスファゼン組成物中に前記一
般式(5)においてm=3で示される環状ホスファゼン
の前駆体である1個のハロゲン置換基をもつ環状ホスフ
ァゼンの含有割合が前記一般式(5)においてm=3で
示される環状ホスファゼンに対して10.0重量%以下
であることを特徴とするホスファゼン組成物に関する。
【0013】ハロゲン化ホスファゼン類の合成法は、例
えば、横山〔日本化学雑誌第80巻第10号p118
(1959)〕には、五塩化りんと塩化アンモニウムを
モノクロロベンゼン中、反応させることで環状および鎖
状のクロロホスファゼン混合物が得られ、このクロロホ
スファゼン混合物を石油エーテルから再結晶するとm
p.112〜113℃の白色斜方状結晶のヘキサクロロ
ホスファゼン〔一般式(1)m=3〕が得られることが
報告されているように公知である。前記ハロゲン化ホス
ファゼン類は、通常下記一般式(1)
えば、横山〔日本化学雑誌第80巻第10号p118
(1959)〕には、五塩化りんと塩化アンモニウムを
モノクロロベンゼン中、反応させることで環状および鎖
状のクロロホスファゼン混合物が得られ、このクロロホ
スファゼン混合物を石油エーテルから再結晶するとm
p.112〜113℃の白色斜方状結晶のヘキサクロロ
ホスファゼン〔一般式(1)m=3〕が得られることが
報告されているように公知である。前記ハロゲン化ホス
ファゼン類は、通常下記一般式(1)
【化27】 (式中、Xはハロゲン、mは3〜10の整数である。)
で示される環状ハロゲン化ホスファゼンと、下記一般式
(2)
で示される環状ハロゲン化ホスファゼンと、下記一般式
(2)
【化28】 (式中、Xはハロゲン、nは1〜20の整数である。)
で示される鎖状ハロゲン化ホスファゼンとの混合物の形
で得られるが、前記一般式(1)の化合物のみを出発原
料としたい場合には、この混合物を石油エーテルなどで
再結晶することで一般式(1)で示される環状ハロゲン
化ホスファゼン類(mが単一の単一品やmの数がいろい
ろのものを含む混合物)を得ることができる。
で示される鎖状ハロゲン化ホスファゼンとの混合物の形
で得られるが、前記一般式(1)の化合物のみを出発原
料としたい場合には、この混合物を石油エーテルなどで
再結晶することで一般式(1)で示される環状ハロゲン
化ホスファゼン類(mが単一の単一品やmの数がいろい
ろのものを含む混合物)を得ることができる。
【0014】本発明に使用されるハロゲン化ホスファゼ
ン類は特に限定されず、一般式(1)の環状ハロゲン化
ホスファゼンとしては3量体、3量体と4量体の混合物
および3量体と4量体を多く含むオリゴマーが挙げら
れ、一般式(2)の鎖状ハロゲン化ホスファゼンとして
はnが1以上の単一品あるいは混合物、またはn=2の
ものを多く含むオリゴマーなどを挙げることができる
が、いずれも、特に3量体と4量体を多く含むオリゴマ
ーが好ましい。また、本発明は、不純物を含むハロゲン
化ホスファゼンの粗製品も使用可能であり、特に3量体
と4量体を多く含むオリゴマーが好ましい。また、縮合
反応が完結せずハロゲンが残っているホスファゼン類に
ついても原料として使用できる。勿論市販品を使用する
こともできる。
ン類は特に限定されず、一般式(1)の環状ハロゲン化
ホスファゼンとしては3量体、3量体と4量体の混合物
および3量体と4量体を多く含むオリゴマーが挙げら
れ、一般式(2)の鎖状ハロゲン化ホスファゼンとして
はnが1以上の単一品あるいは混合物、またはn=2の
ものを多く含むオリゴマーなどを挙げることができる
が、いずれも、特に3量体と4量体を多く含むオリゴマ
ーが好ましい。また、本発明は、不純物を含むハロゲン
化ホスファゼンの粗製品も使用可能であり、特に3量体
と4量体を多く含むオリゴマーが好ましい。また、縮合
反応が完結せずハロゲンが残っているホスファゼン類に
ついても原料として使用できる。勿論市販品を使用する
こともできる。
【0015】前記一般式(3)
【化29】 (式中、Arはアリール基、Mはアルカリ金属であ
る。)で示されるアルカリ金属フェノラートにおけるフ
ェノラート部分は、当然生成物であるホスファゼン組成
物における一般式(5)および一般式(6)におけるQ
のアリールオキシ基に対応している。そしてこのアルカ
リ金属フェノラートにおけるアルカリ金属としてはとく
に制限はないが、通常ナトリウムやカリウムを用いる。
フェノール類(フェノール、ナフトールおよび4−フェ
ニルフェノールなど)としては、1価のフェノール(置
換基数0〜5、置換基としてC1〜C8の直鎖もしくは
分岐したアルキル基、C1〜C8の直鎖もしくは分岐ア
ルコキシ基など)、2価のフェノール(置換基数0〜
4、置換基としてC1〜C8の直鎖もしくは分岐したア
ルキル基、C1〜C8の直鎖もしくは分岐アルコキシ基
など)などが挙げられる。
る。)で示されるアルカリ金属フェノラートにおけるフ
ェノラート部分は、当然生成物であるホスファゼン組成
物における一般式(5)および一般式(6)におけるQ
のアリールオキシ基に対応している。そしてこのアルカ
リ金属フェノラートにおけるアルカリ金属としてはとく
に制限はないが、通常ナトリウムやカリウムを用いる。
フェノール類(フェノール、ナフトールおよび4−フェ
ニルフェノールなど)としては、1価のフェノール(置
換基数0〜5、置換基としてC1〜C8の直鎖もしくは
分岐したアルキル基、C1〜C8の直鎖もしくは分岐ア
ルコキシ基など)、2価のフェノール(置換基数0〜
4、置換基としてC1〜C8の直鎖もしくは分岐したア
ルキル基、C1〜C8の直鎖もしくは分岐アルコキシ基
など)などが挙げられる。
【0016】1価のフェノールとして、例えば、フェノ
ール、1−ナフトール、2−ナフトール、4−フェニル
フェノールなどのフェノール類;o−クレゾール、m−
クレゾール、p−クレゾール、o−エチルフェノール、
m−エチルフェノール、p−エチルフェノール、o−プ
ロピルフェノール、m−プロピルフェノール、p−プロ
ピルフェノール、o−イソプロピルフェノール、m−イ
ソプロピルフェノール、p−イソプロピルフェノール、
o−ブチルフェノール、m−ブチルフェノール、p−ブ
チルフェノール、o−(2−メチルプロピル)フェノー
ル、m−(2−メチルプロピル)フェノール、p−(2
−メチルプロピル)フェノール、o−ターシャリーブチ
ルフェノール、m−ターシャリーブチルフェノール、p
−ターシャリーブチルフェノール、o−ペンチルフェノ
ール、m−ペンチルフェノール、p−ペンチルフェノー
ル、o−(2−メチルブチル)フェノール、m−(2−
メチルブチル)フェノール、p−(2−メチルブチル)
フェノール、o−(3−メチルブチル)フェノール、m
−(3−メチルブチル)フェノール、p−(3−メチル
ブチル)フェノール、o−ターシャリーアミルフェノー
ル、m−ターシャリーアミルフェノール、p−ターシャ
リーアミルフェノールなど、1−ヒドロキシ−2−メチ
ルナフタレン、1−ヒドロキシ−3−メチルナフタレ
ン、1−ヒドロキシ−4−メチルナフタレン、1−ヒド
ロキシ−5−メチルナフタレン、1−ヒドロキシ−6−
メチルナフタレン、1−ヒドロキシ−7−メチルナフタ
レン、1−ヒドロキシ−8−メチルナフタレン、2−エ
チル−1−ヒドロキシナフタレン、3−エチル−1−ヒ
ドロキシナフタレン、4−エチル−1−ヒドロキシナフ
タレン、5−エチル−1−ヒドロキシナフタレン、6−
エチル−1−ヒドロキシナフタレン、7−エチル−1−
ヒドロキシナフタレン、8−エチル−1−ヒドロキシナ
フタレン、2−ヒドロキシ−1−メチルナフタレン、2
−ヒドロキシ−3−メチルナフタレン、2−ヒドロキシ
−4−メチルナフタレン、2−ヒドロキシ−5−メチル
ナフタレン、2−ヒドロキシ−6−メチルナフタレン、
2−ヒドロキシ−7−メチルナフタレン、2−ヒドロキ
シ−8−メチルナフタレン、1−エチル−2−ヒドロキ
シナフタレン、3−エチル−2−ヒドロキシナフタレ
ン、4−エチル−2−ヒドロキシナフタレン、5−エチ
ル−2−ヒドロキシナフタレン、6−エチル−2−ヒド
ロキシナフタレン、7−エチル−2−ヒドロキシナフタ
レン、8−エチル−2−ヒドロキシナフタレンなど、2
−メチル−4−フェニルフェノール、2−エチル−4−
フェニルフェノール、のモノアルキルフェノール類;
2,3−キシレノール、2,4−キシレノール、2,5
−キシレノール、2,6−キシレノール、3,4−キシ
レノール、3,5−キシレノール、2−エチル−6−メ
チルフェノール、3−エチル−6−メチルフェノール、
4−エチル−6−メチルフェノール、5−エチル−6−
メチルフェノール、2−エチル−3−メチルフェノー
ル、2−エチル−4−メチルフェノール、2−エチル−
5−メチルフェノール、3−エチル−4−メチルフェノ
ール、3−エチル−5−メチルフェノール、2−メチル
−3−プロピルフェノール、2−メチル−4−プロピル
フェノール、2−メチル−5−プロピルフェノール、2
−メチル−6−プロピルフェノール、3−メチル−2−
プロピルフェノール、4−メチル−2−プロピルフェノ
ール、5−メチル−2−プロピルフェノール、3−メチ
ル−4−プロピルフェノール、3−メチル−5−プロピ
ルフェノール、2−メチル−3−イソプロピルフェノー
ル、2−メチル−4−イソプロピルフェノール、2−メ
チル−5−イソプロピルフェノール、2−メチル−6−
イソプロピルフェノール、3−メチル−2−イソプロピ
ルフェノール、4−メチル−2−イソプロピルフェノー
ル、5−メチル−2−イソプロピルフェノール、3−メ
チル−4−イソプロピルフェノール、3−メチル−5−
イソプロピルフェノール、2−ブチル−6−メチルフェ
ノール、3−ブチル−6−メチルフェノール、4−ブチ
ル−6−メチルフェノール、5−ブチル−6−メチルフ
ェノール、2−ブチル−3−メチルフェノール、2−ブ
チル−4−メチルフェノール、2−ブチル−5−メチル
フェノール、3−ブチル−4−メチルフェノール、3−
ブチル−5−メチルフェノール、2−(2−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、3−(2−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、4−(2−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、5−(2−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、2−(2−メチルプロ
ピル)−3−メチルフェノール、2−(2−メチルプロ
ピル)−4−メチルフェノール、2−(2−メチルプロ
ピル)−5−メチルフェノール、3−(2−メチルプロ
ピル)−4−メチルフェノール、3−(2−メチルプロ
ピル)−5−メチルフェノール、2−(3−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、3−(3−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、4−(3−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、5−(3−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、2−(3−メチルプロ
ピル)−3−メチルフェノール、2−(3−メチルプロ
ピル)−4−メチルフェノール、2−(3−メチルプロ
ピル)−5−メチルフェノール、3−(3−メチルプロ
ピル)−4−メチルフェノール、3−(3−メチルプロ
ピル)−5−メチルフェノール、2−ターシャリーブチ
ル−6−メチルフェノール、3−ターシャリーブチル−
6−メチルフェノール、4−ターシャリーブチル−6−
メチルフェノール、5−ターシャリーブチル−6−メチ
ルフェノール、2−ターシャリーブチル−3−メチルフ
ェノール、2−ターシャリーブチル−4−メチルフェノ
ール、2−ターシャリーブチル−5−メチルフェノー
ル、3−ターシャリーブチル−4−メチルフェノール、
3−ターシャリーブチル−5−メチルフェノール、2,
3−ジエチルフェノール、2,4−ジエチルフェノー
ル、2,5−ジエチルフェノール、2,6−ジエチルフ
ェノール、3,4−ジエチルフェノール、3,5−ジエ
チルフェノール、2,3−ジプロピルフェノール、2,
4−ジプロピルフェノール、2,5−ジプロピルフェノ
ール、2,6−ジプロピルフェノール、3,4−ジプロ
ピルフェノール、3,5−ジプロピルフェノール、2,
3−ジイソプロピルフェノール、2,4−ジイソプロピ
ルフェノール、2,5−ジイソプロピルフェノール、
2,6−ジイソプロピルフェノール、3,4−ジイソプ
ロピルフェノール、3,5−ジイソプロピルフェノー
ル、2,3−ジターシャリーブチルフェノール、2,4
−ジターシャリーブチルフェノール、2,5−ジターシ
ャリーブチルフェノール、2,6−ジターシャリーブチ
ルフェノール、3,4−ジターシャリーブチルフェノー
ル、3,5−ジターシャリーブチルフェノール、2,3
−ジターシャリーアミルフェノール、2,4−ジターシ
ャリーアミルフェノール、2,5−ジターシャリーアミ
ルフェノール、2,6−ジターシャリーアミルフェノー
ル、3,4−ジターシャリーアミルフェノール、3,5
−ジターシャリーアミルフェノール、1−ヒドロキシ−
2,3−ジメチルナフタレン、1−ヒドロキシ−2,5
−ジメチルナフタレン、1−ヒドロキシ−2,6−ジメ
チルナフタレン、1−ヒドロキシ−2,7−ジメチルナ
フタレン、2−ヒドロキシ−1,3−ジメチルナフタレ
ン、2−ヒドロキシ−1,5−ジメチルナフタレン、2
−ヒドロキシ−1,7−ジメチルナフタレン、2−ヒド
ロキシ−1,8−ジメチルナフタレン、2,3−ジエチ
ル−1−ヒドロキシナフタレン、2,5−ジエチル−1
−ヒドロキシナフタレン、2,6−ジエチル−1−ヒド
ロキシナフタレン、2,7−ジエチル−1−ヒドロキシ
ナフタレン、1,3−ジエチル−2−ヒドロキシナフタ
レン、1,5−ジエチル−2−ヒドロキシナフタレン、
1,7−ジエチル−2−ヒドロキシナフタレン、1,8
−ジエチル−2−ヒドロキシナフタレンなど、2,6−
ジメチル−4−フェニルフェノール、2,6−ジエチル
−4−フェニルフェノールなどのジアルキルフェノール
類;2−メトキシフェノール、3−メトキシフェノー
ル、4−メトキシフェノール、2−エトキシフェノー
ル、3−エトキシフェノール、4−エトキシフェノー
ル、2−プロポキシフェノール、3−プロポキシフェノ
ール、4−プロポキシフェノール、2−イソプロポキシ
フェノール、3−イソプロポキシフェノール、4−イソ
プロポキシフェノールなどのアルコキシ基が置換したフ
ェノール類などが挙げられる。
ール、1−ナフトール、2−ナフトール、4−フェニル
フェノールなどのフェノール類;o−クレゾール、m−
クレゾール、p−クレゾール、o−エチルフェノール、
m−エチルフェノール、p−エチルフェノール、o−プ
ロピルフェノール、m−プロピルフェノール、p−プロ
ピルフェノール、o−イソプロピルフェノール、m−イ
ソプロピルフェノール、p−イソプロピルフェノール、
o−ブチルフェノール、m−ブチルフェノール、p−ブ
チルフェノール、o−(2−メチルプロピル)フェノー
ル、m−(2−メチルプロピル)フェノール、p−(2
−メチルプロピル)フェノール、o−ターシャリーブチ
ルフェノール、m−ターシャリーブチルフェノール、p
−ターシャリーブチルフェノール、o−ペンチルフェノ
ール、m−ペンチルフェノール、p−ペンチルフェノー
ル、o−(2−メチルブチル)フェノール、m−(2−
メチルブチル)フェノール、p−(2−メチルブチル)
フェノール、o−(3−メチルブチル)フェノール、m
−(3−メチルブチル)フェノール、p−(3−メチル
ブチル)フェノール、o−ターシャリーアミルフェノー
ル、m−ターシャリーアミルフェノール、p−ターシャ
リーアミルフェノールなど、1−ヒドロキシ−2−メチ
ルナフタレン、1−ヒドロキシ−3−メチルナフタレ
ン、1−ヒドロキシ−4−メチルナフタレン、1−ヒド
ロキシ−5−メチルナフタレン、1−ヒドロキシ−6−
メチルナフタレン、1−ヒドロキシ−7−メチルナフタ
レン、1−ヒドロキシ−8−メチルナフタレン、2−エ
チル−1−ヒドロキシナフタレン、3−エチル−1−ヒ
ドロキシナフタレン、4−エチル−1−ヒドロキシナフ
タレン、5−エチル−1−ヒドロキシナフタレン、6−
エチル−1−ヒドロキシナフタレン、7−エチル−1−
ヒドロキシナフタレン、8−エチル−1−ヒドロキシナ
フタレン、2−ヒドロキシ−1−メチルナフタレン、2
−ヒドロキシ−3−メチルナフタレン、2−ヒドロキシ
−4−メチルナフタレン、2−ヒドロキシ−5−メチル
ナフタレン、2−ヒドロキシ−6−メチルナフタレン、
2−ヒドロキシ−7−メチルナフタレン、2−ヒドロキ
シ−8−メチルナフタレン、1−エチル−2−ヒドロキ
シナフタレン、3−エチル−2−ヒドロキシナフタレ
ン、4−エチル−2−ヒドロキシナフタレン、5−エチ
ル−2−ヒドロキシナフタレン、6−エチル−2−ヒド
ロキシナフタレン、7−エチル−2−ヒドロキシナフタ
レン、8−エチル−2−ヒドロキシナフタレンなど、2
−メチル−4−フェニルフェノール、2−エチル−4−
フェニルフェノール、のモノアルキルフェノール類;
2,3−キシレノール、2,4−キシレノール、2,5
−キシレノール、2,6−キシレノール、3,4−キシ
レノール、3,5−キシレノール、2−エチル−6−メ
チルフェノール、3−エチル−6−メチルフェノール、
4−エチル−6−メチルフェノール、5−エチル−6−
メチルフェノール、2−エチル−3−メチルフェノー
ル、2−エチル−4−メチルフェノール、2−エチル−
5−メチルフェノール、3−エチル−4−メチルフェノ
ール、3−エチル−5−メチルフェノール、2−メチル
−3−プロピルフェノール、2−メチル−4−プロピル
フェノール、2−メチル−5−プロピルフェノール、2
−メチル−6−プロピルフェノール、3−メチル−2−
プロピルフェノール、4−メチル−2−プロピルフェノ
ール、5−メチル−2−プロピルフェノール、3−メチ
ル−4−プロピルフェノール、3−メチル−5−プロピ
ルフェノール、2−メチル−3−イソプロピルフェノー
ル、2−メチル−4−イソプロピルフェノール、2−メ
チル−5−イソプロピルフェノール、2−メチル−6−
イソプロピルフェノール、3−メチル−2−イソプロピ
ルフェノール、4−メチル−2−イソプロピルフェノー
ル、5−メチル−2−イソプロピルフェノール、3−メ
チル−4−イソプロピルフェノール、3−メチル−5−
イソプロピルフェノール、2−ブチル−6−メチルフェ
ノール、3−ブチル−6−メチルフェノール、4−ブチ
ル−6−メチルフェノール、5−ブチル−6−メチルフ
ェノール、2−ブチル−3−メチルフェノール、2−ブ
チル−4−メチルフェノール、2−ブチル−5−メチル
フェノール、3−ブチル−4−メチルフェノール、3−
ブチル−5−メチルフェノール、2−(2−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、3−(2−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、4−(2−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、5−(2−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、2−(2−メチルプロ
ピル)−3−メチルフェノール、2−(2−メチルプロ
ピル)−4−メチルフェノール、2−(2−メチルプロ
ピル)−5−メチルフェノール、3−(2−メチルプロ
ピル)−4−メチルフェノール、3−(2−メチルプロ
ピル)−5−メチルフェノール、2−(3−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、3−(3−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、4−(3−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、5−(3−メチルプロ
ピル)−6−メチルフェノール、2−(3−メチルプロ
ピル)−3−メチルフェノール、2−(3−メチルプロ
ピル)−4−メチルフェノール、2−(3−メチルプロ
ピル)−5−メチルフェノール、3−(3−メチルプロ
ピル)−4−メチルフェノール、3−(3−メチルプロ
ピル)−5−メチルフェノール、2−ターシャリーブチ
ル−6−メチルフェノール、3−ターシャリーブチル−
6−メチルフェノール、4−ターシャリーブチル−6−
メチルフェノール、5−ターシャリーブチル−6−メチ
ルフェノール、2−ターシャリーブチル−3−メチルフ
ェノール、2−ターシャリーブチル−4−メチルフェノ
ール、2−ターシャリーブチル−5−メチルフェノー
ル、3−ターシャリーブチル−4−メチルフェノール、
3−ターシャリーブチル−5−メチルフェノール、2,
3−ジエチルフェノール、2,4−ジエチルフェノー
ル、2,5−ジエチルフェノール、2,6−ジエチルフ
ェノール、3,4−ジエチルフェノール、3,5−ジエ
チルフェノール、2,3−ジプロピルフェノール、2,
4−ジプロピルフェノール、2,5−ジプロピルフェノ
ール、2,6−ジプロピルフェノール、3,4−ジプロ
ピルフェノール、3,5−ジプロピルフェノール、2,
3−ジイソプロピルフェノール、2,4−ジイソプロピ
ルフェノール、2,5−ジイソプロピルフェノール、
2,6−ジイソプロピルフェノール、3,4−ジイソプ
ロピルフェノール、3,5−ジイソプロピルフェノー
ル、2,3−ジターシャリーブチルフェノール、2,4
−ジターシャリーブチルフェノール、2,5−ジターシ
ャリーブチルフェノール、2,6−ジターシャリーブチ
ルフェノール、3,4−ジターシャリーブチルフェノー
ル、3,5−ジターシャリーブチルフェノール、2,3
−ジターシャリーアミルフェノール、2,4−ジターシ
ャリーアミルフェノール、2,5−ジターシャリーアミ
ルフェノール、2,6−ジターシャリーアミルフェノー
ル、3,4−ジターシャリーアミルフェノール、3,5
−ジターシャリーアミルフェノール、1−ヒドロキシ−
2,3−ジメチルナフタレン、1−ヒドロキシ−2,5
−ジメチルナフタレン、1−ヒドロキシ−2,6−ジメ
チルナフタレン、1−ヒドロキシ−2,7−ジメチルナ
フタレン、2−ヒドロキシ−1,3−ジメチルナフタレ
ン、2−ヒドロキシ−1,5−ジメチルナフタレン、2
−ヒドロキシ−1,7−ジメチルナフタレン、2−ヒド
ロキシ−1,8−ジメチルナフタレン、2,3−ジエチ
ル−1−ヒドロキシナフタレン、2,5−ジエチル−1
−ヒドロキシナフタレン、2,6−ジエチル−1−ヒド
ロキシナフタレン、2,7−ジエチル−1−ヒドロキシ
ナフタレン、1,3−ジエチル−2−ヒドロキシナフタ
レン、1,5−ジエチル−2−ヒドロキシナフタレン、
1,7−ジエチル−2−ヒドロキシナフタレン、1,8
−ジエチル−2−ヒドロキシナフタレンなど、2,6−
ジメチル−4−フェニルフェノール、2,6−ジエチル
−4−フェニルフェノールなどのジアルキルフェノール
類;2−メトキシフェノール、3−メトキシフェノー
ル、4−メトキシフェノール、2−エトキシフェノー
ル、3−エトキシフェノール、4−エトキシフェノー
ル、2−プロポキシフェノール、3−プロポキシフェノ
ール、4−プロポキシフェノール、2−イソプロポキシ
フェノール、3−イソプロポキシフェノール、4−イソ
プロポキシフェノールなどのアルコキシ基が置換したフ
ェノール類などが挙げられる。
【0017】2価のフェノールとしては、例えば、カテ
コール、1,2−ジヒドロキシナフタレン、1,8−ジ
ヒドロキシナフタレン、2,3−ジヒドロキシナフタレ
ン、3,4−ジヒドロキシナフタレン、o,o′−ビフ
ェノール、などが挙げられる。
コール、1,2−ジヒドロキシナフタレン、1,8−ジ
ヒドロキシナフタレン、2,3−ジヒドロキシナフタレ
ン、3,4−ジヒドロキシナフタレン、o,o′−ビフ
ェノール、などが挙げられる。
【0018】前記一般式(4)
【化30】 (式中、Rはアルキル基、Mはアルカリ金属である。)
で示されるアルカリ金属アルコラートにおけるアルコラ
ートの部分は、当然生成物であるホスファゼン組成物に
おける一般式(5)および一般式(6)のQのアルコキ
シ基に対応している。そしてこのアルカリ金属アルコラ
ートにおけるアルカリ金属としてはとくに制限はない
が、通常ナトリウムやカリウムなどを用いる。アルコー
ルとしては特に制限はなく、具体的には例えば、メタノ
ール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノー
ル、n−ブタノール、2−ブタノール、ターシャリーブ
タノール、n−ペンタノール、2−メチルブタノール、
3−メチルブタノール、4−メチルブタノール、2,2
−ジメチルプロパノール、3,3−ジメチルプロパノー
ル、3−エチルプロパノール、n−ヘキサノール、2−
メチルペンタノール、3−メチルペンタノール、4−メ
チルペンタノール、5−メチルペンタノール、2,2−
ジメチルブタノール、2,3−ジメチルブタノール、
2,4−ジメチルブタノール、3,3−ジメチルブタノ
ール、3,4−ジメチルブタノール、3−エチルブタノ
ール、4−エチルブタノール、2,2,3−トリメチル
プロパノール、2,3,3−トリメチルプロパノール、
3−エチル−2−メチルプロパノール、3−イソプロピ
ルプロパノール、n−ヘプタノール、n−オクタノール
などが挙げられる。
で示されるアルカリ金属アルコラートにおけるアルコラ
ートの部分は、当然生成物であるホスファゼン組成物に
おける一般式(5)および一般式(6)のQのアルコキ
シ基に対応している。そしてこのアルカリ金属アルコラ
ートにおけるアルカリ金属としてはとくに制限はない
が、通常ナトリウムやカリウムなどを用いる。アルコー
ルとしては特に制限はなく、具体的には例えば、メタノ
ール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノー
ル、n−ブタノール、2−ブタノール、ターシャリーブ
タノール、n−ペンタノール、2−メチルブタノール、
3−メチルブタノール、4−メチルブタノール、2,2
−ジメチルプロパノール、3,3−ジメチルプロパノー
ル、3−エチルプロパノール、n−ヘキサノール、2−
メチルペンタノール、3−メチルペンタノール、4−メ
チルペンタノール、5−メチルペンタノール、2,2−
ジメチルブタノール、2,3−ジメチルブタノール、
2,4−ジメチルブタノール、3,3−ジメチルブタノ
ール、3,4−ジメチルブタノール、3−エチルブタノ
ール、4−エチルブタノール、2,2,3−トリメチル
プロパノール、2,3,3−トリメチルプロパノール、
3−エチル−2−メチルプロパノール、3−イソプロピ
ルプロパノール、n−ヘプタノール、n−オクタノール
などが挙げられる。
【0019】前記窒素含有鎖状または環状の有機化合物
としては、例えば、アミン化合物類およびアミド化合物
類が挙げられるが、とくにアミド化合物類の使用が好ま
しい結果を与える。その添加量はハロゲン化ホスファゼ
ン類に対し重量で0.01〜10倍量が好ましい。前記
窒素含有鎖状または環状の有機化合物は溶媒としても使
用可能であり、特に重量で0.1〜1.0倍量が好まし
い。この化合物が反応系に存在することにより、ハロゲ
ンを置換する反応がスムースに進み、最終に1つ残った
ハロゲン置換基を従来法に較べて約50〜60倍の速さ
でアリールオキシ基またはアルコキシ基に置換すること
ができるのである。
としては、例えば、アミン化合物類およびアミド化合物
類が挙げられるが、とくにアミド化合物類の使用が好ま
しい結果を与える。その添加量はハロゲン化ホスファゼ
ン類に対し重量で0.01〜10倍量が好ましい。前記
窒素含有鎖状または環状の有機化合物は溶媒としても使
用可能であり、特に重量で0.1〜1.0倍量が好まし
い。この化合物が反応系に存在することにより、ハロゲ
ンを置換する反応がスムースに進み、最終に1つ残った
ハロゲン置換基を従来法に較べて約50〜60倍の速さ
でアリールオキシ基またはアルコキシ基に置換すること
ができるのである。
【0020】前記アミン化合物類としては、例えば、ト
リエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、ピリジン、
2−メチルピリジン、3−メチルピリジン、4−メチル
ピリジン、2,3−ルチジン、2,4−ルチジン、2,
5−ルチジン、2,6−ルチジン、3,4−ルチジン、
3,5−ルチジン、モルホリン、ピペリジン、ピロリジ
ン、1−メチルピペリジン、2−メチルピペリジン、3
−メチルピペリジン、4−メチルピペリジン、2,6−
ルペチジン、3,5−ルペチジン、ヘキサメチレンテト
ラミンなどが挙げられる。
リエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、ピリジン、
2−メチルピリジン、3−メチルピリジン、4−メチル
ピリジン、2,3−ルチジン、2,4−ルチジン、2,
5−ルチジン、2,6−ルチジン、3,4−ルチジン、
3,5−ルチジン、モルホリン、ピペリジン、ピロリジ
ン、1−メチルピペリジン、2−メチルピペリジン、3
−メチルピペリジン、4−メチルピペリジン、2,6−
ルペチジン、3,5−ルペチジン、ヘキサメチレンテト
ラミンなどが挙げられる。
【0021】前記アミド化合物類としては、例えば、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホル
ムアミド、N−メチル−N−フェニルホルムアミド、
N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセ
トアミド、2−ピロリドン、3−ピロリドン、4−ピロ
リドン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチ
ル−2−イミダゾリジノンなどが挙げられる。
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホル
ムアミド、N−メチル−N−フェニルホルムアミド、
N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセ
トアミド、2−ピロリドン、3−ピロリドン、4−ピロ
リドン、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチ
ル−2−イミダゾリジノンなどが挙げられる。
【0022】本発明のホスファゼンの製造において慣用
の分散剤やイオン交換樹脂を添加してもよい。
の分散剤やイオン交換樹脂を添加してもよい。
【0023】分散剤としては、テトラメチルアンモニウ
ムクロライド、テトラエチルアンモニウムクロライド、
テトラブチルアンモニウムブロマイド、テトラブチルア
ンモニウムハイドロオキサイド、テトラブチルアンモニ
ウムハイドロジェンサルフェート、トリラウリルメチル
アンモニウムクロライド、ジ硬化牛脂アルキルジメチル
アンモニウムアセテートトリメチルフェニルアンモニウ
ムクロライド、ベンジルトリメチルアンモニウムクロラ
イド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ステ
アリルトリメチルアンモニウムクロライド、ジステアリ
ルジメチルアンモニウムクロライドなどが挙げられる。
ムクロライド、テトラエチルアンモニウムクロライド、
テトラブチルアンモニウムブロマイド、テトラブチルア
ンモニウムハイドロオキサイド、テトラブチルアンモニ
ウムハイドロジェンサルフェート、トリラウリルメチル
アンモニウムクロライド、ジ硬化牛脂アルキルジメチル
アンモニウムアセテートトリメチルフェニルアンモニウ
ムクロライド、ベンジルトリメチルアンモニウムクロラ
イド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ステ
アリルトリメチルアンモニウムクロライド、ジステアリ
ルジメチルアンモニウムクロライドなどが挙げられる。
【0024】イオン交換樹脂としては、アンバーライト
IR−116、IR−118(H)、IR−120B、
IR−122、IR−124(商品名 オルガノ社製)
およびアンバーリスト15、A−26、A−27、A−
21、252、200C、200CT、IRC−50、
IRC−84、IRC−718、IRA−401、IR
A−402、IRA−400(商品名 オルガノ社製)
などが挙げられる。
IR−116、IR−118(H)、IR−120B、
IR−122、IR−124(商品名 オルガノ社製)
およびアンバーリスト15、A−26、A−27、A−
21、252、200C、200CT、IRC−50、
IRC−84、IRC−718、IRA−401、IR
A−402、IRA−400(商品名 オルガノ社製)
などが挙げられる。
【0025】反応としては、たとえばアルカリ金属フェ
ノラートのスラリーに窒素含有有機化合物類を添加した
後、ハロゲン化ホスファゼン類の溶液に滴下し反応させ
る。次に、この反応液をアルカリ金属アルコラートのス
ラリーに滴下するかもしくはアルカリ金属アルコラート
のスラリーを滴下し反応を完結させる。アルカリ金属ア
ルコラートスラリーには窒素含有有機化合物類が添加さ
れていてもよい。ここでアルカリ金属フェノラートとア
ルカリ金属アルコラートの使用順は逆でもよいが、逆に
すると収率は低下する。
ノラートのスラリーに窒素含有有機化合物類を添加した
後、ハロゲン化ホスファゼン類の溶液に滴下し反応させ
る。次に、この反応液をアルカリ金属アルコラートのス
ラリーに滴下するかもしくはアルカリ金属アルコラート
のスラリーを滴下し反応を完結させる。アルカリ金属ア
ルコラートスラリーには窒素含有有機化合物類が添加さ
れていてもよい。ここでアルカリ金属フェノラートとア
ルカリ金属アルコラートの使用順は逆でもよいが、逆に
すると収率は低下する。
【0026】反応温度は40〜140℃が好ましく、特
に、60〜100℃が好ましい。アルカリ金属フェノラ
ートとの反応時間としては0.5〜24時間が好まし
く、アルカリ金属アルコラートとの反応時間は0.5〜
30時間が好ましい。
に、60〜100℃が好ましい。アルカリ金属フェノラ
ートとの反応時間としては0.5〜24時間が好まし
く、アルカリ金属アルコラートとの反応時間は0.5〜
30時間が好ましい。
【0027】溶媒としては、反応基質と反応しないもの
であればよく、トルエン、キシレン、ヘキサン、ヘプタ
ン、シクロヘキサン、テトラヒドロフラン、1,4−ジ
オキサン等が好ましく、添加する窒素含有有機化合物類
としては、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、
1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が好まし
い。
であればよく、トルエン、キシレン、ヘキサン、ヘプタ
ン、シクロヘキサン、テトラヒドロフラン、1,4−ジ
オキサン等が好ましく、添加する窒素含有有機化合物類
としては、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、
1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が好まし
い。
【0028】また、前記窒素含有有機化合物類、たとえ
ば、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチル
アセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノン等を溶媒として使用す
ることもできる。
ば、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチル
アセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノン等を溶媒として使用す
ることもできる。
【0029】本発明における二段階反応の場合において
は、第一段階目の反応におけるアルカリ金属フェノラー
トの使用モル量(P)またはアルカリ金属アルコラート
の使用モル量(A)は一般式(1)で示される環状ハロ
ゲン化ホスファゼン1モルまたは環状ハロゲン化ホスフ
ァゼンの混合物のモル分率の和1モルに対して、下記式
は、第一段階目の反応におけるアルカリ金属フェノラー
トの使用モル量(P)またはアルカリ金属アルコラート
の使用モル量(A)は一般式(1)で示される環状ハロ
ゲン化ホスファゼン1モルまたは環状ハロゲン化ホスフ
ァゼンの混合物のモル分率の和1モルに対して、下記式
【数9】 (Km:各環状ホスファゼン類のモル分率)を満足する
範囲であることが好ましい。
範囲であることが好ましい。
【0030】第二段階目の反応におけるアルカリ金属ア
ルコラートの使用モル数(A)またはアルカリ金属フェ
ノラートの使用モル量(P)は、一般式(1)で示され
る環状ハロゲン化ホスファゼン1モルまたは環状ハロゲ
ン化ホスファゼンの混合物のモル分率の和1モルに対し
て、下記式
ルコラートの使用モル数(A)またはアルカリ金属フェ
ノラートの使用モル量(P)は、一般式(1)で示され
る環状ハロゲン化ホスファゼン1モルまたは環状ハロゲ
ン化ホスファゼンの混合物のモル分率の和1モルに対し
て、下記式
【数10】 (Km:各環状ホスファゼン類のモル分率)を満足する
範囲であることが好ましく、アルカリ金属フェノラート
の使用モル数(P)とアルカリ金属アルコラートの使用
モル数(A)の合計使用モル数(P+A)は、一般式
(1)で示される環状ハロゲン化ホスファゼン1モルま
たは環状ハロゲン化ホスファゼンの混合物のモル分率の
和1モルに対して、下記式
範囲であることが好ましく、アルカリ金属フェノラート
の使用モル数(P)とアルカリ金属アルコラートの使用
モル数(A)の合計使用モル数(P+A)は、一般式
(1)で示される環状ハロゲン化ホスファゼン1モルま
たは環状ハロゲン化ホスファゼンの混合物のモル分率の
和1モルに対して、下記式
【数11】 (Km:各環状ホスファゼン類のモル分率)特に
【数12】 (Km:各環状ホスファゼン類のモル分率)の範囲内で
あることが好ましい。なお、mは前記一般式(5)のm
と同一である。
あることが好ましい。なお、mは前記一般式(5)のm
と同一である。
【0031】これらの範囲を外れると、同一分子内にア
リールオキシ基とアルコキシ基を共に含有しないホスフ
ァゼン副生物の含有量が多くなり、好ましくない。特
に、これらの副生物の含有量は1重量%以下であること
が好ましい。
リールオキシ基とアルコキシ基を共に含有しないホスフ
ァゼン副生物の含有量が多くなり、好ましくない。特
に、これらの副生物の含有量は1重量%以下であること
が好ましい。
【0032】前記第二の発明の、第一段階目の反応にお
けるアルカリ金属フェノラートの使用モル量(P)また
はアルカリ金属アルコラートの使用モル量(A)は、一
般式(1)で示される環状ハロゲン化ホスファゼンと一
般式(2)で示される鎖状ハロゲン化ホスファゼンの混
合物のモル分率の和1モルに対して、下記式
けるアルカリ金属フェノラートの使用モル量(P)また
はアルカリ金属アルコラートの使用モル量(A)は、一
般式(1)で示される環状ハロゲン化ホスファゼンと一
般式(2)で示される鎖状ハロゲン化ホスファゼンの混
合物のモル分率の和1モルに対して、下記式
【数13】 (Km:各環状ホスファゼン類のモル分率、Sn:各鎖
状ホスファゼン類のモル分率)を満足する範囲であるこ
とが好ましい。
状ホスファゼン類のモル分率)を満足する範囲であるこ
とが好ましい。
【0033】第二段階目の反応におけるアルカリ金属ア
ルコラートの使用モル数(A)またはアルカリ金属フェ
ノラートの使用モル量(P)は、一般式(1)で示され
る環状ハロゲン化ホスファゼンと一般式(2)で示され
る鎖状ハロゲン化ホスファゼンの混合物のモル分率の和
1モルに対して、下記式
ルコラートの使用モル数(A)またはアルカリ金属フェ
ノラートの使用モル量(P)は、一般式(1)で示され
る環状ハロゲン化ホスファゼンと一般式(2)で示され
る鎖状ハロゲン化ホスファゼンの混合物のモル分率の和
1モルに対して、下記式
【数14】 (Km:各環状ホスファゼン類のモル分率、Sn:各鎖
状ホスファゼン類のモル分率)を満足する範囲であるこ
とが好ましく、アルカリ金属フェノラートの使用モル数
(P)とアルカリ金属アルコラートの使用モル数(A)
の合計使用モル数(P+A)は、一般式(1)で示され
る環状ハロゲン化ホスファゼンと一般式(2)で示され
る鎖状ハロゲン化ホスファゼンの混合物のモル分率の和
1モルに対して、下記式
状ホスファゼン類のモル分率)を満足する範囲であるこ
とが好ましく、アルカリ金属フェノラートの使用モル数
(P)とアルカリ金属アルコラートの使用モル数(A)
の合計使用モル数(P+A)は、一般式(1)で示され
る環状ハロゲン化ホスファゼンと一般式(2)で示され
る鎖状ハロゲン化ホスファゼンの混合物のモル分率の和
1モルに対して、下記式
【数15】 (Km:各環状ホスファゼン類のモル分率、Sn:各鎖
状ホスファゼン類のモル分率)特に
状ホスファゼン類のモル分率)特に
【数16】 (Km:各環状ホスファゼン類のモル分率、Sn:各鎖
状ホスファゼン類のモル分率)の範囲内であることが好
ましい。なお、m、nは前記一般式(5)および(6)
のm、nと同一である。
状ホスファゼン類のモル分率)の範囲内であることが好
ましい。なお、m、nは前記一般式(5)および(6)
のm、nと同一である。
【0034】これらの範囲を外れると、同一分子内にア
リールオキシ基とアルコキシ基を共に含有しないホスフ
ァゼン副生物の含有量が多くなり、好ましくない。特
に、これらの副生物の含有量は1重量%以下であること
が好ましい。
リールオキシ基とアルコキシ基を共に含有しないホスフ
ァゼン副生物の含有量が多くなり、好ましくない。特
に、これらの副生物の含有量は1重量%以下であること
が好ましい。
【0035】得られたホスファゼンについてはHPLC
およびGC−MASSにより分析を行った。HPLC分
析では主に反応の追跡を行い反応のend check
を行った。GC−MASS分析では、各成分の質量分析
より化合物の確認を行った。
およびGC−MASSにより分析を行った。HPLC分
析では主に反応の追跡を行い反応のend check
を行った。GC−MASS分析では、各成分の質量分析
より化合物の確認を行った。
【0036】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではな
い。
るが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではな
い。
【0037】実施例1 撹拌機、温度計、水分測定用分留受器、還流冷却管を備
えた500mLのフラスコ中に48%NaOH 41.
7g(0.5mol)、トルエン220mL、フェノー
ル47.5g(0.5mol)を仕込み、撹拌下に加熱
し、共沸脱水(回収水 30mL)を行ないフラスコ内
の水分を除去し、フェノールのNa塩化を行った。これ
を80℃に冷却し、N,N−ジメチルホルムアミド1
2.5g(0.171mol)を仕込み、得られた溶液
を撹拌下80℃でヘキサクロロホスファゼンのトルエン
溶液〔ヘキサクロロホスファゼン58.0g(0.16
7mol)、トルエン275mL〕に1時間かけて滴下
し、同温度で撹拌反応を5時間行った。次に、28%M
eONa(MeOH溶液)101.5g(0.53mo
l)を2時間かけて滴下し、同温度で撹拌反応を30時
間行った。反応終了後、フラスコ内に水200mLを加
え無機塩を溶解させた後、分液ロートにより有機層の分
液を行った。有機層を5%硫酸で中和し、水洗後、トル
エンを留去しトリメトキシトリフェノキシホスファゼン
粗製物(薄黄色オイル)82.2g(収率97%)を得
た。得られたホスファゼンをGC−MASSにより分析
したところトリメトキシトリフェノキシホスファゼン6
9.0重量%、ジメトキシテトラフェノキシホスファゼ
ン13.3重量%、ジフェノキシテトラメトキシホスフ
ァゼン16.5重量%、ジメトキシモノクロロトリフェ
ノキシホスファゼン0.5重量%、モノクロロモノメト
キシテトラフェノキシホスファゼン0.1重量%および
ジフェノキシモノクロロテトラメトキシホスファゼン
0.1重量%であった。目的のホスファゼンに対しその
ホスファゼンの前駆体である塩素を一つ置換基にもつホ
スファゼンの割合は(前駆体/ホスファゼン)=(0.
5/69.0)=0.72重量%、(0.1/13.
3)=0.75重量%および(0.1/16.5)=
0.60重量%であった。
えた500mLのフラスコ中に48%NaOH 41.
7g(0.5mol)、トルエン220mL、フェノー
ル47.5g(0.5mol)を仕込み、撹拌下に加熱
し、共沸脱水(回収水 30mL)を行ないフラスコ内
の水分を除去し、フェノールのNa塩化を行った。これ
を80℃に冷却し、N,N−ジメチルホルムアミド1
2.5g(0.171mol)を仕込み、得られた溶液
を撹拌下80℃でヘキサクロロホスファゼンのトルエン
溶液〔ヘキサクロロホスファゼン58.0g(0.16
7mol)、トルエン275mL〕に1時間かけて滴下
し、同温度で撹拌反応を5時間行った。次に、28%M
eONa(MeOH溶液)101.5g(0.53mo
l)を2時間かけて滴下し、同温度で撹拌反応を30時
間行った。反応終了後、フラスコ内に水200mLを加
え無機塩を溶解させた後、分液ロートにより有機層の分
液を行った。有機層を5%硫酸で中和し、水洗後、トル
エンを留去しトリメトキシトリフェノキシホスファゼン
粗製物(薄黄色オイル)82.2g(収率97%)を得
た。得られたホスファゼンをGC−MASSにより分析
したところトリメトキシトリフェノキシホスファゼン6
9.0重量%、ジメトキシテトラフェノキシホスファゼ
ン13.3重量%、ジフェノキシテトラメトキシホスフ
ァゼン16.5重量%、ジメトキシモノクロロトリフェ
ノキシホスファゼン0.5重量%、モノクロロモノメト
キシテトラフェノキシホスファゼン0.1重量%および
ジフェノキシモノクロロテトラメトキシホスファゼン
0.1重量%であった。目的のホスファゼンに対しその
ホスファゼンの前駆体である塩素を一つ置換基にもつホ
スファゼンの割合は(前駆体/ホスファゼン)=(0.
5/69.0)=0.72重量%、(0.1/13.
3)=0.75重量%および(0.1/16.5)=
0.60重量%であった。
【0038】実施例2 実施例1における「28%MeONa(MeOH溶
液)」の代わりに「28%MeONa(MeOH溶液)
101.5g(0.53mol)、トルエン400mL
を加え撹拌下加熱し、MeOHを留去し得られたMeO
Naトルエンスラリー」を使用した。その結果、トリメ
トキシトリフェノキシホスファゼン粗製物(薄黄色オイ
ル)83.0g(収率98%)を得た。得られたホスフ
ァゼンをGC−MASSにより分析したところトリメト
キシトリフェノキシホスファゼン81.7重量%、ジメ
トキシテトラフェノキシホスファゼン5.6重量%、ジ
フェノキシテトラメトキシホスファゼン11.3重量
%、ジメトキシモノクロロトリフェノキシホスファゼン
0.6重量%、モノクロロモノメトキシテトラフェノキ
シホスファゼン0.0重量%およびジフェノキシモノク
ロロテトラメトキシホスファゼン0.1重量%であっ
た。目的のホスファゼンに対しそのホスファゼンの前駆
体である塩素を一つ置換基にもつホスファゼンの割合は
(前駆体/ホスファゼン)=(0.6/81.7)=
0.73重量%、(0.0/5.6)=0.0重量%お
よび(0.1/11.3)=0.88重量%であった。
液)」の代わりに「28%MeONa(MeOH溶液)
101.5g(0.53mol)、トルエン400mL
を加え撹拌下加熱し、MeOHを留去し得られたMeO
Naトルエンスラリー」を使用した。その結果、トリメ
トキシトリフェノキシホスファゼン粗製物(薄黄色オイ
ル)83.0g(収率98%)を得た。得られたホスフ
ァゼンをGC−MASSにより分析したところトリメト
キシトリフェノキシホスファゼン81.7重量%、ジメ
トキシテトラフェノキシホスファゼン5.6重量%、ジ
フェノキシテトラメトキシホスファゼン11.3重量
%、ジメトキシモノクロロトリフェノキシホスファゼン
0.6重量%、モノクロロモノメトキシテトラフェノキ
シホスファゼン0.0重量%およびジフェノキシモノク
ロロテトラメトキシホスファゼン0.1重量%であっ
た。目的のホスファゼンに対しそのホスファゼンの前駆
体である塩素を一つ置換基にもつホスファゼンの割合は
(前駆体/ホスファゼン)=(0.6/81.7)=
0.73重量%、(0.0/5.6)=0.0重量%お
よび(0.1/11.3)=0.88重量%であった。
【0039】実施例3 実施例2における「MeONaトルエンスラリーを滴
下」する代わりに「MeONaトルエンスラリーに反応
液を滴下」した。その結果、トリメトキシトリフェノキ
シホスファゼン粗製物(薄黄色オイル)83.0g(収
率98%)を得た。得られたホスファゼンをGC−MA
SSにより分析したところトリメトキシトリフェノキシ
ホスファゼン76.9重量%、ジメトキシテトラフェノ
キシホスファゼン7.9重量%、ジフェノキシテトラメ
トキシホスファゼン14.1重量%、ジメトキシモノク
ロロトリフェノキシホスファゼン0.4重量%、モノク
ロロモノメトキシテトラフェノキシホスファゼン0.1
重量%およびジフェノキシモノクロロテトラメトキシホ
スファゼン0.2重量%であった。目的のホスファゼン
に対しそのホスファゼンの前駆体である塩素を一つ置換
基にもつホスファゼンの割合は(前駆体/ホスファゼ
ン)=(0.4/76.9)=0.52重量%、(0.
0/7.9)=0.0重量%および(0.1/14.
1)=0.71重量%であった。
下」する代わりに「MeONaトルエンスラリーに反応
液を滴下」した。その結果、トリメトキシトリフェノキ
シホスファゼン粗製物(薄黄色オイル)83.0g(収
率98%)を得た。得られたホスファゼンをGC−MA
SSにより分析したところトリメトキシトリフェノキシ
ホスファゼン76.9重量%、ジメトキシテトラフェノ
キシホスファゼン7.9重量%、ジフェノキシテトラメ
トキシホスファゼン14.1重量%、ジメトキシモノク
ロロトリフェノキシホスファゼン0.4重量%、モノク
ロロモノメトキシテトラフェノキシホスファゼン0.1
重量%およびジフェノキシモノクロロテトラメトキシホ
スファゼン0.2重量%であった。目的のホスファゼン
に対しそのホスファゼンの前駆体である塩素を一つ置換
基にもつホスファゼンの割合は(前駆体/ホスファゼ
ン)=(0.4/76.9)=0.52重量%、(0.
0/7.9)=0.0重量%および(0.1/14.
1)=0.71重量%であった。
【0040】比較例1 特開平10−298188号公報記載の合成例2にある
ように、撹拌機、還流冷却管、温度計、滴下ロートを備
えたフラスコにテトラヒドロフラン130g中でフェノ
ール24.3g(0.258mol)と金属ナトリウム
5.9g(0.258mol)を室温下で反応させ、ナ
トリウムフェノラートを生成した。次にテトラヒドロフ
ラン500gにヘキサクロロホスファゼン30g(0.
086mol)を溶解させ、この溶解液を反応器内に室
温下で滴下し、滴下終了後3時間還流下で反応させた。
次に、室温まで冷却後、メタノール36.0gにナトリ
ウムメトキシド14.0g(0.258mol)を溶解
させ、これを反応器内に室温下で滴下し、滴下終了後3
時間還流下で反応させた。次に、上記反応混合体中の溶
媒を加熱減圧して除去し、酢酸エチル400gと水40
0gを用いて5回洗浄し、酢酸エチル層のみを回収し、
溶媒である酢酸エチルを減圧下で除去してアルコキシフ
ェノキシホスファゼン類36.5g(収率83.6%)
を得た。得られたホスファゼンをGC−MASSにより
分析を行ったところ、トリメトキシトリフェノキシホス
ファゼン7.3重量%、ジメトキシテトラフェノキシホ
スファゼン29.3重量%、モノメトキシペンタフェノ
キシフォスファゼン29.4重量%、ヘキサフェノキシ
フォスファゼン5.2重量%、モノクロロモノメトキシ
テトラホスファゼン(前駆体)8.9重量%およびモノ
クロロペンタフェノキシホスファゼン18.9重量%存
在していることが確認された。目的のホスファゼンに対
しそのホスファゼンの前駆体である塩素を一つ置換基に
もつホスファゼンの割合は(前駆体/ホスファゼン)=
(18.9/29.4)=64.3重量%、および
(8.9/29.3)=30.4重量%であり、未置換
ハロゲン含有ホスファゼンが多く残り、反応が完結しな
いことがわかった。
ように、撹拌機、還流冷却管、温度計、滴下ロートを備
えたフラスコにテトラヒドロフラン130g中でフェノ
ール24.3g(0.258mol)と金属ナトリウム
5.9g(0.258mol)を室温下で反応させ、ナ
トリウムフェノラートを生成した。次にテトラヒドロフ
ラン500gにヘキサクロロホスファゼン30g(0.
086mol)を溶解させ、この溶解液を反応器内に室
温下で滴下し、滴下終了後3時間還流下で反応させた。
次に、室温まで冷却後、メタノール36.0gにナトリ
ウムメトキシド14.0g(0.258mol)を溶解
させ、これを反応器内に室温下で滴下し、滴下終了後3
時間還流下で反応させた。次に、上記反応混合体中の溶
媒を加熱減圧して除去し、酢酸エチル400gと水40
0gを用いて5回洗浄し、酢酸エチル層のみを回収し、
溶媒である酢酸エチルを減圧下で除去してアルコキシフ
ェノキシホスファゼン類36.5g(収率83.6%)
を得た。得られたホスファゼンをGC−MASSにより
分析を行ったところ、トリメトキシトリフェノキシホス
ファゼン7.3重量%、ジメトキシテトラフェノキシホ
スファゼン29.3重量%、モノメトキシペンタフェノ
キシフォスファゼン29.4重量%、ヘキサフェノキシ
フォスファゼン5.2重量%、モノクロロモノメトキシ
テトラホスファゼン(前駆体)8.9重量%およびモノ
クロロペンタフェノキシホスファゼン18.9重量%存
在していることが確認された。目的のホスファゼンに対
しそのホスファゼンの前駆体である塩素を一つ置換基に
もつホスファゼンの割合は(前駆体/ホスファゼン)=
(18.9/29.4)=64.3重量%、および
(8.9/29.3)=30.4重量%であり、未置換
ハロゲン含有ホスファゼンが多く残り、反応が完結しな
いことがわかった。
【0041】比較例2 実施例1と同様の条件で添加剤のN,N−ジメチルホル
ムアミドを使用しないで実験を行った。HPLCで反応
を追跡しながら反応を行っているが、この場合、ヘキサ
クロロホスファゼンの塩素とナトリウムフェノラートお
よびナトリウムメチラートとの置換反応において、分子
内の6つの塩素のうち5つ目までは置換反応がスムース
に進行するが、最後の一つの塩素がなかなか反応せず反
応時間を500時間と長くしたが、反応は完結しなかっ
た。この反応液を処理し、トリメトキシトリフェノキシ
ホスファゼン粗製物(薄黄色オイル)74.4g(収率
88%)を得た。得られたホスファゼンをGC−MAS
Sにより分析したところトリメトキシトリフェノキシホ
スファゼン57.3重量%、ジメトキシテトラフェノキ
シホスファゼン14.2重量%、ジフェノキシテトラメ
トキシホスファゼン15.3重量%、モノメトキシペン
タフェノキシホスファゼン1.7重量%、モノフェノキ
シペンタメトキシホスファゼン1.4重量%、ジメトキ
シモノクロロトリフェノキシホスファゼン(塩素含有化
合物)4.0重量%およびジフェノキシモノクロロトリ
メトキシホスファゼン(塩素含有化合物)5.3重量%
であった。目的のホスファゼンに対しそのホスファゼン
の前駆体である塩素を一つ置換基にもつホスファゼンの
割合は(前駆体/ホスファゼン)=(4.0/57.
3)=7.0重量%、および(5.3/15.3)=3
4.6重量%であった。このことより、N,N−ジメチ
ルホルムアミドを添加しないで反応を行うと反応性の悪
い目的のホスファゼンの前駆体である塩素を一つ置換基
にもつホスファゼンとナトリウムフェノラートおよびナ
トリウムメチラートとの置換反応がスムースに進行せ
ず、結果として有機ハロゲン化合物が多く残った。
ムアミドを使用しないで実験を行った。HPLCで反応
を追跡しながら反応を行っているが、この場合、ヘキサ
クロロホスファゼンの塩素とナトリウムフェノラートお
よびナトリウムメチラートとの置換反応において、分子
内の6つの塩素のうち5つ目までは置換反応がスムース
に進行するが、最後の一つの塩素がなかなか反応せず反
応時間を500時間と長くしたが、反応は完結しなかっ
た。この反応液を処理し、トリメトキシトリフェノキシ
ホスファゼン粗製物(薄黄色オイル)74.4g(収率
88%)を得た。得られたホスファゼンをGC−MAS
Sにより分析したところトリメトキシトリフェノキシホ
スファゼン57.3重量%、ジメトキシテトラフェノキ
シホスファゼン14.2重量%、ジフェノキシテトラメ
トキシホスファゼン15.3重量%、モノメトキシペン
タフェノキシホスファゼン1.7重量%、モノフェノキ
シペンタメトキシホスファゼン1.4重量%、ジメトキ
シモノクロロトリフェノキシホスファゼン(塩素含有化
合物)4.0重量%およびジフェノキシモノクロロトリ
メトキシホスファゼン(塩素含有化合物)5.3重量%
であった。目的のホスファゼンに対しそのホスファゼン
の前駆体である塩素を一つ置換基にもつホスファゼンの
割合は(前駆体/ホスファゼン)=(4.0/57.
3)=7.0重量%、および(5.3/15.3)=3
4.6重量%であった。このことより、N,N−ジメチ
ルホルムアミドを添加しないで反応を行うと反応性の悪
い目的のホスファゼンの前駆体である塩素を一つ置換基
にもつホスファゼンとナトリウムフェノラートおよびナ
トリウムメチラートとの置換反応がスムースに進行せ
ず、結果として有機ハロゲン化合物が多く残った。
【0042】実施例4 実施例3におけるトルエンの代わりにキシレンを使用し
た。その結果、トリメトキシトリフェノキシホスファゼ
ン粗製物(薄黄色オイル)83.0g(収率98%)を
得た。得られたホスファゼンをGC−MASSにより分
析したところトリメトキシトリフェノキシホスファゼン
80.2重量%、ジメトキシテトラフェノキシホスファ
ゼン10.5重量%、ジフェノキシテトラメトキシホス
ファゼン6.5重量%、ジメトキシモノクロロトリフェ
ノキシホスファゼン0.5重量%、モノクロロモノメト
キシテトラフェノキシホスファゼン0.1重量%および
ジフェノキシモノクロロテトラメトキシホスファゼン
0.0重量%であった。目的のホスファゼンに対しその
ホスファゼンの前駆体である塩素を一つ置換基にもつホ
スファゼンの割合は(前駆体/ホスファゼン)=(0.
5/80.2)=0.62重量%、(0.1/10.
5)=0.95重量%および(0.0/6.5)=0.
0重量%であった。
た。その結果、トリメトキシトリフェノキシホスファゼ
ン粗製物(薄黄色オイル)83.0g(収率98%)を
得た。得られたホスファゼンをGC−MASSにより分
析したところトリメトキシトリフェノキシホスファゼン
80.2重量%、ジメトキシテトラフェノキシホスファ
ゼン10.5重量%、ジフェノキシテトラメトキシホス
ファゼン6.5重量%、ジメトキシモノクロロトリフェ
ノキシホスファゼン0.5重量%、モノクロロモノメト
キシテトラフェノキシホスファゼン0.1重量%および
ジフェノキシモノクロロテトラメトキシホスファゼン
0.0重量%であった。目的のホスファゼンに対しその
ホスファゼンの前駆体である塩素を一つ置換基にもつホ
スファゼンの割合は(前駆体/ホスファゼン)=(0.
5/80.2)=0.62重量%、(0.1/10.
5)=0.95重量%および(0.0/6.5)=0.
0重量%であった。
【0043】実施例5 実施例4で用いた添加剤であるN,N−ジメチルホルム
アミドの代わりにN,N−ジメチルアセトアミドを使用
し実験を行った。その結果、トリメトキシトリフェノキ
シホスファゼン粗製物(薄黄色オイル)81.3g(収
率96%)を得た。得られたホスファゼンをGC−MA
SSにより分析したところトリメトキシトリフェノキシ
ホスファゼン78.2重量%、ジメトキシテトラフェノ
キシホスファゼン10.9重量%、ジフェノキシテトラ
メトキシホスファゼン9.3重量%、ジメトキシモノク
ロロトリフェノキシホスファゼン0.5重量%、モノク
ロロモノメトキシテトラフェノキシホスファゼン0.1
重量%およびジフェノキシモノクロロテトラメトキシホ
スファゼン0.0重量%であった。目的のホスファゼン
に対しそのホスファゼンの前駆体である塩素を一つ置換
基にもつホスファゼンの割合は(前駆体/ホスファゼ
ン)=(0.5/78.2)=0.64重量%、(0.
1/10.9)=0.92重量%および(0.0/9.
3)=0.0重量%であった。
アミドの代わりにN,N−ジメチルアセトアミドを使用
し実験を行った。その結果、トリメトキシトリフェノキ
シホスファゼン粗製物(薄黄色オイル)81.3g(収
率96%)を得た。得られたホスファゼンをGC−MA
SSにより分析したところトリメトキシトリフェノキシ
ホスファゼン78.2重量%、ジメトキシテトラフェノ
キシホスファゼン10.9重量%、ジフェノキシテトラ
メトキシホスファゼン9.3重量%、ジメトキシモノク
ロロトリフェノキシホスファゼン0.5重量%、モノク
ロロモノメトキシテトラフェノキシホスファゼン0.1
重量%およびジフェノキシモノクロロテトラメトキシホ
スファゼン0.0重量%であった。目的のホスファゼン
に対しそのホスファゼンの前駆体である塩素を一つ置換
基にもつホスファゼンの割合は(前駆体/ホスファゼ
ン)=(0.5/78.2)=0.64重量%、(0.
1/10.9)=0.92重量%および(0.0/9.
3)=0.0重量%であった。
【0044】実施例6 実施例4で用いた添加剤であるN,N−ジメチルホルム
アミドの代わりにN−メチル−2−ピロリドンを使用し
実験を行った。その結果、トリメトキシトリフェノキシ
ホスファゼン粗製物(薄黄色オイル)80.3g(収率
95%)を得た。得られたホスファゼンをGC−MAS
Sにより分析したところトリメトキシトリフェノキシホ
スファゼン79.6重量%、ジメトキシテトラフェノキ
シホスファゼン11.4重量%、ジフェノキシテトラメ
トキシホスファゼン7.3重量%、ジメトキシモノクロ
ロトリフェノキシホスファゼン0.6重量%、モノクロ
ロモノメトキシテトラフェノキシホスファゼン0.1重
量%およびジフェノキシモノクロロテトラメトキシホス
ファゼン0.1重量%であった。目的のホスファゼンに
対しそのホスファゼンの前駆体である塩素を一つ置換基
にもつホスファゼンの割合は(前駆体/ホスファゼン)
=(0.6/79.6)=0.75重量%、(0.1/
11.4)=0.88重量%および(0.0/7.3)
=0.0重量%であった。
アミドの代わりにN−メチル−2−ピロリドンを使用し
実験を行った。その結果、トリメトキシトリフェノキシ
ホスファゼン粗製物(薄黄色オイル)80.3g(収率
95%)を得た。得られたホスファゼンをGC−MAS
Sにより分析したところトリメトキシトリフェノキシホ
スファゼン79.6重量%、ジメトキシテトラフェノキ
シホスファゼン11.4重量%、ジフェノキシテトラメ
トキシホスファゼン7.3重量%、ジメトキシモノクロ
ロトリフェノキシホスファゼン0.6重量%、モノクロ
ロモノメトキシテトラフェノキシホスファゼン0.1重
量%およびジフェノキシモノクロロテトラメトキシホス
ファゼン0.1重量%であった。目的のホスファゼンに
対しそのホスファゼンの前駆体である塩素を一つ置換基
にもつホスファゼンの割合は(前駆体/ホスファゼン)
=(0.6/79.6)=0.75重量%、(0.1/
11.4)=0.88重量%および(0.0/7.3)
=0.0重量%であった。
【0045】実施例7 実施例4で用いた添加剤であるN,N−ジメチルホルム
アミドの代わりに1,3−ジメチル−2−イミダゾリジ
ノンを使用し実験を行った。その結果、トリメトキシト
リフェノキシホスファゼン粗製物(薄黄色オイル)8
1.3g(収率96%)を得た。得られたホスファゼン
をGC−MASSにより分析したところトリメトキシト
リフェノキシホスファゼン78.2重量%、ジメトキシ
テトラフェノキシホスファゼン10.4重量%、ジフェ
ノキシテトラメトキシホスファゼン9.5重量%、ジメ
トキシモノクロロトリフェノキシホスファゼン0.7重
量%、モノクロロモノメトキシテトラフェノキシホスフ
ァゼン0.1重量%およびジフェノキシモノクロロテト
ラメトキシホスファゼン0.1重量%であった。目的の
ホスファゼンに対しそのホスファゼンの前駆体である塩
素を一つ置換基にもつホスファゼンの割合は(前駆体/
ホスファゼン)=(0.7/78.2)=0.90重量
%、(0.1/10.4)=0.96重量%および
(0.1/9.5)=1.05重量%であった。
アミドの代わりに1,3−ジメチル−2−イミダゾリジ
ノンを使用し実験を行った。その結果、トリメトキシト
リフェノキシホスファゼン粗製物(薄黄色オイル)8
1.3g(収率96%)を得た。得られたホスファゼン
をGC−MASSにより分析したところトリメトキシト
リフェノキシホスファゼン78.2重量%、ジメトキシ
テトラフェノキシホスファゼン10.4重量%、ジフェ
ノキシテトラメトキシホスファゼン9.5重量%、ジメ
トキシモノクロロトリフェノキシホスファゼン0.7重
量%、モノクロロモノメトキシテトラフェノキシホスフ
ァゼン0.1重量%およびジフェノキシモノクロロテト
ラメトキシホスファゼン0.1重量%であった。目的の
ホスファゼンに対しそのホスファゼンの前駆体である塩
素を一つ置換基にもつホスファゼンの割合は(前駆体/
ホスファゼン)=(0.7/78.2)=0.90重量
%、(0.1/10.4)=0.96重量%および
(0.1/9.5)=1.05重量%であった。
【0046】実施例8 実施例2で用いたヘキサクロロホスファゼンの代わりに
ヘキサクロロホスファゼンとオクタクロロホスファゼン
の混合物(混合比85:15)を使用し実験を行った。
その結果、トリメトキシトリフェノキシホスファゼンお
よびテトラメトキシテトラフェノキシホスファゼンの混
合物(薄黄色オイル)82.2g(収率97%)を得
た。得られたホスファゼンをGC−MASSにより分析
したところ、トリメトキシトリフェノキシホスファゼン
57.4重量%、ジメトキシテトラフェノキシホスファ
ゼン6.6重量%、ジフェノキシテトラメトキシホスフ
ァゼン3.0重量%、ジメトキシモノクロロトリフェノ
キシホスファゼン0.4重量%、モノクロロモノメトキ
シテトラフェノキシホスファゼン0.0重量%およびジ
フェノキシモノクロロテトラメトキシホスファゼン0.
0重量%であった。目的のホスファゼンに対しそのホス
ファゼンの前駆体である塩素を一つ置換基にもつホスフ
ァゼンの割合は(前駆体/ホスファゼン)=(0.4/
57.4)=0.70重量%、(0.0/6.6)=
0.0重量%および(0.0/3.0)=0.0重量%
であった。
ヘキサクロロホスファゼンとオクタクロロホスファゼン
の混合物(混合比85:15)を使用し実験を行った。
その結果、トリメトキシトリフェノキシホスファゼンお
よびテトラメトキシテトラフェノキシホスファゼンの混
合物(薄黄色オイル)82.2g(収率97%)を得
た。得られたホスファゼンをGC−MASSにより分析
したところ、トリメトキシトリフェノキシホスファゼン
57.4重量%、ジメトキシテトラフェノキシホスファ
ゼン6.6重量%、ジフェノキシテトラメトキシホスフ
ァゼン3.0重量%、ジメトキシモノクロロトリフェノ
キシホスファゼン0.4重量%、モノクロロモノメトキ
シテトラフェノキシホスファゼン0.0重量%およびジ
フェノキシモノクロロテトラメトキシホスファゼン0.
0重量%であった。目的のホスファゼンに対しそのホス
ファゼンの前駆体である塩素を一つ置換基にもつホスフ
ァゼンの割合は(前駆体/ホスファゼン)=(0.4/
57.4)=0.70重量%、(0.0/6.6)=
0.0重量%および(0.0/3.0)=0.0重量%
であった。
【0047】実施例9 実施例2で用いたヘキサクロロホスファゼンの代わりに
クロロホスファゼン混合物〔一般式(1)m=3のもの
74.7重量%、m=4のもの9.9重量%、m=5以
上のもの11.8重量%、一般式(2)で示される鎖状
ホスファゼン2.6重量%〕を使用し実験を行った。そ
の結果、フェノキシホスファゼン混合物(薄黄色オイ
ル)81.3g(収率96%)を得た。得られたホスフ
ァゼンをGC−MASSにより分析したところ、トリメ
トキシトリフェノキシホスファゼン40.9重量%、ジ
メトキシテトラフェノキシホスファゼン13.1重量
%、ジフェノキシテトラメトキシホスファゼン9.5重
量%、ジメトキシモノクロロトリフェノキシホスファゼ
ン0.3重量%、モノクロロモノメトキシテトラフェノ
キシホスファゼン0.0重量%およびジフェノキシモノ
クロロテトラメトキシホスファゼン0.0重量%であっ
た。目的のホスファゼンに対しそのホスファゼンの前駆
体である塩素を一つ置換基にもつホスファゼンの割合は
(前駆体/ホスファゼン)=(0.3/40.9)=
0.73重量%、(0.0/13.1)=0.0重量%
および(0.0/9.5)=1.05重量%であった。
クロロホスファゼン混合物〔一般式(1)m=3のもの
74.7重量%、m=4のもの9.9重量%、m=5以
上のもの11.8重量%、一般式(2)で示される鎖状
ホスファゼン2.6重量%〕を使用し実験を行った。そ
の結果、フェノキシホスファゼン混合物(薄黄色オイ
ル)81.3g(収率96%)を得た。得られたホスフ
ァゼンをGC−MASSにより分析したところ、トリメ
トキシトリフェノキシホスファゼン40.9重量%、ジ
メトキシテトラフェノキシホスファゼン13.1重量
%、ジフェノキシテトラメトキシホスファゼン9.5重
量%、ジメトキシモノクロロトリフェノキシホスファゼ
ン0.3重量%、モノクロロモノメトキシテトラフェノ
キシホスファゼン0.0重量%およびジフェノキシモノ
クロロテトラメトキシホスファゼン0.0重量%であっ
た。目的のホスファゼンに対しそのホスファゼンの前駆
体である塩素を一つ置換基にもつホスファゼンの割合は
(前駆体/ホスファゼン)=(0.3/40.9)=
0.73重量%、(0.0/13.1)=0.0重量%
および(0.0/9.5)=1.05重量%であった。
【0048】
【効果】(1)本発明の製造方法によると、ホスファゼ
ン組成物中のホスファゼン前駆体ともいうべき分子中に
1個のハロゲン置換基をもつハロゲン化ホスファゼンの
含有割合を全ホスファゼンに対し、10.0重量%、好
ましくは1.0重量%、より好ましくは0.1重量%以
下とすることができた。 (2)本発明のホスファゼン組成物は、ハロゲンを実質
的に含まないので、これを含む材料の焼却処理にあた
り、ダイオキシン発生などという環境汚染の心配がな
い。 (3)本発明の製造方法により、同一分子内の置換基の
すべてがアリールオキシ基であるホスファゼン類や同一
分子内の置換基のすべてがアルコキシ基であるホスファ
ゼン類を副生しないで、同一分子内にアリールオキシ基
とアルコキシ基の両方を含有するホスファゼン組成物を
収率よく製造することができた。 (4)本発明の組成物は、成形品などの難燃剤として有
用である。
ン組成物中のホスファゼン前駆体ともいうべき分子中に
1個のハロゲン置換基をもつハロゲン化ホスファゼンの
含有割合を全ホスファゼンに対し、10.0重量%、好
ましくは1.0重量%、より好ましくは0.1重量%以
下とすることができた。 (2)本発明のホスファゼン組成物は、ハロゲンを実質
的に含まないので、これを含む材料の焼却処理にあた
り、ダイオキシン発生などという環境汚染の心配がな
い。 (3)本発明の製造方法により、同一分子内の置換基の
すべてがアリールオキシ基であるホスファゼン類や同一
分子内の置換基のすべてがアルコキシ基であるホスファ
ゼン類を副生しないで、同一分子内にアリールオキシ基
とアルコキシ基の両方を含有するホスファゼン組成物を
収率よく製造することができた。 (4)本発明の組成物は、成形品などの難燃剤として有
用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西松 雅之 兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目3番3 号 ケミプロ化成株式会社内 (72)発明者 稲田 准也 兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目3番3 号 ケミプロ化成株式会社内 (72)発明者 大前 吉則 兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目3番3 号 ケミプロ化成株式会社内 Fターム(参考) 4H028 AA38 AA40 AB04 BA06 4H050 AA02 AB80 BB19 BB20 BC37 BC38 WA15 WA23
Claims (5)
- 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 (式中、Xはハロゲン、mは3〜10の整数である。)
で示される環状ハロゲン化ホスファゼンに、下記一般式
(3) 【化2】 (式中、Arはアリール基、Mはアルカリ金属であ
る。)で示されるアルカリ金属フェノラートおよび下記
一般式(4) 【化3】 (式中、Rはアルコキシ基、Mはアルカリ金属であ
る。)で示されるアルカリ金属アルコラートとを、窒素
含有鎖式または環式の有機化合物を含む溶媒中で反応さ
せることを特徴とする下記一般式(5) 【化4】 〔式中、mは3〜10の整数であり、Qのうちのいずれ
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であっ
て、かつ分子中のOArの数、ORの数は下記3つの数
式の関係をすべて満すものである。 【数1】1≦(OAr基の数)≦2m−1 1≦(OR基の数)≦2m−1 (OAr基の数)+(OR基の数)=2m 〕 で示される環状ホスファゼン組成物の製造方法。 - 【請求項2】 下記一般式(1) 【化5】 (式中、Xはハロゲン、mは3〜10の整数である。)
で示される環状ハロゲン化ホスファゼンと、下記一般式
(2) 【化6】 (式中、Xはハロゲン、nは1〜20の整数である。)
で示される鎖状ハロゲン化ホスファゼンとからなるハロ
ゲン化ホスファゼン混合物に、下記一般式(3) 【化7】 (式中、Arはアリール基、Mはアルカリ金属であ
る。)で示されるアルカリ金属フェノラートおよび下記
一般式(4) 【化8】 (式中、Rはアルコキシ基、Mはアルカリ金属であ
る。)で示されるアルカリ金属アルコラートとを、窒素
含有鎖式または環式の有機化合物を含む溶媒中で反応さ
せることを特徴とする下記一般式(5) 【化9】 〔式中、mは3〜10の整数であり、Qのうちのいずれ
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であっ
て、かつ分子中のOArの数、ORの数は下記3つの数
式の関係をすべて満すものである。 【数2】1≦(OAr基の数)≦2m−1 1≦(OR基の数)≦2m−1 (OAr基の数)+(OR基の数)=2m 〕 で示される環状ホスファゼン類と下記一般式(6) 【化10】 〔式中、nは1〜20の整数であり、Qのうちのいずれ
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であ
る。〕で示される鎖状ホスファゼンとからなるホスファ
ゼン組成物の製造方法。 - 【請求項3】 前記窒素含有鎖式または環式の有機化合
物がアミン化合物類およびアミド化合物類よりなる群か
ら選ばれた少なくとも1種の有機化合物である請求項1
または請求項2記載のホスファゼン組成物の製造方法。 - 【請求項4】 下記一般式(5) 【化11】 〔式中、mは3〜10の整数であり、Qのうちのいずれ
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であっ
て、かつ分子中のOArの数、ORの数は下記3つの数
式の関係をすべて満すものである。 【数3】1≦(OAr基の数)≦2m−1 1≦(OR基の数)≦2m−1 (OAr基の数)+(OR基の数)=2m 〕 で示される環状ホスファゼン組成物であって、該環状ホ
スファゼン組成物中に前記一般式(5)においてm=3
で示される環状ホスファゼンの前駆体である1個のハロ
ゲン置換基をもつ環状ホスファゼンの含有割合が前記一
般式(5)においてm=3で示される環状ホスファゼン
に対して10.0重量%以下であることを特徴とする環
状ホスファゼン組成物。 - 【請求項5】 下記一般式(5) 【化12】 〔式中、mは3〜10の整数であり、Qのうちのいずれ
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であっ
て、かつ分子中のOArの数、ORの数は下記3つの数
式の関係をすべて満すものである。 【数4】1≦(OAr基の数)≦2m−1 1≦(OR基の数)≦2m−1 (OAr基の数)+(OR基の数)=2m 〕 で示される環状ホスファゼン類と下記一般式(6) 【化13】 〔式中、nは1〜20の整数であり、Qのうちのいずれ
かが前記OArに起因するアリールオキシ基であり、Q
のうちの残りが前記ORに起因するアルコキシ基であ
る。〕で示される鎖状ホスファゼンとからなるホスファ
ゼン組成物であって、該ホスファゼン組成物中に前記一
般式(5)においてm=3で示される環状ホスファゼン
の前駆体である1個のハロゲン置換基をもつ環状ホスフ
ァゼンの含有割合が前記一般式(5)においてm=3で
示される環状ホスファゼンに対して10.0重量%以下
であることを特徴とするホスファゼン組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23559499A JP2001064292A (ja) | 1999-08-23 | 1999-08-23 | ホスファゼン組成物とその製造方法 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23559499A JP2001064292A (ja) | 1999-08-23 | 1999-08-23 | ホスファゼン組成物とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001064292A true JP2001064292A (ja) | 2001-03-13 |
Family
ID=16988324
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23559499A Pending JP2001064292A (ja) | 1999-08-23 | 1999-08-23 | ホスファゼン組成物とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001064292A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002322188A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-11-08 | Chemiprokasei Kaisha Ltd | ホスファゼン組成物、それを含む難燃剤およびその製造方法 |
| JP2002322478A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-11-08 | Chemiprokasei Kaisha Ltd | 難燃剤、それを含む難燃性樹脂組成物および成形品 |
| JP2002322189A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-11-08 | Chemiprokasei Kaisha Ltd | ホスファゼン組成物、それを含む難燃剤およびその製造方法 |
| KR100933617B1 (ko) * | 2008-02-13 | 2009-12-23 | 서울대학교산학협력단 | 경화성 환형 포스파젠계 화합물 및 이들의 제조방법 |
| US8431656B2 (en) | 2009-07-29 | 2013-04-30 | Samsung Electro-Mechanics Co. Ltd. | Curable cyclic phosphazene compound and method of preparing the same |
| WO2014084157A1 (ja) | 2012-11-28 | 2014-06-05 | ウィンテックポリマー株式会社 | 難燃性ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物及びその成形品 |
-
1999
- 1999-08-23 JP JP23559499A patent/JP2001064292A/ja active Pending
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