JP2000311705A - 円筒形リチウムイオン電池 - Google Patents
円筒形リチウムイオン電池Info
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Abstract
性の高い円筒形リチウムイオン電池を提供する。 【解決手段】 円筒形電池容器16に正極、負極及びセ
パレータW5を捲回した捲回群Wと捲回群Wから各極端
子へ接続するための接続部と電解液とを内蔵し、電池容
器の内圧が所定値に達したときに該内圧を低減する内圧
低減機構を有し、電池容量が3Ah以上かつ出力400
W以上の円筒形リチウムイオン電池20であり、正極は
アルミニウム箔W1の両面にリチウムマンガン複酸化物
を含む正極活物質合剤W2が塗布されており、負極は銅
箔W3の両面に非晶質炭素を含む負極活物質合剤W4が
塗布されており、電解液の溶媒はエチレンカーボネート
並びに少なくともジメチルカーボネート及びジエチルカ
ーボネートのいずれか一方を含む混合溶媒であり、電解
液の溶質は6フッ化リン酸リチウムである。
Description
ン電池に係り、特に円筒形電池容器に正極、負極及びセ
パレータを捲回した電極捲回群と該電極捲回群から各極
端子へ接続するための接続部と電解液とを内蔵し、前記
電池容器の内圧が所定値に達したときに該内圧を低減す
る内圧低減機構を有し、電池容量が3Ah以上かつ出力
400W以上の円筒形リチウムイオン電池に関する。
ー密度であるメリットを活かして、主にVTRカメラや
ノートパソコン、携帯電話等のポータブル機器の電源に
使用されている。円筒形リチウムイオン二次電池の内部
は、正極及び負極の両電極が共に活物質が金属箔に塗着
された帯状であり、セパレータを挟んでこれら両電極が
直接接触しないように断面が渦巻状に捲回され、捲回群
が形成された捲回式の構造とされている。そして、この
捲回群が電池容器となる円筒形の電池缶内に収納され、
電解液注液後、封口されている。
外形寸法は、18650型と呼ばれる、直径18mm、
高さ65mmであり、小型民生用リチウムイオン電池と
して広く普及している。18650型リチウムイオン二
次電池の正極活物質には、高容量、長寿命を特徴とする
コバルト酸リチウムが主として用いられており、電池容
量は、おおむね1.3Ah〜1.7Ah、出力はおよそ
10W程度である。
対応すべく、排出ガスのない、動力源を完全に電池のみ
とした電気自動車の開発や内燃機関エンジンと電池との
両方を動力源とするハイブリッド(電気)自動車の開発
が加速され、一部実用段階に到達している。電気自動車
の電源となる二次電池には当然高出力、高エネルギーが
得られる特性が要求され、この要求を満足する二次電池
としてリチウムイオン電池が注目されている。
ムイオン電池の場合、高出力になればなるほど安全性が
重視される傾向にあり、特に電気自動車用電源に用いら
れるような高容量、高出力の電池においては、なおさら
である。また、高容量、高出力の電池ともなると、大電
流充電、大電流放電がなされるために、18650型リ
チウムイオン電池には一般に採用されているような、異
常時の電池内圧上昇に応じて作動する電流遮断機構(一
種の切断スイッチ)を電池構造内に設けることは難し
い。
御システムが故障してしまった場合の過充電時、不慮の
衝突事故の場合に遭遇する可能性のある電池のクラッシ
ュ時あるいは、異物突き刺し時、外部短絡時等の電池自
体の安全性を確保することは、最低限必要かつ非常に重
要な電池特性である。ここでいう電池の安全性とは、電
池が異常な状態にさらされた場合の電池の挙動が、人に
身体的損害を与えないことは当然のことながら、車両へ
の損傷を最小限に抑えることを意味する。
でありながらも、極めて安全性の高い円筒形リチウムイ
オン電池を提供することを目的とする。
に本発明は、円筒形電池容器に正極、負極及びセパレー
タを捲回した電極捲回群と該電極捲回群から各極端子へ
接続するための接続部と電解液とを内蔵し、前記電池容
器の内圧が所定値に達したときに該内圧を低減する内圧
低減機構を有し、電池容量が3Ah以上かつ出力400
W以上の円筒形リチウムイオン電池において、前記正極
にリチウムマンガン複酸化物を含む正極活物質合剤が塗
布されており、前記負極に非晶質炭素を含む負極活物質
合剤が塗布されており、前記電解液の溶媒はエチレンカ
ーボネート並びに少なくともジメチルカーボネート及び
ジエチルカーボネートのいずれか一方を含む混合溶媒で
あり、該電解液の溶質は6フッ化リン酸リチウムである
ことを特徴とする。
ウムイオン電池を確保するために、前記正極にリチウム
マンガン複酸化物を含む正極活物質合剤が塗布されてお
り、前記負極に非晶質炭素を含む負極活物質合剤が塗布
されている。円筒形リチウムイオン電池は、上述した異
常状態にさらされたときに、大電流充電又は大電流放電
状態が維持され電解液と正極及び負極活物質合剤との化
学反応によりガスを発生し円筒形電池容器の内圧を上昇
させることがある。一般に、円筒形リチウムイオン電池
ではこの円筒形電池容器の内圧上昇を防止するために、
例えば所定内圧でガスを容器外へ放出する安全弁や開裂
弁等の内圧低減機構を有しているが、電解液の溶媒をエ
チレンカーボネート並びに少なくともジメチルカーボネ
ート及びジエチルカーボネートのいずれか一方を含む混
合溶媒とし、電解液の溶質を6フッ化リン酸リチウムと
することにより、内圧低減機構からのガス放出が急激に
行われることなく極めて穏やかに行われるので、安全性
に優れた電池とすることができる。
記エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート及びジ
エチルカーボネートを含み、該各溶媒は体積比において
それぞれ30%以上、又は、6フッ化リン酸リチウム溶
解後の電解液の濃度を、0.7モル/リットル乃至1.
3モル/リットルとすれば、高容量、高出力、かつ、更
に安全性の高い円筒形リチウムイオン電池を実現するこ
とができる。
照して本発明を適用した円筒形リチウムイオン電池の第
1の実施の形態について説明する。
形態に係る円筒形リチウムイオン電池20は、正極集電
体W1の両面に正極活物質層W2が形成された帯状の正
極と、負極集電体W3の両面に負極活物質層W4が形成
された帯状の負極と、帯状のセパレータW5を介して断
面渦巻状に捲回された捲回群Wを備えている。
ウム箔である。正極活物質層W2は、正極活物質のリチ
ウム複合酸化物と、導電助剤のグラファイトと、バイン
ダーのポリフッ化ビニリデン(PVDF)と、電解液
と、を構成物質としている。負極集電体W3は厚さ10
μmの銅箔である。負極活物質層W4は、リチウムイオ
ンを電極反応種とし充電、放電に伴いリチウムイオンが
吸蔵、放出する負極活物質の炭素材と、バインダーのポ
リフッ化ビニリデン(PVDF)と、電解液と、を構成
物質としている。
物質としてマンガン酸リチウム(平均粒径約20μm)
又はコバルト酸リチウム(平均粒径約20μm)、グラ
ファイト(平均粒径約5μm)及びPVDFを重量比で
それぞれ80:10:10となるように混合し、そこへ
分散溶媒となるN−メチル−2−ピロリドン(NMP)
を適量加え、十分に混練、分散させ、スラリー状にす
る。この混練物をロールからロールへの転写(ロール・
ツー・ロール転写)により正極集電体W1の両面に実質
上均等かつ同じ厚さとなるように塗着、乾燥した後、プ
レスにより電極厚さを所定厚となるまで圧縮し、正極活
物質層W2を得る。ただし、この段階では電解液を含ん
ではいない。
負極活物質として非晶質炭素又は黒鉛、及びPVDFを
重量比でそれぞれ90:10となるように混合し、そこ
へ分散溶媒となるNMPを適量加え、十分に混練、分散
させ、スラリー状にする。この混練物をロール・ツー・
ロール転写により負極集電体W3の両面に実質上均等か
つ同じ厚さとなるように塗着、乾燥した後、プレスによ
り電極厚さを所定厚となるまで圧縮し、負極活物質層W
4を得る。ただし、この段階では電解液を含んではいな
い。なお、本実施形態では、非晶質炭素として呉羽化学
工業(株)製の商品名カーボトロンP(平均粒径20μ
m)を用い、黒鉛として天然黒鉛(平均粒径10μm)
を用いた。
極、負極の間に厚さ40μmの微多孔性のポリエチレン
フィルムからなるセパレータW5が配置されるように捲
回して捲回群Wとし、捲回群Wの両端に正極集電リング
10、負極集電リング11を配置して、集電リング周縁
には、各集電体を溶接した。正極集電リング10、負極
集電リング11はそれぞれ正極集電リング支え8、負極
集電リング支え9を介して巻き芯17の端部に固定して
ある。この集電リング付き捲回群Wを、負極集電リング
11側が缶底側になるように電池缶16に挿入し、そし
て負極集電リング11に予め溶接させておいた負極リー
ド板14を電池缶16に溶接する。その際、負極集電リ
ング11と電池缶16との間に、捲回群Wを固定するた
めの負極集電リングスペーサ7を配置する。また、正極
集電リング10上面には、正極リード板B13を予め溶
接しておく。
全弁3、弁押さえ4、で構成された上蓋を別途作製し、
上蓋ケース2には、正極リード板A12を溶接によって
取り付けておく。
を固定するための正極集電リングスペーサ6を配置す
る。正極リード板A12及び正極リード板B13の自由
端同士を溶接し、上蓋と集電リング付き捲回群Wとを接
続する。この状態で電解液50mlを電池缶16内に注
入する。その後、絶縁性のガスケット5を介して上蓋を
電池缶16上部に配置、かしめることによって、高出力
タイプの円筒形リチウムイオン電池20が組み立てられ
る。
した円筒形リチウムイオン電池20の実施例の詳細につ
いて説明する。また、本実施例の効果が明確となるよう
に同時に作製した比較例の電池についても併記する。な
お、本実施形態による実施例2以下の各実施例及び比較
例の電池においては、表1を参照して実施例1と同一箇
所はその説明を省略し、異なる箇所のみ説明する。
では、正極活物質にマンガン酸リチウムを用い、正極活
物質層W2の厚さを98+−2μmとし、密度を2.6
5g/cm3とした。負極活物質に非晶質炭素を用い、
負極活物質層W4の厚さを60+−2μmとし、密度を
約1.02g/cm3とした。電解液はエチレンカーボ
ネート30体積%、ジメチルカーボネート35体積%、
ジエチルカーボネート35体積%の混合溶媒に、溶質と
して6フッ化リン酸リチウム(LiPF6)を0.8モ
ル/リットル溶解させたものを用いた。
溶媒をエチレンカーボネート30体積%、ジメチルカー
ボネート70体積%としたものを用いた。 (実施例3)本実施例では、電解液の混合溶媒をエチレ
ンカーボネート30体積%、ジエチルカーボネート70
体積%としたものを用いた。 (実施例4)本実施例では、電解液に溶質としてLiP
F6を0.6モル/リットル溶解させたものを用いた。 (実施例5)本実施例では、電解液に溶質としてLiP
F6を0.7モル/リットル溶解させたものを用いた。 (実施例6)本実施例では、電解液に溶質としてLiP
F6を1.3モル/リットル溶解させたものを用いた。 (実施例7)本実施例では、電解液に溶質としてLiP
F6を1.4モル/リットル溶解させたものを用いた。 (比較例1)本比較例では、正極活物質にコバルト酸リ
チウムを用い、負極活物質層W4の厚さを90+−2μ
mとしたものを用いた。 (比較例2)本比較例では、正極活物質層W2の厚さを
110+−2μmとし、負極活物質に黒鉛を用い、密度
を約1.4g/cm3としたものを用いた。 (比較例3)本比較例では、電解液に溶質としてLiC
lO4を用いた。 (比較例4)本比較例では、電解液に溶質としてLiB
F4を用いた。
円筒形リチウムイオン電池の第2の実施の形態について
説明する。
形態に係る円筒形リチウムイオン電池120は、定格容
量50Ah以上になるような高容量タイプの電池であ
り、第1実施形態と同様、正極集電体W1の両面に正極
活物質層W2が形成された帯状の正極と、負極集電体W
3の両面に負極活物質層W4が形成された帯状の負極
と、帯状のセパレータW5を介して断面渦巻状に捲回さ
れた捲回群W’を備えている。また、正極集電体W1の
厚さ、正極活物質層W2の構成物質及び作製方法、負極
集電体W3の厚さ、負極活物質層W4の構成物質及び作
製方法、並びにセパレータW5の材質及び厚さは第1実
施形態と同じである。
を、これらが直接接触しないように厚さ40μmのポリ
エチレン製セパレータを挟んで捲回する。このとき正極
のリード片109と負極のリード片109とが、それぞ
れ捲回群W’の互いに反対側の両端面に位置するように
する。
るリード片109を変形させ、その全てを、捲回群W’
軸芯のほぼ延長線上にある極柱(正極外部端子101)
周囲から一体に張り出している鍔部107周面付近に集
合、接触させる。リード片109を鍔部107周面付近
に接触させた後に、リード片109と鍔部107周面と
を超音波溶接してリード片109を鍔部107周面に接
続し固定する。
ているリード片109との接続操作も、上述した正極外
部端子101と正極から導出されているリード片109
との接続操作と同様に行う。
端子101’の鍔部107周面全周に絶縁被覆108を
施す。この絶縁被覆108は、捲回群W’外周面全周に
も及ぼす。絶縁被覆108には、基材がポリイミドで、
その片面にヘキサメタアクリレートからなる粘着剤を塗
布した粘着テープを用いた。この粘着テープを鍔部10
7周面から捲回群W’外周面に亘って何重にも巻いて絶
縁被覆108とする。捲回群W’の最大径部が絶縁被覆
108存在部となるように巻き数を調整し、該最大径を
電池容器105内径よりも僅かに小さくして捲回群W’
を電池容器105内に挿入する。
接する部分の厚さ2mm、内径16mm、外径25mm
の第2のセラミックワッシャ103’を、図2に示すよ
うに先端が正極外部端子101を構成する極柱、先端が
負極外部端子101’を構成する極柱にそれぞれ嵌め込
む。また、第1のセラミックワッシャ103を電池蓋1
04に載置し、正極外部端子101、負極外部端子10
1’をそれぞれ第1のセラミックワッシャ103に通
す。その後円盤状電池蓋104周端面を電池容器105
の開口部に嵌合し、双方の接触部全域をレーザ溶接す
る。このとき正極外部端子101、負極外部端子10
1’は、電池蓋104の中心にある穴を貫通して電池蓋
104外部に突出している。そして図2に示すように、
アルミナ製で厚さ2mm、内径16mm、外径28mm
の平状の第1のセラミックワッシャ103、ナット10
2底面よりも平滑な金属ワッシャ111を、この順に正
極外部端子101、負極外部端子101’にそれぞれ嵌
め込む。電池蓋104には、電池の内圧上昇に応じて開
裂する開裂弁110が設けられている。なお、開裂弁1
10の開裂圧を13〜18kg/cm2とした。
子101、負極外部端子101’にそれぞれ螺着し、第
2のセラミックワッシャ103’、第1のセラミックワ
ッシャ103、金属ワッシャ111を介して電池蓋10
4を鍔部107とナット102間で締め付けて固定す
る。このときの締め付けトルク値は70kgf・cmと
した。なお、締め付け作業が終了するまで金属ワッシャ
111は回転しなかった。この状態では、電池蓋104
裏面と鍔部107の間に介在させたゴム(EPDM)製
Oリング112の圧縮により電池容器105内部の発電
要素は外気から遮断されている。
3から電解液0.33リットルを電池容器105内に注
入し、その後注液口を封止することにより円筒形リチウ
ムイオン電池120を完成させた。なお、円筒形リチウ
ムイオン電池120には、電池容器105の内圧の上昇
に応じて電流を遮断するように作動する電流遮断機構は
設けられていない。
筒形リチウムイオン電池120の実施例8の詳細につい
て説明する。実施例8の電池では、表1に示したよう
に、正極活物質にマンガン酸リチウムを用い、正極活物
質層W2の厚さを210+−2μmとし、密度を2.6
5g/cm3とした。負極活物質に非晶質炭素を用い、
負極活物質層W4の厚さを130+−2μmとし、密度
を1.02g/cm3とした。電解液はエチレンカーボ
ネート30体積%、ジメチルカーボネート35体積%、
ジエチルカーボネート35体積%の混合溶媒中、溶質と
してLiPF6を0.8モル/リットル溶解させたもの
を用いた。
比較例1〜4の各電池を約1時間放電することができる
電流値(1C)で4.2V定電圧、充電時間5時間、2
5+−2°Cで充電し、満充電状態として、次の試験1
〜3による試験を行った。
電流、終止電圧2.5V、25+−2°Cで放電し、放
電容量を確認した。これを定格容量とした。 (試験2)満充電状態の電池を、10A、30A、90
Aでそれぞれ10秒ずつ放電し、5秒目の電池電圧を電
流値に対してプロットした直線が2.7Vと交差する点
の電流値(Ia)から、出力(W)=Ia×2.7で求
めた。 (試験3)室温で1C定電流連続充電し、状況を観察し
た。現象を数値化するために、試験前後の電池重量を測
定し、試験後の重量を百分率で示した。
表2に、試験3の試験結果を表3に示す。
は3Ah以上でかつ400W以上の高容量、高出力が得
られている。
全弁の開放後、煙が発生するだけか、穏やかなガス放出
のみで、電池の変形もなく、電池重量は80%以上を確
保しており安全が確保されていた。また、電池容量を大
きくした実施例8の電池でも火花は発生せず、煙の噴出
のみで、電池重量は80%以上を確保しており安全が確
保されていた。この中でも実施例1の電池は試験前の重
量とほぼ同じ重量を保持していた。
ト以外の各溶媒が30体積%を下回っており、実施例1
の電池と比較して電池重量が低下した。実施例3の電池
については出力も10%低下した。実施例4の電池はL
iPF6濃度が0.6モル/リットルであり、容量、出
力共に低下したのに対し、実施例5の電池はLiPF 6
濃度が0.7モル/リットルであることから、容量、出
力の低下は少ない。また、実施例7の電池はLiPF6
濃度が1.4モル/リットルであり、試験後電池重量が
やや小さくなっている。この点、実施例6の電池はLi
PF6濃度を1.3モル/リットルとしたことから、実
施例7の電池と比較して電池重量の減少程度が小さい。
花が発生した。比較例1の電池は電池蓋がはずれ、火花
が噴出し、電池重量が低下した。比較例2の電池は安全
弁から火花が噴出し、電池重量も低い値となった。電池
缶の缶底がかなり脹れた。また、比較例3、4の電池
は、安全弁から火花が少し出た。電池缶の缶底が少し脹
れた。
力でありながらも、電池が異常な状態にさらされた場合
の挙動が極めて穏やかで、安全性に優れた電池であると
言える。このように、高容量、高出力で、極めて安全性
の高い電池は、特に電気自動車の電源に適している。
を有していない円筒形リチウムイオン電池について例示
したが、本発明は電流遮断機構の有無により制限される
ものではない。電流遮断機構を有する電池でも、上述し
たように電池が異常な状態にさらされたときには、電流
遮断機構により電流が遮断されないことも想定されるの
で、本発明を適用することにより電池の安全性を更に向
上させることができる。
リデンをバインダーとして使用したが、これ以外のリチ
ウムイオン電池用極板活物質バインダーとしては、テフ
ロン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、
ブチルゴム、ニトリルゴム、スチレン/ブタジエンゴ
ム、多硫化ゴム、ニトロセルロース、シアノエチルセル
ロース、各種ラテックス、アクリロニトリル、フッ化ビ
ニル、フッ化ビニリデン、フッ化プロピレン、フッ化ク
ロロプレン等の重合体及びこれらの混合体等を使用して
もよい。
ウムイオン電池用正極活物質としては、リチウムを挿入
・脱離可能な材料であり、予め十分な量のリチウムを挿
入したリチウムマンガン複酸化物が好ましく、スピネル
構造を有したマンガン酸リチウムや、結晶中のマンガン
やリチウムの一部をそれら以外の元素で置換又はドープ
した材料を使用してもよい。
円筒形電池容器に正極、負極及びセパレータを捲回した
電極捲回群と該電極捲回群から各極端子へ接続するため
の接続部と電解液とを内蔵し、前記電池容器の内圧が所
定値に達したときに該内圧を低減する内圧低減機構を有
し、電池容量が3Ah以上かつ出力400W以上の円筒
形リチウムイオン電池において、前記正極にリチウムマ
ンガン複酸化物を含む正極活物質合剤が塗布されてお
り、前記負極に非晶質炭素を含む負極活物質合剤が塗布
されており、前記電解液の溶媒はエチレンカーボネート
並びに少なくともジメチルカーボネート及びジエチルカ
ーボネートのいずれか一方を含む混合溶媒であり、該電
解液の溶質は6フッ化リン酸リチウムとすることで、高
容量、高出力でありながらも、電池が異常な状態にさら
された場合の挙動が極めて穏やかで、安全性に優れた円
筒形リチウムイオン電池を得ることができる。
ウムイオン電池の断面図である。
ウムイオン電池の断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 円筒形電池容器に正極、負極及びセパレ
ータを捲回した電極捲回群と該電極捲回群から各極端子
へ接続するための接続部と電解液とを内蔵し、前記電池
容器の内圧が所定値に達したときに該内圧を低減する内
圧低減機構を有し、電池容量が3Ah以上かつ出力40
0W以上の円筒形リチウムイオン電池において、前記正
極にリチウムマンガン複酸化物を含む正極活物質合剤が
塗布されており、前記負極に非晶質炭素を含む負極活物
質合剤が塗布されており、前記電解液の溶媒はエチレン
カーボネート並びに少なくともジメチルカーボネート及
びジエチルカーボネートのいずれか一方を含む混合溶媒
であり、該電解液の溶質は6フッ化リン酸リチウム(L
iPF6)であることを特徴とする円筒形リチウムイオ
ン電池。 - 【請求項2】 前記混合溶媒は前記エチレンカーボネー
ト、ジメチルカーボネート及びジエチルカーボネートを
含み、該各溶媒は体積比においてそれぞれ30%以上で
あることを特徴とする請求項1に記載の円筒形リチウム
イオン電池。 - 【請求項3】 前記溶質溶解後の電解液の濃度は、0.
7モル/リットル乃至1.3モル/リットルであること
を特徴とする請求項1に記載の円筒形リチウムイオン電
池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11935999A JP3433695B2 (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 円筒形リチウムイオン電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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