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JP2000270821A - 食品保存剤 - Google Patents

食品保存剤

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Publication number
JP2000270821A
JP2000270821A JP11077301A JP7730199A JP2000270821A JP 2000270821 A JP2000270821 A JP 2000270821A JP 11077301 A JP11077301 A JP 11077301A JP 7730199 A JP7730199 A JP 7730199A JP 2000270821 A JP2000270821 A JP 2000270821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food
examples
preservative
molds
glycine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11077301A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Matsumoto
安夫 松本
Hideaki Fukushi
英明 福士
Jun Hiraki
純 平木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chisso Corp filed Critical Chisso Corp
Priority to JP11077301A priority Critical patent/JP2000270821A/ja
Priority to TW089101525A priority patent/TW568753B/zh
Priority to KR1020000007037A priority patent/KR20000062554A/ko
Publication of JP2000270821A publication Critical patent/JP2000270821A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23BPRESERVATION OF FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES
    • A23B2/00Preservation of foods or foodstuffs, in general
    • A23B2/70Preservation of foods or foodstuffs, in general by treatment with chemicals
    • A23B2/725Preservation of foods or foodstuffs, in general by treatment with chemicals in the form of liquids or solids
    • A23B2/729Organic compounds; Microorganisms; Enzymes
    • A23B2/742Organic compounds containing oxygen

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】細菌類、酵母類およびカビ類の増殖抑制効果を
有し、食品風味への影響が極めて小さい食品保存剤を提
供することである。 【解決手段】炭素数8〜12の脂肪酸とグリセリンから
得られる脂肪酸モノグリセリンエステルの中から選ばれ
る少なくとも2種類、ε−ポリリジン若しくはその塩並
びにグリシンを有効成分として食品保存剤を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品保存剤に関す
る。さらに詳しくは、炭素数8〜12の脂肪酸とグリセ
リンから得られる脂肪酸モノグリセリンエステルの中か
ら選ばれる少なくとも2種類(以下、複合モノグリと言
う)、ε−ポリリジン若しくはその塩(以下、総称して
εPLと言う)並びにグリシンを併用した食品保存剤で
あって、菓子類、麺類及びその他食品に用いると、一般
細菌およびかびに対して優れた静菌効果を有する上、用
いた食品の風味を損なうことのない食品保存剤に関す
る。
【0002】
【背景技術】食品の腐敗を引き起こす原因には、細菌
類、酵母類、カビ類等がある。中でも20〜30℃の常
温域においては、芽胞菌、乳酸菌類等に代表される細菌
類は、酵母やカビ類に比べて増殖速度が速いため、通
常、食品の腐敗は、この細菌類が原因となることが多か
った。そのため、これまでに開発されている各種食品保
存剤は、細菌類の増殖を抑制し得る効果、すなわち細菌
類に対して静菌効果に優れるものが主流であった。
【0003】これまでは、食品の賞味期限が比較的短か
ったため、該食品保存剤でも食品の腐敗防止に有効に働
いていた。しかし、賞味期限の長期化ニーズや食品を低
温で保存する技術の進歩も相まって、長期保存を阻害す
るカビ類の増殖が問題となってきた。しかし、カビ類に
対して静菌効果が有効に働く食品保存剤が見あたらない
のが現状であり、前述した既存の食品保存剤において
も、細菌類および酵母類には優れた静菌効果を有する
が、カビ類に対しては充分な静菌効果を有するものとは
言えなかった。
【0004】εPLやグリシンにも、カビ類に対して若
干の静菌効果があるものの、実用的な静菌効果を発現さ
せるためには多量に用いなければならず、高価なεPL
を多量に用いることは経済的に無理があり、独特の甘み
を有するグリシンを多量に用いると食品の持つ風味に悪
影響を及ぼしてしまうという問題があった。一方、炭素
数8〜12の脂肪酸とグリセリンから得られる脂肪酸モ
ノグリセリンエステルには、カビ類に対して静菌効果の
あることが知られている。しかし、該エステルには特有
の味と臭いがあるため、食品風味への影響が大きい上、
グラム陰性菌に対して効果がないという欠点も有してい
る。
【0005】εPLと他の保存剤とを組み合わせた食品
保存剤の検討も進められている。特開平6−22574
0号公報には、中鎖脂肪酸モノグリセライド、リゾチー
ム及びεPLを併用した食品保存剤、特開平6−253
797号公報には、ポリグリセリン脂肪酸エステル及び
εPLを併用した食品保存剤、特開平6−269265
号公報には、A)有機酸モノグリセセライド、B)リゾ
チーム、C)εPL、D)グリシン、E)有機酸及び/
又は有機酸塩、無機酸及び/又は無機酸塩のうちから選
ばれた1種又は2種以上、を併用した食品保存剤がそれ
ぞれ開示されており、これらの食品保存剤は、保存効果
に優れ、味のバランスの取れたものであることが記載さ
れている。しかし、これらの食品保存剤においても、カ
ビ類に対しての静菌効果という点では、充分な機能を有
するものではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、細菌
類、酵母類およびカビ類の増殖抑制効果(静菌効果)を
有し、食品風味への影響力が極めて小さい食品保存剤を
提供することである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明者は、上記課題を解
決すべく鋭意検討を進めた結果、複合モノグリ、εPL
およびグリシンとを組み合わせることにより、上記課題
を解決し得ることを知り本発明を完成した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明につき詳細に説明す
る。本発明は、複合モノグリ、εPLおよびグリシンを
有効成分として成る食品保存剤である。本発明の有効成
分の1つである複合モノグリは、炭素数8〜12の脂肪
酸とグリセリンから得られる脂肪酸モノグリセリンエス
テルの2種類以上の混合物である。2種類以上の該エス
テルをεPLおよびグリシンと併用することにより、単
一種の該エステル、εPLおよびグリシンを併用した場
合よりも静菌効果が高まる。このため、それぞれの該エ
ステルの使用量を低減しながら高い静菌効果が得られ、
結果として食品風味を損なうといった悪影響が極めて小
さい食品保存剤が得られる。該エステルは、デキストリ
ン等の賦形剤等で粉末化したものであっても良い。該エ
ステルの具体例としては、カプリル酸モノグリセリンエ
ステル(モノカプリリン)、カプリン酸モノグリセリン
エステル(モノカプリン)及びラウリン酸モノグリセリ
ンエステル(モノラウリン)を挙げることができる。
【0009】本発明の有効成分の1つであるεPLは、
天然系食品保存料であるεPLであれば特に制限はな
く、例えば特許1245361号(ポリリジンの製造
法)に記載のε−ポリリジンの製造法によって得ること
ができる。すなわち、ストレプトマイセス属に属するε
−ポリリジン生産菌であるストレプトマイセス・サブス
ピーシーズ・リジノポリメラスを好気的に培養し、その
培養液からε−ポリリジンを分離することができる。ま
た、本発明で用いられるε−ポリリジンの入手方法とし
ては例えばチッソ(株)のポリリジン50%粉末を挙げ
ることができる。また本発明にあっては、εPLは遊離
の形で用いられる他、有機酸もしくは無機酸の塩の形で
も用いることができ、該有機酸の塩としては、酢酸塩、
アジピン酸塩、クエン酸塩、リンゴ酸塩、フマル酸塩、
マロン酸塩、グルコン酸塩、マレイン酸塩もしくは乳酸
塩等を挙げることができ、該無機酸の塩としては、塩酸
塩、硫酸塩およびリン酸塩等を挙げることができる。
【0010】本発明の有効成分の1つであるグリシン
は、発酵品または合成品等にかかわらず食品に使用でき
るグレードのものであれば良い。
【0011】本発明の食品保存剤は、εPLを1とした
とき、複合モノグリをその0.05〜2重量倍、好まし
くは0.15〜0.5重量倍、グリシンをその1〜60
重量倍、好ましくは10〜40重量倍配合されたものが
望ましい。さらに、本発明においては、静菌効果の増強
あるいは風味への悪影響低減を目的として、アルコー
ル、各種有機酸およびその塩類、チアミンラウリル硫酸
塩、蔗糖脂肪酸エステル等を用いても良い。
【0012】本発明の食品保存剤は、一般総菜、麺類、
菓子類を始め各種食品に利用することができる。例とし
て、サラダ、和え物、煮物、蒲鉾、ハム、ソーセージ、
うどん、そば、蒸しパン、スポンジケーキ、おはぎ等を
挙げることができるが、これら以外でも、カビがその腐
敗原因になる食品については、加熱処理の有無にかかわ
らず優れた保存効果が得られる。
【0013】
【実施例】以下に実施例にて本発明を具体的に説明する
が、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
【0014】(うどんへの応用) 実施例1〜4、比較例1〜5 原料として、小麦粉400g、水160gおよび食塩1
2gを用い、さらに表1に示した保存剤成分を添加し
て、食品保存剤の異なる8種類のうどんを作製し、下記
の賞味可能期限測定1と官能評価測定1を行った。その
結果は表2の通りである。
【0015】賞味可能期限測定1 実施例1〜4および比較例1〜5で得られた各種うどん
を10℃に保ちながら、日々うどん中の細菌数、カビ数
および酵母数をペトロフィルム法により測定し、細菌数
が10万個/gを越えるか、もしくはカビ・酵母数が1
万個/gを越えた時点の前日までの期限を賞味可能期限
とした。 官能評価測定1 実施例1〜4および比較例1〜5で得られた各種うどん
と食品保存剤の入っていないうどんとを10人のモニタ
ーが食べ比べ、食品保存剤が添加されることによる風味
への影響(異味)を調べた。異味の感じないものを−と
し、極僅かに異味を感じるものを±、異味をはっきりと
感じるものを+、異味が極めて著しいものを++とし、
10人のモニターの平均値を官能評価の結果とした。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】これらの結果から明らかなように、本発明
の食品保存剤を用いた実施例1〜4のうどんにおいて
は、一般細菌およびカビに対して優れた静菌効果を示す
とともに風味への影響が僅かであることが確認された。
【0019】(蒸しパンへの応用) 実施例5〜8、比較例6〜10 原料として、小麦粉28g、グラニュー糖16g、ベー
キングパウダー1.5gおよび水20gを用い、さらに
表3に示した保存剤成分を添加して、食品保存剤の異な
る9種類の蒸しパンを作製し、下記の賞味可能期限測定
2と官能評価測定2を行った。その結果は表4の通りで
ある。
【0020】賞味可能期限測定2 実施例5〜8および比較例6〜10で得られた各種蒸し
パン(1個約70g)に対し、市販の蒸しパンより分離
した3種のカビを胞子状態で各50個/g、計150個
/g接種した後、該蒸しパンを30℃で保存し、日々蒸
しパン中のカビ数を測定し、カビ数が1万個/gを越え
た時点の前日までの期限を賞味可能期限とした。 官能評価測定2 実施例5〜8および比較例6〜10で得られた各種蒸し
パンと食品保存剤の入っていない蒸しパンとを10人の
モニターが食べ比べ、食品保存剤が添加されることによ
る風味への影響(異味)を調べた。異味を感じないもの
を−とし、極僅かに異味を感じるものを±、異味をはっ
きりと感じるものを+、異味が極めて著しいものを++
とし、10人のモニターの平均値を官能評価の結果とし
た。
【0021】
【表3】
【0022】
【表4】
【0023】これらの結果から明らかなように、本発明
の食品保存剤を用いた実施例5〜8の蒸しパンにおいて
は、カビに対して優れた静菌効果を示すとともに風味へ
の影響がないかもしくは僅かであることが確認された。
【0024】(ビーフシチューへの応用) 実施例9〜12,比較例11〜15 材料として、ビーフシチューの素、牛スネ肉300g、
玉葱300g、人参200g、じゃがいも200gおよ
び水1500mLを用い、さらに表5に示した保存剤成
分を添加して、食品保存剤の異なる8種類のビーフシチ
ューを作製し、下記のカビ発生測定を行った。その結果
は表6の通りである。
【0025】カビ発生測定 実施例9〜12および比較例11〜15で得られた各種
ビーヒシチュ−を15℃に保ちながら、日々蒸しパン中
のカビ数を測定し、カビ数が1万個/gを越えた時点を
カビ発生日とした。
【0026】
【表5】
【0027】
【表6】
【0028】これらの結果から明らかなように、本発明
の食品保存剤を用いた実施例9〜13のビーフシチュー
においては、カビの発生が長期に渡り抑制されているこ
とが確認された。
【0029】
【発明の効果】本発明の食品保存剤は各種食品に対して
優れた静菌効果を有し、特にカビ類による腐敗抑制に高
い効果を示すとともに食品風味への影響の少ない新規な
食品保存剤として好適に使用できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素数8〜12の脂肪酸とグリセリンから
    得られる脂肪酸モノグリセリンエステルの中から選ばれ
    る少なくとも2種類、ε−ポリリジン若しくはその塩並
    びにグリシンを有効成分として成る食品保存剤。
  2. 【請求項2】脂肪酸モノグリセリンエステルがモノカプ
    リリン、モノカプリン及びモノラウリンである請求項1
    記載の食品保存剤。
JP11077301A 1999-03-23 1999-03-23 食品保存剤 Pending JP2000270821A (ja)

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JP11077301A JP2000270821A (ja) 1999-03-23 1999-03-23 食品保存剤
TW089101525A TW568753B (en) 1999-03-23 2000-01-28 Food preservative
KR1020000007037A KR20000062554A (ko) 1999-03-23 2000-02-15 식품 보존제

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