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JP2000128765A - 皮膚化粧料 - Google Patents

皮膚化粧料

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Publication number
JP2000128765A
JP2000128765A JP10315379A JP31537998A JP2000128765A JP 2000128765 A JP2000128765 A JP 2000128765A JP 10315379 A JP10315379 A JP 10315379A JP 31537998 A JP31537998 A JP 31537998A JP 2000128765 A JP2000128765 A JP 2000128765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
extract
olive
extraction
branch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10315379A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Yamamoto
進 山本
Toshimitsu Kanbara
敏光 神原
Shinobu Inohara
忍 猪原
Enyou Shiyuu
艶陽 周
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruzen Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Maruzen Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruzen Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Maruzen Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP10315379A priority Critical patent/JP2000128765A/ja
Publication of JP2000128765A publication Critical patent/JP2000128765A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた活性酸素種消去作用を有し、入手容易
な植物体から好収率で得られ、しかも皮膚化粧料構成成
分としての適性も備えた物質を含有し、皮膚の黒化や老
化を予防・改善する作用を有する皮膚化粧料を提供す
る。 【解決手段】 水、メタノール、エタノール、1,3-ブチ
レングリコール、プロピレングリコールまたはこれらの
混合物を抽出溶媒とする抽出によりオリーブの枝葉部よ
り得られた抽出物を化粧料に含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日焼けなどの外的
刺激による皮膚の荒れ、シワ、タルミ、くすみ、および
色素の異常沈着等を予防または改善する作用を主とする
皮膚保護作用を有する皮膚化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】皮膚は紫外線等の環境因子の刺激を直接
受けるため活性酸素が発生しやすい器官であるから、活
性酸素濃度の上昇に起因する障害を起こすことが多い。
すなわち、炎症を起こしたり紫外線を受けたりした皮膚
では多量のスーパーオキサイド(O2 -)が生成し、それ
はSOD(スーパーオキサイドジスムターゼ)等の作用
で過酸化水素(H22)となるが、さらにヒドロキシラ
ジカル(HO・)、一重項酸素(12)等に逐次変化す
る。これらの活性酸素種は、量が多いと色素細胞である
メラノサイトに作用してメラニンの異常生成を促し、色
素沈着を促進する。また、皮膚組織の維持に重要な役割
を果たしているエラスチンやコラーゲンの架橋と断片化
を起こさせることで皮膚の弾力性を低下させ、シワやタ
ルミを生じさせる。過剰の活性酸素種はまた皮膚脂質の
スクワランや細胞膜脂質を酸化することにより細胞の働
きを低下させ、シワ、タルミ、肌荒れ等を増悪させる。
【0003】これら活性酸素種による酸化障害は、通常
はSOD、カタラーゼ、グルタチオン、パーオキシダー
ゼ等の活性酸素消去酵素の作用で活性酸素種が低濃度に
維持されることにより回避されているが、活性酸素の生
成量が多い場合にその一部が消去しきれずに残ると上述
のような障害が起こる。
【0004】そこで、活性酸素による皮膚老化の予防と
改善に使用する目的で活性酸素種消去作用を有する物質
の探索が進められ、グルタチオン、ビタミンC、ビタミ
ンE、ビタミンB6、ブチルヒドロキシトルエン、ブチ
ルヒドロキシアニリン等が有効であることが確認された
が、いずれも皮膚化粧料に配合した場合の安定性と安全
性に難があった。
【0005】近年は安全性の点で有利な天然物から活性
酸素消去作用を有する物質を得ようとする試みが広く行
われ、その結果、可能性あるものとしてウワミズザクラ
のプルヌソールA、ユーカリ等のエラグ酸、大麦、黒
米、黒インゲン等の穀類のフラボノイド類、茶のカテキ
ン、ゴマのセサミン類、セージ、ローズマリー等のハー
ブ類に含まれるカルノソールやロズマノール等が見いだ
されたが、概して効果が少なく、比較的有効なものも、
原料植物体からの収量が極端に少なく実用困難;皮膚を
刺激する性質がある;化粧料に配合した場合の溶解性や
安定性が悪い;などの問題点があって、満足できるもの
はなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、優れた活性酸素種消去作用を有し、入手容易な植物
体から好収率で得られ、しかも皮膚化粧料構成成分とし
ての適性も備えた物質を見いだし、それを配合すること
により皮膚の黒化や老化を予防・改善する作用を付与し
た皮膚化粧料を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、皮膚化粧料構成成分
としての適性を備え、活性酸素種消去作用を有し、さら
に皮膚の炎症やアレルギー症状の抑制にも有効な物質を
添加してなる多機能皮膚化粧料を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すること
に成功した本発明の皮膚化粧料は、メタノール、エタノ
ール、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール
等の親水性有機溶媒、水、またはこれらの混合物を抽出
溶媒とする抽出によりオリーブの枝葉部より得られた抽
出物を含有させてなるものである。
【0009】ここでオリーブの枝葉部とは、モクセイ科
の常緑樹オリーブ(Olea europaeaL.)の枝または/お
よび葉の部分を意味する。
【0010】上記オリーブ枝葉部の抽出物は、活性酸素
種消去作用を有するだけでなく血小板凝集抑制作用を有
し、それにより、血小板凝集に起因する皮膚の炎症やア
レルギー症状をも予防するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】オリーブは地中海沿岸地域が原産
地の樹木であるが、日本国内でも果実を利用する目的で
栽培されている。その葉は古くから栄養物、緩和薬、緩
下剤、外傷治療薬等に利用されているが、民間療法的な
ものであり、有効成分やその薬理作用の詳細は解明され
ていない。オリーブの枝葉部に活性酸素種種消去作用を
有する物質が含まれていることも、もちろん知られてい
なかった。
【0012】オリーブの葉から抽出されたフェノール性
化合物について抗酸化性が確認された例があるが、抽出
溶媒が非極性溶媒なので、水性溶媒で抽出される本発明
の活性酸素種消去性成分とは異なるものと認められる。
【0013】オリーブの枝葉部から得られ活性酸素種消
去作用を有する物質は、水溶性であり、また多くの化粧
料に配合しても安定であり、さらに経皮的に人体内によ
く吸収される性質のものである。しかも、皮膚に塗布し
ても皮膚を刺激したり炎症を起こさせたりすることがな
い。したがって、皮膚化粧料に配合してその有用作用を
活用するのにきわめて好都合な性質を備えている。
【0014】オリーブの枝葉部から活性酸素種消去作用
物質を抽出するには各種の親水性有機溶媒、水、または
これらの混合物を使用することができるが、特に好まし
い抽出溶媒はメタノール、エタノール、1,3-ブチレング
リコール、プロピレングリコール、水、またはこれらの
混合物である。
【0015】抽出処理に付するオリーブの枝葉部は、生
でも乾燥物でも差し支えない。抽出原料は、あらかじめ
ヘキサン等の非極性溶媒を用いて脂質を抽出しておく
と、活性酸素種消去性成分を効率よく抽出することがで
きる。
【0016】抽出条件および抽出に用いる装置は特に限
定されないが、好適には重量比で5〜15倍量の抽出溶
媒にオリーブの枝葉部を浸漬し、常温ないし100℃程
度の加熱下にゆるやかに撹拌しながら可溶性成分を溶出
させる。濾過または遠心分離して得られた抽出液から溶
媒を留去するとペースト状の濃縮物が得られ、さらに乾
燥すれば、固形の抽出物が得られるが、本発明の化粧料
に配合するオリーブ枝葉部抽出物は固形の抽出物である
必要はなく、上記抽出液またはその濃縮液の状態のもの
であってもよい。これらはそのまま本発明の皮膚化粧料
構成成分として使用することができるが、活性酸素種消
去作用を損なわない範囲で、活性炭処理、吸着樹脂処
理、イオン交換樹脂処理、液−液向流分配等の方法によ
り精製してから用いてもよい。
【0017】皮膚化粧料に対するオリーブ枝葉部抽出物
の好適配合率は皮膚化粧料の種類によっても異なるが、
おおむね0.001〜10重量%(特に好ましくは0.0
5〜2重量%)である。
【0018】本発明による皮膚化粧料の代表的な形態と
しては、軟膏、クリーム、乳液、ローション、パック、
入浴剤等があるが、これらに限定されるわけではない。
【0019】オリーブ枝葉部抽出物を配合することによ
って他の皮膚化粧料構成成分の選択が制限されることは
なく、たとえばアボガド油、コメヌカ油、コメ胚芽油、
ラノリン、スクワラン等の油性成分;グリセリン、1,3-
ブチレングリコール、コラーゲン、ヒアルロン酸および
その塩、コンドロイチン硫酸およびその塩、キトサン、
キチン等の保湿剤;グリセロリン脂質、スフィンゴ脂
質、グリセロ糖脂質、スフィンゴ糖脂質等の複合脂質;
SOD、カタラーゼ、β-カロチン、イチョウ葉抽出
物、ビタミンCおよびその誘導体、ビタミンEおよびそ
の誘導体、オウゴン抽出物、クジン抽出物等の活性酸素
消去作用物質;グアイアズレン、カマアズレンおよびそ
の誘導体;グリチルリチン酸、グリチルレチン酸および
その塩、グリチルレチン酸誘導体、酸化亜鉛等の抗炎症
剤;その他各種植物抽出物、増粘剤、防腐剤、紫外線吸
収剤、香料、酸化防止剤、水、アルコール等、皮膚化粧
料製造に通常使用される成分を任意に配合することがで
きる。
【0020】
【実施例】オリーブ枝葉部抽出例1 乾燥したオリーブの葉の粗砕物1kgを水10リットルに
投入し、還流加熱下に5時間抽出した。その後、濾過し
て得られた抽出液を減圧下に濃縮してペースト状物を
得、それを凍結乾燥して粉末状抽出物136gを得た。
【0021】オリーブ枝葉部抽出例2 乾燥したオリーブの葉の粗砕物1kgを50容量%の含水
エタノール10リットルに投入し、還流加熱下に5時間
抽出した。その後、濾過して得られた抽出液を減圧下に
濃縮してペースト状物を得、それを凍結乾燥して粉末状
抽出物142gを得た。
【0022】オリーブ枝葉部抽出例3 乾燥したオリーブの葉の粗砕物1kgをn-ヘキサン抽出に
付して脂質を抽出、除去し、残渣を減圧下に乾燥したの
ちエタノール10リットルに投入し、室温で10時間抽
出した。得られた抽出液を減圧下に濃縮してペースト状
物を得、それを凍結乾燥して、粉末状抽出物42gを得
た。
【0023】オリーブ枝葉部抽出例4 乾燥したオリーブの葉の粗砕物1kgを1,3-ブチレングリ
コール7リットルに投入し、95℃で5時間抽出した。
冷却後、濾過して得られた濾液を5℃に5日間静置し、
生じたオリや沈殿をケイソウ土を用いて濾過し、澄明な
抽出液(固形分濃度0.87重量%)4.5リットルを得
た。
【0024】オリーブ枝葉部抽出例5 オリーブの生葉粗砕物1kgを80%メタノール水溶液1
0リットルに投入し、還流加熱下に5時間抽出した。得
られた抽出液を減圧下に濃縮してペースト状物を得、そ
れを凍結乾燥して、粉末状抽出物28gを得た。
【0025】オリーブ枝葉部抽出例6 乾燥したオリーブの枝の粗砕物1kgをプロピレングリコ
ール7リットルに投入し、95℃で5時間抽出した。冷
却後、濾過して得られた濾液を5℃に5日間静置し、生
じたオリや沈殿をケイソウ土を用いて濾過し、澄明な抽
出液(固形分濃度0.67重量%)4.9リットルを得
た。
【0026】試験例1 上記各例で得られたオリーブ枝葉部抽出物について、ス
ーパーオキサイド消去作用、過酸化水素消去作用、およ
びDPPH(ジフェニルピクリルヒドロラジカル)に対
するラジカル消去作用を試験した。試験法は次のとおり
である。
【0027】スーパーオキサイド消去作用(NBT
法):3mMキサンチン、0.05M Na2CO3緩衝液(pH
10.2)、3mM EDTA、BSA溶液および0.75mM N
BT 0.1mlを試験管にとり、これに試料溶液0.1mlを
添加し、25℃で10分間放置する。次いでキサンチン
オキシダーゼ溶液を加えて素早く撹拌し、25℃で20
分間静置する。その後6mM塩化銅を加えて反応を停止
させ、560nmにおける吸光度を測定する。同様の操作
と吸光度測定を、酵素溶液を添加せずに行う。さらに、
試料溶液を添加せずに蒸留水を添加した場合についても
同様の測定を行い、次式によりスーパーオキサイド消去
率を求める。
【0028】消去率(%)=〔1−(St−So)/(B
t−Bo)〕×100 但し St:試料溶液添加,酵素溶液添加時の吸光度 So:試料溶液添加,酵素溶液無添加時の吸光度 Bt:試料溶液無添加,酵素溶液添加時の吸光度 Bo:試料溶液無添加,酵素溶液無添加時の吸光度
【0029】試料溶液の試料濃度を段階的に変更して上
記抑制率の測定を行い、活性酸素産生の抑制率が50%
になる試料溶液の濃度IC50(ppm)を内挿法により求め
る。
【0030】過酸化水素消去作用:過酸化水素の標準溶
液(濃度1.5mM)10μlに試料溶液10μlを加え、
37℃で20分間インキュベートしたのち発色試薬〔D
A-−64(和光純薬)を10mM、トライトンX-100を
0.5%含む0.1M PIPES緩衝液(pH7.0)にペルオ
キシダーゼ溶液(100unit/ml,和光純薬)1mlを加え、
全量を100mlに調整したもの〕2.98mlを添加し、
37℃で5分間インキュベートし、その後、727nmに
おける吸光度を測定する。同様の操作と吸光度測定を、
過酸化水素の標準溶液を添加せずに行う。さらに、試料
溶液を添加せずに蒸留水を添加した場合についても同様
の測定を行い、次式により過酸化水素の消去率を求め
る。
【0031】消去率(%)=〔1−(C−D)/(A−
B)〕×100 但し A:過酸化水素標準溶液添加,試料溶液無添加時の吸光
度 B:過酸化水素標準溶液無添加,試料溶液無添加時の吸
光度 C:過酸化水素標準溶液添加,試料溶液添加時の吸光度 D:過酸化水素標準溶液無添加,試料溶液添加時の吸光
【0032】試料溶液の試料濃度を段階的に変更して上
記消去率の測定を行い、過酸化水素の消去率が50%に
なる試料溶液の濃度(ppm)を内挿法により求める。
【0033】DPPHに対するラジカル消去作用:1.
5×10-4M DPPHメタノール溶液3mlに試料溶液
3mlを加え、直ちに容器を密栓して振り混ぜ、30分間
静置する。その後、520nmの吸光度を測定する。対照
試験として、試料溶液の代わりにその溶媒を用いて同様
に操作し、520nmの吸光度を測定する。また、空試験
として、メタノールに試料溶液3mlを加えたのち直ちに
520nmの吸光度を測定し、次式によりラジカル消去率
を算出する。
【0034】 消去率(%)=〔1−(B−C)/A〕×100 但し A:対照試験の吸光度 B:試料溶液を添加した場合の吸光度 C:空試験の吸光度
【0035】試料溶液の試料濃度を段階的に変更して上
記消去率の測定を行い、DPPHラジカルの消去率が5
0%になる試料溶液の濃度(ppm)を内挿法により求め
る。
【0036】試験結果を表1に示す。なお、抽出例4お
よび抽出例6による抽出液については一部を濃縮、乾燥
して調製した試験用の試料を用いて試験した。
【0037】
【表1】 50%消去濃度(ppm) 抽出物 スーパーオキサイドの消去 過酸化水素の消去 ラジカルの消去 抽出例1 28.2 8.0 37.2 抽出例2 16.1 6.5 35.0 抽出例3 15.3 6.6 34.5 抽出例4 17.4 9.4 31.3 抽出例5 18.3 7.2 33.3 抽出例6 16.1 9.6 25.5
【0038】試験例2 抽出例1、抽出例2および抽出例5の各例で得られたオ
リーブ葉抽出物について、下記の方法で血小板凝集抑制
作用を試験した。
【0039】試験法:日本種白色家兎の血液に77mM
EDTAを1/10量添加し、1000rpmで10分間
遠心分離して沈殿物を除く。上清を2100rpmで10
分間遠心分離し、沈殿した血小板を採取する。得られた
血小板を血小板洗浄液に浮遊させ、2100rpmで10
分間遠心分離する。沈殿した血小板を採取し、血小板数
が30万個/μlになるように血小板浮遊液に浮遊させ
る。上述のようにして調製した洗浄血小板浮遊液223
μlに塩化カルシウム溶液1μlを加え、37℃に1分間
保持する。そこに試料溶液1μlを加えてさらに2分間
同温度に保持した後、1分間撹拌する。次いでコラーゲ
ン溶液を25μl添加し、37℃に10分間保持した
後、可視光線透過率Aを測定して、血小板凝集状態の指
標とする。別に、試料溶液を添加しないほかは上記と同
様に操作して可視光線透過率Bを測定し、次式により血
小板凝集抑制率を求める。
【0040】 血小板凝集抑制率(%)=〔(B−A)/B〕×100 試料溶液の濃度を段階的に変更して上記血小板凝集抑制
率を測定し、抑制率が50%になる濃度IC50(ppm)
を内挿法により求める。試験結果は表2のとおりであっ
た。
【0041】
【表2】抽出物 IC50 抽出例1 201.5 抽出例2 296.1 抽出例5 212.6
【0042】実施例1 オリーブ枝葉部抽出例2で得られたオリーブ葉抽出物を
配合した下記組成の乳液を乳液製造の常法に従い製造し
た。
【0043】 オリーブ葉抽出物 1g セチルアルコール 0.5g ミツロウ 2g POE(10)モノオレイン酸ソルビタン 1g グリセリンモノステアリン酸エステル 1g ヒアルロン酸ナトリウム 0.1g プロピレングリコール 5g エタノール 3g エチルパラベン 0.3g 香料 0.03g 精製水 残部(全量を100mlとする)
【0044】上記乳液、およびオリーブ葉抽出物を配合
しないほかは上記と同じ原料から同様にして製造された
比較例乳液について、下記の塗布試験を行なった。
【0045】被験者:18〜40歳の女性多数の中か
ら、下記判定1の評価基準で評価1または2に当たる肌
荒れと判定された者20名を選抜して被験者とした。
【0046】塗布試験:各被験者に、顔の左半分に実施
例1の乳液を、右半分には比較例乳液を、朝夕各1回、
30日間塗布させた。
【0047】〔判定1・荒れ肌改善効果〕塗布試験終了
後、シルフロ(FLEXICL DEVELOPMENTS LTD製)によるレ
プリカ法を用いて顔の肌のレプリカをとり、50倍のマ
イクロスコープで皮紋の状態および角質剥離状態を観察
し、下記評価基準で肌の状態を判定した。
【0048】 評点 評価 1 角層の剥離が非常に多い。皮溝・皮丘が消失している。(肌荒れ状態) 2 角層の剥離が多い。皮溝・皮丘が明瞭でない。(肌荒れ状態) 3 角層が若干剥離している。皮溝・皮丘は認められるが平坦。(普通肌) 4 角層の剥離が僅かに認められる。皮溝・皮丘が鮮明。(比較的美しい肌) 5 角層の剥離が殆ど無い。皮溝・皮丘が鮮明で整っている。(美しい肌)
【0049】結果は表3に示したとおりで、実施例乳液
を塗布した部分は比較例乳液を塗布した部分に比べて顕
著に肌荒れが改善されていた。
【0050】
【表3】 評点 試験開始前 実施例乳液塗布部 比較例乳液塗布部 1 11名 0名 7名 2 9名 0名 7名 3 0名 7名 4名 4 0名 11名 2名 5 0名 2名 0名
【0051】〔判定2・くすみ改善効果〕乳液塗布開始
前と塗布終了後の肌について、くすみの指標となるメラ
ニン量およびエリスマ量をメグサメーター(日本ユーロ
テック社製)により測定し、30日間の塗布によるメラ
ニン量およびエリスマ量の低下率から下記の評価基準で
くすみ改善効果を判定した。
【0052】 評点 メラニン量およびエリスマ量の低下率 備考 1 10%以上 くすみ改善効果が顕著 2 5%以上10%未満 くすみ改善効果がある 3 1%以上5%未満 くすみ改善効果微弱 4 1%未満 くすみ改善効果なし
【0053】結果を表4に示す。実施例乳液を塗布した
肌は比較例乳液を塗布した肌に比べてくすみの点でも明
らかに改善されていた。
【0054】
【表4】評点 実施例乳液塗布部 比較例乳液塗布部 1 4名 0名 2 7名 2名 3 8名 11名 4 1名 7名
【0055】〔判定3・官能評価〕使用感と肌への効果
について、実施例品と比較例品を比較した場合の優劣を
被験者全員に質問した。回答の集計結果は表5のとおり
で、官能評価によっても前記機器による評価結果と合致
する効果と優れた使用感が確認された。
【0056】
【表5】 評価項目 実施例品が良い 比較例品が良い 優劣なし 肌のなじみ 13名 5名 2名 しっとり感 18名 1名 1名 肌へののび 15名 3名 2名 シワの改善 14名 1名 5名
【0057】実施例2 オリーブ枝葉部抽出例2によるオリーブ葉抽出物を配合
した下記組成のクリームを、クリーム製造の常法により
製造した。 オリーブ葉抽出物 2g セトステアリルアルコール 3.5g スクワラン 40g ミツロウ 3g 還元ラノリン 5g エチルパラベン 0.3g POE(20)モノステアリン酸ソルビタン 2g グリセリンモノステアリン酸エステル 2g 1,3-ブチレングリコール 5g 香料 0.03g グリセリン 5g 精製水 残部(全量を100mlとする)
【0058】実施例3 オリーブ枝葉部抽出例3によるオリーブ葉抽出物を配合
した下記組成の化粧水を、化粧水製造の常法により製造
した。 オリーブ葉抽出物 0.5g グリセリン 4g 1,3-ブチレングリコール 4g エタノール 7g POE(20)モノオレイン酸ソルビタン 0.5g メチルパラベン 0.05g クエン酸 0.01g クエン酸ソーダ 0.1g 香料 0.05g 精製水 残部(全量を100mlとする)
【0059】実施例4 オリーブ枝葉部抽出例4によるオリーブ葉抽出液を配合
した下記組成のパックを常法により製造した。 オリーブ葉抽出液 6g(固形分として0.052g) ポリビニルアルコール 15g ポリエチレングリコール 3g プロピレングリコール 7g エタノール 10g メチルパラベン 0.05g 香料 0.05g 精製水 残部(全量を100mlとする)
【0060】実施例5オリーブ枝葉部抽出例5によるオ
リーブ葉抽出物を配合した下記組成の入浴剤を常法によ
り製造した。 オリーブ葉抽出物 5g モノラウリン酸ソルビタン 1g POE(20)モノオレイン酸ソルビタン 1.5g カルボキシビニルポリマー 0.05g メチルパラベン 0.1g 1,3-ブチレングリコール 10g 変性アルコール 10g 香料 少量 精製水 残部(全量を100mlとする)
【0061】実施例6 オリーブ枝葉部抽出例6によるオリーブ枝部抽出液を配
合した下記組成の乳液を製造した。 オリーブ枝部抽出液 10g(固形分として0.067g) セチルアルコール 0.5g ミツロウ 2g POE(20)モノオレイン酸ソルビタン 1g グリセリンモノステアリン酸エステル 1g ヒアルロン酸ナトリウム 0.1g プロピレングリコール 5g エタノール 3g エチルパラベン 0.3g 香料 0.03g 精製水 残部(全量を100mlとする)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61K 35/78 A61K 35/78 C (72)発明者 猪原 忍 広島県尾道市向東町14703−10丸善製薬株 式会社内 (72)発明者 周 艶陽 広島県尾道市向東町14703−10丸善製薬株 式会社内 Fターム(参考) 4C083 AA082 AA112 AC022 AC072 AC102 AC122 AC302 AC422 AC442 AC482 AD092 AD112 AD332 AD512 CC02 CC04 CC05 CC07 CC25 EE16 EE17 4C088 AB64 AC05 BA09 BA10 BA37 CA02 CA05 CA06 CA11 CA17 ZA89

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水、親水性有機溶媒またはこれらの混合
    物を抽出溶媒とする抽出によりオリーブの枝葉部より得
    られた抽出物を含有することを特徴とする皮膚化粧料。
  2. 【請求項2】 水、メタノール、エタノール、1,3-ブチ
    レングリコール、プロピレングリコールまたはこれらの
    混合物を抽出溶媒とする抽出によりオリーブの枝葉部よ
    り得られた抽出物を含有することを特徴とする皮膚化粧
    料。
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