JP2000088034A - 防振支持装置 - Google Patents
防振支持装置Info
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Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 防振支持装置の減衰力特性を簡単かつ種々に
変更可能とする。 【解決手段】 固定用フレーム21の下面にゴム層24
を設け、同ゴム層24の下端とケーシング31の上端と
を接合し、ゴム層24とケーシング31の間に密閉され
た空間を形成する。ゴム層24とケーシング31との間
にダイヤフラム32及び仕切り板33を設け、前記密閉
された空間を気体室R1と第1及び第2油室R1,R2
とに区画する。仕切り板33には円筒状のオリフィス部
材42を圧入固定する。固定用フレーム21及びケーシ
ング31は、振動する物体又は同物体の支持物に固定さ
れ、この防振支持装置は、物体を弾性的に支持するとと
もに同物体の振動に対して減衰力を付与する。オリフィ
ス部材42を適宜選択するのみで、この防振支持装置に
よる減衰力特性が変更される。
変更可能とする。 【解決手段】 固定用フレーム21の下面にゴム層24
を設け、同ゴム層24の下端とケーシング31の上端と
を接合し、ゴム層24とケーシング31の間に密閉され
た空間を形成する。ゴム層24とケーシング31との間
にダイヤフラム32及び仕切り板33を設け、前記密閉
された空間を気体室R1と第1及び第2油室R1,R2
とに区画する。仕切り板33には円筒状のオリフィス部
材42を圧入固定する。固定用フレーム21及びケーシ
ング31は、振動する物体又は同物体の支持物に固定さ
れ、この防振支持装置は、物体を弾性的に支持するとと
もに同物体の振動に対して減衰力を付与する。オリフィ
ス部材42を適宜選択するのみで、この防振支持装置に
よる減衰力特性が変更される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のエンジンと
車体に固定した支持フレームとの間に組み込んだり、台
車の車体と車輪との間に組み込んだりして、振動する物
体を支持部材に対して弾性的に支持するとともに同物体
の振動を抑制する防止支持装置に関する。
車体に固定した支持フレームとの間に組み込んだり、台
車の車体と車輪との間に組み込んだりして、振動する物
体を支持部材に対して弾性的に支持するとともに同物体
の振動を抑制する防止支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図3に示すように、下面に凹
部を有してなり固定用フレーム11の下面に接着された
ゴム層12と、カップ状に成形され上端周縁部をゴム層
12の下端部に接合した状態で同ゴム層12との間に密
閉された空間を形成するケーシング13と、ゴム層12
とケーシング13との間に同ケーシング13の底面と対
向するように設けられて前記密閉された空間を油室と気
体室R1とに区画する変形可能な隔離膜14と、ゴム層
12と隔離膜14との間に設けられて前記油室を第1及
び第2油室R2,R3に区画するとともに同第1及び第
2油室R2,R3間にオリフィスを形成するための小孔
15a,16aを有する仕切り板15,16とを備えた
防振支持装置はよく知られている。
部を有してなり固定用フレーム11の下面に接着された
ゴム層12と、カップ状に成形され上端周縁部をゴム層
12の下端部に接合した状態で同ゴム層12との間に密
閉された空間を形成するケーシング13と、ゴム層12
とケーシング13との間に同ケーシング13の底面と対
向するように設けられて前記密閉された空間を油室と気
体室R1とに区画する変形可能な隔離膜14と、ゴム層
12と隔離膜14との間に設けられて前記油室を第1及
び第2油室R2,R3に区画するとともに同第1及び第
2油室R2,R3間にオリフィスを形成するための小孔
15a,16aを有する仕切り板15,16とを備えた
防振支持装置はよく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の防
振支持装置においては、固定用フレーム11又はケーシ
ング13に固定した物体の振動を減衰させるための減衰
力は、仕切り板15,16に設けた小孔15a,16a
及び仕切り板15,16間に形成された油路により決定
されてしまい、この減衰力の特性を変更することは仕切
り板15,16を取り替えることに相当するので、同減
衰力の特性の変更が難しかった。
振支持装置においては、固定用フレーム11又はケーシ
ング13に固定した物体の振動を減衰させるための減衰
力は、仕切り板15,16に設けた小孔15a,16a
及び仕切り板15,16間に形成された油路により決定
されてしまい、この減衰力の特性を変更することは仕切
り板15,16を取り替えることに相当するので、同減
衰力の特性の変更が難しかった。
【0004】
【発明の概要】本発明は、上記問題に対処するためにな
されもので、その目的は、減衰力の特性を簡単かつ種々
に変更可能な防振支持装置を提供することにある。
されもので、その目的は、減衰力の特性を簡単かつ種々
に変更可能な防振支持装置を提供することにある。
【0005】本発明は、上記従来の防振支持装置におけ
る油室を第1及び第2油室に区画するための仕切り板
に、第1及び第2油室を連通させるとともにオリフィス
を形成するオリフィス部材を組み付けたことにある。
る油室を第1及び第2油室に区画するための仕切り板
に、第1及び第2油室を連通させるとともにオリフィス
を形成するオリフィス部材を組み付けたことにある。
【0006】前記のように構成した本発明においては、
オリフィス部材は仕切り板に組み付けられているもので
あり、前記オリフィス部材を異なる特性のオリフィス部
材に取り替えることは比較的容易になし得る。したがっ
て、本発明によれば、防振支持装置の減衰力の特性を簡
単かつ容易に種々に変更できるようになる。
オリフィス部材は仕切り板に組み付けられているもので
あり、前記オリフィス部材を異なる特性のオリフィス部
材に取り替えることは比較的容易になし得る。したがっ
て、本発明によれば、防振支持装置の減衰力の特性を簡
単かつ容易に種々に変更できるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を用いて説明すると、図1は同実施形態に係る防
振支持装置を正断面図により示している。
て図面を用いて説明すると、図1は同実施形態に係る防
振支持装置を正断面図により示している。
【0008】この防振支持装置は、ゴム層ユニットAと
ダンパユニットBとかならる。ゴム層ユニットAは固定
用フレーム21を備え、同フレーム21は一側部を下方
に折曲げた平板で構成され、その中央部には、振動する
図示しない物体又は同物体の支持部材に固定するため
に、下面から上面に突き抜けたねじ22が組み付けられ
ている。固定用フレーム21の下面中央部には、有底円
錐台状に形成した上部フレーム23がその上部開放端側
にて溶接などにより固着されている。固定用フレーム2
1及び上部フレーム23の下面には、下面中央に凹部を
形成した弾性部材としてのゴム層24が固着されてい
て、同ゴム層24の側面には上方及び下方を開放させて
円錐台状に形成された側部フレーム25が固着されてい
る。これらの固定用フレーム21、上部フレーム23、
ゴム層24、側部フレーム25などからなるゴム層ユニ
ットAは、ゴムの加硫接着により一体的に形成される。
ダンパユニットBとかならる。ゴム層ユニットAは固定
用フレーム21を備え、同フレーム21は一側部を下方
に折曲げた平板で構成され、その中央部には、振動する
図示しない物体又は同物体の支持部材に固定するため
に、下面から上面に突き抜けたねじ22が組み付けられ
ている。固定用フレーム21の下面中央部には、有底円
錐台状に形成した上部フレーム23がその上部開放端側
にて溶接などにより固着されている。固定用フレーム2
1及び上部フレーム23の下面には、下面中央に凹部を
形成した弾性部材としてのゴム層24が固着されてい
て、同ゴム層24の側面には上方及び下方を開放させて
円錐台状に形成された側部フレーム25が固着されてい
る。これらの固定用フレーム21、上部フレーム23、
ゴム層24、側部フレーム25などからなるゴム層ユニ
ットAは、ゴムの加硫接着により一体的に形成される。
【0009】ダンパユニットBは、有底のカップ状に成
形され、上端周縁部をゴム層ユニットAの下端部に接合
した状態でゴム層24との間に密閉された空間を形成す
るケーシング31を備えている。このケーシング31に
は図示しないブラケットなどが固定されて、同ケーシン
グ31はブラケットを介して振動する物体又は同物体の
支持部材に固定されるようになっている。ケーシング3
1の上端周縁部には環状段部31aが形成され、同段部
31aには隔離手段(隔離膜)としてのダイヤフラム3
2及び仕切り板33がケーシング31の底面と対向する
ように載置され、同仕切り板33の周縁部はダイヤフラ
ム32を挟んだ状態で環状段部31aに気密的かつ液密
的にかしめられている。さらに、前記仕切り板33のか
しめ部には、ゴム層ユニットAの側部フレーム25の環
状下端部が気密的かつ液密的にかしめ固定されている。
形され、上端周縁部をゴム層ユニットAの下端部に接合
した状態でゴム層24との間に密閉された空間を形成す
るケーシング31を備えている。このケーシング31に
は図示しないブラケットなどが固定されて、同ケーシン
グ31はブラケットを介して振動する物体又は同物体の
支持部材に固定されるようになっている。ケーシング3
1の上端周縁部には環状段部31aが形成され、同段部
31aには隔離手段(隔離膜)としてのダイヤフラム3
2及び仕切り板33がケーシング31の底面と対向する
ように載置され、同仕切り板33の周縁部はダイヤフラ
ム32を挟んだ状態で環状段部31aに気密的かつ液密
的にかしめられている。さらに、前記仕切り板33のか
しめ部には、ゴム層ユニットAの側部フレーム25の環
状下端部が気密的かつ液密的にかしめ固定されている。
【0010】ダイヤフラム32は変形可能に構成され、
前記ゴム層24とケーシング31とにより形成された密
閉空間を油室と気体室R1とに区画している。ダイヤフ
ラム32の中央部には孔が形成され、同孔には、上端に
てフランジ部を備えた円柱状のホルダ34が上方から挿
入されている。ダイヤフラム32の下面には、前記ホル
ダ34の円柱部を貫通させた環状のリテーナ35が組み
付けられている。リテーナ35の下面とケーシング31
の底面との間には、スプリング36が介装されており、
同スプリング36は、リテーナ35、ダイヤフラム32
及びホルダ34を図示上方に付勢している。ホルダ34
の下端面には、ケーシング31の底面中央部を進退可能
に貫通したねじ37が螺合されており、同ねじ37によ
り、ダイヤフラム32に対するスプリング36の付勢力
が調整されるようになっている。ねじ37の頭部37a
とケーシング31との間には、気体室R1の気密性を確
保するためにオーリング38が介装されている。
前記ゴム層24とケーシング31とにより形成された密
閉空間を油室と気体室R1とに区画している。ダイヤフ
ラム32の中央部には孔が形成され、同孔には、上端に
てフランジ部を備えた円柱状のホルダ34が上方から挿
入されている。ダイヤフラム32の下面には、前記ホル
ダ34の円柱部を貫通させた環状のリテーナ35が組み
付けられている。リテーナ35の下面とケーシング31
の底面との間には、スプリング36が介装されており、
同スプリング36は、リテーナ35、ダイヤフラム32
及びホルダ34を図示上方に付勢している。ホルダ34
の下端面には、ケーシング31の底面中央部を進退可能
に貫通したねじ37が螺合されており、同ねじ37によ
り、ダイヤフラム32に対するスプリング36の付勢力
が調整されるようになっている。ねじ37の頭部37a
とケーシング31との間には、気体室R1の気密性を確
保するためにオーリング38が介装されている。
【0011】仕切り板33は平板を皿状に形成したもの
で、前記区画した油室をさらに第1及び第2油室R2,
R3に区画している。なお、これらの油室R2,R3
は、作動油で満たされている。仕切り板33の中央部に
は孔が形成され、同孔には円筒状のホルダ41が液密的
に組み付けられている。ホルダ41の内周面上には円筒
状のオリフィス部材42が圧入固定されており、同オリ
フィス部材42は第1油室R2と第2油室R3との間を
流れる作動油に対して流路抵抗を付与してオリフィスと
して機能する。
で、前記区画した油室をさらに第1及び第2油室R2,
R3に区画している。なお、これらの油室R2,R3
は、作動油で満たされている。仕切り板33の中央部に
は孔が形成され、同孔には円筒状のホルダ41が液密的
に組み付けられている。ホルダ41の内周面上には円筒
状のオリフィス部材42が圧入固定されており、同オリ
フィス部材42は第1油室R2と第2油室R3との間を
流れる作動油に対して流路抵抗を付与してオリフィスと
して機能する。
【0012】この防振支持装置の製造においては、図2
(A)に示すゴム層ユニットAと、図2(B)に示すダンパ
ユニットBとを独立して製造した後、両ユニットA,B
を合体する。ゴム層ユニットAの製造に関しては、ねじ
22及び上部フレーム23を組み付けた固定用フレーム
21及び側部フレーム25にゴムを一体的に加硫接着し
て、固定用フレーム21、ゴム層24、側部フレーム2
5などからなるゴム層ユニットAを製造する。なお、こ
の状態では、側部フレーム25の下端は下方に直線的に
延設された状態にある。
(A)に示すゴム層ユニットAと、図2(B)に示すダンパ
ユニットBとを独立して製造した後、両ユニットA,B
を合体する。ゴム層ユニットAの製造に関しては、ねじ
22及び上部フレーム23を組み付けた固定用フレーム
21及び側部フレーム25にゴムを一体的に加硫接着し
て、固定用フレーム21、ゴム層24、側部フレーム2
5などからなるゴム層ユニットAを製造する。なお、こ
の状態では、側部フレーム25の下端は下方に直線的に
延設された状態にある。
【0013】ダンパユニットBの製造に関しては、図2
(B)に示すように、ケーシング31内にスプリング36
を収容するとともに、ホルダ34にダイヤフラム32及
びリテーナ35を組み付けた状態で、同ダイヤフラム3
2の周縁部をケーシング31の環状段部31aに載置
し、オーリング38をねじ37に組み付けた状態で同ね
じ37の先端をホルダ34に螺合させる。その後、ホル
ダ41及びオリフィス部材42を組み付けた仕切り板3
3の周端部をダイヤフラム32の周縁部を挟んだ状態で
ケーシング31の環状段部31aにかしめて、ダンパユ
ニットBを組み立てる。
(B)に示すように、ケーシング31内にスプリング36
を収容するとともに、ホルダ34にダイヤフラム32及
びリテーナ35を組み付けた状態で、同ダイヤフラム3
2の周縁部をケーシング31の環状段部31aに載置
し、オーリング38をねじ37に組み付けた状態で同ね
じ37の先端をホルダ34に螺合させる。その後、ホル
ダ41及びオリフィス部材42を組み付けた仕切り板3
3の周端部をダイヤフラム32の周縁部を挟んだ状態で
ケーシング31の環状段部31aにかしめて、ダンパユ
ニットBを組み立てる。
【0014】この状態で、ダンパユニットBを液槽内に
漬けて、ケーシング31の底部を押圧することにより仕
切り板33によるかしめ部から気泡が出るか否かによ
り、前記かしめが良好である否か、すなわち気体室R1
の気密性が確保されているか否かを検査する。この検査
により、気密性が確保されていないと判定されたダンパ
ユニットBに関しては、廃棄するか、再かしめ、再組立
などを行う。
漬けて、ケーシング31の底部を押圧することにより仕
切り板33によるかしめ部から気泡が出るか否かによ
り、前記かしめが良好である否か、すなわち気体室R1
の気密性が確保されているか否かを検査する。この検査
により、気密性が確保されていないと判定されたダンパ
ユニットBに関しては、廃棄するか、再かしめ、再組立
などを行う。
【0015】次に、正常であると判定されたダンパユニ
ットBの第2油室R3及び油路R4内に、注射器のよう
な細い注入口を有する注入器を用いて作動油を注入す
る。そして、このダンパユニットBと、前記製造したゴ
ム層ユニットAとを共に油槽につけて、同油槽内にて側
部フレーム25の下端部を仕切り板33によるかしめ部
に気密的かつ液密的にかしめる。これにより、第1油室
R1内も自動的に作動油で満たされる。
ットBの第2油室R3及び油路R4内に、注射器のよう
な細い注入口を有する注入器を用いて作動油を注入す
る。そして、このダンパユニットBと、前記製造したゴ
ム層ユニットAとを共に油槽につけて、同油槽内にて側
部フレーム25の下端部を仕切り板33によるかしめ部
に気密的かつ液密的にかしめる。これにより、第1油室
R1内も自動的に作動油で満たされる。
【0016】このようにして製造される防振支持装置に
おいては、ゴム層ユニットAとダンパユニットBとを合
体する前のダンパユニットBの単体状態で、同ユニット
Bの気体室R1の気密性を検査でき、同検査においては
ゴム層ユニットAに存在するくぼみなどによる気泡発生
の影響を受けないので、前記気密性の検査が簡単かつ良
好に行われなる。また、前記検査の結果、気密性が保た
れていないと判定された場合でも、ダンパユニットBだ
けを廃棄したり、同ユニットBを再調整、再組立などを
すればよく、部品の無駄を最小限に抑えることができる
とともに、前記再調整、再組立する場合でもその手間を
最小限に抑えることができる。
おいては、ゴム層ユニットAとダンパユニットBとを合
体する前のダンパユニットBの単体状態で、同ユニット
Bの気体室R1の気密性を検査でき、同検査においては
ゴム層ユニットAに存在するくぼみなどによる気泡発生
の影響を受けないので、前記気密性の検査が簡単かつ良
好に行われなる。また、前記検査の結果、気密性が保た
れていないと判定された場合でも、ダンパユニットBだ
けを廃棄したり、同ユニットBを再調整、再組立などを
すればよく、部品の無駄を最小限に抑えることができる
とともに、前記再調整、再組立する場合でもその手間を
最小限に抑えることができる。
【0017】このように構成した防振支持装置の使用に
際しては、固定用フレーム21が図示しない振動する物
体及び同物体を支持する支持部材の一方にねじ22によ
り固定されるとともに、ケーシング31が前記物体及び
支持部材の他方にブラケットを介して固定される。この
ような状態で、固定用フレーム21とケーシング31の
底面との間に大きな荷重が付与されたり、同荷重の付与
が解除されたりすると、ゴム層24は弾性変形し、スプ
リング36は収縮・伸長し、かつ気体室R1内の空気が
圧縮・膨張するので、振動する物体は支持部材に弾性的
に支持される。
際しては、固定用フレーム21が図示しない振動する物
体及び同物体を支持する支持部材の一方にねじ22によ
り固定されるとともに、ケーシング31が前記物体及び
支持部材の他方にブラケットを介して固定される。この
ような状態で、固定用フレーム21とケーシング31の
底面との間に大きな荷重が付与されたり、同荷重の付与
が解除されたりすると、ゴム層24は弾性変形し、スプ
リング36は収縮・伸長し、かつ気体室R1内の空気が
圧縮・膨張するので、振動する物体は支持部材に弾性的
に支持される。
【0018】一方、これらのゴム層24の変形、スプリ
ング36の収縮・伸長及び気体室R1の圧縮・膨張に伴
い、気体室R1の体積が変化するととともにダイヤフラ
ム32も軸線方向に変位し、第1及び第2油室R2,R
3の体積が変化する。この体積変化により、第1油室R
2内の作動油がオリフィス部材42を介して第2油室R
3に流れ込んだり、第2油室R3内の作動油が同オリフ
ィス部材42を介して第1油室R2内に流れ込んだりす
る。この場合、オリフィス部材42は、作動油の流れに
対して抵抗すなわちオリフィスとして作用するので、こ
の防振支持装置に支持される物体の振動に対して減衰力
が付与され、同振動が前記オリフィスにより減衰する。
ング36の収縮・伸長及び気体室R1の圧縮・膨張に伴
い、気体室R1の体積が変化するととともにダイヤフラ
ム32も軸線方向に変位し、第1及び第2油室R2,R
3の体積が変化する。この体積変化により、第1油室R
2内の作動油がオリフィス部材42を介して第2油室R
3に流れ込んだり、第2油室R3内の作動油が同オリフ
ィス部材42を介して第1油室R2内に流れ込んだりす
る。この場合、オリフィス部材42は、作動油の流れに
対して抵抗すなわちオリフィスとして作用するので、こ
の防振支持装置に支持される物体の振動に対して減衰力
が付与され、同振動が前記オリフィスにより減衰する。
【0019】このように構成した実施形態によれば、ホ
ルダ41に圧入固定した円筒状のオリフィス部材42と
してその内径及び長さの異なるものを選択することによ
り、前記減衰特性も簡単に変更することができる。した
がって、本実施形態に係る防振支持装置によれば、減衰
力の特性を簡単かつ種々に変更することができる。
ルダ41に圧入固定した円筒状のオリフィス部材42と
してその内径及び長さの異なるものを選択することによ
り、前記減衰特性も簡単に変更することができる。した
がって、本実施形態に係る防振支持装置によれば、減衰
力の特性を簡単かつ種々に変更することができる。
【0020】さらに、この実施形態によれば、スプリン
グ36のばね定数は防振支持装置全体のばね定数などの
振動特性に関係するので、同スプリング36としてばね
定数の異なるスプリングを選択することにより、防振支
持装置全体のばね定数などの振動特性も簡単かつ種々に
変更される。
グ36のばね定数は防振支持装置全体のばね定数などの
振動特性に関係するので、同スプリング36としてばね
定数の異なるスプリングを選択することにより、防振支
持装置全体のばね定数などの振動特性も簡単かつ種々に
変更される。
【0021】なお、上記実施形態においては、ダンパユ
ニットBを製造する場合、仕切り板33を折り返してケ
ーシング31の環状段部31aにかしめるようにした
が、この関係を逆にして、環状段部31aを仕切り板3
3の周縁部にかしめようにしてもよい。
ニットBを製造する場合、仕切り板33を折り返してケ
ーシング31の環状段部31aにかしめるようにした
が、この関係を逆にして、環状段部31aを仕切り板3
3の周縁部にかしめようにしてもよい。
【図1】 本発明の一実施形態に係る防振支持装置の正
断面図である。
断面図である。
【図2】 (A)は図1のゴム層ユニットの正断面図であ
り、(B)は図1のダンパユニットの正断面図である。
り、(B)は図1のダンパユニットの正断面図である。
【図3】 従来の防振支持装置の正断面図である。
R1…気体室、R2,R3…油室、R4…油路、A…ゴ
ム層ユニット、B…ダンパユニット、21…固定用フレ
ーム、24…ゴム層、25…側部フレーム、31…ケー
シング、32…ダイヤフラム、33…仕切り板、34…
ホルダ、36…スプリング、37…ねじ、38…オーリ
ング、41…ホルダ、42…オリフィス部材。
ム層ユニット、B…ダンパユニット、21…固定用フレ
ーム、24…ゴム層、25…側部フレーム、31…ケー
シング、32…ダイヤフラム、33…仕切り板、34…
ホルダ、36…スプリング、37…ねじ、38…オーリ
ング、41…ホルダ、42…オリフィス部材。
Claims (1)
- 【請求項1】下面に凹部を有してなり固定用フレームの
下面に接着されたゴム層と、 カップ状に成形され上端周縁部を前記ゴム層の下端部に
接合した状態で同ゴム層との間に密閉された空間を形成
するケーシングと、 前記ゴム層とケーシングとの間に同ケーシングの底面と
対向するように設けられて前記密閉された空間を油室と
気体室とに区画する変形可能な隔離膜と、 前記ゴム層と前記隔離膜との間に設けられて前記油室を
第1及び第2油室に区画する仕切り板とを備えた防振支
持装置において、 前記仕切り板に前記第1及び第2油室を連通させるとと
もにオリフィスを形成するオリフィス部材を組み付けた
ことを特徴とする防振支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25860098A JP2000088034A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 防振支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25860098A JP2000088034A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 防振支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000088034A true JP2000088034A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=17322532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25860098A Pending JP2000088034A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | 防振支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000088034A (ja) |
-
1998
- 1998-09-11 JP JP25860098A patent/JP2000088034A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050614 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080402 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080408 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080729 |