JP2000071794A - アクスルハウジング支持構造 - Google Patents
アクスルハウジング支持構造Info
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Abstract
組み付けて支持することのできるアクスルハウジング支
持構造を提供すること。 【解決手段】 本発明は、デフギヤを収容するデフハウ
ジング22と、このデフハウジング22の左右各側に取
り付けられフロントアクスルを収容する1対のアクスル
チューブ24とから成るアクスルハウジング20を、ア
クスルチューブ24のそれぞれに嵌合されたアクスルブ
ラケット26a,26bを機台フレーム28に固定する
ことにより支持するアクスルハウジング支持構造におい
て、アクスルブラケット26aをデフハウジング22に
一体的に形成された反力受け部46に反力受け用ボルト
48を用いて締結したことを特徴とする。この構成で
は、反力受け部48とアクスルブラケット26aとの間
の部材数が少ないので、位置ずれが少なく、組立が容易
となる。
Description
の産業車両における駆動車軸を収容するアクスルハウジ
ングに関し、特に、駆動反力に抗してアクスルハウジン
グを支持するための支持構造に関するものである。
が駆動輪となっており、この前輪に駆動力を伝えるフロ
ントアクスル及びディファレンシャルギヤ(以下「デフ
ギヤ」という)がアクスルハウジング内に収容される構
成となっている。図3に示すように、従来一般のアクス
ルハウジング1は、デフギヤ(図示しない)を収容する
ディファレンシャルハウジング(以下「デフハウジン
グ」という)2と、デフハウジング2の左右各側の開口
部3に連結されフロントアクスルを収容するアクスルチ
ューブ4とから構成されている。デフギヤはディファレ
ンシャルキャリア(以下「デフキャリア」という)5に
より支持され、デフキャリア5はデフハウジング2の後
部開口部にボルト止めされる。更に、デフキャリア5の
後側にはリヤカバー6がボルト止めされるようになって
いる。また、アクスルハウジング1は、各アクスルチュ
ーブ4に嵌合されたアクスルブラケット7を機台フレー
ム8のサイドメンバ9にボルト止めすることにより、機
台フレーム8に対して支持される。
ンを含む)からの振動の伝達を抑制するために、アクス
ルハウジング1がエンジン部から分離された型式が一般
的となってきている。かかる分離型のアクスルハウジン
グ1にあっては、発進時や制動時等に生ずる駆動反力に
対抗するために、リヤカバー6に設けられた反力受け部
10にアクスルブラケット7を反力受け用ボルト11に
より固定したものがある。
とリヤカバー6の反力受け部10とをボルト11により
締結するためには、アクスルブラケット7、アクスルチ
ューブ4、デフハウジング2、デフキャリア5及びリヤ
カバー6の寸法精度及び相互間の組付精度を高くし、リ
ヤカバー6の反力受け部10に形成されたねじ穴12
と、アクスルブラケット7に形成された貫通孔13とを
同軸に整列させる必要がある。
り、寸法精度を厳しくすることは困難であり、また、部
材数が多いために、公差が積み重なってリヤカバー6の
ねじ穴12とアクスルブラケット7の貫通孔13の軸線
がずれるという問題がある。従って、アクスルハウジン
グ1の製造や機台フレーム8への組付けに手間がかか
り、コストが高くなる原因となっていた。
とするためにはアクスルブラケット7と反力受け部10
とを接触させなければならないが、上述した従来構成の
ように左右のアクスルブラケット7を機台フレーム8の
対応のサイドメンバ9に固定した場合、アクスルブラケ
ット7と反力受け部10との間に隙間が生ずることが多
く、面倒なシム調整が必要となる。
であり、その目的は、寸法精度を厳しくせずとも、アク
スルハウジングを機台フレームに容易に組み付けて支持
することのできるアクスルハウジング支持構造を提供す
ることにある。
に、本発明は、デフギヤを収容するデフハウジングと、
このデフハウジングの左右各側に取り付けられ駆動車軸
を収容する1対のアクスルチューブとから成るアクスル
ハウジングを、アクスルチューブのそれぞれに嵌合され
たアクスルブラケットを機台フレームに固定することに
より支持するアクスルハウジング支持構造において、ア
クスルブラケットをデフハウジングに一体的に形成され
た反力受け部に反力受け用ボルトを用いて締結したこと
を特徴としている。
ウジングに一体形成されているため、反力受け用ボルト
を通すためのアクスルブラケットの貫通孔と反力受け部
との間の位置関係が、従来構成よりも少ない3つの部
材、すなわちデフハウジング、アクスルチューブ及びア
クスルブラケットによって定まる。従って、公差の積重
ねによる位置ずれが軽減若しくは解消され、アクスルハ
ウジングの機台フレームへの組付けが容易化される。
の間のシム調整を不要とするために、左右のアクスルブ
ラケットのいずれか一方のみをデフハウジングの反力受
け部に締結することが有効である。すなわち、かかる構
成では、アクスルブラケットの間隔がサイドメンバによ
り規制されないので、アクスルブラケットを反力受け部
に当接させた状態で締結することができる。
反力受け部に貫通孔を形成し、この貫通孔に反力受け用
ボルトを挿通してナットを螺合させることにより、アク
スルブラケットと反力受け部とを互いに締結することを
特徴としている。これにより、ボルトの増締めが容易と
なる。
本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。図1
は、本発明に従って構成されたフォークリフトにおける
アクスルハウジング支持構造を示す正面図であり、図2
はその左側面図である。
ン部から分離された型式のものであり、デフギヤ(図示
しない)が収容されるバンジョ形のデフハウジング22
と、このデフハウジング22の左右に延設されたアクス
ルチューブ24とを備えている。各アクスルチューブ2
4にはアクスルブラケット26a,26bが取り付けら
れており、このアクスルブラケット26a,26bを機
台フレームの対応のサイドメンバ28にボルト止めする
ことで、アクスルハウジング20が機台フレームに対し
て支持されるようになっている。
フギヤを支持するデフキャリアが一体化された型式であ
り、前部開口部に取り付けられたフロントカバー30を
外すことで、そこからデフギヤを構成する歯車を組み込
むことが可能となっている。また、デフハウジング22
には後部開口部が形成されており、これを閉じるための
リヤカバー32がデフハウジング22の後部にボルト止
めされている。
形の開口部が形成されている。この開口部からは、デフ
ハウジング22内のデフギヤに接続された駆動車軸であ
るフロントアクスル(図示しない)が側方に延びるよう
になっている。開口部の周縁にはボス34が形成されて
おり、このボス34には、アクスルチューブ24を連結
するための複数のねじ穴が形成されている。
ントアクスルが同軸に配置されるよう構成されている。
アクスルチューブ24の基端部は、デフハウジング22
における対応の開口部に締まりばめの関係で嵌合され
る。また、アクスルチューブ24の外周面には、基端か
ら所定の距離を置いた位置に、鍔部36が突設されてい
る。鍔部36には、ボス34のねじ穴に対応して複数の
貫通孔が形成されている。
ウジング22に連結する場合、アクスルチューブ24の
基端部をデフハウジング22の対応の開口部に嵌入し、
鍔部36の貫通孔がボス34の対応のねじ穴に整列する
ようにして、鍔部36がボス34に接するまでアクスル
チューブ24を圧入する。そして、ボルト38を貫通孔
に通してねじ穴に螺合させることで、アクスルチューブ
24はデフハウジング22に固定され、アクスルハウジ
ング20が構成される。
形であり、その基部にはリング部40が一体的に形成さ
れている。この基部リング部40は、その内径がアクス
ルチューブ24の外径とほぼ一致しており、アクスルチ
ューブ24に摺動可能に嵌合される。アクスルブラケッ
ト26a,26bの他側の部分には複数の貫通孔が形成
されている。これらの貫通孔はそれぞれ機台フレームの
サイドメンバ28の前縁部に形成された同数の貫通孔と
対応しており、アクスルハウジング20を機台フレーム
に対して適正な支持位置に配置した場合には、サイドメ
ンバ28の対応の貫通孔と整列されるよう位置決めされ
ている。従って、アクスルブラケット26a,26bの
貫通孔とサイドメンバ28の貫通孔とを合わせ、ボルト
42を通してナット44を螺合させることで、アクスル
ブラケット26a,26bはサイドメンバ28に固定さ
れ、これによりアクスルハウジング20は機台フレーム
に支持される。
アクスルハウジング20は、フォークリフトの発進時や
制動時等に駆動反力を受け、アクスルブラケット26
a,26bの基部リング部40の軸線を中心として前後
に回転しようとする。このため、図示実施形態では、一
方のアクスルブラケット(車両進行方向左側のアクスル
ブラケット)26aをデフハウジング22に反力受け用
ボルト46を用いて締結している。
22の左側の上部には凸状部分が反力受け部48として
一体的に形成されている。この反力受け部48には、反
力受け用ボルト46を受け入れるための貫通孔50がア
クスルチューブ24と平行に形成されている。また、ア
クスルブラケット26aにも反力受け用ボルト46が挿
通される貫通孔52が形成されており、この貫通孔52
は、アクスルハウジング10を機台フレームに対して所
定位置に配置しアクスルブラケット26a,26bによ
り支持した状態において、反力受け部48の貫通孔50
と同軸に整列されるよう位置決めされている。貫通孔5
2はアクスルブラケット26aの右側面に突設された厚
肉部分54を通っており、この厚肉部分54は、アクス
ルブラケット26aをアクスルハウジング20に適正に
配置した状態では、その先端面が反力受け部48の左側
面に当接するよう寸法決めされている。
スルブラケット26aの貫通孔52と反力受け部48の
貫通孔50とに通され、貫通孔50から突出したねじ部
56にナット58が螺合される。これにより、アクスル
ブラケット26a及び反力受け部24は反力受け用ボル
ト46の頭部とナット58との間で締結される。アクス
ルブラケット26aは機台フレームのサイドメンバ28
に固定されているため、アクスルハウジング20を前後
に回転しようとする駆動反力が生じた場合、デフハウジ
ング22上の反力受け部48と、アクスルブラケット2
6aにより支持された反力受け用ボルト46とによって
その駆動反力は受け止められ、アクスルハウジング20
の回転が防止される。
グ20を機台フレームのサイドメンバ28に組み付ける
手順について説明する。なお、アクスルハウジング20
の組付作業と共に行われるフロントアクスル及びデフギ
ヤのアクスルハウジング20内への組込みやエンジン部
とデフギヤとの接続については、従来構成のものと実質
的に同等であるので、説明を省略する。
るべく、前述したように、デフハウジング22の左右の
開口部のそれぞれにアクスルチューブ24の基部を嵌め
込み、ボルトで固定する。次いで、各アクスルチューブ
24に対応のアクスルブラケット26a,26bの基部
リング部40を嵌合する。
の貫通孔52とデフハウジング22の反力受け部48の
貫通孔50とを整列させる。貫通孔50,52の位置関
係を規制するのは、アクスルブラケット26a,26
b、アクスルチューブ24及びデフハウジング22の3
つの部材だけであるので、公差の積重ねによる位置ずれ
も僅かであり、寸法精度を厳しくしなくとも貫通孔5
0,52同士を正確に整列させることができる。
け用ボルト46を通し、当該ボルト46にナット58を
螺合してアクスルブラケット26aと反力受け部48と
を締結する。従来であれば、左右両方のアクスルブラケ
ットを左右の反力受け部に締結するため、反力受け部と
アクスルブラケットとを仮止めした後、アクスルブラケ
ットを機台フレームに固定し、反力受け部とアクスルブ
ラケットとの間に隙間が形成されるか否かを調べる必要
があった。そして、アクスルブラケットを機台フレーム
から取り外し、必要に応じてシム調整を行って、反力受
け用ボルトを本締めしていた。これに対して、図示実施
形態においては、一方のアクスルブラケット26aのみ
をデフハウジング22の反力受け部48に固定するの
で、機台フレームのサイドメンバ28の間隔が問題とな
ることはなく、アクスルブラケット26a,26bをサ
イドメンバ28に固定する前に反力受け用ボルト46と
ナット58を十分なトルクをもって締め付けることがで
きる。
差等によりアクスルブラケット26aの厚肉部分54と
反力受け部48との間に隙間が生じていた場合にはシム
調整を行うが、従来とは異なり、アクスルブラケット2
6a,26bを機台フレームのサイドメンバ28に組み
付ける前にシム調整を行うことができるので、その作業
は非常に容易となる。
8とを反力受け用ボルト46により締結した後は、従来
と同様にして左右のアクスルブラケット26a,26b
を機台フレームの対応のサイドメンバ28にボルト42
及びナット44により固定し、組付作業を完了する。
を機台フレームに固定した後、反力受け用ボルト46の
頭部は、図示しないブレーキドラムにより覆われるた
め、ボルト頭部をレンチ等で把持してこれを回すことは
できないが、図示実施形態ではナット58がデフハウジ
ング22の上方で露出しているので、これを把持して回
すことが可能である。従って、組付作業後やメンテナン
ス時に、反力受け用ボルト46の増締め調整を行うこと
ができる。
細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない
ことは言うまでもない。例えば、上記実施形態では、デ
フハウジング22はデフキャリアが一体化されたもので
あるが、デフハウジング上に反力受け部を設けることが
できるならば、デフハウジングとデフキャリアとが別体
のものであっても本発明を適用することができる。
ームに組み付ける前に、アクスルブラケット26aを反
力受け部48にしっかりと結合させることができるの
で、反力受け部48の貫通孔50をねじ穴に変えると共
にナット58を省略し、反力受け用ボルト46をそのね
じ穴に螺合させてもよい。
業車両、例えばショベルローダ等にも適用可能である。
法精度を厳しくせずとも、アクスルハウジングを機台フ
レームに容易に組み付けて支持することのできる。従っ
て、アクスルハウジングや機台フレームを容易且つ安価
に製造することが可能となる。
す正面図である。
面図である。
す分解斜視図である。
ィファレンシャルハウジング)、24…アクスルチュー
ブ、26a,26b…アクスルブラケット、28…サイ
ドメンバ、46…反力受け用ボルト、48…反力受け
部、50,52…貫通孔、58…ナット。
Claims (3)
- 【請求項1】 ディファレンシャルギヤを収容するディ
ファレンシャルハウジングと、前記ディファレンシャル
ハウジングの左右各側に取り付けられ駆動車軸を収容す
る1対のアクスルチューブとから成るアクスルハウジン
グを、前記アクスルチューブのそれぞれに嵌合されたア
クスルブラケットを機台フレームに固定することにより
支持するアクスルハウジング支持構造において、前記ア
クスルブラケットを前記ディファレンシャルハウジング
に一体的に形成された反力受け部に反力受け用ボルトを
用いて締結したことを特徴とするアクスルハウジング支
持構造。 - 【請求項2】 前記アクスルブラケットのいずれか一方
のみを前記ディファレンシャルハウジングの前記反力受
け部に締結したことを特徴とする請求項1に記載のアク
スルハウジング支持構造。 - 【請求項3】 前記アクスルブラケット及び前記反力受
け部には、前記反力受け用ボルトが挿通される貫通孔が
形成されており、前記貫通孔に挿通された前記反力受け
用ボルトにナットを螺合させることにより、前記アクス
ルブラケットと前記反力受け部とを互いに締結したこと
を特徴とする請求項1又は2に記載のアクスルハウジン
グ支持構造。
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|---|---|---|---|
| JP24037798A JP3755307B2 (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | アクスルハウジング支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP3755307B2 JP3755307B2 (ja) | 2006-03-15 |
Family
ID=17058595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7055406B1 (ja) |
| EP (1) | EP0982155B1 (ja) |
| JP (1) | JP3755307B2 (ja) |
| CA (1) | CA2280672C (ja) |
| DE (1) | DE69916946T2 (ja) |
| TW (1) | TW479029B (ja) |
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