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JP2000063568A - 加硫可能なゴム組成物 - Google Patents

加硫可能なゴム組成物

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JP2000063568A
JP2000063568A JP23778598A JP23778598A JP2000063568A JP 2000063568 A JP2000063568 A JP 2000063568A JP 23778598 A JP23778598 A JP 23778598A JP 23778598 A JP23778598 A JP 23778598A JP 2000063568 A JP2000063568 A JP 2000063568A
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ethylene
rubber
olefin
compound
weight
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JP23778598A
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Takashi Shirata
白田  孝
Mikio Hosoya
三樹男 細谷
Yoshiharu Kikuchi
義治 菊地
Hiroshi Kanda
拓 神田
Masaaki Kawasaki
川崎  雅昭
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Mitsui Chemicals Inc
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Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工性、強度特性(共加硫性)、耐候性、耐
オゾン性、および耐熱老化性に優れた加硫可能なゴム組
成物を提供する。 【解決手段】 エチレンと、炭素数3〜20のα−オレ
フィンと、下記式(1)または(2)で表される末端ビ
ニル基含有ノルボルネン化合物とからなるエチレン・α
−オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)、ジエン系ゴム(B)、および有機過酸化物
(C)を含み、かつエチレン・α−オレフィン・非共役
ポリエンランダム共重合体ゴム(A)とジエン系ゴム
(B)との重量比〔(A)/(B)〕が1/99〜99
/1である加硫可能なゴム組成物。 【化1】 [nは0〜10、R1およびR3は水素原子または炭素数
1〜10のアルキル基、R2は水素原子または炭素数1
〜5のアルキル基]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強度特性、耐熱
性、耐候性、制振性、防振性、摩耗性、耐動的疲労性に
優れ、自動車部品、一般工業用部品、土木建築部品、電
線、電気絶縁部品などに好適に利用可能な加硫可能なゴ
ム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】天然ゴム、ブタジエンゴム(BR)、ス
チレン・ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、イソプレ
ンゴムなどのジエン系ゴムは加工性、強度特性に優れて
いることから、タイヤ、自動車部品、一般工業部品など
の用途に多く使用されている。また、クロロプレンゴム
(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)
などのジエン系ゴムはベルトやガスケットなどの土木建
築部品やホースやパッキンなどの自動車部品、一般工業
部品などの用途に多く使用されている。しかしながら、
これらのジエン系ゴムは耐候性、耐オゾン性、耐熱老化
性に劣っているため、その製品寿命が短いという問題が
ある。
【0003】この問題を解決方法として米国特許第4,
645,793号明細書には、ジエン系ゴムとエチレン
・α−オレフィン系共重合体ゴムとのブレンド物が開示
されている。しかしながら、このようなジエン系ゴムと
エチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムとのブレンド
物は耐候性、耐オゾン性が改良されているものの、耐熱
老化性は改良されておらず、強度特性が低下するなどの
問題点がある。強度特性を維持するためには、ジエン系
ゴムとエチレン・α−オレフィン系共重合体ゴムの分散
性を良好にする必要があり、またジエン系ゴムと同程度
の加硫反応性を持ったエチレン・α−オレフィン系共重
合体ゴムを用いるなどして共加硫性を向上させる必要が
ある。
【0004】分散性に関する対策としては、混練方法の
面から検討が行われており、J. M.Mitshl; Rubber Che
m. Technol., 50, 430(1977)の文献には、カーボンブラ
ックを添加したマスターバッチを作ることによってコン
パウンドの分散性を均一化する試みが紹介されている。
しかし、共加硫性に関する対策としては、エチレン・プ
ロピレン・ジエン共重合体ゴム(EPDM)と予め反応
させることによってEPDMの加硫速度をアップさせて
おり、この方法はペンダントサルファーとして良く知ら
れている。しかしながら、共加硫性は不十分であり、強
度特性を維持することはできない。
【0005】また、EPDMの加硫速度を速くしようと
する試みが、特開平6−128,428号公報等に記載
されている。この公報に記載されている試みでは、エチ
レンとプロピレンと非共役ポリエンとして7−メチル−
1,6−オクタジエンとが共重合されている。このEP
DMは加硫速度が速くなっており、ジエン系ゴムとの共
加硫性が向上しているものの、さらなる加硫速度の向上
が求められる。このように、加工性、強度特性(共加硫
性)、耐候性、耐オゾン性、および耐熱老化性に優れた
加硫可能なゴム組成物はこれまで得られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、加工
性、強度特性(共加硫性)、耐候性、耐オゾン性、およ
び耐熱老化性に優れた加硫可能なゴム組成物を得るべく
鋭意研究し、エチレン、α−オレフィンおよび特定の非
共役ポリエンからなるエチレン・α−オレフィン・非共
役ポリエンランダム共重合体ゴムと、ジエン系ゴムと、
有機過酸化物とを含む組成物を用いれば、上記特性に優
れた加硫可能なゴム組成物が得られることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明の課題は前記のような問
題点を解決しようとするものであって、加工性、強度特
性(共加硫性)、耐候性、耐オゾン性、および耐熱老化
性に優れた加硫可能なゴム組成物を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は次の加硫可能な
ゴム組成物である。 (1)(A)エチレン(a−1)と、炭素数3〜20の
α−オレフィン(a−2)と、下記式(1)または
(2)で表される少なくとも一種の末端ビニル基含有ノ
ルボルネン化合物(a−3)とからなるエチレン・α−
オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム、
(B)ジエン系ゴム、および(C)有機過酸化物を含
み、かつ前記エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエ
ンランダム共重合体ゴム(A)と前記ジエン系ゴム
(B)との重量比〔(A)/(B)〕が1/99〜99
/1である加硫可能なゴム組成物。
【化2】 [式(1)中、nは0〜10の整数であり、R1は水素
原子または炭素数1〜10のアルキル基、R2は水素原
子または炭素数1〜5のアルキル基である。式(2)
中、R3は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基
である。] (2)エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンラン
ダム共重合体ゴム(A)が、《1》エチレン(a−1)
と炭素数3〜20のα−オレフィン(a−2)とのモル
比(エチレン/α−オレフィン)が40/60〜95/
5の範囲にあり、《2》ヨウ素価が0.5〜50の範囲
にあり、《3》135℃のデカリン溶液中で測定される
極限粘度〔η〕が0.5〜10dl/gの範囲にある上
記(1)記載の加硫可能なゴム組成物。 (3)エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンラン
ダム共重合体ゴム(A)が、《1》エチレン(a−1)
と炭素数3〜20のα−オレフィン(a−2)とのモル
比(エチレン/α−オレフィン)が40/60〜95/
5の範囲にあり、《2》ヨウ素価が0.5〜50の範囲
にあり、《3》135℃デカリン溶液中で測定される極
限粘度〔η〕が0.5〜10dl/gの範囲にあり、
《4》GPCで測定される分子量分布(Mw/Mn)が
3〜50であり、《5》エチレン・α−オレフィン・非
共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)100gに対
してジクミルペルオキシド0.01molを用いて17
0℃×10分間プレス架橋したときの有効網目鎖密度ν
が1.5×1020個/cm3以上であり、《6》100
℃でのメルトフローカーブから求めた0.4×106
yn/cm2を示すときのずり速度γ1と、2.4×10
6dyn/cm2を示すときのずり速度γ2との比γ2/γ
1、および上記《5》の有効網目鎖密度νが下記数式
(I)
【数2】 0.04×10-19 ≦ Log(γ2/γ1)/ν ≦ 0.20×10-19 …(I) を満たす上記(1)または(2)記載の加硫可能なゴム
組成物。 (4)エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンラン
ダム共重合体ゴム(A)は、ソックスレー抽出(キシレ
ン、3時間、メッシュ:325)後の不溶解分が1重量
%以下である上記(1)ないし(3)のいずれかに記載
の加硫可能なゴム組成物。 (5)エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンラン
ダム共重合体ゴム(A)は、下記式(3)で表される可
溶性バナジウム化合物または下記式(4)で表されるハ
ロゲン化バナジウム化合物と、下記式(5)で表される
有機アルミニウム化合物とを主成分として含有する触媒
を用いて、重合温度30〜60℃、重合圧力4〜12k
gf/cm2(ゲージ圧)、エチレン(a−1)と末端
ビニル基含有ノルボルネン化合物(a−3)との供給量
のモル比(末端ビニル基含有ノルボルネン化合物/エチ
レン)が 0.01 ≦ 末端ビニル基含有ノルボルネン化合物/エ
チレン ≦ 0.2 を満たす条件で、エチレン(a−1)、炭素数3〜20
のα−オレフィン(a−2)、および末端ビニル基含有
ノルボルネン化合物(a−3)を共重合したものである
上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の加硫可能な
ゴム組成物。 VO(OR1n1 3-n …(3) VX2 4 …(4) (式(3)中、R1は炭化水素基、X1はハロゲン原子で
あり、0≦n≦3を満たす。式(4)中、X2はハロゲ
ン原子である。) R2 mAlX3 3-m …(5) (式(5)中、R2は炭化水素基、X3はハロゲン原子で
あり、0<m<3を満たす。) (6)ジエン系ゴム(B)がブタジエンゴム(BR)、
スチレン・ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、天然ゴ
ム(NR)、イソプレンゴム、クロロプレンゴム(C
R)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、ア
クリロニトリルイソプレンゴム(NIR)、アクリロニ
トリルブタジエンイソプレンゴム(NBIR)、アクリ
ル酸を導入したカルボキシル化NBR(XNBR)また
はこれらの混合物である上記(1)ないし(5)のいず
れかに記載の加硫可能なゴム組成物。 (7)エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンラン
ダム共重合体ゴム(A)およびジエン系ゴム(B)の合
計100gに対して、有機過酸化物(C)0.001〜
0.05モルを含有する上記(1)ないし(6)のいず
れかに記載の加硫可能なゴム組成物。
【0009】《エチレン・α−オレフィン・非共役ポリ
エンランダム共重合体ゴム(A)》本発明で用いられる
エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共
重合体ゴム(A)はエチレン(a−1)と、炭素数3〜
20のα−オレフィン(a−2)と、前記式(1)また
は(2)で表される少なくとも一種の末端ビニル基含有
ノルボルネン化合物(a−3)とのランダム共重合体ゴ
ムである。
【0010】エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエ
ンランダム共重合体ゴム(A)のモノマーとして用いら
れるα−オレフィン(a−2)は炭素数3〜20のα−
オレフィン(以下、単にα−オレフィンという場合があ
る)であり、具体的なものとしてはプロピレン、ブテン
−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテ
ン−1、オクテン−1、ノネン−1、デセン−1、ウン
デセン−1、ドデセン−1、トリデセン−1、テトラデ
セン−1、ペンタデセン−1、ヘキサデセン−1、ヘプ
タデセン−1、ノナデセン−1、エイコセン−1、9−
メチル−デセン−1、11−メチル−ドデセン−1、1
2−エチル−テトラデセン−1などがあげられる。これ
らのα−オレフィンは単独で、または2種以上組み合せ
て用いられる。これらの中では炭素数3〜10のα−オ
レフィンが好ましく、特にプロピレン、1−ブテン、1
−ヘキセン、1−オクテンなどが好ましい。
【0011】エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエ
ンランダム共重合体ゴム(A)のモノマーとして用いら
れる末端ビニル基含有ノルボルネン化合物(a−3)
は、前記式(1)または(2)で表されるノルボルネン
化合物である。式(1)においてR1で示されるアルキ
ル基の具体的なものとしては、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル
基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル
基、イソペンチル基、t−ペンチル基、ネオペンチル
基、ヘキシル基、イソヘキシル基、へプチル基、オクチ
ル基、ノニル基、デシル基などの炭素数1〜10、好ま
しくは1〜8のアルキル基があげられる。
【0012】式(1)においてR2で示されるアルキル
基の具体的なものとしては、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル
基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル
基、イソペンチル基、t−ペンチル基、ネオペンチル基
などの炭素数1〜5、好ましくは1〜4のアルキル基が
あげられる。式(1)において、nは0〜10、好まし
くは0〜8の整数である。
【0013】式(2)においてR3で示されるアルキル
基の具体的なものとしては、前記式(1)のR1のアル
キル基と同じものがあげられる。
【0014】前記式(1)または(2)で表される末端
ビニル基含有ノルボルネン化合物(a−3)の具体的な
ものとしては、5−メチレン−2−ノルボルネン、5−
ビニル−2−ノルボルネン、5−(2−プロペニル)−
2−ノルボルネン、5−(3−ブテニル)−2−ノルボ
ルネン、5−(1−メチル−2プロペニル)−2−ノル
ボルネン、5−(4−ペンテニル)−2−ノルボルネ
ン、5−(1−メチル−3−ブテニル)−2−ノルボル
ネン、5−(5−ヘキセニル)−2−ノルボルネン、5
−(1−メチル−4−ペンテニル)−2−ノルボルネ
ン、5−(2,3−ジメチル−3−ブテニル)−2−ノ
ルボルネン、5−(2−エチル−3−ブテニル)−2−
ノルボルネン、5−(6−ヘプテニル)−2−ノルボル
ネン、5−(3−メチル−5−ヘキセニル)−2−ノル
ボルネン、5−(3,4−ジメチル−4−ペンテニル)
−2−ノルボルネン、5−(3−エチル−4−ペンテニ
ル)、5−(7−オクテニル)−2−ノルボルネン、5
−(2−メチル−6−ヘプテニル)−2−ノルボルネ
ン、5−(1,2−ジメチル−5−ヘキセシル)−2−
ノルボルネン、5−(5−エチル−5−ヘキセニル)−
2−ノルボルネン、5−(1,2,3−トリメチル−4
−ペンテニル)−2−ノルボルネンなどあげられる。こ
れらの中では、5−ビニル−2−ノルボルネン、5−メ
チレン−2−ノルボルネン、5−(2−プロペニル)−
2−ノルボルネン、5−(3−ブテニル)−2−ノルボ
ルネン、5−(4−ペンテニル)−2−ノルボルネン、
5−(5−ヘキセニル)−2−ノルボルネン、5−(6
−ヘプテニル)−2−ノルボルネン、5−(7−オクテ
ニル)−2−ノルボルネンが好ましい。これらは1種単
独で使用することもできるし、2種以上を組み合せて使
用することもできる。
【0015】本発明で用いられるエチレン・α−オレフ
ィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)は、
目的とする物性を損なわない範囲で、前記式(1)また
は(2)で表される末端ビニル基含有ノルボルネン化合
物(a−3)以外の非共役ポリエンなどの他のモノマー
が共重合されていてもよい。端ビニル基含有ノルボルネ
ン化合物(a−3)以外の非共役ポリエンの具体的なも
のとしては、1,4−ヘキサジエン、3−メチル−1,
4−ヘキサジエン、4−メチル−1,4−ヘキサジエ
ン、5−メチル−1,4−ヘキサジエン、4,5−ジメ
チル−1,4−ヘキサジエン、7−メチル−1,6−オ
クタジエンなどの鎖状非共役ジエン;メチルテトラヒド
ロインデン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−
メチレン−2−ノルボルネン、5−イソプロピリデン−
2−ノルボルネン、5−ビニリデン−2−ノルボルネ
ン、6−クロロメチル−5−イソプロペニル−2−ノル
ボルネン、ジシクロペンタジエンなどの環状非共役ジエ
ン;2,3−ジイソプロピリデン−5−ノルボルネン、
2−エチリデン−3−イソプロピリデン−5−ノルボル
ネン、2−プロペニル−2,2−ノルボルナジエンなど
のトリエン等があげられる。
【0016】エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエ
ンランダム共重合体ゴム(A)は、下記《1》〜《3》
の特性を有しているものが好ましく、さらに下記《1》
〜《6》の特性を有しているものが好ましい。 《1》エチレン(a−1)/α−オレフィン(a−2)
成分比 エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共
重合体ゴム(A)は、エチレンからで導かれる構造単位
(a−1)と炭素数3〜20のα−オレフィンから導か
れる構造単位(a−2)とのモル比〔エチレン(a−
1)/α−オレフィン(a−2)〕が40/60〜95
/5、好ましくは50/50〜90/10、さらに好ま
しくは55/45〜85/15、特に好ましくは60/
40〜80/20であるのが望ましい。エチレン(a−
1)/α−オレフィン(a−2)のモル比が上記範囲に
ある場合、架橋効率が良好で、しかもジエン系ゴム
(B)との共架橋性も良好である。さらに、耐熱老化
性、耐寒性および加工性にも優れている。
【0017】《2》ヨウ素価 エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共
重合体ゴム(A)は、ヨウ素価が0.5〜50(g/1
00g),好ましくは0.8〜40(g/100g)、
さらに好ましくは1〜30、特に好ましくは1.5〜2
5であるのが望ましい。ヨウ素価が上記範囲にある場
合、架橋効率が良好で、しかもジエン系ゴム(B)との
共架橋性も良好である。さらに、耐環境劣化性(=耐熱
老化性)にも優れているほか、コスト的にも有利であ
る。
【0018】《3》極限粘度〔η〕 エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共
重合体ゴム(A)は、135℃デカリン(デカヒドロナ
フタレン)中で測定された極限粘度〔η〕が0.5〜1
0dl/g、好ましくは0.6〜8dl/g、さらに好
ましくは0.7〜6dl/g、特に好ましくは0.8〜
5dl/gであるのが望ましい。極限粘度〔η〕が上記
範囲にある場合、ジエン系ゴム(B)との共架橋性およ
び分散性が良好で、しかも強度特性、加工性に優れてい
る。
【0019】《4》分子量分布 エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共
重合体ゴム(A)は、GPC(ゲルパーミエーションク
ロマトグラフィー)で測定される分子量分布(重量平均
分子量Mw/数平均分子量Mn)が3〜50、好ましく
は3.3〜40、さらに好ましくは3.5〜30である
のが望ましい。分子量分布が上記範囲にある場合、加工
性および強度特性に優れている。
【0020】《5》架橋密度 エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共
重合体ゴム(A)は、エチレン・α−オレフィン・非共
役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)100gに対し
てジクミルペルオキシド0.01molを用いて170
℃×10分間プレス架橋したときの有効網目鎖密度νが
1.5×1020個/cm3以上、好ましく1.8×10
20個/cm3以上、さらに好ましくは2.0×1020
/cm3以上であるのが望ましい。有効網目鎖密度νが
上記範囲にある場合、ジエン系ゴム(B)との共架橋性
が良好である。
【0021】《6》Log(γ2/γ1)/ν エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共
重合体ゴム(A)は、100℃でのメルトフローカーブ
から求めた0.4×106dyn/cm2を示すときのず
り速度γ1と、2.4×106dyn/cm2を示すとき
のずり速度γ2との比γ2/γ1、および上記《5》の有
効網目鎖密度νが下記数式(I)、好ましくは数式
(I’)、さらに好ましくは数式(I'')を満たすのが
望ましい。
【数3】 0.04×10-19 ≦ Log(γ2/γ1)/ν ≦ 0.20×10-19 …(I) 0.042×10-19 ≦ Log(γ2/γ1)/ν ≦ 0.19×10-19 …(I’) 0.050×10-19 ≦ Log(γ2/γ1)/ν ≦ 0.18×10-19 …(I'') Log(γ2/γ1)/νが上記範囲にある場合、ジエン系
ゴム(B)との分散性および共架橋性が良好で、しかも
加工性に優れている。
【0022】本発明においては、エチレン・α−オレフ
ィン・非共役ポリエンランダム重合体ゴム(A)は1種
単独で使用することもできるし、2種類以上を組み合せ
て使用することもできる。
【0023】エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエ
ンランダム重合体ゴム(A)は、エチレン(a−1)、
α−オレフィン(a−2)、および前記式(1)または
(2)で表される末端ビニル基含有ノルボルネン化合物
(a−3)を公知の方法によりランダム共重合すること
により製造することができる。前記《1》〜《3》の特
性、《1》〜《6》の特性、またはソックスレー抽出
(キシレン、3時間、メッシュ:325)後の不溶解分
が1重量%以下である特性を有するエチレン・α−オレ
フィン・非共役ポリエンランダム重合体ゴム(A)を製
造する場合は、前記式(3)で表される可溶性バナジウ
ム化合物または前記式(4)で表されるハロゲン化バナ
ジウム化合物と、前記式(5)で表される有機アルミニ
ウム化合物とを主成分として含有する触媒を用いて、重
合温度30〜60℃、好ましくは30〜50℃、重合圧
力4〜12kgf/cm2(ゲージ圧)、好ましくは5
〜8kgf/cm2(ゲージ圧)、エチレン(a−1)
と末端ビニル基含有ノルボルネン化合物(a−3)との
供給量のモル比(末端ビニル基含有ノルボルネン化合物
/エチレン)が 0.01 ≦ 末端ビニル基含有ノルボルネン化合物/エ
チレン ≦ 0.2 好ましくは 0.012 ≦ 末端ビニル基含有ノルボルネン化合物/エチ
レン ≦ 0.18 を満たす条件で、エチレン(a−1)、炭素数3〜20
のα−オレフィン(a−2)、および末端ビニル基含有
ノルボルネン化合物(a−3)を共重合することにより
容易に製造することができる。この場合、エチレン(a
−1)と炭素数3〜20のα−オレフィン(a−2)と
のモル比(エチレン/α−オレフィン)が40/60〜
95/5の範囲になるように、エチレン(a−1)およ
びα−オレフィン(a−2)の供給量を調整する。重合
は、炭化水素媒体中で行うのが好ましい。
【0024】前記式(3)で表される可溶性バナジウム
化合物は、重合反応系の炭化水素媒体に可溶性のバナジ
ウム化合物である。可溶性バナジウム化合物は電子供与
体付加物であってもよい。前記式(3)で表される可溶
性バナジウム化合物においてR2で示される炭化水素基
としては、炭素数1〜8のアルキル基などがあげられ
る。
【0025】前記式(3)で表される可溶性バナジウム
化合物においてX1で示されるハロゲン原子としては、
塩素、臭素、ヨウ素、フッ素などがあげられる。前記式
(3)で表される可溶性バナジウム化合物は1種単独で
使用することもできるし、2種以上を組み合せて使用す
ることもできる。
【0026】前記式(3)で表される可溶性バナジウム
化合物の具体的なものとしては、VOCl3、VO(OC
25)Cl2、VO(OC25)2Cl、VO(O−iso−
37)Cl2、VO(O−n−C49)Cl2、VO(OC
25)3、VOBr3、VOCl3、VO(O−n−C49)
3などがあげられる。これらの中ではVOCl3、VO
(OC25)Cl2が好ましい。
【0027】前記式(4)で表されるハロゲン化バナジ
ウム化合物においてX2で示されるハロゲン原子として
は、塩素、臭素、ヨウ素、フッ素などがあげられる。前
記式(4)で表されるハロゲン化バナジウム化合物は1
種単独で使用することもできるし、2種以上を組み合せ
て使用することもできる。また式(3)で表される可溶
性バナジウム化合物と式(4)で表されるハロゲン化バ
ナジウム化合物とを組み合せて使用することもできる。
前記式(4)で表されるハロゲン化バナジウム化合物の
具体的なものとしては、VCl4などがあげられる。
【0028】前記式(5)で表される有機アルミニウム
化合物においてR2で示される炭化水素基としては、炭
素数1〜8のアルキル基などがあげられる。前記式
(5)で表される有機アルミニウム化合物においてX3
で示されるハロゲン原子としては、塩素、臭素、ヨウ
素、フッ素などがあげられる。
【0029】前記式(5)で表される有機アルミニウム
化合物の具体的なものとしては、トリエチルアルミニウ
ム、トリイソブチルアルミニウムなどのトリアルキルア
ルミニウム;ジエチルアルミニウムクロリド、ジイソブ
チルアルミニウムクロリドなどのジアルキルアルミニウ
ムハライド;エチルアルミニウムセスキクロリド、イソ
ブチルアルミニウムセスキクロリド、n−ヘキシルアル
ミニウムセスキクロリドなどのアルキルアルミニウムセ
スキハライド;エチルアルミニウムジクロリド、エチル
アルミニウムジブロミド、イソブチルアルミニウムジク
ロリドなどのアルキルアルミニウムジハライド等を例示
できる。これらの中では、平均組成が、前記式(5)に
おけるmが1≦m≦2を満足するハロゲン含有有機アル
ミニウム化合物が好ましい。また前記式(5)で表され
る有機アルミニウム化合物とともに、あるいは有機アル
ミニウム化合物の代わりに、式(5)のR2で示される
炭化水素基の一部が水素やアルコキシ基などで置換した
有機アルミニウム化合物を使用することもできる。有機
アルミニウム化合物は1種単独で使用することもできる
し、2種以上を組み合せて使用することもできる。
【0030】前記式(5)で表される有機アルミニウム
化合物の中では、Al(C252Cl、Al(C
251.5Cl1.5およびこれらの混合物が特に好まし
い。中でも、Al(C252ClとAl(C251.5
Cl1.5とをAl(C252Cl/Al(C251.5
Cl1.5のモル比で1/5〜10/1、好ましくは1/
2〜8/1の割合で含む混合物が望ましい。このような
混合物を用いると、ソックスレー抽出後の不溶解分が少
ないポリマーを得ることができ、例えばソックスレー抽
出後の不溶解分が1重量%以下のポリマーも容易に得る
ことができる。
【0031】共重合反応は炭化水素媒体中で行うことが
できる。炭化水素媒体としては、たとえばヘキサン、ヘ
プタン、オクタン、灯油などの脂肪族炭化水素;シクロ
ヘキサン、メチルシクロヘキサンなどの脂環族炭化水
素;ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水
素;前記重合性不飽和炭化水素などを例示することがで
きる。この2種以上の混合媒体であっても差しつかえな
い。
【0032】本発明で用いるエチレン・α−オレフィン
・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)を製造す
る方法において、共重合反応は連続法で実施するのが好
ましい。その際の重合反応系に供給される前記式(3)
で表される可溶性バナジウム化合物または前記式(4)
で表されるハロゲン化バナジウム化合物の濃度は、重合
反応系の可溶性バナジウム化合物またはハロゲン化バナ
ジウム化合物の濃度の10倍以下、好ましくは7〜1
倍、さらに好ましくは5〜1倍、もっと好ましくは3〜
1倍の範囲とするのが望ましい。
【0033】また、重合反応系内の可溶性バナジウム化
合物またはハロゲン化バナジウム化合物のバナジウム原
子に対するアルミニウム原子の比(Al/V)は2以
上、好ましくは2〜50、さらに好ましくは3〜20の
範囲とするのが望ましい。可溶性バナジウム化合物、ハ
ロゲン化バナジウム化合物、有機アルミニウム化合物は
それぞれ通常前記炭化水素媒体で希釈して供給される。
【0034】ここで、可溶性バナジウム化合物またはハ
ロゲン化バナジウム化合物は前記濃度範囲に希釈するこ
とが望ましいが、前記式(5)で表される有機アルミニ
ウム化合物は重合反応系における濃度の例えば50倍以
下の任意の濃度に調製して重合反応系に供給する方法が
採用される。
【0035】共重合反応において、共重合反応系内の可
溶性バナジウム化合物またはハロゲン化バナジウム化合
物の濃度は、バナジウム原子として通常0.01〜5グ
ラム原子/liter、好ましくは0.05〜3グラム原子
/literの範囲とするのが望ましい。
【0036】また、共重合反応は30〜60℃、好まし
くは30〜50℃の温度で実施するのが望ましい。共重
合反応は通常は連続法で実施される。その場合、重合原
料のエチレン(a−1)、炭素数3〜20のα−オレフ
ィン(a−2)、末端ビニル基含有ノルボルネン化合物
(a−3)、触媒成分の可溶性バナジウム化合物または
ハロゲン化バナジウム化合物、有機アルミニウム化合
物、および炭化水素媒体が重合反応系に連続的に供給さ
れ、重合反応混合物が重合反応系から連続的に取り出さ
れる。
【0037】共重合反応の際の平均滞留時間は重合原料
の種類、触媒成分の濃度および温度などによっても異な
るが、通常は5分〜5時間、好ましくは10分〜3時間
の範囲とするのが望ましい。共重合反応の際の圧力は通
常は4〜12kgf/cm2(ゲージ圧)、好ましくは
5〜8kgf/cm2(ゲージ圧)に維持され、場合に
よっては窒素、アルゴンなどの不活性ガスを存在させて
もよい。また、共重合体の分子量を調整するために、適
宜水素などの分子量調整剤を存在させることもできる。
【0038】共重合反応に供給されるエチレン(a−
1)とα−オレフィン(a−2)との供給割合は重合条
件によっても異なるが、通常モル比で20/80ないし
80/20程度であり、一方エチレン(a−1)と末端
ビニル基含有ノルボルネン化合物(a−3)との供給量
(モル比)は前記範囲とするのが好ましい。生成するエ
チレン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共重
合体ゴム(A)中の各成分の割合が前記組成となるよう
に原料オレフィンの供給混合が制御される。また、共重
合反応は、生成するエチレン・α−オレフィン・非共役
ポリエンランダム共重合体ゴム(A)の極限粘度が前記
極限粘度に達するまで実施する。
【0039】共重合反応によって得られる生成共重合体
溶液はエチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンラン
ダム共重合体ゴム(A)の炭化水素媒体溶液である。生
成共重合体溶液中に含まれるエチレン・α−オレフィン
・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)の濃度は
通常は2〜20重量%、好ましくは2〜10重量%の範
囲にある。生成共重合体溶液を常法に従って処理するこ
とによってエチレン・α−オレフィン・非共役ポリエン
ランダム共重合体ゴム(A)が得られる。
【0040】本発明では、エチレン・α−オレフィン・
非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)は、極性モ
ノマーによりグラフト変性されていても良い。この極性
モノマーとしては、水酸基含有エチレン性不飽和化合
物、アミノ基含有エチレン性不飽和化合物、エポキシ基
含有エチレン性不飽和化合物、芳香族ビニル化合物、不
飽和カルボン酸あるいはその誘導体、ビニルエステル化
合物、塩化ビニルなどがあげられる。
【0041】前記水酸基含有エチレン性不飽和化合物と
しては、たとえばヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシ−3−フェノキシ−プロピル(メタ)アクリレー
ト、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート、グリセリンモノ(メタ)アクリレート、ペン
タエリスリトールモノ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパンモノ(メタ)アクリレート、テトラメチ
ロールエタンモノ(メタ)アクリレート、ブタンジオー
ルモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール
モノ(メタ)アクリレート、2−(6−ヒドロキシヘキ
サノイルオキシ)エチルアクリレートなどの(メタ)ア
クリル酸エステル;10−ウンデセン−1−オール、1
−オクテン−3−オール、2−メタノールノルボルネ
ン、ヒドロキシスチレン、ヒドロキシエチルビニルエー
テル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、α−メチロー
ルアクリルアミド、2−(メタ)アクロイルオキシエチ
ルアシッドフォスフェート、グリセリンモノアリルエー
テル、アリルアルコール、アリロキシエタノール、2−
ブテン−1,4−ジオール、グリセリンモノアルコール
などがあげられる。
【0042】アミノ基含有エチレン性不飽和化合物とし
ては、−N(R31)R32(式中、R31は水素原子、メチル
基またはエチル基であり、R32は、水素原子、炭素数1
〜12、好ましくは炭素数1〜8のアルキル基、炭素数
6〜12、好ましくは6〜8のシクロアルキル基であ
る。なお上記のアルキル基、シクロアルキル基は、さら
に置換基を有してもよい)で示されるようなアミノ基ま
たは置換アミノ基を少なくとも1種類有するビニル系単
量体をあげることができる。
【0043】このようなアミノ基含有エチレン性不飽和
化合物としては、たとえば(メタ)アクリル酸アミノエ
チル、(メタ)アクリル酸プロピルアミノエチル、メタ
クリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸ア
ミノプロピル、メタクリル酸フェニルアミノエチル、メ
タクリル酸シクロヘキシルアミノエチルなどのアクリル
酸またはメタクリル酸のアルキルエステル系誘導体類;
N−ビニルジエチルアミン、N−アセチルビニルアミン
などのビニルアミン系誘導体類;アリルアミン、メタク
リルアミン、N−メチルアクリルアミン、N,N−ジメ
チルアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピル
アクリルアミドなどのアリルアミン系誘導体;アクリル
アミド、N−メチルアクリルアミドなどのアクリルアミ
ド系誘導体;p−アミノスチレンなどのアミノスチレン
類;6−アミノヘキシルコハク酸イミド、2−アミノエ
チルコハク酸イミドなどがあげられる。
【0044】前記エポキシ基含有エチレン性不飽和化合
物としては、1分子中に重合可能な不飽和結合およびエ
ポキシ基を少なくとも1個以上有するモノマーが用いら
れる。このようなエポキシ基含有エチレン性不飽和化合
物としては、たとえば、グリシジルアクリレート、グリ
シジルメタクリレートなど、マレイン酸のモノおよびジ
グリシジルエステル、フマル酸のモノおよびジグリシジ
ルエステル、クロトン酸のモノおよびジグリシジルエス
テル、テトラヒドロフタル酸のモノおよびジグリシジル
エステル、イタコン酸のモノおよびグシジルエステル、
ブテントリカルボン酸のモノおよびジグリシジルエステ
ル、シトラコン酸のモノおよびジグリシジルエステル、
エンドーシス−ビシクロ[2.2.1]ヘプト5−エン
−2,3−ジカルボン酸(ナジック酸TM)のモノおよび
ジグリシジルエステル、エンドーシス−ビシクロ[2.
2.1]ヘプト−5−エン−2−メチル−2,3−ジカ
ルボン酸(メチルナジック酸TM)のモノおよびジグリシ
ジルエステル、アリルコハク酸のモノおよびグリシジル
エステルなどのジカルボン酸モノおよびジグリシジルエ
ステル(モノグリシジルエステルの場合のアルキル基の
炭素数1〜12)、p−スチレンカルボン酸のアルキル
グリシジルエステル、アリルグリシジルエーテル、2−
メチルアリルグリシジルエーテル、スチレン−p−グリ
シジルエーテル、3,4−エポキシ−1−ブテン、3,
4−エポキシ−3−メチル−1−ブテン、3,4−エポ
キシ−1−ペンテン、3,4−エポキシ−3−メチル−
1−ペンテン、5,6−エポキシ−1−ヘキセン、ビニ
ルシクロヘキセンモノオキシドなどがあげられる。
【0045】前記芳香族ビニル化合物は、下記式 CH2=C(R1)−Y−(R2)n (式中、Yはベンゼン環または複素環であり、R1は水
素原子または炭素数1〜3のアルキル基たとえばメチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基である。R
2は炭素数1〜3の炭化水素基またはハロゲン原子であ
り、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基および塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子であ
る。nは通常0〜5、好ましくは1〜5の整数であ
る。)で表される。
【0046】このような芳香族ビニル化合物としては、
たとえばスチレン、α−メチルスチレン、o−メチルス
チレン、p−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p
−クロロスチレン、m−クロロスチレン、p−クロロメ
チルスチレン、4−ビニルピリジン、2−ビニルピリジ
ン、5−エチル−2−ビニルピリジン、2−メチル−5
−ビニルピリジン、2−イソプロペニルピリジン、2−
ビニルキノリン、3−ビニルイソキノリン、N−ビニル
カルバゾール、N−ビニルピロリドンなどがあげられ
る。
【0047】前記不飽和カルボン酸類としては、たとえ
ばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、
テトラヒドロフタル酸、イタコン酸、シトラコン酸、ク
ロトン酸、イソクロトン酸、ノルボルネンジカルボン
酸、ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン−5,6
−ジカルボン酸などの不飽和カルボン酸またはこれらの
誘導体(たとえば酸無水物、酸ハライド、アミド、イミ
ド、エステルなど)があげられる。
【0048】この誘導体としては、たとえば塩化マレニ
ル、マレニルイミド、無水マレイン酸、無水イタコン
酸、無水シトラコン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ビ
シクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン−5,6−ジカ
ルボン酸無水物、マレイン酸ジメチル、マレイン酸モノ
メチル、マレイン酸エチル、フマル酸ジエチル、イタコ
ン酸ジメチル、シトラコン酸ジエチル、テトラヒドロフ
タル酸ジメチル、ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−
エン−5,6−ジカルボン酸ジメチル、ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)
アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、メタ
クリル酸アミノエチルおよびメタクリル酸アミノプロピ
ルなどがあげられる。これらの中では、(メタ)アクリ
ル酸、無水マレイン酸、ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、グリシジルメタクリレート、メタクリル酸ア
ミノプロピルが好ましい。
【0049】前記ビニルエステル化合物としては、たと
えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、n−酪酸ビニ
ル、イソ酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、カプロン酸ビ
ニル、バーサティック酸ビニル、ラウリル酸ビニル、ス
テアリル酸ビニル、安息香酸ビニル、p−t−ブチル安
息香酸ビニル、サリチル酸ビニル、シクロヘキサンカル
ボン酸ビニルなどがあげられる。
【0050】変性ランダム共重合体ゴムは、上記のよう
なエチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム
共重合体ゴム(A)に、極性モノマーをグラフト重合さ
せることにより得られる。エチレン・α−オレフィン・
非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)に、上記の
ような極性モノマーをグラフト重合させる際には、極性
モノマーは、エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエ
ンランダム共重合体ゴム(A)100重量部に対して、
通常1〜100重量部、好ましくは5〜80重量部の量
で使用される。
【0051】このグラフト重合は、通常ラジカル開始剤
の存在下に行なわれる。ラジカル開始剤としては、有機
過酸化物あるいはアゾ化合物などを用いることができ
る。有機過酸化物としては、たとえばジクミルペルオキ
シド、ジ−t−ブチルペルオキシド、2,5−ジメチル
−2,5−ビス(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、
2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルペルオキ
シ)ヘキシン−3、1,3−ビス(t−ブチルペルオキ
シイソプロピル)ベンゼン、1,1−ビス(t−ブチル
ペルオキシ)バラレート、ベンゾイルペルオキシド、t
−ブチルペルオキシベンゾエート、アセチルペルオキシ
ド、イソブチルペルオキシド、オクタノイルペルオキシ
ド、デカノイルペルオキシド、ラウロイルペルオキシ
ド、3,3,5−トリメチルヘキサノイルペルオキシド
および2,4−ジクロロベンゾイルペルオキシド、m−
トルイルペルオキシドなどがあげられる。
【0052】前記アゾ化合物としては、たとえばアゾイ
ソブチロニトリル、ジメチルアゾイソブチロニトリルな
どがあげられる。
【0053】ラジカル開始剤は、変性前の共重合体ゴム
100重量部に対して、0.001〜10重量部程度の
量で使用されることが望ましい。ラジカル開始剤は、ラ
ンダム共重合体および極性モノマーとそのまま混合して
使用することもできるが、少量の有機溶媒に溶解してか
ら使用することもできる。この有機溶媒としては、ラジ
カル開始剤を溶解し得る有機溶媒であれば特に限定する
ことなく用いることができるが、たとえばベンゼン、ト
ルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素溶媒;ペン
タン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナンおよびデ
カンなどの脂肪族炭化水素系溶媒;シクロヘキサン、メ
チルシクロヘキサンおよびデカヒドロナフタレンなどの
脂環族炭化水素系溶媒;クロルベンゼン、ジクロルベン
ゼン、トリクロルベンゼン、塩化メチレン、クロロホル
ム、四塩化炭素およびテトラクロルエチレンなどの塩素
化炭化水素;メタノール、エタノール、n−プロパノー
ル、iso−プロパノール、n−ブタノール、sec−
ブタノールおよびtert−ブタノールなどのアルコー
ル系溶媒;アセトン、メチルエチルケトンおよびメチル
イソブチルケトンなどのケトン系溶媒;酢酸エチルおよ
びジメチルフタレートなどのエステル系溶媒;ジメチル
エーテル、ジエチルエーテル、ジ−n−アミルエーテ
ル、テトラヒドロフランおよびジオキシアニソールなど
のエーテル系溶媒等を用いることができる。
【0054】また変性前の共重合体ゴムに極性モノマー
をグラフト重合させる際には、還元性物質を用いてもよ
い。還元性物質を用いると、極性モノマーのグラフト量
を向上させることができる。還元性物質としては、鉄(I
I)イオン、クロムイオン、コバルトイオン、ニッケルイ
オン、パラジウムイオン、亜硫酸塩、ヒドロキシアミ
ン、ヒドラジン、さらには−SH、SO3H、−NHN
2、−COCH(OH)−などの基を含む化合物があげ
られる。
【0055】このような還元性物質としては、具体的に
は、塩化第一鉄、重クロム酸カリウム、塩化コバルト、
ナフテン酸コバルト、塩化パラジウム、エタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、N,N−ジメチルアニリン、
ヒドラジン、エチルメルカプタン、ベンゼンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸などがあげられる。還元性
物質は、変性前の共重合体ゴム100重量部に対して、
通常0.001〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量
部の量で用いることができる。
【0056】グラフト変性は、従来公知の方法で行うこ
とができ、たとえば変性前の共重合体ゴムを有機溶媒に
溶解し、次いで極性モノマーおよびラジカル開始剤など
を溶液に加え、70〜200℃、好ましくは80〜19
0℃の温度で、0.5〜15時間、好ましくは1〜10
時間反応させることにより行うことができる。
【0057】上記の有機溶媒は、変性前の共重合体ゴム
を溶解し得る有機溶媒であれば特に限定されないが、た
とえばベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化
水素系溶媒、ペンタン、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪
族炭化水素系溶媒等を用いることができる。
【0058】また押出機などを用いて、無溶媒で、変性
前の共重合体ゴムと極性モノマーとを反応させて、変性
ランダム共重合体ゴムを製造することもできる。この反
応は、通常変性前の共重合体ゴムの融点以上、具体的に
は120〜250℃の温度で、通常0.5〜10分間行
なわれることが望ましい。このようにして得られる変性
ランダム共重合体ゴムの変性量(極性モノマーのグラフ
ト量)は、通常0.1〜50重量%、好ましくは0.2
〜30重量%であることが望ましい。
【0059】《ジエン系ゴム(B)》本発明で用いられ
るジエン系ゴム(B)は、主鎖に二重結合を含むゴムで
あり、公知のジエン系ゴムが制限なく使用できる。ジエ
ン系ゴム(B)の具体的なものとしては、ブタジエンゴ
ム(BR)、スチレン・ブタジエン共重合体ゴム(SB
R)、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム、クロロプレ
ンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(N
BR)、アクリロニトリルイソプレンゴム(NIR)、
アクリロニトリルブタジエンイソプレンゴム(NBI
R)、およびアクリル酸を導入したカルボキシル化NB
R(XNBR)などがあげられる。ジエン系ゴム(B)
として用いる天然ゴムとしては、グリーンブック(天然
ゴム各種等級品の国際品質包装基準)により規格された
天然ゴムを用いることができる。
【0060】ジエン系ゴム(B)として用いるイソプレ
ンゴムとしては、比重が0.91〜0.94、ムーニー
粘度(ML1+4(100℃))が30〜120であるイソ
プレンゴムを用いるのが好ましい。ジエン系ゴム(B)
として用いるSBRとしては、比重が0.91〜0.9
8、ML1+4(100℃)が20〜120であるSBRを
用いるのが好ましい。ジエン系ゴム(B)として用いる
BRとしては、比重が0.90〜0.95、ML1+4(1
00℃)が20〜120であるBRを用いるのが好まし
い。
【0061】ジエン系ゴム(B)として用いるCRとし
ては、比重が1.1〜1.3、ML 1+4(100℃)が2
0〜300であるCRを用いるのが好ましい。ジエン系
ゴム(B)として用いるNBRとしては、比重が0.9
5〜1.05、ML1+4(100℃)が20〜300であ
るNBRを用いるのが好ましい。ジエン系ゴム(B)は
1種単独で使用することもできるし、2種類以上を組み
合せて使用することもできる。
【0062】《ブレンド比》本発明の加硫可能な樹脂組
成物において、エチレン・α−オレフィン・非共役ポリ
エンランダム共重合体ゴム(A)と前記ジエン系ゴム
(B)との重量比〔エチレン・α−オレフィン・非共役
ポリエンランダム共重合体ゴム(A)/ジエン系ゴム
(B)〕は(1/99)〜(99/1)、好ましくは
(90/10)〜(10/90)、特に好ましくは(8
5/15)〜(30/70)である。両者の配合量が上
記範囲にある場合、耐候性、耐オゾン性、および強度特
性に優れているほか、ジエン系ゴム(B)が本来有する
特性が低下しない。また加工性が、同じ分子量の既存E
PTに比べて非常に優れている。この理由は、チレン・
α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム
(A)が長鎖分岐構造を持つため、ロール加工するとき
などの高ずり速度領域では粘度が低下するため、加工性
に優れるものと推測される。
【0063】《有機過酸化物(C)》本発明で用いられ
る有機化酸化物(C)としては、ゴムの加硫に用いられ
ている公知の有機過酸化物が制限なく使用できる。有機
化酸化物(C)の配合量は、エチレン・α−オレフィン
・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)およびジ
エン系ゴム(B)の合計100gに対して、有機過酸化
物(C)0.001〜0.05モル、好ましくは0.0
02〜0.03モルであるのが望ましい。有機化酸化物
(C)の配合量が上記範囲にある場合、ゴム弾性および
伸び性に優れた加硫ゴムを得ることができる。
【0064】有機過酸化物(C)の具体的なものとして
は、ジクミルペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシ
ド、ジ−t−ブチルペルオキシ−3,3,5−トリメチ
ルシクロヘキサン、t−ブチルクミルペルオキシド、ジ
−t−アミルペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキ
シド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペル
オキシ)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(ベンゾイルペルオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル
−2,5−モノ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、
α,α′−ビス(t−ブチルペルオキシ−m−イソプロ
ピル)ベンゼン等のジアルキルペルオキシド類;t−ブ
チルペルオキシアセテート、t−ブチルペルオキシイソ
ブチレート、t−ブチルペルオキシビバレート、t−ブ
チルペルオキシマレイン酸、t−ブチルペルオキシネオ
デカノエート、t−ブチルペルオキシベンゾエート、ジ
−t−ブチルペルオキシフタレート、1,1−ビス−t
−ブチルペルオキシ−3,3,5−トリ−メチルシクロ
ヘキサン等のペルオキシエステル類;ジシクロヘキサノ
ンペルオキシド等のケトンペルオキシド類;およびこれ
らの混合物などがあげられる。
【0065】中でも、半減期1分を与える温度が130
℃〜200℃の範囲にある有機過酸化物(C)が好まし
く、特にジクミルペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオ
キシド、ジ−t−ブチルペルオキシ−3,3,5−トリ
メチルシクロヘキサン、t−ブチルクミルペルオキシ
ド、ジ−t−アミルペルオキシド、t−ブチルヒドロペ
ルオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチ
ルペルオキシン)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−
2,5−モノ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、1,
1−ビス−t−ブチルペルオキシ−3,3,5−トリメ
チルシクロヘキサンなどが好ましい。
【0066】本発明の加硫可能なゴム組成物には、補強
剤、無機充填剤、軟化剤、老化防止剤(安定剤)、加工
助剤、さらには発泡剤、発泡助剤などの発泡系を構成す
る化合物、可塑剤、着色剤、他のゴム配合剤、ゴム、樹
脂などを他の成分として配合することができる。他の成
分は、用途に応じて、その種類、含有量が適宜選択され
るが、これらのうちでも特に補強剤、無機充填剤、軟化
剤などを用いることが好ましく、以下により具体的に示
す。
【0067】補強剤としては、具体的には、SRF、G
PF、FEF、MAF、HAF、ISAF、SAF、F
T、MTなどのカーボンブラック、これらカーボンブラ
ックをシランカップリング剤などで表面処理したもの、
シリカ、活性化炭酸カルシウム、微粉タルク、微粉ケイ
酸塩などをあげられる。無機充填剤としては、具体的
に、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、タル
ク、クレーなどがあげられる。
【0068】ゴム組成物は、補強剤および/または無機
充填剤を、エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエン
ランダム共重合体ゴム(A)およびジエン系ゴム(B)
の合計100重量部に対して最大300重量部、好まし
くは最大200重量部の量で含有することができる。こ
のような量の補強剤を含有するゴム組成物からは、引張
強度、引裂強度、耐摩耗性などの機械的性質が向上され
た加硫ゴムが得られる。また、無機充填剤を上記のよう
な量で配合すると、加硫ゴムの他の物性を損なうことな
く硬度を高くすることができ、またコストを引き下げる
ことができる。
【0069】軟化剤としては、従来ゴムに配合されてい
る軟化剤が広く用いられ、具体的にプロセスオイル、潤
滑油、パラフィン、流動パラフィン、石油アスファル
ト、ワセリンなどの石油系軟化剤;コールタール、コー
ルタールピッチなどのコールタール系軟化剤;ヒマシ
油、アマニ油、ナタネ油、ヤシ油などの脂肪油系軟化
剤;トール油、サブ、蜜ロウ、カルナウバロウ、ラノリ
ンなどのロウ類;リシノール酸、パルミチン酸,ステア
リン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸
亜鉛などの脂肪酸および脂肪酸塩;石油樹脂、アタクチ
ックポリプロピレン、クマロンインデン樹脂などの合成
高分子物質などが用いられる。これらの中では石油系軟
化剤が好ましく、特にプロセスオイルが好ましい。
【0070】ゴム組成物は、上記のような軟化剤を、エ
チレン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共重
合体ゴム(A)およびジエン系ゴム(B)の合計100
重量部に対して10〜200重量部、好ましくは10〜
150重量部、特に好ましくは10〜100重量部の量
で含有することができる。
【0071】このゴム組成物は、老化防止剤を使用しな
くても優れた耐熱性、耐久性を示すが、老化防止剤を使
用すれば、製品寿命を長くすることが可能であることも
通常のゴムにおける場合と同様である。この場合に使用
される老化防止剤としては、アミン系老化防止剤、フェ
ノール系老化防止剤、イオウ系老化防止剤などがあげら
れる。
【0072】アミン系老化防止剤としては、具体的に
は、フェニル−α−ナフチルアミン、フェニル−β−ナ
フチルアミン等のナフチルアミン系老化防止剤;p−
(p−トルエン・スルホニルアミド)−ジフェニルアミ
ン、4,4−(α,α−ジメチルベンジル)ジフェニル
アミン、4,4′−ジオクチル・ジフェニルアミン、ジ
フェニルアミンとアセトンとの高温反応生成物、ジフェ
ニルアミンとアセトンとの低温反応生成物、ジフェニル
アミンとアニリンとアセトンとの低温反応物、ジフェニ
ルアミンとジイソブチレンとの反応生成物、オクチル化
ジフェニルアミン、ジオクチル化ジフェニルアミン、
p,p′−ジオクチル・ジフェニルアミン、アルキル化
ジフェニルアミン等のジフェニルアミン系老化防止剤;
N,N′−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、n−
プロピル−N′−フェニル−p−フェニレンジアミン、
N,N′−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジアミ
ン、N−シクロヘキシル−N′フェニル−p−フェニレ
ンジアミン、N−フェニル−N′−(3−メタクリロイ
ルオキシ−2−ヒドロキシプロピル)−p−フェニレン
ジアミン、N,N′−ビス(1−メチルヘブチル)−p
−フェニレンジアミン、N,N′−ビス(1,4−ジメ
チルペンチル)−p−フェニレンジアミン、N,N′−
ビス(1−エチル−3−メチルペンチル)−p−フェニ
レンジアミン、N−(1,3−ジメチルブチル)−N′
−フェニル−p−フェニレンジアミン、フェニル、ヘキ
シル−p−フェニレンジアミン、フェニル、オクチル−
p−フェニレンジアミン等のp−フェニレンジアミン系
老化防止剤などがあげられる。
【0073】フェノール系老化防止剤としては、具体的
には、スチレン化フェノール、2,6−ジ−t−ブチル
−4−メチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−p
−エチルフェノール、2,4,6−トリ−t−ブチルフ
ェノール、ブチルヒドロキシアニソール、1−ヒドロキ
シ−3−メチル−4−イソプロピルベンゼン、モノ−t
−ブチル−p−クレゾール、モノ−t−ブチル−m−ク
レゾール、2,4−ジメチル−6−t−ブチルフェノー
ル、ブチル化ビスフェノールA、2,2′−メチレン−
ビス−(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、
2,2′−メチレン−ビス−(4−エチル−6−t−ブ
チルフェノール)、2,2′−メチレン−ビス−(4−
メチル−6−t−ノニルフェノール)、2,2′−イソ
ブチリデン−ビス−(4,6−ジメチルフェノール)、
4,4′−ブチリデン−ビス−(3−メチル−6−t−
ブチルフェノール)、4,4′−メチレン−ビス−
(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)、2,2−チオ
ビス−(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、
4,4′−チオビス−(3−メチル−6−t−ブチルフ
ェノール)、4,4′−チオビス−(2−メチル−6−
ブチルフェノール)、4,4′−チオビス−(6−t−
ブチル−3−メチルフェノール)、ビス(3−メチル−
4−ヒドロキシ−5−t−ブチルベンゼン)スルフィ
ド、2,2−チオ[ジエチルビス−3−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロピオネー
ト]、ビス[3,3−ビス(4′−ヒドロキシ−3′−
t−ブチルフェノール)ブチリックアッシド]グリコー
ルエステル、ビス[2−(2−ヒドロキシ−5−メチル
−3−t−ブチルベンゼン)−4−メチル−6−t−ブ
チルフェニル]テレフタレート、1,3,5−トリス
(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシベン
ジル)イソシアヌレート、N,N′−ヘキサメチレンビ
ス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロ
キシアミド)、N−オクタデシル−3−(4′−ヒドロ
キシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフェノール)プロピ
オネート、テトラキス[メチレン−(3′,5′−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト]メタン、1,1′−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン、モノ(α−メチルベンゼン)フェ
ノール、ジ(α−メチルベンジル)フェノール、トリ
(α−メチルベンジル)フェノール、ビス(2′−ヒド
ロキシ−3′−t−ブチル−5′−メチルベンジル)4
−メチル−フェノール、2,5−ジ−t−アミルヒドロ
キノン、2,6−ジブチル−α−ジメチルアミノ−p−
クレゾール、2,5−ジ−t−ブチルヒドロキノン、
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルリン
酸のジエチルエステル、カテコール、ヒドロキノンなど
があげられる。
【0074】イオウ系老化防止剤としては、具体的に
は、2−メルカプトベンゾイミダゾール、2−メルカプ
トベンゾイミダゾールの亜鉛塩、2−メルカプトメチル
ベンゾイミダゾール、2−メルカプトメチルベンゾイミ
ダゾールの亜鉛塩、2−メルカプトメチルイミダゾール
の亜鉛塩、ジミリスチルチオジプロピオネート、ジラウ
リルチオジプロピオネート、ジステリアルチオジプロピ
オネート、ジトリデシルチオジプロピオネート、ペンタ
エリスリトール−テトラキス(β−ラウリル−チオプロ
ピオネート)などがあげられる。
【0075】これらの老化防止剤は単独で、あるいは2
種以上組み合せて用いることができる。このような老化
防止剤の配合量は、エチレン・α−オレフィン・非共役
ポリエンランダム共重合体ゴム(A)およびジエン系ゴ
ム(B)の合計100重量部に対して、通常0.1〜1
0重量部、好ましくは0.5〜5重量部とするのが望ま
しい。
【0076】加工助剤としては、一般的に加工助剤とし
てゴムに配合されるものを広く使用することができる。
具体的には、リシノール酸、ステアリン酸、パルチミン
酸、ラウリン酸などの酸、これら高級脂肪酸の塩たとえ
ばステアリン酸バリウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリ
ン酸カルシウムまたはエステル類などがあげられる。加
工助剤は、エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエン
ランダム共重合体ゴム(A)およびジエン系ゴム(B)
の合計100重量部に対して、10重量部以下、好まし
くは5重量部以下の量で適宜用いることができる。
【0077】本発明の加硫可能なゴム組成物を加熱によ
り加硫する場合は、加硫助剤(多官能性モノマー)を有
機過酸化物(C)1モルに対して0.5〜2モル、好ま
しくはほぼ等モルの量で併用することが好ましい。加硫
助剤としては、具体的には、イオウ、p−キノンジオキ
シムなどのキノンジオキシム系化合物;トリメチロール
プロパントリアクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート
などの(メタ)アクリレート系化合物;ジアリルフタレ
ート、トリアリルシアヌレートなどのアリル系化合物;
m−フェニレンビスマレイミドなどのマレイミド系化合
物;ジビニルベンゼンなどがあげられる。
【0078】ゴム組成物は、発泡剤、発泡助剤などの発
泡系を構成する化合物を含有する場合には、発泡成形す
ることができる。発泡剤としては、一般的にゴムを発泡
成形する際に用いられる発泡剤を広く使用することがで
き、具体的には、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、
重炭酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、亜硝酸アンモ
ニウムなどの無機発泡剤;N,N′−ジメチル−N,
N′−ジニトロソテレフタルアミド、N,N′−ジニト
ロソペンタメチレンテトラミンなどのニトロソ化合物;
アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル、
アゾシクロヘキシルニトリル、アゾジアミノベンゼン、
バリウムアゾジカルボキシレートなどのアゾ化合物;ベ
ンゼンスルホニルヒドラジド、トルエンスルホニルヒド
ラジド、p,p′−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒ
ドラジド)、ジフェニルスルホン−3,3′−ジスルホ
ニルヒドラジドなどのスルホニルヒドラジド化合物;カ
ルシウムアジド、4,4−ジフェニルジスルホニルアジ
ド、p−トルエンスルホニルアジドなどのアジド化合物
等があげられる。これらの中では、ニトロソ化合物、ア
ゾ化合物、アジド化合物が好ましい。
【0079】発泡剤は、エチレン・α−オレフィン・非
共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)およびジエン
系ゴム(B)の合計100重量部に対して0.5〜30
重量部、好ましくは1〜20重量部の量で用いることが
できる。このような量で発泡剤を含有するゴム組成物か
らは、見かけ比重0.03〜0.8g/cm3の発泡体
を製造することができる。
【0080】また、発泡剤とともに発泡助剤を用いるこ
ともでき、発泡助剤を併用すると、発泡剤の分解温度の
低下、分解促進、気泡の均一化などの効果がある。この
ような発泡助剤としては、サリチル酸、フタル酸、ステ
アリン酸、しゅう酸などの有機酸、尿素またはその誘導
体などがあげられる。発泡助剤は、エチレン・α−オレ
フィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)お
よびジエン系ゴム(B)の合計100重量部に対して
0.01〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量部の
量で用いることができる。
【0081】本発明の加硫可能なゴム組成物は、本発明
の目的で損なわない範囲で、公知の他のゴムとブレンド
して用いることができる。このような他のゴムとして
は、シリコーンゴム、エチレン・プロピレンランダム共
重合体ゴム(EPR)、前記のエチレン・α−オレフィ
ン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)以外の
エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエン共重合体、
例えばEPDMなどがあげられる。
【0082】また、スチレン系樹脂(PS)、アクリロ
ニトリル・スチレン系樹脂(AS)の耐衝撃性向上を目
的としてブレンドすると、既存EPTよりもグラフト効
率が高く、グラフト化が容易で、好適である。また、T
POの原料として用いても、既存EPTよりも有機過酸
化物の効率が高く好適である。
【0083】本発明の加硫可能なゴム組成物は、エチレ
ン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体
ゴム(A)、ジエン系ゴム(B)および有機過酸化物
(C)、ならびに上記のような他の成分から、一般的な
ゴム配合物の調製方法によって調製することができる。
たとえばバンバリーミキサー、ニーダー、インターミッ
クスのようなインターナルミキサー類を用いて、エチレ
ン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体
ゴム(A)およびジエン系ゴム(B)、ならびに他の成
分を80〜170℃の温度で3〜10分間混練した後、
有機過酸化物(C)および必要に応じて加硫助剤などを
加えて、オープンロールなどのロール類あるいはニーダ
ーを用いて、ロール温度40〜80℃で5〜30分間混
練した後、分出しすることにより調製することができ
る。このようにして通常リボン状またはシート状のゴム
組成物(配合ゴム)が得られる。上記のインターナルミ
キサー類での混練温度が低い場合には、有機過酸化物
(C)、加硫助剤、発泡剤などを同時に混練することも
できる。
【0084】本発明の加硫可能なゴム組成物から加硫物
(加硫ゴム)を得るには、上記のような未加硫のゴム組
成物を、通常押出成形機、カレンダーロール、プレス、
インジェクション成形機、トランスファー成形機など種
々の成形法によって所望形状に予備成形し、成形と同時
にまた成形物を加硫槽内に導入し、加熱して加硫するこ
とにより得ることができる。
【0085】上記加硫可能なゴム組成物を加熱により加
硫する場合、熱空気、ガラスビーズ流動床、UHF(極
超短波電磁波)、スチーム、LCM(熱溶融塩槽)など
の加熱形態の加熱槽を用いて、150〜270℃の温度
で1〜30分間加熱することが好ましい。
【0086】成形、加硫に際しては、金型を用いてもよ
く、また金型を用いないでもよい。金型を用いない場合
には、ゴム組成物は通常連続的に成形、加硫される。
【0087】本発明の加硫可能なゴム組成物から得られ
る加硫物は、加工性、強度特性(共加硫性)、耐候性、
耐オゾン性、および耐熱老化性に優れているので、タイ
ヤ、防振ゴム、振動部のカバー材、ラジエラーホース、
燃料ホース、ブレーキや燃料機器系、ランプソケットな
どのカバー材、ワイパーブレードなどの自動車工業部
品、ゴムロール、搬送用ベルト、伝動ベルト、タイミン
グベルト、油圧ホースなどの工業用ゴム部品、電線、電
気絶縁部品、半導電部品、アノードキャップ、コンデン
サーパッキンなどの電気・電子部品、ゴム引布、ルーフ
ィングシート、ガスホース、水道用パッキン、水道用ホ
ースなどの土木建築用品、雨具、輪ゴム、靴、ゴム手
袋、ラッテクス、ゴルフボールなどの家庭用品、断熱
材、クッション材、シーリング材等の用途に広く用いる
ことができる。
【0088】
【発明の効果】本発明の加硫可能なゴム組成物は、特定
のエチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム
共重合体ゴム、ジエン系ゴムおよび有機過酸化物を含
み、かつエチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンラ
ンダム共重合体ゴム(A)とジエン系ゴムとの重量比が
特定の範囲にあるので、加工性、強度特性(共加硫
性)、耐候性、耐オゾン性、および耐熱老化性に優れて
いる。
【0089】
【発明の実施の形態】以下、本発明の優れた効果を実施
例により説明するが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではない。測定方法は次の通りである。
【0090】《組成》共重合体の組成は13C−NMR法
で測定した。 《ヨウ素価》滴定法により求めた。 《極限粘度〔η〕》極限粘度〔η〕は135℃、デカリ
ン中で測定した。 《分子量分布》GPCにより求めた重量平均分子量Mw
/数平均分子量Mnの比で表した。 《γ2/γ1》100℃でのメルトフローカーブを求め、
0.4×106dyn/cm2を示すときのずり速度γ1
と2.4×106dyn/cm2を示すときのずり速度γ
2との比を求めた。 L/D=60mm/3mm 《有効網目鎖密度》JIS K 6258(1993
年)に従い、トルエンに37℃×72時間浸責させ、Fl
ory-Rehnerの式より有効網目鎖密度ν(個/cm3)を下
記式から算出した。 ν(個/cm3)={νR+ln(1-νR)+μνR 2} /
{−V0(νR 1/3−νR/2)} 〔ν(個/cm3):有効網目鎖密度であり、純ゴム1c
3中の有効網目鎖の数 νR:膨潤した加硫ゴム中における純ゴムの容積(純ゴ
ム容積+吸収した溶剤の容積)に対する純ゴムの容積分
率 μ:ゴム−溶剤の相互作用定数(0.49) V0:溶剤の分子容 サンプルの作製:ランダム共重合体100gに対し、ジ
クミルペルオキシド0.01モルを添加し、混練温度5
0℃で8インチオープンロールを用いて、SRISに記
載の方法により混練を行い、得られたサンプルを170
℃×10分間プレス加硫により作製した。〕 《γ2/γ1と架橋密度との関係》Log(γ2/γ1)/ν
を計算より求めた。
【0091】《ソックスレー抽出後の不溶解分量》前処
理として、試料約5gをルミナーにはさみ、160±5
℃のハンドプレスを用い、厚さ0.5mmのシートを作
製する。1〜2gを切り取り、1mm角以下の大きさに
切断する。ステンレス製のかごを秤量し、この時の重量
をAとする。ステンレス製のかごに上記試料を1±0.
1g採取し、秤量する。この時の重量をBとする。次
に、300mlの平底フラスコに沸石およびキシレン2
00mlを入れる。次に、コンデンサー用冷却水を通水
するとともに、シール用窒素を流す。次に、メッシュ3
25のフィルターによるソックスレー抽出器をセット
し、還流を開始する。次に、還流速度を4〜6分とし、
3時間抽出を行う。還流終了後、試料を取り出し、室温
のn−ヘプタン、アセトンで置換し、105℃で1時間
減圧乾燥する。1時間放冷後、試料を秤量し、この時の
重量をCとする。これらの重量から、次の計算式に基づ
いてソックスレー抽出後の不溶解分量を求める。 ソックスレー抽出後の不溶解分量(重量%)={(C−
B)/(B−A)}×100
【0092】製造例1 攪拌羽根を備えた実質内容積100 literのステンレス
製重合器(攪拌回転数=250rpm)を用いて、連続
的にエチレン・プロピレン・5−ビニル−2−ノルボル
ネンの3元共重合を行った。重合器側部より液相にヘキ
サンを60 liter/hr、エチレンを3.7kg/h
r、プロピレンを9.3kg/hr、および5−ビニル
−2−ノルボルネンを480g/hrの速度で供給し、
また水素を40 liter/hr、触媒としてVOCl3
45ミリモル/hr、Al(C252Clを225ミ
リモル/hr、およびAl(C251.5Cl1.5を45
ミリモル/hrの速度で連続的に供給した。共重合反応
は40℃で行った。
【0093】上記の条件で共重合反応を行い、エチレン
・プロピレン・5−ビニル−2−ノルボルネン共重合体
を均一な溶液状態として得た。重合溶液を重合器下部か
ら連続的に抜き出し、この重合溶液中に少量のメタノー
ルを添加して重合反応を停止させ、スチームストリッピ
ング処理にて共重合体を溶媒から分離したのち、55℃
で48hr真空乾燥を行った。このようにして得られた
共重合体のエチレン/プロピレンのモル比は68/3
2、極限粘度[η]は1.98dl/g、5−ビニル−
2−ノルボルネン含量はヨウ素価で10.0であった。
この共重合体のメルトフローカーブより求めたγ 2/γ1
は139.2、有効網目鎖密度νは31.2×1019
/cm3、Log(γ2/γ1)/νは0.069×10
-19であった。条件および結果を表1および表2に示
す。
【0094】製造例2〜4 表1に示す条件に変更した以外は製造例1と同様にして
共重合を行い、表2に示す共重合体を得た。
【0095】
【表1】 *1 VOCl3−Al(C25)2Cl/Al(C25)1.5Cl1.5 *2 VO(OC25)Cl2−Al(C25)1.5Cl1.5 *3 Et:C25 *4 C3:プロピレン *5 VNB:5−ビニル−2−ノルボルネン ENB:5−エチリデン−2−ノルボルネン
【0096】
【表2】 *1 共重合体中のエチレン/プロピレンのモル比 *2 有効網目鎖密度ν:単位は×1019個/cm3 *3 Log(γ1/γ2)/ν:単位は×10-19個/cm3
【0097】実施例1 まず、表3に示す配合剤を、容量1.7 literのバンバ
リーミキサー「(株)神戸製鋼所製」で混練した。混練
方法は、まずエチレン・α−オレフィン・非共役ポリエ
ンランダム共重合体ゴムを30秒間素練りし、ついで亜
鉛華、ステアリン酸、カーボンブラック、および軟化剤
としてオイルを入れ、2分間混練した。その後、ラムを
上昇させ掃除を行い、さらに1分間混練を行い、約12
0℃で排出し、配合物(1−1)を得た。この混練は充
填率70%で行った。また表4に示す配合剤を上記と同
様に混練して配合物(2−1)を得た。
【0098】上記配合物(1−1)を75重量部と、配
合物(2−1)を25重量部とを8インチロール(前ロ
ールの表面温度50℃、後ロールの表面温度50℃、前
ロールの回転数16rpm、後ロールの回転数18rp
m)に巻き付けて、ジクミルペルオキシド100%濃度
品(三井化学(株)製、商品名三井DCP、商標)1.
35重量部を加えて3分間混練した後、シート状に分出
しして160℃で20分間プレスし、厚み2mmの加硫
シートを調製した。
【0099】この加硫シートについて引張試験、硬さ試
験、永久歪み試験、耐オゾン性試験、耐油性試験、耐熱
老化性試験を行った。また、引張試験の引張強度から共
架橋性を算出した(図1参照)。また、JIS K63
01に準拠し、圧縮永久歪み測定用サンプルを160℃
で25分間加硫した。このサンプルを用いて圧縮永久歪
み試験を行った。これらの測定方法は、次の通りであ
る。結果を表5および表8に示す。
【0100】(1)引張特性 JIS K 6301に従って、測定温度25℃、引張速
度500mm/分の条件で引張試験を行い、加硫シート
の破断時の伸び(EB)および強度(TB)を測定した。 (2)硬さ試験 JIS K6301に準拠し、スプリング硬さ(Hs、
JIS A硬度)を求めた。 (3)永久歪み JIS K6301に準拠し、永久歪み(Ts)を求め
た。 (4)圧縮永久歪み JIS K6301に準拠。120℃で22時間老化さ
せた試験片について圧縮永久歪み(Cs)を求めた。
【0101】(5)老化特性 JIS K 6301に従い、加硫シートを120℃のオ
ーブン中に96時間入れて老化させた後、測定温度25
℃、引張速度500mm/分の条件で引張試験を行い、
加硫シートの破断時の伸び(EB)、強度(TB)および
硬さ(HA)を測定し、引張強さ保持率AR(TB)、伸び
保持率AR(EB)および硬さ変化(AH)を算出した。 (6)耐オゾン性試験 JIS K6301に準拠し、オゾン濃度80pph
m、測定温度40℃、伸張率0〜20%、周波数5Hz
の条件で行い、試験開始から1日後、2日後、4日後、
7日後、10日後の各時間の経過時のクラック発生状態
を観察し、評価を行った。 (7)耐油試験 JIS K6301に規定されている浸せき試験に準拠
して行い、試験片の体積変化率(△V、%)を求めた。
なお、試験油としてJIS 3号油を用いた。試験条件
は100℃、72時間である。
【0102】(8)共架橋性 エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共
重合体ゴム配合物(1)の重量%をx、ジエン系ゴム配
合物(2)の重量%をyとする。ここで、x+y=10
0%である。またエチレン・α−オレフィン・非共役ポ
リエンランダム共重合体ゴム配合物(1)の架橋後の引
張強度をA0、ジエン系ゴム配合物(2)の架橋後の引
張強度をB0とし、下式から共架橋性(%)を求めた。
【数4】共架橋性(%)={配合物(1)と配合物(2)を
x:yの比で混ぜた配合物の強度}×100/{(A0
× x/100) + (B0 × y/100)}
【0103】
【表3】 *1:表1および表2の製造例1のエチレン・プロピレ
ン・5−ビニル−2−ノルボルネン共重合体ゴム *2:堺化学工業(株)製、亜鉛華3号 *3:日本油脂(株)製、椿(商標) *4:東海カーボン(株)製、シースト3(商標) *5:日本サン石油(株)製、サンパー2280(商
標)
【0104】
【表4】 *1:アクリロニトリルブタジエンゴム、日本ゼオン
(株)製、1042AL(商標)、ムーニー粘度(ML
1+4(100℃))=46、ニトリル含量=33.5モル
%、ヨウ素価=約200g/100g *2:堺化学工業(株)製、亜鉛華1号 *3:日本油脂(株)製、椿(商標) *4:東海カーボン(株)製、シースト3(商標) *5:新日本理化(株)製、サンソサイザーnDOP
(商標)
【0105】実施例2 表5に示すように、配合物(1−1)を50重量部、配
合物(2−1)を50重量部に変更した以外は実施例1
と同様に行った。結果を表5および表8に示す。
【0106】実施例3 表5に示すように、配合物(1−1)を25重量部、配
合物(2−1)を75重量部に変更した以外は実施例1
と同様に行った。結果を表5および表8に示す。
【0107】比較例1 表5に示すように、配合物(2−1)を使用せず、配合
物(1−1)のみ100重量部使用した以外は実施例1
と同様に行った。結果を表5および表8に示す。
【0108】比較例2 表5に示すように、配合物(1−1)を使用せず、配合
物(2−1)のみ100重量部使用した以外は実施例1
と同様に行った。結果を表5および表8に示す。
【0109】比較例3 実施例1で用いたエチレン・α−オレフィン・非共役ポ
リエンランダム共重合体ゴム(A)の代わりに、表1お
よび表2の製造例3に示すポリマーを使用した以外は、
実施例1と同様にして配合物(1−2)を得た。表6に
示すように、この配合物(1−2)のみ100重量部使
用した以外は実施例1と同様に行った。結果を表6およ
び表9に示す。
【0110】比較例4 表6に示すように、配合物(1−2)を75重量部、配
合物(2−1)を25重量部に変更した以外は実施例1
と同様に行った。結果を表6および表9に示す。
【0111】比較例5 表6に示すように、配合物(1−2)を50重量部、配
合物(2−1)を50重量部に変更した以外は実施例1
と同様に行った。結果を表6および表9に示す。
【0112】比較例6 表6に示すように、配合物(1−2)を25重量部、配
合物(2−1)を75重量部に変更した以外は実施例1
と同様に行った。結果を表6および表9に示す。
【0113】比較例7 表6に示すように、ジクミルペルオキシドの配合量を
2.7重量部に変更した以外は比較例5と同様に行っ
た。結果を表6および表9に示す。
【0114】比較例8 表7に示すように、ジクミルペルオキシドの代わりに、
イオウを1.5重量部、N−シクロヘキシル−2−ベン
ゾチアジル・スルフェンアミド(三新化学(株)製、サ
ンセラーCM、商標)を1.2重量部配合した以外は比
較例1と同様に行った。結果を表7および表10に示
す。
【0115】比較例9 表7に示すように、ジクミルペルオキシドの代わりに、
イオウを1.5重量部、N−シクロヘキシル−2−ベン
ゾチアジル・スルフェンアミド(三新化学(株)製、サ
ンセラーCM、商標)を1.2重量部配合した以外は実
施例1と同様に行った。結果を表7および表10に示
す。
【0116】比較例10 表7に示すように、ジクミルペルオキシドの代わりに、
イオウを1.5重量部、N−シクロヘキシル−2−ベン
ゾチアジル・スルフェンアミド(三新化学(株)製、サ
ンセラーCM、商標)を1.2重量部配合した以外は実
施例2と同様に行った。結果を表7および表10に示
す。
【0117】比較例11 表7に示すように、ジクミルペルオキシドの代わりに、
イオウを1.5重量部、N−シクロヘキシル−2−ベン
ゾチアジル・スルフェンアミド(三新化学(株)製、サ
ンセラーCM、商標)を1.2重量部配合した以外は実
施例3と同様に行った。結果を表7および表10に示
す。
【0118】比較例12 表7に示すように、ジクミルペルオキシドの代わりに、
イオウを1.5重量部、N−シクロヘキシル−2−ベン
ゾチアジル・スルフェンアミド(三新化学(株)製、サ
ンセラーCM、商標)を1.2重量部配合した以外は比
較例2と同様に行った。結果を表7および表10に示
す。
【0119】
【表5】 *1 DCP100:ジクミルペルオキシド100重量%濃度品 *2 CZ:N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジル・スルフェンアミド *3 160℃、20分間加硫 *4 120℃×22hr
【0120】
【表6】 *1 DCP100:ジクミルペルオキシド100重量%濃度品 *2 CZ:N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジル・スルフェンアミド *3 160℃、20分間加硫 *4 120℃×22hr
【0121】
【表7】 *1 DCP100:ジクミルペルオキシド100重量%濃度品 *2 CZ:N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジル・スルフェンアミド *3 160℃、20分間加硫 *4 120℃×22hr
【0122】
【表8】 *1 耐熱老化性:ギアーオーブン、120℃、96h *2 耐オゾン性:40℃、80pphm、20%、n=2 *3 耐油性:JIS 3号油、100℃×70h
【0123】
【表9】 *1 耐熱老化性:ギアーオーブン、120℃、96h *2 耐オゾン性:40℃、80pphm、20%、n=2 *3 耐油性:JIS 3号油、100℃×70h
【0124】
【表10】 *1 耐熱老化性:ギアーオーブン、120℃、96h *2 耐オゾン性:40℃、80pphm、20%、n=2 *3 耐油性:JIS 3号油、100℃×70h
【0125】以上の結果を表11にまとめる。
【表11】 *1 共架橋性については図1を参照のこと。図1は横
軸を「EPT/NBR(%)」、縦軸を「実測TB/計
算TB(MPa)」とし、共架橋性を示したグラフであ
る。図1から、VNB−EPT/NBR/有機過酸化物
のゴム組成物は、共架橋性に優れていることは明らかで
ある。なお、表11の評価基準は次の通りである。
【0126】共架橋性 ◎:実測TB/計算TB=80〜100% ○:実測TB/計算TB=75〜90% △:実測TB/計算TB=70〜85% ×:実測TB/計算TB=50〜80% 圧縮永久歪み ◎:Csが10%以下 ○:Csが5%以上20%未満 △:Csが20%以上50%未満 ×:Csが50%以上 耐熱老化性 ◎:AR(EB)が90%以上 ○:AR(EB)が70%以上90%未満 △:AR(EB)が50%以上70%未満 ×:AR(EB)が50%未満 耐油性 ◎:ΔVが30〜100% ○:ΔVが40〜200% △:ΔVが50〜250% ×:ΔVが100%以上 耐オゾン性 ◎:96時間後の判定が「なし」 ○:96時間後の判定が「A−4」以上 △:96時間後の判定が「B−4」以上 ×:96時間後の判定が「切断」
【0127】表11からわかるように、実施例は共架橋
性、圧縮永久歪み、耐熱老化性、耐油性および耐オゾン
性の全てにおいて優れているが、前記式(1)または
(2)には含まれない5−エチリデン−2−ノルボルネ
ンを用いた比較例(有機過酸化物/ENB−EPT)
は、耐熱老化性および耐オゾン性を除く共架橋性、圧縮
永久歪み、および耐油性が実施例に比べて悪く、また前
記式(1)または(2)には含まれない5−エチリデン
−2−ノルボルネンを用い、かつ有機過酸化物の代わり
にイオウを用いた比較例(イオウ/ENB−EPT)
は、全ての特性が実施例に比べて悪い。
【0128】実施例4 まず、表12に示す配合剤を、容量1.7 literのバン
バリーミキサー「(株)神戸製鋼所製」で混練した。混
練方法は、まずエチレン・α−オレフィン・非共役ポリ
エンランダム共重合体ゴムを30秒間素練りし、ついで
亜鉛華、ステアリン酸、カーボンブラックおよび軟化剤
としてオイルを入れ、2分間混練した。その後、ラムを
上昇させ掃除を行い、さらに1分間混練を行い、約12
0℃で排出し、配合物(1−3)を得た。この混練は充
填率70%で行った。また表13に示す配合剤を上記と
同様に混練して配合物(2−2)を得た。
【0129】上記配合物(1−3)を80重量部と、配
合物(2−2)を20重量部とを8インチロール(前ロ
ールの表面温度50℃、後ロールの表面温度50℃、前
ロールの回転数16rpm、後ロールの回転数18rp
m)に巻き付けて、1,1−ビス(t−ブチルペルオキ
シ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン40%濃
度品(トリゴノックス29/40、化薬アクゾ(株)
製)6重量部およびエチレングリコールジメタクリレー
トを2重量部加えて3分間混練した後、シート状に分出
しして160℃で15分間プレスし、厚み2mmの加硫
シートを調製した。
【0130】この加硫シートについて引張試験、硬さ試
験、永久歪み試験、耐オゾン性試験、耐熱老化性試験、
アクロン摩耗性試験を行った。また、引張試験の引張強
度より共架橋性を算出した。さらに、JIS K630
1に準拠し、圧縮永久歪み測定用サンプルを160℃で
20分間加硫した。このサンプルを用いて圧縮永久歪み
試験を行った。これらの測定方法は、次の通りである。
結果を表14および表16に示す。
【0131】(1)引張特性 実施例1と同じ。 (2)硬さ試験 実施例1と同じ。 (3)永久歪み 実施例1と同じ。 (4)圧縮永久歪み JIS K6301に準拠。135℃で72時間老化さ
せた試験片および−25℃で70時間放置させた試験片
について圧縮永久歪み(Cs)を求めた。
【0132】(5)老化特性 JIS K 6301に従い、加硫シートを135℃のオ
ーブン中に72時間入れて老化させた後、測定温度25
℃、引張速度500mm/分の条件で引張試験を行い、
加硫シートの破断時の伸び(EB)、強度(TB)および
硬さ(HA)を測定し、引張強さ保持率AR(TB)、伸び
保持率AR(EB)および硬さ変化(AH)を算出した。 (6)耐オゾン性試験 実施例1と同じ。 (7)アクロン摩耗性試験 JIS k6264に準拠 ASTM D1630に準拠 (8)共架橋性 実施例1と同じ。
【0133】
【表12】 *1:表1および表2の製造例2のエチレン・プロピレ
ン・5−ビニル−2−ノルボルネン共重合体ゴム *2:堺化学工業(株)製、亜鉛華3号 *3:日本油脂(株)製、椿(商標) *4:東海カーボン(株)製、シーストSO(商標) *5:日鉱共石(株)製、P−200(商標)
【0134】
【表13】 *1:ブタジエンゴム、宇部興産(株)製、ウベポール
150(商標)、ムーニー粘度(ML1+4(100℃))
=43、1,4シス含量=98モル% *2:堺化学工業(株)製、亜鉛華3号 *3:日本油脂(株)製、椿(商標) *4:東海カーボン(株)製、シーストSO(商標) *5:日鉱共石(株)製、P−200(商標)
【0135】実施例5 表14に示すように、配合物(1−3)を50重量部、
配合物(2−2)を50重量部に変更した以外は実施例
4と同様に行った。結果を表14および表16に示す。
【0136】実施例6 表14に示すように、配合物(1−3)を20重量部、
配合物(2−2)を80重量部に変更した以外は実施例
4と同様に行った。結果を表14および表16に示す。
【0137】比較例13 表14に示すように、配合物(2−2)を使用せず、配
合物(1−3)のみ100重量部使用した以外は実施例
4と同様に行った。結果を表14および表16に示す。
【0138】比較例14 表14に示すように、配合物(1−3)を使用せず、配
合物(2−2)のみ100重量部使用した以外は実施例
4と同様に行った。結果を表14および表16に示す。
【0139】比較例15 実施例4で用いたエチレン・α−オレフィン・非共役ポ
リエンランダム共重合体ゴム(A)の代わりに、表1お
よび表2の製造例4に示すポリマーを使用した以外は、
実施例4と同様にして配合物(1−4)を得た。表15
に示すように、この配合物(1−4)のみ100重量部
使用した以外は実施例4と同様に行った。結果を表15
および表17に示す。
【0140】比較例16 表15に示すように、配合物(1−4)を80重量部、
配合物(2−2)を20重量部に変更した以外は実施例
4と同様に行った。結果を表15および表17に示す。
【0141】比較例17 表15に示すように、配合物(1−4)を50重量部、
配合物(2−2)を50重量部に変更した以外は実施例
4と同様に行った。結果を表15および表17に示す。
【0142】比較例18 表15に示すように、配合物(1−4)を20重量部、
配合物(2−2)を80重量部に変更した以外は実施例
4と同様に行った。結果を表15および表17に示す。
【0143】
【表14】 *1 TBPTMC:1,1−ビス(t−ブチルペルオキシ)−3,3,5− トリメチルシクロヘキサン *2 EGDMA:エチレングリコールジメタクリレート *3 160℃、15分間加硫 *4 135℃×72hr *5 −25℃×70hr
【0144】
【表15】 *1 TBPTMC:1,1−ビス(t−ブチルペルオキシ)−3,3,5− トリメチルシクロヘキサン *2 EGDMA:エチレングリコールジメタクリレート *3 160℃、15分間加硫 *4 135℃×72hr *5 −25℃×70hr
【0145】
【表16】 *1 耐熱老化性:ギアーオーブン、135℃×72h *2 耐オゾン性:40℃、80pphm、20%、n=2
【0146】
【表17】 *1 耐熱老化性:ギアーオーブン、135℃×72h *2 耐オゾン性:40℃、80pphm、20%、n=2
【0147】実施例7 まず、表18に示す配合剤を、容量1.7 literのバン
バリーミキサー「(株)神戸製鋼所製」で混練した。混
練方法は、まずエチレン・α−オレフィン・非共役ポリ
エンランダム共重合体ゴムを30秒間素練りし、ついで
亜鉛華、ステアリン酸、カーボンブラックおよび軟化剤
としてオイルを入れ、2分間混練した。その後、ラムを
上昇させ掃除を行い、さらに1分間混練を行い、約12
0℃で排出し、配合物(1−5)を得た。この混練は充
填率70%で行った。また表19に示す配合剤を上記と
同様に混練して配合物(2−3)を得た。
【0148】上記配合物(1−5)を70重量部と、配
合物(2−3)を30重量部とを8インチロール(前ロ
ールの表面温度50℃、後ロールの表面温度50℃、前
ロールの回転数16rpm、後ロールの回転数18rp
m)に巻き付けて、ジクミルペルオキシド(三井DCP
40C、三井化学(株)製、商標)4重量部を加えて3
分間混練した後、シート状に分出しして160℃で30
分間プレスし、厚み2mmの加硫シートを調製した。
【0149】この加硫シートについて引張試験、硬さ試
験、永久歪み試験、耐オゾン性試験、耐油性試験、耐熱
老化性試験、アクロン摩耗性試験を行った。また、引張
試験の引張強度より共架橋性を算出した。さらに、JI
S K6301に準拠し、圧縮永久歪み測定用サンプル
を160℃で35分間加硫した。このサンプルを用いて
圧縮永久歪み試験を行った。これらの測定方法は、次の
通りである。結果を表20および表22に示す。
【0150】(1)引張特性 実施例1と同じ。 (2)硬さ試験 実施例1と同じ。 (3)永久歪み 実施例1と同じ。 (4)圧縮永久歪み JIS K6301に準拠。100℃で22時間老化さ
せた試験片について圧縮永久歪み(Cs)を求めた。
【0151】(5)老化特性 JIS K 6301に従い、加硫シートを110℃のチ
ューブラー中に48時間入れて老化させた後、測定温度
25℃、引張速度500mm/分の条件で引張試験を行
い、加硫シートの破断時の伸び(EB)、強度(TB)お
よび硬さ(HA)を測定し、引張強さ保持率AR(TB)、
伸び保持率AR(EB)および硬さ変化(AH)を算出し
た。 (6)耐オゾン性試験 実施例1と同じ。 (7)耐油試験 JIS K6301に規定されている浸せき試験に準拠
して行い、試験片の体積変化率(△V、%)を求めた。
なお、試験油としてJIS 3号油を用いた。試験条件
は40℃、48時間である。 (8)アクロン摩耗性試験 実施例4と同じ。 (9)共架橋性 実施例1と同じ。
【0152】
【表18】 *1:表1および表2の製造例1のエチレン・プロピレ
ン・5−ビニル−2−ノルボルネン共重合体ゴム *2:堺化学工業(株)製、亜鉛華3号 *3:日本油脂(株)製、椿(商標) *4:東海カーボン(株)製、シースト3(商標) *5:日本サン石油(株)製、サンセン4240(商
標)
【0153】
【表19】 *1:スチレンブタジエンゴム、日本ゼオン(株)製、
1502(商標)、ムーニー粘度(ML1+4(100
℃))=42、結合スチレン=23.5% *2:堺化学工業(株)製、亜鉛華3号 *3:日本油脂(株)製、椿(商標) *4:東海カーボン(株)製、シースト3(商標) *5:日本サン石油(株)製、サンセン4240(商
標)
【0154】実施例8 表20に示すように、配合物(1−5)を50重量部、
配合物(2−3)を50重量部に変更した以外は実施例
7と同様に行った。結果を表20および表22に示す。
【0155】実施例9 表20に示すように、配合物(1−5)を30重量部、
配合物(2−3)を70重量部に変更した以外は実施例
7と同様に行った。結果を表20および表22に示す。
【0156】比較例19 表20に示すように、配合物(2−3)を使用しない
で、配合物(1−5)のみ100重量部使用した以外は
実施例7と同様に行った。結果を表20および表22に
示す。
【0157】比較例20 表20に示すように、配合物(1−5)を使用しない
で、配合物(2−3)のみ100重量部使用した以外は
実施例7と同様に行った。結果を表20および表22に
示す。
【0158】比較例21 実施例7で用いたエチレン・α−オレフィン・非共役ポ
リエンランダム共重合体ゴム(A)の代わりに、表1お
よび表2の製造例3のポリマーを使用した以外は、実施
例7と同様にして配合物(1−6)を得た。表21に示
すように、この配合物(1−6)のみ100重量部使用
した以外は実施例7と同様に行った。結果を表21およ
び表23に示す。
【0159】比較例22 表21に示すように、配合物(1−6)を70重量部、
配合物(2−3)を30重量部に変更した以外は実施例
7と同様に行った。結果を表21および表23に示す。
【0160】比較例23 表21に示すように、配合物(1−6)を50重量部、
配合物(2−3)を50重量部に変更した以外は実施例
7と同様に行った。結果を表21および表23に示す。
【0161】比較例24 表21に示すように、配合物(1−6)を30重量部、
配合物(2−3)を70重量部に変更した以外は実施例
7と同様に行った。結果を表21および表23に示す。
【0162】
【表20】 *1 DCP40:ジクミルペルオキシド40重量%濃度品 *2 160℃、30分間加硫 *3 100℃×22hr
【0163】
【表21】 *1 DCP40:ジクミルペルオキシド40重量%濃度品 *2 160℃、30分間加硫 *3 100℃×22hr
【0164】
【表22】 *1 耐熱老化性:チューブラー、110℃、48h *2 耐オゾン性:40℃、80pphm、20%、n=2 *3 耐油性:JIS 3号油、40℃×48h
【0165】
【表23】 *1 耐熱老化性:チューブラー、110℃、48h *2 耐オゾン性:40℃、80pphm、20%、n=2 *3 耐油性:JIS 3号油、40℃×48h
【0166】実施例10 まず、表24に示す配合剤を、容量1.7 literのバン
バリーミキサー「(株)神戸製鋼所製」で混練した。混
練方法は、まずエチレン・α−オレフィン・非共役ポリ
エンランダム共重合体ゴムを30秒間素練りし、ついで
亜鉛華、カーボンブラックおよび軟化剤としてオイルを
入れ、2分間混練した。その後、ラムを上昇させ掃除を
行い、さらに1分間混練を行い、約120℃で排出し、
配合物(1−7)を得た。この混練は充填率70%で行
った。また表25に示す配合剤を上記と同様に混練して
配合物(2−4)を得た。
【0167】上記配合物(1−7)を75重量部と、配
合物(2−4)を25重量部とを8インチロール(前ロ
ールの表面温度50℃、後ロールの表面温度50℃、前
ロールの回転数16rpm、後ロールの回転数18rp
m)に巻き付けて、ジクミルペルオキシド(三井DCP
40C、三井化学(株)製、商標)1.88重量部を加
えて3分間混練した後、シート状に分出しして150℃
で40分間プレスし、厚み2mmの加硫シートを調製し
た。
【0168】この加硫シートについて引張試験、硬さ試
験、永久歪み試験、耐オゾン性試験、耐油性試験、耐熱
老化性試験を行った。また、引張試験の引張強度から共
架橋性を算出した。さらに、JIS K6301に準拠
し、圧縮永久歪み測定用サンプルを150℃で45分間
加硫した。このサンプルを用いて圧縮永久歪み試験を行
った。これらの測定方法は、次の通りである。結果を表
26に示す。
【0169】(1)引張特性 実施例1と同じ。 (2)硬さ試験 実施例1と同じ。 (3)永久歪み 実施例1と同じ。 (4)圧縮永久歪み JIS K6301に準拠。100℃で70時間老化さ
せた試験片について圧縮永久歪み(Cs)を求めた。
【0170】(5)老化特性 JIS K 6301に従い、加硫シートを150℃のチ
ューブラー中に96時間入れて老化させた後、測定温度
25℃、引張速度500mm/分の条件で引張試験を行
い、加硫シートの破断時の伸び(EB)、強度(TB)お
よび硬さ(HA)を測定し、引張強さ保持率AR(TB)、
伸び保持率AR(EB)および硬さ変化(A H)を算出し
た。 (6)耐オゾン性試験 JIS K6301に準拠し、オゾン濃度1000pp
hm、測定温度40℃、伸張率0〜20%、周波数5H
zの条件で行い、試験開始から1日後、2日後の各時間
の経過時のクラック発生状態を観察し、評価を行った。 (7)耐油試験 JIS K6301に規定されている浸せき試験に準拠
して行い、試験片の体積変化率(△V、%)を求めた。
なお、試験油としてJIS 3号油を用いた。試験条件
は70℃、48時間である。 (8)共架橋性 実施例1と同じ。
【0171】
【表24】 *1:表1および表2の製造例1のエチレン・プロピレ
ン・5−ビニル−2−ノルボルネン共重合体ゴム *2:堺化学工業(株)製、亜鉛華3号 *3:東海カーボン(株)製、シースト3(商標) *4:日本サン石油(株)製、サンセン4240(商
標)
【0172】
【表25】 *1:クロロプレンゴム *2:堺化学工業(株)製、亜鉛華3号 *3:東海カーボン(株)製、シースト3(商標) *4:日本サン石油(株)製、サンセン4240(商
標)
【0173】実施例11 表26に示すように、配合物(1−7)を50重量部、
配合物(2−4)を50重量部に変更した以外は実施例
10と同様に行った。結果を表26に示す。
【0174】実施例12 表26に示すように、配合物(1−7)を25重量部、
配合物(2−4)を75重量部に変更した以外は実施例
10と同様に行った。結果を表26に示す。
【0175】比較例25 表26に示すように、配合物(2−4)を使用しない
で、配合物(1−7)のみ100重量部使用した以外は
実施例10と同様に行った。結果を表26に示す。
【0176】比較例26 表26に示すように、配合物(1−7)を使用しない
で、配合物(2−4)のみ100重量部使用した以外は
実施例10と同様に行った。結果を表26に示す。
【0177】比較例27 実施例10で用いたエチレン・α−オレフィン・非共役
ポリエンランダム共重合体ゴム(A)の代わりに、表1
および表2の製造例3のポリマーを使用した以外は、実
施例10と同様にして配合物(1−8)を得た。表27
に示すように、この配合物(1−8)のみ100重量部
使用した以外は実施例10と同様に行った。結果を表2
7に示す。
【0178】比較例28 表27に示すように、配合物(1−8)を75重量部、
配合物(2−4)を25重量部に変更した以外は実施例
10と同様に行った。結果を表27に示す。
【0179】比較例29 表27に示すように、配合物(1−8)を50重量部、
配合物(2−4)を50重量部に変更した以外は実施例
10と同様に行った。結果を表27に示す。
【0180】比較例30 表27に示すように、配合物(1−8)を25重量部、
配合物(2−4)を75重量部に変更した以外は実施例
10と同様に行った。結果を表27に示す。
【0181】
【表26】 *1 DCP100:ジクミルペルオキシド100重量%濃度品 *2 150℃、40分間加硫 *3 100℃×70hr *4 耐熱老化性:チューブラー、150℃、96h *5 耐オゾン性:40℃、1000pphm、20%、n=2 *6 耐油性:JIS 3号油、70℃×48h
【0182】
【表27】 *1 DCP100:ジクミルペルオキシド100重量%濃度品 *2 150℃、40分間加硫 *3 100℃×70hr *4 耐熱老化性:チューブラー、150℃、96h *5 耐オゾン性:40℃、1000pphm、20%、n=2 *6 耐油性:JIS 3号油、70℃×48h
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例および比較例の結果を示すグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 義治 千葉県市原市千種海岸3番地 三井化学株 式会社内 (72)発明者 神田 拓 千葉県市原市千種海岸3番地 三井化学株 式会社内 (72)発明者 川崎 雅昭 千葉県市原市千種海岸3番地 三井化学株 式会社内 Fターム(参考) 4J002 AC01X AC02X AC03X AC06X AC07X AC08X AC09X AC10X BB15W BN06W CD20W EK016 EK036 EK056 EK066 FD010 FD020 FD070 FD146 FD150 FD320 GC00 GC01 GJ02 GL00 GM00 GM01 GN00 GN01 GQ00 GQ01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)エチレン(a−1)と、炭素数3
    〜20のα−オレフィン(a−2)と、下記式(1)ま
    たは(2)で表される少なくとも一種の末端ビニル基含
    有ノルボルネン化合物(a−3)とからなるエチレン・
    α−オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴ
    ム、 (B)ジエン系ゴム、および (C)有機過酸化物を含み、かつ前記エチレン・α−オ
    レフィン・非共役ポリエンランダム共重合体ゴム(A)
    と前記ジエン系ゴム(B)との重量比〔(A)/
    (B)〕が1/99〜99/1である加硫可能なゴム組
    成物。 【化1】 [式(1)中、nは0〜10の整数であり、R1は水素
    原子または炭素数1〜10のアルキル基、R2は水素原
    子または炭素数1〜5のアルキル基である。式(2)
    中、R3は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基
    である。]
  2. 【請求項2】 エチレン・α−オレフィン・非共役ポリ
    エンランダム共重合体ゴム(A)が、 《1》エチレン(a−1)と炭素数3〜20のα−オレ
    フィン(a−2)とのモル比(エチレン/α−オレフィ
    ン)が40/60〜95/5の範囲にあり、 《2》ヨウ素価が0.5〜50の範囲にあり、 《3》135℃のデカリン溶液中で測定される極限粘度
    〔η〕が0.5〜10dl/gの範囲にある請求項1記
    載の加硫可能なゴム組成物。
  3. 【請求項3】 エチレン・α−オレフィン・非共役ポリ
    エンランダム共重合体ゴム(A)が、 《1》エチレン(a−1)と炭素数3〜20のα−オレ
    フィン(a−2)とのモル比(エチレン/α−オレフィ
    ン)が40/60〜95/5の範囲にあり、 《2》ヨウ素価が0.5〜50の範囲にあり、 《3》135℃デカリン溶液中で測定される極限粘度
    〔η〕が0.5〜10dl/gの範囲にあり、 《4》GPCで測定される分子量分布(Mw/Mn)が
    3〜50であり、 《5》エチレン・α−オレフィン・非共役ポリエンラン
    ダム共重合体ゴム(A)100gに対してジクミルペル
    オキシド0.01molを用いて170℃×10分間プ
    レス架橋したときの有効網目鎖密度νが1.5×1020
    個/cm3以上であり、 《6》100℃でのメルトフローカーブから求めた0.
    4×106dyn/cm2を示すときのずり速度γ1と、
    2.4×106dyn/cm2を示すときのずり速度γ2
    との比γ2/γ1、および上記《5》の有効網目鎖密度ν
    が下記数式(I) 【数1】 0.04×10-19 ≦ Log(γ2/γ1)/ν ≦ 0.20×10-19 …(I) を満たす請求項1または2記載の加硫可能なゴム組成
    物。
  4. 【請求項4】 エチレン・α−オレフィン・非共役ポリ
    エンランダム共重合体ゴム(A)は、ソックスレー抽出
    (キシレン、3時間、メッシュ:325)後の不溶解分
    が1重量%以下である請求項1ないし3のいずれかに記
    載の加硫可能なゴム組成物。
  5. 【請求項5】 エチレン・α−オレフィン・非共役ポリ
    エンランダム共重合体ゴム(A)は、下記式(3)で表
    される可溶性バナジウム化合物または下記式(4)で表
    されるハロゲン化バナジウム化合物と、下記式(5)で
    表される有機アルミニウム化合物とを主成分として含有
    する触媒を用いて、重合温度30〜60℃、重合圧力4
    〜12kgf/cm2(ゲージ圧)、エチレン(a−
    1)と末端ビニル基含有ノルボルネン化合物(a−3)
    との供給量のモル比(末端ビニル基含有ノルボルネン化
    合物/エチレン)が 0.01 ≦ 末端ビニル基含有ノルボルネン化合物/エ
    チレン ≦ 0.2 を満たす条件で、エチレン(a−1)、炭素数3〜20
    のα−オレフィン(a−2)、および末端ビニル基含有
    ノルボルネン化合物(a−3)を共重合したものである
    請求項1ないし4のいずれかに記載の加硫可能なゴム組
    成物。 VO(OR1n1 3-n …(3) VX2 4 …(4) (式(3)中、R1は炭化水素基、X1はハロゲン原子で
    あり、0≦n≦3を満たす。式(4)中、X2はハロゲ
    ン原子である。) R2 mAlX3 3-m …(5) (式(5)中、R2は炭化水素基、X3はハロゲン原子で
    あり、0<m<3を満たす。)
  6. 【請求項6】 ジエン系ゴム(B)がブタジエンゴム
    (BR)、スチレン・ブタジエン共重合体ゴム(SB
    R)、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム、クロロプレ
    ンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(N
    BR)、アクリロニトリルイソプレンゴム(NIR)、
    アクリロニトリルブタジエンイソプレンゴム(NBI
    R)、アクリル酸を導入したカルボキシル化NBR(X
    NBR)またはこれらの混合物である請求項1ないし5
    のいずれかに記載の加硫可能なゴム組成物。
  7. 【請求項7】 エチレン・α−オレフィン・非共役ポリ
    エンランダム共重合体ゴム(A)およびジエン系ゴム
    (B)の合計100gに対して、有機過酸化物(C)
    0.001〜0.05モルを含有する請求項1ないし6
    のいずれかに記載の加硫可能なゴム組成物。
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