WO2026018896A1 - エピタキシャル基板および半導体素子 - Google Patents
エピタキシャル基板および半導体素子Info
- Publication number
- WO2026018896A1 WO2026018896A1 PCT/JP2025/025576 JP2025025576W WO2026018896A1 WO 2026018896 A1 WO2026018896 A1 WO 2026018896A1 JP 2025025576 W JP2025025576 W JP 2025025576W WO 2026018896 A1 WO2026018896 A1 WO 2026018896A1
- Authority
- WO
- WIPO (PCT)
- Prior art keywords
- substrate
- channel layer
- epitaxial
- layer
- concentration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
高抵抗のIII族元素窒化物基板を用いて、性能に優れた高電子移動度トランジスタ素子を提供する。本発明の実施形態によるエピタキシャル基板は、遷移元素がドープされたIII族元素窒化物で構成され、互いに対向する上面および下面を有する下地基板と、前記下地基板の前記上面に形成されたエピタキシャル層とを有し、前記エピタキシャル層は、前記下地基板側からチャネル層およびバリア層を有し、前記チャネル層の厚さは0.8μm以上であり、前記チャネル層の上面から深さ0.5μmの部位における遷移元素濃度と、前記チャネル層の上面から深さ0.15μmの部位から深さ0.50μmの部位にかけての炭素濃度の平均値との和が、7×1015cm-3以上1×1016cm-3未満である。
Description
本発明は、エピタキシャル基板および半導体素子に関する。
III族元素窒化物は、直接遷移型の広いバンドギャップを有し、高い絶縁破壊電界、高い飽和電子速度を有することから、例えば、高周波/ハイパワーの電子デバイス用の半導体材料として開発が活発に行われている。III族元素窒化物を用いた半導体素子として、例えば、高電子移動度トランジスタ(HEMT)素子が挙げられる。
近年、下地基板としてIII族元素窒化物基板を用い、この下地基板上にHEMT構造を有するHEMT素子の開発が進められている。HEMT構造を積層するIII族元素窒化物基板は高抵抗であることが望まれている。高抵抗のIII族元素窒化物基板としては、例えば特許文献1に開示されている。
しかし、上記高抵抗のIII族元素窒化物基板を用いて得たHEMT素子は、性能が十分でない場合がある。例えば、リーク電流が大きいHEMT素子が得られる場合がある。また、最大電流が十分でないHEMT素子が得られる場合がある。
上記に鑑み、本発明は、高抵抗のIII族元素窒化物基板を用いて、性能に優れたHEMT素子を提供することを主たる目的とする。
1.本発明の実施形態によるエピタキシャル基板は、遷移元素がドープされたIII族元素窒化物で構成され、互いに対向する上面および下面を有する下地基板と、前記下地基板の前記上面に形成されたエピタキシャル層とを有し、前記エピタキシャル層は、前記下地基板側からチャネル層およびバリア層を有し、前記チャネル層の厚さは0.8μm以上であり、前記チャネル層の上面から深さ0.5μmの部位における遷移元素濃度と、前記チャネル層の上面から深さ0.15μmの部位から深さ0.50μmの部位にかけての炭素濃度の平均値との和が、7×1015cm-3以上1×1016cm-3未満である。
2.上記1に記載のエピタキシャル基板において、上記チャネル層の上記上面から深さ0.2μmの部位から深さ0.5μmの部位までの遷移元素濃度の平均値をT(cm-3)とし、上記下地基板の遷移元素濃度をS(cm-3)とし、上記チャネル層の厚さをD(μm)とし、上記チャネル層の上面からの深さをd(μm)としたとき、上記チャネル層は下記式(1)に近似される領域を有してもよい。
T=S×10^(k(D-d))・・・(1)
ここで、kの単位はμm-1である。
3.上記2に記載のエピタキシャル基板において、上記係数kは6.5以下であってもよい。
4.上記2または3に記載のエピタキシャル基板において、上記係数kは6.0以下であってもよい。
5.上記2から4のいずれかに記載のエピタキシャル基板において、上記係数kは4.5以上であってもよい。
6.上記2から5のいずれかに記載のエピタキシャル基板において、上記遷移元素濃度Tが5×1016cm-3から5×1017cm-3の範囲において、上記式に近似されてもよい。
7.上記1から6のいずれかに記載のエピタキシャル基板において、上記チャネル層の厚さは2μm以下であってもよい。
8.上記1から7のいずれかに記載のエピタキシャル基板において、上記下地基板は窒化ガリウムを含んでもよい。
9.上記1から8のいずれかに記載のエピタキシャル基板において、上記下地基板の上記遷移元素濃度は1×1018cm-3以上1×1019cm-3以下であってもよい。
10.本発明の別の実施形態による半導体素子は、上記1から9のいずれかに記載のエピタキシャル基板と、前記エピタキシャル基板のエピタキシャル層上に設けられたソース電極、ドレイン電極およびゲート電極と、を備える。
2.上記1に記載のエピタキシャル基板において、上記チャネル層の上記上面から深さ0.2μmの部位から深さ0.5μmの部位までの遷移元素濃度の平均値をT(cm-3)とし、上記下地基板の遷移元素濃度をS(cm-3)とし、上記チャネル層の厚さをD(μm)とし、上記チャネル層の上面からの深さをd(μm)としたとき、上記チャネル層は下記式(1)に近似される領域を有してもよい。
T=S×10^(k(D-d))・・・(1)
ここで、kの単位はμm-1である。
3.上記2に記載のエピタキシャル基板において、上記係数kは6.5以下であってもよい。
4.上記2または3に記載のエピタキシャル基板において、上記係数kは6.0以下であってもよい。
5.上記2から4のいずれかに記載のエピタキシャル基板において、上記係数kは4.5以上であってもよい。
6.上記2から5のいずれかに記載のエピタキシャル基板において、上記遷移元素濃度Tが5×1016cm-3から5×1017cm-3の範囲において、上記式に近似されてもよい。
7.上記1から6のいずれかに記載のエピタキシャル基板において、上記チャネル層の厚さは2μm以下であってもよい。
8.上記1から7のいずれかに記載のエピタキシャル基板において、上記下地基板は窒化ガリウムを含んでもよい。
9.上記1から8のいずれかに記載のエピタキシャル基板において、上記下地基板の上記遷移元素濃度は1×1018cm-3以上1×1019cm-3以下であってもよい。
10.本発明の別の実施形態による半導体素子は、上記1から9のいずれかに記載のエピタキシャル基板と、前記エピタキシャル基板のエピタキシャル層上に設けられたソース電極、ドレイン電極およびゲート電極と、を備える。
本発明の実施形態によれば、性能に優れたHEMT素子を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図面は説明をより明確にするため、実施の形態に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、図面については、同一または同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略することがある。
A.エピタキシャル基板
図1は本発明の1つの実施形態に係るエピタキシャル基板の概略の構成を示す模式的な断面図である。エピタキシャル基板100は、板状であり、下地基板10とエピタキシャル層20とを有している。エピタキシャル基板100は、互いに対向する第一主面(上面)11および第二主面(下面)12を有する下地基板10と、下地基板10の第一主面11に形成されたエピタキシャル層20と、を有している。エピタキシャル基板100は、下地基板10上にエピタキシャル層20をエピタキシャル成長させることにより得ることができる。エピタキシャル層20は、下地基板10側からチャネル層21とバリア層22とが積層された積層構造を有している。
図1は本発明の1つの実施形態に係るエピタキシャル基板の概略の構成を示す模式的な断面図である。エピタキシャル基板100は、板状であり、下地基板10とエピタキシャル層20とを有している。エピタキシャル基板100は、互いに対向する第一主面(上面)11および第二主面(下面)12を有する下地基板10と、下地基板10の第一主面11に形成されたエピタキシャル層20と、を有している。エピタキシャル基板100は、下地基板10上にエピタキシャル層20をエピタキシャル成長させることにより得ることができる。エピタキシャル層20は、下地基板10側からチャネル層21とバリア層22とが積層された積層構造を有している。
エピタキシャル基板100は、任意の適切な形状で製造され得る。1つの実施形態においては、円盤状に(いわゆるウェハの形態で)製造される。エピタキシャル基板100のサイズは、目的に応じて適切に設定され得る。例えば、ウェハの直径は50mm~200mmである。エピタキシャル基板100は、結晶方位(例えば、ウェハの結晶方位)を示すため、その一部にオリエンテーションフラットやノッチが形成されていてもよい。
A-1.下地基板
下地基板10の厚さは、例えば250μm以上800μm以下である。下地基板10は、III族元素窒化物結晶で構成されたIII族元素窒化物基板である。III族元素窒化物を構成するIII族元素としては、例えば、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)、インジウム(In)が用いられる。これらは単独で、または、二種以上組み合わせて用いられ得る。III族元素窒化物の具体例としては、窒化アルミニウム(AlxN)、窒化ガリウム(GayN)、窒化インジウム(InzN)、窒化アルミニウムガリウム(AlxGayN)、窒化ガリウムインジウム(GayInzN)、窒化アルミニウムインジウム(AlxInzN)、窒化アルミニウムガリウムインジウム(AlxGayInzN)が挙げられる。なお、括弧内の各化学式において、代表的には、x+y+z=1である。
下地基板10の厚さは、例えば250μm以上800μm以下である。下地基板10は、III族元素窒化物結晶で構成されたIII族元素窒化物基板である。III族元素窒化物を構成するIII族元素としては、例えば、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)、インジウム(In)が用いられる。これらは単独で、または、二種以上組み合わせて用いられ得る。III族元素窒化物の具体例としては、窒化アルミニウム(AlxN)、窒化ガリウム(GayN)、窒化インジウム(InzN)、窒化アルミニウムガリウム(AlxGayN)、窒化ガリウムインジウム(GayInzN)、窒化アルミニウムインジウム(AlxInzN)、窒化アルミニウムガリウムインジウム(AlxGayInzN)が挙げられる。なお、括弧内の各化学式において、代表的には、x+y+z=1である。
下地基板10は、半絶縁性であり得る。下地基板10の抵抗率は、例えば1×105Ω・cm以上1×1014Ω・cm以下であり、好ましくは1×106Ω・cm以上であり、より好ましくは1×107Ω・cm以上である。抵抗率は、例えば、電荷量時間変化により求めることができる。電荷量時間変化によれば、基板を破壊することなく抵抗率を求めることができる。具体的には、基板をプローブとステージから構成されるキャパシター内に挿入してパルス電圧を印加し、基板の電荷量の時間変化を測定し、測定値から抵抗率を算出する。この際、プローブは基板に接触しないため、オーミック性接触電極を形成することなく抵抗率を求めることができる。なお、プローブの空間分解能は1mm~10mm程度であり得る。抵抗率の求め方については、例えば、非特許文献である「R. Stibal et al., “Contactless evaluation of semi-insulating GaAs wafer resistivity using the time-dependent charge measurement” Semiconductor Science and Technology 6 p995 (1991)」に記載されている。
下地基板10は、III族元素以外の元素がドープされている。具体的には、III族元素窒化物は、ドーパントとしてIII族元素以外の元素を含む。下地基板10は、III族元素以外の元素がドープされていることにより、上記抵抗率を良好に満足し得る。上記ドーパントとしては、好ましくは、鉄(Fe)、マンガン(Mn)、亜鉛(Zn)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)等の遷移元素が用いられる。これらは単独で、または、二種以上組み合わせて用いられ得る。これらの中でも、鉄、マンガンが好ましく用いられ、より好ましくはマンガンが用いられる。
下地基板10における遷移元素の存在量(単位:atoms/cm3)は、任意の適切な値に設定され得る。下地基板10における遷移元素の存在量(単位:atoms/cm3)は、以下、単に、遷移元素濃度(単位:cm-3)と称する場合がある。下地基板10の遷移元素濃度は、例えば6×1017cm-3以上であり、好ましくは7×1017cm-3以上であり、より好ましくは8×1017cm-3以上であり、さらに好ましくは9×1017cm-3以上であり、特に好ましくは1×1018cm-3以上である。下地基板10の遷移元素濃度は、例えば1×1020cm-3以下であり、好ましくは5×1019cm-3以下であり、より好ましくは3×1019cm-3以下であり、さらに好ましくは1×1019cm-3以下である。1つの実施形態においては、遷移元素濃度は、鉄濃度とマンガン濃度の合計であってもよく、鉄濃度またはマンガン濃度であってもよい。
上記III族元素窒化物結晶においては、代表的には、<0001>方向がc軸方向であり、<1-100>方向がm軸方向であり、<11-20>方向がa軸方向である。また、c軸に直交する結晶面はc面であり、m軸に直交する結晶面はm面であり、a軸に直交する結晶面はa面である。1つの実施形態においては、III族元素窒化物基板10の厚さ方向はc軸に平行または略平行であり、第一主面11は(0001)面側のIII族元素極性面であり、第二主面12は(000-1)面側の窒素極性面である。第一主面11は、(0001)面に平行であってもよく、(0001)面に対して傾斜していてもよい。第一主面11の(0001)面に対する傾斜角は、例えば10°以下であり、5°以下であってもよく、2°以下であってもよく、1°以下であってもよい。第二主面12は、(000-1)面に平行であってもよく、(000-1)面に対して傾斜していてもよい。第二主面12の(000-1)面に対する傾斜角は、例えば10°以下であり、5°以下であってもよく、2°以下であってもよく、1°以下であってもよい。
下地基板を構成するIII族元素窒化物基板は、例えば、育成用基板と種結晶膜とを有する種結晶基板の種結晶膜上にIII族元素以外の元素がドープされたIII族元素窒化物結晶を育成することにより得ることができる。
図2Aから図2Cは、1つの実施形態に係るIII族元素窒化物基板の製造工程を示す図である。図2Aは、互いに対向する上面31aおよび下面31bを有する育成用基板31の上面31aに種結晶膜32が成膜され、種結晶基板33が完成した状態を示している。
上記育成用基板としては、例えば、所望の形状・サイズを有するIII族元素窒化物基板を製造可能な形状・サイズを有する基板が用いられる。代表的には、育成用基板は、直径50mm~200mmの円盤状とされる。育成用基板の厚さは、例えば200μm~800μmである。育成用基板は、代表的には、単結晶体で構成される。育成用基板を構成する材料としては、例えば、サファイア、結晶配向性アルミナ、シリコン、酸化ガリウム、窒化アルミニウムガリウム、ガリウム砒素、炭化ケイ素が挙げられる。
上記種結晶膜の厚さは、例えば0.2μm以上である。III族元素窒化物結晶育成時のメルトバックや消失を防止する観点から、種結晶膜の厚さは、1μm以上であることが好ましく、より好ましくは2μm以上である。一方、種結晶膜の厚さは、生産性の観点から、10μm以下であることが好ましく、より好ましくは5μm以下である。種結晶膜を構成する材料としては、代表的には、III族元素窒化物が用いられる。III族元素窒化物の詳細は上述のとおりである。
種結晶膜は、任意の適切な方法により成膜され得る。種結晶膜の成膜方法としては、代表的には、気相成長法が用いられる。気相成長法の具体例としては、有機金属化学気相成長(MOCVD:Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法、ハイドライド気相成長(HVPE)法、パルス励起堆積(PXD)法、分子線エピタキシー(MBE)法、蒸着法、昇華法が挙げられる。これらの中でも、MOCVD法が好ましく用いられる。
上記MOCVD法による種結晶膜の成膜は、例えば、第一形成工程および第二形成工程をこの順に含む。具体的には、第一形成工程では温度T1(例えば、450℃~550℃)にて育成用基板上に図示しない第一の層(低温成長緩衝層)を成膜し、第二形成工程では温度T1よりも高い温度T2(例えば、1000℃~1200℃)にて図示しない第二の層を成膜する。第一の層の厚さは、例えば20nm~50nmである。第二の層の厚さは、例えば1μm~5μmである。
次に、種結晶基板33の種結晶膜32上にIII族元素窒化物結晶を育成してIII族元素窒化物結晶層34を形成し、図2Bに示すように積層基板35を得る。所望のIII族元素窒化物基板の厚さに応じて、III族元素窒化物結晶の育成の程度(III族元素窒化物結晶層34の厚さ)は調整され得る。III族元素窒化物結晶の育成方向としては、用途、目的等に応じて、任意の適切な方向が選択され得る。具体例として、上記c面、a面、m面それぞれの法線方向、上記c面、a面、m面に対して傾斜した面の法線方向が挙げられる。
III族元素窒化物結晶の育成方法としては、上記種結晶膜の結晶方位に概ね倣った結晶方位を達成し得る方法であれば、特に限定されない。III族元素窒化物結晶の育成方法の具体例としては、有機金属化学気相成長(MOCVD)法、ハイドライド気相成長(HVPE)法、パルス励起堆積(PXD)法、分子線エピタキシー(MBE)法、昇華法等の気相成長法;フラックス法、アモノサーマル法、水熱法、ゾルゲル法等の液相成長法が挙げられる。これらは単独で、または、二種以上組み合わせて用いられ得る。
好ましくは、III族元素窒化物結晶の育成方法として、フラックス法(例えば、Naフラックス法)が採用される。このような育成方法の詳細は、例えば、特許第5451085号公報に記載されており、適宜、記載された育成方法の各種条件を調整して育成してもよい。具体的には、III族元素窒化物結晶の育成は、高圧窒素ガスを供給可能な耐圧容器と、この耐圧容器内で回転可能な回転台と、この回転台に載置される外容器とを備える結晶製造装置を用いて、各種条件を調整して行うことができる。
フラックス法によるIII族元素窒化物結晶の育成は、代表的には、育成容器としての坩堝を用いて行われる。具体的には、坩堝内の所定の位置に上記種結晶基板が配置され、さらに、原料が充填される。種結晶基板が配置された坩堝は、代表的には、蓋をした状態で、窒素を含む雰囲気下、所定の圧力・温度下に置かれ、育成処理に供される。
上記原料は、例えば、フラックス、III族元素、および、ドーパントを含む融液組成物である。フラックスは、アルカリ金属とアルカリ土類金属の少なくとも一方を含むことが好ましく、より好ましくは金属ナトリウムを含む。代表的には、フラックスと金属原料物質とを混合して使用する。金属原料物質としては、単体金属、合金、金属化合物等が用いられ得るが、取扱いの観点から、単体金属が好ましく用いられる。
上記坩堝(蓋を含む)としては、フラックス法に用いられ得る任意の適切な材質で形成され得る。坩堝の材質としては、例えば、アルミナ、イットリア、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)が挙げられる。また、坩堝の材質は、単結晶であってもよく、多結晶(セラミックス)であってもよい。セラミックスは、HIP処理などで相対密度を高めた、いわゆる透光性を持たせたものであってよい。
育成は、上述のとおり、窒素を含む雰囲気下で行われ得る。育成雰囲気は、窒素に加えて、他のガスを含み得る。他のガスとしては、アルゴン、ヘリウム、ネオン等の不活性ガスが好ましく用いられる。
育成時の雰囲気の圧力は、任意の適切な圧力に設定され得る。育成時の雰囲気の圧力は、例えば、フラックスの蒸発を防止する観点から、例えば1MPa以上であり、2MPa以上であってもよく、3MPa以上であってもよい。一方、育成時の雰囲気の圧力は、例えば、育成装置が大がかりとなるのを防止する観点から、例えば50MPa以下であり、10MPa以下であってもよい。
育成時の雰囲気の温度は、任意の適切な温度に設定され得る。育成時の雰囲気の温度は、好ましくは700℃~1000℃であり、より好ましくは800℃~900℃である。1つの実施形態においては、育成時の雰囲気の温度を調整することにより、上記所望の酸素濃度が達成され得る。
育成は、例えば、上記融液組成物中への高圧窒素ガスの溶解を促進する観点から、下地基板(坩堝)を回転させながら行うことが好ましい。例えば、蓋をした坩堝を上記結晶製造装置の外容器に収容して回転台の上に載置し、この状態で、回転台を回転(例えば、自転)させることにより坩堝を回転させる。
III族元素窒化物結晶の育成後、図2Cに示すように、III族元素窒化物結晶(III族元素窒化物結晶層34)から育成用基板31を除去して、自立基板36を得る。代表的には、図示するように、自立基板36は、III族元素窒化物結晶層34および種結晶膜32を含み得る。例えば、育成用基板31からIII族元素窒化物結晶層34を分離して、自立基板36を得る。III族元素窒化物結晶は、任意の適切な方法により育成用基板から分離され得る。III族元素窒化物結晶の分離方法としては、例えば、III族元素窒化物結晶の育成後の降温工程において下地基板との熱収縮差を利用して育成用基板から自発分離させる方法、ケミカルエッチングにより分離する方法、レーザー光照射によるレーザリフトオフ法が挙げられる。また例えば、育成用基板31を研削して除去する方法、ワイヤソー等を用いてスライスする方法などにより、自立基板を得てもよい。
自立基板36は、そのまま上記III族元素窒化物基板とされ得るが、代表的には、自立基板36に対して任意の適切な加工を行い、上記III族元素窒化物基板を得る。
上記自立基板に対して行う加工の一例としては、周縁部の研削加工(例えば、ダイヤモンド砥石を用いた研削加工)が挙げられる。代表的には、研削により、上記所望の形状・サイズ(例えば、所望の直径を有する円盤状)となるように加工する。
上記自立基板に対して行う加工の別の例としては、主面(上面、下面)の研削、研磨(例えば、ラップ研磨、化学機械研磨(CMP))等の加工が挙げられる。代表的には、研削および研磨により、所望の厚さとなるように薄板化および平坦化する。1つの実施形態においては、主面の加工により種結晶膜32は除去され、III族元素窒化物結晶層34のみ(単一の結晶成長層のみ)の状態とされ得る。
また、例えば、上記自立基板に対して行う加工としては、外周エッジの面取り、研削や研磨により表面に生じた加工変質層の除去、加工変質層に起因し得る残留応力の除去が挙げられる。1つの実施形態においては、上記種々の加工により、III族元素窒化物基板10の主面(例えば、III族元素極性面)は、エピレディ面に仕上げられる。
A-2.エピタキシャル層
チャネル層21およびバリア層22を構成する材料としては、それぞれ、III族元素窒化物結晶が採用され得る。III族元素窒化物を構成するIII族元素としては、例えば、Ga(ガリウム)、Al(アルミニウム)、In(インジウム)が用いられる。これらは単独で、または、二種以上組み合わせて用いられ得る。1つの実施形態においては、チャネル層21は、好ましくは、窒化ガリウムで構成される。そして、バリア層22は、好ましくは、窒化アルミニウムガリウム、窒化アルミニウムインジウムおよび窒化アルミニウムインジウムガリウムから選択される少なくとも一つで構成される。
チャネル層21およびバリア層22を構成する材料としては、それぞれ、III族元素窒化物結晶が採用され得る。III族元素窒化物を構成するIII族元素としては、例えば、Ga(ガリウム)、Al(アルミニウム)、In(インジウム)が用いられる。これらは単独で、または、二種以上組み合わせて用いられ得る。1つの実施形態においては、チャネル層21は、好ましくは、窒化ガリウムで構成される。そして、バリア層22は、好ましくは、窒化アルミニウムガリウム、窒化アルミニウムインジウムおよび窒化アルミニウムインジウムガリウムから選択される少なくとも一つで構成される。
エピタキシャル層20(チャネル層21およびバリア層22)は、下地基板10に結晶をエピタキシャル成長させることにより形成され得る。エピタキシャル層20の結晶方位と下地基板10の結晶方位とは、実質的に揃い得る。また、エピタキシャル層20のオフ方位(オフ角の方向)と下地基板10のオフ方位とは、実質的に揃い得る。エピタキシャル層20のオフ角と下地基板10のオフ角とは、実質的に一致し得る。
エピタキシャル層20(チャネル層21およびバリア層22)の形成方法(成長方法)としては、代表的には、気相成長法が用いられる。気相成長法の具体例としては、有機金属化学気相成長(MOCVD:Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法、ハイドライド気相成長(HVPE)法、パルス励起堆積(PXD)法、分子線エピタキシー(MBE)法、蒸着法、昇華法が挙げられる。これらの中でも、MOCVD法が好ましく用いられる。この場合、エピタキシャル層20の成長温度は、例えば800℃以上1300℃以下であり、好ましくは1000℃以上1200℃以下である。
例えば、MOCVD法により、チャネル層21およびバリア層22を形成する場合、III族元素源として有機金属(MO)原料ガスが用いられ得る。例えば、MOCVD法により、チャネル層21として窒化ガリウム層を形成し、バリア層22として窒化アルミニウムガリウム層を形成する場合、Ga源およびAl源として、それぞれ、トリメチルガリウム(TMG)およびトリメチルアルミニウム(TMA)が用いられ得る。そして、窒素源として、アンモニアガスが用いられ得る。また、キャリアガスとして、水素ガスまたは窒素ガスの少なくとも一つが用いられ得る。
チャネル層21の厚さは、0.8μm以上であり、好ましくは0.9μm以上であり、より好ましくは1.0μm以上であり、さらに好ましくは1.1μm以上である。一方で、チャネル層21の厚さは、例えば3μm以下、好ましくは2μm以下であり、より好ましくは1.5μm以下であり、さらに好ましくは1.3μm以下である。バリア層22の厚さは、例えば2nm~40nmであり、好ましくは5nm~25nmである。
チャネル層21は、下地基板10に含まれ得る遷移元素を含み得る。具体的には、チャネル層21の成長時に下地基板10から遷移元素が拡散し得る。この拡散は、例えば、チャネル層21の成長温度が高い程、促進される傾向にある。チャネル層21における遷移元素の存在量(濃度)は、チャネル層21の上面21a側に行く程、少なくなる傾向にある。チャネル層21において、チャネル層21とバリア層22との界面付近に2次元電子ガス(2DEG:two-dimensional electron gas)が発生し得、2DEGが発生し得る領域において遷移元素の存在量は少ないことが好ましい。一方で、チャネル層21の上面21aから深さ0.5μmの部位における遷移元素濃度は、例えば5×1014cm-3以上1×1016cm-3未満であり得、好ましくは7×1014cm-3以上9×1015cm-3以下であり、より好ましくは1×1015cm-3以上8×1015cm-3以下である。1つの実施形態においては、チャネル層21の厚さを、例えば1.0μm以上1.5μm以下とすることにより、このような遷移元素濃度の分布を良好に達成することができる。
チャネル層21は、炭素を含み得る。チャネル層21に含まれる炭素は、例えば、チャネル層21の成長に用いられる原料に由来する。チャネル層21における炭素の存在量(炭素濃度)は、チャネル層21の成長温度が高い程、少なくなる傾向にある。よって、チャネル層21の成長条件を調整することにより、チャネル層21における炭素の存在量およびその分布を制御することができる。チャネル層21の上面21aから深さ0.15μmの部位から深さ0.50μmの部位にかけての炭素濃度の平均値は、例えば3×1015cm-3以上1×1016cm-3未満であり得、好ましくは3×1015cm-3以上8×1015cm-3以下である。
チャネル層21における炭素濃度の分布として、1つの実施形態においては、チャネル層21は、深さ方向(厚さ方向)において均一な炭素濃度の領域を有する。ここで、均一な炭素濃度の領域とは、炭素濃度のバラツキが±15%の範囲内である領域をいう。例えば、チャネル層21の上面21aから深さ0.15μmの部位から深さ0.50μmの部位にかけての炭素濃度のバラツキは±15%の範囲内である。また、深さ方向(厚さ方向)は、下地基板10の上面11に対して実質的に垂直な方向を意味する。
チャネル層21の上面21aから深さ0.5μmの部位における遷移元素濃度とチャネル層21の上面21aから深さ0.15μmの部位から深さ0.50μmの部位にかけての炭素濃度の平均値との和(以下、単に「濃度の和」と称する場合がある)は、7×1015cm-3以上である。このような濃度の和によれば、得られるHEMT素子において、リーク電流を抑制することができる。リーク電流の発生は、下地基板10とエピタキシャル層20との界面付近に存在し得るSi濃度の高い領域が原因の一つとして考えられる。具体的には、下地基板10にエピタキシャル層20を成長させる前に、下地基板10の上面11に付着したシリコン(Si)が、エピタキシャル成長後に下地基板10とエピタキシャル層20との界面に蓄積されたまま残留してSi濃度の高い領域が形成され、下地基板10とエピタキシャル層20との界面で電流が漏れ出すと考えられる。上述のように、チャネル層21において遷移元素および炭素を敢えて存在させることにより、リーク電流を抑制することができる。なお、Si濃度の高い領域は、例えば、二次イオン質量分析法(SIMS)により確認することができる。
チャネル層21の上面21aから深さ0.5μmの部位における遷移元素濃度とチャネル層21の上面21aから深さ0.15μmの部位から深さ0.50μmの部位にかけての炭素濃度の平均値との和は、1×1016cm-3未満であり、好ましくは9×1015cm-3以下である。このような濃度の和によれば、得られるHEMT素子において、高い最大電流を得ることができる。
チャネル層21における遷移元素濃度の分布として、1つの実施形態においては、チャネル層21は、チャネル層21の遷移元素濃度をT(cm-3)とし、下地基板10の上面11から深さ0.2μmの部位から深さ0.5μmの部位までの遷移元素濃度の平均値をS(cm-3)とし、チャネル層21の厚さをD(μm)とし、チャネル層21の上面21aからの深さをd(μm)としたとき、T=S×10^(k(D-d))で表される式に近似される領域を有し得る。ここで、kの単位はμm-1である。例えば、遷移元素濃度Tが5×1016cm-3から5×1017cm-3の範囲において、上記式に良好に近似され得る。
上記式中の係数kは、線形の傾きを示し、例えば、下地基板10の遷移元素濃度、チャネル層21の成長条件(例えば、成長温度、成長時間)によって変化し得る。係数kは、好ましくは6.5以下であり、6.0以下であってもよい。一方で、係数kは、好ましくは4.5以上である。
B.HEMT素子
図3は、本発明の1つの実施形態に係るHEMT素子の概略の構成を示す模式的な断面図である。HEMT素子200は、エピタキシャル基板100と、エピタキシャル基板100のチャネル層21とバリア層22を有するエピタキシャル層20上に設けられたソース電極23とドレイン電極24とゲート電極25とを備える。これらの電極は、それぞれに、十数nm~百数十nm程度の厚さを有する金属電極であり得る。上記エピタキシャル基板を用いたHEMT素子は、性能(例えば、出力特性)に優れ得る
図3は、本発明の1つの実施形態に係るHEMT素子の概略の構成を示す模式的な断面図である。HEMT素子200は、エピタキシャル基板100と、エピタキシャル基板100のチャネル層21とバリア層22を有するエピタキシャル層20上に設けられたソース電極23とドレイン電極24とゲート電極25とを備える。これらの電極は、それぞれに、十数nm~百数十nm程度の厚さを有する金属電極であり得る。上記エピタキシャル基板を用いたHEMT素子は、性能(例えば、出力特性)に優れ得る
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例によって限定されるものではない。
[実験例1]
(種結晶基板の作製)
直径4インチのc面サファイア基板を複数枚準備し、それぞれのサファイア基板上に、MOCVD法により厚さ2μmの窒化ガリウム膜を成膜して種結晶基板を作製した。
(種結晶基板の作製)
直径4インチのc面サファイア基板を複数枚準備し、それぞれのサファイア基板上に、MOCVD法により厚さ2μmの窒化ガリウム膜を成膜して種結晶基板を作製した。
(窒化ガリウム結晶の育成)
窒化ガリウム結晶の育成は、高圧窒素ガスを供給可能な耐圧容器と、この耐圧容器内で回転可能な回転台と、この回転台に載置される外容器と、この外容器を所望の温度環境下に置くための結晶育成炉とを備える結晶製造装置により行った。
得られた種結晶基板を、窒素雰囲気のグローブボックス内で、アルミナ坩堝内に配置した。次に、40gの金属ガリウムと80gの金属ナトリウムと、ドープ元素としてマンガン0.01g~0.10gをグローブボックス内でそれぞれ融解して坩堝内に充填し、種結晶基板をフラックス融液に浸漬し、アルミナ板で蓋をした。このようにして、マンガンの充填量が異なる4個の坩堝を準備した。
準備した坩堝をステンレス製の内容器に入れ、さらにこの内容器を収容可能なステンレス製の外容器に入れて、窒素導入パイプの付いた蓋で外容器を閉じた。この状態で、外容器を結晶製造装置内に配置されている回転台の上に載置し、結晶製造装置の耐圧容器に蓋をして密閉した。
次いで、加熱ヒーター部を操作して、結晶製造装置内の結晶育成炉の温度が均一に850℃になるように加熱しながら、4MPaになるまで窒素ガスボンベから耐圧容器内に窒素ガスを導入し、外容器を水平回転させた。この状態を35時間保持し、窒化ガリウム結晶を成長させた。
その後、室温まで自然冷却して大気圧にまで減圧した後、アルミナ坩堝の蓋を開けたところ、成長させた窒化ガリウム結晶とサファイア基板とが自然剥離した状態であった。こうして、直径4インチで厚さ1mmの窒化ガリウム結晶を得た。
窒化ガリウム結晶の育成は、高圧窒素ガスを供給可能な耐圧容器と、この耐圧容器内で回転可能な回転台と、この回転台に載置される外容器と、この外容器を所望の温度環境下に置くための結晶育成炉とを備える結晶製造装置により行った。
得られた種結晶基板を、窒素雰囲気のグローブボックス内で、アルミナ坩堝内に配置した。次に、40gの金属ガリウムと80gの金属ナトリウムと、ドープ元素としてマンガン0.01g~0.10gをグローブボックス内でそれぞれ融解して坩堝内に充填し、種結晶基板をフラックス融液に浸漬し、アルミナ板で蓋をした。このようにして、マンガンの充填量が異なる4個の坩堝を準備した。
準備した坩堝をステンレス製の内容器に入れ、さらにこの内容器を収容可能なステンレス製の外容器に入れて、窒素導入パイプの付いた蓋で外容器を閉じた。この状態で、外容器を結晶製造装置内に配置されている回転台の上に載置し、結晶製造装置の耐圧容器に蓋をして密閉した。
次いで、加熱ヒーター部を操作して、結晶製造装置内の結晶育成炉の温度が均一に850℃になるように加熱しながら、4MPaになるまで窒素ガスボンベから耐圧容器内に窒素ガスを導入し、外容器を水平回転させた。この状態を35時間保持し、窒化ガリウム結晶を成長させた。
その後、室温まで自然冷却して大気圧にまで減圧した後、アルミナ坩堝の蓋を開けたところ、成長させた窒化ガリウム結晶とサファイア基板とが自然剥離した状態であった。こうして、直径4インチで厚さ1mmの窒化ガリウム結晶を得た。
その後、窒化ガリウム結晶のサファイア基板からの剥離面およびその反対側の面を、ダイヤモンド砥粒を用いて研磨して平坦化し、直径4インチで厚さ0.4mmのMnドープ窒化ガリウム基板を得た。具体的には、マンガン濃度が異なる4種類(A:1×1018cm-3、B:2×1018cm-3、C:5×1018cm-3、D:1×1019cm-3)の窒化ガリウム基板を得た。なお、各窒化ガリウム基板のマンガン濃度は、下記の方法により測定した値である。
<窒化ガリウム基板のマンガン濃度の測定>
得られた基板から20mm×20mmのサイズの測定サンプルを切り出し、二次イオン質量分析法(SIMS)によりマンガン(Mn)濃度を測定した。測定条件は以下のとおりである。なお、上記Mn濃度は、下記測定範囲におけるMn濃度の平均値である。
(測定条件)
・二次イオン質量分析計の種類:扇形磁場型
・一次イオンの種類:O2 +
・測定範囲:基板表面(エピタキシャル成長面側の表面)から深さ0.2μmの部位から深さ0.5μmの部位まで
・検出下限:5×1014cm-3
得られた基板から20mm×20mmのサイズの測定サンプルを切り出し、二次イオン質量分析法(SIMS)によりマンガン(Mn)濃度を測定した。測定条件は以下のとおりである。なお、上記Mn濃度は、下記測定範囲におけるMn濃度の平均値である。
(測定条件)
・二次イオン質量分析計の種類:扇形磁場型
・一次イオンの種類:O2 +
・測定範囲:基板表面(エピタキシャル成長面側の表面)から深さ0.2μmの部位から深さ0.5μmの部位まで
・検出下限:5×1014cm-3
(エピタキシャル基板の作製)
MOCVD法により、得られた窒化ガリウム基板の主面に、窒化ガリウム層(チャネル層)および窒化アルミニウムガリウム層(バリア層)をこの順にエピタキシャル成長させて、エピタキシャル基板を作製した。具体的には、得られた窒化ガリウム基板をMOCVD装置炉内のサセプターに配置した。MOCVD炉内を水素ガスと窒素ガスの混合フローとし、炉内圧力0.3atmにて1100℃~1200℃の範囲内の所定温度まで昇温した。所定温度に到達後、アンモニアガスとGa原料ガスであるトリメチルガリウム(TMG)を用いて1μmの窒化ガリウム層を成膜した。その後、1200℃まで昇温し、さらにAl原料ガスであるトリメチルアルミニウム(TMA)を加えて20nmの窒化アルミニウムガリウム層(AlとGaの組成比0.2:0.8)を成膜し、エピタキシャル基板を作製した。その後、室温まで基板温度を下げて大気圧に復圧した後、MOCVD炉からエピタキシャル基板を取り出した。
MOCVD法により、得られた窒化ガリウム基板の主面に、窒化ガリウム層(チャネル層)および窒化アルミニウムガリウム層(バリア層)をこの順にエピタキシャル成長させて、エピタキシャル基板を作製した。具体的には、得られた窒化ガリウム基板をMOCVD装置炉内のサセプターに配置した。MOCVD炉内を水素ガスと窒素ガスの混合フローとし、炉内圧力0.3atmにて1100℃~1200℃の範囲内の所定温度まで昇温した。所定温度に到達後、アンモニアガスとGa原料ガスであるトリメチルガリウム(TMG)を用いて1μmの窒化ガリウム層を成膜した。その後、1200℃まで昇温し、さらにAl原料ガスであるトリメチルアルミニウム(TMA)を加えて20nmの窒化アルミニウムガリウム層(AlとGaの組成比0.2:0.8)を成膜し、エピタキシャル基板を作製した。その後、室温まで基板温度を下げて大気圧に復圧した後、MOCVD炉からエピタキシャル基板を取り出した。
[実験例2]
窒化ガリウム層の成膜時間を1.2倍にして1.2μmの窒化ガリウム層を成膜したこと以外は実験例1と同様にして、エピタキシャル基板を得た。
窒化ガリウム層の成膜時間を1.2倍にして1.2μmの窒化ガリウム層を成膜したこと以外は実験例1と同様にして、エピタキシャル基板を得た。
[実験例3]
窒化ガリウム層の成膜時間を1.5倍にして1.5μmの窒化ガリウム層を成膜したこと以外は実験例1と同様にして、エピタキシャル基板を得た。
窒化ガリウム層の成膜時間を1.5倍にして1.5μmの窒化ガリウム層を成膜したこと以外は実験例1と同様にして、エピタキシャル基板を得た。
<評価>
実験例1、実験例2および実験例3で得られた各エピタキシャル基板について下記の評価を行った。実験例1で得られた各エピタキシャル基板についての評価結果を表1に示し、実験例2で得られた各エピタキシャル基板についての評価結果を表2に示し、実験例3で得られた各エピタキシャル基板についての評価結果を表3に示す。また、代表して、実験例1のサンプルB-3(窒化ガリウム基板のMn濃度2×1018cm-3、窒化ガリウム層の成膜温度条件3)のエピタキシャル基板のSIMSの測定結果を図4に示す。図4において、縦軸は濃度T(cm-3)であり、横軸はチャネル層の上面からの深さd(μm)である。なお、チャネル層上面付近においては、濃度測定においてノイズが確認され得る。
実験例1、実験例2および実験例3で得られた各エピタキシャル基板について下記の評価を行った。実験例1で得られた各エピタキシャル基板についての評価結果を表1に示し、実験例2で得られた各エピタキシャル基板についての評価結果を表2に示し、実験例3で得られた各エピタキシャル基板についての評価結果を表3に示す。また、代表して、実験例1のサンプルB-3(窒化ガリウム基板のMn濃度2×1018cm-3、窒化ガリウム層の成膜温度条件3)のエピタキシャル基板のSIMSの測定結果を図4に示す。図4において、縦軸は濃度T(cm-3)であり、横軸はチャネル層の上面からの深さd(μm)である。なお、チャネル層上面付近においては、濃度測定においてノイズが確認され得る。
1.マンガン濃度および炭素濃度
得られたエピタキシャル基板の中央部から20mm×20mmのサイズの測定サンプルを切り出し、二次イオン質量分析法(SIMS)によりマンガン(Mn)濃度および炭素(C)濃度を求めた。測定条件は以下のとおりである。
(測定条件)
・二次イオン質量分析計の種類:扇形磁場型
・一次イオンの種類:O2 +(マンガン測定時)、Cs-(炭素測定時)
・測定範囲:表面から深さ5μmまで
・検出下限:5×1014cm-3(マンガン測定時)、3×1015cm-3(炭素測定時)
得られたエピタキシャル基板の中央部から20mm×20mmのサイズの測定サンプルを切り出し、二次イオン質量分析法(SIMS)によりマンガン(Mn)濃度および炭素(C)濃度を求めた。測定条件は以下のとおりである。
(測定条件)
・二次イオン質量分析計の種類:扇形磁場型
・一次イオンの種類:O2 +(マンガン測定時)、Cs-(炭素測定時)
・測定範囲:表面から深さ5μmまで
・検出下限:5×1014cm-3(マンガン測定時)、3×1015cm-3(炭素測定時)
各表に示すMn濃度(cm-3)はチャネル層の上面から深さ0.5μmの部位におけるMn濃度を示し、C濃度(cm-3)はチャネル層の上面から深さ0.15μmの部位から深さ0.50μmの部位にかけてのC濃度の平均値を示し、和(cm-3)はこれらの和である。
各表に示すMn濃度の傾きkは、チャネル層21のMn濃度をT(cm-3)とし、チャネル層21の厚さをD(μm)とし、チャネル層21の上面21aからの深さをd(μm)とし、上記窒化ガリウム基板のMn濃度をS(cm-3)とし、5×1016≦T≦5×1017の範囲で抽出したTとdの数値を用いてT=S×10^(k(D-d))で表される式に最小二乗近似法を適用することにより求めた。
2.トランジスタ素子の特性
(トランジスタ素子の作製)
次に、得られたエピタキシャル基板を用いてトランジスタ素子を作製した。エピタキシャル基板への電極の形成に先立ち、得られたエピタキシャル基板に、パッシベーション膜として厚さ10nmの酸化ケイ素膜を成膜した。続いて、フォトリソグラフィにより、ソース電極、ドレイン電極およびゲート電極の形成予定箇所の酸化ケイ素膜をエッチングにより除去した。
次に、フォトリソグラフィと反応性イオンエッチング(RIE)法とを用い、得られる各トランジスタ素子の境界となる部位を深さ400nm程度までエピタキシャル成長層をエッチング除去した。
次に、エピタキシャル成長層上にフォトレジストを塗布し、フォトリソグラフィによりソース電極およびドレイン電極が形成される領域に開口を形成し、真空蒸着法によりTi、Al、NiおよびAuの金属膜を、それぞれ、15nm、220nm、40nm、75nmの膜厚で順次成膜し多層構造を形成した。その後、有機溶剤や剥離液に基板を浸漬させ、リフトオフによりフォトレジスト膜を除去してソース電極およびドレイン電極を得た。次いで、オーミック性金属パターン電極となり得るソース電極およびドレイン電極のオーミック性を向上させる観点から、基板を、窒素ガス雰囲気中にて700℃で30秒間の熱処理に供した。
続いて、ソース電極およびドレイン電極の形成と同様、フォトリソグラフィと真空蒸着法を用いて、Ptの金属膜を15nmの膜厚にて成膜し、ショットキー性金属パターン電極となり得るゲート電極を形成した。
こうして、ゲート幅が1mm、ソースとゲートとの間隔が0.5μm、ゲートとドレインとの間隔が7.5μm、ゲート長が1.5μmの電極が形成されたトランジスタ素子を作製した。
(トランジスタ素子の作製)
次に、得られたエピタキシャル基板を用いてトランジスタ素子を作製した。エピタキシャル基板への電極の形成に先立ち、得られたエピタキシャル基板に、パッシベーション膜として厚さ10nmの酸化ケイ素膜を成膜した。続いて、フォトリソグラフィにより、ソース電極、ドレイン電極およびゲート電極の形成予定箇所の酸化ケイ素膜をエッチングにより除去した。
次に、フォトリソグラフィと反応性イオンエッチング(RIE)法とを用い、得られる各トランジスタ素子の境界となる部位を深さ400nm程度までエピタキシャル成長層をエッチング除去した。
次に、エピタキシャル成長層上にフォトレジストを塗布し、フォトリソグラフィによりソース電極およびドレイン電極が形成される領域に開口を形成し、真空蒸着法によりTi、Al、NiおよびAuの金属膜を、それぞれ、15nm、220nm、40nm、75nmの膜厚で順次成膜し多層構造を形成した。その後、有機溶剤や剥離液に基板を浸漬させ、リフトオフによりフォトレジスト膜を除去してソース電極およびドレイン電極を得た。次いで、オーミック性金属パターン電極となり得るソース電極およびドレイン電極のオーミック性を向上させる観点から、基板を、窒素ガス雰囲気中にて700℃で30秒間の熱処理に供した。
続いて、ソース電極およびドレイン電極の形成と同様、フォトリソグラフィと真空蒸着法を用いて、Ptの金属膜を15nmの膜厚にて成膜し、ショットキー性金属パターン電極となり得るゲート電極を形成した。
こうして、ゲート幅が1mm、ソースとゲートとの間隔が0.5μm、ゲートとドレインとの間隔が7.5μm、ゲート長が1.5μmの電極が形成されたトランジスタ素子を作製した。
以上のように作製したトランジスタ素子について、ドレイン電流密度およびゲートリーク電流を測定した。具体的には、ソース・ドレイン間電圧として+8Vを印加し、ゲート電圧を+3Vとしたときに、ソース・ドレイン間に流れる電流からドレイン電流密度を求めた。また、ソース・ドレイン間電圧として+8Vを印加し、ゲート電圧を-6Vとしてオフ状態にしたときに、ソース・ドレイン間に流れる電流からリーク電流密度を求めた。
各エピタキシャル基板から得られたトランジスタ素子について、下記の基準で評価した。
(判定基準)
○:ドレイン電流密度が1000mA/mm2を超える
×:ドレイン電流密度が1000mA/mm2以下
○:リーク電流密度が1μA/mm2未満
×:リーク電流密度が1μA/mm2以上
各エピタキシャル基板から得られたトランジスタ素子について、下記の基準で評価した。
(判定基準)
○:ドレイン電流密度が1000mA/mm2を超える
×:ドレイン電流密度が1000mA/mm2以下
○:リーク電流密度が1μA/mm2未満
×:リーク電流密度が1μA/mm2以上
本発明の実施形態によるエピタキシャル基板は、例えば、半導体デバイスに適用され得る。
10 下地基板(III族元素窒化物基板)、11 第一主面(上面)、12 第二主面(下面)、31 育成用基板、31a 上面、31b 下面、32 種結晶膜、33 種結晶基板、34 III族元素窒化物結晶層、35 積層基板、36 自立基板、20 エピタキシャル層、21 チャネル層、22 バリア層、23 ソース電極、24 ドレイン電極、25 ゲート電極、100 エピタキシャル基板、200 HEMT素子。
Claims (10)
- 遷移元素がドープされたIII族元素窒化物で構成され、互いに対向する上面および下面を有する下地基板と、前記下地基板の前記上面に形成されたエピタキシャル層とを有し、
前記エピタキシャル層は、前記下地基板側からチャネル層およびバリア層を有し、
前記チャネル層の厚さは0.8μm以上であり、
前記チャネル層の上面から深さ0.5μmの部位における遷移元素濃度と、前記チャネル層の上面から深さ0.15μmの部位から深さ0.50μmの部位にかけての炭素濃度の平均値との和が、7×1015cm-3以上1×1016cm-3未満である、
エピタキシャル基板。 - 前記チャネル層の遷移元素濃度をT(cm-3)とし、前記下地基板の前記上面から深さ0.2μmの部位から深さ0.5μmの部位までの遷移元素濃度の平均値をS(cm-3)とし、前記チャネル層の厚さをD(μm)とし、前記チャネル層の上面からの深さをd(μm)としたとき、前記チャネル層は下記式(1)に近似される領域を有する、請求項1に記載のエピタキシャル基板:
T=S×10^(k(D-d))・・・(1)
ここで、kの単位はμm-1である。 - 前記係数kは6.5以下である、請求項2に記載のエピタキシャル基板。
- 前記係数kは6.0以下である、請求項2に記載のエピタキシャル基板。
- 前記係数kは4.5以上である、請求項2に記載のエピタキシャル基板。
- 前記遷移元素濃度Tが5×1016cm-3から5×1017cm-3の範囲において、前記式に近似される、請求項2に記載のエピタキシャル基板。
- 前記チャネル層の厚さは2μm以下である、請求項1に記載のエピタキシャル基板。
- 前記下地基板は窒化ガリウムを含む、請求項1に記載のエピタキシャル基板。
- 前記下地基板の前記遷移元素濃度は1×1018cm-3以上1×1019cm-3以下である、請求項1に記載のエピタキシャル基板。
- 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のエピタキシャル基板と、
前記エピタキシャル基板のエピタキシャル層上に設けられたソース電極、ドレイン電極およびゲート電極と、
を備える、半導体素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2025564401A JP7797756B1 (ja) | 2024-07-18 | 2025-07-17 | エピタキシャル基板および半導体素子 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024-114867 | 2024-07-18 | ||
| JP2024114867 | 2024-07-18 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| WO2026018896A1 true WO2026018896A1 (ja) | 2026-01-22 |
Family
ID=98437371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| PCT/JP2025/025576 Pending WO2026018896A1 (ja) | 2024-07-18 | 2025-07-17 | エピタキシャル基板および半導体素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| WO (1) | WO2026018896A1 (ja) |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013115362A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Hitachi Ltd | 窒化物半導体ダイオード |
| WO2017077806A1 (ja) * | 2015-11-02 | 2017-05-11 | 日本碍子株式会社 | 半導体素子用エピタキシャル基板、半導体素子、および、半導体素子用エピタキシャル基板の製造方法 |
| JP2018041786A (ja) * | 2016-09-06 | 2018-03-15 | 富士通株式会社 | 半導体結晶基板、半導体装置、半導体結晶基板の製造方法及び半導体装置の製造方法 |
| JP2023519637A (ja) * | 2020-12-24 | 2023-05-11 | 蘇州能訊高能半導体有限公司 | 半導体装置のエピタキシャル構造、装置及びエピタキシャル構造の製造方法 |
| WO2023176744A1 (ja) * | 2022-03-14 | 2023-09-21 | 三菱ケミカル株式会社 | GaNエピタキシャル基板 |
| WO2024004016A1 (ja) * | 2022-06-28 | 2024-01-04 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置 |
| JP2024015770A (ja) * | 2022-07-25 | 2024-02-06 | 三菱ケミカル株式会社 | 半導体装置 |
-
2025
- 2025-07-17 WO PCT/JP2025/025576 patent/WO2026018896A1/ja active Pending
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013115362A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Hitachi Ltd | 窒化物半導体ダイオード |
| WO2017077806A1 (ja) * | 2015-11-02 | 2017-05-11 | 日本碍子株式会社 | 半導体素子用エピタキシャル基板、半導体素子、および、半導体素子用エピタキシャル基板の製造方法 |
| JP2018041786A (ja) * | 2016-09-06 | 2018-03-15 | 富士通株式会社 | 半導体結晶基板、半導体装置、半導体結晶基板の製造方法及び半導体装置の製造方法 |
| JP2023519637A (ja) * | 2020-12-24 | 2023-05-11 | 蘇州能訊高能半導体有限公司 | 半導体装置のエピタキシャル構造、装置及びエピタキシャル構造の製造方法 |
| WO2023176744A1 (ja) * | 2022-03-14 | 2023-09-21 | 三菱ケミカル株式会社 | GaNエピタキシャル基板 |
| WO2024004016A1 (ja) * | 2022-06-28 | 2024-01-04 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置 |
| JP2024015770A (ja) * | 2022-07-25 | 2024-02-06 | 三菱ケミカル株式会社 | 半導体装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN108140563B (zh) | 半导体元件用外延基板、半导体元件和半导体元件用外延基板的制造方法 | |
| US10347755B2 (en) | Group 13 nitride composite substrate semiconductor device, and method for manufacturing group 13 nitride composite substrate | |
| WO2017077989A1 (ja) | 半導体素子用エピタキシャル基板、半導体素子、および、半導体素子用エピタキシャル基板の製造方法 | |
| CN113506777B (zh) | 半导体元件用外延基板和半导体元件 | |
| JP7657530B2 (ja) | 高特性エピタキシャル成長用基板とその製造方法 | |
| US20250146179A1 (en) | Composite substrate, and substrate for epitaxially growing group 13 element nitride | |
| JP7797756B1 (ja) | エピタキシャル基板および半導体素子 | |
| US20230274934A1 (en) | Semiconductor substrate with nitrided interface layer | |
| WO2026018896A1 (ja) | エピタキシャル基板および半導体素子 | |
| WO2025196855A1 (ja) | Iii族元素窒化物基板、貼合せ基板、半導体素子およびiii族元素窒化物基板の製造方法 | |
| JP7735525B2 (ja) | 13族元素窒化物単結晶基板を有する積層体 | |
| JP7777233B2 (ja) | Iii族元素窒化物基板の検査方法、iii族元素窒化物基板の製造方法および半導体素子の製造方法 | |
| WO2025120853A1 (ja) | Iii族元素窒化物基板、半導体素子、iii族元素窒化物基板の加工方法および半導体素子の製造方法 | |
| US20240347604A1 (en) | Group iii element nitride semiconductor substrate, epitaxial substrate, and functional element | |
| WO2025203255A1 (ja) | 複合基板、半導体素子および複合基板の製造方法 | |
| CN118647758A (zh) | 13族元素氮化物单晶基板、外延生长层成膜用基板、层叠体以及半导体元件用外延基板 | |
| WO2025047656A1 (ja) | 炭化珪素基板、エピタキシャル基板の製造方法および半導体装置の製造方法 | |
| WO2025196960A1 (ja) | 貼合せ基板、半導体素子および半導体素子の製造方法 |