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WO2026009872A1 - 実装装置、実装方法及び実装制御プログラム - Google Patents

実装装置、実装方法及び実装制御プログラム

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WO2026009872A1
WO2026009872A1 PCT/JP2025/023537 JP2025023537W WO2026009872A1 WO 2026009872 A1 WO2026009872 A1 WO 2026009872A1 JP 2025023537 W JP2025023537 W JP 2025023537W WO 2026009872 A1 WO2026009872 A1 WO 2026009872A1
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mounting
imaging unit
irradiation
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PCT/JP2025/023537
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遼太 近堂
哲弥 歌野
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Yamaha Robotics Holdings Co Ltd
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Yamaha Robotics Holdings Co Ltd
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Abstract

観察対象の表面で反射した正反射光を用いて撮像を行うことで、観察対象上の損傷、異物などの観察目標を観察しやすくできる実装装置、実装方法及び実装制御プログラムを提供することを目的とする。本開示は、実装対象をステージに配置された被実装対象に実装する実装ツールと、前記ステージのステージ面に平行な平面が焦点面となるように光学系及び撮像素子がシャインプルーフ条件を満たして配置され、前記ステージ面に対して前記実装ツールと同じ側から前記実装対象及び前記被実装対象の少なくともいずれかを観察対象として撮像する撮像ユニットと、出射する照射光が前記観察対象の表面で正反射して前記撮像素子に到達するように配置された照射ユニットとを備える実装装置に関する。

Description

実装装置、実装方法及び実装制御プログラム
 本発明は、実装装置、実装方法及び実装制御プログラムに関する。
 従来の実装装置の一例であるボンディング装置では、まず、ダイパッドなどの作業対象を真上からカメラで撮像してその位置を確認する。そして、カメラを退避させてから実装ツールを支持するヘッド部を当該作業対象の真上に移動させ、ボンディング作業を行っていた。このような構成を採用するボンディング装置は、作業時間を要するばかりでなく、作業目標位置に対する移動誤差の蓄積も問題となっていた。そこで作業対象を斜め方向から撮像できるシャインプルーフ光学系を採用した撮像ユニットの利用が考えられるようになってきた(例えば、特許文献1を参照)。
国際公開第2022/053518号
 シャインプルーフ光学系を採用する撮像ユニットを用いたボンディング装置では、通常、半導体チップやダイパッドなどの観察対象の表面で反射した散乱光を捉えて撮像を行う。一方、観察対象表面上の損傷、異物などは、散乱光では観察しにくい場合がある。
 本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、観察対象の表面で反射した正反射光を用いて撮像を行うことで、観察対象上の損傷、異物などの観察目標を観察しやすくできる実装装置、実装方法及び実装制御プログラムを提供するものである。
 本発明の第1の態様における実装装置は、実装対象をステージに配置された被実装対象に実装する実装ツールと、前記ステージのステージ面に平行な平面が焦点面となるように光学系及び撮像素子がシャインプルーフ条件を満たして配置され、前記ステージ面に対して前記実装ツールと同じ側から前記実装対象及び前記被実装対象の少なくともいずれかを観察対象として撮像する撮像ユニットと、出射する照射光が前記観察対象の表面で正反射して前記撮像素子に到達するように配置された照射ユニットとを備える。
 また、本発明の第2の態様における実装方法は、実装対象をステージ上に配置された被実装対象に実装する実装ツールと、前記ステージのステージ面に平行な平面が焦点面となるように光学系及び撮像素子がシャインプルーフ条件を満たして配置される撮像ユニットと、出射する照射光が観察対象である前記実装対象及び前記被実装対象の少なくともいずれかの表面で正反射して前記撮像素子に到達するように配置された照射ユニットとを備える実装装置を用いた前記実装対象の実装方法であって、前記照射ユニットが、前記観察対象に対して照射光を照射する照射ステップと、前記撮像ユニットが、前記観察対象の表面で正反射する前記照射光を前記撮像素子で受光することで、前記観察対象を撮像する撮像ステップとを有する。
 また、本発明の第3の態様における実装制御プログラムは、実装対象をステージ上に配置された被実装対象に実装する実装ツールと、前記ステージのステージ面に平行な平面が焦点面となるように光学系及び撮像素子がシャインプルーフ条件を満たして配置される撮像ユニットと、出射する照射光が観察対象である前記実装対象及び前記被実装対象の少なくともいずれかの表面で正反射して前記撮像素子に到達するように配置された照射ユニットとを備える実装装置を制御する実装制御プログラムであって、前記照射ユニットが、前記観察対象に対して照射光を照射する照射ステップと、前記撮像ユニットが、前記観察対象の表面で正反射する前記照射光を前記撮像素子で受光することで、前記観察対象を撮像する撮像ステップとをコンピュータに実行させる。
 本発明により、観察対象の表面で反射した正反射光を用いて撮像を行うことで、観察対象上の損傷、異物などの観察目標を観察しやすくできる実装装置、実装方法及び実装制御プログラムを提供することができる。
本実施形態に係る実装装置の要部を模式的に示す斜視図である。 実装装置のシステム構成図である。 シャインプルーフ光学系を説明するための説明図である。 照射ユニットの配置を説明するための説明図である。 三次元座標の算出原理を説明するための説明図である。 演算処理部の処理手順を説明するためのフロー図である。 実装装置の変形例における演算処理部の処理手順を説明するためのフロー図である。 実装装置の変形例を説明するための説明図である。 実装装置の変形例における演算処理部の処理手順を説明するためのフロー図である。
 以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。なお、各図において、同一又は同様の構成を有する構造物が複数存在する場合には、煩雑となることを回避するため、一部に符号を付し、他の同一符号を付すことを省く場合がある。
 図1は、本実施形態に係る実装装置100の要部を模式的に示す斜視図である。実装装置100は、半導体チップ610を基板630の接合領域620へ載置、接合するフリップチップボンディング装置である。基板630は、ステージ520に載置される被実装対象の一例であり、接合領域620は、半導体チップ610の接合面に対応する領域であり、例えば接合面に形成されたバンプに接合して導通する電極を有する。指標621は、半導体チップ610を接合領域620上の目標位置に載置するために参照される指標である。半導体チップ610は、実装対象の一例である。基板630は、例えば、リードフレームである。接合領域620は、例えば、ダイパッドである。また、半導体チップ610や基板630は、観察対象の一例である。
 実装装置100は、主に、ヘッド部110、実装ツール120、第1撮像ユニット130、第2撮像ユニット140、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180を備える。ヘッド部110は、実装ツール120、第1撮像ユニット130、第2撮像ユニット140、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180を支持し、ヘッド駆動モータ150によって平面方向へ移動可能である。平面方向は、図示するように、X軸方向とY軸方向で定められる水平方向であり、架台510に載置されたステージ520の移動方向でもある。
 実装ツール120は、先端部に半導体チップ610を吸着し、ステージ520に載置された基板630の接合領域620に載置し、加圧/加熱して接着する。実装ツール120は、ツール駆動モータ160によって、ヘッド部110に対して高さ方向へ移動可能である。高さ方向は、図示するように、平面方向に直交するZ軸方向である。
 第1撮像ユニット130は、実装ツール120の下方に位置する基板630を撮像するための撮像ユニットであり、第1光学系131、第1撮像素子132及び第2ハーフミラー183を備える。具体的には後述するが、第1撮像ユニット130は、光軸を実装ツール120の下方に向けてヘッド部110に斜設されている。第1光学系131と第1撮像素子132は、ステージ520のステージ面に平行な平面が焦点面となるようにシャインプルーフ条件を満たして配置されている。第2ハーフミラー183は、第2照射ユニット180から出射する照射光を反射する。また、第2ハーフミラー183は、指標621が存在する領域を含む基板630の表面で正反射して第1撮像素子132に到達する、後述する第1照射ユニット170から出射する照射光を透過する。なお、第1照射ユニット170から出射され、基板630の表面で正反射して第1撮像素子132へ導かれる照射光の光束を、「第1被写体光束」ともいう。この場合、第1被写体光束の光路は、第2照射ユニット180から出射する照射光の光束(以下、「第2照射光束」ともいう。)の光路と、第1撮像ユニット130の内部において部分的に重複する。
 第1照射ユニット170は、出射する照射光が指標621が存在する領域を含む基板630の表面で正反射して第1撮像素子132に到達するように配置されている。すなわち、第1照射ユニット170と第1撮像ユニット130とは、ステージ520のステージ面に対する法線を基準として、正反射の配置である。具体的には、第1撮像ユニット130の光軸が、第1照射ユニット170からの照射光の光束の中心軸を通る光線をステージ520で正反射させて得られた光線と一致する。
 第2撮像ユニット140は、実装ツール120の下方に位置する基板630を撮像するための撮像ユニットであり、第2光学系141、第2撮像素子142及び第1ハーフミラー173を備える。具体的には後述するが、第2撮像ユニット140は、光軸を実装ツール120の下方に向けてヘッド部110に斜設されている。第2光学系141と第2撮像素子142は、ステージ520のステージ面に平行な平面が焦点面となるようにシャインプルーフ条件を満たして配置されている。第1ハーフミラー173は、第1照射ユニット170から出射する照射光を反射する。また、第1ハーフミラー173は、指標621が存在する領域を含む基板630の表面で正反射して第2撮像素子142に到達する、第2照射ユニット180から出射する照射光を透過する。なお、第2照射ユニット180から出射され、基板630の表面で正反射して第2撮像素子142へ導かれる照射光の光束を、「第2被写体光束」ともいう。この場合、第2被写体光束の光路は、第1照射ユニット170から出射する照射光の光束(以下、「第1照射光束」ともいう。)の光路と、第2撮像ユニット140の内部において部分的に重複する。
 第2照射ユニット180は、出射する照射光が指標621が存在する領域を含む基板630の表面で正反射して第2撮像素子142に到達するように配置されている。すなわち、第2照射ユニット180と第2撮像ユニット140とは、ステージ520のステージ面に対する法線を基準として、正反射の配置である。具体的には、第2撮像ユニット140の光軸が、第2照射ユニット180からの照射光の光束の中心軸を通る光線をステージ520で正反射させて得られた光線と一致する。
 なお、以下の説明において、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180を区別しない場合は、単に照射ユニットともいう。また、第1撮像ユニット130及び第2撮像ユニット140を区別しない場合は、単に撮像ユニットともいう。
 第1撮像ユニット130の焦点面と第2撮像ユニット140の焦点面は一致している。また、第1撮像ユニット130の光軸とステージ520のステージ面に対する法線がなす角の大きさは、第2撮像ユニット140の光軸と当該法線がなす角の大きさと一致する。具体的には、第1撮像ユニット130の光軸が、第2撮像ユニット140の光軸をステージ520のステージ面に対する法線を基準として線対称移動させて得られる軸と一致する。
 なお、第1撮像ユニット130、第2撮像ユニット140、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180は、内部が迷光防止処理されていてもよい。迷光防止処理とは、例えば、内部の表面に黒色アルマイト等の迷光防止剤を塗布する処理、内部の表面に溝を設ける処理が挙げられる。
 第1撮像ユニット130及び第2撮像ユニット140は、光軸を実装ツール120の下方に向けてヘッド部110に斜設されている。そのため、実装ツール120が接合領域620に近接した状態のままで、第1撮像ユニット130及び第2撮像ユニット140は撮像を実施することができる。また、第1撮像ユニット130は、指標621が存在する領域の表面で正反射した第1照射ユニット170からの照射光を、第1撮像ユニット130の撮像素子132に結像させることで、第1画像を出力する。また、第2撮像ユニット140は、指標621が存在する領域の表面で正反射した第2照射ユニット180からの照射光を、第2撮像ユニット140の撮像素子142に結像させることで、第2画像を出力する。このように、指標621を正反射光を用いて撮像することで、得られた第1画像又は第2画像において、指標621の輪郭がより強調され、明瞭になる。すなわち、第1画像又は第2画像において、指標621がより明瞭に写る。そうすると、第1画像又は第2画像に写る指標621の像に基づいて指標621の座標を算出する場合に、より精度よく座標を算出でき、半導体チップ610を目標位置に精度よく載置できる。
 実装装置100は、第1撮像ユニット130及び第2撮像ユニット140の2つの撮像ユニットを備える。これにより、第1撮像ユニット130からの、指標621が写る第1画像、及び第2撮像ユニット140からの、指標621が写る第2画像を取得することができる。ここで、後述する三次元座標の算出原理に基づき、第1画像及び第2画像から、指標621の三次元座標を算出できる。これにより、高さ(Z方向)位置の情報を含めた高精度な実装が可能になる。
 実装装置100において、第1被写体光束と第2照射光束とは、第1撮像ユニット130の内部において部分的に重複する。また、第2被写体光束と第1照射光束とは、第2撮像ユニット140の内部において部分的に重複する。すなわち、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180は、それぞれ第2撮像ユニット140及び第1撮像ユニット130の内部を光路として使用することができるため、両照射ユニットは、独立した光路を別個に備えなくてもよい。これにより、撮像ユニット及び照射ユニット以外の、他のユニットを実装装置100内に配置する空間的な余地が生まれる。すなわち、実装装置100の構成の自由度が向上する。なお、第2照射ユニット180の配置によっては、第1被写体光束と第2照射光束とは、第1撮像ユニット130の内部において全部が重複してもよい。また、第1照射ユニット170の配置によっては、第2被写体光束と第1照射光束とは、第2撮像ユニット140の内部において全部が重複してもよい。
 XYZ座標系は、ヘッド部110の基準位置を原点とする空間座標系である。実装装置100は、基板630に設けられた指標621を第1撮像ユニット130及び第2撮像ユニット140によって撮像し、それらの像から指標621の三次元座標(X,Y,Z)を算出する。指標621は、リファレンスマークとしての基準指標である。基準指標は、専用に設けられるリファレンスマークの他、作業対象上に観察し得る配線パターン、溝、エッジなど、安定的に三次元座標を算出できる対象であればよい。
 第1撮像ユニット130及び第2撮像ユニット140は、それぞれ、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180から出射された照射光の正反射光を受光する。ここで、指標621が溝等をけがいて設けられたものである場合や、インクを用いて印刷されていて、表面が粗い状態であるものである場合、これらの指標621上で光がより散乱しやすい。そのため、第1画像又は第2画像において、指標621が黒い像として、より明瞭に写る。また、回路パターンの設計の自由度を高めるためには、専用に設けられる指標621は、基板630上においてできる限り小さいことが好ましい。この点、本実施形態においては、照射ユニットから出射された照射光の正反射光を撮像ユニットが受光することで撮像が実施されるため、指標621が細く短い溝や細く短く印刷されたラインによって小さく設けられていても、指標621は得られた画像において明瞭に写る。すなわち、基板630上に設けられる指標621の大きさを小さくでき都合が良い。なお、指標621が十字状に描かれている場合、その座標は、2つの直線の交点として算出される。上述のとおり、正反射光を用いて撮像することで、細く短い直線であっても得られた画像において明瞭に写る。そのため、指標621が微細に設けられていても、その座標を精度よく算出することができる。
 基板630表面において、指標621に対する接合領域620の相対位置は既知である。したがって、実装装置100は、指標621の三次元座標(X,Y,Z)から接合領域620の中心座標(X,Y,Z)を導出することができる。なお、本実施形態においては、接合領域620と指標621は基板630の同一平面上に設けられていることを想定しているので、Z=Zである。実装装置100は、接合領域620の中心座標(X,Y,Z)を接近目標としてヘッド部110及び実装ツール120を駆動し、半導体チップ610を当該座標へ搬送する。
 図2は、実装装置のシステム構成図である。実装装置の制御システムは、主に、演算処理部200、記憶部300、入出力デバイス400、第1撮像ユニット130、第2撮像ユニット140、ヘッド駆動モータ150、ツール駆動モータ160、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180によって構成される。演算処理部200は、実装装置100の制御とプログラムの実行処理を行うプロセッサ(CPU:Central Processing Unit)である。プロセッサは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やGPU(Graphics Processing Unit)等の演算処理チップと連携する構成であってもよい。演算処理部200は、記憶部300に記憶された位置制御プログラムを読み出して、位置制御に関する様々な処理を実行する。
 記憶部300は、不揮発性の記憶媒体であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)によって構成されている。記憶部300は、実装装置100の制御や処理を実行するプログラムの他にも、制御や演算に用いられる様々なパラメータ値、関数、ルックアップテーブル等を記憶し得る。記憶部300は、特に、変換テーブル310を記憶している。変換テーブル310は、具体的には後述するが、第1画像に写る指標621及び第2画像に写る指標621のそれぞれの座標値を入力すると、指標621の三次元座標(X,Y,Z)へ変換するルックアップテーブルである。
 入出力デバイス400は、例えばキーボード、マウス、表示モニタを含み、ユーザによるメニュー操作を受け付けたり、ユーザへ情報を提示したりするデバイスである。例えば、演算処理部200は、入出力デバイス400の一つである表示モニタへ、第1画像と第2画像を並べて表示してもよい。
 第1撮像ユニット130は、演算処理部200から撮像要求信号を受けて撮像を実行し、第1撮像素子132が出力した第1画像を画像信号として演算処理部200へ送信する。同様に、第2撮像ユニット140は、演算処理部200から撮像要求信号を受けて撮像を実行し、第2撮像素子142が出力した第2画像を画像信号として演算処理部200へ送信する。
 ヘッド駆動モータ150は、演算処理部200から駆動信号を受けてヘッド部110をXY方向へ移動させる。ツール駆動モータ160は、演算処理部200から駆動信号を受けて実装ツール120をZ方向へ移動させる。
 第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180は、それぞれ第1撮像ユニット130及び第2撮像ユニット140が撮像を実行する場合に、照射光を出射して、両撮像ユニットが出力する第1画像及び第2画像に、撮像対象が写るようにする。
 演算処理部200は、位置制御プログラムが指示する処理に応じて様々な演算を実行する機能演算部としての役割も担う。演算処理部200は、画像取得部210、検出部220、算出部230、実装制御部240、及び照射制御部250として機能し得る。画像取得部210は、第1撮像ユニット130及び第2撮像ユニット140へ撮像要求信号を送信し、第1画像の画像信号及び第2画像の画像信号を取得する。
 検出部220は、第1画像及び第2画像にそれぞれ写る半導体チップ610及び接合領域620を参照して、半導体チップ610及び接合領域620上の損傷や異物の有無を検出する。
 算出部230は、第1画像に写り込んだ指標621の像である第1指標像と第2画像に写り込んだ指標621の像である第2指標像に基づいて指標621の三次元座標(X,Y,Z)を算出する。具体的には、変換テーブル310を用いて三次元座標(X,Y,Z)を得る。実装制御部240は、ヘッド駆動モータ150を駆動する駆動信号、及びツール駆動モータ160を駆動する駆動信号を生成し、それぞれのモータへ送信する。例えば、算出部230が指標621の三次元座標(X,Y,Z)から接合領域620の中心座標(X,Y,Z)を算出すると、実装ツール120を(X,Y,Z)へ接近させる駆動信号を生成し、ツール駆動モータ160へ送信する。
 実装制御部240は、ヘッド駆動モータ150を駆動する駆動信号、及びツール駆動モータ160を駆動する駆動信号を生成し、それぞれのモータへ送信することにより実装に関する制御を行う。例えば、算出部230が、指標621の三次元座標(X,Y,Z)を算出すると、当該座標に基づいて、半導体チップ610を指標621の三次元座標に接近させるように、半導体チップ610を接合領域620へ接近させる駆動信号を生成し、ツール駆動モータ160へ送信する。半導体チップ610を接合領域620に接近させる場合、例えば、半導体チップ610の中心を接合領域620の中心座標(X,Y,Z)に接近させる。あるいは、半導体チップ610上に予め位置が分かっている指標を設け、当該指標を接合領域620の中心座標に接近させる。
 照射制御部250は、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180に、照射光の出射を開始させるオン信号及び照射光の出射を停止させるオフ信号を生成し、両照射ユニットへ送信することにより、照射光の出射に関する制御を行う。例えば、実装装置100の起動がされた場合、照射制御部250は、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180に照射光の出射を開始させるオン信号を生成し、両照射ユニットに送信する。実装装置100がシャットダウンされた場合、照射制御部250は、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180に照射光の出射を停止させるオフ信号を生成し、両照射ユニットに送信する。
 図3は、シャインプルーフ光学系を説明するための説明図である。図3で説明するシャインプルーフ光学系は、第1撮像ユニット130及び第2撮像ユニット140に採用されているが、ここでは代表して第1撮像ユニット130のシャインプルーフ光学系について説明する。
 図3において、平面Sは、ステージ520のステージ面に対して平行に配置される接合領域620を含む予定焦点面である。仮想面Sは、物側レンズ群131aと像側レンズ群131bを構成群とする第1光学系131の主平面を含む平面である。平面Sは、第1撮像素子132の受光面を含む平面である。本実施形態においてシャインプルーフ光学系は、シャインプルーフ条件を満たして配置されている第1光学系131と第1撮像素子132を含む。シャインプルーフ条件を満たす配置とは、平面S、仮想面S、仮想面Sが共通の直線P上で互いに交差する配置である。
 なお、図3は、シャインプルーフ条件をわかりやすく説明するために、物側レンズ群131aと接合領域620を接近させて示しているが、実際には図1に示すように互いに離間している。また、シャインプルーフ条件をわかりやすく説明するために、第2ハーフミラー183と第2照射ユニット180を省略して図示している。実装ツール120は、接合領域620の上部空間において、第1撮像ユニット130と干渉することなくZ軸方向へ移動することができる。
 絞り133は、物側レンズ群131aと像側レンズ群131bの間に配置され、通過する光束を制限する。絞り133の径により、被写界深度Dを調整することができる。したがって、例えば半導体チップ610を保持する実装ツール120の先端部が被写界深度D内まで接近すると、第1撮像ユニット130は、半導体チップ610と基板630の表面を共に合焦状態で撮像することができる。
 第1撮像ユニット130は、以上のようにシャインプルーフ条件を満たしているので、基板630上に設けられた指標621が第1撮像ユニット130の視野に収まっている限り、指標621を合焦状態で撮像することができる。また、指標621と接合領域620を共に合焦状態で一画像に撮像することもできる。
 本実施形態においては、物側レンズ群131a及び像側レンズ群131bにより両側テレセントリックを実現している。これにより観察対象を撮像素子上に一定の倍率で結像させることができるので、三次元座標の算出には都合が良い。特にシャインプルーフ光学系においては、直線P側に存在する観察対象も直線Pから遠い側に存在する観察対象も結像面では同倍率となる物側テレセントリックであることが望ましい。なお、両側テレセントリック及び物側テレセントリックでは、撮像ユニットの光軸に平行な光束のみが撮像素子に結像する。
 第2撮像ユニット140は、第1撮像ユニット130と同様の構成を備え、実装ツール120の中心軸を含むYZ平面に対して対称にヘッド部110に配設されている。したがって、第2撮像ユニット140も第1撮像ユニット130と同様に、基板630上に設けられた指標621が第2撮像ユニット140の視野に収まっている限り、指標621を合焦状態で撮像することができる。また、指標621と接合領域620を共に合焦状態で一画像に撮像することもできる。また、第1撮像ユニット同様、第2撮像ユニット140は、図示しないが、物側レンズ群及び像側レンズ群により両側テレセントリックを実現している。
 図4は、照射ユニット及び撮像ユニットの配置を説明するための説明図である。まず、第2照射ユニット180から出射した照射光の光束を用いて、照射ユニット及び撮像ユニットの配置を説明する。第2照射ユニット180は、光源181とレンズ182とを有し、光源181から出射してレンズ182を通過した照射光の光束は、第2ハーフミラー183で反射される。第2ハーフミラー183で反射した当該光束は、物側レンズ群131aを通過する。通過後、当該光束は、第1撮像ユニット130の光軸に平行にされる。そして、平行にされた光束は、基板630上で反射される。基板630上で反射された光束のうち、基板630上の平滑な面で正反射された光束が、第2撮像ユニット140の光軸に平行になる。そして、第2撮像ユニット140の物側レンズ群141a、絞り143、像側レンズ群141bを通過して、第2撮像素子142に到達する。一方、基板630上で反射された当該光束のうち、基板630上の局所的な傾斜面や散乱面などで反射された光束は、第2撮像ユニット140へ到達しないか、又は到達したとしてもその光量は小さくなる。したがって、第2撮像ユニット140から出力される画像には、基板630上の平滑な面が白く写り、局所的な傾斜面や散乱面が黒く写る。局所的な傾斜面や散乱面は、例えば、指標621や、基板630上の損傷や付着した異物により形成される。
 この場合、第2照射ユニット180から出射した照射光の光束の中心軸を通る光線が、第2ハーフミラー183で反射した後、第1撮像ユニット130の光軸に一致するように、第1撮像ユニット130及び第2照射ユニット180が配置される。
 次に、第1照射ユニット170から出射した照射光の光束を用いて、照射ユニット及び撮像ユニットの配置を説明する。第1照射ユニット170は、光源171とレンズ172とを有し、光源171から出射してレンズ172を通過した照射光の光束は、第1ハーフミラー173で反射される。第1ハーフミラー173で反射した当該光束は、物側レンズ群141aを通過する。通過後、当該光束は、第2撮像ユニット140の光軸に平行にされる。そして、平行にされた光束は、基板630上で反射される。基板630上で反射された光束のうち、基板630上の平滑な面で正反射された光束が、第1撮像ユニット130の光軸に平行になる。そして、第1撮像ユニット130の物側レンズ群131a、絞り133、像側レンズ群131bを通過して、第1撮像素子132に到達する。一方、基板630上で反射された当該光束のうち、基板630上の局所的な傾斜面や散乱面などで反射された光束は、第1撮像ユニット130へ到達しないか、又は到達したとしてもその光量は小さくなる。したがって、第1撮像ユニット130から出力される画像には、基板630上の平滑な面が白く写り、局所的な傾斜面や散乱面が黒く写る。
 この場合、第1照射ユニット170から出射した照射光の光束の中心軸を通る光線が、第1ハーフミラー173で反射した後、第2撮像ユニット140の光軸に一致するように、第2撮像ユニット140及び第1照射ユニット170が配置される。
 上述のとおり、第2照射ユニット180から出射される照射光は、第1撮像ユニット130の物側レンズ群131aを通過する。すなわち、第2照射ユニット180は第1撮像ユニット130と一体的に構成され、第2照射ユニット180から出射された照射光は第1撮像ユニット130の内部を通過する。これにより、第2撮像ユニット140が、第2照射ユニット180から出射された照射光の正反射光を受光して撮像を実施する場合であっても、第1撮像ユニット130を動かさずに当該撮像を実施可能である。同様に、第2撮像ユニット140が、第1照射ユニット170から出射された照射光の正反射光を受光して撮像を実施する場合であっても、第2撮像ユニット140を動かさずに当該撮像を実施可能である。また、照射光が撮像ユニットの撮像領域の全体を照射するように、第1照射ユニット170のレンズ172や光源171の位置、第2照射ユニット180のレンズ182や光源181の位置を調整することができる。
 図5は、指標621の三次元座標の算出原理を説明するための説明図である。特に、変換テーブル310を生成する手順を説明する図である。変換テーブル310は、基板630と同じ厚さを有するチャート700を実装ツール120直下のステージ520上に載置し、これを撮像した第1撮像ユニット130の第1画像と第2撮像ユニット140の第2画像を用いて生成される。
 チャート700の表面には、複数のドット710が設定された間隔でマトリックス状に印刷されている。このようなチャート700を、ヘッド部110の高さをZ=h、h、h…に調整し、それぞれの高さで撮像を実行して第1画像と第2画像のペアを得る。ドット710は、表面が粗くなるように設けられており、照射ユニットから出射される照射光のうち、ドット710で反射して撮像ユニットで受光される光の量は少なくなる。そのため、第1画像及び第2画像においてドット710は黒く写る。
 第1撮像ユニット130及び第2撮像ユニット140はシャインプルーフ光学系を採用するので、得られるチャート像700’は、全面が合焦状態でありながら、それぞれが互いに逆向きの台形に歪んでいる。画像座標系として横軸をx軸、縦軸をy軸とすると、第1画像と第2画像で互いに対応するドット像710’の座標は、(x1k,y1k)、(x2k,y2k)のように算出される。
 チャート700のそれぞれのドット710についてステージ520上での座標(X,Y)は既知であり、高さh=Zは撮像時に調整されるので、各ドット410の三次元座標(X,Y,Z)は、撮影時には確定される。そして、高さhで撮像された第1画像と第2画像の各ドット像710’の座標(x1k,y1k)、(x2k,y2k)が算出されるので、それぞれのドット710とその像であるドット像710’の間で座標の対応関係を取得することができる。すなわち、撮像を実行した高さごとに、離散的に、三次元座標(X,Y,Z)と二次元座標(x1k,y1k)、(x2k,y2k)の対応関係を取得することができる。このような対応関係を変換テーブル310に記述する。
 このように記述され、生成された変換テーブル310は、三次元座標(X,Y,Z)と二次元座標(x1k,y1k)、(x2k,y2k)の対応関係を示すデータの集合体であり、ルックアップテーブルとして利用し得る。つまり、変換テーブル310を参照すれば、第1指標像の座標値(x1R,y1R)と第2指標像の座標値(x2R,y2R)を指標621の三次元座標(X,Y,Z)へ変換することができる。なお、算出された(x1R,y1R)と(x2R,y2R)の組み合わせが変換テーブル310に存在しない場合には、変換テーブル310に存在する周辺座標で補間処理を行えばよい。
 また、ルックアップテーブル形式の変換テーブル310に限らず、他の手法を用いて第1指標像の座標値(x1R,y1R)と第2指標像の座標値(x2R,y2R)を指標621の三次元座標(X,Y,Z)へ変換してもよい。例えば、チャート700を用いて事前に得られた三次元座標(X,Y,Z)と二次元座標(x1k,y1k)、(x2k,y2k)の対応関係から多項式近時関数を求めておき、これにより(x1R,y1R)と(x2R,y2R)から(X,Y,Z)へ変換してもよい。このように、実測データに基づいて生成されるルックアップテーブルや多項式近時関数等を用いる場合には、実測データにレンズの収差や撮像ユニットの取付け誤差などの構成要素に起因する誤差要因が吸収されるので、より精度の高い三次元座標の算出を期待できる。
 一方で、実測データによらず、シャインプルーフの幾何条件や、2つの撮像素子間で規定される基線長等を用いて、算術的に変換式を求めてもよい。例えば、光学系や撮像素子の傾き角等の物理量をパラメータとする、台形像を矩形像へ変換する変換行列を定めておき、第1画像と第2画像に対してこの変換行列により台形補正を行う。そして、台形補正を行った2つの画像をステレオ画像として、互いの像の位置ずれ量から観察対象の三次元座標を算出する。このような手法によれば、チャート等を用いた事前の実測データの取得が省ける点において都合が良い。
 次に、実装装置100による一連の実装処理について説明する。図6は、演算処理部の処理手順を説明するフロー図である。ここでは、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180が照射光の出射を開始した状態から、半導体チップ610を接合領域620へ接合して退避し、その後検査を行うまでの処理について説明する。
 照射制御部250は、ステップs101で、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180に照射光の出射を開始させる信号を送信する。これにより、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180は、照射光の出射を開始する。
 実装制御部240は、ステップs102で、ヘッド部110及び実装ツール120を基準位置へ移動させる駆動信号をヘッド駆動モータ150及びツール駆動モータ160へ送信する。ここで、基準位置は、これから半導体チップ610を載置する対象である接合領域620の直上に実装ツール120が位置すると想定される初期位置である。
 ヘッド部110が基準位置に到達したら、画像取得部210は、ステップs103で、第1撮像ユニット130と第2撮像ユニット140へ撮像要求信号を送信する。そして、画像取得部210は、第1撮像ユニット130からの第1画像データと、第2撮像ユニット140からの第2画像データを取得する。画像取得部210は、取得した画像データを算出部230へ引き渡す。
 算出部230は、ステップs104で、画像取得部210から受け取った第1画像データの第1画像から第1指標像の座標(x1R,y1R)を、第2画像データの第2画像から第2指標像の座標(x2R,y2R)を抽出する。そして、算出部230は、ステップs105で、算出部230の抽出結果に基づき、変換テーブル310を参照して(x1R,y1R)と(x2R,y2R)のペアに対応する三次元座標(X,Y,Z)を得る。さらに、算出部230は、ステップs106で、指標621に対する接合領域620の相対位置の情報を利用して、接近目標である接合領域620の中心座標(X,Y,Z)を算出する。
 接近目標が定まると、実装制御部240は、ステップs107で、水平位置の誤差を調整すべく、ヘッド駆動モータ150へ駆動信号を送信する。これにより、実装ツール120の中心は、水平面において(X,Y)へ配置される。次に、実装制御部240は、ステップs108で、算出されたZ=Zに基づき実装ツール120に吸着されている半導体チップ610が接合領域620上に載置されるまで、実装ツール120を接合領域620へ接近させる。ここで、算出されたZから、実装ツール120の降下量は精確に把握されているので、実装制御部240は、半導体チップ610が接合領域620と接触する直前まで高速で実装ツール120を降下させてもよい。半導体チップ610を接合領域620へ載置したら、演算処理部200は、半導体チップ610を接合領域620へ接着する実装処理を実行する。実装処理が完了したら、実装制御部240は、ステップs109で、実装ツール120を上昇させ、接着した半導体チップ610から退避する。
 次に、画像取得部210は、ステップs110で、第1撮像ユニット130と第2撮像ユニット140へ撮像要求信号を送信する。そして、画像取得部210は、第1撮像ユニット130からの第1検査画像データと、第2撮像ユニット140からの第2検査画像データを取得する。画像取得部210は、取得した画像データを検出部220へ引き渡す。第1検査画像データ及び第2検査画像データには、半導体チップ610及び基板630が写る。
 次に、検出部220は、ステップs111で、第1検査画像及び第2検査画像から、半導体チップ610又は基板630上における損傷若しくは異物の有無を検出し、判定する。そして、損傷又は異物が存在しない場合、照射制御部250は、ステップs113で、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180に照射光の出射を停止させる信号を送信する。これにより、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180は、照射光の出射を停止する。そして、一連の処理を終了する。損傷又は異物が存在する場合、演算処理部200は、ステップs112で、実装装置100に半導体チップ610及び基板630を廃棄させる。その後、照射制御部250は、ステップs113で、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180に照射光の出射を停止させる信号を送信する。これにより、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180は、照射光の出射を停止する。そして、一連の処理を終了する。
 複数の半導体チップ610が基板630上の互いに異なる接合領域620に実装される場合は、ステップs102~ステップs109を繰り返す。そして、すべての半導体チップ610が、それぞれ所定の接合領域620上に実装された後、ステップs110以降を実行する。
 上述の説明では、ステップs101は、ステップs102の前に行われているが、ステップs103の前であればいつ行われてもよい。例えば、ステップs101は、ステップs102の後且つステップs103の前に行われてもよい。
 第1検査画像及び第2検査画像は、正反射光を用いて撮像される。この点、損傷や異物は正反射光を用いて撮像された画像において明瞭に写りやすいため、第1検査画像及び第2検査画像において、損傷や異物が明瞭に写り、より精度の高い検査が可能になる。
 以上の説明では、ヘッド部110及び実装ツール120が基準位置に移動する前に、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180が起動される例を説明した。一方で、画像取得部210が第1撮像ユニット130及び第2撮像ユニット140へ撮像要求信号を送信した場合に、照射制御部250が第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180にオン信号を送信してもよい。さらに、画像取得部210が、第1画像の画像信号及び第2画像の画像信号を取得した場合に、照射制御部250が第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180にオフ信号を送信してもよい。これにより、撮像が実行されない間は照射ユニットから照射光が出射されないため、省エネルギーの観点から都合が良い。
 以上の説明では、第1撮像ユニット130及び第2撮像ユニット140に対して同時に撮像要求信号を送信する例を説明したが、同時に送信しなくてもよい。例えば、画像取得部210は、第1撮像ユニット130へ撮像要求信号を送信し、第1撮像ユニット130からの第1画像データを取得し、当該データを算出部230へ引き渡す。次に、画像取得部210は、第2撮像ユニット140へ撮像要求信号を送信し、第2撮像ユニット140からの第2画像データを取得し、当該データを算出部230へ引き渡す。加えて、照射制御部250は、第1撮像ユニット130へ撮像要求信号が送信された場合に第1照射ユニット170にオン信号を送信し、画像取得部210が第1画像の画像信号を取得した場合に第1照射ユニット170にオフ信号を送信する。さらに、照射制御部250は、第2撮像ユニット140へ撮像要求信号が送信された場合に第2照射ユニット180にオン信号を送信し、画像取得部210が第2画像の画像信号を取得した場合に第2照射ユニット180にオフ信号を送信してもよい。この場合、第1撮像ユニット130が撮像を実行する場合に第2照射ユニット180はオフであり、第2撮像ユニット140が撮像を実行する場合に第1照射ユニット170はオフである。これにより、第1撮像ユニット130が撮像を実行する場合に、第2照射ユニット180から出射される照射光によるフレアやゴーストの発生を抑制できる。同様に、第2撮像ユニット140が撮像を実行する場合に、第1照射ユニット170から出射される照射光によるフレアやゴーストの発生を抑制できる。
 演算処理部200は、ステップs101の後且つステップs102の前に、基板630上の損傷又は異物の有無を検出し、判定し、損傷又は異物があると判定した場合、演算処理部200は実装装置100に基板を廃棄させてもよい。具体的には、まず、画像取得部210は、第1撮像ユニット130と第2撮像ユニット140へ撮像要求信号を送信する。そして、画像取得部210は、第1撮像ユニット130からの第1事前検査画像データと、第2撮像ユニット140からの第2事前検査画像データを取得する。画像取得部210は、取得した画像データを検出部220へ引き渡す。次に、第1事前検査画像及び第2事前検査画像から、半導体チップ610又は基板630上における損傷又は異物の有無を検出し、判定する。そして、損傷又は異物が存在しない場合、ステップs102に進む。損傷又は異物が存在する場合、演算処理部200は、実装装置100に半導体チップ610及び基板630を廃棄させる。そして、一連の処理を終了する。
 検出部220は、ステップs111で、損傷又は異物を検出した場合、当該損傷又は異物の程度を判定し、当該程度が大きい場合に、演算処理部200はステップs112で、実装装置100に半導体チップ610及び基板630を廃棄させてもよい。損傷又は異物の程度は、ユーザが第1検査画像及び第2検査画像を確認し、確認結果をユーザが入力することにより判定してもよい。あるいは、予め演算処理部200に、半導体チップ610及び基板630を廃棄する場合の損傷又は異物の程度を学習させておき、当該学習結果に基づいて、検出部220が損傷又は異物の程度を判定してもよい。
 検出部220が、ステップs111で、埃を検出した場合、演算処理部200は、実装装置100に、当該埃を除去させてもよい。この場合、実装装置100は、例えば、ブロワーを備え、演算処理部200は、ブロワーに対して駆動信号を送信する。そして、ブロワーの駆動が完了した後、ステップs110を再度実行する。
 検出部220は、ステップs110の後、半導体チップ610が基板630上の目標位置に載置されているか否かを検出し、判定してもよい。例えば、ユーザが、予め、半導体チップ610の目標位置からのズレの許容範囲を設定する。そして、検出部220は、第1検査画像及び第2検査画像から、当該目標位置からのズレが許容範囲内か否かを検出し、判定する。そして、当該ズレが許容範囲内である場合、次のステップが実行される。当該ズレが許容範囲外である場合、演算処理部200は、実装装置100に半導体チップ610及び基板630を廃棄させる。
 以上の説明においては、撮像ユニット及び照射ユニットの組み合わせを2対有し、第1撮像ユニット130の光軸が、第2撮像ユニット140の光軸をステージ520のステージ面に対する法線を基準として線対称移動させて得られる軸と一致する実装装置100について説明したが、第1撮像ユニット130の光軸は、第2撮像ユニット140の光軸を当該法線を基準として線対称移動させて得られる軸と一致しなくてもよい。例えば、撮像ユニット及び照射ユニットは、一体的に構成されなくてもよい。この場合、第2照射ユニット180は、第1撮像ユニット130とは別の場所に設けられる。すなわち、第2照射ユニット180から出射される第2照射光束の光路は、第1撮像ユニット130の内部を通過せず、且つ、第1被写体光束の光路と重複しない。また、第1照射ユニット170は、第2撮像ユニット140とは別の場所に設けられる。すなわち、第1照射ユニット170から出射される第1照射光束の光路は、第2撮像ユニット140の内部を通過せず、且つ、第2被写体光束の光路と重複しない。
 以上の説明においては、撮像ユニット及び照射ユニットの組み合わせを2対有する実装装置100を説明したが、撮像ユニット及び照射ユニットの組み合わせは1対でもよい。以下、撮像ユニット及び照射ユニットの組み合わせが1対である場合の実装装置100による一連の実装処理について説明する。なお、すでに説明した要素と同一の要素については、特に言及しない限り同一の付番を付してその説明を省略する。また、特段記載のない限り、撮像ユニット及び照射ユニットは、それぞれ、第1撮像ユニット130及び第1照射ユニット170における位置関係や構成の条件を満たす。
 図7は、撮像ユニット及び照射ユニットの組み合わせが1対である場合の実装装置100における演算処理部200の処理手順を説明するためのフロー図である。照射制御部250は、ステップs201で、照射ユニットに照射光の出射を開始させる信号を送信する。これにより照射ユニットは、照射光の出射を開始する。
 実装制御部240は、ステップs202で、ヘッド部110及び実装ツール120を基準位置へ移動させる駆動信号をヘッド駆動モータ150及びツール駆動モータ160へ送信する。ここで、基準位置は、接合領域620に半導体チップ610が近接する位置である。
 ヘッド部110が基準位置に到達したら、画像取得部210は、ステップs203で、撮像ユニットへ撮像要求信号を送信する。そして、画像取得部210は、撮像ユニットからの画像データを取得する。画像取得部210は、取得した画像データを算出部230へ引き渡す。
 算出部230が受け取った画像データの画像には、指標621、接合領域620、半導体チップ610が写る。算出部230は、ステップs204で、画像取得部210から受け取った画像データの画像から、指標621、接合領域620、半導体チップ610の位置関係を抽出する。ここで、指標621と接合領域620との相対位置は既知である。算出部230は、画像における指標621及び接合領域620との位置関係と、指標621及び接合領域620の相対位置との関係性を抽出する。当該関係性に基づき、算出部230は、接合領域620及び半導体チップ610の相対位置を算出する。
 接合領域620及び半導体チップ610の相対位置に基づき、実装制御部240は、ステップs205で、半導体チップ610が接合領域620の真上の目標位置に来るように、ヘッド駆動モータ150へ駆動信号を送信する。これにより、半導体チップ610は、接合領域620の真上の目標位置へ配置される。次に、実装制御部240は、ステップs206で、実装ツール120に吸着されている半導体チップ610が接合領域620上に載置されるまで、実装ツール120を接合領域620へ接近させる。半導体チップ610を接合領域620へ載置したら、演算処理部200は、半導体チップ610を接合領域620へ接着する実装処理を実行する。実装処理が完了したら、実装制御部240は、ステップs207で、実装ツール120を上昇させ、接着した半導体チップ610から退避する。
 次に、画像取得部210は、ステップs208で、撮像ユニットへ撮像要求信号を送信する。そして、画像取得部210は、撮像ユニットからの検査画像データを取得する。画像取得部210は、取得した検査画像データを検出部220へ引き渡す。検査画像データには、半導体チップ610及び基板630が写る。
 次に、検出部220は、ステップs209で、検査画像から、半導体チップ610又は基板630上における損傷若しくは異物の有無を検出し、判定する。そして、損傷又は異物が存在しない場合、照射制御部250は、ステップs211で照射ユニットに照射光の出射を停止させる信号を送信する。これにより、照射ユニットは、照射光の出射を停止する。そして、一連の処理を終了する。損傷又は異物が存在する場合、演算処理部200は、ステップs210で、実装装置100に半導体チップ610及び基板630を廃棄させる。その後、照射制御部250は、ステップs211で照射ユニットに照射光の出射を停止させる信号を送信する。これにより、照射ユニットは、照射光の出射を停止する。そして、一連の処理を終了する。
 複数の半導体チップ610が基板630上の互いに異なる接合領域620に実装される場合は、ステップs202~ステップs207を繰り返す。そして、すべての半導体チップ610が、それぞれ所定の接合領域620上に実装された後、ステップs208以降を実行する。
 以上の説明においては、フリップチップボンディング装置を実装装置100として説明したが、実装装置100は、ワイヤボンディング装置でもよい。この場合、実装装置100は、基板630と、基板630上に実装された半導体チップ610と、をワイヤで電気的に接続する。また、実装ツール120は、ワイヤを形成するためのキャピラリである。また、指標621は、半導体チップ610上及び基板630上にそれぞれ存在する、ワイヤを実装する場所の位置を決定するためのマークである。以下、半導体チップ610上の指標を指標621aとし、基板630上の指標を指標621bとする。ワイヤを実装する場所とは、半導体チップ610上の電極及び基板630上の電極である。
 指標621は、半導体チップ610及び基板630上のそれぞれの電極であってもよく、半導体チップ610上及び基板630上に別途設けたマークであってもよい。当該別途設けたマークを指標621とする場合、当該指標621と、半導体チップ610上の電極及び基板630上の電極との間の位置関係は既知である。そのため、指標621の三次元座標から、当該電極の座標を算出できる。
 半導体チップ610と基板630とは、高さ方向における座標が異なるが、両方とも第1撮像ユニット130及び第2撮像ユニット140の被写界深度内に存在する場合、両方に焦点があった状態の画像を出力できる。当該画像から、指標621a及び指標621bの三次元座標を算出できる。半導体チップ610及び基板630の両方を、第1撮像ユニット130及び第2撮像ユニット140の被写界深度内に位置させることができない場合は、半導体チップ610に焦点があった画像と、基板630に焦点があった画像とを出力して、これらの画像から、指標621a及び指標621bの三次元座標を算出できる。
 以上の説明においては、照射ユニットとして、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180の2つを備える実装装置100を説明したが、実装装置100は、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180に加えて、第3照射ユニット190を備えてもよい。
 図8は、実装装置100の変形例を説明するための説明図である。図8に基づいて、実装装置100が、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180に加えて、第3照射ユニット190を備える場合を説明する。なお、すでに説明した要素と同一の要素については、特に言及しない限り同一の付番を付してその説明を省略する。
 実装装置100は、図8に示すように、ヘッド部110の基板630に対向する側の面上であって、実装ツール120が存在する領域を取り囲むように設置された、リング型の照射ユニットである第3照射ユニット190を備える。第3照射ユニット190は、出射する照射光が基板630の表面で散乱して第1撮像ユニット130及び第2撮像ユニット140の撮像素子に到達するように配置されている。
 基板630上の指標621の表面の平滑性が高い場合、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180を用いて得られた画像における指標621よりも、第3照射ユニット190を用いて得られた画像における指標621の方が明瞭に写る場合がある。
 図8では、リング型の照射ユニットとしての第3照射ユニット190を説明したが、第3照射ユニット190はリング型の照射ユニットに限られず、電球型の照射ユニット等の他の照射ユニットであってもよい。また、図8では、ヘッド部110の基板630に対向する側の面上であって、実装ツール120が存在する領域を取り囲むように設置された第3照射ユニット190を説明したが、第3照射ユニット190は、他の場所に設置されていてもよい。例えば、第3照射ユニット190は、実装装置100の基板630側に設けられていてもよい。具体的には、第3照射ユニット190は、実装装置100の基板架台510側に設けられたローアングル照射ユニットであってもよい。
 図9は、図8で説明した実装装置100における演算処理部200の処理手順を説明するためのフロー図である。なお、すでに説明した要素と同一の要素については、特に言及しない限り同一の付番を付してその説明を省略する。
 照射制御部250は、ステップs301で、第3照射ユニット190に照射光の出射を開始させる信号を送信する。これにより、第3照射ユニット190は、照射光の出射を開始する。
 照射制御部250は、ステップs302で、第3照射ユニット190に照射光の出射を停止させる信号、並びに第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180に照射光の出射を開始させる信号を送信する。これにより、第3照射ユニット190は照射光の出射を停止し、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180は照射光の出射を開始する。また、照射制御部250は、ステップs303で、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180に照射光の出射を停止させる信号を送信する。これにより、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180は照射光の出射を停止する。
 ステップs103で得られた第1画像及び第2画像は、第3照射ユニット190から出射された照射光を用いて撮像される。一方、ステップs110で得られた第1検査画像及び第2検査画像は、第1照射ユニット170及び第2照射ユニット180から出射された照射光を用いて撮像される。このように、半導体チップ610を実装する場合に使用する照射ユニットと、半導体チップ610の実装後に、半導体チップ610及び基板630を検査する場合に使用する照射ユニットを切り替えることによって、撮像対象がより明瞭に写る画像を取得できる。
<付記>
 本開示の実施形態は、以下の態様を含む。
[1]
 実装対象をステージに配置された被実装対象に実装する実装ツールと、
 前記ステージのステージ面に平行な平面が焦点面となるように光学系及び撮像素子がシャインプルーフ条件を満たして配置され、前記ステージ面に対して前記実装ツールと同じ側から前記実装対象及び前記被実装対象の少なくともいずれかを観察対象として撮像する撮像ユニットと、
 出射する照射光が前記観察対象の表面で正反射して前記撮像素子に到達するように配置された照射ユニットと
を備える実装装置。
[2]
 前記撮像ユニットは、それぞれの前記焦点面が一致するように調整された第1撮像ユニット及び第2撮像ユニットを有し、
 前記照射ユニットは、出射する照射光が前記第1撮像ユニットの前記撮像素子へ到達するように配置された第1照射ユニット、及び出射する照射光が前記第2撮像ユニットの前記撮像素子へ到達するように配置された第2照射ユニットを有する、[1]に記載の実装装置。
[3]
 前記被実装対象は、前記実装対象を実装する位置を決定するための指標を有し、
 前記観察対象の表面で正反射した前記第1照射ユニットからの前記照射光を、前記第1撮像ユニットの前記撮像素子に結像させて出力される第1画像と、前記観察対象の表面で正反射した前記第2照射ユニットからの前記照射光を、前記第2撮像ユニットの前記撮像素子に結像させて出力される第2画像とから、前記指標の三次元座標を算出する算出部を備える、[2]に記載の実装装置。
[4]
 前記第1撮像ユニットから出力され、前記被実装対象に実装された前記実装対象が写る第1検査画像及び前記第2撮像ユニットから出力され、前記被実装対象に実装された前記実装対象が写る第2検査画像から、前記観察対象の観察目標を検出する検出部を備える、[2]又は[3]に記載の実装装置。
[5]
 前記観察目標は、前記観察対象上の損傷若しくは異物又は前記実装対象である、[4]に記載の実装装置。
[6]
 前記第1撮像ユニットの前記撮像素子へ導かれる第1被写体光束の光路は、前記第2照射ユニットから出射される第2照射光束の光路と、前記第1撮像ユニットの内部において少なくとも部分的に重複し、
 前記第2撮像ユニットの前記撮像素子へ導かれる第2被写体光束の光路は、前記第1照射ユニットから出射される第1照射光束の光路と、前記第2撮像ユニットの内部において少なくとも部分的に重複する、[2]~[5]のいずれか1つに記載の実装装置。
[7]
 出射する照射光が前記観察対象の表面で散乱して前記撮像素子に到達するように配置された、第3照射ユニットを備える、[2]~[6]のいずれか1つに記載の実装装置。
[8]
 前記観察対象の位置を決定するために前記第1撮像ユニット及び前記第2撮像ユニットが前記観察対象を撮像する場合には、前記第3照射ユニットから照射光を出射させ、前記観察対象の検査を実行するために前記第1撮像ユニット及び前記第2撮像ユニットが前記観察対象を撮像する場合には、前記第1照射ユニット及び前記第2照射ユニットから照射光を出射させる照射制御部を備える、[7]に記載の実装装置。
[9]
 実装対象をステージ上に配置された被実装対象に実装する実装ツールと、前記ステージのステージ面に平行な平面が焦点面となるように光学系及び撮像素子がシャインプルーフ条件を満たして配置される撮像ユニットと、出射する照射光が観察対象である前記実装対象及び前記被実装対象の少なくともいずれかの表面で正反射して前記撮像素子に到達するように配置された照射ユニットとを備える実装装置を用いた前記実装対象の実装方法であって、
 前記照射ユニットが、前記観察対象に対して照射光を照射する照射ステップと、
 前記撮像ユニットが、前記観察対象の表面で正反射する前記照射光を前記撮像素子で受光することで、前記観察対象を撮像する撮像ステップと
を有する実装方法。
[10]
 実装対象をステージ上に配置された被実装対象に実装する実装ツールと、前記ステージのステージ面に平行な平面が焦点面となるように光学系及び撮像素子がシャインプルーフ条件を満たして配置される撮像ユニットと、出射する照射光が観察対象である前記実装対象及び前記被実装対象の少なくともいずれかの表面で正反射して前記撮像素子に到達するように配置された照射ユニットとを備える実装装置を制御する実装制御プログラムであって、
 前記照射ユニットが、前記観察対象に対して照射光を照射する照射ステップと、
 前記撮像ユニットが、前記観察対象の表面で正反射する前記照射光を前記撮像素子で受光することで、前記観察対象を撮像する撮像ステップと
をコンピュータに実行させる実装制御プログラム。
100…実装装置、110…ヘッド部、120…実装ツール、130…第1撮像ユニット、131…第1光学系、131a…物側レンズ群、131b…像側レンズ群、132…第1撮像素子、133…絞り、140…第2撮像ユニット、141…第2光学系、141a…物側レンズ群、141b…像側レンズ群、142…第2撮像素子、143…絞り、150…ヘッド駆動モータ、160…ツール駆動モータ、170…第1照射ユニット、171…光源、172…レンズ、173…第1ハーフミラー、180…第2照射ユニット、181…光源、182…レンズ、183…第2ハーフミラー、190…第3照射ユニット、200…演算処理部、210…画像取得部、220…検出部、230…算出部、240…実装制御部、250…照射制御部、300…記憶部、310…変換テーブル、400…入出力デバイス、510…架台、520…ステージ、610…半導体チップ、620…接合領域、621…指標、630…基板、700…チャート、700’…チャート像、710…ドット、710’…ドット像

Claims (10)

  1.  実装対象をステージに配置された被実装対象に実装する実装ツールと、
     前記ステージのステージ面に平行な平面が焦点面となるように光学系及び撮像素子がシャインプルーフ条件を満たして配置され、前記ステージ面に対して前記実装ツールと同じ側から前記実装対象及び前記被実装対象の少なくともいずれかを観察対象として撮像する撮像ユニットと、
     出射する照射光が前記観察対象の表面で正反射して前記撮像素子に到達するように配置された照射ユニットと
    を備える実装装置。
  2.  前記撮像ユニットは、それぞれの前記焦点面が一致するように調整された第1撮像ユニット及び第2撮像ユニットを有し、
     前記照射ユニットは、出射する照射光が前記第1撮像ユニットの前記撮像素子へ到達するように配置された第1照射ユニット、及び出射する照射光が前記第2撮像ユニットの前記撮像素子へ到達するように配置された第2照射ユニットを有する、請求項1に記載の実装装置。
  3.  前記被実装対象は、前記実装対象を実装する位置を決定するための指標を有し、
     前記観察対象の表面で正反射した前記第1照射ユニットからの前記照射光を、前記第1撮像ユニットの前記撮像素子に結像させて出力される第1画像と、前記観察対象の表面で正反射した前記第2照射ユニットからの前記照射光を、前記第2撮像ユニットの前記撮像素子に結像させて出力される第2画像とから、前記指標の三次元座標を算出する算出部を備える、請求項2に記載の実装装置。
  4.  前記第1撮像ユニットから出力され、前記被実装対象に実装された前記実装対象が写る第1検査画像及び前記第2撮像ユニットから出力され、前記被実装対象に実装された前記実装対象が写る第2検査画像から、前記観察対象の観察目標を検出する検出部を備える、請求項2に記載の実装装置。
  5.  前記観察目標は、前記観察対象上の損傷若しくは異物又は前記実装対象である、請求項4に記載の実装装置。
  6.  前記第1撮像ユニットの前記撮像素子へ導かれる第1被写体光束の光路は、前記第2照射ユニットから出射される第2照射光束の光路と、前記第1撮像ユニットの内部において少なくとも部分的に重複し、
     前記第2撮像ユニットの前記撮像素子へ導かれる第2被写体光束の光路は、前記第1照射ユニットから出射される第1照射光束の光路と、前記第2撮像ユニットの内部において少なくとも部分的に重複する、請求項2に記載の実装装置。
  7.  出射する照射光が前記観察対象の表面で散乱して前記撮像素子に到達するように配置された、第3照射ユニットを備える、請求項2に記載の実装装置。
  8.  前記観察対象の位置を決定するために前記第1撮像ユニット及び前記第2撮像ユニットが前記観察対象を撮像する場合には、前記第3照射ユニットから照射光を出射させ、前記観察対象の検査を実行するために前記第1撮像ユニット及び前記第2撮像ユニットが前記観察対象を撮像する場合には、前記第1照射ユニット及び前記第2照射ユニットから照射光を出射させる照射制御部を備える、請求項7に記載の実装装置。
  9.  実装対象をステージ上に配置された被実装対象に実装する実装ツールと、前記ステージのステージ面に平行な平面が焦点面となるように光学系及び撮像素子がシャインプルーフ条件を満たして配置される撮像ユニットと、出射する照射光が観察対象である前記実装対象及び前記被実装対象の少なくともいずれかの表面で正反射して前記撮像素子に到達するように配置された照射ユニットとを備える実装装置を用いた前記実装対象の実装方法であって、
     前記照射ユニットが、前記観察対象に対して照射光を照射する照射ステップと、
     前記撮像ユニットが、前記観察対象の表面で正反射する前記照射光を前記撮像素子で受光することで、前記観察対象を撮像する撮像ステップと
    を有する実装方法。
  10.  実装対象をステージ上に配置された被実装対象に実装する実装ツールと、前記ステージのステージ面に平行な平面が焦点面となるように光学系及び撮像素子がシャインプルーフ条件を満たして配置される撮像ユニットと、出射する照射光が観察対象である前記実装対象及び前記被実装対象の少なくともいずれかの表面で正反射して前記撮像素子に到達するように配置された照射ユニットとを備える実装装置を制御する実装制御プログラムであって、
     前記照射ユニットが、前記観察対象に対して照射光を照射する照射ステップと、
     前記撮像ユニットが、前記観察対象の表面で正反射する前記照射光を前記撮像素子で受光することで、前記観察対象を撮像する撮像ステップと
    をコンピュータに実行させる実装制御プログラム。
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