明 細 書
ADCC活性を増強させた抗体及びその製造方法
技術分野
[0001] 本発明は、抗体の ADCC活性を増強する方法および ADCC活性を増強させた抗体 に関する。
背景技術
[0002] 抗体の可変領域をマウス型に定常領域をヒト型にしたキメラ抗体や、可変領域と定 常領域の両方をヒト型にしたヒト化抗体は、癌や慢性関節リウマチの治療薬として期 待されて!/、る。癌の治療にぉレ、て従来より用いられて!/、るシスブラチンなどの化学合 成された治療薬は、癌細胞と正常細胞の識別能力が低ぐ毒性が高い。そのために 癌の化学療法は、癌患者への体力的な負担が大きいのが現状である。一方、キメラ 化あるいはヒト化された抗体は、癌細胞表面上に特異的の分子を認識して作用する ためにその毒性は低ぐ治療を受ける患者にとっても体力的負担は軽い。慢性関節リ ゥマチの治療に対しても、従来のステロイド薬を中心とした治療では、リウマチ症状の 進行を遅くするにとどまるものである力 インターロイキン 6受容体に対するヒト化抗体 は、骨破壊や炎症の原因因子を抑制することができるために著しい治療効果を発揮 している。
[0003] これらの治療用抗体 (キメラ抗体、ヒト化抗体)の作製方法には、大きく分けて 3通り ある。一つ目は、遺伝子組み換え技術によってマウス抗体からキメラ抗体、ヒト化抗体 へと抗体の抗原結合部位を残してヒト型の蛋白に置き換えてゆくことでヒト化して!/、く 方法である。二つ目は、ファージディスプレイを用いる方法である。この方法では、多 種類のヒト由来の抗体可変領域をファージ表面に発現させたものから、 目的蛋白を 認識できる完全ヒト型可変領域を選び出すことができるので、選び出された完全ヒト 型可変領域を材料に、遺伝子組み換え技術を利用して、ヒト型定常領域をさらにカロ えた完全ヒト化抗体を作製することが出来る。最後に、ヒトの抗体産生遺伝子を持つ ように遺伝子操作された TCマウスを利用した方法がある(Nature Genetics, Vol.16, 1 13-114, 1997)。この TCマウスは、 目的蛋白である抗原が免疫されると、マウスにより
産生されてくる抗体はすべてヒト型となるように遺伝子操作されているので、 TCマウス に抗原を免疫してから取り出したリンパ球細胞とマウスミエローマ細胞を融合させて 得られるハイプリドーマ細胞からは、免疫した抗原を認識する完全ヒト化抗体が産生 される。
[0004] 上記の 3つの方法によりキメラ抗体あるいはヒト化抗体を作製できる力 いずれの方 法を用いても、治療抗体の製造コストは低分子化合物の治療薬に比べて非常に高い ことが問題である。その高い製造コストのために、治療抗体の価格も非常に高ぐ癌 やリウマチ患者にとっても大きな治療費負担となるのが現状である。
[0005] この問題を解決する一つの解決策として、単位質量あたりの治療抗体の癌細胞な どへの治療効果を上昇させることが考えられた。つまり、少ない治療抗体量において も、従来の投与量と同様の治療効果が得られれば、患者 の 1回あたりの投薬量を 低減させることができ、また、 1回あたりの投薬費も低減させることができる。この治療 抗体の治療効果を示す一つの指標として、 Antibody-Dependent-Cellular-Cytotoxic ity (ADCC)活性がある。この ADCC活性は、治療抗体の Fc部分が、癌細胞を殺傷で きるキラー細胞上の Fc γレセプターに結合し、さらに治療抗体の可変領域の認識作 用で、癌細胞 キラー細胞を導くことにより、結果的に治療抗体を介してキラー細胞 が癌細胞を殺傷する機構である。
[0006] ADCC活性を上昇させるために要求される治療抗体の性能としては、 1)治療抗体 の可変領域が癌細胞表面に特異的にある蛋白を強く認識できるということ、 2)キラー 細胞上の FC yレセプターに治療抗体の Fc部分が強く結合できること、力 S挙げられる。 この 2)の項目を解決することで ADCC活性を上昇させる研究が多くなされてきた。
[0007] Shinkawa Tらは、治療抗体 IgGlの Fc領域である 297位のアミノ酸であるァスパラギン
(Asn)に結合している二つの糖鎖(N-Linked oligosaccharide)構造に着目し、その糖 鎖構造のフコースが欠損した糖鎖構造にすれば 20倍〜 100倍の ADCC活性上昇に なることを見出した(J. Biol. Chem. Vol.278, 3466-3473, 2003)。このフコース欠損構 造による ADCC活性の報告は、 Shields R Lらによっても行われた(J. Biol. Chem. Vol. 277, 26733-26740, 2002)。また、 Pablo Uらも同様の糖鎖構造に着目して、その糖鎖 構造中の bisectingN-acetylglucosamineの結合量を制御することで数倍の ADCC活
性の上昇を行えることを発見した(Nature Biotechnology Vol.17, 176-180, 1999)。
[0008] このような、 IgGlの Fc領域に結合している糖鎖構造を改変することでその治療抗体 の ADCC活性を上昇させる方法以外に、米国 Genentech In らの研究者らは、治療 抗体の Fc構造そのもののアミノ酸に変異を加えることで Fc受容体との結合を増強させ る技術をコンピューター検索により検索し、 S298A, E333A, K334Aのトリプル変異によ り ADCC活性を数十倍増強することに成功している(J. Biol. Chem. Vol.276, 6591-66 04, 2001)。
なお、以下に本発明に関連する先行技術文献を示す。
特許文献 l : WO 2004/029207
特許文献 2 : WO 2000/042072
特許文献 3 : WO 2004/063351
特許文献 4 : WO 2004/099249
特許文献 5 : WO 2006/019447
特許文献 6:特表 2006 - 512407
特許文献 7 :特表 2003— 512019
特許文献 8: WO2006/104989
特許文献 9: WO2006/105062
非特許文献 1 : Nature Genetics, Vol.16, 113-114, 1997
非特許文献 2 : J. Biol. Chem. Vol.278, 3466-3473, 2003
非特許文献 3 : J. Biol. Chem. Vol.277, 26733-26740, 2002
非特許文献 4 : Nature Biotechnology Vol.17, 176-180, 1999
非特許文献 5 : J. Biol. Chem. Vol.276, 6591-6604, 2001
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0009] 本発明は、 ADCC活性が増強された抗体及びその製造方法を提供することを課題 とする。
課題を解決するための手段
[0010] 本発明者らは、 Genentech Incらの研究者らが行った Fc領域のアミノ酸変異をさらに
発展させて、 Fc領域にコンピューター検索からは導き出せない大幅な構造変化を伴 う可能性のあるアミノ酸であるシスティン (Cys)を導入することで ADCC活性を増強させ ることができないか、検討を行った。システィン置換はチオール基 (-SH)の導入を意 味することから、ジスルフイド結合 (-S-S-)を生じる。そのため、 Fc構造のドラスチック な変化を呼ぶことが期待された。本発明者らは、ヒト C y 1 (配列番号: 53に記載のアミ ノ酸目己歹1 J)におレヽ飞、 Elvin A. Kabatらカ ^Sequence of proteins of Immunological Intere st (NIH Publication No.91-3242, 1991)において示した Human IgGl H鎖定常領域 の EU indexの番号(以下本明細書では、「kabat番号」と記載する場合がある)の 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286、 287、 288、 289、 290、 291、 292、 293、 294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308、 309、 310又は 314位のアミノ酸をシスティン (以下、 Cysと略記する場合がある。)に置換することで ADCC活性を増強できないか、 検討を行った。
その結果、ヒト C γ 1の 286、 287、 288、 289、 290、 291、 292、 294、 298、 301、 302、 303 、 305、 306、 307、 308又は 309
位のアミノ酸を Cysに置換したキメラ抗体力 野生型キメラ抗体と比較して非常に高い ADCC活性を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。即ち本発明は、以下〔 1]〜〔41〕を提供するものである。
〔1〕H鎖定常領域において、 286、 287、 288、 289、 290、 291、 292、 294、 298、 301、 302 、 303、 305、 306、 307、 308又は 309位からなる群より選択される少なくとも 1つの位置 のアミノ酸残基がシスティンに置換された抗体。
〔2〕^^鎖定常領域がヒトじ 1、(:0/ 2、(:0/ 3、及び C y 4からなる群より選択されるいず れかの定常領域である、〔1〕に記載の抗体、
〔3〕置換前と比較し ADCC活性が上昇して!/、る、〔1〕又は〔2〕の!/、ずれかに記載の抗 体、
〔4〕改善された安定性、溶解性または Fcリガンドへの結合親和性を有する、〔1〕〜〔3 〕の!/、ずれかに記載の抗体、
〔5〕糖鎖が付与されている、〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の抗体、〔6〕エフェクター 機能を改善するものである、〔5〕に記載の抗体、
[7] Fc y RI, Fc y RII, Fc y RIII,又は FcRnと結合する、〔;!〕〜〔6〕のいずれ力、に記載 の抗体、
〔8〕CD20、 CD22、 CD33、 CD52、 Her2/neu、 EGFR、 EpCAM、 MUC1、 G
D3、 CEA、 CA125、 HLA— DR、 TNFアルファおよび VEGFからなる群より選択さ れる標的抗原に特異性を有する、〔1〕〜〔7〕の V、ずれかに記載の抗体、
〔9〕 CD20に特異性を有するヒト化抗体であって、 286、 287、 288、 289、 290、 291、 29
2、 294、 298、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308及び 309位からなる群より選択される 少なくとも 1つの位置のアミノ酸残基がシスティンに置換された抗体、
〔10〕下記(1)から(4)のいずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 95に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号:93に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 97に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔11〕下記(1)から(4)のいずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号:101に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 99に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に
記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 103に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔12〕下記(1)から(4)のいずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 107に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 105に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 109に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔13〕下記(1)から(4)のいずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 54に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 45に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に
記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 73に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔14〕下記(1)から(4)のいずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 83に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 81に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 85に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔15〕下記(1)から(4)のいずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 89に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号:87に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に
記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 91に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔16〕下記(1)から(4)のいずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 131に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 129に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 133に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔17〕下記(1)から(4)のいずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 137に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 135に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に
記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 139に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔18〕下記(1)から(4)のいずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 143に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 141に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 145に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔19〕下記(1)から(4)のいずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 149に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 147に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に
記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 151に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔20〕下記(1)から (4)の V、ずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 155に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 153に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 157に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔21〕下記(1)から(4)のいずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号:161に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 159に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に
記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 163に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔22〕下記(1)から (4)の V、ずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号:167に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 165に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 169に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔23〕下記(1)から (4)の V、ずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 173に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 171に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に
記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 175に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔24〕下記(1)から (4)の V、ずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 179に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 177に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 181に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔25〕下記(1)から (4)の V、ずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号:185に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 183に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に
記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 187に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔26〕下記(1)から (4)の V、ずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 191に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 189に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 193に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
〔27〕下記(1)から (4)の V、ずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 241に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 243に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に
記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 245に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、 (2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
〔28〕
下記(1)から(4)の V、ずれかに記載の抗体;
(1) CDR1として配列番号: 195に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 197 に記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 199に記載のアミノ酸配歹 lj、および C Hとして配列番号: 83に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 209に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 195に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 197 に記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 199に記載のアミノ酸配歹 IJ、および F c領域として配列番号: 85に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、 (2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 203に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 205 に記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 207に記載のアミノ酸配歹 IJ、および C Lとして配列番号: 247に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、(ii)配列番号: 201に記 載のアミノ酸配列を有する L鎖。
〔29〕 H鎖定常領域において、 286、 287、 288、 289、 290、 291、 292、 294、 298、 301、 3 02、 303、 305、 306、 307、 308及び 309位からなる群より選択される少なくとも 1つの位 置のアミノ酸残基をシスティンに置換する工程を含む、 ADCC活性が増強された抗体 の製造方法。
〔30〕以下の(a)及び (b)の工程を含む、 ADCC活性が増強された抗体の製造方法;
(a) H鎖定常領域において、 286、 287、 288、 289、 290、 291、 292、 294、 298、 301、 302 、 303、 305、 306、 307、 308及び 309位からなる群より選択される少なくとも 1つの位置 のアミノ酸残基がシスティンに置換された H鎖をコードする DNA、及び L鎖をコードす る DNAを発現させる工程、
(b)工程 (a)の発現産物を回収する工程。
〔31〕^^鎖定常領域がヒトじ 1、(:0/ 2、(:0/ 3、及び C y 4からなる群より選択されるい ずれかの定常領域である、〔29〕または〔30〕に記載の方法。
〔32〕〔1〕〜〔28〕の V、ずれかに記載の抗体および医薬的に許容し得る担体を含む、 医薬組成物。
〔33〕〔1〕〜〔28〕のいずれかの抗体を対象に投与する工程を含む、非ヒト哺乳動物 の治療方法。
〔34〕〔1〕〜〔28〕の!/、ずれかの抗体をコードする核酸。
〔35〕〔34〕に記載の核酸を含むベクター。
〔36〕〔35〕に記載のベクターを有する宿主細胞。
〔37〕〔35〕に記載のベクターを有する宿主生物。
〔38〕 H鎖定常領域において、 286、 287、 288、 289、 290、 291、 292、 294、 298、 301、 3 02、 303、 305、 306、 307、 308及び 309位からなる群より選択される少なくとも 1つの位 置のアミノ酸残基をシスティンに置換する工程を含む、抗体の ADCC活性を増強する 方法。
〔39〕^^鎖定常領域がヒトじ 1、(:0/ 2、(:0/ 3、及び C y 4からなる群より選択されるい ずれかの定常領域である、〔38〕に記載の方法。
〔40〕工程 (a)の抗体の ADCC活性が増強されたか否かを判定する方法であって、ェ 程 (b)で測定された ADCC活性力 置換前の抗体の ADCC活性より高い場合に、ェ 程 (a)の抗体の ADCC活性が増強されたと判定される方法;
(a) ADCC活性を有する抗体の変異体であって、 H鎖定常領域における 286、 287、 28 8、 289、 290、 291、 292、 294、 298、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308及び 309位から なる群より選択される少なくとも 1つの位置のアミノ酸残基がシスティンに置換された 抗体を提供する工程、および、
(b)工程 (a)の抗体の ADCC活性を測定する工程。
〔41〕以下の(a)から(d)の工程を含む、 ADCC活性が増強された抗体のスクリーニン グ方法;
(a) ADCC活性を有する抗体を提供する工程、
(b)工程(a)の抗体の H鎖定常領域における 286、 287、 288、 289、 290、 291、 292、 29 4、 298、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308及び 309位からなる群より選択される少な くとも 1つの位置のアミノ酸残基をシスティンに置換する工程、
(c)工程 (b)で得られた抗体の ADCC活性が増強されたか否かを、〔40〕に記載の方 法で判定する工程、
(d)工程 (c)で、 ADCC活性が増強されたと判定された抗体を選択する工程。
発明の効果
[0012] 本発明により、 ADCC活性が増強された抗体及びその製造方法が提供された。 lact ate dehydrogenase release assay系で評価した ADCC活性に関して、本発明の抗体 は、野生型抗体と比較し、 ADCC活性が上昇した(野生型抗体と変異型抗体が同一 濃度である 2点間における、野生型抗体に対する変異型抗体の細胞障害の割合の 比が上昇した)。従って、本発明の変異型抗体を用いることによって、野生型抗体と 比較して、より多くの細胞障害を引き起こすことが出来る。
また本発明の抗体は、特に低濃度において、 ADCC活性が上昇した(野生型抗体 と変異型抗体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に対す る変異型抗体の濃度の比が上昇した)。従って、本発明の抗体を治療抗体として用 いることによって、単位質量あたりの癌細胞などへの治療効果を上昇させることが可 能である。また本発明の抗体を用いれば、患者への 1回あたりの投薬量を低減させる ことができるため、投薬費を低減することも可能である。
図面の簡単な説明
[0013] [図 1]遺伝子クローニングされた Anti_CD20マウス L鎖可変領域の DNA配列を示す図 である。この DNA配列のはじめの部分は、 MKV5 primer配列と一致する。また、図中 の CDRとは、 complementarity determing regionの略である。太いアンダーラインは、 マウス L鎖定常領域の一部であり、その定常領域を除いた配列力、 Anti_CD20マウス
L鎖可変領域である。
[図 2]遺伝子クローニングされた Anti_CD20マウス H鎖可変領域の DNA配列を示す図 である。この DNA配列のはじめの部分は、 MHV7 primer配列と一致する。また、図中 の CDRとは、 complementarity determing regionの略である。太いアンダーラインは、 マウス H鎖定常領域の一部であり、その定常領域を除いた配列力 Anti_CD20マウス H鎖可変領域である。
園 3]精製された野生型キメラ抗体あるいは Cys型キメラ抗体の電気泳動像を示す写 真である。各種精製キメラ抗体は、 2-メルカプトエタノールを含んだ SDS-PAGE Sampl e Bufferと混合され、 5分 Boilされた。 Boilされたサンプルは、 12.5 % SDS_PAGEゲルで 電気泳動された。この写真において、 50kDa付近のバンドが H鎖、 25kDa付近のバン ドが L鎖である。
[図 4]野生型、 294Cys型、 298Cys型、 301 Cys型の Anti_CD20キメラ抗体の ADCC活 性結果を示すグラフである。野生型キメラ抗体の ADCC活性と比較して、 294Cys型キ メラ抗体と 301 Cys型キメラ抗体は、高濃度条件下 (0. 1〜10 g/mL)で非常に高い A DCC活性を示した。一方 298Cys型キメラ抗体は、野生型と比べて低濃度(0. 1 μ g/m L以下の濃度)を含む測定された全域にぉレ、て、高レ、ADCC活性を示した。
[図 5]野生型、 290Cys型、 291 Cys型、 292Cys型の Anti_CD20キメラ抗体の ADCC活 性結果を示すグラフである。野生型キメラ抗体の ADCC活性と比較して、 291 Cys型キ メラ抗体と 292Cys型キメラ抗体は、高濃度条件下 (0.01〜10 g/mL)で非常に高い ADCC活性を示した。一方 290Cys型キメラ抗体は、野生型と比べて低濃度(0. 1 μ g/ mL以下の濃度)を含む測定されたほぼ全域にお!/、て、高!/、ADCC活性を示した。
[図 6]野生型、 302Cys型、 303Cys型の Anti_CD20キメラ抗体の ADCC活性結果を示 すグラフである。野生型キメラ抗体の ADCC活性と比較して、 303Cys型キメラ抗体は、 高濃度条件下(0.01〜10 g/mL)で非常に高い ADCC活性を示した。一方 302Cys 型キメラ抗体は、野生型と比べて低濃度(0. 1 g/mL以下の濃度)を含む測定された ほぼ全域にお!/、て、高!/、ADCC活性を示した。
[図 7]野生型、 298Cys型の Anti-EGFRキメラ抗体の ADCC活性結果を示すグラフであ る。 298Cys型キメラ抗体は、野生型と比べて低濃度(0. 1 g/mL以下の濃度)を含む
測定された全域にお!/、て、高!、ADCC活性を示した。
[図 8]野生型、 286Cys型、 287Cys型、 288Cys型、 289Cys型の Anti_CD20キメラ抗体 の ADCC活性結果を示すグラフである。野生型キメラ抗体の ADCC活性と比較して、 2 86Cys型キメラ抗体と 289Cys型キメラ抗体は、高濃度条件下(0.01〜10 g/mL)で 非常に高い ADCC活性を示した。
[図 9]野生型、 305Cys型、 306Cys型、 307Cys型、 308Cys型の Anti_CD20キメラ抗体 の ADCC活性結果を示すグラフである。野生型キメラ抗体の ADCC活性と比較して、 これらのキメラ抗体は、比較的高濃度条件下(0.001〜10 g/mL)で高い ADCC活性 を示した。
[図 10]野生型及び 309Cys型の Anti_CD20キメラ抗体の ADCC活性結果を示すグラフ である。野生型キメラ抗体の ADCC活性と比較して、これらのキメラ抗体は、低濃度条 件下(0.001〜10 μ g/mL)で高い ADCC活性を示した。
発明を実施するための最良の形態
[0014] 本発明は、 Eivin A. Kabatらカ ^Sequence of proteins of Immunological Interest (NIH Publication No.91-3242, 1991)において示した Human IgGl H鎖定常領域の EU ind exの番号(以下本明細書おいては、特に断りがない限りは、アミノ酸の位置は kabat番 号に記載の EU indexに従い記載される)の 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286、 287、 288、 289、 290、 291、 292、 293、 294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308、 309、 310又は 314位からなる群より選択される少なくとも 1つの位置のアミノ酸残 基がシスティンに人為的に置換された抗体を提供する。ヒト C y 1の塩基配列を配列 番号: 71に、アミノ酸配列を配列番号: 53に示す。
[0015] ヒトの免疫グロブリンとして、 IgGl、 IgG2、 IgG3、 IgG4、 IgAl、 IgA2、 IgD、 IgE、 IgMの 9 種類のクラス (isotype)が知られている。本発明の抗体には、これらの isotypeのうち IgG 1、 IgG2、 IgG3、 IgG4が含まれる。
また本発明の抗体には、抗体の Fc領域以外の部分が、抗原結合能を有する別の ペプチドに置換されたものも含まれる。抗体の Fc領域以外の部分としては、例えば可 変領域、 CH1領域、ヒンジ領域などが挙げられるが、これらに限定されない。抗体の is otypeは、定常領域の構造によって決定される。 IgGl, IgG2、 IgG3、 IgG4の各 isotype
の定常領域は、それぞれ、 Cy l、 Cy2、 Cy3、 Cy 4と呼ばれている。本発明の抗体 には、 Cy 2, Cy 3,又は 4において、 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286、 287、 2 88、 289、 290、 291、 292、 293、 294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 3 08、 309、 310又は 314位からなる群より選択される少なくとも 1つの位置のアミノ酸が C ysに置換された抗体も含まれる。ヒト Cy2、 Cy3、 Cy4の塩基配列を、配列番号: 65 、 67、 69に列示する。また、ヒト Cy2、 Cy3、 Cy4のアミノ酸酉己歹 IJを、酉己歹 IJ番号: 66、 68、 70に例示する。
なお、本明細書に添付の配列表に記載の C γ 1 (塩基配列配列番号: 71、アミノ酸 配列配列番号: 53)、 C γ 2 (塩基配列配列番号: 65、アミノ酸配列配列番号: 66) 、 Cy3(塩基配歹 I]配列番号: 67、アミノ酸配列配列番号: 68)、及び Cy 4 (塩基配 列配列番号: 69、アミノ酸配歹 IJ配列番号: 70)の各配列中のコドン及びアミノ酸と、 k abatの EU indexとの関係を、表 1〜表 7に示す。表 1〜7中のコドン及びアミノ酸は、上 から下に向かって順番に、配列表の N末端側から C末端側のコドン及びアミノ酸に対 応している。
なお、本明細書における定常領域の配列は全て、 [Sequence of Proteins oflmmun ological Interest, 5th Ea. Public Health Service, National Institutes of Health, Bethes da, MD(1991)]を基に作成した。
[表 1]
IgGKCrl) lRG2(C 2) IgG3(C 3) IgG4(C 4)
EU
DNAIB アミノ酸 アミノ酸 DNA酉己 アミノ酸 DNA酉己 アミノ酸
INDEX DNA配歹 l.
列 配列 配列 列 配列 列 配列 of Kabat
118 gcc Ala gcc Ala get Ala get Ala
119 tec Ser tec Ser tec Ser tec Ser
120 acc Thr acc Thr acc Thr acc Thr
121 aag し ys aas Lys aas Lys aag し ys
122 ggc Gly ggc Gly ggc Gly ggc Gly
123 cca Pro cca Pro cca Pro cca Pro
124 tcg Ser tcg Ser tcg Ser tec Ser
125 fftc Val gtc Vaf gtc Val gtc Val
126 ttc Phe ttc Phe ttc Phe ttc Phe
127 ccc Pro ccc Pro ccc Pro ccc Pro
128 ctg し eu ctg Leu ctg Leu ctg し eu
129 gca Ala gcg Ala gcg Ala gcg Ala
130 ccc Pro ccc Pro ccc Pro ccc Pro
131 tec Ser tgc Cys tgc Cys tgc Cys
132 tec Ser tec Ser tec Ser tec Ser
133 aag し ys agg Arg agg Arg agg Arg
134 age Ser age Ser age Ser age Ser
135 acc Thr acc Thr acc Thr acc Thr
136 tct Ser tec Ser tct Ser tec Ser
137 ggg Glv gag Gfu ggg Gly gag Glu
138 ggc Gly age Ser ggc Gly age Ser
139 aca Thr aca Thr aca Thr aca Thr
140 gcg Ala gcc Ala gcg Ala gcc Ala
141 gcc Ala gcc Ala gcc Ala gcc Ala
142 ctg leu ctg Leu ctg し eu ctg し eu
1 3 ssc Gly ggc Gly ggc Gly ggc Gly
144 tgc Cys tgc Cys tgc Cys tgc Cys
145 ctg Leu ctg Leu ctg Leu ctg し eu
146 gtc Val gtc Val fftc Val gtc Val
147 aag Lys aag Lys aag し ys aag lys
148 gac Asp gac Asp gac Asp gac Asp
149 tac Thr tac Tyr tac Tyr tac I yr
150 ttc Phe ttc Phe ttc Phe ttc Phe
151 ccc Pro ccc Pro ccc Pro ccc Pro
152 gaa Glu gaa Glu gaa Glu gaa Glu
153 ccg Pro ccg Pro ccg Pro ccg Pro
154 g g Val g g Val gtg Val gtg Val
155 acg Thr acg Thr acg Thr acg Thr
156 gtg Val fftg Val & g Val gtg Val
157 tcg Ser tcg Ser tcg Ser tcg Ser
158 tgg Trp tgg Trp tgg Trp tgg Trp
159 aac Asn aac Asn aac Asn aac Asn
160 tea Ser tea Ser tea Ser tea Ser
161 ggc Gly ggc Gly ggc Gly ggc Gly
162 gcc Ala get Ala gcc Ala gcc Ala
163 ctg Leu ctg し eu ctg し eu ctg Leu
164 acc Thr acc Thr acc Thr acc Thr
165 age Ser age Ser age Ser age Ser
166 ggc Gly ggc Gly ggc Gly ggc Gly
167 gtg Val gtg Val gtg Val gtg Val
168 cac His cac His cac His cac His
i
83
6.6.90//,00Zdf/X3d εε8而 800 OA
鬧
L6L90/L00Zd£/13d 8而 800Ζ OAV
S3
6L6L90/L00ZdT/13d εε8而 800Ζ OA
396 ccc Pro ccc Pro ccc Pro ccc Pro
397 g g Va! atg Met atg Met gtg Va!
398 ctg し eu ctg し eu ctg し eu ctg Leu
399 gac Asp gac Asp gac Asp gac Asp
400 tec Ser tec Ser tec Ser tec Ser
401 gac Asp gac Asp gac Asp gac Asp
402 ggc Gly ggc Gly ggc Gly ggc Gly
403 tec Ser tec Ser tec Ser tec Ser
404 ttc Phe ttc Phe ttc Phe ttc Phe
405 ttc Phe ttc Phe ttc Phe ttc Phe
406 etc し eu etc Leu etc し eu etc Leu
407 tac Tyr tac Tyr tac Tyr tac I yr
408 age Ser age Ser age Ser age Ser
409 aag し ys aag し ys aag Lys Arg
410 etc し eu etc し eu etc し eu cta Leu
41 1 acc Thr acc Thr acc Thr acc Thr
41 2 gtg Val gtg Val Stg Vai g Val
41 3 gac Asp gac Asp gac Asp gac Asp
414 aag し ys aag Lys aag し ys aag Lys
41 5 age Ser age Ser age Ser age Ser
41 6 agg Arg agg Arg agg Arg agg Arg
41 7 tgg Trp tgg Trp tgg Trp tgg Trp
41 8 cas Gin cag Gin cag Gin cag Gin
41 9 cag Gin cag Gin cag Gin gag Glu
420 ggg Gly ggg Gly Gly ggg Gly
421 aac Asn aac Asn aac Asn aat Asn
422 gtc Val gtc Val ate lie gtc Val
423 ttc Phe ttc Phe ttc Phe ttc Phe
424 tea Ser tea Ser tea Ser tea Ser
425 tgc Cys tgc Cys tgc Cys tgc Cys
426 tec Ser tec Ser tec Ser tec Ser
427 Rtg Val gtg Val &tg Val Val
428 atg Met atg Met atg Met atg Met
429 cat His cat His cat His cat His
430 gag Glu gag Glu gag Glu gag Glu
431 get Ala get Ala get Ala get Ala
432 ctg Leu ctg Leu ctg Leu ctg Leu
433 cac His cac His cac His cac His
434 aac Asn aac Asn aac Asn aac Asn
435 cac His cac His cgc Arg cac His
436 tac Tyr tac Tyr ttc Phe tac Tyr
437 acg Thr acg Thr acg Thr aca Thr
438 caR Gin C3g Gin cag Gin cag Gin
439 aag し ys aag し ys aag Lys aag Lys
440 age Ser age Ser age Ser age Ser
441 etc Leu etc し eu etc し eu etc し eu
442 tec Ser tec Ser tec Ser tec Ser
443 ctg し eu ctg し eu ctg Leu clg し eu
444 tct Ser tct Ser tct Ser tct Ser
445 ccg Pro ccg Pro ccg Pro ctg し eu
446 g Gly ggt Gly ggt Gly g t Gly
447 aaa し ys aaa し ys aaa Lys aaa Lys 本発明 ί は、その誘導体も含まれる。本発明におけるシスティ ン誘導体としては、、: 分子にヒドロキシル基、メチル基、ェチル基、カルボキ
シル基、アミノ基等が付加された化合物、システィン分子を構成する原子や官能基の 一部が欠失した化合物、システィン分子を構成する原子や官能基の一部が別のそれ に置換された化合物などが挙げられる力 S、これらに限定されるものではない。
[0018] lactate dehydrogenase release assay系で評価した ADCC活性に関して、本発明の 抗体は、野生型抗体と比較し、 ADCC活性が上昇した(野生型抗体と変異型抗体が 同一濃度である 2点間における、野生型抗体に対する変異型抗体の細胞障害の割 合の比が上昇した)。また 286Cys型抗体、 289Cys型抗体、 305Cys型抗体、 306Cys型 抗体、 307Cys型抗体、 308Cys型抗体、 290Cys型抗体、 291Cys型抗体、 292Cys型抗 体、 298Cys型抗体、 302Cys型抗体、 303Cys型抗体、 309Cys型抗体は、特に低濃度 において、約 2倍以上、好ましくは約 5倍以上、より好ましくは約 10倍以上、約 100倍以 上、さらに好ましくは約 500倍以上、特に好ましくは約 1000倍以上 ADCC活性が上昇 した(野生型抗体と変異型抗体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野 生型抗体に対する変異型抗体の濃度の比が上昇した)。
また本発明の抗体は、改善された安定性、溶解性、 Fc受容体 の結合親和性、又 は CDC活性を有する。本発明の抗体は、野生型と比較してその安定性、溶解性、 Fc 受容体への結合親和性、又は CDC活性が変化して!/、な!/、か上昇して!/、ることが好ま しい。し力もながら本発明の抗体は、少なくとも ADCC活性が上昇していればよぐそ の安定性、溶解性、 Fc受容体への結合親和性、又は CDC活性が減少している抗体 も、本発明の抗体に含まれる。なお、 Fc受容体としては、 Fc γ RI Fc γ RII Fc y RIII FcRn等が挙げられる力 これらに限定されるものではない。
[0019] 本発明の抗体には、ポリクローナル抗体およびモノクローナル抗体の両方が含まれ る。モノクローナル抗体およびポリクローナル抗体の調製および精製方法は、当分野 で失口られており、 列えば Harlow and Lane, Antibodies: A Laboratory Manual (New Y ork: Coid Spring Harbor Laboratory Press, 1988)に記載されていな。
[0020] 本発明の抗体の一形態はヒト化抗体である。「ヒト化抗体」とは、ヒトの抗体に構造を 類似させた抗体のことを!/、い、ヒト型キメラ抗体 (例えば抗体の一部がヒト化された抗 体、 CH2領域がヒト化された抗体、 Fc領域がヒト化された抗体、定常領域がヒト化され た抗体)、及び定常領域及び可変領域に存在する CDR (相補性決定領域)以外の部
分がヒト化されたヒト型 CDR移植(CDR-grafted)抗体(P.T.Johons et al., Nature 321, 522(1986))、完全ヒト化抗体などが含まれる。ヒト型 CDR移植抗体の抗原結合活性を 高めるため、マウス抗体と相同性の高いヒト抗体 FRを選択する方法、相同性の高いヒ ト化抗体を作製する方法、ヒト抗体にマウス CDRを移植した後さらに FRのアミノ酸を置 換する方法の改良技術もすでに開発され (米国特許第 5585089号、米国特許第 5693 761号、米国特許第 5693762号、米国特許第 6180370号、欧州特許第 451216号、欧 州特許第 682040号、特許第 2828340号などを参照)、本発明のヒト型 CDR移植抗体 の作製に利用することもできる。
[0021] ヒト型キメラ抗体は例えば、上記の H鎖可変領域の構造及び/又は L鎖可変領域の 構造を有する抗体の定常領域をヒト抗体の定常領域に置換することにより作製するこ とができる。ヒト抗体の定常領域としては公知のものを採用することができる。以下に、 ヒト型キメラ抗体の作製方法の一例を示す。
[0022] まず、特定の対象抗原に対するマウス抗体を産生するハイブリドーマより mRNAを抽 出し、常法に従って cDNAを合成する。合成した cDNAをベクターに組み込み cDNAラ イブラリーを構築する。この cDNAライブラリーから、 H鎖遺伝子フラグメント及び L鎖遺 伝子フラグメントをプローブとして用いることにより、 H鎖遺伝子及び L鎖遺伝子を含有 するベクターを選択する。選択されたベクターの揷入配列のシークェンシングを行う ことにより、 H鎖可変領域及び L鎖可変領域の遺伝子の配列が決定される。このように して得られた配列データを基に H鎖可変領域をコードする DNAを化学合成、生化学 的切断/再結合等により作製する。得られた H鎖可変領域をコードする DNAを、ヒト H 鎖定常領域をコードする DNAとライゲーシヨンして発現用ベクターに組込むことにより H鎖発現ベクターを作製する。発現ベクターとしては例えば SV40 virus basedベクタ 一、 EB virus basedベクター、 BPV (パピローマウィルス) basedベクターなどを用いるこ とができる力 S、これらに限定されるものではない。一方、同様の方法により L鎖発現べ クタ一を作製する。これら H鎖発現ベクター及び L鎖発現ベクターにより宿主細胞を共 形質転換する。宿主細胞としては CHO細胞 (チャイニーズノヽムスター卵巣 )(A. Wright & S丄. Morrison, J.Immunol.160, 3393-3402 (1998))、 SP2/0細胞 (マウスミエローマ )(K .Motmans et al., Eur.J.し ancer Prev.5, 512-519 (199りノ, R.P.Junghans et al., Cancer R
es.50, 1495-1502 (1990》などが好適に用いられる。また、形質転換にはリポフエクチ ン法 (R.W.Malone et al. ,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 86,6077 (1989), P丄 .Feigner et al., Proc.Natl.Acad.Sci.USA 84,7413 (1987)、エレクト口ポレーシヨン法、リン酸カルシウム 法 (F丄 .Graham & A.J.van der Eb, Virology 52,456-467(1973》、 DEAE-Dextran法等 が好適に用いられる。
[0023] 形質転換体を培養した後、形質転換体の細胞内又は培養液よりヒト型キメラ抗体を 分離する。抗体の分離、精製には、遠心分離、硫安分画、塩析、限外濾過、ァフィ二 ティークロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、ゲル濾過クロマトグラフィー、 ムクロマトフィー、などの方法を適宜組み合わせて利用することができる。
[0024] 一方、ヒト型 CDR移植抗体は例えば以下の方法により作製することができる。まず、 上記キメラ抗体の製造方法の欄で述べた方法により、特定の抗原に対する抗体の H 鎖可変領域及び L鎖可変領域のアミノ酸配列及びそれをコードする塩基配列を決定 する。併せて各 CDR領域のアミノ酸配列及び塩基配列を決定する。
[0025] 次に、 CDR領域を挟んで存在する FR (フレームワーク領域)を選択する。 FRの選択 には、およそ三つの方法が採用できる。 1つめの方法は、 NEWM、 REIなど既に三次 元構造の明らかとなったヒト抗体フレームを用いる方法である(Riechmannし et al., N ature 332,323— 3Z7 (1988); Tempst, PR. et al. , Protein Engineering 7, 1501-1507 (1 994); Ellis JH. et al., J. Immunol 155, 925-937 (1995))。 2つめの方法は、 目的のマ ウス抗体可変領域と最も高いホモロジ一を持つヒト抗体可変領域をデータベースより 選択し、その FRを用いる方法である(Queen C. et al., Proc Natl Acad SciUSA 86, 10 029-10033 (1989); Rozak MJ. et al. , J Biol Chem 271, 22611-22618 (1996); Shearm an CW. et al., J.Immunol 147, 4366-4373 (1991))。 3つめの方法は、ヒト抗体の FRで 最も共通に用いられるアミノ酸を選択する方法である(Sato . et al., Mol Immunol 31 , 371-381 (1994); obinger F. et al. , Protein Engineering 6, 971—980 (1993); Kettle borough CA. et al., Protein Engineering 4, 773-783 (1991))。本発明ではこれらいず れの方法を用いることもできる。
[0026] 尚、選択されたヒト FRのアミノ酸配列を改変したアミノ酸配列であっても、最終的に
得られるヒト型 CDR移植抗体が対象抗原に対する特異的結合性を有する限り、 FRの アミノ酸配列として利用することができる。特に、選択されたヒト FRのアミノ酸の一部を CDRの由来となった抗体の FRのアミノ酸に変更した場合、抗体の特性が維持される 可能性が高い。改変されるアミノ酸の数は好ましくは FR全体の 30%以下であり、更に 好ましくは FR全体の 20%以下であり、更に好ましくは FR全体の 10%以下である。
[0027] 次に、これらいずれかの方法により選択した FRと上記 CDRとを組み合わせることに より H鎖可変領域及び L鎖可変領域をコードする DNAを設計する。この設計を基に H 鎖可変領域をコードする DNAと L鎖可変領域をコードする DNAを化学合成、生化学 的切断/再結合等によりそれぞれ作製する。そして H鎖可変領域をコードする DNA を、ヒト免疫グロブリン H鎖定常領域をコードする DNAとともに発現ベクターに組み込 み H鎖発現ベクターを構築する。同様に、 L鎖可変領域をコードする DNAを、ヒト免疫 グロブリン L鎖定常領域をコードする DNAとともに発現ベクターに組み込み L鎖発現 ベクターを構築する。発現ベクターとしては例えば SV40 virus basedベクター、 EB vir us basedベクター、 BPV (パピローマウィルス) basedベクターなどを用いることができる 力 これらに限定されるものではない。
[0028] 以上の方法で作製された H鎖発現ベクター及び L鎖発現ベクターにより宿主細胞を 共形質転換する。宿主細胞としては CHO細胞 (チャイニーズノヽムスター卵巣 XA.Wrig ht& S丄 .Morrison, J.Immunol.160, 3393-3402 (1998))、 SP2/0細胞 (マウスミエローマ) ( .Motmans etal., Eur.J. Cancer Prev.5, 512-519 (1996),R.P.Junghans et al., Cancer Res.50,1495-1502 (1990》などが好適に用いられる。また、形質転換にはリポフエクチ ン法 (R.W.Malone et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 86,6077 (1989), P丄 .Feigner et al., Proc.Natl.Aca
d.Sci.USA 84,7413 (1987)、エレクト口ポレーシヨン法、リン酸カルシウム法 (F丄. Graha m & A.J.van der Eb, Virology 52,456-467(1973》、 DEAE-Dextran法等が好適に用い られる。
[0029] 形質転換体を培養した後、形質転換体の細胞内又は培養液よりヒト型 CDR移植抗 体を分離する。抗体の分離、精製は、遠心分離、硫安分画、塩析、限外濾過、ァフィ 二ティークロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、ゲル濾過クロマトグラフィー
ムクロマトフィー、などの方法を適宜組み合わせて行うことができる。
[0030] また、ヒト抗体の取得方法も知られて!/、る。例えば、ヒトリンパ球を in vitroで所望の 抗原または所望の抗原を発現する細胞で感作し、感作リンパ球をヒトミエローマ細胞 、例えば U266と融合させ、抗原 の結合活性を有する所望のヒト抗体を得ることもで きる(特公平 1-59878参照)。また、ヒト抗体遺伝子の全てのレパートリーを有するトラ ンスジヱニック動物を所望の抗原で免疫することで所望のヒト抗体を取得することがで きる(国際特許出願公開番号 WO 93/12227, WO 92/03918, WO 94/02602, WO 94 /25585, WO 96/34096,WO 96/33735参照)。
[0031] 更なる実施態様では、抗体又は抗体断片は、 McCafferty等 (Nature, 348:552-554 ( 1990))に記載された技術を使用して産生される抗体ファージライブラリーから分離す ること力 Sできる。 Clackson等 (Nature, 352:624-628 (1991))及び Marks等 (J.Mol.Biol., 222:581-597 (1991》は、ファージライブラリーを使用したマウス及びヒト抗体の分離を 記述している。続く刊行物は、鎖シャフリングによる高親和性 (nM範囲)のヒト抗体の 生成 (Marks等, Bio/Technology, 10:779_783[1992])、並びに非常に大きなファージラ イブラリーを構築するための方策としてコンビナトリアル感染とインビボ組換え (Waterh ouse等, Nuc.Acids.Res. , 21 :2265_2266[1993])を記述している。従って、これらの技 術はモノクローナル抗体の分離に対する伝統的なモノクローナル抗体ハイプリドーマ 法に対する実行可能な別法である。
[0032] この点において、バタテリオファージ(ファージ)ディスプレイは、大きなオリゴぺプチ ドライブラリーを検索して、ポリペプチド標的に特異的に結合する能力のあるこれらラ イブラリーのメンバーを同定することを可能にするよく知られた技術の一つである。フ ァージディスプレイは、様々なポリペプチドがバタテリオファージ粒子の表面上のコー トタンパク質に融合タンパク質として提示されることによる技術である(Scott, J.K.及び S mith G. P. (1990) Science 249:386)。ファージディスプレイの有用性は、選択的にラン ダム化されたタンパク質変異体(又はランダムクローン cDNA)の大きなライブラリーを 標的分子に高い親和性で結合するこれらの配列について素早く効果的に分類する ことができる点にある。ファージでのペプチド(Cwirla,S.E.等(1990) Pro Natl. Acad.
Sci. USA, 87:6378)又はタンパク質(Lowman,H.B.ら (1991) Biochemistry, 30: 10832;
Clackson,T.ら (1991) Nature, 352: 624; MarksJ.D.等 (1991), J. Mol. Biol., 222:581 ; Kang,A.S.等 (1991) Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 88:8363)ライブラリーのディスプレ ィは、特異的に結合する特性を有するものについて無数のポリペプチド又はオリゴぺ プチドをスクリーニングするために使用されている(Smith, G.P. (1991) Current Opin.
Biotechnol., 2:668)。ランダム突然変異体のファージライブラリーの分類は、多数の 変異体を構築して増殖させる方法、標的レセプターを用いた親和性精製の方法、及 び結合増強の結果を評価する手段を必要とする(米国特許第 5223409号、同第 54 03484
号、同第 5571689号、及び同第 5663143号を参照)。
[0033] ほとんどのファージディスプレイ法は繊維状ファージを使用していたが、 λファージ ディスプレイシステム(W095/34683 ;米国特許第 5627024号)、 Τ4ファージディ スプレイシステム(RenJ.ら Gene 215:439 (1998); Zhuら Cancer Researc, 58(15):3209_ 3214 (1998); Jiang等 Infection & Immunity, 65(11): 4770-4777 (1997); Ren等, Gene, 195(2):303- 311 (1997); Ren, Protein Sci. 5: 1833 (1996); Efimov等 VirusGenes 10: 1 73(1995)及び T7ファージディスプレイシステム(Smith及び Scott Methods in Enzymol ogy,217, 228-257(1993);米国特許第 5766905号)も知られている。
[0034] 現在、基礎的なファージディスプレイ法は多くの改良及び変形が開発されている。
これらの改良により、選択された標的分子との結合性など、ペプチドライブラリーゃタ ンパク質ライブラリーから特性、能力などに基づいてスクリーニングする方法が改善さ れた。ファージディスプレイ法のための組み換え反応手段については、 W098/14 277に記載がある。ファージディスプレイライブラリ一は、二分子相互作用(W098/ 20169 ;WO98/20159)及び拘束性へリックスペプチド、の特性(WO98/20036) を分析及び制御するために使用されている。 W097/35196には、リガンドが標的 分子に結合しうる第一の溶液、及び親和性リガンドが標的分子に結合しない第二の 溶液とファージディスプレイライブラリーを接触させて結合リガンドを選択的に単離す る、親和性リガンドの単離方法が記載されている。 W097/46251は、親和性精製 抗体でランダムファージディスプレイライブラリーをバイオバニングし、次!/、で結合ファ
一ジを単離し、続!/、てマイクロプレートのゥエルでマイクロバニングして高親和性結合 ファージを単離する方法を記載する。黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)タン パク質 Aの親和性タグとしての使用も報告されている(Li等,(1998) Mol Biotech., 9: 1 87)。 W097/47314は、ファージディスプレイライブラリーでもよいコンビナトリアル ライブラリーを用いて酵素特異性を識別するための基質サブトラクシヨンライブラリー の使用を記載している。ファージディスプレイに用いる洗浄剤における使用に適した 酵素を選択する方法は WO97/09446に記載される。特異的に結合するタン ^ク 質を選択する更なる方法は、米国特許第 5498538号、同第 5432018号、及び WO 98/15833に記載されている。ペプチドライブラリーの作製及びこれらのライブラリ 一のスクリーニングの方法は、米国特許第 5723286号、同第 5432018号、同第 55 80717号、同第 5427908号、同第 5498530号、同第 5770434号、同第 573401 8号、同第 5698426号、同第 5763192号、及び同第 5723323号に記載される。
[0035] さらに、ヒト抗体ライブラリーを用いて、バニングによりヒト抗体を取得する技術も知ら れている。例えば、ヒト抗体の可変領域を一本鎖抗体(scFv)としてファージデイスプ レイ法によりファージの表面に発現させ、抗原に結合するファージを選択することが できる。選択されたファージの遺伝子を解析すれば、抗原に結合するヒト抗体の可変 領域をコードする DNA配列を決定することができる。抗原に結合する scFvの DNA 配列が明らかになれば、当該配列を有する適当な発現ベクターを作製し、適当な宿 主に導入して発現させることによりヒト抗体を取得することができる。これらの方法は既 に衆知であり、 WO 92/01047、 WO 92/20791、 WO 93/06213、 WO 93/ 11236、 WO 93/19172、 WO 95/01438、 WO 95/15388を参考に実施す ること力 Sでさる。
[0036] 別法として、ファージディスプレイ技術 (McCafferty等, Nature 348: 552_553[1990]) を使用して、非免疫化ドナーの免疫グロブリン可変 (V)ドメイン遺伝子レパートリーか ら、インビトロでヒト抗体及び抗体断片を産出させることができる。この技術によれば、 抗体 Vドメイン遺伝子を、フレーム単位で、繊維状バタテリオファージ、例えば M13フ ァージ又は fdのコートタンパク質遺伝子のどちらかでクローユングし、ファージ粒子の 表面で機能的抗体断片として提示させる。繊維状粒子がファージゲノムの一本鎖 D
NAコピーを含むので、抗体の機能特性に基づいた選択に基づいても、結果としてこ れらの特性を示す抗体をコードする遺伝子の選択が成される。よって、このファージ は B細胞の!/、くつかの特性を模倣して!/、る。ファージディスプレイは多様な形式で行 つことができる;列えば、 Johnson, Kevin S.及び Chiswell, David J., Current Opinion in Structural Biology 3 : 564-571(1993)を参照。 V-遺伝子セグメントのいくつかの供給 源を、ファージディスプレイのために使用できる。 Clackson等, Nature, 352 : 624_628( 1991)は、免疫化したマウス脾臓由来の V遺伝子の小さいランダムなコンビナトリアル ライブラリーから、多様で多くの抗-ォキサゾロン抗体を単離した。非免疫化ヒトドナー の V遺伝子のレパートリーが構成可能であり、多様で多くの抗原 (自己抗原を含む)に 対する抗体は、 Marks等, J. Mol. Biol. 222 : 581-597(1991)、又は Griffith等, EMBO J. 12: 725-734(1993)に記載の技術にそのまま従うことで単離することができる。また、 米国特許第 5565332号及び同 5573905号を参照のこと。
[0037] 本発明の抗体には、本発明の抗体と他のペプチド又はタンパク質とが融合した融 合タンパク質も含まれる。融合タンパク質を作製する方法は、本発明の抗体をコード するポリヌクレオチドと他のペプチド又はポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを フレームが一致するように連結してこれを発現ベクターに導入し、宿主で発現させれ ばよく、当業者に公知の手法を用いることができる。本発明の抗体との融合に付され る他のペプチド又はポリペプチドとしては、例えば、 FLAG (Hopp, T. P. et al., BioTe chnology (1988) 6, 1204-1210 )、 6個の His (ヒスチジン)残基からなる 6 X His、 lO X Hi s、インフルエンザ凝集素(HA)、ヒト c-mycの断片、 VSV-GPの断片、 pl8HIVの断片、 T7_tag、 HSV_tag、 E_tag、 SV40T抗原の断片、 lck tag, a -tubulinの断片、 B_tag、 Pr otein Cの断片等の公知のペプチドを使用することができる。また、本発明の抗体と の融合に付される他のポリペプチドとしては、例えば、 GST (ダルタチオン一 S トラン スフエラーゼ)、 HA (インフルエンザ凝集素)、 β ガラクトシダーゼ、 ΜΒΡ (マルトース 結合タンパク質)等が挙げられる。
[0038] また本発明の抗体においては、糖鎖を付与、改変、またはフコース欠損糖鎖に置 換することも可能である。糖鎖の抗体への付与は、変異導入されたシスティン中の- S Η基と糖鎖に導入したプロモアセチル基を結合させて抗体に糖鎖を導入することによ
つて行うことが可能である。糖鎖、ペプチドまたはポリペプチドの付与によって、抗体 のエフェクター機能を向上させることが出来る。エフェクター機能としては、これらに限 定されるものではないが、 ADCC活性、補体依存性細胞障害作用(CDC)活性が挙 げられる。
さらに本発明の抗体には、一部のアミノ酸がァセチル化、 PEG化、リン酸化、アミド 化等の化学修飾を受けた抗体も含まれる。このような化学修飾は当業者に公知の方 法によって行うことが可能である。
[0039] 本発明の抗体は、他のエフェクター機能を向上させる技術と組み合わせて使用す ることが可能である。他のエフェクター機能を向上させる技術としては、フコース転移 酵素をノックアウトまたはノックダウンさせた CHO細胞等の培養細胞を用いて産生さ せる技術 (WO 2003/085119)、または抗体の重鎖中のアミノ酸残基を元のアミノ酸以 外のアミノ酸で置換する技術(WO 2004/029207、 WO 2000/042072)が含まれるが、 これに限定されない。
[0040] 本発明の抗体は、エフェクター細胞表面の Fc γ RI、 Fc γ RII、又は Fc γ RIIIと結合 することをその特徴とする。エフェクター機能は、 Fc受容体(FcR)と抗体の Fc領域と の相互作用によっても媒介される。 Fc受容体は、造血細胞上に存在する分化した細 胞表面受容体として知られている。 Fc受容体のうち、 IgG抗体に対する Fc受容体は Fc γ R、 IgEに対する Fc受容体は Fc ε R、 IgAに対する Fc受容体は Fc a Rと呼ばれており 、 FcRは、免疫グロブリンアイソタイプによって定義される。 FC y受容体に関しては、 F c y RI (CD64)、 Fc γ RII (CD32)、および Fc γ RIII (CD 16)の 3つのサブクラスが確認さ れている。各 Fe y Rサブクラスは 2つまたは 3つの遺伝子によってコードされ、かつ選 択的 RNAスプライシングが複数の転写物をもたらすため、 Fe y Rアイソフオームにお Vヽて広!/ヽ多様十生力存在する。 Fc γ RIサブ、クラス (Fc γ RIA、 Fc y RIB,および Fc y RIC )をコードしている 3つの遺伝子は、第 1染色体長腕の領域 lq21.1においてクラスター 形成され、 Fc γ RIIァイソフォーム (Fc γ RIIA、 Fc γ RUB,および Fc γ RIIC)をコードし ている遺伝子ならびに Fc γ RIlKFc γ RIIIAおよび Fc γ RIIIB)をコードしている 2つの 遺伝子の全ては領域 lq22においてクラスター形成される。 FcRは、 Ravetch and inet , Annu. Rev. Immunol 9:457-92 (1991); Capel et al., Immunomethods 4:25-34 (1994
); and de Haas et al., J Lab. Clin. Med. 126:330-41 (1995)において概説されている
〇
Fc γ RIが高い親和性で単量体の IgGに結合する一方、 Fc γ RIIおよび Fc γ RIIIは低 親和性の受容体であり、複合型または塊状の IgGと相互作用する。これらの低親和性 受容体を検出するための古典的な方法として、 IgGによって感作された抗体に覆われ た赤血球(EA)を使用する「ロゼット形成」が知られている(Bredius et al. Immunology 83:624-630 (1994)。また、ロゼットアツセィに関して、 Tax et al. J. Immunol. 133(3): 1 185-1189 (1984); Nagarajan et al. J. Biol. Chem. 270(43): 25762-25770 (1995);お よび Warmerdam et al. J. Immunol. 147(4): 1338-1343 (1991)も参照されたい)。
本発明において、エフェクター細胞としては、特に制限はないが、例えば PBMCが 挙げられる。
[0041] また本発明は、本発明の抗体をコードする核酸、該核酸が揷入されたベクター、及 び該ベクターが導入された形質転換細胞を提供する。ベクターの例としては、 M13系 ベクター、 pUC系ベクター、 pBR322、 pBluescript, pCR-Scriptなどが挙げられる。また 、 cDNAのサブクローニング、切り出しを目的とした場合、上記ベクターの他に、例え ば、 pGEM-T, pDIRECT, pT7などが挙げられる。
[0042] 発現ベクターとしては、例えば、大腸菌での発現を目的とした場合は、ベクターが 大腸菌で増幅されるような上記特徴を持つほかに、宿主を JM109、 DH5 a、 HB 101、 XLl-Blueなどの大腸菌とした場合にお!/、ては、大腸菌で効率よく発現できるようなプ 口モーター、例えば、 lacZプロモーター(wardら, Nature (1989) 341, 544-546 ; FASE B J. (1992) 6, 2422-2427)、 araBプロモーター(Betterら, Science (1988) 240, 1041-1 043 )、または T7プロモーターなどを持っていることが不可欠である。このようなベクタ 一としては、上記ベクターの他に PGEX-5X- 1 (フアルマシア社製)、「QIAexpress syst emj (キアゲン社製)、 pEGFP、または pET (この場合、宿主は T7 RNAポリメラーゼを発 現している BL21が好ましい)などが挙げられる。
[0043] また、ベクターには、ポリペプチド分泌のためのシグナル配列が含まれていてもよい 。蛋白質分泌のためのシグナル配列としては、大腸菌のペリブラズムに産生させる場 合、 pelBシグナル配列(Lei, S. P. et al J. Bacteriol. (1987) 169, 4379)を使用すれば
よい。宿主細胞へのベクターの導入は、例えば塩化カルシウム法、エレクト口ポレー シヨン法を用いて行うことができる。
[0044] 大腸菌以外にも、例えば、哺乳動物由来の発現ベクター(例えば、 pcDNA3 (インビ トロゲン社製)や、 pEGF-BOS (Nucleic Acids. Res. 1990, 18(17),p5322)、 pEF 、 pCD M8)、昆虫細胞由来の発現ベクター(例えば「Bac-to_BAC baculovairus expression systemj (ギブコ BRL社製)、 pBacPAK8)、植物由来の発現ベクター(例えば ρΜΗ 1、 p MH2)、動物ウィルス由来の発現ベクター(例えば、 pHSV、 pMV、 pAdexLcw)、レトロ ウィルス由来の発現ベクター(例えば、 ZIPneo)、酵母由来の発現ベクター(例えば、 「Pichia Expression Kit J (インビトロゲン社製)、 NVl l , SP-Q01 )、枯草菌由来の発 現ベクター(例えば、 PPL608、 p TH50)が挙げられる。
[0045] CHO細胞、 COS細胞、 MH3T3細胞等の動物細胞での発現を目的とした場合には 、細胞内で発現させるために必要なプロモーター、例えば SV40プロモーター(Mulliga nら, Nature (1979) 277, 108)、 MMTV-LTRプロモーター、 EF1 αプロモーター(Mizu shimaら, Nucleic Acids Res. ( 1990) 18, 5322)、 CMVプロモーターなどを持っているこ とが不可欠であり、細胞 の形質転換を選抜するための遺伝子(例えば、薬剤(ネオ マイシン、 G418、ピューロマイシンなど)により判別できるような薬剤耐性遺伝子)を有 すればさらに好ましい。このような特性を有するベクターとしては、例えば、 pMAM, p DR2、 pBK- RSV、 pBK- CMV、 pOPRSV、 pOP13などが挙げられる。
[0046] さらに、遺伝子を安定的に発現させ、かつ、細胞内での遺伝子のコピー数の増幅を 目的とする場合には、核酸合成経路を欠損した CHO細胞にそれを相補する DHFR遺 伝子を有するベクター(例えば、 pCHOIなど)を導入し、メトトレキセート(MTX)により 増幅させる方法が挙げられ、また、遺伝子の一過性の発現を目的とする場合には、 S V40 T抗原を発現する遺伝子を染色体上に持つ COS細胞を用いて SV40の複製起点 を持つベクター(pcDなど)で形質転換する方法が挙げられる。複製開始点としては、 また、ポリオ一マウィルス、アデノウイルス、ゥシパピローマウィルス(BPV)等の由来の ものを用いることもできる。さらに、宿主細胞系で遺伝子コピー数増幅のため、発現べ クタ一は選択マーカーとして、アミノグリコシドトランスフェラーゼ (APH)遺伝子、チミジ ンキナーゼ(TK)遺伝子、大腸菌キサンチングァニンホスホリボシルトランスフェラー
ゼ(Ecogpt)遺伝子、ジヒドロ葉酸還元酵素(dhfr)遺伝子等を含むことができる。
[0047] ベクターが導入される宿主細胞としては特に制限はなぐ例えば、大腸菌や種々の 動物細胞などを用いることが可能である。宿主細胞は、例えば、本発明の抗体の製 造や発現のための産生系として使用することができる。ポリペプチド製造のための産 生系は、 in vitroおよび in vivoの産生系がある。 in vitroの産生系としては、真核細胞 を使用する産生系や原核細胞を使用する産生系が挙げられる。
[0048] 真核細胞を使用する場合、例えば、動物細胞、植物細胞、真菌細胞を宿主に用い ること力 Sできる。動物細胞としては、哺乳類細胞、例えば、 CHO (J. Exp. Med. (1995) 108, 945)、 COS, 3T3、ミエローマ、 BHK (baby hamster kidney)、 HeLa、 Vero、両生 類細胞、例えばアフリカッメガエル卵母細胞(Valle, et al., Nature (1981) 291, 358-3 40)、あるいは昆虫細胞、例えば、 Si9、 Sf21、 Tn5が知られている。本発明においては 、 CHO-DG44, CHO-DXB 11 , COS7細胞、 ΒΗΚ細胞が好適に用いられる。動物細胞 において、大量発現を目的とする場合には特に CHO細胞が好ましい。宿主細胞へ のベクターの導入は、例えば、リン酸カルシウム法、 DEAEデキストラン法、カチォニッ クリボソーム DOTAP (ベーリンガーマンハイム社製)を用いた方法、エレクト口ボーレ ーシヨン法、リポフエクシヨンなどの方法で行うことが可能である。
[0049] 植物細胞としては、例えば、ニコチアナ*タバカム(Nicotiana tabacum)由来の細胞 が蛋白質生産系として知られており、これをカルス培養すればよい。真菌細胞として は、酵母、例えば、サッカロミセス(Saccharomyces)属、例えば、サッカロミセス'セレビ ンェ (Saccharomyces cerevis e)、サッ刀口 セス-ホンへ (Saccharomyces pombe)、 糸状菌、例えば、ァスペルギルス(Aspergillus)属、例えば、ァスペルギルス'二ガー( Aspergillus niger) »、失口られてレヽる。
[0050] 原核細胞を使用する場合、細菌細胞を用いる産生系がある。細菌細胞としては、大 腸菌(E. coli)、例えば、 JM109、 DH5 a、 HB 101等が挙げられ、その他、枯草菌が知 られている。本発明の DNAにより形質転換された細胞を in vitroで培養し、当業者が 通常行う方法によって精製することによって、本発明の抗体を得ることが可能である。
[0051] また本発明は、本発明の抗体をコードする核酸を含むベクターを有する宿主生物 を提供する。本発明の宿主生物は、組換え型抗体の産生に有用である。本発明にお
ける宿主生物としては、ャギなどが挙げられる。例えば、本発明のトランスジエニック ャギの作成は次のようにして行うことが可能である。即ち、抗体遺伝子が乳汁中に固 有に産生されるタンパク質 (ャギ /3カゼインなど)をコードする遺伝子の内部にインフ レームで揷入された融合遺伝子を構築する。抗体遺伝子が揷入された融合遺伝子 を含む DNA断片をャギの胚へ注入すれば、該注入胚が雌のャギへ導入される。胚 を受容したャギから生まれるトランスジエニックャギ又はその子孫が産生する乳汁から 、本発明の抗体を取得することができる。トランスジエニックャギから産生される本発 明の抗体を含む乳汁量を増加させるために、ホルモンをトランスジエニックャギに適 宜使用することも可能である(Ebert, .M. etal., Bio/Technology (1994) 12, 699-702 )。
本発明の抗体は、細胞障害を与えたいターゲット細胞の表面に存在する分子を認 識する抗体であることが好ましい。細胞障害を与えたいターゲット細胞の由来として は、ヒトであることが好ましいが、これに限定されるものではない。また、細胞障害を与 えたいターゲット細胞としては、特に制限はなぐ例えば、癌細胞、 Raji、 KG_la、 TL_ 1、 HUT78、 Jurkat、 BALL- 1、 HEPG2、 MKN- 7、 KB、又は Helaが挙げられるが、これ らに限定されるものではない。細胞障害を与えたいターゲット細胞の表面に存在する 分子(抗原)としては、例えば、 CD20、 CD22、 CD33、 CD52、 Her2/neu、 EGF R、 EpCAM、 MUC1、 GD3、 CEA、 CA125、 HLA— DR、 TNFアルファおよび V EGFからなる群から選択される標的抗原が挙げられる力 S、これらに限定されるもので はない。
290Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 95に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号:93に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領
域として配列番号: 97に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
291Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号:101に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 99に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 103に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
292Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 107に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 105に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 109に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
293Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号:113に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号:111に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 115に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
294Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと
して配列番号: 54に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 45に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 73に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
298Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 83に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 81に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 85に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
299Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号:119に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 117に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 121に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
300Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力、これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 125に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 123に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 127に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
301Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 89に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号:87に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 91に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
302Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 131に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 129に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 133に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと
して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
303Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 137に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 135に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 139に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
304Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 143に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 141に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 145に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
286Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 149に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 147に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 151に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
287Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 155に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 153に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 157に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
288Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号:161に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 159に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 163に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
289Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号:167に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 165に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に
記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 169に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
305Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 173に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 171に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 175に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
306Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 179に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 177に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 181に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
307Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号:185に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 183に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 187に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
308Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に
記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 191に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 189に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 193に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
309Cys型抗 CD20抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 これら に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配歹 IJ、および CHと して配列番号: 243に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 241に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 47に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 49に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 51に記載のアミノ酸配列、および Fc領 域として配列番号: 245に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 58に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 60に 記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 62に記載のアミノ酸配歹 IJ、およびじしと して配列番号: 64に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、
(ii)配列番号: 56に記載のアミノ酸配列を有する L鎖。
298Cys型抗 EGFR抗体としては、具体的には以下の抗体が挙げられる力 S、これら
に限定されるものではない。
(1) CDR1として配列番号: 195に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 197 に記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 199に記載のアミノ酸配歹 lj、および C Hとして配列番号: 83に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 209に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(3) CDR1として配列番号: 195に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 197 に記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 199に記載のアミノ酸配歹 IJ、および F c領域として配列番号: 85に記載のアミノ酸配列を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i) CDR1として配列番号: 203に記載のアミノ酸配歹 IJ、 CDR2として配列番号: 205 に記載のアミノ酸配列、 CDR3として配列番号: 207に記載のアミノ酸配歹 IJ、および C Lとして配列番号: 247に記載のアミノ酸配列を有する L鎖、(ii)配列番号: 201に記 載のアミノ酸配列を有する L鎖。
[0053] 上述したように、本発明の抗体には、ヒト化(humanized)抗体などの組換え抗体も含 まれる。ヒト化(humanized)抗体には、キメラ(chimeric)抗体(特にヒト型キメラ抗体)、 CDR移植抗体(特にヒト型 CDR移植抗体)が含まれる。これらの抗体の具体的な説明 は上述の通りである。
[0054] また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 290Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 94に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H鎖 を含む抗体、
(2)配列番号:92に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 96に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有する
H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 291Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 100に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号:98に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 102に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 292Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ
る CDR3、および配列番号: 106に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 104に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 108に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
293Cys型抗 CD20抗体をコードする DNAとしては、以下の DNAが挙げられるまた本 発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 293Cys型抗 CD20抗体を提 供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 112に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号:110に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 114に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の
塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、 (ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 294Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 52に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H鎖 を含む抗体、
(2)配列番号: 44に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 72に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 298Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 82に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H鎖 を含む抗体、
(2)配列番号:80に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載
の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 84に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 299Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 118に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 116に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 120に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 300Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 124に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号:122に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 126に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 301Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 88に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H鎖 を含む抗体、
(2)配列番号:86に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 90に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 302Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 130に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 128に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 132に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 303Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 136に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号:134に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 138に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 304Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 142に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 140に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 144に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 286Cys型抗 CD20抗
体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 148に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 146に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 150に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 287Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 154に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 152に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 156に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に
記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 288Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 160に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 158に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 162に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 289Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 166に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 164に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 168に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 305Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 172に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 170に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 174に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 306Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 178に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 176に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 180に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 307Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 184に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号:182に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 186に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 308Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 190に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H 鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 188に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 192に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 309Cys型抗 CD20抗 体を提供する。
(1)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 242に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H
鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 240に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 46に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 48に記載 の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 50に記載の塩基配列からコードされ る CDR3、および配列番号: 244に記載の塩基配列からコードされる Fc領域を有す る H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 57に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 59に記載の 塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 61に記載の塩基配列からコードされる CDR3、および配列番号: 63に記載の塩基配列からコードされる CLを有する L鎖、
(ii)配列番号: 55に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
また本発明は、例えば下記(1)から(4)のいずれかに記載の 298Cys型抗 EGFR抗 体を提供する。
(1)配列番号: 194に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 196に記 載の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 198に記載の塩基配列からコード される CDR3、および配列番号: 82に記載の塩基配列からコードされる CHを有する H鎖を含む抗体、
(2)配列番号: 208に記載の塩基配列からコードされる H鎖を含む抗体、
(3)配列番号: 194に記載の塩基配列からコードされる CDR1、て配列番号: 196に 記載の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 198に記載の塩基配列からコ ードされる CDR3、および配列番号: 84に記載の塩基配列からコードされる Fc領域 を有する H鎖を含む抗体、
(4)上記(1)、(2)または(3)のいずれかに記載の H鎖、および、下記(i)または(ii)に 記載の L鎖の対を有する抗体、
(i)配列番号: 202に記載の塩基配列からコードされる CDR1、配列番号: 204に記 載の塩基配列からコードされる CDR2、配列番号: 206に記載の塩基配列からコード される CDR3、および配列番号: 246に記載の塩基配列からコードされる CLを有す
る L鎖、
(ii)配列番号: 200に記載の塩基配列からコードされる L鎖。
[0055] また本発明は、 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286、 287、 288、 289、 290、 291、 292 、 293、 294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308、 309、 310及び 314位 力、らなる群より選択される少なくとも 1つの位置のアミノ酸がシスティンに置換された C γ 1、 C γ 2、 C γ 3、及び C γ 4を提供する。このような C γ 1、 C γ 2、 C γ 3、及び C γ 4 は、 ADCC活性が増強された抗体の製造において有用である。
[0056] 当業者であれば、例えば、上記 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286、 287、 288、 289 、 290、 291、 292、 293、 294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308及び 3 09、 310及び 314位からなる群より選択される少なくとも 1つの位置のアミノ酸が Cysに 置換された C γ 1、 C γ 2、 C γ 3、又は C γ 4と任意の抗体可変領域を組み合わせるこ とによって、 ADCC活性が増強された任意の抗原を認識する抗体を製造することが可 能である。また当業者であれば、例えば、上記 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286、 2 87、 288、 289、 290、 291、 292、 293、 294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 3 07、 308及び 309、 310及び 314位からなる群より選択される少なくとも 1つの位置のアミ ノ酸が Cysに置換された C γ 1、 C γ 2、 C γ 3又は C γ 4の Fc領域と任意の抗体 Fab領 域を組み合わせることによって、 ADCC活性が増強された任意の抗原を認識する抗 体を製造することが可能である。上述したように、本発明の抗体は、細胞障害を与え たいターゲット細胞の表面に存在する分子を認識する抗体であることが好ましい。ま た、細胞障害を与えたいターゲット細胞の由来としては、ヒトであることが好ましいが、 これに限定されるものではない。細胞障害を与えたいターゲット細胞の表面に存在す る分子(抗原)としては、例えば CD20、 CD22、 CD33、 CD52、 Her2/neu、 EGF R、 EpCAM、 MUC1、 GD3、 CEA、 CA125、 HLA— DR、 TNFアルファおよび V EGFからなる群から選択される標的抗原が挙げられる力 S、これらに限定されるもので はない。
[0057] 本発明はまた、 H鎖定常領域において、 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286、 287、 288、 289、 290、 291、 292、 293、 294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308及び 309、 310及び 314位からなる群より選択される少なくとも 1つの位置のアミノ酸
残基をシスティンに置換する工程を含む、 ADCC活性が増強された抗体の製造方法 を提供する。
該製造方法の一つの態様としては、当業者に公知の ADCC活性を有する抗体の H 鎖定常領域において、 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286、 287、 288、 289、 290、 291 、 292、 293、 294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308及び 309、 310及 び 314位からなる群より選択される少なくとも 1つの位置のアミノ酸残基をシスティンに 置換する。当業者に公知の ADCC活性を有する抗体の取得方法に制限はない。例 えば、本発明の製造方法を実施する者が自ら製造することもできるし、他者より購入 することもできる。アミノ酸残基をシスティンに置換する方法としては、例えば、部位特 異的変異^ ¾法 (Hashimoto- Gotoh, T, Mizuno, T, Ogasahara, Y, and Nakagawa, M. (1995) An oligodeoxyribonucleotide-directed dual amber method for site-directe d mutagenesis. Gene 152, 271-275、 Zoller, MJ, and Smith, M.(1983) Oligonucleotid e_directed mutagenesis of DNA fragments cloned into M13 vectors. Methods Enzym ol. 100, 468—500、 Kramer, W, Drutsa,V, Jansen,HW, Kramer, B, Pflugfelder,M, andF ritz,HJ(1984) The gapped duplex DNA approach to oligonucleotide-directed mutatio n construction. Nucleic Acids Res. 12, 9441-9456、 Kramer W, and Fritz HJ(1987) Oligonucleotide-directed construction of mutations via gapped duplex DNA Method s. Enzymol. 154, 350-367、 unkel,TA(1985) Rapid and efficient site-specific mutage nesis without phenotypic selection. Proc Natl Acad Sci U S A. 82, 488-492)力 S挙げら れる。該方法を用いて、抗体の所望のアミノ酸をシスティンに置換することができる。 該製造方法の別の態様としては、まず、当業者に周知な方法によって、所望の抗 原に結合する抗体を得る。取得された抗体が非ヒト動物抗体であれば、ヒト化すること もできる。次いで、取得された抗体が ADCC活性を有するか否かを当業者に周知な 方法によって判定する。抗体の ADCC活性は、例えば実施例に記載の lactate dehyd rogenase release assay系で測定することができる力 この方法に限定されず、例えば 、 Cr51-release assayによっても測定可能である。次いで、 ADCC活性を有すると判定 された抗体の H鎖定常領域において、 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286、 287、 288 、 289、 290、 291、 292、 293、 294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308
及び 309、 310及び 314位からなる群より選択される少なくとも 1つの位置のアミノ酸残 基をシスティンに置換する。
より具体的には、以下の(a)及び (b)の工程を含む、 ADCC活性が増強された抗体 の製造方法を提供する。
(a) H鎖定常領域において、 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286、 287、 288、 289、 290 、 291、 292、 293、 294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308及び 309、 3 10及び 314位からなる群より選択される少なくとも 1つの位置のアミノ酸残基がシスティ ンに置換された H鎖をコードする DNA、及び L鎖をコードする DNAを発現させる工程
(b)工程 (a)の発現産物を回収する工程
本発明の製造方法においては、まず、 ADCC活性を有する抗体の変異体の Η鎖を コードする DNAであって、 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286、 287、 288、 289、 290、 2
91、 292、 293、 294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308及び 309、 310 及び 314位からなる群より選択される少なくとも 1つの位置のアミノ酸残基がシスティン に置換された Η鎖をコードする DNA、および ADCC活性を有する抗体の L鎖をコード する DNAを発現させる。 H鎖定常領域において、 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286 、 287、 288、 289、 290、 291、 292、 293、 294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306 、 307、 308及び 309、 310及び 314位からなる群より選択される少なくとも 1つの位置の アミノ酸残基がシスティンに置換された H鎖をコードする DNAは、例えば、野生型の H 鎖をコードする DNAの H鎖定常領域部分を取得し、該 H鎖定常領域中の特定のァミノ 酸をコードするコドンがシスティンをコードするよう、適宜置換を導入することによって 得ること力 S出来る。なお、システィンをコードするコドンは、 TGT又は TGCである。 また、あらかじめ、野生型 H鎖の定常領域部分のアミノ酸がシスティン置換されたタ ンパク質をコードする DNAを設計し、該 DNAを化学的に合成することによって、 H鎖 定常領域において、 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286、 287、 288、 289、 290、 291、 2
92、 293、 294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308及び 309、 310及び 314位からなる群より選択される少なくとも 1つの位置のアミノ酸残基がシスティンに置 換された H鎖をコードする DNAを得ることも可能である。
また、 Fc領域の H鎖定常領域において、 286、 287、 288、 289、 290、 291、 292、 293、
294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308及び 309、 310及び 314位か らなる群より選択される少なくとも 1つの位置のアミノ酸残基がシスティンに置換された H鎖をコードする DNAは、部分 DNAに分けて製造することができる。部分 DNAの組み 合わせとしては、例えば、可変領域をコードする DNAと定常領域をコードする DNA、 あるいは Fab領域をコードする DNAと Fc領域をコードする DNAが挙げられる力 これら 組み合わせに限定されるものではない。 L鎖をコードする DNAもまた、同様に部分 DN Aに分けて製造することができる。
[0058] 例えば、 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286、 287、 288、 289、 290、 291、 292、 293、
294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308及び 309、 310及び 314位か らなる群より選択される少なくとも 1つの位置のアミノ酸残基がシスティンに置換された H鎖定常領域をコードする DNA、 H鎖可変領域をコードする DNA、 L鎖定常領域をコ ードする DNA、 H鎖定常領域をコードする DNAを発現させる方法としては、以下の方 法が挙げられる。即ち、 H鎖可変領域をコードする DNAを、 H鎖定常領域をコードす る DNAとともに発現ベクターに組み込み H鎖発現ベクターを構築する。同様に、 L鎖 可変領域をコードする DNAを、 L鎖定常領域をコードする DNAとともに発現ベクター に組み込み L鎖発現ベクターを構築する。発現ベクターとしては例えば SV40 virus ba sedベクター、 EB virus basedベクター、 BPV (パピローマウィルス) basedベクターなど を用いることができる力 これらに限定されるものではな!/、。
上記 4つの DNAをベクターに導入する方法としては、 4つの DNAを 1つのベクターへ 導入する方法、 4つの DNAを 2つのベクターに分けて導入する方法、 4つの DNAを 3 つのベクターに分けて導入する方法(1つのベクターに 1つの DNAを導入し、もう 1つ のベクターに 1つの DNAを導入し、残りのベクターに 2つの DNAを導入する方法)、 4 つの DNAを 4つのベクターに導入する方法(4つの DNAを各々別々のベクターに導 入する方法)が含まれる。ここで、 4つの DNAを 2つのベクターに分けて導入する場合 、及び、 3つのベクターに分けて導入する場合において、 4つの DNAのグループ分け はなんら制限されるものではない。
[0059] 以上の方法で作製された抗体発現ベクターにより宿主細胞を共形質転換する。宿 主細胞としては CHO細胞 (チャイニーズハムスター卵巣)等上述の細胞などが好適に
用いられる。また、形質転換にはリポフエクチン法 (R.W.Malone et al.,Proc.Natl.Acad. Sci.USA 86,6077 (1989), P丄 .Feigner et al. ,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 84,7413 (1987) 、エレクト口ポレーシヨン法、リン酸カルシウム法 (F丄 .Graham & A.J.van der Eb,Virolo gy 52,456-467(1973))、 DEAE-Dextran法等が好適に用いられる。
[0060] 本発明の抗体の製造方法においては、次に、工程 ωで得られた発現産物を回収 する。発現産物の回収は、例えば、形質転換体を培養した後、形質転換体の細胞内 又は培養液より分離することによって行うことが出来る。抗体の分離、精製には、遠心 分離、硫安分画、塩析、限外濾過、プロテイン Α、プロテイン G、プロテイン Lカラム、ァ フィニティークロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、ゲル濾過クロマトグラフ ィーなどの方法を適宜組み合わせて行うことができる。
上記の方法によって、抗体の ADCC活性を増強することができる。すなわち、本発 明は、 H鎖定常領域において、 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286、 287、 288、 289、 290、 291、 292、 293、 294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 307、 308及び 30 9、 310及び 314位からなる群より選択される少なくとも 1つの位置のアミノ酸残基をシス ティンに置換する工程を含む、抗体の ADCC活性を増強する方法もまた提供するも のである。
[0061] 本発明は、本発明の抗体および医薬的に許容し得る担体を含む、医薬組成物を提 供する。また本発明は、本発明の抗体を投与することを含む、哺乳動物の治療方法 を提供する。哺乳動物としては、ヒト、非ヒト哺乳動物(例えばマウス、ラット、サルなど )が挙げられる。本発明の医薬組成物は、抗体が CD20を認識する抗体である場合、 B細胞性悪性リンパ腫などの治療において有用である。また、抗体が EGFRを認識す る抗体である場合、肺癌などの治療において有用である。また、抗体が Her2を認識 する抗体である場合、乳癌などの治療において有用である。
[0062] 本発明の医薬組成物は、抗体に加えて医薬的に許容し得る担体を導入し、公知の 方法で製剤化することが可能である。例えば、水もしくはそれ以外の薬学的に許容し 得る液との無菌性溶液、又は懸濁液剤の注射剤の形で非経口的に使用できる。例え ば、薬理学上許容される担体もしくは媒体、具体的には、滅菌水や生理食塩水、植 物油、乳化剤、懸濁剤、界面活性剤、安定剤、香味剤、賦形剤、 ヒクル、防腐剤、
結合剤などと適宜組み合わせて、一般に認められた製薬実施に要求される単位用 量形態で混和することによって製剤化することが考えられる。これら製剤における有 効成分量は指示された範囲の適当な容量が得られるようにするものである。
[0063] 注射のための無菌組成物は注射用蒸留水のようなべヒクルを用いて通常の製剤実 施に従って処方することができる。
注射用の水溶液としては、例えば生理食塩水、ブドウ糖やその他の補助薬を含む 等張液、例えば D-ソルビトール、 D-マンノース、 D -マンニトール、塩化ナトリウムが挙 げられ、適当な溶解補助剤、例えばアルコール、具体的にはエタノール、ポリアルコ ール、例えばプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、非イオン性界面活性剤 、例えばポリソルベート 80 (TM)、 HCO-50と併用してもよい。
[0064] 油性液としてはゴマ油、大豆油があげられ、溶解補助剤として安息香酸ベンジル、 ベンジルアルコールと併用してもよい。また、緩衝剤、例えばリン酸塩緩衝液、酢酸 ナトリウム緩衝液、無痛化剤、例えば、塩酸プロ力イン、安定剤、例えばべンジルアル コール、フエノール、酸化防止剤と配合してもよい。調製された注射液は通常、適当 なアンプルに充填させる。
[0065] 投与は好ましくは非経口投与であり、具体的には、注射剤型、経鼻投与剤型、経肺 投与剤型、経皮投与型などが挙げられる。注射剤型の例としては、例えば、静脈内 注射、筋肉内注射、腹腔内注射、皮下注射などにより全身または局部的に投与する こと力 Sでさる。
[0066] また、患者の年齢、症状により適宜投与方法を選択することができる。抗体または 抗体をコードするポリヌクレオチドを含有する医薬組成物の投与量としては、例えば、 一回につき体重 lkgあたり O.OOOlmgから lOOOmgの範囲で選ぶことが可能である。ある いは、例えば、患者あたり 0.001から 100000mg/bodyの範囲で投与量を選ぶことがで きる力 これらの数値に必ずしも制限されるものではない。投与量、投与方法は、患 者の体重や年齢、症状などにより変動するが、当業者であれば適宜選択することが 可能である。
[0067] また、本発明は、被験抗体の ADCC活性が増強されたか否力、を判定する方法を提 供する。具体的には、以下の工程 (b)で測定された ADCC活性力 S、置換前の ADCC
活性より高い場合に、以下の工程 (a)の抗体の ADCC活性が増強されたと判定される 方法を提供する。
(a) ADCC活性を有する抗体の変異体であって、 H鎖定常領域における 280、 281、 28 2、 283、 284、 285、 286、 287、 288、 289、 290、 291、 292、 293、 294、 298、 299、 300、 30 1、 302、 303、 305、 306、 307、 308及び 309、 310及び 314位からなる群より選択される 少なくとも 1つの位置のアミノ酸残基がシスティンに置換された抗体を提供する工程、 および、
(b)工程 (a)の抗体の ADCC活性を測定する工程。
また、本発明は、上記判定方法を使用して、 ADCC活性が増強された抗体をスクリ 一ユングする方法を提供する。具体的には、以下の(a)から(d)の工程を含む、 ADC C活性が増強された抗体のスクリーニング方法を提供する。
(a) ADCC活性を有する抗体を提供する工程、
(b)工程(a)の抗体の H鎖定常領域における 280、 281、 282、 283、 284、 285、 286、 28 7、 288、 289、 290、 291、 292、 293、 294、 298、 299、 300、 301、 302、 303、 305、 306、 30 7、 308及び 309、 310及び 314位からなる群より選択される少なくとも 1つの位置のァミノ 酸残基をシスティンに置換する工程、
(c)工程 (b)で得られた抗体の ADCC活性が増強されたか否かを、上記方法で判定 する工程、
(d)工程 )で、 ADCC活性が増強されたと判定された抗体を選択する工程。
これら判定方法、およびスクリーニング方法において、 ADCC活性を有する抗体は、
ADCC活性を有する限り特に制限はな!/、。 ADCC活性を有する抗体の取得方法は、 上記の通りである。
なお、本明細書で開示した抗体の塩基配列およびアミノ酸配列は、以下の配列番 号に従って配列表に記載されている。
く 290Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49 H鎖 CDR2のアミノ酸配列
配列番号 50 H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 H鎖 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 55 L鎖全長の塩基配列
配列番号 56 L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57 L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58 L鎖 CDR1のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 59 L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60 L鎖 CDR2のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 61 L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62 L鎖 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 63 L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64 L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 92 H鎖全長の塩基配列(290Cys型) 配列番号 93 H鎖全長のアミノ酸配列(290Cys型) 配列番号 94 H鎖定常領域の塩基配列(290Cys型) 配列番号 95 H鎖定常領域のアミノ酸配列(290Cys型) 配列番号 96 H鎖 Fc領域の塩基配列(290Cys型) 配列番号 97 H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(290Cys型) く 291Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46 H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47 H鎖 CDR1のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 48 H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49 H鎖 CDR2のアミノ酸配列
配列番号 50 H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 H鎖 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 55 L鎖全長の塩基配列
配列番号 56 L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列 配列番号 58: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 98: H鎖全長の塩基配列(291Cys型) 配列番号 99: H鎖全長のアミノ酸配列(291Cys型) 配列番号 100: H鎖定常領域の塩基配列(291Cys型) 配列番号 101: H鎖定常領域のアミノ酸配列(291 Cys型) 配列番号 102: H鎖 Fc領域の塩基配列(291 Cys型) 配列番号 103: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(291 Cys型) <292Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47 H鎖 CDR1のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 48 H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49 H鎖 CDR2のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 50 H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 H鎖 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 55 L鎖全長の塩基配列
配列番号 56 L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57 L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58 L鎖 CDR1のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 59 L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60 L鎖 CDR2のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 61 L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 104: H鎖全長の塩基配列(292Cys型) 配列番号 105: H鎖全長のアミノ酸配列(292Cys型) 配列番号 106: H鎖定常領域の塩基配列(292Cys型) 配列番号 107: H鎖定常領域のアミノ酸配列(292Cys型) 配列番号 108: H鎖 Fc領域の塩基配列(292Cys型) 配列番号 109: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(292Cys型) 〈293Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49: H鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 50: H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 55: L鎖全長の塩基配列
配列番号 56: L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 110: H鎖全長の塩基配列(293Cys型) 配列番号 111: H鎖全長のアミノ酸配列(293Cys型)
配列番号 112: H鎖定常領域の塩基配列(293Cys型) 配列番号 113: H鎖定常領域のアミノ酸配列(293Cys型) 配列番号 114: H鎖 Fc領域の塩基配列(293Cys型) 配列番号 115: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(293Cys型) く 294Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 44 H鎖全長の塩基配列(294Cys型) 配列番号 45 H鎖全長のアミノ酸配列(294Cys型) 配列番号 46 H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47 H鎖 CDR1のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 48 H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49 H鎖 CDR2のアミノ酸配列
配列番号 50 H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 H鎖 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 52 H鎖定常領域の塩基配列(294Cys型) 配列番号 54 H鎖定常領域のアミノ酸配列(294Cys型) 配列番号 55 L鎖全長の塩基配列
配列番号 56 L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57 L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58 L鎖 CDR1のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 59 L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60 L鎖 CDR2のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 61 L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62 L鎖 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 63 L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64 L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 72 H鎖 Fc領域の塩基配列(294Cys型) 配列番号 73 H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(294Cys型) 〈298Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46 H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47 H鎖 CDR1のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 48 H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49 H鎖 CDR2のアミノ酸配列
配列番号 50 H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 H鎖 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 55 L鎖全長の塩基配列
配列番号 56 L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57 L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58 L鎖 CDR1のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 59 L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60 L鎖 CDR2のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 61 L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62 L鎖 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 63 L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64 L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 80 H鎖全長の塩基配列(298Cys型) 配列番号 81 H鎖全長のアミノ酸配列(298Cys型) 配列番号 82 H鎖定常領域の塩基配列(298Cys型) 配列番号 83 H鎖定常領域のアミノ酸配列(298Cys型) 配列番号 84 H鎖 Fc領域の塩基配列(298Cys型) 配列番号 85 H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(298Cys型) 〈299Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49: H鎖 CDR2のアミノ酸配列
配列番号 50: H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 55: L鎖全長の塩基配列
配列番号 56: L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 116: H鎖全長の塩基配列(299Cys型) 配列番号 117: H鎖全長のアミノ酸配列(299Cys型) 配列番号 118: H鎖定常領域の塩基配列(299Cys型) 配列番号 119: H鎖定常領域のアミノ酸配列(299Cys型) 配列番号 120: H鎖 Fc領域の塩基配列(299Cys型) 配列番号 121: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(299Cys型) 〈300Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49: H鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 50: H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 55: L鎖全長の塩基配列
配列番号 56: L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列 配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 122: H鎖全長の塩基配列(300Cys型) 配列番号 123: H鎖全長のアミノ酸配列(300Cys型) 配列番号 124: H鎖定常領域の塩基配列(300Cys型) 配列番号 125: H鎖定常領域のアミノ酸配列(300Cys型) 配列番号 126: H鎖 Fc領域の塩基配列(300Cys型) 配列番号 127: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(300Cys型) く 301Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49: H鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 50: H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 55: L鎖全長の塩基配列
配列番号 56: L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 86: H鎖全長の塩基配列(301Cys型) 配列番号 87: H鎖全長のアミノ酸配列(301Cys型) 配列番号 88: H鎖定常領域の塩基配列(301Cys型) 配列番号 89: H鎖定常領域のアミノ酸配列(301Cys型) 配列番号 90: H鎖 Fc領域の塩基配列(301Cys型) 配列番号 91: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(301Cys型) く 302Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49: H鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 50: H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 55: L鎖全長の塩基配列
配列番号 56: L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 128 : H鎖全長の塩基配列(302Cys型) 配列番号 129: H鎖全長のアミノ酸配列(302Cys型) 配列番号 130: H鎖定常領域の塩基配列(302Cys型) 配列番号 131: H鎖定常領域のアミノ酸配列(302Cys型)
配列番号 132: H鎖 Fc領域の塩基配列(302Cys型) 配列番号 133: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(302Cys型)
[0078] く 303Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49: H鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 50: H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 55: L鎖全長の塩基配列
配列番号 56: L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 134: H鎖全長の塩基配列(303Cys型) 配列番号 135: H鎖全長のアミノ酸配列(303Cys型) 配列番号 136: H鎖定常領域の塩基配列(303Cys型) 配列番号 137: H鎖定常領域のアミノ酸配列(303Cys型) 配列番号 138: H鎖 Fc領域の塩基配列(303Cys型) 配列番号 139: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(303Cys型)
[0079] く 304Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列 配列番号 49: H鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 50: H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 55: L鎖全長の塩基配列
配列番号 56: L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 140: H鎖全長の塩基配列(304Cys型) 配列番号 141 : H鎖全長のアミノ酸配列(304Cys型) 配列番号 142: H鎖定常領域の塩基配列(304Cys型) 配列番号 143: H鎖定常領域のアミノ酸配列(304Cys型) 配列番号 144: H鎖 Fc領域の塩基配列(304Cys型) 配列番号 145: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(304Cys型) 〈286Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49: H鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 50: H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 55: L鎖全長の塩基配列
配列番号 56: L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 146: H鎖全長の塩基配列(286Cys型) 配列番号 147: H鎖全長のアミノ酸配列(286Cys型) 配列番号 148: H鎖定常領域の塩基配列(286Cys型) 配列番号 149: H鎖定常領域のアミノ酸配列(286Cys型) 配列番号 150: H鎖 Fc領域の塩基配列(286Cys型) 配列番号 151: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(286Cys型) く 287Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49: H鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 50: H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 55: L鎖全長の塩基配列
配列番号 56: L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列 配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 152: H鎖全長の塩基配列(287Cys型) 配列番号 153: H鎖全長のアミノ酸配列(287Cys型) 配列番号 154: H鎖定常領域の塩基配列(287Cys型) 配列番号 155: H鎖定常領域のアミノ酸配列(287Cys型) 配列番号 156: H鎖 Fc領域の塩基配列(287Cys型) 配列番号 157: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(287Cys型) <288Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47 H鎖 CDR1のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 48 H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49 H鎖 CDR2のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 50 H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 H鎖 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 55 L鎖全長の塩基配列
配列番号 56 L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57 L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58 L鎖 CDR1のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 59 L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60 L鎖 CDR2のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 61 L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62 L鎖 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJ
配列番号 63 L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64 L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 158: H鎖全長の塩基配列(288Cys型)
配列番号 159: H鎖全長のアミノ酸配列(288Cys型) 配列番号 160: H鎖定常領域の塩基配列(288Cys型) 配列番号 161: H鎖定常領域のアミノ酸配列(288Cys型) 配列番号 162: H鎖 Fc領域の塩基配列(288Cys型) 配列番号 163: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(288Cys型) 〈289Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49: H鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 50: H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 55: L鎖全長の塩基配列
配列番号 56: L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 164: H鎖全長の塩基配列(289Cys型) 配列番号 165: H鎖全長のアミノ酸配列(289Cys型) 配列番号 166: H鎖定常領域の塩基配列(289Cys型) 配列番号 167: H鎖定常領域のアミノ酸配列(289Cys型) 配列番号 168: H鎖 Fc領域の塩基配列(289Cys型) 配列番号 169: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(289Cys型)
[0084] 〈305Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49: H鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 50: H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 55: L鎖全長の塩基配列
配列番号 56: L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 170: H鎖全長の塩基配列(305Cys型) 配列番号 171: H鎖全長のアミノ酸配列(305Cys型) 配列番号 172: H鎖定常領域の塩基配列(305Cys型) 配列番号 173: H鎖定常領域のアミノ酸配列(305Cys型) 配列番号 174: H鎖 Fc領域の塩基配列(305Cys型) 配列番号 175: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(305Cys型)
[0085] 〈306Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49: H鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 50: H鎖 CDR3の塩基配列 配列番号 51 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 55: L鎖全長の塩基配列
配列番号 56: L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 176: H鎖全長の塩基配列(306Cys型) 配列番号 177: H鎖全長のアミノ酸配列(306Cys型) 配列番号 178: H鎖定常領域の塩基配列(306Cys型) 配列番号 179: H鎖定常領域のアミノ酸配列(306Cys型) 配列番号 180: H鎖 Fc領域の塩基配列(306Cys型) 配列番号 181: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(306Cys型) く 307Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49: H鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 50: H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 55: L鎖全長の塩基配列
配列番号 56: L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58 : L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 182: H鎖全長の塩基配列(307Cys型) 配列番号 183: H鎖全長のアミノ酸配列(307Cys型) 配列番号 184: H鎖定常領域の塩基配列(307Cys型) 配列番号 185: H鎖定常領域のアミノ酸配列(307Cys型) 配列番号 186: H鎖 Fc領域の塩基配列(307Cys型) 配列番号 187: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(307Cys型) く 308Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49: H鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 50: H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 55: L鎖全長の塩基配列
配列番号 56: L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 188 : H鎖全長の塩基配列(308Cys型) 配列番号 189: H鎖全長のアミノ酸配列(308Cys型) 配列番号 190: H鎖定常領域の塩基配列(308Cys型) 配列番号 191: H鎖定常領域のアミノ酸配列(308Cys型) 配列番号 192: H鎖 Fc領域の塩基配列(308Cys型) 配列番号 193: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(308Cys型) く 309Cys型抗 CD20抗体〉
配列番号 46: H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 47: H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 48: H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 49: H鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 50: H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 51 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 55: L鎖全長の塩基配列
配列番号 56: L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 57: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 58: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 59: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 60: L鎖 CDR2のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 61 : L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 62: L鎖 CDR3のアミノ酸配歹 IJ
配列番号 63: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 64: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 240: H鎖全長の塩基配列(309Cys型) 配列番号 241: H鎖全長のアミノ酸配列(309Cys型) 配列番号 242: H鎖定常領域の塩基配列(309Cys型)
配列番号 243: H鎖定常領域のアミノ酸配列(309Cys型)
配列番号 244: H鎖 Fc領域の塩基配列(309Cys型)
配列番号 245: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(309Cys型)
[0089] 〈298Cys型抗 EGFR抗体〉
配列番号 194 : H鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 195 : H鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 196 : H鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 197 : H鎖 CDR2のアミノ酸配列
配列番号 198 : H鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 199 : H鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 200: L鎖全長の塩基配列
配列番号 201 : L鎖全長のアミノ酸配列
配列番号 202: L鎖 CDR1の塩基配列
配列番号 203: L鎖 CDR1のアミノ酸配列
配列番号 204: L鎖 CDR2の塩基配列
配列番号 205: L鎖 CDR2のアミノ酸配列
配列番号 206: L鎖 CDR3の塩基配列
配列番号 207: L鎖 CDR3のアミノ酸配列
配列番号 246: L鎖定常領域の塩基配列
配列番号 247: L鎖定常領域のアミノ酸配列
配列番号 208: H鎖全長の塩基配列(298Cys型)
配列番号 209: H鎖全長のアミノ酸配列(298Cys型)
配列番号 82: H鎖定常領域の塩基配列(298Cys型)
配列番号 83: H鎖定常領域のアミノ酸配列(298Cys型)
配列番号 84: H鎖 Fc領域の塩基配列(298Cys型)
配列番号 85: H鎖 Fc領域のアミノ酸配列(298Cys型)
実施例
[0090] 以下、本発明を実施例によって詳細に説明する力 本発明の範囲はこれらの実施
例に記載された態様に限定されるものではない。
〔実施例 1〕
293、 294、 298、 299、 300、及び 301Cys型の Anti_CD20キメラ抗体を作製し、これら 各種 Cys型の Anti_CD20キメラ抗体の ADCC活性を評価した。その結果、野生型の A nti_CD20キメラ抗体の ADCC活性と比較して、 294、 298、及び 301Cys型の Anti_CD2 0キメラ抗体は非常に高い ADCC活性を示した。
以下に、 Anti_CD20キメラ抗体の野生型と 3種類の変異型(294Cys、 298Cys、 301C ys)の作製方法ならびにその ADCC活性測定と CD20分子に対する反応性を記載す
[0091] l)Anti_CD20キメラ杭体の作製
キメラ抗体は、以下の A)〜F)の工程を経て、精製キメラ抗体として得られる。
A)キメラ抗体を作製する上で必要となる遺伝子のクローニング、
B)クローニングされた遺伝子の変異導入、
C)クローニングされた遺伝子及びその変異導入した遺伝子を組み合わせたキメラ抗 体発現ベクターの構築、
D)キメラ抗体発現ベクターの CHO細胞への遺伝子導入とキメラ抗体を高発現する C HO細胞のスクリーニング、
E)キメラ抗体高発現 CHO細胞の培養、
F)キメラ抗体高発現細胞の培養上清からのカラム精製。
以下に A)〜F)の工程を順に記載する。
[0092] A)キメラ抗体を作經する上で必要 なる遺伝子のクローニング
1種の Antト CD20キメラ抗体を作製するためには、 4種の遺伝子が必要になる。この 4種の遺伝子は、 Anti_CD20マウス L鎖可変領域遺伝子、 Anti_CD20マウス H鎖可変 領域遺伝子、 Human IgGl L鎖定常領域遺伝子、 Human IgGl H鎖定常領域遺伝子 である。この遺伝子のクローニング実施例について、以下に記述する。
[0093] (Anti_CD20マウス L鎖可変領域遺伝子)
本出願人が保有する Anti_CD20マウスモノクローナル抗体を産生するハイブリドー マ細胞力、ら QuickPrep micro mRNA purification kit (.Amersham Biosciences, code 27
-9255-01)を用いて mRNAを得た。その mRNAを First-Strand cDNA Synthesis kit (A mersham Biosciences, code 27-9261-01)を用いて cDNAとした。この cDNAを鍀型とし て PCR法で遺伝子を増幅させるのである力 以下に示す 11パターンの Primerの組み 合わせにより PCR反応を行った。
PCR反応条件は、
マウスハイプリドーマからの cDNA 4 n h
2.5 mM dNTPs 4 /i L
MKV1〜MKV11 primer O ^u M)の 11種類中の 1つ 2.5 ii L
M C primer(20 μ M) 2.5 μ L
DMSO 2.5 μ L
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ii L
pfu polymerase I μ L·
滅菌水 28.5 ii L
total 50 ;Uし
94。C 2 min
94°C 1 min 55°C 2min 72°C 2min (30サイクノレ)
72。C 4min
4°C 無制限時間
Primerの DNA配列は以下を参照。
M V10 primer : ATGTATATATGTTTGTTGTCTATTTCT (酉己歹 IJ番号: 10)
M V11 primer: ATGGAAGCCCCAGCTCAGCTTCTCTTCC (酉己歹 IJ番号 : 11) MKC primer : ACTGGATGGTGGGAAGATGG (配列番号: 12)
(M=A or C, R=A orG, W=A orT, S=C or G, Y=C or T, =G orT)
[0094] PCR反応では、 MKV5と MKC primerの組み合わせにより、 Anti_CD20マウス L鎖可 変領域遺伝子が増幅され、この遺伝子は pCR2.1ベクター(Invitogen)に一時的に揷 入され保管された。また、この遺伝子は揷入されたベクターを PCR2.1-MLVと名前を 付けた。遺伝子クローニングされた Anti_CD20マウス L鎖可変領域の DNA配列を図 1 に添付する。
また、 Antト CD20マウス L鎖可変領域の CDR1、 CDR2、 CDR3の塩基配列をそれぞ れ、配列番号: 57、 59、 61に示す。また、 Anti_CD20マウス L鎖可変領域の CDR1、 C DR2、 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJをそれぞれ、酉己歹 IJ番号: 58、 60、 62に示す。
[0095] (Anti_CD20マウス H鎖可栾領诚遣伝子)
Anti_CD20マウス L鎖可変領域遺伝子のクローユングと同様に、 Anti_CD20マウス モノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ細胞から調整された cDNAを铸型として 、以下に示す 12パターンの PCR増幅を行った。
マウスハイプリドーマからの cDNA 4 n h
2.5 mM dNTPs 4 /i L
MHV1〜MHV12 primer(20 μ M)の 12種類中の 1つ 2·5 μ L
MHCG2b primer(20 μ M) 2.5
DMSO 2.5 μ L
X 10 pfu polymerase Buffer 5 μ L
pfu polymerase ί μ L·
滅菌水 28.5 u L
total 50 ;Uし
94。C 2 min
94°C 1 min 55°C 2min 72°C 2min (30サイクノレ)
72。C 4min
4°C 無制限時間
Primerの DNA配列は以下を参照。
MHV1 primer:ATGAAATGCAGCTGGGGCATSTTCTTC (配列番号: 13)
MHV2 primer:ATGGGATGGAGCTRTATCATSYTCTT (配列番号: 14)
MHV3 primer:ATGAAGWTGTGGTTAAACTGGGTTTTT (配列番号: 15)
MHV4 primer:ATGRACTTTGGGYTCAGCTTGRTTT (配列番号: 16)
MHV5 primer:ATGGACTCCAGGCTCAATTTAGTTTTCCTT (配列番号: 17) MHV6 primer:ATGGCTGTCYTRGSGCTRCTCTTCTGC (配列番号: 18)
MHV7 primer:ATGGRATGGAGCKGGRTCTTTMTCTT (配列番号: 19)
MHV8 primer: ATGAGAGTGCTGATTCTTTTGTG (配列番号: 20)
MHV9 primer: ATGGMTTGGGTGTGGAMCTTGCTATTCCTG (配列番号:21) MHV10 primer:ATGGGCAGACTTACATTCTCATTCCTG (配列番号: 22) MHV11 rimer: ATGGATTTTGGGCTGATTTTTTTTATTG (酉己歹 IJ番号: 23) MHV12 primer:ATGATGGTGTTAAGTCTTCTGTACCTG (配列番号: 24) MHCG2b primer: CAGTGGATAGACTGATGGGGG (酉己歹 IJ番号: 25)
(M=A or C, R=A orG, W=A orT, S=C or G, Y=C or T, =G orT)
[0096] PCR反応では、 MHV7と MHCG2b primerの組み合わせにより、 Antト CD20マウス H 鎖可変領域遺伝子が増幅され、この遺伝子は PCR2.1ベクター(Invitogen)に一時的 に揷入され保管された。また、この遺伝子が揷入されたベクターを pCR2.1-MHVと名 前を付けた。遺伝子クローニングされた Anti_CD20マウス H鎖可変領域の DNA配列を 図 2に添付する。
また、 Antト CD20マウス H鎖可変領域の CDR1、 CDR2、 CDR3の塩基配列をそれぞ れ、配列番号: 46、 48、 50に示す。また、 Anti_CD20マウス H鎖可変領域の CDR1、 C DR2、 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJをそれぞれ、酉己歹 IJ番号: 47、 49、 51に示す。
[0097] (Human IgGl L鎖定常領域遺伝子)
ヒトの血液から Lymphoprep(Axis Shield)を用いてリンパ球を取り出した。このリンパ 球力、り QuicK rep micro mRNA purification kit、 mersham Biosciences, code 27—925 5- 01)を用いて mRNAを得た。その mRNAを First- Strand cDNA Synthesis kit (Amers
ham Biosciences, code 27-9261-01)を用いて cDNAとした。このヒトリンパ球からの cD
NAを铸型にして、以下の PCR反応を行い Human IgGl L鎖定常領域遺伝子を得た。 この遺伝子も PCR2.1ベクター(Invitogen)に一時的に揷入され保管された。また、この 遺伝子が揷入された
ベクターを pCR2.1-LCと名前を付けた。
PCRの反応条件は以下の通りである。
ヒトリンパ球 cDNA 4 ii L
2.5 mM dNTPs 4 ii L
hlgGl LCF primer(20 μ M) 2.5 μ L
hlgGl LCR primer(20 μ Μ) 2.5 ii h
DMSO 2.5 ii h
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu polymerase 1 ^ L
滅菌水 28.5 u L
total 50 ;Uし
94。C 2 min
94°C 1 min 55°C 2min 72°C 2min (30サイクル)
72。C 4min
4°C 無制限時間
Primerの DNA配列は以下を参照。
hlgGl LCF primer : ACTGTGGCTGCACCATCTGTCTTC (酉己歹 IJ番号: 26) hlgGl LCR ^6 下丁^じ八(:丁(:丁(:(:(:(:丁〇^〇^〇(:丁(:^ (配列番号:27) (Human IgGl H鎖定常領域遺伝子)
Human IgGl L鎖定常領域遺伝子のクローユングと同様にして、ヒトリンパ球からの c DNAを鍀型にして、以下の PCR反応を行い Human IgGl H鎖定常領域遺伝子を得た 。この遺伝子も pCR2.1ベクター(Invitrogen)に一時的に揷入され保管された。このべ クタ一は、 pCR2.1- HC (野生型)と名前を付けた。
PCRの反応条件は以下の通りである。
ヒトリンパ球 cDNA 4 !J L
2.5 mM dNTPs 4 /i L
hlgGl HCF primer(20 μ M) 2.5 μ L
hlgGl HCR primer(20 μ M) 2.5 μ L
DMSO 2.5
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu polymerase 1 ^ L
滅菌水 28.5 u L
total 50 ;Uし
94。C 2 min
94°C 1 min 55°C 2min 72°C 2min (30サイクル)
72。C 4min
4°C 無制限時間
Primerの DNA配列は以下を参照。
hlgGl HCF primer : GCCTCCACCAAGGGCCCATCGGTC (酉己歹 IJ番号: 28) hlgGl HCR primer : TTATTTACCCGGAGACAGGGAGAGGCT (配列番号: 29) [0099] B)クローニングされた遣伝子の栾 導入
294Cysキメラ抗体、 298Cysキメラ抗体、 301Cysキメラ抗体を得るためには、クロー二 ングされた Human IgGl H鎖定常領域の特定箇所に変異を導入しなければならない 。 iilvin A.lvaDatり力 Sequence of proteins of Immunological Interest (NIH Publication No.91-3242, 1991)において示した Human IgGl H鎖定常領域の番号に従い、 294番 の Gluを Cysに、 298番の Serを Cysに、 301番の Argを Cysに変更するために、クロー ユングされた Hunan IgGl H鎖定常領域が揷入された pCR2.1ベクター: pCR2.1-HC ( 野生型)を铸型として、 PCR法により変異導入した。この変異導入法の詳細を以下に 記述する。
[0100] (1) 294 (Glu→Cvs) の変異導入
PCR2.1-HC (野生型) (25 ng/ μ L) 2 n h
2.5 mM dNTPs 4 /i L
294Cys l primer(20 μ ) 1.25 u L
294Cys2 primer(20 μ Μ) 1.25 ii L
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu polymerase 1 ^ L
滅菌水 35.5 a L
total 50 ;Uし
95。C 30 sec
95°C 30 sec 55°C lmin 68°C 13min (12サイクル)
68°C 4min
4°C 無制限時間
Primerの DNA配列は以下を参照。
294Cys l primer : AAGCCGCGTGAGTGCCAGTACAACAGC (配列番号: 74) 294Cys2 primer : GCTGTTGTACTGGCACTCACGCGGCTT (酉己歹 IJ番号: 75) 上記の PCR反応終了後、 Dpnl (New England BioLabs)を 1 μ L添加して、 2時間 37°C でインキュベーションした。インキュベーションが終了した液を用いて、大腸菌 JM109 を形質転換し、形質転換された大腸菌からプラスミドを精製した。精製プラスミドの DN Aシークェンスを確認することで、変異 294 (Glu→Cys)導入された Human IgGl H鎖 定常領域を揷入した pCR2. 1ベクターを得た。この変異導入されたベクターを pCR2.1- HC(294Cys)と名前を付けた。
(2) 298 (Ser→Cvs) の変異導入
この変異導入も上記の 294 (Glu→Cys)の変異導入と同様にして行われた。違って いる箇所は、使用された 294Cys l primerと 294Cys2 primerの代わりに 298Cys l primer と 298Cys2 primerを使用している点のみである。以下に、 298Cys l primerと 298Cys2 primerの配列を示す。これらの操作により得られた変異 298 (Ser→Cys)導入された Hu man IgG l H鎖定常領域を揷入した pCR2.1ベクターを pCR2. 1_HC(298Cys)と名前を 付けた。
298Cys l primer: GAGCAGTACAACTGCACGTACCGTGTG (配列番号: 76) 298Cys2 primer: CACACGGTACGTGCAGTTGTACTGCTC (配列番号: 77)
[0102] (3) 301 (Arg→Cvs)への変異導入
この変異導入も上記の 294 (Glu→Cys)の変異導入と同様にして行われた。違って いる箇所は、使用された 294Cysl primerと 294Cys2 primerの代わりに 301Cysl primer と 301Cys2 primerを使用している点のみである。以下に、 301Cysl primerと 301 Cys2 primerの配列を示す。これらの操作により得られた変異 301 (Arg→Cys)導入された H uman IgGl H鎖定常領域を揷入した pCR2.1ベクターを pCR2.1_HC(301Cys)と名前を 付けた。
78)
79)
[0103] C)ク P—二ングされた 云早及びその 人した 云早》組み わせたキメラ杭 クタ一の
1種類の Anti_CD20キメラ抗体を発現させるために、 Anti_CD20キメラ抗体の L鎖と H 鎖の 2種類の発現ベクターを CHO細胞に Transfectionさせることで達成される。ここで 、 Anti_CD20キメラ抗体の L鎖の発現ベクターとは、 Anti_CD20マウス L鎖可変領域遺 伝子 + Human IgGl L鎖定常領域遺伝子を結合させたものを発現ベクターに組み込 んだものであり、 Anti_CD20キメラ抗体の H鎖の発現ベクターとは、 Anti_CD20マウス H鎖可変領域遺伝子 + Human IgGl H鎖定常領域遺伝子を結合させたものを発現べ クタ一に組み込んだものである。野生型、 294Cys型、 298Cys型あるいは 301Cys型の Anti_CD20キメラ抗体を作製するにあたり、 Anti_CD20キメラ抗体の L鎖の発現べクタ 一は、これら 4種のキメラ抗体を発現させるために共通に使用するものである力 S、 Anti -CD20キメラ抗体の H鎖の発現ベクターは、野生型、 294Cys型、 298Cys型あるいは 3 OlCys型キメラ抗体の各々に対して専用の H鎖発現ベクターを必要とする。ここでは、 はじめに各キメラ抗体の発現に共通に使用できる Antト CD20キメラ抗体 L鎖の発現べ クタ一の構築について詳細を記述し、その後に野生型、 294Cys型、 298Cys型あるい は 301 Cys型キメラ抗体の発現に必要な専用の Antト CD20キメラ抗体 H鎖発現べクタ 一の構築について記述する。
[0104] Anti_CD20キメラ抗体 L鎖の発現ベクターの構築
発現ベクターとしては、 BCMGneoベクターを使用し、このベクターの Xholと Notlサイ トに Anti_CD20マウス L鎖可変領域遺伝子 + Human IgGl L鎖定常領域遺伝子を揷 入させる。 Anti_CD20マウス L鎖可変領域遺伝子は、先に作製された pCR2.1_MLVを 铸型に以下の PCR反応を行うことで断片を得た。また、 Human IgGl L鎖定常領域遺 伝子は、先に作製された PCR2.1-LCを铸型として以下の PCR反応により断片を得た。
[0105] (Anti_CD20マウス L鎖可変領域遺伝子の増幅反応)
pCR2.1-MLV (20 ng/ μ L) 2 n h
2.5 mM dNTPs 4 /i L
LI primer(20 μ M) 2.5 μ L
L2 primer(20 μ M) 2.5 [i L
DMSO 2.5
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu polymerase 1 L
滅菌水 30.5 u L
total 50 ;Uし
94。C 2 min
94°C 1 min 55°C 2min 72°C 2min (20サイクル)
72。C 4min
4°C 無制限時間
36)
L2 primer: TTTCAGCTCCAGCTTGGTCCCAGCACC (5, -リン酸化されている)(配 列番号: 37)
[0106] (Human IgGl L鎖定常領域遺伝子の増幅反応)
pCR2.1-LC (20 ng/ μ L) 2 n h
2.5 mM dNTPs 4 L
L3 primer(20 μ M) 2.5 L
L4 primer(20 μ M) 2.5 μ L
DMSO 2.5 ii h
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu polymerase 1 ^ L
滅菌水 30.5 u L
total 50 ;Uし
94。C 2 min
94°C 1 min 55°C 2min 72°C 2min (20サイクル)
72。C 4min
4°C 無制限時間
L3 primer: ACTGTGGCTGCACCATCTGTCTTCATC (5, -リン酸化されている)(酉己 列番号: 38)
T (配列番号:39)
[0107] 上記の PCR反応で得られた Antト CD20マウス L鎖可変領域遺伝子断片は、制限酵 素 Xhol (タカラバイオ)で切断されてから精製した。また、 PCR反応で得られた Human IgG l L鎖定常領域遺伝子断片は、制限酵素 Notl (タカラバイオ)で切断されてから精 製した。 BCMG-neoベクターを Xholと Notlで切断して精製した断片に、先の精製 Anti -CD20マウス L鎖可変領域遺伝子断片と精製 Human IgGl L鎖定常領域遺伝子断片 を混同して Ligationした。この Ligationで得られたベクターは、シークェンスにより目的 の断片が揷入されてレ、ることを確認された。この Antト CD20キメラ抗体 L鎖の発現べク ターは、 pキメラ LCと名前が付けられた。
[0108] Antト CD 20キメラ抗体 H鎖発現べクタ一の構築
発現ベクターとしては、 BCMGneoベクターを使用し、このベクターの Xholと Notlサイ トに Anti_CD20マウス H鎖可変領域遺伝子 + Human IgGl H鎖定常領域遺伝子を揷 入させる。 Anti_CD20マウス H鎖可変領域遺伝子は、先に作製された pCR2.1_MHV を铸型に以下の PCR反応を行うことで断片を得た。野生型、 294Cys型、 298Cys型あ るいは 301Cys型キメラ抗体の各々に対して専用の H鎖発現ベクターは、 Human IgG l
H鎖定常領域遺伝子を PCR増幅させる際の铸型となるプラスミドは異なる力 操作自 体は全く同様に行われて各種 Human IgGl H鎖遺伝子断片を得た。以下に PCR反応 を含む詳細を記述する。
[0109] (Anti_CD20マウス H鎖可変領域遺伝子の増幅反応)
pCR2.1-MHV (20 ng/ μ L) 2 n h
2.5 mM dNTPs 4 /i L
HI primer(20 μ M) 2.5 [i L
H2 primer(20 μ M) 2.5 L
DMSO 2.5
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu polymerase 1 ^ L
滅菌水 30.5 u L
total 50 ;Uし
94。C 2 min
94°C 1 min 55°C 2min 72°C 2min (20サイクル)
72。C 4min
4°C 無制限時間
40)
H2 primer: TGAGGAGACGGTGACCGTGGTCCC (5, -リン酸化されている)(配列番 号: 41 )
[0110] (Human IgGl H鎖定常領域遺伝子の増幅反応)
#各種铸型プラスミド(20 ng/ μ θ 2 u L
2.5 mM dNTPs 4 β L
H3 primer(20 μ M) 2.5 μ L
H4 primer(20 μ M) 2.5 ; u L
DMSO 2.5 μ L
10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu polymerase 1 ^ L
滅菌水 30.5 u L
total 50 ;Uし
94。C 2 min
94°C 1 min 55°C 2min 72°C 2min (20サイクル)
72。C 4min
4°C 無制限時間
H3 primer: GCCTCCACCAAGGGCCCATCGGTC(5 ' -リン酸化されて!/、る)(配列番 号: 42)
TT (配列番号: 43)
[0111] # :野生型の Antト CD20キメラ抗体用の遺伝子断片を調整するためには、 pCR2.1_H C (野生型)を铸型として用いた。 294Cys型の Antト CD20キメラ抗体用の遺伝子断片を 調整するためには pCR2.1-HC(294Cys)を铸型として用いた。 298Cys型の Anti_CD20 キメラ抗体用の遺伝子断片を調整するためには pCR2.1-HC(298Cys)を铸型として用 いた。 301Cys型の Antト CD20キメラ抗体用の遺伝子断片を調整するためには pCR2. l-HC(301Cys)を铸型として用いた。
[0112] 上記の PCR反応で得られた Antト CD20マウス H鎖可変領域遺伝子断片は、制限酵 素 Xho Takara)で切断されてから精製した。また、铸型の異なる各種 PCR反応で得 られた Human IgGl H鎖定常領域遺伝子断片は、制限酵素 Notl (タカラバイオ)で切 断されてから精製した。 BCMG-neoベクターを Xholと Notlで切断して精製した断片に 、先の精製 Anti_CD20マウス H鎖可変領域遺伝子断片と精製 H an IgGl H鎖定常 領域遺伝子断片を混合して Ligationした。この Ligationで得られたベクターは、シーク エンスにより目的の断片が揷入されていることを確認された。この Antト CD20キメラ抗 体 H鎖の発現ベクターは、 pキメラ HC (野生型)、 pキメラ HC(294Cys pキメラ HC(298C ys)ある!/、は pキメラ HC(301Cys)とそれぞれ名前が付けられた。
[0113] D)キメラ抗体発現ベクターの CHO細胞 の遺伝子導入 キメラ抗体を高発現する C HO細胞のスクリーニング
構築された各種発現ベクターは、以下の組み合わせで TransIT-CHO Transfection kit (Mirus, MIR2170)を使用して CHO細胞へ遺伝子導入された。
野生型キメラ抗体: pキメラ LC+ pキメラ HC (野生型)
294Cysキメラ抗体: pキメラ LC+pキメラ HC (294Cys)
298Cysキメラ抗体: pキメラ LC+pキメラ HC (298Cys)
301Cysキメラ抗体: pキメラ LC+pキメラ HC (301Cys)
遺伝子導入された CHO細胞は、 10%Fetal Bovine Serum(EQITEC-BIO)と 1 mg/m Lの Geneticin(GIBCO, 10131- 035)を補足した Dulbecco' s Modified Eagle' s Medium ( Sigma, D5796)で 37°C5%二酸化炭素の条件下で培養することで増殖した。この増殖 してコロニーを形成した CHO細胞の中からキメラ抗体を高発現している CHO細胞を 選択するのであるが、はじめに各コロニーの一部を 96 wellプレートに移植して、さらに 10日間培養した。その培養上清の一部を取り出し、以下に示す ELISA測定をすること で高発現 CHO細胞クローンを決定した。
(ELISA測定)
DAnti-Human IgG ( γ -chain) (MBL, 103AG)をコートした 96Wellプレートに、 Tansfect ionされた CHO細胞の培養上清を 100 L/wellで添加し、室温で 1時間放置した。
2)培養上清液を 96 wellプレートから捨てて、 0.05%の Tween20を含む PBS (PBS-0.05% Tween20)で wellを十分洗浄した。
3) Antト Human IgG ( γ -chain) Peroxidase conjugated (MBL, 208)を PBS_0.05%Twee n20で 2000倍希釈した溶液を 100 L/well添加して、室温で 1時間放置した。
4)溶液を 96 wellプレートから捨てて、 PBS_0.05%Tween20で wellを十分洗浄した。
5) TMB Peroxidase Substrate (Moss, TMBE-lOOOs)を 100 μ L/well添加して、発色反 応させた。
6) 10〜15分の発色反応後、 1N硫酸を 100 L/well添加して、発色反応を停止させた
〇
7) 450 nm吸光度を測定した。
この ELISA測定で、高い発色値を示すコロニーが、キメラ抗体を高発現するクローン である。
[01 15] E)キメラ抗体高発現 CHO細胞の培着
ELISA測定により選択されたキメラ抗体高発現 CHO細胞は、 10%Fetal Bovine Seru mと 0. 1 mg/ mLの Geneticinをネ 足しに Dulbecco s Modified Eagle s Mediumで 37。し 5 %二酸化炭素の条件下で培養することで増殖させた。十分に増殖したキメラ抗体の 高発現 CHO細胞は、 0. 1 mg/mLの Geneticinを補足した無血清培地である CHO-S_ ( GIBCO , 12052-098)での培養に置き換えられ、継続して lOOOmL程度培養された。
[01 16] F)キメラ抗体高発現細胞の培着上清からのカラム精經
無血清培地である CHO-S-SFMIIで培養されたキメラ抗体高発現 CHO細胞の培養 上清は、回収された。野生型キメラ抗体の精製は、その Fc領域構造に変化を加えて いないため、抗体精製に通常用いられる Protein Aカラム精製により実施された。しか しながら、 294Cys型キメラ抗体、 298Cys型キメラ抗体、 301 Cys型キメラ抗体は、その F c領域構造に変異を加えているために、 Fc領域の構造変化を伴い、通常の Protein A カラムへは、ほとんど吸着されない。この理由から、これら Cys型キメラ抗体では、 Prot ein Lカラムを使用して精製を実施した。今回作製された Anti_CD20キメラ抗体は、そ の可変領域が f 鎖である。この Protein Lは、この可変領域 κ鎖を認識して結合でき るタンパク質である。以下に、野生型キメラ抗体の Protein Aカラム精製と Cys型キメラ 抗体の Protein Lカラム精製の詳細を記述する。
野牛型キメラ杭体の Protein Aカラム精製
1) 1000 mLの CHO-S-SFMIIで野生型キメラ抗体高発現 CHO細胞を培養して得られ た培養上'?青は、 Amicon Ultrafiltration Membranes (Millipore, Code YM 10)を取り付け た Amicon Stirred Ultrafiltration Cell (Millipore, Model 8400)を用いて、 1000 mLから 100 mLまで濃縮された。
2)培養上清濃縮液に、 Protein A-S印 haroseである rProteinA Sepharose Fast Flow (A mersham Bioscience, 17- 1279-03) 8mLを添加し、 2日間 4°Cで攪拌させて ProteinA に野生型キメラ抗体を吸着させた。
3)野生型キメラ抗体を吸着した ProteinA-S印 haroseは、直径 1.5 cm、長さ 8 cmのカラ ムに充填させた。
4) ProteinA-S印 haroseが充填されたカラムは、 PBS 100 mLで洗浄された後、 Elution
Buffer (0.17M Glycine-HCl, pH2.3)でカラムから野生型キメラ抗体を溶出した。
5)溶出された野生型キメラ抗体溶液は、すぐに 1M Tris-HCl pH8.5を適量加えて pH を中十生にした。
6)野生型キメラ抗体溶出液は、透析チューブである Cell Sep T2 (Membrane filtration products Inc, 8030-23)に入れて 4°Cで PBS 5 Lに透析された。透析後に回収した野 生型キメラ抗体を、精製品とした。
[0117] Cvs型キメラ抗体の Protein Lカラム精鍵
1) 1000 mLの CHO-S-SFMIIで Cys型キメラ抗体高発現 CHO細胞を培養して得られ た培養上'?青は、 Amicon Ultrafiltration Membranes (Millipore, Code YM10)を取り付け た Amicon Stirred Ultrafiltration Cell (Millipore, Model 8400)を用いて、 lOOOmLから 1 OOmLまで濃縮された。
2)培養上清濃縮液 100 mLは、 ProteinL Binding Buffer (0.1M Phosphate, 0.15 M Na Cl,pH 7.2) 100 mLを加えて混合された。
3)直径 1.5 cm、長さ 8 cmの刀フムに Protein L— Sepharoseでめる ImmunoPure Immobiliz ed Protein L Plus (PIERCE, 20250) 2 mLを充填させた。
4) 2)で調整した液をカラム上端から加えて、カラム下端からゆっくり流し出した。この 操作で Protein L-S印 haroseへ Cys型キメラ抗体を吸着させた。その後、 Protein L Bin ding Buffer 50 mLでカラムを洗浄し、カラムに吸着した余分な蛋白を除去した。
5) Elution Buffer (0.17M Glycine-HCl, pH2.3)でカラムから Cys型キメラ抗体を溶出し た。溶出された Cys型キメラ抗体溶液は、すぐに 1M Tris-HCl pH8.5を適量加えて pH を中十生にした。
6) Cys型キメラ抗体溶出液は、透析チューブである Cell Sep T2 (Membrane filtration products Inc, 8030-23)に入れて 4°Cで PBS 5 Lに透析された。透析後に回収した Cys 型キメラ抗体を、精製品とした。
以上のように、精製された野生型キメラ抗体あるいは Cys型キメラ抗体は、 12.5%SD S-PAGEで電気泳動されたのち、銀染色された。この電気泳動像を図 3に添付する。
[0118] く各種キメラ抗体の ADCC活性評価〉
各種キメラ抗体の Antibody-d印 endent Cellular Cytotoxicity (ADCC)活性評価は、 1
act ate dehydrogenase release assayによりネ亍つた。この Assayでは、 Target細胞として CD20分子を細胞膜表面に持つ Daudi細胞を用い、 Effector細胞として、 Human perip heral blood mononuclear cells (PBMC)を用レヽ 7こ。 の Human PBMし (ま、 Lymphoprep (Axis Shield)を使って、ヒトの血液力、ら調整された。
Daudi細胞(1 X 104個 /50 μ L)は、 96-well U-bottomedプレートの各 wellに入れ、 Eff ector細胞である Human PBMC力 E/T ratioが 20/1となるように 2 X 105個加えられた。 この細胞液にさらに、各種 Anti_CD20キメラ抗体を連続的な希釈系列となるように添 加して、 37°Cで 20時間保温された。保温後に、 96-well U-bottomedプレートは、遠心 分離され、その上清中の lactate dehydrogenase activityを CytoTox 96 Non-Radioacti ve Cytotoxicity Assay Kit (Promega, G1780)を用いて測定された。抗体依存的かつ 特異的な細胞障害 (Cytotoxicity)%は、以下の式と用いて算出された。
% Cytotoxicity = 100 X (E— S —S ) /(M— S )
E T Τ
[0119] ここで、 Εとは Experimental releaseを表し、抗体と Effctor細胞力 Target細胞と共に 保温された時の Target細胞から relaeseされた lactate dehydrogenase活性である。 Sと
E
は、 Effector細胞からの自然発生的に放出された lactate dehydrogenase活性である。
Sとは、 Target細胞からも自然発生的に放出された lactate dehydrogenase活性である τ
。 Mとは、 Target細胞の最大に放出される lactate dehydrogenase活性を表し、これは L ysis Solution (9% Triton X-100)の添加により、 Target細胞から放出された lactate de hydrogenase活性である。
以上のような評価方法により、野生型、 294Cys型、 298Cys型、 301Cys型の Anti-CD 20キメラ抗体の ADCC活性結果を図 4に添付する。この図 4から、野生型キメラ抗体の ADCC活性と比較して、抗体の高濃度条件下(0.1〜10 8/½し)294(:^型キメラ抗 体と 301Cys型キメラ抗体は非常に高い ADCC活性を示し、 298Cys型キメラ抗体は、 野生型と比べて低濃度(0.1 11 g/mL以下の濃度)を含む測定された全域に対して高 い ADCC活性を示した。
[0120] さらに、抗 CD20野生型抗体と 298Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate de hydrogenase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.00 01、 0.001、 0.01 , 0.1、 1、 10 g/mLの場合における細胞障害の割合は、野生型抗体
の場合それぞれ 6.9%、 10.2% , 25.0% , 33.0% , 36.5% , 37.9% , 298Cys型キメラ抗 体の場合はそれぞれ 10.6%、 12.5% , 33.2% , 39.6% , 42.9% , 45.2%であった。よつ て、 ADCC活性の比(野生型抗体と変異型抗体が同一濃度である 2点間における、野 生型抗体に対する変異型抗体の細胞障害の割合の比)は、それぞれ、 1.5倍、 1.2倍 、 1.3倍、 1.2倍、 1.2倍、 1.2倍となることがわ力、つた(表 8)。
[表 8]
[0122] また表 8より、野生型抗体と 298Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程度 である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 298Cys型キメラ抗体は 0.1 g/mLで約 40%、野生型抗体は 10 g/mLで約 40%の細胞障害を示している。この 2点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃度力 S 100分の 1に減少した。このことから、 ADCC活性が約 100倍上昇した(野生型抗体と変異型抗 体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に対する変異型抗 体の濃度の比力 S 100倍になった)と判断することが出来る。
このような ADCC活性の上昇 (約 10-100倍程度)は、他の濃度域でも確認された。当 業者であれば、上記の方法に倣い、図 4および表 8より ADCC活性の上昇を算出する ことが可能である。
[0123] さらに、 294Cys型キメラ抗体と野生型抗体の細胞障害の割合を、 lactate dehydroge nase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が
0.00001、 0.0001、 0.001、 0.1、 1、 10 g/mLの細胞障害の割合は、野生型抗体の場 合それぞれ 4.25、 6.92, 10.19、 33.04、 36.50%、 37.88%、 294Cys型キメラ抗体の場 合はそれぞれ 8.41、 9.79, 11.37、 40.75、 74.98、 83.68%であった。よって、 ADCC活
性の比(野生型抗体と変異型抗体が同一濃度である 2点間における、野生型抗体に 対する変異型抗体の細胞障害の割合の比)は、それぞれ、 2.0、 1.4、 1.1、 1.2、 2.1、 2. 2倍となることがわかった (表 9)
なお 294Cys型キメラ抗体は、濃度が lO ^ g/mLの場合において、細胞障害の割合 が 83.68%と極めて高!/、値を示した。
[0124] さらに、 301Cys型キメラ抗体と野生型抗体の細胞障害の割合を、 lactate dehydroge nase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が
0.00001、 0.0001、 0.1、 1、 10 g/mLの細胞障害の割合は、野生型抗体の場合それ ぞれ 4.25、 6.92, 33.04、 36.50%、 37.88%、 301Cys型キメラ抗体の場合はそれぞれ 7· 33、 7.04、 35.68、 75.31、 78.59%であった。よって、 ADCC活性の比(野生型抗体と変 異型抗体が同一濃度である 2点間における、野生型抗体に対する変異型抗体の細 胞障害の割合の比)は、それぞれ、 1.7, 1.02, 1.1、 2.1、 2.1倍となることがわかった ( 表 9)
なお 301Cys型キメラ抗体は、濃度が 10 g/mLの場合において、細胞障害の割合 が 78.59%と極めて高!/、値を示した。
[0125] [表 9]
〔実施例 2〕
実施例 1と同様の方法で、 290、 291、 292、 302及び 303Cys型の Anti_CD20キメラ抗 体を作製し、これら各種 Cys型の Antト CD20キメラ抗体の ADCC活性を評価した。そ の結果、野生型の Anti_CD20キメラ抗体の ADCC活性と比較して、 290、 291、 292、 30 2及び 303Cys型の Anti_CD20キメラ抗体は非常に高い ADCC活性を示した。
以下に、 Anti_CD20キメラ抗体の野生型と 5種類の変異型(290Cys、 291Cys、 292C ys、 302Cys、 303Cys)の作製方法ならびにその ADCC活性測定と CD20分子に対する 反応性を記載す
[0127] l)Anti_CD20キメラ抗体の作製
キメラ抗体は、以下の A)〜F)の工程を経て、精製キメラ抗体として得られる。
A)キメラ抗体を作製する上で必要となる遺伝子のクローニング、
B)クローニングされた遺伝子の変異導入、
C)クローニングされた遺伝子及びその変異導入した遺伝子を組み合わせたキメラ抗 体発現ベクターの構築、
D)キメラ抗体発現ベクターの CHO細胞への遺伝子導入とキメラ抗体を高発現する C HO細胞のスクリーニング、
E)キメラ抗体高発現 CHO細胞の培養、
F)キメラ抗体高発現細胞の培養上清からのカラム精製。
これらの工程のうち、 A)、 C)〜F)は実施例 1と同一である。従って本実施例では、ェ 程 B)について説明する。
[0128] B)クローユングされた遺伝子の栾 導入
291Cysキメラ抗体、 292Cysキメラ抗体、 303Cysキメラ抗体を得るためには、クロー二 ングされた Human IgGl H鎖定常領域の特定箇所に変異を導入しなければならない 。 iilvin A.lvaDatり力 Sequence of proteins of Immunological Interest (NIH Publication No.91-3242, 1991)において示した Human IgGl H鎖定常領域の番号に従い、 291番 の Proを Cysに、 292番の Argを Cysに、 303番の Valを Cysに変更するために、クロー二 ングされた Hunan IgGl H鎖定常領域が揷入された pCR2.1ベクター: pCR2.1_HC (野 生型)を铸型として、 PCR法により変異導入した。この変異導入法の詳細を以下に記 述する。
[0129] (1) 290 (Lvs→Cvs) の変異導入
pCR2.1-HC (wild)(25 ng/ μ L) 2 n h
2.5 mM dNTPs 4 /i L
290 Cysl primer (20 μ M) 1.25 L
290 Cys2 primer (20 μ M) 1.25 / L
X 10 pfu polymerase Buffer 5 L
pfu DNA polymerase 1 L
滅菌水 35.5 μ L
total 50 ;Uし
(PCR増幅反応)
95。C 30 sec
95°C 30 sec 55°C 1 min 68°C 13 min (12サイクル)
68°C 4 min
4°C 無制限時間
Primerの塩基配列は以下の通りである。
290 Cysl primer
配列番号: 210)
290 Cys2 primer
配列番号: 21 1)
上記の PCR反応終了後、 Dpnl (New Ebgland BioLabs)を 1 μ L添加して、 2時間 37 °Cでインキュベーションした。インキュベーション終了した液を用いて、大腸菌 JM109 を形質転換し、形質転換された大腸菌からプラスミドを精製した。精製プラスミドの DN Aシークェンスを確認することで、変異 290 (Lys→Cys)導入された Human IgGl H鎖 定常領域を揷入した pCR2.1ベクターを得た。
(2) 291 (Pro→Cvs) の変異導入
pCR2.1-HC (wild)(25 ng/ μ L) 2 n h
2.5 mM dNTPs 4 u L
291 Cysl primer (20 1.25 ii L
291Cys2 primer (20 ,u M) 1.25 ii L
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu DNA polymerase 1 ^ L
滅菌水 35.5 \i L
total 50 ;Uし
(PCR増幅反応)
95。C 30 sec
95。C 30 sec 55。C 1 min 68。C 13 min (12サ
68°C 4 min
4°C 無制限時間
Primerの塩基配列は以下の通りである c
291Cysl primer:
配列番号: 212)
291し ys2 primer:
配列番号: 213)
上記の PCR反応終了後、 Dpnl (New England BioLabs)を 1 μ L添加して、 2時間 37 °Cでインキュベーションした。インキュベーション終了した液を用いて、大腸菌 JM109 を形質転換し、形質転換された大腸菌からプラスミドを精製した。精製プラスミドの DN Aシークェンスを確認することで、変異 291 (Pro→Cys)導入された Human IgGl H鎖 定常領域を揷入した pCR2.1ベクターを得た。
(3) 292 (Arg→Cvs) の栾 導入
pCR2.1-HC (wild)(25 ng/ μ L) 2 n h
2.5 mM dNTPs 4 μ L
292Cysl primer (20 μ M) 1.25 ii h
292Cys2 primer (20 μ M) 1.25 ii h
X 10 pfu polymerase Buffer 5 μ L
pru ONA polymerase 1 L
滅菌水 35.5 ii L
total 50
(PCR増幅反応)
95。C 30 sec
95。C 30 sec 55。C 1 min 68。C 13 min (12サイクル)
68°C 4 min
4°C 無制限時間
Primerの塩基配列は以下の通りである。
: 214)
215)
上記の PCR反応終了後、 Dpnl (New England BioLabs)を 1 μ L添加して、 2時間 37 °Cでインキュベーションした。インキュベーション終了した液を用いて、大腸菌 JM109 を形質転換し、形質転換された大腸菌からプラスミドを精製した。精製プラスミドの DN Aシークェンスを確認することで、変異 292 (Arg→Cys)導入された Human IgG l H鎖 定常領域を揷入した pCR2.1ベクターを得た。
(4) 302 (Val→Cvs) の栾 導入
pCR2. 1-HC (wild)(25 ng/ μ L) 2 n h
2.5 mM dNTPs 4 u L
290 Cys l primer (20 μ M) 1.25 ii L
290 Cys2 primer (20 μ M) 1.25 ii L
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu DNA polymerase 1 L
滅菌水 35.5 a L
total 50 ;Uし
(PCR増幅反応)
95。C 30 sec
95。C 30 sec 55。C 1 min 68。C 13 min (12サイクノレ)
68°C 4 min
4°C 無制限時間
Primerの塩基配列は以下の通りである。
302 Cysl primer:
配列番号: 216)
302 Cys2 primer:
配列番号: 217)
上記の PCR反応終了後、 Dpnl (New England BioLabs)を 1 μ L添加して、 2時間 37 °Cでインキュベーションした。インキュベーション終了した液を用いて、大腸菌 JM109 を形質転換し、形質転換された大腸菌からプラスミドを精製した。精製プラスミドの DN Aシークェンスを確認することで、変異 302 (Val→Cys)導入された Human IgGl H鎖定 常領域を揷入した pCR2.1ベクターを得た。
(5) 303 (Val→Cvs) の栾 導入
pCR2.1-HC (wild)(25 ng/ μ L) 2 n h
2.5 mM dNTPs 4 μ L
303Cysl primer (20 μ M) 1.25 ii h
303Cys2 primer (20 μ M) 1.25 ii h
X 10 pfu polymerase Buffer 5 μ L
pru ONA polymerase 1 L
滅菌水 35.5 II L
total 50 ;Uし
(PCR増幅反応)
95。C 30 sec
95。C 30 sec 55。C 1 min 68。C 13 min (12サ
68°C 4 min
4°C 無制限時間
Primerの塩基配列は以下の通りである。
303Cysl primer:
配列番号: 218)
303し ys2 primer:
配列番号: 219)
上記の PCR反応終了後、 Dpnl (New England BioLabs)を 1 μ L添加して、 2時間 37 °Cでインキュベーションした。インキュベーション終了した液を用いて、大腸菌 JM109 を形質転換し、形質転換された大腸菌からプラスミドを精製した。精製プラスミドの DN Aシークェンスを確認することで、変異 303(Val→Cys)導入された Human IgGl H鎖定 常領域を揷入した pCR2.1ベクターを得た。
[0134] く精製された各種キメラ抗体のフローサイト分析〉
精製された各種キメラ抗体のフローサイト分析は、実施例 1に記載の方法と同様の 方法に従って fiつた。
[0135] く各種キメラ抗体の ADCC活性評価〉
各種キメラ抗体の Antibody-d印 endent Cellular Cytotoxicity (ADCC)活性評価も、 実施例 1に記載の方法と同様の方法に従って行った。野生型、 290Cys、 291Cys、 29 2Cys型の Anti_CD20キメラ抗体の ADCC活性結果を図 5に示す。また、野生型、 302 Cys、 303Cys型の Anti_CD20キメラ抗体の ADCC活性結果を図 6に示す。図 5及び図 6から、 291Cys、 292Cys、 303Cys型キメラ抗体は、野生型と比べて低濃度(0.1 β g/m L以下の濃度)を含む測定された全域に対して高い ADCC活性を示した。また、 290C ys、 302Cysは、野生型と比べ、高い ADCC活性を示した。
[0136] [表 10]
さらに、抗 CD20野生型抗体と 290Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate de hydrogenase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.00 01、 0.001、 0.01, 0.1、 1 g/mLの場合における細胞障害の割合は、野生型抗体の 場合それぞれ 13.7%、 14.2%, 17.2%, 27.3%, 35.5%, 290Cys型キメラ抗体の場合 はそれぞれ 18.0%、 19.5%, 26.6%, 40.9%, 41.6%であった。よって、 ADCC活十生の
比(野生型抗体と変異型抗体が同一濃度である 2点間における、野生型抗体に対す る変異型抗体の細胞障害の割合の比)は、それぞれ、 1.3倍、 1.4倍、 1.5倍、 1.5倍、 1. 2倍となることがわかった(表 10)。
[0138] また表 10より、野生型抗体と 290Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程 度である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 290Cys型キメラ抗体は 約 0.0001 H g/mLで約 18%、野生型抗体は 0.01 μ g/mLで約 17%の細胞障害を示し ている。この 2点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃 度が約 100分の 1に減少した。このことから、 ADCC活性が約 100倍上昇した(野生型 抗体と変異型抗体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に 対する変異型抗体の濃度の比力 倍になった)と判断することが出来る。
当業者であれば、上記の方法に倣い、図 5および表 10より ADCC活性の上昇を算 出することが可能である。
[0139] さらに、抗 CD20野生型抗体と 291Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate de hydrogenase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.00 01、 0.001、 0.01 , 0.1、 1、 10 g/mLの場合における細胞障害の割合は、野生型抗体 の場合それぞれ 13.7%、 14.2% , 17.2% , 27.3% , 35.5% , 49.5% , 291Cys型キメラ 抗体の場合はそれぞれ 17.9%、 26.1 % , 65.7% , 73.9% , 74.7% , 64.7%であった。よ つて、 ADCC活性の比(野生型抗体と変異型抗体が同一濃度である 2点間における、 野生型抗体に対する変異型抗体の細胞障害の割合の比)は、それぞれ、 1.3倍、 1.8 倍、 3.8倍、 2.7倍、 2.1倍、 1.3倍となることがわかった(表 10)。
[0140] また図 5より、野生型抗体と 291Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程度 である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 291Cys型キメラ抗体は約 0.01 [I g/mLで 65.7%、野生型抗体は 10 g/mLで約 50%の細胞障害を示している。 この 2点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃度が 100 0分の 1以下に減少した。このこと力、ら、 ADCC活性が 1000倍以上上昇した(野生型抗 体と変異型抗体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に対 する変異型抗体の濃度の比が 2000倍になった)と判断することが出来る。
当業者であれば、上記の方法に倣い、図 5および表 10より ADCC活性の上昇を算
出することが可能である。
[0141] さらに、抗 CD20野生型抗体と 292Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate de hydrogenase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.00 001、 0.0001、 0.001、 0.01 , 0.1、 1、 10 g/mLの場合における細胞障害の割合は、野 生型抗体の場合それぞれ 12.7%、 13.7% , 14.2% , 17.2% , 27.3% , 35.5% , 49.5% 、 292Cys型キメラ抗体の場合はそれぞれ 13.9%、 14.7% , 15.2% , 34.8% , 58.5% , 7 8.7%、 79.1 %であった。よって、 ADCC活性の比(野生型抗体と変異型抗体が同一 濃度である 2点間における、野生型抗体に対する変異型抗体の細胞障害の割合の 比)は、それぞれ、 1.1倍、 1.1倍、 1.1倍、 2.0倍、 2.1倍、 2.2倍、 1.6倍となることがわか つた (表 10)。
[0142] また図 5より、野生型抗体と 292Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程度 である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 292Cys型キメラ抗体は 0.1 g/mLで 58.5%、野生型抗体は 10 g/mLで約 50%の細胞障害を示している。この 2 点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃度力 S 100分の 1 に減少した。このことから、 ADCC活性が約 100倍上昇した(野生型抗体と変異型抗体 が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に対する変異型抗体 の濃度の比力 oo倍になった)と判断することが出来る。
このような ADCC活性の上昇 (約 10-100倍程度)は、他の濃度域でも確認された。当 業者であれば、上記の方法に倣い、図 5および表 10より ADCC活性の上昇を算出す ることが可能である。
[0143] [表 11]
[0144] さらに、抗 CD20野生型抗体と 302Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate de
hydrogenase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.00 001、 0.0001、 0.001、 0.01 , 0.1、 1、 10 g/mLの場合における細胞障害の割合は、野 生型抗体の場合それぞれ 5.8%、 3.4% , 7.6% , 14.7%, 30.5% , 34.3% , 42.5% , 302 Cys型キメラ抗体の場合はそれぞれ 7.9%、 9.6% , 11.3% , 19.6% , 39.9% , 42.9% , 42.9%であった。よって、 ADCC活性の比(野生型抗体と変異型抗体が同一濃度であ る 2点間における、野生型抗体に対する変異型抗体の細胞障害の割合の比)は、そ れぞれ、 1.4倍、 2.8倍、 1.5倍、 1.3倍、 1.3倍、 1.3倍、 1.0倍となることがわかった(表 11 )。
[0145] また図 6より、野生型抗体と 302Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程度 である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 302Cys型キメラ抗体は 0.1 g/mLで約 40%、野生型抗体は 10 g/mLで約 40%の細胞障害を示している。この 2点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃度力 S 100分の 1に減少した。このことから、 ADCC活性が約 100倍上昇した(野生型抗体と変異型抗 体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に対する変異型抗 体の濃度の比力 S 100倍になった)と判断することが出来る。
このような ADCC活性の上昇 (約 10-100倍程度)は、他の濃度域でも確認された。当 業者であれば、上記の方法に倣い、図 6および表 11より ADCC活性の上昇を算出す ることが可能である。
[0146] さらに、抗 CD20野生型抗体と 303Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate de hydrogenase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.00 001、 0.0001、 0.001、 0.01 , 0.1、 1、 10 g/mLの場合における細胞障害の割合は、野 生型抗体の場合それぞれ 5.8%、 3.4% , 7.6% , 14.7%, 30.5% , 34.3% , 42.5% , 303 Cys型キメラ抗体の場合はそれぞれ 6.5%、 7.7% , 14.5% , 46.6% , 74.5% , 87.1 % , 89.3%であった。よって、 ADCC活性の比(野生型抗体と変異型抗体が同一濃度であ る 2点間における、野生型抗体に対する変異型抗体の細胞障害の割合の比)は、そ れぞれ、 1.1倍、 2.3倍、 1.9倍、 3.2倍、 2.4倍、 2.5倍、 2· 1倍となることがわかった(表 11 )。
[0147] また図 6より、野生型抗体と 303Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程度
である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 303Cys型キメラ抗体は 0.0 1 H g/mLで約 40%、野生型抗体は 10 μ g/mLで約 40%の細胞障害を示している。こ の 2点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃度が 1000 分の 1に減少した。このこと力、ら、 ADCC活性が約 1000倍上昇した(野生型抗体と変異 型抗体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に対する変異 型抗体の濃度の比が 1000倍になった)と判断することが出来る。
当業者であれば、上記の方法に倣い、図 6および表 11より ADCC活性の上昇を算 出することが可能である。
[0148] 〔実施例 3〕
(Anti-EGFRヒト化抗体の作製)
Wild型と 298Cys型の Antト EGFRヒト化抗体を CHO細胞で発現させるために、発現 ベクターとして 3種類の発現ベクター(Antト EGFRヒト化抗体 L鎖発現ベクター、 Wild 型 Anti-EGFRヒト化抗体 H鎖発現ベクター、 298Cys型 Anti-EGFRヒト化抗体 H鎖発現 ベクター)を構築した。各発現ベクターの構築の詳細を以下に記述する。
1 ) Antト EGFRヒト化抗体 L鎖発現べクタ一の構築
ヒト型 Anti-EGFR抗体 L鎖の可変領域と定常領域を含む遺伝子を铸型として、以下 に示す primerを用いて PCR反応により DNA断片を得た。 列番号: 220)
TGTCTT (酉己歹 IJ番号 : 221)
[0149] PCR反応で得られた DNA断片は、エタノール沈殿をして精製した後に、制限酵素 X ho 1(タカラバイオ、 1094A)と Not 1(タカラバイオ、 Code 1166A)により処理された。 BCM G-neoベクターも同様に制限酵素 Xholと Notlで処理された。次に、制限酵素処理さ れた PCR増幅 DNA断片と BCMG-neoベクターは、ェチジゥムブ口ミドを含む 1%ァガロ ースゲルで電気泳動された。電気泳動後、 UV照射することで可視化された DNA断片 の中から目的サイズの DNA断片をゲルから切り出し、 SUPREC-0Kタカラバイオ、 cod e 9040)を用いてゲルから DNA断片を抽出して精製した。ゲルからの切り出し精製さ
れた PCR増幅断片と BCMG-neoベクターは、 DNA Ligation kit Ver.2.1 (タカラバイオ 、 code 6022)を用いて Ligation反応させた。 Ligation反応終了後の DNA溶液は、大腸 菌 JM109へ Transformationするのに使用され、得られた形質転換体からプラスミド DN Aをアルカリ SDS法にて精製した。精製されたプラスミドは、シークェンス解析が行わ れ、 Anti-EGFRヒト化抗体の L鎖(可変領域と定常領域)遺伝子を含んで!/、ることを確 認し、これを Antト EGFRヒト化抗体 L鎖発現ベクターとした。
なお、 Antト EGFRヒト化抗体 L鎖可変領域の CDR1、 CDR2、 CDR3の塩基配列をそ れぞれ、配列番号: 200、 202、 204に示す。また、 Antト EGFRヒト化抗体 L鎖可変領 域の CDR1、 CDR2、 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJをそれぞれ、酉己歹 IJ番号: 201、 203、 205に 示す。
2) Wild型 Anti-EGFRヒト化抗体 H鎖発現ベクターと 298Cys型 Anti-EGFRヒト化抗体 H 鎖発現
ベクターの構築
ヒト型 Anti-EGFR抗体 H鎖の可変領域を含む遺伝子を铸型として、以下に示す prim erを用いて PCR反応により DNA断片を得た。 号: 222)
EGFR-H2 primer : CGAGACGGTGACCATTGTCCCTTG (5,-リン酸化されている)( 配列番号: 223)
PCR反応で得られた DNA断片は、エタノール沈殿をして精製した後に、制限酵素 X ho 1(タカラバイオ、 1094A)により処理された。次に、制限酵素処理された PCR増幅 DN A断片は、ェチジゥムブ口ミドを含む 1%ァガロースゲルで電気泳動した。電気泳動後 、 UV照射することで可視化された DNA断片の中から目的サイズの DNA断片をゲルか ら切り出し、 SUPREC-0Kタカラバイオ、 code 9040)を用いてゲルから DNA断片を抽出 して精製した。この精製 DNA断片力 Antト EGFRヒト化抗体 H鎖可変領域遺伝子であ なお、 Antト EGFRヒト化抗体 H鎖可変領域の CDR1、 CDR2、 CDR3の塩基配列をそ れぞれ、配列番号: 194、 196、 198に示す。また、 Antト EGFRヒト化抗体 H鎖可変領
域の CDR1、 CDR2、 CDR3のアミノ酸酉己歹 IJをそれぞれ、酉己歹 IJ番号: 195、 197、 199に 示す。
Antト EGFRヒト化抗体の作製に必要な Human IgGl H鎖定常領域遺伝子は、 Anti- CD20キメラ抗体を作製する際に使用した DNA断片と同様のものを使用した。プラスミ ド pCR2.1-HC (wild)を铸型として、 H3 primerと H4 primerを用いて PCR増幅させて DN A断片を得た。その DNA断片は、制限酵素 Not Iで処理してから精製された。この DN A断片が、 Wild型 Anti-EGFRヒト化抗体 H鎖定常領域遺伝子である。プラスミド pCR2. 1-HC (298Cys)を铸型にして、 Wild型と同様に H3 primerと H4 primerを用いて PCR増 幅させて得られた DNA断片を制限酵素 Notlで処理してから精製したもの力 298Cys 型 Ant卜 EGFRヒト化抗体 H鎖定常領域遺伝子である。
上記のように調整された Ant卜 EGFRヒト化抗体 H鎖可変領域遺伝子断片と Wild型 A nti-EGFRヒト化抗体 H鎖定常領域遺伝子断片と BCMG-neoベクターを Xho Iと Not Iで 切断して精製した DNA断片を混合して、 DNA Ligation kit Ver.2.1 (タカラバイオ、 cod e 6022)を用いて Ligation反応させた。 Ligation反応終了後の DNA溶液は、大腸菌 JM 109へ Transformationするのに使用され、得られた形質転換体からプラスミド DNAをァ ルカリ SDS法にて精製した。精製されたプラスミドは、シークェンス解析が行われ、 Ant i-EGFRヒト化抗体の Wild型 H鎖(可変領域と定常領域)遺伝子を含んで!/、ることを確 認し、これを Wild型 Antト EGFRヒト化抗体 H鎖発現ベクターとした。同様に、 Antト EG FRヒト化抗体 H鎖可変領域遺伝子断片と 298Cys型 Anti-EGFRヒト化抗体 H鎖定常領 域遺伝子断片と BCMG-neoベクターを Xho Iと Not Iで切断して精製した DNA断片を 混合して、 DNA Ligation kit Ver.2.1 (タカラバイオ、 code 6022)を用いて Ligation反応 させた。 Ligation反応終了後の DNA溶液は、大腸菌 JM109へ Transformationするのに 使用され、得られた形質転換体からプラスミド DNAをアルカリ SDS法にて精製した。精 製されたプラスミドは、シークェンス解析が行われ、 Anti-EGFRヒト化抗体の 298Cys 型 H鎖(可変領域と定常領域)遺伝子を含んで!/、ることを確認し、これを 298Cys型 Ant ト EGFRヒト化抗体 H鎖発現ベクターとした。
3) Wild型 Anti-EGFRヒト化抗体と 298Cys型 Anti-EGFRヒト化抗体の CHO細胞での発 現と精製
Antト EGFRヒト化抗体 L鎖発現ベクターと Wild型 Antト EGFRヒト化抗体 H鎖発現べク ターを CHO細胞に Transfectionさせて Wild型 Ant卜 EGFRヒト化抗体を CHO細胞に産 生させた。同様に、 Anti-EGFRヒト化抗体 L鎖発現ベクターと 298Cys型 Anti-EGFRヒト 化抗体 H鎖発現ベクターを CHO細胞に Transfectionさせて 298Cys型 Antト EGFRヒト 化抗体を CHO細胞に産生させた。 Wild型ある!/、は 298Cys型 Anti-EGFRヒト化抗体を 高発現する CHO細胞を選択し、選択された高発現 CHO細胞は、無血清培地 CHO-S -SFMII培地で培養された。培養終了後、培養液上清を ProteinAカラム精製すること で高純度の Antト EGFRヒト化抗体を得た。
[表 12]
[0153] さらに、抗 EGFR野生型抗体と 298Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate de hydrogenase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.00 001、 0.0001、 0.001、 0.01, 0.1、 1、 10 g/mLの場合における細胞障害の割合は、野 生型抗体の場合それぞれ 3.0%, 3.3%, 5.8%, 6.1%, 10.2%, 11.6%, 10.9%、 298Cys型キメ ラ抗体の場合はそれぞれ 4.6%, 6.7%, 8.7%, 11.0%, 18.8%, 20.6%, 20.2%,であった。よ つて、 ADCC活性の比(野生型抗体と変異型抗体が同一濃度である 2点間における、 野生型抗体に対する変異型抗体の細胞障害の割合の比)は、それぞれ、 1.5倍、 2.0 倍、 1.5倍、 1.8倍、 1.8倍、 1.8倍、 1.9倍となることがわかった(表 12)。
[0154] また図 7より、野生型抗体と 298Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程度 である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 298Cys型キメラ抗体は 0.0 1 H g/mLで約 40%、野生型抗体は 10 μ g/mLで約 40%の細胞障害を示している。こ の 2点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃度が 1000 分の 1に減少した。このこと力、ら、 ADCC活性が約 1000倍上昇した(野生型抗体と変異 型抗体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に対する変異
型抗体の濃度の比が 1000倍になった)と判断することが出来る。
当業者であれば、上記の方法に倣い、図 7および表 12より ADCC活性の上昇を算 出することが可能である。
[0155] 〔実施例 4〕
実施例 2と同様の方法で、 286 287 288 289 305 306 307、及び 308Cys型の An ti_CD20キメラ抗体を作製し、これら各種 Cys型の Anti_CD20キメラ抗体の ADCC活性 を評価した。その結果、野生型の Anti_CD20キメラ抗体の ADCC活性と比較して、 286 287 288 289 305 306 307、及び 308Cys型の Anti_CD20キメラ抗体は非常に高 い ADCC活性を示した。
以下に、 Anti_CD20キメラ抗体の野生型と 8種類の変異型(286 Cys型、 287 Cys型, 288 Cys型、 289 Cys型、 305 Cys型、 306 Cys型、 307 Cys型及び 308Cys型)の作製 方法ならびにその ADCC活性測定と CD20分子に対する反応性を記載する。
[0156] l) Anti_CD20キメラ杭体の作製
キメラ抗体は、以下の A)〜F)の工程を経て、精製キメラ抗体として得られる。
A)キメラ抗体を作製する上で必要となる遺伝子のクローニング、
B)クローニングされた遺伝子の変異導入、
C)クローニングされた遺伝子及びその変異導入した遺伝子を組み合わせたキメラ抗 体発現ベクターの構築、
D)キメラ抗体発現ベクターの CHO細胞への遺伝子導入とキメラ抗体を高発現する C HO細胞のスクリーニング、
E)キメラ抗体高発現 CHO細胞の培養、
F)キメラ抗体高発現細胞の培養上清からのカラム精製。
これらの工程のうち、 A)、 C)〜F)は実施例 1と同一である。従って本実施例では、ェ 程 B)について説明する。
[0157] B)クローニングされた遺伝子の変異導入
286Cysキメラ抗体、 287Cysキメラ抗体、 288Cysキメラ抗体、 289Cysキメラ抗体、 305 Cysキメラ抗体、 306Cysキメラ抗体、 307Cysキメラ抗体、 308Cysキメラ抗体を得るため には、クローニングされた H an IgGl H鎖定常領域の特定箇所に変異を導入しなけ
れば、ならない。 Elvin A. Kabatらカ ^Sequence of proteins of Immunological Interest (NI H Publication No.91-3242, 1991)において示した Human IgG l H鎖定常領域の番号 に従い、 286番の Asnを Cysに、 287番の Alaを Cysに、 288番の Lysを Cysに、 289番の Thrを Cysに、 305番の Valを Cysに、 306番の Leuを Cysに、 307番の Thrを Cysに、 308 番の Valを Cysに変更するために、クローニングされた Hunan IgG l H鎖定常領域が 揷入された PCR2.1ベクター: pCR2. 1-HC (野生型)を铸型として、 PCR法により変異導 入した。この変異導入法の詳細を以下に記述する。
286 (Asn→Cvs)変異
pCR2. 1-HC (wild)(25 ng/ μ L) 2 n h
2.5 mM dNTPs 4 [i L
286 Cys l primer (20 μ M) 1.25
286 Cys 2 primer (20 μ M) 1.25
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu DNA polymerase 1 L
滅菌水 35.5 a L
total 50 ;Uし
(PCR増幅反応)
95。C 30 sec
95。C 30 sec 55。C 1 min 68。C 13 min (12サイクル)
68°C 4 min
4°C 無制限時間
Primerの塩基配列は以下の通りである。
286Cys lプフィマー: gacggcgtggaggtgcattgtgccaagacaaagccgcgt (目己列番号: 224) 286し ys2プフ マー: acgcggctttgtcttggcacaatgcacctccacgccgtc (酉己歹 Ij^i号: 22ο; 上記の PCR反応終了後、 Dpnl (New England BioLabs)を 1 μ L添加して、 2時間 37°C でインキュベーションした。インキュベーション終了した液を用いて、大腸菌 JM109を 形質転換し、形質転換された大腸菌からプラスミドを精製した。精製プラスミドの DNA シークェンスを確認することで、 286 (Asn→Cys)変異導入された Human IgG l H鎖定
常領域を揷入した pCR2.1ベクターを得た。
[0159] 287(Ala→Cvs)変異
pCR2.1-HC (wild)(25 ng/ μ L) 2 n h
2.5 mM dNTPs 4 [i L
287 Cysl primer (20 ii M) 1.25
287 Cys2 primer (20 ii M) 1.25
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu DNA polymerase 1 ^ L
滅菌水 35.5 a L
total 50 ;Uし
(PCR増幅反応)
95。C 30 sec
95°C 30 sec 55°C 1 min 68°C 13 min (12サイクル)
68°C 4 min
4°C 無制限時間
Primerの塩基配列は以下の通りである。
287Cyslフフィマー: ggcgtggaggtgcataattgcaagacaaagccgcgtaag (酉己列番号: 226) 287Cys2プライマー: cttacgcggctttgtcttgcaattatgcacctccacgcc (酉己歹 IJ番号: 227) 上記の PCR反応終了後、 Dpnl (New England BioLabs)を 1 μ L添加して、 2時間 37 °Cでインキュベーションした。インキュベーション終了した液を用いて、大腸菌 JM109 を形質転換し、形質転換された大腸菌からプラスミドを精製した。精製プラスミドの DN Aシークェンスを確認することで、 287(Ala→Cys)変異導入された Human IgGl H鎖定 常領域を揷入した pCR2.1ベクターを得た。
[0160] 288(Lvs→Cvs)変異
pCR2.1-HC (wild)(25 ng/ μ L)
2.5 mM dNTPs 4 11 L
288 Cysl primer (20 μ M) 1.25 ii h
288 Cys2 primer (20 μ M) 1.25 ii h
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu DNA polymerase 1 ^ L
滅菌水 35.5 a L
Total 50 ;Uし
(PCR増幅反応)
95。C 30 sec
95°C 30 sec 55°C 1 min 68°C 13 min (12サイクル)
68°C 4 min
4°C 無制限時間
Primerの塩基配列は以下の通りである。
288Cys lフフィマー: gtggaggtgcataatgcctgtacaaagccgcgtgaggag (酉己歹 IJ番号: 228) 288Cys2フラ マー: ctcctcacgcggctttgtacaggcattatgcacctccac (目 tl歹 IJ番号: 229) 上記の PCR反応終了後、 Dpnl (New England BioLabs)を 1 μ L添加して、 2時間 37 °Cでインキュベーションした。インキュベーション終了した液を用いて、大腸菌 JM109 を形質転換し、形質転換された大腸菌からプラスミドを精製した。精製プラスミドの DN Aシークェンスを確認することで、 288(Lys→Cys)変異導入された Human IgG l H鎖定 常領域を揷入した pCR2.1ベクターを得た。
289(Thr→Cvs)栾異
pCR2. 1-HC (wild)(25 ng/ μ L) 2 L
2.5 mM dNTPs 4 11 L
289 Cys l primer (20 μ M) 1.25 ii h
289 Cys2 primer (20 μ M) 1.25 ii h
X 10 pfu polymerase Buffer 5 μ L
pru DNA polymerase 1 L
滅菌水 35.5 ii L
total 50
(PCR増幅反応)
95。C 30 sec
95。C 30 sec 55。C 1 min 68。C 13 min (12サイクル)
68。C 4 min
4°C 無制限時間
Primerの塩基配列は以下の通りである。
289Cyslプフィマー: gaggtgcataatgccaagtgcaagccgcgtgaggagcag (酉己歹 1」¾- : 230) 289Cys2プフィマー: ctgctcctcacgcggcttgcacttggcattatgcacctc (酉己歹 lj¾~号: 2d丄ノ 上記の PCR反応終了後、 Dpnl (New England BioLabs)を 1 μ L添加して、 2時間 37 °Cでインキュベーションした。インキュベーション終了した液を用いて、大腸菌 JM109 を形質転換し、形質転換された大腸菌からプラスミドを精製した。精製プラスミドの DN Aシークェンスを確認することで、 289(Thr→Cys)変異導入された Human IgGl H鎖定 常領域を揷入した pCR2.1ベクターを得た。
305(Val→Cvs)栾
pCR2.1-HC (wild)(25 ng/ μ L) 2 /i L
2.5 mM dNTPs 4 /i L
305 Cysl primer (20 μ Μ) 1.25
305 Cys2 primer (20 μ M) 1.25
X 10 pfu polymerase Buffer 5 /J L
pfu DNA polymerase I μ L
滅菌水 35.5 u L
total 50 ;Uし
(PCR増幅反応)
95。C 30 sec
95。C 30 sec 55。C 1 min 68。C 13 min (12サイクル)
68。C 4 min
4°C 無制限時間
Primerの塩基配列は以下の通りである。
305Cyslプフ マー: acgtaccgtgtggtcagctgcctcaccgtcctgcaccag (目 t歹 I潘^ · : 232) 305Cys2プフ マー: ctggtgcaggacggtgaggcagctgaccacacggtacgt (酉己歹 IJ番^": 233)
上記の PCR反応終了後、 Dpnl (New England BioLabs)を 1 μ L添加して、 2時間 37 °Cでインキュベーションした。インキュベーション終了した液を用いて、大腸菌 JM109 を形質転換し、形質転換された大腸菌からプラスミドを精製した。精製プラスミドの DN Aシークェンスを確認することで、 305(Val→Cys)変異導入された Human IgGl H鎖定 常領域を揷入した pCR2.1ベクターを得た。
306(Leu→Cvs)変異
pCR2. 1-HC (wild)(25 ng/ μ L) 2 n h
2.5 mM dNTPs 4 [i L
306 Cys l primer (20 ii M) 1.25
306 Cys2 primer (20 ii M) 1.25
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu DNA polymerase 1 ^ L
滅菌水 35.5 a L
total 50 ;Uし
(PCR増幅反応)
95。C 30 sec
95°C 30 sec 55°C 1 min 68°C 13 min (12サイクル)
68°C 4 min
4°C 無制限時間
Primerの塩基配列は以下の通りである。
306Cys lフフィマー: taccgtgtggtcagcgtctgcaccgtcctgcaccaggac (酉己列番号: 234) 306Cys2フフィマー: gtcctggtgcaggacggtgcagacgctgaccacacggta (酉歹1 J 号: 235) 上記の PCR反応終了後、 Dpnl (New England BioLabs)を 1 μ L添加して、 2時間 37 °Cでインキュベーションした。インキュベーション終了した液を用いて、大腸菌 JM109 を形質転換し、形質転換された大腸菌からプラスミドを精製した。精製プラスミドの DN Aシークェンスを確認することで、 306(Leu→Cys)変異導入された Human IgGl H鎖定 常領域を揷入した pCR2.1ベクターを得た。
307Cvs(Thr→Cvs)変異
pCR2. 1-HC (wild)(25 ng/ μ L) 2 u L
2.5 mM dNTPs 4 [i L
307 Cys l primer (20 ii M) 1.25
307 Cys2 primer (20 ii M) 1.25
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu DNA polymerase 1 ^ L
滅菌水 35.5 a L
total 50 ;Uし
(PCR増幅反応)
95。C 30 sec
95°C 30 sec 55°C 1 min 68°C 13 min (12サイクル)
68°C 4 min
4°C 無制限時間
Primerの塩基配列は以下の通りである。
307Cys lプフィマー: cgtgtggtcagcgtcctctgcgtcctgcaccaggactgg (酉己歹 IJ番号: 236) «507し ys2プフ マー: ccagtcctggtgcaggacgcagaggacgctgaccacacg (酉列备号: 237) 上記の PCR反応終了後、 Dpnl (New England BioLabs)を 1 μ L添加して、 2時間 37 °Cでインキュベーションした。インキュベーション終了した液を用いて、大腸菌 JM109 を形質転換し、形質転換された大腸菌からプラスミドを精製した。精製プラスミドの DN Aシークェンスを確認することで、 307Cys(Thr→Cys)変異導入された Human IgGl H 鎖定常領域を揷入した pCR2.1ベクターを得た。
308(Val→Cvs)変異
pCR2. 1-HC (wild)(25 ng/ μ L) 2 n h
2.5 mM dNTPs 4 /i L
308 Cys l primer (20 μ M) 1.25 ii L
308 Cys2 primer (20 μ M) 1.25 ii L
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu DNA polymerase 1 ^ L
滅菌水 35.5 a L
total 50 ;Uし
(PCR増幅反応)
95。C 30 sec
95°C 30 sec 55°C 1 min 68°C 13 min (12サイクル)
68°C 4 min
4°C 無制限時間
Primerの塩基配列は以下の通りである。
308Cys lフフィマー: gtggtcagcgtcctcacctgcctgcaccaggactggctg (酉己歹 IJ番号: 238) 308Cys2フフィマー: cagccagtcctggtgcaggcaggtgaggacgctgaccac (目列番^": 239) 上記の PCR反応終了後、 Dpnl (New England BioLabs)を 1 μ L添加して、 2時間 37 °Cでインキュベーションした。インキュベーション終了した液を用いて、大腸菌 JM109 を形質転換し、形質転換された大腸菌からプラスミドを精製した。精製プラスミドの DN Aシークェンスを確認することで、 308(Val→Cys)変異導入された Human IgGl H鎖定 常領域を揷入した pCR2.1ベクターを得た。
[0166] く精製された各種キメラ抗体のフローサイト分析〉
精製された各種キメラ抗体のフローサイト分析は、実施例 1に記載の方法と同様の 方法に従って fiつた。
[0167] 〈各種キメラ抗体の活性評価〉
く 286Cys変異抗体〉
抗 CD20野生型抗体と 286Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate dehydroge nase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.00001、 0.0 001、 0.001、 0.01 , 0. 1、 1、 10 g/mLの場合における細胞障害の割合は、野生型抗 体の場合それぞれ 0.0%、 0.9%, 2.2%, 8.7%, 26.7%, 33.5%, 34.8%, 286Cys型キメラ抗 体の場合はそれぞれ 0.8%、 2.8% , 8.1 % , 26.9% , 82.2% , 88.5% , 87.5% ,であつ た。よって、 ADCC活性の比(野生型抗体と変異型抗体が同一濃度である 2点間にお ける、野生型抗体に対する変異型抗体の細胞障害の割合の比)は、それぞれ、 41.0 倍、 3.0倍、 3.7倍、 3. 1倍、 3.1倍、 2.6倍、 2.5倍、となることがわ力、つた(表 13)。
[0168] [表 13]
[0169] また表 13より、野生型抗体と 286Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程 度である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 286Cys型キメラ抗体は 約 0.01 H g/mLで約 26.9%、野生型抗体は 0.1 g/mLで約 26.7%の細胞障害を示し ている。この 2点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃 度が約 100分の 1に減少した。このことから、 ADCC活性が約 10倍上昇した(野生型抗 体と変異型抗体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に対 する変異型抗体の濃度の比が 10倍になった)と判断することが出来る。
当業者であれば、上記の方法に倣い、図 8より ADCC活性の上昇を算出することが 可能である。
[0170] く 287Cys変異抗体〉
抗 CD20野生型抗体と 287Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate dehydroge nase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.00001、 0.0 001、 0.001、 0.01 , 0.1、 1、 10 g/mLの場合における細胞障害の割合は、野生型抗 体の場合それぞれ 0.02%、 0.9%, 2.2%, 8.7%, 26.7%, 33.5%, 34.8%, 287Cys型キメラ抗 体の場合はそれぞれ 0.2%、 0.5% , 1.5% , 16.5% , 34.9% , 36.9% , 45.5% ,であつ た。よって、 ADCC活性の比(野生型抗体と変異型抗体が同一濃度である 2点間にお ける、野生型抗体に対する変異型抗体の細胞障害の割合の比)は、それぞれ、 9.7倍 、 0.5倍、 0.7倍、 1.9倍、 1.3倍、 1.1倍、 1.3倍、となることがわかった(表 13)。
[0171] また表 13より、野生型抗体と 287Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程 度である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 287Cys型キメラ抗体は
約 0.1 g/mLで約 34.9%、野生型抗体は 10 g/mLで 34.8%の細胞障害を示してい る。この 2点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃度が 約 100分の 1に減少した。このこと力、ら、 ADCC活性が約 100倍上昇した(野生型抗体と 変異型抗体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に対する 変異型抗体の濃度の比力 oo倍になった)と判断することが出来る。
当業者であれば、上記の方法に倣い、図 8より ADCC活性の上昇を算出することが 可能である。
[0172] く 288Cys変異抗体〉
抗 CD20野生型抗体と 288Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate dehydroge nase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.00001、 0.0 001、 0.001、 0.01 , 0.1、 1、 10 g/mLの場合における細胞障害の割合は、野生型抗 体の場合それぞれ 0.02%、 0.9%, 2.2%, 8.7%, 26.7%, 33.5%, 34.8%, 288Cys型キメラ抗 体の場合はそれぞれ 0.5%、 1.2% , 0.5% , 9.4% , 33.5% , 37.5% , 36.5% ,であった 。よって、 ADCC活性の比(野生型抗体と変異型抗体が同一濃度である 2点間におけ る、野生型抗体に対する変異型抗体の細胞障害の割合の比)は、それぞれ、 24.3倍 、 1.3倍、 0.2倍、 1.1倍、 1.3倍、 1.1倍、 1.1倍となることがわかった(表 13)。
[0173] また表 13より、野生型抗体と 288Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程 度である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 288Cys型キメラ抗体は 約 0.1 g/mLで約 33.5%、野生型抗体は 1 μ g/mLで約 33.5%の細胞障害を示してい る。この 2点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃度が 約 100分の 1に減少した。このこと力、ら、 ADCC活性が約 10倍上昇した(野生型抗体と 変異型抗体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に対する 変異型抗体の濃度の比が 10倍になった)と判断することが出来る。
当業者であれば、上記の方法に倣い、図 8より ADCC活性の上昇を算出することが 可能である。
[0174] 〈289Cys変異抗体〉
抗 CD20野生型抗体と 289Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate dehydroge nase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.00001、 0.0
001、 0.001、 0·01、 0· 1、 1、 10 g/mLの場合における細胞障害の割合は、野生型抗 体の場合それぞれ 0.02%、 0.9%, 2.2%, 8.7%, 26.7%, 33.5%, 34.8%, 289Cys型キメラ抗 体の場合はそれぞれ 0.5%、 0.5% , 1.6% , 29.1 % , 87.2% , 85.2% , 80.6% ,であつ た。よって、 ADCC活性の比(野生型抗体と変異型抗体が同一濃度である 2点間にお ける、野生型抗体に対する変異型抗体の細胞障害の割合の比)は、それぞれ、 22.8 倍、 0.5倍、 0.7倍、 3.3倍、 3.3倍、 2.5倍、 2.3倍となることがわかった(表 13)。
[0175] また表 13より、野生型抗体と 289Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程 度である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 289Cys型キメラ抗体は 約 0.01 H g/mLで約 29.1 %、野生型抗体は 0.1 g/mLで約 26.7%の細胞障害を示し ている。この 2点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃 度が約 10分の 1に減少した。このことから、 ADCC活性が約 10倍上昇した(野生型抗 体と変異型抗体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に対 する変異型抗体の濃度の比が 10倍になった)と判断することが出来る。
当業者であれば、上記の方法に倣い、図 8より ADCC活性の上昇を算出することが 可能である。
[0176] く 305Cys変異抗体〉
抗 CD20野生型抗体と 305Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate dehydroge nase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.0000001、 0.000001、 0.00001、 0.0001、 0.001、 0.01 , 0.1、 1、 10 g/mLの場合における細胞障 害の割合は、野生型抗体の場合それぞれ 8.1%、 4.7%, 4.3%, 3.4%, 5.6%, 14.1%, 40.5 %、 52.3%、 63.3%, 305Cys型キメラ抗体の場合はそれぞれ 8.1 %、 5.2% , 4.2% , 5.5% 、 15.2% , 38.7% , 53.8% , 55.8% , 52.7% ,であった。よって、 ADCC活性の比(野生 型抗体と変異型抗体が同一濃度である 2点間における、野生型抗体に対する変異型 抗体の細胞障害の割合の比)は、それぞれ、 1.0倍、 1.1倍、 1.0倍、 1.6倍、 2.7倍、 2.7 倍、 1.3倍、 1.1倍、 0.8倍、となることがわ力、つた(表 14)。
[0178] また表 14より、野生型抗体と 305Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程 度である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 305Cys型キメラ抗体は 約 0.01 H g/mLで約 15.2%、野生型抗体は 0.1 g/mLで約 14.1 %の細胞障害を示し ている。この 2点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃 度が約 100分の 1に減少した。このことから、 ADCC活性が約 100倍上昇した(野生型 抗体と変異型抗体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に 対する変異型抗体の濃度の比力 倍になった)と判断することが出来る。
当業者であれば、上記の方法に倣い、図 9より ADCC活性の上昇を算出することが 可能である。
[0179] く 306Cys変異抗体〉
抗 CD20野生型抗体と 306Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate dehydroge nase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.0000001、 0.000001、 0.00001、 0.0001、 0.001、 0.01 , 0.1、 1、 10 g/mLの場合における細胞障 害の割合は、野生型抗体の場合それぞれ 8.1%、 4.7%, 4.3%, 3.4%, 5.6%, 14.1%, 40.5 %、 52.3%, 63.3%, 306Cys型キメラ抗体の場合はそれぞれ 4·3%、 8.5%, 6.0%, 6.6%, 15.2 %、 42.1%、 53.2%、 53.4%、 49.3%であった。よって、 ADCC活性の比(野生型抗体と変異 型抗体が同一濃度である 2点間における、野生型抗体に対する変異型抗体の細胞 障害の割合の比)は、それぞれ、 0.5倍、 1.8倍、 1.4倍、 1.9倍、 2.7倍、 3.0倍、 1.3倍、 1 • 0倍、 0.8倍、となることがわ力、つた(表 14)。
[0180] また表 14より、野生型抗体と 306Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程 度である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 306Cys型キメラ抗体は 約 0.01 H g/mLで約 15.2%、野生型抗体は 0.1 g/mLで約 14.1 %の細胞障害を示し
ている。この 2点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃 度が約 100分の 1に減少した。このことから、 ADCC活性が約 100倍上昇した(野生型 抗体と変異型抗体が同一の細胞障害
の割合を示す 2点間における、野生型抗体に対する変異型抗体の濃度の比が 100倍 になった)と判断することが出来る。
当業者であれば、上記の方法に倣い、図 9より ADCC活性の上昇を算出することが 可能である。
[0181] く 307Cys変異抗体〉
抗 CD20野生型抗体と 307Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate dehydroge nase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.0000001、 0.000001、 0.00001、 0.0001、 0.001、 0.01 , 0.1、 1、 10 g/mLの場合における細胞障 害の割合は、野生型抗体の場合それぞれ 8.1%、 4.7%, 4.3%, 3.4%, 5.6%, 14.1%, 40.5 %、 52.3%、 63.3%, 307Cys型キメラ抗体の場合はそれぞれ 3.1%、 4.0%, 3.0%, 3.5%, 13.1 %、 42.1%、 57.8%、 74.0%、 86.9%、であった。よって、 ADCC活性の比(野生型抗体と変 異型抗体が同一濃度である 2点間における、野生型抗体に対する変異型抗体の細 胞障害の割合の比)は、それぞれ、 0.4倍、 0.8倍、 0.7倍、 1.0倍、 2.3倍、 3.0倍、 1.4倍 、 1.4倍、 1.4倍、となることがわかった(表 14)。
[0182] また表 14より、野生型抗体と 307Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程 度である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 307Cys型キメラ抗体は 約 0.1 g/mLで約 57.8%、野生型抗体は 10 μ g/mLで約 63.3%の細胞障害を示して いる。この 2点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃度 が約 100分の 1に減少した。このことから、 ADCC活性が約 100倍上昇した(野生型抗 体と変異型抗体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に対 する変異型抗体の濃度の比力 倍になった)と判断することが出来る。
当業者であれば、上記の方法に倣い、図 9より ADCC活性の上昇を算出することが 可能である。
[0183] く 308Cys変異抗体〉
抗 CD20野生型抗体と 308Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate dehydroge
nase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.0000001、 0.000001、 0.00001、 0.0001、 0.001、 0.01 , 0.1、 1、 10 g/mLの場合における細胞障 害の割合は、野生型抗体の場合それぞれ 8.1%、 4.7%, 4.3%, 3.4%, 5.6%, 14.1%, 40.5 %、 52.3%, 63.3%, 308Cys型キメラ抗体の場合はそれぞれ 10.6%、 3.9%, 7.8%, 4.5%, 12. 6%、 35.5%、 55.8%、 60.3%、 72.5%、であった。よって、 ADCC活性の比(野生型抗体と変 異型抗体が同一濃度である 2点間における、野生型抗体に対する変異型抗体の細 胞障害の割合の比)は、それぞれ、 1.3倍、 0.8倍、 1.8倍、 1.3倍、 2.3倍、 2.5倍、 1.4倍 、 1.2倍、 1.1倍、となることがわ力、つた(表 14)。
[0184] また表 14より、野生型抗体と 308Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程 度である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 308Cys型キメラ抗体は 約 0.1 g/mLで約 55.8%、野生型抗体は 1 μ g/mLで約 52.3%の細胞障害を示してい る。この 2点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃度が 約 10分の 1に減少した。このこと力、ら、 ADCC活性が約 10倍上昇した(野生型抗体と変 異型抗体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に対する変 異型抗体の濃度の比が 10倍になった)と判断することが出来る。
当業者であれば、上記の方法に倣い、図 9より ADCC活性の上昇を算出することが 可能である。
[0185] 〔実施例 5〕
実施例 2と同様の方法で、 309Cys型の Ant卜 CD20キメラ抗体を作製し、これら各種 Cys型の Anti_CD20キメラ抗体の ADCC活性を評価した。その結果、野生型の Anti-C D20キメラ抗体の ADCC活性と比較して、 309Cys型の Anti_CD20キメラ抗体は非常に 高い ADCC活性を示した。
以下に、 Ant卜 CD20キメラ抗体の野生型と 1種類の変異型(309Cys型)の作製方法 ならびにその ADCC活性測定と CD20分子に対する反応性を記載する。
[0186] l) Anti_CD20キメラ抗体の作製
キメラ抗体は、以下の A)〜F)の工程を経て、精製キメラ抗体として得られる。
A)キメラ抗体を作製する上で必要となる遺伝子のクローニング、
B)クローニングされた遺伝子の変異導入、
c)クローニングされた遺伝子及びその変異導入した遺伝子を組み合わせたキメラ抗 体発現ベクターの構築、
D)キメラ抗体発現ベクターの CHO細胞への遺伝子導入とキメラ抗体を高発現する C HO細胞のスクリーニング、
E)キメラ抗体高発現 CHO細胞の培養、
F)キメラ抗体高発現細胞の培養上清からのカラム精製。
これらの工程のうち、 A)、 C)〜F)は実施例 1と同一である。従って本実施例では、ェ 程 B)について説明する。
[0187] B)クローニングされた遺伝子の変異導入
309Cysキメラ抗体を得るためには、クローニングされた Human IgG l H鎖定常領域 の特定箇所に変異を導入しなければならない。 Elvin A. Kabatらが Sequence of rote ins of Immunological Interest (NIH Publication No.91-3242, 1991)において示した H uman IgG l H鎖定常領域の番号に従い、 309番の Leuを Cysに変更するために、クロ 一ユングされた Hunan IgG l H鎖定常領域が揷入された pCR2.1ベクター: pCR2. 1_H C (野生型)を铸型として、 PCR法により変異導入した。この変異導入法の詳細を以下 に記述する。
[0188] 309 (Leu→Cvs)栾異
pCR2. 1-HC (wild)(25 ng/ μ L) 2 n h
2.5 mM dNTPs 4 [i L
309 Cys l primer (20 ii M) 1.25
309 Cys2 primer (20 ii M) 1.25
X 10 pfu polymerase Buffer 5 ^ L
pfu DNA polymerase 1 ^ L
滅菌水 35.5 a L
total 50 ;Uし
(PCR増幅反応)
95。C 30 sec
95。C 30 sec 55。C 1 min 68。C 13 min (12サイクノレ)
68°C 4 min
4°C 無制限時間
Primerの塩基配列は以下の通りである。
309Cyslプライマー: gtcagcgtcctcaccgtctgtcaccaggactggctgaat
309Cys2フフィマー: attcagccagtcctggtgacagacggtgaggacgctgac
上記の PCR反応終了後、 Dpnl (New England BioLabs)を 1 μ L添加して、 2時間 37 °Cでインキュベーションした。インキュベーション終了した液を用いて、大腸菌 JM109 を形質転換し、形質転換された大腸菌からプラスミドを精製した。精製プラスミドの DN Aシークェンスを確認することで、 309 (Leu→Cys)変異導入された Human IgGl H鎖 定常領域を揷入した pCR2.1ベクターを得た。
[0189] く精製された各種キメラ抗体のフローサイト分析〉
精製された各種キメラ抗体のフローサイト分析は、実施例 1に記載の方法と同様の 方法に従って fiつた。
[0190] 〈各種キメラ抗体の活性評価〉
く 309Cys変異抗体〉
抗 CD20野生型抗体と 309Cys型キメラ抗体の細胞障害の割合を、 lactate dehydroge nase release assayによって比較した。その結果、添加した抗体の濃度が 0.0001、 0.00 1、 0.01 , 0.1、 1 g/mLの場合における細胞障害の割合は、野生型抗体の場合それ ぞれ 1.8%、 2.4%, 2.2%, 7.4%, 28.4%, 35.7%、 37.2%, 44.3%, 309Cys型キメラ抗体の場 合はそれぞれ 3.4%、 7.7%, 11.8%, 28.5%, 39.7%、 45.7%、 39.8%、 41.5%であった。よって 、 ADCC活性の比(野生型抗体と変異型抗体が同一濃度である 2点間における、野生 型抗体に対する変異型抗体の細胞障害の割合の比)は、それぞれ、 1.9倍、 3.2倍、 5 • 3倍、 3.9倍、 1.4倍、 1.3倍、 1.1倍、 0.9倍、となることがわかった(表 15)。
[0191] [表 15] ^-〇020キメラ抗体¾度( ゾ Γπϋ
細胞陣害(%) 0.000001 0.00001 0.0001 0.001 0.01 0.1 1 1 0 野生^ 1 .3 2.4 2.2 7.4 26.4 35.7 37.2 44.3
3.4 7.7 1 1 .8 28.5 39.7 45.7 39.8 41 .5
309GVB型/野生 ^(倍) 1 .9 3.2 5.3 3.9 1 .4 1 .3 1 .1 0.9
また表 15より、野生型抗体と 309Cys型キメラ抗体との間で細胞障害の割合が同程 度である 2点を選択し、 ADCC活性の比較を試みた。例えば、 309Cys型キメラ抗体は 約 0.01 H g/mLで約 39.7%、野生型抗体は 1 μ g/mLで約 37.2%の細胞障害を示して いる。この 2点を用いて比較した場合、同じ ADCC活性を得るために必要な抗体濃度 が約 100分の 1に減少した。このことから、 ADCC活性が約 100倍上昇した(野生型抗 体と変異型抗体が同一の細胞障害の割合を示す 2点間における、野生型抗体に対 する変異型抗体の濃度の比力 倍になった)と判断することが出来る。
当業者であれば、上記の方法に倣い、図 10より ADCC活性の上昇を算出すること が可能である。