ポリシランィ匕合物を含むリソグラフィー用下層膜形成組成物
技術分野
[0001] 本発明は、半導体装置の製造に使用される基板とフォトレジストの間に下層膜を形 成するための組成物に関する。詳しくは、半導体装置製造のリソグラフィー工程にお いてフォトレジストの下層に使用される下層膜を形成するためのリソグラフィー用下層 膜形成組成物に関する。また、当該下層膜形成組成物を用いたフォトレジストパター ンの形成方法に関する。
背景技術
[0002] 従来から半導体装置の製造において、フォトレジストを用いたリソグラフィ一による微 細加工が行われている。前記微細加工はシリコンウェハー等の半導体基板上にフォ トレジストの薄膜を形成し、その上に半導体デバイスのパターンが描かれたマスクパ ターンを介して紫外線などの活性光線を照射し、現像し、得られたフォトレジストバタ ーンを保護膜として基板をエッチング処理することにより、基板表面に、前記パターン に対応する微細凹凸を形成する加工法である。ところが、近年、半導体デバイスの高 集積度化が進み、使用される活性光線も KrFエキシマレーザー(248nm)から ArF エキシマレーザー( 193nm)へと短波長化される傾向にある。これに伴!、活性光線の 半導体基板力もの反射の影響が大きな問題となってきた。そこで、この問題を解決す ベぐフォトレジストと基板の間に反射防止膜(bottom anti- reflective coating) を設ける方法が広く検討されている。力かる反射防止膜としては、その使用の容易さ などから、吸光基を有するポリマー等力 なる有機反射防止膜について数多くの検 討が行われている。例えば、架橋反応基であるヒドロキシル基と吸光基を同一分子内 に有するアクリル榭脂型反射防止膜や架橋反応基であるヒドロキシル基と吸光基を 同一分子内に有するノボラック榭脂型反射防止膜等が挙げられる。
反射防止膜に要求される特性としては、光や放射線に対して大きな吸光度を有す ること、フォトレジストとのインターミキシングが起こらないこと(フォトレジスト溶剤に不 溶であること)、加熱焼成時に反射防止膜から上層のフォトレジストへの低分子物質
の拡散が生じないこと、フォトレジストに比べて大きなドライエッチング速度を有するこ と等がある。
また、近年、半導体装置のパターンルール微細化の進行に伴い明らかになつてき た配線遅延の問題を解決するために、配線材料として銅を使用する検討が行われて いる。そして、それと共に半導体基板への配線形成方法としてデュアルダマシンプロ セスの検討が行われている。そして、デュアルダマシンプロセスでは、ビアホールが 形成されている、大きなアスペクト比を有する基板に対して反射防止膜が形成される ことになる。そのため、このプロセスに使用される反射防止膜に対しては、ホールを隙 間なく充填することができる埋め込み特性や、基板表面に平坦な膜が形成されるよう になる平坦ィ匕特性などが要求されて ヽる。
しかし、有機系反射防止膜用材料を大きなァスぺ外比を有する基板に適用するこ とは難しぐ近年、埋め込み特性や平坦化特性に重点をおいた材料が開発されるよう になってきた (例えば、特許文献 1、特許文献 2参照)。
また、半導体などのデバイス製造において、誘電体層によるフォトレジスト層のボイ ズユング効果を減少させるために、架橋可能なポリマー等を含む組成物より形成され るノリア層を誘電体層とフォトレジストの間に設けるという方法が開示されている(例え ば、特許文献 3参照)。
また、近年、半導体基板とフォトレジストとの間の下層膜として、シリコンやチタン等 の金属元素を含むハードマスクとして知られる膜を使用することが行なわれて 、る(例 えば、特許文献 4、特許文献 5、特許文献 6、特許文献 7参照)。この場合、フォトレジ ストとハードマスクでは、その構成成分に大きな違いが有るため、それらのドライエツ チングによって除去される速度は、ドライエッチングに使用されるガス種に大きく依存 する。そして、ガス種を適切に選択することにより、フォトレジストの膜厚の大きな減少 を伴うことなぐハードマスクをドライエッチングによって除去することが可能となる。そ のため、フォトレジストとハードマスクとを使用した場合は、フォトレジストが薄膜であつ ても、半導体基板加工のための保護膜 (フォトレジストとハードマスクよりなる)としての 十分な膜厚を確保できると考えられて 、る。
このように、近年の半導体装置の製造においては、反射防止効果を始め、さまざま
な効果を達成するために、半導体基板とフォトレジストの間に下層膜が配置されるよう になってきている。そして、これまでも下層膜用の組成物の検討が行なわれてきてい るが、その要求される特性の多様性などから、下層膜用の新たな材料の開発が望ま れている。
[0004] ところで、シリコンとシリコンの結合を有する化合物を用いた組成物やパターン形成 方法が知られている(例えば、特許文献 8、特許文献 9、特許文献 10、特許文献 11、 特許文献 12参照)。
ノボラック状シランを含むポリマーを含有する反射防止層形成用組成物が開示され ている。これは主鎖にノボラック基と側鎖にクラスター状シランを有するものである。そ して、酸発生剤及び架橋性化合物を含有することができるものである(特許文献 13 参照)。
特許文献 1:特開 2002— 47430号公報
特許文献 2:国際公開第 02Z05035号パンフレット
特許文献 3:特開 2002— 128847号公報
特許文献 4:特開平 11— 258813号公報
特許文献 5:特開 2001— 53068号公報
特許文献 6:特開 2005 - 55893号公報
特許文献 7:特開 2005 - 15779号公報
特許文献 8 :特開平 10— 209134号公報
特許文献 9 :特開 2001— 55512号公報
特許文献 10:特開平 10— 268526号公報
特許文献 11 :特開 2005— 48152号公報
特許文献 12 :特開 2002— 107938号公報
特許文献 13:特開 2005 - 115380号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] 本発明の目的は、半導体装置の製造に用いることのできるリソグラフィー用下層膜 形成組成物を提供することにある。詳しくは、ハードマスクとして使用できる下層膜を
形成するためのリソグラフィー用下層膜形成組成物を提供することである。また、反射 防止膜として使用できる下層膜を形成するためのリソグラフィー用下層膜形成組成物 を提供することである。また、フォトレジストとのインターミキシングを起こさず、フオトレ ジストに比較して大きなドライエッチング速度を有するリソグラフィー用下層膜及び該 下層膜を形成するための下層膜形成組成物を提供することである。
そして、該リソグラフィー用下層膜形成組成物を用いたフォトレジストパターンの形 成方法を提供することである。
課題を解決するための手段
こうした現状に鑑み本発明者等は鋭意研究を重ねた結果、シリコンとシリコンの結 合を主鎖に有するポリシランィ匕合物を含む組成物より優れた下層膜を形成できること を見つけ、本発明を完成したものである。
本願発明は第 1観点として、ポリシラン化合物、架橋性化合物、架橋触媒及び溶剤 を含む、半導体装置の製造のリソグラフィー工程において使用されるリソグラフィー用 下層膜形成組成物、
第 2観点として、前記ポリシランィ匕合物力 シリコンとシリコンの結合を主鎖に有する ポリシラン化合物である、第 1観点に記載のリソグラフィー用下層膜形成組成物、 第 3観点として、前記ポリシランィ匕合物が式(1):
[化 1]
(式中 Rは水素原子又は炭素原子数 1ないし 10のアルキル基を表し、 Xは炭素原子
1
数 1ないし 10のアルキル基、炭素原子数 1ないし 10のアルコキシ基、炭素原子数 7な いし 15のァラルキル基、炭素原子数 6ないし 14のァリール基、炭素原子数 7ないし 1 5のァリールォキシアルキル基、ヒドロキシル基、炭素原子数 2ないし 10のァルケ-ル
基、または炭素原子数 2ないし 10のアルコキシアルキル基を表し、 nは繰り返し単位
1
の数であって 40ないし 200を示し、 mは 1ないし 5の整数を表し、 mが 2ないし 5の場 合 Xは同一であっても異なっていてもよい。)で表される単位構造を有するポリシラン 化合物である、第 1観点に記載のリソグラフィー用下層膜形成組成物、
第 4観点として、前記ポリシラン化合物が式(1)及び式 (2):
[化 2]
(式中 R、 X、及び mは前記と同義であり、 n及び nは繰り返し単位の数であって、 n
1 1 2 1 及び nは共に 1以上の整数であり n +nは 40ないし 200を示す。 Rは水素原子又は
2 1 2 2
炭素原子数 1な 、し 10のアルキル基を表し、 Aは炭素原子数 1な!、し 10のアルキレ ン基を表す。)で表される単位構造を有するポリシランィ匕合物である、第 1観点に記載 のリソグラフィー用下層膜形成組成物、
第 5観点として、前記ポリシランィ匕合物が式 (3):
[化 3]
(式中 nは繰り返し単位の数であって 40ないし 200を示し、 Rは炭素数 1ないし 10の
1 3
置換又は未置換のアルキル基、置換又は未置換のシクロアルキル基を表す力、又は これらの組み合わせである。 )で表される単位構造を有するポリシランィ匕合物である、 第 1観点に記載のリソグラフィー用下層膜形成組成物、
第 6観点として、式(3)のポリシランィ匕合物は、置換又は未置換のシクロアルキル基
としての Rを全 R中 20モル%以上の割合で含む化合物である第 5観点に記載のリソ
3 3
グラフィー用下層膜形成組成物、
第 7観点として、前記架橋性化合物が、ヒドロキシメチル基またはアルコキシメチル 基で置換された窒素原子を 2個以上有する含窒素化合物である、第 1観点乃至第 6 観点のいずれか一つに記載のリソグラフィー用下層膜形成組成物、
第 8観点として、前記架橋触媒が芳香族スルホン酸化合物である、第 1観点乃至第 7観点のいずれか一つに記載のリソグラフィー用下層膜形成組成物、
第 9観点として、更に光酸発生剤を含む、第 1観点乃至第 8観点のいずれか一つに 記載のリソグラフィー用下層膜形成組成物、
第 10観点として、第 1観点乃至第 9観点のいずれか一つに記載のリソグラフィー用 下層膜形成組成物を半導体装置の製造に使用される基板上に塗布し、 150ないし 2 50°Cで 0. 5ないし 2分間焼成することによって形成される下層膜、
第 11観点として、第 1観点乃至第 9観点のいずれか一つに記載のリソグラフィー用 下層膜形成組成物を半導体装置の製造に使用される基板上に塗布し、焼成すること によって下層膜を形成する工程、前記下層膜の上にフォトレジストの層を形成するェ 程、前記下層膜と前記フォトレジストの層で被覆された基板を露光する工程、及び露 光後に現像する工程を含む、半導体装置の製造において使用されるフォトレジストパ ターンの形成方法、
第 12観点として、前記露光が ArFエキシマレーザー(波長 193nm)を用いて行わ れる、第 11観点に記載のフォトレジストパターンの形成方法である。
発明の効果
本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物により、 KrFエキシマレーザー(波長 2 48nm)及び ArFエキシマレーザー(波長 193nm)等を用いた微細加工にお!ヽて、 フォトレジストとのインターミキシングを起こさず、基板からの反射光を効果的に吸収し て反射防止膜として機能する下層膜を提供することができる。
また、本発明の下層膜形成組成物により、フォトレジストと比較して大きなドライエツ チング速度を有する優れた下層膜を提供することができる。
また、本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物を用いることにより、良好な形状の
フォトレジストパターンを形成することができる。
発明を実施するための最良の形態
[0008] 本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物は、シリコンとシリコンの結合を主鎖に 有するポリシラン化合物、架橋性化合物、架橋触媒及び溶剤を含む。そして、本発 明の下層膜形成組成物はポリマー化合物、光酸発生剤及び界面活性剤等を含むこ とがでさる。
本発明の下層膜形成組成物における固形分の割合は、各成分が均一に溶解して V、る限りは特に限定はな!/、が、例えば 1な!、し 50質量%であり、または 5な!、し 40質 量%であり、または 10ないし 30質量%である。ここで固形分とは、リソグラフィー用下 層膜形成組成物の全成分力 溶剤成分を除いたものである。
本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物におけるシリコンとシリコンの結合を主 鎖に有するポリシラン化合物、架橋性化合物及び架橋触媒の含有割合としては、シリ コンとシリコンの結合を主鎖に有するポリシランィ匕合物 100質量部に対して架橋性ィ匕 合物は 1ないし 50質量部、または 5ないし 40質量部、または 10ないし 30質量部であ り、シリコンとシリコンの結合を主鎖に有するポリシランィ匕合物 100質量部に対して架 橋触媒は 0. 1ないし 10質量部、または 0. 5ないし 5質量部、または 1ないし 3質量部 である。
[0009] 本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物について具体的に説明する。
本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物に含まれるポリシランィ匕合物としては、 特に限定はされない。シリコンとシリコンとの結合を有する直鎖状、環状、分岐状又は 網目状の化合物を使用することができる。
ポリシランィ匕合物としては、例えば、式 (4)ないし式 (6)で表される単位構造の少な くとも一つを有しているポリシランィ匕合物を使用することができる。
[化 4]
このようなポリシランィ匕合物としてはシリコンとシリコンの結合を有するものであり、例 えば、式 (4)で表される単位構造を有する直鎖状又は環状ポリシランィ匕合物、式 (5) または式 (6)で表される単位構造を有する分岐状または網目状ポリシラン化合物、及 び式 (4)な 、し (6)で表される単位構造を組み合わせて有するポリシランィ匕合物等が 挙げられる。
式 (4)ないし (6)中、 R 、R 及び R はそれぞれ、水素原子、ヒドロキシル基、炭素
10 11 12
原子数 1ないし 20のアルキル基、炭素原子数 2ないし 20のアルケニル基、炭素原子 数 7ないし 15のァラルキル基、炭素原子数 6ないし 14のァリール基、炭素数 4ないし 10の脂肪族環状化合物基、炭素原子数 7ないし 15のァリールォキシアルキル基、炭 素原子数 1な 、し 20のアルコキシ基または炭素原子数 2な!、し 10のアルコキシアル キル基を表す。
アルキル基としては、メチル基、ェチル基、ノルマルペンチル基、ノルマルデシル基 、ノルマルォクタデシル基、シクロへキシル基、シクロデシル基、イソプロピル基及び 2 ェチルへキシル基等が挙げられる。アルケニル基としては、ビニル基、 2—プロべ ニル基、シクロへキセニル基及び 2—ブテニル基等が挙げられる。ァラルキル基とし ては、ベンジル基、 2 フエ-ルェチル基、 1 ナフチルメチル基及び 9 アントリルメ チル基等が挙げられる。脂肪族環状ィ匕合物基としては、シクロブチル基、シクロへキ シル基、シクロォクチル基等が挙げられる。ァリール基としては、フエ-ル基、 1 ナフ チル基、 2 ナフチル基、 1 アントリル基及び 9 アントリル基等が挙げられる。ァリ ールォキシアルキル基としては、フエノキシメチル基、フエノキシェチル基、 1 ナフチ ルォキシメチル基及び 9—アントリルォキシメチル基等が挙げられる。アルコキシ基と しては、メトキシ基、エトキシ基、ノルマルペンチルォキシ基、ノルマルデシルォキシ 基、ノルマルォクタデシルォキシ基、シクロへキシルォキシ基、シクロデシルォキシ基
、イソプロポキシ基及び 2—ェチルへキシルォキシ基等が挙げられる。アルコキシァ ルキル基としては、メトキシメチル基、メトキシプロキル基、エトキシメチル基、イソプロ ポキシメチル基及びシクロへキシルォキシメチル基等が挙げられる。
また、前記アルキル基、ァルケ-ル基、ァラルキル基、ァリール基及び、脂肪族環 状化合物基は、炭素原子数 1ないし 10のアルキル基、炭素原子数 1ないし 10のアル コキシ基、炭素原子数 7ないし 15のァラルキル基、炭素原子数 6ないし 14のァリール 基、炭素数 4ないし 10の脂肪族環状ィ匕合物基、炭素原子数 7ないし 15のァリールォ キシアルキル基、ヒドロキシル基、炭素原子数 2ないし 10のァルケ-ル基及び炭素原 子数 2な!、し 10のアルコキシアルキル基等の基で置換されて!、てもよ!/、。
前記のポリシランィ匕合物は、慣用の方法で製造することができる。ポリシランィ匕合物 の製造方法としては、例えば、特定の構造単位を有するケィ素含有モノマーを原料と して、アルカリ金属の存在下でノヽロシラン類を脱ノヽロゲン縮重合させる方法(「キツビ ング法」、 J. Am. Chem. Soc. , 110卷, 124頁(1988年)、 Macromolecules, 2 3卷, 3423頁(1990年)等)、電極還元によりハロシラン類を脱ハロゲン縮重合させ る方法 (J. Chem. Soc. , Chem. Commun. , 1161頁(1990年)、 J. Chem. Soc . , Chem. Commun. 897頁(1992年)等)、マグネシウムを還元剤としてハロシラ ン類を脱ノヽロゲン縮重合させる方法(「マグネシウム還元法」、 W098Z29476号公 報等)、金属触媒の存在下にヒドラジン類を脱水素縮重合させる方法 (特開平 4— 33 4551号公報等)、ビフエ二ルなどで架橋されたジシレンのァ-オン重合による方法( Macromolecules, 23卷, 4494頁(1990年)等)、環状シラン類の開環重合による 方法等の方法が挙げられる。また、例えば、アルカリ金属としてナトリウムを用い、溶 媒としてトルエンを用いて、超音波を照射しつつジハロシランを縮合させる方法 (特開 昭 62— 241926号公報)、アルカリ金属としてリチウムを用い、溶媒としてテトラヒドロ フランを用いてジハロシランを縮合させる方法 (特開昭 56— 123993号公報)、非プ 口トン性溶媒中で特定の金属ハロゲンィ匕物の存在下にハロシランにアルカリ金属を 作用させる方法 (特開平 10— 182834号公報、特開平 10— 287748号公報)等の 方法が挙げられる。また、例えば、前記のアルカリ金属の存在下でハロシラン類を脱 ハロゲン縮重合させる方法 (キッピング法)等において、縮重合反応終了時に水を添
加する方法によりヒドロキシル基を有するポリシランィ匕合物を製造することができる。 本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物に含まれるポリシランィ匕合物としては、 シリコンとシリコンの結合を主鎖に有するポリシランィ匕合物が使用される。このシリコン とシリコンの結合を主鎖に有するポリシランィ匕合物としては、基本的に前記式 (4)で 表される単位構造カゝら構成される直鎖状のポリシランィ匕合物に属する。
本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物に含まれる直鎖状ポリシランィ匕合物は 2次元構造を有し、式(1)で表される単位構造を有するポリシラン化合物を使用する ことができる。
式(1)中、 Rは水素原子又は炭素原子数 1ないし 10のアルキル基を表し、 Xは炭
1
素原子数 1ないし 10のアルキル基、炭素原子数 1ないし 10のアルコキシ基、炭素原 子数 7ないし 15のァラルキル基、炭素原子数 6ないし 14のァリール基、炭素原子数 7 ないし 15のァリールォキシアルキル基、ヒドロキシル基、炭素原子数 2ないし 10のァ ルケニル基、または炭素原子数 2ないし 10のアルコキシアルキル基を表す。そして、 nは 1な!、し 5の整数を表し、 nが 2な!、し 5の場合 Xは同一であっても異なって!/ヽても よい。なお、 nが 1ないし 4の場合、ベンゼン環には(5— n)個の水素原子を有する。 炭素原子数 1ないし 10のアルキル基としては、例えば、メチル基、ェチル基、ノルマ ルへキシル基、ノルマルデシル基、イソプロピル基、 tert ブチル基、シクロペンチル 基及びァダマンチル基等が挙げられる。
炭素原子数 1ないし 10のアルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、ノ ルマルへキシルォキシ基、ノルマルデシルォキシ基、イソプロポキシ基、 tert—ブトキ シ基、シクロペンチルォキシ基及びァダマンチルォキシ基等が挙げられる。
炭素原子数 7ないし 15のァラルキル基としては、例えば、ベンジル基、 2 フエニル ェチル基、 1 ナフチルメチル基及び 9 アントリルメチル基等が挙げられる。
炭素原子数 6ないし 14のァリール基としては、例えば、フエ-ル基、 1 ナフチル基 、 2 ナフチル基、 1—アントリル基及び 9 アントリル基等が挙げられる。
炭素原子数 7ないし 15のァリールォキシアルキル基としては、例えば、フエノキシメ チル基、フエノキシェチル基、 1 ナフチルォキシメチル基及び 9 アントリルォキシ メチル基等が挙げられる。
炭素原子数 2ないし 10のァルケ-ル基としては、例えば、ビニル基、 2—プロべ- ル基、シクロへキセ -ル基及び 2—ブテュル基等が挙げられる。
炭素原子数 2ないし 10のアルコキシアルキル基としては、例えば、メトキシメチル基 、メトキシプロキル基、エトキシメチル基、イソプロポキシメチル基及びシクロへキシル ォキシメチル基等が挙げられる。
[0012] 式(1)で表される単位構造を有するポリシランィ匕合物は、例えば、フエニルハイド口 ゲンジクロロシラン、ヒドロキシフエ-ルハイドロゲンジクロロシラン、メチルフエ-ルジク ロロシラン、ェチルフエニルジクロロシラン、イソプロピルフエニルジクロロシラン、オタ チルフエニルジクロロシラン、メチルトリルジクロロシラン、メチルヒドロキシフエ二ルジク ロロシラン、メチルベンジルジクロロシラン、メチルフエニルェチルジクロロシラン、メチ ルメトキシメチルイ匕フエ-ルジクロロシラン等のジノヽロシランィ匕合物より製造することが できる。これらのジノヽロシランィ匕合物は式(1)の単位構造に対応し、これらによって、 ポリシラン化合物に式(1)の単位構造が導入される。ポリシランィ匕合物の製造には、 これらのシラン化合物一種のみを使用でき、また二種以上を組み合わせて使用する ことができる。更に、これらのシランィ匕合物のほか、ポリシラン化合物の製造に使用可 能な他のシラン化合物を使用することができる。例えばジクロルシリレン、ジメチルクロ ロシラン等のシランィ匕合物を共重合して用いることが可能である。そして、得られるポ リシランィ匕合物の末端部分ではシリコン原子にヒドロキシル基が結合した状態になつ ている、すなわち、シラノール構造 (Si— OH)になっていると考えられる。このシラノ 一ル基は架橋性化合物との架橋反応に関与する。
[0013] 本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物に含まれるポリシランィ匕合物は 2次元 構造を有する化合物として、式(1)及び式(2)の組み合わせで表される単位構造を 有するポリシランィ匕合物を使用することができる。
式(2)中、 Rは炭素原子数 1ないし 10のアルキル基を表し、 Aは炭素原子数 1ない
2
し 10のアルキレン基を表す。炭素原子数 1ないし 10のアルキル基 Rとしては、例え
2
ば、メチル基、ェチル基、ノルマルへキシル基、ノルマルデシル基、イソプロピル基、 t ert—ブチル基、シクロペンチル基及びァダマンチル基等が挙げられる。炭素原子数 1ないし 10のアルキレン基 Aとしては、例えば、メチレン基、エチレン基、ノルマルブ
チレン基、ノルマルオタチレン基、 1 メチルエチレン基、 2—メチルプロピレン基及び シクロへキシレン基等が挙げられる。式(2)におけるヒドロキシル基は架橋性ィ匕合物と の架橋結合に関与する。
式(1)及び式(2)で表される単位構造を有するポリシランィ匕合物は、前記式(1)の 単位構造に対応するジハロシランィ匕合物と、ヒドロキシメチルジクロロシラン、メチルヒ ドロキシメチルジクロロシラン、ヒドロキシェチルジクロロシラン、メチルヒドロキシェチ ルジクロロシラン、ヒドロキシイソプロピルジクロロシラン、メチルヒドロキシイソプロピル ジクロロシラン、ヒド、口キシ才クチノレジクロロシラン、メチノレヒド、口キシ才クチノレジクロロシ ラン等の式 (2)の単位構造に対応するジハロシランィ匕合物より製造することができる。 ポリシラン化合物の製造には、これらのシランィ匕合物のそれぞれ一種のみを使用でき 、また二種以上を組み合わせて使用することができる。更に、これらのシランィ匕合物 のほか、ポリシランィ匕合物の製造に使用可能な他のシランィ匕合物を使用することがで きる。例えばジクロルシリレン、ジメチルクロロシラン等のシランィ匕合物を共重合して用 いることが可能である。そして、得られるポリシランィ匕合物の末端部分ではシリコン原 子にヒドロキシル基が結合した状態になっている、すなわち、シラノール構造 (Si O H)になっていると考えられる。
本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物に含まれる式(1)、式 (2)、及び式(1) と式(2)の組み合わせで表されるポリシラン化合物としては、具体的には、例えば、式 (7)ないし式(18)のポリシランィ匕合物を挙げることができる。ここで、式中、 si乃至 s3 は、ポリシランィ匕合物を構成する繰り返し単位の数であり、 si乃至 s3はそれぞれ 1以 上の整数であり、 s 1乃至 s3の数の合計は 40な!、し 200である。
[化 5]
[9^ ]
.S60C/900Zdf/X3d 901?9Ζΐ/900Ζ OAV
本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物に含まれるポリシランィ匕合物は 3次元 構造を有する化合物として、式 (3)で表される単位構造を有するポリシランィ匕合物を 使用することができる。
式(3)において Rは炭素数 1ないし 10の置換又は未置換のアルキル基、炭素数 4
3
な!、し 30の置換又は未置換のシクロアルキル基を表す力、又はこれらの組み合わせ である。アルキル基としては、例えばメチル基、ェチル基、ノルマルへキシル基、ノル マルデシル基、イソプロピル基、 tert—ブチル基等が挙げられ、メチル基、ェチル基 を好ましく用いることができる。これらのアルキル基の置換基はヒドロキシル基をあげ ることがでさる。
シクロアルキル基としては、例えばシクロブチル基、シクロへキシル基、シクロォクチ ル基等が挙げられる力 特にシクロへキシル基が好ましい。シクロアルキル基が置換 基を有する場合はその置換基として、ヒドロキシル基、ヒドロキシルアルキル基、炭素 原子数 1ないし 10のアルキル基、炭素原子数 1ないし 10のアルコキシ基、炭素原子 数 7ないし 15のァルケ-ル基、炭素原子数 6ないし 14のァリール基、炭素数 6ないし 20のァラルキル基、炭素数 6ないし 20のァリールォキシアルキル基、炭素数 1ないし 10のアルコキシ基が挙げられる。
アルキル基としては、メチル基、ェチル基、ノルマルペンチル基、ノルマルデシル基
、ノルマルォクタデシル基、シクロへキシル基、シクロデシル基、イソプロピル基及び 2 ェチルへキシル基等が挙げられる。
ァルケ-ル基としては、ビュル基、 2—プロべ-ル基、シクロへキセ -ル基及び 2—ブ テニル基等が挙げられる。
ァラルキル基としては、ベンジル基、 2—フエ-ルェチル基、 1 ナフチルメチル基 及び 9—アントリルメチル基等が挙げられる。
ァリール基としては、フエ-ル基、 1 ナフチル基、 2—ナフチル基、 1 アントリル 基及び 9 アントリル基等が挙げられる。
ァリールォキシアルキル基としては、フエノキシメチル基、フエノキシェチル基、 1 ナフチルォキシメチル基及び 9—アントリルォキシメチル基等が挙げられる。
アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、ノルマルペンチルォキシ基、ノルマ ルデシルォキシ基、ノルマルォクタデシルォキシ基、等が挙げられる。
アルコキシアルキル基としては、メトキシメチル基、メトキシプロキル基、エトキシメチ ル基、イソプロポキシメチル基及びシクロへキシルォキシメチル基等が挙げられる。 式(3)のポリシラン化合物は、置換又は未置換のシクロアルキル基としての Rを R
3 3 全体の置換基総数中で 20モル%以上、又は 50モル%以上含む化合物である。 R
3 の有機置換基でシクロアルキル基以外の部分はアルキル基である。このシクロアルキ ル基はシクロへキシル基が特に好まし!/、。
式 (3)のポリシランィ匕合物は、架橋剤との結合する部位 (ヒドロキシル基)を有するこ とが好まし 、。このヒドロキシル基は置換基としてアルキル基ゃシクロアルキル基に存 在する場合や、アルコキシ基が加水分解を受けて生成するヒドロキシル基や、式(3) のポリマーを合成する時に生成するポリマー末端のシラノール基を利用することがで きる。
具体的には、例えば、式(19)ないし式(24)のポリシランィ匕合物を挙げることができる 。ここで、式中、 si乃至 s3は、ポリシランィ匕合物を構成する繰り返し単位の数であり、 s 1乃至 s3はそれぞれ 1以上の整数であり、 si乃至 s3の数の合計は 40ないし 200であ る。
式(3)の化合物は一例として具体的に以下のポリマーを例示することができる。
丫 2H5
-Si- 式 (2 2 )
S2
)
本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物に含まれるポリシランィ匕合物の分子量 としては、その重量平均分子量として、 ί列えば、、 5600な! /、し 100000、または 5600 ¾ 、し 50000、また i 5600な!ヽし 10000である。
本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物に含まれるポリシランィ匕合物としては、 その構造中にヒドロキシル基を有するポリシランィ匕合物が好ましく使用される。そのた め、ポリシランィ匕合物としては、例えば、式(1)で表される単位構造を有し、その末端
がシラノール構造であるポリシランィ匕合物、式(1)及び式 (2)で表される単位構造を 有するポリシランィ匕合物、式 (2)で表される単位構造を有するポリシラン化合物、式( 1)及び式 (2)で表される単位構造を有し、その末端がシラノール構造であるポリシラ ン化合物、式 (2)で表される単位構造を有し、その末端がシラノール構造であるポリ シランィ匕合物、式 (3)で表される単位構造を有し、その末端がシラノール構造である ポリシラン化合物等が好ましく使用される。ポリシランィ匕合物中のヒドロキシル基は架 橋性ィ匕合物と反応することが可能である。
本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物に含まれる架橋性化合物としては特 に制限はないが、ヒドロキシル基と反応可能な置換基を二つ以上、例えば二乃至六 個、または二乃至四個、有する化合物が使用される。
このような架橋性ィ匕合物が使用されることにより、下層膜を形成するための焼成時 に、架橋反応が起こり、形成される下層膜は架橋構造を有することになる。例えば、 前記のポリシランィ匕合物にヒドロキシル基が存在する場合、そのヒドロキシル基と架橋 性化合物が反応し架橋構造を形成することができる。そして、架橋構造が形成される 結果、下層膜は強固となり、その上層に塗布されるフォトレジストの溶液に使用されて いる有機溶剤に対する溶解性が低いものとなる。ヒドロキシル基と反応可能な置換基 としてはイソシァネート基、エポキシ基、ヒドロキシメチルァミノ基、及びアルコキシメチ ルァミノ基等が挙げられる。そのため、これらの置換基を二つ以上、例えば二乃至六 個、または二乃至四個、有する化合物が架橋性ィ匕合物として使用することができる。 本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物に含まれる架橋性ィ匕合物としては、ヒ ドロキシメチル基またはアルコキシメチル基で置換された窒素原子を有する含窒素化 合物が挙げられる。ヒドロキシメチル基、メトキシメチル基、エトキシメチル基、ブトキシ メチル基、及びへキシルォキシメチル基等の基で置換された窒素原子を、例えば例 えば二乃至六個、有する含窒素化合物である。
具体的には、へキサメトキシメチルメラミン、テトラメトキシメチルベンゾグアナミン、 1 , 3, 4, 6—テトラキス(ブトキシメチル)グリコールゥリル、 1, 3, 4, 6—テトラキス(メト キシメチル)グリコールゥリル、 1, 3, 4, 6—テトラキス(ヒドロキシメチル)グリコールゥリ ル、 1, 3—ビス (ヒドロキシメチル)尿素、 1, 1, 3, 3—テトラキス (ブトキシメチル)尿素
、 1, 1, 3, 3—テトラキス (メトキシメチル)尿素、 1, 3—ビス(ヒドロキシメチル)ー 4, 5 —ジヒドロキシ一 2—イミダゾリノン、及び 1, 3—ビス(メトキシメチル)一 4, 5—ジメトキ シー 2—イミダゾリノン等の含窒素化合物が挙げられる。
[0019] 架橋性ィ匕合物としては、また、三井サイテック (株)製メトキシメチルタイプメラミンィ匕 合物(商品名サイメル 300、サイメル 301、サイメル 303、サイメル 350)、ブ卜キシメチ ルタイプメラミン化合物(商品名マイコート 506、マイコート 508)、グリコールゥリル化 合物(商品名サイメル 1170、パウダーリンク 1174)等の化合物、メチルイ匕尿素樹脂( 商品名 UFR65)、ブチル化尿素樹脂(商品名 UFR300、 U— VAN10S60、 U— V AN10R、 U— VAN 11 HV)、大日本インキ化学工業 (株)製尿素 Zホルムアルデヒ ド系榭脂(高縮合型、商品名べッカミン J— 300S、べッカミン P- 955、べッカミン N) 等の市販されている化合物を挙げることができる。また、このようなァミノ基の水素原 子がヒドロキシメチル基またはアルコキシメチル基で置換されたメラミン化合物、尿素 化合物、グリコールゥリルイ匕合物及びべンゾグアナミンィ匕合物を縮合させて得られる 化合物であってもよぐ例えば、米国特許 6323310号に記載されている、メラミンィ匕 合物(商品名サイメル 303)とべンゾグアナミンィ匕合物(商品名サイメル 1123)から製 造される高分子量の化合物を挙げることもできる。
また、架橋性ィ匕合物としては、 N—ヒドロキシメチルアクリルアミド、 N—メトキシメチ ルメタクリルアミド、 N—エトキシメチルアクリルアミド、 N—ブトキシメチルメタクリルアミ ド等のヒドロキシメチル基またはアルコキシメチル基で置換されたアクリルアミド化合 物またはメタクリルアミド化合物を使用して製造されるポリマーを用いることができる。 そのようなポリマーとしては、例えば、ポリ(N—ブトキシメチルアクリルアミド)、 N—ブ トキシメチルアクリルアミドとスチレンの共重合体、 N—ヒドロキシメチルメタクリルアミド とメチルメタタリレートの共重合体、 N—エトキシメチルメタクリルアミドとベンジルメタク リレートの共重合体、及び N—ブトキシメチルアクリルアミドとべンジルメタタリレートと 2 ーヒドロキシプロピルメタタリレートの共重合体等を挙げることができる。
架橋性化合物は、一種の化合物のみを使用することができ、また、二種以上の化 合物を組み合わせて用いることもできる。
[0020] 本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物は架橋触媒を含む。架橋触媒を使用
することにより、架橋性化合物の反応が促進される。
架橋触媒としては、例えばプロトン酸を使用することができる。例えば、 p トルエン スルホン酸、トリフルォロメタンスルホン酸、ピリジ-ゥム—p—トルエンスルホン酸、ス ルホサリチル酸及びカンファースルホン酸等のスルホン酸化合物が挙げられる。また 、サリチル酸、クェン酸、安息香酸及びヒドロキシ安息香酸等のカルボン酸ィ匕合物が 挙げられる。
架橋触媒としては、芳香族スルホン酸ィ匕合物が使用できる。芳香族スルホン酸ィ匕合 物の具体例としては、 p—トルエンスルホン酸、ピリジ-ゥム—p—トルエンスルホン酸 、スルホサリチル酸、 4—クロ口ベンゼンスルホン酸、 4—ヒドロキシベンゼンスルホン 酸、ベンゼンジスルホン酸、 1 ナフタレンスルホン酸、及びピリジ-ゥム 1 ナフタ レンスルホン酸等を挙げることができる。
架橋触媒は、一種のみを使用することができ、また、二種以上を組み合わせて用い ることちでさる。
本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物は、上記の成分の他、必要に応じてポ リマー化合物、光酸発生剤及び界面活性剤等を含むことができる。
ポリマー化合物を使用することにより、本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物 力も形成される下層膜のドライエッチング速度 (単位時間当たりの膜厚の減少量)、減 衰係数及び屈折率等を調整することができる。
ポリマー化合物としては特に制限はなぐ種々のポリマーを使用することができる。 縮重合ポリマー及び付加重合ポリマー等を使用することができる。ポリエステル、ポリ スチレン、ポリイミド、アクリルポリマー、メタタリルポリマー、ポリビニルエーテル、フエノ 一ルノボラック、ナフトールノボラック、ポリエーテル、ポリアミド、ポリカーボネート等の 付加重合ポリマー及び縮重合ポリマーを使用することができる。吸光部位として機能 するベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環、トリアジン環、キノリン環、及びキノキ サリン環等の芳香環構造を有するポリマーが好ましく使用される。
そのようなポリマー化合物としては、例えば、ベンジルアタリレート、ベンジルメタタリ レート、フエ-ルアタリレート、ナフチルアタリレート、アントリルメタタリレート、アントリル メチルメタタリレート、スチレン、ヒドロキシスチレン、ベンジルビ-ルエーテル及び N—
フエニルマレイミド等の付加重合性モノマーをその構造単位として含む付加重合ポリ マーや、フエノールノボラック及びナフトールノボラック等の縮重合ポリマーが挙げら れる。
[0022] ポリマー化合物として付加重合ポリマーが使用される場合、そのポリマー化合物は 単独重合体でもよく共重合体であってもよ!、。付加重合ポリマーの製造には付加重 合性モノマーが使用される。そのような付加重合性モノマーとしてはアクリル酸、メタク リル酸、アクリル酸エステル化合物、メタクリル酸エステルィヒ合物、アクリルアミド化合 物、メタクリルアミド化合物、ビニル化合物、スチレンィ匕合物、マレイミドィ匕合物、マレイ ン酸無水物、アクリロニトリル等が挙げられる。
[0023] アクリル酸エステル化合物としては、メチルアタリレート、ェチルアタリレート、ノルマ ルへキシルアタリレート、イソプロピルアタリレート、シクロへキシルアタリレート、ベンジ ルアタリレート、フエ-ルアタリレート、アントリルメチルアタリレート、 2—ヒドロキシェチ ルアタリレート、 3-クロ口- 2-ヒドロキシプロピルアタリレート、 2 ヒドロキシプロピルァク リレート、 2,2,2—トリフルォロェチルアタリレート、 2,2,2—トリクロ口ェチルアタリレート 、 2 ブロモェチルアタリレート、 4ーヒドロキシブチルアタリレート、 2—メトキシェチル アタリレート、テトラヒドロフルフリルアタリレート、 2—メチルー 2—ァダマンチルアタリレ ート、 5—アタリロイルォキシ 6 ヒドロキシノルボルネン 2 カルボキシリック 6 —ラタトン、 3—アタリロキシプロピルトリエトキシシラン及びグリシジルアタリレート等が 挙げられる。
[0024] メタクリル酸エステル化合物としては、メチルメタタリレート、ェチルメタタリレート、ノ ルマルへキシルメタタリレート、イソプロピルメタタリレート、シクロへキシルメタクリレー ト、ベンジルメタタリレート、フエ-ルメタタリレート、アントリルメチルメタタリレート、 2- ヒドロキシェチルメタタリレート、 2—ヒドロキシプロピルメタタリレート、 2,2,2—トリフル ォロェチノレメタタリレート、 2,2,2—トリクロロェチノレメタタリレート、 2—ブロモェチノレメタ タリレート、 4ーヒドロキシブチノレメタタリレート、 2—メトキシェチノレメタタリレート、テトラ ヒドロフルフリルメタタリレート、 2—メチルー 2 ァダマンチルメタタリレート、 5—メタク リロイルォキシ 6 ヒドロキシノルボルネン 2 カルボキシリック一 6—ラタトン、 3— メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、グリシジルメタタリレート、 2—フエ-ルェチル
メタタリレート、ヒドロキシフエニルメタタリレート及びブロモフエニルメタタリレート等が 挙げられる。
[0025] アクリルアミド化合物としては、アクリルアミド、 N メチルアクリルアミド、 N ェチル アクリルアミド、 N べンジルアクリルアミド、 N—フエ-ルアクリルアミド、 Ν,Ν ジメチ ルアクリルアミド及び Ν アントリルアクリルアミド等が挙げられる。
[0026] メタクリルアミド化合物としては、メタクリルアミド、 Ν—メチルメタクリルアミド、 Ν ェ チルメタクリルアミド、 Ν—ベンジルメタクリルアミド、 Ν—フエ-ルメタクリルアミド、 Ν,Ν -ジメチルメタクリルアミド及び Ν -アントリルアクリルアミド等が挙げられる。
[0027] ビュル化合物としては、ビュルアルコール、 2 ヒドロキシェチルビ-ルエーテル、メ チノレビニノレエーテノレ、ェチノレビニノレエーテノレ、ベンジノレビニノレエーテノレ、ビニノレ酢 酸、ビュルトリメトキシシラン、 2—クロロェチルビ-ルエーテル、 2—メトキシェチルビ -ルエーテル、ビュルナフタレン及びビ-ルアントラセン等が挙げられる。
[0028] スチレン化合物としては、スチレン、ヒドロキシスチレン、クロロスチレン、ブロモスチ レン、メトキシスチレン、シァノスチレン及びァセチルスチレン等が挙げられる。
[0029] マレイミド化合物としては、マレイミド、 Ν—メチルマレイミド、 Ν—フエ-ルマレイミド、 Ν シクロへキシルマレイミド、 Ν ベンジルマレイミド及び Ν ヒドロキシェチルマレ イミド等が挙げられる。
[0030] ポリマーとして縮重合ポリマーが使用される場合、そのようなポリマーとしては、例え ば、グリコールイ匕合物とジカルボン酸ィ匕合物との縮重合ポリマーが挙げられる。グリコ ール化合物としてはジエチレングリコール、へキサメチレングリコール、ブチレングリコ ール等が挙げられる。ジカルボン酸化合物としては、コハク酸、アジピン酸、テレフタ ル酸、無水マレイン酸等が挙げられる。また、例えば、ポリピロメリットイミド、ポリ(ρ— フエ-レンテレフタルアミド)、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート 等のポリエステル、ポリアミド、ポリイミドが挙げられる。
[0031] ポリマー化合物の具体例としては、ポリスチレン、ポリ(4ーヒドロキシ)スチレン、ポリ メチルメタタリレート、メチルメタタリレートと 4ーヒドロキシスチレンの共重合ポリマー、 ポリ(2—ヒドロキシプロピル)メタタリレート、 2—ヒドロキシプロピルメタタリレートとアント リルメチルメタアタリレートの共重合ポリマー、ビュルエーテルとメチルビ-ルエーテル
の共重合ポリマー、 2—ヒドロキシプロピルメタタリレートとベンジルメタタリレートの共 重合ポリマー、 2—ヒドロキシェチルアタリレートとマレイミドの共重合ポリマー、 2—ヒド ロキシプロピルメタタリレートとスチレンとメチルメタタリレートの共重合ポリマー、グリシ ジルメタタリレートと 2—ヒドロキシプロピルメタタリレートの共重合ポリマー及び、スチレ ンと 4ーヒドロキシスチレンの共重合ポリマー等を挙げることができる。
[0032] ポリマー化合物にヒドロキシル基が含有されている場合は、このヒドロキシル基は架 橋性化合物と架橋反応を形成することができる。
ポリマー化合物としては、重量平均分子量が、例えば、 1000ないし 1000000であ り、また ίま 3000な!ヽし 300000であり、また ίま 5000な!ヽし 200000であり、また ίま 10 000ないし 100000であるポリマー化合物を使用することができる。
ポリマー化合物は一種のみを使用することができ、または二種以上を組み合わせて 使用することができる。
ポリマー化合物が使用される場合、その割合としては、シリコンとシリコンの結合を 主鎖に有するポリシランィ匕合物 100質量部に対して 1ないし 200質量部、または 5な いし 100質量部、または 10ないし 50質量部、または 20ないし 30質量部である。
[0033] 光酸発生剤は、フォトレジストの露光時に酸を生ずる。そのため、下層膜の酸性度 の調整ができる。これは、下層膜の酸性度を上層のフォトレジストとの酸性度に合わ せるための一方法である。また、下層膜の酸性度の調整によって、上層に形成される フォトレジストのパターン形状の調整ができる。
本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物に含まれる光酸発生剤としては、ォ- ゥム塩化合物、スルホンイミドィ匕合物、及びジスルホ -ルジァゾメタン化合物等が挙 げられる。
ォ-ゥム塩化合物としてはジフエ-ルョードニゥムへキサフルォロホスフェート、ジフ 工-ルョード -ゥムトリフノレオロメタンスノレホネート、ジフエ-ルョードニゥムノナフノレォ ロノノレマノレブタンスノレホネート、ジフエ-ノレョード -ゥムパーフノレオロノノレマノレオクタン スルホネート、ジフエ-ルョードニゥムカンファースルホネート、ビス(4—tert—ブチル フエ-ル)ョード -ゥムカンファースルホネート及びビス(4—tert—ブチルフエ-ル)ョ 一ドニゥムトリフルォロメタンスルホネート等のョードニゥム塩化合物、及びトリフエ-ル
スノレホ-ゥムへキサフノレオ口アンチモネート、トリフエ-ノレスノレホニゥムノナフノレォロノ ルマルブタンスルホネート、トリフエ-ルスルホ -ゥムカンファースルホネート及びトリフ ェニルスルホ -ゥムトリフルォロメタンスルホネート等のスルホ -ゥム塩化合物等が挙 げられる。
スルホンイミド化合物としては、例えば N— (トリフルォロメタンスルホ -ルォキシ)ス クシンイミド、 N— (ノナフルォロノルマルブタンスルホ -ルォキシ)スクシンイミド、 N— (カンファースルホ -ルォキシ)スクシンイミド及び N—(トリフルォロメタンスルホ-ル ォキシ)ナフタルイミド等が挙げられる。
ジスルホ -ルジァゾメタン化合物としては、例えば、ビス(トリフルォロメチルスルホ- ル)ジァゾメタン、ビス(シクロへキシルスルホ -ル)ジァゾメタン、ビス(フエ-ルスルホ -ル)ジァゾメタン、ビス(p—トルエンスルホ -ル)ジァゾメタン、ビス(2, 4—ジメチル ベンゼンスルホ -ル)ジァゾメタン、及びメチルスルホ-ルー p—トルエンスルホ-ル ジァゾメタン等が挙げられる。
光酸発生剤は一種のみを使用することができ、または二種以上を組み合わせて使 用することができる。
光酸発生剤が使用される場合、その割合としては、シリコンとシリコンの結合を主鎖 に有するポリシランィ匕合物 100質量部に対して 0. 01ないし 5質量部、または 0. 1な いし 3質量部、または 0. 5ないし 1質量部である。
界面活性剤は、本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物を基板に塗布した際 に、ピンホール及びストレーシヨン等の発生を抑制するのに有効である。
本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物に含まれる界面活性剤としては、例え ば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポ リオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンォレイルエーテル等のポリオキ シエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンォクチルフエノールエーテル、 ポリオキシエチレンノニルフエノールエーテル等のポリオキシエチレンアルキルァリル エーテル類、ポリオキシエチレン 'ポリオキシプロピレンブロックコポリマー類、ソルビ タンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタ ンモノォレエート、ソルビタントリオレエート、ソルビタントリステアレート等のソルビタン
脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレン ソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキ シエチレンソルビタントリオレエート、ポリオキシエチレンソルビタントリステアレート等 のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類等のノ-オン系界面活性剤、商品 名エフトップ EF301、 EF303、 EF352 ( (株)トーケムプロダクツ製)、商品名メガファ ック F171、 F173、 R— 08、 R— 30 (大日本インキ化学工業 (株)製)、フロラード FC4 30、 FC431 (住友スリーェム(株)製)、商品名アサヒガード AG710,サーフロン S— 382、 SC101、 SC102、 SC103、 SC104、 SC105、 SC106 (旭硝子(株)製)等の フッ素系界面活性剤、及びオルガノシロキサンポリマー KP341 (信越化学工業 (株) 製)等を挙げることができる。これらの界面活性剤は単独で使用してもよいし、また二 種以上の組み合わせで使用することもできる。界面活性剤が使用される場合、その 割合としては、シリコンとシリコンの結合を主鎖に有するポリシラン化合物 100質量部 【こ対して 0. 0001な!ヽし 5質量咅^また ίま 0. 001な!ヽし 1質量咅^また ίま 0. 01な!ヽし 0. 5質量部である。
[0035] また、本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物には、レオロジー調整剤及び接 着補助剤等を添加することができる。レオロジー調整剤は、下層膜形成組成物の流 動性を向上させるのに有効である。接着補助剤は、半導体基板またはフォトレジスト と下層膜の密着性を向上させるのに有効である。
[0036] 本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物に使用される溶剤としては、前記の固 形分を溶解できる溶剤であれば、特に制限なく使用することができる。そのような溶剤 としては、例えば、メチルセ口ソルブアセテート、ェチルセ口ソルブアセテート、プロピ レングリコール、プロピレングリコーノレモノメチノレエーテル、プロピレングリコーノレモノ ブチノレエーテノレ、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリ コーノレモノェテノレエーテノレアセテート、プロピレングリコーノレモノプロピノレエーテノレア セテート、プロピレングリコーノレモノブチノレエーテノレアセテート、トノレェン、キシレン、メ チルェチルケトン、シクロペンタノン、シクロへキサノン、 2—ヒドロキシプロピオン酸ェ チル、 2—ヒドロキシ 2—メチルプロピオン酸ェチル、エトキシ酢酸ェチル、ヒドロキ シ酢酸ェチル、 2 ヒドロキシー3 メチルブタン酸メチル、 3—メトキシプロピオン酸メ
チル、 3—メトキシプロピオン酸ェチル、 3—エトキシプロピオン酸ェチル、 3—ェトキ シプロピオン酸メチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸ェチル、エチレングリコールモ ノメチノレエーテノレ、エチレングリコーノレモノェチノレエーテノレ、エチレングリコーノレモノ プロピノレエーテノレ、エチレングリコーノレモノブチノレエーテノレ、エチレングリコーノレモノ メチノレエーテノレアセテート、エチレングリコーノレモノェチノレエーテノレアセテート、ェチ レングリコールモノプロピルエーテルアセテート、エチレングリコーノレモノブチノレエー テノレアセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコーノレジェ チルエーテル、ジエチレングリコールジプロピルエーテル、ジエチレングリコールジブ チルエーテルプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールジメチ ノレエーテノレ、プロピレングリコーノレジェチノレエーテノレ、プロピレングリコーノレジブロピ ルエーテル、プロピレングリコールジブチルエーテル、乳酸ェチル、乳酸プロピル、 乳酸イソプロピル、乳酸ブチル、乳酸イソブチル、ギ酸メチル、ギ酸ェチル、ギ酸プロ ピル、ギ酸イソプロピル、ギ酸ブチル、ギ酸イソブチル、ギ酸ァミル、ギ酸イソァミル、 酢酸メチル、酢酸ェチル、酢酸ァミル、酢酸イソァミル、酢酸へキシル、プロピオン酸 メチル、プロピオン酸ェチル、プロピオン酸プロピル、プロピオン酸イソプロピル、プロ ピオン酸ブチル、プロピオン酸イソブチル、酪酸メチル、酪酸ェチル、酪酸プロピル、 酪酸イソプロピル、酪酸ブチル、酪酸イソブチル、ヒドロキシ酢酸ェチル、 2—ヒドロキ シー 2 メチルプロピオン酸ェチル、 3—メトキシー 2 メチルプロピオン酸メチル、 2 ーヒドロキシー3—メチル酪酸メチル、メトキシ酢酸ェチル、エトキシ酢酸ェチル、 3— メトキシプロピオン酸メチル、 3—エトキシプロピオン酸ェチル、 3—メトキシプロピオン 酸ェチル、 3—メトキシブチルアセテート、 3—メトキシプロピルアセテート、 3—メチル 3—メトキシブチルアセテート、 3—メチルー 3—メトキシブチルプロピオネート、 3— メチル 3—メトキシブチルブチレート、ァセト酢酸メチル、トルエン、キシレン、メチル ェチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルブチルケトン、 2 へプタノン、 3 へプタ ノン、 4一へプタノン、シクロへキサノン、 N、 N—ジメチルホルムアミド、 N—メチルァ セトアミド、 Ν,Ν ジメチルァセトアミド、 Ν—メチルピロリドン、及び γ—ブチ口ラタトン 等を挙げることができる。これらの溶剤は単独で、または二種以上の組み合わせで使 用することができる。
[0037] 以下、本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物の使用について説明する。 半導体装置の製造に使用される基板 (例えば、シリコンウェハー基板、シリコン Z二 酸化シリコン被覆基板、シリコンナイトライド基板、ガラス基板、 ITO基板、ポリイミド基 板、及び低誘電率材料 (low— k材料)被覆基板等)の上に、スピナ一、コーター等の 適当な塗布方法により本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物が塗布され、そ の後、焼成することにより下層膜が形成される。焼成する条件としては、焼成温度 80 °Cないし 250°C、焼成時間 0. 3ないし 60分間の中力も適宜、選択される。好ましくは 、焼成温度 150°Cないし 250°C、焼成時間 0. 5ないし 2分間である。ここで、形成さ れる下層膜の膜厚としては、例えば、 10ないし lOOOnmであり、または 20ないし 500 nmであり、または 50ないし 300nmであり、または 100ないし 200nmである。
[0038] 次いで、その下層膜の上に、フォトレジストの層が形成される。フォトレジストの層の 形成は、周知の方法、すなわち、フォトレジスト組成物溶液の下層膜上への塗布及び 焼成によって行なうことができる。フォトレジストの膜厚としては例えば 50ないし 1000 Onmであり、また ί¾100な!/、し 2000nmであり、また ί¾200な!/、し lOOOnmである。 本発明の下層膜の上に形成されるフォトレジストとしては露光に使用される光に感 光するものであれば特に限定はな 、。ネガ型フォトレジスト及びポジ型フォトレジスト のいずれも使用できる。ノボラック榭脂と 1, 2—ナフトキノンジアジドスルホン酸エステ ルとからなるポジ型フォトレジスト、酸により分解してアルカリ溶解速度を上昇させる基 を有するバインダーと光酸発生剤からなる化学増幅型フォトレジスト、酸により分解し てフォトレジストのアルカリ溶解速度を上昇させる低分子化合物とアルカリ可溶性バイ ンダ一と光酸発生剤とからなる化学増幅型フォトレジスト、及び酸により分解してアル カリ溶解速度を上昇させる基を有するバインダーと酸により分解してフォトレジストの アルカリ溶解速度を上昇させる低分子化合物と光酸発生剤からなる化学増幅型フォ トレジストなどがある。例えば、シプレー社製商品名 APEX— E、住友化学工業 (株) 製商品名 PAR710、及び信越化学工業 (株)製商品名 SEPR430等が挙げられる。 また、例えば、 Proc. SPIE, Vol. 3999, 330— 334 (2000)、 Proc. SPIE, Vol. 3999, 357— 364 (2000)、や Proc. SPIE, Vol. 3999, 365— 374 (2000)に記 載されて!、るような、含フッ素原子ポリマー系フォトレジストを挙げることができる。
[0039] 次に、所定のマスクを通して露光が行なわれる。露光には、 KrFエキシマレーザー( 波長 248nm)、 ArFエキシマレーザー(波長 193nm)及び F2エキシマレーザー(波 長 157nm)等を使用することができる。露光後、必要に応じて露光後加熱 (post exp osure bake)を行なうこともできる。露光後加熱は、加熱温度 70°Cないし 150°C、カロ 熱時間 0. 3ないし 10分間から適宜、選択された条件で行われる。
[0040] 次 、で、現像液によって現像が行なわれる。これにより、例えばポジ型フォトレジスト が使用された場合は、露光された部分のフォトレジストが除去され、フォトレジストのパ ターンが形成される。
現像液としては、水酸ィ匕カリウム、水酸ィ匕ナトリウムなどのアルカリ金属水酸ィ匕物の 水溶液、水酸ィ匕テトラメチルアンモ-ゥム、水酸ィ匕テトラェチルアンモ-ゥム、コリンな どの水酸化四級アンモ-ゥムの水溶液、エタノールァミン、プロピルァミン、エチレン ジァミンなどのアミン水溶液等のアルカリ性水溶液を例として挙げることができる。さら に、これらの現像液に界面活性剤などを加えることもできる。現像の条件としては、温 度 5な!、し 50°C、時間 10な!、し 300秒力 適宜選択される。
[0041] そして、このようにして形成されたフォトレジストのパターンを保護膜として下層膜の 除去が行われ、次!、でパターン化されたフォトレジスト及び下層膜からなる膜を保護 膜として、半導体基板の加工が行なわれる。
まず、フォトレジストが除去された部分の下層膜をドライエッチングによって取り除き 、半導体基板を露出させる。下層膜のドライエッチングにはテトラフルォロメタン (CF
4
)、パーフルォロシクロブタン(C F )、パーフルォロプロパン(C F )、トリフルォロメタ
4 8 3 8
ン、一酸化炭素、アルゴン、酸素、窒素、六フッ化硫黄、ジフルォロメタン、三フッ化 窒素及び三フッ化塩素、塩素、トリクロロボラン及びジクロロボラン等のガスを使用す ることができる。下層膜のドライエッチングには塩素系ガスを使用することが好ましい。 塩素系ガスによるドライエッチングでは、基本的に有機物質力もなるフォトレジストは 除去されにくい。それに対し、シリコン原子を多く含む本発明の下層膜は塩素系ガス によって速やかに除去される。そのため、下層膜のドライエッチングに伴うフォトレジス トの膜厚の減少を抑えることができる。そして、その結果、フォトレジストを薄膜で使用 することが可能となる。塩素系ガスとしては、例えば、ジクロロボラン、トリクロロボラン、
塩素、四塩化炭素、及びクロ口ホルム等である。
[0042] その後、パターン化されたフォトレジスト及び下層膜からなる膜を保護膜として半導 体基板の加工が行なわれる。半導体基板の加工はフッ素系ガスによるドライエツチン グによって行なわれることが好ましい。シリコン原子を多く含む本発明の下層膜は、フ ッ素系ガスによるドライエッチングでは除去されにくいからである。
フッ素系ガスとしては、例えば、テトラフルォロメタン(CF )、パーフルォロシクロブタ
4
ン(C F )、パーフルォロプロパン(C F )、トリフルォロメタン、及びジフルォロメタン(
4 8 3 8
CH F )等が挙げられる。
2 2
[0043] また、本発明の下層膜の上層には、フォトレジストの形成前に有機系の反射防止膜 を形成することができる。そこで使用される反射防止膜組成物としては特に制限はな く、これまでリソグラフィープロセスにお 、て慣用されて 、るものの中から任意に選択 して使用することができ、また、慣用されている方法、例えば、スピナ一、コーターによ る塗布及び焼成によって反射防止膜の形成を行なうことができる。
本発明では基板上に有機下層膜を成膜した後、この上に本発明の下層膜を成膜し 、更にその上にフォトレジストを被覆することができる。これによりフォトレジストのパタ ーン幅が狭くなり、ノターン倒れを防ぐ為にフォトレジストを薄く被覆した場合でも、適 切なエッチングガスを選択することにより基板の加工が可能になる。例えば、フオトレ ジストに対して十分に早いエッチング速度となる塩素系ガスをエッチングガスとして本 願発明の下層膜に加工が可能であり、また本願発明の下層膜に対して十分に早い エッチング速度となる酸素系ガスをエッチングガスとして有機下層膜の加工が可能で あり、更に有機下層膜に対して十分に早いエッチング速度となるフッ素系ガスをエツ チングガスとして基板の加工を行うことができる。
また、本発明のソグラフィー用下層膜形成組成物が塗布される基板は、その表面に CVD法などで形成された無機系の反射防止膜を有するものであってもよぐその上 に本発明の下層膜を形成することもできる。
[0044] 本発明のリソグラフィー用下層膜形成組成物より形成される下層膜は、また、リソグ ラフィープロセスにおいて使用される光の波長によっては、その光に対する吸収を有 することがある。そして、そのような場合には、基板からの反射光を防止する効果を有
する反射防止膜として機能することができる。さらに、本発明の下層膜は、基板とフォ トレジストとの相互作用の防止するための層、フォトレジストに用いられる材料又はフ オトレジストへの露光時に生成する物質の基板への悪作用を防ぐ機能とを有する層、 加熱焼成時に基板力 生成する物質の上層フォトレジストへの拡散を防ぐ機能を有 する層、及び半導体基板誘電体層によるフォトレジスト層のボイズユング効果を減少 させるためのノリア層等として使用することも可能である。
また、下層膜形成組成物より形成される下層膜は、デュアルダマシンプロセスで用 V、られるビアホールが形成された基板に適用され、ホールを隙間なく充填することが できる埋め込み材として使用できる。また、凹凸のある半導体基板の表面を平坦ィ匕す るための平坦ィ匕材として使用することもできる。
[0045] 以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、これによつて本発明が限 定されるものではない。
実施例
[0046] 合成例 1
プロピレングリコールモノメチルエーテル 27. 91gに、 2—ヒドロキシプロピルメタタリ レート 20. 93gとべンジルメタタリレート 6. 98gを溶解させ、反応液中に窒素を 30分 流した後、 70°Cに昇温した。反応溶液を 70°Cに保ちながらァゾビスイソプチ口-トリ ル 0. 3gを添加し、窒素雰囲気下、 70°Cで 24時間撹拌することにより、 2—ヒドロキシ プロピルメタタリレートとベンジルメタタリレートの共重合ポリマーの溶液を得た。得ら れたポリマーの GPC分析を行ったところ、重量平均分子量は 15000 (標準ポリスチレ ン換算)であった。
[0047] 実施例 1
式 (7) :
[化 9]
の単位構造よりなるポリメチルフエ-ルシラン (大阪ガスケミカル (株)製、重量平均分 子量 8000、数平均分子量 2000、両末端はシラノール基を有する。式(7)のポリシラ ン中の繰り返し単位 S1の総数は約 66個であった。)を濃度 7質量
0 /
0で含むプロピレ ングリコールモノメチルエーテルアセテート溶液 56. 5gに、合成例 1で得たポリマー 3 . 96gを含む溶液 26. 4g、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 24. 2 g、テトラメトキシメチルダリコールゥリル 2. 77g及びピリジ-ゥム—p—トルエンスルホ ン酸 0. 116g、を加え、 10. 0質量
0 /
0溶液とした。そして、孔径 0. 2 mのポリエチレ ン製ミクロフィルターを用いて濾過し、下層膜形成組成物の溶液を調製した。
実施例 2
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 114. 5gに、式(13):
[化 10]
の単位構造よりなるポリシランィ匕合物(大阪ガスケミカル (株)製、商品名 SI— 2020、 重量平均分子量 5900、数平均分子量 1800、式(13)のポリシラン中に S1構造単位 を 50モル%、 S2構造単位を 50モル%の割合で含有し、両末端はシラノール基を有 する。式(13)の S1と S2を合わせた繰り返し単位の総数は約 65個であった。) 5. Og 、 KN030 (大阪有機化学工業 (株)製、成分はナフトールノボラックとクレゾールノボラ ックの共重合体であり、共重合比はナフトールノボラック 70モル0 /0、クレゾールノボラ
ック 30モル%、重量平均分子量 1500である。) 5. 0g、テトラメトキシメチルダリコール クジノレ 2. 50g及びピジジ二クム p 卜ノレエンスノレホン酸 0. 125gをカロ免、 10. 0質量 %溶液とした。そして、孔径 0. 2 mのポリエチレン製ミクロフィルターを用いて濾過 し、下層膜形成組成物の溶液を調製した。
[0049] 実施例 3
実施例 1で用いたものと同じ式(7)の単位構造よりなるポリメチルフエニルシラン (大 阪ガスケミカル (株)製、重量平均分子量 8000、数平均分子量 2000、両末端はシラ ノール基を有する。式(7)のポリシラン中の繰り返し単位 S1の総数は約 66個であつ た。)を濃度 7質量%で含むプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート溶液 56. 5gに、合成例 1で得たポリマー 3. 96gを含む溶液 26. 4g、プロピレングリコール モノメチルエーテルアセテート 24. 2g、へキサメトキシメチルメラミン 2. 77g及びピリ ジ -ゥム—p トルエンスルホン酸 0. 116g、を加え、 10. 0質量0 /0溶液とした。そして 、孔径 0. 2 mのポリエチレン製ミクロフィルターを用いて濾過し、下層膜形成組成 物の溶液を調製した。
[0050] 実施例 4
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 114. 5gに、実施例 2で用いた ものと同じ式(13)の単位構造よりなるポリシラン化合物(大阪ガスケミカル (株)製、商 品名 SI— 2020、重量平均分子量 5900、数平均分子量 1800、式(13)のポリシラン 中に S1構造単位を 50モル%、 S2構造単位を 50モル%の割合で含有し、両末端は シラノール基を有する。式(13)の S1と S2を合わせた繰り返し単位の総数は約 65個 であった。) 10. 0g、へキサメトキシメチルメラミン 2. 50g及びピリジ-ゥム— p トル エンスルホン酸 0. 125gを加え、 10. 0質量0 /0溶液とした。そして、孔径 0. の ポリエチレン製ミクロフィルターを用いて濾過し、下層膜形成組成物の溶液を調製し た。
[0051] 実施例 5
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 114. 5gに、式(20): [化 11]
式 ( 2 0 )
の単位構造よりなるポリシランィ匕合物 SI— 4020 (大阪ガスケミカル (株)製、重量平均 分子量 5500、数平均分子量 1900、式(20)のポリシラン中に S1構造単位を 50モル %、 S2構造単位を 50モル%の割合で含有し、両末端はシラノール基を有する。式( 20)の S1と S2の繰り返し単位の総数は約 70個であった。 ) 10. 0g、テトラメトキシメ チルダリコールゥリル 2. 50g及びピリジ-ゥム— p—トルエンスルホン酸 0. 125gをカロ え、 10. 0質量
0 /
0溶液とした。そして、孔径 0. 2 mのポリエチレン製ミクロフィルター を用いて濾過し、下層膜形成組成物の溶液を調製した。
[0052] 比較例 1
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 114. 5gに、実施例 5で用いた 式(20)と同じポリシラン (大阪ガスケミカル (株)製、商品名 SI— 4020、但し重量平均 分子量 1900、数平均分子量 900、式(20)のポリシラン中に S1構造単位を 50モル %、 S2構造単位を 50モル%の割合で含有し、両末端はシラノール基を有する。式( 20)の S1と S2の繰り返し単位の総数は約 24個であった。 ) 10. 0g、テトラメトキシメ チルダリコールゥリル 2. 50g及びピリジ-ゥム— p—トルエンスルホン酸 0. 125gをカロ え、 10. 0質量0 /0溶液とした。そして、孔径 0. 2 mのポリエチレン製ミクロフィルター を用いて濾過し、下層膜形成組成物の溶液を調製した。
[0053] 比較例 2
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 114. 5gに、実施例 5で用いた式 (20)のポリシランィ匕合物(大阪ガスケミカル (株)製、商品名 SI— 4020、但し、重量平 均分子量 18300、数平均分子量 2300、式(20)のポリシラン中に S1構造単位を 50 モル%、 S2構造単位を 50モル%の割合で含有し、両末端はシラノール基を有する。 式(20)の S1と S2の繰り返し単位の総数は約 234個であった。) 10. 0g、テトラメトキ
シメチルダリコールゥリル 2. 50g及びピリジ-ゥム—p—トルエンスルホン酸 0. 125g を加え、 10. 0質量%溶液とした。
し力し、溶液が濁っており、溶媒であるプロピレングリコールモノメチルエーテルァセ テートに溶解しない不溶物がある。孔径 0. 2 mのポリエチレン製ミクロフィルターを 用いて濾過を試みたが、フィルターが目詰まりを起こし、下層膜形成組成物の溶液を 調製できなかった。これは、比較例 2に用いた高分子量のポリシランィ匕合物が溶解し ないことが原因である。
[0054] (フォトレジスト溶剤への溶出試験)
実施例 1ないし実施例 5で得た下層膜形成組成物の溶液をスピナ一により、それぞ れ、シリコンウェハー基板上に塗布した。ホットプレート上、 205°Cで 1分間焼成し、下 層膜 (膜厚 250nm)を形成した。これらの下層膜をフォトレジスト組成物に使用される 溶剤である乳酸ェチル及びプロピレングリコールモノメチルエーテルに浸漬し、それ らの溶剤に不溶であることを確認した。
比較例 1で得た下層膜形成組成物の溶液をスピナ一により、それぞれ、シリコンゥ ェハー基板上に塗布した。ホットプレート上、 240°Cで 1分間焼成し、下層膜 (膜厚 2 50nm)を形成した。これらの下層膜をフォトレジスト組成物に使用される溶剤である 乳酸ェチル及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートに浸漬し、それら の溶剤に可溶であることを確認した。フォトレジスト溶剤への溶出問題のため、比較 例 1で用いた低分子量のポリシランは本願発明に用いる下層膜形成組成物として使 用できない。
[0055] (フォトレジストとのインターミキシングの試験)
前記と同様にして、実施例 1な ヽし実施例 5で得た下層膜形成組成物の溶液より、 それぞれ、シリコンウェハー基板上に下層膜 (膜厚 250nm)を形成した。これらの下 層膜の上に、フォトレジスト溶液 (シプレー社製、商品名 APEX— E)をスピナ一により 塗布した。ホットプレート上、 90°Cで 1分間焼成して、フォトレジストを形成した。そして 、フォトレジストを露光後、露光後加熱を 90°Cで 1. 5分間行なった。フォトレジストを 現像させた後、下層膜の膜厚を測定し、下層膜とフォトレジストとのインターミキシング が起こって!/ヽな 、ことを確認した。
[0056] (光学パラメータの測定)
前記と同様にして、実施例 1な ヽし実施例 5で得た下層膜形成組成物の溶液より、 それぞれ、シリコンウェハー基板上に下層膜 (膜厚 250nm)を形成した。そして、分 光エリプソメーターにより、下層膜の波長 193nmでの屈折率 (n値)及び減衰係数 (k 値)を測定した。結果を表 1に示す。
[表 1] 表 1 n値 k値 実施例 1 1 . 6 3 0 . 5 0
実施例 2 1 . 6 6 0 . 7 6
実施例 3 1 . 7 0 0 . 7 5
実施例 4 1 . 7 3 0 . 8 0
実施例 5 1 . 7 0 0 . 0 5
[0057] (ドライエッチング速度の試験)
前記と同様にして、実施例 1な ヽし実施例 5で得た下層膜形成組成物の溶液より、 それぞれ、シリコンウェハー基板上に下層膜 (膜厚 250nm)を形成した。そして、 日 本サイエンティフィック製 RIEシステム ES401を用い、ドライエッチングガスとしてテト ラフルォロメタン (CF )及び酸素 (O )を使用した条件下でドライエッチング速度 (単
4 2
位時間当たりの膜厚の減少量 (nmZ秒))を測定した。結果を表 2に示す。表中の選 択比はフォトレジスト GARS8105G1 (富士写真フィルムアーチ (株)製)のドライエツ チング速度を 1. 0としたときの、各実施例より形成された下層膜のエッチング速度を 表す。
実施例 1な ヽし実施例 5で得た下層膜形成組成物は、レジストエッチング時に用い られる CFガス条件で、レジストに比べ 1倍以上の大きなエッチングレートを有し、力
4
つ本組成物の下に製膜される有機下層膜エッチング時に用いられ o酸素ガス条件
2
で、レジストに比べ 1倍より遥かに小さいエッチングレートを有し、良好なハードマスク 特性を有する。
[表 2]
表 2 ガス種 C F 4 ◦ 2 選択比 選択比 実施例 1 1. 1 0. 0 5 実施例 2 1. 3 0. 0 3 実施例 3 1. 3 0. 0 2 実施例 4 1. 3 0. 0 2 実施例 5 1. 4 0. 0 5