WO1999019002A1 - Mobile ultraviolet ray proximity irradiation device - Google Patents

Description

明 細 書 移動式紫外線近接照射装置 技術分野

この発明は、装置内部に紫外線灯および充電池を設けた形状で、 電源の 取れない所でも紫外線照射が行えるようにした装置である。 従来できなか つた固定物等への紫外線近接照射も可能にした。

従来から、太陽光線の中で紫外線に強 ヽ殺菌効力がある事は知らていた c この中で波長 250〜260im (ナ〃 -タ-） に強力な殺菌作用がある事が分かり、 この波長を Λ 的に作り出すようにしたの力《、 紫外線灯である。

IES Lighting Baj dk)od 2nd Ed. では 99. 9%の殺菌を行うのに必要な紫 外線照射量を次の様に公開した。 赤痢菌 4. 4 mf. sec. /cm²

チフス菌 4. 5

大腸菌 5. 4 〃

黃色ブドウ球菌 9. 3 〃 しかし、 紫外線の殺菌効果は距離や環境温度で効力力著しく変化してく る。紫外線灯から 1 cmの距離で 5 mWの紫外線量も 4 cmでは約半分の 2. 4mW 、 50cmの距離では 0. 25mWにまで減少する。 よって、 紫外線は近接照射する方 力効果が高い。 また、 紫外線灯では水銀ガスを利用して紫外線を作ってい る力 環境 20°C以下では、水銀が凝固して紫外線の発生が減少する。 よって、 早い時間に環境温度を上げる事も紫外線の効果を弓 I出すのに必要 な手段である。 従来の紫外線灯は固定された状態で使用されてきた。 調理場の天井から 吊下げた空気殺菌用、水を通した水殺菌用、 コンベヤーへ固定した食品殺 菌用等である。 しかし、 前述した通り、 これらの使用方法では紫外線の殺 菌効杲は十分に得られていない。 本発明は、充電池と紫外線灯を併用することで移動可能な紫外線照射装 置とした。 また、 部を 5腿幅と細くし、 内部にアルミ箔を付ける事で 紫外線灯内の温度上昇を早める構造とした。本発明は素手で装置を左右に 移動しな力ら、殺菌対象物へ紫外線を近接照射できるから、観、調理場、 まな板といった固定物や、 植物の傷口への紫外線照射も容易にできる。 ま た、 コストが安く小型である事から、調理場等においては各人が専用装置 を保持して手軽に使える利点もある。 発明の開示

本発明は、 基本的には紫外線灯と充電池を併用したもので、 素手で移動 しながら紫外線照射力行える様にした装置である。 また、 紫外線照射口を 幅 5腿の細長い开娥とし、 内部にアルミ箔を設け、 紫外線反射効率を利用 すると同時に環境温度を上昇させる事で紫外線を効率よく発生できる構造 にしプ 図面の簡単な説明

第 1図は、 この発明の内部概略図で、 左側が側面図、 右側が正面図であ る。

第 2図は本発明の外観図で、 左側が側面図、右側が正面図である。 発明を実施するための最良の形態

本発明をより詳細に説述する。

第 1図の側面図は、装置内部を側面から見たものであり、 正面図は装置 内部を正面から見た概略図である。 充電池は電源から充電用アダプタ―ジ ャックを経由して、 充電され、 携帯可能となる。 スィッチを入れると、 電 流は,を経由して流れ紫外線殺菌灯を点灯させる。 紫外線は細長い溝状 の紫外線照射口から照射される。 紫外線照射口の内回りはアルミ箔を張り、 反射効率を利用できるようにした。 第 2図は本発明を側面と正面から見た外観図である。 産業上の利用可能性

本発明は移動可能な紫外線照射装置であり、 必要に応じて、何時でも何 処でも、 目前の物や食品を殺菌できる。 また、 コストが低く小型であり、 調理場等においても、 各人が専用装置として保持し手軽に使用できる。 また、調理済食品の食中毒は、調理後の落下菌が原因となる事もあり、 紫外線による表面殺菌でも高 ^、確立で食中毒を防止する事ができる。

Claims

請求の範囲 内部に紫外線灯および充電池を設け、 家庭の電源からも充電可能 にした装置で、 照射口は幅 10腿の細長い形状で内部には金属箔を 張り、 反射光を利用できる構造。 素手で装置を左右に動かしながら、 紫外線を近接照射する事のできる殺菌装置。