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JPH11961A - 表面保護フィルムまたはシート - Google Patents

表面保護フィルムまたはシート

Info

Publication number
JPH11961A
JPH11961A JP9153760A JP15376097A JPH11961A JP H11961 A JPH11961 A JP H11961A JP 9153760 A JP9153760 A JP 9153760A JP 15376097 A JP15376097 A JP 15376097A JP H11961 A JPH11961 A JP H11961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
sheet
surface protective
oxygen permeability
polarizing plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9153760A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Okumura
和人 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP9153760A priority Critical patent/JPH11961A/ja
Publication of JPH11961A publication Critical patent/JPH11961A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 20℃、0%RHでの酸素透過率が40
(cc/m2 ・24hrs・atm)未満であるプラス
チックフィルムを基材として、その片側に粘着剤層を設
けて表面保護フィルムまたはシートを得る。 【効果】 オートクレーブ等により加熱圧着して常温に
戻しても、浮き現象の発生を防ぐことができる。従っ
て、偏光板用の表面保護フィルムまたはシートとして用
いた場合、気泡の発生を抑え、後工程の異物検査が容易
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面保護フィルム
またはシートに関し、特に偏光板用の表面保護フィルム
またはシート等のように加熱圧着されるのに適した表面
保護フィルムまたはシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より偏光板の表面保護フィルムまた
はシートとして、ポリエステルフィルムを使用したもの
が多く使用されてきた。粘着加工された偏光板をガラス
基板によく密着させるために、オートクレーブにより加
熱圧着するが、加熱圧着のあと常温に戻すとフィルムに
気泡状の無数の浮きが発生する。このような気泡がある
と後工程の異物検査ができなくなってしまうという問題
がある。
【0003】ポリエステルフィルムは、ポリエチレンや
ポリプロピレンにくらべ前述の浮き現象は少ないもの
の、皆無ではなく、オートクレーブの温度や圧力が高く
なるほど気泡は発生しやすい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、オートクレ
ーブ等により加熱圧着して常温に戻しても、浮き現象の
発生のない表面保護フィルムまたはシートを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究の結
果、20℃、0%RH(相対湿度)での酸素透過率が4
0(cc/m2 ・24hrs・atm)未満、好ましく
は30(cc/m2 ・24hrs・atm)以下、さら
に好ましくは20(cc/m2 ・24hrs・atm)
以下であるフィルムを基材とすることによって、浮きを
防止した表面保護シートが得られることを見い出し本発
明を完成するに至った。
【0006】酸素透過量は、フィルムの厚さや温度・湿
度に影響を受けるが、透過量はフィルムの厚みに反比例
し、透過量の対数と絶対温度の逆数との間に直線性が成
り立つことが分かっている。
【0007】実際の使用上、オートクレーブと同一条件
の温度・圧力での酸素透過率が本来重要であるが、20
℃、0%RHでの酸素透過率が40(cc/m2 ・24
hrs・atm)未満であるフィルム(即ち、そもそも
常温・常湿度・常圧下において酸素透過率の非常に低い
フィルム)を基材とすれば、実用上のオートクレーブ条
件では前記浮きの発生が極めて少ないことを見い出し
た。
【0008】本発明における基本となるべき酸素透過率
の低いプラスチックフィルムとしては、厚み10〜30
μm程度での20℃、0%RHでの酸素透過率が40
(cc/m2 ・24hrs・atm)未満であるプラス
チックフィルムが好ましく、例えばエチレンビニルアル
コール共重合体、ポリビニルアルコール、塩化ビニリデ
ン、塩化ビニリデン−アクリル酸メチル共重合体、アク
リロニトリル共重合体、ポリアミドなどが用いられる。
これらを単独で基材フィルムとしても良いし、これらの
複合多層フィルムやその他の樹脂(例えば一般的なポリ
エチレン・ポリプロピレン・ポリエステル等)との多層
フィルムでも、上記の酸素透過率の条件を満たすもので
あればなんら問題はない。また、プラスチックフィルム
の厚みについても上記の酸素透過率の条件を満たすもの
であれば特に限定されないが、好適には10〜200μ
m、特に15〜40μmである。
【0009】酸素透過率の測定は、乾燥状態の酸素を利
用し、気体透過度測定用セルマノメータを使用してJI
S Z 1707に準じて行なう。
【0010】かかる酸素透過率の基材は、例えばプラス
チックフィルムの材料の選択、厚みの調整、異種フィル
ムとの複合等によって得ることができる。
【0011】20℃、0%RHでの酸素透過率が40
(cc/m2 ・24hrs・atm)以上であると、オ
ートクレーブによる加熱圧着のあと、常温に戻すと気泡
状の浮きが発生する。これは、酸素透過率が高い基材フ
ィルムを使用すると、オートクレーブ中に多量の空気が
基材フィルムを通過して浸入し、偏光板表面と粘着剤と
の界面に圧縮される。常温に戻すと、この圧縮された空
気が膨張し、気泡状の浮きが発生するものと考えられ
る。
【0012】本発明に用いられる粘着剤は、アクリル系
・合成ゴム系・ゴム系のいずれの粘着剤組成物でも構わ
ないが、組成により粘着力をコントロールしやすいアク
リル系の粘着剤が望ましい。粘着剤はプラスチックフィ
ルムの基材の片側に、乾燥後の厚みが1〜50μm、好
ましくは5〜30μmとなるように塗布される。
【0013】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示して、本発明を
より具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施例に
限定されるものではない。
【0014】〔粘着剤の作成〕常用の方法を用い、酢酸
エチル中で2−エチルヘキシルアクリレート(96モ
ル)、ヒドロキシエチルアクリレート(4モル)からな
る平均分子量70万(ポリスチレン換算)のアクリル酸
エステル共重合体(25%溶液)を得た。この溶液10
0部(固形分)に対し、架橋剤(ポリイソシアネート、
日本ポリウレタン工業(株)製、商品名コロネートL)
3部を添加して、粘着剤組成物を得た。
【0015】以下の各実施例・比較例の基材フィルム
に、乾燥後の厚みが20μmになるように粘着剤組成物
を塗布し、表面保護シートを得た。なお、各実施例・比
較例の基材フィルムの20℃、0%RHでの酸素透過率
を表1に示す。
【0016】実施例1 基材フィルムとして、エチレンビニルアルコール共重合
体からなる厚さ25μmのフィルム(エバールEF−
F、(株)クラレ製)を用いた。フィルムの片面をコロ
ナ処理し、この面に粘着剤を塗布した。
【0017】実施例2 基材フィルムとして、ポリビニルアルコールからなる厚
さ25μmのフィルム(ボブロン、日本合成化学工業
(株)製)を用いた。フィルムの片面をコロナ処理し、
この面に粘着剤を塗布した。
【0018】実施例3 基材フィルムとして、ポリエステルフィルムに塩化ビニ
リデン樹脂をコートした多層フィルム(厚さ:PET
(ポリテレフタル酸エチレン)=12μm、塩化ビニリ
デン樹脂層=2μm)(セネシKET#6000、ダイ
セル化学工業(株)製)を用いた。ポリエステル側に粘
着剤を塗布した。
【0019】実施例4 基材フィルムとして、OPP(延伸ポリプロピレンフィ
ルム)20μm/エバールEF−F15μm/CPP
(Tダイ法(キャスト)によるポリプロピレンフィル
ム)50μmの3層フィルム(ウレタン系接着剤を用い
たラミネート品)を用いた。OPP側をコロナ処理し、
この面に粘着剤を塗布した。
【0020】実施例5 基材フィルムとして、厚さ20μmのポリアミド(ナイ
ロン−6)フィルムを用いた。このフィルムの片側に粘
着剤を塗布した。
【0021】比較例1 基材フィルムとして、二軸延伸ポリエステルフィルム
(厚さ25μm)を用いた。このフィルムの片側に粘着
剤を塗布した。
【0022】比較例2 基材フィルムとして、二軸延伸ポリプロピレンフィルム
(厚さ40μm)を用いた。このフィルムの片側に粘着
剤を塗布した。
【0023】〔試験方法〕実施例および比較例で得られ
た表面保護シートを偏光板にラミネータにて貼り付けた
後、偏光板をガラス板にラミネータにて貼り付けた。粘
着加工した偏光板として、日東電工(株)製NPF−F
1225DUAG25を用いた。また、粘着加工した偏
光板を貼り付ける基板として、厚さ0.7mmの無アル
カリガラス板を用いた。
【0024】オートクレーブにて、70℃、5atmで
30分間加熱圧着し、その後常温・常湿度に戻して、表
面保護シートの浮き現象を観察した。その結果を表1に
まとめた。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】本発明の表面保護フィルムまたはシート
は、オートクレーブ等により加熱圧着して常温に戻して
も、浮き現象の発生を防ぐことができる。従って、偏光
板用の表面保護フィルムまたはシートとして用いた場
合、気泡の発生を抑え、後工程の異物検査が容易とな
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 20℃、0%RHでの酸素透過率が40
    (cc/m2 ・24hrs・atm)未満であるプラス
    チックフィルムを基材として、その片側に粘着剤層を設
    けた表面保護フィルムまたはシート。
  2. 【請求項2】 偏光板用の表面保護フィルムまたはシー
    トである請求項1記載の表面保護フィルムまたはシー
    ト。
JP9153760A 1997-06-11 1997-06-11 表面保護フィルムまたはシート Pending JPH11961A (ja)

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