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JPH1194621A - 振動式測定装置 - Google Patents

振動式測定装置

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Publication number
JPH1194621A
JPH1194621A JP27638397A JP27638397A JPH1194621A JP H1194621 A JPH1194621 A JP H1194621A JP 27638397 A JP27638397 A JP 27638397A JP 27638397 A JP27638397 A JP 27638397A JP H1194621 A JPH1194621 A JP H1194621A
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JP
Japan
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sensor
sensor tube
pickup
vibrator
coil
Prior art date
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Application number
JP27638397A
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English (en)
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JP3767120B2 (ja
Inventor
Futoshi Takahashi
太 高橋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP27638397A priority Critical patent/JP3767120B2/ja
Publication of JPH1194621A publication Critical patent/JPH1194621A/ja
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Publication of JP3767120B2 publication Critical patent/JP3767120B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピックアップのセンサコイル及び加振器の励
磁コイルに流れる電流値を大きくする。 【解決手段】 ピックアップ23、24、31、32の
センサコイル23a、24a、31a、32aを収納す
るピックアップホルダ25、28、33、35と、加振
器38、39の励磁コイル38a、39aを収納する加
振器ホルダ40、42と、加振器38、39を駆動さ
せ、ピックアップ23、24、31、 32の出力から
流量を求める制御回路20を収納する変換器26とを、
連通さ せ、被筒の密閉容器44を形成して、全ての導
通部分を収納することで、ピッ クアップ23、24、
31、32の出力する電流を大きくして検出感度を向上
させることができ、また、加振器38、39に供給す
る電流を大きくして励振 力を大きくすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定流体の密度
または質量流量を計測する振動式測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の振動式測定装置は、ケーシング内
に、被測定流体が流通するセンサチューブが設けられ、
センサチューブには、センサチューブを同期振動させる
ための加振器と、センサチューブの変位を検出する上流
側ピックアップと下流側ピックアップとが設けられてい
る。センサチューブを振動させることによって、被測定
流体の流量に応じたコリオリ力が発生し、センサチュー
ブの流入側と流出側とでコリオリ力の作用方向が逆向き
になることを利用し、この位相差から流量を測定する。
加振器は、励磁コイルとマグネットとから構成されてい
る。そして、これらの加振器はケーシングに励磁コイル
が固定され、センサチューブにマグネットが励磁コイル
に対向するように設けられており、励磁コイルに電流が
供給されることにより、マグネットが変位してセンサチ
ューブを振動させる。
【0003】上流側ピックアップ及び下流側ピックアッ
プは、それぞれセンサコイルとマグネットとから構成さ
れており、センサチューブが変位すると、センサコイル
とマグネットとが相対変位してセンサコイルに電流が発
生する。この電流を検出することでセンサチューブの変
位を測定している。
【0004】上記従来の振動式測定装置では、振動式測
定装置は爆発危険雰囲気において使用されることが多
い。このため、振動式測定装置は、加振器の励磁コイル
やピックアップのセンサコイルに流れる電流値を制限し
た本質安全防爆構造をとっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の振動式測定
装置では、上述のように励磁コイルには所定の電流値以
下の電流を供給し、また、ピックアップのセンサコイル
に流れる電流も所定値以下に抑えることが好ましい。し
かし、このように電流値を制限した場合には、振動式測
定装置の口径が大きかったり、被測定流体の圧力や密度
が大きかったりするなどして加振器に大きな励振力が求
められるときに、励振力が不足したり、また、ピックア
ップよりの出力が小さくなるなど、測定が正確に行えな
いといった問題が生じる虞がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、加振器やピックアップに流れる電流値の制限を不要
とした振動式測定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ケーシングと、前記ケー
シング内に設けられ、被測定流体が流通するセンサチュ
ーブと、前記センサチューブを支持する支持部材と、前
記ケーシング側に取り付けられた励磁コイルと前記セン
サチューブに取り付けられたマグネットとからなり、前
記センサチューブを振動させる加振器と、前記センサチ
ューブの前記支持部材と前記加振器との間に取り付けら
れ、前記センサチューブの変位を検出するピックアップ
と、前記加振器を加振駆動させて前記センサチューブを
振動させるとともに、前記ピックアップにより検出され
たセンサチューブの変位に基づいて、前記センサチュー
ブ内を流通する流体の密度または質量流量を求める制御
手段と、からなる振動式測定装置において、前記制御手
段が収納される密閉空間を有する制御手段収納容器と、
前記ケーシングに取り付けられ、前記加振器の励磁コイ
ルが収納される密閉空間を有する加振器ホルダと、を設
けたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の振動式測定装置において、前記制御手段収納容器の
密閉空間と前記加振器ホルダの密閉空間とが連通して一
つの密閉空間を形成することを特徴とする。
【0009】従って、請求項1または2記載の発明は、
加振器の励磁コイルを加振器ホルダの密閉空間内に収納
することで、爆発危険雰囲気と加振器の導通部分である
励磁コイルとを隔離することができる。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の振動式測定装置において、前記加振器ホル
ダは、前記マグネットに直接対峙する部分が非磁性体で
形成され、前記励磁コイルを挟んでマグネットに対峙す
る部分が磁性体で形成されていることを特徴とする。
【0011】従って、請求項3記載の発明は、マグネッ
トの磁力線が加振器ホルダの磁性体部分に沿うように磁
界が形成されて閉磁界に近い状態となるため、磁性体部
分とマグネットとの間のある励磁コイルをより多くの磁
力線が横切ることとなる。
【0012】また、請求項4記載の発明は、ケーシング
と、前記ケーシング内に設けられ、被測定流体が流通す
るセンサチューブと、前記センサチューブを支持する支
持部材と、前記センサチューブを振動させる加振器と、
前記ケーシング側に取り付けられた検出部と前記センサ
チューブに取り付けられた被検出部とからなり、前記セ
ンサチューブの前記支持部材と前記加振器との間に取り
付けられて前記センサチューブの変位を検出するピック
アップと、前記加振器を加振駆動させて前記センサチュ
ーブを振動させるとともに、前記ピックアップにより検
出されたセンサチューブの変位に基づいて、前記センサ
チューブ内を流通する流体の密度または質量流量を求め
る制御手段と、からなる振動式測定装置において、前記
制御手段が収納される密閉空間を有する制御手段収納容
器と、前記ケーシングに取り付けられ、前記ピックアッ
プの検出部が収納される密閉空間を有するピックアップ
ホルダと、を設けたことを特徴とする。
【0013】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の振動式測定装置において、前記制御手段収納容器の
密閉空間と前記ピックアップホルダの密閉空間とが連通
して一つの密閉空間を形成することを特徴とする。
【0014】従って、請求項4または5記載の発明は、
ピックアップの検出部をピックアップホルダの密閉空間
内に収納することで、爆発危険雰囲気とピックアップの
導通部分である検出部とを隔離することができる。
【0015】また、請求項6記載の発明は、請求項4ま
たは5記載の振動式測定装置において、前記ピックアッ
プは、前記ケーシング側に取り付けられたセンサコイル
と前記センサチューブに取り付けられたマグネットとか
らなり、前記センサコイルを収納する前記ピックアップ
ホルダは、前記マグネットに直接対峙する部分が非磁性
体で形成され、前記センサコイルを挟んでマグネットに
対峙する部分が磁性体で形成されていることを特徴とす
る。
【0016】従って、請求項6記載の発明は、マグネッ
トの磁力線がピックアップホルダの磁性体部分に沿うよ
うに磁界が形成されて閉磁界に近い状態となるため、磁
性体部分とマグネットとの間のあるセンサコイルをより
多くの磁力線が横切ることとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態の振
動式測定装置を質量流量計として用いたものを図1乃至
図4に基づいて説明する。振動式測定装置は密閉された
ケーシング1内に被測定流体が流通する流路2を挿通し
てなる。流路2は、流入路3と、一対のセンサチューブ
4、5と、流出路6とより構成されている。
【0018】ケーシング1は、円筒状に形成された本体
7と、その両端開口を閉塞するふた部材8、9とから構
成されている。蓋部材8は、内部に流入路3が設けられ
るとともに、流入側端部に上流側配管(図示せず)に連
結されるフランジ8aを有し、他端側はセンサチューブ
4、5を支持する支持部材であるサポート10を介して
一対のセンサチューブ4、5に接続されている。また、
蓋部材9は、内部に流出路6が設けられるとともに、流
出側端部に下流側配管(図示せず)に連結されるフラン
ジ9aを有し、他端側はセンサチューブ4、5を支持す
る支持部材であるサポート11を介して一対のセンサチ
ューブ4、5に接続されている。
【0019】サポート10は、弾性部材とシール材を兼
ねたOリング12を介して蓋部材8に固定されており、
流路2を流入路3から一対のセンサチューブ4、5に分
岐させるように、蓋部材8とともにマニホールド14を
形成している。また、サポート11は、Oリング15を
介して蓋部材9に固定されており、流路2を一対のセン
サチューブ4、5から流出路6に合流させるように、蓋
部材9とともにマニホールド17を形成している。
【0020】Oリング12、15は、ケーシング1の振
動がサポート10、11を介してセンサチューブ4、5
に伝播しないように作用する。
【0021】一対のセンサチューブ4、5は、流体の流
れ方向に直線上に延在するステンレス製の直管よりな
り、互いに平行になるように両端側がサポート10、1
1に貫通して接続されており、流入路3と流出路6とを
連通している。また、一対のセンサチューブ4、5の両
端近傍にはセンサチューブ4、5が貫通することによっ
てセンサチューブ4、5に固定される連節板18が設け
られており、流量測定時には連節板18を振動の節とし
てセンサチューブ4、5が振動する。
【0022】センサチューブ4、5には、後述の上流側
ピックアップ23、24、下流側ピックアップ31、3
2、加振器38、39が設けられている。加振器38、
39はセンサチューブ4、5を振動させ、上流側ピック
アップ23、24または下流側ピックアップ31、32
では、センサチューブ4、5の振動が上流側または下流
側の振動の位相を検出する。
【0023】以下に、上記構成になる振動式測定装置の
動作を説明する。流量測定時、変換器26(制御手段収
納容器)に収納された制御回路20(制御手段)は、加
振器38、39に電流を供給することにより、一対のセ
ンサチューブ4、5を図中、y方向に共振周波数で振動
させる。上流側配管から供給された被測定流体は流入路
3よりセンサチューブ4、5内に流入し、流出路6より
下流側配管に流出する。
【0024】上述のように振動するセンサチューブ4、
5に流体が流れるとその流量に応じた大きさのコリオリ
力が発生する。これにより、上流側ピックアップ23、
24の出力信号と下流側ピックアップ31、32の出力
信号から検出される変位量との間には位相差が現れる。
【0025】この流入側と流出側との位相差が流量に比
例するため、制御回路20は上流側ピックアップ23、
24からの出力信号と下流側ピックアップ31、32か
らの出力信号の位相差に基づいて流量を演算する。
【0026】以下に、上流側ピックアップ23、24、
下流側ピックアップ31、32について説明する。図
3、図4に示すように、上流側ピックアップ23、24
は、センサコイル23aとマグネット23bとからなる
ピックアップ23と、センサコイル24aとマグネット
24bとからなるピックアップ24とから大略構成され
ている。
【0027】ピックアップ23、24はそれぞれセンサ
コイル23a、24aがケーシングに、マグネット23
b、24bがセンサチューブ4、5に固定されているの
で、後述の加振器38、39によってセンサチューブ
4、5が加振方向(図中、y方向)に相対変位させられ
ると、センサコイル23a、24aとマグネット23
b、24bとが相対変位してセンサコイル23a、24
aに電流が発生する。ピックアップ23、24は、この
電流の電圧値を検出して制御回路20に出力する。制御
回路20では、ピックアップ23、24の出力する電圧
値の平均から上流側ピックアップ23、24が設けられ
た位置のセンサチューブ4、5の変位量を求める。
【0028】センサコイル23aは、ピックアップホル
ダ25に収納されており、ピックアップホルダ25は円
筒形の磁性体部25aと、磁性体部25aに設けられた
有底円筒形の非磁性体部25bとから構成されている。
非磁性体部25bの開口部に設けられたつば部と磁性体
部25aの一方の開口部とが接続されることにより、非
磁性体部25bと磁性体部25aとの間にセンサコイル
23aを収納するための空間(密閉空間)が形成されて
いる。
【0029】磁性体部25aには、強磁性体である鉄な
どの磁性体を用い、非磁性体部25bにはオーステナイ
ト系ステンレスなどの非磁性体を用いている。マグネッ
ト23bにより発生する磁界に対して、非磁性体部25
bはほとんど影響を及ぼさないが、磁性体部25aはヨ
ークとして作用し、マグネット23aの磁力線が磁性体
部25aに沿うようにゆがめられ、図4に矢印で示した
ような磁界を形成する。これによって閉磁界に近い状態
となり、多くの磁力線がセンサコイル23aを横切るよ
うになる。つまり、センサコイル23aの移動範囲にお
いては磁界が強められることになり、センサコイル23
aで発生する電流値が大きくなる。
【0030】ピックアップホルダ25のセンサコイル2
3aの密閉空間と制御回路20が収納されている変換器
26内の密閉空間とは、センサコイル24aと制御回路
20とを結ぶ導線が収納される金属管27によって連通
している。センサコイル24aもセンサコイル23aと
同様に磁性体部28aと非磁性体部28bとからなるピ
ックアップホルダ25と同様なピックアップホルダ28
の密閉空間に収納されており、ピックアップホルダ28
のセンサコイル24aの密閉空間と制御回路20が収納
されている変換器26内の空間とは、センサコイル24
aと制御回路20を結ぶ導線が収納されている金属管2
9によって連通している。
【0031】また、下流側ピックアップ31、32につ
いても、上流側ピックアップ23、24と同様の構成で
あり、センサコイル31aとマグネット31bとからな
るピックアップ31と、センサコイル32aとマグネッ
ト32bとからなるピックアップ32とから大略構成さ
れている。そして、センサチューブ4、5のy方向の変
位をピックアップ31、32により加振器38、39の
下流側で検出し、センサコイル31a、32aに発生す
る電流を制御回路20に出力する。
【0032】センサコイル31aは、ピックアップホル
ダ25と同様なピックアップホルダ33の密閉空間に収
納されており、ピックアップホルダ33は円筒形の磁性
体部33aと、磁性体部33aに設けられた有底円筒形
の非磁性体部33bとから構成されている。非磁性体部
33bの開口部に設けられたつば部と磁性体部33aの
一方の開口部とが接続されることにより、非磁性体部3
3bと磁性体部33aとの間にセンサコイル31aを収
納するための空間(密閉空間)が形成されている。
【0033】ピックアップホルダ33のセンサコイル3
1aの密閉空間と制御回路20が収納されている変換器
26内の密閉空間とは、センサコイル31aと制御回路
20とを結ぶ導線が収納される金属管34によって連通
している。センサコイル32aもセンサコイル31aと
同様に磁性体部35aと非磁性体部35bとからなるピ
ックアップホルダ35の密閉空間に収納されており、ピ
ックアップホルダ35のセンサコイル32aの密閉空間
と変換器26内の空間とは、センサコイル32aと制御
回路20を結ぶ導線が収納されている金属管36によっ
て連通している。
【0034】次に、加振器38、39について説明す
る。加振器38、39は、図5に示すように、励磁コイ
ル38aとマグネット38bとからなる加振器38と、
励磁コイル39aとマグネット39bとからなる加振器
39とから構成されており、励磁コイル38a、39a
はケーシングに、マグネット38b、39bはそれぞれ
センサチューブ4、5に固定されている。励磁コイル3
8a、39aには制御手段収納容器である変換器26内
に収納された制御回路20から電流を供給するための導
線が接続されており、励磁コイル38a、39aに励振
電流を供給することにより、励磁コイル38aとマグネ
ット38bと、励磁コイル39aとマグネット39bと
を図中、y方向に相対変位させてセンサチューブ4、5
を振動させる。
【0035】励磁コイル38aは、加振器ホルダ40に
収納されており、加振器ホルダ40は円筒形の磁性体部
40aと、磁性体部40aに設けられた有底円筒形の非
磁性体部25bとから構成されている。非磁性体部40
bの開口部に設けられたつば部と磁性体部40bの一方
の開口部とが接続されることにより、非磁性体部40b
と磁性体部40aとの間に励磁コイル38aを収納する
ための空間(密閉空間)が形成されている。
【0036】加振器ホルダ40の励磁コイル38aの密
閉空間と制御回路20が収納されている変換器26内の
密閉空間とは、励磁コイル38aと制御回路20とを結
ぶ導線が収納される金属管41によって連通している。
励磁コイル39aも励磁コイル38aと同様に磁性体部
42aと非磁性体部42bとからなる加振器ホルダ42
の密閉空間に収納されており、加振器ホルダ42の励磁
コイル39aの密閉空間と変換器26内の空間とは、励
磁コイル39aと制御回路20を結ぶ導線が収納されて
いる金属管43によって連通している。
【0037】従って、変換器26と、上流側ピックアッ
プ23、24のセンサコイル23a、24aが収納され
るピックアップホルダ25、28内の空間と、下流側ピ
ックアップ31、32のセンサコイル31a、32aの
収納されるピックアップホルダ33、35内の空間と、
加振器38、39の加振器38、39の励磁コイル38
a、39aが収納されるピックアップホルダ40、42
内の空間と、のそれぞれは、金属管27、29、34、
36、41、43によって連通しており、金属管27、
29、34、36、41、43と変換器26の接続部分
は樹脂モールド等により機密に保持されている。これに
よって、変換器26と、ピックアップホルダ25、2
8、33、35と、加振器ホルダ40、42と、金属管
27、29、34、36、41、43とから一つの密閉
容器44が形成されてることになり、これにより、密閉
容器44内には一つの密閉空間が形成されることにな
る。
【0038】密閉容器44は、内部を流れる電気によっ
て火花が発生したり、爆発が起きたときでも、密閉容器
44の外側の爆発危険雰囲気であるケーシング1外部及
びケーシング1内部に影響を及ぼさないように、耐圧防
爆容器となっている。
【0039】ここで、センサチューブ4、5をy方向に
相対変位させるための励振力は、励磁コイル38a、3
9aに供給する励振電流の大きさ及びマグネット38
b、39bの磁束密度によって決定され、励振電力また
は磁束密度を大きくすると励振力が大きくなることは、
f(励振力)=I(電流)×B(磁束密度)の式からも
明らかである。ところが、振動式測定装置は防爆構造が
必要な雰囲気において使用されることが多く、このた
め、使用する電流値を制限した本質安全防爆構造をとっ
ており、加振器38、39の励磁コイル38a、39a
に流す電流値に上限がある。
【0040】加振器31の励振力は励磁コイル31aに
流す電流値に比例するため、センサチューブ4、5を振
動させるのに大きな励振力が必要なときには、励磁コイ
ル31a、32aに上限値の電流を供給しても必要な励
振力に達っしないことがある。つまり、従来の振動式測
定装置では、被測定流体の状態(流体密度、流速、圧力
など)や、センサチューブ4、5の状態(材質・肉厚等
による強度、口径、長さなど)によっては、加振器3
8、39の励振力が不足し、測定が正確に行えないとい
った問題が起こりえた。
【0041】しかし、本実施の形態の振動式測定装置で
は、電流の流れる導通部分である制御回路20と、セン
サコイル23a、24a、31a、32aと、励磁コイ
ル38a、39aと、それぞれのコイルと制御回路20
とを結ぶ導線とが、耐圧防爆容器である密閉容器44内
に全て収納されているため、流れる電流値に制限を設け
る本質安全防爆構造をとる必要がない。
【0042】これによって、励磁コイル38a、39a
に大きな電流を供給できるようになり、加振器38、3
9の励振力を大きくすることができる。また、加振器3
8、39の励振力が大きくなることによってセンサチュ
ーブ4、5の変位量が大きくなり、これによって上流側
ピックアップ23、24、下流側ピックアップ31、3
2のセンサコイル23a、24a、31a、32aに流
れる電流値も大きくなるが、これについても密閉容器4
4内のみで電流が流れるため、電流値の大きさが問題と
なることがない。
【0043】また、センサコイル23a、24a、31
a、32aの出力する電流値も大きくすることができる
ため、センサチューブ4、5の変位量の検出感度が向上
し、振動式測定装置の流量測定精度を向上させることが
できる。
【0044】以上述べたように、本実施の形態の振動式
測定装置では、電気の流れる導通部分が耐圧防爆容器で
ある密閉容器44内に収納されているため、本質安全防
爆構造をとっていた従来の振動式測定装置の加振器に比
べてより大きな励振力を発生でき、また、ピックアップ
23、24、31、32の出力を大きくすることができ
る。このため、センサチューブ4、5のy方向の変位量
が大きくなり、上流側ピックアップ23、24、下流側
ピックアップ31、32でセンサチューブ4、5の変位
を正確に且つ大きく出力することができるので、流量測
定精度が向上する。また、加振器38、39の励振力が
大きいため、センサチューブ4、5の口径を大きくし
て、流量が大の配管部分にも用いることができるように
なる。
【0045】また、従来の本質安全防爆構造の振動式測
定装置と異なり、電流値制限のためのバリア回路を設け
る必要がないため、バリア回路を設けるためのコスト及
びスペースを削減することができ、振動式測定装置の低
価格化と、小型化を図ることができる。
【0046】また、ピックアップ23、24、31、3
2、加振器38、39は、センサコイル23a、24
a、31a、32a、励磁コイル38a、39aのそれ
ぞれを収納しているピックアップホルダ25、28、3
3、35、加振器ホルダ40、42の磁性体部25a、
28a、33a、35a、40a、42aによって、マ
グネット23b、24b、31b、32b、38b、3
9bによって発生する磁力線がゆがめられて閉磁界に近
い磁界が形成され、センサコイル23a、24a、31
a、32a、励磁コイル38a、39aの移動範囲の磁
界が強められることによって、ピックアップ23、2
4、31、32は出力する電流値が大きくなるため、検
出感度が向上し、加振器38、39は励振力が大きくな
る。
【0047】なお、本実施の形態では、制御手段収納容
器である変換器26内の空間と、ピックアップホルダ2
5、28、33、35内の空間と、加振器ホルダ40、
42内の空間と、を金属管27、29、34、36、4
1、43によって連通させて一つの密閉容器44を形成
することにより、密閉容器44内の一つの密閉空間と形
成させているが、変換器26内の空間と、ピックアップ
ホルダ25、28、33、35内の空間と、加振器ホル
ダ40、42内の空間と、のそれぞれが独立した密閉空
間となっていてもよい。この場合、空間の密閉性が保た
れることで制御回路20、センサコイル23a、24
a、31a、32a、励磁コイル38a、39aが周囲
の爆発危険雰囲気と隔離されるこのになるので上述の実
施の形態と同様の効果を生じる。また、上述のように独
立した密閉空間とした場合においては、上記金属管に代
えて絶縁体で被覆された電線により、上記独立した各空
間を電気的に接続してもよい。
【0048】また、本実施の形態では、一対の直管状の
センサチューブ7、8が平行に配設された構成を一例と
して説明したが、これに限らず、例えば単管のセンサチ
ューブや、J字状のセンサチューブを有する構成にも本
発明が適用できる。
【0049】また、本実施の形態では、上流側ピックア
ップ23、24と下流側ピックアップ31、32とから
検出されるセンサチューブ4、5の変位量の位相差に基
づいて流量を検出する構成を一例として説明したが、加
振器38、39と上流側ピックアップ23、24との位
相差、または、加振器38、39と下流側ピックアップ
31、32との位相差から流量を求める構成にも本発明
が適用できる。
【0050】また、本実施の形態では、振動式測定装置
を質量流量計として用いた場合を例に説明したが、セン
サチューブ4、5の共振周波数に基づいて被測定流体の
密度を測定する密度計として用いる場合でも同様の効果
を有する。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明の振動式測定装置
は、制御手段を制御手段収納容器内の密閉空間内に収納
し、加振器の励磁コイルを加振器ホルダ内の密閉空間内
に収納することで、励磁コイルと励磁コイルに電流を供
給する制御手段とが爆発危険雰囲気と隔離される。これ
により、加振器に供給する電流の制限を緩和することが
できるので、加振器の励振力を大きくすることができ
る。従って、振動式測定装置の口径を大きくしたり、圧
力や密度の大きな被測定流体の測定に用いることができ
るなど、振動式測定装置の使用範囲を広げることができ
る。
【0052】また、請求項2の振動式測定装置は、加振
器ホルダ内の密閉空間と制御手段を収納する制御手段収
納容器内の密閉空間とを一つの密閉空間とすることで、
該密閉空間の外側の爆発危険雰囲気と隔離することがで
きる。これにより、加振器に供給する電流の制限を緩和
することができるので、加振器の励振力を大きくするこ
とができる。従って、振動式測定装置の口径を大きくし
たり、圧力や密度の大きな被測定流体の測定に用いるこ
とができるなど、振動式測定装置の使用範囲を広げるこ
とができる。
【0053】また、請求項3の振動式測定装置は、加振
器がマグネットと励磁コイルとから構成されるとき、導
通部分の励磁コイルが収納される加振器ホルダの、励磁
コイルを挟んでマグネットと対峙する部分が磁性体、直
接マグネットと対峙する部分が非磁性体で形成されるの
で、ホルダの磁性体部分がヨークとなって、マグネット
の磁力線がホルダの磁性体部分に沿うように磁界が形成
されて閉磁界に近い状態となるため、磁性体部分とマグ
ネットとの間のある励磁コイルをより多くの磁力線が横
切ることとなり、励磁コイルに作用する磁界の強さが大
きくなるので、加振器の励振力を大きくすることができ
る。従って、振動式測定装置の口径を大きくしたり、圧
力や密度の大きな被測定流体の測定に用いることができ
るなど、振動式測定装置の使用範囲を広げることができ
る。
【0054】また、請求項4の振動式測定装置は、制御
手段を制御手段収納容器内の密閉空間内に収納し、ピッ
クアップの検出部をピックアップホルダ内の密閉空間内
に収納することで、検出部と検出部から電流による信号
が入力される制御手段とが爆発危険雰囲気と隔離され
る。これにより、ピックアップに流れる電流の制限を緩
和することができ、ピックアップの出力を大きくするこ
とができるので、センサチューブの変位の検出感度を向
上させ、振動式測定装置の測定精度を向上させることが
できる。
【0055】また、請求項5の振動式測定装置は、ピッ
クアップホルダ内の密閉空間と制御手段を収納する制御
手段収納容器内の密閉空間とを一つの密閉空間とするこ
とで、該密閉空間の外側の爆発危険雰囲気と隔離するこ
とができる。これにより、ピックアップに流れる電流の
制限を緩和することができ、ピックアップの出力を大き
くすることができるので、センサチューブの変位の検出
感度を向上させ、振動式測定装置の測定精度を向上させ
ることができる。
【0056】また、請求項6の振動式測定装置は、ピッ
クアップがマグネットとセンサコイルとから構成される
とき、導通部分のセンサコイルが収納されるピックアッ
プホルダの、センサコイルを挟んでマグネットと対峙す
る部分が磁性体、直接マグネットと対峙する部分が非磁
性体で形成されるので、ホルダの磁性体部分がヨークと
なって、マグネットの磁力線がホルダの磁性体部分に沿
うように磁界が形成されて閉磁界に近い状態となるた
め、磁性体部分とマグネットとの間のある励磁コイルを
より多くの磁力線が横切ることとなり、センサコイルに
作用する磁界の強さが大きくなるので、センサコイルの
検出感度を向上することができ、振動式測定装置の測定
精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の振動式測定装置を示す
断面図である。
【図2】同振動式測定装置のA−A断面図である。
【図3】同振動式測定装置のB−B断面図(D−D断面
図)である。
【図4】同振動式測定装置のピックアップ23(31)
を示すB−B断面(D−D断面)の部分拡大図である。
【図5】同振動式測定装置のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 流路 3 流入路 4 センサチューブ 5 センサチューブ 6 流出路 7 本体 8 蓋部材(支持部材) 8a フランジ 9 蓋部材(支持部材) 9a フランジ 10 サポート(支持部材) 11 サポート(支持部材) 12 Oリング 14 マニホールド 15 Oリング 17 マニホールド 18 連節板 20 制御回路(制御手段) 23 ピックアップ 23a センサコイル(検出部) 23b マグネット(被検出部) 24 ピックアップ 24a センサコイル(検出部) 24b マグネット(被検出部) 25 ピックアップホルダ 25a 磁性体部 25b 非磁性体部 26 変換器(制御手段収納容器) 27 金属管 28 ピックアップホルダ 28a 磁性体部 28b 非磁性体部 29 金属管 31 ピックアップ 31a センサコイル(検出部) 31b マグネット(被検出部) 32 ピックアップ 32a センサコイル(検出部) 32b マグネット(被検出部) 33 ピックアップホルダ 33a 磁性体部 33b 非磁性体部 34 金属管 35 ピックアップホルダ 35a 磁性体部 35b 非磁性体部 36 金属管 38 加振器 38a 励磁コイル 38b マグネット 39 加振器 39a 励磁コイル 39b マグネット 40 加振器ホルダ 40a 磁性体部 40b 非磁性体部 41 金属管 42 加振器ホルダ 42a 磁性体部 42b 非磁性体部 43 金属管 44 密閉容器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと、 前記ケーシング内に設けられ、被測定流体が流通するセ
    ンサチューブと、 前記センサチューブを支持する支持部材と、 前記ケーシング側に取り付けられた励磁コイルと前記セ
    ンサチューブに取り付けられたマグネットとからなり、
    前記センサチューブを振動させる加振器と、 前記センサチューブの前記支持部材と前記加振器との間
    に取り付けられ、前記センサチューブの変位を検出する
    ピックアップと、 前記加振器を加振駆動させて前記センサチューブを振動
    させるとともに、前記ピックアップにより検出されたセ
    ンサチューブの変位に基づいて、前記センサチューブ内
    を流通する流体の密度または質量流量を求める制御手段
    と、からなる振動式測定装置において、 前記制御手段が収納される密閉空間を有する制御手段収
    納容器と、 前記ケーシングに取り付けられ、前記加振器の励磁コイ
    ルが収納される密閉空間を有する加振器ホルダと、を設
    けたことを特徴とする振動式測定装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段収納容器の密閉空間と前
    記加振器ホルダの密閉空間とが連通して一つの密閉空間
    を形成することを特徴とする請求項1記載の振動式測定
    装置。
  3. 【請求項3】 前記加振器ホルダは、前記マグネット
    に直接対峙する部分が非磁性体で形成され、前記励磁コ
    イルを挟んでマグネットに対峙する部分が磁性体で形成
    されていることを特徴とする請求項1または2記載の振
    動式測定装置。
  4. 【請求項4】 ケーシングと、 前記ケーシング内に設けられ、被測定流体が流通するセ
    ンサチューブと、 前記センサチューブを支持する支持部材と、 前記センサチューブを振動させる加振器と、 前記ケーシング側に取り付けられた検出部と前記センサ
    チューブに取り付けられた被検出部とからなり、前記セ
    ンサチューブの前記支持部材と前記加振器との間に取り
    付けられて前記センサチューブの変位を検出するピック
    アップと、 前記加振器を加振駆動させて前記センサチューブを振動
    させるとともに、前記ピックアップにより検出されたセ
    ンサチューブの変位に基づいて、前記センサチューブ内
    を流通する流体の密度または質量流量を求める制御手段
    と、からなる振動式測定装置において、 前記制御手段が収納される密閉空間を有する制御手段収
    納容器と、 前記ケーシングに取り付けられ、前記ピックアップの検
    出部が収納される密閉空間を有するピックアップホルダ
    と、を設けたことを特徴とする振動式測定装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段収納容器の密閉空間と前
    記ピックアップホルダの密閉空間とが連通して一つの密
    閉空間を形成することを特徴とする請求項2記載の振動
    式測定装置。
  6. 【請求項6】 前記ピックアップは、前記ケーシング
    側に取り付けられたセンサコイルと前記センサチューブ
    に取り付けられたマグネットとからなり、前記センサコ
    イルを収納する前記ピックアップホルダは、前記マグネ
    ットに直接対峙する部分が非磁性体で形成され、前記セ
    ンサコイルを挟んでマグネットに対峙する部分が磁性体
    で形成されていることを特徴とする請求項4または5記
    載の振動式測定装置。
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