JPH119091A - 土壌中の有害生物の防除方法 - Google Patents
土壌中の有害生物の防除方法Info
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- JPH119091A JPH119091A JP17055197A JP17055197A JPH119091A JP H119091 A JPH119091 A JP H119091A JP 17055197 A JP17055197 A JP 17055197A JP 17055197 A JP17055197 A JP 17055197A JP H119091 A JPH119091 A JP H119091A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明が解決しようとする課題は、作物に障
害を与えず、安全で環境に優しく、且つ簡便、低コスト
で土壌中の有害生物を効果的に防除する、土壌中の有害
生物の防除方法を提供することにある。 【解決手段】 作物を播種または定植する前、又は作物
の成育中に、作物の根圏深さ付近の土壌に設置した灌水
パイプから、溶存酸素を除去した温水を供給することに
より、作物の根圏付近から地表下5cm迄の温度を30
℃以上に上昇させることを特徴とする土壌中の有害生物
の防除方法。
害を与えず、安全で環境に優しく、且つ簡便、低コスト
で土壌中の有害生物を効果的に防除する、土壌中の有害
生物の防除方法を提供することにある。 【解決手段】 作物を播種または定植する前、又は作物
の成育中に、作物の根圏深さ付近の土壌に設置した灌水
パイプから、溶存酸素を除去した温水を供給することに
より、作物の根圏付近から地表下5cm迄の温度を30
℃以上に上昇させることを特徴とする土壌中の有害生物
の防除方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土壌中の有害生物
の防除方法に関するものであり、特に溶存酸素を除去し
た温水を土壌中に供給することで、安全、且つ省力的に
農作物に有害な土壌中の生物を防除することが出来る有
害生物の防除方法に関する。
の防除方法に関するものであり、特に溶存酸素を除去し
た温水を土壌中に供給することで、安全、且つ省力的に
農作物に有害な土壌中の生物を防除することが出来る有
害生物の防除方法に関する。
【0002】
【従来の技術】農園芸分野において、土壌線虫、土壌病
害菌、土壌中の昆虫及びその幼虫、または小動物等によ
ってもたらされる作物の被害は甚大であり、しばしば作
物を壊滅させ、その圃場での作物の連作を不可能にす
る。そこで、やむを得ず輪作、転作、休作等の措置が講
じられている。この様な事態を回避するために、従来か
ら土壌殺虫剤、土壌殺菌剤等の土壌病害虫防除剤が用い
られている。更に、施設栽培では、太陽熱や熱水を利用
した土壌消毒も行われている。
害菌、土壌中の昆虫及びその幼虫、または小動物等によ
ってもたらされる作物の被害は甚大であり、しばしば作
物を壊滅させ、その圃場での作物の連作を不可能にす
る。そこで、やむを得ず輪作、転作、休作等の措置が講
じられている。この様な事態を回避するために、従来か
ら土壌殺虫剤、土壌殺菌剤等の土壌病害虫防除剤が用い
られている。更に、施設栽培では、太陽熱や熱水を利用
した土壌消毒も行われている。
【0003】土壌病害虫防除剤は、土壌の一定の深さに
わたって、出来るだけ均一に分布させる必要がある。そ
こで、粉体の場合は、鋤込み等により土壌中に分散させ
る必要がある。また、液体の場合は、地表からの施用で
は土壌の十分な深さまで薬液が浸透しないので、圃面に
一定間隔で穴を開け、個々の穴に少量ずつ注入する等の
方法がとられている。
わたって、出来るだけ均一に分布させる必要がある。そ
こで、粉体の場合は、鋤込み等により土壌中に分散させ
る必要がある。また、液体の場合は、地表からの施用で
は土壌の十分な深さまで薬液が浸透しないので、圃面に
一定間隔で穴を開け、個々の穴に少量ずつ注入する等の
方法がとられている。
【0004】特に、土壌病害虫防除剤としては、土壌中
に有効成分を均一に分布させる観点から、土壌中で有効
成分が揮発する燻蒸性の農薬、例えばクロルピクリン、
メチルブロマイド等が多用されている。しかしながら、
土壌病害虫防除剤は、作物や人体にも有害なものが多
く、施用に細心の安全対策と多くの労力を必要とする。
更に作物に有害な薬剤は播種、定植の前に鋤返し等によ
り、薬剤を土壌中から排除する必要がある。
に有効成分を均一に分布させる観点から、土壌中で有効
成分が揮発する燻蒸性の農薬、例えばクロルピクリン、
メチルブロマイド等が多用されている。しかしながら、
土壌病害虫防除剤は、作物や人体にも有害なものが多
く、施用に細心の安全対策と多くの労力を必要とする。
更に作物に有害な薬剤は播種、定植の前に鋤返し等によ
り、薬剤を土壌中から排除する必要がある。
【0005】また、薬剤が地下水を汚染する等環境に悪
影響を与える可能性もある。更に、防除対象生物が既存
の薬剤に対して耐性を獲得しつつあり、薬剤の効果が弱
まってきている。そのため、規定量以上の薬剤散布で対
応しているのが現状であり、もし、新規な薬剤が開発さ
れたとしても、防除対象生物がその薬剤に対して耐性を
獲得するまでの一時凌ぎに過ぎなくなる恐れも否定でき
ない。
影響を与える可能性もある。更に、防除対象生物が既存
の薬剤に対して耐性を獲得しつつあり、薬剤の効果が弱
まってきている。そのため、規定量以上の薬剤散布で対
応しているのが現状であり、もし、新規な薬剤が開発さ
れたとしても、防除対象生物がその薬剤に対して耐性を
獲得するまでの一時凌ぎに過ぎなくなる恐れも否定でき
ない。
【0006】太陽熱による土壌消毒は、圃場に大量の灌
水を行い、マルチング等で地表を被覆した後、施設を密
閉することで行う。天候がよい日は、施設内の気温は6
0℃にもなる。これに伴い、圃場の地温も上昇し、土壌
の消毒を行うことができる。しかし、太陽熱による土壌
消毒は、消毒の実施が天候に左右されるため、播種、定
植が予定通り行えない問題があり、更に太陽熱を利用し
た消毒の効果が現れるのは、地表面及び地表に近いごく
浅い部分に限られるため、圃場の土壌すべてを消毒する
には、他の消毒方法を併用する必要がある。
水を行い、マルチング等で地表を被覆した後、施設を密
閉することで行う。天候がよい日は、施設内の気温は6
0℃にもなる。これに伴い、圃場の地温も上昇し、土壌
の消毒を行うことができる。しかし、太陽熱による土壌
消毒は、消毒の実施が天候に左右されるため、播種、定
植が予定通り行えない問題があり、更に太陽熱を利用し
た消毒の効果が現れるのは、地表面及び地表に近いごく
浅い部分に限られるため、圃場の土壌すべてを消毒する
には、他の消毒方法を併用する必要がある。
【0007】例えば、熱水による土壌消毒は、高温の熱
水を土壌表面に散布し続け、地中温を上昇せしめる方法
であり、例えば特公平7−63280号公報では80℃
にまで昇温した水が用いられ、地中温を55℃にまで上
昇させる。また特公昭48−34870号公報や特開昭
57−152828号公報には、高温の熱水を土壌中に
注入し、地中温を上昇せしめる方法が開示されている。
しかし、これらの方法では、土壌の目的温度を得るため
に、非常に高温かつ大量の灌水が必要であり、十分な効
果を発揮させるためには機器、及び運転に多大なコスト
がかかる。
水を土壌表面に散布し続け、地中温を上昇せしめる方法
であり、例えば特公平7−63280号公報では80℃
にまで昇温した水が用いられ、地中温を55℃にまで上
昇させる。また特公昭48−34870号公報や特開昭
57−152828号公報には、高温の熱水を土壌中に
注入し、地中温を上昇せしめる方法が開示されている。
しかし、これらの方法では、土壌の目的温度を得るため
に、非常に高温かつ大量の灌水が必要であり、十分な効
果を発揮させるためには機器、及び運転に多大なコスト
がかかる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、作物に障害を与えず、安全で環境に優し
く、且つ簡便、低コストで土壌中の有害生物を効果的に
防除する、土壌中の有害生物の防除方法を提供すること
にある。
する課題は、作物に障害を与えず、安全で環境に優し
く、且つ簡便、低コストで土壌中の有害生物を効果的に
防除する、土壌中の有害生物の防除方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、溶存酸素
を除去した温水を地中に灌水し、土壌中の根圏付近の地
温を30℃以上に上昇させることにより、土壌中の有害
生物、特に植物寄生性線虫を効果的に防除し得ることを
見いだし、本発明を完成するに至った。
を除去した温水を地中に灌水し、土壌中の根圏付近の地
温を30℃以上に上昇させることにより、土壌中の有害
生物、特に植物寄生性線虫を効果的に防除し得ることを
見いだし、本発明を完成するに至った。
【0010】即ち、本発明は、(1)作物を播種または
定植する前に、作物の根圏深さ付近の土壌に設置した灌
水パイプから、溶存酸素を除去した温水を供給すること
により、作物の根圏付近から地表下5cm迄の温度を3
0℃以上に上昇させることを特徴とする土壌中の有害生
物の防除方法、(2)溶存酸素を除去した温水の温度が
40℃以上であることを特徴とする(1)に記載の土壌
中の有害生物の防除方法、
定植する前に、作物の根圏深さ付近の土壌に設置した灌
水パイプから、溶存酸素を除去した温水を供給すること
により、作物の根圏付近から地表下5cm迄の温度を3
0℃以上に上昇させることを特徴とする土壌中の有害生
物の防除方法、(2)溶存酸素を除去した温水の温度が
40℃以上であることを特徴とする(1)に記載の土壌
中の有害生物の防除方法、
【0011】(3)作物の成育中に作物の根圏深さ付近
の土壌に設置した灌水パイプから、溶存酸素を除去した
温水を供給することにより、作物の根圏付近から地表下
5cm迄の温度を30℃以上に上昇させることを特徴と
する土壌中の有害生物の防除方法、(4)溶存酸素を除
去した温水の温度が、40℃以下であることを特徴とす
る(3)に記載の土壌中の有害生物の防除方法、
の土壌に設置した灌水パイプから、溶存酸素を除去した
温水を供給することにより、作物の根圏付近から地表下
5cm迄の温度を30℃以上に上昇させることを特徴と
する土壌中の有害生物の防除方法、(4)溶存酸素を除
去した温水の温度が、40℃以下であることを特徴とす
る(3)に記載の土壌中の有害生物の防除方法、
【0012】(5)溶存酸素を除去した温水の溶存酸素
濃度が、4ppm以下であることを特徴とする上記の
(1)〜(4)のいずれか一つに記載の土壌中の有害生
物の防除方法、(6)溶存酸素を除去した温水の土壌中
への供給流量を、灌水パイプ1m当たり3.0cm3/
秒以下とすることを特徴とする上記の(1)〜(4)の
いずれか一つに記載の土壌中の有害生物の防除方法、及
び、(7)有害生物が植物寄生性土壌線虫であることを
特徴とする上記の(1)〜(4)のいずれか一つに記載
の土壌中の有害生物の防除方法を含むものである。
濃度が、4ppm以下であることを特徴とする上記の
(1)〜(4)のいずれか一つに記載の土壌中の有害生
物の防除方法、(6)溶存酸素を除去した温水の土壌中
への供給流量を、灌水パイプ1m当たり3.0cm3/
秒以下とすることを特徴とする上記の(1)〜(4)の
いずれか一つに記載の土壌中の有害生物の防除方法、及
び、(7)有害生物が植物寄生性土壌線虫であることを
特徴とする上記の(1)〜(4)のいずれか一つに記載
の土壌中の有害生物の防除方法を含むものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の土壌中の有害生物
の防除方法について、詳細に説明する。本発明の土壌中
の有害生物の防除方法は、脱酸素水製造装置に水道、井
戸などの任意の水源からの原水を供給し、原水の溶存酸
素を除去した脱気水を調製し、次いでこの脱気水を加温
装置により加温した脱気温水を灌水パイプを通して土壌
中に灌水する。
の防除方法について、詳細に説明する。本発明の土壌中
の有害生物の防除方法は、脱酸素水製造装置に水道、井
戸などの任意の水源からの原水を供給し、原水の溶存酸
素を除去した脱気水を調製し、次いでこの脱気水を加温
装置により加温した脱気温水を灌水パイプを通して土壌
中に灌水する。
【0014】本発明の脱酸素水製造装置に用いられる、
水中からの溶存酸素の除去方法は、公知慣用の方法が用
いられるが、好ましい簡便な例として、例えば、特開昭
63−258605号公報に示された膜式真空脱酸素法
が挙げられる。これは、気体は通過できるが、液体は通
過できない膜の一方に原水を通し、もう一方を減圧する
という方法である。
水中からの溶存酸素の除去方法は、公知慣用の方法が用
いられるが、好ましい簡便な例として、例えば、特開昭
63−258605号公報に示された膜式真空脱酸素法
が挙げられる。これは、気体は通過できるが、液体は通
過できない膜の一方に原水を通し、もう一方を減圧する
という方法である。
【0015】この他、気体は通過できるが、液体は通過
できない膜を介して原水と酸素吸着剤を接触させる隔膜
酸素吸収法や、充填塔やスプレー塔内を減圧する、いわ
ゆる真空脱酸素法、温度上昇に伴う気体の溶解度の減少
を利用する加熱脱酸素法や、酸素以外のガスをバブリン
グする方法、超音波脱酸素法等、様々な方法が開示され
ている。本発明においては、これら既存の方法を適宜用
いることができる。
できない膜を介して原水と酸素吸着剤を接触させる隔膜
酸素吸収法や、充填塔やスプレー塔内を減圧する、いわ
ゆる真空脱酸素法、温度上昇に伴う気体の溶解度の減少
を利用する加熱脱酸素法や、酸素以外のガスをバブリン
グする方法、超音波脱酸素法等、様々な方法が開示され
ている。本発明においては、これら既存の方法を適宜用
いることができる。
【0016】中でも、装置が簡便で、運転費用も安価で
ある点から、膜式真空脱酸素法、真空脱酸素法が好まし
く、膜式真空脱酸素法がより好ましい。膜式真空脱酸素
法は、装置を比較的小型にすることが可能で、且つ装置
の取扱いが容易で、溶存酸素を高度に除去できる等の利
点を有している。膜式真空脱酸素法において用いられる
膜は、気体は通過できるが、液体は通過できないもので
あれば、どのような膜でも差し支えないが、装置のさら
なる小型化が可能であること等から中空糸膜が好まし
い。
ある点から、膜式真空脱酸素法、真空脱酸素法が好まし
く、膜式真空脱酸素法がより好ましい。膜式真空脱酸素
法は、装置を比較的小型にすることが可能で、且つ装置
の取扱いが容易で、溶存酸素を高度に除去できる等の利
点を有している。膜式真空脱酸素法において用いられる
膜は、気体は通過できるが、液体は通過できないもので
あれば、どのような膜でも差し支えないが、装置のさら
なる小型化が可能であること等から中空糸膜が好まし
い。
【0017】中でも、用いる中空糸膜の内径が250μ
m以下であれば、更に好ましい。また、中空糸膜は、そ
の構造が不均質であると、均質膜に比べて気体の通過速
度が高くなるため、脱酸素用膜としてより好適である。
膜の素材の例としては、疎水性で、気体通過速度が高
く、強度もあるポリ−4−メチル−1−ペンテン等が挙
げられる。
m以下であれば、更に好ましい。また、中空糸膜は、そ
の構造が不均質であると、均質膜に比べて気体の通過速
度が高くなるため、脱酸素用膜としてより好適である。
膜の素材の例としては、疎水性で、気体通過速度が高
く、強度もあるポリ−4−メチル−1−ペンテン等が挙
げられる。
【0018】真空装置としては、各種真空ポンプやアス
ピレーター等、既存の装置を適宜使用することができる
が、中でも、簡便な水封式真空ポンプ、ダイアフラム式
真空ポンプ、ドライ型真空ポンプ、水流アスピレーター
等が、大量の水蒸気の混入に耐えられるため好ましい。
ピレーター等、既存の装置を適宜使用することができる
が、中でも、簡便な水封式真空ポンプ、ダイアフラム式
真空ポンプ、ドライ型真空ポンプ、水流アスピレーター
等が、大量の水蒸気の混入に耐えられるため好ましい。
【0019】本発明において用いられる溶存酸素を除去
した温水の溶存酸素量は、飽和溶存酸素濃度の50%以
下が好ましく、30%以下がより好ましく、10%以下
が更に好ましい。具体的には、溶存酸素を除去した温水
の溶存酸素濃度として、4ppm以下、好ましくは3p
pm以下、更に好ましくは1ppm以下である。製造し
た脱酸素水は、酸素の再溶解を防ぐため、大気から遮断
して保存するか、あるいは、製造後速やかに使用、即
ち、加温し土壌に灌注することが望ましい。
した温水の溶存酸素量は、飽和溶存酸素濃度の50%以
下が好ましく、30%以下がより好ましく、10%以下
が更に好ましい。具体的には、溶存酸素を除去した温水
の溶存酸素濃度として、4ppm以下、好ましくは3p
pm以下、更に好ましくは1ppm以下である。製造し
た脱酸素水は、酸素の再溶解を防ぐため、大気から遮断
して保存するか、あるいは、製造後速やかに使用、即
ち、加温し土壌に灌注することが望ましい。
【0020】温水製造装置としては、特に制限されるも
のではなく、重油、灯油、LPG等を燃料としたボイラ
ー、電気温水器等が好適に使用でき、既存の暖房機を熱
源とした熱交換機や、太陽熱を利用した温水器等でも差
し支えない。但し、該温水製造装置は、防除対象の圃場
の面積や処理を行う時期に応じ、必要となる温度の温水
を製造できる能力を有するものでなければならない。土
壌への温水の供給は、畑、又は温室等の通常の土壌中の
作物の根圏深さ付近に設置した灌水パイプにより行われ
る。
のではなく、重油、灯油、LPG等を燃料としたボイラ
ー、電気温水器等が好適に使用でき、既存の暖房機を熱
源とした熱交換機や、太陽熱を利用した温水器等でも差
し支えない。但し、該温水製造装置は、防除対象の圃場
の面積や処理を行う時期に応じ、必要となる温度の温水
を製造できる能力を有するものでなければならない。土
壌への温水の供給は、畑、又は温室等の通常の土壌中の
作物の根圏深さ付近に設置した灌水パイプにより行われ
る。
【0021】通常の土壌中の有害生物の至適生息温度は
20℃から30℃と言われており、例えば、線虫の場合
は45℃以上の温度、好ましくは50℃以上の温度で容
易に死滅することが知られている。しかしながら、作物
植物体への影響を考慮すると、植物体に接触する温水の
温度は40℃以下であることが好ましい。本発明は溶存
酸素を除去した温水を用いて、土壌中の有害生物への障
害性を増強することによって、40℃以下の脱気温水を
土壌に灌水して、土壌の温度を30℃以上に上昇させる
ことで、土壌中の有害生物に十分な障害を与えることが
出来る。
20℃から30℃と言われており、例えば、線虫の場合
は45℃以上の温度、好ましくは50℃以上の温度で容
易に死滅することが知られている。しかしながら、作物
植物体への影響を考慮すると、植物体に接触する温水の
温度は40℃以下であることが好ましい。本発明は溶存
酸素を除去した温水を用いて、土壌中の有害生物への障
害性を増強することによって、40℃以下の脱気温水を
土壌に灌水して、土壌の温度を30℃以上に上昇させる
ことで、土壌中の有害生物に十分な障害を与えることが
出来る。
【0022】その詳細な機構は明らかではないが、溶存
酸素を除去した温水は、温度による有害生物への直接的
な障害効果の他に、土壌温度を上昇させることで土壌中
の有害生物の代謝を高め、有害生物の酸素要求量を増大
させておいて、一気に土壌中の酸素供給量を低下させる
ことにより、より効果的に有害生物に打撃を与えるもの
と考えられる。
酸素を除去した温水は、温度による有害生物への直接的
な障害効果の他に、土壌温度を上昇させることで土壌中
の有害生物の代謝を高め、有害生物の酸素要求量を増大
させておいて、一気に土壌中の酸素供給量を低下させる
ことにより、より効果的に有害生物に打撃を与えるもの
と考えられる。
【0023】作物を播種または定植する前に、作物の根
圏深さ付近の土壌に設置した灌水パイプから、溶存酸素
を除去した温水を供給することにより、作物の根圏付近
の深さから地表から深さ5cmまでの温度を30℃以上
に上昇させる際に用いられる温水の温度は、高いほど地
中の温度の上昇が早く、土壌中の有害生物に与える影響
も大きくなる。また温水の温度が低すぎると、土壌の温
度を土壌中の有害生物の駆除至適温度条件以上に上昇さ
せることが難しくなる為、30℃以上が好ましく、40
℃以上がより好ましく、50℃以上が更に好ましい。
圏深さ付近の土壌に設置した灌水パイプから、溶存酸素
を除去した温水を供給することにより、作物の根圏付近
の深さから地表から深さ5cmまでの温度を30℃以上
に上昇させる際に用いられる温水の温度は、高いほど地
中の温度の上昇が早く、土壌中の有害生物に与える影響
も大きくなる。また温水の温度が低すぎると、土壌の温
度を土壌中の有害生物の駆除至適温度条件以上に上昇さ
せることが難しくなる為、30℃以上が好ましく、40
℃以上がより好ましく、50℃以上が更に好ましい。
【0024】作物を土壌に播種または定植する前に、該
土壌中の有害生物の駆除を目的に行なう温水の供給で
は、用いる温水の温度の上限は、水の沸点以下であれば
特に特定する必要はないが、極端に温水の温度を上げる
ことは、温水の配管設備に鉄管等の耐熱性の高い部材を
使用しなければならなくなり、費用的、労力的な負担が
大きく好ましくなく、通常80℃以下である。
土壌中の有害生物の駆除を目的に行なう温水の供給で
は、用いる温水の温度の上限は、水の沸点以下であれば
特に特定する必要はないが、極端に温水の温度を上げる
ことは、温水の配管設備に鉄管等の耐熱性の高い部材を
使用しなければならなくなり、費用的、労力的な負担が
大きく好ましくなく、通常80℃以下である。
【0025】一方、作物を土壌に播種または定植した後
の、作物の成育中に、土壌に設置した灌水パイプから溶
存酸素を除去した温水を供給することにより、作物の根
圏付近から地表下5cmまでの土壌の温度を30℃以
上、実際には30℃程度まで上昇させる場合は、作物に
影響を与える高い温度の温水を根の付近に与えることは
避けねばならず、溶存酸素を除去した温水の温度は50
℃以下とする必要があり、好ましくは40℃以下であ
る。
の、作物の成育中に、土壌に設置した灌水パイプから溶
存酸素を除去した温水を供給することにより、作物の根
圏付近から地表下5cmまでの土壌の温度を30℃以
上、実際には30℃程度まで上昇させる場合は、作物に
影響を与える高い温度の温水を根の付近に与えることは
避けねばならず、溶存酸素を除去した温水の温度は50
℃以下とする必要があり、好ましくは40℃以下であ
る。
【0026】設置する灌水パイプの地表からの深さは、
作る作物の根圏の深さによって異なり、一概に規定でき
ないが、一般には、地表から60cm程度迄の深さの間
に灌水パイプを設置すれば良い。例えば、トマト、キュ
ウリ、メロン等の根は、比較的浅く、15〜30cm程
度であるが、根菜類はより深く根をはり、30〜50c
m程度である。
作る作物の根圏の深さによって異なり、一概に規定でき
ないが、一般には、地表から60cm程度迄の深さの間
に灌水パイプを設置すれば良い。例えば、トマト、キュ
ウリ、メロン等の根は、比較的浅く、15〜30cm程
度であるが、根菜類はより深く根をはり、30〜50c
m程度である。
【0027】作物の生育期間中の温水供給の際に、作物
の根に直接温水が当たることが避けられる観点から、ト
マト、キュウリ、メロン等であれば、根から更に10c
m程度深い位置、即ち、地表からの深さ20〜30cm
程度に灌水パイプを設置することが好ましく、根菜類で
あれば40〜60cm程度に灌水パイプを設置すること
が好ましい。2種程度の異なる深さにパイプを配置した
作地もしくは温室を選択し、作物種に応じて使い分ける
ことが好ましい。
の根に直接温水が当たることが避けられる観点から、ト
マト、キュウリ、メロン等であれば、根から更に10c
m程度深い位置、即ち、地表からの深さ20〜30cm
程度に灌水パイプを設置することが好ましく、根菜類で
あれば40〜60cm程度に灌水パイプを設置すること
が好ましい。2種程度の異なる深さにパイプを配置した
作地もしくは温室を選択し、作物種に応じて使い分ける
ことが好ましい。
【0028】作物の根圏付近から地表下5cm迄の温度
を30℃以上に上昇させるとは、作物の根圏付近に設置
した灌水パイプから供給される温水により、作物の根圏
付近の土壌から、地表からの深さ5cm迄の間に存在す
る土壌の温度を30℃以上に上昇させることを意味す
る。
を30℃以上に上昇させるとは、作物の根圏付近に設置
した灌水パイプから供給される温水により、作物の根圏
付近の土壌から、地表からの深さ5cm迄の間に存在す
る土壌の温度を30℃以上に上昇させることを意味す
る。
【0029】ここで、地表の温度とせずに地表下5cm
の温度を用いたのは、夏場の直射日光下では地表の温度
が上昇し、正しい地中の温度を反映しない為に、地表の
気象条件の影響が殆ど無い地表下5cmの温度を用いて
表現したに過ぎず、地表下5cm、即ち地表からの深さ
5cmの部位から地表までの間の土壌の温度が30℃以
上になることを本発明から排除するものではなく、該部
分の土壌温度も30℃以上となることが好ましく、地表
からの深さ5cmの部位から地表までの間の土壌の温度
が30℃以上になることも本発明に含まれる。
の温度を用いたのは、夏場の直射日光下では地表の温度
が上昇し、正しい地中の温度を反映しない為に、地表の
気象条件の影響が殆ど無い地表下5cmの温度を用いて
表現したに過ぎず、地表下5cm、即ち地表からの深さ
5cmの部位から地表までの間の土壌の温度が30℃以
上になることを本発明から排除するものではなく、該部
分の土壌温度も30℃以上となることが好ましく、地表
からの深さ5cmの部位から地表までの間の土壌の温度
が30℃以上になることも本発明に含まれる。
【0030】作物を播種または定植する畝の中央部の地
中に設置した灌水パイプを用いて温水を供給すること
は、温水の熱を大気中に逃がすことがない点で効率的で
ある。また、大気中の酸素が温水中に溶解することを防
ぐことができる点で、地中からの灌水が好ましい。図1
は、本発明の土壌中の有害生物の防除方法において、地
中に灌水パイプを設置する場合の一例を示すものであ
る。
中に設置した灌水パイプを用いて温水を供給すること
は、温水の熱を大気中に逃がすことがない点で効率的で
ある。また、大気中の酸素が温水中に溶解することを防
ぐことができる点で、地中からの灌水が好ましい。図1
は、本発明の土壌中の有害生物の防除方法において、地
中に灌水パイプを設置する場合の一例を示すものであ
る。
【0031】まず、灌水パイプ3を、作物を播種または
定植する畝5の中央部に沿って埋設する。この灌水パイ
プ3の一端部3aは封じられている。灌水パイプ3の他
方の端部3bから、この灌水パイプ3を通して、溶存酸
素を除去した温水を周囲の土壌4中に供給する。これに
よって、灌水パイプ3が埋設された畝5の内部の土壌4
が均一に灌水され、土壌の温度が上昇し、土壌中の有害
生物、即ち、モグラ、ネズミ等の小動物や、土壌線虫、
土壌病害菌、昆虫及びその幼虫等を防除することができ
る。
定植する畝5の中央部に沿って埋設する。この灌水パイ
プ3の一端部3aは封じられている。灌水パイプ3の他
方の端部3bから、この灌水パイプ3を通して、溶存酸
素を除去した温水を周囲の土壌4中に供給する。これに
よって、灌水パイプ3が埋設された畝5の内部の土壌4
が均一に灌水され、土壌の温度が上昇し、土壌中の有害
生物、即ち、モグラ、ネズミ等の小動物や、土壌線虫、
土壌病害菌、昆虫及びその幼虫等を防除することができ
る。
【0032】灌水パイプとしては、多孔質管、多数の穴
をあけた塩化ビニル管、一定間隔に穴をあけたビニール
ホース、プラスチックパイプに、一定間隔で定流量機能
を施した穴をあけた、いわゆるドリップ灌漑用パイプ等
を適宜用いることができる。中でも、多孔質管が好適に
用いられる。多孔質管は、プラスチック、セラミック
ス、更には焼結材料等で作られているものも利用し得る
が、作業性、経済性等の点からゴム等の可撓性材料を用
いた多孔質管が好ましい。
をあけた塩化ビニル管、一定間隔に穴をあけたビニール
ホース、プラスチックパイプに、一定間隔で定流量機能
を施した穴をあけた、いわゆるドリップ灌漑用パイプ等
を適宜用いることができる。中でも、多孔質管が好適に
用いられる。多孔質管は、プラスチック、セラミック
ス、更には焼結材料等で作られているものも利用し得る
が、作業性、経済性等の点からゴム等の可撓性材料を用
いた多孔質管が好ましい。
【0033】本発明の防除方法に好適に用いられる多孔
質管の例として、本出願人が先に出願した特開平7−1
55060号公報に詳しく記載されている多孔質管を挙
げることができる。この多孔質管は、可撓性の素材、例
えばゴム、ポリ塩化ビニルやポリエチレン等のプラスチ
ック、またはこれらの複合材を用いて成形したものであ
ることが好ましい。特に、ゴム粉末をポリエチレン等の
結合材を用いて成形したものが好ましい。
質管の例として、本出願人が先に出願した特開平7−1
55060号公報に詳しく記載されている多孔質管を挙
げることができる。この多孔質管は、可撓性の素材、例
えばゴム、ポリ塩化ビニルやポリエチレン等のプラスチ
ック、またはこれらの複合材を用いて成形したものであ
ることが好ましい。特に、ゴム粉末をポリエチレン等の
結合材を用いて成形したものが好ましい。
【0034】多孔質管の管壁には、微細連続通孔が形成
されており、その空隙率は30%程度が好ましい。この
多孔質管は、土壌中に埋めて使用され、しかも常に水や
土壌中のイオン成分と接触するものであるので、可撓性
であるとともに不蝕性であることが好ましく、セラミッ
クスや鉄等は破損可能性、腐食可能性、製品重量等の点
で素材としてあまり適当ではない。多孔質管は埋設時や
埋設後に粗略に取り扱われることがあるので、一定の強
度、例えば、約15kg/cm2以上の引っ張り強度
(JIS K6301)を有していることが好ましく、
本発明に好適に用いることができる多孔質管の具体例と
して、例えば、「リーキーパイプ」(登録商標:日本酸
素株式会社製)が挙げられる。
されており、その空隙率は30%程度が好ましい。この
多孔質管は、土壌中に埋めて使用され、しかも常に水や
土壌中のイオン成分と接触するものであるので、可撓性
であるとともに不蝕性であることが好ましく、セラミッ
クスや鉄等は破損可能性、腐食可能性、製品重量等の点
で素材としてあまり適当ではない。多孔質管は埋設時や
埋設後に粗略に取り扱われることがあるので、一定の強
度、例えば、約15kg/cm2以上の引っ張り強度
(JIS K6301)を有していることが好ましく、
本発明に好適に用いることができる多孔質管の具体例と
して、例えば、「リーキーパイプ」(登録商標:日本酸
素株式会社製)が挙げられる。
【0035】溶存酸素を除去した温水の灌水は、作物の
植え付けや播種に先立って実施することが好ましい。灌
水量は、灌水する方法、面積、処理時期等により異なる
が、30mm降雨相当量以上を灌水することが好まし
い。地中に熱電対式温度計を挿入しておき、地温をモニ
ターしながら灌水を行うと、より効果的である。地中灌
注と併せて、作物を播種または定植する畝の中央部に沿
った地表に温水を灌水することも土壌中の温度を上げる
上で効果的である。また、いずれの灌水時にも、土壌表
面をビニール等で被覆することで、更に効果を上げるこ
とができる。
植え付けや播種に先立って実施することが好ましい。灌
水量は、灌水する方法、面積、処理時期等により異なる
が、30mm降雨相当量以上を灌水することが好まし
い。地中に熱電対式温度計を挿入しておき、地温をモニ
ターしながら灌水を行うと、より効果的である。地中灌
注と併せて、作物を播種または定植する畝の中央部に沿
った地表に温水を灌水することも土壌中の温度を上げる
上で効果的である。また、いずれの灌水時にも、土壌表
面をビニール等で被覆することで、更に効果を上げるこ
とができる。
【0036】土壌に灌水パイプで地中灌水された水は、
速やかに土壌に浸透し、重力による下降移動と、毛細管
現象による平行移動により土中を広がり、周辺土壌の温
度を上昇させる。このとき温水の土中移動は、土壌の
質、乾燥状態、温水の灌水強度により影響を受ける。即
ち、温水の流量を多くすれば、短時間で土壌を昇温させ
ることが出来るが、重力による下降現象が顕著となる。
速やかに土壌に浸透し、重力による下降移動と、毛細管
現象による平行移動により土中を広がり、周辺土壌の温
度を上昇させる。このとき温水の土中移動は、土壌の
質、乾燥状態、温水の灌水強度により影響を受ける。即
ち、温水の流量を多くすれば、短時間で土壌を昇温させ
ることが出来るが、重力による下降現象が顕著となる。
【0037】一方、低流量で灌水を行うと、土壌の水分
量に依存して、毛細管現象により、温水は灌水パイプを
中心に同心円上に移動できるので好ましい。しかし、流
量が少なすぎると、土壌の温度を有害生物の防除可能な
程度にまで昇温させるのに長時間を要し、経費がかさむ
結果になる。これら条件を種々検討した結果、溶存酸素
を除去した温水の供給流量が灌水パイプ1m当たり約
3.0cm3/秒以下であると好ましい結果が得られる
ことが判った。これは、10時間で100mm降雨相当
量灌水する場合の流量に相当する。
量に依存して、毛細管現象により、温水は灌水パイプを
中心に同心円上に移動できるので好ましい。しかし、流
量が少なすぎると、土壌の温度を有害生物の防除可能な
程度にまで昇温させるのに長時間を要し、経費がかさむ
結果になる。これら条件を種々検討した結果、溶存酸素
を除去した温水の供給流量が灌水パイプ1m当たり約
3.0cm3/秒以下であると好ましい結果が得られる
ことが判った。これは、10時間で100mm降雨相当
量灌水する場合の流量に相当する。
【0038】作物の成育中に灌水パイプから、溶存酸素
を除去した温水を供給し、有害生物を防除する場合も、
上述の条件と同様に行う。作中の灌水防除の回数は作物
の種類、時期により異なり、一概に特定できないが、ト
マト、キュウリ、メロン等の特に線虫の害が顕著な作物
の場合は、作付け前の有害生物の防除に加えて、作中に
数回の防除、一般に2〜3回の防除を行うことが好まし
い。
を除去した温水を供給し、有害生物を防除する場合も、
上述の条件と同様に行う。作中の灌水防除の回数は作物
の種類、時期により異なり、一概に特定できないが、ト
マト、キュウリ、メロン等の特に線虫の害が顕著な作物
の場合は、作付け前の有害生物の防除に加えて、作中に
数回の防除、一般に2〜3回の防除を行うことが好まし
い。
【0039】本発明における防除対象の土壌中の有害生
物とは、土壌に生息し、作物や果樹、花卉等に被害を及
ぼす生物のことであり、例えば、作物の生育を阻害する
ネコブセンチュウやネグサレセンチュウ等の土壌線虫、
作物や果実の根を食害する蛾の幼虫、コガネムシの幼
虫、根に寄生するセミの幼虫等の昆虫類、土壌病害を起
こすピシウム菌、フザリウム菌、リゾクトニア菌、パー
ティシリウム菌等の土壌病害菌である。
物とは、土壌に生息し、作物や果樹、花卉等に被害を及
ぼす生物のことであり、例えば、作物の生育を阻害する
ネコブセンチュウやネグサレセンチュウ等の土壌線虫、
作物や果実の根を食害する蛾の幼虫、コガネムシの幼
虫、根に寄生するセミの幼虫等の昆虫類、土壌病害を起
こすピシウム菌、フザリウム菌、リゾクトニア菌、パー
ティシリウム菌等の土壌病害菌である。
【0040】
【実施例】以下に、本発明を実施例により具体的に説明
する。 (参考例) 溶存酸素を除去した温水のサツマイモネコ
ブセンチュウ(Meloidogyne incognita)の二期幼虫に
対する効果 溶存酸素を除去した水道水(溶存酸素濃度約0.6pp
m:脱酸素水区)及び通常の水道水(溶存酸素濃度約8
ppm:水道水区)を6mlずつ管瓶(高さ4.3c
m、直径1.3cm)に分注したものをそれぞれ3本ず
つ用意し、サツマイモネコブセンチュウ二期幼虫を各々
に20頭ずつ放ち密栓した。これを20℃に保った恒温
槽中に静置し、2時間後、4時間後、6時間後に水道水
区と脱酸素水区より1本ずつ開栓し、注射器にて内容物
を取り出し、時計皿に移し生存線虫数を調査した。同様
の実験を恒温槽の水温を35℃に保った状態で行った。
それぞれの線虫の生存率を図2に示す。
する。 (参考例) 溶存酸素を除去した温水のサツマイモネコ
ブセンチュウ(Meloidogyne incognita)の二期幼虫に
対する効果 溶存酸素を除去した水道水(溶存酸素濃度約0.6pp
m:脱酸素水区)及び通常の水道水(溶存酸素濃度約8
ppm:水道水区)を6mlずつ管瓶(高さ4.3c
m、直径1.3cm)に分注したものをそれぞれ3本ず
つ用意し、サツマイモネコブセンチュウ二期幼虫を各々
に20頭ずつ放ち密栓した。これを20℃に保った恒温
槽中に静置し、2時間後、4時間後、6時間後に水道水
区と脱酸素水区より1本ずつ開栓し、注射器にて内容物
を取り出し、時計皿に移し生存線虫数を調査した。同様
の実験を恒温槽の水温を35℃に保った状態で行った。
それぞれの線虫の生存率を図2に示す。
【0041】図2の縦軸は線虫の生存率(%)を横軸は
恒温槽での保持時間(時間)を表わす。図2から、明ら
かなように、温度20℃の水道水(水道水20℃)では
線虫は6時間経過後も殆ど生存しているのに対して、温
度を35℃に上げた水道水(水道水35℃)では、生存
率が80%程度に低下し、更に溶存酸素を除去した、温
度20℃の水道水(脱酸素水20℃)では生存率は50
%程度まで低下し、溶存酸素を除去した、温度35℃の
水道水(脱酸素水35℃)では生存率は10%程度にま
で低下しており、温度上昇と脱酸素が線虫の生存率に大
きな影響を与えることが判る。
恒温槽での保持時間(時間)を表わす。図2から、明ら
かなように、温度20℃の水道水(水道水20℃)では
線虫は6時間経過後も殆ど生存しているのに対して、温
度を35℃に上げた水道水(水道水35℃)では、生存
率が80%程度に低下し、更に溶存酸素を除去した、温
度20℃の水道水(脱酸素水20℃)では生存率は50
%程度まで低下し、溶存酸素を除去した、温度35℃の
水道水(脱酸素水35℃)では生存率は10%程度にま
で低下しており、温度上昇と脱酸素が線虫の生存率に大
きな影響を与えることが判る。
【0042】(実施例1) サツマイモネコブセンチュ
ウ多発圃場での防除試験 ネコブセンチュウ害の多発したキュウリ栽培後の鉄骨ビ
ニールハウスを用いてネコブセンチュウ防除試験を実施
した。作物はトマト(品種名:ハウス桃太郎)を定法に
従って育苗、供試した。
ウ多発圃場での防除試験 ネコブセンチュウ害の多発したキュウリ栽培後の鉄骨ビ
ニールハウスを用いてネコブセンチュウ防除試験を実施
した。作物はトマト(品種名:ハウス桃太郎)を定法に
従って育苗、供試した。
【0043】灌水処理試験区として、常温(約15℃)
の井水を用いた第1区(対照区)、溶存酸素を除いた常
温の井水を用いた第2区(比較例)、井水を50℃に昇
温したものを用いた第3区(比較例)、溶存酸素を除い
た井水を50℃に昇温したものを用いた第4区(実施
例)の4区を設定した。
の井水を用いた第1区(対照区)、溶存酸素を除いた常
温の井水を用いた第2区(比較例)、井水を50℃に昇
温したものを用いた第3区(比較例)、溶存酸素を除い
た井水を50℃に昇温したものを用いた第4区(実施
例)の4区を設定した。
【0044】各試験区には畝幅120cm、畝長25m
の試験栽培用ベッドを充て、4区の各々の中央に一端部
を封じた多孔質管(リーキーパイプ、透水係数=5.4
×10-6cm/秒、日本酸素株式会社製)を20cmの
深さに埋設した。多孔質管の他端部は各々配管と弁付き
流量計を介して脱酸素水製造装置、温水器及び井水取り
出し口に接続した。畝表面は農業用ビニールでマルチン
グした。各区ともトマト定植前に灌水パイプ1m当たり
の流量約0.7cm3/秒で約24時間、水量にして約
60mm降雨相当の灌水(60l/m2)を行った。
の試験栽培用ベッドを充て、4区の各々の中央に一端部
を封じた多孔質管(リーキーパイプ、透水係数=5.4
×10-6cm/秒、日本酸素株式会社製)を20cmの
深さに埋設した。多孔質管の他端部は各々配管と弁付き
流量計を介して脱酸素水製造装置、温水器及び井水取り
出し口に接続した。畝表面は農業用ビニールでマルチン
グした。各区ともトマト定植前に灌水パイプ1m当たり
の流量約0.7cm3/秒で約24時間、水量にして約
60mm降雨相当の灌水(60l/m2)を行った。
【0045】各試験区の線虫密度は灌水処理前と処理後
に測定した。畝土壌を各区各々の深さを変えて3カ所ず
つ採取し、深さ毎に十分に混合した後、20gを取り出
し、その幼虫数をベルマン法で検出した。灌水処理前と
処理後のネコブセンチュウ二期幼虫数(頭/20g)の
結果を表1に示す。これらの栽培用ベッドにそれぞれ株
間30cm間隔でトマト苗を定植し、慣行に従い栽培し
た。栽培終了後に根を掘り上げ、線虫の寄生による被害
程度を5段階(無=0、微=1、少=2、中=3、多=
4、甚=5)に分類し、ねこぶ指数、{Σ(被害程度×
当該株数)/5×調査株数}×100として表した。ト
マト栽培終了後の試験区毎のネコブセンチュウによる被
害(ねこぶ指数)を表2に示す。
に測定した。畝土壌を各区各々の深さを変えて3カ所ず
つ採取し、深さ毎に十分に混合した後、20gを取り出
し、その幼虫数をベルマン法で検出した。灌水処理前と
処理後のネコブセンチュウ二期幼虫数(頭/20g)の
結果を表1に示す。これらの栽培用ベッドにそれぞれ株
間30cm間隔でトマト苗を定植し、慣行に従い栽培し
た。栽培終了後に根を掘り上げ、線虫の寄生による被害
程度を5段階(無=0、微=1、少=2、中=3、多=
4、甚=5)に分類し、ねこぶ指数、{Σ(被害程度×
当該株数)/5×調査株数}×100として表した。ト
マト栽培終了後の試験区毎のネコブセンチュウによる被
害(ねこぶ指数)を表2に示す。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】〔実施例2〕 サツマイモネコブセンチュ
ウ多発圃場での防除試験 サツマイモネコブセンチュウ多発圃場(鉄骨ビニールハ
ウス)を用いて、サツマイモネコブセンチュウの防除試
験を行った。作物はトマト(品種名:ハウス桃太郎)を
用い、定法に従って育苗、供試した。圃場作成、灌水資
材は実施例1と全く同様とした。
ウ多発圃場での防除試験 サツマイモネコブセンチュウ多発圃場(鉄骨ビニールハ
ウス)を用いて、サツマイモネコブセンチュウの防除試
験を行った。作物はトマト(品種名:ハウス桃太郎)を
用い、定法に従って育苗、供試した。圃場作成、灌水資
材は実施例1と全く同様とした。
【0049】灌水処理試験区として、常温(約15℃)
の井水を用いた第1区(対照区)、溶存酸素を除いた常
温の井水を用いた第2区(比較例)、井水を50℃に昇
温したものを用いた第3区(比較例)、溶存酸素を除い
た井水を50℃に昇温したものを用いた第4区(実施
例)の4区を設定した。
の井水を用いた第1区(対照区)、溶存酸素を除いた常
温の井水を用いた第2区(比較例)、井水を50℃に昇
温したものを用いた第3区(比較例)、溶存酸素を除い
た井水を50℃に昇温したものを用いた第4区(実施
例)の4区を設定した。
【0050】灌水処理は、定植前処理として実施例1と
同様に、各区ともトマト定植前に灌水パイプ1m当たり
の流量約0.7cm3/秒で約24時間、水量にして約
60mm降雨相当の灌水処理(60l/m2)を行っ
た。更に作中にも各々、第1区には常温の井水、第2区
には脱酸素した常温井水、第3区には40℃に昇温した
井水、第4区には40℃に昇温した脱酸素水を各々2週
間毎に、作前の灌水量の半量(約30mm降雨相当)を
灌水処理した。4ヶ月間栽培した。
同様に、各区ともトマト定植前に灌水パイプ1m当たり
の流量約0.7cm3/秒で約24時間、水量にして約
60mm降雨相当の灌水処理(60l/m2)を行っ
た。更に作中にも各々、第1区には常温の井水、第2区
には脱酸素した常温井水、第3区には40℃に昇温した
井水、第4区には40℃に昇温した脱酸素水を各々2週
間毎に、作前の灌水量の半量(約30mm降雨相当)を
灌水処理した。4ヶ月間栽培した。
【0051】線虫密度の測定は定植前処理前後、及び栽
培終了後に行った。定植前処理前後と栽培終了後のネコ
ブセンチュウ二期幼虫数(頭/20g)の結果を表3に
示す。栽培終了後に、実施例1と同様にトマト栽培終了
後のネコブセンチュウによる被害(ねこぶ指数)を求め
た。これを表4に示す。
培終了後に行った。定植前処理前後と栽培終了後のネコ
ブセンチュウ二期幼虫数(頭/20g)の結果を表3に
示す。栽培終了後に、実施例1と同様にトマト栽培終了
後のネコブセンチュウによる被害(ねこぶ指数)を求め
た。これを表4に示す。
【0052】
【表3】
【0053】
【表4】
【0054】(実施例3) マメコガネの幼虫防除試験 試験区は線虫と同様に、灌水処理試験区として、常温
(約15℃)の井水を用いた第1区(対照区)、溶存酸
素を除いた常温の井水を用いた第2区(比較例)、井水
を50℃に昇温したものを用いた第3区(比較例)、溶
存酸素を除いた井水を50℃に昇温したものを用いた第
4区(実施例)の4区を設定した。
(約15℃)の井水を用いた第1区(対照区)、溶存酸
素を除いた常温の井水を用いた第2区(比較例)、井水
を50℃に昇温したものを用いた第3区(比較例)、溶
存酸素を除いた井水を50℃に昇温したものを用いた第
4区(実施例)の4区を設定した。
【0055】各試験区共予め一端部を封じた多孔質管
(リーキーパイプ、透水係数6.2×10-6cm/秒、
日本酸素株式会社製)を、深さ約20cmに設置した。
マメコガネ幼虫を20頭ずつ、土壌とともに網状の袋に
入れたものを9つ用意した。これらを、各試験区に3つ
ずつ、深さ10cm、20cm、30cmに埋設した。
多孔質管の他端部はそれぞれ、配管と弁付き流量計とを
介して、給水源に接続した。灌水はそれぞれパイプ1m
当たりの流量約0.7cm3/秒で24時間、量にして
約60mm降雨相当の灌水(60l/m2)を行った。
(リーキーパイプ、透水係数6.2×10-6cm/秒、
日本酸素株式会社製)を、深さ約20cmに設置した。
マメコガネ幼虫を20頭ずつ、土壌とともに網状の袋に
入れたものを9つ用意した。これらを、各試験区に3つ
ずつ、深さ10cm、20cm、30cmに埋設した。
多孔質管の他端部はそれぞれ、配管と弁付き流量計とを
介して、給水源に接続した。灌水はそれぞれパイプ1m
当たりの流量約0.7cm3/秒で24時間、量にして
約60mm降雨相当の灌水(60l/m2)を行った。
【0056】灌水処理直後、マメコガネ幼虫を入れた袋
をすべて回収し、各試験区での生存数を計測した。結果
を表5に示す。尚、表5において、防除率は対照区であ
る第1区の生存幼虫数から、各試験区での生存幼虫数を
減じ、これを対照区での生存幼虫数で割ったものを10
0倍することにより求めた。
をすべて回収し、各試験区での生存数を計測した。結果
を表5に示す。尚、表5において、防除率は対照区であ
る第1区の生存幼虫数から、各試験区での生存幼虫数を
減じ、これを対照区での生存幼虫数で割ったものを10
0倍することにより求めた。
【0057】
【表5】
【0058】
【発明の効果】本発明は、作物に障害を与えず、安全で
環境に優しく、且つ簡便に、低コストで土壌中の有害生
物を効果的に防除する、優れた土壌中の有害生物の防除
方法を提供することができる。
環境に優しく、且つ簡便に、低コストで土壌中の有害生
物を効果的に防除する、優れた土壌中の有害生物の防除
方法を提供することができる。
【図1】 本発明の土壌中の有害生物の防除方法におい
て、地中に灌水パイプを設置する場合の一例を示す図で
ある。
て、地中に灌水パイプを設置する場合の一例を示す図で
ある。
【図2】 脱酸素水及び水道水の20℃及び35℃にお
ける経過時間ごとの線虫の生存率を示す図である。
ける経過時間ごとの線虫の生存率を示す図である。
3 灌水パイプ 4 土壌 5 畝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 正幸 東京都港区西新橋1丁目16番7号 日本酸 素株式会社内 (72)発明者 藤原 有仁 千葉県佐倉市江原台2−2−7 ディアコ ートA103 (72)発明者 藤井 卓 千葉県千葉市美浜区高浜6−5−7 (72)発明者 増井 正明 千葉県千葉市若葉区桜木町594−9
Claims (7)
- 【請求項1】 作物を播種または定植する前に、作物の
根圏深さ付近の土壌に設置した灌水パイプから、溶存酸
素を除去した温水を供給することにより、作物の根圏付
近から地表下5cm迄の温度を30℃以上に上昇させる
ことを特徴とする土壌中の有害生物の防除方法。 - 【請求項2】 溶存酸素を除去した温水の温度が40℃
以上であることを特徴とする請求項1に記載の土壌中の
有害生物の防除方法。 - 【請求項3】 作物の成育中に作物の根圏深さ付近の土
壌に設置した灌水パイプから、溶存酸素を除去した温水
を供給することにより、作物の根圏付近から地表下5c
m迄の温度を30℃以上に上昇させることを特徴とする
土壌中の有害生物の防除方法。 - 【請求項4】 溶存酸素を除去した温水の温度が、40
℃以下であることを特徴とする請求項3に記載の土壌中
の有害生物の防除方法。 - 【請求項5】 溶存酸素を除去した温水の溶存酸素濃度
が、4ppm以下であることを特徴とする請求項1〜4
のいずれか一つに記載の土壌中の有害生物の防除方法。 - 【請求項6】 溶存酸素を除去した温水の土壌中への供
給流量を、灌水パイプ1m当たり3.0cm3/秒以下
とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに
記載の土壌中の有害生物の防除方法。 - 【請求項7】 有害生物が植物寄生性土壌線虫であるこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の土
壌中の有害生物の防除方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17055197A JPH119091A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 土壌中の有害生物の防除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17055197A JPH119091A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 土壌中の有害生物の防除方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH119091A true JPH119091A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15906976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17055197A Withdrawn JPH119091A (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 土壌中の有害生物の防除方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH119091A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007111003A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 害虫防除方法及び害虫防除システム |
| JP2007236290A (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-20 | National Agriculture & Food Research Organization | 作物の生育方法 |
-
1997
- 1997-06-26 JP JP17055197A patent/JPH119091A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007111003A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Matsushita Electric Works Ltd | 害虫防除方法及び害虫防除システム |
| JP2007236290A (ja) * | 2006-03-09 | 2007-09-20 | National Agriculture & Food Research Organization | 作物の生育方法 |
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