JPH1151514A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH1151514A JPH1151514A JP9204825A JP20482597A JPH1151514A JP H1151514 A JPH1151514 A JP H1151514A JP 9204825 A JP9204825 A JP 9204825A JP 20482597 A JP20482597 A JP 20482597A JP H1151514 A JPH1151514 A JP H1151514A
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Abstract
除湿を行なう除湿運転において、冷媒流動音を低減し、
必要除湿量を確保しつつ消費電力量を低減する。 【解決手段】 利用側熱交換器を二分割し、それらの間
に除湿運転時に使用する除湿絞り装置において、弁棒1
5と弁座20が接して弁口21を閉じる場合、弁座20
に設けた切込溝19と弁棒15とで冷媒絞り通路28を
形成し、この冷媒絞り通路28で弁室23,24を連通
する。この冷媒絞り通路28にゴミなどが詰まっても、
弁棒15を上昇させることにより、このゴミなどを除け
るので、冷媒絞り通路28を狭くすることができ、冷媒
絞り量を大きくできることで蒸発温度を下げられ、必要
除湿量を確保しつつ必要な冷媒循環量が少なくてよいの
で、冷媒流の運動エネルギを低減でき、冷媒流動音も低
減できる。また、冷媒循環量が少なくてすむため、圧縮
機の回転数を低減でき、消費電力量を低減できる。
Description
いて冷房,暖房及び除湿運転を行なう空気調和機に係
り、特に、冷凍サイクルとして、2台の室内熱交換器を
設けてこれら間に除湿絞り装置を配置した構成とし、室
温の低下を防ぎながら除湿を行なう除湿運転を可能とし
た空気調和機に関する。
空気調和機の一例として、従来、例えば、特開平2−1
83776号公報に記載のものがある。
置,室内熱交換器などを順次冷媒配管で接続し、かつ室
内熱交換器を熱的に2分割して(即ち、室内熱交換器を
2台設けて)、これら間に除湿運転時に用いる除湿絞り
装置を設けて冷凍サイクルを構成したものである。かか
る構成において、除湿運転時には、冷媒を除湿絞り装置
に通すことにより、2分割した室内熱交換器のうち上流
側を凝縮器として、また、下流側を蒸発器として機能さ
せ、蒸発器で室内空気を冷却・除湿するとともに凝縮器
で室内空気を加熱することにより、空気調和機から室内
に吹き出す空気の温度をあまり下げずに、湿度を下げる
除湿運転を可能としている。
可動弁を備えた二方弁の構造をなしており、この弁可動
部に小孔が設けられている。除湿運転のときには、この
弁可動部が作用して、一方の室内熱交換器からの冷媒配
管と他方の室内熱交換器からの冷媒配管とをこの小孔を
介して連結し、暖,冷房運転時には、この弁可動部が作
用しないようにして、これら冷媒配管を直接連結するも
のである。
けられた絞り装置では、冷媒の流動による騒音が発生
し、従来、かかる冷媒流動温を低減するための手段とし
て、種々のものが提案されている。
371号公報に記載の空気調和機では、冷,暖房運転時
に用いる室外熱交換器と室内熱交換器との間に設けられ
た絞り装置で発生する冷媒流動音を低減するために、絞
り装置である膨張弁の上流側に固定オリフィスを設け、
膨張弁を通過する際の冷媒中の気泡を多くし、また、そ
の分布を均一化して騒音レベルの低減を図っている。
8162号公報に記載の電磁弁では、可動の弁棒にその
中心を通る流通孔が設けられており、この電磁弁を絞り
として使用するときには、この弁棒を作用させてその弁
棒自体で2つの冷媒配管を遮断するとともに、この弁棒
の流通孔を含む冷媒漏洩通路でこれら冷媒間を連通し、
この冷媒漏洩通路内で冷媒の減圧を複数回に分けて行な
うようにするものであって、これにより、冷媒通過音の
低減を図っている。
3945号公報に記載の電動流量制御弁では、弁棒と弁
座との隙間で形成される主冷媒絞り通路の他に、絞りの
高圧側冷媒通路と低圧側冷媒通路とを連通する副冷媒絞
り通路が弁棒内に設けられ、弁内で気液分離が行なわれ
て、液冷媒が主冷媒絞り通路を、ガス冷媒が副冷媒絞り
通路を夫々通るようにしている。
(特に、その図12〜図19)には、弁棒の先端部に溝
を設けた膨張弁が開示されている。
ており、この弁棒が弁座内に配置されると、この弁棒と
弁座との間にこの溝によって隙間が生じ、この隙間を冷
媒が流れる。この溝の形状は、弁棒の軸方向に対し、溝
の深さが一定のものや弁棒の軸方向に溝の深さが徐々に
浅くなるテーパ状のものが開示されている。かかる溝を
弁棒に複数設けることにより、複数の冷媒通路を確保
し、その結果、気液二相流が流入した場合でも、ガス冷
媒と液冷媒との通路があるため、気泡塊による絞りの閉
塞を防ぎ、冷媒流動音の低減を図っている。
特に、図2及び図3には、弁座に溝が設けられた膨張弁
が開示されている。この膨張弁には、その入り口の軸と
平行に弁座端から中心部のオリフィスまで1つの平行溝
が設けられており、弁棒と弁座とが接触して弁が閉まる
と、オリフィス側の溝端が小穴となって絞りが形成され
る構造となる。
上させるための1つの方法は、除湿絞り装置の絞り量を
大きくして蒸発温度を下げることである。
るということは、上記特開平2−183776号公報に
記載の小孔付き二方弁構造の除湿絞り装置では、上記の
小孔の径を小さくすることに相当する。また、特開平7
−248162号公報に記載の電磁弁では、上記の冷媒
漏洩通路の断面積を小さくするか、その長さを長くする
ことに相当する。さらに、特開平8−93945号公報
に記載の電動流量制御弁では、弁棒と弁座の隙間で形成
される主冷媒絞り通路及びガス冷媒をバイパスする副冷
媒絞り通路夫々の段面積を小さくすることに相当する。
面積が小さくなると、冷凍サイクル内を循環する冷媒中
に存在するゴミなどがそこに詰まったり、付着するし易
くなる。そこで、小孔や冷媒絞り通路にゴミなどが詰ま
ったり、付着したりすると、絞りとして作用しなくな
り、最悪の場合、冷媒が循環しなくなって空気調和機と
しての役目を果たさなくなる。
を通過する冷媒流動により、笛吹き音や変動音が発生し
たり、流速増による騒音レベルが増加したりすることが
懸念される。
伴い、連続音もしくは不連続音としての大きな冷媒流動
音が発生し、この冷媒流動音、特に、不連続音の大きさ
は、絞り装置に流入する高圧側冷媒通路の流動様式に大
きく影響される。その中でも、気液が混在する二相流状
態で砲弾形気泡と液とが交互の現れるスラグ流やプラグ
流のときに、間欠的な冷媒流動音が発生し、また、それ
が非常に大きくなることが知られている。
冷媒が絞り装置の絞り部で減圧膨張して高速の気液二相
噴流になることによって生ずるものである。また、不連
続的な流動音は、主として、圧縮性流体であるガス冷媒
と非圧縮性流体である液冷媒とが、交互に、絞り装置の
狭い流路を通過するときの流動抵抗の違いによる流量変
動や圧力変動が加振力となって生ずるものである。
載の空気調和機では、これらの冷媒流動音を解決するた
めに、絞りの上流側に固定オリフィスを配置しているの
である。
えば、家庭用の空気調和機の場合、室内熱交換器)を2
分割した再熱除湿方式の除湿サイクルの場合、除湿運転
時のみに用いる除湿絞り装置がかかる利用側熱交換器の
中間に配置されているため、その前後に固定オリフィス
配置すると、冷,暖房運転時には、これが単なる絞り装
置となり、従って、冷媒の圧力降下を招いて冷、暖房運
転時の性能を低下させる。特に、除湿絞り装置が利用側
熱交換器の中間に配置されているため、冷媒の状態は気
液二相流であり、その結果、圧力降下は単相流の場合よ
りも大きい。
報に記載の膨張弁では、前述の冷媒流動音を解決するた
めに、弁棒に複数の溝を設け、複数の冷媒通路を確保し
ている。しかし、この膨張弁では、次のような問題があ
る。
ある。例えば、上記の弁棒に深さが一定の平行溝が設け
られている場合、弁棒が弁座内に挿入されると、溝の底
と弁座の壁面との間の距離が一定であるため、この溝と
弁座の壁面との間にゴミが詰まることもある。このよう
になると、弁棒がロックして動かなくなる。
するステータに取り付けられているために、弁棒はその
軸を中心に回転をしながら上下に動く。従って、溝が平
行溝である場合でも、深さが弁棒の軸方向に変化するテ
ーパ溝の場合でも、その溝にゴミが詰まったときに、弁
棒を弁座内から抜こうとすると、溝にゴミが挾まったま
ま弁座内で弁棒が回転するため、弁棒と弁座との隙間に
ゴミが食い込み、弁棒がロックし、これまた、弁棒が動
かなくなる。
ち、弁棒は、送りねじによってその軸を中心に回転しな
がら上下に移動するため、弁棒に設けられている溝が弁
棒とともに回転し、流入する冷媒流に対し、弁棒の弁座
への挿入高さ(深さ)に応じて溝位置、即ち、冷媒絞り
通路の位置が変化する。この結果、溝位置によっては、
弁棒に対してアンバランスな流体力が作用することにな
り、弁棒に振動が生じて冷媒流動音が発生すことにな
る。そのため、冷媒流動音のバラツキが生じて音が安定
しない。
に記載の膨張弁では、弁座に溝が設けられ、弁棒が弁座
に接触して弁が閉じると、溝端が小穴の絞りとなる構造
をなしているが、次のような問題がある。
問題である。例えば、溝のオリフィス側の端部が絞りと
なるため、冷凍サイクル中を冷媒とともに流れてくるゴ
ミなどは、この膨張弁を通過するときには、必ずこの溝
部分を通ることになる。従って、絞りとなるこの溝を通
過できないゴミなどは、この溝部分全域に堆積すること
になる。このとき、弁棒を弁座から離して弁を開状態に
して冷媒を循環しても、冷媒流は膨張弁の入口通路下端
よりも高い位置に弁座の上端があるため、弁座に衝突し
た冷媒流の主流は上向きの流れとなり、上記溝部分の上
方を流れてオリフィスに流入することになる。従って、
溝部分全域に堆積したゴミなどは、溝部分全体に連続し
ているため、弁が持ち上がって弁が開くとき、溝の締り
部分のゴミが部分的にはとれにくく、また、溝全域の全
部のゴミはさらに取れにくいことになる。
の一種としてコンタミなどが細径部や絞り部に堆積す
る。特に、膨張弁などの場合には、弁座の上面に堆積す
る。このとき、この膨張弁に設けられている溝には、コ
ンタミが堆積し、溝を埋めてしまう場合もある。
例えば、弁棒が弁座に接触して弁が閉まり、絞りが形成
された場合、溝によるこの絞りを通過した冷媒は、一度
弁帽に衝突して流れの方向を変え、膨張弁から流出す
る。従って、冷媒流が弁棒に衝突して流れ方向を変える
とき、その流れに大きな乱れが発生し、また、弁棒が加
振される。このことにより、大きな冷媒流動音が発生す
る。
れて1つの絞りが形成されており、全ての冷媒流が1つ
の絞りを通過することになりため、冷媒の流速が非常に
加速されて冷媒流動音が大きくなる。これは、流速の増
加により、冷媒噴流の運動エネルギーが大きく増加する
ためである。さらに、冷媒流動音が最も顕著な気液二相
流が流入する場合、1つの絞りに気相(ガス冷媒)と液
相(液冷媒)とが交互に流入するため、夫々の絞り通過
抵抗の違いから、大きな流量変動、圧力変動が発生し、
間欠的な冷媒流動音が発生することになる。さらに、溝
が1つであることから、弁棒に冷媒流による一方向の加
振力が加わり、弁棒が振動して音が発生することにな
る。
の通路抵抗である。上記の膨張弁は、入口の冷媒通路の
径よりも出口の冷媒通路の径が小さくなっている。ま
た、後述する本発明で特に対象となっている再熱除湿方
式の除湿サイクルにおいては、除湿運転に使用する除湿
弁(除湿用膨張弁)は、除湿運転時のみ絞りの役目を果
たし、冷房,暖房運転時では、低圧力損失の弁となるこ
とが要求される。即ち、弁棒が弁座に接触して弁が閉じ
たときに絞りを形成し、弁棒が弁座から離れて弁が開い
たときには、低圧力損失の通路となる。従って、この膨
張弁を用いる場合、弁棒が弁座から離れて弁が開いた状
態でも、出口側の冷媒通路の径が入口側の冷媒通路の径
よりも常に小さいから、絞り状態が解除されない。この
結果、この膨張弁を使用すると、空気調和機の冷房性能
や暖房性能を低下させることなる。
湿運転時、必要除湿量を確保しながら、除湿絞り装置で
発生する冷媒流動音を低減し、さらに、消費電力量を低
減することができるようにした空気調和機を提供するこ
とにある。
に、本発明は、利用側熱交換器を熱的に2分割して第
1,第2の利用側熱交換器とし、かつ該第1,第2の利
用側熱交換器の間に除湿絞り装置を設け、除湿運転時に
は、上流側となる第1の利用側熱交換器を凝縮器とし、
下流側となる第2の利用側熱交換器を蒸発器とする空気
調和機において、該除湿絞り装置が、高圧側の冷媒通路
に貫通する弁口と低圧側の冷媒通路に貫通する開放口を
有して、弁座に該弁口と該開放口とを結ぶ冷媒通路が形
成されており、該冷媒通路の開閉を行なう弁棒と該弁棒
を可動させる弁可動部とから除湿絞り弁が構成され、該
除湿絞り弁を該弁棒と該弁座とが互いに接して冷媒通路
を閉にする状態とする場合には、弁棒と弁座とで囲まれ
て該弁口と該開放口とを連通する独立した絞り通路を形
成し、該弁棒と該弁座とが接しない冷媒通路を開とする
状態とする場合には、該独立した絞り通路が該冷媒通路
と一体になり、該絞り通路が形成されない構造とした。
棒と上記弁座とが接して上記冷媒通路が閉となる場合に
は、上記独立した絞り通路が複数個形成され、上記弁棒
と上記弁座とが接しないで上記冷媒通路が開となる場合
には、複数個の上記独立した絞り通路が冷媒通路と一体
となる構造とした。
切込溝を設け、上記弁棒と上記弁座とが接して上記冷媒
通路が閉となる場合、該切込溝と上記弁座の壁面とで上
記独立した絞り通路となる構造とした。
溝を設け、上記弁棒と上記弁座とが接して上記冷媒通路
が閉となる場合、該切込溝と上記弁座の壁面とで上記独
立した絞り通路となる構造とした。
溝(ノッチ)形状とした。
円筒形状とした。
形溝形状とした。
溝を、高圧側の上記冷媒通路の軸線に対し、軸対称に配
置した。
溝を、高圧側の上記冷媒通路の軸線に対し、軸対称の配
置した。
溝を、高圧側の上記冷媒通路の軸線上に配置した。
溝を、高圧側の上記冷媒通路の軸線上に配置した。
造を有し、かつ弁口と開放口とを結ぶ冷媒通路の断面積
が低圧側の上記冷媒通路の断面積以上の大きさとする。
流側の温度もしくは蒸発温度、または上記利用側熱交換
器の吹出空気の温度を検出する手段を有し、該温度の変
化量または時間変化が所定値より大きくなるとき、上記
除湿絞り装置を開にする。
用側熱交換器との間に設けた主絞り装置も、上記除湿絞
り装置と同様の構造とした。
の流れ方向を切換え可能とした空気調和機において、熱
源側熱交換器と上記の利用側熱交換器との間に設けた絞
り装置として、上記の除湿絞り弁の構造を有し、かつ弁
口と開放口を結ぶ冷媒通路の断面積が高圧側の上記冷媒
通路または低圧側の上記冷媒通路の断面積以下の大きさ
である構造とした弁で構成されている。
か一方が可能な空気調和機において、熱源側熱交換器と
当該利用側熱交換器との間に設けた絞り装置として、上
記の除湿絞り弁の構造を有し、かつ弁口と開放口を結ぶ
冷媒通路の断面積が高圧側の上記冷媒通路または低圧側
の上記冷媒通路の断面積以下の大きさである構造とした
弁で構成されている。
系冷媒とした。
物に設置するものとして、図面により説明する。
施形態での冷凍サイクルを示す構成図であって、1は圧
縮機、2は四方弁、3は室外熱交換器、4は絞り装置、
5a,5bは室内熱交換器、6は除湿絞り装置、7は室
外ファン、8は室内ファン、9は主絞り装置、10は二
方弁である 同図において、この実施形態は、圧縮機1と四方弁2と
室外熱交換器3と絞り装置4と室内熱交換器とが順に冷
媒配管で接続されて冷凍サイクルが形成されており、特
に、室内熱交換器は2つの室内熱交換器5a,5bに分
割され、それら間に、この実施形態の特徴をなす除湿絞
り装置6が設けられている。そして、室外熱交換器3に
は室外ファン7が設けられ、室内熱交換器5a,5bに
共通に、室内ファン8が設けられている。
時とで、この冷凍サイクルでの冷媒の流れ方向を切り換
えるためのものであり、実線矢印は冷房運転時の冷媒の
流れ方向を、破線矢印は暖房運転時の冷媒の流れ方向
を、一点鎖線矢印は除湿運転時の冷媒の流れ方向を夫々
示している。
外熱交換器3で外気から効果的に吸熱が行なわれるよう
に、また、冷房運転時には、室内熱交換器5a,5bで
室内の空気から効果的に吸熱が行なわれるように、夫々
冷媒を減圧する作用をなし、除湿運転時には、かかる減
圧作用が生じないようにするものである。このため、絞
り装置4は、主絞り装置9と二方弁10とが並列に配列
されてなる構成をなしており、暖,冷房運転時には、二
方弁10が閉じて冷媒が主絞り装置9を通過するように
し、除湿運転時には、二方弁10が開いて冷媒がこの二
方弁10を通過するように制御される。
態にあって低圧力損失の冷媒通路となり、冷媒をそのま
ま通過させるし、また、除湿運転時には、絞り弁として
作用する。
は、室外熱交換器3が室外空気から吸熱を行なう蒸発器
となるのに対し、室内熱交換器5a,5bが室内に放熱
する凝縮器となり、冷房運転時には、室外熱交換器3が
室外に放熱する凝縮器となるのに対し、室内熱交換器5
a,5bが室内空気から吸熱する蒸発器となる。
が、冷房運転と同様、凝縮器となり、除湿絞り装置6が
絞り弁としての作用をすることから、上流側の室内熱交
換器5aが室内空気に放熱する凝縮器となり、下流側の
室内熱交換器5bが室内空気から吸熱する蒸発器とな
る。ここで、室内熱交換器5bが吸熱することにより、
室内空気が冷却されて除湿が行なわれるが、この空気の
冷却を補償するように、室内熱交換器5aで放熱が行な
われて室内空気が温められ、この冷却された空気と温め
られた空気とが混合されて室内に吹き出されることによ
り、室温を下げることなく除湿が行なわれ、快適な除湿
効果が得られるのである。
6の第1の具体例を示す縦断面図であって、11は電磁
コイル、12は電磁ガイド、13はプランジャ、14は
緩衝材、15は弁棒、16はバネ、17はストッパ、1
8は弁体、18aは筒状部、19は切込溝、20は弁
座、21は弁口、22は開放口、23,24は弁室、2
5,26は冷媒配管、27はテーパ面である。
3,24が設けられており、除湿運転時には、弁室23
が冷媒の高圧側となり、弁室24が冷媒の低圧側とな
る。そして、弁室23に室内熱交換器5a(図3)から
の冷媒配管25が連結され、弁室24に室内熱交換器5
b(図3)からの冷媒配管26が連結されている。除湿
運転時には、冷媒配管25が冷媒の入口配管となって弁
室23が高圧側となり、冷媒配管26が冷媒の出口配管
となって弁室24が低圧側となる。この弁室23内に
は、弁棒15が、図面上、上下方向に移動可能に設けら
れている。
られ、その内部の、図面上、上部に電磁ガイド12が、
同じく下部にストッパ17が夫々設けられ、これら間に
弁棒15と一体となったプランジャ13が配置されてい
る。このプランジャ13は筒状をなしており、この筒状
部が電磁ガイド12の突出部と筒状部18aとの間に配
置されている。電磁ガイド12でのプランジャ13の先
端部に対向する部分に緩衝材14が設けられており、電
磁ガイド12のこの緩衝材14が設けられた部分がプラ
ンジャ13に対する他方のストッパとなっている。ま
た、このプランジャ13は、ストッパ17に固定された
バネ16によって上方、即ち、電磁ガイド12の方向に
付勢されている。さらに、筒状部18aの外面側には、
電磁コイル11が設けられている。
されると、電磁ガイド12とプランジャ12との間に電
磁力が発生し、この電磁力とバネ16の付勢力とがバラ
ンスした位置に、プランジャ13と弁棒15が上下に移
動する。
突出した弁座20が形成されており、弁室24は、この
弁座20の部分の弁室23との境界を弁口21とし、冷
媒配管26との接続部を開放口22としている。
の径よりも若干大きい外径を有する筒状をなしており、
かつその先端面は、外側に傾斜したテーパ面27をなし
ている。勿論、この弁棒15の先端部は棒状をなしてい
てもよいが、その先端縁部に同様のテーパ面27が形成
されている。かかるテーパ面27により、弁棒15の最
先端の径は弁口21の内径(即ち、弁口21の径)より
も若干小さくなっている。
の内径側に1つ以上の切込溝19が設けられている。
電すると、電磁ガイド12とプランジャ13との間に発
生する大きな電磁力により、バネ16の付勢力に抗して
プランジャ13、従って、弁棒15が押し下げられ、弁
棒15の先端が弁座20に接触する。このとき、図示す
るように、弁棒15の先端部の上記テーパ面27によ
り、この先端部の一部が弁口21に入り込んで、かかる
テーパ面27が弁座20の内径角部に押しつけられるこ
とになる。
3,24とが遮断されることになるが、弁座20の設け
られている切込溝19と弁棒15先端部の上記テーパ面
27とでわずかな隙間が生じ、これが冷媒絞り通路28
として弁室23と弁室24とを連通する。
記の電磁力がなくなるため、弁棒15はバネ16の付勢
力によって持ち上げられ、図2に示すように、弁棒15
が弁座20と離れる。これにより、弁口21が開き、冷
媒絞り通路28はなくなって弁室23,24が弁口21
によって連通する。
具体例は、少なくとも弁室24の径D1と出口配管26
の径D2が同等以上であれば、弁棒15の全開時では、
弁室23から弁室24へ曲がりに伴う圧力降下による損
失が生ずるのみであって、低圧力損失の冷媒通路を形成
することになり、また、弁棒15の全閉時では、冷媒絞
り通路28が形成されて、必要な圧力降下をもたらすこ
となる。
にテーパ面27が形成され、図1に示すように、弁棒1
5が弁口21を閉鎖するときには、このテーパ面17が
弁座20の先端の弁口21側角部に線接触に近い状態と
なり、この弁棒15の先端部の一部が弁座20の内部に
嵌まり込むことになるから、弁棒15の先端部が弁座2
0によって保持されることになり、この結果、流体力に
よる弁棒15の振動が抑制されて冷媒流動音の発生が低
減することになる。
示す平面図であって、図2での矢印X方向からみたもの
である。但し、19a〜19dは切込溝であって、図
1,図2に対応する部分には同一符号をつけている。
9を2個とし、夫々の切込溝19a,19bを、冷媒配
管25(図1)での矢印で示す冷媒の流れ方向に平行で
弁座20の中心Pを通る直線Sに関して互いに対称とな
る位置に設けた場合を示している。
a,19bが上記直線S上の対向する位置に配置した場
合を示している。
9を4個とし、切込溝19a,19bと切込溝19c,
19dとを上記直線Sに関して対称な位置に配置する。
この場合には、さらに、切込溝19a,19dと切込溝
19b,19cとを上記直線Sに直交して弁座20の中
心Pを通る直線S’に関して対称な位置に配置したもの
である。
込溝を設けることができるが、これらを直線Sに関して
対称となるように配置する。
装置の切込溝数は複数とした方がよい。これは、切込溝
を複数個とすることにより、冷媒絞り通路も複数個形成
されることになり、冷媒流がこれら冷媒絞り通路に分配
されて、各冷媒絞り通路から出た冷媒噴流は運動エネル
ギーが小さくなり、除湿絞り装置から発生する冷媒流動
音が低減する。
流が流入する場合、複数の冷媒絞り通路が形成されてい
るため、冷媒絞り通路に気相(ガス冷媒)と液相(液冷
媒)とが同時に流入しても、夫々の冷媒通路が確保され
るため、夫々の絞り通過抵抗の違いによる大きな流量変
動や圧力変動の発生を低減でき、その結果、特に、間欠
的な冷媒流動音を低減することができる。
媒流による加振力が均等に加わり、流体力による弁棒の
振動を抑制して冷媒流動音を低減できる。
び除湿運転時での動作を説明する。
通電は行なわれず、このため、図2に示すように、弁棒
15は持ち上げられた状態にあって、弁室23,24と
が広い面積の弁口21で連通する。このとき、上記のよ
うに、室外熱交換器3(図3)は蒸発器として動作し、
これら室内熱交換器5a,5b(図3)は凝縮器として
動作する。暖房運転時には、冷媒が室内熱交換器5bか
ら、矢印とは逆方向に、冷媒配管26,弁室24,弁口
21,弁室23を通って冷媒配管25に流れ、室内熱交
換器5aに送られる。また、冷房運転時には、冷媒が室
内熱交換器5aから、矢印方向に、冷媒配管25,弁室
23,弁口21,弁室24を通って冷媒配管26に流
れ、室内熱交換器5bに送られる。このとき、上記のよ
うに、室外熱交換器3は凝縮器として動作し、これら室
内熱交換器5a,5bは蒸発器として動作する。
が弁座21に接触して弁口21を閉鎖し、弁座20に設
けられた切込溝19と弁棒15のテーパ面27で囲まれ
た領域が冷媒絞り通路28として形成され、これを介し
て弁室23,24が連通される。このとき、冷媒は、冷
房運転と同様の矢印方向に、冷媒配管25から弁室2
3,冷媒絞り通路28,弁室24及び冷媒配管26を通
して流れ、この冷媒絞り通路28によって適正な圧力ま
で減圧される。その結果、弁室23が高圧側となり、弁
室24が低圧側となる。そして、このときには、上記の
ように、室外熱交換器3が凝縮器であり、室内熱交換器
5aが凝縮器(再熱器)として、また、室内熱交換器5
bが蒸発器(冷却器)として動作する。
室内空気を冷却しながら除湿を行なうが、室内熱交換器
5aで室内空気を加熱することになり、従って、室温の
低下を防ぎながら除湿する除湿運転を行なうことが可能
となる。
が、図5に示すように、重力方向に対して傾いて設置さ
れる場合もあり得る。このような場合には、重力方向に
対して傾いた除湿絞り装置6の軸線L1に対し、弁棒1
5の軸線L2が、弁棒15への重力の作用により、若干
傾くことになる。即ち、除湿絞り装置6の軸線L1と弁
棒15の軸線L2とは一致しない。かかる状態で電磁コ
イル11に通電し、弁棒15を弁座20の方に押し下げ
ると、弁棒15が弁座20に片寄って接触し始めること
になり、弁座20の弁口21の一部に接する状態とな
る。
のように、テーパ面27が設けられていることにより、
このテーパ面27が弁座20の弁口21に対するガイド
として作用し、弁棒15が電磁力によって押されるとと
もに、テーパ面27が弁口27に沿って弁座20内に導
かれる。この結果、図6に示すように、弁棒15は、そ
の軸線L2が除湿絞り装置6の軸線L1に一致する方向
に姿勢が矯正され、これら軸線L1,L2が一致した状
態で弁座20に押しつけられることになる。従って、弁
棒15のテーパ面27は弁座20の弁口21を正しい状
態で塞ぐことになり、弁室23,24は切込溝19によ
る冷媒絞り通路28でのみ連通することになる。このよ
うにして、この具体例は、重力方向に対して傾いて設置
されても、正しく弁動作を行なうことになる。
ァン7の回転数を可変とすることにより、室外熱交換器
3での凝縮能力を替えることにより、あるいは圧縮機1
の回転数を可変とすることにより、圧縮機1の能力を変
えることにより、室内熱交換器5aでの凝縮能力、即
ち、放熱量を変えて、室内ファン8による吹出し空気の
温度を冷房気味から暖房気味までの広い範囲にわたって
制御することが可能である。
からみて左右に並べるばかりでなく、室内からみて前後
に並べ、室内ファン8により、室内空気を室内熱交換器
5b側から室内熱交換器5a側に流すようにしてもよ
く、あるいは、室内からみて上下に並べ、室内ファン8
により、室内空気を室内熱交換器5aと室内熱交換器5
bとに分けて流すようにしてもよい。
の低下を防ぎながら除湿する除湿運転の特性と除湿性能
は維持しつつ、さらに、除湿絞り装置6で発生する冷媒
流動音の低減を図ることができる。
ない除湿運転及び必要除湿量の確保と冷媒流動音の低減
との両立を可能とする方法について説明する。
いて、蒸発器として使用する室内熱交換器5b内の冷媒
の温度、即ち、蒸発温度を下げる方法がある。また、一
般に、蒸発温度を下げる方法として、圧縮機1の回転数
を増す方法と除湿絞り装置6の絞り量を大きくする方
法、室外ファン7の回転数を増して室外熱交換器3での
風量を増やし、室外熱交換器3の放熱量を増す方法があ
る。
bでの蒸発温度との関係を示す特性図であって、特性曲
線30は除湿絞り装置の除湿絞り量がある値のときの特
性を示すものであり、特性曲線32はこの値よりも除湿
絞り量が大きいときの特性を示すものである。いずれの
場合も、圧縮機の回転数を増加させるとともに、蒸発温
度は低下するが、除湿絞り量が大きくなるほど、蒸発温
度が低くなる。
bの除湿量との関係を示す特性図であって、特性曲線3
5は除湿絞り装置の除湿絞り量がある値のときの特性を
示すものであり、特性曲線37はこの値よりも除湿絞り
量が大きいときの特性を示すものである。いずれの場合
も、圧縮機の回転数を増加させるとともに、除湿量が増
加が、除湿絞り量が大きくなるほど、除湿量も大きくな
る。
で流れる冷媒の単位時間当りの冷媒流量との関係を示す
特性図であって、その特性40は、圧縮機の回転数の増
加とともに、冷媒流量も増加することを示している。
媒が持つ運動エネルギとの関係を示す特性図であって、
この特性43は、冷媒流量が増すとともに、運動エネル
ギも増加することを示している。
動音との関係を示す特性図であって、この特性46は、
運動エネルギが増すとともに、冷媒流動音も大きくなる
ことを示している。
を下げて除湿性能を高めるために、圧縮機の回転数を増
すと、冷媒流量が増加して運動エネルギーが大きくな
り、冷媒流動音が大きくなる。
ために、室外ファン7の回転数を増加させて室外熱交換
器3での風量を増すと、冷媒の温度が下がるため、室内
熱交換器5aで室内空気を加熱するための加熱量が減
り、室内ファン8によって室内に吹き出される空気温度
が下がる傾向があり、除湿運転を行なうと、室温が下が
ってしまう。
下げて除湿性能を高めるために、除湿絞り装置6の除湿
絞り量を大きくするものであり、以下、その効果を図7
〜図12を用いて説明する。
除湿絞り装置6の除湿絞り量を大きくして、特性32の
状態にしたとすると、同じ圧縮機1の回転数N1に対し
ては、蒸発温度が特性30上の点31でのB1から特性
32の点33でのB2に低下する。また、同じ蒸発温度
B1に保持するものとすると、特性30の点31から特
性32の点34に移り、圧縮機1の回転数をN1からN
2と小さくすることができる。
除湿絞り装置6の除湿絞り量を大きくして、特性37の
状態とすると、圧縮機1の同じ回転数N1に対して、室
内熱交換器5bの除湿量が特性35の点36でのH1か
ら特性37の点38でのH2と増加する。また、同じ除
湿量H1を保持するものとすると、特性35の点36か
ら特性37の点39に移り、圧縮機1の回転数をN1か
らN2と小さくすることができる。
保すべき必要除湿量は決まる。従って、図8において、
上記のように、そのとき確保すべき除湿量をH1とする
と、除湿絞り装置6の除湿絞り量を大きくすることによ
り、圧縮機1の回転数としては、N1よりも小さいN2
とすることができる。
9により、冷媒流量を減らすことになり、圧縮機の回転
数がN1からN2に減少したことにより、冷媒流量は、
特性40上の点41でのG1から点42でのG2に減少
する。従って、図10において、運動エネルギーが特性
43上で点44のE1からこれよりも小さいE2に減少
し、結局、図11において、特性46上、点47から点
48に移行して、冷媒流動音のレベルがP1からこれよ
りも小さいP2になる。
量を増加することにより、除湿絞り装置及び室内熱交換
器から発生する冷媒流動音を低減することができる。
和機の消費電力との関係を示す特性図であって、その特
性49は、圧縮機1の回転数の増加とともに、消費電力
が増加することを示している。
必要な電力量は、圧縮機の回転数が小さい程少ない。従
って、圧縮機1の回転数が、上記のように、除湿絞り装
置6の除湿絞り量を増加させることによって圧縮機1の
回転数をN1からN2に減じることができることによ
り、消費電力は、特性49上を点50から点51に移行
し、消費電力量はW1からW2まで低減する。
加することにより、除湿能力を高めるばかりでなく、冷
媒流動音と消費電力をも低減することができる。
ることは、冷媒絞り通路の断面積を小さくすることにな
る。これにより、従来の除湿絞り装置では、次のような
問題が生ずる。これを図13を用いて説明する。但し、
50a,50bは小穴、51a,51bは浮遊物であ
り、図1に対応する部分には同一符号をつけている。
置の除湿絞り弁では、弁棒52の側壁に小孔50a、5
0bが設けられ、図示するように、弁棒15が弁座20
に当接して弁口21が閉じた状態では、これら小穴50
a,50bが弁室23,24を連通する冷媒絞り通路と
なる。従って、冷媒は、弁室23からこれに小穴50
a,50bを通って弁室24に送られるとき、減圧され
る。
り装置6として使用し、図13(a)に示す状態にして
除湿運転を行なう場合、上記のように、室内熱交換器5
bの蒸発温度を下げて除湿能力を高めるために、小穴5
0a,50bの径を小さくすると、冷媒に混ざって流れ
てくる浮遊物51a,51bがこれら小孔50a,50
bにひっかかったり、堆積したりして小孔50a,50
bを詰まらせてしまう。ここで、浮遊物51a,51b
としては、冷凍サイクル中のゴミやコンタミなどであ
る。このような状態が進んで全ての小穴50a,50b
が浮遊物51a,51bで塞がるようになると、除湿運
転ができなくなる。
(b)に示すように、弁棒15が持ち上げられて弁口2
1が全開となっても、小孔50a,50bを詰まらせた
浮遊物54a,54bは取り除くことができない。従っ
て、小孔50a,50bが詰まった除湿絞り弁は絞りの
役割を果たせず、冷凍サイクルを閉め切ってしまうた
め、除湿運転ができなくなってしまう。
態における除湿絞り装置6では、このような問題も解消
することができる。これを図14により説明する。但
し、図1,図2に対応する部分には同一符号をつけてい
る。
弁棒15が弁座20に当接して弁口21が閉じて、切欠
溝19a,19bによる冷媒絞り通路によって弁室2
3,24が連通された状態にある。このとき、除湿能率
を向上させるためにこれら冷媒絞り通路を狭くすると、
上記従来の除湿絞り装置と同様に、これら冷媒絞り通路
に浮遊物51a,51bが引っ掛かったり、堆積したり
する。
に、弁棒15を持ち上げると、これら浮遊物51a,5
1bは弁座20の上端面に単に乗った状態となり、ある
いはまた、切込溝19a,19bに浮遊物51a,51
bが入り込んでも、弁棒15が持ち上がった状態では、
弁口21で露出した状態にあり、このため、冷媒の流れ
によって押し流されて除かれる。
51a,51bを弁棒15を持ち上げることによって排
除することができ、このため、切込み溝19a,19b
の深さを浅くして冷媒絞り通路の径を小さくすることが
でき、除湿能力を高めることができる。
ける除湿絞り装置6では、切込み溝19a,19bは弁
座20の弁口21側端部に設けられているため、冷媒絞
り通路に浮遊物が入り込んでも、弁棒15が弁座20に
ロックすることもなく、弁棒15を引き上げることがで
きて、浮遊物による冷媒絞り通路の詰まりを容易に除去
することができる。
とにより、弁棒15の動きにかかわらず、冷媒の流れに
対する切込溝19の位置を固定することができ、これに
より、冷媒絞り通路位置を所定の位置に形成することが
できて、冷媒流動音の発生のバラツキも小さくすること
ができる。冷媒の流れに対する冷媒絞り通路の位置が異
なると、冷媒流動音が大きくなったり、違った音になっ
たりして、除湿絞り装置毎に、従って、空気調和機毎に
発生する騒音が異なることになる。図14に示すような
弁棒15に小穴50a,50bが設けられた従来の除湿
絞り装置では、弁棒15の弁座20への当接状態に応じ
て、冷媒の流れに対する小穴50a,50bの位置が異
なり、従って、発生する冷媒流動音も異なる。これに対
し、この実施形態では、冷媒流動音が最小となるような
位置に冷媒絞り通路を配置することができ、従って、除
湿絞り毎に発生する流動音が異なるというような問題を
回避できる。
置を図3における除湿絞り装置6として使用することに
より、冷媒絞り通路に浮遊物の詰まりのない信頼性の高
い絞り装置を備えることになり、その結果、除湿絞り量
の大きい、即ち、絞り径の小さな除湿絞り装置とするこ
とができて、必要除湿量を確保するための圧縮機1の回
転数を小さくすることができる。従って、この実施形態
では、冷媒流動音も大幅に低減可能とし、さらに、消費
電力量も低減可能として、室温の低下を防ぎつつ除湿を
行なう除湿運転が可能となる。
4℃,室外湿度80%,室内温度24℃,室内湿度60
%の条件下で実際に除湿運転をしたところ、除湿絞り装
置6の絞り量を従来の3倍にすることができ、その結
果、必要除湿量(510ml/h)を確保するための圧
縮機1の回転数は半減し、また、消費電力量は従来の5
50Wから約半分の280Wになった。さらに、冷媒流
量が半減することにより、運動エネルギも半減して、冷
媒流動音として約4dBの低減となった。勿論、この除湿
運転でも、室内への吹出空気の温度が室温よりも低下す
るのを防ぎつつ除湿が行なわれて、必要除湿量は確保さ
れており、この実施形態の目的とする機能は維持されて
いる。
2の具体例の要部を示す縦断面図であって、15aは弁
棒15の側面であり、図1,図2に対応する部分には同
一符号をつけて重複する説明を省略する。
記のようなテーパ面27が設けられておらず、先端面が
弁棒15の側面15aに対して垂直な平坦面をなしてい
る。弁棒15が電磁コイルの電磁力によって弁座20に
押しつけられたときには、この弁棒15の平坦な先端面
が弁座20の平坦な上端面に当接し、これによって弁座
20の弁口21が閉じる。このとき、弁座20の上端部
に形成されている切込溝19は、その弁室23側の端部
が一部弁棒15の側面15aよりも外側にはみ出してお
り、このため、弁棒15が弁座20の弁口21を塞いで
も、切込溝19による冷媒絞り通路28が形成されて弁
室23,24を連通する。
例に比べて弁棒15の構造を簡単にすることができて、
弁動作を行なわせることができる。この具体例において
も、弁棒15を持ち上げることにより、切込溝19に詰
まった浮遊物を取り除くことができるから、従って、冷
媒絞り通路28を細くすることができる。
6の第3の具体例の要部を示す縦断面図、同図(b)は
同図(a)での弁口21の部分を拡大して示す縦断面図
であって、20aは座ぐり部、20bは座ぐり側面であ
り、図15に対応する部分には同一符号をつけて重複す
る説明を省略する。
は、図15に示した第2の具体例に対し、弁座20の上
端面に座ぐり部20aを設け、この座ぐり部20aに弁
棒15の平坦な先端面が当接するようにしたものであ
る。
より、弁棒15の大まかな位置決めができ、弁棒15の
図面上横方向の位置ずれを少なくすることができる。
まり込んだとき、この座ぐり部20aの側面20bが弁
棒15の先端部の側面15aと平行な場合、弁棒15の
先端部の外径と座ぐり部20aの内径とがあまり違わな
いと、弁棒15の先端部の外周部が切込溝19の大部分
に入り込んで冷媒絞り通路28の大部分を塞いでしま
い、弁棒15が冷媒絞り通路28の絞りとなってしまう
し、また、この座ぐり部20aの側面20bと弁棒15
の側面15aとの間にも浮遊物が詰まって弁棒15が弁
座20にロックされて抜き出せないようになるおそれも
ある。これを防止するために、座ぐり部20aの側面2
0bと弁棒15の側面15aとの間に充分な距離Lがあ
るように、座ぐり部20aの内径を弁棒15の先端部の
直径よりも充分大きくする。勿論、この場合、座ぐり部
20aの直径をあまり大きくすると、弁棒15が座ぐり
部20a内で一方に大きく片寄る位置ずれをしたとき、
この座ぐり部20aの切込溝19が設けられていない部
分で大きな隙間が生じて、これにより弁室23,24が
連通してしまう。このため、座ぐり部20aの内径も上
限がある。
込溝19を弁座20の座ぐり部20a内から弁座20の
内面に伸延するようにしている。
の第4の具体例は、座ぐり部20aから弁座20の上端
面まで、弁座20の上端面にいくほど座ぐり面が広くな
るように、座ぐり部20aの側面20cがテーパ傾斜し
て、座ぐり部20aが弁座20の上端面側に広がった形
状となっている。つまり、弁棒15の先端部の側面15
aと座ぐり部20aの側面20cとの間隔が、弁座20
の上端面に向かって広がるように形成されている。な
お、切込溝19は、弁座20の座ぐり部20a内から弁
座20の内面に伸延するようにしている。
側面15aとの間に浮遊物が詰まっても、弁棒15を座
ぐり部20a内から持ち上げるときには、弁棒15の上
昇とともに浮遊物が取れ易くなる。このため、弁棒15
は弁座20にロックされることはない。
5の具体例の要部を示す縦断面図であって、60は切込
溝であり、図1,図2に対応する部分には同一符号をつ
けて重複する説明を省略する。
に示した第1の具体例と同様、テーパ面が設けられてい
るが、さらに、このテーパ面に1個以上の切込溝60が
設けられている。即ち、この具体例では、図1に示した
第1の具体例のように弁座20側に切込溝を設ける代わ
りに、弁棒15側に切込溝60を設けたものであり、図
1するように弁棒15が弁座20に当接したときには、
弁棒15の先端の一部が弁座20の内径側には入り込む
とともに、切込溝60と弁座20とによって弁室23,
24を連通する冷媒絞り通路が形成される。
と同様、弁棒15の先端部が弁座20で保持されて、冷
媒の流体力による弁棒15の振動が抑圧されて冷媒流動
音の発生を低減できるし、除湿絞り装置6が全体として
傾いて設置されても、弁棒15は正しい姿勢で弁座20
との当接が可能となるし、さらには、図18に示す状態
で冷媒絞り通路に浮遊物が詰まっても、弁棒15を持ち
上げることにより、これを取り除くことができるから、
この冷媒絞り通路を狭くして除湿能力を高めることもで
きる。
6の具体例の要部を示す縦断面図であって、61は切込
溝、62は空間であり、図1,図2に対応する部分には
同一符号をつけて重複する説明を省略する。
で説明したように、筒状をなしており、この筒状部の先
端に、外面からこの筒状部内の空間62に達する切欠溝
61を1個以上設けている。この空間62は弁室24に
開放されている。この切欠溝61はこの筒状部の中心軸
に対して直交するように形成されている。これ以外の構
成は、図18に示した具体例と同様である。
接した状態にあるときには、弁棒15の先端部の空間6
2が弁室24と一体となり、切込溝61が弁室23と空
間62とを連通する冷媒絞り通路28を形成する。
に示した具体例と同様の構成をなしているので、図18
に示した具体例と同様の効果が得られる。
ように、電磁力とバネ16の付勢力とによって弁棒15
が上下に移動する構成となっているので、弁棒15は、
本来その中心軸を中心とした回転をせずに上下に動くも
のである。
に2個の切込溝60が設けられ(夫々を切込溝60a,
60bとする)、図18で矢印Y−Y方向から弁棒15
をみた図20(a)に示すように、矢印で示す冷媒の流
れ方向に対して、これに直交する対称な位置に配置され
た場合でも、あるいは、弁棒15に3個の切込溝60が
設けられ(夫々を切込溝60a,60b,60cとす
る)、図20(b)に示すように、矢印で示す冷媒の流
れ方向に対して、対称な位置に配置された場合でも、冷
媒の流体力の作用や電磁力のバランスにより、弁棒15
の動きに回転を伴う場合が生じることがある。このよう
な場合には、弁棒15に設けられた切込溝60も弁棒1
5とともに回転してしまう可能性がある。例えば、図2
0(a)や図20(b)に示す切込溝60の配置の場合
には、切込溝60a,60bや切込溝60a,60b,
60cの位置が最大で45゜程回転してしまう可能性が
ある。このような回転が生ずると、冷媒絞り通路の位置
が変化することになり、除湿絞り装置6内での冷媒流動
が変わって冷媒流動音にバラツキが生じることになる。
いても同様である。
るようにした図3における除湿絞り装置6の第7の具体
例を示す縦断面図であって、63はガイド溝、64はガ
イドであり、図18に対応する部分には同一符号をつけ
て重複する説明を省略する。
設けられ、また、弁体18に取り付けたストッパ17に
ガイド64が設けられ、これらガイド溝63にガイド3
4が嵌め込まれている。これにより、弁棒15はその中
心軸を中心とする回転を行なうことができず、この結
果、弁棒15に切込溝60を設けた場合でも、弁棒15
が弁座20に当接したときに切込溝60によって形成さ
れる冷媒絞り通路は、その位置が常に固定されることに
なり、発生する冷媒流動音が安定する。
同様である。
例では、例えば、図2から明らかなように、冷媒流れの
中に弁棒15が配置されるため、冷媒流は弁棒15にぶ
つかって二手に分かれ、弁口21に設けられている切込
溝19から冷媒絞り通路28に流入する。従って、図2
0(a)において、直線Sに関して対称の位置に切込溝
19a,19bを配置することにより、弁棒15に加わ
る流体力が均等になり、弁棒15の振動を押さえて冷媒
流動音を低減することができる。
において、弁棒15に設けられた切込溝60,61の配
置は、先の図1,図2で説明した具体例と同様に、流れ
込む冷媒の流れ方向に平行な上記直線Sに関して対称と
なるように配置する。図20(a),(b)はその例を
示したものでもある。
ガイド溝63,ガイド64を設けた図21に示す具体例
において、切込溝61の形状としては、図22(a)に
示すように、溝幅が一定の断面が正方形状の溝としても
よいし、図22(b)に示すように、溝底になるに従っ
て溝幅が狭くなる断面が台形状の溝としてもよい。この
場合には、切込溝61に浮遊物(ゴミやコンタミなど)
が付着しても、冷媒の流れによって取り除き易くなる。
なお、切込溝の形状としては、上記のもののみに限られ
るものではなく、V字形状(ノッチ形状),半円筒形
状,矩形形状など必要に応じて任意の形状とすることが
できる。
21に示したガイド溝63とガイド64とからなるガイ
ド機構を、弁棒15の外周に2個所以上設けるようにす
ることにより、弁座20の半径方向に対する弁棒15の
位置ずれを低減することができる。
り装置6の制御システムを示す図であって、70はコン
トローラ、71は圧縮機1の回転数検出制御装置、72
は室外熱交換器3の吹出空気温度検出装置、73は室外
熱交換器3の吸込空気温度検出装置、74は室外ファン
7の回転数検出制御装置、75は室内熱交換器5a,5
bの吹出空気温湿度検出装置、76a,76bは夫々室
内熱交換器5a,5bの吸込空気温湿度検出装置、77
は蒸発温度もしくは除湿絞り装置6の下流側の温度検出
そうち、78は室内ファン8の回転数検出制御装置であ
り、図3に対応する部分には同一符号をつけて重複する
説明を省略する。
の上記の浮遊物の除去制御も行なうものである。上記の
切込溝によって形成される冷媒絞り通路に浮遊物が詰ま
ることは、絞り量が大きくなることと同じであるから、
先に図7で説明したように、特性線が下がって蒸発温度
の低下をきたすことになる。また、蒸発温度が下がるこ
とにより、空気調和機の冷却能力も大きくなり、室内熱
交換器からの吹出し空気の温度も下がる。さらに、除湿
量も大きくなる。
bでの蒸発温度または除湿絞り装置6の下流側での冷媒
配管の温度(ほぼ冷媒の温度に等しい)や室内熱交換器
5a,5bからの吹出空気の温度、室内熱交換器5a,
5bの吸込空気の温湿度と吹出空気の温湿度を検出し、
その値で持って浮遊物による冷媒絞り通路の目詰まりの
有無を判定することができる。
回転数を検出し、また、コントローラ70からの制御信
号によってこの回転数を制御する回転数検出制御装置7
1と、室外熱交換器3の吹出空気の温度を検出する吹出
空気温度検出装置72と、室外熱交換器3の吸込空気の
温度を検出する吸込空気温度検出装置73と、室外ファ
ン7の回転数を検出し、また、コントローラ70からの
制御信号によってこの回転数を制御する回転数検出制御
装置74と、室内熱交換器5a,5bの吹出空気の温度
及び湿度を検出する吹出空気温湿度検出装置75と、室
内熱交換器5aの吸込空気の温度及び湿度を検出する吸
込空気温湿度検出装置76aと、室内熱交換器5bの吸
込空気の温度及び湿度を検出する吸込空気温湿度検出装
置76bと、室内熱交換器5bでの蒸発温度もしくは除
湿絞り装置6の下流側の温度を検出する温度検出装置7
7と、室内ファン8の回転数を検出し、また、コントロ
ーラ70からの制御信号によってこの回転数を制御する
回転数検出制御装置78とを備えている。
71や回転数検出制御装置74,78が検出した回転数
情報、吹出空気温度検出装置72や吸込空気温度検出装
置73,温度検出装置77が検出した温度情報、吹出空
気温湿度検出装置75や吸込空気温湿度検出装置76
a,吸込空気温湿度検出装置76bが検出した温度,湿
度情報を夫々取り込んで記憶処理判断し、この処理結果
に応じてこれら圧縮機1や室外ファン7,室内ファン8
などを制御するが、除湿絞り装置6での電磁コイル11
の通電制御も行なう。
や室外ファン7の回転数検出制御装置74,室内ファン
8の回転数検出制御機器74は、コントローラ70内に
組み込まれていてもよい。また、これらの回転数を検出
する方法としては、モータの回転数を測定する方法,そ
のモータの電圧値や電流値を測定する方法など何れの方
法を用いてもよい。さらに、これらの回転数を制御する
方法としては、モータの電流の周波数や電圧値,電流値
を可変させる方法など何れの方法を用いてもよい。さら
に、空気温度を検出する方法としては、サーミスタや熱
電対などを用いてもよいし、空気湿度を検出する方法と
しては、湿度センサを用いてもよい。
浮遊物が詰まった場合の空気調和機の状態の変化と運転
制御とを示すタイミング図である。
る情報量として室内熱交換器5bでの蒸発温度(これ
は、図23における温度検出装置77が検出した温度情
報で代替することもできる)を用い、空気調和機のサイ
クル運転制御対象として圧縮機1の運転と除湿絞り装置
6での除湿絞り弁の開閉を用いている。
を例にして説明すると、図23及び図24において、冷
媒絞り通路28に浮遊物が詰まる前は、蒸発温度はほぼ
一定値T0を示している(時刻S〜S1の期間)。冷媒
絞り通路28に浮遊物が堆積したりして詰まると、絞り
量が大きくなるため、蒸発温度が下がる(時刻S1〜S
2の期間ΔS0)。このとき、適正な蒸発温度T0と低
下した蒸発温度T1との差ΔT(蒸発温度降下量)、も
しくは時刻S1〜S2の期間ΔS0での蒸発温度の時間
変化率(=ΔT/ΔS0)を検出することにより、浮遊
物の堆積,詰まりを判断することができる。
たと判断すると、圧縮機1の運転を停止させる。このと
き、除湿絞り装置6の除湿絞り弁の高圧側(例えば、弁
室23側)と低圧側(例えば、弁室24側)とでは、冷
媒の圧力差が存在しているため、弁棒10を弁座20か
ら離して絞り弁を開けることが難しい。圧力差が大きい
ほど、弁口21を閉じた弁棒10を持ち上げるためにバ
ネ16のバネ力が大きいことが必要である。
前後の差圧をなくしてから弁棒10を開けるようにする
ために、圧縮機1の運転を止めて(時刻S3)から時間
ΔS1後の時刻S3に除湿絞り弁を開ける。除湿絞り弁
でのバネ16のバネ力が充分に大きい場合には、この遅
れ時間ΔS1を短くてもよいし、また、設けなくともよ
い。
4までの期間ΔS2は、冷凍サイクル全体の圧力バラン
スをとるための期間であって、四方弁2の切替えなどに
要する期間であり、必要に応じて設定すればよい。この
期間ΔS2経過後、次の時刻S4〜S5の期間ΔS3の
間、除湿絞り弁が開いた状態で圧縮機1を運転開始さ
せ、除湿絞り弁の弁口21に堆積して詰まった浮遊物を
流し取り、圧縮機1の吸込み側に設けられているストレ
ーナで捕集する。その後、電磁コイル11に通電して弁
棒10を弁座20に当接させ、除湿絞り弁を閉じさせて
除湿運転を再開する。
湿運転時での図23におけるコントローラの制御動作の
一具体例を示すフローチャートである。
除湿絞り装置6での冷媒絞り通路の詰まりを検出するも
のであるが、蒸発温度が変化する要因としては、この冷
媒絞り通路の目詰まりばかりでなく、ユーザが設定室内
温度や室内湿度を変更した場合や室内外の空気温度(空
気負荷条件)が急激に変化した場合にも生じる。これ
は、設定温湿度や空気負荷条件に応じて圧縮機1の回転
数や室内外ファン8,7の回転数が変更する場合がある
からである。
て、蒸発温度の変化を検出したとき、まず、圧縮機1の
回転数が変更されたかどうか(ステップ80)、室外フ
ァン7の回転数が変更されたかどうか(ステップ8
1)、室内ファン8の回転数が変更されたかどうか(ス
テップ82)を夫々判定し、それらのいずれかが変化し
たときには、蒸発温度の変化がそれによって生じたもの
とする。なお、一般に、除湿運転時の条件下では、室内
外の空気負荷条件が急激に変化することは少ないので、
必要に応じてこれらの情報は検出すればよい。
温度が変化し、かつ検出している蒸発温度が急激に低下
したときには、この蒸発温度の降下量を検出して予め設
定されている規定量α以上かどうか判断し(ステップ8
3)、この規定値α以上であれば、除湿絞り装置6がゴ
ミ詰まりしているものと考えられるので、図24で説明
した動作を行なう。
ップ84)。それ以外は継続して除湿運転する。このと
き、蒸発温度の降下量を用いるのは、蒸発温度は空気負
荷条件やユーザの設定空気温湿度などの組み合わせに応
じた空気調和機の運転で生じるため、蒸発温度の絶対値
を用いて閾値とすることが困難なためである。圧縮機1
が稼働中で冷媒が流れていると、除湿絞り装置6におい
ては、流体力によって弁棒15が弁座20に押しつけら
れているため、弁棒15を開くには、大きな力を要す
る。従って、圧縮機1が止まってから除湿絞り弁前後の
圧力差が小さく期間ΔS1の経過を待って、弁棒15を
持ち上げ、除湿絞り弁を開ける(ステップ85)。続い
て、冷凍サイクル内の圧力バランスが取れた期間ΔS2
後、再度圧縮機1を稼働させて(ステップ86)冷凍サ
イクル内で冷媒を循環させ、除湿絞り弁の弁棒15及び
弁口21の切込溝19に付着しているゴミを流す。この
ゴミは冷凍サイクル内を流れ、圧縮機1の入口に設けら
れているストレーナ内のメッシュで捕獲される。充分に
冷媒を循環させた期間ΔS3後、除湿絞り弁で弁棒15
を弁座20に当接させて弁口21を閉め(ステップ8
7)、除湿運転を再開する。
湿運転時での図23におけるコントローラ70の制御動
作の他の具体例を示すフローチャートである。
による詰まりの判定のために、蒸発温度の降下量の代わ
りに、蒸発温度の勾配、即ち、蒸発温度の時間変化率を
用いたものである。図26において、この判定がステッ
プ88で行なわれるものであり、それ以外の制御処理は
図25と同様である。
温度が急激に下がり、その時間変化率を検出して予め設
定されている規定量βと比較し、この時間変化率が規定
値β以上であるとき、除湿絞り装置6が目詰まりしたと
判断し、ステップ84以下の制御動作に進む。
湿運転時での図23におけるコントローラ70の制御動
作のさらに他の具体例を示すフローチャートである。
による詰まりの判定のために、蒸発温度の降下量の代わ
りに、室内熱交換器の吹出空気温度の降下量を用いるも
のである。図27において、この判定がステップ90で
行なわれるものであり、それ以外の制御処理は図25と
同様である。
の温度を検出し、これが変化せずにほぼ一定に維持され
ているときに(ステップ89)、検出している室内熱交
換器の吹出空気の温度が急激に下がり、その検出した降
下量が予め設定されている規定量γ以上のとき(ステッ
プ90)、除湿絞り装置6がゴミ詰まりしたと判定して
ステップ84以下の制御処理に進む。
湿運転時での図23におけるコントローラ70の制御動
作のさらに他の具体例を示すフローチャートである。
による詰まりの判定のために、室内熱交換器の吹出空気
の温度の降下量の代わりに、室内熱交換器の吹出空気の
温度の勾配、即ち、室内吹出空気温度の時間変化率を用
いた場合である。図28において、この判定がステップ
91で行なわれるものであり、それ以外の制御処理は図
27と同様である。
度を検出し、それがほぼ一定で、変化していないとき
(ステップ89)、検出している室内熱交換器の吹出空
気の温度が急激に下がり、その時間変化率が予め設定さ
れている規定量δ以上であれば(ステップ91)、除湿
絞り装置6がゴミ詰まりしていると判定し、ステップ8
4からの制御動作に進む。
堆積される浮遊物に関しては、降下量と時間変化率の両
方を組み合わせるとよい。
出空気の温度の他に、室内熱交換器の吸込空気や吹出空
気の温度と湿度を検出し、除湿量の上昇量または勾配
(時間変化率)を用いても、同様な制御が可能である。
実施形態の冷凍サイクルを示す構成図であって、100
は膨張弁であり、図3に対応する部分には同一符号をつ
けて重複する説明を省略する。
に、図3に示した第1の実施形態と同様の構成の冷凍サ
イクルを有するものであるが、図3での冷房,暖房運転
時用の絞り装置4の代わりに、図1,図2,図18,図
19,図21で示した除湿絞り装置6と同様の構成の絞
り弁を備えた膨張弁100として用いたものである。
時では、絞り作用を有し、除湿運転時では、ほとんど圧
力損失がないようにするものであり、上記の除湿絞り弁
を備えることにより、図3に示した絞り装置4よりも構
成が簡略化されて部品点数を少なくすることができ、し
かも、冷凍サイクルの機能としては図3に示したものと
同等である。
実施形態での冷凍サイクルを示す構成図であって、5は
室内熱交換器、101は膨張弁であり、図3に対応する
部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
縮機1と暖房運転と冷房運転とで冷媒の流れ方向を切り
替える四方弁2と室外熱交換器3と室内熱交換器5とが
冷媒配管で接続され、室外熱交換器3に室外ファン7
が、室内熱交換器5に室内ファン8が夫々設けられて、
従来の冷凍サイクルを同様の構成をなしているが、室外
熱交換器3と室内熱交換器5との間に設けられる減圧器
として、複数段に冷媒の絞り量を切り替えることができ
る膨張弁101が用いられる。
101の一具体例を示す縦断面図であって、24’は弁
室であり、図1に対応する部分には同一符号をつけて重
複する説明を省略する。
ものである。同図において、図1に示した除湿絞り装置
6と同様に、弁棒15の先端部にテーパ面が形成され、
また、弁座20に切込溝19が設けられており、弁棒1
5が弁座20に当接することにより、弁室23,24’
間が遮断され、切込溝19と弁棒15の先端のテーパ面
とで形成される冷媒絞り通路28を介してこれら弁室2
3,24’が連通する。したがって、この場合の冷媒絞
り量は、冷媒絞り通路28によって決まる。
例では、例えば、図1,図2で示すように、除湿運転時
に低圧側となる弁室24の径D1とこれに接続される冷
媒配管26との径D2とを等しくしたが、この具体例で
は、図31に示すように、弁室24’の径D3を冷媒配
管26の径D2よりも小さくしている。従って、この弁
棒15は、先の除湿絞り装置6での弁棒15に比べ、そ
のテーパ面が径D3の弁室24’に一部は入り込むこと
ができるように、先細となっている。
弁棒15を上昇させ、図32に示すように、弁室23,
24’が直接連通するが、このとき、弁室24’の径D
3が冷媒配管26の径D2よりも小さいために、この弁
室24’で冷媒が絞られることになる。
閉じても、また、開いても、冷媒は絞られることにな
る。しかし、弁室24’の径D3と図31の状態で形成
される冷媒絞り通路28の径(この場合、複数の冷媒絞
り通路28が形成されるときには、それらの断面積の合
計に対する径)とは異なるから、弁が開いたときと閉じ
たときとで冷媒の絞り量が異なることになる。従って、
膨張弁101は冷媒絞り量を2段に切り替えることがで
きる。
用いる図30に示す実施形態では、従来のキャピラリー
チューブのような1つの固定絞りを有する空気調和機よ
りも運転範囲が拡大できる。しかも、膨張弁101は、
図31,図32に示したように、基本構成としては、先
の除湿絞り装置6と同様の構成をなしているから、ゴミ
詰まりなどもなくて信頼性も高いし、また、部品点数も
少なくてすむことになる。
示す状態では、冷媒絞り通路28に浮遊物が詰まる場合
もあり得るが、先の除湿絞り装置6での制御と同様にし
て、この浮遊物を取り除くことができることは明らかで
ある。
けるか、弁座に設けるかや、その形状,配置について
は、先の除湿絞り装置6の場合と同様である。
実施形態の冷凍サイクルを示す構成図であって、図30
に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省
略する。
方弁を除いて冷媒の流れを1方向のみとし、冷房または
暖房運転のいずれか一方ができるようにしたものであ
り、この場合においても、図31,図32で説明した膨
張弁101を用いることができる。
が、本発明はかかる実施形態にのみ限定されるものでは
ない。
6や膨張弁101での弁棒15の駆動手段として、電磁
コイル11や電磁ガイド12,バネ16などで構成され
たものとしたが、モータを使用したり、機械的に駆動さ
れるものを用いたりしてもよいし、感温筒を用いた圧力
制御に適用してよく、駆動手段については、種々の構成
のものを適用してもよく、同様な効果が得られる。
つの運転状態ができる冷凍サイクルについて説明した
が、これに限るものではなく、他の冷凍サイクルについ
ても適用することができる。例えば、図3や図29に示
す冷凍サイクルにおいて、四方弁2を設けない冷房運転
と冷房サイクルでの除湿運転が可能な冷凍サイクル、即
ち、室内熱交換器5b,圧縮機1及び室外熱交換器3が
直列になるように接続した場合でも、本発明を適用する
ことにより、除湿運転において、室温を下げずにかつ必
要除湿量を確保しつつ、さらに冷媒流動音の小さい空気
調和機を構成することができる。
ルにおいて、四方弁2を設けない暖房運転と暖房サイク
ルでの除湿運転が可能な冷凍サイクル、即ち、室外熱交
換器3,圧縮機1及び室内熱交換器5bが直列になるよ
うに接続した場合でも、本発明を適用することにより、
除湿運転において、同様に、室温を下げずにかつ必要除
湿量を確保しつつ、さらに冷媒流動音の小さい空気調和
機を構成することができる。
において、アキュムレータを圧縮機1の吸入側(室内熱
交換器5bと圧縮機1との間)に設けてもよく、使用す
る圧縮機1の種類あるいは主絞り装置の種類や制御方法
によっては、アキュムレータ付きの冷凍サイクルの構成
とすることができる。
の種類としては、空気調和機で一般的に使用されている
HCFC22などの単一冷媒,オゾン層破壊や地球温暖
化の点からHCFC22に代わる代替冷媒の1つである
混合冷媒を使用することができる。
媒を使用する場合、これが塩素原子を有しないため、極
性を強く持っている。従って、使用される冷凍機油も、
HFC系冷媒と溶解する極性をもつ冷凍機油が使用され
る。しかし、空気調和機の製造工程や現地での設置にお
いて、冷凍サイクル内にコンタミなどの不純物が残留す
る。コンタミの多くは非極性物質である。また、圧縮機
内部の高温部などで反応性の高い不純物や冷凍機油に含
まれている添加物が反応し、非極性物質であるスラッジ
を形成する。これらの非極性物質が液冷媒中に析出し、
冷凍サイクル内で堆積する。これは、特に、絞りなどの
狭い冷媒絞り通路で堆積しやすい。また、一部の混合冷
媒のように、従来使用されている冷媒の圧力よりも使用
圧力が大きいものもある。このとき、圧力変動も大きく
なるので、冷媒流動音の発生レベルも大きくなることが
考えられる。
適用することにより、冷媒絞り通路の詰まりも解決で
き、その結果、必要冷媒流量を少なくできるため、冷媒
流動音も低減された除湿運転や冷暖房運転が可能とな
る。
気調和機を想定して説明したが、これに限らず、除湿運
転が必要な他の用途の装置にも適用可能である。このよ
うな場合には、一般に、熱交換器が室内あるいは室外で
用いられるとは限られず、この場合には、図3などにお
ける室内熱交換器5,5a,5bが利用側熱交換器とな
り、室外熱交換器3が熱源側熱交換器となり、室内ファ
ン8が利用側ファン,室外ファン7が熱源側ファンとな
る。
転機のものであってもよいし、また、インバータによる
回転数可変機であってもよく、いずれの場合も、上記と
同様の効果が得られる。
(利用側熱交換器)を二分割してその間に除湿運転時に
使用する除湿絞り装置を設け、除湿運転時、利用側熱交
換器の一方を蒸発器、他方を凝縮器として冷凍サイクル
により空気の冷却・除湿及び加熱を行なう冷凍サイクル
において、除湿絞り装置に対して、弁棒と弁座とが接触
したときのみ、弁棒もしくは弁座に設けられた切込溝と
弁棒もしくは弁座に囲まれた領域が冷媒絞り通路となる
構造とすることにより、冷媒絞り量を大きくするために
絞り径を小さくしても、冷媒絞り通路の詰まりなどの発
生を防ぐことができ、その結果、冷媒絞り量を大きくで
きて、室温が下がるのを防ぎつつ必要除湿量を確保する
ために必要な冷媒流量を低減でき、従って、冷媒流動音
も低減され、さらに、圧縮機の回転数が小さくて済むた
め、除湿運転に必要な消費電力量も低減できる。
和機や冷房専用空気調和機として、2段階の絞りの膨張
弁を有するため、キャピラリーチューブのような1つの
固定絞りの絞り装置を有する空気調和機よりも運転範囲
が拡大でき、さらに、絞り弁にゴミ詰まりなどもなく信
頼性も高く、しかも、部品点数が少ないため、低価格な
空気調和機を提供することが出来る。
室内熱交換器(利用側熱交換器)を二分割してその間に
除湿運転時に使用する除湿絞り装置を設け、除湿運転時
に利用側熱交換器の一方を蒸発器、他方を凝縮器として
冷凍サイクルにより空気の冷却・除湿及び加熱を行なう
冷凍サイクルにおいて、除湿絞り装置に対して、弁口と
開放口とを結ぶ冷媒通路に切込溝を設けることにより、
弁全開時には、圧力損失の冷媒通路として、また、弁全
閉時には、切込溝が弁棒によって仕切られて、各々独立
した冷媒絞り通路として形成される構造の除湿絞り弁と
したため、除湿性能向上のために、冷媒絞り量を大きく
した場合においても、即ち、絞り径を小さくした場合に
おいても、弁を全開にすることで絞りの形成を解除で
き、冷媒絞り通路の詰まりを防ぐことが可能となる。
くして蒸発温度を下げられることにより、必要除湿量を
確保するのに必要な冷媒循環量を少なくすることがで
き、従って、冷媒流の運動エネルギを低減できて、冷媒
流動音の低減が可能である。
なくてすむため、圧縮機の回転数を低減することがで
き、従って、空気調和機を稼働させるに必要な消費電力
量をも低減できる。
房性能を低下させることもなく、かつ冷媒流動音も小さ
くして、さらに、消費電力量も少ない運転で、室温を下
げずに湿度を下げることができる空気調和機を提供でき
て、快適な除湿運転を行なうことができる。
除湿絞り装置の第1の具体例の弁開放状態を示す縦断面
図である。
図である。
明による空気調和機の第1の実施形態の冷凍サイクルを
示す構成図である。
る。
た場合の弁棒が弁座に接触し始めたときの状態を示す図
である。
られた状態を示す図である。
発温度との関係を示す特性図である。
湿絞り装置での除湿量との関係を示す特性図である。
媒流量との関係を示す特性図である。
の運動エネルギとの関係を示す特性図である。
媒流動音との関係を示す特性図である。
消費電力量との関係を示す特性である。
物詰まり状態を示す図である。
り通路の浮遊物詰まりとその除去方法を示す図である。
要部を示す縦断面図である。
要部を示す縦断面図である。
要部を示す縦断面図である。
要部を示す縦断面図である。
要部を示す縦断面図である。
示す平面図である。
要部を示す縦断面図である。
の断面形状を示す側面図である。
出制御システムを示す構成図である。
り発生時の運転制御を示すタイムミング図である。
装置の浮遊物詰まり除去動作の第1の具体例を示すフロ
ーチャートである。
装置の浮遊物詰まり除去動作の第2の具体例を示すフロ
ーチャートである。
装置の浮遊物詰まり除去動作の第3の具体例を示すフロ
ーチャートである。
装置の浮遊物詰まり除去動作の第4の具体例を示すフロ
ーチャートである。
の冷凍サイクルを示す構成図である。
の冷凍サイクルを示す構成図である。
態を示す縦断面図である。
断面図である。
の冷凍サイクルを示す構成図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 冷媒サイクルを形成する利用側熱交換器
を熱的に2分割して第1,第2の利用側熱交換器とし
て、該第1,第2の利用側熱交換器の間に除湿絞り装置
を設け、除湿運転時には、該除湿絞り装置により、上流
側となる該第1の利用側熱交換器を凝縮器として、下流
側となる該第2の利用側熱交換器を蒸発器として夫々利
用するようにした冷凍サイクルを備えた空気調和機にお
いて、 該除湿絞り装置は、 該第1の利用側熱交換器に連通した第1の冷媒通路に貫
通する弁口と、 該第2の利用側熱交換器に連通した第2の冷媒通路に貫
通する開放口と、 該弁口と該開放口とを結ぶ第3の冷媒通路が形成された
弁座と、 該第3の冷媒通路の開閉を行なう弁棒と該弁棒を可動さ
せる弁可動部とから形成される除湿絞り弁とを有して、
該弁棒が可動することによって該第3の冷媒通路を開閉
する弁の構造をなし、 該弁棒が該弁座に当接して該第3の冷媒通路を閉じたと
きには、該弁棒と該弁座の壁面とで囲まれた独立した絞
り通路を形成し、該弁棒と該弁座とが離れて該第3の冷
媒通路を開いたときには、該独立した絞り通路が該第3
の冷媒通路と一体になって該第3の冷媒通路の一部をな
すように構成されていることを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記独立した絞り通路が複数個形成されることを特徴と
する空気調和機。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 前記弁座に1つ以上の切込溝を設け、前記第3の冷媒通
路が閉じたとき、該切込溝と前記弁棒の壁面とで前記独
立した絞り通路を形成することを特徴とする空気調和
機。 - 【請求項4】 請求項1または2において、 前記弁棒に1つ以上の切込溝を設け、前記第3の冷媒通
路が閉じたとき、該切込溝と前記弁座の壁面とで前記独
立した絞り通路を形成することを特徴とする空気調和
機。 - 【請求項5】 請求項3または4において、 前記切込溝は、V溝(ノッチ)形状をなすことを特徴と
する空気調和機。 - 【請求項6】 請求項3または4において、 前記切込溝は、半円筒形状をなすことを特徴とする空気
調和機。 - 【請求項7】 請求項3または4において、 前記切込溝は、矩形溝形状をなすことを特徴とする空気
調和機。 - 【請求項8】 請求項3,5,6または7において、 前記弁座に設けた切込溝を、前記第1の冷媒通路の軸線
に対して対称の位置に配置したことを特徴とする空気調
和機。 - 【請求項9】 請求項4,5,6または7において、 前記弁棒に設けた切込溝を、前記第1の冷媒通路の軸線
に対して対称の位置に配置したことを特徴とする空気調
和機。 - 【請求項10】 請求項3,5,6または7において、 前記弁座に設けた切込溝を、前記第1の冷媒通路の軸線
上に配置したことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項11】 請求項4,5,6または7において、 前記弁棒に設けた切込溝を、前記第1の冷媒通路の軸線
上に配置したことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1つにおい
て、 前記第3の冷媒通路の段面積が前記第2の冷媒通路の断
面積以上であることを特徴とする空気調和機。 - 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1つにおい
て、 前記第2の冷媒通路での冷媒の温度もしくは蒸発温度ま
たは前記利用側熱交換器の吹出空気温度を検出する温度
検出手段を設け、 該温度検出手段の検出温度の変化量または時間変化が所
定値よりも大きくなったとき、前記除湿絞り装置が前記
第3の冷媒通路を開にすることを特徴とする空気調和
機。 - 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか1つにおい
て、 前記冷媒サイクルを形成する熱源側熱交換器と前記利用
側熱交換器との間に設けた主絞り装置が、前記除湿絞り
装置と同様の除湿絞り弁を用いた弁構造をなすことを特
徴とする空気調和機。 - 【請求項15】 圧縮機と、熱源側熱交換器と、利用側
熱交換器と、該圧縮機と該熱源側熱交換器及び該利用側
熱交換器との間に設けられて冷媒の流れ方向を切り替え
る切替弁と、該熱源側熱交換器と該利用側熱交換器との
間に設けられた絞り装置とで冷凍サイクルが形成され、
該切替弁によって冷媒の流れ方向を切り替えることによ
り、冷房,暖房運転を行なうことができるようにした空
気調和機において、 該絞り装置が、請求項1〜13のいずれか1つに記載の
除湿絞り装置と同様の除湿絞り弁を用いた弁構造をな
し、かつ該弁構造での前記弁口と前記開放口とを結ぶ冷
媒通路の断面積が該絞り通路に接続される冷媒通路の断
面積以下であることを特徴とする空気調和機。 - 【請求項16】 圧縮機と、熱源側熱交換器と、利用側
熱交換器と、該熱源側熱交換器と該利用側熱交換器との
間に設けられた絞り装置とで冷凍サイクルが形成され、
冷房運転と暖房運転とのいずれか一方を行なうことがで
きるようにした空気調和機において、 該絞り装置が、請求項1〜13のいずれか1つに記載の
除湿絞り装置と同様の除湿絞り弁を用いた弁構造をな
し、かつ該弁構造での前記弁口と前記開放口とを結ぶ冷
媒通路の断面積が該絞り通路に接続される冷媒通路の断
面積以下であることを特徴とする空気調和機。 - 【請求項17】 請求項1〜16のいずれか1つにおい
て、 使用する冷媒をHFC系冷媒としたことを特徴とする空
気調和機。
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