【発明の詳細な説明】
スピノシン化合物の合成的修飾発明の分野
本発明は、サッカロポリスポーラ スピノサ(Saccharopolyspora spinosa)によ
り生産されるスピノシン化合物の化学的修飾により製造される化合物に関する。
この化合物は、殺虫活性を有する。発明の背景
米国特許第5,362,634号明細書(引用により本明細書に編入する)中にA83543と
確認される発酵産物は、サッカロポリスポーラ スピノサ(Saccharopolyspora sp inosa
)により生産される関連化合物の一族である。これらの化合物は、因子また
は成分A、B、C、D、E、F、G,H、J、K、L、M、N、O、P、Q、R
、S、T、U、V、W、Y等と呼ばれてきており(国際公開第93/09126号および
同第94/20518号明細書も参照にされたい)、そして今後、スピノシンA、B等と
呼ぶ。スピノシン化合物は、ダニ、線虫および昆虫の防除、特に鱗翅目および双
翅目の種を防除するために有用である。天然に生産されるスピノシン化合物は、
12-員の大環状ラクトン、天然の糖(ラムノース)およびアミノ糖(ホロサミン)に
融合した5,6,5-三環式環系から成る(Kirstら、(1991)、Tetrahedron Letters,32
:4839を参照にされたい)。もしアミノ糖が存在しなければ、これらの化合物はA
、D等のプソイドアグリコンと呼ばれ、そしてもし天然の糖が存在しなければ、
化合物はA、D糖のリバースプソイドアグリコンと呼ばれてきた。より好ましい
命名法は、プソイドアグリコンは、スピノシンA 17-Psa、スピノシンD 17-Psa
等と称することである。さらに好ましい命名法では、リバースプソイドアグリコ
ンは、スピノシン
A 9-Psa、スピノシンD 9-Psa等と称することである。スピノシン化合物は、典
型的には以下の構造:
を有した。
天然に生産されるスピノシン化合物は、培養物NRRL 18719、18537、18538、18
539、18719、1843および18823からの発酵を通して生産することができる。これ
らの培養物は、61604、イリノイ州、ノース大学通り1815、米国農務省、農業研
究サービス、ミッドウエスト地方北部地区研究センターに寄託され、そして保存
カルチャーコレクションの一部となっている。
すでに述べたように、スピノシン化合物は、特に鱗翅目および双翅目の種に対
して効果的である。スピノシン化合物は、環境に大変優しく、そして魅力のある
毒物学的プロフィールを有する。しかし幾つかの応用では、従来の特許および技
術文献に開示されたスピノシンにより提供されるものよりも、長期の残効を有す
ることが最も望ましい。より長い残効を有するスピノシン類似体は、果実および
堅果上のダニを防除するために、またはナシ状果実に影響を及ぼすヒメハマキを
防除するために有用である。発明の要約
本明細書に開示する発明は、サッカロポリスポーラ スピノサ(Saccharopolysp ora
spinosa)により生産される生成物の化学的修飾であり、これにより農業およ
び動物の衛生市場に使用するための中間体および/または殺虫剤生成物を製造す
る。ラムノース糖、ホロサミン糖に対する多数の化学的修飾が、水素化、エポキ
シド化、還元、ハロゲン化、酸化、アルキル基の付加、窒素基の付加、および大
環状ラクトン上の置換基の付加および排除を介して分子に成された。発明の詳細な説明
本発明の化合物は、サッカロポリスポーラ スピノサ(Saccharopolyspora spin osa
)により天然に生産される化合物を修飾することにより、直接または間接的に
製造される(DowElancoへの米国特許第5,362,634号明細書を参照にされたい。こ
れは引用により全部、本明細書に編入される)。本発明の化合物は、昆虫、蛛形
類および線虫に対して活性を有することが示された。したがって、化合物は他の
化合物を製造するために使用でき、またはその化合物自体を昆虫またはダニを抑
制または不活性化するために使用できる。化合物の抑制または不活性化量が、昆
虫またはダニの部位(locus)と接触することになる。この昆虫の“部位(locus)”
は、昆虫またはダニが生存する、またはその卵が存在する環境を言い、それを取
り巻く空気、それが食する食物、またはそれが接触する物体を含む。典型的には
、これらの化合物は、昆虫またはダニが餌とする植物の葉に施用される。本明細
書で特に言及しないかぎり、句または用語は以下の意味を有する:“ハロアルキ
ル”は、1−4個の炭素原子を有するアルキルを意味し、ここで炭素原子に結合
している少なくとも1つのハロゲンが存在する。“ハロゲン”とは、Cl、F、
BrまたはIを意味する。用語“アルカノイル”は、1−4個の炭素原子を有す
るアルキルを意味し、ここで少なくとも1つのカルボニル基がアルキル基に結合
している。用語“アルキルヒドロキシルアミノ”とは、式
を有する置換基を意味し、式中、R10およびR11は独立して、1−4個の炭素原
子を有するアルキルまたは1−5個の炭素原子を有するアルカノイルである。用
語“保護されたヒドロキシル”とは、限定するわけで
はないが、メトキシ、メチル、テトラヒドロピランのような置換メチルエーテル
、限定するわけではないが1-エトキシエチルのような置換置換エチルエーテル、
限定するわけではないがp-メトキシベンジルのような置換ベンジルエーテル、限
定するわけではないが1−2個の炭素原子を有するシリルエーテル、典型的には
トリメチルシリルのようなシリルエーテル、エステル、典型的には1−2個の炭
素原子を有するエステル、より具体的には、ホルメートまたはアセテート、カー
ボネート典型的には1−2個の炭素原子を有するカーボネート、より具体的には
、メチルカーボネート、およびスルホネート、典型的には1−2個の硫黄を有し
、より具体的にはメチルスルホネートを意味する。これらの保護基は、Greene,T
.W.,Wuts,P.G.M.、有機合成の保護基(Protecting Group in organic Syntheses)
、ジョン ウィリー アンド サンズ(John Wiley and sons)、ニューヨーク、199
1、第17−18頁(これは引用により全部、本明細書に編入する)に、より詳細に
記載されている。用語“保護されたアミノ”とは、1−2個の炭素原子を有する
カルバメート、1−4個の炭素原子を有するアミド、典型的にはn-ホルミルおよ
びn-アセチル、ならびにn-ベンジリエンのようなイミンを意味する。これらの保
護基は、Greeneの有機合成の保護基(Protecting Group in organic Syntheses)
に、さらに詳細に記載されている。用語“昆虫またはダニの抑制”とは、生きて
いる昆虫またはダニの数の減少、あるいは卵の数の減少があることを意味する。
“不活性化量”とは、処理した昆虫またはダニの集団において、測定できる減少
を引き起こすために使用される化合物の量を意味する。典型的には、約1−約1,
000ppm(または0.01−1Kg/エーカー)の化合物が使用される。
これらの化合物は、典型的にはマクロステレス ファシフロン(Macrosteles fascifrons
)(フタテンヨコバイ)、スポドプテラ エクシクア(Spodoptera e xiqua
)(シロイチモンジョトウ)、メロイドジネ アレナリア(Meloidogyne are naria
)(アレナリアネコブセンチュウ)、アフィス ゴシッピー(Aphis gossypi i
)(ワタアブラムシ)、テトラニカス ウルチセ(Tetranychus urticae)(ナミ
ハダニ)、ディアブロティカ ウンデシムパンクタータ(Diabrotica undecimpun ctata
)(ハムシモドキ科の甲虫の1種)、ヘリオティス ゼア(Heliothis zea)
(オオタバコガ)、ペレグリナス マイディス(Peregrinus maidis)(トウモロコ
シウンカ)、ヘリオティス ビレセンス(Heliothis virescens)(オオタバコガ)
、ブラッテラ ジャーマニカス(Blattella germanicus)(チャバネゴキブリ)、
オストリニア ヌビラリス(Ostrinia nubilalis)(アワノメイガ)、ネフォテッ
テクス シンシチセプス(Nephotettix cinciticeps)(グリーンライスリーフホ
ッパー:Green rice leafhopper)、ニラパラボータ ルゲンス(Nilaparvata lug ens
)(トビイロウンカ)、およびチロ サプレッサンリス(Chilo suppressalis
)(ニカメイガ)に対して活性である。
合成化合物は、典型的にはラムノース糖の修飾、ホロサミンの修飾、または9-
もしくは17-プソイドアグリコンから出発し、そして非糖または異なる糖をラム
ノースまたはホロサミン糖に置換することにより製造できる。合成化合物は、天
然に生産される化合物の、または本明細書の実施例に記載されている天然化合物
のプソイドアグリコンの、5,6,5-三環式および/または12-員の大環状ラクトン
部分を修飾することによっても製造された。本明細書で特許請求する化合物は、
化合物のすべての
異性体、ならびに酸付加塩およびそれらの異性体を含む。
本明細書で特許請求する化合物は、幾つかのジアステレオマー型異性体で存在
する。多数の立体中心が存在するので、ジアステレオマー型異性体は、殺虫剤と
しての利用性を有すると予想される。ジアステレオマー型異性体の中には他のも
のより効果があるものもあるが、すべてのジアステレオマー型異性体が、特許請
求する発明に対して均等である。
実施例17 A部では、式(I)のR5'、R6'およびR7'で、ラムノース糖は長鎖
アルキル基、芳香族基を付加することにより、および/またはハロゲン置換基を
持つ長鎖アルキル基、芳香族基を付加することにより修飾される。エステルも、
R5'、R6' およびR7'位で作成された。さらなる糖も、これらの位置に置かれた。
別の種類の修飾は、窒素、硫黄、リンまたは珪素のような原子を含むヘテロ置換
基を付加することであった。ラムノース糖上の修飾に加えて、式(I)のC5および
C6位の間の二重結合が、エポキシド化または水素付加により修飾された。
実施例17 B部では、ホロサミン糖が非糖置換基に、エステル結合を介して
置換される。このエステルは、典型的には窒素複素環式基、ハロゲン、またはア
ミノ基を有する。実施例17 C部では、ホロサミン糖は窒素上の置換を、Hま
たはメチルから長鎖アルキル基、アシル基、四級アンモニウム塩またはN−オキ
シドへ変えることにより修飾された。実施例17 D部では、分子はC13およびC1
4位の二重結合を水素化、エポシド化、還元、ならびにアルキル基および窒素基
o付加(ヒドロキシルアミンおよびシアニドのような)することにより修飾され
た。実施例17 E部では、大環状ラクトンのC17置換基を除去して二重結合を与
えるか、および/または分子のC5およびC6位をハロゲン、エポシドおよび
アルコキシドで修飾する。実施例17 F部では、C5およびC6位で、分子は水素
化、エポキシド化、ハロゲン化、酸化およびヘテロ原子置換基およびエステルの
付加により修飾される。
実施例17 G部では、ホロサミンが別の糖、例えばラムノース誘導体と置換
される。実施例17 H部では、スピノシン出発材料がアルキル化またはN-脱メ
チル化される。生成した材料は好ましくは、他の化合物を作成するための出発材
料として使用される。実施例17 I部では、脱酸素化ラムノース類似体が製造
され、そしてさらにエルテルおよびヘテロ原子置換を用いて修飾される。実施例
17 J部では、ラムノース糖が他の糖および非糖(例えばエステルおよびエーテ
ルのような)に置き換えられる。実施例17 K部では、分子の5,6,5-三環式部分
のC9位が、ヒドロキシル基をケトンに酸化し、そして次にアルキル基をC-O二重
結合に付加することにより修飾される。またC9のヒドロキシル基は、脱酸素化さ
れるか、または窒素含有基に置き換えられる。
本明細書に開示される化合物のみが農業用生成物を製造するために有用である
のではなく、これら化合物の酸付加塩も望ましい生成物である。酸付加塩は、式
I、II、IV、VI、VIIIおよびXVに開示される化合物から製造することができる
。化合物の塩は、当業者に周知の造塩用の標準的技法を使用して製造される。塩
は中和されて酸付加塩を形成することができる。特に有用な酸付加塩は、限定す
るわけではないが硫酸、塩酸、リン酸、酢酸、琥珀酸、クエン酸、乳酸、マレイ
ン酸、フマル酸、コール酸、パム酸(pamoic acid)、粘液酸、グルタミン酸、樟
脳酸、グルタル酸、グリコール酸、フタル酸、酒石酸、ギ酸、ラウリン酸、ステ
アリン酸、サリチル酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ソルビン
酸、ピクリン酸、安息香酸、桂皮酸等のような有機酸および無機酸の両方を用い
る標準的な反応により形成されるものを含む。
組成物は、農業または有害生物防除の分野で通例である方法および配合に従い
調製される。組成物は濃縮し、そして水に分散することができ、またはダスト、
バイトまたは顆粒組成物の状態で使用することもできる。分散は典型的には、化
合物の濃縮組成物から調製された水性懸濁液または乳液である。水溶性または水
−懸濁液または乳化性組成物は、乳化性濃縮物または水性懸濁液として知られて
いる、固体、湿潤性粉末、または液体である。湿潤性粉末は、塊状にするか、ま
たはぎっしりと詰められて、水分散性の粒剤を形成することができる。これらの
粒剤は、化合物、不活性キャリアーおよび界面活性剤を含んで成る。化合物の濃
度は典型的には、約0.1%−約90重量%の間である。不活性キャリアーは典型的
には、アタパルジャイトクレー、モンモリオナイトクレーおよび珪藻土または精
製された珪酸塩である。
界面活性剤は、典型的には約0.5%−約10%の湿潤性粉末を含んで成り、ここ
で界面活性剤は、典型的にはスルホン化リグニン、濃縮ナフタレン−スルホネー
ト、ナフタレン−スルホネート、アルキル−ベンゼンスルホネート、スルキルス
ルホネート、またはアルキルフェノールのエチレンオキシド付加生成物のような
非イオン性界面活性剤、またはそれらの混合物である。特許請求する化合物の乳
化性濃縮物は、典型的には1リットルの液体あたり約50−約500グラムの化合物(
約10%−約50%に等しい)を、水非混和性溶媒および乳化性との混合物である不
活性キャリアー中に溶解する。有機溶媒には、キシレン、およびヘビーおよび芳
香族ナフサを含む石油の高沸点ナフタレンおよびオレフィン部分を初め
とする石油画分のような有機物を含む。テルペン系溶媒−ロジン誘導体、シクロ
ヘキサノンのような脂肪族ケトンおよび複合アルコールのような他の有機物も使
用できる。乳化性濃縮物用の乳化剤は、典型的には本明細書で述べたようなイオ
ン性および/または非イオン性界面活性剤、または他の均等物と混合される。
水−不溶性化合物を含む水性の懸濁液を調製することができ、この場合は、化
合物が水性の賦形剤中に典型的には約5%−約50重量%濃度で分散される。懸濁
液は、化合物を細かく挽き、そしてこれを本明細書で検討するように、賦形剤の
水、界面活性剤および分散剤中で激しく混合することにより調製される。無機塩
および合成または天然ガムのような不活性な材料も、所望のように水性賦形剤の
密度および/または粘度を増すために使用できる。
沈殿された流動性剤も、活性分子を水−混和性溶媒および界面活性剤または表
面活性ポリマー中に溶解することにより調製できる。これらの組成物を水と混合
する場合は、活性化合物は界面活性剤と沈殿し、生成するミクロ−結晶沈殿物の
サイズを制御する。結晶サイズは、特別なポリマーおよび界面活性剤混合物の選
択を通して制御できる。
化合物は、土壌に施用する粒剤組成物としても応用できる。この粒剤組成物は
、典型的には約0.5%−約10重量%の化合物を含んで成る。化合物は、典型的に
はクレーまたは均等な物質である不活性キャリアーに分散される。一般的に粒剤
組成物は、化合物を適当な溶媒に溶解し、そしてそれをすでに望ましいサイズに
なっている顆粒状のキャリアーにのせることにより調製させる。粒子サイズは典
型的には、約0.5mm−3mmの間である。粒剤組成物は、キャリアーおよび化合物の
ドウまたはペース
トを形成し、合わせた混合物を乾燥し、そしてこのドウまたはペーストを所望の
粒子サイズに砕くことにより調製することもできる。
また化合物は、適当な有機溶媒と組み合わせることもできる。有機溶媒は典型
的には、農業で広く使用されている無刺激石油である。これらの組み合わせは、
典型的には噴霧剤として使用されている。より典型的には混合物は、液体キャリ
アー中の分散剤として施用され、この場合、液体キャリアーは水である。化合物
はエアゾール組成物の状態で施用することもできる。化合物を不活性キャリアー
に溶解し、これは加圧生成性噴射剤混合物である。エアゾール組成物は、容器に
包装され、ここで混合物は噴霧バルブを通って分散される。噴射剤混合物は、低
−沸点ハロカーボン(これは不活性ガスにより加圧される有機溶媒または水性懸
濁液と混合できる)またはガス状炭化水素のいずれかを含む。
昆虫およびダニの部位に施用する化合物量は、重要ではなく、そして当業者が
容易に決定できる。一般的に、約10ppm−約5,000ppmの濃度で、望ましい防除が
提供される。大豆および綿のような作物には、施用率は約0.01−約1kg/haであ
り、この場合、化合物は5−50gal/噴霧組成物で施用される。化合物を、昆
虫またはダニが住む任意の場所に施用することができる。そのような場所は典型
的には、綿、大豆および植物作物、果実および堅実樹木、ブドウの木、家および
鑑賞植物である。本発明の化合物は、動物上で有害生物である節足動物、すなわ
ち昆虫、蛛形類を防除するため動物の処理にも有用である。これらの節足動物有
害生物は、典型的には外部表面上でそれらの宿主(外部寄生)を攻撃し;そのよ
うな有害生物を防除する薬剤は、“外部寄生生物撲滅剤”と呼ぶ。
すべての動物がそのような有害生物による攻撃の対象であり、問題は
脊椎動物宿主間で最も深刻である。ヒトは多くの寄生体にとって有力な宿主であ
り、医学的な経験では、生殖部位および衛生状態が低い部位で、寄生体の感染は
日常的な問題である。また寄生体により攻撃される大いなる対象は、畜牛、ヒツ
ジ、ブタ、ヤギ、バッファロー、水牛、シカ、ウサギ、ニワトリ、七面鳥、アヒ
ル、ガチョウ、ダチョウ等の家畜動物である。ウマおよび他の愛玩動物も、寄生
体攻撃の対象であり、毛皮用に成長させているミンクおよび他の動物、および研
究室および実験的環境下で使用されるラット、マウスおよび他の動物も対象であ
る。イヌおよびネコのようなコンパニオンアニマルは、寄生体による攻撃の大い
なる対象であり、それらのヒトとの親密な関係から、そのような寄生体はイヌや
ネコを同伴するヒトにも問題を起こす。魚、甲殻類、および他の水性種も、寄生
体攻撃の対象である。一言で言えば、寄生体の宿主として全範囲の動物が関与す
る。
外部寄生体の侵襲からの経済的代価は莫大である。家畜の範囲では、動物の飼
料効率および成長率が下がるという問題がある。ミルクおよびウール生産も損害
を受け、そしてフリース、皮および毛皮にも被害がある。動物は、2次的な微生
物感染およびさらなる外部寄生体の攻撃も疑われる。また外部寄生体は、健康お
よび生産にはそれほど有害でない時でも、かなりの不快を引き起こす。
多数の殺寄生体剤が使用されているが、それらは種々の問題に悩まされている
。例えばそのような問題には、活性スペクトルの限界、環境的毒性、繰り返し処
理する必要性、ならびに多くの場合で外部寄生体による耐性である。したがって
、新しい外部寄生生物撲滅剤の必要性がある。
本化合物は、外部寄生体を防除するための全設備に、新しい方法を提
供する。この態様では、本発明は宿主動物上の節足動物を抑制、または殺すため
の方法を対象とし、この方法は有害生物を本発明の化合物の有効量と接触させる
ことを含んで成る。
本発明は、広い範囲の種々の節足有害生物を防除するために使用できる。本化
合物により防除できる各々の有害生物は、以下の通りである:
蛛形類、アムブリオーマアメリカヌム(Amblyomma americanum)(ローン-スター
のダニ)、アムブリオーマ マクラタム(Amblyomma maculatum)(湾岸のダニ)、ア
ルガス ペルシカス(Argas persicus)(鳥のダニ)、ブーフィラス ミクロプル
ラタム(Boophilus microplus)(牛のダニ)、コリオプテス(Chorioptes)種(疥癬
ダニ)、デモデックス ボビス(Demodex bovis)(牛の小胞ダニ)、デモデックス
カニス(Demodex canis)(犬の小胞ダニ)、デルマセンターアンデルソニー(D
ermacentor andersoni)(ロッキー山熱ダニ)、デルマセンター バイアビリス(
Dermacentor variabilis)(アメリカの犬のダニ)、デルマニサス ガリナエ(De
rmanyssus gallinae)(ニワトリのダニ)、リクソデス リチナス(Ixodes ricin
us)(ヒツジに共通のダニ)、クネミドコプテス ガリナエ(Knemidokoptes gall
inae)(羽をむしり取るダニ)、クネミドコプテス ミュータンス(Knemidokopte
s mutans)(鱗-足ダニ)、オトビウス メグニィー(Otobius megnini)(耳ダニ)
、プソロプテス エクイ(Psoroptes equi)(スカブ:scab ダニ)、プソロプテス
オビス(Psoroptes ovis)(スカブ ダニ)、リピセファルス サングネウス(R
hipicephalus sanguineus)(ブラウン ドック ダニ)、サルコプテス スカビエ
イ(Sarcoptes scabiei)(疥癬ダニ)、インセクツ−アエデス(Insects-Aedes)
(カ類)、アノフェレス(Anopheles)(カ類)、クレッス(Culex)(カ類)、ハ
ボシカ属、ボビコーラボビス(Bovicola bovis)(牛食いシラミ)、カリトロー
ガ ホムニボラックス(Callitroga homnivorax)(クロバエ科のハエ)、チリソ
プス(Chrysops)種(メクラアブ)、サイメックス レクチュラリウス(Cimex lect
ularius)(トコジラミ)、コオキミア(Cochiomyia)種(ラセンウジバエ)、ケノセ
ファリデス カニス(Ctenocephalides canis)(犬のノミ)、ケノセファリデス
フェリス(Ctenocephalides felis)(猫のノミ)、クリオコイデス(Culiocoid
es種(ユスリカ、チョウバエ、ヌカカ(punkies)、ヌカカ(no-see-ums))、デマリ
ニア オビス(Damalinia ovis)(ヒツジ食いシラミ)、デルマトビア(Dermatob
ia)種(ウシバエ)、ガステロフィラス ヘモロイダリス(Gasterophilus haemor
rhoidalis)(鼻ウハマバエ)、ガステロフィラス インテステナリス(Gasteroph
ilus intestinalis)(ウマに共通のウマバエ)、ガステロフィラス ナザリス(G
asterophilus nasalis)(チン:chin ハエ)、グロッシナ(Glossina)種(ツェッ
ツェッバエ)、ヘマトビアイリタンス(Haematobia irritans)(ツノサシバエ、
バッファローフライ(buffalo fly))、ヘマトピナス アシニ(Haematopinus as
ini)(ウマの吸血性シラミ)、ヘマトピナス ユリステルヌス(Haematopinus eu
rysternus)(ウシジラミ)、ヘマトピナス オビルス(Haematopinus ovillus)(
ボディ ロウス:body louse)、ヘマトピナス スイス(Haematopinus suis)(豚
シラミ)、ヒドロテア イリタンス(Hydrotaea irritans)(ベッド フライ:head
fly)、ハイポデルマ ボビス(Hypoderma bovis)(ボンブ フライ:bomb fly)、
ハイポデルマ リニエタム(Hypoderma Iineatum)(ウシバエ)、リノグナタス
オビラス(Linognathus ovillus)(ボディ ロウス)、リノグナタス ペダリス
(Linognathus pedalis)(フッ
ト ロウス:foot louse)、リノグナタス ビタリ(Linognathus vituli)(ロング
ノーズド カトル ロウズ:long nosed cattle louse)、リシリア(Lucilia
)種(蛆ハエ:maggot fly)、メロファガス オビナス(Melophagus ovinus)(ヒ
ツジシラミバエ)、ムスカ(Musca)種(イエバエ、家畜の顔にたかるイエバエ)、
オエストラス オビス(Oestrus ovis)(鼻 ウマバエ)、ペディクラス(Pedicul
us)種(ハエ)、フェレボトマス(Phlebotomus)種(チョウバエ)、フォーミア
レジナ(Phormia regina)(クロバエ科のハエ)、ソロフォーラ(Psorophora)
種(カ)、ピチルス(Pthirus)種(ハエ)、レデビウス(Reduvius)種(サシガメ科
の各種吸血昆虫)、シムリウム(Simulium)種(暗褐色の昆虫)、ソレノポテス
カピラタス(Solenopotes capillatus)(リトル ブルー カトル ロウズ:little
blue cattle louse)、ソトモキス カルシトランス(Stomoxys calcitrans)(サ
シバエ)、タバナス(Tabanus)種((ウマ)シラミバエ)、テネブリオ(Tenebrio
)種(ゴミムシダマシ)、トリアトーマ(Triatoma)種((オオ)サシガメ)。
本化合物の外部寄生生物撲滅活性は、化合物を有害生物と接触させた時に達成
される。この接触は、卵、幼虫、成体または他の生命段階であることができる。
“接触”とは、有害生物による化合物の摂取を含む。
外部寄生生物撲滅剤の送達法は、当業者には周知である。一般的に本化合物は
、動物の外部表面に施用され、これにより外部寄生生物撲滅剤が、すでに宿主上
に存在する有害生物、ならびに化合物の有効期間内に宿主の身体に到達する有害
生物と接触する。典型的には、化合物は動物の表面上に噴霧される、または動物
の表面に注がれる液体組成物の状態に配合される。他の通例の処置は、“浸漬(d
ip)”であり、これにより
畜牛は外部寄生生物撲滅剤の希釈溶液に実質的に浸されることにより処理される
。宿主および有害生物用には、組成物を粉剤とすることができ、これは宿主上に
散布され、あるいは動物の入浴に使用されるシャンプーまたはクリームであるこ
とができる。ネコおよびイヌ用の首輪も、外部寄生生物撲滅剤を直接動物の表面
に送達する1つの方法として使用される。
別の方法では、外部寄生生物撲滅剤を動物が集まる場所に施用し、これにより
宿主に直接施用しない時でも有害生物が化合物と接触する。ペットの寝所への施
用は、カーペットへの施用のように周知である。畜牛には、粉剤バック(dusting
bag)が良く知られている。これらを、畜牛がバックをどうしても擦るように入
り口に配置し、そして有害生物が本化合物と接触する。
さらに別の態様では、本化合物は畜牛および他の動物の糞中の有害生物である
昆虫および蛛形類を防御するために使用できる。この態様では、化合物を経口的
に投与し、そして化合物が胃腸管を通って移動し、糞中に出る。糞中の有害生物
の防御は、有害生物から動物を間接的に保護する。
化合物は、当該技術分野で周知な様式で、外部寄生生物撲滅剤として使用する
ために配合される。一般的に組成物は、本発明の化合物および1つ以上の生理的
に許容できる補助剤を含む。組成物は、濃縮された変更物を含み、その中に本活
性剤が0.001−98パーセントの濃度で存在し、残りの内容物は生理的に許容でき
るキャリアーである。そのような組成物は、典型的には50パーセント未満の本化
合物を含み、直接使用することができる場合もあるが、これらの組成物は他の生
理的に許容できるキャ
リアーを用いて希釈されて、より希釈された処理組成物を形成することもできる
。これらの後者の組成物は、より少ない濃度である0.001−0.1パーセントの活性
剤を含むことができる。
別の態様では、本化合物は他の外部寄生生物撲滅剤または駆虫剤と組み合わさ
れ、後者はまた内部寄生生物撲滅剤(endoparasiticides:endo=内部、典型的に
は扁形動物および線形動物である内部の寄生生物を防除する)として知られてい
る。そのような代表的な内部寄生生物撲滅剤は、以下のものを含む:
アバメクチン、アルベンダゾール、アベルメクチン、ブナミジン、クマフォス、
ジクロルボス、ドラメタチン、エプシプランテル、フェバンテール、フェンベン
ダゾール、フルベンダゾール、イベルメクチン、レバミゾール、ネベンダゾール
、ミルベミシン、モランテル、モキシデクチン、ネトビミン、ニクロサミド、ニ
トロスカネート、オクスフェンダゾール、オキシベンダソキール、ピペラジン、
ピラジクゥアンテル、ピランテル、リコムベンダゾール、テラミソール、チアベ
ンダゾール、クロルスロン、ジアムフェネチド、ニトロキシニル、オキシクロザ
ニド、ラホクサニド、トリクラベンダゾール。代表的な他の外部寄生生物撲滅剤
は、以下のものを含む:
アバメクチン、アルファメトリン、アミトラズ、アベルメクチン、クマフォス、
シクロプロトリン、シフルトリン、シハロトリン、シパーメトリン、シロマジン
、デルタメトリン、ジアジノン、ジフルベンズロン、ジオキサチオン、ドラメク
チン、ファムフル、フェンチオン、フェンバレレート、フルシトリネート、フル
メトリン、ヘキサフルムロン、イベルメクチン、リンダン、ルフェヌロン、マラ
チオン、メトロプレン、メ
トリホネート、オキシデクチン、パーメトリン、ホスメ、ピリミホス、プロタン
ホス、プロポキスル、ロテノン、テメホス、テトラクロルビンホス、トリクロル
ホン、ゼータシパーメトリン、B.t.バイオトシンおよび硼酸。実施例 一般的な実験の部
すべての試薬および溶媒は、特に言及しないかぎり市販の供給元から購入した
ものを直接使用し、そしてすべての反応は、周囲温度(20−22℃)で一定に磁気撹
拌しながら行った。有機金属性の、湿度に感受性の、または金属水素化試薬が関
与するすべての反応は、市販されている乾燥溶媒中で、乾燥窒素雰囲気下で行っ
た。分配、抽出またはNaCl、NaHCO3、NH4Clならびに他の塩を用いた洗浄は、こ
れらの塩の飽和水溶液を言う。反応は典型的には、上記の1つの塩溶液を用いて
生成物の有機溶液の抽出物を“処理(worked-up)”し;有機層をK2CO3、Na2SO4ま
たはMgSO4を用いて乾燥し、濾過し、そして真空で蒸発させた。逆相薄層クロマ
トグラフィー(RPTLC)は、ガラスで支持したオクタデシル−シラン−結合プレー
ト上(0.2mm厚、ワットマン:Whatmanから)で行った。クロマトグラフィーは、フ
ラッシュクロマトグラフィーを言い、そしてE.Merck シリカゲル60(230−400メ
ッシュ)で行った。逆相高性能液体クロマトグラフィー(RPHPLC)は、C18結合シ
リカゲル(ライニン ダイナマックス:Rainin Dynamax、60A、8μm)で行った。す
べての融点は、オープンキャピラリーで測定し、そして修正しなかった。1H NMR
および13C NMRスペクトルは、それぞれ300または400MHz、および75または101MHz
で、CDCl3中で測定した。マススペクトルデータは、エレクトロスプレーイオン
化
法(ESI)を介して測定した。元素分析はDowElancoまたはMidwest Microlabsの分
析化学研究室により提供された。実施例1 スピノシンA アグリコンの合成
スピノシンA(8.50g、11.61ミリモル)を、EtOH(100mL)に溶解した。水(100mL)
を加え、そして撹拌しながら、この溶液に4N H2SO4水溶液(200mL)o加えた。反応
混合物を窒素雰囲気下で4.5時間加熱還流した。これを室温に冷却し、トルエン(
250mL)および酢酸エチル(300mL)で希釈し、そして塩水(300mL)を加えた。抽出後
、相が分離した。水層をもう1度、酢酸エチル(100mL)で抽出した。合わせた有機
層を、希釈した塩水(3x)および5%NaHCO3水(2x)で連続して洗浄し、そし
て次に無水MgSO4上で乾燥させ、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カ
ラムで精製した(250g:酢酸エチル)。クロマトグラフィーで純粋な画分を濃縮乾
固した後、スピノシンAアグリコンがガラス状の固体として得られた(4.08g、8
7%)、[a]589=−145.6°(MeOH)、[a]589=−131.7°(CHCl3)。実施例2 スピノシンA 17-Psaの合成
スピノシンA(20.0グラム、27.4ミリモル)を、300mLの1N H2SO4に溶解し、そし
て機械的に撹拌しながら2時間80℃に加熱した。次に反応物を室温に冷却した。
沈殿を吸引濾過し、そして新しい1N H2SO4で洗浄した。次に固体生成物をジクロ
ロメタンに溶解し、塩水で洗浄し、K2CO3上で乾燥し、そして減圧下で蒸発させ
た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーで、70%EtOAc(ヘキサン中)を用
いて精製することによりスピノシンA 17-Psa(14.46グラム;89%)を無色のガラ
ス状物として得た。実施例3 スピノシンA 9-Psa
ジクロロメタン(45ml)中のN-クロロスクシンイミド(1.20グラム、9.0
0ミリモル)の懸濁液を、-78℃に窒素下で冷却した。シエチルスルフィド(1.07ml
、9.90ミリモル)をこの懸濁液に5分間にわたって手際よく加え、そして混合物
を-78℃で0.5時間撹拌した。8mLのジクロロメタン中のスピノシンJ(2.15グラ
ム、3.00ミリモル)を、反応温度を−60℃未満に維持しながらこの混合物にゆっ
くりと15分間にわたって加えた。添加が完了した時、溶液を-78℃で6時間撹拌
した。次にトリエチルアミン(1.25mL、9.00ミリモル)を滴下し、そして溶液を室
温に暖めた。反応物を40mLのジクロロメタンで希釈し、そして20mLの1N 重硫酸
ナトリウムおよび30mLの水に注いだ。層が分離し、そして有機層を30mLの飽和重
炭酸ナトリウムで抽出し、そして硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を減圧下で
蒸発させ、そして残渣をMeOH(100ml)に溶解した。無水K2CO3(4.15グラム、30.00
ミリモル)を加え、そして懸濁液を室温で撹拌した。2時間撹拌した後、混合物
を0℃に冷却し、そして溶媒の容量を1/5倍にロータリーエバポレーターで蒸発
させた。ジクロロメタン(100mL)および水(100mL)を加え、そして層が分離した。
水層を3×50mLジクロロメタンで抽出し、そして有機抽出物を合わせ、そして始
めに水、そして次に塩水で洗浄した。溶液を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濾過し
、そしてロータリーエバポレーターで濃縮して、2.49gの粘性の黄色い油を得た
。この生成物をフラッシュクロマトグラフィー(250グラムのシリカゲル、0.5%
濃度のNH4OHを含むジクロロメタン中の5% MeOH)により精製して、スピノシン
A 9-Psaを白色泡沫で得た(1.52グラム、93%) 1HNMR(CDCl3)δ78(br s,1,H-
13),4.63(m,1,H-21),4.43(m,2,H-1'',H-9),2.23(s,6,N(CH3)2。実施例4 培養物サッカロポリスポーラ スピノサNRRL18395を用いたス ピノシンの調製 A部:震盪フラスコ発酵
凍結乾燥ペレットまたは液体窒素で懸濁液に維持したいずれかのサッカロポリ スポーラ
スピノサ(Saccharopolyspora spinosa)NRRL18395の培養物を、組成A
またはB(培地Bは大規模生産に好適である)を有する栄養培地に接種し、ここ
で栄養培地Aは(%の量で)トリプリカーゼ大豆ブロス★3.0、酵母エキス0.3、
MgSO4・7H2O 0.2、グルコース 0.5、マルトース 0.4から成り、脱イオン水で1リ
ットルとし、pHを調整せず(★はバルチモア バイオロジカル ラボラトリーズ:Ba
ltimore Biological Laboratoriesから購入)、そして栄養培地Bは、酵素−加水
分解カゼイン★★ 3.0、酵母エキス0.3、MgSO4・7H2O 0.2、グルコース 1.0から
成り、脱イオン水で1リットルとして、6.2のpHを水酸化ナトリウムで6.5に調整
した(★★NZ Amine A、13815ニューヨーク州、ノルウィッチ、私書箱638、シェ
フィールドプロダクツ:Sheffield Productsから購入)。スラントまたはプレー
トは、2.5%の寒天を栄養接種培地AまたはBに加えることにより調製した。接
種したスラントは、30℃で約10−14日インキューベーションした。成熟スラント
培養物を滅菌棒でかき取り、胞子をゆるめ、そして菌糸マットを取り出し、そし
てマセレートする。このようにして得た約1/4の分離した胞子および培養成長物
を、50mLの第一段階栄養接種培地を接種するために使用した。あるいは第一段階
の培地は、液体窒素アンプルから接種してもよい。培養物を液体窒素中に維持す
るとき、アンプルは等容量の栄養培養物を使用して調製し(48-72時間 インキ
ューベーション、30℃)、そして培地に懸濁する。懸濁培地は、ラクトース(100
g)、グリセロール(200mL)および脱イオン水(加え
て1リットルとする)を含む。液体窒素アンプルは、100mLの栄養培地を500-mL
のエルレンマイヤーフラスコ中(または50mLの培地を250-mLのフラスコ)に接種す
るために使用する。培養は250回転で2インチ(5.08cm)を旋回するシェーカー上
で、30℃で48時間インキューベーションした。インキューベーションした培養物
(5% 容量/容量の接種物)を、以下の組成を有する100mLの生産培地を接種する
ために用いる:(%で)グルコース4.0、部分的に酵素★で加水分解された植物
タンパク質 1.5−3.0、綿実粉★★1.0、CaCO3(試薬またはテクニカル等級)0.3、
大豆油 1.0、生水で1リットルとする(前滅菌 NaOHでpHを7.0に調製した)。
★Sheftone H、シェフィールドプロダクツ、★★Proflo、トレイダーズ プロテ
イン(Traders Protein)38108 テネシー州、メンフィス、私書箱8407。接種した
生産培地は、250rpmで2インチ旋回するシェーカーで、500-mLのエルレンマイヤ
ーフラスコ中で、28−30℃にて6−8日、インキューベーションした。B.撹拌バイオリアクター発酵
大容量の接種物を提供するために、A部に記載のように調製した10mLのインキ
ューベーションした第一-段階培地を、第一-段階栄養培地と同じ組成を有する40
0mLの第二-段階栄養培地を接種するために使用した。この第二-段階培地を、2
リットルの広口エルレンマイヤーフラスコ中で30℃で48時間、250rpmで2−イン
チの円周を旋回する震盪機上でインキューベーションした。このように調製した
、インキューベーションした第二−段階栄養培地(2リットル)を、A部に記載
のように調製した80−115リットルの滅菌生産培地を接種するために使用した。
必要ならばさらに大豆油を発泡を制御するために加える。
接種した生産培地を165リットルの撹拌バイオリアクター中で5−8日間、28
℃の温度で発酵させた。撹拌容器の通気および撹拌機速度は、コンピューター制
御して、溶存酸素レベルを空気飽和の50%以上に維持した。実施例5:スピノシンA、B、CおよびDの単離
実施例4に記載のように調製した発酵ブロス(225リットル)を、フィルター手
段(1%Hyflo)を使用して濾過し、そして分離したバイオマスを水(〜50リット
ル)で洗浄した。次にこのバイオマスをメタノール(〜100リットル)を用いて約
1時間撹拌し、そして濾過した。メタノール濾液を約1リットル容量に濃縮した
。濃縮液は3回、ジエチルエーテル(各1リットル)を用いて抽出した。合わせ
たエーテル抽出物を約200mL容量に濃縮した。濃縮物の一部(8mL)をシリカゲル
カラム(RP-8 Lobar、サイズB、E.M.サイエンス(Science)、E.M.インダストリ
ーズ 30社の部門)でクロマトグラフィーにかけた。この手順を全12回(サイク
ル)繰り返した。“自動化調製(Autoprep)”モードで調製的なクロマトグラフィ
ーを行うための装置の準備および実施手順を、以下に記載する:
完全な“自動化調製”HPLXシステムは、3つのライニン ラビット(Rainin Rab
bit)HPXポンプ、1つの圧力モジュール、1つのギルソン(Gilson)モデル20 1B H
PLCフラクションコレクター、1つのIsco -V4吸収検出器および1つのアップル
マッキントッシュプラスコンピューターから成った。完全なシステムは、ライニ
ン インスツルメント社のダイナマックスHPLC法マネージャーマニュアルに与え
られている指導に従い配置する。この“自動化調製”HPLC配置は、ほとんど同じ
条件下でほとんど同じ結果を生む、反復的に行われる調製的分離を可能にするた
めのシステ
ム自動化を利用する。多回の実験からの画分に対応する回収およびプールは、大
型カラムを必要としないクロマトグラフィー能力を提供する。2つの溶媒混合物
(A)および(B)は、流速8.0mL/分のイソクラティックモードを使用した。溶
媒系Aは、95mLのCH3OH、95mLのCH3CN、10mLのH2Oから成り、溶媒B系は100mLの
CH3OH、100mLのCH3CN、0mLのH2Oから成った。使用したイソクラティック混合物
は、60%の溶媒Bを含んだ。
各サイクルの実施時間は28.0分であった。各実験の最初の16分からの溶出液は
捨てた。以下の溶出液を2分毎に(16mL)、6回−ファクションに集めた。各12サ
イクルから自動的に合わせた画分は、最終的に6画分を生じた(クロマトグラフ
ィー的なカット)。活性スピノシン化合物の存在は、各最終画分を蚊の幼虫活性
について、およびまた、分析HPLCで分析することにより測定した。次に活性画分
は、それらの活性およびHPLCプロフィールに従い合わせ、そしてをさらに同じ“
自動化調製用”HPLCおよび溶媒系であるが、高い解像度の21.4-mmx25-cm調
製用カラム(ライニン ダイナマックス)(8μのC-18逆相シリカゲルを予め充填し
ている)を使用して精製し、スピノシンA、B,CおよびDを得た。スピノシン
AおよびDはCH3OH/H2Oから結晶する。実施例6:スピノシンAおよびDの精製
発酵ブロス(10リットル)を、実施例4A部のように調製したが、以下を変更し
た:1)200mLの生産培地を1-リットルのフラスコ中で使用した;2)大豆油を生
産培地から除去した;そして3)インキューベーションは30℃で4−6日。ブロ
スを濾過した。4マイクログラムのスピノシンA/mLおよび非検出量のスピノシ
ンB、CまたはD/mLを含有する濾液を捨てた。バイオマスを水で洗浄し、そし
て1時間メタノールで
抽出した。抽出物(7リットル)は、72マイクログラムのスピノシンA/mLおよ
び7マイクログラムのスピノシンD/mLを含んだ。このメタノール抽出物を5リ
ットル容量に濃縮し、そして水(2リットル)中のHP-20樹脂(150mL、ミツビシケ
ミカルインダストリーズ:Mitsubishi Chemical Industries Ltd.、日本)に加え
た。この混合物を1時間撹拌した。次にHP-20樹脂混合物をガラスカラムに入れ
た。最初の流出液およびメタノール:水(1:1、1リットル)を使用した溶出液
中には活性がなかった。メタノール:水(7:3、1リットル)を使用した第二溶出
液は、微量のスピノシンAを含んだ。メタノール(1リットル)を使用したその
後の溶出液は、スピノシンAおよびスピノシンD活性を含んだ。メタノール溶出
液を濃縮し、そして他の処理からの2つの同様の画分を合わせ、そして濃縮乾固
した。残渣を75mLのメタノール:THF(4:1)に溶解し、10容量のアセトニトリルに
加えて沈殿させた。混合物を濾過し、そして濾液を濃縮乾固した。残渣をメタノ
ール(25mL)に溶解し、そして5.5×90-cmのメタノール中で調製したLH-20 Sephad
ex(ファルマシア LKBバイオテクノロジー社:Pharmacia-LKB Biotechnology Lnc.
、米国)のカラムにのせ、125の25-mL画分を実施例1に記載のHPLC手順を使用し
て回収し、そして分析した。
所望の化合物を含む画分を合わせ、そして濃縮した。残渣をメタノール(10mL)
に溶解し、そして8μ C-18逆相シリカゲル(ライニン ダイナマックス)で予め充
填した41.1mm×25cmの調製用カラムに添加した。このカラムをメタノール:アセ
トニトリル:水(37.5:37.5:25)でコンディショニングした。試料添加の後、カラ
ムは180分の以下の溶媒の直線勾配で展開させた:溶媒系A 37.5mL CH3OH、37.5
mL CH3CN、25mL H2O、
そして溶媒系B 45mL CH3OH、45mL CH3CN、10mL H2O。スピノシンAを含む画分
をプールし、乾燥し、t-BuOH(5mL)に溶解し、そして凍結乾燥して778mgの純粋
なスピノシンAを得た。スピノシンDを含む画分は、6つの同様の分離からスピ
ノシンDを含む画分を合わせ、そして濃縮し、そして本明細書に記載のように同
じカラムであるが異なる溶媒を使用してクロマトグラフィーにかけた。カラムは
メタノール:アセトニトリル:水(40:40:20)でコンディショニングした。180分
の直線勾配でカラムを展開するために使用した溶媒系は、溶媒系Aは40mL CH3OH
、40mL CH3CN、20mL H2O、および溶媒系Bは95mL CH3OH、95mL CH3CN、10mL H2O
から成った。スピノシンDを含む画分を合わせ、そして濃縮した。残渣をt-BuOH
(5mL)に溶解し、そして凍結乾燥して212mgのスピノシンDを得た。実施例7 スピノシンE、F、G、HおよびJ成分ならびにスピノシンA 17-Ps aの単離
実施例4に記載したものと同様の手順を使用して調製した、発酵ブロス(8リ
ットル)を実施例4に記載のように処理した。所望の化合物を含むLH-20 Sephad
exカラムからの画分を、同様の発酵からの対応する画分と合わせた。成分E、F
、G、H、JおよびAの偽アグリコンは、大変少量で生産されるので、さらに精
製するために十分な量を提供するためには多数の発酵が必要であった。
固体15材料の約1.6グラムを含む、このように調製した少量のファクターのプ
ールを、実施例4に記載のように8ミクロンのC-18逆相シリカゲル(ODS)を予め
充填したHPLCカラム(ライニンダイナマックス)に添加した。カラムはCH3OH:CH3
CN:H2O(75:75:50)でコンディショニングし、
そして勾配を100%の溶媒(A)から50%の(B)に以下の溶媒系A 75% CH3OH
、75% CH3CN、50% H2O、そして溶媒系B 95% CH3OH、95% CH3CN、10% H2O
で流した溶媒を25-mL画分に集めた。以下の画分30をプールした:
プール 画分
1 31−44
2 45−63
3 64−69
4 70−80
5 81−130
6 131−160
プール5(100mL)の一部を残渣に濃縮し、メタノール(1mL)に溶解し、そして
実施例5に記載のように21.4-mm×250-mm HPLCカラム(ライニンダイナマックス)
に添加した。カラムは以下の溶媒系: 30:30:40のCH3OH/CH3CN/H2O(1N NH4OAc、
pH5中)の溶媒系Aを使用してコンディショニングし、そして溶媒系B95:95:10CH3
OH/CH3CN/H2O(1N NH4OAc、pH5中)は、120分の直線勾配100%溶媒(A)から50
%溶媒(B)を展開するために使用し、15-mL画分を7.5mL/分で集めた。溶出は5
0%(B)までさらに60分間続けた。以下の画分をプールした:
これらのプールを、同じ出発材料を使用した他のクロマトグラフィーの実験か
らのプールと合わせた。合わせたプールをさらにカラムクロマトグラフィーで本
明細書に記載のように精製し;標準的な技法を使用してHP-20樹脂で脱塩し;そ
して濃縮し、そして凍結乾燥して、以下の成分を得た:
★マススペクトロメトリーによる実施例8 培養物 NRRL 18743を用いたスピノシンK、スピノシンOおよびスピ ノシンYの調製 A.震盪−フラスコ発酵
凍結乾燥ペレットまたは液体窒素で懸濁液に維持したいずれかのサッカロポリ
スポーラ スピノサ(Saccharopolyspora spinosa)NRRL18743の培養物を、以下の
組成を有する栄養培地に接種するために使用した:
栄養培地
材料 量(g)
トリプチカーゼ 大豆ブロス★ 30
酵母エキス 3
MgSO4 H2O° 2
グルコース 5
マルトース 4
脱イオン水 加えて1リットルとする
120℃で30分間オートクレーブ
★ メリーランド州、コッキーズビルのバルチモア バイオロジカル ラボラト
リーズ
スラントまたはプレートは、2.5%の寒天を栄養接種培地に加えて調製できる
。接種したスラントは、30℃で約10−14日インキューベーションした。成熟スラ
ント培養物を滅菌棒でかき取り、胞子をゆるめ、そして菌糸マットを取り出し、
そしてマセレートした。このようにして得た1/4のゆるめた胞子および培養成長
物を、50mLの第一段階接種培地を接種するために使用した。あるいは第一段階の
培地は、液体窒素アンプルから接種してもよい。
液体−窒素−ストック接種物は、栄養培養物をホモジナイズし、1:1(容量
:容量)にグリセロール:ラクトース:水(2:1:7)の滅菌沈殿防止剤を用いて希釈
し、そして滅菌試験管に分散することにより(1.5ml/試験管)調製した。希釈し
た接種物を適当な保存容器中で液体窒素中に保存し、そして作業用ストック接種
物として震盪-フラスコ培養および発酵接種物の培養に使用した。
液体窒素アンプルは、素早く解凍し、そして0.5mlを250-mlの広口エルレンマ
イヤーフラスコ中の50mlの栄養培地を接種するために使用した。培養は250rpmで
2インチ(5.08cm)の円周を旋回するシェーカー上で、32℃で48時間インキューベ
ーションする。
インキューベーションした培養物(5% 容量/容量接種物)を、以下の組成を
有する25mlの生産培地を接種するために用いる。
生産培地
材料 量(g)
グルコース 80
ペプトン化ミルク★ 20
綿実粉★★ 30
コーンスティープリカー 10
CaCO3(テクニカル等級) 5
オレイン酸メチル 30
生水 加えて1リットルとする
★ペプトン化されたミルク栄養素、ニューヨーク州、ノルウィッチのシェフィー
ルドプロダクツ
★★Proflo、テネシー州、メンフィスのグレイダーズプロテイン(graders Prot
ein)
接種した生産培地を、250rpmで2-インチの円周を旋回する震盪機上で250-m
l広口エルレンマイヤーフラスコ中にて、30℃で7日間インキューベーションした
。B.撹拌リアクター発酵
大容量の接種物を提供するために、上記のように調製した10mlのインキューベ
ーションした第一段階培地を、第一-段階培地と同じ組成を有する400mlの第二-
段階栄養培地を接種するために使用した。この第二-段階栄養培地は98%より純
度が高かった。第1回の調製的HPLC分離から、スピノシンK含有プール、および
スピノシンOの再精製物を合わせ、200mlに濃縮し、そしてスピノシンOと同様
に脱塩した。98%より高い純度の成分Kを含む画分をプールし、濃縮乾固し、t-
BuOHから凍結乾燥し
てスピノシンK(11.1g;>99%)を得た。実施例9 NRRL 18743株からスピノシンK、スピノシンO、およびスピノシンY の単離
上記実施例のB部に実質的に記載したように、発酵ブロス(260-リットル)を
調製した。5N HCLでpHを3.0に調整した後、アセトン(260-リットル)を全ブロ
スに加えた。生成した混合物は、セラミックフィルターを通して濾過して濾液(4
80リットル)を得、これを冷蔵庫で週末の間維持した。ブロス/アセトン濾液は
、25% NaOHでpH12に調整し、そしてセラミックフィルターを2回通して再濾過
した後、HP-20ss 樹脂(ミツビシ ケミカル インダストリーズ社、日本)を含むス
チール製カラム(10-リットル、10cm×122cm)に、0.5-リットル/分の流速でのせ
た。カラムをCH3CN−CH3OH−0.1% NH4OAcH水(NH4OHでpH8.1に調整)(25:25:50
、20-リットル)で洗浄した。スピノシンK、OおよびYは、1-リットル/分の
流速でCH3CN−CH3OH−0.1% NH4OAcH水(NH4OHでpH8.1に調整)(95:95:10、30-リ
ットル)で溶出した。溶出液(30-リットル)を濃縮し、再度CH3OHに溶解し、再度
、濃縮乾固し、再度CH3OH(100ml)に溶解し、そしてCH3CS(2-リットル)に沈殿さ
せた。生成した沈殿を、濾過により取り出し、CH3CNで洗浄し、そして捨てた;
合わせた濾過および洗浄液(3-リットル)を濃縮乾固した。生成した残渣を再度、
ジクロロメタン(50ml)に溶解し、そしてアセトニトリルで平衡化したシリカゲル
(EM 級 62.60−200メッシュ)のカラム(7.5cm×50cm)に添加した。カラムをCH3CN
(10-リットル)、次にCH3CN−CH3OH(9:1、20-リットル)、続いてCH3CN−CH3OH(8:
2、10-リットル)で溶出し、1-リットル画分を集めた。画分11−30をプールし、
そして濃縮乾固した。生成した残渣をCH3OH(50ml)に
溶解し、そしてH2O−CH3OH−CH3CN;(50:175:175、0.1% NH4OAcを含む)で平衡
化した調製用逆相HPLCカラム(ライニンダイナマックス-60Å8μm C18、41.4mm I
D×25cm、41.4mm ×5cmガードモジュール付き)に添加した(10回)。カラムを40
ml/分の流速で60分間の直線勾配、H2O CH3OH−CH3CN;(50:175:175、0.1% NH4OA
cを含む)からH2O−CH3OH CH3CN;(10:45:45、0.1% NH4OAcを含む)の直線勾配で
溶出した。分離の進行は、可変波長UV検出器を250nmで用いて監視した。集め
た初めの3つのピークは(10回分プール)は、少量のスピノシンY(プール1、1
−リットル)、スピノシンK(プール2、8−リットル)およびスピノシンO(
プール3、4-リットル)の溶出に対応した。スピノシンKを小容量に濃縮し、
次に同じカラムで緩衝液なしで溶出することによりリクロマトグラフィーで脱塩
した。UV吸収ピークに対応する流出液を、濃縮乾固し、t-BuOHに溶解し、そし
て凍結乾燥してスピノシンK(7.3g)を得た。スピノシンOを同様に脱塩し、そし
て凍結乾燥して、純粋なスピノシンO(1.4g)を得た。スピノシンYを同様にクロ
マトグラフィーで脱塩し(ライニンダイナマックス-60A 8pm C18カラム、21.4mm
ID×25cm、21.4mm×5cmガードモジュール付き)、そして同様に凍結乾燥して、純
粋なスピノシンY(46mg)を得た。実施例10 NRRL 18719を用いたスピノシンJ、スピノシンL、スピノシンMお よびスピノシンNの調製
スピノシンJ、スピノシンL、スピノシンMおよびスピノシンNを得るために
、サッカロポリスポーラ スピノサ(Saccharopolyspora spinosa)NRRL18719の培
養物を使用した。
A.震盪−フラスコ発酵
凍結乾燥ペレットまたは液体窒素で懸濁液に維持したいずれかのサッカロポリ
スポーラ スピノサ(Saccharopolyspora spinosa)NRRL18719の培養物を、以下の
組成を有する栄養培地を接種するために使用した:
栄養培地
材料 量(g)
トリプチカーゼ ブロス★ 30
酵母エキス 3
MgSO4・7H2O 2
グルコース 5
マルトース 4
脱イオン水 加えて1リットルとする
120℃で30分間オートクレーブ
★ メリーランド州、コッキーズビルのバルチモア バイオロジカル ラボラト
リーズ
スラントまたはプレートは、2.5%の寒天を栄養培地に加えて調製した。接種
したスラントは、30℃で約10−約14日インキューベーションした。成熟スラント
培養物を滅菌棒でかき取り、分離された胞子、そして菌糸マットを取り出し、そ
して溶解した。このようにして得た1/4の分離した胞子および培養成長物を、50m
lの第一段階栄養培地を接種するために使用した。あるいは第一段階の培地は、
液体窒素アンプルから接種してもよい。
培養物を液体窒素に維持するとき、アンプルは栄養培養物(30℃で48−72時間
インキューベーション)をホモジナイズし、1:1(容量:容量)に滅菌沈殿防
止剤を用いて希釈し、そして滅菌試験管に分散するこ
とにより(1.5ml/試験管)調製する。沈殿防止剤は、ラクトース(100g)、グリセ
ロール(200ml)および脱イオン水(加えて1リットルとする)を含む。
液体窒素アンプルは、500-mlのエルレンマイヤーフラスコ中(または250-mlの
フラスコ中の50mlの培地)の100mlの栄養培地を接種するために使用した。培養は
256rpmで2インチ(5.08cm)の円周を旋回するシェーカー上で、30℃で48時間イン
キューベーションした。
インキューベーションした培養物(10% 容量/容量接種物)を、エルレンマイ
ヤーフラスコのサイズに応じて、以下の組成を有する50mlまたは100mlの生産培
地を接種するために用いた:
生産培地
材料 量(g)
グルコース 80
ペプトン化ミルク★ 20
綿実粉★★ 30
コーンスティープリカー 10
CaCO3(テクニカル等級) 5
オレイン酸メチル 30★★★
生水 加えて1リットルとする
pHは1N NaOHでpH7.0に調整し120℃で40分間滅菌した
★ペプトン化されたミルク栄養素、13815ニューヨーク州、ノルウィッチのシェ
フィールドプロダクツ
★★Proflo、38108 テネシー州、メンフィスのトレイダーズプロテイン(Trader
s Protein)
★★★オレイン酸メチルの量は30mlであった
接種した生産培地を、260rpmで2-インチの円周を旋回する震盪機上で250-m
lまたは500-mlのエルレンマイヤーフラスコ中で、30℃で7−10日間インキュー
ベーションした。
B.撹拌リアクター発酵
大容量の接種物を提供するために、上記A部のように調製した10mlのインキュ
ーベーションした第一段階培地を、第一-段階培地と同じ組成を有する400mlの第
二-段階栄養培地を接種するために使用した。この第二段階-栄養培地は、260rpm
で2-インチの円周を旋回する震盪機上rl2-リットルの広口エルレンマイヤーフ
ラスコ中で、30℃で約48時間インキューベーションした。インキューベーション
した第二-段階栄養培地(2リットル)を、上記Aに記載のように調製した80−115
リットルの滅菌生産培地を接種するために使用した。
接種した生産培地を、165-リットルの撹拌バイオリアクター中で7日間−10日
間、30℃の温度で発酵させた。撹拌容器中の通気および撹拌機速度は、コンピュ
ーター制御して、溶存酸素レベルを空気飽和の60%以上から約80%に維持した。
以下の表は、培養物 NRRL18719により生産されたスピノシンJ、スピノシンL
、スピノシンMおよびスピノシンNの量を説明している。
実施例11 培養物 NRRL 18719を用いたスピノシンJ、スピノシンL、スピノ
シンMおよびスピノシンN 上記のように調製した発酵ブロス(105リットル)を
、5N NaOHを加えてpH10(最初はpH6.8)に調整した。生成した混合物をセラミッ
クフィルターを通して濾過した。濾液を捨て、アセトンおよび水(1:1、50リ
ットル)の混合物を、菌糸固体に加え、そして生成した混合物を濾過した。第二
のアセトンおよび水(1:1、
50リットル)の混合物を、菌糸固体に加え、そして生成した混合物のpHを25%の
硫酸によりpH3.0に調整した。生成した混合物を濾過し、そして第三のアセトン
および水(1:1、50リットル)の混合物を、菌糸固体に加えた。生成した混合物
を濾過し、そして酸性の濾液を合わせた。
合わせた濾液を、ヘプタン(10リットル)で抽出した。相が分離し、そして水相
を第二のヘプタン(10リットル)部分に加えた。生成した混合物のpHを5N NaOHを
加えてpH10に調整した。生成した乳液を50リットルの水で希釈した。相が分離し
、そして水相を第三のヘプタン(10リットル)部分で抽出した。相が分離し、そし
て第二および第三のヘプタン抽出物を合わせ、そして約4リットル容量に濃縮し
た。静置すると、濃縮物は3相に分かれた:水性、乳液および有機相。有機相を
凍結乾燥して15.29gの粗生成物を得た。
粗生成物をメタノール(500mL)に溶解し、濾過し、そして真空で濃縮乾固した
。残渣を第二のメタノール部分(20ml)に溶解し、そしてLH-20SEPHADEX(ファルマ
シア-LKBバイオテクノロジー社、ピスカタウェイ、ニュージャージー州、7.5cm
×46cm)のカラムにのせ、メタノールで溶出し、そして25mL画分を集めた。HPLC
システム使用して、画分が、スピノシンを含むかどうかについて画分を分析した
。画分18−50を合わせ、そして濃縮乾固した。
残渣を、メタノール、アセトニトリルおよび水(5:5:1)の混合物に溶解し、1m
lの部分を調製用の逆相HPLCカラム(ライニン ダイナマックス-60A、C18、41.4m
m×300mm、8mm粒子、60Å孔、ウォバーン、マサチューセッツ州)でクロマトグ
ラフィーを行った。カラムは終濃度0.1%の酢酸アンモニウムを加えたメタノー
ル、アセトニトリルおよび水(87.5:8
7.5:25)の混合物(pH7.6)を用いて溶出した。画分はHPLCシステムを使用して分析
し、そして似ている画分を合わせ、そして濃縮して3つの半−純粋な濃縮物A、
BおよびCを得た。
半−純粋な濃縮物Cを、前述の段落に記載のシステムでリクロマトグラフィー
を行い、各200mLを10回のせた。各クロマトグラフィーからの画分を、合わせ、
そして濃縮して調製物C1およびC2を得た。調製物C2を第3回目のクロマト
グラフィーに供した;しかし0.1%酢酸アンモニウムの代わりに水を用いた(脱
塩工程)。少なくともHPLCで99.5%純度のスピノシンLを含有する画分を合わせ
、そして濃縮した。残渣をエタノール/水(1:1)から結晶化して2.4gのスピノシ
ンLを得た。
調製物C1および半−純粋な濃縮物Bを合わせ、そして前述の段落に記載した
ように脱塩した(12×200mLのクロマトグラフィー);しかし所望の化合物は、メ
タノール、アセトニトリルおよび水(11:11:3)の混合物で溶出した。少なくともH
PLCで99.5%純度のスピノシンJを含有する画分を合わせ、そして濃縮した。残
渣を熱t-ブタノールに溶解し、そして凍結乾燥して4.3gのスピノシンJを得た。
半−純粋な濃縮物Aを、前述のようにクロマトグラフィーを行ったが、ただし
所望の化合物は終濃度0.1%酢酸アンモニウムを加えたメタノール、アセトニト
リルおよび水(37.5:37.5:25)の混合物で溶出した点を除く。各クロマトグラフィ
ー(4)からの画分を合わせ、そして濃縮して調製物A1、A2およびA3を得た
。
調製物A1を前述のカラムを使用してクロマトグラフィーに供し;しかしカラ
ムはメタノール、アセトニトリルおよび水(2:2:1)の混合物で溶出した。少なく
ともHPLCで99.5%純度のスピノシンMを含有する画分
を合わせ、そして濃縮した。残渣をt-ブタノールに溶解し、そして凍結乾燥して
136mgのスピノシンMを得た。
調製物A2を前述の段落のようにクロマトグラフィーに供し、そして処理して
71mgのスピノシンNを得た。実施例12 培養物 NRRL 18823を用いたスピノシンQの調製 A.震盪−フラスコ発酵
凍結乾燥ペレットまたは液体窒素で懸濁液に維持したいずれかのサッカロポリ
スポーラ スピノサ(Saccharopolyspora spinosa)NRRL18823の培養物を、以下の
組成を有する栄養5培地に接種するために使用した:
栄養培地
材料 量(g)
トリプチカーゼ ブロス★ 30
0 酵母エキス 3
MgSO4 7H2O 2
グルコース 5
脱イオン水 加えて1リットルとする
120℃で30分間オートクレーブ
★ メリーランド州、コッキーズビルのバルチモア バイオロジカル ラボラト
リーズ
第一-段階の培地は、液体窒素アンプルから接種できる。そのようなアンプル
は、栄養培養物(30℃で48−72時間のインキューベーション)を均質化し、1:1
(容量:容量)の滅菌沈殿防止剤で希釈し、そして滅菌試験管に分散させm(1.5m
l/試験管)。沈殿防止剤は、ラクトース(100g)、グリセロール(200ml)および脱
イオン水(加えて1リットルとする)
を含む。液体窒素アンプルは、250-mlの広口エルレンマイヤーフラスコ中に50ml
の栄養培地を接種するために使用する。培養は250rpmで2インチ(5.08cm)の円周
を旋回する震盪機上で、32℃で48時間インキューベーションする。
インキューベーションした培養物(58 容量/容量接種物)を、50ml以下の組成
の生産培地を含む50mlのエルレンマイヤーフラスコを接種するために使用した:
生産培地
材料 量(g)
グルコース 80
ペプトン化ミルク★ 20
綿実粉★★ 30
コーンスティープリカー 10
CaCO3(テクニカル等級) 5
オレイン酸メチル 30★★★
生水 加えて1リットルとする
pHは1N NaOHでpH7.0に調整し、120℃で40分間滅菌した
★ペプトン化されたミルク栄養素、ニューヨーク州、ノルウィッチのシェフィー
ルドプロダクツ
★★Proflo、テネシー州、メンフィスのトレイダーズプロテイン
★★★オレイン酸メチルの量は30mlであった
接種した生産培地を、250rpmで2-インチの円周を旋回する震盪機上の250-m
lエルレンマイヤーフラスコ中で、30℃で7日間インキューベーションした。B.撹拌リアクター発酵
大容量の接種物を提供するために、上記A部のように調製した10mlのインキュ
ーベーションした第一段階培地を、第一-段階培地と同じ組成を有する400mlの
第二−段階栄養培地を接種するために使用した。この第二段階-栄養培地は、260
rpmで2-インチの円周を旋回する震盪機上の2-リットルの広口エルレンマイヤ
ーフラスコ中で、32℃で約48時間インキューベーションする。このように調製し
たインキューベーションした第二-段階栄養培地(2リットル)を、上記Aに記載
のように調製した115リットルの滅菌生産培地を接種するために使用する。
接種した生産培地を、165-リットルの撹拌バイオリアクター中で7日間、30℃
の5温度で発酵させる。撹拌容器中の通気および撹拌機速度は、コンピューター
制御して、溶存酸素レベルを空気飽和の60%以上から約80%に維持する。実施例13 培養物NRRL 18823からスピノシンQ、スピノシンR、スピノシンS 、およびスピノシンTの単離
上記実施例に記載したように調製した、発酵ブロス(100リットル;回収力価
スピノシンH、303pg/ml、スピノシンQ、50pg/ml)を処理前に2日間冷蔵した。
5N HClでpHを3.0に調整した後、アセトン(100リットル)を全ブロスに加えた
。生成した混合物は、セラミックフィルターを通して濾過して濾液(170リットル
)を得、これを冷蔵庫で週末の間維持した。ブロス/アセトン濾液はpH13に調整
し、そして再度セラミックフィルターを通した後、HP-20SS 樹脂(ミツビシ ケミ
カル インダストリーズ社、日本)を含むスチール製カラム(10リットル、10cm×
122cm)に、1-リットル/分の流速でのせた。カラムを1リットル/分の流速で
、
溶媒“A”(0.1% NH4OAc水、NH4OHでpH8.1に調整)および溶媒“B”(CH3CN CH3
OH 1:1)を混合した勾配を用いて流出させ、4リットルの画分を集めた。ポン
プシステムは、1分で勾配0−50%B、続いて90分で勾配50−100%B、続いて1
00%Bのイソクラティック送液をさらに15分間作成するようにプログラムした。
HPLC分析では、画分17(4リットル)は、主にスピノシンRと、より極性の物質お
よび少量のスピノシンTおよびHを含み;画分18−22は、主にスピノシンHと、
より少量のスピノシンRおよびQ、ならびに少量のスピノシンSおよびより極性
物質を含み;画分23−24は、スピノシンHおよびQを含むことを示した。プール
した物質のHPLC分析は、以下の全量を示唆した:スピノシンH 23.0g;スピノシ
ンQ 3.4g;スピノシンR 2.0g;スピノシンS 0.2g;スピノシンT 0.2g。実施例14 スピノシンQ−生産株からスピノシンQ、スピノシンR、スピノシ ンSおよびスピノシンTの回収
Q−生産株のように調製した、発酵ブロス(85リットル;回収力価スピノシン
H、302pg/ml、スピノシンQ、44pg/ml)を処理前に一晩冷蔵した。5N HClでpH
を3.0に調整した後、アセトン(90リットル)を全ブロスに加えた。生成した混
合物は、セラミックフィルターを通して濾過して濾液(176リットル)を得、これ
を冷蔵庫で週末の間維持した。ブロス/アセトン濾液は50% NaOHでpH13に調整
し、そして再度セラミックフィルターを通した後(140リットルの濾液)、HP-20SS
樹脂(ミツビシケミカル インダストリーズ社、日本)を含むスチール製カラム(1
0リットル、10cm×122cm)に、1リットル/分の流速でのせた。カラムを1リッ
トル/分の流速で、溶媒“A”(0.1% NH4OAc、NH4OHでpH8.1に調整)およ
び溶媒“B”(CH3CN CH3OH 1:1)を混合した勾配を用いて流出させ、4リット
ル(およそ)の画分を集めた。ポンプシステムは、1分で勾配0−50%B、続いて
90分で勾配50−100%B、続いて100%Bのイソクラティック送液をさらに10分間
作成するようにプログラムした。HPLC分析では、プール1(画分16−21;24.5リ
ットル)は、スピノシンH(12.32g)およびQ(0.34g)を含み;プール2(画分22−
25;16リットル)は、スピノシンH(4.66g)およびQ(2.06g)、R、SおよびTを
含むことを示した。A.純粋な成分Qの単離
プール2を濃縮乾固し、ジクロロメタン(50ml)に再溶解し、そしてシリカゲル
(EM級62、60−200メッシュ)を含み、そしてジクロロメタンで平衡化したガラス
カラム(5.5cm×30cm)に添加した。カラムをジクロロメタン(3リットル)で洗
浄し、次にジクロロメタン-メタノール(95:5)で展開し、250ml画分を集めた。画
分3から15を合わせ、そして残渣に濃縮し、次にエタノール/水(400ml)に溶解
し、そして室温で週末の間静置した。生成した結晶を、冷エタノール/水(1:1
)で洗浄し、そして乾燥してHPLC分析により68.7%のスピノシンHおよび31.2%
のスピノシンQを含む、6.1gの乾燥した結晶を得た。乾燥した結晶物質をテトラ
ヒドロフラン/メタノール(1:1)に溶解し、そして調製用逆相HPLCカラム(ライ
ニンダイナマックス 60A 8pm C18、41.4mm ID×25cm、41.4mm ×5cmガードモジ
ュール付き)に12回添加した。カラムは50ml/分の流速で、溶媒“A”(H2O−CH3C
N;30:35:35、0.1% NH4OAcを含む)、および溶媒“B”(H2O−CH3CN−CH3OH;10
:45:45、0.1% NH4OAcを含む)を混合した勾配で流出した。ポンプシステムは、6
0分で勾配50−100%Bの勾配を作成するようにプログラムした。分離の進行は、
250nmに設定し
た可変波長UV検出器を用いて監視した。
スピノシンH(99%、6リットル)を含むピーク1が最初に溶出し、続いてスピ
ノシンQが溶出した。すべての12回の実験から合わせたピーク2(スピノシンH.
20%、成分Q.80%を含む;8リットル)を、500mlに濃縮し、同じカラムに再度
添加し、そして同じ移動相条件で5回溶出した。99%純粋なスピノシンQを含む
プール2(2リットル)を、H2O−CH3OH−CH3CN(20:40:40)で平衡化した同じカ
ラムに添加することにより脱塩した。カラムをH2O−CH3OH−CH3CN(10:45:45)で
溶出し、10個の3分の画分を集めた。画分2から7を合わせ、残渣に濃縮し、そ
して熱EtOH(80ml)に溶解した。等量のH2Oを加え、そして溶液を一晩冷却した。
生成した結晶をフィルター上に集め、冷EtOH−H2O(1:1)で洗浄し、そして乾燥し
て1.5gの純粋なスピノシンQを得た。実施例15 殺虫作用組成物 A.水性懸濁製剤
スピノシン 化合物 12.5%
TERGITOL TMN-6(非イオン性界面活性剤) 1.0%
ZIOSYL 200(シリカ) 1.0%
AF-100(珪素を基本とする消泡剤) 0.2%
キサンタン溶液(2%) 10.0%
MAKON 10(10モルのエチレンオキシド
ノニルフェノール界面活性剤) 9.0%
生水 66.3%B.乳化性濃縮剤
スピノシン化合物 12.4%
EXXON 200(ナフタレン溶媒) 83.6%
TOXIMUL H(非イオン性/
アニオン性界面活性剤ブレンド) 2.0%
TOXIMUL D(非イオン性/
アニオン性界面活性剤(ブレンド) 2.0%実施例16 本発明の組成物 A.飼料プレミックス
スピノシン化合物 10%
もみがら 85
軽鉱油 5B.飼料プレミックス
スピノシン化合物 25%
アルファルファ粉餌 60
粉末化クレー 5
糖蜜 10C.懸濁剤
スピノシン化合物 30%
ナフタレンスルホン酸塩 5
非イオン性界面活性剤 5
燻蒸シリカ 1
水 59D.滴下溶剤
スピノシン化合物 20%
非イオン性界面活性剤 0.8
プロピレングリコール 15
水 64.2E.滴下懸濁剤
スピノシン化合物 10%
非イオン性界面活性剤 1
軽鉱油 89F.注射用溶剤
スピノシン化合物 15%
プロピレングリコール 85G.注射用懸濁剤
スピノシン化合物 25%
プロピレングリコール 15
水 60H.注射用懸濁剤
スピノシン化合物 30%
ポリビニルピロリドン 2
水 68実施例17 合成的修飾 A部 ラムノース−修飾誘導体 実施例A1−(化合物 9-O-(2,3,4-トリ-O-エチル-α-L-ラムノシル)スピノシンA 9-Psaの5,6-ジヒドロ誘導体
9-O-(2,3,4-トリ-O-エチル-α-L-ラムノシル)スピノシンA 9-Psa(106mg、0.13
7ミリモル)を、5mLのトルエンに溶解した。この溶液に、トリス-トリフェニル
ホスフィンロジウム(I)クロライド(11.9mg、0.0128
ミリモル)を加えた。フラスコの頭部空隙を吸引し、そして窒素を3回導入した
。吸引し、そして水素を3回導入した。フラスコはバルーン型で水素下に維持さ
れ、そして反応物を110−120℃に加熱した。3.5時間後、フラスコを室温に冷却
し、そして水素を吸引し、そして窒素に代えた。トルエン溶媒を蒸発除去し、そ
して20mLのエーテルに代えた。エーテル溶液を3×10mLの1N HClで抽出した。酸
抽出物を合わせ、そして10mlの4N NaOHで中和した。中和懸濁液を3×10mLのエ
ーテルで抽出し、そしてエーテル抽出物を合わせ、20mLの塩水で洗浄し、K2CO3
上で乾燥し、そして真空蒸発させた。化合物 9-O-(2,3,4-トリ-O-エチル-α-L-
ラムノシル)スピノシンA 9-Psaの化合物 5,6-ジヒドロ誘導体、39.4mg、36.8%
を得た:部分1H-NMR δ 6.84(1H,bs),1.01(1H,m),0.68(1H,m)。実施例A2−2'-O-ジクロロアセチル スピノシンQ
化合物スピノシンQ(302mg、0.412ミリモル)を、乾燥CH2Cl2(8ml)に溶解した
。溶液を室温で、窒素下で撹拌し、そしてDMAP(269mg、2.20ミリモル)を加え
た。無水ジクロロ酢酸(492mg、315μl、2.05ミリモル)を次に入れた。45分後
、ピリジン(1.5ml)を加え、続いてEtOAc(50ml)およびトルエン(50ml)を加えた。
溶液を5%NaHCO3水溶液で抽出した(3×)。有機相を無水Na2SO4上で乾燥させ、
そして真空で濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(30g/EtOAc、次にEtOAc中
の5%EtOH)で精製した。精製画分は、化合物 2'-O-ジクロロアセチル スピノシ
ンQ;310mg、89% を与えた:CI MS m/z 844(M+3)、842(M+1);IR ν 1772cm-1;1
H-NMR(CDCl3)δ 6.70(1H,bs),6.00(1H,s),5.43(1H,bs),5.19(1H,dd:3.1,1.8Hz),
1.67(3H,CH3,bs)ppm。実施例A3−2'-O-トリフルオロアセチル スピノシンQ
化合物スピノシンQ(330mg、0.451ミリモル)を、乾燥CH2Cl2(10ml)に溶解し
た。溶液を室温で、窒素下で撹拌し、そしてDMAP(306mg、2.50ミリモル)を加
えた。無水トリフルオロ酢酸(473mg、320μl、2.25ミリモル)を次に入れた。14
時間後、ピリジン(1.5ml)を加え、続いてEtOAc(50ml)およびトルエン(50ml)を加
えた。溶液を5%NaHCO3水溶液で抽出した(3×)。有機相を溶液を無水Na2SO4上
で乾燥させ、そして真空で濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(100g/EtOAc
、次にEtOAc中の5%EtoH)で精製した。純粋な画分は化合物 2'-O-トリフルオ
ロアセチル スピノシンQを与えた;199mg、54% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.69(1H,bs)
, 5.43(1H,bs),5.26(1H,dd:2.9,1.6Hz),1.66(3H,CH3,bs);13C-NMR(CDCl3) δ 15
6.7(d:32.5Hz),114.0(q,286Hz)ppm。実施例A4−2'-O-(p-トリフルオロメチル)ベンゾイル スピノシンQ
化合物スピノシンQ(430mg、0.587ミリモル)を、乾燥CH2Cl2(10ml)に溶解し
た。DMAP(367mg、3.0ミリモル)を加え、続いてp-トリフルオロメチルベンゾイ
ルクロライド(613mg、440ml、2.94ミリモル)を加えた。室温で2時間撹拌した後
、反応混合物をEtOAc(100μl)およびトルエン(30ml)で希釈した。溶液を連続し
て塩水および5%NaHCO3水溶液(3×)で洗浄した。有機相を溶液を無水Na2SO4上
で乾燥させ、そして真空で濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(70g/EtOAc)
で分離して、化合物 2'-O-(p-トリフルオロメチル)ベンゾイル スピノシンQを
得た;473mg、89% 1H-NMR(CDCl3)δ 8.13(1H,bd:8.1Hz),7.68(1H,bd:8.2Hz),6.
73(1H,bs),5.45(1H,bs),5.42(1H,dd:3.3,1.8Hz),1.69(3H,CH3,bs);元素分析:C49
H68NO11F3について:理論値:C 65.10,H 7.58,N 1.55;測定値:C 64.89,H 7.55,N 1
.56。実施例A5−(5S,6R)-エポキシ-2'-O-(p-トリフルオロメチル)ベンゾイル スピ ノシンQ
化合物(5S,6R)-エポキシ-スピノシンQ(406mg、0.543ミリモル)を、乾燥CH2Cl2
(10ml)に溶解した。DMAP(369mg、3.0ミリモル)を加え、続いて(p-トリフルオ
ロメチル)ベンゾイルクロライド(623mg、445μl、2.98ミリモル)を加えた。室温
で14時間撹拌した後、トリエチルアミン(2ml)を加え、そして撹拌を30分間続行
した。溶液をEtOAc(100ml)およびトルエン(30ml)で希釈し、次に連続して塩水、
5%NaHCO3水溶液(2×)および水(1×)で洗浄し、そしてK2CO3上で乾燥さ
せた。有機層を真空で濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(80g/EtOAc)で精
製して、化合物(5S,6R)-エポキシ-2'-O-(p-トリフルオロメチル)ベンゾイル ス
ピノシンQを得た;391mg、78% IR ν 1728,1664,1324,1272cm-1; 1H-NMR(CDCl3
)δ 8.12(1H,bd:8.2Hz),7.67(1H,bd:8.2Hz),6.54(1H,bs),5.42(1H,dd:3.2,1.8
Hz),1.31(3H,CH3,bs)。実施例A6−2'-O-ジクロロアセチル スピノシンH
化合物スピノシンH(170mg、0.237ミリモル)を、乾燥ピリジン(3ml)に溶解
した。DMAP(30mg、0.246ミリモル)を加えた。溶液を室温で撹拌し、そして無
水ジクロロ酢酸(0.077ml、120mg、0.50ミリモル)を加えた。30分後、トルエン(5
0ml)およびEtOAc(50ml)を加えた。溶液を塩水、そして次に5%NaHCO3水溶液(
3×)で洗浄した。有機層をNa2SO4上で乾燥し、そして真空で濃縮した。残渣を
フラッシュSiO2カラム(15g/EtOAc)で精製して、化合物2'-O-ジクロロアセチル
スピノシンHを得た;155mg、79% CI MS m/z 830(M+3)、828(M+1); 1H-NMR(CDC
l3)δ 6.70(1H,bs),5.99(1H,bs),5.18(1H,dd:3.0,2.0Hz)。実施例A7−スピノシンHの(2'R)-(ジエチル)
ホスフィット
化合物スピノシンH(351mg、0.489ミリモル)を、乾燥ピリジン(5ml)に溶解
した。DMAP(62mg、0.51ミリモル)を加え、そして室温で窒素下にて撹拌を5分
間続行した。ジエチルクロロホスフィット(157mg、0.145ml、1.0ミリモル)を加
えた。30分後、トルエン(50ml)およびEtOAc(50ml)を加えた。溶液を連続して塩
水(2×)、そして次に5%NaHCO3水溶液で洗浄した。有機層をNa2SO4上で乾燥
し、そして濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(100g/EtOAc)で分して、スピ
ノシンHの 2'R)-(ジエチル)ホスフィット化合物を得た;306mg、75% CI MS m/
z 838(M+1); 1H-NMR(CDCl3)δ 6.69(1H,bs),4.40(1H,m),3.83(4H,2x CH2,m)
,1.18(6H,2x CH3,m);元素分析:C44H72NO12Pについて:理論値:C 63.06,H 8.6
6,N 1.67;測定値:C 62.94,H 8.88,N 1.71。実施例A8−スピノシンHの(2'R)-(ジエチル)チオホスフェート
化合物スピノシンH(261mg、0.364ミリモル)を、乾燥ピリジン(3ml)に溶解
した。DMAP(60mg)を加え、続いてジエチルクロロチオホスフェート(152mg、12
5μl、0.80ミリモル)を加えた。反応混合物を室温で窒素下にて撹拌した。12時
間後、トルエン(50ml)およびEtOAc(50ml)を加えた。溶液を塩水、そして次に5
%NaHCO3水溶液で抽出した。有機層をNa2SO4上で乾燥し、そして真空濃縮した。
残渣をフラッシュSiO2カラム(30g/EtOAc)で精製して、スピノシンHの2'R)-(ジ
エチル)チオホスフェート化合物を得た;84mg、27%)CI MS m/z 870(M+1); 1H-
NMR(CDCl3)δ 6.74(1H,bs),4.80(1H,m),4.22(4H,2x CH2,m),1.30(6H,2x CH3,m
)。実施例A9−2'-O-(エチル)オキサリル スピノシンH
化合物スピノシンH(720mg、1.003ミリモル)を、乾燥ジクロロエタン
(15ml)に溶解した。DMAP(80mg)を加え、続いて乾燥トリエチルアミン(2ml)を
加えた。混合物を室温で窒素下にて撹拌した。エチル オキサリル クロライド(1
ml)を加えた。1時間撹拌した後、反応混合物をトルエン(50ml)およびEtOAc(100
ml)で希釈した。溶液を連続して塩水、5%NaHCO3水溶液(3×)、そして水(1×
)で洗浄した。有機層をK2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣をフラッ
シュSiO2カラム(110g/EtOAc)で精製して、化合物 2'-O-(エチル)オキサリル ス
ピノシンHを得た;668mg、81% CI MS 818(M+1); 1H-NMR(CDCl3)δ 6.69(1H,bs
),5.22(1H,dd:3.0,1.8Hz),4.27(2H,q:7.2Hz),1.29(3H,t:7.2Hz);元素分析:C4 4
H67NO13について:理論値:C 64.60,H 8.26,N 1.71;測定値:C 64.43,H 8.4
1,N 1.80。実施例A10−2'-O-トリクロロアセチル スピノシンH
化合物スピノシンH(295mg、0.411ミリモル)を、乾燥ピリジン(5ml)に溶解
した。トリクロロアセチルクロライド(1ml、過剰)を加え、そして反応混合物
を室温で窒素下にて14時間撹拌した。トルエン(50ml)およびEtOAc(50ml)を加え
た。溶液を5%NaHCO3水溶液で抽出した。有機層をNa2SO4上で乾燥し、そして真
空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(60g/EtOAc)で精製して、化合物 2'-O
-トリクロロアセチル スピノシンHを得た;249mg、70% CI MS m/z 866(M+5),8
62(M+1); 1H-NMR(CDCl3)δ 6.70(1H,bs),5.18(1H,dd:2.2,1.8Hz),2.16(6H,2x C
H3,s)。実施例A11−2'-O-クロロアセチル スピノシンH
化合物スピノシンH(306mg、0.43ミリモル)を、乾燥ピリジン(5ml)に溶解し
た。クロロアセチルクロライド(0.50ml)を滴下した。反応混合物を室温で窒素
下にて撹拌した。3時間後、トルエン(50ml)およびEt
OAc(50ml)を加えた。溶液を連続して塩水、5%NaHCO3水溶液(2×)、そして水で
洗浄した。有機層を無水Na2SO4上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣をフラッ
シュSiO2カラム(80g/EtOAc)で分離して、化合物 2'-O- クロロアセチル スピノシ ンH
を得た;71mg、21% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.72(1H,bs),5.16(1H,dd:2.2,1.8Hz
),3.69(2H,bs),13C-NMR(CDCl3)d 169.9(C=O),41.4(-CH2Cl)ppm。実施例A12−(3'R)-2'-ケト-3'-メトキシ-3'-(チオメチル)メチル スピノシン H
化合物スピノシンH(3.10g、4.32ミリモル)を、乾燥DMSO(8ml)に溶解した。室
温で窒素下にて撹拌したこの混合物に、トリエチルアミン(3g、7当量)、続い
てPy-SO3錯体(2.06g、12.9ミリモル)を加えた。反応混合物を室温で14時間撹拌
した。トルエン(100ml)およびEtOAc(100ml)を加えた。溶液を連続して塩水、希
釈した塩水、水、そして5%K2CO3水溶液および水で抽出した。有機層をK2CO3上
で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(S
iO2/EtOAc)により精製し、そして次に逆相C-18カラムで、メタノール中に10%の
水を移動相として用いてHPLCにより分離した。得られた純粋画分は、蒸発で化合
物 (3'R)-2'-ケト-3'-メトキシ-3'-(チオメチル)メチル スピノシンHを与えた
;697mg、39%IR ν 1738,1721,1661,1161,1038cm-1;EI MS m/z 776(M+);1H-NM
R(CDCl3)δ 6.71(1H,bs),3.99(1H,m:WH/2=18 Hz),3.53(3H,CH3,s),3.36(3H,C
H3,s),2.19(6H,2X CH3,bs),2.08(3H CH3,s)。実施例A13−2'-O-アセチル-2'-エピ スピノシンHおよび2'-エピ スピノシン H
化合物 2'-ケト-スピノシンH(2.95g、4.12ミリモル)を、乾燥Et2O(60ml)に溶
解した。溶液を0℃に窒素下で冷却し、そしてLi(t-BuO)3AlH(97%、1.62g、6.1
8ミリモル、1.5当量)を加えた。撹拌を0℃で20分間続行した。反応混合物を注
意深く塩水で静めた。ジエチルエーテル(50ml)を加え、そして相が分離した。有
機層を5%NaHCO3水溶液で洗浄し(4×)、無水K2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮
した。残渣をフラッシュSiO2/EtOAcカラムで精製した。このようにして得た2'-
エピマー型アルコールは、シリカまたはC-18/アセトニトリル-MeOH-水(60-30-10
)でのHPLCのいずれによっても分離しなかった。2'-アルコールの混合物(1.84g、
2.56ミリモル)を乾燥CH2Cl2(10ml)に溶解した。ピリジン(5ml)およびDMAP(80mg)
を加え、続いてAc2O(3ml、過剰)を加えた。撹拌を室温で8時間続行した。反応
混合物をEtOAc(50ml)およびベンゼン(50ml)で希釈した。溶液を連続して塩水(2
×)、そして5%NaHCO3水溶液(2×)ですすいだ。有機層をNa2SO4上で乾燥し、そ
して真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラムクロマトグラフィー(230−400m
、120g/EtOAc)で分離し、純粋な化合物a)2'-O-アセチル-2'-エピ スピノシン
Hを得た:1.176g,60% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.67(1H,bs),4.83(1H,d:3.8Hz),4.5
2(1H,dd:10.0.3.8Hz),3.47(6H,2X CH3,s),2.14(6H,2X CH3,s),2.01(3H,CH3,s)
ppm。化合物 2'-O-アセチル-2'-エピ スピノシンH(280mg、0.368ミリモル)を、
EtOH(5ml)に溶解した。MeOH(5ml)を加え、続いて10%のK2CO3水溶液(3ml)を加え
た。反応混合物を室温で窒素下にて15分間撹拌した。次に塩水(10ml)を加え、続
いてEtOAc(50ml)およびPhH(50ml)を加えた。相が分離した。有機層を水で洗浄し
(3×)、K2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(8
0g、EtOAc)で精製して、化合物
b)2'-エピ-スピノシンHを得た:228mg,86% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.67(1H,bs),
4.68(1H,d:3.8Hz),3.55(3H,CH3,s),3.46(3H,CH3,s),2.14(6H,CH3,s)ppm;13C-
NMR(CDCl3)δ 203.2,172.9,147.9,114.7,144.5,129.7,129.3,103.9,97.6
,86.1,84.9,81.1,77.3,77.1,74.1,73.0,67.6,65.4,61.3,61.1,49.8
,48.2,48.1,46.5,42.0,41.7, 41.2,(2×C),37.9,37.0,34.8,34.6,31.
4,30.6,28.9,22.2,19.5,18.9,18.2,16.6,9.9ppm。実施例A14−2'-O-トリメチルシリル スピノシンH
化合物 スピノシンH(1.59g、2.21ミリモル)を、CH2Cl2(10ml)に溶解した。DM
AP(0.80g)を加えた。混合物を室温で窒素下にて撹拌した。TMSトリフラート(0
.90ml、過剰)をシリンジを介してゆっくりと入れ、そして撹拌を1時間続行した
。EtOAc(50ml)およびPhH(50ml)を加えた。溶液を5%NaHCO3水溶液(3×)で洗浄
した。有機層をK2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2
カラム(100g、EtOAc)で精製して、化合物 2'-O-トリメチルシリル スピノシンH
を得た;1.615g, 92% 融点=163℃(Et2O);EI MS 791(M+); 1H-NMR(CDCl3)δ
6.69(1H,bs),3.81(1H,dd:2.6,2.0Hz),3.46(3H,CH3,s),3.38(3H,CH3,s),2.16
(6H,2x CH3,s)ppm。実施例A15−2'-O-エチル スピノシンH
化合物 スピノシンH(2.21g;3.08ミリモル)を、CH2Cl2(60ml)に溶解した。水
(20ml)、10%NaOH水溶液(25ml)および固体K2CO3(5g)を加え、続いてジエチルス
ルフェート(8ml、過剰)を加えた。反応混合物を室温で窒素下にて激しく48時
間撹拌した。H2O(50ml)およびCH2Cl2(50ml)を加え、相が分離し、有機層をH2O(
2×)で洗浄し、K2CO3上で乾
燥し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラムクロマトグラフィー(2
30−400m,250g/EtOAc)で分離した。純粋な画分は、化合物 2'-O-エチル スピノ
シンHを与えた;635mg,28% CI MS m/z 746(M+1);1H-NMR(CDCl3)δ 6.71(1H,b
s),3.61(2H,CH2,m),3.49(3H,CH3,s),3.42(3H,CH3,s),2.17(6H,2x CH3,s),1
.18(3H,CH3,t:7.0Hz)ppm;13C-NMR(CDCl3)δ 67.0,(-CH2-),16.0(-CH3)ppm,元素
分析:C42H67NO10について:理論値:C 67.61,H 9.07,N 1.88;測定値:C 67.80
,H 1.87,N 9.20。実施例A16−スピノシンHの(2'R)-(エチル)カーボネート
トリフェニルホスフィン(6.5g、24.8ミリモル)を、乾燥THF(30ml)に溶解した
。ジエチルアゾジカルボキシレート(4.8ml、5.32g、30.5ミリモル)を加え、そし
て混合物を室温で5分間撹拌した。無水EtOH(1.43ml、1.14g、24.8ミリモル)を
加えた。さらに5分間撹拌した後、化合物(1.20g、1.67ミリモル)をいれた。室
温で窒素下の撹拌を24時間続行した。酢酸エチル(50ml)およびベンゼン(100ml)
を加えた。溶液を連続して塩水、5%NaHCO3水溶液(2×)、そして水(1×)で
洗浄した。有機層をK2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュS
iO2カラム(120g/EtOAc)で分離して、スピノシンHの(2'R)-(エチル)カーボネー
ト化合物を得た;233mg,18% IR ν 1747,1720,1645,1263cm-1;1H-NMR(CDC
l3)δ 6.74(1H,bs),4.95(1H,dd:3.3,1.8Hz),4.19(2H,q,:7.1Hz)ppm; 元素分
析:C43H67NO12について:理論値:C 65.37,H 8.55,N 1.97;測定値:C 65.44
,H 8.49,N 2.05。実施例A17−2'-O-トリフルオロメタンスルホニル スピノシンH
化合物スピノシンH(2.12g、2.95ミリモル)を、乾燥1,2-ジクロロエ
タン(3ml)に溶解した。ピリジン(3ml)を加えた。溶液を窒素下で0℃に冷却した
。無水トリフルオロメタンスルホン酸(1.20ml、7.0ミリモル)を加えた。撹拌
1時間後、PhH(50ml)およびEtOAc(100ml)を加えた。溶液を5%NaHCO3水溶液(
3×)で洗浄した。有機層をK2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣をフ
ラッシュSiO2カラム(160g/EtOAc)で精製して、化合物2'-O-トリフルオロメタン
スルホニル スピノシンHを得た;1.77g,71% IR ν 1415,1212,1068,および
918cm-1;1H-NMR(CDCl3)δ 6.72(1H,bs),4.93(1H,dd:2.8,1.9Hz)ppm。実施例A18−2'-O-n-プロピル スピノシンH
化合物スピノシンH(1.22g、1.70ミリモル)を、CH2Cl2(20ml)に溶解した。水(
10ml)および25%NaOH水溶液(15ml)を加え、続いてK2CO3(2g)、テトラブチルアン
モニウム クロライド(1.2g)、そしてベンジルトリエチルアンモニウム クロライ
ド(1.5g)を加えた。1-ヨードプロパン(10ml)を加え、そして反応混合物を室温で
N2下にて48時間、激しく撹拌した。CH2Cl2(20ml)を加え、そして相が分かれた。
有機層を水(2×)で洗浄し、K2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣を
フラッシュSiO2カラム(120g/EtOAc)で精製した。純粋な画分を濃縮すると、化合
物2'-O-n- プロピル スピノシンHを生じた;535mg,41% ;1H-NMR(CDCl3)δ 6.
67(1H,bs),2.13(6H,2x CH3,s),0.81(3H,CH3,t:7.4Hz)ppm;元素分析:C43H69N
O10について:理論値:C 67.95,H 9.15,N 1.84;測定値:C 67.74,H 9.37,N
1.84。実施例A19−2'-O-n-ペンチル スピノシンH
化合物スピノシンH(1.02g、1.42ミリモル)を、CH2Cl2(20ml)に溶解した。水(
10ml)および25%NaOH水溶液(20ml)を加え、続いてK2CO3(3.5
g)、テトラブチルアンモニウム クロライド(0.8g)、そしてベンジルトリエチル
アンモニウム クロライド(1.3g)を加えた。1-ヨードペンタン(15ml)を加え、そ
して反応混合物を室温でN2下にて72時間、激しく撹拌した。CH2Cl2(20ml)を加え
、そして相が分かれた。有機層を水(3×)で洗浄し、K2CO3上で乾燥し、そして
真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(200g/EtOAc)で精製した。純粋な画
分を濃縮すると、化合物 2'-O-n-ペンチル スピノシンHを生じた;559mg,50%
;1H-NMR(CDCl3)δ 6.69(1H,bs),2.16(6H,2x CH3,s),0.82(3H,CH3,t:7.4Hz)p
pm;元素分析:C45H73NO10について:理論値:C 68.58,H 9.34,N 1.78;測定値
:C 68.29,H 9.32,N 1.80。実施例A20−2'-O-ベンジル スピノシンH
化合物スピノシンH(1.48g、2.06ミリモル)を、CH2Cl2(20ml)に溶解した。水(
10ml)および25%NaOH水溶液(20ml)を加え、続いてK2CO3(3g)、テトラブチルアン
モニウム クロライド(0.85g)、そしてベンジルトリエチルアンモニウム クロラ
イド(1.2g)を加えた。ベンジルクロライド(10ml)を加え、そして反応混合物を室
温でN2下にて72時間、激しく撹拌した。CH2Cl2(20ml)を加え、そして相が分かれ
た。有機層を水(3×)で洗浄し、K2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣
をフラッシュSiO2カラム(200g/EtOAc)で精製した。純粋な画分を濃縮すると、化
合物 2'-O-ベンジル スピノシンHを生じた;806mg,48% ;1H-NMR(CDCl3)δ 7
.24(5H,m),6.67(1H,bs),4.62(2H,m),3.60(1H,dd:2.5,1.6Hz),2.14(6H,2x CH3
,s)ppm;元素分析:C47H69NO10について:理論値:C 69.86, H 8.61,N 1.73;
測定値:C 69.78,H 8.93,N 1.81。実施例A21−2'-O-アセチル スピノシンQ
化合物スピノシンQ(11.0mg、0.015ミリモル)を、乾燥CH2Cl2(3ml)に溶解した
。トリエチルアミン(5ml)を加えた。溶液を室温で窒素下にて撹拌し、そしてAc2
O(0.70ml、過剰)を加えた。20時間後、EtOAc(50ml)およびPhH(20ml)を加えた。
溶液を連続して塩水、5%NaHCO3水溶液(4×)、そしてH2O(1×)で抽出した
。有機相をK2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラ
ム(5g/EtOAc)で精製し、化合物 2'-O-アセチル スピノシンQを得た;11.0mg,
95% ;1H-NMR(CDCl3)δ 6.74(1H,bs),5.46(1H,bs),5.18(1H,dd:2.4,1.8Hz),
2.02(3H,CH3,s),1.79(3H,CH3,bs)ppm。実施例A22−3'-O-n-プロピル スピノシンJ
化合物スピノシンJ(311mg、0.433ミリモル)を、CH2Cl2(10ml)に溶解した。15
%NaOH水溶液(5ml)を加え、続いてK2CO3(0.70g)、テトラブチルアンモニウムク
ロライド(0.3g)、そしてベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(0.83g)を
加えた。1-ヨードプロパン(4.0ml)を加え、そして反応混合物を室温でN2下にて4
8時間、激しく撹拌した。CH2Cl2(50ml)および水(50ml)を加え、そして相が分か
れた。有機層を水(2×)で洗浄し、K2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。残
渣をフラッシュSiO2カラム(80g/EtOAc)で精製した。純粋な画分を濃縮して、化
合物 スピノシンJ(140mg)および化合物3'-O-n-プロピル スピノシンJを得た;
156mg,86% ;1H-NMR(CDCl3)δ 6.65(1H,bs),2.11(6H,2x CH3,s),0.84(3H,CH3
,t:7.3Hz)ppm;13C-NMR(CDCl3)δ 72.4(O-CH2-),23.8(-CH2-),11.2(CH3)ppm
。実施例A23−3'-O-エチル スピノシンJ
化合物 スピノシンJ(747mg;1.04ミリモル)を、CH2Cl2(20ml)に溶
解した。15%NaOH水溶液(10ml)、続いてK2CO3(1.10g)、ベンジルトリエチルアン
モニウムクロライド(1.2g)を加えた。1-ヨードエタン(5.5ml)を加え、そして
反応混合物を室温でN2下にて48時間、激しく撹拌した。CH2Cl2(50ml)および水(5
0ml)を加えた。相が分離した。有機層を水(2×)で洗浄し、K2CO3上で乾燥し
、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(100g/EtOAc)で精製した。
純粋な画分を濃縮すると、a)化合物 スピノシンJ(192mg)およびb)化合物 3'-O-
エチル スピノシンJを与えた;401mg,70% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.65(1H,bs),3.5
8(2H,q,7.2Hz),2.12(6H,2x CH3,s),1.14(3H,CH3,t:7.2Hz)ppm;13C-NMR(CDCl3)
δ 66.1(O-CH2-),16.3(CH3)ppm,元素分析:C42H67NO10について:理論値:C 67.6
2,H 9.05,N 1.88;測定値:C 67.91,H 9.33,N 2.00。実施例A24−3'-O-エチル スピノシンK
化合物 スピノシンK(30.6mg;0.043ミリモル)を、CH2Cl2(5ml)に溶解した。1
5%NaOH水溶液(5ml)を加え、続いてK2CO3(0.30g)、そしてベンジルトリエチルア
ンモニウムクロライド(0.41g)を加えた。1-ヨードエタン(2.0ml)を加え、そし
て反応混合物を室温でN2下にて72時間、激しく撹拌した。CH2Cl2(50ml)および水
(50ml)を加えた。相が分離した。有機層を水(2×)で洗浄し、K2CO3上で乾燥
し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(10g/EtOAc)で精製した
。純粋な画分を濃縮すると、a)化合物(15.1mg)およびb)化合物 3'-O-エチル ス
ピノシンKを与えた;5.5mg,34% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.72(1H,bs),3.82(1H,m),
3.57(2H,m),2.18(6H,2x CH3,s),1.17(3H,CH3,t:7.3Hz)ppm。実施例A25−3'-O-エチル スピノシンL
化合物 スピノシンL(330mg;0.451ミリモル)を、CH2Cl2(15ml)に溶
解した。20%NaOH水溶液(10ml)を加え、続いてK2CO3(1.30g)、そしてベンジルト
リエチルアンモニウムクロライド(1.1g)を加えた。1-ヨードエタン(5.0ml)を
加え、そして反応混合物を室温でN2下にて96時間、激しく撹拌した。CH2Cl2(50m
l)および水(50ml)を加えた。相が分離した。有機層を水(2×)で洗浄し、K2CO3
上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(85g/EtOAc)で
精製した。純粋な画分を濃縮すると、化合物 3'-O-エチル スピノシンLを与え
た;127mg,37% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.64(1H,bs),5.37(1H,bs),3.60(1H,m),2.1
2(6H,2x CH3,s),1.17(3H,CH3,t:7.4Hz)ppm;13C-NMR(CDCl3)δ 66.1(O-CH2-),1
6.3(CH3)ppm。実施例A26−3'-O-アリル スピノシンJ
化合物 スピノシンJ(370mg;0.515ミリモル)を、CH2Cl2(15ml)に溶解した。1
5%NaOH水溶液(10ml)を加え、続いてK2CO3(1.40g)、そしてベンジルトリエチル
アンモニウムクロライド(0.98g)を加えた。アリルブロミド(3.0ml)を加え、そ
して反応混合物を室温でN2下にて28時間、激しく撹拌した。CH2Cl2(50ml)および
水(50ml)を加えた。相が分離した。有機層を水(2×)で洗浄し、K2CO3上で乾
燥し、そして真空濃縮した。残渣をトルエン(10ml)に溶解し、そして10分間、加
熱還流した。溶液を室温に冷却し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2
カラム(80g/EtOAc)で精製した。純粋な画分を濃縮すると、化合物 3'-O-アリル
スピノシンJを与えた;121mg,31% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.67(1H,bs),5.77(1H,m)
,5.22(1H,bd:17.2Hz),5.08(1H,bd:10.3Hz),4.07(2H,bd:4.2Hz)、2.13(6H,2x
CH3,s)ppm;元素分析:C43H67NO10について:理論値:C 68.14,H 8.91,N 1.85;
測定値:C 68.38,H 9.10,N 1.77。実施例A27−3'-O-プロパルギル スピノシンJ
化合物 スピノシンJ(392mg;0.546ミリモル)を、CH2Cl2(15ml)に溶解した。1
5%NaOH水溶液(10ml)を加え、続いてK2CO3(1.50g)、そしてベンジルトリエチル
アンモニウムクロライド(1.10g)を加えた。プロパルギルブロミド(トルエン中
の80%溶液;4.0ml)を加え、そして反応混合物を室温でN2下にて40時間、激しく
撹拌した。CH2Cl2(50ml)および水(50ml)を加えた。相が分離した。有機層を水(
2×)で洗浄し、K2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣をトルエン(10ml
)に溶解し、そして20分間、加熱還流した。溶液を室温に冷却し、そして真空濃
縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(80g/EtOAc)で精製した。純粋な画分を濃
縮すると、化合物 3'-O-プロパルギル スピノシンJを与えた;138mg,33% 1H-N
MR(CDCl3)δ 6.66(1H,bs),4.22(2H,m),3.66(1H,dd:9.4,3.3Hz),2.37(1H,dd:2
.4,2.4Hz),2.12(6H,2x CH3,s)ppm;元素分析:C43H65NO10について:理論値:C 6
8.32,H 8.67,N 1.85;測定値:C 68.39,H 8.62,N 1.75。実施例A28−3'-O-(シクロプロピル)メチル スピノシンJ
化合物 スピノシンJ(470mg;0.655ミリモル)を、CH2Cl2(10ml)に溶解した。1
5%NaOH水溶液(15ml)を加え、続いてK2CO3(1.50g)、そしてベンジルトリエチル
アンモニウムクロライド(1.0g)を加えた。(シクロプロピル)メチルブロミド(3
.9ml)を加え、そして反応混合物を室温でN2下にて72時間、激しく撹拌した。CH2
Cl2(50ml)および水(50ml)を加えた。相が分離した。有機層を水(2×)で洗浄
し、K2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(90g/
EtOAc)で精製した。純粋な画分を濃縮すると、a)化合物 スピノシンJ(216mg)
、お
よびb)化合物 3'-O-(シクロプロピル)メチル スピノシンJを与えた;25.1mg,
9% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.71(1H,bs),3.07(1H,m),2.17(6H,2x CH3,s)、0.48(1H,
m),0.18(1H,m)ppm。実施例A29−3'-O-(クロロ)メチル スピノシンJ
化合物 スピノシンJ(510mg;0.71ミリモル)を、CH2Cl2(5.0ml)に溶解した。K2
CO3(1.10g)を加えた。反応フラスコを水浴(10℃)に浸し、そして15%NaOH水溶
液(10ml)を激しく撹拌しながら加え、続いてベンジルトリエチルアンモニウムク
ロライド(1.20g)を加えた。クロロヨードメタン(5.0ml)を加え、そして反応混
合物を室温でN2下にて72時間、激しく撹拌した。CH2Cl2(100ml)および水(50ml)
を加えた。相が分離した。有機層を水(2×)で洗浄し、K2CO3上で乾燥し、そ
して真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(70g/EtOAc)で精製した。純粋
な画分を濃縮すると、a)化合物(111mg)、およびb)化合物 3'-O-(クロロ)メチ
ル スピノシンJを与えた;120mg,28%)1H-NMR(CDCl3)δ 6.66(1H,bs),4.70(
2H,bs),3.74(1H,dd:9.5,3.4Hz),2.12(6H,2x CH3,s)ppm;元素分析:C41H64NO10
Clについて:理論値:C 64.25,H 8.42,N 1.83;測定値:C 64.49,H 8.37,N 1
.74。実施例A30−スピノシンLの3'-O-(ペンタフルオロフェニル)-チオノカーボネ ート
化合物 スピノシンL(733mg;1.0ミリモル)を、乾燥ピリジン(5.0ml)に溶解
した。溶液を室温(水浴中)で窒素下に撹拌した。(ペンタフルオロフェニル)クロ
ロチオノホルメート(1.5ml、過剰)を5分間で滴下した。10分後、PhH(50ml)およ
びEtOAc(50ml)を加えた。溶液を、5%NaHCO3水溶液で抽出した(3×)。有機層を
無水Na2SO4上で乾燥し、そして真空
濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(80g/EtOAc)で精製して、スピノシンL
の3'-O-(ペンタフルオロフェニル)-チオノカーボネート 化合物を得た;712mg,
74% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.69(1H,bs),5.46(1H,dd:9.5,3.2Hz),5.40(1H,bs),3.
77(1H,dd:3.1,2.0Hz),2.23(6H,CH3,s),1.64(3H,CH3,bs)ppm;13C-NMR(CDCl3)
δ 191.5(C=S),87.0(C3'-O)ppm。実施例A31−3'-デオキシ スピノシンL
スピノシンLの3'-O-(ペンタフルオロフェニル)-チオノカーボネート化合物(6
90mg,0.72ミリモル)を、乾燥トルエン(10ml)に溶解した。トリ-n-ブチルチン-ヒ
ドリド(0.50ml,1.86ミリモル)を室温で窒素下にて加えた。AIBN(20mg)を次に加
えた。反応混合物を15分間、加熱還流した。室温に冷却した後、溶液を真空濃縮
した。残渣をフラッシュSiO2カラム(75g/EtOAc)で精製して、化合物 3'-デオキ
シ スピノシンLを得た;236mg,46% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.68(1H,bs),5.39(1H,
bs),3.53(2H,m), 2.15(6H,2x CH3,s),1.63(3H,CH3,bs)ppm;元素分析:C41H65N
O9について:理論値:C 68.78,H 9.15,N 1.96;測定値:C 68.70,H 8.87,N 2
.03。実施例A32− スピノシンJの3'-O-(イソプロピル)カーボネート
化合物スピノシンJ(330mg;0.46ミリモル)を、乾燥HMPA(3.5ml)に溶解した。
炭酸銀(0.66g)を加えた。混合物を室温で窒素下にて5分間撹拌した。2-ヨード
プロパン(1.5ml)を入れた。反応混合物を18時間撹拌した。EtOAc(20ml)およびPh
H(100ml)を加えた。溶液を水で抽出した(3×)。有機層を無水K2CO3上で乾燥し、
そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(20g/EtOAc)で分離して、a)
化合物(98mg)、およびb)スピノシンJの(3'-O-(イソプロピル)カーボネート 化
合物を得た;87m
g,34% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.68(1H,bs),4.84(2H,m),3.54(3H,m),2.14(6H,2x
CH3,s),1.23(6H,2x CH3,δ:6.2Hz)ppm;元素分析:C44H69NO12について:理論値
:C 65.73,H 8.65,N 1.74;測定値:C 65.63,H 8.78,N 1.75。実施例A33−3'-O-ジクロロアセチル スピノシンL
化合物スピノシンL(244mg;0.33ミリモル)を、乾燥ピリジン(4ml)に溶解した
。無水ジクロロ酢酸(0.50ml、過剰)を加え、そして室温で窒素下にて撹拌を16時
間続行した。EtOAc(50ml)およびPhH(100ml)を加えた。溶液を5%NaHCO3水溶液
で洗浄した(3×)。有機層を無水K2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣を
フラッシュSiO2カラム(80g/EtOAc)で精製して、化合物3'-O-ジクロロアセチル
スピノシンLを得た;129mg, 46% EI MS m/z 842(M+);1H-NMR(CDCl3)δ 6.71(1
H,bs),5.98(1H,s), 5.43(1H,bs),5.14(1H,dd:9.6,3.2Hz),3.57(3H,m),2.18(
6H,2x CH3,s),1.66(3H,CH3,s)ppm。実施例A34−3'-O-ジクロロアセチル スピノシンJ
化合物スピノシンJ(302mg;0.42ミリモル)を、乾燥ピリジン(5ml)に溶解した
。無水ジクロロ酢酸(0.50ml、過剰)を加え、そして室温で窒素下にて撹拌を16時
間続行した。EtOAc(50ml)およびPhH(100ml)を加えた。溶液を5%NaHCO3水溶液
で洗浄した(3×)。有機層を無水K2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣を
フラッシュSiO2カラム(80g/EtOAc)で精製して、化合物3'-O-ジクロロアセチル
スピノシンJを得た;293mg, 84% ;1H-NMR(CDCl3)δ 6.66(1H,bs),5.95(1H,s
),5.07(1H,dd:8.7,3.2Hz),3.52(3H,m),2.15(6H,2x CH3,s)ppm;元素分析:C42
H63NO11Cl2について:理論値:C 60.86,H 7.66,N 1.70;測定値:C 60.59,H 7
.6
5,N 1.96。実施例A35−3'-O-n-ブチル スピノシンJ
化合物スピノシンJ(296mg;0.41ミリモル)を、CH2Cl2(5.0ml)に溶解した。K2
CO3(1.10g)を加えた。反応フラスコを水浴(10℃)に浸し、そして15%NaOH水溶液
(10ml)を激しく撹拌しながら加え、続いてベンジルトリエチルアンモニウムクロ
ライド(0.88g)を加えた。1-ヨードブタン(3.0ml)を加え、そして反応混合物を
室温でN2下にて40時間、激しく撹拌した。CH2Cl2(100ml)および水(50ml)を加え
た。相が分離した。有機層を水(2×)で洗浄し、K2CO3上で乾燥し、そして真
空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(60g/EtOAc)で精製した。純粋な画分
を濃縮すると、a)化合物(211mg)、およびb)化合物 3'-O-n-ブチル スピノシン
Jを与えた;20.5mg,22% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.71(1H,bs),3.58(2H,m),2.18(6
H,2x CH3,s),0.88(3H,CH3,t:7.3Hz)ppm;13C-NMR(CDCl3)δ 70.5(O-CH2),32.8(
CH2),30.4(CH2),14.5(CH3)ppm。実施例A36−3'-O-イソブチリル スピノシンJ
化合物スピノシンJ(359mg;0.50ミリモル)を、乾燥ピリジン(4ml)に溶解した
。N,N-ジメチルアミノピリジン(66mg)を加えた。溶液を窒素下で10℃(水浴)に
冷却した。イソ酪酸クロライド(2.0ml、過剰)を加え、そして撹拌を室温で窒素
下にて70時間続行した。EtOAc(50ml)およびPhH(100ml)を加えた。溶液を5%NaH
CO3水溶液で洗浄した(3×)。有機層を無水K2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮し
た。残渣をフラッシュSiO2カラム(80g/EtOAc)で精製し、化合物 3'-O-イソブチ
リル スピノシンJを得た;364mg,92% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.70(1H,bs),5.02(1
H,dd:9.6,3.2Hz),3.57(2H,m),3.49(1H,dd:3.2,1.8Hz),2.16(6H,2x CH3,s),1
.
15(6H,2x CH3,d:7.0Hz)ppm;元素分析:C44H69NO11について:理論値:C 67.06,
H 8.82,N 1.78;測定値:C 66.78,H 8.86,N 1.75。実施例A37−3'-O-ピバロイル スピノシンJ
化合物スピノシンJ(426mg;0.59ミリモル)を、乾燥ピリジン(4.0ml)に溶解し
た。N,N-ジメチルアミノピリジン(116mg)を加えた。溶液を窒素下で10℃(水浴
)に冷却した。ピバロイルクロライド(2.0ml、過剰)を加え、そして撹拌を室温
で窒素下にて70時間続行した。EtOAc(50ml)およびPhH(100ml)を加えた。溶液を
5%NaHCO3水溶液で洗浄した(3×)。有機層を無水K2CO3上で乾燥し、そして真
空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(80g/EtOAc)で精製し、化合物 3'-O-
ピバロイル スピノシンJを得た;433mg,91% EI MS m/z 802(M+);1H-NMR(CDCl3
)δ 6.65(1H,bs),4.94(1H,dd:9.8,3.2Hz),3.52(2H,m),3.45(1H,dd:3.2,1.8H
z),2.14(6H,2x CH3,s),1.14(9H,3x CH3,s)ppm。実施例A38−5,6-ジヒドロ-3'-O-エチル スピノシンJ
化合物 5,6-ジヒドロ-スピノシンJ(399mg;0.554ミリモル)を、CH2Cl2(5.0ml
)に溶解した。K2CO3(1.10g)を加えた。反応フラスコを水浴(10℃)に浸し、そし
て15% NaOH水溶液(10ml)を激しく撹拌しながら加え、続いてテトラブチルアン
モニウム硫酸水素塩(0.90g)を加えた。1-ヨードエタン(5.0ml)を加え、そして
反応混合物を室温でN2下にて72時間、激しく撹拌した。CH2Cl2(100ml)および水(
50ml)を加えた。相が分離した。有機層を水(2×)で洗浄し、K2CO3上で乾燥し
、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(100g/EtOAc)で精製した。
純粋な画分を濃縮すると、化合物 5,6-ジヒドロ-3'-O-エチル スピノシンJを与
えた;217mg,52% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.72(1H,bs),3.57(1H,m),3.49
(2H,m),2.13(6H,2x CH3,s),1.14(3H,CH3,t:7.3Hz)ppm;元素分析:C42H69NO10
について:理論値:C 67.44,H 9.30,N 1.87;測定値:C 67.64, H 8.95,N 1.8
7。実施例A39−5,6-ジヒドロ-3'-O-n-プロピル スピノシンJ
化合物 5,6-ジヒドロ-スピノシンJ(86mg;0.119ミリモル)を、CH2Cl2(3.0ml)
に溶解した。K2CO3(0.68g)を加えた。反応フラスコを水浴(10℃)に浸し、そして
20% NaOH水溶液(6ml)を激しく撹拌しながら加え、続いてテトラブチルアンモニ
ウム硫酸水素塩(0.81g)を加えた。1-ヨードプロパン(1.20ml)を加え、そして
反応混合物を室温でN2下にて20時間、激しく撹拌した。CH2Cl2(100ml)および水(
50ml)を加えた。相が分離した。有機層を水(2×)で洗浄し、K2CO3上で乾燥し
、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(25g/EtOAc)で精製した。
純粋な画分を濃縮すると、化合物 5,6-ジヒドロ-3'-O-n-プロピル スピノシンJ
を与えた;55.0mg,60% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.78(1H,bs),3.55(3H,m),2.16(6H,
2x CH3,s),0.89(3H,CH3,t:7.5Hz)ppm;13C-NMR(CDCl3)δ 72.5(O-CH2-),23.9(
CH2)および11.2(CH3)ppm。実施例A40−2'-エピ-2'-O-エチル スピノシンH
化合物 2'-O-アセチル-2'-エピ スピノシンH(502mg;0.664ミリモル)を、CH2
Cl2(4.0ml)に溶解した。K2CO3(1.10g)を加えた。反応フラスコを水浴(10℃)に浸
し、そして20% NaOH水溶液(10ml)を激しく撹拌しながら加え、続いてテトラブ
チルアンモニウム硫酸水素塩(0.82g)を加えた。1-ヨードエタン(4.0ml)を加え
、そして反応混合物を室温でN2下にて22時間、激しく撹拌した。CH2Cl2(100ml)
および水(50ml)を加えた。相が分離した。有機層を水(2×)で洗浄し、K2CO3
上で乾燥し、
そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(80g/EtOAc)で精製した。純
粋な画分を濃縮すると、化合物 2'-エピ-2'-エチル スピノシンHを与えた;132
mg,27% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.66(1H,bs),4.70(1H,d:3.7Hz),2.12(6H,2x CH3,s
),1.14(3H,CH3,t:7.5Hz)ppm;13C-NMR(CDCl3)δ 66.8(O-CH2-)および16.2(CH3)
ppm。実施例A41−5,6-ジヒドロ-3'-O-n-ブチル スピノシンJ
化合物 5,6-ジヒドロ-スピノシンJ(93mg;0.129ミリモル)を、CH2Cl2(3.0ml)
に溶解した。K2CO3(0.70g)を加えた。反応フラスコを水浴(10℃)に浸し、そして
20% NaOH水溶液(10ml)を激しく撹拌しながら加え、続いてテトラブチルアンモ
ニウム硫酸水素塩(0.66g)を加えた。1-ヨードブタン(2.0ml)を加え、そして反
応混合物を室温でN2下にて20時間、激しく撹拌した。CH2Cl2(100ml)および水(50
ml)を加えた。相が分離した。有機層を水(2×)で洗浄し、K2CO3上で乾燥し、
そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(25g/EtOAc)で精製した。純
粋な画分を濃縮すると、化合物 5,6-ジヒドロ-3'-O-n-ブチル スピノシンJを与
えた;63mg,63% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.78(1H,bs),3.57(3H,m),2.16(6H,2x CH3
,s),0.87(3H,CH3,t:7.2Hz)ppm;元素分析:C44H73NO10について:理論値:C 68.1
0,H 9.48,N 1.80;測定値:C 68.23,H 9.65,N 1.83。実施例A42−2'-O-(S-メチル-N-ベンジルカルボンイミドチオイル)スピノシン H
冷却(0℃)され、よく撹拌された水素化ナトリウムの懸濁液(鉱物油中の50%分
散液、12.0mg、0.26ミリモル)(無水THF 1.5mL中)に、スピノシンH(0.1g、0.14
ミリモル)の溶液(THF 1.5mL中)を、2−3分間で滴
下した。混合物を0℃で30分間撹拌し、次にN-ベンジルイソチオシアネート(25
μL、0.18ミリモル)をシリンジにより一回に加えた。冷却浴をとり外し、そして
混合物を周囲温度で4.5時間撹拌した。ヨー化メチル(30μL、0.48ミリモル)を次
に1回で加え、そして混合物を30分間撹拌した。溶媒を真空で除去し、そして残
渣を無水エーテル(20mL)に溶解した。Celiteを通す濾過によりいかなる不溶物も
除去し、そしてエーテルで洗浄した。合わせた濾液および洗浄液を濃縮し、0.13
gの粗2'-O-(S-メチル-N-ベンジルカルボンイミドチオイル)スピノシンHを生じ
、これをシリカ(40mL)のフラッシュカラムクロマトグラフィーで、3.5%メタノ
ール(ジクロロメタン中)を溶出液として使用して精製し、0.12g(97%)の純粋
な2'-O-(S-メチル-N-ベンジルカルボンイミドチオイル)スピノシンHを無色の油
として得た;1HNMR(CDCl3)δ 2.48(s,1,SCH3),5.40(m,1,H-2')。実施例A43−2'-O-トリクロロアセトイミドイル スピノシンH X504447
冷却(0℃)され、よく撹拌された水素化ナトリウムの懸濁液(鉱物油中の50%分
散液、12mg、0.26ミリモル)(無水THF 2.0mL中)に、スピノシンH(0.1g、0.14ミ
リモル)の溶液(THF 2.0mL中)を、2−3分間で滴下した。混合物を0℃で20分間
撹拌し、次にトリクロロアセトニトリル(20μL、0.2ミリモル)を一回で加え、そ
して混合物を0℃で2時間撹拌した。氷酢酸(16μL、0.27ミリモル)を次に1回で
加え、そして反応混合物を冷やして10分間撹拌した。溶媒を真空で除去し、そし
て粗2'-O-トリクロロアセトイミドイル スピノシンHの残渣を、シリカ(40mL)の
フラッシュクロマトグラフィーで、3%メタノール(ジクロロメタン中)を溶
出液として使用して精製した。純粋な2'-O-トリクロロアセトイミドイル スピノ
シンH(95mg、79%)を白色の泡沫として得た;1HNMR(CDCl3)δ 5.30(m,1,H-2')
,8.36(s,1,=NH);マススペクトル(CI,CH4),m/z(相対強度)861(MH+,4),142(100
)。実施例A44−3'-O-トリフルオロメタンスルホニル スピノシンJ
冷却(−10℃)され、よく撹拌されたスピノシンJ(0.2g、0.28ミリモル)および
乾燥ピリジン(0.1mL、1.26ミリモル)溶液(乾燥CH2Cl2 5mL中)に、無水トリフ
ル酸(60μL、0.35ミリモル)を、シリンジで1に加えた。生成したオレンジ茶色
の溶液を−10℃で1.5時間撹拌し、次にCH2CL2(20mL)で希釈し、そして連続的に
水(5mL)、飽和Na2CO3(4mL)、再度水(5ml)で洗浄し、そして最後に乾燥した(M
gSO4)。濃縮物は216mg(91%)の3'-O-トリフルオロメタンスルホニル スピノシン
Jを生じ、これは十分に純粋であり、さらに精製しなくとも使用できた:1H NMR
(CDCl3)δ 4.98(dd,1,H-3')。実施例A45−9-O-(2,3,4-トリ-O-エチル-α-L-ラムノシル)スピノシンA 9-P sa:9-O-(2,3,4-トリ-O-エチル-β-L-ラムノシル)スピノシンA 9-Psaの3:1 の混合物
冷却(0℃)され、よく撹拌されたスピノシンA 9-Psa(2.1g、3.86ミリモル)お
よびピリジニウムp-トルエンスルホネート(1.3g、5.17ミリモル)溶液(乾燥CH2Cl2
200mL中)(粉末化4Aモレキュラーシーブ2.6gを含有)に、O-(2,3,4-トリ-O-エチ
ル-α-L-ラムノピラノシル)トリクロロアセトイミデート(5.0g、12.75ミリモル)
溶液(CH2Cl2 20mL中)を20分間にわたって滴下した。0℃で3時間後、さらにイ
ミデート(2.0g)(CH2Cl26mL中)を1回で加えた。冷却浴を取り外し、そして反応混
合物を周囲温
度で16時間撹拌した。次にさらにイミデート(0.8g)を加えた。さらに7時間後、
反応混合物をCeliteを通して濾過し、CeliteをCH2Cl2(25mL)で洗浄し、そして合
わせた濾液および洗浄液を飽和Na2CO3(2×80mL)、そして塩水(50mL)で洗浄し、
そして乾燥した(MgSO4)。濃縮物は11.5gの残渣を生じ、これを3%MeOH(CH2Cl2
中)を使用してシリカ(700mL)でフラッシュクロマトグラフィーを行い、2.0g(67
%)の化合物 a)9-O-(2,3,4-トリ-O-エチル-α-L-ラムノシル)スピノシンA 9-
Psa:9-O-(2,3,4-トリ-O-エチル-β-L-ラムノシル)スピノシンA 9-Psaを3:
1の混合物として得た。この混合物をhplcにより〜200mgを10回で、21.4mm(i.d.
)×25cm(1)ライニン逆相C18カラム上で、MeOH中に4%H2O(0.01%のNH4OHを含有)
を溶出液として使用することにより分離した。β-アノマーが最初に溶出した。
化合物 b)9-O-(2,3,4-トリ-O-エチル-β-L-ラムノシル)スピノシンA 9-Psa:0
.35g;無色の泡沫;1H-NMR(CDCl3)d 4.36(s,1,H-1'),4.45(m,2,H-1'',H-9)。化合
物 c)9-O-(2,3,4-トリ-O-エチル-α-L-ラムノシル)スピノシンA 9-Psa:1.2g
;無色の泡沫;1H-NMR(CDCl3)δ 4.43(bd,1,H-1''),4.77(s,1,H-1')。実施例A46−3'-ケト スピノシンJ
ジクロロメタン(2.6ml)中のN-クロロスクシンイミド(104.7mg、0.78ミリモル)
懸濁液を、-78℃に窒素下で冷却した。ジイソプロピルスルフィド(125μl、0.86
ミリモル)をこの懸濁液に加え、そして混合物を-78℃で0.5時間撹拌した。次に
ジクロロメタン(1mL)中のスピノシンJ(184.6mg、0.26ミリモル)をゆっくりと加
えた。添加を完了した時、この溶液を-78℃で6.25時間撹拌し、そしてトリエチ
ルアミン(109μL、0.78ミリモル)を加え、そして溶液を室温に暖めると、赤色に
なった。暖めた
後、Et2O(6mL)を加え、そして沈殿が生じた。沈殿を溶解するためにジクロロメ
タンを加え、そして次にEt2O溶液と合わせ、そして0.1N HClで洗浄し、次に塩水
で洗浄し、MgSO4で乾燥して、室温で蒸発させた。生成した無色のガラス(215mg)
を、ジクロロメタン中の5% MeOHを用いてフラッシュクロマトグラフィーによ
り精製し、3'-ケト スピノシンJを無色の半-固体物として得た(151.2mg、82%)
。部分1H-NMR(CDCl3)δ 6.78(bs,1H); 5.88(d,1H); 5.81(dt,1H); 5.03(s,1H);
4.70(m,1H); 4.44(bd,1H); 4.35(bd,1H); 13C-NMR(CDCl3)δ 204,203 ppm。実施例A47−(4'R)-4'-デスメトキシ-4'-アミノ スピノシンA
4'-ケト スピノシンK(115.3mg、0.16ミリモル)の溶液(メタノール 2ml中)に
、酢酸アンモニウム(149.3mg、1.9ミリモル)を加え、続いて水素化シアノ硼酸ナ
トリウム(10mg、0.16ミリモル)を加えた。反応混合物を室温で7時間撹拌した。
次に混合物を1N HClで希釈し、そしてエーテルで洗浄した。水相を5N NaOHでpH1
1とし、そしてNaClで飽和にした。これを新しいエーテルで抽出した。このエー
テルをMgSO4で乾燥し、そして室温で減圧下にて蒸発させた。粗生成物をシリカ
のクロマトグラフィーにより分離し、ジクロロメタン中の10%メタノール、次に
ジクロロメタン中の50%メタノールの1段階で溶出した。(4'R)-4'-デスメトキ
シ-4'-アミノ スピノシンA(23.3mg;20%収量)は無色のガラス状であり、最も
極性の物質として単離された、FDMS,m/e(相対強度)717(60),716(M+,100),142(
35),114(30)。実施例A48−2'-オキソ-3'-エン-4'-デスメトキシ スピノシンH
この反応は、スピノシンHおよびスピノシンJの35:65混合物(5.02gm、7.0ミ
リモル)、N-クロロスクシンイミド(2.68gm、20ミリモル)、ジクロ
ロメタン(90mL)、ジメチルスルフィド(3.1mL、42.0ミリモル)、トリエチルアミ
ン(2.8mL、21.0ミリモル)および炭酸カリウム(12.8gm、92.2ミリモル)をそれぞ
れ使用して、実施例3のスピノシンA 9-Psaの記載のように行った。これにより
白色固体として、スピノシンA 9-Psa(2.32gm;スピノシンJに基づき94%収量)
、および2'-オキソ-3'-エン-4'-デスメトキシ スピノシンH(920mg;スピノシン
Hに基づき55%収量)を得た、FDMS,m/e(相対強度)684(M+,30),683(100)。実施例A49−2'-(a-L-2,3,4-トリ-O-メチルラムノシル)スピノシンH3'-(a-L- 2,3,4-トリ-O-メチルラムノシル)スピノシンJ
無水ジクロロメタン中のスピノシンHおよびスピノシンJの混合物(35:65、そ
れぞれ1.0gm、1.44ミリモル)に、1-ブロモ-2,3,4-トリ-O-アセチルラムノース1(
1.26g、3.57ミリモル)を加え、続いてジイソプロピルアミン(301ml、1.73ミリモ
ル)を加え、そして次にトリフル酸銀(456.8mg、1.73ミリモル)を加えた。反応混
合物を室温で、暗室中にて2日間撹拌した。混合物を次にジクロロメタンで希釈
し、そして水で洗浄した。ジクロロメタンを濾過して不溶物を取り出し、MgSO4
で乾燥し、そして室温で減圧下にて蒸発させた。粗生成物を未反応の出発材料か
ら、シリカのクロマトグラフィーにより分離し、ジクロロメタン中の5%エタノ
ールで溶出した。粗生成物混合物を、C18カラムで調製用HPLCにより精製し、ア
セトニトリル:メタノール:0.1% NH4OAc(42.5:42.5:12.5−45:45:10、90分間
の直線勾配)で溶出した。これにより白色固体として、化合物a)2'-(α-L-2,3,
4-トリ-O-メチルラムノシル)スピノシンH(47mg),FDMS,m/e(相対強度)990(M+,1
00)、および化合物b)3'-(α-L-2,3,4-トリ-O-メチルラムノシル)スピノシンJ
を得た(16mg),FDMS,m/e(相
対強度)990(M+,125),989(70),988(100)。1
Fisher,E.;Bergmann,M.;Rabe,A.Chem.Ber.1920,53,2363。実施例A50−2'-(N-ヒドロキシ)イミノ スピノシンH
粗2'-ケト スピノシンH(238.3mg、0.33ミリモル)およびヒドロキシルアミン
ヒドロクロライド(24.9mg、0.36ミリモル)の溶液(無水エタノール中、10ml)に、
無水酢酸ナトリウム(60.0mg、0.73ミリモル)を加えた。反応混合物を室温で、3
時間撹拌した。混合物を次にジクロロメタンで希釈し、そして水、塩水で洗浄し
、そしてNa2SO4で乾燥し、そして室温で減圧下にて蒸発させた。生成物をシリカ
のクロマトグラフィーにより精製し、ジクロロメタン中の5%メタノールで溶出
した。これにより白色固体として、2'-(N-ヒドロキシ)イミノ スピノシンHを得
た(73.9mg),FDMS,m/e(相対強度)731(M+,50),730(100)。実施例A51−4'-ケト スピノシンK
スピノシンK(1.49gm、2.07ミリモル)を使用して、実施例A46に記載のよう
に反応を行った。これにより粘着性の白色固体として4'-ケト スピノシンKを得
た(1.48gm、〜100%収量)、FDMS,m/e(相対強度)715(M+,100)。実施例A52−2'-(N-ヒドロキシ)イミノ-4'-デスメトキシ-3',4'-デヒドロ ス ピノシンH
2'-オキソ-3'-エン-4'-デスメトキシピノシンH(579.8gm、0.85ミリモル)から
出発して、実施例A50に記載のように反応を行った。これによりオフホワイト
の固体として2'-(N-ヒドロキシ)イミノ-4'-デスメトキシ-3',4'-デヒドロ スピ
ノシンHを得た(223mg、回収された出発材料に基づき42%収量)、FDMS,m/e(相対
強度)699(M+,70),698(100)。実施例A53−9-O-(2,3,4-トリ-O-エチル-α-L-ラムノシル スピノシンA 9-Ps a ヘミグルタル酸塩
化合物 9-O-(2,3,4-トリ-O-エチル-α-L-ラムノシル)スピノシンA 9-Psa(99.
6mg、0.128ミリモル)を、2mLのアセトンに溶解し、そしてグルタル酸(8.5mg、0
.064ミリモル)の溶液(2mLのアセトン中)を加えた。溶液を3時間撹拌し、そして
次に溶媒を真空除去した。これにより化合物 9-O-(2,3,4-トリ-O-エチル-α-L-
ラムノシル スピノシンA 9-Psaヘミグルタル酸塩を得た、105.7mg。C44H71N10・
1/2(C5H8O4)について分析理論値:C 66.48,H 8.99,N 1.67;測定値:C 66.30
,H 8.58,N 1.71;融点 76−82℃。実施例A54−3'-O-エチル スピノシンJ ヘミグルタル酸塩
化合物 3'-O-エチル スピノシンJ(130.4mg、0.174ミリモル)を、3mLのアセト
ンに溶解し、そしてグルタル酸(11.5mg、0.087ミリモル)の溶液(2mLのアセトン
中)を加えた。溶液を一晩撹拌した。溶媒を蒸発させて化合物 3'-O-エチル スピ
ノシンJ ヘミグルタル酸塩を得た、131mg。C42H67N10・1/2(C5H8O4)について分
析理論値:C 65.82,H 8.81,N 1.72;測定値:C 65.65,H 8.46,N 1.72;融点
75−82℃。実施例A55−3'-O-ペンタジュテリオエチル スピノシンJ ヘミグルタル酸塩
化合物 3'-O-ペンタジュテリオエチル スピノシンJ(97.4mg、0.129ミリモル)
を、3mLのアセトンに溶解し、そしてグルタル酸液(8.6mg、0.065ミリモル)の溶(
2mLのアセトン中)を加えた。溶液を室温で2時間撹拌した。溶媒を真空蒸発させ
て化合物 3'-O-ペンタジュテリオエチルスピノシンJ ヘミグルタル酸塩を得た
、分析、102mg。C42H62NO10D5・1
/2(C5H8O4)について理論値:C 65.02,H 9.27,N 1.70;測定値:C 65.12,H 9.
01,N 1.85;融点 104−114℃。実施例A56−5,6-ジヒドロ-3'-O-n-プロピル スピノシンJ ヘミグルタル酸塩
化合物 5',6'-ジヒドロ-3'-O-n-プロピル スピノシンJ(88.3mg、0.115ミリモ
ル)を、3mLのアセトンに溶解し、そしてグルタル酸(7.5mg、0.056ミリモル)の溶
液(2mLのアセトン中)を加えた。溶液を室温で一晩撹拌した。溶媒を真空蒸発さ
せて化合物 5,6-ジヒドロ-3'-O-プロピル スピノシンJヘミグルタル酸塩を得
た、分析86.1mg。C43H71NO10・1/2(C5H8O4)について理論値:C 65.99,H 9.12,N
1.69;測定値:C 65.30, H 10.00,N 1.77;融点 74−84℃。実施例A57−3'-O-エチル スピノシンL ヘミグルタル酸塩
化合物 3'-O-エチル スピノシンL(84.2mg、0.110ミリモル)を、3mLのアセト
ンに溶解し、そしてグルタル酸(7.5mg、0.056ミリモル)の溶液(3mLのアセトン中
)を加えた。溶液を室温で一晩撹拌した。溶媒を蒸発させて化合物 3'-O-エチル
スピノシンLヘミグルタル酸塩を得た、91.0m)。C43H69NO10・1/2(C5H8O4)につ
いて分析理論値:C 66.16,H 8.90,N 1.69;測定値:C 65.43,H 9.16,N 1.69
;融点 77−82℃。実施例A58−(3'S)-4'-ノル-3'-デオキシ-3'-[(R)-(α-メトキシ,α-プロピオ ンオキシ)メチル]スピノシンJおよび(3'S)-4'-ノル-3'-デオキシ-3'-[(S)-(α- メトキシ,α-プロピオンオキシ)メチル]スピノシンJ
化合物 3'-O-トリフルオロメタンスルホニル スピノシンJ(496mg,0.583ミリ
モル)を、乾燥DMF(14ml)に溶解した。プロピオン酸(1.09g、
過剰)とのセシウムプロピオネート化合物を加えた。反応混合物を600W(55%増
幅)で15分間超音波処理しながら、室温に冷却した。PhH(70ml)およびEtOAc(50ml
)を加えた。溶液を2%NaHCO3水溶液(2×)で、そして飽和NaHCO3水溶液(1×)
で洗浄した。有機相をK2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣をSiO2フラ
ッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、混合物(275mg)を得た。この
試料を繰り返してRP C-18 HPLC(MeOH-H2O:90-10)で分離し、化合物a)(3'S)-4'
-ノル-3'-[(R)-(α-メトキシ,α-プロピオンオキシ)メチル スピノシンJ:62mg
、23%):1H-NMR(CDCl3)δ 5.96(1H,d: 9.2Hz)4.99(1H,s)ppm および化合物b)
(3'S)-4'-ノル-3'デオキシ-3'-[(S)-(α-メトキシ,α-プロピオンオキシ)メチル
]スピノシンJ 84mg、31%:1H-NMR(CDCl3)δ 5.89(1H,dd:9.4,1.2Hz)4.99(1H,b
s)。化合物のC(3')の立体化学およびは、NOEDSにより、および分子モデル結果に
より確認した。実施例A59−(3'S)-4'-ノル-3'-デオキシ-3'-[(RS)-a-クロロ,a-メトキシ)メ チル]スピノシンJ
化合物 3'-トリフルオロメタンスルホニル スピノシンJ(488mg,0.574ミリモ
ル)を、乾燥DMF(20ml)に溶解した。リチウムクロライド(1.80g、過剰)を加え
た。混合物を7分間超音波処理しながら(600W、52%増幅)、室温に冷却した。PhH
(70ml)およびEtOAc(50ml)を加えた。溶液を希釈塩水(2×)で、そして水(2×)
で洗浄した。有機相をK2CO3上で乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣を
短いSiO2/EtOAcカラムで精製し、そして次に繰り返してRP C-18 HPLC(MeOH-H2O:
92-8)で分離した。この精製法で、エピマー型(3'S)-4'-ノル-3'-デオキシ-3'-[R /S
-(α-クロロ,α-メトキシ)メチル スピノシンJの混合物を得た:45mg、11%
:5.02(0.5H,s),5.00(0.5H,s),4.57(0.5H,d:9.5Hz),4.55(0.5H,d:4.5Hz)
,2.16(6H,2x CH3,s)。実施例A60−(3'S)-4'-ノル-3'-デオキシ-3'-[(R)-(α-フルオロ,α-メトキシ )メチル]スピノシンJ(3'R)-2'-ノル-3'-デオキシ-3'-[(R)-(α-フルオロ,α-メ トキシ)メチル]スピノシンJ
化合物 スピノシンJ(697mg,0.97ミリモル)を、乾燥トルエン(10ml)に溶解し
た。ピリジン(1ml)を、N2、ジエチルアミノスルファートリフルオリド下で撹
拌しながら加えた。(DAST;0.70ml、0.85g,5.2ミリモル)を加えた。反応混合物
を直ちに沸点にした。10分後、溶液を室温に冷却した。ベンゼン(50ml)およびEt
OAc(75ml)を加えた。溶液を5%NaHCO3水溶液で洗浄した。有機相をK2CO3上で乾
燥し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(80g/EtOAc)で分離し
、白色固体(626mg)を得た。この試料の一部(400mg)をさらにRP C-18 HPLC(MeOH-
H2O:90-10)で分離して、化合物a)(3'R)2'-ノル-3'[R-(α-フルオロ,α-メトキ
シ)メチル]スピノシンJ:82mg、21%;1H-NMR(CDCl3)δ 5.13(dd: 66.3, 5.4Hz
)ppm、化合物b)(3'S)4'-ノル-3'-[R-(α-フルオロ,α-メトキシ)メチル]スピ
ノシンJ:292mg、64%;1H-NMR(CDCl3)δ 5.26(dd:65.1,8.6Hz)ppmを得た。実施例A61−(1'S,2'S)-[1'-(2',S)]abeo-2'-デオキシ-1'-フルオロスピノシ ンH
化合物 スピノシンH(916mg,1.28ミリモル)を、乾燥トルエン(15ml)に溶解し
た。ピリジン(1.8ml)を加えた。溶液を窒素下で加熱還流した。加熱工程の初
めに、DAST(0.62ml、4.6ミリモル)を加えた。沸騰してから10分後、反応混合物
を室温に冷却し、そして5%NaHCO3水溶液で
注意深く止めた。ベンゼン(50ml)およびEtOAc(75ml)を加えた。溶液を5%NaHCO3
水溶液で洗浄(3×)した。有機相をK2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。
残渣をフラッシュSiO2カラム(100g/EtOAc)で精製した。回収した画分は、化合物
(1'S,2'S)-[1'-(2',S)]abeo-2'-デオキシ-1'-フルオロ スピノシンHを与えた
;662mg,72%):1H-NMR(CDCl3)δ 4.99(dd: 52.8,7.0Hz)ppm。実施例A62−3'(E)-(N-n-ブチル)イミノ スピノシンJ
化合物 3'-O-トリフルオロメタンスルホニル スピノシンJ(591mg、0.695ミリ
モル)を、乾燥DMF(20ml)に溶解した。15% TBAF/Al2O3(2.7g、過剰)を加えた。
反応フラスコを水冷浴に置き、そして反応混合物を600W(55%増幅)で10分間、超
音波処理した。EtOAc(50ml)およびPhH(70ml)を加えた。溶液を濾過し、水で抽出
し(3×)、そしてK2CO3上で乾燥した。有機相を真空濃縮した。残渣をフラッシ
ュクロマトグラフィーカラム(SiO2,75g/EtOAc)で分離して、化合物(3'(E)-(N-n-
ブチル)イミノスピノシンJを得た:144mg,23%):1H-NMR(CDCl3)δ 4.81(1H,d
: 2.0Hz),4.71(1H,s),3.79(1H,m),0.81(CH3,t:7.4Hz)ppm。実施例A63−3'-O-ペンタジュテリオエチル スピノシンJ
化合物 スピノシンJ(882mg、1.22ミリモル)を、CH2Cl2(5mL)に溶解した。K2C
O3(1.42g)を加えた。反応フラスコを水冷浴に置いた(約10℃)。撹拌時に、15%
のNaOH水溶液(15ml)を加え、続いてTEBA-Cl(0.92g)およびNBu4HSO4(0.30g)を加
えた。次にC2D5I(5g、31ミリモル)を加え、そして反応混合物を室温で48時間、
激しく撹拌した。次に塩化メチレン(100ml)および水(100ml)を加えた。抽出後に
相が分離した。有機層を水で洗浄し(2×)、そして真空濃縮した。残渣をフラ
ッシュSiO2カラム(12
0g/EtOAc)で精製して、化合物 3'-O-ペンタジュテリオエチル スピノシンJを得
た;815mg,88%:1H-NMR(CDCl3)δ 6.64(1H,bs),4.69(1H,d,:1.2Hz),3.43(3H
,CH3,s),3.36(3H,CH3,s),2.10(6H,2x CH3,s)ppm。実施例A64−3'-デオキシ-3'-アジド スピノシンJ(3'Rおよび3'Sの1:1の混合 物)および(3'S)-4'-ノル-3'-デオキシ-3'-[(RS)-(a-アジド,α-メトキシ)メチル ]スピノシンJ
化合物 3'-O-トリフルオロメタンスルホニル 440mg,0.518ミリモル)を、乾燥
DMF(20ml)に溶解した。アジ化ナトリウム(1.44g、過剰)を加えた。混合物を室温
で10分間、超音波処理した(600W,50% 増幅)。EtOAc(50ml)およびPhH(100ml)を
加えた。溶液を5% KHCO3水溶液で洗浄した(3×)。有機相を無水K2CO3上で乾燥
し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー
でSiO2(50g/EtOAc)上で精製し、そして次にRP C-18 HPLC(MeOH-H2O:88-12)で精
製して、化合物a)3'-デオキシ-3'-アジド スピノシンJ(3'Rおよび3'Sの1:1の
混合物);40mg,10%:1H-NMR(CDCl3)δ 4.83(0.5H,d:2.4Hz),4.64(0.5H,d,:2.8
Hz),3.95(0.5H,m),3.85(0.5H,dd:2.8,4.0Hz),3.81(0.5H,m), 2.17(6H,2x
CH3,s)ppm、および化合物b)(3'S)-4'-ノル-3'-デオキシ-3'-[(RS)-(α-アジ
ド,α-メトキシ)メチル]スピノシンJ;101mg,26%:1H-NMR(CDCl3)δ 5.00(0.5
H,s),4.98(0.5H,s),4.52(0.5H,d:9.9Hz),4.35(0.5H,d:9.9Hz),2.14(6H,2x
CH3,s)ppmを得た。実施例A65−(3'S)-4-ノル-3'-デオキシ-3'-[(RS)-α-クロロ,α-メトキシ)メ チル]スピノシンJ
化合物 3'-O-トリフルオロメタンスルホニル スピノシンJ(488mg,0.
574ミリモル)を、乾燥DMF(20ml)に溶解した。リチウムクロライド(1.80g、過剰)
を加えた。混合物を室温で7分間、超音波処理しながら(600W,52% 増幅)冷却し
た。PhH(70ml)およびEtOAc(50ml)を加えた。溶液を希釈塩水(2×)、そして水(2
×)で洗浄した。有機相をK2CO3上で乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣
を短いSiO2EtOAcカラムで精製し、そして次にRP C-18 HPLC(MeOH-H2O:92-8)で繰
り返し分離した。この精製法でエピマー(3'S)-4'-ノル-3'-[R/S-(α-クロロ,α-
メトキシ)-メチル スピノシンJの混合物を得た;45mg,11%:1H-NMR(CDCl3)δ
5.02(0.5H,s),5.00(0.5H,s),4.57(0.5H,d:9.5Hz),4.55(0.5H,d:4.5Hz),2.1
6(6H,2x CH3,s)ppm。実施例A66−5,6-ジヒドロ-2'-O-エチル スピノシンH
化合物 5,6-ジヒドロ スピノシンH(462mg、0.64ミリモル)を、CH2Cl2(6ml)に
溶解した。炭酸カリウム粉末(1.0g)を加えた。反応フラスコを水冷浴に置いた(
約10℃)。激しく撹拌しながら、10%のNaOH水溶液(15ml)を加え、続いて固体NB
u4HSO4(1.2g)を加えた。次にヨー化エチル(4.0ml)を加えた。反応混合物を窒素
下にて室温で46時間、激しく撹拌した。塩化メチレン(100ml)およびH2O(100ml)
を加えた。抽出後に相が分離した。有機層を無水K2CO3上で乾燥し、そして真空
濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(80g/EtOAc)で精製して、純粋な化合物(
5,6-ジヒドロ-2'-O-エチル スピノシンHを得た;336mg,70%:1H-NMR(CDCl3)
δ 6.69(1H,bs),4.59(1H,bs),3.37(3H,CH3,s),3.30(3H,CH3, s),2.06(6H
,2x CH3,s)ppm。実施例A67−5,6-ジヒドロ-2'-O-n-プロピル スピノシンH
化合物 5,6-ジヒドロ スピノシンH(488mg、0.68ミリモル)を、CH2C
l2(8ml)に溶解した。炭酸カリウム粉末(1.1g)を加えた。反応フラスコを水冷浴
に置いた(約10℃)。激しく撹拌しながら、10%のNaOH水溶液(20ml)を加え、続
いて固体NBu4HSO4(0.95g)を加えた。次にヨー化n-プロピル(5.0ml)を加えた。反
応混合物を窒素下にて室温で48時間、激しく撹拌した。塩化メチレン(100ml)お
よびH2O(100ml)を加えた。抽出後に相が分離した。有機層を無水K2CO3上で乾燥
し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(80g/EtOAc)で精製して
、純粋な化合物(5,6-ジヒドロ-2'-O-n-プロピル スピノシンHを得た;355mg,6
9%:1H-NMR(CDCl3)δ 6.72(1H,bs),4.63(1H,d:1.3Hz),3.41(3H,CH3,s),3.
34(3h,CH3,s),2.10(6H,2x CH3,s),0.67(3H,CH3,t:7.4Hz)ppm。実施例A68−3'-エピ スピノシンJ
化合物 3'-ケト スピノシンJ(3.61g、5.04ミリモル)を、乾燥Et2O(100ml)に
溶解した。溶液を窒素下で0℃に冷却した。リチウム トリ-t-ブトキシアルミノ
ヒドリド(1.45g;97%、5.53ミリモル)を一回で加えた。0℃での撹拌を15分間続
行し、次に別のLTBAHの部分(1.05g、4.00ミリモル)を導入した。撹拌をさらに35
分間続行した。ベンゼン(60ml)を加えた。過剰の水素化物は、0℃で飽和塩水(2
0ml)を用いてゆっくりと分解した。相が分離した。有機層を連続して塩水-H2O(8
:1)、10%NaOH水溶液、そして水を用いて洗浄した。有機相を無水K2CO3上で乾燥
し、濾過し、そして真空濃縮した。このように得られた生成物(3.215g、89%)
を、さらにをフラッシュカラムクロマトグラフィー(160g SiO2/EtOAc)で精製
して、95%純粋な化合物 3'-エピ スピノシンJを得た;2.715g, 75%:1H-NMR(
CDCl3)δ 6.63(1H,bs),4.71(1H,bs),4.55(1H,m),4.
28(2H,m),4.04(1H,m),3.78(1H,m),3.49(1H,m),3.33(3H,CH3,s),3.31
(3H,CH3,s),2.11(6H,2x CH3,s)ppm。実施例A69−3'-エピ-3'-O-トリフルオロメタンスルホニル スピノシンJ
化合物 3'-エピ スピノシンJ(1.53g、2.13ミリモル)を、乾燥CH2Cl2(20ml)に
溶解した。ピリジン(5.0ml、乾燥)を加えた。溶液を窒素下で0℃に冷却した。無
水トリフルオロメタンスルホン酸(1.0ml、過剰)を、シリンジを介してゆっくり
導入した。0℃での撹拌を16時間続行した。EtOAc(50ml)およびPhH(100ml)を加え
た。溶液を希釈塩水(2×)、そして5%KHCO3水溶液(2×)で抽出した。有機相を
無水Na2SO4上で乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カ
ラム(100g/EtOAc)で精製して、化合物(3'-エピ-3'-O-トリフルオロ-メタンス
ルホニルスピノシンJ;1.36g,75%)を得た:1H-NMR(CDCl3)δ 6.69(1H,bs),5
.03(1H,dd:3.2,3.5Hz),4.68(1H,bs),3.90(1H,dq: 8.9,6.4Hz),3.39(3H,
CH3,s),3.35(3H,CH3,s),2.13(6H,2x CH3,s)ppm。実施例A70−3'-O-(α,α,β-トリフルオロ-γ-ブテン)-α-イル スピノシン J
化合物 スピノシンJ(790mg、1.10ミリモル)を、CH2Cl2(5ml)に溶解した。炭
酸カリウム(1.1g)を加え、続いて15% NaOH水溶液(15ml)、Bu4NHSO4(0.80g)、そ
して4-ブロモ-1,1,2-トリフルオロブテン(3.0g、過剰)を加えた。DMSO(4.0ml)を
加えた。室温で窒素下の撹拌を16時間続行した。CH2Cl2(100ml)および水(100ml)
を加えた。抽出後、相が分離した。有機相をK2CO3上で乾燥し、濾過し、そして
真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(100g/EtOAc)で分離して、(a)化合
物 3'-O-α,α,β
-トリフルオロ-γ-ブテン-α-イル スピノシンJ;194mg,21%:1H-NMR(CDCl3)
δ 6.66(1H,bs),6.28(1H,m:WH/2=65Hz),5.43(1H,m:WH/2=60Hz)、5.28(1H,
d: 17.4Hz),5.02(1H,dd: 11.4,1.4Hz),2.13(6H, 2x CH3’s)ppm、および(b
)回収された化合物スピノシンJ(520mg、75%)を得た。実施例A71−2'-エピ-3'-ケト スピノシンJ
3'-ケト スピノシンJ(775mg、1.05ミリモル)を、乾燥THF(10ml)に溶解した。
テトラエチルシラン(1.0ml)を加え、続いて15% Bu4NF/Al2O3(0.55g、過剰)を加
えた。反応混合物を室温で窒素下にて16時間撹拌した。ベンゼン(70ml)および
EtOAc(30ml)を加えた。混合物を5% KHCO3水溶液(2×)で抽出した。有機相を
無水K2CO3上で乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カ
ラム(120g/EtOAc)で分離して、(a)3'-ケト スピノシンJ(290mg,38%)、およ
び(b)化合物 2'-エピ-3'-ケト スピノシンJ;375mg、50% 1H-NMR(CDCl3)δ
6.60(1H,bs),5.06(1H,d: 4.1Hz),3.39(3H,CH3,s),3.36(3H,CH3,s), 2.0
8(6H,2x CH3,s)ppmを得た。実施例A72−2'-エピ-3'-エピ スピノシンJ
化合物 2'-エピ-3'-ケト スピ
ノシンJ(305mg、0.426ミリモル)を、乾燥THF(10mL)に溶解し、そして乾燥Et2O(
10ml)を加えた。0℃に冷却し、そして窒素下で撹拌したこの溶液に、Li(t-BuO)3
AlH(200mg、0.76ミリモル)を一回で加えた。この温度で、撹拌を30分間続行し
た。その後、過剰な水素化物を塩水を用いて注意深く静めた。混合物がEt2Oと5
% NaOHを含む塩水との間で分配された。有機相を連続して5% NaOHを含む塩水
、そして5%KHCO3水溶液(2×)で洗浄し、K2CO3上で乾燥し、濾過し、そして真
空濃縮して、
ほとんど化合物2'-エピ-3'-エピ スピノシンJ(303mg、99%)である白色固体泡
沫を得た:1H-NMR(CDCl3)δ 6.61(1H,bs),4.78(1H,d: 3.3Hz),3.84(1H,dq:
9.8,6.3Hz),3.37(3H,CH3,s),3.35(3H,CH3,s), 2.14(6H,2x CH3,s)ppm
。実施例A73−2'-エピ-3'-エピ-O-エチル スピノシンJ
化合物 2'-エピ-3'-エピ スピノシンJ(250mg、0.348ミリモル)を、CH2Cl2(5m
l)に溶解した。炭酸カリウム(1.0g)を加えた。フラスコを水冷浴に置いた(約10
℃)。20%のNaOH水溶液(20ml)を加え、続いてBu4NHSO4(0.71g)、ヨー化エチル(
2.0ml)、そしてDMSO(5ml)を加えた。反応混合物を窒素下にて60時間、激しく撹
拌した。塩化メチレン(100ml)および水(100ml)を加えた。抽出後に相が分離した
。有機層をK2CO3上で乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣をフラッシュS
iO2カラム(30g/EtOAc)で分離して、化合物 2'-エピ-3'-エピ-O-エチル スピノシ
ンJを得た、43mg,17%:1H-NMR(CDCl3)δ 6.72(1H,bs),4.81(1H,d: 4.0Hz)
,4.01(1H,m),3.36(3H,CH3,s),3.33(3H,CH3,s),2.16(6H, 2x CH3,s)pp
m。実施例A74−3'-デオキシ-3'-フルオロ スピノシンJ(3'-異性体の1:1混合物 )
3'-エピ スピノシンJ(570mg、0.794ミリモル)を、乾燥CH2Cl2(10ml)に溶解し
た。この溶液を-25℃に窒素下で冷却した。ジエチルアミノスルファートリフル
オリド(315ml、2.38ミリモル)をシリンジを介して導入した。−25℃で窒素下に
て撹拌を3時間続行し、次に温度を30分間で室温に上げた。ピリジン(0.5ml)を
加え、そして室温での撹拌をさらに15分間続行した。混合物がCH2Cl2(100ml)と
5% KHCO3水(150ml)の間に
分配した。有機相を5% KHCO3水溶液ですすぎ、K2CO3上で乾燥し、濾過し、そ
して真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(100g/EtOAc)で、次にRP C-1
8 HPLC(MeOH中の10% 水)により精製して、化合物 3'-デオキシ-3'-フルオロ ス
ピノシンJ、3'a-F:3'b-Fの1:1混合物を得た、168mg,29%:1H-NMR(CDCl3)δ 6
.68(1H,bs),4.60(1H,nm),4.36(0.5H,ddd:44.6,2.9,2.5Hz),3.38(1.5H,C
H3,s),3.36(1.5H,CH3,s), 3.33(1.5H,CH3,s),3.32(,CH3,s),2.12(6H,
2x CH3,s)ppm。実施例A75−3'-O-フェニル スピノシンJ
化合物 3'-エピ スピノシンJ(148mg、0.206ミリモル)を、乾燥トルエン(3ml)
に溶解した。この溶液を室温で窒素下にて撹拌し、そしてトリフェニルホスフィ
ン(118mg、0.45ミリモル)を加え、続いてフェノール(42.5mg、0.45ミリモル)を
加えた。15分間撹拌した後、混合物にジエチル アゾジカルボキシレート(DEAD
、75ml(95%)、0.45ミリモルを加えた)。混合物を室温で16時間撹拌し、次にPhH
(70ml)およびEtOAc(50ml)で希釈し、5% KHCO3水で洗浄し、そして炭酸カリウ
ム上で乾燥した。残渣をフラッシュSiO2カラムで精製し、そして次にRP C-18 HP
LCカラム(MeOH中の12% 水)により分離して、(a)回収された 3'-エピ スピノシ
ンJ(101mg、68%)、および(b)化合物 3'-O-フェニル スピノシンJ(3.1mg、1.
9%)を得た、1H-NMR(CDCl3)δ 7.28(2H,m),6.99(3H,m),6.76(1H,bs),4.84(
1H,d: 1.6Hz),4.54(1H,dd: 9.4,3.1Hz),3.53(3H,CH3,s),3.46(3H,CH3
,s),2.11(6H,2x CH3,s)ppm。実施例A76−スピノシンのJ3'-O-(S-フェニル)ジチオカーボネート
スピノシンJ(1.20g、1.67ミリモル)を、乾燥CH2Cl2(10ml)に溶解した。ピリ
ジン(乾燥、2ml)を加え、続いてDMAP(70mg)を加えた。反応混
合物を、水浴中で冷却しながら室温で窒素下にて撹拌した。フェニルクロロジチ
オホルメート(1.80ml、過剰)を、シリンジでゆっくりと加えた。混合物を室温で
窒素下にて16時間撹拌した。PhH(70ml)およびEtOAc(70ml)を加えた。有機相を5
% KHCO3で洗浄し(4×)、K2CO3上で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣をフラ
ッシュSiO2カラム(120g/EtOAc)で分離し、スピノシンJの3'-O-(S-フェニル)ジ
チオカーボネート化合物を得た;780mg、54% 1H-NMR(CDCl3)δ .50(2H,m),7.3
3(3H,m),6.68(1H, bs),5.73(3H,m),4.69(1H,bs),3.32(3H,CH3,s),3.12
(3H,CH3,s),2.15(6H,2x CH3,s)ppm。実施例A77−スピノシンJの3'-O-(ペンタフルオロフェニル)チオ−ノカーボ ネート
スピノシンJ(1.52g、2.12ミリモル)を、乾燥アセトニトリル(15ml)に溶解し
た。DMAP(0.84mg、6.88ミリモル)を加え、そして溶解した。溶液を窒素下で0℃
に冷却した。ペンタフルオロフェニルクロロチオホルメート(1.60ml、10.0ミリ
モル)を、ゆっくりと滴下した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。PhH(70ml)
およびEtOAc(50ml)を加えた。溶液を5% KHCO3で抽出し(3×)、無水K2CO3上
で乾燥した。有機層を真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(120g/EtOAc)
で精製し、スピノシンJの3'-O-(ペンタフルオロフェニル)チオノカーボネート
化合物を得た;1.77g、88% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.65(1H,bs),5.42(1H,dd: 9.4
,3.2Hz),3.41(3H,CH3,s),3.39(3H,CH3,s),2.10(6H,2x CH3,s)ppm。実施例A78−3'-O-[(3'R)-3'-デソキシ
スピノシンJ]-3'-イル スピノシンJ 、(3'R)および(3'S)3'-アリル-3'-デオキシ スピノシンJの1
:1 混合物、および(3'S)-3'-アリル-3'-デオキシ スピノシンJ
化合物 スピノシンJの3'-O-(ペンタフルオロフェニル)チオ-ノカーボネート(
1.65g、1.75ミリモル)を乾燥トルエン(25ml)に溶解した。アリルトリブチルチン
(1.70ml、5.32ミリモル)を加え、続いてAIBN(180mg)を加えた。混合物を窒素下
で20時間、加熱還流した。次に冷却し、濃縮し、そして直接フラッシュSiO2カラ
ム(220g/EtOAc)に供した。精製した画分をさらにRP-C18 HPLC(MeOH中の10% 水)
により分離し、化合物a)3'-O-[(3'R)-3'-デソキシ スピノシンJ]-3'-イル ス
ピノシンJ;373mg、30% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.66(1H,bs),4.59(1H,bs),3.52(
2H,m),3.28(3H,CH3,s),3.24(3H,CH3,s),2.12(6H,2x CH3,s)ppm;元素
分析:C80H124N2O19について:理論値:C 67.77,H 8.82,N 1.98;測定値:C 67
.69,H 8.70,N 2.24、および化合物b)(3'R)および(3'S)3'-アリル-3'-デオキ
シ スピノシンJの1:1混合物);144mg、11%を得た。この混合物をさらに、5ミ
クロンのライニンカラムで繰り返しRP-C-18 HPLCにより分離して、化合物c)(3
'S)-3'-アリル-3'-デオキシ スピノシンJを得た;18mg、1.4% 1H-NMR(CDCl3)
δ 6.73(1H,bs),5.73(1H,m),5.02(2H,m),4.63(1H,d: 2.6Hz),3.82(1H,m)
,3.34(3H,CH3,s),3.28(3H,CH3,s),2.18(6H,2x CH3,s)ppm。実施例A79−(14R)-13,14-ジヒドロ-3'-(E)-(カルボメトキシ)メチレン-3'-デ オキシ スピノシンJ
化合物 3'-(E)-(カルボメトキシ)メチレン-3'-デオキシ スピノシンJ(308mg
、0.39ミリモル)を、乾燥Et2O(10ml)に溶解した。氷酢酸(5ml)を加えた。混合物
を室温で撹拌し、そしてNaBH3CN(180mg、過剰)を加えた。室温で窒素下の撹拌を
16時間続行した。PhH(100ml)およびEtOAc(5
0ml)を加えた。溶液を、希釈塩水(2×)、次に5%NaHCO3水溶液(2×)で抽出し
た。有機層を無水K2CO3上で乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣をフラ
ッシュSiO2カラム(55g、EtOAc)で精製し、化合物(13,14β-ジヒドロ-3'-(E)-(
カルボメトキシ)メチレン-3'-デオキシ スピノシンJ;222mg、72%を得た)1H-
NMR(CDCl3)δ 6.18(1H,d: 1.6Hz),4.89(1H,d: 4.1Hz),4.36(1H,d: 6.3Hz)
,3.79(1H,dd: 1.7,6.3Hz), 3.61(3H,CH3,s),3.39(3H,CH3,s),3.21(3H
,CH3,s),2.11(6H,2x CH3,s)ppm。実施例A80−3'(E)-(ヒドロキシメチル)メチレン-3'-デオキシ スピノシンJ( 14S,21S)-1,21- デオキシ-13,14-ジヒドロ-1,21-ジヒドロキシ-3'(E)-(ヒドロキ シメチル)メチレン-3'-デオキシ-1,21-seco スピノシンJおよび
化合物 3'-(E)-(カルボメトキシ)メチレン-3'-デオキシ スピノシンJ(340mg
、0.44ミリモル)を、乾燥CH2Cl2(5ml)に溶解した。乾燥THF(1.5ml)を加えた。溶
液を0℃に窒素下で冷却し、そしてDIBALH(1.95ml、シクロヘキサン中の1.0M 溶
液、1.95ミリモル)を加えた。撹拌を45分間続行した。NH4OH-NH4Cl(1:1)の飽和
水溶液を、0℃で滴下した。PhH(70ml)およびEtOAc(70ml)を加え、そして混合物
をNH4OH-NH4Cl(1:1)の飽和水溶液で抽出し、次に2N NaOH水溶液、そして最後に
5% KHCO3水溶液(2×)で抽出した。有機層をK2CO3上で乾燥し、濾過し、そして
真空濃縮した。残渣をSiO2(30g/EtOAc)でフラッシュカラムクロマトグラフィー
により分離し、化合物a)3'(E)-(ヒドロキシメチル)メチレン-3'-デオキシ ス
ピノシンJ;91mg、28% 1H-NMR(CDCl3)δ 6.71(1H,bs),5.87(1H,t: 6.2Hz),
4.51(1H,d: 3.9Hz),3.33(3H,CH3,s),3.31(3H,CH3,
s),2.16(6H,2x CH3,s)ppm、および化合物b)13,14α-ジヒドロ-1,21S-ジヒ
ドロキシ-3'(E)-(ヒドロキシメチル)メチレン-3'-デオキシ-1,21-seco スピノシ
ンJ;104mg、31.5% 1H-NMR(CDCl3)δ 5.82(1H,t:6.2Hz),4.47(1H,d: 3.9
Hz),3.29(3H,CH3,s),3.26(3H,CH3,s), 2.78(2H,m),2.12(6H,2x CH3,s)
ppmを得た。実施例A81−4'-O-n-プロピル スピノシンK
スピノシンK(322mg、0.448ミリモル)を、塩化メチレン(4ml)に溶解した。炭
酸カリウム(1.1g)を加えた。フラスコを水冷浴に置いた(約10℃)。15%のNaOH
水溶液(25ml)を加え、続いてBu4NHSO4(1.2g)を、ヨー化 n-プロピル(3.0ml)およ
びDMSO(4ml)を加えた。16時間後、さらにBu4NHSO4(0.70g)を導入した。反応混合
物を室温で窒素下にて全60時間、激しく撹拌した。水(100ml)およびCH2Cl2(100m
l)を加えた。抽出後に相が分離した。有機層を無水K2CO3上で乾燥し、濾過し、
そして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(100g/EtOAc)で分離して、化
合物 4'-O-n-プロピル スピノシンKを得た、225mg,66%:1H-NMR(CDCl3)δ 6.
66(1H,bs),4.75(1H,bs),3.67(1H,m),3.39(6H,2x CH3,s),2.13(6H,2x C
H3,s),0.82(3H,CH3,t: 7.4Hz),0.71(3H,CH3,t:7.4Hz)ppm。実施例A82−メチル-2,3,4-トリ-O-エチル-L-ラムノピラノシド
αおよびβアノマーの混合物(21.0g、0.118モル)として、メチルL-ラムノピラ
ノシド(Fisher,E.Chem.Ber.,1895,28,1158)を、良く撹拌した50%(重量/重量)の
NaOH水溶液(200ml)、DMSO(100mL)および硫酸水素テトラブチルアンモニウム(20
.0g、0.059モル)混合物に加えた。この混合物に、ヨー化エチル(75.0mL)を加え
た。反応の初めの20−30分c、
わずかに発熱が観察された(25℃付近の反応温度を維持するために、外部冷却す
る氷浴を使用した)。3時間の反応時間後、さらに75mLのヨー化エチルを加えた
。3時間以上経過した後、vDcヨー化エチル(75ml)、および50% NaOH溶液(100mL
)を再度加え、そして混合物を一晩、全24時間の反応時間撹拌した。混合物を水(
200mL)で希釈し、そしてCH2Cl2で徹底的に抽出した。CH2Cl2抽出物を塩水(200ml
)で洗浄し、乾燥(MgSO4)し、そして蒸発させた。無定形の残渣をヘキサン(300
mL)でトリチュレートし、そして濾過した。集めた固体をヘキサン(100mL)で洗浄
し、そして濾液を集め、濃縮し、42.0gの粗生成物を得た。これを900mLのシリカ
上で、ヘキサン中の10%酢酸エチルを溶出液として使用して、フラッシュクロマ
トグラフィーを行った。800mlに先立ち、200mlの画分を追跡した。きれいなメチ
ル 2,3,4-トリ-O-エチル-L-ラムノピラノシド(25.5g、82%)を無色の油として、
画分3−11から得た:1H NMR(CDCl3)δ 4.64(d,1,H-1(α-アノマー)),3.89
(dp,1,H-5),3.50-3.80(m, 8),3.33(s,3,OCH3),3.23(t,1,H-4),1.30(d,3
,H-6),1.15-1.25(m,9,CH2CH3)。実施例A83−2,3,4-トリ-O-エチル-L-ラムノース
メチル 2,3,4-トリ-O-エチル-L-ラムノピラノシド(11.0g、0.042モル)の溶液(
110mLのトリフルオロ酢酸:水(4:1、容量/容量)中)を、周囲温度で24時間撹拌し
た。溶液を減圧下(〜1.0mm、30−35℃)で、ほぼ濃縮乾固し、そして残渣をCH2
Cl2(200mL)で希釈した。水相が分かれ、そして有機抽出物を飽和NaHCO3溶液(40m
L)、塩水(40mL)で洗浄し、そして次に乾燥(MgSO4)し、そして濃縮し、11.0の
粗生成物を生じた。これを950mLのシリカ上で、ヘキサン中の25%酢酸エチルを
溶出液とし
て使用して、フラッシュクロマトグラフィーを行い、9.5g(91%)のきれいなトリ
エチルラムノースを、αおよびβアノマーの9:1の混合物として、ほとんど無
色の油として得た:1H NMR(CDCl3)δ 5.18(m,1,H-1,3.6−3.95(m,8),3.25(
m,1,H-4),2.48(d,1,OH),1.15-1.35(m, 12)。実施例A84−O-(2,3,4-トリ-O-エチル-α-L-ラムノピラノシル)-トリクロロア セトイミデート
新しく蒸留したトリクロロアセトニトリル(12.0mL、0.12ミリモル)を、冷却し
(0−5℃)、よく撹拌したトリエチルラムノース(2.2g、8.86ミリモル)の溶液
(乾燥CH2Cl2 80mL中)に1回で加えた。この溶液に、鉱物油中の60%水素化ナト
リウム(0.35g、8.87ミリモル、100%として)を1−2分間で加えた。(注意:
発泡およびH2の発生)。反応20分後、冷却浴を取り外し、そして混合物を周囲
温度で5.5時間撹拌した。混合物を次に再度0−5℃に冷却し、そしてシリカゲ
ル(6.0g)を1回で加えた。10分間撹拌した後、混合物を濾過し、そして集めた固
体をCH2Cl2(25mL)で洗浄した。合わせた濾液および洗浄液を、減圧下(〜25mm、3
0−35℃)で蒸発させて乾燥し、そして残渣をヘキサン(80mL)で処理すると、幾ら
かの綿状固体が分離した。30分間静置した後、固体を濾過し(Celite)、そしてヘ
キサン(25mL)で洗浄した。合わせた濾液および洗浄液を、減圧下(〜25mm、30−3
5℃)で濃縮乾固し、2.9g(82%)の粗イミデートを淡い黄色の油として得、これは1
H NMR分光分析では、アノマーのみであり、そしてさらに精製することなく使用
するのに十分であった(注意:イミデートは、シリカ上のクロマトグラフィーに
対して不安定であり、減圧下(〜0.1mm)で短路蒸留を行うと分解した):1H NMR(C
DCl3)δ 8.
54(s,1,NH),6.22(s,1,H-1),3.6−3.95(m,9),3.35(t,1,H-4),1.34(d
,3,H-6),1.1-1.3(m,9)。実施例A85−3'(E)-(カルボメトキシ)メチレン-3'-デオキシ スピノシンJ(3' (Z)-カルボメトキシ)メチレン-3'-デオキシ スピノシンJ
化合物 3'-ケト-スピノシンJ(600mg、0.851ミリモル)を、乾燥トルエン(25ml
)に溶解した。カルボメトキシメチレン トリフェニルホスホラン(2.2g、過剰)を
加えた。反応混合物を窒素下で2時間、加熱還流した。次に室温に冷却し、そし
て直接フラッシュSiO2カラム(220g/EtOAc)のクロマトグラフィーに供した。予想
された極性の画分を合わせ、そして真空濃縮して、粗生成物(584mg)を得た。こ
の試料をRP-HPLC(メタノール中の12% H2O)で繰り返し分離して、出発の3'-ケト
スピノシンJ(49mg)を回収し、化合物a)3'(Z)-(カルボメトキシ)メチレン-3'-
デオキシ スピノシンJ:45mg、7.5%:1H-NMR(CDCl3)δ 6.68(1H,bs),6.13(1
H,bs),3.68(3H,CH3,s),3.38(3H,CH3,s),3.30(3H,CH3,s),2.16(6H,2
x CH3,s)ppm、およびb)3'(E)-(カルボメトキシ)メチレン-3'-デオキシ スピ
ノシンJ:242mg、40%:1H-NMR(CDCl3)δ 6.64(1H,bs),6.16(1H,1.8Hz),3.
58(3H,CH3,s),3.37(3H,CH3,s),3.19(3H,CH3,s),2.08(6H,2x CH3,s)p
pmを得た。実施例A86−スピノシンA 9-Psa
MeOH(100ml)中の3’ケト スピノシンJ(1.89gm、2.64ミリモル)の溶液に、K2C
O3(無水;1.82gm、13.2ミリモル)を加え、そしてこの混合物を室温で1時間撹拌し
た。次にEt2O(100ml)を加え、そして混合物を濾過した。濾液を室温で蒸発させ
、黄色い固体を得た。この黄色い固体をジクロロメタンに溶解し、そして水、次
に塩水で洗浄し、そしてMgSO4で乾
燥した。ジクロロメタンを減圧で蒸発させ、無色の半−固体(1.53gm)を得た。こ
の半−固体をフラッシュクロマトグラフィーで、ジクロロメタン中の5% MeOH
−ジクロロメタン中の10% MeOHの1段階勾配で精製し、スピノシンA 9-Psa(1.
09gm、76%収量)を、オフホワイトのガラス状で得た。実施例A87−3'-ケト スピノシンD
スピノシンL(997.4mg、1.36ミリモル)から出発して、上記実施例A46に記
載のように反応を行い、そして3'-ケト スピノシンD(850mg)を無色の半−固体
として得た。NMRは、生成物にジイソプロピルスルフィドの混入を示したが、生
成物をさらに精製することなく使用した。実施例A88− スピノシンD 9-Psa
3'-ケト スピノシンD(770mg、1.06ミリモル)から出発して、上記実施例A8
6に記載のように反応を行い、そしてスピノシンD 9-Psa(246mg、42%収量)を
無色のガラス状で得た。実施例A89−2'-ケト スピノシンH
冷却(-78℃)し、窒素で覆ったジクロロメタン(60mL)中のN-クロロスクシン
イミド(1.7g、12.73ミリモル)懸濁液に、エチル スルフィド(1.8mL、16.74ミリ
モル)を2−3分間で滴下した。生成した溶液を、-78℃で30分間撹拌し、次に
反応温度を<−65℃に維持しながら、スピノシンH(3.0g、4.18ミリモル)の溶液
(ジクロロメタン 25mL中)を10分間にわたって滴下した。-78℃で3.5時間後、反
応温度を<−65℃に維持しながら、トリエチルアミン(4.1mL、29.47ミリモル)を
5分間にわたって滴下した。次に冷却浴を取り出し、そして反応混合物を周囲温
度に、20-30分間にわたって上げg。ジクロロメタン(80mL)を加え、そして溶液を
0.
2N HCl(150mL)および塩水(100mL)で洗浄し、そして乾燥(MgSO4)した。濃縮で4
.2gの半-固体残渣を生じた。これを溶出液としてジクロロメタン中の3% メタノ
ールを使用して、シリカ(325mL)上でフラッシュクロマトグラフィーに供し、そ
してスピノシンのH2'-ケトン(2.8gm、93%)を、無色の泡沫状で得た:1H NMR(C
DCl3)δ 4.68(s,1,H-1'),4.12(d,1,H-3'),3.97(m,1,H-5')。実施例A90− スピノシンA 9-Psa
2'-ケト スピノシンH(1.0g、1.39ミリモ
ル)、p-トルエンスルホンヒドラジド(0.32g、1.75ミリモル)およびトリプロピル
アミン(0.33mL、1.75ミリモル)の溶液(1,4-ジオキサン 40mL中)を、撹拌しなが
ら窒素下で30時間、加熱還流した。次に溶媒を真空で除去し、そして残渣は溶出
液としてジクロロメタン中の5% メタノールを使用して、シリカ(100mL)上でク
ロマトグラフィーに供し、スピノシンA 9-Psaを無色の泡沫状で得た(0.39g、52
%):1H NMR(CDCl3)δ 6.78(br,s,1,H-13),4.63(m,1,H-21),4.43(m,2,
H-1'',H-9),2.23(s,6,N(CH3)2。実施例A91− スピノシンB 9-Psa
スピノシンM(199.3mg、0.28ミリモル)から出発して、上記実施例3に記載
のように反応を行った。シリカでクロマトグラフィーによる最初の精製後、ジク
ロロメタン中の7%メタノール、次にジクロロメタン中の10%メタノールの1段
階で溶出した。生成物を、C18カラムで調製用HPLCにより単離し、アセトニトリ
ル:メタノール:0.1% NH4OAc(30:30:40−32.5:32.5:35を60分間の直線勾配で)
で溶出した。これにより白色固体としてスピノシンB 9-Psaを得た(49mg;33%
収量)、FDMS,m/e(相対強度)530(M+,60),529(100)。実施例A92−(5R,6S)-5,6-エポキシ-3'-O-n-プロピル スピノシンLおよび(5S ,6R)-5,6-エポキシ-3'-O-n-プロピル スピノシンL
化合物 3'-O-n-プロピル スピノシンL(1.07g、1.38ミリモル)を、窒素雰囲気
下で塩化メチレン(25mL)に溶解し、そしてm-CPBA(50%、1.88g、5.44ミリモル)
を加え、そして反応は24時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し
、そして10%亜硫酸ナトリウム水水溶液(3×25mL)、続いて飽和重炭酸ナトリウ
ム水水溶液(3×25mL)で抽出した。有機層を塩水(25mL)で洗浄し、そして無水炭
酸カリウム上で乾燥し、黄色い固体を得た(0.80g)。この粗生成物を逆−相HPL
C(メタノール:0.1% 水酸化アンモニウム水、90:10)により精製して、(5R,6S)
-5,6-エポキシ-3'-O-n-プロピル スピノシンL(26.6mg、2.4%) 部分1H-NMR
δ 6.68(bs,1H),4.78(s,1H),4.67(m,1H),4.37(d,1H),4.21(q, 1H),3.5
8(m,1H);および(5S,6R)-5,6-エポキシ-3'-O-n-プロピル スピノシンL(114mg
、10.4%);部分1H NMR d 6.54(bs,1H),4.78(s,1H),4.63(m,1H),4.38(d,
1H),4.20(m,1H),3.60(m,1H)を得た。実施例A93−3'-O,N-ビス(トリジュテリオメチル)スピノシンM
スピノシンJ(1.34g、1.87ミリモル)を、CH2Cl2(8mL)に溶解した。炭酸カリウ
ム(1.0g)を加え、続いて20% NaOH水溶液(20mL)、硫酸水素テトラブチルアンモ
ニウム(0.77g)、そしてトリジュテリオメチル ヨージド(5.0g)を加えた。反応
混合物を20時間、激しく撹拌した。処理後、粗生成物をm-キシレン(25mL)に懸濁
し、1時間、加熱還流した。混合物を冷却し、そしてシリカゲル(酢酸エチル)で
クロマトグラフィーを行い、3'-O,N-ビス(トリジュテリオメチル)スピノシンM
(0.883g、64%)を白色固体として得た:MS m/z 737.分析:C41H59D6NO10につ
いて:理論
値:C 66.73,H 8.06,N 1.90;測定値:C 66.92,H 7.84,N 2.13。実施例A94−3'-(Z)-(カルボキシ)メチレン スピノシンJ
化合物 3'-(Z)-(カルボメトキシ)メチレン スピノシンJ(80mg、0.104ミリモ
ル)を、THF(5mL)に溶解した。メタノール(3mL)および飽和LiOH水溶液(3mL)を加
えた。混合物を窒素下で6時間撹拌し、そしてAcOH(2mL)を加え、次に混合物を
濃縮した。残渣を酢酸エチル(50mL)に溶解し、そして塩水で3回洗浄した。有機
層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮し、そしてHPLC(80:20、MeOH/H2O)により
精製して、3'-(Z)-(カルボキシ)メチレン スピノシンJ(42mg、53%)をオフ−ホ
ワイトの固体として得た:1H NMR δ 6.68(s,1H),5.28(s,1H),3.41(s,3H)
,3.34(s, 3H)。実施例A95−4'-エピ- スピノシンK
化合物 4'-ケト スピノシンK(235mg、0.328ミリモル)を、乾燥THF(10mL)に溶
解した。乾燥Et2O(10mL)を加え、そして溶液を窒素下に0℃に冷却した。激しく
撹拌しながら、リチウム トリ-t-ブトキシアルミノヒドリド(194mg、0.74ミリ
モル)を加えた。30分間後、飽和塩水を注意深く加え、続いてEt2O(100ml)を加え
た。混合物を2N NaOH/塩水で3回洗浄し、次に5%KHCO3水溶液で洗浄した。有機
層を炭酸カリウム上で乾燥し、濾過し、濃縮し、そして真空乾燥して、4'-エピ
スピノシンK(206mg、87%)を白色固体として得た:1H-NMR δ 6.65(s,1H),4.
84(s,1H),3.64(m,2H),3.40(s,3H),3.34(s,3H)。実施例A96−4'-エピ- スピノシンA
化合物 4'-エピ スピノシンK(149mg、0.207ミリモル)をMeIと反応させ、そし
てm-キシレン中で加熱還流し、続いて炭酸カリウム(1.2g)、
20% NaOH水溶液(25ml)、MeI(5.0ml)およびテトラブチルアンモニウム硫酸水素
塩(0.80g)を使用して、化合物 3'-O,N-ビス(トリジュテリオメチル)スピノシン
Mの合成について記載した手順に従った。粗熱分解生成物をシリカゲル(酢酸エ
チル)でのクロマトグラフィーにより精製し、そしてさらにHPLC(86:14,MeOH/H2O
)により精製した。これにより化合物 4'-エピ- スピノシンAを白色固体として
得た(74mg、49%):1HNMR δ 6.67(s,1H),4.84(s,1H),3.74(q,J=6.8,1H
),3.46(s,3H),3.34(s,3H),3.37(s,3H)。実施例A97−4'-トリフルオロメチル-4'-エピ-スピノシンK
化合物 4'-ケト スピノシンK(170mg、0.237ミリモル)を、乾燥THF(10mL)に溶
解した。溶液を0℃で窒素下にて撹拌し、そしてトリフルオロメチル(トリメチ
ル)シラン(241mg、1.69ミリモル)を加え、続いてテトラブチルアンモニウムフ
ルオリド(アルミナ上に15%、300mg)を加えた。0℃での撹拌を6時間続行した。
処理後、粗生成物を塩化メチレン(5mL)に溶解した。水(1mL)、ベンジルトリエチ
ルアンモニウム クロライド(100mg)、およびKHF2(300mg)を加え、そして混合物
を2時間撹拌した。通常の処理で、粗生成物を生じ、これをシリカゲル(酢酸エ
チル)でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製し、そしてさらにHPLC(88:1
2,MeOH/H2O)により精製して、4'-トリフルオロメチル-4'-エピ- スピノシンKを
白色固体として得た(65mg、35%):1H NMR δ 6.70(s,1H),4.81(d,J=2.2
,1H),3.85(q,J=6.4,1H),3.47(s,3H),3.44(s,3H);13C NMR(APT)d 76.
0(q,J=26,四級)。実施例A98−(5R,6S)-3'-デオキシ-5,6-エポキシ-3'-メチレン スピノシンJ および(5S,6R)-3'-デオキシ-5,6-エポキシ-3'-メチレン スピ ノシンJ
化合物 3'-デオキシ-3'-メチレン スピノシンJ(640mg、0.896ミリモル)を、
塩化メチレン(100mL)に溶解した。溶液を0℃に冷却し、そしてm-CPBA(1.06g、
約3ミリモル)を数部で加えた。0℃での撹拌を1時間続行した。10%NaHSO3水溶
液(100mL)を加え、続いて塩化メチレン(150ml)を加えた。抽出後、相が分離し、
そして有機層を通常の方法で処理した。粗生成物をシリカゲルカラムで精製し、
そして次にHPLC(88:12、MeOH/H2O)で分離して、以下を得たa)化合物5R,6S-3'
-デオキシ-5,6-エポキシ-3'-メチレン スピノシンJ(20mg、3%)を白色固体と
して:1H-NMR δ 6.64(s,1H),5.23(t,J=1.7,1H),5.07(d,J=1.5,1H),4.69
(d,J=1.6,1H),3.41(s,3H),3.26(s,3H);および化合物 5S,6R-3'-デオキシ-
5,6-エポキシ-3'-メチレン スピノシンJ(170mg,26%)を白色固体として:1H
NMR δ 6.47(s,1H),5.02(s,1H),5.18(s,1H), 4.64(s,1H),3.36(s,3H)
,3.20(s,3H)。実施例A99−3'''-(4'''(((スピノシンJ-3'-O-)イル)メチル)フェニル-3'''- トリフルオロメチル)-3'''H-ジアジリン
3-(4-ブロモメチル)フェニル-3-トリフルオロメチル-3H-ジアジリン(6.0g、21
.5ミリモル)を、塩化メチレン(6ml)に溶解した。この溶液に、塩化メチレン(5m
L)中のスピノシンJ(1.75g、2.4ミリモル)溶液を加え、続いてテトラブチルアン
モニウム硫酸水素塩(1.1g)および25%NaOH水溶液(50ml)を加えた。反応混合物を
20時間、激しく撹拌した。処理およびシリカゲルでのクロマトグラフィー(酢酸
エチル)で、化合物 3'''-(4'''(((スピノシンJ-3'-O-)イル)メチル)フェニル-
3'''-トリフルオロメチル)-3'''H-ジアジリン(1.393g、62%)白色固体として
得
た:ESI MS m/z 916(M+1)。分析:C49H68F3N3O10について:理論値:C 64.24,H
7.48,N 4.58;測定値:C 64.13,H 7.60,N 4.69。実施例A100−3'-O-イソプロペニルスピノシンJ
スピノシンJの3'-O-アセ
テート(3.74g、4.92ミリモル)を、乾燥THF(50mL)に溶解した。乾燥ピリジン(10m
L)を加え、そして溶液を窒素下にて−78℃に冷却した。トルエン(25mL、12.5ミ
リモル)中の0.5M Tebbe試薬をゆっくりと加えた。−78℃で30分間撹拌した後、
温度を+25℃に上げて、撹拌を1時間続行した。混合物を0℃に冷却し、そして
15% NaOH水溶液(20mL)を大変ゆっくりと加えた。その後、Et2O(150mL)を加えた
。通常の処理およびシリカゲルでのクロマトグラフィー(酢酸エチル)で、3'-O
-イソプロペニルスピノシンJ(1.99g、53%)を白色固体として得た:1H NMR δ
6.65(s,1H),4.20(m,2H),3.84(m,2H),3.41(s,3H),3.34(s, 3H),1.75(s
,3H)。分析:C43H67NO10について:理論値:C 68.13; H 8.91; N 1.85;測定値
:C 68.10; H 8.99; N 2.09。実施例A101−3'-O-イソプロピル
スピノシンJ
3'-O-イソプロペニルスピノシンJ(0.828g、1.09ミリモル)を、乾燥トルエン(
12mL)に溶解した。トリエチルシラン(338mg、2.9ミリモル))を加えた。混合
物を窒素下で+10℃に冷却し、そしてTFA(912mg、8ミリモル)を1分間で加えた
。撹拌を5分間続行し、次にトリエチルアミン(1.5mL)を加えた。通常の処理お
よびシリカゲルでのクロマトグラフィーで生成物を得、これをさらにHPLC(90:10
、MeOH/H2O)で精製して、3'-O-イソプロピルスピノシンJ(218mg、26%)を白色
固体として得た:1H NMR δ 6.71(s,1H),3.73(m,1H),3.51(s,3H),3.45(s
,3H)。分析:C43H69NO10について:理論値:C 67.95; H 9.15; N 1.84;測定値
:C 68.20; H 9.08; N 1.85。実施例A102−化合物 3'-O-n-プロピルスピノシンJ(60%−85%)および化合 物 3'-O-n-プロピルスピノシンL(40%−15%)の混合物
スピノシンJ(60%−85%)およびスピノシンL(40%−15%)の技術的混合物(2
0.38g)を、塩化メチレン(50mL)に溶解した。炭酸カリウム(12g)および20% NaOH
水溶液(100mL)を加え、続いてn-プロピルヨージド(35mL)、テトラブチルアンモ
ニウム硫酸水素塩(4.6g)およびDMSO(50mL)を加えた。混合物を72時間、激しく撹
拌した。通常の処理およびシリカゲルでのクロマトグラフィー(酢酸エチル)で、
化合物 3'-O-n-プロピル スピノシンJ(60%−85%)および化合物 3'-O-n-プロ
ピル スピノシンL(40%−15%)の混合物(8.87g)を白色固体として得た:1H NMR
δ 6.65(s,1H),5.37(s,約0.2H),0.85(t,J=7.4,3H)。実施例A103−化合物 3'-O-n-プロピルスピノシンJ(60%−85%)および化合 物 3'-O-n-プロピルスピノシンL(40%−15%)クエン酸塩の混合物
化合物 3'-O-n-プロピル スピノシンJ(60%−85%)および化合物3'-O-n-プロ
ピル スピノシンL(40%−15%)の混合物(205mg、0.275ミリモル)を、アセトン(
8mL)に溶解し、そしてアセトン(3mL)中のクエン酸1水和物(57.9mg、0.275ミリ
モル)溶液を加え、そして溶液を2時間撹拌した。溶媒をロータリーエバポレー
ションにより除去し、化合物 3'-O-n-プロピルスピノシンJ(60%−85%)および
化合物 3'-O-n-プロピルスピノシンL(40%−15%)のクエン酸塩の混合物(254mg
)を得た。実施例A104−化合物 5,6-ジヒドロ-3'-O-n-プロピルスピノシンJ(60%−85 %)および化合物 3'-O-n-プロピルスピノシンL(40%−15%)
の混合物
化合物 3'-O-n-プロピル スピノシンJ(60%−85%)および化合物3'-O-n-プロ
ピル スピノシンL(40%−15%)の混合物(8.35g)を、エタノール(250mL)に溶解
した。シクロヘキセン(60mL)を加えた。混合物を窒素下で0℃に冷却し、そして
10% Pd/C触媒(7.0g)を加えた。反応混合物をゆるやかに3時間、加熱還流した
。これを次にを℃に冷却し、そしてピリジン(2mL)を加え、触媒を濾過し、濾液
を濃縮し、そして次にエチルエーテル(300mL)に溶解した。通常の処理で化合物
5,6-ジヒドロ-3'-O-n-プロピル スピノシンJ(60%−85%)および化合物 3'-O-n
-プロピル スピノシンL(40%−15%)の混合物(7.40g)を白色固体として得た:1
H NMR δ 6.73(s,約0.8H),6.63(s,約0.2H),5.37(s,約0.2H),0.84(t,J=7.4
,3H)。実施例A105−化合物 5,6-ジヒドロ-3'-O-n-プロピルスピノシンJ(60%−85 %)および化合物 3'-O-n-プロピルスピノシンL(40%−15%)クエン酸塩の混合 物
化合物 5,6-ジヒドロ-3'-O-n-プロピル スピノシンJ(60%−85%)および化合
物 3'-O-n-プロピル スピノシンL(40%−15%)の混合物(205mg、0.269ミリモル
)を、アセトン(8mL)に溶解し、そしてアセトン(3mL)中のクエン酸1水和物(56.
7mg、0.269ミリモル)溶液を加え、そして溶液を2時間撹拌した。溶媒をロータ
リーエバポレーションにより除去し、化合物 5,6-ジヒドロ-3'-O-n-プロピル ス
ピノシンJ(60%−85%)および化合物 3'-O-n-プロピル スピノシンL(40%−15
%)のクエン酸塩の混合物(211mg)を得た。実施例A106− 5,6-ジヒドロ-3'-O-イソプロピル スピノシンJ
化合物 3'-O-イソプロピル スピノシンJ(実施例A101)のために記載した
方法に従い、3'-O-イソプロピル スピノシンJ(280mg、0.369ミリモル)を20分間
、トリエチルシラン(110mg、0.94ミリモル)およびTFA(340mg、3.0ミリモル)と反
応させた。粗生成物のHPLC(90:10、MeOH/H2O)分離後、これは白色固体として5,6
-ジヒドロ-3'-O-イソプロピルスピノシンJを与えた(47mg、17%):ESI MS m/z
763(M+1)。実施例A107−3'-O-エチル-N-ホルミル スピノシンMおよび化合物3'-O-エチ ル スピノシンM
3-O-エチル スピノシンJ(2.20g、2.95ミリモル)を、エタノール(250mL)に溶
解した。この溶液を次に、エタノール(50mL)および水(20mL)中のNaOAc(10,3g)溶
液(これはすでに窒素下で30分間、還流した)に加えた。次にヨー素(4.8g)を加え
、5分後、続いて0.2N NaOH水溶液を加えた。撹拌を+50℃で10分間続行した。
反応混合物を飽和NaHSO3水溶液(200ml)と合わせ、そして通常に処理した。シリ
カゲルでのフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル、次にEtOAc中の30%EtOH
)で、a)3'-O-エチル-N-ホルミル スピノシンM(0380g、17%)を黄色がかった
ガラス状の固体で得た:ESI MS m/z 760(M+1);およびb)3'-O-エチル スピノ
シンM(0.799g、37%)をオフ−ホワイトの固体として得た:ESI MSm/z 732(M+1)
。実施例A108−N-[2'''-(カルボメトキシ)ビニル]-3'-O-エチル スピノシンM
3'-O-エチル スピノシンM(455mg、0.622ミリモル)を、乾燥塩化メチレン(20m
L)に溶解した。メチルプロピオネート(2.20mL、過剰)を加え、そして混合物を
窒素下にて周囲温度で撹拌した。18時間処理し、
そしてシリカゲルカラム(酢酸エチル)で精製した後、N-[2'''-(カルボメトキ
シ)ビニル]-3'-O-エチル スピノシンM(454mg、89%)を白色固体として得た:ES
I MS m/z 816(M+1)。実施例A109−3'''-(4'''(((スピノシンH-2'-O-)イル)メチル)フェニル-3''' -トリフルオロメチル)-3'''H-ジアジリン
スピノシンH(1.40g、1.95ミリモル)および3-(4-ブロモメチル)フェニル-3-ト
リフルオロメチル-3H-ジアジリン(2.70g、9.7ミリモル)を、化合物 3'''-(4'''(
((スピノシンJ-3'-O-)イル)メチル)フェニル-3'''-トリフルオロメチル)-3'''H-
ジアジリンのために記載した手法に従い反応させた。これにより、3'''-(4'''((
(スピノシンH-2'-O-)イル)メチル)フェニル-3'''-トリフルオロメチル)-3'''H-
ジアジリン(251mg、14%)をオフ−ホワイトの固体として得た:ESI MS m/z 916(
M+1)。実施例A110−3'''-(4'''(((3'-O-エチルスピノシンM-N−)イル)メチル)フ ェニル-3'''-トリフルオロメチル)-3'''H-ジアジリン
3'-O-エチル-スピノシンM(79mg、0.108ミリモル)を、乾燥DMF(5mL)に溶解し
た。トリエチルアミン(0.5mL)を加え、続いて3-(4-ブロモメチル)フェニル-3-ト
リフルオロメチル-3H-ジアザリン(1.0g、3.6ミリモル)(乾燥塩化メチレン 4ml中
)を加えた。混合物を周囲温度にて暗中、窒素下で撹拌した。20時間後、混合物
を処理し、そしてシリカゲル(酢酸エチル)でクロマトグラフィーした後、3'''
-(4'''(((3'-O-エチルスピノシンM-N-)イル)メチル)フェニル-3'''-トリフルオ
ロメチル)-3'''H-ジアジリン(90mg、90%)を黄色がかったガラス状で得られた:
ESI MS m/z 930(M+1)。実施例A111−3'-アリル-3'-エピ-スピノシンJ
3'-ケト スピノシンJ(3.40g、4.75ミリモル)を、乾燥Et2O(40mL)に溶解した
。+10℃で窒素下にて激しく撹拌したこの溶液に、アリルトリブチル錫(4.0mL、
過剰)を加えた。5分後、リチウム ペルクロレート(20.0g)をゆっくり入れた。
激しし撹拌を20時間維持した。さらにエチルエーテル(100mL)を加え、そして混
合物を処理した。粗生成物をシリカゲル(酢酸エチル)でクロマトグラフィーを行
い、3'-アリル-3'-エピ スピノシンJを白色固体として得た(2.23g、62%):1
H-NMR δ 6.66(s,1H),5.72(m,3H),5.09(m,2H),3.45(s,3H),3.35(s,3H)
;ESI MS m/z 758(M+1)。実施例A112−(14R/S)-3'-アリル-13,14-ジヒドロ-3'エピ-スピノシンJ
3'-アリル-3'-エピ スピノシンJ(1.14g、1.50ミリモル)を、乾燥塩化メチレ
ン(12mL)に溶解した。溶液を窒素下にて−78℃に冷却し、そしてフェニルセレネ
ニルクロライド(650mg、3.32ミリモル)を一回で加えた。10分後、混合物を0℃
に暖めた。さらに10分後、トリエチルアミン(0.50mL)を加え、そして0℃での撹
拌をさらに10分間続行した。処理およびシリカゲル(酢酸エチル)でクロマトグラ
フィーにより、白色固体(1.028g)を得た。この物質を乾燥トルエン(20mL)に溶解
した。トリ-n-ブチルチンヒドリド(1.80mL、過剰)およびAIBN(110mg)を加えた
。混合物を窒素下で15分間、加熱還流した。室温に冷却した後、混合物を真空濃
縮し、そしてシリカゲル(酢酸エチル)でクロマトグラフィーにより精製した。続
いてHPLC(92:8、MeOH/H2O)により分離して、(14R/S)-3'-アリル-13,14-ジヒドロ
-3'エピ-スピノシンJを白色固体(188mg、16%)として得た:1H-NMR δ 5.45−5
.75(m,3H),5.04(m,2H)。ESI MS m/z
760(M+1)。実施例A113−5,6-ジヒドロ-3'エピ-N-ホルミル-3'-プロピル スピノシンJ および5,6-ジヒドロ-3'エピ-3'-プロピル スピノシンJ
化合物 3'-アリル-3'-エピ スピノシンJ(218mg、0.287ミリモル)を、エタノ
ール(30mL)に溶解した。溶液を窒素下にて0℃に冷却した。10% Pd/C(911mg)
を加え、続いてシクロヘキサン(10mL、使用前に精製していない)を加えた。混合
物を窒素下で3時間、加熱還流した。トリエチルアミン(1mL)を加えた。処理お
よびシリカゲルでのクロマトグラフィー後、粗生成物をHPLC(94:6、MeOH/H2O)に
より分離した。これによりa)5,6-ジヒドロ-3'エピ-N-ホルミル-3'-プロピル
スピノシンJ(28mg、12%)を黄色がかったガラス状固体として:1H-NMR δ 8.04
(s,1H),6.81(s,1H),3.47(s,3H),3.39(s,3H),2.71(s,1.5H),2.19(s,
約約1.5H).ESI MS m/z 766(M+1)およびb)および5,6-ジヒドロ-3'エピ-3'-プ
ロピル スピノシンJを白色固体(94mg、43%):1H-NMR δ 6.75(s,1H),3.42(s
,3H),3.34(s,3H),2.13(s,6H)として得た。実施例A114−3'-O-ビニル スピノシンJ
スピノシンJ(1.2g、1.67ミリモ
ル)を、エチルビニルエーテル(50mL、過剰)に溶解した。酢酸銀(3.5g)を加えた
。混合物を窒素下で4時間、加熱還流した。処理、シリカゲル(酢酸エチル)で
のクロマトグラフィー後、3'-O-ビニル スピノシンJを白色固体(163mg、13%
)として得た: ESI MS m/z 744(M+1)。実施例A115−3'-O-(N-イミダゾル)スルホニル スピノシンJ
スピノシンJ(2.40g、3.34ミリモル)を、乾燥ジメチルホルムアミド(15mL)に
溶解した。溶液を窒素下にて0℃に冷却し、そしてイミダゾー
ル(6.8g、過剰)を加えた。混合物を10分間撹拌した。その後、スルフリルクロラ
イド(1.90mL)をシリンジでゆっくりと導入し、混合物を室温に暖め、そして撹拌
を16時間続行した。通常の処理、シリカゲル(酢酸エチル)でのクロマトグラフ
ィー後、3'-O-(N-イミダゾル)スルホニル スピノシンJを白色固体(1.52g、54
%)を白色固体として得た:ESI MS m/z 848(M+1)。実施例A116−4'-ノル-3'-(E)-(メトキシ)メチレン スピノシンJ
3'-O-(N-イミダゾル)スルホニル スピノシンJ(1.21g、1.43ミリモル)を、乾
燥トルエン(20mL)に溶解した。ベンジルトリエチルアンモニウムクロライド(5.0
g、過剰)を加え、そして混合物を窒素下にて加熱還流した。5時間後、混合物を
真空濃縮した。粗生成物をシリカゲル(酢酸エチル)でのクロマトグラフィーに
より精製し、そしてHPLC(90:10、MeOH/H2O)により分離して、4'-ノル-3'-(E)-(
メトキシ)メチレン スピノシンJ(61mg、6%)を白色固体として得た:1H NMR
δ 6.70(s,1H),6.15(d,J=2.0,1H),5.00(s,1H),4.68(q,J=6.6,1H),3.6
0(s,3H), 3.20(s,3H)。実施例A117−5',6'-ジヒドロ-3'-O-ビニル スピノシンJ
5',6'-ジヒドロ-スピノシンJ(1.85g、2.57ミリモル)を、ブチルビニルエーテ
ル(50mL、過剰)に溶解した。酢酸銀(4.2g、過剰)を加えた。反応混合物を4時間
、加熱還流した。次に固体炭酸カリウム(10g)を加えた。通常の処理およびシリ
カゲル(酢酸エチル)でのクロマトグラフィーにより、5',6'-ジヒドロ-3'-O-ビ
ニル スピノシンJを白色固体(1.02g、53%)として得た:1H-NMR δ 6.74(s,
1H),6.31(dd,J1=16.9,J2=6.5,1H),4.30(m,2H),3.90(m,2H),3.38(s,3H
),3.36(s,3H)。実施例A118−2'-O-ビニル スピノシンH
5',6'-ジヒドロ-3'-O-ビニル スピノシンJについて記載した方法に従い、ス
ピノシンH(2.03g、2.83ミリモル)を、ブチルビニルエーテルと反応させ、そし
て反応混合物から単離した。これにより2'-O-ビニルスピノシンHを白色固体(1
.09g、52%)として得た:ESI MS m/z 744(M+1)。実施例A119−スピノシンJの3'-O-(ジメチル)ホスフェート
スピノシンJ(0.903g、1.26ミリモル)を、乾燥ピリジン(2.5mL)に溶解した。
溶液を窒素下にて0℃に冷却し、そして四臭化炭素(0.91g、2.75ミリモル)を
加えた。5分間撹拌した後、トリメチルホスフィットP(OMe)3(0.38mL、3.12ミリ
モル)をシリンジでゆっくりと導入した。水浴を取り外し、そして混合物を室温
で3時間撹拌した。通常の処理およびシリカゲル(EtOAc中の15% EtOH)でのク
ロマトグラフィーにより、スピノシンJの3'-O-(ジメチル)ホスフェートを白
色固体(0.910g、88%)を得た: ESI MS m/z 826(M+1)。実施例A120−スピノシンHの2'-O-(ジメチル)ホスフェート
スピノシンJの3'-O-(ジメチル)ホスフェートについて記載した方法に従い
、スピノシンH(0.65g、0.905ミリモル)を、CBr4(0.63g、1.90ミリモル)およびP
(OMe)3(0.30mL、2.46ミリモル)と反応させた。これにより、スピノシンHの2'-O
-(ジメチル)ホスフェートを白色固体(0.230g、31%)を得た: ESI MS m/z 826
(M+1)。実施例A121−(14S)-13,14-ジヒドロ-3'-O-エチル スピノシンM
3'-O-エチル スピノシンM(810mg、1.106ミリモル)を、乾燥Et2O(80mL)に溶解
した。リチウム トリ-tert-ブトキシアルミノヒドリド(97%
粉末、1.48g、5.6ミリモル)を一回で加えた。混合物を室温で窒素下にて5時間
撹拌した。次に溶液を0℃に冷却し、そして飽和塩水(5mL)でゆっくりと止めた
。さらにEt2O(100mL)を加え、そして混合物を2N NaOH水溶液(2回)および飽和NaH
CO3水溶液(1回)で抽出した。有機層を無水炭酸カリウム上で乾燥し、濾過し、そ
して濃縮した。粗生成物をシリカゲル(EtOAc中の20%EtOH)でクロマトグラフィ
ーを行い、(14S)-13,14-ジヒドロ-3'-O-エチル スピノシンM(766mg、94%)を白
色固体として得た:1H NMR δ 4.68(s,1H),4.60(m,1H),3.42(s,3H),3.35(
s,3H),2.29(s,3H),0.98(d,J=6.6,3H)。実施例A122−(14S)-13,14-ジヒドロ-N,3'-O-ジエチル スピノシンM
(14S)-13,14-ジヒドロ-3'-O-エチル スピノシンM(326mg、0.444ミリモル)を
、乾燥ジメチルホルムアミド(10mL)に溶解した。トリエチルアミン(3.0mL)およ
びヨードエタン(2.0mL、過剰)を加えた。混合物を室温で窒素下にて4時間撹拌
した。通常の処理およびシリカゲル(酢酸エチル)でクロマトグラフィーを行い、
(14S)-13,14-ジヒドロ-N,3'-O-ジエチル スピノシンM(337mg、99%)を白色固体
として得た:ESI MS m/z 762(M+1)。実施例A123−(14S)-13,14-ジヒドロ-3'-O-n-プロピル スピノシンJ、化合 物(1R/S,15R,21S)-15-デオキシ-1,15-オキサ-3'-O-n-プロピル-1,21-seco スピ ノシンJ 1-ヘミアセタール、および化合物(15R)-15-デオキシ-15-ヒドロキシ-3 '-O-n-プロピル スピノシンJ
(14S)-13,14-ジヒドロ-3'-O-エチル スピノシンMについて記載した方法に従
い、3'-O-n-プロピル スピノシンJ(1.87g、2.46ミリモル)を、
リチウム トリ-tert-ブトキシアルミノヒドリド(97%粉末、2.02g、7.71ミリモ
ル)(Et2O 100mL中)と、16時間反応させた。処理およびシリカゲル(酢酸エチル)
でクロマトグラフィーを行いa)(14S)-13,14-ジヒドロ-3'-O-n-プロピル スピ
ノシンJ(1.19g、63%)を白色固体として:1H-NMR d 4.70(s,1H),4.64(m,1H)
,3.48(s,3H),3.41(s,3H),2.15(s,6H),1.04(d,J=6.8,3H);およびb)化
合物の混合物(0.66g)、これをさらにHPLC(88:12、MeOH/H2O)により分離してc)(
1R/S,15R,21S)-15-デオキシ-1,15-オキサ-3'-O-n-プロピル-1,21-seco スピノシ
ンJ 1-ヘミアセタール(77mg、4%)を白色固体として:1H-NMR δ 5.38(s,0.5H
),5.03(d,J=7,0.5H),3.49(s,3H),3.40(s,3H),2.15(s,6H),1.02(広いd
,J=6.8,3H).ESI MS m/z 764(M+1);およびd)(15R)-15-デオキシ-15-ヒドロ
キシ-3'-O-n-プロピル-スピノシンJ(44mg、2.3%)を白色固体として;1H NMR δ
5.79(d,J=9.8,1H),5.72(s,1H),5.70(d,J=9.8,1H),(s,1H),4.64(m,1H
),3.47(s,3H),3.42(s,3H),0.90(d,J=6.6,3H)を得た。実施例A124−(14S)-5,6,13,14-テトラヒドロ-3'-O-n-プロピル スピノシン J
(14S)-13,14-ジヒドロ-3'-O-エチル スピノシンMについて記載した方法に従
い、5,6-ジヒドロ-3'-O-n-プロピル スピノシンJ(1.88g、2.47ミリモル)を、リ
チウム トリ-tert-ブトキシアルミノヒドリド(97%粉末、2.40g、9.16ミリモル)
(Et2O 100mL中)と、3.5時間反応させた。処理およびシリカゲル(酢酸エチル)で
クロマトグラフィーの後、(14S)-5,6,13,14-テトラヒドロ-3'-O-n-プロピル ス
ピノシンJ(1.440g、76%)を白色固体として得た:1H-NMR δ 4.66(d,J=1.4,1
H),4.64(m,1H),
3.41(s,3H),3.34(s,3H),2.09(s,3H),1.00(d,J=6.6,3H)。実施例A125−3'-O-(2-メトキシエチル)-スピノシンJ
スピノシンJ(718mg、1.00ミリモル)を、DMSO(1.4mL)およびCH2Cl2(1.4mLl)の
混合物に溶解した。炭酸カリウム(0.90g、6.5ミリモル)、20%NaOH水溶液(5.2mL
)、テトラ-n-ブチルアンモニウム硫酸水素塩(339mg、1.00ミリモル)および2-メ
トキシエチルブロミド(1.00mL、10.6ミリモル)を連続的に加えた。混合物を室温
で3日間撹拌した。混合物をEt2O水の間で分配した。合わせた有機層を水(3回
)および重炭酸ナトリウムの飽和水溶液で洗浄し、無水炭酸カリウム上で乾燥し
、そして蒸発させて黄色い油を得た。この油を逆相カラム(Kromasil'C18、シリ
カ ODS、100Å、10m、球状、25cm×20mm)で、88% MeOHおよび12%水(0.1容量/
容量%濃度のNH4OH水を含有)を用いてクロマトグラフィーを行い、白色の無定形
固体を得た(249mg、32%):1H-NMR d 3.78(m,2H),3.38(s,3H)。実施例A126−3'-メトキシメチル スピノシンJ
スピノシンJ(359mg、0.500ミリモル)を、CH2Cl2(2mL)に溶解し、そして生成
した溶液を0℃に冷却した。ジイソプロピルエチルアミン(105mL、0.600ミリモ
ル)を一回で加え、続いてブロモメチルメチルエーテル(90%,50mL,0.55ミリモ
ル)を数回で加えた。直ちに沈殿が生じ、これは数分で再度溶解した。混合物を
0℃で2.5時間撹拌し、そして室温でさらに2.5時間撹拌した。混合物を0℃に冷
却し、そしてさらにアミン(0.32mL、1.8ミリモル)およびブロミド(0.15mL、1
.7ミリモル)を加えた。混合物をさらに1時間撹拌した。重炭酸ナトリウムの飽
和水溶液(3mL)を加え、そして混合物を室温で17時間撹拌した。混合物をCH2Cl
2
で希釈し、そして重炭酸ナトリウムの飽和水溶液、水(2回)、重炭酸ナトリ
ウムの飽和水溶液および塩水(2回)で洗浄した。混合物を無水炭酸カリウム上
で乾燥し、そして蒸発させて黄色い油を得た。この油を逆相カラム(Kromasil'C1
8、シリカ ODS、100Å、10m、球状、25cm×20mm)で、85% MeOHおよび15%水(0.
1容量/容量%濃度のNH4OH水を含有)を用いてクロマトグラフィーを行い、白色
のガラス状固体を得た(87mg、23%):1H-NMR d 3.45(s,3H);MS m/z 762.6(M+H
について算出、762.5)。実施例A127−5,6-ジヒドロ-3'-メトキシメチル スピノシンJ
3'-メトキシメチル-スピノシンJ(243mg、0.319ミリモル)および活性炭担持パ
ラジウム(10%、200mg)を、25mLの丸底フラスコに入れた。エタノール(7.25mL)
およびシクロヘキセン(1.75mL、17.3ミリモル)を加え、そして生成した溶液を3
時間、加熱還流した。混合物を連続して、CeliteおよびPTFEフィルター(Gelman
,Acrodisc 13 CR,0.2mm)を通した。混合物を減圧下で濃縮し、そして残渣を逆
相カラム(Kromasil'C18、シリカ ODS、100Å、10m、球状、25cm×20mm)で、85%
MeOHおよび15%水(0.1容量/容量%濃度のNH4OH水を含有)を用いてクロマトグ
ラフィーを行い、白色の無定形固体を得た(68mg、28%):MS m/z 764.7(M+Hにつ
いて算出、764.5)。実施例A128−3'-O-シアノメチル スピノシンLおよび3'-O-トリメチルシリ ル スピノシンL
スピノシンL(366mg、0.500ミリモル)を、DMF(1mL)に溶解し、そして溶液を−
15℃に冷却した。ヘキサメチルジシラザンナトリウムの1.0M溶液(0.53mL、0.53
ミリモル)を滴下した。混合物を5分間撹拌した後、
ブロモアセトニトリル(38mL、0.55ミリモル)を滴下して、大変暗い溶液を得、
これを0℃に65時間静置した。反応混合物をEtOAcと飽和重炭酸ナトリウム水溶
液の間で分配した。有機層を希釈した飽和重炭酸ナトリウム水溶液、希釈したチ
オ硫酸ナトリウム水溶液および塩水で洗浄した。混合物を無水MgSO4上で乾燥し
、そして溶媒を減圧下で除去して、暗い油を得た(380mg)。この油を逆相カラム(
Kromasil'C18、シリカ ODS、100Å、10m、球状、25cm×20mm)で、90% MeOHおよ
び10%水(0.1容量/容量%濃度のNH4OH水を含有)を用いてクロマトグラフィーを
行い、2生成物を得た、3'-O-シアノメチル スピノシンL(48mg、12%)、1H NMR
d 4.52,4.44(ab q,J=14.9,2H);MS m/z 771.6(M+Hについて算出、771.5);およ
び3'-O-トリメチルシリル スピノシンL(241mg、60%)、1H NMR d 0.19(s,9
H);MS m/z 804.7(M+Hについて算出、804.5)。実施例A129−3'-O-カルボ-t-ブトキシメチル スピノシンJ
スピノシンJ(718mg、1.00ミリモル)およびテトラ-n-ブチルアンモニウム硫酸
水素塩(34mg、0.10ミリモル)を、CH2Cl2(3.5ml)に溶解した。t-ブチルブロモア
セテート(2.95mL、20.0mL)および粉末化KOH(1.0g、15ミリモル)を連続して1
回で加え、そして反応混合物を室温で撹拌した。40分後、さらにテトラ-n-ブチ
ルアンモニウム硫酸水素塩(64mg、0.2ミリモル)を加えた。さらに60分後、混合
物を水で希釈し、そしてCH2Cl2(1回)およびEtOAc(1回)で抽出した。合わせた
有機層を水(2回)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、そして塩水で洗浄し、K2CO3お
よびMgSO4上で乾燥し、そして蒸発させて黄色い油(4.13g)を得た。この油を減圧
下(0.9トル)に2時間置いて、油(2.30g)を得た。この油をEtOAc、続いてEtOAc
中の10%MeOHを用いてシリカゲル(165g)上でクロマトグラフィ
ーを行い、白色の泡沫を得た(295mg、35%):1H-NMR d 4.24,4.19(abq,J=16.5
,2H),1.49(s,9H);MS m/z 832.7(M+Hについて算出、831.5)。実施例A130−4''-N-デスメチル-4''-N-(2-フルオロエチル)-5,6-ジヒドロ-3 '-O-プロピル スピノシンJ
この化合物は、1-ブロモ-2-フルオロエタン(0.20mL、0.34g、2.7ミリモル)、N
aI(0.04g、0.3ミリモル)、(i-Pr)2NEt(0.40mL、0.30g、2.3ミリモル)、4''-N-デ
スメチル-5,6-ジヒドロ-3'-O-プロピル スピノシンJ(0.300g、0.401ミリモル)
およびDMF(2mL)から、実施例CZの方法に従い製造した。MPLC(25:75−50:50 Et
OAc/ヘキサン)で、0.235g(74%)の4''-N-デスメチル-4''-N-(2-フルオロエチル)
-5,6-ジヒドロ-3'-O-プロピル スピノシンJを白色粉末として得た。実施例A131−4''-N-[3'-O-(9-フルオレニルメトキシカルボニル)-β-アラニ ル]スピノシンJおよび3'-O-(β-アラニル)スピノシンJ
トリエチルアミン(0.25mL、0.18g、1.8ミリモル)およびHC=C(Me)OCOCl(0.10mL
、0.11g、0.92ミリモル)を、連続してFmoc-N(H)-b-Ala-CO2H(0.26g、0.84ミリモ
ル)、スピノシンJ(0.502g、0.699ミリモル)およびDMAP(0.02g、0.2ミリモル)の
0℃の溶液(CH2Cl2 4mL中)に加えた。2時間後、混合物を20時間、周囲温度に暖
めた。混合物を蒸発させた。MPLC(SiO2、0:100−20:80 MeOH/CH2Cl2)で、0.17g(
24%)の4''-N-[3'-O-(9-フルオレニルメトキシカルボニル)-β-アラニル]スピノ
シンJを白色粉末として得た;MS(m+H +)予想:1011.6.測定値:1011.6、および
白色粉末として3'-O-(β-アラニル)スピノシンJ(0.21g、38%)を得た;MS(m+H +
& m+2H+/2)予想:789.5 & 395.2.測定値:395.5。反応条件下でのFmoc基の容易
な脱保護は、この化合物の生成が原因であっ
たかもしれない。実施例A132−4''-N-デスメチル-5,6-ジヒドロ-3'-O-プロピル スピノシンJ
F-TEDA(0.98g、2.8ミリモル)を、5,6-ジヒドロ-3'-O-n-プロピル スピノシン
J(0.94g、1.23ミリモル)の溶液(CH3CN 10mL)に加えた。10分後、混合物がEtOAc
および0.1M HClの間に分配した。有機層を連続して、NaHCO3および塩水で洗浄し
た。有機層を乾燥し(MgSO4)、濾過し、そして蒸発させた。MPLC(SiO2、5:95−
10:90 MeOH/CH2Cl2)で、0.64g(70%)の4''-N-デスメチル-5,6-ジヒドロ-3'-O-プ
ロピル スピノシンJを白色粉末として得た(5,6-ジヒドロ-3'-O-n-プロピル ス
ピノシンJ、0.25g(27%)も回収した)。実施例A133−1'-エピ-スピノシンK
スピノシンA 9-Psa(1.25g、2.30ミリモル)およびピリジニウムp-トルエンス
ルホネート(0.815g、3.24ミリモル)の良く撹拌した溶液(乾燥CH2Cl2 120mL中)(
粉末化した4A モレキュラーシーブ(2.0g)を含む)に、O-(2,3-ジ-O-メチル-4-O-
ベンゾイル-α-L-ラムノ-ピラノシル)トリクロロアセトイミデート(5.5g、11.5
ミリモル)の溶液(CH2Cl2 60mL中)を15分間で滴下した。周囲温度で4日間撹拌
した後、混合物をCeliteを通して濾過し、CeliteをCH2Cl2(100mL)で洗浄し、そ
して合わせた濾液および洗浄液を、飽和Na2CO3(2×60mL)および塩水(75ml)で洗
浄し、そして乾燥(MgSO4)した。濃縮して8.2gの残渣を生じ、これを3% MeO
H(CH2Cl2中)を用いてシリカ(650mL)でフラッシュクロマトグラフィーを行い、1.
1g(58%)の一対の生成物、3α:1βアノマー混合物を無色の泡沫として得た。
この物質をMeOH(30mL)に溶解し、そしてこの溶液に無
水K2CO3(0.98g、7.1ミリモル)を加えた。この溶液を周囲温度で6時間撹拌し、2
N HClを滴下して(6.8mL)酸性化し、そして次に減圧下でほぼ濃縮乾固した。残渣
を水(40mL)およびCH2Cl2(150mL)の間で分配した。次に有機抽出物を飽和NaHCO3(
40mL)および塩水(40mL)で洗浄し、そして乾燥(MgSO4)した。濃縮して0.72gの
粗デベンゾイル化生成物を生じた。これを4% MeOH(CH2Cl2中)を用いてシリカ(
80mL)でフラッシュクロマトグラフィーにより精製し、スピノシンKおよび1'-エ
ピ-スピノシンKの3:1混合物を0.54gのきれいな生成物として得た。この混合
物を〜180mgの3部に分けて、MeOH中の15%H2O(0.01% NH4OHを含有)を溶出液と
して使用して、hplc(41.4mm(i.d.)×25cm(1)ライニン 逆相C18(8μm)カラム)に
より分けた。このβ-アノマー、1'-エピ-スピノシンKが最初に溶出した:110mg
、無色泡沫;1H NMR(CDCl3)δ 6.79(s,1,H-13), 4.68(m,1,H-21),4.45(m
,3,H-1',H-1'',H-9); MS m/z 435(10),175(5),142(100),71(90)。実施例A134−4'-O-プロピオニル スピノシンK
無水プロピオン酸(0.1mL、0.77ミリモル)を、一回で良く撹拌されたスピノ
シンK(72mg、0.1ミリモル)およびDMAP(〜2mg)溶液(乾燥ピリジン 1.0mL中)に周
囲温度で加え、そしてこの混合物を20時間撹拌した。ピリジンを真空除去し、残
渣をCH2Cl2(25mL)に溶解し、そしてこのCH2Cl2溶液を水(5mL)、飽和Na2CO3(5mL)
、塩水(5mL)で洗浄し、そして乾燥(MgSO4)した。乾燥剤を濾過した後、CH2C
l2溶液を〜6mLに濃縮し、そしてポリビニルピリジン(0.3g)と15分間撹拌して、
生成物の残存するプロピオン酸塩を中和した。樹脂を濾過した後、CH2Cl2を蒸発
させて85mgの粗プロピオネートを生じた。これを3% MeOH(CH2Cl2中)を用いて
シリカ(30mL)でフラッシュクロマトグラフィーにより精製して、71mgの4'-O-プ
ロピオニル スピノシンKを無色の泡沫として得た:1H-NMR (CDCl3)δ 6.76(s
,1,H-13),5.02(t,1,H-4'),4.87(s,1,H-1'),4.66(m,1,H-21),4.42(b
r,d,1,H-1''),4.32(m,1,H-9); MS m/z 773(2),231(15),142(70),71(1
00)。実施例A135−スピノシンAの(9-O-(2,3,4-トリ-O-メチル-D-ラムノピラノシ ル)類似体
0.54g(1.0ミリモル)スピノシンA 9-Psa、0.35g(1.4ミリモル)ピリジニウムp-
トルエンスルホネートおよび2.0g(5.7ミリモル)のO-(2,3,4-トリ-O-メチル-α-D
-ラムノピラノシル)-トリクロロアセトイミデートから、上記実施例A45につ
いて使用したものと同じ方法により、化合物9-O-(2,3,4-トリ-O-メチル-D-ラム
ノピラノシル)スピノシンA、1'位での3.5α:1βアノマー混合物を、82%収量
で製造した。αおよびβアノマーを、MeOH中の10%H2O(0.1% NH4OHを含有)を使
用して、C18結合シリカゲルで逆相hplcにより分けた。βアノマーが最初に溶出
した。βアノマー:85mg;無色の泡沫;1H-NMR(CDCl3)δ6.78(s,1H,H-13),4.6
6(m,1H,H021),4.40(m,3H,H-1;H-0)、αアノマー:270mg 無色の泡沫;1H-N
MR(CDCl3)δ 6.76(s,1H,H-13),4.82(s,1H,H-1'),4.66(m,1H,H-21),4
.40(d,1H,H-1''),4.28(m,1H,H-9); MS m/z 449(2),189(10),142(70),7
1(100)。実施例A136−3'-O-(2,2,2-トリフルオロエチル)スピノシンJ
スピノシンJ(500mg、0.7ミリモル)の良く冷却し、撹拌した溶液(無水THF 20m
L中)に、鉱物油(60%)中のNaH懸濁液(224mg、100%として5.6ミリモル)を一回で
加えた。H2の発生が止んだ時(10分後)、トリフ
ルオロエチルトリフラート(J.Org.Chem.1973,38,3673;Tetrahedron 1965,21,1)(
0.9g、3.2ミリモル)を2-3分間で滴下した。1時間後に冷却浴を取り外し、そして
反応を周囲温度で4時間撹拌した。混合物を0−5℃に再度冷却し、そして水(2
0mL)を15分間にわたって滴下した。混合物をエーテル(2x50ml)で抽出した。有
機抽出物を塩水(25mL)で洗浄し、そして乾燥(MgSO4)した。濃縮して0.6gの粗
生成物を生じ、これは〜40%の出発スピノシンJを含んだ。これを3% MeOH(CH2
Cl2中)を溶出液として用いてシリカ(120ml)でフラッシュクロマトグラフィー
により部分精製した。部分精製した生成物(150mg)を、MeOH中の10%水(0.1% NH4
OHを含有)を溶出液として使用して、hplc(41.4mm(i.d.)×25cm(1)ライニン 逆
相C18(8μm)カラム)により精製し、58mgのきれいな3'-O-(2,2,2-トリフルオロ
エチル)スピノシンJを無色の泡沫として得た;1H-NMR(CDCl3)δ 6.76(s,1H
,H-13),4.81(s,1H H-1'),4.67(m,1H,H-21),4.42(d,1H,H-1''),4.30(m
,1H,H-9),4.06(m,2H,CF3CH2O)。実施例A137−3'-O-(2,3,4-トリ-O-エチル)-α-L-ラムノピラノシル)スピノ シンJおよび3'-O-(2,3,4-トリ-O-エチル)-β-L-ラムノピラノシル)スピノシン J
スピノシンJ(0.4g、0.56ミリモル)、ピリジニウムp-トルエンスルホネート(
0.18g、0.72ミリモル)およびO-(2,3,4-トリ-O-エチル-α-L-ラムノピラノシル)
-トリクロロアセトイミデート(1.6g、4.08ミリモル)の反応から、上記実施例A
45について使用したものと同じ方法により、1'''位での9:1のα:βアノマー
混合物(0.33g、62%収量)で得た。混合物を、MeOH中の6%H2O(0.15% NH4OHを
含有)を溶出液として使用して、C18結合シリカ(8mm)カラム(41.4mm(i.d.)×25c
m(1))で逆相hplcに
より分けた。βアノマーが最初に溶出した。βアノマー:5mg;無色の泡沫;1H-
NMR(CDCl3)δ 6.76(s,1H,H-13),4.81(d,J=2.2,1H,H-1'),4.67(m,1H,
H-21),4.49(s,1H,H-1'''),4.42(dd,J=8.8,1.4, 1H,H-1''),4.30(m,1H
,H-9)。αアノマー:85mg;無色の泡沫;1H-NMR(CDCl3)δ 6.76(s,1H,H-13
),5.02(d,J=1.5,1H,H-1'''),4.79(d,J=1.5,1H,H-1'),4.67(m,1H H-21
),4.42(dd,J=8.5,1.5,1H,H-1''),4.27(m,1H,H-9);MS m/z 948(100)。実施例A138−4'-デヒドロ-3'-デオキシ-3-エニル スピノシンJ
2,2,2-トリフルオロエタノール(15μL,0.21ミリモル)を、冷却(0℃)した6
0%NaH鉱物油(7.5mg、0.188ミリモル)懸濁液(乾燥DMF 2.5mL中)に一回で加え
、そしてこの混合物を20分間、冷却しながら撹拌した。このきれいな溶液に、3'
-O-トリフルオロメタンスルホニル-3'-エピ-スピノシンJ(100mg、0.118ミリモ
ル)を一回で加え、そして次にこの混合物を室温で18時間撹拌した。シリカゲル(
200mg)を加え、この混合物を10分間撹拌し、次に濾過し、そして集めたシリカを
CH2Cl2で洗浄した。合わせた濾液および洗浄液を減圧下で濃縮乾固し、そして残
渣をEtOAc(20mL)に溶解した。次にこのEtOAc溶液を、塩水(10mL)で洗浄し、そし
て乾燥(MgSO4)した。溶媒を蒸発して、76mgの残渣を生じ、これを3% MeOH(CH2
Cl2中)を溶出液として用いてシリカ(10mL)でフラッシュクロマトグラフィーに供
し、43mgの4'-デヒドロ-3'-デオキシ-3'-エニルスピノシンJを無色の泡沫とし
て得た;1H-NMR(CDCl3)δ 4.72(d,J=3.3,1H,H-3')、13C NMR(CDCl3)160.0(C-
4'),87.9(C-3')。実施例A139−3'-O-プロピル スピノシンL
粉末化した水酸化カリウム(1g)を、スピノシンL(0.732g、1.0ミリモ
ル)、テトラブチルアンモニウム ブロミド(0.1ミリモル)およびn-プロピルブロ
ミド(2.7g、22.0ミリモル)の懸濁液(ジクロロメタン 3mL中)に加え、そして25℃
でN2雰囲気下にて1.5時間撹拌した。水(10mL)を加え、そして層が分離した。
水性層をジクロロメタン(3×20mL)で抽出し、そして合わせた抽出液を硫酸ナト
リウム上で乾燥し、濾過し、そして濃縮した。ペンタンを用いてトリチュレート
し、3'-O-プロピルスピノシンL(0.72g、93%)を無色のガラス状物として得た。
ESI MS m/z 774.7(M+)。実施例A140−3'-O-プロピル スピノシンJおよびL
粉末化した水酸化カリウム(1g)を、スピノシンJおよびL(0.732g、1.0ミリモ
ル)、テトラブチルアンモニウム ブロミド(0.032g、0.1ミリモル)の懸濁液(プ
ロピルブロミド 5mL中)に加え、そして25℃でN2雰囲気下にて3時間撹拌した。
エーテル(20mL)および水(10mL)を加え、そして層が分離した。水性層をエーテル
(2×20mL)で抽出し、そして合わせたエーテル抽出液を硫酸ナトリウム上で乾燥
し、濾過し、そして濃縮した。ペンタンを用いてトリチュレートし、3'-O-プロ
ピル スピノシンJおよびL(0.71g、92%)を無色のガラス状物として得た。ESI
MSは 3'-O-プロピル スピノシンJについて m/z 760.2(M+)、そして3'-O-プロピ
ル スピノシンLについて m/z 774.3(M+)。実施例A141−3'-O-エチル スピノシンL
粉末化した水酸化カリウム(1g)を、スピノシンL(0.732g、1.0ミリモル)、お
よびテトラブチルアンモニウム ブロミド(0.032g、0.1ミリモル)の懸濁液(ブロ
モエタン 5mL中)に加え、そして25℃でN2雰囲気下にて0.5時間撹拌した。エー
テル(20mL)および水(10mL)を加え、そして
層が分離した。水性層をエーテル(2×20mL)で抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥
し、濾過し、そして濃縮した。ペンタンを用いてトリチュレートし、3'-O-エチ
ル スピノシンL(0.72g、94%)を無色のガラス状物として得た。ESI,MS m/z 760
.3(M+)。実施例A142−3'-O-n-プロピル スピノシンQの合成
磁気で撹拌する50mLの丸底フラスコに、スピノシンQ(732mg、1ミリモル)、テ
トラブチルホスホニウム ブロミド(34mg、0.1ミリモル)、1-ブロモプロパン(4m
L、24ミリモル)およびジクロロメタン(1mL)を入れた。この溶液を室温水浴中
で撹拌し、そして水酸化カリウム(500mg、機械で粉末化した使用前の85%純度に
基づき7.5ミリモル)を一回で加えた。生成した混合物を、2時間撹拌し、そして
次に25mLのエチルエーテルと5mLの水との間で分配することにより処理し、相が
分離し、エーテル相を1×5mLの水、1×5mLの飽和塩化ナトリウムで洗浄し、硫
酸マグネシウム上で乾燥し、そして溶媒をロータリーエバポレーターで除去した
。残渣を30gのシリカゲル上でクロマトグラフィーを行い、エタノール/酢酸エ
チル/ヘキサン(2:50:50)を用いて溶出することにより精製し、化合物 3'-O-n-
プロピル スピノシンQを白色のザクザクな泡沫として得た(610mg、HPLCにより9
7.5%純度)。1H NMR(CDCl3)d 6.75(1H,bs),5.48(1H,bs),4.78(1H,s),4.
4(1H,d,J=8Hz),4.28(1H,br,q,j=7.5Hz),0.91(3H,t,j=7.5Hz),0.8(3H
,t,j=7.5Hz)。マススペクトル M/E:775(M+1)。B部 ホロサミンを非糖誘導体と交換することによるプソイドアグリコンの修飾 実施例B1−17-O-アセチル スピノシンA 17-Psa
スピノシンA(2.00gms、2.73ミリモル)の溶液(氷酢酸 50ml中)を、5時間加熱
還流し、そして次に室温で12時間撹拌した。反応混合物を小容量に蒸発させ、そ
して次に飽和NaHCO3水溶液に注いだ。水性混合物をエーテルで抽出した。エーテ
ルを塩水で洗浄し、K2CO3で乾燥し、そして減圧下、室温で蒸発させて、黄色い
ガラス状物(1.48gms)を得た。生成物をシリカ上でクロマトグラフィーにより、
酢酸エチル中の40%ヘキサンを用いて溶出することにより分離した:17-O-アセ
チル スピノシンA 17-Psa(478.9mg、28%収量)を白色固体として単離した、FDM
S,m/e(相対強度)632(M+-H,100)、そしてスピノシンA 17-Psa(846.2mg;52%
収量)を無色のガラス状物として単離した。実施例B2−17-O-(3-ジメチルアミノプロパノイル)スピノシンA 17-Psa
化合物17-O-(プロペノイル)スピノシンA 17-Psa(206.3mg、0.32ミリモル)を
、冷却したジメチルアミン(5ml)に溶解し、そして反応混合物を覆い、そして-5-
Cで2時間撹拌した。次にジメチルアミンを酸スクラバーを通して蒸留しながら、
反応混合物を室温に暖めた。残渣をHCl水に溶解し、そしてエーテルで洗浄した
。水相を5N NaOHで塩基性化し、そして新しいエーテルで抽出した。塩基抽出物
に由来のエーテルを塩水で洗浄し、K2CO3で乾燥し、そして減圧下、室温で蒸発
させた。これにより17-O-(3-ジメチルアミノプロパノイル)スピノシンA 17-Psa
(177.1mg、80%収量)を無色のガラス状物として得た、FDMS,m/e(相対強度)689(
M+,100)。実施例B3−17-O-(プロペノイル)スピノシンA 17-Psa
スピノシンA 17-Psa 364.3mg、0.61ミリモル)の溶液(クロロホル
ム 10ml中)に、アクリロイルクロライド(75ml、0.92ミリモル)を加え、続いて
ジイソプロピルエチルアミン(160ml、0.92ミリモル)を加えた。反応混合物を6
時間、加熱還流し;次にさらにアクリロイルクロライド(75ml、0.92ミリモル)
およびジイソプロピルエチルアミン(160ml、0.92ミリモル)を加え、そして混合
物をさらに12時間、加熱還流した。反応混合物を室温に冷却し、そしてジクロロ
メタンで希釈した。ジクロロメタンを飽和 NaHCO3水溶液で洗浄し、K2CO3で乾燥
し、そして減圧下、室温で蒸発させて、黄色い半-固体(470.5mg)を得た。粗生成
物をシリカ上でクロマトグラフィーにより、ジクロロメタン中の20%酢酸エチル
を用いて溶出して精製した。これにより17-O-(プロペノイル)スピノシンA 17-P
sa(322mg;82%収量)を無色のガラス状物として得た、FDMS,m/e(相対強度)643
(M+-H,100)。実施例B4−17-O-(クロロアセチル)スピノシンA 17-Psa
反応は、スピノシンA 17-Psa(205.4mg、0.35ミリモル)、およびクロロアセチ
ルクロライドから出発し、そしてクロマトグラフィー溶出液として40%酢酸エチ
ル(ヘキサン中)を使用して、実施例B3に記載のように行った。これにより17-O
-(クロロアセチル)スピノシンA 17-Psa(194.7mg;83%収量)をオフホワイト
のガラス状物として得た、FDMS,m/e(相対強度)666(M+-H,100),190(20)。実施例B5−17-O-(4-クロロブタノイル)スピノシンA 17-Psa
反応は、スピノシンA 17-Psa(206.4mg、0.35ミリモル)、およびクロロブチリ
ルクロライドから出発し、そしてクロマトグラフィー溶出液として35%酢酸エチ
ル(ヘキサン中)を使用して、実施例B3に記載のように行った。これにより17-O
-(4-クロロブタノイル)スピノシンA 17-
Psa(224.3mg;92%収量)をオフホワイトのガラス状物として得た、FDMS,m/e(
相対強度)696(50),694(M+,100),189(20),100(30)。実施例B6−17-O-(ジメチルアミノアセチル)スピノシンA 17-Psa
反応は、17-O-(クロロアセチル)スピノシンA 17-Psa(99.4mg、0.15ミリモル)
から出発し、実施例B2に記載のように行った。これにより17-O-(ジメチルアミ
ノアセチル)スピノシンA 17-Psa(79.1mg、78%収量)をベージュ色のガラス状
物として得た、FDMS,m/e(相対強度)675(M+-H,100)。実施例B7−17-O-(4-ヨードブタノイル)スピノシンA 17-Psa
17-O-(4-クロロブタノイル)スピノシンA 17-Psa(91.9mg、0.13ミリモル)の溶
液(アセトン 3ml中)に、ヨー化ナトリウム(198mg、1.3ミリモル)を加えた。混
合物を18時間、加熱還流し、この間、沈殿が形成した。混合物を室温に冷却し、
水で希釈し、そしてジクロロメタンで抽出した。ジクロロメタンをK2CO3で乾燥
し、そして減圧下、室温で蒸発させた。これにより17-O-(4-ヨードブタノイル)
スピノシンA 17-Psa(94.7mg;93%収量)ををベージュ色のガラス状物として
得た、FDMS,m/e(相対強度)832(10),786(M+-H,100),704(20),377(30)。実施例B8−17-O-(4-ジメチルアミノブタノイル)スピノシンA 17-Psa
反応は、17-O-(4-ヨードブタノイル)スピノシンA 17-Psa(216.9mg、0.28ミリ
モル)から出発し、実施例B2に記載のように行った。これにより17-O-(4-ジメ
チルアミノブタノイル)スピノシンA 17-Psa(155.7mg;79%収量)をベージュ
色のガラス状物として得た、FDMS,m/e(相対強度)704(M+,100)。実施例B9−17-O-(N'-メチル-N-ピペラジニルアセテート)スピノシン A 17-Psa
17-O-(4-クロロアセチル)スピノシンA 17-Psa(150.5mg、0.23ミリモル)の溶
液(クロロホルム 7ml中)に、ジイソプロピルアミン(59μl、0.34ミリモル)を
加え、続いて1-メチルピペラジン(38μl、0.34ミリモル)を加えた。反応混合
物を室温で1時間撹拌し、そして次に2.5時間、加熱還流した。次にこの混合物を
3日間、室温に冷却した。次にさらに1-メチルピペラジン(0.5ml)を加え、そし
て混合物を4時間、加熱還流した。次に反応混合物を室温に冷却し、そして飽和N
aHCO3水溶液に注ぎ、そしてエーテルで抽出した。エーテルを塩水で洗浄し、MgS
O4で乾燥し、そして減圧下、室温で蒸発させた。粗生成物をシリカ上でクロマト
グラフィーにより、ジクロロメタン中の7%メタノール、そして次にジクロロメ
タン中の20%メタノールを用いて溶出(1段階)して精製した。これにより17-O-(N
'-メチル-N-ピペラジニルアセテート)スピノシンA 17-Psa(63.1mg;38%収量
)を無色のガラス状物として得た、FDMS,m/e(相対強度)730(M+,100),731(80)
。実施例B10−17-O-(N-モルホリニルアセテート)スピノシンA 17-Psa
反応は、17-O-(クロロアセチル)スピノシンA 17-Psa(152.3mg、0.23ミリモル
)、およびモルホリン(0.5ml、1回で)から出発し実施例B9に記載のように行っ
た。14時間還流し、そしてジクロロメタンで抽出して、17-O-(N-モルホリニルア
セテート)スピノシンA 17-Psa(141.3mg;86%収量)をオフホワイトのガラス
状物として得た、FDMS,m/e(相対強度)717(M+,100)。実施例B11−17-O-(2-(1-イミダゾイル)アセチル)スピノシンA 17-Psa
THF(5ml)中の水素化ナトリウム(鉱物油中の50%分散液;15.8mg、0.33ミリモ
ル)懸濁液に、イミダソール(23.1mg、0.34ミリモル)を加えた。この混合物に、
17-ブロモアセチル スピノシンA 17-Psa(201.1mg、0.28ミリモル)を加え、そし
て反応混合物を室温で2時間撹拌した。次に混合物をジクロロメタンで希釈し、
そして水で洗浄した。次にジクロロメタンを塩水で洗浄し、K2CO3で乾燥し、そ
して室温にて減圧下で蒸発させて、黄色いガラス状物を得た(191mg)。この粗物
質を、シリカ上でクロマトグラフィーにより、酢酸エチル中の5%エタノールを
用いて溶出して精製した。これにより17-O-(2-(1-イミダゾイル)アセチル)スピ
ノシンA 17-Psa(117mg;60%収量)を無色のガラス状物として得た、FDMS,m/
e(相対強度)699(M+,100),698(40),189(40),101(70)。実施例B12−17-O-(2-(4-(2-ピリミジニル)-1-ピペリジニル)アセチル)スピノ シンA 17-Psa
反応は、17-O-ブロモアセチル スピノシンA 17-Psa(209.6mg、0.29ミリモル)
、および2-(1-ピペラジニル)ピリミジンから出発して、そしてジクロロメタン中
の5%メタノールをクロマトグラフィーの溶出液として使用して、実施例B11
に記載のように行った。これにより、17-O-(2-(4-(2-ピリミジニル)-1-ピペリジ
ニル)アセチル)スピノシンA 17-Psa(223.6mg;97%収量)をオフホワイトのガ
ラス状物として得た、FDMS,m/e(相対強度)795(M+,60),794(100)。実施例B13−17-O-(2-(4-ジメチルアミノ-1-ピペリジニル)アセチル)スピノシ ンA 17-Psa
反応は、17-O-ブロモアセチル スピノシンA 17-Psa(201.8mg、0.28ミリモル)
、および4-ジメチルアミノピペリジンから出発して、室温で
3日間撹拌し、そしてジクロロメタン中の10%メタノール、次に100%メタノール
を溶出液として使用して(1段階)、実施例B11に記載のように行った。これ
により、17-O-(2-(4-ジメチルアミノ-1-ピペリジニル)アセチル)スピノシンA 1
7-Psa(104.2mg;49%収量)を白色の固体として得た、FDMS,m/e(相対強度)759
(M+,100)。実施例B14−17-O-(4-ピリジンカルボニル)スピノシンA 17-Psa
ジクロロメタン(10ml)中のイソニコチン酸(50.7mg、0.41ミリモル)懸濁液に、
DMAP(48.5mg、0.4ミリモル)およびスピノシンA 17-Psa(202.1mg、0.34ミリモル
)を加え、続いてDCC(107.8mg、0.52ミリモル)を加えた。反応混合物を室温で2.5
日間撹拌し、そして次にエーテルで希釈し、そして濾過した。濾液を室温にて減
圧下で蒸発させた。残渣を、シリカ上でクロマトグラフィーにより、ヘキサン中
の50%酢酸エチルを用いて溶出して精製した。これにより17-O-(4-ピリジンカル
ボニル)スピノシンA 17-Psa(176.1mg;74%収量)を無色のガラス状物として
得た、FDMS,m/e(相対強度)696(M+,100),694(40)。実施例B15−17-O-ピペラジノアセチル スピノシンA 17-Psa
反応は、17-O-ブロモアセチル スピノシンA 17-Psa(206.4mg、0.29ミリモル)
、およびピペラジンから出発して、実施例B11に記載のように行った。これに
より、7-O-ピペラジノアセチル スピノシンA 17-Psa(127.1mg;61%収量)を
ベージュ色の固体として得た、FDMS,m/e(相対強度)791(40),718(100),717(M+
,65)。実施例B16−17-O-(N-メチル-L-プロリニル)スピノシンA 17-Psa
反応は、スピノシンA 17-Psa(207.7mg、0.35ミリモル)、およびN-メチルプロ
リン(63.7mg、0.43ミリモル)から出発して、実施例B14
に記載のように行った。これにより、17-O-(N-メチル-L-プロリニル)スピノシン
A 17-Psa(65.9mg;回収されたスピノシンA 17-Psaに基づき43%収量)を得た
、FDMS,m/e(相対強度)703(95),702(M+,100)。実施例B17−17-O-[N-(2-ピペリジノエチル)]アミノアセチル スピノシンA 1 7-Psa
反応は、17-O-ブロモアセチル スピノシンA 17-Psa(205.1mg、0.29ミリモル)
、および1-(2-アミノエチル)-ピペリジンから出発して、実施例B11に記載の
ように行った。シリカのクロマトグラフィーでジクロロメタン中の10%メタノー
ルで溶出した後、生成物をC18カラムの調製用HPLCで、アセトニトリル:メタノー
ル:0.1% NH4OAc(60分間で35:35:30−45:45:10の直線勾配)で溶出してさらに精
製して、17-O-[N-(2-ピペリジノエチル)]アミノアセチル スピノシンA 17-Psa
(11mg;5%収量)を白色固体として得た、FDMS,m/e(相対強度)760(90),759(M+
,100)。実施例B18−17-O-(カルボエトキシアセチル)スピノシンA 17-Psa
反応は、スピノシンA 17-Psa(207.7mg、0.35ミリモル)、およびエチルマロニ
ルクロライド(484ml、3.78ミリモル;1回添加のみ)から出発して、実施例B3に
記載のように行った。これにより、17-O-(カルボエトキシアセチル)スピノシン
A 17-Psa(153.6mg;62%収量)を無色のガラス状物として得た、FDMS,m/e(相
対強度)704(M+-H,100),189(15)。実施例B19−17-O-ブロモアセチル スピノシンA 17-Psa
反応は、スピノシンA 17-Psa(4.06gm、6.9ミリモル)、およびブロモアセチル
ブロミドから出発して、クロマトグラフィー溶出液としてジクロロメタン中の10
%酢酸エチルを使用して、実施例B3に記載のよう
に行った。これにより、17-O-ブロモアセチル スピノシンA 17-Psa(2.92mg;5
9%収量)をオフホワイトのガラス状物として得た、FDMS,m/e(相対強度)712(M+
,50),711(100),713(85)。実施例B20−17-O-(p-アミノベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa
化合物 17-O-(p-ニトロベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa(101.6mg、0.1
34ミリモル)を、エタノール(5m〒)に溶解し、そして塩化錫(II)(142.6mg、0.75
ミリモル)を加えた。溶液の黄色い色は直ぐに消え、そして白色懸濁液に変わっ
た。反応を3.5時間、加熱還流し、室温に冷却し、そして一晩静置した。処理後
、残渣をシリカゲルでのクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)により精
製して、17-O-(p-アミノベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa(45.3mg、46%
)を白色固体として得た;FDMS,m/z 723。分析 C41H57NO10について理論値:C
,68.03;H,7.94;N,19.3.測定値:C,67.53;H,7.91;N,2.41。実施例B21−17-O-(o-クロロベンゾイル)スピノシンA 17-Psa
この化合物は、o-クロロ安息香酸(51mg、0.32ミリモル)、DMAP(47mg、0.38ミ
リモル)、スピノシンA 17-Psa(135mg、0.228ミリモル)およびDCC(49mg、0.23
ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これにより
化合物17-O-(o-クロロベンゾイル)スピノシンA 17-Psa(69mg、41%)を白色固
体として得た:FDMS m/z 729。実施例B22−17-O-(m-クロロベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa
この化合物は、m-クロロベンゼン酢酸(42.3mg、0.24ミリモル)、DMAP(45.2mg
、0.37ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(134.4mg、0.22ミリモル)およびDCC(5
1.2mg、0.24ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。
これにより化合物17-O-(m-クロロベンゼン
アセチル)スピノシンA 17-Psa(101.5mg、60%)を白色固体として得た:FDMS
m/z 742。実施例B23−17-O-ホルミルスピノシンA 17-Psa
化合物 スピノシンA 17-Psa(104mg、0.18ミリモル)を、ベンゼン(5mL)に溶解
し、そしてジメチルホルムアミド(0.10g、0.84ミリモル)を加えた。溶液を2時
間、加熱還流し、周囲温度に冷却し、そして溶媒を真空で蒸発させた。残渣をシ
リカゲルでのクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサンの勾配、20:80−50:50
)により精製して、17-O-ホルミルスピノシンA 17-Psa(35.8mg、32.8%)を白
色固体として得た;FDMS,m/z 618。実施例B24−17-O-((o-ベンゾイル)ベンゾイル)スピノシンA 17-Psa
この化合物は、2-ベンゾイル安息香酸(83mg、0.36ミリモル)、DMAP(38mg、0.3
1ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(150mg、0.25ミリモル)およびDCC(58mg、0.
28ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これによ
り化合物17-O-((o-ベンゾイル)ベンゾイル)スピノシンA 17-Psa(37.6mg、18.5
%)を白色固体として得た:FDMS m/z 799。実施例B25−17-O-(o-クロロベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa
この化合物は、2-クロロベンゼン酢酸(69mg、0.40ミリモル)、DMAP(49mg、0.4
0ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(148mg、0.25ミリモル)およびDCC(64mg、0.
31ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これによ
り化合物17-O-(o-クロロベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa(92mg、49%)
を白色固体として得た:FDMS m/z 743,745。分析 C41H55O10Clについて理論値
:C,66.25;H,7.46.測定
値:C,66.23;H,7.36。実施例B26−17-O-(o-フェニルベンゾイル)スピノシンA 17-Psa
この化合物は、2-フェニル安息香酸(78mg、0.39ミリモル)、DMAP(37mg、0.30
ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(142mg、0.24ミリモル)およびDCC(60mg、0.2
9ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これにより
化合物17-O-(o-フェニルベンゾイル)スピノシンA 17-Psa(70mg、38%)を白色
固体として得た:FDMS m/z 770。実施例B27−17-O-(o,p-ジクロロベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa
この化合物は、2,4-ジクロロベンゼン酢酸(66mg、0.32ミリモル)、DMAP(52mg
、0.42ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(142mg、0.24ミリモル)およびDCC(55m
g、0.26ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これ
により化合物17-O-(o,p-ジクロロベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa(108.5
mg、57.9%)を白色固体として得た:FDMS m/z 777。実施例B28−17-O-(o-イソプロピルベンゾイル)スピノシンA 17-Psa
この化合物は、2-イソプロピル安息香酸(72mg、0.43ミリモル)、DMAP(43mg、0
.35ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(171mg、0.28ミリモル)およびDCC(72mg、
0.35ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これに
より化合物17-O-(o-イソプロピルベンゾイル)スピノシンA 17-Psa(76.7mg、36
.0%)を白色固体として得た:FDMS m/z 737。分析 C43H60O10について理論値
:C,70.08;H,8.21.測定値:C,70.33;H,8.28。実施例B29−17-O-(o,o-ジクロロベンゼンアセチル)スピノシンA 17
-Psa
この化合物は、2,6-ジクロロベンゼン酢酸(61mg、0.30ミリモル)、DMAP(40.6m
g、0.332ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(131mg、0.22ミリモル)およびDCC(5
9mg、0.28ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。こ
れにより化合物17-O-(o,o-ジクロロベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa(10
1mg、58.5%)を白色固体として得た:FDMS m/z 777。実施例B30−17-O-ベンジル スピノシンA 17-Psa
化合物 スピノシンA 17-Psa(120mg、0.20ミリモル)を、5mlのジメチルアミド
(5mL)に溶解し、そして酸化銀(50mg、0.21ミリモル)およびベンジルブロミド(12
0mg、0.70ミリモル)を加えた。反応は1時間撹拌し、この間にさらにベンジルブ
ロミド(200mg、1.4ミリモル)および酸化銀(40mg、0.42ミリモル)を加えた。反応
をさらに12dlsu撹拌し、その後反応を80−90℃に加熱し、そしてベンジルブロミ
ド(100mg)および酸化銀(20mg、0.21ミリモル)を3時間にわたって毎時間加えた。
反応を周囲温度に冷却し、そしてエーテル(50mL)で希釈し、濾過し、そして濾液
を脱イオン水(10mL)、続いて塩水(10mL)で洗浄した。エーテル溶液を硫酸マグネ
シウムで乾燥し、そして真空濃縮した。残渣をシリカゲル(酢酸エチル/ヘキサン
の20:80−50:50の勾配)でのクロマトグラフィーにより精製して、化合物17-O-ベ
ンジルスピノシンA 17-Psa(6.3mg、4.5%)を無色のガラス状物として得た;部
分1H-NMR δ 7.41-7.36(m,5H), 6.78(bs,1H),5.90(dd,1H),5.81(dt,1H),
5.18(dd,2H),4.90(m, 1H),4.86(dd,1H),4.68(m,1H),4.33(q,1H)。実施例B31−17-O-(o,m-ジクロロベンゼンアセチル)スピノシンA 17
-Psa
この化合物は、3,4-ジクロロベンゼン酢酸(136mg、0.66ミリモル)、DMAP(70mg
、0.57ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(170mg、0.29ミリモル)およびDCC(70m
g、0.34ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これ
により化合物17-O-(o,m-ジクロロベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa(171.
2mg、76.5%)を白色固体として得た:FDMS m/z 776,778,779,780。分析 C4 1
H54O10Cl12について理論値:C,63.32;H,7.00;Cl,9.12 測定値:C,63.37;H
,6.91;Cl, 9.31。実施例B32−17-O-(
p-(N,N- ジメチルアミノ)ベンゾイル)スピノシンA 17-Psa
この化合物は、4-ジメチルアミノ安息香酸(30mg、0.18ミリモル)、DMAP(22mg
、0.18ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(98mg、0.16ミリモル)およびDCC(40mg
、0.19ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これ
により化合物17-O-(p-(N,N-ジメチルアミノ)ベンゾイル)スピノシンA 17-Psa(
39.5mg、32%)を白色固体として得た:FDMS m/z 737,738。分析 C42H59NO10
について理論値:C,68.36;H,8.06;N,1.90 測定値:C,68.20;H,7.90;N,2
.12。実施例B33−17-O-(
p- メトキシベンゾイル)スピノシンA 17-Psa
この化合物は、4-メトキシ安息香酸(44mg、0.29ミリモル)、DMAP(41mg、0.33
ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(108mg、0.18ミリモル)およびDCC(44mg、0.2
1ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これにより
化合物7-O-(p-メトキシベンゾイル)スピノシンA 17-Psa(101.7mg、76.4%)を
白色固体として得た:FDMS m/z 7
24,725。実施例B34−17-O-ベンゾイル スピノシンA 17-Psa
この化合物は、安息香酸(33mg、0.27ミリモル)、DMAP(28mg、0.23ミリモル)、
スピノシンA 17-Psa(98mg、0.17ミリモル)およびDCC(41mg、0.20ミリモル)を
使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これにより化合物17-O-
ベンゾイル スピノシンA 17-Psa(71.0mg、61.7%)を白色固体として得た:FD
MS m/z 695。分析 C40H54NO10について理論値:C,69.14;H,7.83 測定値:C,6
9.35;H,7.69。実施例B35−17-O-(p-イソプロピルベンゾイル)スピノシンA 17-Psa
この化合物は、4-イソプロピル酢酸(58mg、0.35ミリモル)、DMAP(51mg、0.41
ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(129mg、0.21ミリモル)およびDCC(80mg、0.3
8ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これにより
化合物17-O-(p-イソプロピルベンゾイルスピノシンA 17-Psa(33.1mg、20.5%
)を白色固体として得た:FDMS m/z 736。実施例B36−17-O-ベンゼンアセチル スピノシンA 17-Psa
この化合物は、フェニル安息香酸(30mg、0.22ミリモル)、DMAP(43mg、0.34ミ
リモル)、スピノシンA 17-Psa(121mg、0.20ミリモル)およびDCC(47mg、0.22
ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これにより
化合物17-O-ベンゼンアセチル スピノシンA 17-Psa(86.0mg、59.3%)を白色
固体として得た:FDMS m/z 709。分析 C41H56NO10について理論値:C,69.47;H
,7.96 測定値:C,69.28;H, 7.94。実施例B37−17-O-(p-メトキシベンゼンアセチル)スピノシンA 17-P
sa
この化合物は、4-メトキシフェニル酢酸(39mg、0.23ミリモル)、DMAP(45mg、0
.36ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(123mg、0.20ミリモル)およびDCC(67mg、
0.32ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これに
より化合物17-O-(p-メトキシベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa(97.8mg、
63.5%)を白色固体として得た:FDMS m/z 739。実施例B38−17-O-(p-ニトロベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa
この化合物は、4-ニトロフェニル酢酸(86mg、0.47ミリモル)、DMAP(66mg、0.5
4ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(255mg、0.43ミリモル)およびDCC(100mg、0
.48ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これによ
り化合物17-O-(p-ニトロベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa(194.1mg、59.
6%)を白色固体として得た:FDMS m/z 753。分析 C41H55NO12について理論値
:C,65.32;H,7.35;N, 1.86 測定値:C,65.58;H,7.54;N,2.05。実施例B39−17-O-(m-ニトロベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa
この化合物は、3-ニトロフェニル酢酸(68mg、0.37ミリモル)、DMAP(62mg、0.5
0ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(185mg、0.31ミリモル)およびDCC(83mg、0.
40ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これによ
り化合物17-O-(m-ニトロベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa(166.1mg、70.
3%)を白色固体として得た:分析 C41H55NO12について理論値:C,65.32;H,7.
35;N,1.86 測定値:C,65.13;H,7.49;N,1.92。実施例B40−17-O-(m-トリフルオロメチルベンゼンアセチル)スピノ シンA 17-Psa
この化合物は、3-トリフルオロメチルフェニル酢酸(101mg、0.49ミリモル)、D
MAP(64mg、0.52ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(274mg、0.46ミリモル)およ
びDCC(109mg、0.52ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造
した。これにより化合物17-O-(m-トリフルオロメチルベンゼンアセチル)スピノ
シンA 17-Psa(302.2mg、84.6%)を白色固体として得た:MS(CI)m/z 777。分
析 C42H55O10F3について理論値:C,64.93;H,7.14 測定値:C,65.07;H,7.39
。実施例B41−17-エピ-O-メチル スピノシンA 17-Psa
この化合物は、17-エピ-スピノシンA 17-Psa(20mg、0.033ミリモル)、Proton
Sponge(商標)(5mg、0.03ミリモル)およびトリメチルオキソニウム テトラフル
オロボレート(14mg、0.065ミリモル)を使用して、実施例B47に記載の方法に
従い製造した。これにより化合物17-エピ-O-メチルスピノシンA 17-Psa(7.1mg
、35%)を白色固体として得た:部分的1H NMR δ 6.71(bs,1H),5.88(dd,1H)
,5.81(dt,1H),4.90(m, 1H),4.84(s,1H),4.32(q,1H),4.77-4.62(m,2H)
,3.56(s,3H),3.50(s,6H),3.45(s,3H)。実施例B42−17-O-(m-メトキシベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa
この化合物は、3-メトキシフェニル酢酸(98mg、0.59ミリモル)、DMAP(71mg、0
.58ミリモル)、スピノシンA 17-Psa(290mg、0.49ミリモル)およびDCC(112mg
、0.54ミリモル)を使用して、実施例B46に記載の方法に従い製造した。これ
により化合物17-O-(m-メトキシベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa(308.7m
g、85.1%)を白色固体として得た
分析:C42H58O11について理論値:C,68.27;H,7.91 測定値:C,68.25;H,7.92
。実施例B43−17-O-(テトラヒドロピラン-2-イル)スピノシンA C-17-Psa
スピノシンA C-17-Psa(0.50g、0.85ミリモル)、3,4-ジヒドロ-2H-ピラン(0
.45mL、0.41g、4.9ミリモル)およびTsOH・HCl(0.01g、0.05ミリモル)の溶液(CH2C
l2 4mL中)を、24時間撹拌した。混合物をEt2OおよびNaHCO3の間で分配した。有
機層を塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濾過し、そして蒸発させた。MPLC(SiO2、
50:50 Et2O/ヘキサン)で、0.35g(61%)の17-O-(テトラヒドロピラン-2-イル)
スピノシンA C-17Psaを、ジアステレオマーの1:1混合物としてきれいな無色の
ガラス状物として得た。実施例B44−17-O-(4-ニトロベンゾイル)-17-エピ-スピノシンA 17-Psa
ベンゼン(2mL)中のジエチルアゾジカルボキシレート(0.4mL、2.49ミリモル)溶
液を、室温にて2−3分間で、良く撹拌されたスピノシンA 17-Psa(0.3g、0.51
ミリモル)、トリフェニルホスフィン(0.65g、2.49ミリモル)およびp-ニトロ安息
香酸(0.37g、2.20ミリモル)の混合物(ベンゼン 12mL中)に滴下した。生成した溶
液を室温で48時間撹拌した。溶媒を除去し、そして残渣を、CH2Cl2中の2.5%ア
セトンを溶出液として使用してシリカ(150mL)のフラッシュクロマトグラフィー
を行い、110mgの17-O-(4-ニトロベンゾイル)-17-エピ-スピノシンA 17-Psaを得
た。試料を無色の針状物として2:1 アセトン/水から再結晶した、融点 159−1
61℃;1H-NMR(CDCl3)δ 7.32(s,1H,H-13),5.59(m,1H,H-17),
4.97(m,1H,H-21),4.87(d,1H,H-1'),4.34(m,1H,H-9);MS m/z 740(100)
。実施例B45−17-O-(4-ニトロフェニルアセチル)-17-エピ-スピノシンA 17
-Ps a
1,3-ジシクロヘキシルカルボジイミド(21mg、0.11ミリモル)を一回で、室温に
て、撹拌された4-ニトロ-フェニル酢酸(20mg、0.11ミリモル)、4-ジメチルアミ
ノピリジン(3mg、0.024ミリモル)および17-エピ-スピノシンA 17-Psa(59mg、0.
1ミリモル)の溶液(CH2Cl2 2mL中)に加えた。生成した溶液を室温で2時間撹拌し
、そしてさらにCH2Cl2(2mL中)で希釈し、不溶物から濾過した。濾液を蒸発させ
、そして残渣を、ヘキサン中の25%EtOAcを溶出液として使用してシリカ(25mL)
のフラッシュクロマトグラフィーを行い、17-O-(4-ニトロフェニルアセチル)-17
-エピ-スピノシンA 17-Psa(70mg)を無色の泡沫として得た;1H NMR(CDCl3)δ 8.
23(d,2H),7.50(d,2H),7.12(s,1H,H-13),5.28(m,1H,H-17), 4.90(m,1H
,H-21),4.84(d,1H,H-1'),4.30(m,1H,H-9);3.78(s, 2H,CH2CO2);MS m/
z 752(100)。実施例B46−17-O-(p-クロロベンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa
化合物 p-クロロベンゼン酢酸(50mg、0.29ミリモル)およびジメチルアミノピ
リジン(DMAP、50mg、0.40ミリモル)を、塩化メチレン(8mL)に溶解し、そしてこ
の溶液にスピノシンA 17-Psa(164.7mg、0.279ミリモル)、続いてジシクロヘキ
シルカルボジイミド(DCC、66mg、0.32ミリモル)を加えた。反応物は一晩撹拌
した。エーテル(25mL)を加え、そして反応物を2時間撹拌した。反応物を濾過し
て固体を除去し、そして濾液を真空蒸発させた。そして残渣をシリカゲルのクロ
マトグラフィー
(酢酸エチル/ヘキサン勾配、20:80−50:50)により精製して、17-O-(p-クロロベ
ンゼンアセチル)スピノシンA 17-Psa(128.4mg、61.8%)を白色固体として得た
;FDMS m/z 743.分析C41H55O10Clについて理論値:C,66.25;H,7.46 測定値:C
,65.98;H,7.31。実施例B47−17-O-メチル スピノシンA 17-Psa
化合物 スピノシンA 17-Psa(267mg、0.452ミリモル)を、塩化メチレン(5mL)
に溶解し、そしてProton Sponge(商標)(107mg、0.50ミリモル)およびトリメチル
オキソニウムテトラフルオロボレート(104mg、0.702ミリモル)を加えた。混合物
は3時間撹拌し、そして処理して白色の綿状固体(0.2g)を得た。この固体を逆相
クロマトグラフィー(メタノール/水 90:10)により精製して、17-O-メチル スピ
ノシンA 17-Psa(135.8mg、49.6%)を白色固体として得た;IR(フィルム)2969
,2933,2825,1722,1661,1458,1377,1103,1034cm-1;13C NMR δ 202.80
,172.31,147.01,143.71,129.15,128.78,95.22,82.19,82.09,80.86,.7
7.53,76.05,75.86,67.75,60.73,58.80,57.51,57.33,49.33,47.42,46.
55,46.11,41.23,40.91,37.23,36.11,34.24,30.93,30.39,27.88,20.19
,17.61,17.02,9.19.C部 ホロサミン置換基内の修飾 実施例C1−N-アセチル スピノシンB
クロロホルム(5ml)中のスピノシンB(200mg、0.28ミリモル)の溶液に、ジイソ
プロピルエチルアミン(72.7μl、0.42ミリモル)を加え、続いてアセチルクロラ
イド(30μl、0.42ミリモル)を加えた。反応混合物を室温で0.5時間撹拌した。次
に混合物をジクロロメタンで希釈し、そして飽和NaHCO3水で洗浄した。ジクロロ
メタンをK2CO3で乾燥し、そし
て減圧下にて室温で蒸発させた。生成物をシリカのクロマトグラフィーにより精
製し、ジクロロメタン中の5%メタノールで溶出した。これにより、N-アセチル
スピノシンB(239mg;〜100%収量)を無色のガラス状物として得た、FDMS m/e
(相対強度) 759(M+-H,10),714,(60),189(50),170(50),101(100)。実施例C2−N-ベンゾイル スピノシンB
反応は、スピノシンB(200mg、0.28ミリモル)およびベンゾイルクロライド
から出発して、実施例C1に記載のように行った。これにより化合物 N-ベンゾ
イルスピノシンB(227.4mg、〜100%収量)を黄色のガラス状物として得た:FD
MS m/e(相対強度) 821(M+-H,5),776,(20), 232(30),189(35),103(100)。実施例C3−N-アリル スピノシンB
反応は、スピノシンB(200mg、0.28ミリモル)およびアリルブロミドから出
発して、実施例C1に記載のように行った。反応は室温で4日間撹拌し、次に減
圧下にて室温で蒸発させ、そしてクロマトグラフィー溶出液としヘキサン中の40
%酢酸エチルを使用した。これにより化合物 N-アリルスピノシンB(148.9mg、
70%収量)を無色のガラス状物として得た:FDMS m/e(相対強度) 757(M+-H,1
00)。実施例C4−N-ベンジル スピノシンB
反応は、スピノシンB(200mg、0.28ミリモル)およびベンジルブロミドから
出発して、実施例C1に記載のように行った。これにより N-ベンジルスピノシ
ンB(216.6mg、96%収量)を無色のガラス状物として得た:FDMS m/e(相対強
度) 807(M+-H,100)。実施例C5−N-メチル スピノシンA ヨージド
クロロホルム(5ml)中のスピノシンA(111.6mg、0.15ミリモル)の溶液に、ヨー
化メチル(200μl)を加えた。反応混合物を室温で24時間撹拌し、さらにヨー化メ
チル(200μl)を加え、そして混合物をさらに室温で24時間撹拌した。次に溶媒を
減圧下にて室温で蒸発させ、そして残渣をエーテルでトリチュレートした。これ
により、N-メチル スピノシンAヨージド(101mg;76%収量)をオフホワイトの固
体として得た、FDMS m/e(相対強度) 747(M+,100)。実施例C6−N-オキソスピノシンA
ジクロロメタン(100ml)中の82.1%純度のスピノシンA(2.07gm、2.83ミリモル
)の氷冷溶液に、m-クロロペルオキシ安息香酸(450mg、2.57ミリモル)を加えた。
反応混合物を1時間にわたって室温に暖め、そして次に室温で5時間撹拌した。飽
和NaHCO3水の添加により反応を静めた。有機層が分離し、MgSO4で乾燥させ、そ
して減圧下にて室温で蒸発させた。生成物をシリカのクロマトグラフィーにより
精製し、ジクロロメタン中の10%メタノールで溶出した。これにより、N-オキソ
スピノシンA(1.59gm;92%収量)を淡い黄色のガラス状物として得た、FDMS m/
e(相対強度) 762.9(20),731.8(M+-O,40),686.8(100),401.7(25)。実施例C7−4''-ヒドロキシ スピノシンA
反応は、N-オキソスピノシンA(509.8mg、0.68ミリモル)から出発して、実
施例C13に記載のように行った。反応物中に白色沈殿が形成し、これを濾過に
より単離した。次に沈殿をエーテルでトリチュレートした。エーテルを減圧下に
て室温で蒸発させ、そして残渣をメタノール(20ml)に溶解し、そして硼水素化ナ
トリウム(258mg、6.82ミリモル)を加え、そして反応混合物を室温で7時間撹
拌した。次に混合物を減圧
下にて室温で蒸発させ小容量とし、そしてエーテルで希釈した。エーテルを水、
塩水で洗浄し、K2CO3で乾燥し、そして減圧下にて室温で蒸発させた。生成物を
シリカのクロマトグラフィーにより単離し、ヘキサン中の70%酢酸エチルで溶出
した。これにより4''-ヒドロキシスピノシンA(92.1mg;19%収量)を、3:1の
異性体混合物として、無色のガラス状物として得た:FDMS m/e(相対強度) 704
(M+,80),591(30),190(70),115(100)。実施例C8−3'',4''-デヒドロ-4''-デアミノ スピノシンC
N-オキソスピノシンA(505.9mg、0.68ミリモル)を、N2下で120℃加熱した。
115℃でガスが発生し始め、そして加熱をガスの発生が収まるまで続けた(〜15分
)。次に混合物をゆっくりと室温に冷却した。生成物をシリカのクロマトグラフ
ィーにより精製し、ジクロロメタン中の5%メタノールで溶出した。これにより
3'',4''-デヒドロ-4''-デアミノスピノシンC(91mg;19%収量):FDMS m/e(
相対強度) 696(M+,10),589(20),189(50),101(100)、N-ホルミルスピノシン
B(43.3mg:9%収量)、スピノシンA(102.1mg;21%収量)およびスピノシンB(1
14.5mg;23%収量)を無色のガラス状物として得た。実施例C9−N-(N'-ベンジル-3-インドールメチル)スピノシンC
メタノール(2ml)中のスピノシンC(213.6mg、0.3ミリモル)の溶液に、N-ベン
ジル-3-インドールカルボキサルデヒド(83.7mg、0.36ミリモル)を加えた。反応
混合物を室温で20時間撹拌し、そしてシアン化硼酸水素ナトリウム(43.5mg、0.7
ミリモル)を加えた。反応混合物を室温でさらに2時間撹拌した。しかしTLC(ジク
ロロメタン中の10%メタノールで溶出)では、反応が不完全であることが示され
た。溶媒を減圧下にて
室温で小容量に蒸発させた。次に混合物をジクロロメタンで希釈した。ジクロロ
メタンを水、塩水で洗浄し、K2CO3で乾燥し、そして減圧下にて室温で蒸発させ
た。生成物をシリカのクロマトグラフィーにより単離し、ヘキサン中の70%酢酸
エチルで溶出した。これにより、N,-(N'-ベンジル-3-インドールメチル)スピノ
シンC(83.8gm;30%収量)を淡い黄色のガラス状物として得た、FDMS m/e(相対
強度)1140(15),923(M+,100)。実施例C10−N-デメチル-N-ホルミル スピノシンJ
無水ジクロロメタン(25ml)中のスピノシンJ(990.4mg、1.38ミリモル)の溶液
に、ピリジニウムジクロメート(622.6mg、1.65ミリモル)を加えた。反応混合物
を室温で3.75日撹拌し、そして次にCeliteを通して濾過した。Celiteを新しいジ
クロロメタンですすいだ。ジクロロメタンを合わせ、そして減圧下にて室温で蒸
発させた。生成物をシリカのクロマトグラフィーにより精製し、酢酸エチルで溶
出した。これにより、N,-デメチル-N-ホルミル スピノシンJ(360mg;36%収量)
を白色固体として得た、EIMS m/e(相対強度) 732(M+,40),715(100),175(20
),101(25)。実施例C11−N-ベンジル スピノシンA ブロミド塩
反応は、スピノシンA(100mg、0.14ミリモル)およびベンジルブロミドから
出発し、そして6日間還流して、実施例C5に記載のように行った。これにより
化合物 N-ベンジルスピノシンA ブロミド塩(86.6mg、69%収量)をオフホワイ
トの固体として得た:FDMS m/e(相対強度) 976(10),822(M+,100),189(60)
,142(100)。実施例C12−4''-デス-(ジメチルアミノ)-4''-アジリジニルスピノシ ンA
アセトニトリル(2ml)中のスピノシンC(205.2mg、0.29ミリモル)の溶液に、
クロロアセトアルデヒド(0.28ml、0.44ミリモル)を加え、続いて市販ipH緩衝
液(2ml)、そして次にシアノ硼酸水素ナトリウム(39.1mg、0.62ミリモル)を
加えた。反応混合物を室温で2日間撹拌した。逆相HPLC(44%アセトニトリル、4
4%メタノール12%(0.5%)NH4OAc水で溶出)では、反応が不完全であることが示
された。xuxljRlyを飽和NaHCO3水で希釈し、そしてジクロロメタンで抽出した。
ジクロロメタンを塩水で洗浄し、K2CO3で乾燥し、そして減圧下にて室温で蒸発
させ、無色のガラス状物を得た(199mg)。生成物を調製用HPLC(C18カラム、アセ
トニトリル:メタノール:0.1% NH4OAc(35:35:30−45:45:10)、90分間の直線勾
配)により溶出した。これにより、4''-デス-(ジメチルアミノ)-4''-アジリジニ
ルスピノシンA(30gm;14%収量)を白色固体として得た、FDMS m/e(相対強度)
729(M+,100)。実施例C13−4''-デス-(ジメチルアミノ)-4''-オキソスピノシンA
ベンゼン(10ml)中のN-オキソスピノシンA(203.8mg、0.27ミリモル)の溶液に
、無水酢酸(500ml)を加えた。反応混合物を室温で5日間撹拌した。混合物を減圧
下にて室温で蒸発させた。残渣(室温で6日間撹拌した後)をシリカのクロマト
グラフィーにより分離し、ジクロロメタン中の2.5%メタノールで溶出した。こ
れにより、a)4''-デス-(ジメチルアミノ)-4''-オキソスピノシンA(59.9mg;3
2%収量)を、不安定な無色のガラス状物;FDMS m/e(相対強度) 704(M+,10),
592(90),190(95),101(100)、およびb)N-アセチルスピノシンB(69.2mg;34
%収量)を無色のガラス状物として得た。実施例C14−N-(N'-メチルカルバミル)スピノシンB
化合物スピノシンB(200mg、0.278ミリモル)およびメチルイソシアネート(0.3
0g、5.26ミリモル)を、10mLのトルエンと混合し、そして混合物を室温で3日間撹
拌した。エーテル/水間で反応混合物を分配し、そして層を分けた。水相を3×
25mLエーテルで抽出し、そしてエーテル抽出物を合わせた。エーテル抽出物を5
mLの塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、そして真空濃縮した。残
渣を中圧SiO2カラム(230−400m、CH2Cl2:CH3OH、95:5、容量/容量)を使用し
てクロマトグラフィーに供し、化合物N-(N'-メチルカルバミル)スピノシンB(0
.14g、66%)を得た。元素分析 C42H66N2O11について理論値:C,65.09、H,8.31
、N,3.31、測定値:C,64.80、H,8.31、N,3.34;FAB MS(m/z)775(M+1)。実施例C15−N-メタンスルホニルスピノシンB
化合物スピノシンB(200mg、0.279ミリモル)を、5mLの塩化メチレンに溶解し
、そしてメタンスルホニルクロライド(0.11g、0.96ミリモル)およびジイソプロ
ピルエチルアミン0.13g(1.00ミリモル)を加えた。室温で2時間、反応物質を撹
拌し、次に各10mLのエーテル/水に注いだ。層が分かれ、そして水相を2×10mL
エーテルで抽出した。エーテル抽出物を合わせ、10mLの塩水溶液で洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥し、真空濃縮した。残渣を中圧SiO2カラム(230−400m、CH2
Cl2:CH3OH、95:5、容量/容量)を使用してクロマトグラフィーに供し、化合物N
-メタンスルホニルスピノシンB(0.14g、63%)を得た。元素分析 C41H65NO12S
について理論値:C,61.86、H,8.23、N,1.76; 測定値:C,61.73、H,7.83、N,1.
65。実施例C16−N-エトキシルカルボニルスピノシンB
化合物スピノシンB(214mg、0.298ミリモル)を、5mLの塩化メチレンに溶解し
、そしてエチルクロロホルメート(0.15g、0.14ミリモル)およびジイソプロピル
エチルアミン(0.12g、0.93ミリモル)を加えた。反応物質を室温で2時間撹拌し
た。次に反応物を10mLの水/10mLのエーテルに注ぎ相を分けた。水相を2×10mlの
エーテルで抽出した。エーテル抽出物を合わせ、そして10mLの飽和重炭酸ナトリ
ウムで洗浄し、続いて10mLの塩水で洗浄した。エーテル溶液を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、濾過し、そして真空蒸発させた。残渣を中圧SiO2カラム(230−4
00m、CH2Cl2:CH3OH、95:5、容量/容量)を使用してクロマトグラフィーに供し
、化合物N-エトキシルカルボニルスピノシンB(0.19g、80%)を得た。元素分析
C43H67NO12Sについて理論値:C,65.38、H,8.55、N,1.77; 測定値:C,64.80、
H,8.53、N,1.12;FAB MS(m/z)790(M+1)。実施例C17−N-トリフルオロメチルアセチルスピノシンB
化合物スピノシンB(118.9mg、0.165ミリモル)を、5mLの塩化メチレンに溶解
し、そしてジイソプロピルエチルアミン(0.10g、0.77ミリモル)および無水トリ
フルオロ酢酸(0.10g、0.48ミリモル)を加えた。反応物質を室温で20時間撹拌し
た。次に反応物をエーテル/飽和重炭酸ナトリウム水に注ぎ、層が分離した。水
相をエーテル(2×25mL)で抽出した。エーテル抽出物を合わせ、抽出物を30mL
の塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、そして真空濃縮した。残渣を
中圧SiO2カラム(230−400m、酢酸エチル/ヘキサン、40:60、容量/容量)を使
用してクロマトグラフィーに供し、化合物N-トリフルオロメチルアセチルスピノ
シンB(104.6mg、77.6%)を得た。元素分析 C42H62NO11F3について理論値
:C,61.97、H,7.52、N,1.31; 測定値:C,60.88、H,7.60、N,1.46;FD MS(m/z
)813(M+)。実施例C18−N-ホルミルスピノシンB
化合物スピノシンB(107.3mg、0.150ミリモル)を、10.0mLのエチルホルメート
に加え、そして混合物を加熱還流した。1時間後、還流で反応物を室温に冷却し
、そして溶媒を真空除去した。残渣を中圧SiO2カラム(230−400m、CH2Cl2:CH3O
H、95:5、容量/容量)を使用してクロマトグラフィーに供し、化合物N-ホルミ
ルスピノシンBを得た;103.1mg、92.3%)元素分析 C41H63NO11について理論
値:C,66.02、H,8.51、N,1.88; 測定値:C,64.67、H,8.75、N,2.03;FD MS(m
/z)745(M+)。実施例C19−N-カルバミルスピノシンC
シアン酸銀(3.7g、24ミリモル)を、10mLのベンゼンに懸濁し、そして四塩化珪
素(1.0g、5.8ミリモル)を加えた。反応物は直ちに明るい灰色から暗い紫色の
懸濁液に変色した。1時間加熱還流し、室温に冷却し、そして固体を濾去した。
濾液を真空濃縮して無色の油状の四シアン酸珪素を得た。すべての四シアン酸珪
素を10mLのベンゼンに溶解し、そして2mLのベンゼン溶液として化合物スピノシ
ンC(93mg、0.132ミリモル)を加えた。生成した溶液を30分間、加熱還流した。
反応物を室温に冷却し、そして真空濃縮した。残渣に20mLの90%イソプロパノー
ル/水を加え、そして反応物を30分間、加熱還流した。室温に冷却し、そして真
空濃縮した。残渣を塩化メチレンに懸濁し、そして固体を濾去した。濾液を重力
のSiO2カラム(230−400m、CH2Cl2/CH3OH、95:5、容量/容量)を使用してクロ
マトグラフィーに供し、化合物N-カルバミルピノシンCを得た(28.2mg、28.6%
)。元素分析 C40H62N2O11について理論
値:C,64.32、H,8.37、N,3.75; 測定値:C,64.04、H,8.12、N,4.04;FD MS(m
/z)746(M+)。実施例C20−N-トリフルオロメタンスルホニルスピノシン
B
化合物スピノシンB(136mg、0.189ミリモル)を、5mLの塩化エチレンに溶解し
、そしてジイソプロピルエチルアミン(0.10g、0.77ミリモル)および無水トリフ
ルオロメタンスルホン酸(0.10g、0.35ミリモル)を加えた。反応物を室温で1時
間撹拌し、次に反応物を各20mLのエーテル/飽和重炭酸ナトリウム水に注いだ。
層が分離し、水相を2×25mLのエーテルで抽出した。エーテル抽出物を合わせ、
25mLの塩水で洗浄し、そして無水硫酸マグネシウムで乾燥し、そして真空濃縮し
た。残渣を中圧SiO2カラム(230−400m、酢酸エチル/ヘキサン、50:50、容量/
容量)を使用してクロマトグラフィーに供し、化合物N-トリフルオロメタンスル
ホニルスピノシンB(116.9g、72.6%)を得た。元素分析 C41H62NO12SF3につい
て理論値:C,57.94、H,7.35、N,1.65; 測定値:C,58.07、H,7.52、N,1.70;FD
MS(m/z)849(M+)。実施例C21−スピノシンAアンモニウムN-[(E)-プロパ-1'''-エノ]-3'''-エー ト、およびエチル[スピノシンB
N-2'''- メチル-(Z)-プロパ-1'''-エノ)]-3''' エート
化合物スピノシンA(0.68g、0.929ミリモル)を、CH2Cl2(3mL)に溶解した。水(
50ml)を加えた。混合物を0℃で撹拌し、そしてエチルプロピオネート(アルドリ
ッチ:Aldrich 2.20g、22.4ミリモル)の一回で加えた。冷却浴を取り外し、そし
て反応混合物を30分間撹拌し、次に12分間超音波処理した(50W Fishers 超音波
クリーナー)。その後、ジオキサン(400mL)を加え、そして溶媒を真空で除去した
。残渣をシリカゲル(2
30−400m、80g/THF、次にMeOH、次にMeOH中の15% H2O)でフラッシュカラムク
ロマトグラフィーにより分離した。クロマトグラフィーで純粋な画分から、化合
物a)エチル[スピノシンB N-2'''-メチル-(Z)-プロパ-1-エノ)]-3'''-エート(
296mg、38%);IR ν 1720,1685,1645および1610cm-1;1H-NMR(CDCl3)d 7.3
5(1H,bs),6.70(1H,bs),2.60(3H,CH3,bs),1.95(3H,CH3,s)ppm、および
化合物b)スピノシンAアンモニウムN-[(E)-プロパ-1'''-エノ]-3'''-エート(3
16mg、42%);IR n 1720,1655,1605cm-1;1H-NMR(CDCl3)d 7.04(1H,d:17
Hz),6.72(1H,bs),6.47(1H,d;17Hz),3.35(3H,CH3,bs),3.28(3H,CH3,b
s)ppmを得た。実施例C22−メチル[スピノシンB N-(2'''-メチル-(Z)-プロパ-1'''-エノ)]- 3'''-エート
化合物スピノシンB(192mg、0.267ミリモル)を、乾燥CH2Cl2(25mL)に溶解した
。メチルプロピオレート(アルドリッチ:Aldrich 1.80g、21.4ミリモル)の一回
で加えた。反応混合物を室温にて窒素下で5時間撹拌した。溶媒および過剰なメ
チルプロピオレートを次に真空除去した。残渣をフラッシュシリカゲルカラム(2
30−400m、50g/THF)で精製した。純粋な画分から、化合物メチル[スピノシンB N
-2'''-メチル-(Z)-プロパ-1-エノ)]-3'''-エート(205mg、95%)を得た;1H-NMR
(CDCl3)d 7.38(1H,d;12.8Hz),6.70(1H,bs),4.50(1H,d:12.8Hz)ppm。実施例C23−N-(シアノ)メチルスピノシンB
化合物スピノシンB(263mg、0.370ミリモル)を、ジメチルホルムアミド(7mL)
に溶解した。この溶液を室温にて窒素下で撹拌した。トリエチルアミン(1.0mL)
を加え、続いてブロモアセトニトリル(1.2ml、過剰)
を加えた。反応混合物を室温で3日間撹拌した。EtOAc(50ml)およびPhH(50ml)を
加え、溶液を連続して水(3×)および5%NaHCO3(2×)で洗浄した。有機層を
無水K2CO3上で乾燥し、真空濃縮した。残渣を.005トルで3時間乾燥して、化合
物をN-(シアノ)メチルスピノシンB(260mg、94%を得た;13C-NMR(CDCl3)d 117
.8(CN)および43.8(N-CH2-CN)ppm。実施例C24−4''-N-エチルスピノシンB
アルキル化法A:DMF(1.5mL)中の化合物スピノシンB(0.50g、0.70ミリモル)
の撹拌溶液を、N2雰囲気下で連続してEtI(0.11mL、0.21g、1.4ミリモル)そして
(i-Pr)2NEt(0.36mL、0.27g、2.1ミリモル)で処理した。20時間後、混合物を約1
mLの1M Na2S2O3溶液で処理して、残りのヨー素を分解した。生成した混合物をEt2
OとNaCl(塩水)の飽和溶液との間で分配した。有機層を塩水で洗浄し、MgSO4上
で乾燥し、濾過し、そして真空蒸発させて0.61gを得た。残渣のMPLCによる精製(
SiO2、5:95 MeOH/EtOAc)で、0.47g(90%)の4''-N-エチルスピノシンB白色粉末
を得た。C42H67NO10について理論値:C,67.62、H,9.05、N,1.88; 測定値:C
,67.11;H,9.73; N,1.92およびC,67.17;H,9.54; N,1.98。実施例C25−4''-N-(1-プロピル)スピノシンB
化合物は、スピノシンB(0.50g、0.70ミリモル)、DMF(1.5mL)、1-ヨードプ
ロパン(0.14mL、0.24g、1.4ミリモル)、および(i-Pr)2NEt(0.36mL、0.27g、2.1
ミリモル)を使用して、上記実施例C24に記載のアルキル化法Aに従い製造し
た。MPLC(SiO2、2:98 MeOH/EtOAc)による精製により、0.41g(77%)の4''-N-(1-
プロピル)スピノシンBを白色粉末として得た。C43H69NO10について理論値:C,
67.96、H,9.15、N,1.84; 測定値:C,68.06;H,9.25; N,1.97。実施例C26−4''-N-(2-メチルプロポ-1-イル)スピノシンB
化合物は、スピノシンB(0.95g、1.3ミリモル)、DMF(2.8mL)、1-ヨード-2-
メチルプロパン(0.32mL、0.51g、2.8ミリモル)、および(i-Pr)2NEt(0.73mL、0.
54g、4.2ミリモル)を使用して、上記実施例C24に記載のアルキル化法Aに従
い製造した。MPLC(SiO2、50:50 EtOAc/ヘキサン)による精製により、0.07g(7%)
の4''-N-(2-メチルプロパ-1-イル)スピノシンBを淡色粉末として得た。C44H71N
O10について理論値:C, 68.28、H,9.25、N,1.81; 測定値:C,68.33;H,9.26
; N,1.88。実施例C27−4''-N-シクロプロピルメチルスピノシンB
化合物は、スピノシンB(0.95g、1.3ミリモル)、DMF(2.8mL)、シクロプロピ
ルメチルブロミド(0.27mL、0.38g、2.8ミリモル)、NaI(0.05g、0.3ミリモル)お
よび(i-Pr)2NEt(0.73mL、0.54g、4.2ミリモル)を使用して、上記実施例C24
に記載のアルキル化法Aに従い製造した。MPLC(SiO2、2:98 MeOH/EtOAc)による
精製により、0.34g(33%)の4''-N-シクロプロピルメチルスピノシンBを白色粉
末として得た。C44H69NO10について理論値:C,68.45、H,9.01、N,1.81; 測定
値:C,68.36;H, 9.22; N,1.76。実施例C28−N-(N'-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)グリシル)スピノシン B ペプチドカップリング法A:
Boc-Gly-OH(0.16g、0.91ミリモル)およびBOP-Cl(0.
23g、0.90ミリモル)の-15℃で撹拌されたスラリー(CH2Cl2 7mL中)を、N2雰囲気
下でN-メチルモルホリン(0.12mL、0.11g、1.1ミリモル)で処理した。1.5時間後
、混合物を連続してスピノシンB(0.50g、0.70ミリモル)、そしてN-メチルモ
ルホリン(0.12mL、0.11g、1.1ミリ
モル)で処理した。温度を−15℃に4時間維持し、次に物質を10時間、ゆるやかに
周囲温度に暖めた。混合物を真空蒸発させ、そして残渣をMPLC(SiO2、50:50→10
0:0 EtOAc/ヘキサン)により精製して、0.61g(99%)のN-(N'-(1,1-ジメチルエト
キシカルボニル)グリシル)スピノシンBを白色粉末として得た。C47H74N2O13に
ついて理論値:C,64.51、H,8.52、N,3.20; 測定値:C,63.78;H,8.62; N,3
.27およびC,63.78,H,8.60, N,3.43。実施例C29−N-(N'-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-β-アラニル)スピノ シンB
化合物は、Boc-β-Ala-OH(0.17g、0.90ミリモル)、BOP-Cl(0.23g、0.90ミリモ
ル)、CH2Cl2(7mL)、N-メチルモルホリン(2×0.12mL、0.22g、22ミリモル)および
スピノシンB(0.50g、0.70ミリモル)を使用して、上記実施例C28に記載の
ペプチドカップリング法Aに従い製造した。MPLC(SiO2、70:30→100:0 EtOAc/ヘ
キサン)により精製して、0.62g(99%)のN-(N'-(1,1-ジメチルエトキシカルボニ
ル)-β-アラニル)スピノシンBを白色粉末として得た。C48H76N2O13について理
論値:C,64.84、H,8.62、N,3.15; 測定値:C,64.38;H,8.67; N,3.22。実施例C30−N-(N'-(フェニルメトキシカルボニル)-L-アラニル)スピノシンB
化合物は、Cbz-L-Ala-OH(0.21g、0.94ミリモル)、BOP-Cl(0.24g、0.94ミリモ
ル)、CH2Cl2(7mL)、N-メチルモルホリン(2×0.12mL、0.22g、22ミリモル)および
スピノシンB(0.50g、0.70ミリモル)を使用して、上記実施例C28に記載の
ペプチドカップリング法Aに従い製造した。MPLC(SiO2、75:25EtOAc/ヘキサン)
により精製して、0.68g(99%)のN-(N
'-(フェニルメトキシカルボニル)-L-アラニル)スピノシンBを白色粉末として得
た。C51H74N2O13について理論値:C,66.36、H,8.08、N,3.03; 測定値:C,2
回転体:1H-NMR 7.3-7.4(M,5H),[5.06+5.10 y 5.04(5+2d,J=12.2y 12.3,Σ
=2H)],2.87y 2.76(25,Σ=3H)。実施例C31−N-(N'-N'-ジメチルグリシル)スピノシンB
化合物は、N(Me2)Gly-OH(0.09g、0.9ミリモル)、BOP-Cl(0.25g、0.98ミリモル
)、CH2Cl2(7mL)、N-メチルモルホリン(2×0.12mL、0.22g、22ミリモル)およびス
ピノシンB(0.50g、0.70ミリモル)を使用して、上記実施例C28に記載のペ
プチドカップリング法Aに従い製造した。MPLC(SiO2、5:95 8:92 MeOH/CH2Cl2)
により精製して、0.23g(41%)のN-(N'-N'-ジメチルグリシル)スピノシンBをき
れいな無色のガラス状物として得た。C44H70N2I11について理論値:C,65.81、H
,8.79、N,3.49; 測定値:C,M+H+理論値 803.5、測定値 803.6。実施例C32−N-(N'-メチルチオカルバミル)スピノシンB
スピノシンB(203mg、0.28ミリモル)を、10mLのトルエンに溶解し、そしてメチ
ルイソチオシアネート(100mg、1.36ミリモル)を加え、そして溶液を1時間撹
拌した。処理後、粗混合物をシリカゲル(1:1、酢酸エチル/ヘキサン)でクロ
マトグラフィーを行い、N-(N'-メチルチオカルバモイル)スピノシンB(0.14g、6
4%)を白色固体として得た:MS m/z 791。分析 C42H66N2O10Sについて理論値:
C,63.77、H,8.41、N,3.54; 測定値:C,63.57、H,8.42、N,3.63。実施例C33−N-(N',N'-ジメチルホルマミジニル)スピノシンB
スピノシンC(102mg、0.140ミリモル)を、ジメチルホルムアミド ジメチルアセ
タール(5mL)に溶解し、そして溶液を30分間、加熱還流した。
反応物を室温に冷却し、そして溶媒を真空蒸発させた。粗生成物をシリカゲル(
95:5、MeOH/CH2Cl2)でクロマトグラフィーにより精製し、N-(N',N'-ジメチルホ
ルマミジニル)スピノシンB(56.2mg、51%)を褐色固体として得た:FDMS m/z 75
8。実施例C34−N-(N',N'-ジメチルカルバミル)スピノシンB
スピノシンB(0.10g、0.140ミリモル)、ジメチルカルバミルクロライド(0.10g、
0.93ミリモル)、およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.10g、0.77ミリモル
)を、塩化メチレン(10mL)に溶解し、そして24時間撹拌した。溶媒を真空蒸発さ
せ、残渣をシリカゲル(95:5、CH2Cl2/MeOH)でクロマトグラフィーにより精製
した。これによりN-(N',N'-ジメチルカルバミル)スピノシンB(76.8mg、70%)を
白色固体として得た:FDMS m/z 788。実施例C35−N-オクタノイル スピノシンB
化合物スピノシンB(98mg、0.14ミリモル)を、塩化メチレン(5mL)に溶解し、
そしてN,N-ジイソプロピルアミン(26mg、0.20ミリモル)およびオクタノイルクロ
ライド(30mg、0.18ミリモル)を加え、そして反応物を20時間撹拌した。処理後
、残渣をシリカゲル(酢酸エチル/ヘキサン勾配、40:60から60:40)でクロマ
トグラフィーにより精製して、化合物N-オクタノイルスピノシンB(61.9mg、53.
8%)を得た FDMS m/z 844:分析 C48H77NO11について理論値:C,68.29、H,9.1
9、N,1.65; 測定値:C,68.03、H,9.29、N,1.84。実施例C36 − N−ニトロソスピノシンB
化合物スピノシンB(1.01g,1.40mmol)を、水(10ml)に
懸濁し、そして氷浴中で0℃まで冷却した。冷懸濁液に、1N
HCl(10ml)を添加し、そして反応液を、すべての固形物が溶解するまで
撹拌した(注意:すべての固形物を溶解するために、懸濁液の若干の加温が必要
であった)。その溶液を0℃まで冷却して戻し、亜硝酸ナトリウム(500mg
,7.2mmol)を添加し、そして反応液を0℃で撹拌した。反応進行過程で
、白色沈殿を形成した。2時間後、追加の亜硝酸ナトリウム(500mg,7.
2mmol)を添加し、そして反応液をさらに1時間撹拌した。固形物を真空濾
過によって集め、そして冷水(2x20ml)で洗浄した。その固形物を風乾し
て、化合物N−ニトロソスピノシンB(1.00g,95%)を、白色固体とし
て得た:FDMS m/z 748。分析、C40H62N2O11の計算値:C,6
4.32;H,8.37;N,3.75。実測値:C,64.52;H,8.2
6;N,3.45。実施例C37 − N−ベンゼンスルホニルスピノシンB
化合物を、スピノシンB(109mg,0.152mmol)、N,N−ジイ
ソプロピルジエチルアミン(0.1g,0.8mmol)、および塩化ベンゼン
スルホニル(26.8mg,0.15mmol)を用いて、実施例C78に記載
の工程にしたがって調製された。これによって、化合物N−ベンゼンスルホニル
スピノシンB(78.6mg,60.5%)を白色固体として得た:FDMS
m/z 857。実施例C38 − N−ベンジリデニルスピノシンC
化合物スピノシンC(106mg,0.15mmol)、ベンズアルデヒド(
0.1g,0.9mmol)およびカンホルスルホン酸(5mg)を、ベンゼン
(15ml)に溶解し、そして反応液を1時間還流下で加熱した。その溶媒を真
空蒸発し、そして残渣を、シリカゲルのクロ
マトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン勾配、20:80〜40:60)によっ
て精製して、化合物N−ベンジリデニルスピノシンC(65.5mg,55.0
%)を白色固体として得た:FDMS m/z 746,791。実施例C39 − N,N−ジアセチルスピノシンC
化合物を、スピノシンC(102mg,0.144mmol)、N,N−ジイ
ソプロピルジエチルアミン(0.1g,0.8mmol)、および塩化アセチル
(0.1mg,1mmol)を用いて、実施例C78に記載の工程にしたがって
調製された。これによって、化合物N,N−ジアセチルスピノシンC(56.6
mg,49.7%)を白色固体として得た:FDMS m/z 787。分析、
C43H65N1O12の計算値:C,65.54;H,8.31。実測値:C,65
.64;H,8.08。実施例C40 − N−(N’−メチルカルバミル)スピノシンC
化合物を、スピノシンC(81mg,0.11mmol)、およびイソシアン
酸メチル(0.05g,0.9mmol)を用いて、実施例C79に記載の工程
にしたがって調製された。これによって、化合物N−(N’−メチルカルバミル
)スピノシンC(61.8mg,71.0%)を白色固体として得た:FDMS
m/z 760。分析、C41H64N2O11の計算値:C,64.71;H,8.4
8;N,3.68。実測値:C,64.48;H,8.70;N,3.59。実施例C41 − 4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−[N−(E)−(2 −ヒドロキシ,3,5−ジ−t−ブチルフェニル)]イミノスピノシンAおよび 4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−[N−(Z) −(2−ヒドロキシ,3,5−ジ−t−ブチルフェニル)]イミノスピノシンA
化合物スピノシンC(0.55g,0.78mmol)を、メタノール/テト
ラヒドロフラン(6:1)に溶解し、そして1.3−ジ−t−ブチル−1,2−
ベンゾキノン(228mg,1.03mmol)を添加し、そして反応液を24
時間撹拌した。この時間の間に、反応液は、暗赤色から明黄緑色に変化した。溶
媒を、ロータリーエバポレーションによって除去し、そして粗緑色固形物を、シ
リカゲルのクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン、1:1)によって精製
して、化合物4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−[N−(Z)−(2−ヒ
ドロキシ,3,5−ジ−t−ブチルフェニル)]イミノスピノシンA(228m
g,32.2%)を得た:部分1H NMR d 6.78(bs,1H),6.
65(s,1H),6.62(s,1H),5.88(dt,1H),5.80
(dt,1H),4.86(s,1H),4.67(m,1H),4.63(d,
1H),4.32(q,1H),4.15(bs,1H),3.70−3.62(
m,2H);および4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−[N−(E)−(
2−ヒドロキシ,3,5−ジ−t−ブチルフェニル)]イミノスピノシンA(3
43mg,48.5%):部分1H NMR δ 6.78(bs,1H),6
.74(s,1H),6.63(s,1H),5.88(dd,1H),5.8
1(dt,1H),4.86(s,1H),4.69(m,1H),4.63(
d,1H),4.32(q,1H),3.68(m,1H)。実施例C42 − 4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−オキソスピノシン A
化合物4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−[N−(E)−(2−ヒドロ
キシ,3,5−ジ−t−ブチルフェニル)]イミノスピノシンA(204mg,
0.225mmol)を、メタノール/テトラヒドロフラン/水、6:1:1(
8ml)に懸濁し、そして化合物をテトラヒドロフラン(6ml)の添加を通し
て溶解した。この溶液に、シュウ酸二水和物(60mg,0.47mmol)を
添加し、そして反応液を20時間撹拌し、50〜60℃で4時間加熱した。回収
後、残渣を、シリカゲルのサイクロトロンクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘ
キサン、1:1)によって精製して、化合物4”−デス−(ジメチルアミノ)−
4”−オキソスピノシンA(43.2mg,27.3%)を白色固体として得た
:部分1H NMR δ 6.75(bs,1H),5.86(dd,1H),
5.77(dt,1H),4.96(dd,1H),4.82(s,1H),4
.65(m,1H),4.29(q,1H),4.00(q,1H),3.70
(m,1H)。実施例C43 − (4”S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−ヒドロ キシスピノシンA
化合物4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−オキソスピノシンA(78m
g,0.11mmol)を、エーテル(10ml)に溶解し、そして氷浴中で0
℃まで冷却した。この冷溶液に、リチウムトリ−t−ブトキシドアルミニウム水
素化物(48mg,0.19mmol)を添加し、そして反応液を20分間撹拌
した。その反応液を飽和塩化ナトリウム水溶液(3ml)を用いて反応を止め、
回収し、そしてシリカゲルのサイクロトロンクロマトグラフィー(酢酸エチル/
ヘキサン、50:50)によって精製して、化合物(4”S)−4”−デス−(
ジメチル
アミノ)−4”−ヒドロキシスピノシンA(46.6mg,59.7%)を無色
ガラス体として得た:部分1H NMR δ 6.78(dd,1H),5.8
1(dt,1H),4.86(s,1H),4.67(m,1H),4.50(
d,1H),4.32(q,1H),3.66(m,1H),3.34−3.2
3(m,3H);13C NMR δ 202.81,172.55,147.5
5,144.12,129.33,128.80,103.14,95.45,
82.27,81.06,80.85,77.72,76.68,76.06,
75.71,71.54,67.94,60.94,59.01,57.70,
49.44,47.60,46.04,41.52,41.16,37.38,
36.28,34.32,34.19,31.42,30.62,30.12,
28.39,21.53,18.01,17.80,16.21,9.35。実施例C44 − (4”S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−アセト キシスピノシンA
化合物(4”S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−ヒドロキシスピ
ノシンA(10mg,0.14mmol)を、塩化メチレン中に溶解し、そして
無水酢酸(0.05g,0.5mmol)およびピリジン(0.1g,1mmo
l)を添加し、そして反応液を2時間撹拌した。精製して、化合物(4”S)−
4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−アセトキシスピノシンA(5.7mg
,57%)を無色ガラス体として得た:部分1H NMR δ 6.75(bs
,1H),5.86(dd,1H),5.77(dt,1H),4.83(s,
1H),4.66(m,1H),4.49(dd,1H),4.42(ddd,
1H,J=11.0,9.4,4.7),4.29(q,1H),3.63(m
,1H);13C NMR δ 147.64,129.33,128.77,1
03.02,95.39,82.24,81.01,80.74,77.68,
76.77,76.01,73.13,72.82,67.92,60.95,
59.01,57.71,49.42,47.58,46.01,41.48,
41.14,37.35,36.25,34.27,34.17,30.12,
30.03,29.68,28.39,27.76,21.53,21.17,
17.99,17.79,16.13,9.34。実施例C45 − N−デメチル−N−ホルミルスピノシンD
化合物N−デメチルスピノシンD(1.08g,1.47mmol)を、ギ酸
エチル(25ml)に溶解し、そして溶液を還流下で14時間加熱した。溶媒を
、ロータリーエバポレーションによって除去し、そして残渣を、逆相HPLC(
メタノール/0.1%水酸化アンモニウム水溶液、85:15)によって精製し
て、N−デメチル−N−ホルミルスピノシンD(645.6mg,57.6%)
を白色発泡体として得た:部分1H NMR d 8.09&8.06(s,1
H),6.77(bs,1H),5.49(bs,1H),4.86(s,1H
),4.67(m,1H),4.50(d,1H),4.30(q,1H),3
.60(m,1H)。実施例C46 − 4”−N−[(2,4−ジフルオロフェニル)アミノカルボ ニル]スピノシンB
この化合物を、イソシアン酸2,4−ジフルオロフェニル(75ml,98m
g,0.63mmol)およびスピノシンB(0.30g,0.
42mmol)から、実施例C80の方法にしたがって調製された。MPLC(
sio2、50:50EtOAc/ヘキサン)によって、4”−N−[(2,4
−ジフルオロフェニル)アミノカルボニル]スピノシンB0.36g(99%)
を白色粉体として得た:MS(m+H+)期待値:873.5。実測値:873
.8。実施例C47 − 4”−N−[(3,4−ジクロロフェニル)アミノカルボニ ル]スピノシンB
この化合物を、イソシアン酸3,4−ジクロロフェニル(0.12g,0.6
4mmol)およびスピノシンB(0.30g,0.42mmol)から、実施
例C80の方法にしたがって調製された。MPLC(sio2、60:40〜10
0:0 EtOAc/ヘキサン)によって、4”−N−[(3,4−ジクロロフ
ェニル)アミノカルボニル]スピノシンB0.38g(99%)を白色粉体とし
て得た:MS(m+H+)期待値:905.4。実測値:905.6。実施例C48 − 4”−N−[(4−メトキシフェニル)アミノカルボニル] スピノシンB
この化合物を、イソシアン酸メトキシフェニル(81ml,93mg,0.6
3mmol)およびスピノシンB(0.30g,0.42mmol)から、実施
例C80の方法にしたがって調製された。MPLC(sio2、60:40Et
OAc/ヘキサン)によって、4”−N−[(4−メトキシフェニル)アミノカ
ルボニル]スピノシンB0.36g(99%)を白色粉体として得た:MS(m
+H+)期待値:867.5。実測値:867.8。実施例C49 − 4”−N−(1−プロピル)スピノシンB
この化合物を、1−ヨードプロパン(0.14ml,0.24g,1.4mm
ol)、(i−Pr)2NEt(0.36ml,0.27g,2.1mmol)
、スピノシンB(0.50g,0.70mmol)、およびDMF(1.5ml
)から、実施例C81の方法にしたがって調製された。MPLC(sio2、5
0:50 EtOAc/ヘキサン)によって、4”−N−(1−プロピル)スピ
ノシンB0.41g(77%)を白色粉体として得た。分析、C43H69NO10の
計算値:C,67.96;H,9.15;N,1.84。実測値:C,68.0
6;H,9.25;N,1.97。実施例C50 − 4”−N−(2−メチル−1−プロピル)スピノシンB
この化合物を、1−ヨード−2−メチルプロパン(0.32ml,0.51g
,2.8mmol)、(i−Pr)2NEt(0.73ml,0.54g,4.
2mmol)、スピノシンB(0.95g,1.3mmol)、およびDMF(
2.8ml)から、実施例C81の方法にしたがって調製された。MPLC(s
io2、50:50 EtOAc/ヘキサン)によって、4”−N−(2−メチ
ル−1−プロピル)スピノシンB0.07g(7%)を白色粉体として得た(ま
たスピノシンB、0.71g(75%)を回収した):MS(m+H+)期待値
:774.5。実測値:774.6。分析、C44H71NO10の計算値:C,68
.28;H,9.25;N,1.81。実測値:C,68.33;H,9.26
;N,1.88。実施例C51 − 4”−N−[(シクロプロピル)メチル]スピノシンB
この化合物を、(ブロモメチル)シクロプロパン(0.27ml,0.38g
,2.8mmol)、NaI(0.05g,0.3mmol)、(i−Pr)2
NEt(0.73ml,0.54g,4.2mmol)、スピノシンB(0.9
5g,1.3mmol)、およびDMF(2.8ml)から、実施例C81の方
法にしたがって調製された。MPLC(50:50 EtOAc/ヘキサン)に
よって、4”−N−[(シクロプロピル)メチル]スピノシンB0.34g(3
3%)を白色粉体として得た(またスピノシンB、0.40g(42%)を回収
した):分析、C44H69NO10の計算値:C,68.45;H,9.01;N,
1.81。実測値:C,68.36;H,9.22;N,1.76。実施例C52 − 4”−N−エチル−5,6−ジヒドロスピノシンB
この化合物を、ヨードエタン(60ml,0.12g,0.75mmol)、
(i−Pr)2NEt(0.20ml,0.15g,1.1mmol)、5,6
−ジヒドロスピノシンB(0.27g,38mmol)、およびDMF(2ml)
から、実施例C81の方法にしたがって調製された。MPLC(40:60 E
tOAc/ヘキサン)によって、4”−N−エチル−5,6−ジヒドロスピノシ
ンB0.22g(79%)を白色粉体として得た:分析、C42H69NO10の計算
値:C,67.44;H,9.30;N,1.87。実測値:C,67.52;
H,9.07;N,1.78。実施例C53 − 5,6−ジヒドロ−4”−N−(2−メチル−1−プロピル )スピノシンB
この化合物を、1−ヨード−2−メチルプロパン(0.10m,0.16g,
0.87mmol)、(i−Pr)2NEt(0.23ml,
0.17g,1.3mmol)、5,6−ジヒドロスピノシンB(0.31g,
0.43mmol)、およびDMF(2ml)から、実施例C81の方法にした
がって調製された。MPLC(sio2、40:60 EtOAc/ヘキサン)
によって、5,6−ジヒドロ−4”−N−(2−メチル−1−プロピル)スピノ
シンB0.16g(48%)を白色粉体として得た:分析、C44H73NO10の計
算値:C,68.10;H,9.48;N,1.80。実測値:C,68.10
;H,9.37;N,1.87。実施例C54 − 4”−N−(2−フルオロエチル)スピノシンB
この化合物を、1−ブロモ−2−フルオロエタン(0.10ml,0.17g
,1.3mmol)、NaI(0.04g,0.3mmol)、(i−Pr)2
NEt(0.36ml,0.27g,2.1mmol)、スピノシンB(0.4
8g,0.67mmol)、およびDMF(2ml)から、実施例C81の方法
にしたがって調製された。MPLC(30:70〜40:60 EtOAc/ヘ
キサン)によって、4”−N−(2−フルオロエチル)スピノシンB0.30g
(59%)を白色粉体として得た。分析、C42H66FNO10の計算値:C,66
.03;H,8.71;N,1.83。実測値:C,65.89;H,9.11
;N,1.92。実施例C55 − 4”−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)スピノシン B
この化合物を、トリフルオロメタンスルホン酸2,2,2−トリフルオロエチ
ル(0.34g,1.5mmol)、(i−Pr)2NEt(0.36ml,0
.27g,2.1mmol)、スピノシンB(0.
38g,0.53mmol)、およびDMF(2ml)から、実施例C81の方
法にしたがって調製された。MPLC(30:70 EtOAc/ヘキサン)に
よって、4”−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)スピノシンB0.32
g(76%)を白色粉体として得た。分析、C42H64F3NO10の計算値:C,
63.06;H,8.06;N,1.75。実測値:C,62.78;H,7.
97;N,1.66。実施例C56 − 4”−N−[2−(N’,N’−ジメチルアミノ)エチル] スピノシンB
この化合物を、Me2(CH2)2Cl・HCl(0.30g,2.1mmol
)、(i−Pr)2NEt(0.50ml,0.37g,2.9mmol)、ス
ピノシンB(0.50g,0.70mmol)、およびDMF(2ml)から、
実施例C81の方法にしたがって調製された。MPLC(20:80 MeOH
/CH2Cl2)によって、4”−N−[2−(N’,N’−ジメチルアミノ)エ
チル]スピノシンB0.04g(7%)を白色粉体として得た(また、スピノシ
ンB、0.44g(88%)を回収した):MS(m+H+)期待値:789.
5。実測値:789.8。実施例C57 − 4”−N−(2−プロピル)スピノシンB
この化合物を、2−ヨードプロパン(0.11ml,0.19g,1.1mm
ol)、(i−Pr)2NEt(0.30ml,0.22g,1.7mmol)
、スピノシンB(0.40g,0.56mmol)、およびDMF(2ml)か
ら、実施例C81の方法にしたがって調製された。MPLC(sio2、50:
50 EtOAc/ヘキサン)によって、4”−N−(2−プロピル)スピノシ
ンB0.09g(21%)を白色
粉体として得た。MS(m+H+)期待値:760.5。実測値:760.6。
分析、C43H69NO10の計算値:C,67.96;H,9.15;N,1.84
。実測値:C,68.04;H,9.32;N,1.85。実施例C58 − 4”−N−(1−ブチル)スピノシンB
この化合物を、1−ヨードブタン(0.13ml,0.21g,1.1mmo
l)、(i−Pr)2NEt(0.30ml,0.22g,1.7mmol)、
スピノシンB(0.40g,0.56mmol)、およびDMF(2ml)から
、実施例C81の方法にしたがって調製された。MPLC(sio2、50:5
0 EtOAc/ヘキサン)によって、4”−N−(1−ブチル)スピノシンB
0.41g(95%)を白色粉体として得た。MS(m+H+)期待値:774
.5。実測値:774.7。実施例C59 − 4”−N,4”−N−(ブト−1,4−ジイル)スピノシン Bヨウ化物塩
この化合物を、1、4−ジヨードブタン(0.11ml,0.26g,0.8
3mmol)、(i−Pr)2NEt(0.30ml,0.22g,1.7mm
ol)、スピノシンB(0.30g,0.42mmol)、およびDMF(1m
l)から、実施例C81の方法にしたがって調製された。MPLC(sio2、
25:75 MeOH/CH2Cl2)によって、4”−N,4”−N−(ブト−
1,4−ジイル)スピノシンBヨウ化物塩0.18g(47%)を黄褐色粉体と
して得た。実施例C60 − 4”−N,4”−N−(ペント−1,5−ジイル)スピノシ ンBヨウ化物塩
この化合物を、1、5−ジヨードペンタン(0.12ml,0.26g,0.
81mmol)、(i−Pr)2NEt(0.30ml,0.22g,1.7m
mol)、スピノシンB(0.30g,0.42mmol)、およびDMF(1
ml)から、実施例C81の方法にしたがって調製された。MPLC(sio2
、25:75 MeOH/CH2Cl2)によって、4”−N,4”−N−(ペン
ト−1,5−ジイル)スピノシンBヨウ化物塩0.10g(26%)を黄褐色粉
体として得た。実施例C61 − 4”−N,4”−N−(ブト−1,4−ジイル)スピノシン C
この化合物を、1、4−ジヨードブタン(0.22ml,0.52g,1.7
mmol)、(i−Pr)2NEt(0.44ml,0.33g,2.5mmo
l)、スピノシンC(0.60g,0.57mmol)、およびDMF(4ml
)から、実施例C81の方法にしたがって調製された。MPLC(sio2、5
:95 MeOH/CH2Cl2)によって、4”−N,4”−N−(ブト−1,
4−ジイル)スピノシンC0.10g(23%)を白色粉体として得た。実施例C6
2 − 4”−N,4”−N−(ペント−1,5−ジイル)スピノシ ンC
この化合物を、1、5−ジヨードペンタン(0.25ml,0.54g,1.
7mmol)、(i−Pr)2NEt(0.44ml,0.33g,2.5mm
ol)、スピノシンC(0.60g,0.57mmol)、およびDMF(4m
l)から、実施例C81の方法にしたがって調製された。MPLC(sio2、
50:50 EtOAc/ヘキサン)によって、4”−N,4”−N−(ペント
−1,5−ジイル)スピノシ
ンC0.31g(70%)を白色粉体として得た。MS(m+H+)期待値:7
72.5。実測値:772.7。実施例C63 − 4”−N,4”−N−ジエチルスピノシンC
この化合物を、ヨードエタン(0.23ml,0.45g,2.9mmol)
、(i−Pr)2NEt(0.60ml,0.45g,3.4mmol)、スピ
ノシンC(0.40g,0.57mmol)、およびDMF(2ml)から、実
施例C81の方法にしたがって調製された。MPLC(sio2、50:50
EtOAc/ヘキサン)によって、4”−N,4”−N−ジエチルスピノシンC
0.38g(88%)を白色粉体として得た。MS(m+H+)期待値:760
.5。実測値:760.7。分析、C43H69NO10の計算値:C,67.96;
H,9.15;N,1.84。実測値:C,68.01;H,9.47;N,1
.83。実施例C64 − 4”−N,4”−N−(2−ブテン−1,4−ジイル)スピ ノシンCおよび4”−N,4”−N−(ブタジエン−1,4−ジイル)スピノシ ンC
この化合物を、1,4−ジクロロブト−2−エン(0.10ml,0.12g
,0.95mmol)、NaI(0.02g,0.1mmol)、(i−Pr)2
NEt(0.22ml,0.16g,1.3mmol)、スピノシンC(0.
29g,0.41mmol)、およびDMF(1.5ml)から、実施例C81
の方法にしたがって調製された。MPLC(sio2、20:80〜100:0
EtOAc/CH2Cl2)によって、4”−N,4”−N−(2−ブテン−1
,4−ジイル)スピノシンC0.11g(35%)を白色粉体として得た:MS
(m+H+)期待
値:756.5。実測値:756.6そして4”−N,4”−N−(ブタジエン
−1,4−ジイル)スピノシンC0.11g(35%)を白色粉体として得た:
MS(m+H+)期待値:754.5。実測値:754.8。容易な外界酸化が
、この生成物の生成を説明できる。実施例C65 − 4”−N−[(6−クロロ−3−ピリジル)メチル]スピノ シンB
この化合物を、(6−クロロ−3−ピリジル)クロロメタン(0.14g,0
.86mmol)、(i−Pr)2NEt(0.22ml,0.16g,1.3
mmol)、スピノシンB(0.30g,0.42mmol)、およびDMF(
1ml)から、実施例C81の方法にしたがって調製された。MPLC(25:
75〜75:25 EtOAc/ヘキサン)によって、4”−N−[(6−クロ
ロ−3−ピリジル)メチル]スピノシンB0.30g(86%)を白色粉体とし
て得た。実施例C66 − 4”−N−[N’−(2,2−ジメチルエトキシカルボニル )−β−アラニル]スピノシンB
この化合物を、NMM(2x0.12ml,0.22g,2.2mmol)、
Boc−N(H)−β−Ala−CO2H(0.17g,0.90mmol)、
BOP−Cl(0.23g,0.90mmol)、スピノシンB(0.50g,
0.70mmol)、およびCH2Cl2(7ml)から、実施例C77の方法に
したがって調製された。MPLC(Si2O,70:30〜100:0 EtO
Ac/ヘキサン)によって、4”−N−[N’−(2,2−ジメチルエトキシカ
ルボニル)−β−アラニル]スピノシンB0.62g(99%)を白色粉体とし
て得た:MS(m+H+)期待値:889.5。実測値:889.7。分析、C4 8
H76N2O13の計算値:C,64.84;H,8.62;N,3.15。実測値
:C,64.38;H,8.67;N,3.22。実施例C67 − 4”−N−[N’−(フェニルメトキシカルボニル)−L− アラニル]スピノシンB
この化合物を、NMM(2x0.12ml,0.22g,2.2mmol)、
Cbz−N(H)−L−Ala−CO2H(0.21g,0.94mmol)、
BOP−Cl(0.24g,0.94mmol)、スピノシンB(0.50g,
0.70mmol)、およびCH2Cl2(7ml)から、実施例C77の方法に
したがって調製された。MPLC(Si2O,75:25 EtoAC/ヘキサ
ン)によって、4”−N−[N’−(フェニルメトキシカルボニル)−L−アラ
ニル]スピノシンB0.68g(99%)を白色粉体として得た:MS(m+H+
)期待値:923.5。実測値:923.7。実施例C68 − 4”−N−[N’,N’−ジメチルグリシル]スピノシンB
この化合物を、NMM(2x0.12ml,0.22g,2.2mmol)、
N(Me)2−Gly−CO2H(0.09g,0.9mmol)、BOP−Cl(
0.25g,0.98mmol)、スピノシンB(0.50g,0.70mmo
l)、およびCH2Cl2(7ml)から、実施例C77の方法にしたがって調製
された。MPLC(Si2O2,5:95〜8:92 MeOH/CH2Cl2)に
よって、4”−N−[N’,N’−ジメチルグリシル]スピノシンB0.43g
(77%)を白色粉体として得た:MS(m+H+)期待値:803.5。実測
値:803.6。実施例C69 − 4”−N−[N’,N’−(ペント−1,5−ジイル)−β −アラニル]スピノシンB
この化合物を、NMM(2x0.12ml,0.22g,2.2mmol)、
N,N(CH2)5−β−Ala−CO2H(0.14g,0.89mmol)、
BOP−Cl(0.26g,1.0mmol)、スピノシンB(0.50g,0
.70mmol)、およびCH2Cl2(7ml)から、実施例C77の方法にし
たがって調製された。MPLC(Si2O,5:95〜10:90 MeOH/
CH2Cl2)によって、4”−N−[N’,N’−(ペント−1,5−ジイル)
−β−アラニル]スピノシンB0.54g(90%)を白色粉体として得た:M
S(m+H+)期待値:857.6。実測値:857.8。実施例C70 − 4”−N−[N’,N’−ジエチル−β−アラニル]スピノ シンB
この化合物を、NMM(0.24ml,0.22g,2.2mmol&0.1
2ml,0.11g,1.1mmol)、N,N(Et)2−β−Ala−CO2
H・HCl(0.16g,0.88mmol)、BOP−Cl(0.26g,1
.0mmol)、スピノシンB(0.50g,0.70mmol)、およびCH2
Cl2(7ml)から、実施例C77の方法にしたがって調製された。MPLC
(Si2O,5:95〜10:90 MeOH/CH2Cl2)によって、4”−
N−[N',N'−ジエチル−β−アラニル]スピノシンB0.46g(78%)
を白色粉体として得た:MS(m+H+)期待値:845.6。実測値:845
.8。実施例C71 − 4”−N−[N’−(9−フルオレニルメトキシカ ルボニル)−β−アラニル]スピノシンBおよび4”−N−(β−アラニル)ス ピノシンB
この化合物を、NMM(2x0.12ml,0.22g,2.2mmol)、
Fmoc−N(H)−β−Ala−CO2H(0.26g,0.84mmol)
、BOP−Cl(0.23g,0.90mmol)、スピノシンB(0.502
g,0.699mmol)、およびCH2Cl2(7ml)から、実施例C77の
方法にしたがって調製された。MPLC(Si2O,0:100〜20:80
MeOH/CH2Cl2)によって、4”−N−[N’−(9−フルオレニルメト
キシカルボニル)−β−アラニル]スピノシンB0.03g(4%)を白色粉体
として得た:MS(m+H+)期待値:1011.6。実測値: 。
4”−N−(β−アラニル)スピノシンB、0.27g(49%)白色粉体とし
て:MS(m+H+)期待値:789.5。実測値:789.7。反応条件下で
のFmoc基の容易な脱保護が、この生成物の生成を説明できる。実施例C72 − 4”−N−(ジエトキシホスホリル)スピノシンB
CH2Cl2(4ml)中スピノシンB(0.30g,0.42mmol)溶液
に、(EtO)2P(O)Cl(91ml,0.11g,0.63mmol)お
よび(i−Pr)2NEt(0.22ml,0.16g,1.3mmol)を、
連続して添加した。2日後、その混合液を、CH2Cl2およびNaHCO3間に
分配した。有機相を食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、濾過し、そして蒸
発した。MPLC(SiO2,EtOAc)によって、4”−N−(ジエトキシ
ホスホリル)スピノシンB0.27g(75%)を白色粉体として得た。実施例C73 − N−トリフルオロアセチル−N−デメチルスピノシンD
EtOAc中N−デメチルスピノシンD(0.4g,0.54mmol)およ
びトリエチルアミン(0.2ml,1.5mmol)の冷却(0℃)し十分撹拌
した溶液に、無水トリフルオロ酢酸(0.16ml,1.1mmol)を少しず
つ添加した。冷浴を除いて、この溶液を、室温で40分間撹拌し、次いで、氷水
(40ml)に注入した。生成物を、EtOAc(3x15ml)中に抽出し、
有機抽出物を飽和NaHCO3(6ml)、食塩水で洗浄し、そして乾燥した(
MgSO4)。溶媒の蒸発により、清浄なN−トリフルオロアセチル−N−デメ
チルスピノシンD0.4gを無色発泡体として得た:1H NMR(CDCl3)
δ 6.76(s,1H,H−13),5.49(s,1H,H−5),4.
86(d,1H,H−1’),4.66(m,1H,H−21),4.51(d
,1H,H−1”),4.30(m,1H,H−9),3.0および2.88(
s,全3H,N(CH3));MS m/z 189(70),224(100
)。実施例C74 − N−(2,2,2−トリクロロエトキシ)カルボニル−N− デメチルスピノシンA
乾燥ベンゼン(20ml)中スピノシンA(1.5g,2.0mmol)およ
びクロロギ酸2,2,2−トリクロロエチル(0.8ml,5.5mmol)の
十分撹拌した溶液に、無水K2CO3(0.12g,0.87mmol)を添加し
た。得られる混合液を、還流下で48時間加熱し、次いで室温まで冷却し、そし
て、氷水(100ml)に注入した。有機物を、EtOAc(3x40ml)中
に抽出し、抽出物を食塩水(4
0ml)で洗浄し、そして乾燥した(MgSO4)。溶媒の蒸発後、残渣(2.
7g)を、溶出液としてヘキサン/EtOAc2:1を用いるシリカ(170m
l)上でフラッシュクロマトグラフィーを行って、N−(2,2,2−トリクロ
ロエトキシ)カルボニル−N−デメチルスピノシンA(1.3g)を無色発泡体
として得た:1H NMR(CDCl3) δ 6.76(s,1H,H−13)
,4.86(d,1H,H−1’),4.75(m,3H,Cl3CCH2,H−
21),4.48(m,1H,H−1”),4.32(m,1H,H−9);M
S m/z 189(100),302,(28),591(32),893(
77)。実施例C75 − N−(2,2,2−トリクロロエトキシ)カルボニル−N− デメチルスピノシンD
CH2Cl2(2ml)中クロロギ酸2,2,2−トリクロロエチル(0.07
ml,0.51mmol)溶液を、CH2Cl2(4ml)中N−デメチルスピノ
シンD(0.15g,0.20mmol)およびピリジン(0.3ml)の撹拌
溶液に、2〜3分間に滴下した。この溶液を室温で6時間撹拌し、次いで、水(
5ml)で希釈した。有機層を分離し、そして1NHCl(5ml)、飽和Na
HCO3(5ml)および食塩水(5ml)で連続して洗浄し、そして乾燥した
(MgSO4)。濃縮により残渣0.42gを得るが、これをヘキサン/EtO
Ac2:1を用いるシリカ(90ml)上でフラッシュクロマトグラフィーを行
って、N−(2,2,2−トリクロロエトキシ)カルボニル−N−デメチルスピ
ノシンD0.15g(80%)を無色発泡体として得た:1H NMR(CDC
l3) δ 6.76(s,1H,H−13),5.4
8(s,1H,H−5),4.86(d,1H,H−1’),4.76(m,2
H,Cl3CCH2),4.66(m,1H,H−21),4.48(m,1H,
H−1”),4.30(m,1H,H−9),2.87および2.85(s,全
3H,NCH3)。実施例C76 − N−(2,2,2−トリクロロエトキシ)カルボニル−N− デメチル−7−ヒドロキシスピノシンD
CH2Cl2(3ml)中シリカ(0.21g)担持5%SeO2およびter
t−ブチル−ヒドロペルオキシド(90%,0.07ml)の懸濁液を、室温で
15分間撹拌した。この混合液に、CH2Cl2(2ml)中N−トリ−クロロエ
トキシカルボニル−N−デメチルスピノシンD(0.15g,0.16mmol
)溶液を、2〜3分間に滴下した。この混合液を室温で1.5時間撹拌し、次い
で濾過した。回収した固形物を、CH2Cl2(10ml)で洗浄し、そして合わ
せた濾液および洗浄液を、水(5ml)および食塩水(5ml)で洗浄し、そし
て乾燥した(MgSO4)。濃縮により残渣0.11gを得るが、これをCH2C
l2中4%MeOHを用いるシリカでクロマトグラフィーを行って、N−(2,
2,2−トリクロロエトキシ)カルボニル−N−デメチル−7−ヒドロキシスピ
ノシンD63mgを白色発泡体として得た:1H NMR(CDCl3) δ 6
.76(s,1H,H−13),5.58(s,1H,H−5),4.6〜4.
9(m,4H,H−1’,H−21,Cl3CCH2),4.48(m,1H,H
−1”),4.40(m,1H,H−9)。実施例C77 − 4”−N−[N’−(2,2−ジメチルエトキシカルボニル )グリシル]スピノシンB
4−メチルモルホリン(NMM)(0.12ml,0.11g,1.1mmo
l)を、CH2Cl2(7ml)中BOC−N(H)−Gly−CO2H(0.1
6g,0.91mmol)およびBOP−Cl(0.23g,0.90mmol
)の−15℃溶液に添加した。1.5時間後、容量を真空で約半量に減じた。ス
ピノシンB(0.50g,0.70mmol)およびNMM(0.12ml,0
.11g,1.1mmol)を、連続して添加した。この混合液を外界温度まで
20時間かけて暖め;混合液を蒸発した。MPLC(SiO2,50:50〜1
00:0EtOAc/ヘキサン)により、4”−N−[N’−(2,2−ジメチ
ルエトキシカルボニル)グリシル]スピノシンB0.61g(99%)を白色粉
体として得た:MS(m+H+)期待値:875.5。実測値:875.9。実施例C78 − N−クロロアセチルスピノシンB
化合物スピノシンB(104.4mg,0.145mmol)を、塩化メチレ
ン(5ml)に溶解し、そしてN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.1g
,0.8mmol)および塩化クロロアセチル(0.1g,0.9mmol)を
添加し、そして反応液を1時間撹拌した。回収後、残渣をシリカゲルでのクロマ
トグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン、50:50)によって精製して、化合物
N−クロロアセチルスピノシンB(79.1mg,68%)を無色ガラス状物と
して得た:FDMS m/z 794。分析、C42H64NO11Clの計算値:C
,63.50;H,8.12;N,1.76。実測値:C,63.32;H,8
.04;N,1.58。実施例C79 − N−(N’−エチルチオカルバミル)スピノシンB
化合物スピノシンB(97.8mg,0.136mmol)を、トルエン(4
ml)に溶解し、そしてイソチオシアン酸エチル(0.05g,0.6mmol
)を添加し、そして反応液を還流下で2時間加熱した。トルエン溶媒を真空除去
し、残渣をシリカゲルでのクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン勾配、2
0:80〜50:50)によって精製して、化合物N−(N’−エチルチオカル
バミル)スピノシンB(80.6mg,73.4%)を無色ガラス状物として得
た:FDMS m/z 804,805。実施例C80 − 4”−N−[[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ア ミノカルボニル]スピノシンB
Et2O(4ml)中スピノシンB(0.30g,0.42mmol)0℃溶
液に、イソシアン酸4−(トリフルオロメトキシ)フェニル(94ml,0.1
3g,0.63mmol)およびDMF(3ml,3mg,0.04mmol)
を連続して添加した。混合液を15分間放置して外界温度まで加温した。過剰の
イソシアン酸エステルを、MeOH(1ml)の添加により分解し、そして混合
液を蒸発した。MPLC(SiO2,50:50 EtOAc/ヘキサン)によ
り、4”−N−[[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アミノカルボニル
]スピノシンB0.37g(97%)を白色粉体として得た:MS(m+H+)
期待値:921.5。実測値:921.6。実施例C81 − 4”−N−エチルスピノシンB
DMF(1.5ml)中スピノシンB(0.50g,0.70mmol)溶液
に、ヨードエタン(0.11ml,0.21g,1.4mmol)および(i−
Pr)2NEt(0.36ml,0.27g,2.1
mmol)を、連続して添加した。反応の進行を、TLC(SiO2)およびH
PLC(C18)によって追跡した。十分な転化に注目した後(1〜5日)、その
混合液を蒸発した。残渣を、EtOAcおよびNaHCO3間に分配した。有機
層を食塩水で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、濾過し、そして蒸発した。MPL
C(SiO2,50:50 EtOAc/ヘキサン)によって、4”−N−エチ
ルスピノシンB0.55g(89%)を白色粉体として得た:MS(m+H+)
期待値:746.5。実測値:746.7。実施例C82 − (4”S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−メト キシスピノシンA
化合物(4”S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−ヒドロキシスピ
ノシンA(2.21g,3.08mmol)を、CH2Cl2(60ml)中に溶
解する。水(20ml)、10%NaOH水溶液(25ml)および固体K2C
O3(5g)を添加し、続いて硫酸ジメチル(8ml,過剰量)を添加する。反
応混合液を、外界温度、窒素下で激しく48時間撹拌する。水(50ml)およ
びCH2Cl2(50ml)を添加し、層を分離し、有機層を、H2O(2x)で
洗浄し、K2CO3で乾燥し、そして真空濃縮する。残渣を、フラッシュSiO2
カラムクロマトグラフィー(230−400m,250g/酢酸エチル)によっ
て分離する。実施例C83 − 4”−(S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−エ トキシスピノシンA
化合物(4”S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−ヒドロキシスピ
ノシンA(2.21g,3.08mmol)を、CH2Cl2(6
0ml)中に溶解する。水(20ml)、10%NaOH水溶液(25ml)お
よび固体K2CO3(5g)を添加し、続いて硫酸ジエチル(8ml,過剰量)を
添加する。反応混合液を、外界温度、窒素下で激しく48時間撹拌する。水(5
0ml)およびCH2Cl2(50ml)を添加し、層を分離し、有機層を、H2
O(2x)で洗浄し、K2CO3で乾燥し、そして真空濃縮する。残渣を、フラッ
シュSiO2カラムクロマトグラフィー(230−400m,250g/酢酸エ
チル)によって分離する。実施例C84 − 4”−(S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−プ ロポキシスピノシンA
化合物4”−(S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−ヒドロキシス
ピノシンA(1.22g,1.70mmol)を、CH2Cl2(20ml)中に
溶解する。水(10ml)、25%NaOH水溶液(15ml)を添加し、続い
て、K2CO3(2g)、塩化テトラブチルアンモニウム(1.2g)および塩化
ベンジルトリエチルアンモニウム(1.5g)を添加する。化合物1−ヨードプ
ロパン(10ml)を添加し、そして反応混合液を、外界温度、N2下で激しく
48時間撹拌する。ジクロロメタン(20ml)を添加し、そして相を分離する
。有機層を、水(2x)で洗浄し、K2CO3で乾燥し、そして真空濃縮する。残
渣を、フラッシュSiO2カラム(120g/酢酸エチル)において精製する。実施例C85 − 4”−(S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4−クロ ロメチルスピノシンA
化合物4”−(S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−ヒドロキシス
ピノシンA(510mg,0.71mmol)を、CH2Cl2
(5.0ml)中に溶解し、そしてK2CO3(1.10g)を添加する。反応フ
ラスコを水浴(10℃)中に浸漬し、そして15%NaOH水溶液(10ml)
を激しく撹拌しながら添加し、続いて、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム(
1.20g)を添加する。クロロヨードメタン(5.0ml)を添加し、そして
反応混合液を、外界温度、N2下で激しく72時間撹拌する。ジクロロメタン(
100ml)および水(50ml)を添加する。相を分離する。有機層を、水(
2x)で洗浄し、K2CO3で乾燥し、そして真空濃縮する。残渣を、フラッシュ
SiO2カラム(70g/酢酸エチル)において精製する。実施例C86 − 4”−(S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−ト リメチルシロキシスピノシンA
化合物4”−(S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−ヒドロキシス
ピノシンA(510mg,0.71mmol)を、CH2Cl2(10ml)中に
溶解する。ジメチルアミノピリジン(0.80g)を添加する。混合液を、外界
温度、窒素下で撹拌する。トリメチルシリルトリフラート(0.90ml,過剰
量)を、徐々に、注射針を通して導入し、そして撹拌を1時間継続する。酢酸エ
チル(50ml)およびベンゼン(50ml)を添加する。溶液を5%NaHC
O3水溶液(3x)で洗浄する。有機層を、K2CO3で乾燥し、そして真空濃縮
する。残渣を、フラッシュSiO2カラム(100g/酢酸エチル)において精
製する。実施例C87 − (4”S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−アセ トキシスピノシンA
化合物(4”S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−ヒドロ
キシスピノシンA(10mg,0.14mmol)を、塩化メチレン中に溶解し
、そして無水酢酸(0.05g,0.5mmol)およびピリジン(0.1g,
1mmol)を添加し、そして反応液を2時間撹拌する。精製によって、(4”
S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−アセトキシスピノシンAを得る
。実施例C88 − 4”−(S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−ク ロロアセトキシスピノシンA
化合物4”−(S)−4”−デス−(ジメチルアミノ)−4”−ヒドロキシス
ピノシンA(306mg,0.43mmol)を、乾燥ピリジン(5ml)中に
溶解する。クロロ酢酸塩化物(0.50ml)を滴下する。反応混合液を、外界
温度、窒素下で撹拌する。3時間後、トルエン(50ml)および酢酸エチル(
50ml)を添加する。溶液を食塩水、5%NaHCO3(2x)および水で洗
浄する。有機相を、無水Na2SO4で乾燥し、そして真空濃縮する。残渣を、フ
ラッシュSiO2カラム(80g/酢酸エチル)において分離する。実施例C89 − 化合物3”,4”−デヒドロ−4”−デスアミノ−5,6− ジヒドロスピノシンA
5,6−ジヒドロスピノシンA N−オキシド(1.26g,1.68mmo
l)を、乾燥THF(10ml)中に溶解した。溶液を−78℃まで冷却し、そ
してピリジン(5ml)を添加した。撹拌しながら、無水トリフルオロ酢酸(1
.8ml,2.67g,12.7mmol)を添加した。16時間後、Et2O
(120ml)を添加し、混合液を、希食塩水(2x)、次いで、10%KHC
O3水溶液(2x)で抽出し、K2CO3で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣を
、フラッシュSiO2
カラム(Et2O)において分離して、3”,4”−デヒドロ−4”−デスアミ
ノ−5,6−ジヒドロスピノシンA(122mg,10.5%)を、白色固体と
して得た:1H NMR d 6.82(bs,1H),5.61(m,1H)
,5.53(bd,J=10Hz,1H),4.66(q,J=6Hz,1H)
,1,23(d,J=6.3Hz,3H),1.19(d,J=6.6Hz,3H
)、1.15(d,J=7.0Hz,3H)。実施例C90 − 化合物5,6−ジヒドロ−N−ホルミルスピノシンBおよび 化合物4”−デスアミノ−5,6−ジヒドロ−4”−ケトスピノシンC
5,6−ジヒドロスピノシンA(1.43g,1.95mmol)を、塩化メ
チレン(25ml)中に溶解し、そしてピリジン(6.0ml)を添加した。フ
ラスコを+10℃に冷却した。臭素(3.0ml)を、N2下で激しく撹拌しな
がら添加した。30分後、水(2.0ml)を添加し、そして撹拌を1時間継続
した。Et2O(200ml)を添加し、混合液を、水、10%NaHCO3水溶
液、水および10%KHCO3水溶液で連続して抽出し、そして無水K2CO3で
乾燥し、濾過し、そして濃縮した。粗生成物を、二等分した。1部を、フラッシ
ュクロマトグラフィー(SiO2/Et2O)によって精製し、そしてRP(C−
18)HPLC(92:8,MeOH/H2O)を繰り返すことによって分離し
て、a)5,6−ジヒドロ−N−ホルミルスピノシンB(230mg,31%)
を、白色固体として:1H NMR d 7.96(bs)および7.93(b
s,全1H),6.74(bs,1H),2.64(s,3H),1.14(d
,J=5.8Hz,3H),1.05
(d,J=6.9Hz,3H),1,02(d,J=6.3Hz,3H)、およびb
)4”−デスアミノ−5,6−ジヒドロ−4”−ケトスピノシンC(168mg
,約12%)の約50%濃度の画分を得た。上記操作を、より大きいスケールで
5回繰り返して、純粋な4”−デスアミノ−5,6−ジヒドロ−4”−ケトスピ
ノシンC(212mg,3.1%)を白色固体として得た:1H NMR d
6.79(bs,1H)4.90(dd,J=8.2Hz,2.5Hz),3.
95(q,J=6.7Hz);13C NMR d 208.7,203.2,1
72.6,149.6,145.1,100.9,95.4,17.6(CH3
),9.2(CH3)。実施例C91 − 化合物4”−デスアミノ−5,6−ジヒドロ−4”(S)− ヒドロキシスピノシンC
4”−デスアミノ−5,6−ジヒドロ−4”−ケトスピノシンC(192mg
,0.273mmol)を、乾燥Et2O(50ml)に溶解した。溶液を0℃
まで冷却し、そしてリチウムトリ−t−ブトキシアルミノ水素化物(97%,1
45mg,0.55mmol)を少しずつ添加した。撹拌を、同じ温度で15分
間継続した。次いで、反応混合液を、食塩水を用いて注意して反応を止めた。酢
酸エチル(100ml)を添加し、そして混合液を、2NNaOH水溶液(2x
)、次いで、10%KHCO3水溶液で抽出し、K2CO3で乾燥し、そして濃縮
した。粗生成物を、フラッシュSiO2カラム(Et2O)によって精製し、そし
てRP(C−18)HPLC(92:8,MeOH/H2O)によって分離して
、4”−デスアミノ−5,6−ジヒドロ−4”(S)−ヒドロキシスピノシンC
(91mg,47%)を白色固体として得た:1H N
MR d 6.81(bs,1H),4.43(bd,J=7.4Hz,1H)
,3.57(m,1H),1.21(d,J=6.1Hz,6H),1.12(
d,J=6.9Hz,3H)。実施例C92 − 化合物4”−デスアミノ−5,6−ジヒドロ−4”(S)− メトキシスピノシンC
4”−デスアミノ−5,6−ジヒドロ−4”(S)−ヒドロキシスピノシンC
(66mg,0.093mmol)を、塩化メチレン(1.5ml)に溶解した
。ヨードメタン(2.0ml)を添加し、続いて40%NaOH水溶液(3.0
ml)および臭化テトラブチルホスホニウム(320mg)を添加した。反応混
合液を、RT/N2下で激しく撹拌し、そして粉末KOH(0.60g)を添加
した。撹拌を2時間継続した。水(10ml)およびEt2O(100ml)を
添加し、混合液を水、続いて10%KHCO3水溶液(2x)で洗浄した。有機
相を無水K2CO3で乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。残渣を、フラッシュ
SiO2カラム(CH2Cl2−Et2O、8:2)において精製して、4”−デス
アミノ−5,6−ジヒドロ−4”(S)−メトキシスピノシンC(40.0mg
,59%)を白色固体として得た:1H NMR δ 6.82(bs,1H)
,4.43(dd,J=9.4Hz,1.9Hz),3.52(s,3H),3
.46(s,3H),3.45(s,3H),3.32(s,3H),1.25(
d,J=6.3Hz,3H),1.20(d,J=6.1,3H),1.14(
d,J=6.8Hz,3H),0.77(t,J=7.4Hz,3H)。D 式1の化合物の三環部分における13’および14’位の改変 実施例D1 − (14R)−13,14−ジヒドロスピノシンA
無水エタノール(20ml)中スピノシンA(1.0g,1.37mmol)
溶液に、窒素雰囲気下で、水素化ホウ素ナトリウム(520mg,13.7mm
ol)を0.5時間かけて少しずつ添加した。反応混合液を、室温で45分間撹
拌し、次いで、飽和塩化アンモニウム水溶液の添加によって反応を止めた。次い
で、混合液を水で希釈し、そしてジクロロメタンで抽出した。ジクロロメタンを
K2CO3で乾燥し、そして室温で減圧下で蒸発した。その生成物を、クロロホル
ム中5%メタノールで溶出するシリカでのクロマトグラフィーによって精製した
。これでは分離が十分ではないので、生成物の回収後、クロマトグラフィーを繰
り返した。これによって、(14R)−13,14−ジヒドロスピノシンA(5
67.5mg;収量57%)を無色ガラス状物として得た、FDMS,m/e(
相対強度)734(M+,100),733(60)。実施例D2 − (14S)−5,6,13,14−テトラヒドロスピノシンA
反応を、スピノシンA(106.8mg,0.15mmol)を用いて出発す
る実施例D5記載のように行った。これによって、(14R)−5,6,13,
14−テトラヒドロスピノシンA(85.5mg;収量80%)を、無色のやや
粘稠な固体として得た、FDMS,m/e(相対強度)736(M+,100)
。実施例D3 − (14R)−5,6,13,14−テトラヒドロスピノシンA
ベンゼン(9ml)中(14R)−13,14−スピノシンA(210.3m
g,0.29mmol)溶液に、塩化トリス(トリフェニルホスフィン)ロジウ
ム(I)(47.2mg,0.05mmol)を添加
し、そして反応混合液を、1気圧の水素下に置いた。混合液を室温で4日間撹拌
し、次いで、溶媒を室温減圧下で蒸発した。その生成物を、ジクロロメタン中5
%メタノールで溶出するシリカでのクロマトグラフィーによって精製した。生成
物を、さらに、ジクロロメタン中70%酢酸エチルで溶出するシリカでのクロマ
トグラフィーによって精製した。これによって、(14R)−5,6,13,1
4−テトラヒドロスピノシンA(93.3mg;収量44%)を無色ガラス状物
として得た、FDMS,m/e(相対強度)735(M+,100)。実施例D4 − (13R,14S)−13,14−エポキシスピノシンA
メタノール(3ml)中スピノシンA(200.7mg,0.27mmol)
no氷冷溶液に、30%H2O2水溶液(41ml,1.35mmol)、続いて
水酸化ナトリウム(19mg,0.33mmol)を添加した。反応混合液を、
0℃で1分間撹拌し、次いで、室温まで暖めた。室温で3時間撹拌後、混合液を
ジクロロメタンで希釈した。次いで、ジクロロメタンを水、5%チオ硫酸ナトリ
ウム水溶液で洗浄し、K2CO3で乾燥し、そして室温減圧下で蒸発した。これに
よって、(13R,14S)−13,14−エポキシスピノシンA(200.2
mg;収量99%)を無色ガラス状物として得た、FDMS,m/e(相対強度
)747(M+,100)。実施例D5 − (14S)−5,6,13,14−テトラヒドロ−3’−デオ キシスピノシンJ
酢酸エチル(50ml)中3’−エポキシスピノシンJ(108.8mg,0
.16mmol)溶液に、酸化アルミニウム担持5%パラジウ
ム(100mg)を添加した。反応混合液を、水素60psi下に置き、そして
室温で8時間撹拌した。触媒の濾過後、溶媒を室温減圧下で蒸発した。その残渣
を、酢酸エチル中2.5%エタノールで溶出するシリカでのクロマトグラフィー
によって精製した。これによって、(14S)−5,6,13,14−テトラヒ
ドロ−3’−デオキシスピノシンJ(50.5mg;収量45%)を白色固体と
して得た、FDMS,m/e(相対強度)707(65),706(MH+,1
00)。実施例D6 − (14
S)−13,14−ジヒドロスピノシンA
化合物スピノシンA(454mg,0.620mmol)を、Et2O(50
ml)中に溶解した。この溶液に、窒素下室温で激しく撹拌しながら、水素化ト
リ−t−ブトキシアルミノリチウム(475mg,97%,1.81mmol)
を添加した。撹拌を18時間継続した。次いで、反応混合液をEtOAc(70
ml)およびトルエン(50ml)で希釈し、そして食塩水で注意して反応を止
めた。得られる反応混合液を、食塩水(2x)、次いで、5%NaHCO3水溶
液(2x)で洗浄した。有機層を、無水K2CO3で乾燥し、そして真空濃縮した
。その残渣を、フラッシュSiO2カラム(30g;EtOAc中0.05%ピ
リジン)において精製して、化合物(14S)−13,14−ジヒドロスピノシ
ンA(421mg,92%)を針状体(Et2O−ヘキサン)として得た、m.
p.150−152℃;[α]589=−77.4°(CHCl3);1H NMR
(CDCl3,300MHz) d 3.56(1H,m),3.00(1H,
dd;9.0,9.0Hz),2.32(1H,m),2.14(6H,2xC
H3,s)ppm;HRFAB MS(MH+)C41H68NO10の計算値:m/z
734.4
843;実測値:m/z 734.4853;分析、C41H67NO10の計算値:
C67.09,H9.20,N1.91;実測値:C67.30,H9.39,
N1.95。実施例D7 − 13−(N−ヒドロキシ)アミノ−13,14−エンスピノシ ンA
化合物スピノシンA(3.45g,4.71mmol)を、EtOH(80m
l)中に溶解した。10%NaOH水溶液(15ml)を添加し、直後に、ヒド
ロキシルアミン塩酸塩(2.0g,過剰量)を添加した。反応混合液を45分間
撹拌した。EtOAc(50ml)およびトルエン(100ml)を添加した。
その溶液を食塩水、次いで、5%NaHCO3水溶液(3x)で抽出した。有機
層を、K2CO3で乾燥し、そして真空濃縮した。その残渣を、真空で十分乾燥し
、そしてCH2Cl2(50ml)に溶解した。トリエチルアミン(5ml)、続
いて塩化メタンスルホニル(2.5ml)を添加した。30分間撹拌後、トルエ
ン(70ml)およびEtOAc(50ml)を添加した。その溶液を5%Na
HCO3(3x)で洗浄した。有機層を、K2CO3で乾燥し、そして真空濃縮し
た。その残渣を、乾燥トルエン(30ml)に溶解した。DBU(4.0ml)
を添加し、そして反応混合液を、還流下(窒素下)で30分間過熱した。溶液を
冷却し、トルエン(50ml)を添加し、そして水(4x)で抽出した。有機層
をK2CO3で乾燥し、そして真空濃縮した。その残渣を、フラッシュカラムクロ
マトグラフィー(SiO2/EtOAc)によって、次いで、調製用HPLC(
C−18被覆シリカ,移動相としてメタノール中水10%)によって分離して、
化合物13−(N−ヒドロキシ)アミノ−13,14−エンスピノシン
A(1.45g,40%)を得た、IR v 1722.1618,1120c
m-1;CI MS m/z 763(M+1);1H−NMR(CDCl3,30
0MHz) d 3.55(1H,m),2.60(dd;9.0,9.0Hz
),2.36(1H,bd:5.0Hz),2.13(6H,2xCH3,s)
ppm;13C−NMR(CDCl3,300MHz) d 200.7(共役C
=O),166.5(第4級C),107.8(第4級C)ppm。実施例D8 − (13R)−13−シアノ−14,15(E)−エン−15− O−トリメチルシリルスピノシンA
化合物スピノシンA(5.68g,7.76mmol)を、DMSO(40m
l)中に溶解した。溶液を、RT(水浴)、窒素下で撹拌した。シアン化トリメ
チルシリル(3.0ml)を添加した。撹拌しつつ5分後、LiCN(1.1g
,過剰量)を少しずつ添加した。撹拌を30分間継続した。EtOAc(50m
l)およびPhH(100ml)を添加した。溶液を10%K2CO3水溶液(3
x)で抽出した。有機層を、無水K2CO3で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣
を、フラッシュSiO2カラム(220g/EtOAc)において精製した。純
粋な画分を蒸発して、化合物(13R)−13−シアノ−14,15(E)−エ
ン−15−O−トリメチルシリルスピノシンA(5.33g,82%)を得た;1
H−NMR(CDCl3,300MHz) d 5.73(2H,m),4.7
4(2H,m),4.22(2H,m),3.53(1H,m),3.14(1
H,bs),2.13(6H,2xCH3,s),0.09(9H,3xCH3,
s);分析、C45H74N2O10Siの計算値:C65.03,H8.97,N3
.37;実測値:C64.88,
H8.95,N3.68。実施例D9 − (13R,14R)−13−シアノ−17−デオキシ−13, 14−ジヒドロ−16,17(E)−エンスピノシンA X509471および (13R,14R)−13−シアノ−13,14−ジヒドロスピノシンA X5 09488
化合物(13R)−13−シアノ−14,15(E)−エン−15−O−トリ
メチルシリルスピノシンH(557mg,0.67mmol)を,CH2Cl2(
30ml)に溶解した。水(50ml)およびKHF2(5.0g)を、続いて
塩化テトラブチルアンモニウム(1.36g)を添加した。反応混合液をRT窒
素下で1時間撹拌した。塩化メチレン(70ml)および水(50ml)を添加
した。相を分離し、そして有機相を水(2x)で洗浄し、K2CO3で乾燥し、そ
して真空濃縮した。残渣を、フラッシュSiO2カラム(230−400m,1
00g/EtOAc)において分離して、化合物a)(13R,14R)−13
−シアノ−17−デオキシ−13,14−ジヒドロ−16,17(E)−エンス
ピノシンA(132mg,33%);1H−NMR(CDCl3,300MHz)
d 6.80(1H,dd:10.2,4.4Hz),4.30(3H,m)
,3.00(1H,dd:9.2,9.3Hz),1.69(3H,CH3,s
);分析、C34H49NO8の計算値:C68.09,H8.23,N2.33;
実測値:C67.87,H8.42,N2.48および化合物b)(13R,1
4R)−13−シアノ−13,14−ジヒドロスピノシンA(290mg,57
%):1H−NMR(CDCl3,300MHz) d 4.26(4H,m),
2.96(1H,dd:9.3,9.1Hz),2.06(6H,2xCH3,
s),
0.88(3H,d:6.4Hz);分析、C42H66N2O10計算値:C66.
46,H8.76,N3.69;実測値:C66.62,H8.39,N3.6
4。実施例D10 − (13R)−13−シアノ−14,15(E)−エン−2’ −O−トリフルオロメタンスルホニル−15−O−トリメチルシリルスピノシン H X507995
化合物2’−O−トリフルオロメタンスルホニルスピノシンH(663mg,
0.78mmol)を、乾燥DMSO(7ml)中に溶解した。溶液を、RT窒
素下で撹拌し、そしてシアン化トリメチルシリル(1.0ml、過剰量)を添加
した。この時点で反応混合液を外界温度まで冷却することが必要であった。撹拌
しつつ5分後、シアン化リチウム無水粉末(310mg,9.4mmol)を少
しずつ添加した。激しい撹拌をさらに30分間継続した。EtOAc(50ml
)およびPhH(100ml)を添加した。溶液を、食塩水10%、希釈食塩水
および5%NaHCO3水溶液(2x)で連続して抽出した。有機層を、K2CO3
で乾燥し、そして真空濃縮した。残渣を、フラッシュSiO2カラム(100g
/EtOAc)において精製して、化合物(13R)−13−シアノ−14,1
5(E)−エン−2’−O−トリフルオロメタンスルホニル−15−O−トリメ
チルシリルスピノシンH(507mg,69%)を得た;IR v 2238,
1764,1670,1206,1149,1066cm-1;1H−NMR(C
DCl3,300MHz) d 5.76(2H,m),4.80(3H,m)
,4.24(2H,m),3.19(1H,bs),2.18(6H,2xCH3
,s),0.14(9H,3xCH3,s)。実施例D11 − (13R,14R)−13,14−ジヒドロ−13−(ヒド ロキシ)アミノスピノシンA
化合物スピノシンA(1.0g,1.3mmol)を、メタノール10ml中
に溶解し、そしてヒドロキシルアミン塩酸塩(0.23g,3.3mmol)を
添加した。この溶液に水酸化カリウム(0.15g,2.6mmol)を添加し
、そして反応液をRTで撹拌した。数分間内に無色溶液は、白色結晶を生じて濁
った。反応液を一夜RTで撹拌した。18時間RTで撹拌後、白色懸濁液を、飽
和重炭酸ナトリウム水溶液30mlおよびエーテル30mlを含有する分液ロー
トに注入した。層を分離し、そして水層をエーテル2x50mlで抽出した。エ
ーテル抽出液を合体し、食塩水30mlで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、そして真空濃縮した。これによって、化合物(13R,14R)−13,1
4−ジヒドロ−13−(ヒドロキシ)アミノスピノシンA(0.92g,88%
)を白色固体として得た;分析、C41H68N2O11の計算値:C64.37,H
8.96,N3.66;実測値:C64.12,H8.84,N3.50;MS
m/z (FD) 764(M+);IR v 3445,3263,293
6,2972,1722;1H−NMR(CDCl3,300MHz) d 5.
81(1H,d),5.75(1H,dd),4.81(1H,s),3.22
(1H,d),3.06(1H,t)。実施例D12 − (13R,14R)−13,14−ジヒドロ−13−(N− メチル−N−ヒドロキシ)アミノスピノシンA
化合物スピノシンA(1.01g,1.36mmol)を、メタノール5ml
中に溶解し、そしてN−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1
95mg,2.34mmol)を添加した。この溶液に水酸化カリウム(148
mg,2.63mmol)を添加し、次いで、反応液をRTで撹拌した。1分後
、反応液は濁った。反応液をRTで18時間撹拌し、そして飽和重炭酸ナトリウ
ム水溶液30mlおよび塩化メチレン30mlを含有する分液ロートに内容物を
注入した。層を分離し、そして水層を塩化メチレン2x25mlで抽出した。塩
化メチレン抽出液を合体し、食塩水30mlで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、そして真空濃縮した。これによって、化合物(13R,14R)−13
,14−ジヒドロ−13−(N−メチル−N−ヒドロキシ)アミノスピノシンA
(0.89g,83%)を白色固体として得た;分析、C42H70N2O11の計算
値:C64.76,H9.06,N3.60;実測値:C64.88,H9.0
3,N3.78;MS m/z (FD) 779(M+1)。実施例D13 − (13R,14R)−13,14−ジヒドロ−13−(ヒド ロキシ)アミノスピノシンA 17−Psa
スピノシンA 17−Psa(207mg,0.35mmol)、ヒドロキシ
ルアミン塩酸塩(96.0mg,1.38mmol)、,水酸化カリウム(74
.6mg,1.32mmol)およびメタノール5mlを用いて、実施例D11
に記載の方法が使用された。これによって、化合物(13R,14R)−13,
14−ジヒドロ−13−(ヒドロキシ)アミノスピノシンA 17−Psa(1
15mg,53%)を得た;分析、C33H53NO10の計算値:C63.54,H
8.56,N2.25;実測値:C62.66,H9.76,N2.11;MS
m/z (CI) 624(M+1);1H−NMR(CDCl3,300MH
z) d 5.90(1H,d),5.77(1H,dd),4.85(1H,
s),4.83(1H,m),4.34(1H,m),3.80(1H,m),
3.30(1H,d)。実施例D14 − (13R,14R)−13,14−ジヒドロ−13−(N− ベンジリデニル−N−オキソ)アミノスピノシンA
化合物(13R,14R)−13,14−ジヒドロ−13−(ヒドロキシ)ア
ミノスピノシンA(139mg,0.181mmol)を、トルエン5mlに溶
解し、そしてベンズアルデヒド(44mg,0.41mmol)を添加した。反
応液を1時間還流下で加熱し、そして真空濃縮した。残渣を、中間圧のSiO2
カラム(CH2Cl2:CH3OH,97:03(v/v)100g/EtOAc
)によって精製して、化合物(13R,14R)−13,14−ジヒドロ−13
−(N−ベンジリデニル−N−オキソ)アミノスピノシンA(84mg,54%
)を得た;分析、C48H72N2O11の計算値:C67.58,H8.51,N3
.28;実測値:C67.31,H8.43,N3.11;1H−NMR(CD
Cl3,300MHz) d 8.26(2H,m),7.44(3H,t),
5.90(1H,d),5.76(1H,dt),4.84(1H,s)。実施例D15 − (13R,14R)−13,14−ジヒドロ−13−(N− メチル−N−ヒドロキシ)アミノスピノシンD
化合物スピノシンD(0.53g,0.71mmol)を、メタノール10m
l中に懸濁し、そしてN−メチルヒドロキシルアミン(103mg,1.24m
mol)を添加した。この懸濁液に、水酸化カリウム(103mg,1.83m
mol)を添加し、そして反応液をRTで撹
拌した。1分間撹拌後、反応液は肉眼的により濁った。反応液をRTで48時間
撹拌した。塩化メチレン25mlおよび飽和重炭酸ナトリウム水溶液30mlを
含有する分液ロートに反応液を注入した。相を分離し、そして水層を塩化メチレ
ン2x25mlで抽出した。塩化メチレン抽出液を合体し、食塩水30mlで洗
浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして真空濃縮した。残渣を、HPLC(C
18,CH3OH:H2O、95:5(v/v))によって精製した。これによっ
て、化合物(13R,14R)−13,14−ジヒドロ−13−(N−メチル−
N−ヒドロキシ)アミノスピノシンD(180mg,32%)を得た。注意:ク
ロマトグラフィー精製中に、化合物(13R,14R)−13,14−ジヒドロ
−13−(N−メチル−N−ヒドロキシ)アミノスピノシンDは、部分分解して
化合物スピノシンDに戻った。分析、C43H72N2O11の計算値:C65.12
,H9.15,N3.53;実測値:C64.96,H8.97,N3.32;1
H NMR(CDCl3,300mz) d 5.43(1H,bs),4.8
6(1H,s),4.80(1H,m),4.42(1H,m),4.28(1
H,m),3.68(1H,m)。実施例D16 − (14S)−13,14−ジヒドロスピノシンA 17−P sa
化合物(14S)−13,14−ジヒドロスピノシンA(380mg,0.5
18mmol)を、水10mlに懸濁し、そして1NH2SO42mlを添加した
。酸の添加において、反応液中には何の変化も観察されなかった。反応液を95
〜100℃に加熱したが、その間に溶解した固形物は無色の溶液を生じた。1時
間加熱後、白色沈殿を生じ、そして反
応液をRTまで冷却した。固形物を真空濾過により回収し、冷水3x10mlで
洗浄し、風乾した。これによって、化合物(14S)−13,14−ジヒドロス
ピノシンA 17−Psa(284mg,93%)を得た。分析、C33H52O9
の計算値:C66.86,H8.84;実測値:C66.29,H9.19;1
H−NMR(CDCl3,300Mz) d 5.90(1H,d),5.79
(1H,dt),5.85(1H,s),4.76(1H,m),4.32(1
H,q),3.82(1H,m)。実施例D17 − (14R)−13,14−ジヒドロスピノシンA 17−P sa
化合物(14R)−13,14−ジヒドロスピノシンA(397mg,0.5
41mmol)を、水10mlに懸濁し、そして1NH2SO42mlを添加した
。酸の添加において、固形物は溶解し、無色の溶液を生じた。この反応液を95
〜100℃に加熱した。20分間加熱後、白色沈殿を形成し始めたが、1時間後
には再溶解した。反応液をRTまで冷却すると、ガラス状固形物を生成した。ガ
ラス状固形物を、エーテル2x25mlで抽出し、食塩水20mlで洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥し、そして真空濃縮した。これによって、化合物(14R
)−13,14−ジヒドロスピノシンA 17−Psa(226mg,71%)
を得た。分析、C33H52O9の計算値:C66.86,H8.84;実測値:C
66.84,H8.90;1H−NMR(CDCl3,300Mz) d 5.8
8(1H,d),5.67(1H,dt),4.85(1H,s),4.83(
1H,m),4.34(1H,q),4.01(1H,m)。実施例D18 − (13R,14S)−13,14−ジヒドロ−13−メチル スピノシンA
ヨウ化第1銅(1.34g,7.0mmol)を、窒素雰囲気下で無水エーテ
ル20mlに懸濁した。反応液を氷浴中で0℃まで冷却し、そしてエーテル中メ
チルリチウム1.4M溶液(9.0ml,12.6mmol)を、3分かけて徐
々に添加した。0℃で20分間撹拌して淡黄色溶液を得た。エーテル5ml中化
合物スピノシンA(2.04g,2.80mmol)を、10分間かけてその反
応液に徐々に添加した。明黄色を呈したが、その色を徐々に失い、そして沈殿を
生じた。30分後、その反応液を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液25mlおよび
エーテル25mlを含有する分液ロートに注入した。相を分離し、そして水層を
エーテル2x50mlで抽出した。エーテルを濾過して、懸濁する固形物を除去
し、食塩水25mlで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、そして真空濃縮した
。残渣を、HPLC(C18,CH3OH:H2O、95:5(v/v))によっ
て精製して、化合物(13R,14S)−13,14−ジヒドロ−13−メチル
スピノシンA(0.56g,27%)を得た。分析、C42H69NO10の計算値:
C67.44,H9.30,N1.87;実測値:C67.47,H9.20,
N1.93。MS m/z(CI)748(M+1);1H−NMR(CDCl3
,300Mz) d 5.85(1H,d),5.80(1H,dt),4.8
5(1H,s),4.78(1H,m),4.42(1H,d),4.43(1
H,q),3.66(1H,m)。実施例D19 − (13R,14S)−13,14−ジヒドロ−13−n−ブ チルスピノシンA
ヨウ化第1銅(1.0g,5.2mmol)を、窒素雰囲気下で無水エーテル
20mlに懸濁した。懸濁液を0℃まで冷却し、そしてヘキサン中n−ブチルリ
チウム1.6M溶液(7.0ml,11mmol)を、5分かけて徐々に添加し
た。これを、0℃で30分間撹拌して暗褐色溶液を得た。エーテル5ml中化合
物スピノシンA(2.13g,2.9mmol)を、5分間かけてこの反応液に
徐々に添加した。15分間撹拌後、その反応液を、50%濃水酸化アンモニウム
水溶液50mlを含有する分液ロートに注入し、そしてエーテル3x30mld
e抽出した。エーテル抽出液を合体し、濃水酸化アンモニウム水溶液50mlお
よび飽和重炭酸ナトリウム水溶液30mlで洗浄した。エーテル溶液を、硫酸マ
グネシウムで乾燥し、そして真空濃縮した。残渣を、HPLC(C18,CH3
OH:H2O、95:5(v/v))によって精製した。これによって、化合物
(13R,14S)−13,14−ジヒドロ−13−n−ブチルスピノシンA(
0.53g,23%)を得た。分析、C45H75NO10の計算値:C68.41,
H9.57,N1.77;実測値:C68.07,H9.51,N1.82。M
S m/z(DCI)790(M+1);1H−NMR(CDCl3,300Mz
) d 5.85(1H,d),5.80(1H,dt),4.85(1H,s
),4.79(1H,m),4.43(1H,d),4.29(1H,q),3
.67(1H,m)。実施例D20 − (14S,15S)−13,14−ジヒドロ−15−ヒドロ キシスピノシンA
スピノシンA(600mg,0.820mmol)を、乾燥Et2O(100
ml)中に溶解した。水素化トリ−t−ブトキシアルミニウム
リチウム(296mg,97%,1.13mmol)を添加した。N2下で5分
間撹拌後、反応混合液を、−78℃まで冷却し、そしてLiAlH4(29mg
,0.763mmol)を少しずつ添加した。−78℃/N2で撹拌を25分間
継続した。次いで、冷浴を0℃に変え、そして撹拌を2時間継続した。次いで、
食塩水(10ml)を徐々に導入し、そしてEt2O(70ml)を添加した。
抽出後、相を分離した。有機層を食塩水(3x)で洗浄し、K2CO3で乾燥し、
濾過し、そして真空濃縮した。その残渣を、フラッシュSiO2カラム(20g
/EtOAc)において精製し、次いで、クロマトトロン分離(1.0mm,1
0%EtOH/EtOAc)にかけた。これらの操作により、化合物(14S、
15S)−13,14−ジヒドロ−15−ヒドロキシスピノシンA(78mg,
13%)を得た:1H NMR(CDCl3,300MHz) d 4.80(1
H,d:1.2Hz),4.37(2H,m),4.25(2H,m),3.6
2(1H,m),3.51(3H,CH3,s),3.45(6H,2xCH3,
bs),および2.19(6H,2xCH3,s)ppm。実施例D21 − (14S,15S,17S,21S)−1,21−デオキシ −13,14−ジヒドロ−1,21−セコ−1,15,21−トリ−ヒドロキシ スピノシンAおよび[(15S)−ヒドロキシスピノシンA
スピノシンA(446mg,0.610mmol)を、乾燥Et2O(60m
l)中に溶解した。水素化トリ−t−ブトキシアルミニウムリチウム(148m
g,0.583mmol)を,室温N2下で撹拌しながら添加した。10分後、
LiAlH4(19mg,0.50mmol)
を添加し、そしてRT/N2での撹拌を50分間継続した。混合液を、0℃に冷
却し、そして食塩水を滴下して残留水素化物を消去した。Et2O(70ml)
を添加し、抽出後、相を分離し、有機層を食塩水(3x)で洗浄し、K2CO3で
乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。その残渣を、フラッシュSiO2カラム
(25g/EtOAc中5%EtOH)において分離して、化合物a)[(14
S,15S,17S,21S)−1,21−デオキシ−13,14−ジヒドロ−
1,21−セコ−1,15,21−トリ−ヒドロキシスピノシンA(71mg,
15%):1H NMR(CDCl3,300MHz) d 4.86(1H,d
:1.2Hz),4.48(1H,bd:7.5Hz),4.30(2H,m)
,3.84(1H,m),3.45(3H,CH3,s),3.46(3H,C
H3,s),3.52(3H,CH3,s)および2.21(6H,2xCH3,
s)ppm、および(b)生成物の混合物(313mg)を得たが、これをさら
に、クロマトトロン回転プレート(1.0mm,10%EtOH/EtOAc)
において繰り返し分離した。これらの分離により、化合物b)[(15S)−ヒ
ドロキシスピノシンA(79mg,17%)を得た:13C−NMR(CDCl3
,75MHz,ダウンフィールド・リージョン) d 172.22,144.
73,130.94,129.73,128.70,103.37,95.47
,84.49,82.25,81.01,79.03および77.70ppm。実施例D22 − (14R)−13,14−ジヒドロ−15−ヒドロキシスピ ノシンA
化合物スピノシンA(2.17g,2.96mmol)を、エタノー
ル(75ml)中に溶解した。水素化ホウ素ナトリウム(1.1g,29mmo
l)を5分かけて注意して添加した。反応を3時間撹拌し、そして1NHCl(
15ml)により注意して反応を止めた。回収後、粗物質(1.68g)を、シ
リカゲルでのクロマトグラフィー(塩化メチレン/メタノール、95:5)によ
って精製して、(14R)−13,14−ジヒドロスピノシンA(635mg,
29.2%)および(14R)−13,14−ジヒドロ−15−ヒドロキシスピ
ノシンA(317mg,14.6%)を白色固体として得た。化合物(14R)
13,14−ジヒドロ−15−ヒドロキシスピノシンA:13C−NMR d 1
74.75,131.52,128.50,104.16,95.34,83.
28,82.26,80.99,77.74,76.15,76.15,73.
66,70.29,67.80,64.82,60.83,58.94,57.
66,44.90,44.54,44.54,44.26,42.93,40.
65,40.38,39.89,37.74,36.84,34.91,34.
41,33.84,31.65,31.17,28.07,19.06,19.
06,18.36,17.75,9.51,8.77;部分1H NMR d
7.31(s,1H),5.75(dd,1H),5.67(dt,1H),4
.81(s,1H),4.80(m,1H),4.40−4.25(m,2H)
,3.95(m,1H)。実施例D23 − (13R,14S,15R/S)−15−ヒドロキシ−13 ,14−エポキシスピノシンA
化合物(13R,14S)−13,14−エポキシスピノシンA(0.53g
,0.71mmol)を、エタノール(10ml)中に溶解し、
そして水素化ホウ素ナトリウム(36mg,0.96mmol)を添加し、そし
て反応液を3時間撹拌した。さらに水素化ホウ素ナトリウム(100mg,2.
64mmol)を添加し、そして反応液を72時間撹拌した。その反応液を、ア
セトン(5ml)、続いて1NHCl(1ml)により反応を止め、そして回収
によって、残渣を得たが、それを逆相HPLC(メタノール/0.1%水酸化ア
ンモニウム水溶液90:10)によって精製した。これによって、化合物(13
R,14S,15S)−15−ヒドロキシ−13,14−エポキシスピノシンA
(78.9mg,14.8%):部分1H NMR d 5.8(d,1H),
5.60(dt,1H),4.80(s,1H),4.43(d,1H),4.
30(q,1H),4.09(d,1H),4.01(m,1H),3.78(
m,1H);および(13R,14S,15R)−15−ヒドロキシ−13,1
4−エポキシスピノシンA(70mg,13%)を得た:MS m/z 750
.6。実施例D24 − (14S)−13,14−ジヒドロスピノシンD
化合物スピノシンD(1.00g,1.34mmol)を、窒素下で無水テト
ラヒドロフラン(25ml)中に溶解し、そして水素化トリ−t−ブトキシアル
ミニウムリチウム(1.01g,3.97mmol)を添加し、そして反応液を
24時間撹拌した。反応液を、酢酸エチル(40ml)および食塩水(10ml
)によって反応を止め、相を分離した。水相を、酢酸エチル(25ml)で抽出
し、そして濾紙を通して濾過後、相を分離した。酢酸エチル抽出液を合わせ、そ
して食塩水(35ml)で洗浄し、無水炭酸カリウムで乾燥し、そして真空濃縮
した。その残渣を、逆相HPLC(メタノール/0.1%水酸化アンモニウム水
溶液、
95:5)によって精製して、化合物(14S)−13,14−ジヒドロスピノ
シンD(189mg,18.9%)を白色固体として得た:MS m/z 74
8.7。分析、C42H69NO10の計算値:C67.44,H9.30,N1.8
7;実測値:C67.21,H9.20,N1.69。実施例D25 − 1,21−デオキシ−1,21−セコ−1,15
,21−ト リヒドロキシスピノシンA、(15R/S)−15−ヒドロキシスピノシンA、 (14R,16,17Z)−17−デオキシ−16,17−デヒドロ−13,1 4−ジヒドロースピノシンA 17−Psa、および(14R)−13,14− ジヒドロスピノシンA
化合物スピノシンA(5.12g,7.00mmol)を、無水エーテル(7
5ml)中に溶解し、0℃に冷却した。水素化アルミニウムリチウム溶液(エチ
レングリコールジメチルエーテル中0.5M,15.0mg,7.5mmol)
を添加し,そして反応液を、直ちに、水(0.30ml)続いて15%水酸化ナ
トリウム水溶液(30ml)、および水(1.0ml)を添加して反応を止めた
。懸濁している固形物を濾別し、そして濾液を真空でロータリーエバポレーター
にかけて、白色固体(4.62g)を得た。粗生成物を、逆相HPLC(メタノ
ール/0.1%水酸化アンモニウム水溶液、90:10)によって精製して、化
合物1,21−デオキシ−1,21−セコ−1,15,21−トリヒドロキシス
ピノシンA(792mg,15.4%):部分1H NMR δ 5.88−5
.72(m,2H),4.82(s,1H),4.40(d,1H),4.35
−4.23(m,2H),4.13(m,1H),3.85−3.67(m,3H
);MS m/z 738.7(M+1),
および(15R/S)−15−ヒドロキシスピノシンA(1.13g,22.1
%):(第1の異性体)部分1H NMR d 5.89(dd,1H),5.
78−5.72(m,2H),4.81(S,1H),4.44−4.31(m,
2H),4.26(q,1H),4.04(t,1H),3.83(m,1H)
;13C−NMR δ 173.53,145.22,132.34,130.1
4,128.29,103.01,95.46,82.26,81.03,77
.72,76.24,73.76,67.89,64.78,60.89,58
.97,57.66,47.65,46.91,46.90,41.39,40
.64,39.62,37.39,36.39,31.20,30.73,28
.37,27.21,20.68,19.00,18.33,17.75,10
.15,9.80;MS m/z 734.7(M+1)。分析、C41H67NO10
の計算値:C67.09,H9.20,N1.91;実測値:C66.96,
H9.14,N1.94、(第2の異性体)部分1H NMR δ 5.89(
d,1H),5.85−5.74(m,2H),4.84(s,1H),4.4
6−4.35(m,2H),4.33−4.25(m,2H),3.67(m,
1H);13C−NMR δ 172.24,144.75,130.96,12
9.77,128.69,103.80,95.40,84.50,82.27
,81.03,79.35,76.71,76.20,73.80,67.83
,64.65,60.87,58.95,57.66,48.00,47.78
,46.54,44.71,41.27,40.63,37.44,36.94
,36.36,32.02,31.36,29.65,27.10,19.54
,19.05,18.34,17.73,10.15,
7.40,;MS m/z 734.7(m+1)。分析、C41H67NO10の計
算値:C67.09,H9.20,N1.91;実測値:C66.65,H9.
16,N1.85、および(14R,16,17Z)−17−デオキシ−16,
17−デヒドロ−13,14−ジヒドロ−スピノシンA 17−Psa(54m
g,1.0%):部分1H NMR δ 6.78(dd,1H),5.86(
d,1H),5.66(dt,1H),4.83(s,1H),4.55(m,
1H),4.30(q,1H),3.91(m,1H);MS(EI)m/z
574、および(14R)−13,14−ジヒドロスピノシンA(901,17
.6%)。実施例D26 − (15R,14S)−15−デオキシ−15−ヒドロキシ− 5,6,13,14−テトラヒドロスピノシンAおよび化合物(1R/S,14 S,15R,21S)−15−デオキシ−1,15−オキサ−1,21−セコ− 5,6,13,14−テトラヒドロスピノシンA 1−ヘミアセタール
(14S)−5,6,13,14−テトラヒドロスピノシンA(2.60g,
3.53mmol)を、乾燥Et2O(90ml)中に溶解した。溶液を窒素下
で0℃に冷却し、そしてLiAlH4(95%粉末、268mg,6.8mmo
l)を添加した。混合液を、0℃で10分間撹拌し、次いで、10%NH4OH
水溶液(10ml)中飽和NH4Cl溶液で注意して止めた。通常の回収および
シリカゲルでのクロマトグラフィー(酢酸エチル、次いでEtOAc中15%E
tOH)によって、a)(15R,14S)−15−デオキシ−15−ヒドロキ
シ−5,6,13,14−テトラヒドロスピノシンA(1.261g,48%)
を白
色固体として:1H NMR δ 4.71(d、J=1.2、1H),4.4
7(d,J=7.5,1H),4.17(m,1H),4.08(m,2H),
3.43(s,3H),3.37(s,6H),0.72(d,J=6.8,3
H).分析、C41H71NO10の計算値:C66.73,H9.70,N1.90
;実測値:C66.44,H9.71,N1.82、およびb)2.21(6H
,2xCH3,s)ppm、および(b)(1R/S,14S,15R,21S
)−15−デオキシ−1,15−オキサ−1,21−セコ−5,6,13,14
−テトラヒドロスピノシンA 1−ヘミアセタール(0.561g,21%)を
白色固体として得た:。ESI MS m/z 740(M+1)。実施例D27 − (14S)−15−デオキシ−15,16(E)−エン−5 ,6,13,14−テトラヒドロスピノシンA,(14S,15R/S)−15 −デオキシ−15−フルオロ−5,6,13,14−テトラヒドロスピノシンA 、および(14S)−15−デオキシ−15,16(E)−エン−5,6,13 ,14−テトラヒドロスピノシンA
(15R,14S)−15−デオキシ−15−ヒドロキシ−5,6,13,1
4−テトラヒドロスピノシンA(0.484g,0.65mmol)を、乾燥塩
化メチレン(4ml)中に溶解した。溶液を窒素下で0℃に冷却し、そして三フ
ッ化モルホリノ硫黄(0.50ml,4.1mmol)を徐々に添加した。冷浴
を除去し、そして撹拌を室温で4時間継続した。通常の回収およびシリカゲルで
のクロマトグラフィー(酢酸エチル)によって生成物の混合物を得たが、それを
HPLC(90:10,MeOH/H2O)によってさらに分離した。これによ
って、a)(14S)−15−デオキシ−15,16(E)−エン−5,6,1
3,
14−テトラヒドロスピノシンA(48mg,10%)を白色固体として:1H
NMR δ 5.28(d、J=9.9,1H),4.83(s,1H),4
.72(m,1H),4.21(m,4H),3.52(s,3H),3.47
(s,3H),3.46(s,3H),1.41(s,3H);b)(14S,
15R/S)−15−デオキシ−15−フルオロ−5,6,13,14−テトラ
ヒドロスピノシンA(60ん、12%)を白色固体として:1H NMR δ
4.96(d、J=46.8,0.4H),4.19(dd,J1=66,J2=
9,0.6H),4.83(d、J=1.2,0.6H),4.81(d、J=
1.2,0.4H),3.53(s,3H),3.46(s,6H);およびc
)(14S)−15−デオキシ−15,16(E)−エン−5,6,13,14
−テトラヒドロスピノシンA(152mg,32%)を白色固体として:1H
NMR δ 5.24(d、J=10.8,1H),4.80(d,J=1.2
,1H),4.79(m,1H),4.34(d,J=7.4,1H),4.2
0(m,3H),3.51(s,3H),3.45(s,6H),1.66(s
,3H).実施例D28 − 13,14−a−メタノ−スピノシンA
水素化ナトリウム(油中60%分散液、52mg,1.3mmol)を、乾燥
フラスコ中に秤取し、そして乾燥窒素雰囲気下に置いた。分散液をペンタン(2
ml)と簡単に撹拌し、そしてペンタンをピペットで除去した。残ったペンタン
を窒素通気下で蒸発させた。乾燥NaHを、DMSO(4ml)中に懸濁し、得
られるスラリーを15℃に冷却し、そしてヨウ化トリメチルスルホキソニウム(
286mg,1.3mmol)を、少しずつ添加した(注意−初めに激しいガス
発生)。反応混合
液をその温度で40分間撹拌し、その時点で、混合液は清澄溶液であった。乾燥
トルエン(1ml)およびDMSO(1ml)中スピノシンA(827mg,1
.13mmol)溶液を、5分かけて滴下した。得られる溶液を2時間撹拌した
。反応混合液を0℃に冷却し、Et2Oで希釈し、そして飽和重炭酸ナトリウム
水溶液および水によって反応を止めた。混合液を、Et2Oおよび飽和重炭酸ナ
トリウム水溶液の間に分配した。水層をEt2Oで抽出し、そして合わせたエー
テル相を、水、希重炭酸ナトリウム水溶液および食塩水で洗浄(3回)した。そ
の混合液無水炭酸カリウムで乾燥し、溶媒を乾燥窒素の通気下で除去して白色固
体(812mg)を得た。この固形物を、EtOAc、続いてEtOAc中2%
MeOHを用いてシリカゲル(81g)でのクロマトグラフィーを行って、白色
固体(785mg,93%)を得た:1H NMR δ 6.85のロス(br
s,1H);MS m/z 746.5(M+Hの計算値,746.5)。実施例D29 − 13,14−エポキシ−15−ヒドロキシスピノシンA
化合物13,41−エポキシスピノシンA(250mg,0.3mmol)を
、Et2O(20ml)中に溶解した。室温窒素下で激しく撹拌されるこの溶液
に、水素化トリ−t−ブトキシアルミノリチウム(153mg,0.6mmol
)を添加した。撹拌を18時間継続した。反応混合液を食塩水により希釈し、そ
してエーテル(3x20ml)で抽出した。合体したエーテル抽出液を、無水N
a2SO4で乾燥し、そして真空濃縮した。その残渣を、調製用TLC(EtOA
c)において精製して、化合物13,14−エポキシ−15−ヒドロキシスピノ
シンA
(140mg,56%)を白色固体として得た。m.p.90−91℃;MS
m/z 750;1H−NMR(CDCl3,300MHz) 5.81(1H,
d),5.62(1H,d),4.80(1H,s),4.42(1H,d),
4.30(1H,m);13C−NMR(CDCl3,300MHz) 172.
2(ラクトンC−O),85.2(C−OH)。実施例D30 − 13,14−ジヒドロ−2−フェニルセレノスピノシンA
窒素下でTHF(20ml)中ジイソプロピルアミン(1.01ml,7.7
mmol)の−30℃溶液に、−40℃に冷却したn−ブチルリチウム(4.8
ml,7.7mmol)およびHMPA(1.0ml)を添加した。THF(1
0ml)中スピノシンA(1.0g,1.4mmol)溶液を、この反応混合液
に10分間かけて添加し、1時間撹拌した。反応混合液をNH4Cl溶液(10
ml)により急冷し、そしてエーテル(3x40ml)で抽出した。合体したエ
ーテル抽出液を、無水Na2SO4で乾燥し、濾過し、そして真空濃縮した。その
残渣を、メタノール中10%水(0.1%NH4OH)で溶出するC18カラム
での調製用HPLCにおいて精製して、化合物13,14−ジヒドロ−2−フェ
ニルセレノスピノシンA(0.24g,19%)をオフホワイト固体として得た
。1H−NMR(CDCl3,300MHz) 7.55(2H,m),7.2
5(3H,m),6.01(1H,m),5.85(1H,m),3.97(1
H,d)。実施例D31 − 3,14−デヒドロスピノシンA
化合物(2Z)−2,3−デヒドロスピノシンA(20mg,0.0
3mmol)を、Et2O(5ml)中に溶解した。室温窒素下で激しく撹拌さ
れるこの溶液に、水素化トリ−t−ブトキシアルミノリチウム(7.6mg,0
.03mmol)を添加した。撹拌18時間後、さらなる水素化トリ−t−ブト
キシアルミノリチウム(7.6mg,0.03mmol)を添加した。撹拌を1
時間継続した。反応混合液を食塩水により希釈し、そしてエーテル(3x15m
l)で抽出した。合体したエーテル抽出液を、無水Na2SO4で乾燥し、そして
真空濃縮した。その残渣を、メタノール中10%水(0.1%NH4OH)で溶
出するC18カラムでの調製用HPLCにおいて精製して、化合物3,14−デ
ヒドロスピノシンA(11mg,50%)をオフホワイトフレーク状固体として
得た。1H−NMR(CDCl3,300MHz) 5.95(2H,m),4.
91(1H,s),4.70(1H,s);13C−NMR(CDCl3,300
MHz) 206.1(C=O),168.9(ラクトンC−O),144.7
(第4級C=),138.0(第4級C=);MS m/z 732。E 化合物式1の三環部分のC−17位における擬似アグリコンの改変 実施例E1 − 17−デオキシ−17−アミノスピノシンA 17−Psa
メタノール(6ml)中17−ケトスピノシンA 17−Psa(318.7
mg,0.54mmol)溶液に、酢酸アンモニウム(417.1mg,5.4
mmol)、続いて水素化シアノホウ素ナトリウム(45mg,76mmol)
を添加した。反応混合液を室温で5日間撹拌した。溶媒を減圧下室温で蒸発させ
た。その残渣を、1NHClに溶解し、そしてエーテルデオキシ洗浄した。次い
で、水溶液を5NNaOHで塩
基性にし、そして塩化ナトリウムで飽和した。次いで、水溶液を新しいエーテル
で抽出した。このエーテルを食塩水で洗浄し、K2CO3で乾燥し、そして減圧下
室温で蒸発させた。これにより、異性体7〜1種の混合物における17−デオキ
シ−17−アミノスピノシンA 17−Psa(68.2mg;収量21%)を
無色ガラス状物として得た。FDMS, m/e(相対強度) 744(5),
591(20),590(MH+,40),112(100)。実施例E2 − (16,17Z)−17−デオキシ 16,17−デヒドロス ピノシンA 17−Psa
THF(9ml)中N−メチルスピノシンAヨウ化物(203.7mg,0.
23mmol)の懸濁液に、水素化ナトリウム(鉱油中50%分散液、42.9
mg,0.89mmol)を添加した。反応混合液を1時間還流して加熱し、次
いで、室温まで冷却した。次いで、混合液を水に注入し、そしてエーテルで抽出
した。エーテルを食塩水で洗浄し、K2CO3で乾燥し、そして減圧下室温で蒸発
させた。粗生成物を、ヘキサンで、次にヘキサン中40%酢酸エチルを用いる1
段階勾配において溶出するシリカでのクロマトグラフィーによって精製した。こ
れにより、(16,17Z)−17−デオキシ−16,17−デヒドロスピノシ
ンA 17−Psa(89.5mg;収量67%)を白色ガラス状物として得た
。FDMS, m/e(相対強度) 1144(20),573(M+,60)
,101(100)。実施例E3 − (16,17E)−17−デオキシ 16,17−デヒドロス ピノシンA 17−Psa、(17,18E)−17−デオキシ 17,18− デヒドロスピノシンA 17−Psaおよび(16, 17Z)−17−デオキシ 16,17−デヒドロスピノシンA 17−Psa
反応を、スピノシンA(5.1g,6.97mmol)から出発して、実施例
E2記載のように行った。生成物を、アセトニトリル:メタノール:0.1%N
H4OAc(20:40:40)で溶出するC18カラムでの調製用HPLCに
よって分離した。これによって、すべて白色固体としての(16,17E)−1
7−デオキシ 16,17−デヒドロスピノシンA 17−Psa(119mg
;収量3%)、FDMS,m/e(相対強度) 572(M+,100)、(1
7,18E)−17−デオキシ 17,18−デヒドロスピノシンA 17−P
sa(634mg;収量16%)、FDMS, m/e(相対強度) 572(
M+,100)、および(16,17Z)−17−デオキシ 16,17−デヒ
ドロスピノシンA 17−Psa(689mg;収量17%)を得た。実施例E4 − (5R,6R)−5−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−ブロ モスピノシンA 17−Psa
エチレングリコール(5ml)中スピノシンA(154.1mg,0.21m
mol)の懸濁液に、N−ブロモスクシンイミド(79.8mg,0.45mm
ol)を添加した。反応混合液を1.5時間80℃まで加熱し、次いで、室温ま
で冷却した。混合液をジクロロメタンで希釈し、そして水で洗浄した。次いで、
ジクロロメタンを食塩水で洗浄し、K2CO3で乾燥し、そして室温で蒸発させた
。生成物を、ヘキサン中70%酢酸エチル、次いでジクロロメタン中5%メタノ
ールで溶出するシリカでのクロマトグラフィーによって分離した。これにより、
化合物a)
スピノシンA 17−Psa(41.7mg;収量34%)を無色ガラス体とし
て得た。さらに、(5R,6R)−5−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−ブロ
モスピノシンA 17−Psaを、ヘキサン中70%酢酸エチルで溶出するシリ
カでのクロマトグラフィーによって精製した。これによって、化合物b)(5R
,6R)−5−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−ブロモスピノシンA 17−
Psa(50.2mg;収量33%)を無色ガラス状物として得た。FDMS,
m/e(相対強度) 734(65),732(MH+,60),189(1
00)。実施例E5 − (5S,6R)−5,6−エポキシ−17−O−トリメチルシ リルスピノシンA 17−Psa
エーテル(20ml)中(5S,6R)−5,6−エポキシスピノシンA 1
7−Psa(503.7mg,0.83mmol)の溶液に、クロロトリメチル
シラン(211ml,1.66mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(
289ml,1.66mmol)を添加した。反応混合液を室温で23時間撹拌
し、次いで、さらなるクロロトリメチルシラン(105ml,0.83mmol
)およびジイソプロピルエチルアミン(144ml,0.83mmol)を添加
した。反応混合液を室温でさらに18時間撹拌を継続した。次いで、エーテルを
デカントし、そして残渣沈殿を、新しいエーテルにより粉砕した。エーテルを合
わせ、飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、K2CO3で乾燥し、そして室温減圧下
で蒸発させた。粗生成物を、ヘキサン中50%酢酸エチルで溶出するシリカでの
クロマトグラフィーによって精製した。これにより、(5S,6R)−5,6−
エポキシ−17−O−トリメチルシリルスピノシンA 17−Psa(521.
1mg;収量92%)を無色ガラス状物とし
て得た。FDMS, m/e(相対強度) 679(75),678(M+,1
00),190(30),100(35)。実施例E6 − (5S,6R)−5,6−エポキシスピノシンA 17−Ps a
ジクロロメタン(45ml)中スピノシンA 17−Psa(1.0g,1.
71mmol)の溶液に、m−クロロペルオキシ安息香酸(591.7mg,3
.34mmol)を添加した。反応混合液を室温で23時間撹拌した。次いで、
混合液を、ジクロロメタンで希釈し、そして残渣沈殿を、新しいエーテルにより
粉砕した。エーテルを合わせ、飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、K2CO3で乾
燥し、そして室温減圧下で蒸発させた。生成物を、ジクロロメタン中15%アセ
トンで溶出するシリカでのクロマトグラフィーによって精製した。これにより、
(5S,6R)−5,6−エポキシスピノシンA 17−Psa(1.04g;
収量〜100%)を無色ガラス状物として得た。FDMS, m/e(相対強度
) 607(M+,70),190(100),101(99)。実施例E7 − 17−ケトスピノシンA 17−Psa
ジクロロメタン(2.6ml)中N−クロロスクシンイミド(108.6mg
,0.81mmol)の−78℃懸濁液に、ジイソプロピルスルフィド(125
ml,0.86mmol)を添加した。反応混合液を−78℃で30分間撹拌し
、次いで、ジクロロメタン(1ml)中スピノシンA 17−Psa(150.
1mg,0.25mmol)を徐々に添加した。反応混合液を−78℃で撹拌を
3時間継続し、次いでトリエチルアミン(109ml,0.78mmol)を添
加し,そして混合液を室温まで加温し、赤色になった。次いで、混合液を、ジク
ロロメタン
で希釈した。ジクロロメタンを0.1NHCl、食塩水で洗浄し、MgSO4で
乾燥し、そして室温減圧下で蒸発させた。生成物を、ヘキサン中40%酢酸エチ
ルで溶出するシリカでのクロマトグラフィーによって精製した。これにより、1
7−ケトスピノシンA 17−Psa(847mg;収量58%)を無色ガラス
状物として得た。FDMS, m/e(相対強度) 588(M+,100)。実施例E8 − 17−デオキシ 16,17−デヒドロスピノシンA Ag
反応をスピノシンJ(15.02g,21mmol)から出発して、実施例3
記載のように行った。メタノール中K2CO3で処理後、反応混合液を濾過し、次
いで減圧下室温で蒸発させた。残渣を、さらなる精製なしに、室温で24時間維
持し、次いでジクロロメタンで粉砕した。次いで、ジクロロメタンを室温減圧下
で蒸発させた。粗生成物を、ジクロロメタン中5%メタノールで溶出するシリカ
でのクロマトグラフィーによって精製した。これにより、粗17−デオキシ−1
6,17−デヒドロスピノシンA Agを黄色半固体として、そしてスピノシン
A 9−Psa(1.02g;収量9%)を無色ガラス状物として得た。粗17
−デオキシ−16,17−デヒドロスピノシンA Agを、アセトニトリル:メ
タノール:0.5%NH4OAc(35:35:30)で溶出するC18カラム
での調製用HPLCによってさらに精製して、純17−デオキシ−16,17−
デヒドロスピノシンA Ag(1.81g;収量22%)を白色ガラス状物とし
て得た。FDMS, m/e(相対強度) 460(10),385(M+,5
5),384(100)。実施例E9 − 17−デオキシ−17−シアノ−13,14−ジヒド ロ−13−シアノスピノシンA 17−Psa
化合物スピノシンA(97mg,0.13mmol)を、メタノール5ml中
に溶解し、そしてシアン化カリウム(59.8mg,0.92mmol)を添加
し、反応液を一夜撹拌した。回収後、粗生成物を、シリカゲルでのクロマトグラ
フィー(酢酸エチル/ヘキサン20:80〜50:50勾配)によって精製して
、化合物17−デオキシ−17−シアノ−13,14−ジヒドロ−13−シアノ
スピノシンA 17−Psa(16.9mg,20.2%)を白色固体として得
た;IR(KBr)3019,2971,2933,2828,2240,17
23,1461,1104,1038,732cm-1;13C NMR δ 17
1.86,131.87,126.64,121.49,120.18,96.
01,82.72,81.61,78.36,75.96,68.65,61.
42,59.61,58.36,56.37,48.30,47.09,46.
75,44.58,43.41,41.80,37.48,36.57,34.
15,33.53,30.23,28.63,27.47,22.97,22.
22,18.32,13.26,10.42;FDMS m/z 625。分析
、C42H66N2O10の計算値:C,66.46,H,8.76;実測値:C,6
5.84,H,8.14。実施例E10 − 17−デオキシ−3’−O−[2'”−(ジメチルアミノ) エチル]−16,17−(Z)−エンスピノシンJ 17−Psa
スピノシンJ(1.20g,1.67mmol)を、3’−O,N−ビス(ト
リジュウテリオメチル)スピノシンMについて記載の方法に従っ
て、1−クロロ−2−ジメチルアミノエタン(その塩酸塩からインサイチューで
生成)と反応させた。シリカゲルでのクロマトグラフィー(酢酸エチル)および
HPLC分離(88:12,MeOH/H2O)によって、17−デオキシ−3
’−O−[2'”−(ジメチルアミノ)エチル]−16,17−(Z)−エンス
ピノシンJ 17−Psa(109mg,10%)を白色固体として得た:1H
NMR δ 6.39(s,1H),5.63(m,1H),2.18(s,
6H),1.84(s,3H)。実施例E11 − (13R,14S)−13,14−エポキシスピノシンA, 化合物(13R,14S)−16,17−デヒドロ−17−デオキシ−16,1 7(Z)−エン−13,14−エポキシスピノシンA 17−Psa、および化 合物(13R,14S,16S,17R)−17−デオキシ−13,14−エポ キシ−16,17−エポキシスピノシンA 17−Psa
スピノシンA(5.06g,6.91mmol)をエタノール(35ml)中
に溶解した。テトラヒドロフラン(15ml)の添加に続いて、10%NaOH
水溶液(15ml)および30%過酸化水素水溶液(6ml,過剰量)を添加し
た。反応混合液をRTで4時間撹拌した。通常の回収およびシリカゲルでのクロ
マトグラフィー(酢酸エチル)によって、a)白色固体としての(13R,14
S)−13,14−エポキシスピノシンA(3.18g,61.5%):ESI
MS m/z 748(M+1);およびb)より低い極性の化合物の混合物
を得たが、これをフラッシュ・シリカゲルカラム・クロマトグラフィー(塩化メ
チレン中7%ET2O)によって分離して、c)白色固体として(13R,
14S)−16,17−デヒドロ−17−デオキシ−16,17(Z)−エン−
13,14−エポキシスピノシンA 17−Psa(260mg,6.4%):1
H NMR δ 5.40(m,1H),3.45(s,3H),3.39(
s,3H),3.38(s,3H),1.72(s,3H);およびd)白色固
体としての(13R,14S,16S,17R)−17−デオキシ−13,14
−エポキシ−16,17−エポキシスピノシンA 17−Psa(97mg,2
.3%):1HNMR δ 4.47(m,1H),3.81(s,1H),3
.43(s,3H),3.38(s,6H),1.37(s,3H)を得た。実施例E12 − (2R/S)−16,17−デヒドロ−17−デオキシ−1 6,17(E/Z)−エン−2−エチルスピノシンF 17−Psa
ジイソプロピルアミン(0.658ml,5.0mmol)を、乾燥THF(
10ml)中に溶解した。その溶液を、窒素下で−23℃に冷却し、そしてn−
BuLi(ヘキサン中2.5M溶液,2.0ml,5.0mmol)を滴下した
。−23℃での撹拌を30分間継続し、そして混合液を−78℃まで冷却した。
その反応混合液に、乾燥THF(3ml)中スピノシンF(1.03g,1.4
34mmol)溶液を滴下した。5分後、温度を−23℃まで上昇させた。40
分後、ヨードエタン(1.25ml,15.6mmol)を導入した。撹拌しな
がら放置して、温度を2.5時間の間に室温まで上げた。通常の回収およびシリ
カゲルでのクロマトグラフィー(酢酸エチル)によって、生成物(441mg)
を得たが、これをシリカゲルでのクロマトグラフィー(塩化メチレン)を繰り返
し行った。これによって、(2R/S)−16,17−
デヒドロ−17−デオキシ−16,17(E/Z)−エン−2−エチルスピノシ
ンF 17−Psa(152mg,18%)を、白色固体として得た:1H N
MR δ 6.60(m,0.33H),6.50(s,0.33H),6.2
9(s,0.33H),5.60〜6.06(m,3H),4.78(s,1H
),3.46(s,3H),3.40(s,6H),0.75〜0.92(3x
t,6H),ESI MS m/z 587(M+1)。実施例E13 − 17−エピ−スピノシンA 17−Psa
MeOH(6ml)中17−ケトスピノシンA 17−Psa(220mg,
0.37mmol)および塩化セシウム(III)5水和物(140mg,0.
37mmol)の冷(−20℃)溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(520mg
,13.7mmol)を、少しずつ添加した(注意:発泡およびH2発生)。こ
の混合液を、−20℃で20分間撹拌し、次いで、その温度において、1NHC
l(0.5ml)の滴下によって2〜3分間の間に反応を止めた。次いで、混合
液をエーテル(40ml)で希釈し、そして有機相を、食塩水(2x5ml)で
洗浄し、そして乾燥(MgSO4)した。濃縮により固形物残渣290mgを得
たが、これを、溶出液としてCH2Cl2中3%MeOHを用いるシリカ(40m
l)でのフラッシュクロマトグラフィーを行って、17−エピ−スピノシンA
17−PsaとスピノシンA 17−Psaの4:1混合物である白色粉体22
0mgを得た。この混合物を、溶出液としてMeOH中15%H2Oを用いるC
18結合シリカカラム(41.4mm(i.d.)x25cm(l))での逆相
HPLCによって分離した。スピノシンA 17−Psaが最初に溶出した。1
7−エピ−スピノシンA
17−Psa:106mg;白色粉体;1H NMR(CDCl3) δ 6.7
8(s,1H,H−13),4.86(d,1H,H−1’),4.83(m,
1H,H−21),4.32(m,1H,H−9),3.90(m,1H,H−
17)。パートF 化合物スピノシンAの3環部分のC−5及びC−6位の誘導 実施例F1− (5R,6R)−5−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−ブロモ スピノシンA
エチレングリコール(20ml)中のスピノシンA(1.0gm、1.37mmol)
及びN−ブロモスクシンイミド(289.5mg、1.63mmol)の懸濁物に、5N
のHCl(295μl、1.47mmol)を添加した。反応混合物は黄色に変化
しそして室温で1.5時間撹拌し、その間に色は褪色して透明になった。混合物
を飽和NaHCO3水溶液中に注入し、そしてエーテルで抽出した。エーテルを
MgSO4で乾燥させ、そして室温で減圧蒸発させた。これにより、粗製(5R
,6R)−5−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−ブロモスピノシンA(896
.8mg、75%収率)が得られた。化合物をジクロロメタン中の5%メタノール
で溶離させる、シリカ上でのクロマトグラフィーにより精製することができ、白
色のガラス状物、FDMS、m/e(相対密度)873(100)、871(M+、
80)として(5R,6R)−5−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−ブロモ
スピノシンAが得られた。実施例F2− (5S,6R)−5,6−ジヒドロキシ−5,6−ジヒドロスピ ノシンA
水(0.5ml)を含むt−ブチルアルコール(3ml)中、スピノシンA(48
7.8mg、0.67mmol)及びトリメチルアミン−N−オキシ
ド二水和物(108mg、0.97mmol)の懸濁物に、ピリジン(60ml、0.7
4mmol)、次に四酸化オスミウム(0.1M; 40ml、0.004mmol)を添加
した。反応混合物を19時間、窒素雰囲気下で還流温度に加熱した。次いで暗色
の混合物を室温に冷却し、20%NAHSO3水溶液中に注入し、そしてエーテ
ルで抽出した。エーテルをブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、そして室
温で減圧蒸発させた。生成物をジクロロメタン中の7%メタノールで溶出させる
、シリカ上クロマトグラフィーにより精製した。これにより、ベイジュ色の固体
、FDMS、m/e(相対密度)766(M+,60)、765(100)とし
て(5S,6R)−5,6−ジヒドロキシ−5,6−ジヒドロスピノシンA(2
82.1mg、55%収率)が得られた。実施例F3− (5R)−5−(2−ヒドロキシエトキシ)−6,7−デヒドロ スピノシンA
無水THF(10ml)中の(5R,6R)−5−(2−ヒドロキシエトキシ)
−6−ブロモスピノシンA(299.9mg、0.34mmol)の溶液に、水素化ナ
トリウム(鉱油状物中の50%分散物;69.3mg、1.44mmol)を添加し、
ガスを放出させた。反応混合物を室温で3.5時間撹拌し、次いで水中に注入し
た。水をエーテルで抽出した。エーテルをブラインで洗浄し、K2CO3で乾燥さ
せ、そして室温で減圧蒸発させた。生成物をジクロロメタン中の5%メタノール
で溶離させるシリカ上のクロマトグラフィーで精製した。これにより未反応の(
5R,6R)−5−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−ブロモスピノシンA(2
7.6mg)及び(5R)−5−(2−ヒドロキシエトキシ)−6,7−デヒドロ
スピノシンA(123.9mg;回収された出発物質を基礎にし
て、50%収率)を、淡黄色のガラス状物、FDMS、m/e(相対密度)79
1.8(M+、100)、419.5(30)として得られた。実施例F4− 炭酸(5S,6R)−スピノシンA
ベンゼン(3ml)中(5S,6R)−5,6−ジヒドロキシスピノシンA(8
5mg、0.11mmol)及び炭酸エチレン(109.2mg、1.2mmol)の溶液に
、無水K2CO3(40.2mg、0.29mmol)を添加し、そして混合物を還流加
熱した。2.5時間後、混合物を室温に冷却し、ジクロロメタンで希釈した。ジ
クロロメタンを水、ブラインで洗浄し、K2CO3で乾燥させ、そして室温で減圧
蒸発させた。生成物をジクロロメタン中の7%メタノールで溶離させる、シリカ
上のクロマトグラフィーで精製した。これにより炭酸(5S,6R)−スピノシ
ンA(65.1mg;収率75%)が白色固体、FDMS、m/e(相対密度)7
92(M+,70)、791(100)として得られた。実施例F5− (5S,6S)−5−アセトキシ−6−ブロモスピノシンA及び (5R,6R)−5−アセトキシ−6−ブロモ−5,6−ジヒドロスピノシンA
氷酢酸(5ml)中スピノシンA(511.7mg、0.7mmol)の溶液に、N−
ブロモスクシンイミド(152.9mg、0.86mmol)を添加した。反応混合物
を室温で24時間撹拌し、次いで5NのNaOH(35ml)中に緩徐に注入した
。次いで水性混合物をNaClで飽和させ、エーテルで抽出した。エーテルをブ
ラインで洗浄し、K2CO3で乾燥させ、そして室温で減圧蒸発させた。これによ
り粗製混合物(544.2mg)が得られた。混合物をジクロロメタン中の7%メ
タノールで溶離させる、シリカ上クロマトグラフィーで精製することができ、そ
して、異
性体はアセトニトリル:メタノール:0.1%NH4OAc(60分間の直線勾
配において41:41:18から42:42:16)で溶離される、C18カラム
上での分取HPLCにより分離された。これにより、純粋な(5S,6S)−5
−アセトキシ−6−ブロモスピノシンA、FDMS、m/e(相対密度)874
(50)、873(98)、872(48)、871(M+,100)、及び(
5R,6R)−5−アセトキシ−6−ブロモ−5,6−ジヒドロスピノシンA、
FDMS、m/e(相対密度)874(60)、873(90)、872(45
)、871(M+,100)が白色固体として得られた。実施例F6− 5,6−ジブロモスピノシンA17−Psa
4塩化炭素(10ml)中のスピノシンA(257.2mg、0.35mmol)の溶
液に、臭素(18ml、0.35mmol)を添加した。反応混合物を室温で20時間撹
拌し、その間に反応物の色は淡黄色に褪色した。次いで溶媒を室温で減圧蒸発さ
せたが、tlc(ジクロロメタン中10%メタノールで溶離)は反応が未終結で
あることを示した。残渣を四塩化炭素(10ml)中に再溶解させ、そして臭素(
18μl、0.35mmol)を添加した。反応混合物を室温で3日間撹拌し、その
間に反応物の色は褪色した。次いで混合物をジクロロメタンで希釈し、そして5
%チオ硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した。ジクロロメタンをMgSO4で乾燥さ
せ、そして室温で減圧蒸発させた。生成物を、ジクロロメタン中の3%メタノー
ルで溶離させる、シリカ上クロマトグラフィーにより精製した。これにより、白
色固体、FDMS、m/e(相対密度)750(M+,10)、189(30)
、101(100)として、5,6−ジブロモスピノシンA17−Psa(14
2.9mg;54%収率)が得られた。実施例F7− 5,6−ジヒドロスピノシンA(246088)
無水ベンゼン(30ml)中スピノシンA(504mg、0.69mmol)の溶液に
、塩化トリス(トリフェニルホスフィン)ロジウム(50.6mg、0.055mm
ol)を添加し、そして混合物を水素下の大気水素添加器(atmospheric hydrogen
ator)中に入れた。6時間の電磁撹拌(温度は監視されなかった)、及びそれに
次ぐ19時間のN2雰囲気下の静置後、小アリコートのNMRは、反応が約2/
3終結したことを示した。更に塩化トリス(トリフェニルホスフィン)ロジウム
(50mg;0.055mmol)を添加しそして混合物を水素雰囲気下に置き換えた
。電磁撹拌及び更に24時間後に、混合物を室温で減圧蒸発させた。残渣を最初
、ジクロロメタン中の5%MeOHによる、シリカ上でのフラッシュクロマトグ
ラフィーにより精製されると、黄色のガラス状物として粗製生成物(489.1
mg)が得られた。生成物を更にCH3CN[38%]:MeOH[38%]:0
.05%NH4OAc[24%]からCH3CN[45%]:MeOH[45%]
:0.05%NH4OAc[10%]の勾配で溶離される、デルタ分配(delta-p
rep)の逆相HPLCにより精製した。これにより、淡黄色のガラス状物として
、5、6−ジヒドロスピノシンA(275.4mg;54%収率)が得られた。部
分1H−NMR(CDCl3)δ6.82(1H,bs)、4.79(1H,s)
、4.61(1H,m)、4.39(1H,bd)、4.17(1H,bq)、
3.23(1H,m)、2.90(1H,m)、2.76(1H,m)、2.5
0(1H,m)、0.97(1H,m)、0.64(1H,m)。実施例F8− (5S,6R)−5,6−エポキシスピノシンA及び(5 R,6S)−エポキシスピノシンA
窒素下での300mlのクロロホルム中の、(5S,6R)及び(5R,6S)
−エポキシスピノシンAのN−オキシドの6:1の混合物(2.6gms;3.4m
mol)の溶液に、トリフェニルボラン(823mg、3.4mmol)を添加し、混合
物を室温で6時間撹拌した。次いで反応物をジクロロメタンで希釈し、1NのN
aOHで洗浄した。ジクロロメタンをK2CO3で乾燥させて、減圧蒸発させると
、オフホワイトのガラス状物(2.57gms)が得られた。粗製物質を、MeOH
[42%]:CH3CN[42%]:0.25%NH4OAc[16%]で22分
間、そして次にMeOH[45%]:CH3CN[45%]:0.25%NH4O
Ac[10%]で14分間溶離される、デルタ分配(delta-prep)の逆相HPL
Cにより精製した。これにより、(5R,6S)−エポキシスピノシンA(0.
26gms;11%)、部分1H−NMR(CDCl3)d6.71(1H,bs)
、4.86(1H,s)、4.71(1H,m)、4.42(1H,bd)、4
.30(1H,bq)、2.56(1H,dt)、2.47(1H,dd)、並
びに(5S,6R)−5,6−エポキシスピノシンA(1.3gms;54%収率
)、部分1H−NMR(CDCl3)δ6.59(1H,bs)、4.86(1H
,s)、4.68(1H,m)、4.42(1H,bd)、4.23(1H,b
q)、2.59(1H,dt)、2.45(dd)が両者とも白色の固体として
得られた。実施例F9− (5S,6R)−エポキシスピノシンD及び(5R,6S)−エ ポキシスピノシンD
(5S,6R)及び(5R,6S)−エポキシスピノシンDのN−オ
キシドの6:1混合物(450mg、0.58mmol)から出発して、実施例F8に
記載のように、反応を実施した。これにより、(5R,6S)−エポキシスピノ
シンD(16.4mg;4%)、部分1H−NMR(CDCl3)δ6.71(1H
,bs)、4.59(1H,m)、1.40(3H,s)、並びに(5S,6R
)−エポキシスピノシンD(82.1mg;19%収率)、部分1H−NMR(C
DCl3)δ6.59(1H,bs)、4.85(s)、4.68(1H,m)
、4.42(1H,bd)、4.23(1H,bq)、2.56(1H,dt)
、2.41(1H,dd)、1.39(3H,s)が両者とも白色の固体として
得られた。低い収率は逆相HPLCカラム上での喪失による。実施例F10− (5S,6R)及び(5R,6S)−エポキシスピノシンAの N−オキシドの混合物
ジクロロメタン10ml中のスピノシンA(212.2mg、0.238mmol;8
2.1%純度)の溶液に、m−クロロ過安息香酸(135mg、0.771mmol)
を添加し、そして混合物を3日間、室温で撹拌した。反応物を飽和NaHCO3
及びジクロロメタン間に分配した。相を分離させ、そして水相を新鮮なジクロロ
メタンで抽出した。有機物を合わせ、MgSO4で乾燥させ、そして溶媒を減圧
下で蒸発させると、白色の固体(246.8mg)が得られた。粗製生成物をジク
ロロメタン中の10%MeOHからジクロロメタン中の20%MeOHへの1段
階勾配で溶離させるシリカ上でのクロマトグラフィーにより精製した。これによ
り、(5S,6R)及び(5R,6S)−エポキシスピノシンAのN−オキシド
の6:1混合物を白色の固体(181.2mg;〜100%);部分1H−NMR
(CDCl3)δ6.71及び6.60(1H,s)、4.
87(1H,s)、4.76(m,1H)、4.70(1H,m)、4.32(
1H,m)、4.26(1H,m)、3.42(s)、3.31(s)、3.2
4(s)として得られた。実施例F11− (5S,6R)及び(5R,6S)−エポキシスピノシンDの N−オキシド
スピノシンD(517.9mg、0.70mmol)を出発物質として、実施例F10
に記載のように反応を実施した。これにより(5S,6R)及び(5R,6S)
−エポキシスピノシンDのN−オキシドの6:1混合物(450.4mg;83%
収率)が黄色のガラス状物として、部分1H−NMR(CDCl3)δ6.71及
び6.60(1H,s)、1.40(1H,s)として得られた。実施例F12− (5R,6R)−5,6−ジブロモ−4”−ケトスピノシンA 及び(5R,6R)−5,6−ジブロモスピノシンB
化合物スピノシンA(1.98g、2.70mmol)をCH2Cl2(90ml)に
溶解させた。トリエチルアミン(10ml)を添加しそして反応混合物を0℃に冷
却した。臭素(5.0g、27.8mmol)を激しく撹拌しながら添加した。15
分後に温度をRTまで上昇させそして、更に30分間撹拌を継続した。混合物を
CH2Cl2(100ml)で希釈しそして水(2×)及び10%NaHSO3水溶
液(2×)で逐次、洗浄した。有機層をK2CO3上で乾燥させそして真空濃縮さ
せた。残渣をSiO2フラッシュカラム(230〜400m、120g/EtOA
c、次いでEtOH)のクロマトグラフィーにかけると:a)化合物(5R,6
R)−5,6−ジブロモ−4”−ケトスピノシンA(342mg、15%)IR(
KBr)ν1720、1660、740、595cm-1;1
H−NMR(CHCl3)d:6.70(1H,bs)、4.90(1H,dd
:7.7、2.9Hz)、4.72(3H,m:WH/2=12Hz)、3.95
(1H,q:6.6Hz)、及びb)化合物(5R,6R)−5,6−ジブロモ
スピノシンB;(1.22g、51%)IR(KBr)ν3410、1720、
1665cm-1;1H−NMR(CHCl3)δ:6.71(1H,bs)、4.
78(3H,m:WH/2=12Hz)、2.50(3H,CH3,s)が得られた
。実施例F13− 5−クロロスピノシンA及び6−クロロスピノシンA
化合物スピノシンA(2.62g、3.58mmol)を無水CH2Cl2(30ml
)に溶解させた。溶液を窒素下で0℃に冷却した。塩化フェニルセレネニル(Al
drich社、98%;0.909g、4.65mmol)を激しく撹拌しながら一度に添
加した。7分後に、m−CPBA(Aldrich社、50%;4.46g、12.9mm
ol)を一度に導入した。CH2Cl2(50ml)を添加しそして0℃での撹拌を1
5分間継続した。後に、Et3N(5.0ml)を添加した。更に10分間撹拌後
、反応混合物を更にCH2Cl2(100ml)で希釈した。溶液を10%NaHS
O3水溶液で(2×)洗浄した。有機層を水(1×)、5%NaHCO3水溶液(
3×)、5%K2CO3水溶液(1×)及び水(1×)で逐次洗浄し、次いで無水
K2CO3上で乾燥させ、真空濾過、濃縮させた。残渣をフラッシュSiO2カラ
ム(230〜400m、120g;溶離液としてEtOAc)上で精製した。TL
Cによる均質な分画の真空濃縮により、白色固体(2.23g)を与えた。この
物質を分取逆相HPLC[2個のMillipore RCM40mmカートリッジ、C18
−コートの6mシリカ;溶離液:MeOH中10%の水(0.05v/v%NH4
OH含有)]によ
り逐次精製した。回収した分画は白色のガラス状物様固体(1.188g、43
%)として5−クロロスピノシンAを与えた。1H−NMR及びH,H−COS
Yスペクトルの分析により、この物質が、6−クロロスピノシンA6の約15%
を、混合物として含有したことを示した。この混合物の235mgのサンプルの分
離は、球状5m、100Å、C−18コート充填物のライニン(Rainin)逆相カ
ラム、及び移動相としてメタノール中15%水(0.05v/v%NH4OHを
含有)を使用して実施した。得られた化合物は、次のものである:化合物a)5
−クロロスピノシンA(91mg、39%)CI MS m/z(M+3):76
9.25、(M+2):768.10、(M+1)767.10;1H−NMR
(CDCl3)δ:6.71Hz(1H,bs)、5.96(1H,bs)、2
.86(dd:14.2,3.2Hz)ppm;IR(CHCl3)ν1721
、1663、1100、605cm-1、及び化合物b)6−クロロスピノシンA
(35mg、15%)CI MS:m/z766(M+1)、768(M+3)。1
H−NMR(CDCl3)d:6.65(1H,bs)、5.84(1H,dd
:3.1、3.1Hz)。元素分析値:C41H64NO10Clに対する計算値C6
4.25、H8.42、N1.83;測定値C64.29、H8.41、N1.
79。実施例F14− 5,6−シスジヒドロキシ−5,6−ジヒドロスピノシンB[ (5S,6R)及び(5R,6S)各異性体の2:1混合物]
化合物スピノシンA(3.26g、4.45mmol)をアセトン(70ml)に溶
解させた。水(30ml)、次にN−メチルモルホリン−N−オキシド(645mg
、5.5mmol)を添加した。N−オキシドを溶解後、OsO4を添加した(t−
BuOH中2.5%を160mg、0.001
5mmol)。反応混合物をRTで撹拌した。24時間後、EtAc(100ml)及
びベンゼン(100ml)を添加した。混合物を、10%NaHSO3水溶液(1
×)、水(1×)及び5%NaHCO3水溶液(1×)で逐次洗浄した。有機層
をK2CO3上で乾燥しそして真空濃縮した。残渣をフラッシュSiO2カラム(
EtOAc、次にEtOAc中10%MeOH)上で分離すると、5,6−シス
ジヒドロキシ−5,6−ジヒドロスピノシンAの混合物[(5S,6R)及び(
5R,6S)異性体の2:1混合物、2.236g、66%]並びに、5,6−
シスジヒドロキシ−5,6−ジヒドロスピノシンBの混合物[(5S,6R)及
び(5R,6S)異性体の2:1混合物](339mg、10%)1H−NMR(
CDCl3)d:6.72(1H,bs),4.76(1H,bs)、3.92
(0.65H,m)、3.85(0.35H,m)、2.34(3H,CH3,
s)が得られた。実施例F15− (5S,6R)−5,6−ジヒドロキシスピノシンAのジクロ ロケテンアセタール
、(5S,6R)−5,6−ビス(トリクロロ−アセトキシ )スピノシンA
(5S,6R)−5,6−ジヒドロキシ−5,6−ジヒドロスピノシンA(3
76mg、0.491mmol)を無水CH2Cl2(10ml)に溶解させた。ピリジン
(3ml)、次にN,N−ジメチルアミノピリジン(600ml)を添加した。反応混
合物を窒素下でRTで撹拌し、塩化トリクロロアセチル(1.00ml、過剰)を
添加した。1時間後に混合物をEtOAc(100ml)及びPhH(50ml)で
希釈した。溶液を、ブライン(1×)及び5%NaHCO3水溶液(2×)で逐
次洗浄し、そしてNa2SO4上で乾燥させた。有機層を真空濃縮させた。残渣を
フラッ
シュSiO2カラム(60g/EtOAc)上のフラッシュカラムクロマトグラフ
ィーにより分離すると:化合物a)(5S,6R)−5,6−ジヒドロキシスピ
ノシンAのジクロロケテンアセタール(104mg、25%)IR(CHCl3)
ν:1805、1722、1660cm-1;1H−NMR(CDCl3)d:6.
62(1H,bs)、4.96(1H,dd:7.8、3.3Hz)、4.85
(1H,dd:7.8,3.9Hz)、2.20(6H,2×CH3,s)及び
化合物b)(5S,6R)−5,6−ビス(トリクロロアセトキシ)スピノシン
A(129mg、25%)IR(CHCl3)ν:1772、1720、1662
cm-1;1H−NMR(CDCl3):6.76(1H,bs)、5.66(1H
,m:WH/2=8Hz)、5.50(1H、dd:5.7、3.3Hz)、2.1
9(6H、2×CH3、s)ppm;CI MS m/z 1056(M+1)
が得られた。実施例F16− 5−ケト−6,7−エン−6−ヒドロキシスピノシンA
(5S,6R)及び(5R,6S)5,6−シスジヒドロキシ−5,6−ジヒ
ドロスピノシンA(1.51g、1.97mmol)の2:1混合物を無水CH2Cl2
(5ml)に溶解させた。別に、N−クロロスクシンイミド(0.793g、5
.91mmol)を無水CH2Cl2(15ml)に溶解させた。ジエチルスルフィド(
0.83ml、7.68mmol)をNCSの溶液に−78℃で添加し、混合物を−7
8℃で30分間撹拌した。次いでジオールの溶液を導入しそして撹拌を−78℃
で1.5時間継続した。次いでトリエチルアミン(2ml、無水)を添加し、溶液
を2時間にわたり窒素下でゆっくりRTに達せしめた。EtOAc(50ml)及
びPhH(100ml)を添加した。溶液を5%NaHCO3(3×)及び水(1
×)で逐次洗浄し、次いでK2CO3上で乾燥し、真空濃縮させた。残渣をフラッ
シュSiO2クロマトグラフィー(230〜400m、120g、EtOAc、次
いでEtOAc中10%EtOH)で精製すると、僅かに不純物の混入した精製
物1.20gが得られ、それをEt2Oにより容易に結晶化すると、純粋な化合物
5−ケト−6,7−エン−6−ヒドロキシスピノシンA(1.01g、67%)
IR(CHCl3)ν:1720、1665、1648cm-1;1H−NMR(C
DCl3)d:6.68(1H,bs)、3.84(1H,dd:9.2,9.
0Hz)、2.13(6H,2×CH3,s);CI MS m/z762(M
+1)が得られた。実施例F17− (5R,6R)−5,6−ジブロモスピノシンA
化合物スピノシンA(1.59g、2.17mmol)を無水CH2Cl2(30ml
)に溶解させた。溶液を窒素下でRTで撹拌した。臭化フェニルセレネニル(9
8%、1.05g、4.34mmol)を一度に添加した。撹拌の30分後に溶液を0
℃に冷却した。MCPBA(2.5g、約7mmol)を添加した。0℃における撹拌
を30分間継続した。次いでトリメチルアミン(3ml)を添加し、10分間撹拌
後、混合物をベンゼン(150ml)及びEtOAc(50ml)で希釈した。溶液
を10%NaHSO3水溶液(2×)、ブライン(1×)及び5%NaHCO3水
溶液(2×)で逐次洗浄した。有機層をK2CO3上で乾燥させ、真空濃縮させた
。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO2/EtOAc)、次い
でHPLC(C−18コート、6m、100Å充填物;移動相としてMeOH中
5%H2O)により精製した。純粋な分画はa)未反応化
合物スピノシンA及びb)化合物(5R,6R)−5,6−ジブロモスピノシン
A(297mg、16%)1H−NMR(CDCl3)d:6.69(1H,bs)
、4.74(3H,m:WH/2=12Hz)、2.17(6H,2×CH3,s)p
pm;CI MS m/z894(M+3)、892(M+1)をもたらした。実施例F18− 5−ケト−6,7−エン−6−(p−クロロ)ベニルオキシス ピノシンA
化合物5−ケト−6,7−エン−6−ヒドロキシスピノシンA(556mg、0
.73mmol)を無水CH2Cl2(10ml)に溶解させた。ピリジン(5ml)及び
DMAP(300mg)を添加した。溶液を窒素下でRTで撹拌し、塩化p−クロ
ロベンゾイル(1.0ml、過剰)を添加した。15分後、反応混合物をEtOA
c(50ml)及びPhH(100ml)で希釈した。溶液をブライン(2×)、水
(1×)及び5%NaHCO3水溶液(2×)で逐次洗浄した。有機層をNa2S
O3上で乾燥させ、真空濃縮させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィ
ー(SiO2/EtOAc)により精製すると、化合物5−ケト−6,7−エン
−6−(p−クロロ)ベニルオキシスピノシンA(634mg、96%)1H−N
MR(CDCl3)d:8.03(2H,bd:8.4Hz)、7.41(2H
,bd:8.4Hz)、6.73(1H,bs)、4.09(1H,dd:9.
3,9.0Hz)、2.20(6H,2×CH3,s)ppmが得られた。実施例F19− 5、6−ビス(トリメチルシリルオキシ)−5,7(8)−ジ エンスピノシンA
化合物5−ケト−6,7−エン−6−ヒドロキシスピノシンA(91.
40g、1.84mmol)を無水CH2Cl2(15ml)に溶解させた。窒素下でR
Tで撹拌した溶液に、トリエチルアミン(無水、3ml)を添加した。15分後、
トリメチルシリルトリフラート(1.5ml)を導入し、そして反応混合物をRT
で1時間撹拌した。混合物をPhH(50ml)及びEtOAc(100ml)で希
釈した。溶液をブライン(1×)、5%NaHCO3水溶液(3×)及びH2O(
1×)で逐次洗浄した。有機層をK2CO3上で乾燥させ、真空濃縮させた。残渣
をフラッシュSiO2カラム(120g/EtOAc+0.2%Py)上で分離さ
せると、化合物5,6−ビス(トリメチルシリルオキシ)−5,7(8)−ジエ
ンスピノシンA(1.312g、79%)1H−NMR(CDCl3)d:6.69
(1H,bs)、5.48(1H,dd:1.9、0.7Hz)、0.13(9
H,3×CH3,s)、0.04(9H,3×CH3,s);元素分析値:C47H79
NO12Si2に対する計算値C62.29、H8.79、N1.55;測定値
C62.10、H8.84、N1.41が得られた。実施例F20− 5−ケト−6,7−エン−6−t−ブチルジ−メチルシリルオ キシスピノシンA
化合物5−ケト−6,7−エン−6−ヒドロキシスピノシンA(1.025g
、1.345mmol)をCH2Cl2(無水、20ml)に溶解させた。ピリジン(2
ml)を添加した。窒素下でRTで撹拌した溶液に、t−BDMSトリフラート(
98%、471ml、2.01mmol)を添加した。撹拌を14時間継続した。混合
物をEtOAc(80ml)及びPhH(50ml)で希釈した。溶液を5%NaH
CO3水溶液(2×)で洗浄した。有機層をK2CO3上で乾燥させ、真空濃縮さ
せた。残渣をフラッ
シュカラムクロマトグラフィー(230〜400mSiO2、100g、EtOA
c)上で精製すると、化合物5−ケト−6,7−エン−6−ブチルジ−メチルシ
リルオキシスピノシンA(1.030g、87%)1H−NMR(CDCl3)d
:6.66(1H,bs)、3.81(1H,9.5,9.3Hz)、0.84
(9H,3×CH3,s)、0.09(3H,CH3,s)、0.05(3H,C
H3,s)が得られた。実施例F21− (5S)−5,6−ジヒドロ−5−ヒドロキシスピノシンA
、(6S)−5,6−ジヒドロ−6−ヒドロキシスピノシンA、(6R)−5,6 −ジヒドロ−6−ヒドロキシスピノシンA
トリフルオロ酢酸水銀(1.12g、2.62mmol)をTHF:水、2:1(
V/V)30mL中に懸濁させた。この黄色の懸濁物に化合物スピノシンA(0.
98g、1.34mmol)を添加した。次いで反応物を30分間RTで撹拌させた
。反応物を1NのNaOH7mLで、次に3MのNaOH中の0.5MのNaBH4
2.5mLで処理した。反応物は沈澱物を支持して黒色に変化した。固体をフラス
コの底部に落ち着かせて、流体をエーテル50mL含有の別の漏斗中に傾斜分離し
た。層を分離し水性層を2×25mLのエーテルで抽出した。エーテル抽出物を併
せて、飽和NaHCO3水溶液30mLで洗浄し、K2CO3上で乾燥させ、そして
真空濃縮した。残渣を中間圧液体クロマトグラフィー[230〜400mSiO2
、CH2Cl2:MeOH、95:5(V/V)]により精製すると:化合物a)
(5S)−5,6−ジヒドロ−5−ヒドロキシスピノシンA(349.7mg、3
0.4%)部分1H−NMR(CDCl3)d6.80(1H,bs)、4.00
(1H,m)、2.95(1H,m)0.68(1H,m);部分13C−NMR
(CDCl3)d148.6
4、67.40、45.79、43.01、35.16並びに、化合物(6S)
−5,6−ジヒドロ−6−ヒドロキシスピノシンA及び(6R)−5,6−ジヒ
ドロ−6−ヒドロキシスピノシンAの混合物が得られた。化合物(6S)−5,
6−ジヒドロ−6−ヒドロキシスピノシンA及び(6R)−5,6−ジヒドロ−
6−ヒドロキシスピノシンAをHPLC(C−18コート、6m、100Å充填
物;移動相としてMeOH中10%H2O)により分離させると、化合物b)(
6R)−5,6−ジヒドロ−6−ヒドロキシスピノシンA(7.1mg、1%)部
分1H−NMR(CDCl3)d6.84(1H,bs)、3.48(1H,m)
、2.92(1H,m)0.85(1H,m);13C−NMR(CDCl3)d1
48.64、72.66、44.86、43.96、34.52並びに、化合物
c)(6S)−5,6−ジヒドロ−6−ヒドロキシスピノシンA(11.4mg、
1%)部分1H−NMR(CDCl3)d6.80(1H,bs)、4.11(1
H,m)、2.78(1H,m)1.40(1H,m);13C−NMR(CDC
l3)d148.46、66.52、38.18、37.65、32.95、が
得られた。実施例F22− (5R,6R)−5−アセトキシ−6−チオメトキシスピノシ ンA
化合物スピノシンA(2.64g、3.61mmol)をCH3CN(無水、ジエチ
ルフルフィド1%含有;30ml)に溶解させた。RTで維持した本溶液に、テト
ラフルオロホウ酸ジメチル(メチルチオ)スルホニウム(1.10g、5.61m
mol)を添加し、混合物を10分間超音波処理(50W超音波クリーナー)した。
次いで無水酢酸ナトリウム粉末(2.5g、過剰)を添加しそして混合物を1時
間超音波処理した。溶液をを
EtOAc(50ml)及びPhH(100ml)で希釈し、そして5%K2CO3水
溶液、5%NaHCO3水溶液及びH2Oで逐次洗浄した。有機層をNa2SO3上
で乾燥させ、真空濃縮させた。残渣をSiO2上のフラッシュカラムクロマトグ
ラフィー上で、次に分取HPLC(C−18コート、6m、100Å充填物;移
動相としてMeOH中8%H2O)により精製した。純粋な分画は、化合物(5
R,6R)−5−アセトキシ−6−チオメトキシスピノシンA(2.07g、6
8%)1H−NMR(CDCl3)d:6.69(1H,bs)、5.31(1H
,dd:2.4,2.2Hz)、2.16(6H,2×CH3,s)、2.11
(3H,CH3,s)、2.01(3H,CH3,s);元素分析値:C44H71N
O12Sに対して、計算値C63.06、H8.54、N1.67;測定値C63
.15、H8.77、N1.76、をもたらした。実施例F23− (5R,6R)−5−アセトキシ−6−メチルスルホニルスピ ノシンA
化合物((5R,6R)−5−アセトキシ−6−チオメトキシスピノシンA(
1.05g、1.25mmol)をCH2Cl2(100ml)に溶解させた。溶液を0
℃に冷却しそして、撹拌しながら、m−CPBA(50%、1.95g、5.6m
mol)を数回に分けて添加した。40分後、反応混合物をCH2Cl2(50ml)
で希釈した。溶液をNaHSO310%水溶液(2×)、水(1×)及び5%N
aHCO3水溶液(2×)で逐次洗浄した。有機層をNa2SO4上で乾燥させ、
真空濃縮させた。残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(230〜400
m SiO2/EtOAc、次にEtOAc中10%EtOH)上で精製すると、
化合物(5R,6R)−5−アセトキシ−6−メチルスルホニルスピノ
シンA(966mg、89%)IR(CHCl3)ν1740、1724、166
2、1320、1135-1cm;1H−NMR(CDCl3)d:6.57(1H
,bs)、5.52(1H,dd:4.5,4.0Hz)、2.78(3H,CH3
,s)、2.17(6H,2×CH3,s)、1.98(3H,CH3,s)、
が得られた。実施例F24− (5R,6R)−6−ブロモ−5−ヒドロキシスピノシンJ
化合物スピノシンA(1.33g、1.82mmol)をDMSO(15ml)に溶
解させた。水(5ml)を添加し、沈澱させた。撹拌しながら濃H2SO4(1.8
mmol)を導入した。沈澱物は即座に溶解した。溶液を0℃に冷却しそして、N−
ブロモスクシンイミド(322mg、1.8mmol)を添加した。15分間0℃で撹拌
後、反応混合物を飽和NaHCO3水溶液50ml上に注入した。混合物をEt2O
(3×)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、K2CO3上で乾
燥させ、真空濃縮させた。残渣を逆相HPLC(C−18Dynamaxカラム、移動
相としてMeOH中20%水)で精製すると、化合物(5R,6R)−6−ブロ
モ−5−ヒドロキシスピノシンJ(1.30g、86%)CI MS m/z8
28(M+1);1H−NMR(CDCl3)d:6.56(1H,bs)、4.
24(2H,m:WH/2=14Hz)、3.85(1H,dd:3.5,3.5H
z)、2.05(6H,2×CH3,s)、が得られた。実施例F25− 5,6−ジヒドロスピノシンA9−Psa
化合物スピノシンA9−Psa(46.5mg、0.0856mmol)をトルエン
(5mL)に溶解させた。この溶液に塩化トリス−トリフェニル
ホスフィンロジウム(I)(8.5mg、0.092mmol)を添加した。フラスコ
の頭部の空間を真空にして、窒素を3回導入した。真空にして、水素を3回導入
した。フラスコをバルーンにより水素下に維持し、反応物を110〜120℃に
加熱した。3.5時間後、フラスコをRTまで冷却し、そして水素を抜き、窒素
で置き換えた。トルエン溶媒を蒸発させ、そして20mLのエーテルで置き換えた
。3×10mLの1NのHClでエーテル溶液を抽出した。酸抽出物を合わせ、4
NのNaOH10mLで中和させた。中和した懸濁物を3×10mLエーテルで抽出
し、エーテル抽出物を合わせ、20mLのブラインで洗浄し、K2CO3上で乾燥さ
せ、真空濃縮させた。化合物5,6−ジヒドロスピノシンA9Psa(29.5mg
、63%)部分1H−NMR(CDCl3)d6.84(1H,bs)、1.01(
1H,m)、0.68(1H,m)、が得られた。実施例F26− 5,6−ジヒドロスピノシンA17−Psa
化合物スピノシンA17−Psa(270.8mg、0.458mmol)に、実施
例F25の前記の方法を、32.8mgの[(Ph)3P]3RhClにより応用し
た。トルエンを蒸発後、化合物を中等圧液体クロマトグラフィー[230〜40
0mSiO2、CH2Cl2:MeOH、95:5(V/V)]により直接精製した
。化合物5,6−ジヒドロスピノシンA17−Psa(188.1mg、69.2
%)部分1H−NMR(CDCl3)d 6.84(1H,bs)、3.63(1
H,m)、1.02(1H,m)、0.68(1H,m);部分13C−NMR(
CDCl3)d 149.28、72.48、46.55、27.00、が得ら
れた。実施例F27− 5,6−ジヒドロスピノシンJ
トルエン20mL中の91.3mgの[(Ph)3P]3RhClを使用して、化合
物スピノシンJ(1.00g、1.39mmol)に、実施例F25の前記の方法を
応用した。これにより化合物5,6−ジヒドロスピノシンJ(0.70g、70
%)部分1H−NMR(CDCl3)d 6.84(1H,bs)、3.82(1
H,dt)、1.01(1H,m)、0.69(1H,m)、が得られた。実施例F28− 5,6−ジヒドロスピノシンH
化合物スピノシンH(2.57g、3.58mmol)を250mLの丸底フラスコ
中のトルエン20mL中に溶解させた。この無色の溶液に、5mLトルエン中の[P
h)3P]3RhCl(169.2mg、0.183mmol)の溶液を添加した。フラ
スコを還流コンデンサーに連結して、フラスコの頭部の空間を3回真空にして、
窒素ガスを導入した。窒素を3回抜いて水素ガスを導入した。フラスコをバルー
ンにより1気圧の水素下で維持し、油状物浴上で100〜110℃に加熱した。
10時間後、熱を除去し、各真空化後窒素ガスを導入しながらフラスコを3回真
空化した。フラスコの内容物をシーライトの3”カラムを通して、窒素雰囲気下
で温濾過した。残りの化合物を溶離するためにシーライトを100mLのエーテル
で洗浄した。濾液を3×50mLの1NのHClで抽出した。酸抽出物を合わせ、
25mLのエーテルで再度抽出し、そして50mLの4NのNaOHで塩基性化した
。沈澱した白色の固体をエーテル(2×25mL)で抽出し、そしてエーテル抽出
物を25mLのブライン溶液で洗浄した。エーテル溶液をシーライトの栓を通して
濾過し、そして真空蒸発させた。これにより、化合物5,6−ジヒドロスピノシ
ンH(2.24g、87.1%)が得られた。C40H65NO10に対する分析、計
算値:C66.7
3、H9.10、N1.95;測定値C66.31、H9.01、N2.02。
CI MS(m/z)721(M+1)。実施例F29− 5,6−ジヒドロスピノシンA半グルタル酸塩
化合物5,6−ジヒドロスピノシンA(232.2mg、0.316mmol)を3mL
のアセトンに溶解させた。アセトン3mL中のグルタル酸(20.8mg、0.15
7mmol)の溶液を添加しそして一夜RTで溶液を撹拌した。溶媒を真空で除去す
ると、化合物5,6−ジヒドロスピノシンA半グルタル酸塩(250.8mg)が
得られた。C41H67NO10・1/2(C5H8O4)の分析計算値C65.31、
H8.94、N1.75;測定値C65.14、H8.78、N1.87;mp
.83〜92℃。実施例F30− 5,6−ジヒドロスピノシンB
水素添加法A:PhMe(15mL)中の、スピノシンB(1.10g、1.5
3mmol)及び(Ph3P)3RhCl(0.05g、0.09mmol)の溶液をパー
ル機器(Parr aparatus)上に置きそしてH2雰囲気下(45〜50psi)で2時間
、104−107℃で維持した。室温に冷却後、混合物を真空蒸発させ、そして
残渣を脱色(Et2O/木炭)し、そして濾過した。濾液を真空蒸発させ、残渣
をMPLC(SiO2、5:95→10:90MeOH/CH2Cl2)により精
製すると、5,6−ジヒドロスピノシンBを0.90g(82%)が白色粉末と
して得られた。C40H65NO10の計算値:C,66.73;H,9.10;N,
1.95。測定値:C,66.53;H,9.14;N,2.15。実施例F31− 化合物(5S,6R)−エポキシ−スピノシンQの合成
スピノシンQ(970mg、1.32mmol)を塩化メチレン(150ml)
に溶解させた。溶液を0℃に冷却後、m−CPBA(約50%の試薬を1.19g
、約3.45mmol)を一度に添加した。m−CPBA溶解後即座に、反応混合物
を冷蔵庫に静置した。40時間後、反応混合物を、NaHSO3の10%水溶液
(2×)、水(1×)置くNaHCO35%水溶液(2×)で抽出した。有機層
を無水K2CO3上で乾燥させ、濾過し、真空濃縮させた。残渣をフラッシュSi
O2カラム(230〜400m、70g/EtOAc)上で分離した。クロマトグ
ラフィーによる均質な分画の真空濃縮により白色固体(694mg)が得られた。
無水Et2Oからの試験的再結晶により本物質の溶液から白色固体(88mg)が
沈澱した。エーテル溶液の蒸発により、化合物(5S,6R)−エポキシ−スピ
ノシンQ(606mg、61%)、1H−NMR d 6.51(1H,bs)、
4.73(1H,d:1.2Hz)、3.87(1H,dd:1.2,1.8H
z)、2.16(6H,bs 2×CH3)、1.31(3H,s,CH3)pp
m、が得られた。実施例F32− (5S,6R)−5,6−ジヒドロ−5,6−ジヒドロキシス ピノシンA(65%)及び(5R,6S)−5,6−ジヒドロ−5,6−ジヒド ロキシスピノシンA(35%)の混合物
スピノシンA(3.26g、4.45mmol)をアセトン(70mL)に溶解させ
た。水(30mL)、次にN−メチルモルホリンN−オキシド(645mg、5.5
mmol)及び四酸化オスミウム(2−メチル−2−プロパノール中の2.5%溶液
;160mg、0.015mmol)を添加した。1時間後、OSO4(300mg)を
更に添加した。24時間後、混合物をNaHSO310%水溶液(200mL)と
併せて処理した。粗製生成物をシリカゲル含有の短いフラッシュカラム(EtO
Ac中の10%Me
OH)上で精製し、(5S,6R)−5,6−ジヒドロ−5,6−ジヒドロキシ
スピノシンA(65%)及び(5R,6S)−5,6−ジヒドロ−5,6−ジヒ
ドロキシスピノシンA(35%)の分離不能な混合物(2.24g、66%)を
白色固体として得た:1H−NMR d6.71(s,1H)、3.93(m,
0.65H)、3.88(m,0.35H)、2.11(s,6H)。実施例F33− 5,6−ジヒドロスピノシンB
PhMe(15mL)中スピノシンB(1.10g、1.53mmol)及び(Ph3
P)3RhCl(0.08g、0.09mmol)の溶液をパール機器(Parr aparatu
s)上で、104〜107℃でH2雰囲気(45〜50psi)にさらした。2時間
後、混合物を濾過し、そして蒸発させた。残渣をEt2Oに溶解させ、そして木
炭でスラリー化させた。このスラリーを濾過し蒸発させた。MPLC(5:95
MeOH/CH2Cl2)により、5,6−ジヒドロスピノシンBを0.90g(
82%)が白色固体として得られた。C40H65NO10に対する分析計算値:C,
66.73;H,9.10;N,1.95。測定値:C,66.53;H,9.
14;N,2.15。実施例F34− 5,6−ジヒドロスピノシンD
無水エタノール(60mL)中のスピノシンD(2.5g、3.4mmol)の溶液
に10%Pd/C及びシクロヘキセンを100mlのパル容器に添加した。この懸
濁物を48時間、120℃に加熱した。冷却後、反応混合物をシーライトのパッ
ドを通して濾過し、真空濃縮すると、それぞれ5,6−ジヒドロスピノシンD及
びスピノシンDの2:1混合物2.4gが得られた。残渣(200mg)をジクロ
ロメタン(20mL)に溶解さ
せ、そして0℃に冷却した。MCPBA(95mg、0.45mmol)を反応混合物
に添加し、16時間、25℃で撹拌した。反応混合物を重炭酸ナトリウム溶液で
急冷させ(quenched)そして層を分離させた。水性層をジクロロメタン(2×2
0mL)で抽出した。合わせた抽出物を3時間、10%NaHCO3とともに撹拌
し、ブラインで洗浄し、無水Na2SO4上で乾燥させ、そして真空濃縮させた。
残渣を、メタノール中水10%(0.1%NH4OH)で溶離する、C18カラ
ム上での分取HPLCにおいて精製すると、化合物5,6−ジヒドロスピノシン
D(10mg)が得られた。MS m/z 748。1H NMR(CDCl3、3
00MHz)6.85(1H,s)、4.82(1H,s)、4.65(1H,
m)、4.42(1H,d)、4.20(1H,m)、0.95(3H,d)。パートG、異なった糖によるフォロサミンの置換による誘導 実施例G1− 17−O−(2−ヨード−2−デオキシ−3,4−ジ−O−アセ チル−α−L−ラムノシル)スピノシンA17−Psa
アセトニトリル(0.86ml)中のスピノシンA17−Psa(105.4mg
、0.18mmol)の溶液に、3,4−ジ−O−アセチル−6−デオキシ−L−グ
ルカール(Aldrich、52μl,0.35mmol)、次にN−ヨードスクシンイミド
(80.6mg、0.36mmol)を添加した。反応混合物を室温で19時間撹拌し
た。次いで暗色の混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和NaHSO3水溶液で
、次に5%チオ硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した。ジクロロメタンをMgSO4
で乾燥させ、室温で減圧蒸発させた。生成物を45:45:10/アセトニトリ
ル:メタノール:NH4OAc0.05%水溶液で溶離させる、分取HPLCに
より精製した。これにより17−O−(2−ヨード−2−デオキシ−3,4−ジ
−O−アセチル−α−L−ラムノシル)スピノシンA17−Psa(49mg;2
9%収率)が無色のガラス状物、FDMS、m/e(相対密度)930(M+−
H、20)、929(30)、190(100)として得られた。実施例G2− 17−O−(2−デオキシ−α−L−ラムノシル)スピノシンA 17−Psa
反応は、17−O−(2−デオキシ−3,4−ジ−O−アセチル−α−L−ラ
ムノシル)スピノシンA17−Psa(271.2mg、0.34mmol)から出発
することにより、実施例G3で下記に記載のように実施された。これにより、1
7−O−(2−デオキシ−α−L−ラムノシル)スピノシンA17−Psa(1
87mg、77%収率)が白色ガラス状物、FDMS、m/e(相対密度)143
2(20)、752(30)、720(M+,100)、206(50)として得ら
れた。実施例G3− 17−O−(2−ヨード−2−デオキシ−α−L−ラムノシル) スピノシンA17−Psa
メタノール(9ml)中17−O−(2−ヨード−2−デオキシ−3,4−ジ−
O−アセチル−α−L−ラムノシル)スピノシンA17−Psa(107.8mg
、0.12mmol)の溶液に、メタノール(2ml)中の飽和アンモニウアを添加し
た。反応混合物に蓋をして、19時間室温で撹拌した。次いで混合物を減圧下で
室温で蒸発させた。生成物をジクロロメタン中5%メタノールにより溶離させる
、シリカ上でのクロマトグラフィーにより精製した。これにより、17−O−(
2−ヨード−2−デオキシ−α−L−ラムノシル)スピノシンA17−Psa(
74mg;
75%収率)が無色のガラス状物、FDMS、m/e(相対密度)848(MH+
、20)、591(100)、189(65)、101(90)として得られ
た。実施例G4− 17−O−(2−デオキシ−3,4−ジ−O−アセチル−α−L −ラムノシル)スピノシンA17−Psa
トルエン(85ml)中17−O−(2−ヨード−2−デオキシ−3,4−ジ−
O−アセチル−α−L−ラムノシル)スピノシンA17−Psa(515.3mg
、0.55mmol)の溶液に、トリ−n−ブチルシラン(780μl、2.85mmo
l)、次いで痕跡のAIBNを添加した。反応混合物を30分間、還流加熱し、
次いで1.5時間室温に冷却した。次いで混合物を室温で減圧下で蒸発させた。
残渣をヘキサン中40%酢酸エチルにより溶離させる、シリカ上でのクロマトグ
ラフィーにより精製した。これにより、17−O−(2−デオキシ−3,4−ジ
−O−アセチル−α−L−ラムノシル)スピノシンA17−Psa(321.5
mg;73%収率)がオフホワイトのガラス状物、FDMS、m/e(相対密度)
804(M+−H、100)、190(55)、101(70)として得られた
。実施例G5− 3’−デスメトキシスピノシンC
反応は、3’−デスメトキシスピノシンB(240mg、0.35mmol)から出
発する、以下の実施例H1に記載のように実施された。これにより、3’−デス
メトキシスピノシンC(126.1mg;54%収率)が淡黄色の固体、FDMS
、m/e(相対密度)676(40)、675(100)、674(M+,80
)、673(35)として得られた。実施例G6− 3’−デスメトキシ−17−ケトスピノシンA17−P sa
反応は、3’−デスメトキシスピノシンA17−Psa(809.8mg、1.
4mmol)から出発する、前記の実施例E7に記載のように実施された。これによ
り、3’−デスメトキシ−17−ケトスピノシンA17−Psa(501.4mg
;64%収率)が無色のガラス状物、FDMS、m/e(相対密度)、559(
M+、45)、558(100)、159(10)として得られた。実施例G7− 17−O−(2−アセトアミド−2−デオキシ−3,4,6−テ トラ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシル)スピノシンA17−Psa
1,2−ジクロロエタン(65mL)中のスピノシンA17−Psa(1.0g
、1.70mmol)、2−メチル−(3,4,6−トリ−O−アセチル−1,2−
ジデオキシ−α−D−グルコピラノ)−[2,1−d]−2−オキサゾリン(Na
kabayasi,S.; Warren,C.D.; Jeanloz,R.W.Carbohydr.Res.1986,150,C
7)(0.56g、1.70mmol)及び、p−トルエンスルホン酸ピリジニウム(
75mg、0.30mmol)の溶液を48時間、撹拌しながら還流加熱し、次いで室
温に冷却した。次いで飽和Na2CO3(2mL)を添加しそしてこの混合物を5分
間室温で撹拌し、次いで水(15mL)及びCH2Cl2(30mL)で希釈した。水
層を分離して、CH2Cl2(30mL)で洗浄し、そしてこの洗浄物を有機層と合
わせた。次いで合わせた有機抽出物をブライン(25mL)で洗浄し、乾燥させ(
MgSO4)そして濃縮した。残渣(1.4g)を溶離剤としてCH2Cl2中の3
%MeOHを使用する、シリカ(160mL)上でのフラッシュクロマトグラフィ
ーにかけると、粗製グリコシル化生
成物0.6gが得られた。これを、溶離剤としてMeOH中の10%水を使用す
る、ライニンミクロソルブ(Rainin microsorb)C18カラム(41.4mm(i
.d.)×25cm(1))上での逆相hplcにより、200mを3回で精製す
ると、17−O−(2−アセトアミド−2−デオキシ−3,4,6−テトラ−O
−アセチル−β−D−グルコピラノシル)スピノシンA17−Psa、151mg
が得られた。サンプルは1:2のEtOAc/ヘキサンから再結晶させると、無
色の針状晶、mp199〜200℃;1HNMR(CDCl3)d 6.76(s
,1H,H−13)、5.66(d,1H,NH)、5.18(dd,1H,H
−3”)、5.02(t,1H,H−4”)、4.83(d,1H,H−1’)
、4.62(m,1H,H−21)、4.60(d,J=8.2,1H,H−1
”)、4.28(m,1H,H−9)、4.14(m,2H,H−6”)、3.
98(m,1H,H−2”)が得られた。実施例G8− 17−O−(2−アセトアミド−2−デオキシ−β−D−グルコ ピラノシル)スピノシンA17−Psa
MeOH(5mL)中の17−O−(2−アセトアミド−2−デオキシ−b−D
−グルコピラノシル)スピノシンA17−Psa(35mg、0.038mmol)の
溶液に、NaH(2mg)の60%鉱油状物分散物を一度に添加した。生成した溶
液を室温で25分間撹拌し、次いで氷酢酸で中和した。溶媒を蒸発させ、残渣を
、溶離剤としてCH2Cl2中12%MeOHを使用してシリカ(25mL)上でフ
ラッシュクロマトグラフィーにかけると17−O−(2−アセトアミド−2−デ
オキシ−β−D−グルコピラノシル)スピノシンA17−Psa(27mg)が、
無色の泡状物:1HNMR(CDCl3)δ6.83(s,1H,H−13)、4
.
83(s,1H,H−1’)、4.63(m,1H,H−21)、4.58(d
,1H,H−1”)、4.32(m,1H,H−9);MSm/z 102(1
00)、189(75)、573(30)、794(M++H、12)として得
られた。実施例G9− 2−O−アセチル−α−D−デソサミニルブロミド臭化水素塩
無水酢酸(0.75mL)及び酢酸中30%HBr(3.75mL)から調製され
た、十分に撹拌された溶液に、室温で、塩酸ジアセチルデソサミン(Flynn,E.
H.; Sigel,M.V.,Jr.; Wiley,P.F.; Gerzon,K.J. Am.Chem.Soc.1954,76
,3120)(0.9g、3.05mmol)を添加した。この溶液を1時間、室温で撹
拌し、次いで10分間にわたり各4〜5mLの割合でエーテル(45mL)を添加す
ると、生成物の臭化水素塩を沈澱させた;これは最初は油状物状に浮かぶが引っ
掻いて撹拌を継続すると固化した。吸湿性の臭化水素塩を窒素下で濾過し、エー
テル(3×40mL)で洗浄し、次いで回転蒸発機上で30℃で減圧(〜30mm)
乾燥させると、オフホワイト粉末として、2−O−アセチル−α−D−デソサミ
ニルブロミド臭化水素塩(1.1g)が得られた。これはグリコシル化反応に直
接使用された。1HNMR(CDCl3)δ6.67(d,1H,H−1)、4.
92(dd,1H,H−2)、2.84(d,6H,N(CH3)2)、2.33
(s,3H,CH3C=O)、1.37(d,3H,H−6)。実施例G10− 17−O−(β−D−デソサミニル)スピノシンA17−Ps a
2−O−アセチル−α−D−デソサミニルブロミド臭化水素塩(1.
1g、3.0mmol)を、1,2−ジクロロンタン中スピノシンA17−Psa(0
.5g、0.85mmol)及びルチジン(0.26mL、2.2mmol)の十分に撹拌した溶
液に一度に添加した。次いでこの溶液を60〜65℃に加熱し、24時間その温
度範囲に維持し、その後、25℃に冷却し、0.5NのHCl(5.2mL)で処
理した。この混合物を25℃で10分間撹拌し、次いでCH2Cl2(20mL)で
希釈した。有機層を分離し、そして水(5mL)、飽和NaHCO3(6mL)及び
ブライン(5mL)で洗浄し、乾燥させた(MgSO4)。濃縮すると残渣0.6g
が得られ、溶離剤としてCH2Cl2中3%MeOHを使用する、シリカ(150
mL)上でのフラッシュクロマトグラフィーにかけると、17−O−(2−O−ア
セチル−β−D−デソサミニル)スピノシンA17−Psaの4β:1αアノマ
ー混合物0.25gが白色の泡状物として得られた。これをMeOH(7mL)に
溶解させ、そしてMeOH中0.1MNaOMe(1.5mL)を添加した。この
溶液を室温で6時間、撹拌し、次いで酢酸(10μL)を添加し、この溶液を1
0分間撹拌した。溶媒を蒸発させると、17−O−(β−D−デソサミニル)ス
ピノシンA17−Psaが4:1β/αアノマー混合物として得られた。βアノ
マー(80mg、白色の泡状物)は、溶離剤として45:45:10のCH3CN
/MeOH/2%NH4OAcを使用する、ライニン(Rainin)C−18カラム
(41.4mm(i.d.)×25cm(1))上で3回に分割した逆相hplcに
より単離された:1H NMR(CDCl3)δ6.78(s,1H,H−13)
、4.84(s,1H,H−1’)、4.66(m,1H,H−21)、4.3
6(d,J=7.1,1H,H−1”)4.30(m,1H,H−9);MS
m/z 748(2)、329(3
0)、313(50)、218(45)、200(100)、189(15)、
158(70)、148(20)。実施例G11− α−D−フォロサミニルブロミド臭化水素塩
D−フォロサミン(Boeck,L.D.; Chio,H.; Eaton,T.E.; Godfrey,O.W.
,Jr.; Michel,K.H.; Nakatsukasa,W.M.; Yao,R.C-F.European Patent,
0 375 316 A1(1990))(0.1g、0.63mmol)を、十分に撹拌し、冷却(〜
10℃)した、酢酸中30%HBr:無水酢酸の5:1(v/v)混合物1mLに
一度に添加した。生成された溶液を10分間冷温下で、次いで1時間、外界温度
で撹拌した。次いでエーテル(7mL)を5分間にわたり1.0mLづつ添加した。
臭化水素生成物は最初油状物状に浮いてくるが、引っ掻きそして撹拌を継続する
と固化する。著しく吸湿性の臭化水素塩を窒素下で濾取し、エーテル(4×10
mL)で洗浄し、そして〜30℃で回転蒸発機で減圧乾燥させた。これはグリコシ
ル化反応に即座に使用された。α−D−フォロサミニルブロミド臭化水素塩の収
量:オフホワイトの粉末として0.17g(89%):1H NMR(CDCl3
)δ6.60(s,1H,H−1)、4.22(m,1H,H−5)、2.94
(d,3H,NCH3)、2.87(m,1H,H−4)、2.83(d,3H
,NCH3)、2.30(m,4H,H−2,H−3)、1.68(d,3H,
H−6)。実施例G12− 1”−エピ−スピノシンA
CH2Cl2(10mL)中HgBr2(0.1g、0.28mmol)の懸濁物を10
分間、外界温度で早急に撹拌した(HgBr2の〜2/3がこの間に溶解する)
。粉末化4Åの分子ふるい(0.15g)及びスピノシンA17−Psa(0.
11g、0.18mmol)を次に添加しそして
この混合物を10分間撹拌し、その後、CH2Cl2(4.0mL)中のα−D−フ
ォロサミニルブロミド臭化水素(0.17g、0.56mmol)の溶液を1時間か
けて滴加した。更に3時間撹拌後、飽和Na2CO3(4mL)を添加しそしてこの
混合物を10分間撹拌した。次いで混合物をシーライトを通して濾過し、回収さ
れた固体をCH2Cl2(15mL)及び水(5mL)で洗浄した。合わせた濾液及び
洗浄物の有機層を分離して水層をCH2Cl2(15mL)で洗浄した。次いで合わ
せた有機抽出物を10%KI水溶液(2×4mL)、10%NaHCO3(5mL)
及びブライン(10mL)で逐次洗浄し、そして乾燥させた(MgSO4)。蒸発
により、残渣0.15gが得られ、それを溶離剤としてCH2Cl2中4%MeO
Hを使用する、シリカ(40mL)上でのフラッシュクロマトグラフィーにかける
と、スピノシンAに対する1”−エピ−スピノシンAの〜3:1混合物として、
純粋な(clean)グリコシル化された生成物(49mg)が得られた。この混合物
をCH3CN(1.5mL)に溶解させ、そしてアノマーを、溶離剤として40:
40:20のCH3CN/MeOH/2%NH4OAcを使用し、1.5mL/毎分
の流量を使用し、連続して並べられた、2本の分析用4.6mm(i.d.)×250
mm(1)アペックスの(Apex)フェニルのカラム上でのhplcにより分離され
た。それぞれ〜1.5mgの混合物を含有する40〜45μLの約30回の注入を
実施した。純粋な1”−エピ−スピノシンAが無色の泡状物として得られた:1
H NMR(CDCl3)δ6.75(s,1H,H−13)、4.80(s,
2H,H−1’,H−1”)、4.59(m,1H,H−21)、4.28(m
,1H,H−9);MS m/z 732(M++1、1)、189(25)、
142(100)。実施例G13− 17−O−(2,3,4,6−テトラ−O−アセチル−β−D −グルコピラノシル)スピノシンA17−Psa
粉末化4Å分子ふるいを含有する、1,2−ジクロロエタン(20mL)中スピ
ノシンA17−Psa(0.3g、0.5mmol)及びHgBr2(90mg、0.2
5mmol)の溶液を撹拌しながら還流加熱し、そして溶媒3mLを蒸留により回収し
た。この還流混合物に、ジクロロエタン(5mL)中、臭化2,3,4,6−テト
ラ−O−アセチル−α−D−グルコピラノシル(0.48g、1.17mmol)の
溶液を10分間にわたり滴加した。更に溶媒(3mL)を回収し、次いで還流を2
0時間、継続した。更に臭化物(0.15g)及びHgBr2(90mg)を次に添
加し、そして還流を5時間継続した。次いで反応混合物を室温まで冷却し、そし
てシーライトを通して濾過した。回収された固体をCH2Cl2(20mL)で洗浄
し、合わせた濾液及び洗浄物を10%KI(2×10mL)、水(15mL)及びブ
ライン(15mL)で逐次洗浄し、次いで乾燥させた(MgSO4)。蒸発させる
と残渣0.75gが得られ、それを、CH2Cl2中3%MeOHを使用してシリ
カ(90mL)上のフラッシュクロマトグラフィーにかけると、17−O−(2,
3,4,6−テトラ−O−アセチル−β−D−グルコピラノシル)スピノシンA
17−Psaの0.2gが無色の泡状物として得られた:1H NMR(CDCl3
)δ6.78(s,1H,H−13)、5.20(m,1H,H−3”)、5
.05(m,1H,H−4”)、4.86(d,1H,H−1’)、4.66(
m,1H,H−21)、4.59(d,1H,H−1”)、4.30(m,1H
,H−9)、4.14(m,2H,H−6”);MS m/z 921(M++
1、2)、331(100)、189(90)。パートH アグリコン、プソイドアグリコン及び、その他のアルキル化スピノシ ンの製造 実施例H1−スピノシンBからのスピノシンCの合成
メタノール(45ml)中スピノシンB(1.00gms、1.4mmol)の溶液を
、窒素下で3℃に冷却した。新鮮に調製された、メタノール溶液中1Mのナトリ
ウムメトキシド(7.1ml、7.1mmol)、次にヨウ素(1.8gms、7.1mmo
l)を一度に固体として添加した。反応物を4.5時間3℃で撹拌した。(HP
LCは反応が80%終結していたことを示した)そして次に5%チオ硫酸ナトリ
ウム/希水酸化アンモニウム溶液中に注入し、そしてジエチルエーテルで抽出し
た。エーテル抽出物をブラインで洗浄し、乾燥させ(K2CO3)、そして外界温
度で真空下で蒸発させた。粗製生成物を、メタノール:アセトニトリル:0.0
5%酢酸アンモニウム(45:45:10)で溶離させる、C18カラム上の逆相
HPLCにより精製すると、スピノシンC(361mg)が得られた。生成物は天
然に生成されたスピノシンCのサンプルと同一(MS、及び1H NMR)であ
った。実施例H12− スピノシンD Ag
水(5ml)中スピノシンD 9−Psa(132mg、0.24mmol)の懸濁液
に、1NのH2SO4をpH1.7まで滴加し、そして混合物が均質になった。こ
の溶液を3.75時間80℃に加熱し、その間に油状物を溶液から分離した。混
合物を室温に冷却し、そして油状物を溶解させるためにジクロロメタンを添加し
た。水相を分離し新鮮なジクロロメタンで抽出した。ジクロロメタンを合わせ、
1NのH2SO4で早急に洗浄し、K2CO3で乾燥させ、そして室温で蒸発させる
と、淡黄色のガラ
ス状物(82.9mg)が得られた。生成物をジクロロメタン中5%MeOHでの
フラッシュクロマトグラフィーにより精製すると、無色のガラス状物としてスピ
ノシンD Ag(63.6mg、63%収率)が得られた。実施例H3− スピノシンAからスピノシンBの合成
80%メタノール/水(125ml)中スピノシンA(5.0gms、5.13mmo
l)及び酢酸ナトリウム三水和物(4.68gms、34.4mmol)懸濁物を窒素下
で47℃に加熱した。ヨウ素(1.75gms、68.0mmol)を固体として一度
に添加して、pHを10から8に低下させると、褐色をもたらした。1Nの水酸
化ナトリウムの定期的な添加により、pHを8〜9に維持した。反応物を2.7
5時間加熱し(その間に色は淡黄色に褪色した)、次いで外界温度に冷却した。
溶液を水(250ml)及び水酸化アンモニウム(50ml)の溶液中に注入し、そ
してジエチルエーテルで抽出した。エーテル抽出物をブラインで洗浄し、乾燥さ
せ(K2CO3)、そして外界温度で、真空蒸発させた。粗製生成物をメタノール
:アセトニトリル:0.05%酢酸アンモニウム(45:45:10)で溶離さ
せる、C18カラム上での逆相HPLCにより精製すると、スピノシンBの天然に
生成されるサンプルと同様な(MS、1H NMR、13C NMR、IR、及び
OR)スピノシンB(2.52gms)が得られた。実施例H4− N−デメチルスピノシンJ
反応を、スピノシンJ(105.4mg、0.15mmol)により出発させて、実
施例H3に記載のように実施した;しかし、抽出作業はエーテルではなくジクロ
ロメタンで実施された。これによりN−デメチルスピ
ノシンJ(57.3mg、54%)が淡黄色のガラス状物として得られた。実施例H5− N−デメチルスピノシンL
反応を、スピノシンL(102.5mg、0.14mmol)により出発させて、実
施例H4に記載のように実施した。これによりN−デメチルスピノシンL(66
.5mg;66%)が白色のガラス状物として得られた。実施例H6− N−デメチルスピノシンK
反応を、スピノシンK(101.5mg、0.14mmol)により出発させて、実
施例H4に記載のように実施した。これによりN−デメチルスピノシンK(79
.3mg;81%)が白色のガラス状物として得られた。実施例H7− N−デメチルスピノシンD
80%メタノール/水(500ml)中スピノシンD(5.10gms、6.84m
mol)及び酢酸ナトリウム(10.3gms、125mmol)懸濁物を15分間溶液中
に窒素を通気させながら50℃に加熱した(pH=8.96)。ヨウ素(3.1
5gms、12.4mmol)を固体として一度に添加して、pHを8に低下させると
、褐色をもたらした。1Nの水酸化ナトリウムの定期的な添加により、pHを8
〜9に維持した。反応物を1.5時間加熱し(その間に色は淡黄色に褪色した)
、次いで外界温度に冷却した。未反応ヨウ素を中和するために、10%亜硫酸水
素ナトリウム水溶液(100mL)を添加した。回転蒸発機上で総容量150mLま
で反応物を濃縮し、そして3×100mLの酢酸エチルで溶液を抽出した。酢酸エ
チル抽出物を合わせ、そしてブライン溶液(100mL)で洗浄した。無水炭酸カ
リウム上で酢酸エチル溶液を乾燥させ、そして回転蒸発機上で濃縮させた。5.
0gmの黄色の油状物が得られた。粗製生成物をフラッシュクロマトグラフィー(
500mLSiO2、CH2Cl2:
CH3OH、95:5)により精製すると、N−デメチルスピノシンD(3.7
9gms、75.8%):部分1H−NMR(CDCl3,300Mz)d 6.6
8(1H,bs)、5.50(1H,bs)、4.86(1H,s)、4.67
(1H,m)、4.46(1H,bd)、4.30(1H,bd)、2.43(
6H,s)、1.72(3H,s)が得られた。実施例H8− N,N−ジデメチルスピノシンK
反応を、N−デメチルスピノシンK(891mg、1.27mmol)により出発さ
せて、実施例H1に記載のように実施したが、抽出作業はEt2OでなくEtO
Acにより実施された。これによりN,N−ジデメチルスピノシンK(463.
6mg)が無色のガラス状物として得られた。実施例H9− スピノシンF17−Psa
この化合物は、スピノシンF35mg(0.049mmol)から出発して、実施例
H10のスピノシンE 17−Psaに記載のように調製した。スピノシンF
17−Psa、24mg(88%)が無色の泡状物として得られた:1H NMR
(CDCl3)δ6.75(br s,1H,H−13)、5.83(d,1H
,H−5)、5.75(dt,1H,H−6)、4.82(s,1H,H−1’
)、4.65(m,1H,H−21)、4.28(m,1H,H−9)、4.1
5(m,1H,H−17)、3.52(s,3H,4’−OCH3)、3.46
(s,6H,2’−,3’−OCH3)、1.25(d,3H,H−6’);M
S m/z 576(2)。実施例H10− スピノシンE 17−プソイドアグリコン
水(0.7mL)中スピノシンE35mgの十分に撹拌した懸濁液に、1
NのH2SO4(0.1mL)を一度に添加した。生成された溶液を90〜100℃
に加熱し、そして24時間その温度で維持した。プソイドアグリコンがその期間
に分離する。次いで混合物を外界温度に冷却し、粗製生成物をジクロロメタン中
に抽出した。次いで有機抽出物を飽和NaCl溶液で洗浄し乾燥させた(MaS
O4)。蒸発させると粗製17−プソイドアグリコンが得られ、それを、溶離剤
としてCH2Cl2中4%メタノールを使用する、シリカゲル上のクロマトグラフ
ィーにより精製すると、無色の泡状物としてスピノシンE 17−プソイドアグ
リコン26mg(92%)が得られた:1H NMR(CDCl3)δ6.74(b
r s,1H,H−13)、5.83(d,1H,H−5)、5.75(dt,
1H,H−6)、4.81(s,1H,H−1’)、4.72(m,1H,H−
21)、4.28(m,1H,H−9)、3.52(s,3H,4’−OCH3
)、3.46(s,6H,2’−,3’−OCH3)、1.13(d,3H,H
−22);MS m/z 576(2)。パートI デオキシラムノース誘導体 実施例I1− N−デメチル−2’−デオキシスピノシンQ
化合物2’−デオキシスピノシンQ(940mg、1.31mmol)を熱い70%
MeOH/30%pH9バッファー(40ml)中に溶解させた。酢酸ナトリウム
三水和物(1.3gms、9.6mmol)を添加し、そして懸濁物を47℃に加熱した
。次いでヨウ素(438mg、1.7mmol)を固体として添加した。47℃で4時
間撹拌後、更にヨウ素(150.8mg、0.59mmol)を添加した。混合物を更
に4時間47℃で撹拌し、次いで室温に冷却し更に12時間撹拌した。溶液を5
%チオ硫酸ナトリウム
中に注入し、Et2Oにより抽出した。Et2Oをブラインで洗浄し、乾燥(K2
CO3)させそして室温で蒸発させた。残渣をシリカゲルカラム(5%MeOH
/CH2Cl2)上でクロマトグラフィーにかけると、N−デメチル−2’−デオ
キシスピノシンQ(462.7mg;淡ピンク色の固体として回収された出発物質
を基礎にして、56%収率)が得られた。FDMS、m/z(相対密度)702
(100)、159(10)。実施例I2− N−デメチル−3’−デオキシスピノシンJ
3’−デオキシスピノシンJ(1.51gms、2.16mmol)から出発して実
施例I1に記載のように反応を実施した。これにより、白色固体としてN−デメ
チル−3’−デオキシスピノシンJ(937.6mg;63%収率)が得られた;
FDMS、m/z(相対密度)687(100)、159(10)。実施例I3− 3’−デオキシスピノシンJ17−Psa
3’−デオキシスピノシンJ(257.2mg、0.37mmol)を1NのH2S
O4(5ml)中に懸濁させ、2.25時間還流加熱させた。次いで混合物を室温
に冷却し、CH2Cl2で希釈しそして水で洗浄した。次いでCH2Cl2をブライ
ンで洗浄し、乾燥させ(K2CO3)そして室温で蒸発させた。残渣をシリカゲル
カラム(50%EtOAc/ヘキサン)上でクロマトグラフィーにかけると、3
’−デオキシスピノシンJ17−Psa(112mg;54%収率);FDMS.
m/e(相対密度)560(100)、159(16)が得られた。実施例I4− 9−O−(1−テトラヒドロピラノシル)スピノシンA9−Ps a(α及びβ異性体の混合物)
化合物スピノシンA9−Psa(106.6mg、0.20mmol)をベ
ンゼン(10ml)中にに溶解させ、そしてジヒドロピラン(21ml、0.23mm
ol)、次いで触媒的な量のp−トルエンスルホン酸を添加した。混合物を16時
間、還流加熱した。反応が認められなかったので、更にジヒドロピラン(200
ml)を添加し、混合物を6時間 ディーン/スターク(Dean/Stark)トラップに
より還流させ、次いで室温に冷却した。混合物をCH2Cl2で希釈し、1N の
NaOHで洗浄した。CH2Cl2をブラインで洗浄し、乾燥させ(K2CO3)、
そして室温で蒸発させた。残渣(105mg、大部分スピノシンA9−Psa)を
ベンゼン(10ml)に溶解させ、そしてジヒドロピラン(200ml、2.2mmol
)、次にp−トルエンスルホン酸(42.9mg、0.23mmol)を添加した。混
合物を1時間室温で撹拌し、次いでEt2Oで希釈した。Et2Oを飽和NaHC
O3、ブラインで洗浄し、乾燥させ(K2CO3)、そして室温で蒸発させた。残
渣をシリカゲルのクロマトトロン板(100%EtOAc、次に10%EtOH
/EtOAc、次に100%MeOHを2段階で)上でクロマトグラフィーにか
けると、9−O−(1−テトラヒドロピラノシル)スピノシンA9−Psa(α
及びβ異性体の混合物)(116.8mg;93%収率)が得られた;FDMS
m/e(相対密度)628(100)、142(5)。実施例I5− 3’−O−アセチルスピノシンJ
化合物スピノシンJ(207.9mg、0.29mmol)をピリジン(2ml)中に
溶解させ、そして無水酢酸(140ml、1.5mmol)を添加した。混合物を24
時間、室温で撹拌し、次いで室温で蒸発させた。残渣をシリカゲルカラム(7%
MeOH/CH2Cl2)上でクロマトグラフィーにかけると、3’−O−アセチ
ルスピノシンJ(148.8mg;68
%収率)が無色のガラス状物として得られた。FDMS、m/e(相対密度)7
59(100)、283(4)、142(7)。実施例I6− 2’−O−アセチルスピノシンH
スピノシンH(211.9mg、0.29mmol)から出発して実施例I5に記載
のように反応を実施した。これにより2’−O−アセチルスピノシンH(175
.2mg;80%収率)が無色のガラス状物として得られた。FDMS、m/e(
相対密度)759(100)、142(6)。実施例I7− 4’−O−アセチルスピノシンK
スピノシンK(207.0mg、0.29mmol)から出発して実施例I5に記載
のように反応を実施した。これにより4’−O−アセチルスピノシンK(204
.9mg;93%収率)が白色のガラス状物として得られた。FDMS、m/e(
相対密度)759(100)。実施例I8− 4’−O−[(S−メチル)ジチオカルボニル]スピノシンK
スピノシンK(201.0mg、0.28mmol)及びイミダゾール(触媒量)を
無水THF(2ml)中に溶解させ、窒素下で室温で撹拌した。水素化ナトリウム
(鉱油状物中50%;25mg、0.52mmol)、次に二硫化炭素(90ml、1.
5mmol)、次にヨウ化メチル(90ml、1.44mmol)を添加した。1時間室温
で撹拌後、酢酸(90ml)を添加し、混合物を飽和NaHCO3中に注入した。
次いでこの水溶液をCH2Cl2で抽出した。CH2Cl2をブラインで洗浄し、乾
燥させ(MgSO4)そして室温で蒸発させると4’−O−[(S−メチル)ジ
チオカルボニル]スピノシンK(218.1mg、97%)が黄色のガラス状物と
して得られた。FDMS、m/e(相対密度)808(100)。実施例I9− 3’ −O−[(S−メチル)ジチオカルボニル]スピノシンJ
スピノシンJ(207.1mg、0.29mmol)から出発して実施例I8に記載
の方法により反応を実施した。これにより3’−O−[(S−メチル)ジチオカ
ルボニル]スピノシンJ(224.0mg、96%収率)が黄色のガラス状物とし
て得られた。FDMS、m/e(相対密度)808(100)。実施例I10− 2’−O−[(S−メチル)ジチオカルボニル]スピノシンH
スピノシンH(204.0mg、0.28mmol)から出発して実施例I8に記載
の方法により反応を実施した。これにより2’−O−[(S−メチル)ジチオカ
ルボニル]スピノシンH(218.8mg、97%収率)が黄色のガラス状物とし
て得られた。FDMS、m/e(相対密度)808(100)。実施例I11− 2’−O−[(S−メチル)ジチオカルボニル]スピノシンQ
スピノシンQ(1.00gms、1.4mmol)から出発して実施例I8に記載の
方法により反応を実施した。これにより2’−O−[(S−メチル)ジチオカル
ボニル]スピノシンQ(1.13gms、98%収率)が黄色のガラス状物として
得られた。FDMS、m/e(相対密度)822(100)。実施例I12− 3’−O−[(S−メチル)ジチオカルボニル]スピノシンL
スピノシンL(1.65gms、2.2mmol)を、無水THF(50ml)
中に溶解させ、そして窒素下で氷浴中で冷却した。イミジゾール(imidizole)
(21.2mg、0.3mmol)、次に水素化ナトリウム(鉱油状物中60%;10
5.0mg、2.6mmol)、次に二硫化炭素(700ml、11.64mmol)及びヨ
ウ化メチル(700ml、11.1mmol)を溶液に添加した。この混合物を室温で
1時間撹拌し、次いで微量のNaHを添加しそして1時間撹拌を継続した。混合
物を飽和塩化アンモニウム中に注入しそしてCH2Cl2で抽出した。CH2Cl2
を乾燥させ(K2CO3)、室温で蒸発させると3’−O−(S−メチルチオノカ
ルボニル)スピノシンL(1.86gms、100%収率)が黄色の固体として得
られた。FDMS、m/e(相対密度)821(100)、160(4)。実施例I13− 4’−デオキシスピノシンK
化合物4’−O−[(S−メチル)ジチオカルボニル]スピノシンK(182
.5mg、0.23mmol)をトルエン(10ml)中に溶解させた。水素化トリブチ
ルスズ(93ml、0.35mmol)及びAIBN(触媒量)を添加しそして溶液を
還流させた。2時間後、更に水素化トリブチルスズ(100ml)を添加した。混
合物を更に12時間還流させ、そして次いで5時間室温で撹拌した。次いで溶媒
を少量になるまで蒸発させ、そして残渣をシリカゲルカラム(80%EtOAc
/ヘキサン)上でクロマトグラフィーにかけると、4’−デオキシスピノシンK
(59.9mg、37%収率)が無色のガラス状物として得られた。FDMS、m
/e(相対密度)702(100)。実施例I14− 3’−デオキシスピノシンJ
化合物3’−O−[(S−メチル)ジチオカルボニル]スピノシンJ(849
.1mg、1.05mmol)を無水トルエン(50ml)中に溶解さ
せた。新鮮な水素化トリブチルスズ(500ml、1.6mmol)及びAIBN(1
0.2mg)を添加しそして混合物を還流させた。8時間後、更にAIBN(32
.8mg)を添加し、還流を2時間継続した。5℃で48時間撹拌後、溶媒を少量
になるまで蒸発させた。残渣をシリカゲルカラム(3.5%MeOH/CH2C
l2)上でクロマトグラフィーにかけると、3’−デオキシスピノシンJ(55
7.0mg、76%収率)が無色のガラス状物として得られた。FDMS、m/z
(相対密度)701(100)。実施例I15− 2’−デオキシスピノシンH
化合物2’−O−[(S−メチル)ジチオカルボニル]スピノシンH(1.1
5gms、1.4mmol)を無水トルエン50ml中に溶解させた。新鮮な水素化トリ
ブチルスズ(750ml、2.8mmol)及びAIBN(30mg)を添加しそして混
合物を還流させた。2.5時間後、更にAIBN(20.5mg)を添加し、還流
を5時間継続した。室温で11.5時間撹拌後、溶媒を少量になるまで蒸発させ
て、残渣をシリカゲルカラム(3.5%MeOH/CH2Cl2)上でクロマトグ
ラフィーにかけると、2’−デオキシスピノシンH(821.5mg、84%収率
)が無色のガラス状物として得られた。FDMS、m/z(相対密度)701(
100)。実施例I16− 2’−デオキシスピノシンQ
化合物2’−O−[(S−メチル)ジチオカルボニル]スピノシンQ(1.0
8gms、1.3mmol)を無水トルエン(50ml)中に溶解させた。新鮮な水素化
トリブチルスズ(750ml、2.8mmol)及びAIBN(47.5mg)を添加し
、混合物を2.5時間還流させ、次いで室温
に冷却させた。20時間後、溶媒を蒸発させて、残渣をシリカゲルカラム(3.
5%MeOH/CH2Cl2)上でクロマトグラフィーにかけると、2’−デオキ
シスピノシンQ(912.9mg、98%収率)が無色のガラス状物として得られ
た。FDMS、m/z(相対密度)716(100)。実施例I17− 3’−デオキシスピノシンL
3’−O−(S−メチルチオノカルボニル)スピノシンL(1.85gms、2
.25mmol)により出発して、実施例116に記載の方法で反応を実施した。こ
れにより3’−デオキシスピノシンL(1.16gms、74%収率)が無色のガ
ラス状物として得られた。FDMS、m/e(相対密度)716(100)。実施例I18− 9−O−(α−L−3,4−ジ−O−アセチルラムノシル)ス ピノシンA9−Psa
スピノシンA9−Psa(1.56gms、2.9mmol)及び1−ブロモ−2,
3,4−トリ−O−アセチルラムノース1(1.52gms、4.3mmol)をCH2
Cl2(75ml;無水)中に溶解させた。テトラメチル尿素(1.0ml、8.4m
mol)、次にトリフルオロメタンスルホン酸銀(823.8mg、3.2mmol)を
添加し、そして反応フラスコをフォイルで覆った。24時間、室温の暗所での撹
拌後、反応混合物をシーライトを通して濾過し、そしてシーライトを新鮮なCH2
Cl2で洗浄した。次いで濾液を回収し、飽和NaHCO3で洗浄し、乾燥させ(
MgSO4)、室温で蒸発させた。残渣を高度な真空下に置くと、濃い黄色の油状
物3.29gmsが得られた。この物質をシリカゲルカラム(5%EtOH/CH2
Cl2、100%EtOHでカラムを洗浄)上でクロマトグラフィー
にかけると、9−O−(α−L−3,4−ジ−O−アセチルラムノシル)スピノ
シンA9−Psa(259.6mg、無色のガラス状物として回収されたスピノシ
ンA9−Psaを基礎にして15%収率)が得られた。IR(KBr、cm-1)
3480.99(OH)、2938.92、1747.73、1661.89、
1457.41、1373.49、1232.67、1164.19、1125
.61、1042.66、988.64、902.80。FDMS(m/z、相
対密度)774(100)。分析(C42H63NO12)計算値C:65.18、H
:8.20、N:1.81;測定値、C:64.94、H:8.28、N:1.
97。実施例I19− 3,4−ジ−O−エチル−6−デオキシ−1−グルカール
上方に撹拌機の付いた、300mL丸底3首フラスコに、ヨウ化エチル(32mL
、0.40mol)、3,4−ジ−O−アセチル−6−デオキシ−L−グルカール
(4.28g、0.20mol)、50%NaOH水溶液(43mL、0.81mol)
及びDMSO(11.4mL、0.16mol)を逐次添加した。撹拌を開始し、そ
して硫酸水素テトラブチルアンモニウム(2.04g、0.006mol)を一度に
添加した。撹拌を66時間継続した。混合物を水とEt2Oに分配した。水相を
Et2O(20mL)で2回そして最後に1:1のEt2O−CH2Cl2(20mL)
で抽出した。有機相を合わせ、水、希チオ硫酸ナトリウム水溶液、水及びブライ
ンで逐次洗浄し、硫酸ナトリウム及び炭酸カリウム上で乾燥させ、そして減圧濃
縮させた。蒸発中に白色の固体が沈澱した。混合物をペンタンで希釈し、そして
濾過により固体を除去した。溶媒を濾液から減圧濾過により除去すると、淡黄色
の油状物(3.2g、87%)が得られ、これは
更に精製することなしに次に反応に使用するに十分に均質であった。1H NM
R d6.32(dd,J=6.1,0.6,1H)、4.78(dd,J=6
.1,1.2,1H)、1.36(d,J=6.4,3H)、1.22(t,J
=7.0,6H)。実施例I20− 3,4−ジ−O−n−プロピル−6−デオキシ−L−グルカー ル
上方に撹拌機の付いた、300mL丸底3首フラスコに、ヨウ化n−プロピル(
39mL、0.40mol)、3,4−ジ−O−アセチル−6−デオキシ−L−グル
カール(4.28g、0.20mol)、50%NaOH水溶液(43mL、0.81
mol)及びDMSO(11.4mL、0.16mol)を逐次、添加した。撹拌を開始
し、そして硫酸水素テトラブチルアンモニウム(2.04g、0.006mol)を
一度に添加した。混合物を室温で17時間撹拌した。混合物を水とペンタンに分
配した。水層を更にペンタンで抽出した。合わせた有機相を、水(3回)、希チ
オ硫酸ナトリウム水溶液、希炭酸水素ナトリウム及びブラインで逐次洗浄した。
溶媒を減圧(20トル、後に0.1トル)により除去すると、淡黄色の油状物(
4.0g、94%)が得られ、これは更に精製することなしに使用することがで
きた。1H NMR d6.31(dd,J=6.1,1.4,1H)、4.7
8(dd,J=6.1,2.4,1H)、1.60(m,4H)、1.37(d
,J=6.4,3H)、0.93(t,J=6.3,3H)、0.94(t,J
=6.3,3H)。実施例I21− 3,4−ジ−O−i−プロピル−6−デオキシ−L−グルカー ル
上方に撹拌機の付いた、300mL丸底3首フラスコに、ヨウ化i−プ
ロピル(40mL、0.40mol)、3,4−ジ−O−アセチル−6−デオキシ−
L−グルカール(4.28g、0.20mol)、50%NaOH水溶液(43mL、
0.81mol)及びDMSO(11.4mL、0.16mol)を逐次、添加した。撹
拌を開始し、そして硫酸水素テトラブチルアンモニウム(2.04g、0.00
6mol)を一度に添加した。混合物を室温で67時間そして24時間、還流温度
で撹拌した。混合物を室温に冷却しそして水とペンタンの間に分配した。水層を
更にペンタンで抽出した。合わせた有機相を、水(4回)、希チオ硫酸ナトリウ
ム水溶液、水及び飽和炭酸水素ナトリウムで逐次洗浄した。溶媒を減圧(20ト
ル、後に0.1トル)により除去すると、淡黄色の油状物(1.2g、28%)
が得られ、これは更に精製することなしに使用することができた。1H NMR
d6.29(dd,J=6.1,1.4,1H)、4.70(dd,J=6.
1,2.4,1H)、1.35(d,J=6.4,3H)、1.21(d,J=
6.4,3H)、1.18(d,J=6.4,6H)、1.17(d,J=6.
4,3H)。実施例I22− 9−(2−デオキシ−3−O,4−O−ジ−n−プロピル−1 −α−ラムノシル)−スピノシンA9−プソイドアグリコン及び9−(2−デオ キシ−3−O,4−O−ジ−n−プロピル−1−β−ラムノシル)−スピノシン A9−プソイドアグリコン
下記の量:スピノシンA9−プソイドアグリコン(544mg、1.00mmol)
、CH2Cl2(4mL)、3,4−ジ−O−n−プロピル−6−デオキシ−L−グ
ルカール(429mg、2.00mmol)及びカンファースルホン酸(279mg、1
.20mmol)を使用して、実施例I29と同様の方法及び処理を使用した。粗製
生成物をCHCl3中3%MeOH
によるシリカゲル(80g)上、並びに90%MeOH及び10%水(0.1%
v/v濃度のNH4OH水溶液を含有)による、逆相カラム[Kromasil'C18、Sil
ica ODS,100Å,10m,球状(spherical),25cm×20mm]上でクロマトグラフィ
ーにかけると、両者のアノマー性生成物が白色の泡状物として得られた:α−ア
ノマー(307mg、41%)1H NMR d4.85(br d,J=2.9
,1H)、0.94(t,J=7.5,3H)、0.92(t,J=7.5,3
H)及び、β−アノマー(80mg,10%)1H NMR d4.42(m,2
H)、0.93(t,J=7.3,3H)、0.92(t,J=7.3,3H)
。実施例I23− 9−(2−デオキシ−3−O,4−O−ジ−i−プロピル−1 −α−ラムノシル)−スピノシンA9−プソイドアグリコン
下記の量:スピノシンA9−プソイドアグリコン(543mg、1.00mmol)
、CH2Cl2(4mL)、3,4−ジ−O−n−プロピル−6−デオキシ−L−グ
ルカール(428mg、2.00mmol)及びカンファースルホン酸(279mg、1
.20mmol)を使用して、実施例I29と同様の方法及び処理を使用した。粗製
生成物を、EtOAcによるシリカゲル(100g)上、並びに90%MeOH
及び10%水(0.1%v/v濃度のNH4OH水溶液を含有)による、逆相カ
ラム(Kromasil'C18、Silica ODS,100Å,10m,球状、25cm×20mm)でクロマト
グラフィーにかけると、白色の粉末が得られた(306mg、40%)。1H N
MR d4.84(br d,J=2.9,1H)、1.40〜1.13(m,
25H)。実施例I24− 1−(O,O−ジエチルジチオホスホリル)−2−デオキシ− 3,4−ジ−O−アセチル−ラムノース
3,4−ジ−O−アセチル−6−デオキシ−L−グルカール(2.14g、1
0.0mmol)をベンゼン(20mL)に溶解させた。ベンゼン(10mL)中のO,
O−ジエチルジチオリン酸(1.96g、10.5mmol)の溶液を5分間かけて
添加し、そして生成した混合物を室温で18時間、撹拌した。更にジチオリン酸
を添加し(0.10g、0.54mmol)、そして混合物を更に20時間、撹拌し
た。混合物を希炭酸水素ナトリウム水溶液(2回)、水及びブラインで抽出した
。混合物をNa2SO4及びMgSO4で乾燥させそして溶媒を減圧下で除去する
と、黄色の油状物(4.03g、101%)が得られた。実施例I25− 9−(2−デオキシ−3−O,4−O−ジアセチル−1−α− ラムノシル)−スピノシンA9−プソイドアグリコン
粉末化された4Å分子ふるい(500mg)及びAgF(685mg、5.40mm
ol)をアセトニトリル(2mL)中に懸濁させた。アセトニトリル中1−(O,O
−ジエチルジチオホスホリル)−2−デオキシ−3,4−ジ−O−アセチルラム
ノース(400mg、1.00mmol)の溶液を一度に添加した。生成した暗緑褐色
の混合物を室温で6日間、撹拌した。混合物をシーライトを通して濾過し、黒色
の沈澱物を除去し、溶媒を蒸発させ、そして残渣を、EtOAc−Et2Oの1
:1の混合物(20mL)中に溶解させた。混合物を希NaOH水溶液(2回)、
水(2回)及びブラインで逐次洗浄した。溶媒を蒸発させ、残渣を、90%Me
OH及び水(0.1%v/v濃度のNH4OH水溶液を含有)を使用する、逆相
カラム(Kromasil'C18、Silica ODS,100Å,10m,球状,25cm×20mm)上でクロ
マトグラフィーにかけると、無定型の白色の固体が得られた(36mg、9%)。1
H NMR d4.85(br d,J=2.9,1
H)、2.08(s,3H)、2.01(s,3H)。実施例I26− 9−(2H−5−R−アセトキシ−5,6−ジヒドロ−6−S −メチル−2−α−ピラニル)−スピノシンA9−プソイドアグリコン
スピノシンA9−プソイドアグリコン(272mg、0.500mmol)及び3,
4−ジ−O−アセチル−6−デオキシ−L−グルカール(214mg、1.00mm
ol)をCH2Cl2(3mL)中に溶解させた。分子ふるい(4Å、40mg)及びカン
ファースルホン酸(128mg、0.550mmol)を添加した。18時間後、更に
カンファースルホン酸(20mg、0.086mmol)を添加した。混合物を3日間撹
拌した。混合物をCH2Cl2(10mL)で希釈しそして1:1:1の水−飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液−1.0NのNaOHの混合物で洗浄した。水層をCH2
Cl2(2回)で抽出し、合わせた有機層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥させそして蒸発させると、暗色の油状物が得られた。残渣を90%MeOH
及び水(0.1%v/v濃度のNH4OH水溶液を含有)を使用する、逆相カラ
ム(Kromasil'C18、Silica ODS,100Å,10m,球状,25cm×20mm)上でクロマト
グラフィーにかけると、白色の泡状物(44mg、11%)が得られた。1H N
MR d5.92〜5.73(m,4H)、5.01(br s,1H)、2.
09(s,3H)。実施例I27− 5,6−ジヒドロ−9−(2−デオキシ−3−O,4−O−ジ エチル−1−α−ラムノシル)−スピノシンA9−プソイドアグリコン
9−(2−デオキシ−3−O,4−O−ジエチル−1−α−ラムノシル)−ス
ピノシンA9−プソイドアグリコン(200mg、273mmol)
及びシクロヘキセン(0.40mL、3.95mmol)を無水エタノール(4mL)中
に溶解させた。木炭上パラジウム(10%、20mg、19mmol)を注意して添加
し、そして生成した混合物を3時間還流温度で加熱した。混合物を更に室温で1
7時間撹拌した。混合物をシーライトを通して濾過し、窒素流下で蒸発させた。
残渣を、90%MeOH及び水(0.1%v/v濃度のNH4OH水溶液を含有
)を使用して、逆相カラム(Kromasil'C18、Silica ODS,100Å,10m,球状,25
cm×20mm)上でクロマトグラフィーにかけると、ガラス状物様の固体(45mg、
22%)が得られた。1H NMR d6.83(br s,1H)、5.9〜
5.7における2H−マルチプレット(multiplet)は存在しなかった。実施例I28− 5,6−ジヒドロ−9−(2−デオキシ−3−O,4−O−ジ −n−プロピル−1−α−ラムノシル)−スピノシンA9−プソイドアグリコン
シクロヘキセン(3.0mL、28.6mmol)及び木炭上パラジウム(10%、
43mg)を無水エタノール(3mL)に添加した。エタノール(2mL)中9−(2−
デオキシ−3−O,4−O−ジ−n−プロピル−1−α−ラムノシル)−スピノ
シンA9−プソイドアグリコン(188mg、0.248mmol)の溶液を添加し、
混合物を5.5時間、還流温度に加熱した。更に木炭上パラジウムを、1時間後
(38mg)、及び4.5時間後(67mg)に、反応混合物に添加した。混合物を
冷却し、シーライトを通して濾過し、濃縮すると濃厚な油状物が得られた。残渣
をEt2Oに溶解させ、濃縮された炭酸水索ナトリウム水溶液及びブラインで洗
浄し、無水炭酸カリウム上で乾燥させ、そして蒸発させると、明るい灰色の泡状
物が得られた。この物質を92%MeOH及び8%の水(0.1%v
/v濃度のNH4OH水溶液を含有)を使用して、逆相カラム(Kromasil'C18、S
ilica ODS,100Å,10m,球状,25cm×20mm)上でクロマトグラフィーにかける
と、白色の無定型粉末(80mg、42%)が得られた。1H NMR d6.7
3(br s,1H)、5.9〜5.7における2H−マルチプレット(multip
let)は存在しなかった。実施例I29− 9−(2−デオキシ−3−O,4−O−ジエチル−1−α−ラ ムノシル)−スピノシンA9−プソイドアグリコン
スピノシンA9−プソイドアグリコン(136mg、0.250mmol)をCH2
Cl2(1mL)に溶解させた。3,4−ジ−O−エチル−6−デオキシ−L−グ
ルカール(93mg、0.50mmol)及びカンファースルホン酸(70mg、0.3
0mmol)を一度に逐次添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液を添加し、そして混合物をEtOAc(5mL)で希釈した
。混合物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(10mL)及び1.0NのNaOH(
2mL)及びEtOAc(10mL)の混合物の間で分配させた。水層を更にEtO
Acで抽出した。合わせた有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及びブライン
で逐次洗浄し、無水Na2SO4上で乾燥させた。溶媒を減圧下で除去し、そして
残渣をを90%MeOH及び10%の水(0.1%v/v濃度のNH4OH水溶
液を含有)を使用して、逆相カラム(Kromasil'C18、Silica ODS,100Å,10m,
球状,25cm×20mm)上でクロマトグラフィーにかけると、無定型の白色の固体(
74mg、40%)が得られた。1H NMR d4.84(br d,J=2.
9,1H)、1.21(t,J=7.1,3H)、1.20(t,J=7.2,
3H)。パートJ ラムノース糖の置換によるプソイドアグリコンA2の誘導 実施例J1− ジオキソラン環の2位及び5位における9−O−[(1’S,2 ’S,3’S)−2−メチル−4−(1’,2’−ビス−アセトキシ−3’−ヒ ドロキシブチル)−5−ヒドロキシ−1,3−ジオキソラン−2−イル]スピノ シンA9−Psa混合物
ジクロロメタン(5ml)中スピノシンA9−Psa(100.8mg、0.19
mmol)の溶液に、1−ブロモ−2,3、4−トリ−O−アセチル−ラムノース1
(67.9mg、0.19mmol)、次いでトリフラート銀(52.3mg、0.2mm
ol)及び次いでジイソプロピルエチルアミン(35μl、0.2mmol)を添加し
た。反応混合物を暗所で室温で3.5時間撹拌した。次いで混合物をジクロロメ
タンで希釈し水で洗浄した。次いでジクロロメタンをブラインで洗浄し、MgS
O4で乾燥させ、そして減圧蒸発させた。生成物をジクロロメタン中5%メタノ
ールで溶離させる、シリカ上のクロマトグラフィーにより未反応の出発物質から
分離させた。これにより、ジオキソラン環の2位及び5位における9−O−[(
1’S,2’S,3’S)−2−メチル−4−(1’,2’−ビス−アセトキシ
−3’−ヒドロキシブチル)−5−ヒドロキシ−1,3−ジオキソラン−2−イ
ル]スピノシンA9−Psa混合物(75.2mg、49%収率)、FDMS、m
/e(相対密度)816(M+、70)、815(100)、585(10)が得
られた。実施例J2− ジオキソラン環の2位及び5位における9−O−[(1’S,2 ’S,3’S)−2−メチル−4−(1’,2’,3’−トリヒドロキシブチル )−5−ヒドロキシ−1,3−ジオキソラン−2−イル]スピノシンA9−Ps a混合物
メタノール(4ml)中の、ジオキサラン環の2位及び5位の、9−O−[(1
’S,2’S,3’S)−2−メチル−4−(1’,2’−ビス−アセトキシ−
3’−ヒドロキシブチル)−5−ヒドロキシ−1,3−ジオキソラン−2−イル
]スピノシンA9−Psaの混合物(104.2mg、0.12mmol)の溶液に、
ガス発生を伴って微量の水素化ナトリウム(鉱油状物中の60%分散物)を添加
した。反応混合物を室温で15分間撹拌した。次いで混合物をジクロロメタンで
希釈し、そして飽和塩化アンモニウム水溶液で洗浄した。次いでジクロロメタン
をブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、そして室温で減圧蒸発させた。
これにより、ジオキソラン環の2位及び5位における9−O−[(1’S,2’
S,3’S)−2−メチル−4−(1’,2’,3’−トリヒドロキシブチル)
−5−ヒドロキシ−1,3−ジオキソラン−2−イル]スピノシンA9−Psa
混合物(44.2mg;50%収率)をベージュ色の固体、FDMS、m/e(相
対密度)733(95)、732(M+、100)、543(10)として得た
。実施例J3 −9−O−(2−メトキシエトキシメチル)スピノシンA9−Ps a
ジクロロメタン(20ml)中のスピノシンA9−Psa(474.3mg、0.
87mmol)の溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(225μl、1.3mmol)
及び塩化2−メトキシエトキシメチル(100μl、0.87mmol)を添加した
。反応混合物を24時間還流加熱し、次いで2日間室温で撹拌した。次いで混合
物をジクロロメタンで希釈し、飽和NaHCO3水溶液で洗浄した。ジクロロメ
タンをK2CO3で乾燥させ、そして室温で減圧蒸発させた。生成物を、ジクロロ
メタン中の4%メタノー
ル、次いでジクロロメタン中の10%のメタノールで1段階で溶離させる、シリ
カ上のクロマトグラフィーにより、未反応の出発物質から分離させた。これによ
り、9−O−(2−メトキシエトキシメチル)スピノシンA9−Psa(226
.5mg、回収出発物質に基づいて56%収率)が無色のガラス状物、FDMS、
m/e(相対密度)632(M+、40)、631(100)として得られた。実施例J4− 9−O−メチルスピノシンA9−Psa
THF(2ml)中のスピノシンA9−Psa(200.1mg、0.37mmol)
の溶液に、水素化ナトリウム(鉱油状物中50%;34.6mg、0.72mmol)
、次いでヨードメタン(90μl、1.4mmol)を添加した。反応混合物を室温
で撹拌し、その間に3.5時間にわたり緩徐な蒸発が起こった。次いで混合物を
エーテルで希釈しそして水で洗浄した。次いでエーテルをブラインで洗浄し、K2
CO3で乾燥させ、そして室温で減圧蒸発させた。生成物を、ジクロロメタン中
の7%メタノールで溶離させて、シリカ上のクロマトグラフィーにより未反応の
出発物質から分離させた。これにより、9−O−メチルスピノシンA9−Psa
(75.6mg;37%収率)が白色のガラス状物、FDMS、m/e(相対密度
)558(M+、60)、557(100)として得られた。実施例J5 −9−O−[(2R,3S,4S,5R,9R)−2−メチル−3 −アセトキシ−4−ジメチルアミノ−7−メチル−1,6,8−トリオキソ[4 .3.0]ビシクロノナン−7−イル]スピノシンA9−Psa
無水ジクロロメタン(30ml)中のスピノシンA9−Psa(564.5mg、
1.04mmol)及び1−ブロモ−2,4−ジ−O−アセチルミカ
ミノース臭化水素2(487.4mg、1.15mmol)の溶液に、テトラメチル尿
素(358ml、3.0mmol)及びトリフラート銀(298.4mg、1.16mmol
)を添加した。反応混合物を室温の暗所で20時間、撹拌した。次いで混合物を
ジクロロメタンで希釈しそして1N のNaOHで洗浄した。次いでジクロロメタ
ンをブラインで洗浄し、K2CO3で乾燥させ、そして室温で減圧蒸発させた。生
成物をジクロロメタン中の5%メタノールで溶離させて、シリカ上のクロマトグ
ラフィーにより未反応の出発物質から分離させた。これにより、9−O−[(2
R,3S,4S,5R,9R)−2−メチル−3−アセトキシ−4−ジメチルア
ミノ−7−メチル−1,6,8−トリオキソ[4.3.0]ビシクロノナン−7
−イル]スピノシンA9−Psa(101.9mg;回収された出発物質を基礎に
して13%収率)が異性体の混合物、FDMS、m/e(相対密度)828(2
0)、800(M+−H、100)、759(20)、543(30)として得
られた。
2Tatsuka,K.; Tanaka,A.; Fujimoto,K.; Kinoshita,M.; Umezawa,S. J.Am
.Chem.Soc.1977,99(17),5826.実施例J6− 9−O−アセチルスピノシンA9−Psa
クロロホルム(5ml)中のスピノシンA9−Psa(167.3mg、0.31
mmol)の溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(220μl、1.26mmol)、
次に塩化アセチル(220ml、3.1mmol)を添加した。反応混合物を室温で2
時間撹拌した。次いで混合物をエーテルで希釈しそして1NのNaOHで、次に
ブラインで洗浄し、K2CO3で乾燥させ、
そして室温で減圧蒸発させた。生成物を、ヘキサン中の50%酢酸エチルで溶離
させて、シリカ上のクロマトグラフィーにより精製した。これにより、9−O−
アセチルスピノシンA9−Psa(110.6mg;61%収率)がオフホワイト
のガラス状物、FDMS、m/e(相対密度)586(50)、585(M+、
100)として得られた。実施例J7− 9−O−カルボエトキシアセチルスピノシンA9−Psa
スピノシンA9−Psa(177mg、0.33mmol)及び塩化マロニルエチル
により出発することにより、実施例J6に記載と同様に反応を実施した。これに
より、9−O−カルボエトキシアセチルスピノシンA9−Psa(124.4mg
;57%収率)がオフホワイトのガラス状物、FDMS、m/e(相対密度)6
58(MH+、100)として得られた。実施例J8− 9−O,N−ジメチルスピノシンA9−Psa
DMF(0.5ml)中スピノシンA9−Psa(101.1mg、0.19mmol
)の溶液に、酸化銀(II)(81.9mg、0.35mmol)及びヨードメタン(3
5μl、0.56mmol)を添加した。反応混合物を室温の暗所で7日間撹拌した
。次いで混合物をエーテルで希釈し、濾過した。沈澱物を水に溶解し、新鮮なエ
ーテルで洗浄した。次いで水を凍結乾燥させ、そして残渣をエーテルですり漬し
、そして窒素流下で乾燥させた。これにより、9−O,N−ジメチルスピノシン
A9−Psa(13.5mg;10%収率)が黄褐色の固体、FDMS、m/e(
相対密度)761(10)、573(30)、572(M+、100)、188
(25)として得られた。実施例J9− 9−O[(S−メチル)ジチオカルボニル]スピノシンA9−P sa
無水THF(2ml)中スピノシンA9−Psa(205.5mg、0.38mmol
)及びイミジゾールの結晶のの溶液に、水素化ナトリウム(鉱油状物中50%分
散物;33.8mg、0.7mmol)、次いで二硫化炭素(90μl、1.5mmol)
及び次いでヨードメタン(90μl、1.4mmol)を添加した。反応混合物を室
温で2時間撹拌し次いで氷酢酸(90μl)を添加した。次いで混合物を飽和N
aHCO3水溶液中に注入し、ジクロロメタンで抽出した。ジクロロメタンをブ
ラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、そして室温で減圧蒸発させた。これによ
り、9−O−[(S−メチル)ジチオカルボニル]スピノシンA9−Psa(2
30mg;95%収率)が黄色のガラス状物、FDMS、m/e(相対密度)63
4(M+、60)、633(100)、142(50)として得られた。実施例J10− 9−O−[(2R,3S,4S,5R,9R)−2−メチル− 3−ヒドロキシ−4−ジメチルアミノ−7−メチル−1,6,8−トリオキソ[ 4.3.0]ビシクロノナン−7−イル]スピノシンA9−Psa
9−O−[(2R,3S,4S,5R,9R)−2−メチル−3−アセトキシ
−4−ジメチルアミノ−7−メチル−1,6,8−トリオキソ[4.3.0]ビ
シクロノナン−7−イル]スピノシンA9−Psa(40mg、0.05mmol)に
より出発することにより、実施例J2に記載のように反応を実施した。これによ
り、9−O−[(2R,3S,4S,5R,9R)−2−メチル−3−ヒドロキ
シ−4−ジメチルアミノ−7−メチル−1,6,8−トリオキソ[4.3.0]
ビシクロノナン−7
−イル]スピノシンA9−Psa(15.2mg;40%収率)、FDMS、m/
e(相対密度)759(M+、100)、543(35)が得られた。実施例J11− 9−O−m−メトキシベンゾイル−スピノシンA9−プソイド アグリコン
ピロリジノピリジンを即座に添加し、そして後処理にEtOAcの代わりにE
t2Oを使用したことを除いて、実施例J18と同様の方法を使用した。同様の
クロマトグラフィーの条件を使用して、無定型白色固体(110mg、54%)1
H NMR d7.61(dd,J=7.7,0.9,1H)、7.54(t,
J=2,1H)、7.34(t,J=7.8,1H)、7.10(dd,J=8
.2,2.0)、3.86(s,3H)が得られた。実施例J12− 9−O−p−メトキシベンゾイル−スピノシンA9−プソイド アグリコン
ピロリジノピリジンを即座に添加し、そして後処理にEtOAcの代わりにE
t2Oを使用したことを除いて、実施例J18と同様の方法を使用した。同様の
クロマトグラフィーの条件を使用して、無定型白色固体(100mg、49%)1
H NMR d7.98(d,J=8.9,2H)、6.92(d,J=8.9
,2H)、3.87(s,3H)が得られた。実施例J13− 9−エピ−9−O−フェノキシアセチル−スピノシンA9−プ ソイドアグリコン
スピノシンA9−プソイドアグリコン(544mg、1.00mmol)及びトリフ
ェニルホスフィン(525mg、2.00mmol)を、ベンゼン(5
mL)に溶解させ、そして溶液を4℃に冷却した。アゾジカルボン酸ジエチル(0
.31mL、2.00mmol)を、温度が5℃未満であり、試薬の色が一滴づつ褪せ
るような速度で滴加した。温度を5℃〜11℃に維持しながら、混合物を更に2
0分間撹拌し、次いで冷却しないで60分間撹拌した。反応物を水及び希炭酸水
素ナトリウム水溶液で急冷しそしてEtOAcと希炭酸水素ナトリウム水溶液の
間で分配させた。水層をEtOAcで(2回)抽出した。合わせた有機層を希炭
酸水素ナトリウム水溶液(2回)及びブラインで逐次洗浄した。混合物を無水硫
酸ナトリウム上で乾燥させ、そして蒸発させると、油状物状の固体が得られた。
この固体をEt2Oに溶解させ、そして希HCl(3回)で抽出した。乳様に見
える水層を併せてEt2Oで抽出した。水層のpHを1.0NのNaOHにより
約10に調節し、そしてEtOAc(2回)で抽出した。合わせたEtOAc部
分をブライン(2回)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。溶媒を蒸
発させそして残渣を、90%MeOH及び10%水(0.1%v/v濃度のNH4
OH水溶液を含有)による、逆相カラム(Kromasil'C18、Silica ODS,100Å,
10m,球状(spherical),25cm×20mm)でクロマトグラフィーにかけると、白色
の無定型の固体(0.54g、79%)1H NMR d7.26(t,J=8.
4,2H)、6.95(t,J=8.4,1H)6.87(d,J=8.4,2
H)、5.35(br q,J=6.0,1H)、4.58(s,2H)が得ら
れた。実施例J14− 9−O−(2,3,5−トリ−O−メチル)−α−L−リボフ ラノシル)スピノシンA9−Psa及び9−O−(2,3,5−トリ−O−メチ ル)−b−L−リボフラノシル)スピノシンA9−P sa
実施例J18に使用されたものと同様な方法により、スピノシンA9−Psa
(0.33g、0.63mmol)、p−トルエンスルホン酸ピリジニウム(0.2g
、0.8mmol)及びO−(2,3,5−トリ−O−メチル−β−L−リボフラノ
シル)トリクロロアセトイミダート(1.6g、4.75mmol)の反応から、α
:β9−O−(2,3,5−トリ−O−メチル)−α−L−リボフラノシル)ス
ピノシンA9−Psaの9:1混合物が84%の収率で得られた。α及びβアノ
マーは41.4mm(i.d.)×25cm(1)逆相C18カラム上でのhplc
により分離された。αアノマーが最初に溶離する。αアノマー:100mmg;無
色の泡状物;1H NMR(アセトン−d6,400MHz)δ7.06(s,
1H,H−13)、5.10(d,J=4.1,1H,H−1')、4.66(m,
1H,H−21)、4.47(dd,J=10,2,1H,H−1”)、4.3
2(m,1H,H−9);MS m/z719(100)。βアノマー:11mg
;無色の泡状物;1H NMR(アセトン−d6,400MHz)δ7.05(
s,1H,H−13)、4.99(d,J=1.2,1H,H−1’)、4.6
6(m,1H,H−21)、4.47(dd,J=10,2,1H,H−1”)
、4.32(m,1H,H−9);MS m/z 719(100)。実施例J15− 9−O−(2,3,4,6−テトラ−O−メチル)−α−L− マンノピラノシル)スピノシンA9−Psa及び9−O−(2,3,4,6−テ トラ−O−メチル)−β−L−マンノピラノシル)スピノシンA9−Psa
実施例J18に記載されたものと同様な方法により、スピノシンA9
−Psa(0.4g、0.74mmol)、p−トルエンスルホン酸ピリジニウム(
0.25g、1.0mmol)及びO−(2,3,4,6−テトラ−O−メチル−α
−L−マンノピラノシル)トリ−クロロアセトイミダート(1.7g、4.49m
mol)の反応から、α及びβ9−O−(2,3,4,6−テトラ−O−メチル)
−α−L−マンノピラノシル)スピノシンA9−Psaの1.9:1アノマー混
合物(0.4g、71%収率)が得られた。アノマーは溶離剤としてMeOH中
の10%H2O(0.1%NH4OH含有)を使用して、C18結合シリカ(8μ
m)カラム[41.4mm(i.d.)×25cm(1)]上で2部に分けて、逆相
hplcにより分離された。βアノマーが最初に溶離する。βアノマー:18mg
;無色の泡状物;1H NMR(CDCl3)δ6.74(s,1H,H−13)
、4.63(m,1H,H−21)、4.42(m,2H,H−9,H−1”)
、4.38(s,1H,H−1’);MS m/z762(100)。αアノマ
ー:95mg;無色の泡状物;1HNMR(CDCl3)δ6.75(s,1H,H
−13)、4.93(d,J=1.2,1H,H−1’)、4.63(m,1H,
H−21)、4.42(d,J=7.5,1H,H−1”)、4.34(m,1
H,H−9);MS m/z 762(100)。実施例J16− 9−O−(N−デメチル−N−(2,2,2−トリクロロエト キシカルボニル)−α−D−フォロサミニル)スピノシンA9−Psa及び9− O−(N−デメチル−N−(2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル)−β −D−フォロサミニル)スピノシンA9−Psa
トリフルオロンタンスルホン酸トリメチルシリル(0.7mL、3.6
mmol)を、CH2Cl2(30mL)及びEt2O(30mL)の混合物中の、N−デ
メチル−N−(2,2,2−トリクロロエトキシ)カルボニル−1−O−(4−
ニトロベンゾイル)−D−フォルサミン(〜6α:1βアノマー混合物として)
(0.7g、1.49mmol)及び4Å分子ふるい(ビーズ、8〜12メッシュ、
2.0g)の冷却した(−40℃)、十分に撹拌された懸濁液中に一度に添加し
た。混合物を20分間にわたり、−10℃まで放置して暖め、次いで、反応温度
を−10℃に維持しながら、CH2Cl2(30mL)中スピノシンA9−Psa(
0.5g、0.92mmol)の溶液を20分間かけて滴加した。10℃で4時間撹
拌後、混合物全体を十分に撹拌された飽和NaHCO3(240mL)及び氷(〜1
00g)の混合物上に注入した。有機層を分離し、そして水層をCH2Cl2(2×
75mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を更に飽和NaHCO3(75mL)で、
次いでブライン(75mL)で洗浄し、乾燥させた(MgSO4)。濃縮すると、
1.1gの残渣が得られ、それを溶離剤としてCH2Cl2中3%MeOHを使用
する、シリカ(175mL)上でのフラッシュクロマトグラフィーにかけると、純
粋な(clean)グリコシル化された9−O−(N−デメチル−N−(2,2,2
−トリクロロエトキシカルボニル)−α−D−フォロサミニル)スピノシンA9
−Psaのβに対するαの3:1アノマー混合物、が無色の泡状物として得られ
た。この混合物を、MeOH中5%H2O(0.15%NH4OHを含有)を使用
して、C18結合シリカカラム[41.4mm(i.d.)×25cm(1)]上で
の、逆相hplcにより分離すると、それぞれの純粋なアノマーが得られた。β
−アノマーが最初に溶離する。βアノマー:140mg;無色の泡状物;1H N
MR(CDCl3)δ6.77
(s,1H,H−13)、4.74(m,3H,H−21,CCl3CH2O)、
4.40(m,3H,H−9,H−1’,H−1”)、287及び2.83(s
,合計3H,4’−N(CH3))。αアノマー:285mg;無色の泡状物;1H
NMR(CDCl3)δ6.76(s,1H,H−13)、4.75(m,4
H,H−1’,H−21,CCl3CH2O)、4.43(d,1H,H−1”)
、4.30(m,1H,H−9)、2.87及び2.85(s,合計3H,4’
−N(CH3))。実施例J17− 9−O−(N−デメチル−β−D−フォロサミニル)スピノシ ンA9−Psa
この化合物は実施例J20に使用された方法により調製された。9−O−(N
−デメチル−N−2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル)−β−D−フォ
ロサミニル)スピノシンA9−Psa、100mgから、9−O−(N−デメチル
−β−D−フォロサミニル)スピノシンA9−Psa、37mgが白色の泡状物と
して得られた:1H NMR(CDCl3)δ6.78(s,1H,H−13)、
4.66(m,1H,H−21)、4.42(m,2H,H−1’,H−1”)
、3.62(m,1H,H−9)、2.42(s,3H,NH(CH3))、2
.23(s,6H,N(CH3)2);MS m/z 671(M+H,10)、
377(100)、357(95)、336(24)。実施例J18− 9−O−ο−メトキシベンゾイルスピノシンA9−プソイドア グリコン
スピノシンA9−プソイドアグリコン(163mg、0.300mmol)をCH2
Cl2(0.6mL)中に溶解させた。塩化o−メトキシベンゾイル(56μl、0
.38mmol)及びトリエチルアミン(53μl、0.38
mmol)を添加した。3時間後、4−ピロリジノピリジン(3mg、0.02mmol)
を添加し、そして15時間撹拌を継続した。反応混合物をEtOAc(5mL)及
び0.5NのNaOH水溶液(5mL)の間に分配した。有機層を0.5NのNa
OH水溶液及びブラインで逐次洗浄し、無水MgSO4上で乾燥させ、減圧下で
濃縮した。残渣を、90%MeOH及び10%水(0.1%v/v濃度のNH4
OH水溶液を含有)を使用する、逆相カラム(Kromasil'C18、Silica ODS,100
Å,10m,球状,25cm×20mm)上でクロマトグラフィーにかけると、無定型の白
色の固体(110mg、54%)、1H NMR d 7.76(dd,J=8.
0,1.8,1H)、7.47(t,J=8.0,1H)、3.90(s,3H
)が得られた。実施例J19− 9−O−(2,3,4−トリ−O−メチル−L−リキソピラノ シル)スピノシンA9−Psa
粉末化された4Åの分子ふるい(0.8g)を含有する、無水CH2Cl2中の
、スピノシンA9−Psa(0.4g、0.74mmol)及びp−トルエンスルホ
ン酸ピリジニウム(0.25g、1.0mmol)の十分に撹拌された溶液に、CH2
Cl2(10mL)中O−(2,3,4−トリ−O−メチル−a−L−リキソピラ
ノシル)トリ−クロロアセトイミダート(2.3g、6.8mmol)の溶液を20
分間かけて滴加した。次いで反応混合物を72時間撹拌し、次いでシーライトを
通して濾過し、回収された固体をCH2Cl2(25mL)で洗浄しそして合わせた
濾液及び洗浄物を飽和Na2CO3(2×20mL)及びブライン(20mL)で洗浄
しそして乾燥させた(MgSO4)。濃縮により、残渣2.8gが残され、それを
、CH2Cl2中3%MeOHを使用する、シリカ(240mL)上
でのフラッシュクロマトグラフィーにかけると、β:α9−O−(2,3,4−
トリ−O−メチル−L−リキソピラノシル)スピノシンA9−Psaの、1.5
:1のアノマー混合物として純粋な混合生成物を0.45g(85%)が得られた
。この混合物を、溶離剤としてMeOH中10%H2O(0.15%NH4OHを
含有)を使用する、41.4mm(i.d.)×25cm(1)逆相C18カラム上での
〜150mgを3回に分けてのhplcにより分離した。βアノマーが最初に溶離
する。βアノマー:102mg;無色の泡状物;1H NMR(CDCl3)δ6.
78(s,1H,H−13)、4.68(m,1H,H−21)、4.55(d
,J=1.4,1H,H−1’)、4.44(d,J=7.7,1H,H−1"
)、4.38(m,1H,H−9);MS m/z 435(2)、175(10
)、142(30)、71(100)。αアノマー:60mg;無色の泡状物;1
H NMR(CDCl3)δ6.79(s,1H,H−13)、4.84(d,
J=2.9,1H,H−1’)、4.67(m,1H,H−21)、4.41(d
,J=7.3,1H,H−1”)、4.31(m,1H,H−9);MS m/
z435(2)、175(10)、142(50)、71(100)。実施例J20− 9−O−(N−デメチル−α−D−フォロサミニル)スピノシ ンA9−Psa
THF(3mL)、MeOH(0.5mL)及び1MのNH4OAc中の、9−O−
(N−デメチル−N−(2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル)−α−D
−フォロサミニル)スピノシンA9−Psa(0.1g、0.12mmol)の十分
に撹拌された溶液に活性化Zn粉末(0.4g)を添加し、この混合物を室温で
3日間撹拌した。固体を濾去し、THF
(5mL)で洗浄した。合わせた濾液及び洗浄物を蒸発させて乾燥させ、残渣をC
H2Cl2(30mL)中に取り込んだ。このCH2Cl2溶液を飽和Na2CO3(5
mL)及びブラインで洗浄し乾燥させた(MgSO4)。濃縮により、残渣66mg
が残され、それを、CH2Cl2中8%MeOHを使用するシリカ(20mL)上で
のクロマトグラフィーにかけると、9−O−(N−デメチル−α−D−フォロサ
ミニル)スピノシンA9−Psa、42mgが白色の泡状物として得られた:1H
NMR(CDCl3)δ6.76(s,1H,H−13)、4.78(d,J
=1.9,1H,H−1’)、4.66(m,1H,H−21)、4.41(d
,J=8.1,1H,H−1”)、4.38(m,1H,H−9);MS m/
z 671(M+H,12)、544(20)、377(44)、357(10
0)、336(40)。パートK A83543の3環部分のC9におけるプソイドアグリコンA2の誘 導 実施例K1− 9−エピスピノシンA9−Psa
無水メタノール(10ml)中の9−ケトスピノシンA9−Psa(207.9
mg、0.38mmol)の溶液に、ホウ水素化ナトリウム(23mg、0.61mmol)
を添加した。反応混合物を室温で40分間撹拌し、次いでジクロロメタンで希釈
しそして水で洗浄した。ジクロロメタンをブラインで洗浄し、K2CO3で乾燥さ
せそして室温で減圧蒸発させた。生成物を、アセトニトリル:メタノール:0.
1%NH4OAc(35:35:30から40:40:20への60分間の直線
勾配で)で溶離させる、C18カラム上での分配HPLCにより分離した。これに
より9−エピスピノシンA9−Psa(57mg;28%収率)、FDMS、m/
e
(相対密度)1084(15)、544(M+、45)、543(100)並び
にスピノシンA9−Psa(42mg;20%収率)が得られた。実施例K2− (9S)及び(9R)−9−メチルスピノシンA9−Psa
無水THF(7ml)中の9−ケトスピノシンA9−Psa(336.8mg、0
.62mmol)の溶液に、塩化メチルマグネシウム(3.0M;250μl、0.7
5mmol)を添加した。反応混合物をグリニヤル試薬を添加しながら、還流で暖め
、次いで室温で1時間撹拌した。更に塩化メチルマグネシウム(500μl、1
.5mmol)を添加し、混合物を室温で更に1時間撹拌した。次いで混合物をエー
テルで希釈しそして水で洗浄した。エーテルをシーライトを通して濾過してマグ
ネシウム塩を除去し、ブラインで洗浄し、K2CO3で乾燥させ、そして室温で減
圧蒸発させた。生成物を、アセトニトリル:メタノール:0.1%NH4OAc
(30:30:40から45:45:10への60分間の直線勾配で)で溶離さ
せる、C18カラム上での分配HPLCにより分離した。これにより(9S)−9
−メチルスピノシンA9−Psa(93mg;27%収率)、FDMS、m/e(
相対密度)558(M+、30)、557(100)、並びに(9R)−9−メ
チルスピノシンA9−Psa(55mg;16%収率)FDMS、m/e(相対密
度)558(M+、40)、557(100)が得られた。実施例K3− 9−デオキシスピノシンA9−Psa及び9−デオキシ−8,9 −デヒドロスピノシンA9−Psa
トルエン(10ml)中の9−O−[(S−メチル)ジチオカルボニル]スピノ
シンA9−Psa(219.7mg、0.35mmol)の溶液に、水
素化トリブチルスズ(250ml、1.0mmol)及び痕跡のAIBNを添加した。
反応混合物を20時間還流加熱したが明らかな反応は見られなかった。更にAI
BN(痕跡量)を添加し、28時間加熱を継続した。次いで混合物を4日間室温
で撹拌し、次いで溶媒を室温で減圧蒸発させた。生成物を最初はジクロロメタン
中の5%メタノールにより溶離される、シリカ上でのクロマトグラフィーにより
精製し、次いでアセトニトリル:メタノール:0.1%NH4OAc(40:4
0:20から45:45:10への90分間の直線勾配で)で溶離させる、C18
カラム上での分配HPLCにより未反応の出発物質から分離させた。これにより
9−デオキシ−8,9−デヒドロスピノシンA9−Psa(8mg;4%収率)、
FDMS、m/e(相対密度)526(M+、65)、525(100)、並び
に9−デオキシスピノシンA9−Psa(34mg;18収率)、FDMS、m/
e(相対密度)528(M+、55)、527(100)が、両者とも白色固体
として得られた。実施例K4− 9−O−メチルスピノシンA Ag
9−O−メチルスピノシンA9−Psa(188.8mg、0.34mmol)から出
発して、実施例2に記載のように反応を実施した。これにより9−O−メチルス
ピノシンA Ag(126.9mg;90%収率)が白色固体、FDMS、m/e
(相対密度)417(M+,40)、416(100)として得られた。実施例K5− 9−デオキシ−9−(N−モルホリニル)スピノシンA9−Ps a
無水メタノール(7ml)中の9−ケトスピノシンA9−Psa(154.4mg
、0.28mmol)の溶液に、モルホリン(244μl、2.8mm
ol)を添加した。反応混合物を45分間室温で撹拌し、次いでシアノホウ水素化
ナトリウム(84.5mg、1.3mmol)を添加した。混合物を7時間室温で撹拌
を継続し、次いでエーテルで希釈した。エーテルを水で、次いでブラインで洗浄
し、MgSO4で乾燥させ、そして室温で減圧蒸発させた。生成物をジクロロメ
タン中の5%メタノールにより溶離される、シリカ上でのクロマトグラフィーに
より未知の不純物から分離させた。これにより9−デオキシ−9−(N−モルホ
リニル)スピノシンA9−Psa(48.5mg;28%収率)が異性体の混合物
、FDMS、m/e(相対密度)614(30)、613(M+,50)、61
2(100)として得られた。実施例K6− 9−デオキシ−スピノシンA Ag
9−デオキシスピノシンA9−Psa(335mg、0.63mmol)から出発し
て、実施例2に記載のように反応を実施した。これにより9−デオキシスピノシ
ンA Ag(129.5mg;53%収率)が白色の固体、FDMS、m/e(相
対密度)387(M+,45)、386(100)として得られた。実施例K7− 9−ケトスピノシンA9−Psa
N−クロロスクシンイミド(1.4g、10.5mmol)をCH2Cl2(35ml
)中に懸濁させそして窒素下で−70℃に冷却させた。ジメチルスルフィド(8
25μl、11.2mmol)を添加し、−70℃で30分間撹拌後、CH2Cl2(
13ml)中のスピノシンA9−Psa(2.0g、3.7mmol)を緩徐に添加し
た。−70℃で2直撹拌後、トリエチルアミン(1.4ml、10mmol)を添加し
、反応物を室温まで放置して暖めた。室温で20時間撹拌後、そして0℃で24
時間静置後、溶液を
CH2Cl2で希釈し、そしてH2Oで洗浄した。次いでCH2Cl2をブラインで
洗浄後、乾燥(MgSO4)させ、そして室温で真空蒸発させた。残渣をシリカ
ゲルカラム(7%MeOH/CH2Cl2)上でクロマトグラフィーにかけると、
9−ケトスピノシンA9−Psa(1.83g、91%)が白色のガラス状物と
して得られた。FDMS、m/e(相対密度)541(100)。実施例K8− 1”−α/β−9−O−フェノキシアセチル−スピノシンA9− プソイドアグリコン
スピノシンA9−プソイドアグリコン(163mg、0.300mmol)及び4−
ピロリジノピリジン(6mg、0.04mmol)をCH2Cl2(1mL)に溶解させた
。塩化フェノキシアセチル(55mL、0.40mmol)を一度に添加した。混合物
を室温で18時間撹拌した。混合物を固体炭酸水素ナトリウムにより急冷し、E
tOAcと炭酸水素ナトリウム水溶液間に分配させた。有機層を水及びブライン
で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。溶媒を蒸発させそして残渣を、
90%MeOH及び水(0.1%v/v濃度のNH4OH水溶液を含有)による
、逆相カラム(Kromasil’C18,Silica ODS,100Å,10m,球状,25cm×20mm)
上でクロマトグラフィーにかけると、白色の固体(108mg、53%)が得られ
た。1H NMR d(t,J=8.4,2H)、6.95(t,J=8.4,
1H)、6.87(d,J=8.4,2H)、4.85(br s,0.5H)
、4.61(s,2H)、4.42(br d,J=7.8,0.5H)。実施例K9− 9−エピ−スピノシンA9−プソイドアグリコン
9−エピ−9−O−フェノキシアセチル−スピノシンA9−プソイド
アグリコン(0.44g、0.65mmol)をMeOH(9mL)及び水(1mL)の混
合物に懸濁させた。この生成されたスラリーに、炭酸カリウム(135mg、0.
97mmol)を添加した。9:1のMeOH−水を3mLをフラスコの側面を洗い落
とすために添加した。4時間後に均質な溶液をEtOAc及び1:1の水−飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液間に分配させた。水相をEtOAcで抽出し、そして
合わせた有機相を希炭酸水素ナトリウム水溶液(2回)及びブラインで逐次洗浄
した。混合物を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、溶媒を減圧下で除去すると、
ガラス状物状の固体(366mg、104%)が得られた。1H NMR d4.
50(br q,J=6.0,1H)。実施例K10− 9−エピ−9−(2−O,3−O,4−O−トリエチル−1− α−ラムノシル)−スピノシンA9−プソイドアグリコン及び9−エピ−9−( 2−O,3−O,4−O−トリエチル−1−β−ラムノシル)−スピノシンA9 −プソイドアグリコン
9−エピ−スピノシンA9−プソイドアグリコン(340mg、0.625mmol
)をCH2Cl2(6mL)に溶解させた。この溶液に、分子ふるい(4Å;420
mg)及びピリジニウムトシラート(210mg、0.837mmol)を添加した。こ
の混合物0℃に冷却しそして、CH2Cl2(5mL)中の1−(α/β)−2−O
,3−O,4−O−トリエチル−ラムノシルトリクロロアセトイミダート(1.
23g、3.13mmol)の溶液を10分間にわたり滴加する間中、その温度に維
持した。混合物を0℃で40分間そして室温で18時間撹拌した。反応混合物を
CH2Cl2と希炭酸水素ナトリウム水溶液間で分配させた。有機層を希炭酸水素
ナトリウム水溶液、水(2回)及びブラインで洗浄した。溶媒を減圧除去
し、そして残渣を,CH2Cl2中の3%MeOHによるシリカゲル(60g)上
でのクロマトグラフィーにかけた。分画を含有する生成物を貯留し溶媒を減圧下
で除去した。残渣を,92%MeOH及び8%水(0.1%v/v濃度のNH4
OH水溶液を含有)を使用する、逆相カラム(Kromasil’C18,Silica ODS,100
Å,10m,球状,25cm×20mm)上でクロマトグラフィーにかけると、無定型の白色
固体;α−(142mg、29%)1H NMR d4.75(d,J=1.4,
1H)、1.32〜1.15(m,22H);β−(70mg、14%)1H N
MR d4.31(br s,1H)、1.35〜1.13(m,22H)が得
られた。パートL スピノシンダイマーの形成による誘導 実施例L1− ビス[(スピノシンJ−3’−O−)イル]−メタン[ホルムア ルデヒドビス(スピノシンJ−3’−O−)アセタール]
炭酸カリウム(3.0g)、硫酸水素テトラブチルアンモニウム(1.80g)
、15%NaOH水溶液(50mL)及びCH2Br2(4,5mL)を使用して、化
合物3’−O,N−ビス(トリジュウテリオメチル)スピノシンMに対して記載
された方法により、スピノシンJ(0.93g、1.29mmol)をCH2Br2と
反応させた。処理後、粗製生成物を、シリカゲル上のクロマトグラフィーにより
精製し、次いでHPLC(88:12、MeOH/H2O)により分離すると、
白色固体としてホルムアルデヒドビス(スピノシンJ−3’−O−)アセタール
(47mg、5%)が得られた:ESI MS m/z 1448(M+1)。実施例L2− 亜硫酸[S]R/S−ビス[(スピノシンJ−3’−O)−イル ]
スピノシンJ(2.70g、3.76mmol)を無水ピリジン(10mL)
に溶解させた。無水塩化メチレン(4mL)を添加した。混合物を窒素下で撹拌し
、−78℃に冷却した。塩化チオニル(0.90mL、12.3mmol)を緩徐に添
加した。混合物を室温に暖め、20時間撹拌した。通常の後処理及びシリカゲル
(酢酸エチル、次いでEtOAc中の10%EtOH)上のクロマトグラフィー
により亜硫酸[S]R/S−ビス[(スピノシンJ−3’−O−)イル](11
80mg、42%)を白色固体として得た:ESI MS m/z 1482(M
+1)。実施例L3− 4”−N−ペンタメチレン架橋スピノシンBダイマー及び4”− N,4”−N−(ペント−1,5−ジイル)スピノシンB臭素塩
これらの化合物を、実施例C24の方法により、1,5−ジブロモペンタン(
38mL、64mg、0.28mmol),(i−Pr)2NET(0.30mL、0.2
2g、1.7mmol)、スピノシンB(0.40g、0.56mmol)、及びDMF(
1.5mL)から調製した。MPLC(0:100から20:80MeOH/CH2
Cl2)により、4”−N−ペンタメチレン架橋スピノシンBダイマー0.07
g(17%)が白色粉末[スピノシンB、0.16g、(40%)もまた回収され
た]として得られた:MS(m+H+&m+2H+/2)期待値:1504.0&
752.5。測定値:1504.1&753.1、並びに4”−N,4”−N−
(ペント−1,5−ジイル)スピノシンB臭素塩,0.17g(35%):MS
(m−Br-)期待値:786.5。測定値:786.7。パートM 式Iにおける大環状部分における2位の誘導 実施例M1− 2−エチルスピノシンA
ヨードエタン(1.0g、6.4mmol)をヨードメタンに置換させる
ことにより、実施例M23のスピノシンAの2−メチル誘導体の調製のための下
記の方法に従った。それにより、スピノシンA1gは、分取逆相クロマトグラフ
ィーにより、異性体として純粋な2−エチルスピノシンA0.35gを生成した
。C43H69NO10に対する分析計算値:C,67.96;H,9.15;N,1
.84。測定値:C,67.65;H,9.01;N,1.96。実施例M2− 2−エトキシカルボニルスピノシンA
シアノギ酸エチル(0.69g、6.98mol)を求電子試薬(electrophile)
として置換させることにより、実施例M23のスピノシンAの2−メチル誘導体
の調製のための下記の方法に従った。分取逆相クロマトグラフィー(C−18、
85〜98%のメタノール:0.1%NH4OH/水を使用する勾配溶離)は2
−エトキシカルボニルスピノシンA0.14gを生成した。C44H69NO2に対す
る分析計算値:C,65.72;H,8.65;N,1.74。測定値:C,6
5.77;H,8.38;N,1.79。実施例M3− 2−メチルチオスピノシンA
−70℃において求電子試薬としてジメチルスルフィド(0.66g、6.9
8mmol)を置換させることにより、実施例M23のスピノシンAの2−メチル誘
導体の調製のための下記の方法に従った。分取逆相クロマトグラフィー(C−1
8、85〜98%のメタノール:0.1%NH4OH/水を使用する勾配溶離)は
2−メチルチオスピノシンAを0.20gを生成した。1H NMR(300MH
z,CDCl3)d 2.2(s,3H,S−CH 3)。C42H67NO10Sに対す
る分析計算値:C,64.83;H,8.68;N,1.80、S,4.1。測
定値:C,
65.18;H10.43;N,1.76;S,3.66。実施例M4− 2−ブロモスピノシンA
−70℃において求電子試薬として1,2−ジブロモテトラフルオロエタン(
0.9g、3.47mmol)を置換させることにより、実施例M23のスピノシン
Aの2−メチル誘導体の調製のための下記の方法に従った。分取逆相クロマトグ
ラフィー(C−18、85〜98%のメタノール:0.1%NH4OH/水を使
用する勾配溶離)は2−ブロモスピノシンA0.5gを生成した。C41H64NO1 0
Brに対する分析計算値:C,60.73;H,7.95;N,1.72。測
定値:C,62.14;H7.93;N,1.79。実施例M5− 2−(2’−ヒドロキシ)エチルスピノシンAのR及びS異性体
−70℃において求電子試薬としてアセトアルデヒド(0.19mL、3.47
mmol)を置換させることにより、実施例M23のスピノシンAの2−メチル誘導
体の調製のための下記の方法に従った。分取逆相クロマトグラフィー(C−18
、85〜98%のメタノール:0.1%NH4OH/水を使用する勾配溶離)は、
2−(2’−ヒドロキシ)エチルスピノシンAの2種の異性体(各0.25g)を
生成した。異性体1:C43H69NO11に対する分析計算値:C,66.55;H
,8.96;N,1.80。測定値:C,66.48;H,10.6;N,1.
84。異性体2:C43H69NO11に対する分析計算値:C,66.55;H,8
.96;N,1.80。測定値:C,65.82;H,10.07;N,1.7
2。実施例M6− 2−フェニルチオスピノシンA
−70℃において求電子試薬としてジフェニルスルフィド(1.52g、6.
98mmol)を置換させることにより、実施例M23のスピノシンAの2−メチル
誘導体の調製のための下記の方法に従った。分取逆相クロマトグラフィー(C−
18、85〜98%のメタノール:0.1%NH4OH/水を使用する勾配溶離
)は、2−フェニルチオスピノシンA0.71gを生成した。C47H69NO10S
に対する分析計算値:C,67.19;H,8.28;N,1.67;S,3.
81。測定値:C,67.12;H,9.51;N,1.65;S,3.34。実施例M7− 2−ホルミルスピノシンA
これは、−70℃において求電子試薬としてギ酸エチル(0.56mL、6.9
8mmol)を置換させることを除いて、実施例M23と同様に調製した。分取逆相
クロマトグラフィー(C−18、85〜98%のメタノール:0.1%NH4O
H/水を使用する勾配溶離)は、2−ホルミルスピノシンA0.5gを生成した
。C42H66NO11に対する分析計算値:C,66.37;H,8.75;N,1
.84。測定値:C,63.77;H,8.46;N,1.88。実施例M8− 2−メタンスルフィニルスピノシンA、N−オキシド
無水メタノール10mL中の2−メチルチオスピノシンA(1.0g、1.3mmo
l)の撹拌溶液を0℃に冷却し、m−クロロ過安息香酸(50%、0.67g、1
.9mmol)で分割処理した。10℃まで発熱が認められた。1時間の撹拌後、反
応混合物を10%HCl中に注入し、エーテルで2×洗浄した。水層をNaHC
O3で塩基性にし、固体になるまで減圧濃縮させた。固体を3×25mLのエーテ
ル、及び2×25mLのEtOAcで粉砕した。有機物を合わせ濃縮した。分取逆
相クロマトグラ
フィー(C−18、85〜98%のメタノール:0.1%NH4OH/水を使用
する勾配溶離)は、2−メタンスルフィニルスピノシンA、N−オキシド0.3
6gを淡黄色の固体の泡状物として生成した。C42H67NO12Sに対する分析計
算値:C,62.27;H,8.34;N,1.73;S,3.95。測定値:
C,58.63;H,8.07;N,1.64;S,4.12。実施例M9− 2−メタンスルフィニルスピノシンA
無水メタノール10mL中の2−メチルチオスピノシンA(0.5g、0.65m
mol)の撹拌溶液を−30℃に冷却した。この溶液に、m−クロロ過安息香酸(
50%、0.67g、1.9mmol)の5.5M溶液(メタノール中)をシリンジに
より添加した。溶液を10分間撹拌後、10%のHClを反応混合物に添加した
。溶液を回転蒸発機(rotovap)により濃縮させ、次いで残渣を10%HCl、
10mL中に溶解させ、そして2×30mLのEt2Oで洗浄した。水層をNaHC
O3で塩基性にし、そして3×エーテル/EtOAcで抽出し、乾燥させ、そし
て回転蒸発機で濃縮すると、油状物0.45gが得られた。分取逆相クロマトグ
ラフィー(C−18、85〜98%のメタノール:0.1%NH4OH/水を使
用する勾配溶離)は、2−メタンスルフィニルスピノシンA0.36gを生成し
た。C42H67NO11Sに対する分析計算値:C,63.53;H,8.50;N
,1.76;S,4.02。測定値:C,63.17;H,9.50;N,1.
77;S,4.02。実施例M10− 2−ヒドロキシメチルスピノシンA及び2−N−ピペリジニル メチルスピノシンA
ピペリジン(0.06g、0.7mmol)を、20℃でMeOH25mL
中の、化合物2−ホルミルスピノシンA(0.44g、0.6mmol)の溶液に添
加した。15分後に溶液を0℃に冷却し、そして温度を10℃未満に維持するた
めに、シアノホウ水素化ナトリウム(0.5g、0.9mmol)を分割添加した。
20分後、反応物を氷/10%HCl中に注入し、Et2Oで2×洗浄した。水
層をNaHCO3で塩基性にし、EtOAcで3×抽出した。合わせた有機層を
乾燥させ、油状物になるまで回転蒸発機により濃縮させた。分取逆相クロマトグ
ラフィー(C−18、85〜98%のメタノール:0.1%NH4OH/水を使
用する勾配溶離)は、2−ヒドロキシメチルスピノシンA0.1g及び2−N−
ピペリジニルメチルスピノシンAを0.1gを生成した。2−ヒドロキシメチル
スピノシンAに対しては:C42H67NO11に対する分析計算値:C,66.19
;H,8.86;N,1.84。測定値:C,64.95;H,8.65;N,
1.83。2−N−ピペリジニルメチルスピノシンAに対しては:C47H76N2
O10に対する分析計算値:C,68.08;H,9.24;N,3.38。測定
値:C,67.89;H,9.31;N,3.13。実施例M11− 2−(1−メトキシ−1−ヒドロキシメチル)スピノシンA
スピノシンAのエノラート(4.1mmol)を、実施例M23に記載の一般方法
により調製した。ギ酸エチル(1.5g、20mmol)を冷却した(−70℃)溶
液に10分間にわたり滴加し、次いで放置して−30℃まで緩徐に暖めた。次い
で溶液を、飽和NH4Cl水溶液(75mL)及びエーテル(75mL)の撹拌した
、冷却した(0℃)溶液上に注入した。有機層を分離させ、ブラインで洗浄し、
乾燥させそして油状物に濃
縮させた。HPLCの逆相クロマトグラフィー(80〜98%MeOH:0.1
%NH4OH)は純粋なヘミアセタール1.5gを生成した。:C43H69NO12に
対する分析値は:C,65.21;H,8.78;N,1.77。測定値:C,
65.16;H,8.65;N,1.83。実施例M12− 2−フェニルセレノスピノシンA
塩化フェニルセレニル(0.26g、1.37mmol)をヨードメタンに置換さ
せることによる、実施例M23のスピノシンAの2−メチル誘導体の調製のため
の下記の方法に従った。それにより、スピノシンA1gは、分取逆相クロマトグ
ラフィー(C−18、85〜98%メタノール:0.1%NH4OHを使用する
勾配溶離)により、2−フェニルセレノスピノシンAの2種の(R及びS)異性
体(0.19g及び0.06g)を生成した。主異性体:1H NMR(300M
Hz,CDCl3)d 7.7(m,2H);7.25(m,3H);4.05
(br s,1H)。C47H69NO10Seに対する分析計算値:C,63.64
;H,7.84;N,1.58。測定値:C,63.57;H,7.85;N,
1.53。少量の異性体:1H NMR(300MHz,CDCl3)d 7.6
(m,2H);7.25(m,3H);6.82(br s,1H);4.55
(d,J=4.2Hz,1H)。実施例M13− (R及S)2−エトキシカルボニルメチルスピノシンA
スピノシンAのエノラート(1.37mmol)を、実施例M23に記載の一般法
により調製した。ブロモ酢酸エチル(0.76g、4.5mmol)を−60℃で添
加し、そして溶液を0℃まで放置して緩徐に暖めた。次いで溶液を、飽和NH4
Cl溶液中に注入し、2×50mLのEt2Oで抽
出した。合わせた有機層を0.1NのHCl、50mLで抽出し、次いで、酸性の
水層を飽和NaHCO3で塩基性にし、2×50mLのEt2Oで再抽出した。合わ
せた有機層を乾燥させ、濃縮させると、油状物1gを生成し、それを逆相クロマ
トグラフィーにかけた。85→98%メタノール:0.1%NH4OHによる勾
配溶離により、2−エトキシカルボニルメチルスピノシンAの2種の異性体(0
.17g、17%及び、0.13g、13%)を生成した。スピノシンA(0.2
g)もまた回収された。実施例M14− 2−フェニルセレノキシスピノシンA及び2,3−デヒドロス ピノシンA
無水MeOH、10mL中の2−フェニルセレノスピノシンA(主異性体;0.
20g、0.22mmol)の溶液を、N2下で−60℃に冷却し、電磁撹拌し、その
間にMCPBA(0.06g、57〜85%純度のMCPBAの約0.25mmol
)を15分間にわたり3回に分けて添加した。溶液を1時間にわたり、外界温度
に放置して暖め、次いでそれをEt2O、50mLで希釈し、飽和NaHCO3溶液
で洗浄した。次いで有機層を1NのHCl、30mLで抽出した。次いで酸性水層
を飽和NaHCO3溶液により塩基性(pH9)にし、そしてEt2Oを2×25m
Lで再抽出した。有機層をMgSO4上で乾燥させ、そして油状物に濃縮した。ク
ロマトグラフィー(C−18、85〜90%メタノール:0.1%NH4OHを
使用する勾配溶離)により、2種の新規物質をもたらした。第1(0.06g)
は2−フェニルセレノキシスピノシンAと同定された。第2の生成物(0.02
g)は2,3−デヒドロスピノシンAであった。セレノキシド(0.4g、0.4
4mmol)をトルエン10mL中に取
り上げ、そして30分間、還流加熱した。次いで溶液を冷却し、エーテルで希釈
し、そして1NのHCl、25mLで洗浄した。水層を分離し、NaHCO3水溶
液でpHを9に調節し、2×50mLのEt2Oで抽出した。合わせた有機層を乾
燥させ、濃縮させそしてクロマトグラフィーにかけると(C−18、85〜90
%メタノール:0.1%NH4OHを使用する勾配溶離)、0.10gの2,3−
デヒドロスピノシンAが生成された。2−フェニルセレノキシスピノシンAに対
して:1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 7.9〜8.0(m,2H
);7.45(m,3H);6.77(br s,1H);(br d,J=1
1Hz,1H);5.05(br d,J=11Hz,1H);4.87(m,
1H);4.75(s,1H);4.4(d,J=7Hz,1H);4.18(
m,1H)。2,3−デヒドロスピノシンAに対して:1H NMR(300M
Hz,CDCl3)δ 6.85(br s,1H);5.97(br d,J
=10Hz,1H);5.82(br d,J=10Hz,1H);5.65(
s,1H);4.82(s,1H);4.65(d,J=7Hz,1H);4.
25〜4.4(m,2H);4.1(m,1H);4.87(m,1H);4.
75(s,1H);4.4(d,J=7Hz,1H);4.18(m,1H).
M.S.M+H 730.9。実施例M15− 2−フェニルセレノキシスピノシンA及び2,3−デヒドロス ピノシンA
無水メタノール10mL中2−フェニルセレノスピノシンA(小部分の異性体;
0.22g、0.25mmol)の溶液を、N2下で−60℃に冷却しそして、電磁撹
拌し、その間にMCPBA(0.065g、57〜8
5%純度のMCPBAを約0.25mmol)を15分間にわたり3回に分けて添加
した。溶液を1時間にわたり、外界温度まで放置して暖め、次いでそれをジエチ
ルエーテル50mLで希釈しそして、飽和NaHCO3溶液で洗浄した。次いで有
機層を1NのHClを30mLで抽出した。次いで酸性水層を飽和NaHCO3溶
液により塩基性(pH9)にし、そして2×25mLのエーテルで再抽出した。有
機層をMgSO4上で乾燥させ、そして油状物に濃縮した。このセレノシキドの
分画をクロマトグラフィー(C−18、85〜98%メタノール:0.1%NH4
OHを使用する勾配溶離)により精製した。C47H69NO11Seに対する分析
計算値:C,62.51;H,7.70;N,1.55。測定値:C,62.1
3;H,1.64;N,7.73。粗製セレノシキド(0.2g)の残りを45
分間ベンゼン10mL中で加熱し次いで冷却し濃縮し、そしてクロマトグラフィー
(C−18、85〜98%メタノール:0.1%NH4OHを使用する勾配溶離
)にかけると、2,3−デヒドロスピノシンAの0.07gが黄色の泡状物とし
て得られた。この物質は外界温度で静置中に分解した。NMR(300MHz,
CDCl3)d 6.85(br s,1H);5.97(br d,J=10
Hz,1H);5.82(br d,J=10Hz,1H)5.65(s,1H
);4.82(s,1H);4.65(d,J=7Hz,1H);4.25〜4
.4(m,2H);4.1(m,1H);4.87(m,1H);4.75(s
,1H);4.4(d,J=7Hz,1H);4.18(m,1H)。実施例M16− スピノシンA、t−ブチルジメチルシリルケタール
THF20mL中LDA(6.8mmol)の冷却した(−40℃)電磁撹
拌溶液に、HMPA2mL及び塩化t−ブチルジメチルシリル、1.0g(6.9m
mol)を添加した。次いでTHF2mL中スピノシンA(1.0g、1.36mmol)
を2分間にわたって添加し、次いで溶液を放置して0℃に緩徐に暖めた。生成さ
れた溶液を水50mL及びエーテル50mL上に注入した。層を分離させそして有機
層をブラインで洗浄し、乾燥させ、そして濃縮した。クロマトグラフィー(逆相
、85〜98%MeOH/H2O勾配溶離)により、純粋なスピノシンAのt−
ブチルジメチルシリルケタール0.55gが生成された。1H NMR(300M
Hz,CDCl3)d 6.78(br s,1H);8.83(m,2H);
4.82(s,1H);4.15〜4.32(m,2H),4.05(d,J=
6Hz,1H);3.83(m,1H);0.9(s,9H);0.2(d,J
=11Hz,6H)。C47H79NO10Siに対する分析計算値:C,66.71
;H,9.41;N,1.66。測定値:C,66.54;H,9.50;N,
1.64。実施例M17− 2−クロロスピノシンA
無水THF5mL中スピノシンAのTBSケタール(0.1g、0.12mmol)
の溶液を電磁撹拌しそして−78℃に冷却し、そしてN−クロロスクインイミド
(15mg、0.125mmol)を一度に添加した。溶液を外界温度に放置して緩徐
に暖め、次いでエーテル30mL及びブライン溶液30mL間に分配した。有機層を
乾燥させ、そして油状物に濃縮し、クロマトグラフィー(逆相、85〜98%M
eOH/H2O勾配溶離)にかけると、2−(R)クロロスピノシンA、40mg
が生成された。1H NMR(300MHz,CDCl3)d 4.68(s,1
H;C2−H)。M.S.M+H 766。実施例M18− 2−フルオロスピノシンA
THF5mL中スピノシンAのTBSケタール(0.05g、0.06mmol)の
溶液を電磁撹拌しそして−78℃に冷却し、そしてXeF2(15mg、0.09m
mol)を一度に添加した。溶液を外界温度に放置して緩徐に暖め、次いで油状物
に濃縮し、クロマトグラフィー(逆相、85〜98%MeOH/H2O勾配溶離
)にかけると、2−フルオロスピノシンA、18mgが生成された。1H NMR
(300MHz,CDCl3)d 5.12(d,J=50Hz,1H;C2−H
)。M.S.M+H 750。実施例M19− 2−(ジメチルアミノ)イミノメチルスピノシンA
MeOH3mL中2−(1−メトキシ−1−ヒドロキシメチル)スピノシンA(
0.1g、0.13mmol)の溶液に、N,N−ジメチルヒドラジン11mg(0.
18mmol)を添加した。溶液を蒸気浴上で2時間加熱し、次いで冷却しそして濃
縮した。残渣をクロマトグラフィー(逆相、85〜98%MeOH/H2O勾配
溶離)にかけると、ヒドラゾン35mgが生成された。1H NMR(300MH
z,CDCl3)d 6.65(d,J=7Hz,1H;C2−CH=NNMe2
);4.1(dd,J=7.4Hz,1H;C2−CH);2.78(s,6H
)。M.S.M+H 802.8。実施例M20− 2−ヒドロキシイミノメチルスピノシンA
MeOH3mL中2−(1−メトキシ−1−ヒドロキシメチル)スピノシンA(
0.06g、0.08mmol)の溶液に、塩酸ヒドロキシルアミン10mg(0.1
4mmol)を添加した。溶液を蒸気浴上で2時間加熱し、次いで冷却しそして濃縮
した。残渣をEt2O中に取り込み、NaHC
O3溶液で洗浄した。有機層を乾燥させ、濃縮すると、シン−アンチ異性体の混
合物として、オキシム0.05gが生成された。1H NMR(300MHz,C
DCl3)d 7.55及び6.95(2本の2重線、J=6Hz,1H;C2
−CH=NOH);4.15及び4.72(2本のdd,J=6,4.5Hz,
1H;C2−CH)。C42H66N2O11に対する分析計算値:C,65.09;
H,8.58;N,3.61。測定値:C,65.10;H,8.86;N,1
.57。実施例M21− 2−シアノスピノシンA
MeOH5mL中2−(1−メトキシ−1−ヒドロキシメチル)スピノシンA(
0.4g、0.5mmol)の溶液に、N,N−ジメチルヒドラジン(0.05g、0
.8mmol)を添加し、そして溶液を1時間、還流で加熱し、次いで冷却しそして
真空濃縮した。残渣を1mLのMeOH中に取り込み、MeOH3mL中モノペルフ
タール酸マグネシウム(MMPP、85%;0.5g、0.8mmol)の撹拌、冷
却(−40℃)溶液に添加した。溶液を外界温度に放置して暖め、一夜撹拌を継
続した。溶液を飽和NaHCO3水溶液10mL上に注入し、そして生成物をEt2
Oを2×25mLで抽出した。有機溶液を乾燥させ、濃縮し、次いで、クロマトグ
ラフィー(逆相、85〜98%MeOH/H2O勾配溶離)にかけると、2−シ
アノスピノシンA85mgが生成された。M.S.M+H 757.5。1H N
MR(300MHz,CDCl3)δ 4.43(d,J=4.7Hz,1H;
C2−CH)。C42H64N2O10に対する分析計算値:C,67.81;H,8
.81;N,1.88。測定値:C,67.68;H,9.05;N,1.73
。実施例M22− 2−シアノ−2−フルオロスピノシンA
N2下で25mLのフラスコ中で、冷却(−40℃)、撹拌された無水THF溶
液4mLに、ブチルリチウム(1.6Mの0.1mL、0.16mmol)及びジイソプ
ロピルアミン(30μl、0.2mmol)を添加した。30分後、無水THF0.
5mL中の2−シアノスピノシンA(0.105g、0.14mmol)を添加した。
この溶液を更に0.5時間撹拌させ、次いでN−フルオロベンゼンスルフィンイ
ミド(NFSi;50mg、0.16mmol)を添加した。溶液を−40℃で更に0
.5時間撹拌し次いで0℃に放置して緩徐に暖めた。次いで溶液をEt2O上に
注入しブライン溶液で洗浄した。乾燥及び濃縮により明るい黄色の油状物を生成
し、それをクロマトグラフィー(逆相、85〜98%MeOH/H2O勾配溶離
)にかけると、2−フルオロ−2−シアノスピノシンA35mgが生成された。M
.S.M+H 775.6。実施例M23− 2−メチルスピノシンA異性体
50mLの3首丸底フラスコにN2の入り口、添加用漏斗及び温度計を付け、無
水THF15mLを充填した。溶液を電磁撹拌し、−40℃に冷却した。ブチルリ
チウム(ヘキサン中1.6Mの4.5mL、7.2mmol)、次いでジイソプロピル
アミン(1.0mL、7.2mmol)を2分間にわたり滴加した。添加終結後、溶液
を−70℃に冷却し、HMPA(1.2mL)、次いで無水THF3mL中のスピノ
シンA(1.0g、1.37mmol)、を添加した。溶液を1時間にわたり、放置
して−40℃に緩徐に暖め、次いで−70℃に再度冷却しそして、添加中、−6
0℃未満の温度を維持しながら、THF2mL中のヨードメタン(1g、7mmol)
を滴加した。次いで冷却浴を除去して溶液を−10℃に緩徐に放置して暖めた(
約45分間)。溶液を氷及び水中に注入し、そして有機生成物を
ジエチルエーテル2×50mL中に抽出した。合わせた有機層をブライン溶液で洗
浄し、MgSO4上で乾燥そして濃縮すると明るい黄色のガム状物を生成した。
分取、逆相クロマトグラフィー(C18、85→98%メタノール/0.1%N
H4OHを使用する勾配溶離)により、2−メチルシアノスピノシンA誘導体の
2種の異性体(162.9mg及び69.8mg)が生成された。単離された残りの
物質は未反応のスピノシンAであった。
主異性体:1H NMR(300MHz,CDCl3)d 6.79(br s
,1H)、1.4(d,J=10Hz,3H)。C42H67NO10分析:C,67
.62;H,9.05;N,1.88。測定値:C,67.49;H,8.50
;N,1.86。
少量の異性体:1H NMR(300MHz,CDCl3)d 6.71(br
s,1H)、1.25(d,3H)。C42H67NO10分析は:C,67.62
;H,9.05;N,1.88。測定値:C,67.20;H,9.31;N,
2.12。パートN 式Iにおける化合物の3環部分の誘導 実施例N1− 5−ヒドロキシスピノシンD、7−フォルミルオキシスピノシン D、7,8−デヒドロスピノシンD、及び7,11−デヒドロスピノシンD
スピノシンD(7.5g、10mmol)をジオキサン20mL及びギ酸(90%)
40mL中に溶解させ、そして溶解を−10℃に冷却し、そしてその間にSeO2
(2.3g、2.1mmol)を一度に添加しながら電磁撹拌した。溶液を4時間こ
の温度に維持し、次いで0℃以下に溶液温度を維持しながら真空下で濃縮させた
。赤みを帯びた残渣をエーテル(250
mL)中に取り込み、そして飽和NaHCO3溶液100mLで処理した。合わせた
層をガスの発生が終結するまで注意して震盪させ、次いでシーライトを通して濾
過し、層を分離させた。有機層をブラインで洗浄し、乾燥させそして半固体にな
るまで濃縮させた。MeOHからの再結晶化により、5−及び7−ヒドロキシス
ピノシンDのギ酸エステルの混合物4.5gが得られた。MeOHからの再結晶
化は純粋な7−ホルミルオキシスピノシンD、mp184℃、M.S.M+H
790.8をもたらした。残渣(約2.5g)をTHF30mL中に取り込み、そ
して水10mL中LiOOH0.5gの溶液で処理した。この溶液を3時間、外界
温度で電磁撹拌させ、次いでEtOAc及び水の間で分配させた。有機層を乾燥
させ(MgSO4)そして濃縮させそして残渣をクロマトグラフィー(逆相、8
0〜98%MeOH/H2O勾配溶離)にかけた。第1の主ピークは5−及び7
−ヒドロキシスピノシンDの混合物から成っていた。MeOHからの再結晶化に
より(少量の)7−異性体を除去しそして5−ヒドロキシスピノシンD、mp1
15℃、M.S.M+H 762.4を1.4gをもたらした。第2の主ピーク
は7,8−デヒドロスピノシンD、mp150℃、M.S.M+H 744.4
であった。C42H65NO10に対する分析計算値:C,67.81;H,8.81
;N,1.88。測定値:C,67.60;H,8.81;N,1.88。7,
8−デヒドロ異性体の直前に溶離された、少量のピークを単離し、そして7,1
1−デヒドロスピノシンD、mp160℃、M.S.744.7として同定され
た。C42H65NO10に対する分析計算値:C,67.81;H,8.81;N,
1.88。測定値:C,67.68;H,9.05;N,1.73。実施例N2− 7,11,12,5−ビス−デヒドロスピノシンD(X5433 51)
スピノシンD(3.5g、9mmol)をジオキサン10mL及びギ酸(90%)2
0mL中に溶解させ、そして溶液を−10℃に冷却しそして、その間にSeO2(
2.3g、2.1mmol)を一度に添加しながら、電磁撹拌した。溶液を4時間こ
の温度に維持し、次いで放置して外界温度まで暖めた。撹拌を一夜継続し、次い
で赤みを帯びた残渣をエーテル(250mL)中に取り込み、そして飽和NaHC
O3溶液100mLで処理した。合わせた層をガスの発生が終結するまで注意して
震盪させ、次いでシーライトを通して濾過しそして層を分離させた。有機層をブ
ラインで洗浄し、乾燥させそして濃縮させた。残渣をクロマトグラフィー(逆相
、0.1%NH4OH水溶液中85から98%MeOHの勾配溶離)にかけた。
320nmのlmaxをもつ、7,11,12,5−ビス−デヒドロスピノシンD(
30mg)の少量分画を回収した。M.S.M+H 742.7。実施例N3− 5−ケト−6,7−デヒドロスピノシンD
CH2Cl2の5mLに溶解された5−及び7−ヒドロキシスピノシンD異性体の
混合物(0.60g、0.79mmol)を外界温度でそしてPDC(1.6mmol)
とともに撹拌した。1時間後、溶液を水とEtOAc間で分配させ、有機層を分
離させ、ブラインで洗浄し、乾燥させそして濃縮させた。残渣を最初にEt2O
によりシリカゲルを通してクロム塩を除去し、次いで逆相カラム(80〜98%
MeOH/H2Oの勾配溶離)を通して溶離させると、主題の化合物、mp14
8℃、M.S.M+H 760.7、の60mgが生成された。実施例N4− 5−フルオロ−6,7−デヒドロスピノシンD及び7− フルオロスピノシンD
CH2Cl28mL中のスピノシンDの5−及び7−ヒドロキシ異性体の混合物(
1.0g、1.34mmol)を電磁撹拌し、そして窒素雰囲気下で0℃に冷却した
。溶液を5分間にわたりDAST(0.32g、1.5等量)で滴加処理した。
更に30分後、溶液を炭酸水素塩水溶液25mL上に注入しそして生成物をCH2
Cl230mL中に抽出した。有機層を乾燥させ濃縮させ、次いで逆相カラム(8
0〜98%MeOH/H2Oの勾配溶離)を通してクロマトグラフィーにかける
と、4分画が生成された。第1の生成物を単離し、MeOHから再結晶化させる
と、5−フルオロ−6,7−デヒドロスピノシンD、mp165℃、M.S.M
+Hピーク 764.7、の0.16gが生成された。第2に溶離された分画は
7−フルオロスピノシンD、M.S.M+Hピーク 760.8であった。残り
の分画は主として不飽和(7,8−及び7,11−デヒドロ)物質から成ってい
た。実施例N5− 5,6−ジヒドロ−6,7−デヒドロスピノシンD及び5,6− ジヒドロ−7,11−デヒドロスピノシンD
EtOH5mL中の7,8−デヒドロスピノシンDを0.2g(0.27mmol)
に、シクロヘキセン0.5mL及び湿潤Pd(OH)2/Cを50mg(触媒(cat)
)を添加した。溶液を2時間、還流加熱し、次いで冷却、濾過及び濃縮して油状
物を生成した。クロマトグラフィー(逆相カラム、80〜98%MeOH/H2
O勾配溶離)により2種の新規生成物質を生成した。第1の物質(40mg)は5
,6−ジヒドロ−7,11−デヒドロスピノシンD、mp166℃、NMR(3
00Mhz,CDCl3)δ1.0(d,J=7Hz,3H;C−6メチル基)
であっ
た。C42H67NO10に対する分析計算値:C,67.62;H,9.05;N,
1.88。測定値:C,66.65;H,9.07;N,1.73。第2の物質
(60mg)は5,6−ジヒドロ−6,7−デヒドロスピノシンD(mp175℃
)であった。1H NMR(300Mhz,CDCl3)δ6.73(br s,
1H);4.9(s,1H);4.63(m,1H);4.42(d,J=6H
z,1H);4.15(m,1H);1.67(d,J=2Hz,3H;C−6
アリル性メチル基)。実施例18− 殺虫剤及び殺ダニ剤の使用法
本化合物類は多数の昆虫及びダニに対する活性を示す。より具体的には、化合
物は、多数の昆虫の目の同翅類(Homoptera)である、メロンアブラムシ(melon
aphid)に対する活性を示す。同翅類のその他の群は、ヨコバイ(leafhopper)
、プラントホッパー(planthopper)、ペアピスラ(pear pyslla)、アップルサ
ッカー(apple sucker)、カイガラムシ(scale insects)、ホワイトフライ(w
hiteflies)、アワフキ(spittle bugs)並びに多数のその他の宿主に特異的な
アリマキ種(aphid species)を含む。活性はまたアザミウマ類(Tysanoptera)
目に属する温室アザミウマ(greenhouse thrips)に対しても認められた。本化
合物類はまた鱗翅類(Lepidoptera)目の昆虫に属する南アワヨトウ(southern
armyworm)に対しても活性を示す。この目の、その他の具体的な群は、ヒメハマ
キ(codling moth)、ネキリムシ(cutworm)、クロスモス(clothes moth)、
インディアンミールモス(Indianmealmoth)、ハマキムシ(leaf roller)、オ
オタバコガ(corn earworm)、アワノメイガ(European corn borer)、アオム
シ(cabbage worm)、イラクサキンウワバ(cabbage looper)、ワタノミムシ(
cotton bollw
orm)、ミノムシ(bagworm)、イースタンマクケムシ(eastern tent caterpill
ar)、ソッドウエブワーム(sod webworm)、及びシロナヤガ(fall armyworm)
である。
本化合物類は昆虫及びダニの個体数を減少させるのに有効であり、そして前記
の実施例中に記載の化合物の昆虫又はダニの不活性化有効量を、昆虫又はダニの
ローカス(locus)に使用することを含んでなる、昆虫又はダニの個体数を抑制
する方法に使用された。結果は以下の表に報告され、その中では下記の略語が使
用された:
ALHはアスターリーフホッパー(aster leafhopper)を意味し、
BAWはシロイチモンジヨトウガ(beet armyworm)を意味し、
CAはコットンアフィド(cotton aphid)を意味し、
NEMはピーナツルートノットネマトードpeanut rootknot nemadode)を意味
し、
SCRWはサザンコーンルートワーム(southen corn rootworm)を意味し、
TBWはオオタバコガ(tobacco budworm)を意味し、
TSSMはナミハダニ(two spotted spider mite)を意味し、
GECRはチャバネゴキブリ(German cockroach)を意味する。
殺虫活性の評価を実施する際に、各テスト化合物を400ppm溶液として調製
し、そして次いでこの溶液を水で希釈して薄い濃度にした。400ppm溶液は、
アセトン/EtOH(9/1)の0.8mL中化合物8mgの溶液と、Tween 20[モ
ノラウリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン]の0.05%水溶液を1
9.2mLを組み合わせることにより調製した。
アスターリーフホッパー[マクロステレス・ファシフロンス(Macrosteles fas
cifrons)]に対する活性を下記のようにテストした。テストは400ppm及び5
0ppmの濃度を使用して実施した。木綿の芯(cotton wick)を含有する1オンス
入りプラスチックのカップに、平坦な扇形のノズルを使用して、調製物質0.4
mLを噴霧した。過剰な湿気は蒸発させた。次いで5から10匹の二酸化炭素麻酔
の成長リーフホッパーを各カップに入れた。カップの蓋をし、24時間室温で保
存した。次いで死亡率を測定した。
シロイチモンジヨトウガ(beet armyworm)[スポドプテラ・エクシクア(Spod
optera exiqua)]に対する活性を下記のように評価した。テストは400ppm及
び50ppmの濃度を使用して実施した。全般的目的の鱗翅目用人口飼料を5%非
栄養寒天により半分の濃度に希釈した。この飼料物質8mLを1オンス用飼料カッ
プ中に分配した。処置の1時間前に、35から40個の卵を飼料の表面に分配し
た。次いでカップに平坦な扇形のノズルにより調製物質を噴霧した。処置カップ
を、プラスチックの蓋をする前に空気乾燥させた。カップを6日間室温で保存し
た。次いで、活性を、生存及び死亡幼虫の総数、並びに生存幼虫のサイズに基づ
き評価した。
コットンアフィド(cotton aphid)[アフィス・ゴッシピ(Aphis gossypii)
]及びナミハダニ(two spotted spider)[テトラニクス・ウルチカ(Tetranyc
hus urticae)]に対する活性を下記のように評価した。ゴールデンクルックネ
ック・スクウオッシュの木(golden crookneck squash plants)を開いた子葉段
階(約6から8日)まで成育させた。ストックの群から切り取った汚染された葉
を移すことにより、テスト物
質の適用の16から24時間前に、植物をコットンアフィド及びナミハダニでで
汚染させた。テスト物質の噴霧適用直前に、移動用の葉をスクウオッシュの木か
ら取り込む。テストは400ppm及び50ppmの濃度を使用して実施する。植物に
17psiで噴霧する噴霧器を使用して、テスト溶液を噴霧器する。葉の両面に表
面流水まで噴霧し、次いで乾燥させた。各化合物の活性を、処置の3日後に評価
した。活性は、溶媒のみを噴霧された葉に存在するダニ/アリマキを基にした百
分率として評価した。
ピーナツルートノットネマトード(peamut root knot nematode)[メロイド
ギネ・アレナリア(Meloidogyne arenaria)]に対する活性は下記のように評価
した。5個の非処理のキュウリの種を、透明な1オンス用カップの底部におき、
清潔な白色砂20gを添加し、そしてカップに、砂上に400ppmの溶液1.0mL
がかかるように、ペデスタル上を回転させながら噴霧した。各カップに対し、3
00から500匹の線虫(nematode)を含有する脱イオン化水2.5から3.0
mLを分配した。カップを、76から85°Fの温度で、50から60%の外界湿
度をもつ環境成育室中に10から12日間保存した。10から12日後、カップ
を逆さに空けて、線虫の死亡率及びキュウリの植物に対する食い荒しの損傷を観
察することにより評価した。
サザンコーンルートワーム(southern corn rootworm)[ジアブロチカ・ウン
デシンプクタタ・ホワルジ・バルバー(Diabrotica undecimpuctata howardi Ba
ber)]に対する活性は、前以て決められた濃度のテスト化合物を含有するテス
ト溶液1mLを、滅菌土壌16g中に1粒のトウモロコシの種を含有するカップに
添加することにより評価した。これ
により、土壌の濃度は24ppmになる。1.5から2時間の乾燥後、個々のカッ
プに、5匹の第4令のコーンルートワームの幼虫を入れた。3〜4日後に、皿の
上にカップを空けて、土壌中の生存ルートワームを観察することにより死亡率を
測定した。
オオタバコガ(tobacco budworm)[ヘリオチス・ビレセンス(Heliothis vir
escens)]に対する活性は下記のように評価された。一般的目的の鱗翅目用人口
飼料を、5%の非栄養寒天により半分の濃度に希釈した。この飼料物質8mLを、
各1オンス用カップ中に分配した。処置の1時間前に、18から20個の卵を飼
料表面に分配した。次いでカップに平坦で扇形のノズルにより調製物質を噴霧し
た。テストは400ppm及び50ppmの濃度を使用して実施した。処置したカップ
をプラスチックの蓋をする前に空気乾燥させた。カップを6日間室温で保存した
。次いで生存及び死亡幼虫の総数、並びに生存幼虫ののサイズを基礎にして活性
を評価した。
チャバネゴキブリ(German cockroach)[ブラッテラ・ゲルマニクス(Blatte
lla germanicus)]に対する活性は下記のように評価した。アルファルファを基
礎にした緑葉の昆虫飼料物質8mLを各1オンス用飼料カップ中に分配した。次い
でカップに、平坦で扇形のノズルにより調製物質を噴霧した。テストは、400
ppm及び50ppmの濃度を使用して実施した。処置したカップを24時間空気乾燥
させ、第3令後期又は第4令初期の5匹のチャバネゴキブリを入れた。カップの
蓋をし、76〜85℃の温度で環境成長室中で10日間保存した。次いで生存及
び死亡昆虫の総数に基づいて活性を評価した。殺線虫剤の使用法
殺線虫剤の適用の標準的方法に従って方法を実施した。概括的に、1〜10lb
s/エーカーの率で、良好な殺線虫活性を期待することができる。化合物は本明
細書に記載のように調製することができる。分散液として調製される場合は、殺
線虫剤は具体的には、成育している植物の回りの水薬として、あるいは潅漑シス
テムにより漸増的に適用される。顆粒として適用される場合は、植物を植える前
に土壌中に殺線虫剤を取り込むか、あるいは種の列の上に帯状に、又は広く散布
して次いで土壌中に取り込まれるか、あるいは定着した作物に対する二次的肥料
として使用することができる。
下記の活性が、以下の化合物に対して認められた。
実施例19 実施例17のスピノシン誘導体 ストモキス・カルシトラン(Stomoxys calcitrans)[サシバエ(stable fly) 」及びポルミア・レギナ(Phormia regina)[クロバエ(blow fly)]の調節
テスト法は下記の通りである。
評価する化合物をアセトン1部/エタノール1部中に溶解させると、5,00
0ppmの濃度の、化合物のストック用溶液を提供する;この溶液を超音波処理機
で15分間震盪させた。ストック溶液の分画を15mlの試験管中に入れ、そして
ウシの血清分画を添加すると、テスト化合物の所望の希釈物が得られた。歯科用
の芯(dental wick)を各試験管に入れそして血清が芯を飽和するようにさせた
。
クロバエのテストに対しては、約20匹のクロバエの幼虫を飽和歯科用の芯の
上部中心上に置き、そして試験管を綿で栓をし、27℃で70%の湿度で24及
び48時間、保温した。次いで幼虫の死亡率を計測し、そして溶媒(vehicle)
対照の死亡率に対して調整してクロバエに対する有効度の百分率を決定した。
成長したサシバエのテストに対しては、飽和された芯をペトリ皿内の濾紙上に
置き、そして約10匹の冷却された生存の、空腹のサシバエを
皿の底の中央部に置いた。皿の蓋をし、27℃及び60%の相対湿度で48時間
、温置した。24時間及び48時間後毎に、死亡率を計測し、そして、溶媒対照
の死亡率に対して調整することにより、成長サシバエに対する効果の百分率を決
定した。
結果は下記に報告される。スピノソイドに対する動物科学的データ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
C12R 1:645)
(31)優先権主張番号 60/009,006
(32)優先日 1995年12月21日
(33)優先権主張国 米国(US)
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),AL,AM,AT,A
U,AZ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN
,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,
HU,IL,IS,JP,KE,KG,KR,KZ,L
K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK
,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,
RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,T
R,TT,UA,UG,US,UZ,VN
(72)発明者 マーテイナウ,ジエイセク・ジー
アメリカ合衆国インデイアナ州46038フイ
シヤーズ・マラードランデイング6564
(72)発明者 マクラレン,ケビン・エル
アメリカ合衆国インデイアナ州46038フイ
シヤーズ・ストラトフオードドライブサウ
ス6367
(72)発明者 グリーン,フレデリク・リチヤード,ザサ
ード
アメリカ合衆国インデイアナ州46060−
1256ノーブルズビル・ウイスパリングウイ
ロウコート263
(72)発明者 スパークス,トーマス・シー
アメリカ合衆国インデイアナ州46140グリ
ーンフイールド・グリーンヒルズロード
1322
(72)発明者 カースト,ハーバート・エイ
アメリカ合衆国インデイアナ州46278イン
デイアナポリス・ウエストエイテイエイス
ストリート7840
(72)発明者 クリーマー,ローレンス・カミロ
アメリカ合衆国インデイアナ州46140グリ
ーンフイールド・ノースジエイムズブール
バード1763
(72)発明者 ワーデン,トーマス・ブイ
アメリカ合衆国インデイアナ州46167ピツ
ツボロ・イーストウオールストリート200
(72)発明者 スクーノーバー,ジヨー・レイモンド,
ジユニア
アメリカ合衆国インデイアナ州46112ブラ
ウンズバーグ・マーステラドライブ7142
(72)発明者 ギフオード,ジエイムズ・マイケル
アメリカ合衆国インデイアナ州46052レバ
ノン・ノース200イースト800
(72)発明者 ハツトン,クリストフアー・ジエイ
アメリカ合衆国インデイアナ州46074ウエ
ストフイールド・ステイトロード38イー
2525
(72)発明者 ヘグデ,ビドヤドハル・ビー
アメリカ合衆国インデイアナ州46260イン
デイアナポリス・ペンバートンレイン1710
(72)発明者 クルーズ,ゲイリー・デイ
アメリカ合衆国インデイアナ州46033カー
メル・ウツドバインドライブ642
(72)発明者 ソレーン,ブライアン・アール
アメリカ合衆国インデイアナ州46268イン
デイアナポリス・クリツクウツドプレイス
7344
(72)発明者 リツクス,マイケル・ジエイ
アメリカ合衆国インデイアナ州46278イン
デイアナポリス・ゴードンシヤードライブ
8718