JPH11317601A - 群遅延時間補償形帯域通過フィルタ - Google Patents
群遅延時間補償形帯域通過フィルタInfo
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Abstract
差、遅延時間偏差を少なくすることが可能な遅延時間補
償形帯域通過フィルタを提供する。 【解決手段】 1番目からN(N≧6)番目までの誘電
体共振器をコの字状に従続接続し、各誘電体共振器間を
磁気結合回路で主結合してなる遅延時間補償形帯域通過
フィルタにおいて、コの字状の折り返し点に位置する2
つの誘電体共振器を、それぞれn(n<N)番目、(n
+1)番目の誘電体共振器とするとき、(n−1)番目
の誘電体共振器(40c)と(n+2)番目の誘電体共
振器(40f)との間、および(n−2)番目の誘電体
共振器(40b)と(n+3)番目の誘電体共振器(4
0g)との間をS字形の結合ループ(6,16)により
副結合する。
Description
等放送設備に使用される帯域通過フィルタに係わり、特
に、通過帯域内において遅延時間偏差特性が良好で、減
衰特性の急峻な遅延時間補償形帯域通過フィルタに関す
る。
ては、IM波(相互変調波)等の不要波を除去するため
に、共振器にヘリカル共振器あるいは同軸形共振器を使
用する楕円関数形の帯域通過フィルタ(バンドパスフィ
ルタ;以下、BPFと称する。)が使用されている。図
24は、従来の同軸共振器を用いた楕円関数形のBPF
の上面を示す平面図、図25、図26、図27は、図2
4に示すBPFの概略構成を示す要部断面図である。な
お、図25は、図24に示すA−A’線で切断した要部
断面図、図26は、図25に示すB−B’線で切断した
要部断面図、図27(a)は、図24に示すC−C’線
で切断した要部断面図、図27(b)は、図24に示す
D−D’線で切断した要部断面図、図27(c)は、図
24に示すE−E’線で切断した要部断面図である。
体、2は隔壁、5a,5bは副結合回路を構成する容量
素子、7は副結合回路を構成するU字形のループ素子、
8は入力(または出力)結合ループ、9a〜9hはロッ
クナイト、11aは入力(または出力)端子、11bは
出力(または入力)端子、20a〜20hは同軸共振
器、21a〜21hは駆動螺子、22a〜22hは共振
周波数の調整素子、23a〜23hは内部導体である。
この図24ないし図27に示す同軸共振器を用いた楕円
関数形のBPFは、λ/4同軸共振器を使用する関係
上、その形状が大きくなるという欠点を有している。
楕円関数形のBPFの概略構成を示す要部断面図であ
り、図29は、図28に示すヘリカル共振器の一つを示
す側面図である。図28、図29において、1は外部導
体、2は隔壁、5a,5bは副結合回路を構成する容量
素子、8は入力(または出力)結合ループ、17は副結
合回路を構成するループ素子、30a〜30hはヘリカ
ル共振器、31a〜31hはヘリカル共振素子、32a
〜32hは容量形成電極、33a〜33h,34a〜3
4hは絶縁碍子、35a〜35hは可動電極、36a〜
36hは駆動螺子、37a〜37hはロックナットであ
る。この図28、図29に示すヘリカル共振器を用いた
楕円関数形のBPFは、その形状が複雑で耐振動特性性
が悪いという欠点を有していた。
器あるいはヘリカル共振器に代わるものとして、容量装
荷形共振器を考案し、この容量装荷形共振器を用いた楕
円関数形のBPFを考案した。図30は、従来の容量装
荷形共振器を用いた楕円関数形のBPFの上面を示す上
面図であり、図31、図32、図33は、図30に示す
BPFの概略構成を示す要部断面図である。なお、図3
1は、図30に示すA−A’線で切断した要部断面図、
図32は、図31に示すB−B’線で切断した要部断面
図、図33(a)は、図30に示すC−C’線で切断し
た要部断面図、図33(b)は、図30に示すD−D’
線で切断した要部断面図、図33(c)は、図30に示
すE−E’線で切断した要部断面図である。
体、2は隔壁、3a〜3hは下端側固定電極、4a〜4
hは可動電極、5a,5bは副結合回路を構成する容量
素子、7は副結合回路を構成するU字形の結合ループ、
8は入力(または出力)結合ループ、9a〜9hはロッ
クナイト、10a〜10hは容量装荷形共振器、11a
は入力(または出力)端子、11bは出力(または入
力)端子である。この図30ないし図33に示す容量装
荷形共振器を用いた楕円関数形のBPFは、磁気結合回
路で主結合された容量装荷形共振器(10a〜10h)
をコの字状に配置する。そして、コの字状に配置された
容量装荷形共振器の中で、折り返し点に位置する2個の
容量装荷形共振器を、n番目の共振器(10dの共振
器)と、(n+1)番目の共振器(10eの共振器)と
するとき、(n−1)番目の共振器(10cの共振器)
と(n+2)番目の共振器(10fの共振器)との間
を、容量素子(5a)で副結合し、また、(n−2)番
目の共振器(10bの共振器)と(n+3)番目の共振
器(10gの共振器)との間を、U字形の結合ループ7
で副結合したものである。この図30ないし図33に示
す容量装荷形共振器を用いた楕円関数形のBPFは、図
28、図29に示すヘリカル共振器を用いた楕円関数形
のBPFのように、構造が複雑でなく、また、図24な
いし図27に示す同軸共振器を用いた楕円関数形のBP
Fにより、小型化でき、かつ、周波数特性が良好である
という特徴を有している。
ジタルテレビの信号は、セグメント数(13セグメン
ト)が多く、また、セグメント間隔が狭い(432KH
z)ために目的信号波の近傍にIM波が多数発生する。
また、変調方式により、使用するBPFには、通過帯域
内の振幅偏差、遅延時間(位相)偏差が少なくて、減衰
特性の急峻な周波数特性のBPFが要求される。前記図
30ないし図33に示す容量装荷形共振器を用いた楕円
関数形のBPFは、アナログテレビの信号等の減衰特性
を重視したBPFに適している。しかしながら、前記図
30ないし図33に示す容量装荷形共振器を用いた楕円
関数形のBPFは、通過帯域内の振幅偏差、遅延時間偏
差が大きく、前記したような周波数特性が要求されるデ
ジタルテレビの信号用のBPFに適していないという問
題点があった。
るためになされたものであり、本発明の目的は、遅延時
間補償形帯域通過フィルタにおいて、遅延時間特性を補
償し、通過帯域内の振幅偏差、遅延時間(位相)偏差を
少なくすることが可能となる技術を提供することにあ
る。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
番目までの誘電体共振器をコの字状に従続接続し、各誘
電体共振器間を磁気結合回路で主結合してなる遅延時間
補償形帯域通過フィルタにおいて、コの字状の折り返し
点に位置する2つの誘電体共振器を、それぞれn(n<
N)番目、(n+1)番目の誘電体共振器とするとき、
(n−1)番目の誘電体共振器と(n+2)番目の誘電
体共振器との間、および(n−2)番目の誘電体共振器
と(n+3)番目の誘電体共振器との間をS字形の結合
ループにより副結合したことを特徴とする。
に、段間磁界結合調整素子を設けたことを特徴とする。
子が、所定の間隔を設けて配置される2枚の導電板で構
成されることを特徴とする。
子が、所定の大きさの穴が設けられた1枚の導電板で構
成されることを特徴とする。
施の形態を詳細に説明する。
おいて、同一機能を有するものは同一符号を付け、その
繰り返しの説明は省略する。
形態1の遅延時間補償形帯域通過フィルタの上面を示す
上面図であり、図2、図3、図4は、図1に示すBPF
の概略構成を示す要部断面図である。なお、図2は、図
1に示すA−A’線で切断した要部断面図、図3は、図
2に示すB−B’線で切断した要部断面図、図4(a)
は、図1に示すC−C’線で切断した要部断面図、図4
(b)は、図1に示すD−D’線で切断した要部断面
図、図4(c)は、図1に示すE−E’線で切断した要
部断面図である。
2は隔壁、6,16は副結合回路を構成するS字形の結
合ループ、7は副結合回路を構成するU字形の結合ルー
プ、8は入力(または出力)結合ループ、40a〜40
hはTM01デルタ モード誘電体共振器、41a〜41
hは誘電体共振素子、11aは入力(または出力)端
子、11bは出力(または入力)端子である。入力(ま
たは出力)端子11a、および出力(または入力)端子
11bは、それぞれ、例えば、同軸接栓より成り、各同
軸接栓を形成する外部導体を、共振器を構成する外部導
体1に接続してある。TM01デルタ モード誘電体共振
器(40a〜40h)を構成する誘電体共振素子(41
a〜41h)は、例えば、セラミック等の比較的誘電率
の高い誘電体よりなり、この誘電体共振素子(41a〜
41h)は、適当な接着剤を使用する等の手法により、
外部導体1の上壁と下壁との間に内装される。なお、本
実施の形態の遅延時間補償形BPFにおいて、共振周波
数を微調整するための共振周波数微調整手段を設けるよ
うにしてもよい。
器を説明するための図であり、同図(a)は誘電体共振
器の内部構成を示す図、同図(b)は平面図である。こ
のTM01デルタ モード誘電体共振器Rは、容量素子を
構成する誘電体共振素子(RS)と、分布インダクタン
スを構成する外部導体1とで共振回路を構成する。同図
において、HD は外部導体1の高さを示し、この外部導
体1の高さ(HD)が、HD =λo/4(λoは、誘
電体共振器Rの共振周波数の波長)とするとき、このT
M01デルタ モード誘電体共振器Rの無負荷Q(Qu )
は、近似的に下記(1)式で求められる。
は誘電体共振器Rの共振周波数(単位は、MHz)であ
る。また、このTM01デルタ モード誘電体共振器Rに
おいて、外部導体1の幅(W)を一定にして、外部導体
1の高さ(HD )を(λo/4)より小さい範囲で変化
させると、共振周波数(fo)は変化せず(全く変化し
ないというわけではなく、微小な周波数変化はある)、
無負荷Q(Qu )は(HV /HD )に比して変化する。
なお、HV は、変化後の外部導体1の高さを表す。ま
た、外部導体1の高さ(HD )を一定にして、外部導体
の幅(W)を変化させると、無負荷Q(Qu )は(WV
/W)に比して変化し、共振周波数(fo)は(WV /
W)**(1/2)に比して変化する。なお、WV は変
化後の外部導体1の幅を表す。また、外部導体1の幅
(W)および高さ(HD )を一定にして、誘電体共振素
子(RS)の直径(D)を変化させると、共振周波数
(fo)は(D/HV )に比して変化する。なお、DV
は変化後の誘電体共振素子(RS)の直径を表す。さら
に、誘電体共振素子(RS)の誘電率を(εr)から
(εv)に変化させると、共振周波数(fo)は(εr
/εv)**(1/2)に比して変化する。なお、εr
は変化前の誘電体共振素子(RS)の誘電率、εvは変
化後の誘電体共振素子(RS)の誘電率を表す。
誘電体共振器(40a〜14h)をコの字状に配置し、
各誘電体共振器(40a〜40h)間を、磁気結合回路
で主結合する。さらに、本実施の形態の遅延時間補償型
BPFにおいて、誘電体共振器の数(N)は6(N≧
6)以上である必要があるが、本実施の形態では、N=
8の場合について説明する。
誘電体共振器を用いた楕円関数形のBPFの等化回路を
示す回路図であり、図7は、図6に示す等化回路の変換
等化回路である。なお、図6に示す容量(Ca〜Ch)
は、下端側固定電極(3a〜3h)および可動電極(4
a〜4h)によって形成される可変共振容量素子の容量
を示し、また、8aは入力(または出力)結合ループ、
8bは出力(または入力)結合ループを示す。図30な
いし図33に示す楕円関数形のBPFにおいて、コの字
状に配置された容量装荷形共振器の中で、折り返し点に
位置する2個の容量装荷形共振器を、n番目の共振器
(10dの共振器)と、(n+1)番目の共振器(10
eの共振器)とするとき、その通過帯域外(減衰域)に
おいて、(n−1)番目の共振器(10cの共振器)
と、(n+2)番目の共振器(10fの共振器)との間
で、主結合回路により生じる主結合電圧の位相差(ΘMc
-f)は、下記(2)式で表される。
器との間は、主結合回路の結合係数より小さい容量素子
(5a)で副結合されているので、(n−1)番目の共
振器と(n+2)番目の共振器との間で、副結合回路に
より生じる副結合電圧の位相差は(90°)となる。し
たがって、(n−1)番目の共振器と(n+2)番目の
共振器との間の主結合回路により生じる主結合電圧と、
副結合回路により生じる副結合電圧との間の位相差(P
Hc-f )は、下記(3)式で表される。
(n+3)番目の共振器(10gの共振器)との間で、
主結合回路により生じる主結合電圧の位相差(ΘMb-g)
は、下記(4)式で表される。
器との間は、U字形の結合ループ7で副結合されている
ので、(n−2)番目の共振器と(n+3)番目の共振
器との間で、副結合回路により生じる副結合電圧の位相
差は(−90°)となる。したがって、(n−2)番目
の共振器と(n+3)番目の共振器との間の主結合回路
により生じる主結合電圧と、副結合回路により生じる副
結合電圧との間の位相差(PHb-g )は、下記(5)式
で表される。
PFでは、(n−1)番目の共振器と(n+2)番目の
共振器との間、および、(n−2)番目の共振器と(n
+3)番目の共振器との間において、主結合回路により
生じる主結合電圧と、副結合回路により生じる副結合電
圧との間の位相差は逆相となるので、その減衰域におい
て、主結合回路を経由して減衰した主結合電圧の振幅
と、副結合回路を経由して減衰した副結合電圧の振幅と
が同じになる周波数の位置に減衰ポールができる。この
ような状態のBPFは、一対の減衰ポールを有する一般
的な有極型のBPFとなり、図8に示すように、通過帯
域内の振幅偏差特性、遅延時間(位相)偏差特性が悪い
という問題点があった。
PFの等化回路を示す回路図であり、図10は、図9に
示す等化回路の変換等化回路である。なお、図9に示す
容量(CA〜CH)は、TM01デルタ モード誘電体共
振素子(41a〜41h)によって形成される容量を示
す。本実施の形態の遅延時間補償型BPFにおいて、コ
の字状に配置された誘電体共振器の中で、折り返し点に
位置する2個の誘電体共振器を、n番目の共振器(40
dの共振器)と、(n+1)番目の共振器(40eの共
振器)とするとき、(n−1)番目の共振器(40cの
共振器)と、(n+2)番目の共振器(40fの共振
器)との間の副結合回路として、S字形の結合ループ1
6を使用する。
とにより、(n−1)番目の共振器と(n+2)番目の
共振器との間の結合回路は、図10のM61,M62に示す
相互インダクタンス回路で表される。この図10の回路
図から分かるように、S字形の結合ループ16を使用す
ることにより、(n−1)番目の共振器および(n+
1)番目の共振器では、誘電体共振素子(41c,41
f)を流れる電流の向きが変化しない。なお、本発明で
は、このS字形の結合ループとは、前記したように、2
つの共振器間で、誘電体共振素子(例えば、図3の41
c,41f等)を流れる電流の向きが変化しないように
結合する結合ループを意味する。
2)番目の共振器との間で、S字形の結合ループ16で
副結合すると、(n−1)番目の共振器と(n+2)番
目の共振器との間で、副結合回路により生じる副結合電
圧の位相差は(90°)となる。したがって、(n−
1)番目の共振器と(n+2)番目の共振器との間の主
結合回路により生じる主結合電圧と、副結合回路により
生じる副結合電圧との間の位相差(PHc-f )は、前記
(3)式と同様に(−180°)となる。また、本実施
の形態の遅延時間補償型BPFにおいて、(n−2)番
目の共振器(40bの共振器)と、(n+3)番目の共
振器(40gの共振器)との間で、主結合回路により生
じる主結合電圧の位相差(ΘMb-g)は、前記(4)式に
示すように(−450°)となる。また、本実施の形態
の遅延時間補償型BPFでは、(n−2)番目の共振器
と(n+3)番目の共振器との間の副結合回路としてS
字形の結合ループ6を使用する。このS字形の結合ルー
プ6を使用することにより、(n−2)番目の共振器と
(n+3)番目の共振器との間の結合回路は、図10の
M63,M64に示す相互インダクタンス回路で表される。
そして、(n−2)番目の共振器と(n+3)番目の共
振器との間で、S字形の結合ループ6で副結合すると、
(n−2)番目の共振器と(n+3)番目の共振器との
間で、副結合回路により生じる副結合電圧の位相差は
(90°)となる。したがって、(n−2)番目の共振
器と(n+3)番目の共振器との間の主結合回路により
生じる主結合電圧と、副結合回路により生じる副結合電
圧との間の位相差(PHb-g )は、下記(6)式で表さ
れる。
間補償型BPFでは、(n−2)番目の共振器と(n+
3)番目の共振器との間で、主結合回路での結合により
生じる主結合電圧と、副結合回路での結合により生じる
副結合電圧とは、同相(位相差が−360°)となる。
BPFの中心周波数においては、S字形の結合ループ6
により、共振器(40c)→共振器(40d)→共振器
(40e)→共振器(40f)(または共振器(40
f)→共振器(40e)→共振器(40d)→共振器
(40c))の方向の抵抗成分による分流で、少ない量
であるが分流損が生じて、挿入損失が増大する。また、
周波数が、中心周波数から変位するにつれて、主結合回
路により生じる主結合電圧の位相が、遅延時間補償型B
PFの中心周波数の位相に対して、±90°方向に変位
する。しかしながら、副結合回路により生じる副結合電
圧の位相は変位しないので、遅延時間補償型BPFの中
心周波数から変位する周波数では、主結合回路により生
じる主結合電圧と、副結合回路により生じる副結合電圧
との合成電圧が減少する方向に作用し、遅延時間補償型
BPFの通過帯域のバンドエッジでは、dB値で約1/
1.4倍に挿入損失が低下する。このため、本実施の形
態の遅延時間補償型BPFでは、中心周波数の損失増大
と、通過帯域のバンドエッジ付近における損失量の低下
とが作用し、通過帯域内の振幅偏差を少なくすることが
可能である。
S字形の結合ループ6から成る副結合回路により生じる
副結合波が作用して合成結合波の位相は、副結合回路に
より生じる副結合波の位相に近づき、位相変化が直線に
近づくことになる。これにより、遅延時間の変化量が小
さくなるように補償されるので、通過帯域内の遅延時間
偏差を少なくし、遅延時間特性を改善することができ
る。
による遅延時間の補償量が最適の大きさより小さいと、
補償量が少なくなべ底形に近い遅延時間特性となる。こ
の状態の遅延時間特性を図11に示す。S字形の結合ル
ープ6から成る副結合回路による遅延時間の補償量が最
適の大きさのときには、遅延時間特性の平坦部が一番広
くなる。この状態の遅延時間特性を図12に示す。S字
形の結合ループ6から成る副結合回路による遅延時間の
補償量が最適の大きさより大きいと、補償量が過補償と
なる。この状態の遅延時間特性を図13に示す。その通
過帯域内において、ある程度の許容リップル的な遅延時
間特性を許容することが可能であれば、過補償形の遅延
時間補償型BPFが最も遅延時間特性は広くなる。
Fにおいては、S字形のループ6から成る副結合回路が
同相結合しており、このS字形のループ6から成る副結
合回路により、通過帯域外の減衰量が小さくなる欠点を
有している。次に、この欠点を改善し、大きな減衰量を
得るための構成について説明する。本実施の形態の遅延
時間補償型BPFおいて、(n−3)番目の共振器(4
0aの共振器)共振器と、(n+4)番目の共振器(4
0hの共振器)との間で、共振器(40a)→共振器
(40b)→共振器(40g)→共振器(40h)の経
路により生じる結合電圧の位相差(ΘMa-h)は、下記
(7)式で表される。
器との間は、U字形の結合ループ7で副結合されている
ので、(n−3)番目の共振器と(n+4)番目の共振
器との間で、副結合回路により生じる副結合電圧の位相
差は(−90°)となる。したがって、(n−3)番目
の共振器と(n+4)番目の共振器との間で、共振器
(40a)→共振器(40b)→共振器(40g)→共
振器(40h)の経路による生じる結合電圧と、副結合
回路により生じる副結合電圧との間の位相差(PHa-f
)は、下記(8)式で表される。
間補償型BPFにおいて、(n−1)番目の共振器と
(n+4)番目の共振器との間で、共振器(40a)→
共振器(40b)→共振器(40g)→共振器(40
h)の経路により生じる結合電圧と、副結合回路により
生じる副結合電圧とは、逆相(位相差が−180°)と
なる。
型BPFでは、その減衰域において、共振器(40a)
→共振器(40b)→共振器(40g)→共振器(40
h)を経由して減衰した結合電圧の振幅と、副結合回路
を経由して減衰した副結合電圧の振幅とが同じになる周
波数の位置に減衰ポールができるので、この減衰ポール
により通過帯域外の減衰特性を改善することができる。
延時間補償型BPFの一例の周波数特性を示すグラフで
ある。この図14ないし図17に示すグラフは、本実施
の形態の遅延時間補償型BPFにおいて、(n−3)番
目の共振器と(n+4)番目の共振器との間を、U字形
の結合ループ7から成る副結合回路で副結合したBPF
である。
横軸は周波数(MHz)でメモリ間隔は20MHz、縦
軸は減衰量(dB)でメモリ間隔は5dBである。ま
た、遅延時間補償型BPFの中心周波数は551MHz
であり、この図14において、周波数が547.544
MHz(図14のa点)のときの減衰量は、−26.6
92dBであり、周波数が554.456MHz(図1
4のb点)のときの減衰量は、−26.746dBであ
る。図15は、図14に示すグラフを拡大して示すグラ
フであり、縦軸のメモリ間隔が1dBである。この図1
5のグラフから分かるように、周波数が548MHz
(図15のa点)から554MHz(図15のb点)の
間でその減衰量は2dB以内であり、図14に示す遅延
時間補償型BPFは、その通過帯域内の振幅偏差が少な
くなっている。
横軸は周波数(MHz)でメモリ間隔は20MHz、縦
軸は角度でメモリ間隔は90°である。この図16にお
いて、周波数が548MHz(図15のa点)のときの
位相は、−44.36°であり、周波数が554MHz
(図15のb点)のときの位相は、−49.704°で
ある。図17は、遅延時間特性を示すグラフであり、横
軸は周波数(MHz)でメモリ間隔は20MHz、縦軸
は遅延量(ns)でメモリ間隔は100nsである。こ
の図17において、周波数が548MHz(図15のa
点)のときの遅延量は、280.52nsであり、周波
数が554MHz(図15のb点)のときの遅延量は、
274.11nsである。この図17のグラフから分か
るように、図14に示す遅延時間補償型BPFは、周波
数が548MHzから554MHzの間の遅延量は、2
75ns以内であり、その通過帯域内の遅延時間偏差が
少なくなっている。
Fにおいて、(n−3)番目の共振器と(n+4)番目
の共振器との間の副結合回路としてU字形の結合ループ
7を使用しない場合には、前記図14に示す減衰特性に
おいて、通過帯域外の減衰量が減少するが、その場合で
も、通過帯域内の振幅偏差および遅延時間偏差を少なく
することができる。
で誘電体共振器が多段に縦続接続されて構成されるBP
Fにおける誘電体共振器の磁気結合を説明するための図
であり、同図(a)は多段接続された誘電体共振器(図
18では、隣接するRn,Rn+1の誘電体共振器のみ
を示す)の内部構造を示す図、同図(b)は平面図、同
図(c)は側面図である。一般に、この外部導体1の高
さ(HD )は、HD ≒λo/4(λoは、BPFの中心
周波数の波長)であり、また、この外部導体1の幅
(W)は、W=λc /2(λcは、BPFのカットオフ
周波数の波長)である。したがって、誘電体共振器(R
n)と誘電体共振器(Rn+1)との間の磁気的損失
(LM ) は、下記(9)式で求めることができる。
成する誘電体共振素子間の間隔を示す。前記(9)式で
求められた磁気的損失(LM ) により、誘電体共振器
(Rn)と誘電体共振器(Rn+1)との間の磁気的結
合係数(Mm )は、下記(10)で求めることができ
る。
り、BPFが大型化する場合がある。このような場合に
は、隣接する誘電体共振器(Rn,Rn+1)の間に段
間磁界結合調整素子を介在させることにより、BPFを
小型化することができる。
間補償形帯域通過フィルタの概略構成を示す要部断面図
であり、図19は、前記図3と同一箇所の要部断面図で
ある。本実施の形態の遅延時間補償形BPFは、誘電体
共振器(40a〜40h)における誘電体共振素子(4
0a〜40h)を適宜一定間隔で配設し、隣接する誘電
体共振器(40a〜40h)(または誘電体共振素子
(40a〜40h))の間に段間磁界結合調整素子51
を介在させて、所要の電気的特性を得るようにした帯域
通過フィルタである。
素子51の一例を示す図である。この図20に示す段間
磁界結合調整素子51は、中心部に所定の間隔(図20
の54)を設けて配置される2枚の導体板(52,5
3)で構成される。この2枚の導体板(52,53)の
短辺は、外部導体1の上壁および下壁に電気的および機
械的に接続され、また、2枚の導体板(52,53)の
一方の長辺は、隔壁2あるいは外部導体1の側壁に電気
的および機械的に接続される。この図20に示す段間磁
界結合調整素子51を設けた場合の、誘電体共振器(R
n)と誘電体共振器(Rn+1)との間の磁気的結合係
数(Mmi)は、下記(11)で求めることができる。
ある。前記(11)式から分かるように、図20に示す
段間磁界結合調整素子51を設けた場合には、誘電体共
振器(Rn)と誘電体共振器(Rn+1)との間の磁気
的結合係数を、前記所定の間隔(図20の54)幅(I
w )に応じて適宜調整することができる。
素子51の他の例を示す図である。この図21に示す段
間磁界結合調整素子51は、上部中心部に所定の穴(図
21の56)を設けた1枚の導体板55で構成される。
この1枚の導体板55の上辺および下辺は、外部導体1
の上壁および下壁に電気的および機械的に接続され、ま
た、1枚の導体板55の側辺は、隔壁2あるいは外部導
体1の側壁に電気的および機械的に接続される。この図
21に示す段間磁界結合調整素子51を設けた場合の、
誘電体共振器(Rn)と誘電体共振器(Rn+1)との
間の磁気的結合係数(Mmi)は、下記(12)で求める
ことができる。
である。前記(12)式から分かるように、図21に示
す段間磁界結合調整素子51を設けた場合には、誘電体
共振器(Rn)と誘電体共振器(Rn+1)との間の磁
気的結合係数を、前記所定の穴(図21の56)の面積
(Aw )に応じて適宜調整することができる。
素子51の他の例を示す図である。この図22に示す段
間磁界結合調整素子51は、帯状の導体57より成り、
この導体57は、外部導体1の上壁および下壁に電気的
および機械的に接続される。この導体57の大きさを適
宜調整するか、あるいは、隣接する誘電体共振器(R
n)と誘電体共振器(Rn+1)との間に配置する導体
57の数を適宜増減することにより、磁気的結合係数を
所要の値に調整することができる。
素子51の他の例を示す図である。この図23に示す段
間磁界結合調整素子51は、丸棒状、あるいは角棒状の
導体58より成り、この導体58は、外部導体1の上壁
および下壁に電気的および機械的に接続される。この導
体58の大きさを適宜調整するか、あるいは、隣接する
誘電体共振器(Rn)と誘電体共振器(Rn+1)との
間に配置する導体58の数を適宜増減することにより、
磁気的結合係数を所要の値に調整することができる。
前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明
は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは
勿論である。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
する帯域通過フィルタにおいて、通過帯域内の振幅偏
差、および遅延時間偏差を少なくし、また、急峻な減衰
特性を得ることが可能となる。
過フィルタの上面を示す上面図である。
過フィルタの概略構成を示す要部断面図である。
過フィルタの概略構成を示す要部断面図である。
過フィルタの概略構成を示す要部断面図である。
ための図である。
振器を用いた楕円関数形の帯域通過フィルタの等化回路
を示す回路図である。
おける、通過帯域内の振幅偏差特性、遅延時間(位相)
偏差特性を示すグラフである。
ルタの等化回路を示す回路図である。
ィルタにおいて、S字形の結合ループから成る副結合回
路による遅延時間の補償量が最適の大きさより小さいと
きの通過帯域内の遅延時間(位相)偏差特性を示すグラ
フである。
ィルタにおいて、S字形の結合ループから成る副結合回
路による遅延時間の補償量が最適の大きさのときの通過
帯域内の遅延時間(位相)偏差特性を示すグラフであ
る。
ィルタにおいて、S字形の結合ループから成る副結合回
路による遅延時間の補償量が最適の大きさより大きいと
きの通過帯域内の遅延時間(位相)偏差特性を示すグラ
フである。
ィルタの一例の減衰特性を示すグラフである。
る。
ィルタの一例の位相特性を示すグラフである。
ィルタの一例の遅延時間特性を示すグラフである。
続されて構成されるBPFにおける誘電体共振器の磁気
結合を説明するための図である。
通過フィルタの概略構成を示す要部断面図である。
示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
通過フィルタの上面を示す平面図である。
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
帯域通過フィルタの概略構成を示す要部断面図である。
面図である。
の帯域通過フィルタの上面を示す上面図である。
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
極、4a〜4h,35a〜35h…可動電極、5,5
a,5b,15…副結合回路を構成する容量素子、6,
16…副結合回路を構成するS字形のループ素子、7…
副結合回路を構成するU字形のループ素子、8,8a,
8b…入力(または出力)結合ループ、9a〜9h,3
7a〜37h…ロックナット、11a…入力(または出
力)端子、11b…出力(または入力)端子、13a〜
13h…固定誘電体よりなる下端側円筒体、17…副結
合回路を構成するループ素子、20a〜20h…同軸共
振器、21a〜21h,36a〜36h…駆動螺子、2
2a〜22h…共振周波数の調整素子、23a〜23h
…内部導体、30a〜30h…ヘリカル共振器、31a
〜31h…ヘリカル共振素子、32a〜32h…容量形
成電極、33a〜33h,34a〜34h…絶縁碍子、
40a〜40h,R,Rn,Rn+1…TM01デルタ
モード誘電体共振器、41a〜41h,RS…誘電体共
振素子、51…段間磁界結合調整素子、52,53,5
5…導体板、54…間隔、55…孔、57,58…導
体。
横軸は周波数(MHz)でメモリ間隔は2MHz、縦軸
は減衰量(dB)でメモリ間隔は5dBである。また、
遅延時間補償型BPFの中心周波数は551MHzであ
り、この図14において、周波数が547.544MH
z(図14のa点)のときの減衰量は、−26.692
dBであり、周波数が554.456MHz(図14の
b点)のときの減衰量は、−30.431dBである。
図15は、図14に示すグラフを拡大して示すグラフで
あり、縦軸のメモリ間隔が1dBである。この図15の
グラフから分かるように、周波数が548MHz(図1
5のa点)から554MHz(図15のb点)の間でそ
の減衰量は2dB以内であり、図14に示す遅延時間補
償型BPFは、その通過帯域内の振幅偏差が少なくなっ
ている。
横軸は周波数(MHz)でメモリ間隔は2MHz、縦軸
は角度でメモリ間隔は90°である。この図16におい
て、周波数が548MHz(図16のa点)のときの位
相は、−44.36°であり、周波数が554MHz
(図16のb点)のときの位相は、−49.704°で
ある。図17は、遅延時間特性を示すグラフであり、横
軸は周波数(MHz)でメモリ間隔は2MHz、縦軸は
遅延量(ns)でメモリ間隔は100nsである。この
図17において、周波数が548MHz(図17のa
点)のときの遅延量は、280.52nsであり、周波
数が554MHz(図17のb点)のときの遅延量は、
274.11nsである。この図17のグラフから分か
るように、図14に示す遅延時間補償型BPFは、周波
数が548MHzから554MHzの間の遅延量は、2
75ns以内であり、その通過帯域内の遅延時間偏差が
少なくなっている。
り、BPFが大型化する場合がある。このような場合に
は、隣接する誘電体共振器(Rn,Rn+1)の間に段
間磁界結合調整素子を介在させることにより、BPFを
小型化することができる。
間補償形帯域通過フィルタの概略構成を示す要部断面図
であり、図19は、前記図3と同一箇所の要部断面図で
ある。本実施の形態の遅延時間補償形BPFは、誘電体
共振器(40a〜40h)を適宜一定間隔で配設し、隣
接する誘電体共振器(40a〜40h)(または誘電体
共振素子)の間に段間磁界結合調整素子51を介在させ
て、所要の電気的特性を得るようにした帯域通過フィル
タである。
等放送設備に使用される帯域通過フィルタに係わり、特
に、通過帯域内において群遅延時間偏差特性が良好で、
減衰特性の急峻な群遅延時間補償形帯域通過フィルタに
関する。
ては、IM波(相互変調波)等の不要波を除去するため
に、共振器にヘリカル共振器あるいは同軸形共振器を使
用する楕円関数形の帯域通過フィルタ(バンドパスフィ
ルタ;以下、BPFと称する。)が使用されている。図
24は、従来の同軸共振器を用いた楕円関数形のBPF
の上面を示す平面図、図25、図26、図27は、図2
4に示すBPFの概略構成を示す要部断面図である。な
お、図25は、図24に示すA−A’線で切断した要部
断面図、図26は、図25に示すB−B’線で切断した
要部断面図、図27(a)は、図24に示すC−C’線
で切断した要部断面図、図27(b)は、図24に示す
D−D’線で切断した要部断面図、図27(c)は、図
24に示すE−E’線で切断した要部断面図である。図
24ないし図27において、1は外部導体、2は隔壁、
5a,5bは副結合回路を構成する容量素子、7は副結
合回路を構成するU字形のループ素子、8は入力(また
は出力)結合ループ、9a〜9hはロックナイト、11
aは入力(または出力)端子、11bは出力(または入
力)端子、20a〜20hは同軸共振器、21a〜21
hは駆動螺子、22a〜22hは共振周波数の調整素
子、23a〜23hは内部導体である。この図24ない
し図27に示す同軸共振器を用いた楕円関数形のBPF
は、λ/4同軸共振器を使用する関係上、その形状が大
きくなるという欠点を有している。
楕円関数形のBPFの概略構成を示す要部断面図であ
り、図29は、図28に示すヘリカル共振器の一つを示
す側面図である。図28、図29において、1は外部導
体、2は隔壁、5a,5bは副結合回路を構成する容量
素子、8は入力(または出力)結合ループ、17は副結
合回路を構成するループ素子、30a〜30hはヘリカ
ル共振器、31a〜31hはヘリカル共振素子、32a
〜32hは容量形成電極、33a〜33h,34a〜3
4hは絶縁碍子、35a〜35hは可動電極、36a〜
36hは駆動螺子、37a〜37hはロックナットであ
る。この図28、図29に示すヘリカル共振器を用いた
楕円関数形のBPFは、その形状が複雑で耐振動特性性
が悪いという欠点を有していた。
器あるいはヘリカル共振器に代わるものとして、容量装
荷形共振器を考案し、この容量装荷形共振器を用いた楕
円関数形のBPFを考案した。図30は、従来の容量装
荷形共振器を用いた楕円関数形のBPFの上面を示す上
面図であり、図31、図32、図33は、図30に示す
BPFの概略構成を示す要部断面図である。なお、図3
1は、図30に示すA−A’線で切断した要部断面図、
図32は、図31に示すB−B’線で切断した要部断面
図、図33(a)は、図30に示すC−C’線で切断し
た要部断面図、図33(b)は、図30に示すD−D’
線で切断した要部断面図、図33(c)は、図30に示
すE−E’線で切断した要部断面図である。図30ない
し図33において、1は外部導体、2は隔壁、3a〜3
hは下端側固定電極、4a〜4hは可動電極、5a,5
bは副結合回路を構成する容量素子、7は副結合回路を
構成するU字形の結合ループ、8は入力(または出力)
結合ループ、9a〜9hはロックナイト、10a〜10
hは容量装荷形共振器、11aは入力(または出力)端
子、11bは出力(または入力)端子である。この図3
0ないし図33に示す容量装荷形共振器を用いた楕円関
数形のBPFは、磁気結合回路で主結合された容量装荷
形共振器(10a〜10h)をコの字状に配置する。そ
して、コの字状に配置された容量装荷形共振器の中で、
折り返し点に位置する2個の容量装荷形共振器を、n番
目の共振器(10dの共振器)と、(n+1)番目の共
振器(10eの共振器)とするとき、(n−1)番目の
共振器(10cの共振器)と(n+2)番目の共振器
(10fの共振器)との間を、容量素子(5a)で副結
合し、また、(n−2)番目の共振器(10bの共振
器)と(n+3)番目の共振器(10gの共振器)との
間を、U字形の結合ループ7で副結合したものである。
この図30ないし図33に示す容量装荷形共振器を用い
た楕円関数形のBPFは、図28、図29に示すヘリカ
ル共振器を用いた楕円関数形のBPFのように、構造が
複雑でなく、また、図24ないし図27に示す同軸共振
器を用いた楕円関数形のBPFより、小型化でき、か
つ、周波数特性が良好であるという特徴を有している。
ジタルテレビの信号は、セグメント数(13セグメン
ト)が多く、また、セグメント間隔が狭い(432KH
z)ために目的信号波の近傍にIM波が多数発生する。
また、変調方式により、使用するBPFには、通過帯域
内の振幅偏差、群遅延時間偏差が少なくて、減衰特性の
急峻な周波数特性のBPFが要求される。前記図30な
いし図33に示す容量装荷形共振器を用いた楕円関数形
のBPFは、アナログテレビの信号等の減衰特性を重視
したBPFに適している。しかしながら、前記図30な
いし図33に示す容量装荷形共振器を用いた楕円関数形
のBPFは、通過帯域内の振幅偏差、群遅延時間偏差が
大きく、前記したような周波数特性が要求されるデジタ
ルテレビの信号用のBPFに適していないという問題点
があった。本発明は、前記従来技術の問題点を解決する
ためになされたものであり、本発明の目的は、群遅延時
間補償形帯域通過フィルタにおいて、群遅延時間特性を
補償し、通過帯域内の振幅偏差、群遅延時間偏差を少な
くすることが可能となる技術を提供することにある。本
発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明
細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。即ち、本発明は、1番目からN(N
≧6)番目までの誘電体共振器をコの字状に従続接続
し、各誘電体共振器間を磁気結合回路で主結合してなる
群遅延時間補償形帯域通過フィルタにおいて、コの字状
の折り返し点に位置する2つの誘電体共振器を、それぞ
れn(n<N)番目、(n+1)番目の誘電体共振器と
するとき、(n−1)番目の誘電体共振器と(n+2)
番目の誘電体共振器との間、および(n−2)番目の誘
電体共振器と(n+3)番目の誘電体共振器との間を容
量性の結合ループにより副結合したことを特徴とする。
また、本発明は、前記各誘電体共振器間に、段間磁界結
合調整素子を設けたことを特徴とする。また、本発明
は、前記段間磁界結合調整素子が、所定の間隔を設けて
配置される2枚の導電板で構成されることを特徴とす
る。また、本発明は、前記段間磁界結合調整素子が、所
定の大きさの穴が設けられた1枚の導電板で構成される
ことを特徴とする。
施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有するものは同一符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。 [実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態1の群遅
延時間補償形帯域通過フィルタの上面を示す上面図であ
り、図2、図3、図4は、図1に示すBPFの概略構成
を示す要部断面図である。なお、図2は、図1に示すA
−A’線で切断した要部断面図、図3は、図2に示すB
−B’線で切断した要部断面図、図4(a)は、図1に
示すC−C’線で切断した要部断面図、図4(b)は、
図1に示すD−D’線で切断した要部断面図、図4
(c)は、図1に示すE−E’線で切断した要部断面図
である。図1ないし図4において、1は外部導体、2は
隔壁、6,16は副結合回路を構成するS字形の結合ル
ープ、7は副結合回路を構成するU字形の結合ループ、
8は入力(または出力)結合ループ、40a〜40hは
TM01デルタ モード誘電体共振器、41a〜41hは
誘電体共振素子、11aは入力(または出力)端子、1
1bは出力(または入力)端子である。入力(または出
力)端子11a、および出力(または入力)端子11b
は、それぞれ、例えば、同軸接栓より成り、各同軸接栓
を形成する外部導体を、共振器を構成する外部導体1に
接続してある。TM01デルタ モード誘電体共振器(4
0a〜40h)を構成する誘電体共振素子(41a〜4
1h)は、例えば、セラミック等の比較的誘電率の高い
誘電体よりなり、この誘電体共振素子(41a〜41
h)は、適当な接着剤を使用する等の手法により、外部
導体1の上壁と下壁との間に内装される。なお、本実施
の形態の群遅延時間補償形BPFにおいて、共振周波数
を微調整するための共振周波数微調整手段を設けるよう
にしてもよい。
器を説明するための図であり、同図(a)は誘電体共振
器の内部構成を示す図、同図(b)は平面図である。こ
のTM01デルタ モード誘電体共振器Rは、容量素子を
構成する誘電体共振素子(RS)と、分布インダクタン
スを構成する外部導体1とで共振回路を構成する。同図
において、HD は外部導体1の高さを示し、この外部導
体1の高さ(HD)が、HD =λo/4(λoは、誘電
体共振器Rの共振周波数の波長)とするとき、このTM
01デルタ モード誘電体共振器Rの無負荷Q(Qu )
は、近似的に下記(1)式で求められる。
は誘電体共振器Rの共振周波数(単位は、MHz)であ
る。また、このTM01デルタ モード誘電体共振器Rに
おいて、外部導体1の幅(W)を一定にして、外部導体
1の高さ(HD )を(λo/4)より小さい範囲で変化
させると、共振周波数(fo)は変化せず(全く変化し
ないというわけではなく、微小な周波数変化はある)、
無負荷Q(Qu )は(HV /HD )に比して変化する。
なお、HV は、変化後の外部導体1の高さを表す。ま
た、外部導体1の高さ(HD )を一定にして、外部導体
の幅(W)を変化させると、無負荷Q(Qu )は(WV
/W)に比して変化し、共振周波数(fo)は(WV /
W)**(1/2)に比して変化する。なお、WV は変
化後の外部導体1の幅を表す。また、外部導体1の幅
(W)および高さ(HD )を一定にして、誘電体共振素
子(RS)の直径(D)を変化させると、共振周波数
(fo)は(D/HV )に比して変化する。なお、DV
は変化後の誘電体共振素子(RS)の直径を表す。さら
に、誘電体共振素子(RS)の誘電率を(εr)から
(εv)に変化させると、共振周波数(fo)は(εr
/εv)**(1/2)に比して変化する。なお、εr
は変化前の誘電体共振素子(RS)の誘電率、εvは変
化後の誘電体共振素子(RS)の誘電率を表す。
は、誘電体共振器(40a〜14h)をコの字状に配置
し、各誘電体共振器(40a〜40h)間を、磁気結合
回路で主結合する。さらに、本実施の形態の群遅延時間
補償形BPFにおいて、誘電体共振器の数(N)は6
(N≧6)以上である必要があるが、本実施の形態で
は、N=8の場合について説明する。図6は、図30な
いし図33に示す従来の容量装荷形共振器を用いた楕円
関数形のBPFの等化回路を示す回路図であり、図7
は、図6に示す等化回路の変換等化回路である。なお、
図6に示す容量(Ca〜Ch)は、下端側固定電極(3
a〜3h)および可動電極(4a〜4h)によって形成
される可変共振容量素子の容量を示し、また、8aは入
力(または出力)結合ループ、8bは出力(または入
力)結合ループを示す。図30ないし図33に示す楕円
関数形のBPFにおいて、コの字状に配置された容量装
荷形共振器の中で、折り返し点に位置する2個の容量装
荷形共振器を、n番目の共振器(10dの共振器)と、
(n+1)番目の共振器(10eの共振器)とすると
き、その通過帯域外(減衰域)において、(n−1)番
目の共振器(10cの共振器)と、(n+2)番目の共
振器(10fの共振器)との間で、主結合回路により生
じる主結合電圧の位相差(ΘMc-f)は、下記(2)式で
表される。
器との間は、主結合回路の結合係数より小さい容量素子
(5a)で副結合されているので、(n−1)番目の共
振器と(n+2)番目の共振器との間で、副結合回路に
より生じる副結合電圧の位相差は(90°)となる。し
たがって、(n−1)番目の共振器と(n+2)番目の
共振器との間の主結合回路により生じる主結合電圧と、
副結合回路により生じる副結合電圧との間の位相差(P
Hc-f )は、下記(3)式で表される。
(n+3)番目の共振器(10gの共振器)との間で、
主結合回路により生じる主結合電圧の位相差(ΘMb-g)
は、下記(4)式で表される。
器との間は、U字形の結合ループ7で副結合されている
ので、(n−2)番目の共振器と(n+3)番目の共振
器との間で、副結合回路により生じる副結合電圧の位相
差は(−90°)となる。したがって、(n−2)番目
の共振器と(n+3)番目の共振器との間の主結合回路
により生じる主結合電圧と、副結合回路により生じる副
結合電圧との間の位相差(PHb-g )は、下記(5)式
で表される。
PFでは、(n−1)番目の共振器と(n+2)番目の
共振器との間、および、(n−2)番目の共振器と(n
+3)番目の共振器との間において、主結合回路により
生じる主結合電圧と、副結合回路により生じる副結合電
圧との間の位相差は逆相となるので、その減衰域におい
て、主結合回路を経由して減衰した主結合電圧の振幅
と、副結合回路を経由して減衰した副結合電圧の振幅と
が同じになる周波数の位置に減衰ポールができる。この
ように、図30ないし図33に示す楕円関数形のBPF
は、図8に一対の減衰極を有する場合の特性例を示した
ように、振幅特性、群遅延時間特性共に通過帯域内の偏
差が大きいという欠点があった。
BPFの等化回路を示す回路図であり、図10は、図9
に示す等化回路の変換等化回路である。なお、図9に示
す容量(CA〜CH)は、TM01デルタ モード誘電体
共振素子(41a〜41h)によって形成される容量を
示す。本実施の形態の群遅延時間補償形BPFは、コの
字状に配置された誘電体共振器の中で、折り返し点に位
置する2個の誘電体共振器を、n番目の共振器(40d
の共振器)と、(n+1)番目の共振器(40eの共振
器)とするとき、(n−1)番目の共振器(40cの共
振器)と、(n+2)番目の共振器(40fの共振器)
との間の副結合回路として、容量素子5aの代わりに、
S字形のループ素子(本願発明の容量性のループ素子)
16を使用する点、(n−2)番目の共振器(40bの
共振器)と、(n+3)番目の共振器(40gの共振
器)との間の副結合回路として、通常のU字形のループ
素子7の代わりに、S字形のループ素子(本願発明の容
量性のループ素子)6を使用する点、(n−3)番目の
共振器(10aの共振器)と、(n+4)番目の共振器
(10hの共振器)との間の副結合回路として、容量素
子5bの代わりに、通常のU字形のループ素子7を使用
した点で、前記図30ないし図33に示す楕円関数形の
BPFと相違する。 S字形の結合ループ6を使用するこ
とにより、(n−2)番目の共振器と(n+3)番目の
共振器との間の結合回路は、図10のM63,M64に示す
相互インダクタンス回路で表される。
ンス回路(M41,M42,M63,M64)において、副結合
回路を構成するループ素子側(複数の回路素子を跳ばし
て相互インダクタンス回路同志を直接接続している側)
のコイルを二次コイル、残りのコイルを一次コイルとす
る。この場合に、図10に示す相互インダクタンス回路
(M63,M64)により相互インダクタンス回路M64の一
次コイルに誘起される副結合電圧と、図7に示す相互イ
ンダクタンス回路(M41,M42)により相互インダクタ
ンス回路M42の一次コイルに誘起される副結合電圧とを
比較すると、互いに逆相であることが容易に理解でき
る。 即ち、図10に示すように、(n−2)番目の共振
器と、(n+3)番目の共振器との間の副結合回路とし
て、S字形のループ6を使用した場合に、(n+3)番
目の共振器に誘起される副結合電圧は、図7に示すよう
に、(n−2)番目の共振器と、(n+3)番目の共振
器との間の副結合回路として、U字形のループ7を使用
した場合に、(n+3)番目の共振器に誘起される副結
合電圧と比して、位相が180°異なることになる。 し
たがって、(n−2)番目の共振器と(n+3)番目の
共振器との間で、S字形の結合ループ6により生じる副
結合電圧の位相差は(90°)となる。なお、本発明で
は、このS字形のループ(6,16)とは、図4(b)
に示すように、隔壁2の上下異なる位置で、ループ素子
の両端が隔壁2に電気的、機械的に接続される構造のル
ープ素子を意味する。
+2)番目の共振器との間の副結合回路として、S字形
のループ16を使用することにより、(n−1)番目の
共振器と(n+2)番目の共振器との間で、副結合回路
により生じる副結合電圧の位相差は(90°)となる。
したがって、(n−1)番目の共振器と(n+2)番目
の共振器との間の主結合回路により生じる主結合電圧
と、副結合回路により生じる副結合電圧との間の位相差
(PHc-f )は、前記(3)式と同様に(−180°)
となる。また、(n−2)番目の共振器と、(n+3)
番目の共振器との間で、主結合回路により生じる主結合
電圧の位相差(ΘMb-g)は、前記(4)式に示すように
(−450°)となる。さらに、前記したように、(n
−2)番目の共振器と、(n+3)番目の共振器との間
の副結合回路として、S字形のループ6を使用すること
により、(n−2)番目の共振器と(n+3)番目の共
振器との間で、副結合回路により生じる副結合電圧の位
相差は(90°)となる。したがって、(n−2)番目
の共振器と(n+3)番目の共振器との間の主結合回路
により生じる主結合電圧と、副結合回路により生じる副
結合電圧との間の位相差(PHb-g )は、下記(6)式
で表される。
時間補償形BPFでは、(n−2)番目の共振器と(n
+3)番目の共振器との間で、主結合回路での結合によ
り生じる主結合電圧と、副結合回路での結合により生じ
る副結合電圧とは、同相(位相差が−360°)とな
る。このため、本実施の形態の群遅延時間補償形BPF
の中心周波数においては、S字形の結合ループ6によ
り、共振器(40c)→共振器(40d)→共振器(4
0e)→共振器(40f)(または共振器(40f)→
共振器(40e)→共振器(40d)→共振器(40
c))の方向の抵抗成分による分流で、少ない量である
が分流損が生じて、挿入損失が増大する。また、周波数
が、中心周波数から変位するにつれて、主結合回路によ
り生じる主結合電圧の位相が、群遅延時間補償形BPF
の中心周波数の位相に対して、±90°方向に変位す
る。
結合電圧の位相は変位しないので、群遅延時間補償形B
PFの中心周波数から変位する周波数では、主結合回路
により生じる主結合電圧と、副結合回路により生じる副
結合電圧との合成電圧が減少する方向に作用し、群遅延
時間補償形BPFの通過帯域のバンドエッジでは、dB
値で約1/1.4倍に挿入損失が低下する。このため、
本実施の形態の群遅延時間補償形BPFでは、中心周波
数の損失増大と、通過帯域のバンドエッジ付近における
損失量の低下とが作用し、通過帯域内の振幅偏差を少な
くすることが可能である。また、通過帯域内の位相特性
に関しては、S字形の結合ループ6から成る副結合回路
により生じる副結合波が作用して合成結合波の位相は、
副結合回路により生じる副結合波の位相に近づき、位相
変化が直線に近づくことになる。即ち、通過域におい
て、主結合回路により(n+3)番目の共振器に生じる
電磁界と、S字形のループ6から成る副結合回路により
(n+3)番目の共振器に生じる電磁界とは、中心周波
数の近辺においては、互いに打ち消し合い、通過域のバ
ンドエッジ付近では互いに加わり合う傾向を示し、通過
域内の振幅特性の偏差が小さくなる。これにより、群遅
延時間の変化量が小さくなるように補償されるので、通
過帯域内の群遅延時間偏差を少なくし、群遅延時間特性
を改善することができる。これにより、群遅延時間の変
化量が小さくなるように補償されるので、通過帯域内の
群遅延時間偏差を少なくし、群遅延時間特性を改善する
ことができる。
による群遅延時間の補償量が最適の大きさより小さい
と、補償量が少なくなべ底形に近い群遅延時間特性とな
る。この状態の群遅延時間特性を図11に示す。S字形
の結合ループ6から成る副結合回路による群遅延時間の
補償量が最適の大きさのときには、群遅延時間特性の平
坦部が一番広くなる。この状態の群遅延時間特性を図1
2に示す。S字形の結合ループ6から成る副結合回路に
よる群遅延時間の補償量が最適の大きさより大きいと、
補償量が過補償となる。この状態の群遅延時間特性を図
13に示す。その通過帯域内において、ある程度の許容
リップル的な群遅延時間特性を許容することが可能であ
れば、過補償形の群遅延時間補償形BPFが最も群遅延
時間特性は広くなる。本実施の形態の群遅延時間補償形
BPFおいて、(n−3)番目の共振器(40aの共振
器)共振器と、(n+4)番目の共振器(40hの共振
器)との間で、共振器(40a)→共振器(40b)→
共振器(40g)→共振器(40h)の経路により生じ
る結合電圧の位相差(ΘMa-h)は、下記(7)式で表さ
れる。
器との間は、U字形の結合ループ7で副結合されている
ので、(n−3)番目の共振器と(n+4)番目の共振
器との間で、副結合回路により生じる副結合電圧の位相
差は(−90°)となる。したがって、(n−3)番目
の共振器と(n+4)番目の共振器との間で、共振器
(40a)→共振器(40b)→共振器(40g)→共
振器(40h)の経路による生じる結合電圧と、副結合
回路により生じる副結合電圧との間の位相差(PHa-f
)は、下記(8)式で表される。
時間補償形BPFにおいて、(n−1)番目の共振器と
(n+4)番目の共振器との間で、共振器(40a)→
共振器(40b)→共振器(40g)→共振器(40
h)の経路により生じる結合電圧と、副結合回路により
生じる副結合電圧とは、逆相(位相差が−180°)と
なる。したがって、本実施の形態の群遅延時間補償形B
PFでは、その減衰域において、共振器(40a)→共
振器(40b)→共振器(40g)→共振器(40h)
を経由して減衰した結合電圧の振幅と、副結合回路を経
由して減衰した副結合電圧の振幅とが同じになる周波数
の位置に減衰ポールができるので、この減衰ポールによ
り通過帯域外の減衰特性を改善することができる。即
ち、本実施の形態の群遅延時間補償形BPFでは、(n
−2)番目の共振器と(n+3)番目の共振器との間
が、S字形の結合ループ6から成る副結合回路により同
相結合しており、このS字形のループ6から成る副結合
回路により、通過帯域外の減衰量が小さくなるが、(n
−3)番目の共振器と(n+4)番目の共振器との間
を、U字形の結合ループ7から成る副結合回路で結合す
ることにより、通過帯域外で一対の減衰極を発生させる
ことができるので、通過帯域外の減衰特性を改善するこ
とができる。このように、本実施の形態の群遅延時間補
償形BPFにおいては、減衰極は二対以下に限定される
が、通過域における振幅特性および群遅延時間特性の偏
差を共に改善することができる。なお、U字型のループ
7は、通過帯域外の減衰特性を改善するために設けたも
のであり、本実施の形態の群遅延時間補償形BPFにお
いて、通過帯域外の減衰量が、仕様条件を満足する場合
であれば、U字型のループ7を設けず、S字形のループ
(6,16)から成る副結合回路のみ設けるようにして
もよい。
遅延時間補償形BPFの一例の周波数特性を示すグラフ
である。この図14ないし図17に示すグラフは、本実
施の形態の群遅延時間補償形BPFにおいて、(n−
3)番目の共振器と(n+4)番目の共振器との間を、
U字形の結合ループ7から成る副結合回路で副結合した
BPFである。図14は、減衰特性を示すグラフであ
り、横軸は周波数(MHz)でメモリ間隔は2MHz、
縦軸は減衰量(dB)でメモリ間隔は5dBである。ま
た、群遅延時間補償形BPFの中心周波数は551MH
zであり、この図14において、周波数が547.54
4MHz(図14のa点)のときの減衰量は、−26.
692dBであり、周波数が554.456MHz(図
14のb点)のときの減衰量は、−30.431dBで
ある。図15は、図14に示すグラフを拡大して示すグ
ラフであり、縦軸のメモリ間隔が1dBである。この図
15のグラフから分かるように、周波数が548MHz
(図15のa点)から554MHz(図15のb点)の
間でその減衰量は2dB以内であり、図14に示す群遅
延時間補償形BPFは、その通過帯域内の振幅偏差が少
なくなっている。
横軸は周波数(MHz)でメモリ間隔は2MHz、縦軸
は角度でメモリ間隔は90°である。この図16におい
て、周波数が548MHz(図16のa点)のときの位
相は、−44.36°であり、周波数が554MHz
(図16のb点)のときの位相は、−49.704°で
ある。図17は、群遅延時間特性を示すグラフであり、
横軸は周波数(MHz)でメモリ間隔は2MHz、縦軸
は遅延量(ns)でメモリ間隔は100nsである。こ
の図17において、周波数が548MHz(図17のa
点)のときの遅延量は、280.52nsであり、周波
数が554MHz(図17のb点)のときの遅延量は、
274.11nsである。この図17のグラフから分か
るように、図14に示す群遅延時間補償形BPFは、周
波数が548MHzから554MHzの間の遅延量は、
275ns以内であり、その通過帯域内の群遅延時間偏
差が少なくなっている。なお、本実施の形態の群遅延時
間補償形BPFにおいて、(n−3)番目の共振器と
(n+4)番目の共振器との間の副結合回路としてU字
形の結合ループ7を使用しない場合には、前記図14に
示す減衰特性において、通過帯域外の減衰量が減少する
が、その場合でも、通過帯域内の振幅偏差および群遅延
時間偏差を少なくすることができる。
で誘電体共振器が多段に縦続接続されて構成されるBP
Fにおける誘電体共振器の磁気結合を説明するための図
であり、同図(a)は多段接続された誘電体共振器(図
18では、隣接するRn,Rn+1の誘電体共振器のみ
を示す)の内部構造を示す図、同図(b)は平面図、同
図(c)は側面図である。一般に、この外部導体1の高
さ(HD )は、HD ≒λo/4(λoは、BPFの中心
周波数の波長)であり、また、この外部導体1の幅
(W)は、W=λc /2(λcは、BPFのカットオフ
周波数の波長)である。したがって、誘電体共振器(R
n)と誘電体共振器(Rn+1)との間の磁気的損失
(LM )は、下記(9)式で求めることができる。
成する誘電体共振素子間の間隔を示す。前記(9)式で
求められた磁気的損失(LM )により、誘電体共振器
(Rn)と誘電体共振器(Rn+1)との間の磁気的結
合係数(Mm )は、下記(10)で求めることができ
る。
り、BPFが大型化する場合がある。このような場合に
は、隣接する誘電体共振器(Rn,Rn+1)の間に段
間磁界結合調整素子を介在させることにより、BPFを
小型化することができる。図19は、本発明の実施の形
態2の群遅延時間補償形帯域通過フィルタの概略構成を
示す要部断面図であり、図19は、前記図3と同一箇所
の要部断面図である。本実施の形態の群遅延時間補償形
BPFは、誘電体共振器(40a〜40h)を適宜一定
間隔で配設し、隣接する誘電体共振器(40a〜40
h)の間に段間磁界結合調整素子51を介在させて、所
要の電気的特性を得るようにした帯域通過フィルタであ
る。
素子51の一例を示す図である。この図20に示す段間
磁界結合調整素子51は、中心部に所定の間隔(図20
の54)を設けて配置される2枚の導体板(52,5
3)で構成される。この2枚の導体板(52,53)の
短辺は、外部導体1の上壁および下壁に電気的および機
械的に接続され、また、2枚の導体板(52,53)の
一方の長辺は、隔壁2あるいは外部導体1の側壁に電気
的および機械的に接続される。この図20に示す段間磁
界結合調整素子51を設けた場合の、誘電体共振器(R
n)と誘電体共振器(Rn+1)との間の磁気的結合係
数(Mmi)は、下記(11)で求めることができる。
ある。前記(11)式から分かるように、図20に示す
段間磁界結合調整素子51を設けた場合には、誘電体共
振器(Rn)と誘電体共振器(Rn+1)との間の磁気
的結合係数を、前記所定の間隔(図20の54)幅(I
w )に応じて適宜調整することができる。図21は、図
19に示す段間磁界結合調整素子51の他の例を示す図
である。この図21に示す段間磁界結合調整素子51
は、上部中心部に所定の穴(図21の56)を設けた1
枚の導体板55で構成される。この1枚の導体板55の
上辺および下辺は、外部導体1の上壁および下壁に電気
的および機械的に接続され、また、1枚の導体板55の
側辺は、隔壁2あるいは外部導体1の側壁に電気的およ
び機械的に接続される。この図21に示す段間磁界結合
調整素子51を設けた場合の、誘電体共振器(Rn)と
誘電体共振器(Rn+1)との間の磁気的結合係数(M
mi)は、下記(12)で求めることができる。
である。前記(12)式から分かるように、図21に示
す段間磁界結合調整素子51を設けた場合には、誘電体
共振器(Rn)と誘電体共振器(Rn+1)との間の磁
気的結合係数を、前記所定の穴(図21の56)の面積
(Aw )に応じて適宜調整することができる。図22
は、図19に示す段間磁界結合調整素子51の他の例を
示す図である。この図22に示す段間磁界結合調整素子
51は、帯状の導体57より成り、この導体57は、外
部導体1の上壁および下壁に電気的および機械的に接続
される。この導体57の大きさを適宜調整するか、ある
いは、隣接する誘電体共振器(Rn)と誘電体共振器
(Rn+1)との間に配置する導体57の数を適宜増減
することにより、磁気的結合係数を所要の値に調整する
ことができる。図23は、図19に示す段間磁界結合調
整素子51の他の例を示す図である。この図23に示す
段間磁界結合調整素子51は、丸棒状、あるいは角棒状
の導体58より成り、この導体58は、外部導体1の上
壁および下壁に電気的および機械的に接続される。この
導体58の大きさを適宜調整するか、あるいは、隣接す
る誘電体共振器(Rn)と誘電体共振器(Rn+1)と
の間に配置する導体58の数を適宜増減することによ
り、磁気的結合係数を所要の値に調整することができ
る。以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。本発明によれば、誘電体共振器を使用
する帯域通過フィルタにおいて、通過帯域内の振幅偏
差、および群遅延時間偏差を少なくし、また、急峻な減
衰特性を得ることが可能となる。
通過フィルタの上面を示す上面図である。
通過フィルタの概略構成を示す要部断面図である。
通過フィルタの概略構成を示す要部断面図である。
通過フィルタの概略構成を示す要部断面図である。
ための図である。
振器を用いた楕円関数形の帯域通過フィルタの等化回路
を示す回路図である。
おける、通過帯域内の振幅偏差特性、群遅延時間偏差特
性を示すグラフである。
ィルタの等化回路を示す回路図である。
フィルタにおいて、S字形の結合ループから成る副結合
回路による群遅延時間の補償量が最適の大きさより小さ
いときの通過帯域内の群遅延時間偏差特性を示すグラフ
である。
フィルタにおいて、S字形の結合ループから成る副結合
回路による群遅延時間の補償量が最適の大きさのときの
通過帯域内の群遅延時間偏差特性を示すグラフである。
フィルタにおいて、S字形の結合ループから成る副結合
回路による群遅延時間の補償量が最適の大きさより大き
いときの通過帯域内の群遅延時間偏差特性を示すグラフ
である。
フィルタの一例の減衰特性を示すグラフである。
る。
フィルタの一例の位相特性を示すグラフである。
フィルタの一例の群遅延時間特性を示すグラフである。
続されて構成されるBPFにおける誘電体共振器の磁気
結合を説明するための図である。
域通過フィルタの概略構成を示す要部断面図である。
示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
通過フィルタの上面を示す平面図である。
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
帯域通過フィルタの概略構成を示す要部断面図である。
面図である。
の帯域通過フィルタの上面を示す上面図である。
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
極、4a〜4h,35a〜35h…可動電極、5,5
a,5b,15…副結合回路を構成する容量素子、6,
16…副結合回路を構成するS字形のループ素子、7…
副結合回路を構成するU字形のループ素子、8,8a,
8b…入力(または出力)結合ループ、9a〜9h,3
7a〜37h…ロックナット、11a…入力(または出
力)端子、11b…出力(または入力)端子、13a〜
13h…固定誘電体よりなる下端側円筒体、17…副結
合回路を構成するループ素子、20a〜20h…同軸共
振器、21a〜21h,36a〜36h…駆動螺子、2
2a〜22h…共振周波数の調整素子、23a〜23h
…内部導体、30a〜30h…ヘリカル共振器、31a
〜31h…ヘリカル共振素子、32a〜32h…容量形
成電極、33a〜33h,34a〜34h…絶縁碍子、
40a〜40h,R,Rn,Rn+1…TM01デルタ
モード誘電体共振器、41a〜41h,RS…誘電体共
振素子、51…段間磁界結合調整素子、52,53,5
5…導体板、54…間隔、55…孔、57,58…導
体。
Claims (4)
- 【請求項1】 1番目からN(N≧6)番目までの誘電
体共振器をコの字状に従続接続し、各誘電体共振器間を
磁気結合回路で主結合してなる遅延時間補償形帯域通過
フィルタにおいて、 コの字状の折り返し点に位置する2つの誘電体共振器
を、それぞれn(n<N)番目、(n+1)番目の誘電
体共振器とするとき、(n−1)番目の誘電体共振器と
(n+2)番目の誘電体共振器との間、および(n−
2)番目の誘電体共振器と(n+3)番目の誘電体共振
器との間をS字形の結合ループにより副結合したことを
特徴とする遅延時間補償形帯域通過フィルタ。 - 【請求項2】 前記各誘電体共振器間に、段間磁界結合
調整素子を設けたことを特徴とする請求項1に記載の遅
延時間補償形帯域通過フィルタ。 - 【請求項3】 前記段間磁界結合調整素子は、所定の間
隔を設けて配置される2枚の導電板で構成されることを
特徴とする請求項2に記載の遅延時間補償形帯域通過フ
ィルタ。 - 【請求項4】 前記段間磁界結合調整素子は、所定の大
きさの穴が設けられた1枚の導電板で構成されることを
特徴とする請求項2に記載の遅延時間補償形帯域通過フ
ィルタ。
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|---|---|---|---|
| JP10122026A JP3050538B2 (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 群遅延時間補償形帯域通過フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10122026A JP3050538B2 (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 群遅延時間補償形帯域通過フィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11317601A true JPH11317601A (ja) | 1999-11-16 |
| JP3050538B2 JP3050538B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=14825761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10122026A Expired - Fee Related JP3050538B2 (ja) | 1998-05-01 | 1998-05-01 | 群遅延時間補償形帯域通過フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3050538B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008205692A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-09-04 | Japan Radio Co Ltd | 高周波フィルタ |
| CN102119466A (zh) * | 2008-08-07 | 2011-07-06 | Ace技术株式会社 | 用于扩大调谐范围的可调滤波器 |
| CN106463808A (zh) * | 2014-03-26 | 2017-02-22 | 上海贝尔股份有限公司 | 可调节反相耦合回路 |
-
1998
- 1998-05-01 JP JP10122026A patent/JP3050538B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN102119466A (zh) * | 2008-08-07 | 2011-07-06 | Ace技术株式会社 | 用于扩大调谐范围的可调滤波器 |
| CN106463808A (zh) * | 2014-03-26 | 2017-02-22 | 上海贝尔股份有限公司 | 可调节反相耦合回路 |
| EP3123557A4 (en) * | 2014-03-26 | 2017-03-08 | Alcatel- Lucent Shanghai Bell Co., Ltd | Adjustable phase-inverting coupling loop |
| CN106463808B (zh) * | 2014-03-26 | 2021-12-31 | 上海贝尔股份有限公司 | 可调节反相耦合回路 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3050538B2 (ja) | 2000-06-12 |
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