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JPH11303880A - 軸支持体内に軸受ブッシュを固定する方法及びその方法に用いるための軸受ブッシュ - Google Patents

軸支持体内に軸受ブッシュを固定する方法及びその方法に用いるための軸受ブッシュ

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Publication number
JPH11303880A
JPH11303880A JP11169498A JP11169498A JPH11303880A JP H11303880 A JPH11303880 A JP H11303880A JP 11169498 A JP11169498 A JP 11169498A JP 11169498 A JP11169498 A JP 11169498A JP H11303880 A JPH11303880 A JP H11303880A
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JP
Japan
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bearing bush
shaft support
cylindrical
hole
wall surface
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JP11169498A
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English (en)
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Masayuki Kohama
正行 小濱
Hideki Numazawa
秀樹 沼澤
Hideyuki Hashimoto
秀幸 橋本
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Oiles Industry Co Ltd
Original Assignee
Oiles Industry Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP11169498A priority Critical patent/JP3700388B2/ja
Publication of JPH11303880A publication Critical patent/JPH11303880A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】高い内径寸法精度をもって軸受ブッシュを軸支
持体の孔に固定することができる方法及びその方法に用
いるための軸受ブッシュを提供する。 【解決手段】筒状内壁面1によって規定される軸受ブッ
シュ嵌着孔2と、軸受ブッシュ嵌着孔2に軸方向に隣接
して配されている孔7とを具備しており、筒状内壁面1
と孔7を規定する円筒内壁面9との間には、筒状内壁面
1から径方向であって内方に伸びて円筒内壁面9で終端
する環状面10が介在してなるハウジング11を準備す
ると共に、アップセット後の軸受ブッシュ4の内径を規
定する径32の円筒外面33と、筒状外面35とを具備
する芯金31を準備し、芯金31の円筒外面33の一部
を孔7に、筒状外面35を軸受ブッシュ嵌着孔2に夫々
配して、円筒外面33の残部並びに環状面10及び39
によって軸受ブッシュ4をアップセットして筒状内壁面
1に軸受ブッシュ4を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸を軸受ブッシュ
を介して回転自在に支持する軸支持体に、当該軸受ブッ
シュを軸支持体に固定するための方法及びその方法に用
いるための軸受ブッシュに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】軸を軸支持体に円滑回
転自在となるように支持するためには、一般に、転がり
軸受又は滑り軸受が用いられ、この滑り軸受として軸受
ブッシュを用いる場合には、当該軸受ブッシュは、通
常、軸支持体の孔に固定される。
【0003】ところで、軸受ブッシュの孔への固定を圧
入によって行なう場合には、軸支持体の孔の寸法誤差
(公差)と軸受ブッシュの厚みの寸法誤差等との累積に
より、圧入後、軸受ブッシュの内径が大きくばらつくこ
ととなり、高い内径寸法精度をもって軸受ブッシュを孔
に固定することが困難となる場合があり、したがって、
高い内径寸法精度が要求される際には、高精度をもって
形成された軸支持体と軸受ブッシュとを必要とし、極め
て高価格となる。
【0004】更に、軸受ブッシュの孔への圧入による固
定では、上記の寸法誤差の累積に基づく軸支持体の外面
の膨らみ現象により、その外径寸法にも影響を与えるこ
とになり、外形に対しても高い寸法精度が要求される軸
支持体には、圧入による固定方法は必ずしも最適なもの
ではなく、これに対処すべく、軸支持体の肉厚(壁厚)
を厚くするか、その形成材料に硬質のものを使用して、
軸支持体の外面の膨らみ現象を確実に回避しようとする
と、軸支持体自体が大きくなって限られた空間内に配置
することが困難となると共に、上記と同様に軸支持体の
価格上昇をもたらす虞がある。
【0005】一方、圧入による固定方法での上記の不都
合を解消するために、高精度をもって軸支持体の孔及び
軸受ブッシュを形成すると、前述のとおり高価となる上
に、逆に、十分な固定力をもって軸支持体の孔に軸受ブ
ッシュを固定することが困難となり、場合により、使用
中に軸受ブッシュが軸支持体の孔から脱落する虞があ
り、特に、圧入を容易にするために、軸支持体の孔を規
定する円筒状内壁面を高精度に加えて極めて滑らかに形
成すると脱落の虞が更に増大する虞がある。
【0006】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、軸支持体の孔の寸
法誤差にそれほど影響されず、しかも、軸受ブッシュの
厚みの寸法誤差を補正でき、而して、高い内径寸法精度
をもって軸受ブッシュを軸支持体の孔に固定することが
できる方法を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的とするところは、軸支持
体の外面の膨らみ現象を生じさせることがなく、その結
果、軸受ブッシュの固定後も軸支持体の外径寸法をその
まま維持できると共に、薄肉の軸支持体を使用できる上
に、更にその形成材料にアルミニウム、合成樹脂等の比
較的軟質のものをも使用できるところの軸受ブッシュを
孔に固定する方法を提供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的とするところは、軸
支持体の孔及び軸受ブッシュ自体を精度よく形成しなく
ても、使用中に脱落を生じさせないように軸支持体の孔
に軸受ブッシュをしっかりと固定できると共に、軸支持
体の孔を規定する内壁面を粗削りで形成する方がよりし
っかりと軸支持体の孔に軸受ブッシュを固定できる方法
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の軸支持体内に軸受ブッシュを嵌着する方法は、軸受ブ
ッシュ嵌着用の筒状内壁面によって規定される軸受ブッ
シュ嵌着孔と、この軸受ブッシュ嵌着孔に軸方向に隣接
して配されている孔とを具備しており、軸受ブッシュ嵌
着用の筒状内壁面と孔を規定する円筒内壁面との間に
は、軸受ブッシュ嵌着用の筒状内壁面から径方向であっ
て内方に伸びて円筒内壁面で終端する環状面が介在して
なる軸支持体を準備すると共に、アップセット後の軸受
ブッシュの内径を規定する径をもった円筒外面と、この
円筒外面に軸方向に隣接して配されている筒状外面とを
具備しており、円筒外面と筒状外面との間には、円筒外
面から径方向であって外方に伸びて筒状外面で終端する
環状面が介在してなる芯金を準備する工程と、この芯金
の円筒外面の一部を軸支持体の孔に、芯金の筒状外面を
軸支持体の軸受ブッシュ嵌着孔に夫々配して、円筒外面
の残部並びに軸支持体及び芯金の夫々の環状面によって
軸受ブッシュをアップセットして軸受ブッシュ嵌着用の
筒状内壁面に軸受ブッシュを固定する工程とを具備して
いる。
【0010】本発明の請求項2に記載の方法は、上記方
法において、軸受ブッシュ嵌着用の筒状内壁面及び芯金
の円筒外面の残部並びに軸支持体及び芯金の夫々の環状
面によって形成される環状空間の容積を、当該容積が軸
受ブッシュの体積の近傍になるまで、徐々に減少させて
アップセットを行い、これにより軸支持体内に軸受ブッ
シュを固定する。
【0011】本発明の請求項3に記載の方法は、上記方
法において、環状空間の容積が軸受ブッシュの体積の近
傍になる際における芯金に加えるべきアップセット圧力
を予め求め、このアップセット圧力への到達によりアッ
プセットを完了する。
【0012】請求項2及び3に記載の方法において、
「近傍」とは、環状空間の容積と軸受ブッシュの体積と
が限りなく等しい場合を含むが、実際的には、好ましい
例では軸受ブッシュの体積が環状空間の容積の99.9
%以下の程度であるが、本発明は、これに限定されず、
アップセットにより軸受ブッシュが塑性流動されて、実
質的に環状空間に密に軸受ブッシュが配されると共に、
軸支持体外面の膨らみを生じさせないか又はそれを許容
できる程度を言う。
【0013】上記本発明の方法において、請求項4に記
載の方法では、孔は、アップセット後の軸受ブッシュの
内径と実質的に等しい径又は当該径よりも若干大きな径
を有しており、請求項5に記載の方法では、軸受ブッシ
ュ嵌着用の筒状内壁面及び芯金の筒状外面は夫々円筒面
であって、芯金の筒状外面は、軸受ブッシュ嵌着孔の径
に実質的に等しい径を有している。
【0014】また、上記本発明の方法において、孔を規
定する円筒内壁面は、請求項6に記載の方法では、軸支
持体自体によって形成されており、請求項7に記載の方
法では、軸受ブッシュ嵌着孔に装着されたワッシャ等の
環状体の内周面である。
【0015】また、上記本発明の方法において、請求項
8に記載の方法では、軸受ブッシュを予め芯金の円筒面
に装着する工程を具備しており、請求項9に記載の方法
では、軸受ブッシュを予め軸受ブッシュ嵌着孔に配する
工程を具備している。
【0016】上記本発明の方法において、請求項10に
記載の方法では、芯金は、中実体又は中空体からなる。
本発明ではこのように中実体又は中空体の芯金を用いる
ことができ、特に、中空体の芯金を用いることにより、
軸支持体の軸受ブッシュ嵌着孔の中心に他の部材が配さ
れていても、何等問題なく軸受ブッシュを軸支持体に固
定することができる。
【0017】本発明の方法において、アップセットされ
る軸受ブッシュは、円筒状のブッシュ、好ましくは請求
項11に記載のように巻きブッシュであり、この巻きブ
ッシュにおいて、請求項12に記載のように、鋼板製裏
金と、この裏金に焼結された多孔質金属焼結層と、この
金属焼結層に充填被覆された合成樹脂層との少なくとも
三層構造を具備しているのが更に好ましい。
【0018】アップセットは、1から10トン、好まし
くは、2から7トン程度の荷重を加えて行うが、これに
必ずしも限定されないのであって、軸受ブッシュ及び軸
支持体の材質等によって適宜決定するとよい。
【0019】本発明において、軸受ブッシュ嵌着孔に軸
方向に隣接して配されている孔は、貫通孔であってもよ
く、またはこれに代えて、有底孔であってもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明及びその実施の形態
を、図に示す好ましい実施例に基づいて更に詳細に説明
する。なお、本発明はこれら実施例に何等限定されない
のである。
【0021】
【実施例】軸支持体内に軸受ブッシュを嵌着する本例の
方法においては、まず、図1に示すような、軸受ブッシ
ュ嵌着用の筒状内壁面1によって規定される軸受ブッシ
ュ嵌着孔2と、軸受ブッシュ嵌着孔2に軸方向に隣接し
て配されていると共に、軸受ブッシュ嵌着孔2の径3よ
りも小径であって、アップセット後の軸受ブッシュ4
(図6参照)の内径5と実質的に等しい径6をもった孔
7とを具備しており、軸受ブッシュ嵌着用2の筒状内壁
面1と孔7を規定する円筒内壁面9との間には、軸受ブ
ッシュ嵌着用の筒状内壁面1から径方向であって内方に
伸びて円筒内壁面9で終端する環状面10が介在してな
る軸支持体としてのハウジング11を準備する。
【0022】ハウジング11は、一体形成された有底の
円筒体12からなり、軸受ブッシュ嵌着孔2は円柱状で
あり、したがって、筒状内壁面1は円筒面となってい
る。
【0023】ハウジング11の筒状内壁面1に嵌着され
る軸受ブッシュ4は、図2から図4に示すように、鋼板
からなる鋼裏金21と、鋼裏金21に焼結された多孔質
金属焼結層22と、多孔質金属焼結層22に充填被覆さ
れた合成樹脂層23の三層構造の短冊状の板材24を、
合成樹脂層23を内側にして円筒状に巻いて形成した巻
きブッシュである。なお、本発明方法の実施に際して
は、このような巻きブッシュに限定されないのは勿論で
あって、例えば円筒状のブッシュであってもよい。
【0024】ハウジング11の準備に加えて、図5に示
すような芯金31を準備する。芯金31は、アップセッ
ト後の軸受ブッシュ4の内径5を規定する径32をもっ
た円筒外面33と、円筒外面33に軸方向の上方に隣接
して配されていると共に、円筒外面33の径よりも大き
く、軸受ブッシュ嵌着孔2の径3に実質的に等しい径3
4をもった筒状外面35とを具備している。
【0025】芯金31において、円筒外面33と筒状外
面35との間には、円筒外面33から径方向であって外
方に伸びて筒状外面35で終端する環状面39が介在し
ている。
【0026】本例の芯金31は、円柱部41と、円柱部
41より大径の円柱部42とが一体形成されてなる中実
体からなり、したがって、芯金31では、円柱部41に
円筒外面33が、円柱部42に筒状外面35が夫々形成
されており、筒状外面35は円筒面となっている。本例
の芯金31において、円柱部41の孔7への挿入側の端
部には、テーパ付けされた挿入案内面45が形成されて
いる。
【0027】以上のハウジング11と芯金31とを準備
し、次に、図5に示すように更に準備された位置決めプ
レッシャーパッド51の有底孔52にハウジング11の
下部を嵌挿してハウジング11を支持する一方、同じく
別に準備された円筒状の案内ジグ53の円筒部54をハ
ウジング11の上部に嵌挿する。案内ジグ53は、その
内径が軸受ブッシュ嵌着孔2の径3に実質的に等しくな
るように形成されている。55は、ノックアウトピンで
ある。なお、本発明ではこのような案内ジグ53を必ず
しも設けなくてもよい。
【0028】次に、芯金31の円柱部41の円筒外面3
3に軸受ブッシュ4を挿入案内面45を利用して装着し
て、次に、図5に示すように、芯金31を案内ジグ53
内に挿入して、芯金31をハウジング11に対して位置
決めし、更に、芯金31にA方向の荷重を加えて、芯金
31を位置決めプレッシャーパッド51に向かって移動
させる。
【0029】更に、図6に示すように、芯金31の円筒
外面33の一部をハウジング11の孔7に、芯金31の
筒状外面35をハウジング11の軸受ブッシュ嵌着孔2
に夫々配して、円筒外面33の残部並びにハウジング1
1及び芯金31の夫々の環状面10及び39によって軸
受ブッシュ4をアップセットして筒状内壁面1に軸受ブ
ッシュ4を固定する。
【0030】このアップセットにおいては、筒状内壁面
1及び円筒外面33の残部並びに環状面10及び39に
よって形成される環状空間61の容積を、当該容積61
が軸受ブッシュ4の体積の近傍になるまで徐々に減少さ
せて行うのであるが、環状空間61の容積減少により、
軸受ブッシュ4に軸方向の圧縮力を加えて、軸受ブッシ
ュ4の軸方向の長さを減少させる一方、この軸方向の長
さの減少に基づいて軸受ブッシュ4を径方向に若干塑性
流動させて、筒状内壁面1に圧接させる。
【0031】なお、環状空間61の容積が軸受ブッシュ
4の体積の近傍になる際における芯金31に加えるべき
アップセット圧力を予め求め、このアップセット圧力へ
の到達によりアップセットを完了するとよい。
【0032】以上の方法によれば、芯金31により軸受
ブッシュ4をアップセットして筒状内壁面1に固定する
ため、軸受ブッシュ嵌着孔2の径3の寸法誤差にそれほ
ど影響されず、しかも、軸受ブッシュ4の厚みの寸法誤
差を補正でき、而して、高い内径寸法精度をもって軸受
ブッシュ4を軸受ブッシュ嵌着孔2において筒状内壁面
1に固定することができる。
【0033】また以上の方法によれば、軸受ブッシュ4
に軸方向の圧縮力を加えて、軸受ブッシュ4の軸方向の
長さを減少させる一方、この軸方向の長さの減少に基づ
いて軸受ブッシュ4を径方向に若干塑性流動させるだけ
であるため、ハウジング11の外面の膨らみ現象を生じ
させることがなく、その結果、固定後もハウジング11
の外径寸法をそのまま維持できると共に、薄肉のハウジ
ング11を使用できる上に、更にその形成材料にアルミ
ニウム、合成樹脂等の比較的軟質のものをも使用でき
る。
【0034】更に上記の方法によれば、軸受ブッシュ4
を径方向に若干塑性流動させ、これにより、軸受ブッシ
ュ4を軸受ブッシュ嵌着孔2において筒状内壁面1に固
定するため、筒状内壁面1を粗削りで形成してもよく、
しかも、このように筒状内壁面1を粗削りで形成する方
がよりしっかりと当該筒状内壁面1に軸受ブッシュ4を
固定できる。
【0035】なお、上記の例では、芯金31の円柱部4
1に軸受ブッシュ4を予め装着したが、これに代えて、
軸受ブッシュ4を予め軸受ブッシュ嵌着孔2に装着し
て、その後、芯金31を案内ジグ53内に挿入してもよ
い。
【0036】以上の例では、孔7をハウジング11自体
に形成し、孔7がハウジング11自体の内周面によって
規定されるようにしたが、これに代えて、図7に示すよ
うに、軸受ブッシュ嵌着孔2に、ハウジング11とは別
体の例えばワッシャ等の環状体71を装着し、環状体7
1の内周面72によって孔7が規定されるようにしても
よい。
【0037】また以上の例では、芯金31として中実体
を用いたが、これに代えて、図8に示すように、中空体
81から芯金31を形成してもよく、図8に示す芯金3
1は、アップセット後の軸受ブッシュ4の内径5を規定
する径32をもった円筒外面33と、円筒外面33に軸
方向の上方に隣接して配されていると共に、円筒外面3
3の径よりも大きく、軸受ブッシュ嵌着孔2の径3に実
質的に等しい径34をもった筒状外面35とを具備して
おり、円筒外面33と筒状外面35との間には、円筒外
面33から径方向であって外方に伸びて筒状外面35で
終端する環状面39が介在している。
【0038】図8に示す芯金31を準備して、この芯金
31を用いて上記と同様にハウジング11の軸受ブッシ
ュ嵌着孔2において筒状内壁面1に軸受ブッシュ4を固
定してもよく、このような芯金31を用いることによ
り、ハウジング11の内部中央に他の何らかの部品が固
着されている場合又は当該中央が突出している場合、例
えば図9に示すようにハウジング11の底部85に突起
86が突出している場合でも、突起86に邪魔されるこ
とがなく筒状内壁面1に軸受ブッシュ4を固定すること
ができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、軸支持体の孔の寸法誤
差にそれほど影響されず、しかも、軸受ブッシュの厚み
の寸法誤差を補正でき、而して、高い内径寸法精度をも
って軸受ブッシュを筒状内壁面に固定することができ、
しかも、軸支持体の外面の膨らみ現象を生じさせること
がなく、その結果、固定後も軸支持体の外径寸法をその
まま維持できると共に、薄肉の軸支持体を使用できる上
に、更にその形成材料にアルミニウム、合成樹脂等の比
較的軟質のものをも使用でき、加えて、軸受ブッシュ嵌
着用の筒状内壁面及び軸受ブッシュ自体を精度よく形成
しなくても、使用中に脱落を生じさせないように軸支持
体の筒状内壁面に軸受ブッシュをしっかりと固定できる
と共に、軸受ブッシュ嵌着用の筒状内壁面を粗削りで形
成する方がよりしっかりと軸支持体の筒状内壁面に軸受
ブッシュを固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法に用いて好適なハウジングの例の
断面図である。
【図2】本発明の方法に用いて好適な軸受ブッシュの例
の断面図である。
【図3】図2に示す軸受ブッシュの斜視図である。
【図4】図2に示す軸受ブッシュを形成するための板材
の断面図である。
【図5】本発明の方法に用いて好適な金型の例の断面図
と一工程の説明図である。
【図6】本発明の方法の最終工程の説明図である。
【図7】図1に示すハウジングに孔を形成する他の例の
一部断面説明図である。
【図8】本発明の方法に用いて好適な金型の他の例の断
面図である。
【図9】図8に示す金型により軸受ブッシュを固定する
ことができるハウジングの例の断面図である。
【符号の説明】
1 軸受ブッシュ嵌着用の筒状内壁面 2 軸受ブッシュ嵌着孔 4 軸受ブッシュ 7 孔 9 円筒内壁面 10 環状面 11 ハウジング 31 芯金 33 円筒外面 35 筒状外面 39 環状面

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受ブッシュ嵌着用の筒状内壁面によっ
    て規定される軸受ブッシュ嵌着孔と、この軸受ブッシュ
    嵌着孔に軸方向に隣接して配されている孔とを具備して
    おり、軸受ブッシュ嵌着用の筒状内壁面と孔を規定する
    円筒内壁面との間には、軸受ブッシュ嵌着用の筒状内壁
    面から径方向であって内方に伸びて円筒内壁面で終端す
    る環状面が介在してなる軸支持体を準備すると共に、ア
    ップセット後の軸受ブッシュの内径を規定する径をもっ
    た円筒外面と、この円筒外面に軸方向に隣接して配され
    ている筒状外面とを具備しており、円筒外面と筒状外面
    との間には、円筒外面から径方向であって外方に伸びて
    筒状外面で終端する環状面が介在してなる芯金を準備す
    る工程と、この芯金の円筒外面の一部を軸支持体の孔
    に、芯金の筒状外面を軸支持体の軸受ブッシュ嵌着孔に
    夫々配して、円筒外面の残部並びに軸支持体及び芯金の
    夫々の環状面によって軸受ブッシュをアップセットして
    軸受ブッシュ嵌着用の筒状内壁面に軸受ブッシュを固定
    する工程とを具備した軸支持体内に軸受ブッシュを固定
    する方法。
  2. 【請求項2】 軸受ブッシュ嵌着用の筒状内壁面及び芯
    金の円筒外面の残部並びに軸支持体及び芯金の夫々の環
    状面によって形成される環状空間の容積を、当該容積が
    軸受ブッシュの体積の近傍になるまで、徐々に減少させ
    てアップセットを行う請求項1に記載の軸支持体内に軸
    受ブッシュを固定する方法。
  3. 【請求項3】 環状空間の容積が軸受ブッシュの体積の
    近傍になる際における芯金に加えるべきアップセット圧
    力を予め求め、このアップセット圧力への到達によりア
    ップセットを完了する請求項1又は2に記載の軸支持体
    内に軸受ブッシュを固定する方法。
  4. 【請求項4】 孔は、アップセット後の軸受ブッシュの
    内径と実質的に等しい径又は当該径よりも若干大きな径
    を有している請求項1から3のいずれか一項に記載の軸
    支持体内に軸受ブッシュを固定する方法。
  5. 【請求項5】 軸受ブッシュ嵌着用の筒状内壁面及び芯
    金の筒状外面は夫々円筒面であって、芯金の筒状外面
    は、軸受ブッシュ嵌着孔の径に実質的に等しい径を有し
    ている請求項1から4のいずれか一項に記載の軸支持体
    内に軸受ブッシュを固定する方法。
  6. 【請求項6】 孔を規定する円筒内壁面は、軸支持体自
    体によって形成されている請求項1から5のいずれか一
    項に記載の軸支持体内に軸受ブッシュを固定する方法。
  7. 【請求項7】 孔を規定する円筒内壁面は、軸受ブッシ
    ュ嵌着孔に装着された環状体の内周面である請求項1か
    ら5のいずれか一項に記載の軸支持体内に軸受ブッシュ
    を固定する方法。
  8. 【請求項8】 軸受ブッシュを予め芯金の円筒外面に装
    着する工程を具備する請求項1から7のいずれか一項に
    記載の軸支持体内に軸受ブッシュを固定する方法。
  9. 【請求項9】 軸受ブッシュを予め軸受ブッシュ嵌着孔
    に配する工程を具備する請求項1から7のいずれか一項
    に記載の軸支持体内に軸受ブッシュを固定する方法。
  10. 【請求項10】 芯金は、中実体又は中空体からなる請
    求項1から9のいずれか一項に記載の軸支持体内に軸受
    ブッシュを固定する方法。
  11. 【請求項11】 軸受ブッシュは、巻きブッシュである
    請求項1から10のいずれか一項に記載の軸支持体内に
    軸受ブッシュを固定する方法。
  12. 【請求項12】 軸受ブッシュは、鋼板製裏金と、この
    裏金に焼結された多孔質金属焼結層と、この金属焼結層
    に充填被覆された合成樹脂層との少なくとも三層構造の
    巻きブッシュである請求項1から11のいずれか一項に
    記載の軸支持体内に軸受ブッシュを固定する方法。
  13. 【請求項13】 請求項1から12のいずれか一項に記
    載の方法に用いるための軸受ブッシュ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006038181A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Oiles Ind Co Ltd 円筒軸受ブッシュを軸支持体内に固定する方法
JP2007205254A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Oiles Ind Co Ltd スクロール型圧縮機及びスクロール型圧縮機における軸支承部の製造方法

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