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JPH1127300A - 自動車制御システム - Google Patents

自動車制御システム

Info

Publication number
JPH1127300A
JPH1127300A JP9179247A JP17924797A JPH1127300A JP H1127300 A JPH1127300 A JP H1127300A JP 9179247 A JP9179247 A JP 9179247A JP 17924797 A JP17924797 A JP 17924797A JP H1127300 A JPH1127300 A JP H1127300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
control system
data
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9179247A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Katayama
博 片山
Shigeru Obo
茂 於保
Mitsuru Watabe
満 渡部
Mamoru Oba
衛 大場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9179247A priority Critical patent/JPH1127300A/ja
Publication of JPH1127300A publication Critical patent/JPH1127300A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、A/D変換の変換タイミング
に自由度を与えることにより、確実にA/D変換が行
え、信頼性の高い自動車制御が行える自動車制御システ
ムを提供することにある。 【解決手段】多重通信回路1000は、アナログセンサ
SENの検出信号をデータバスDBに伝送し、制御装置
2000は、データバスDBを介して伝送された上記検
出信号に基づいて自動車を制御する制御信号を生成し、
生成された制御信号を、データバスDBと多重通信回路
1000を介して、アクチュエータACTに与える。こ
こで、多重通信回路2000は、アナログセンサSEN
の検出信号をサンプリングしてホールドするサンプルホ
ールド回路1100と、サンプルホールド回路1100
の出力信号を選択するマルチプレクサ回路1200と、
サンプルホールド回路1100におけるサンプリングタ
イミングを設定するロジック回路1400を有してい
る。ロジック回路1400が設定する上記サンプリング
タイミングD_SHは、一定の周期の時刻を含む所定の
時間の範囲内で、時間的に変位されて設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車制御システ
ムに係り、特に、センサやアクチュエータに接続された
多重通信回路と制御装置とがネットワーク接続された自
動車制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車制御システムにおいては、
コントロール・エリア・ネットワーク(CAN:Con
trol Area Network)と称されるLA
Nの一種のネットワークシステムが提案されている。最
近の自動車においては、エンジン制御装置や、A/T
(オートマッチック・トランスミッション)制御装置
や、ABS(アンチ・ブレーキ・システム)制御装置の
ような種々の制御装置が用いられている。これらの制御
装置は、センサによって検出された自動車の動作状態の
信号を取り込み、これらの動作状態に基づいて、アクチ
ュエータに制御信号を出力することにより、エンジン
や、A/Tや、ABSを最適に制御している。ここで、
センサの設置される位置とアクチュエータの設置される
位置と制御装置の設置される位置が離れている場合に
は、それぞれの間を接続する配線の長さが長くなり、車
両重量の増加につながる。そこで、複数の通信回路にセ
ンサやアクチュエータを接続するとともに、これらの通
信回路と複数の制御装置をネットワーク接続し、センサ
で検出した自動車の動作状態の信号は、一旦、通信回路
に取り込まれた後、ネットワークを介して制御装置に取
り込まれ、制御装置で制御信号を演算した後、求められ
た制御信号は、ネットワーク及び通信回路を介して、ア
クチュエータに伝達される。通信回路には、複数のセン
サが接続されることが多いため、これらのセンサによっ
て検出された複数の信号を効率よく制御装置に伝送する
ために、時分割多重伝送を行うようにし、そのため、通
信回路としては、多重通信回路が用いられる。
【0003】また、ネットワークを介して伝送されるセ
ンサ信号はアナログ信号であり、制御装置の中のA/D
変換器によってディジタル信号に変換される。ここで、
伝送される信号は、アナログ信号であるため、ノイズの
影響を受け易い。そこで、発明者らは、先に出願した特
願平8−261935号において、A/D変換器におけ
る変換タイミングをランダム化することによって、ノイ
ズの影響を低減する方法を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、A/D
変換器における変換タイミングをランダム化する方法で
は、A/D変換処理は他の処理より優先的に処理するこ
とにより、変換タイミングが必ずランダムになるように
する必要がある。しかしながら、A/D変換の変換タイ
ミングをランダムにすると、前の変換タイミングと次の
変換タイミングの間隔が短くなり、前の変換タイミング
に対するA/D変換が完了する前に、次のA/D変換の
変換タイミングが発生する場合もあるため、A/D変換
ができなくなる恐れがあるという問題があることが判明
した。
【0005】本発明の目的は、A/D変換の変換タイミ
ングに自由度を与えることにより、確実にA/D変換が
行え、信頼性の高い自動車制御が行える自動車制御シス
テムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、自動車の
状態を検出するアナログセンサと、自動車の動作を制御
するアクチュエータと、上記アナログセンサと上記アク
チュエータの少なくとも一方に接続され、接続されてい
る上記アナログセンサの検出信号をデータバスに伝送
し、接続されている上記アクチュエータに制御信号を出
力する通信回路と、上記データバスを介して伝送された
上記検出信号に基づいて自動車を制御する制御信号を上
記データバス及び通信回路を介して上記アクチュエータ
に伝送する制御装置とを有する自動車制御システムにお
いて、上記通信回路は、上記アナログセンサの検出信号
をサンプリングしてホールドするサンプルホールド回路
と、上記サンプルホールド回路におけるサンプリングタ
イミングを設定するロジック回路とを備えるとともに、
上記ロジック回路が設定する上記サンプリングタイミン
グは、一定の周期の時刻を含む所定の時間の範囲内で、
時間的に変位されて設定するようにしたものである。か
かる構成により、A/D変換の変換タイミングを変える
ことなく、高周波ノイズを低減することができ、従っ
て、A/D変換の変換タイミングに自由度を与えること
により、確実にA/D変換が行え、自動車制御の信頼性
を向上し得るものとなる。
【0007】(2)上記(1)において、好ましくは、
上記制御装置は、上記通信回路から伝送されてくる検出
信号のデータを平均化する平均化手段を備えるようにし
たものである。
【0008】かかる構成により、高周波ノイズの影響を
さらに低減し得るものとなる。
【0009】(3)上記(1)において、好ましくは、
上記ロジック回路が設定する上記サンプリングタイミン
グは、上記アクチュエータに制御信号を出力するタイミ
ングと異ならせたタイミングで設定するようにしたもの
である。かかる構成により、センサにの検出信号に対す
るアクチュエータの動作によって発生するノイズの影響
を回避し得るものとなる。
【0010】(4)上記(1)において、好ましくは、
上記通信回路は、複数のアナログセンサの検出信号をサ
ンプリングしてホールドする複数のサンプルホールド回
路と、上記複数のサンプルホールド回路の出力信号を選
択するマルチプレクサ回路とを備え、上記複数のアナロ
グセンサの検出信号を時分割多重化して上記データバス
を介して上記制御装置に伝送するとともに、時分割多重
して伝送される複数のアナログ信号の所定のサイクル毎
に、ローレベルとハイレベルの組合せのデータを伝送す
るようにしたものである。かかる構成により、データ取
り込みのための同期化を容易とし、データ取り込みのズ
レによるエラーの発生を低減し得るものとなる。
【0011】(5)上記(4)において、好ましくは、
上記制御装置は、上記通信回路から伝送されてくる上記
ローレベルとハイレベルの組合せのデータに基づいて同
期化して、伝送されてくるデータの周波数の複数倍のク
ロックを用いて、伝送されてくる信号の取り込みタイミ
ングを設定して、信号の取り込みを行うようにしたもの
である。かかる構成により、伝送されてくるデータの過
渡応答が終了し、安定した状態でのデータの取り込みを
行い得るものとなる。
【0012】(6)上記(4)において、好ましくは、
上記通信回路は、伝送する通信データに基づいてエラー
訂正コードCRCを生成して、伝送する通信データと共
に伝送し、上記制御装置は、伝送されたエラー訂正コー
ドCRCを用いて、伝送された通信データのエラー判別
を行うようにしたものである。かかる構成により、エラ
ーの判別を行うことにより、通信の信頼性を向上し得る
ものとなる。
【0013】(7)上記(1)において、好ましくは、
上記ロジック回路が設定する上記サンプリングタイミン
グは、一定の周期の時刻を含む所定の時間の範囲内で、
時間的にランダムに変位されて設定するようにしたもの
である。
【0014】(8)上記(7)において、好ましくは、
上記ロジック回路は、上記ロジック回路によって設定さ
れたサンプリングタイミングのサンプリング周期の周波
数成分の内、上記アナログセンサによって検出するアナ
ログ信号の周波数帯域の成分を減衰されるように、サン
プリングタイミングを設定するようにしたものである。
かかる構成により、検出される信号の強度を高めること
ができ、S/N比を向上し得るものとなる。
【0015】(9)上記目的を達成するために、本発明
は、自動車の状態を検出する複数のアナログセンサと、
自動車の動作を制御する複数のアクチュエータと、上記
アナログセンサと上記アクチュエータの少なくとも一方
に接続され、接続されている上記アナログセンサの検出
信号をデータバスに伝送し、接続されている上記アクチ
ュエータに制御信号を出力する複数の通信回路と、上記
データバスを介して伝送された上記検出信号に基づいて
自動車を制御する制御信号を上記データバス及び通信回
路を介して上記アクチュエータに時分割多重化して伝送
する複数の制御装置とを有する自動車制御システムにお
いて、上記複数の通信回路は、それぞれ、上記複数のア
ナログセンサの検出信号をサンプリングしてホールドす
る複数のサンプルホールド回路と、上記複数のサンプル
ホールド回路の出力信号を選択するマルチプレクサ回路
と、上記サンプルホールド回路におけるサンプリングタ
イミングを設定するロジック回路とを備えるとともに、
上記ロジック回路が設定する上記サンプリングタイミン
グは、一定の周期の時刻を含む所定の時間の範囲内で、
時間的に変位されて設定し、上記複数の制御装置は、そ
れぞれ、上記複数の通信回路の中の所定の通信回路から
伝送されてくる上記検出信号に基づいて自動車を制御す
る制御信号を生成し、この制御信号を上記データバス及
び上記複数の通信回路の中の所定の通信回路を介して上
記アクチュエータに時分割多重化して伝送するようにし
たものである。かかる構成により、A/D変換の変換タ
イミングを変えることなく、高周波ノイズを低減するこ
とができ、従って、A/D変換の変換タイミングに自由
度を与えることにより、確実にA/D変換が行え、複数
の制御装置による自動車制御の信頼性を向上し得るもの
となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図18を用いて、本
発明の一実施形態による自動車制御システムについて説
明する。最初に、図1を用いて、本発明の一実施形態に
よる自動車制御システムの全体システムの構成について
説明する。図1は、本発明の一実施形態による自動車制
御システムの全体構成を示すブロック図である。
【0017】多重通信回路1000A,1000B,1
000C,1000Dは、それぞれ、データバスDBに
接続されている。自動車の各部を制御する制御装置であ
るエンジン制御装置2000AやA/T制御装置200
0Bは、それぞれ、データバスDBに接続されている。
なお、制御装置としては、ABS制御装置や、エアコン
制御装置等もあるが、ここでは、図示・説明は省略して
いる。
【0018】多重通信回路1000A,1000B,1
000C,1000Dは、それぞれ、アナログ信号を出
力するセンサや、自動車の各部を制御するアクチュエー
タに接続されている。例えば、多重通信回路1000A
には、センサとして、吸気管からエンジンに吸入される
吸気の温度を検出する吸気温センサ102,インジェク
タに供給される燃料の温度を検出する燃料温センサ10
4,エンジンオイルの温度を検出する油温センサ106
や、冷却水の温度を検出する水温センサ108が接続さ
れている。また、多重通信回路1000Aには、アクチ
ュエータとして、6個のインジェクタ202,204,
206,208,210,212が接続されている。吸
気温センサ102,燃料温センサ104,油温センサ1
06や、水温センサ108によって検出された信号は、
多重通信回路1000Aに取り込まれる。多重通信回路
1000Aは、取り込まれた複数の信号をそれぞれサン
プルホールドした後、高速で切り替えて、アナログ信号
のまま時分割多重され、データバスDBを介して、エン
ジン制御装置2000AやA/T制御装置2000B等
の制御装置にシリアル伝送される。エンジン制御装置2
000Aからのディジタル制御信号は、データバスDB
を介して、多重通信回路1000Aに伝送され、さら
に、インジェクタ202,204,206,208,2
10,212に与えられて、所定量の燃料をエンジンの
燃焼室内に噴射する。ここで、本実施形態においては、
多重通信回路1000Aが取り込まれた複数の信号をそ
れぞれサンプルホールドするサンプリングタイミング
は、一定周期ではなく、変えるようにしているが、その
詳細に付いては、図4を用いて後述する。
【0019】多重通信回路1000Bには、センサとし
て、第1及び第2の触媒の前後の酸素濃度を検出する酸
素センサ110,112,114が接続されている。酸
素センサ110,112,114によって検出された信
号は、多重通信回路1000Bに取り込まれ、さらに、
アナログ信号のまま時分割多重され、データバスDBを
介して、エンジン制御装置2000AやA/T制御装置
2000B等の制御装置にシリアル伝送される。多重通
信回路1000Cは、センサとして、吸気管からエンジ
ンに吸入される空気の量を検出する空気流量センサ12
0や,スロットルバルブの開き角度を検出するスロット
ル角センサ122が接続されている。空気流量センサ1
20やスロットル角センサ122によって検出された信
号は、多重通信回路1000Cに取り込まれ、さらに、
アナログ信号のまま時分割多重され、データバスDBを
介して、エンジン制御装置2000AやA/T制御装置
2000B等の制御装置にシリアル伝送される。
【0020】多重通信回路1000Dには、センサとし
て、A/Tの変速位置であるPRND21を変速レバー
スイッチ130が接続されている。また、多重通信回路
1000Dには、アクチュエータとして、A/Tを制御
するための複数の電磁ソレノイド220が接続されてい
る。変速レバースイッチ130からの信号は、多重通信
回路1000Aに取り込まれ、さらに、複数ビットのデ
ィジタル信号のまま時分割多重され、データバスDBを
介して、エンジン制御装置2000AやA/T制御装置
2000B等の制御装置にシリアル伝送される。A/T
制御装置2000Bからのディジタル制御信号は、デー
タバスDBを介して、多重通信回路1000Dに伝送さ
れ、さらに、複数の電磁ソレノイド220に与えられ
て、A/Tを電子制御する。
【0021】多重通信回路1000A,1000B,1
000C,1000Dは、それぞれ、自動車のエンジン
ルーム内や車室内等の複数の場所に配置されており、そ
の配置位置に近接しているセンサやアクチュエータと接
続される。従って、多重通信回路には、センサとアクチ
ュエータの両方が接続されている場合もあるが、センサ
若しくはアクチュエータの一方のみが接続されている場
合もある。
【0022】エンジン制御装置2000Aは、インター
フェース(I/F)回路2100Aと、マイクロコンピ
ュータ2200Aを備えている。エンジン制御装置20
00Aには、エンジン回転数を検出する検出器からのエ
ンジン回転数の検出データ信号が直接入力している。エ
ンジン制御装置2000Aのインターフェース回路21
00Aは、データバスDBを介して伝送されてくる信号
の中で、吸気温センサ102,燃料温センサ104,油
温センサ106,水温センサ108,酸素センサ11
0,112,114、空気流量センサ120やスロット
ル角センサ122等からのアナログ信号を、A/D変換
した後、マイクロコンピュータ2200Aに取り込む。
マイクロコンピュータ2200Aは、直接取り込まれた
エンジン回転数データをも用いて、最適な燃料噴射量と
なるような制御信号を求める。求められた制御信号は、
データバスDBを介して、多重通信回路1000Aに伝
送される。
【0023】A/T制御装置2000Bは、インターフ
ェース(I/F)回路2100Bと、マイクロコンピュ
ータ2200Bを備えている。A/T制御装置2000
Bには、車速を検出する検出器からの車速の検出データ
信号が直接入力している。A/T制御装置2000Bの
インターフェース回路2100Bは、空気流量センサ1
20やスロットル角センサ122や負荷検出器等からの
アナログ信号を、A/D変換した後、また、変速レバー
スイッチ130からの信号は、直接、マイクロコンピュ
ータ2200Bに取り込む。マイクロコンピュータ22
00Bは、直接取り込まれた車速データをも用いて、最
適なA/T位置となるような制御信号を求める。求めら
れた制御信号は、データバスDBを介して、多重通信回
路1000Dに伝送される。
【0024】なお、インターフェース(I/F)回路2
100A,2100Bは、それぞれ、同様の構成となっ
ている。また、マイクロコンピュータ2200A,22
00Bは、それぞれ、同様の構成となっている。これら
の詳細については、図12を用いて、後述する。
【0025】次に、図2を用いて、本発明の一実施形態
による自動車制御システムに用いる多重通信回路及び制
御装置の概略の構成について説明する。なお、多重通信
回路の詳細な構成については、図3を用いて後述し、制
御装置の詳細な構成については、図12を用いて後述す
る。図2は、本発明の一実施形態による自動車制御シス
テムに用いる多重通信回路及び制御装置の概略構成を示
すブロック図である。
【0026】多重通信回路1000A,1000B,1
000C,1000Dは、それぞれ、同様の構成を有す
るものであるため、以下においては、多重通信回路10
00として説明する。
【0027】多重通信回路1000は、センサSEN
0,…SEN7が出力する複数のアナログセンサ信号を
記憶するサンプルホールド回路1100と、サンプルホ
ールド回路1100の複数の出力信号の内のいずれか一
つの出力信号を順次選択するアナログマルチプレクサ回
路1200と、データバスDBとのインターフェース回
路1300と、全体を管理するロジック回路1400
と、アクチュエータACT0,…,ACT7のスイッチ
ングを行うパワー素子PW0,…,PW7から構成され
ている。ここで、多重通信回路1000が、図1に示し
た多重通信回路1000Aに相当する場合には、センサ
SEN0,…,SEN7は、例えば、吸気温センサ10
2,燃料温センサ104,油温センサ106や、水温セ
ンサ108等に相当し、アクチュエータACT0,…,
ACT7は、インジェクタ202,204,206,2
08,210,212等に相当する。ここで、センサS
EN0,…,SEN7及びアクチュエータACT0,
…,ACT7の最大数は、8個となっているが、この最
大数は、さらに増やすことも可能である。
【0028】ロジック回路1400は、サンプルホール
ド回路1100のサンプリングタイミングを決定し、サ
ンプルホールド回路1100にサンプリングタイミング
信号D_SHを出力する。ここで、本実施形態において
は、複数の信号をそれぞれサンプルホールドするサンプ
リングタイミングは、一定周期ではなく、変えるように
しているが、その詳細については、図4を用いて後述す
る。
【0029】その後、ロジック回路1400は、アナロ
グマルチプレクサ回路1200に切換信号D_S0,
…,D_S7を順次出力することにより、アナログマル
チプレクサ回路1200の接点を順次切り換えてアナロ
グ信号を時分割多重信号に変換する。ロジック回路14
00は、出力可信号D_ENをインターフェース回路1
300に供給することにより、時分割多重信号は、イン
ターフェース回路1300を介してデータバスDBに出
力される。また、出力可信号D_ENを用いて、多重通
信回路1000をデータバスDBから切り離すことがで
きる。なお、ロジック回路1400は、データ通信の始
まりや終わりを示す通信制御信号D_Txをインターフ
ェース回路1300を介して、データバスDBに出力す
る。時分割多重信号は、通信制御信号D_Txの中の所
定の位置に挿入されて出力されるが、その詳細について
は、図18に示す通信プロトコルを用いて後述する。
【0030】ここで、本実施形態においては、サンプル
ホールド回路1100を備えることにより、もし、通信
エラーが発生して再送が必要な場合や、 データバスD
Bが混雑して送信できない場合でも、サンプルホールド
回路1100にアナログセンサ信号が記憶されているた
め、サンプルホールド回路1100におけるサンプリン
グタイミングとデータ出力の間の時間を自由に変えられ
るため、データを再送することが可能となっている。
【0031】また、データバスDBを介して伝送されて
きた制御信号は、インターフェース回路1300を介し
て、データ入力信号D_Rxとして、ロジック回路14
00に取り込まれる。ロジック回路1400に取り込ま
れた制御信号は、出力信号d_D0,…,D_D7とし
て、パワー素子PW0,…,PW7に出力され、アクチ
ュエータACT0,…,ACT7を駆動する。
【0032】エンジン制御装置2000AやA/T制御
装置2000Bは、それぞれ、同様の構成を有するもの
であるため、以下においては、制御装置2000として
説明する。
【0033】制御装置2000は、多重通信インターフ
ェース回路2100を内蔵している。多重通信インター
フェース回路2100は、ノイズを除去するローパスフ
ィルタ(LPF)2110と、アナログ電圧値をディジ
タルコードに変換するA/D変換器2120と、A/D
変換器2120の動作タイミングやデータ信号出力を制
御するロジック回路2130とによって構成されてい
る。
【0034】ローパスフィルタ2110によってノイズ
を除去されたアナログ信号は、A/D変換器2120に
よって、データバスDBに時分割で出力されたアナログ
信号をサンプリングされ、センサSEN0,…,SEN
7からの信号の値を得ることができる。
【0035】以上のように構成することによって、セン
サ信号が時分割多重化して伝送できるため、信号線の総
量を削減でき、エンジン制御システムを低コストで実現
できる。
【0036】さらに、外来する高周波ノイズを低減させ
るために、データ取り込み方法を工夫している。即ち、
多重通信回路1000の中のサンプルホールド回路11
00におけるサンプリングタイミングのランダム化によ
っても高周波ノイズの影響を低減できているが、さら
に、ソフトウェアLPF2210によるサンプリング結
果を平均化処理することによって実現されている。ソフ
トウェアLPF2210の詳細については、図16を用
いて後述する。なお、LPF処理に代えて、移動平均処
理など平均化できる処理であればどんな手法を用いるこ
とも可能である。
【0037】次に、図3を用いて、本発明の一実施形態
による自動車制御システムに用いる多重通信回路のより
詳細な構成について説明する。図3は、本発明の一実施
形態による自動車制御システムに用いる多重通信回路の
詳細な構成を示すブロック図である。
【0038】多重通信回路1000の入力端子S0〜S
7には、図2に示したように、複数のセンサが接続され
る。DATA端子(DATA)は、ディジタルとアナロ
グの混在データが入出力する端子であり、データバスD
Bに接続される。
【0039】入力端子S0〜S7から入力したセンサ信
号は、センサ信号インターフェース回路1910〜19
17によりゲイン調整された後、サンプルホールド回路
1100に入力する。サンプルホールド回路1100
は、アナログスイッチ1110〜1117と、コンデン
サ1120〜1127とによって構成されている。ロジ
ック回路1400が出力するサンプリングタイミングD
_SHによって、アナログスイッチ1110〜1117
が導通し、導通している最後の瞬間のセンサ信号レベル
がコンデンサ1120〜1127に記憶される。サンプ
ルホールド回路1100の出力は、アナログマルチプレ
クサ回路1200に接続される。
【0040】アナログマルチプレクサ回路1200は、
アナログスイッチ1210〜1217によって構成され
ており、8本のサンプルホールド回路1100の出力信
号の内の1本を選択する機能を有している。アナログマ
ルチプレクサ回路1200の出力は、通信バッファ回路
1300に入力される。
【0041】通信バッファ回路1300は、センサ信号
を増幅するバッファアンプ1310と、バッファアンプ
1310をデータバスDBから切り離すアナログスイッ
チ1320と、データバスDBにディジタルのHiレベ
ルを出力するアナログスイッチ1330と、データバス
DBに伝送されるディジタルレベルを検出するヒステリ
シス付きのコンパレータ1340によって構成されてい
る。
【0042】アナログスイッチ1320は、ロジック回
路1400の出力信号D_ENによって制御され、バッ
ファアンプ1310の出力信号をデータバスDBに伝送
するときは、導通している。それに対して、アナログス
イッチ1320をオフにすることにより、バッファアン
プ1310をデータバスDBから切り離される。
【0043】アナログスイッチ1330は、ロジック回
路1400の出力信号D_Txによって制御され、導通
しているときは、Loレベルの信号をデータバスDBに
出力し、非導通のときは、Hiレベルの信号をデータバ
スDBに出力する。コンパレータ1340は、データバ
スDBから伝送されてくるHiレベルとLoレベルの信
号に重畳しているノイズ成分の影響を除去するために、
ヒステリシス特性を有している。
【0044】サージ保護回路1500は、ダイオード1
510,1520と、抵抗1530によって構成されて
おり、サージ電流の影響を除去するために備えられてい
る。
【0045】アナログスイッチ1330は、導通時にデ
ータバスDBをHiレベルにすることができ、遮断時は
図2に示した電源電圧VBに接続された抵抗Rの働きに
よりデータバスDBがLowレベルになる。しかし、他
の多重通信回路によりデータバスDBがHiレベルにさ
れている場合は、アナログスイッチ1330を遮断して
もデータバスDBをLowレベルにすることはできない
ものである。この特性を利用して、多重通信回路同士の
バス衝突を検出し、優先順位処理を行うことができる。
【0046】ロジック部1400は、多重通信回路10
00の内部の各回路の素子の動作タイミングを制御する
論理回路である。ロジック部1400のアドレス設定入
力端子D_A0〜D_A7には、アドレス設定回路16
00のアドレス設定スイッチSW0〜SW7により設定
されるアドレス信号が取り込まれている。ロジック部1
400は、アドレス設定回路1600によって設定され
たアドレスを用いて、データバスDBを伝送されるデー
タが、自らの多重通信回路に対するデータであるが、そ
れても、他の多重通信回路に対するデータであるかを区
別するアドレス判別機能を有している。
【0047】電源回路1700は、ロジック回路140
0のVcc端子とGND端子に電力を供給する。電源回
路1700と電源端子VB及びグランド端子GNDの間
には、保護回路1800が配置されており、保護回路1
800の抵抗1810は、電源にかかるサージ保護のた
めに設けられており、コンデンサ1820は、ロジック
回路1400のシーケンス遷移時に急瞬に流れる電流に
よって電圧が低下することを防止するためのものであ
る。
【0048】パワー素子PW0,…,PW7は、インジ
ェクタや点火プラグなどのアクチュエータを駆動するた
めの半導体であり、出力端子D0〜D7に接続されてい
る。
【0049】次に、図4を用いて、本発明の一実施形態
による自動車制御システムに用いる多重通信回路の中の
ロジック回路の構成について説明する。図4は、本発明
の一実施形態による自動車制御システムに用いる多重通
信回路の中のロジック回路の構成を示すブロック図であ
る。
【0050】ランダムタイミング発生回路1410は、
サンプルホールド回路1100によるサンプリングタイ
ミングを決定するものであり、例えば、M系列符号発生
回路などを用いてランダムなタイミングを発生する。本
実施形態においては、サンプルホールド回路1100が
発生するサンプリングタイミングをランダムなタイミン
グにしており、この理由については、図5〜図11を用
いて後述する。なお、アクチュエータを駆動するタイミ
ングを考慮して、サンプルホールド回路1100のサン
プリングタイミングとアクチュエータの駆動タイミング
が一致しないようにしている。即ち、サンプルホールド
回路1100のサンプリングタイミングとアクチュエー
タの駆動タイミングが一致すると、アクチュエータの駆
動に発生する高周波ノイズが、センサ若しくはセンサと
サンプルホールド回路1100を接続する配線によって
拾われて、ノイズ信号としてセンサ信号に重畳してしま
うのを避けるためである。
【0051】クロック信号発生回路1420は、データ
通信周波数fsの4倍の周波数4fsのクロックを発生
し、1ビット通信データの間に3ヶ所の通信データのサ
ンプリングタイミングが得られるようにしている。
【0052】タイミングロジック回路1430は、1ビ
ット通信データの間に3ヶ所の通信データのサンプリン
グタイミングを発生するとともに、その内の1つのタイ
ミングで、データ入力D_Rxから入力する通信データ
をサンプリングして、データ信号SDをマネジメントロ
ジック1440に入力する。
【0053】排他的論理和ゲート1450は、マネジメ
ントロジック1440からデータ出力D_Txに出力さ
れる出力信号の送信レベルと、タイミングロジック回路
1430によって検出されたデータ信号SDの受信レベ
ルに差があるときに、出力がHiレベルになり、多重通
信回路同士の通信データの衝突が発生していることを検
出する。
【0054】マネジメントロジック1440は、ロジッ
ク回路1400の全体の制御を管理するものであり、通
信データの送信,受信のためのシーケンス回路であり、
後に示す通信プロトコルに添って全体が動作するように
構成されている。
【0055】次に、図5〜図11を用いて、本発明の一
実施形態による自動車制御システムに用いる多重通信回
路におけるノイズ対策について説明する。最初に、図5
を用いて、本実施形態によるノイズ対策の原理について
説明する。図5は、本発明の一実施形態による自動車制
御システムに用いる多重通信回路におけるノイズ対策の
原理説明図である。
【0056】多重通信装置1000は、アクチュエータ
等を駆動する高電圧や大電流のオンオフを行うパワー素
子PW0,…,PW7を内蔵している。また、パワー素
子PW0,…,PW7は、多重通信装置1000の外部
に設置される場合もある。パワー素子PWは、例えば、
自動車の点火プラグやインジェクタなどアクチュエータ
のオンオフを制御するスイッチ回路である。アクチュエ
ータがオンオフすると、高電圧,大電流の急峻な変化が
発生して、高周波の電磁ノイズを発生する。
【0057】これらの外部から放射される高周波ノイズ
によるサンプリング誤差を低減するために、本実施形態
においては、サンプルホールド回路1100のサンプリ
ングタイミングをランダムにするランダム化処理を行っ
ている。
【0058】ここで、図5に示すように、センサ信号を
10Hzの正弦波信号faとし、高周波ノイズを90H
zの正弦波信号fsとして説明する。サンプルホールド
回路1100のサンプリングタイミングを、10ms周
期で一定とすると、サンプリングタイミングは、時刻T
0,T1,…,T10となる。この一定周期のサンプリ
ングタイミングで、センサ信号と高周波ノイズをサンプ
リングすると全く同じものとしてサンプリングすること
になり、90Hzの高周波ノイズがあると、本来それ以
外何も信号が無くても、10Hzの信号が入力されたと
誤認してしまうことになる。
【0059】それに対して、図5において、時刻T7の
部分のサンプリングタイミングをランダム化処理によ
り、±5msの範囲でランダムに変化させて、10Hz
の信号をサンプリングすると、得られるサンプリング値
は、時刻T7において10ms周期でサンプリングした
ときの値に近い値を得ることができる。しかし、90H
z信号をサンプリングすると、サンプリングした値は、
サンプリングのタイミングに応じて、±1の範囲で変動
するため、どの値をとるかわからないものである。即
ち、10Hzの信号に対しては、サンプリングデータの
中に10Hz成分を十分に含んでいるが、90Hzの信
号に対しては、サンプリングデータがほとんどホワイト
ノイズ状になる。これは、90Hzの信号成分がスペク
トル拡散されていることである。
【0060】以上の説明では、時刻T7の部分のサンプ
リングタイミングをランダム化処理により、±5msの
範囲でランダムに変化させるものとしたが、全ての時刻
T0,T1,…,T10において、サンプリングタイミ
ングをランダム化処理により、±5msの範囲でランダ
ムに変化させることにより、10Hzの信号に対して
は、サンプリングデータの中に10Hz成分を十分に含
んむことになり、90Hzの信号に対しては、サンプリ
ングデータがほとんどホワイトノイズ状になる。
【0061】本実施形態においては、図4において説明
したように、ランダムタイミング発生回路1410を用
いて、サンプルホールド回路1100によるサンプリン
グタイミングを、ランダムなタイミングとしている。
【0062】次に、図6〜図11を用いて、本発明の一
実施形態による自動車制御システムに用いる多重通信回
路におけるノイズ対策のためのサンプリング時刻の乱れ
と、サンプリング結果について説明する。図6は、本実
施形態によるランダムタイミング発生回路1410が発
生するサンプリング信号D_SHのサンプリングタイミ
ングの乱れを示す波形図である。また、図7は、本実施
形態によるランダムタイミング発生回路1410が発生
するサンプリング信号D_SHのサンプリングタイミン
グの乱れの周波数特性を示す図である。
【0063】図6において、横軸は、時間を示してお
り、図示するように、ランダムなタイミングのサンプル
タイミング信号を出力している。また、そのときの周波
数特性は、図7に示すようになっている。図7の横軸
は、周波数を示しており、ほぼ全周波数帯域において、
強度は一定となっており、ホワイトノイズ状となってい
る。
【0064】次に、図8及び図9を用いて、図6に示し
たランダムなタイミングのサンプルタイミング信号を用
いて、センサ信号の一例である0.1Hzの信号をサン
プリングした場合の結果について説明する。
【0065】図8は、本実施形態によるランダムタイミ
ング発生回路1410が発生するランダムなサンプリン
グタイミングを有するサンプリング信号D_SHを用い
て、0.1Hzの信号をサンプリングした結果を示す図
であり、図9は、本実施形態によるランダムタイミング
発生回路1410が発生するランダムなサンプリングタ
イミングを有するサンプリング信号D_SHを用いて、
0.1Hzの信号をサンプリングした結果の周波数特性
を示す図である。
【0066】サンプリング対象の信号は、周波数が0.
1Hzであり、その信号強度は、±1.0の正弦波の信
号とする。サンプリングされた結果は、図8に示すよう
に、正弦波の信号をサンプリングすることができ、しか
も、サンプリングされた信号強度は、ほぼ±1の値とな
っている。また、図9に示すように、0.1Hzのとこ
ろに信号強度のピークがあることから、0.1Hzの信
号がサンプリングされていることが明らかである。即
ち、振幅が±1.0の0.1Hzのセンサ信号は、多少
誤差を生じるが、比較的正確にサンプリングできる。
【0067】なお、ロジック回路によって設定されたサ
ンプリングタイミングのサンプリング周期の周波数成分
の周波数特性は、図7に示すように、ほぼ全周波数帯域
において、強度は一定となっており、ホワイトノイズ状
となっているが、これを、図7に破線で示すように、ア
ナログセンサによって検出するアナログ信号の周波数帯
域の成分を減衰するように、サンプリングタイミングを
設定してもよいものである。このように、アナログセン
サによって検出するアナログ信号の周波数帯域の成分を
減衰することによって、図8に示す信号強度を高めるこ
とができる。このとき、図10に示すノイズの強度は、
さほど変化がないものであるため、S/N比を改善する
ことができる。
【0068】次に、図10及び図11を用いて、図6に
示したランダムなタイミングのサンプルタイミング信号
を用いて、高周波ノイズの一例である99.9Hzの信
号をサンプリングした場合の結果について説明する。
【0069】一方、図10は、本実施形態によるランダ
ムタイミング発生回路1410が発生するランダムなサ
ンプリングタイミングを有するサンプリング信号D_S
Hを用いて、99.9Hzの信号をサンプリングした結
果を示す図であり、図10は、本実施形態によるランダ
ムタイミング発生回路1410が発生するランダムなサ
ンプリングタイミングを有するサンプリング信号D_S
Hを用いて、99.9Hzの信号をサンプリングした結
果の周波数特性を示す図である。
【0070】サンプリング対象の信号は、周波数が9
9.9Hzであり、その信号強度は、±1.0の正弦波
の信号とする。サンプリングされた結果は、図10に示
すように、ノイズ状の信号をサンプリングすることにな
り、しかも、サンプリングされた信号強度は、±0の近
傍の値となっている。また、図11に示すように、信号
強度のピークが存在しないことから、振幅が±1の9
9.9Hzの高周波ノイズ信号はスペクトルが拡散さ
れ、99.9Hzの信号はサンプリングされておらず、
高周波ノイズの影響を除去できることが明らかである。
【0071】なお、上述した例のように、±5msの範
囲でサンプリングタイミングをランダム化する場合に、
ランダム化の最小変化時間幅(分解能)が1μsである
とすると、1MHz付近のノイズ信号が、エイリアシン
グ(aliasing)現象によって、被測定周波数帯
域に現れる。即ち、1μsの等間隔でサンプリングした
場合と同じエイリアシング現象が発生する。しかしなが
ら、かかる信号に対しては、図2に示したように、ロー
パスフィルタ21110をA/D変換器2120の前に
挿入し、ローパスフィルタ21110のカットオフ周波
数を500Hzとすることにより、1MHz付近のノイ
ズの影響を除去することが可能となる。なお、このカッ
トオフ周波数は、データバスDBに情報を伝送する際に
必要な周波数帯域の上限より高くする必要がある。も
し、低い場合はランダム化の最小変化時間幅(分解能)
をさらに細かくすればよい。
【0072】このように本実施形態においては、被測定
周波数帯域に関係なく、LPF2110のカットオフ周
波数を自由に設定できるため、カットオフ周波数を高く
することにより集積回路に内蔵させ、低コストと高信頼
性を両立させることができる。
【0073】また、ここではサンプリングタイミングと
して、図7に示すようにホワイトノイズ的なランダム信
号を用いているが、低周波成分の少ないランダム信号を
用いることによりセンサ信号の誤差を小さく抑えること
ができる。これは、低周波成分が本来必要とする被測定
周波数帯、即ちセンサー信号の周波数成分と重なってい
るためである。
【0074】また、取り込み信号がセンサ信号ではな
く、アナログの音声や映像信号であっても低コストでデ
ィジタル化できることは明らかであり、有効である。
【0075】また、以上は紛れ込んでしまった高周波ノ
イズに対する対応であったが、上述したように、アクチ
ュエータのオンまたはオフ信号発生時刻とセンサ信号の
サンプリングタイミングが、ノイズ回避のために予め定
めた一定時間以上異なることようにしているので、例え
ば、エンジン制御に於ける点火プラグやインジェクタな
どの大電力を要するアクチュエータのオンオフ駆動を行
うパワー素子PW0,…,PW7の立ち上がりや立ち下
がり時点を含む所定の時間範囲内でセンサ信号をサンプ
リングしないようにすることにより、高周波ノイズの紛
れ混みを未然にふせぐことができる。特に、本実施形態
においては、サンプリング周期がランダムで良いため、
アクチュエータのオンオフ時にサンプリングを回避する
ことは容易に行えるものである。
【0076】次に、図12を用いて、本発明の一実施形
態による自動車制御システムに用いる制御装置のより詳
細な構成について説明する。図12は、本発明の一実施
形態による自動車制御システムに用いる制御装置の詳細
な構成を示すブロック図である。
【0077】データ入力端子DATAと、インターフェ
ース(I/F)回路2100の間には、サージ保護回路
2300が配置されている。サージ保護回路2300
は、ダイオード2310,2320と、抵抗2330と
により構成されており、データバスDBに印加されるサ
ージに対する保護を行っている。更に、データバスDB
上を伝送されてくる伝送信号は、抵抗2111とコンデ
ンサ2112とによって構成されるローパスフィルタ
(LPF)回路により、高周波ノイズをカットして、A
/D変換器2120に入力する。なお、LPF2110
のカットオフ周波数は、サンプリングタイミングのラン
ダム化の最小変化時間幅(分解能)と関係があり、例え
ば、ランダム化の最小変化時間幅(分解能)が1μsで
あるとすると、カットオフ周波数は500Hz以下であ
れば良いものである。
【0078】アナログスイッチ2400は、データバス
DBにディジタルの通信データを送信する機能を有し、
図3において説明したアナログスイッチ1330と同じ
働きをする。ロジック回路2130の端子D_Txから
出力する信号によりオン・オフして、ディジタル信号を
データバスDBに出力する。
【0079】ロジック回路2130は、端子D_Txか
らのディジタル出力及び端子D_Rxからのディジタル
入力とともに、A/D変換器2120の動作タイミング
を制御する。ロジック回路2130は、端子D_stか
らA/D変換の開始信号をA/D変換器2120を供給
すると、A/D変換器2120はA/D変換を開始す
る。A/D変換が終了すると、A/D変換器2120
は、ロジック回路2130の端子D_enに対して、A
/D変換の終了信号を与える。この終了信号に基づい
て、ロジック回路2130は、A/D変換されたディジ
タル信号D_A0〜D_A7を取り込む。
【0080】また、ロジック回路2130は、1チップ
マイクロコンピュータ2200との通信データを一時的
に記憶するメモリを内蔵している。1チップマイクロコ
ンピュータ2200は、アドレスバスA0〜A7とデー
タバスD0〜D7を用いて通信データのやりとりを行
う。CS端子は、アドレスが有効であることを示す信号
を出力する。RD端子は、アドレスで示された場所にデ
ータを出力するときにHiレベルにする。また、WR端
子は、アドレスで示された場所のデータを入力するとき
にHiレベルにする。これらの端子を用いて、ロジック
回路2130に内蔵されたメモリのデータを読み書きす
る。さらに、INT端子は、割り込み要求受付端子であ
り、通信データの受信完了時などに割り込み要求があ
る。
【0081】次に、図13を用いて、本発明の一実施形
態による自動車制御システムに用いる制御装置の中のロ
ジック回路の構成について説明する。図13は、本発明
の一実施形態による自動車制御システムに用いる制御装
置の中のロジック回路の構成を示すブロック図である。
【0082】クロック信号発生回路2132と、排他的
論理和ゲート2135と、タイミングロジック回路21
33とは、それぞれ、図4において説明したクロック信
号発生回路1420,排他的論理和ゲート1450,タ
イミングロジック回路1430と同じ働きをするもので
ある。
【0083】CPUインターフェースメモリ2131
は、1チップマイクロコンピュータ2200の動作速度
と通信速度が一致しないために、1チップマイクロコン
ピュータ2200からアクセスするときは高速で行い、
通信を行うときは低速でアクセスし、同期を取れるよう
にしたメモリである。マネジメントロジック回路500
は、ロジック回路2130の全体を管理するものであ
り、通信データの送信,受信のためのシーケンス回路で
ある。マネジメントロジック回路500は、図16を用
いて後述する通信プロトコルに添って全体が動作するよ
うに構成されている。
【0084】次に、図14を用いて、本発明の一実施形
態による自動車制御システムに用いる制御装置のロジッ
ク回路の中のタイミングロジック回路の構成について説
明する。図14は、本発明の一実施形態による自動車制
御システムに用いる制御装置のロジック回路の中のタイ
ミングロジック回路の構成を示すブロック図である。
【0085】タイミングロジック回路2133は、デー
タバスDBを介して、多重通信回路1000から送られ
てくるデータの取り込みタイミングを同期化するもので
ある。
【0086】クロック発振器2132は、通信データの
周波数fsの4倍の周波数のクロック信号4fsを発生
する。抵抗R1と、コンデンサC1、ANDゲートAN
D1からなる回路により通信データの変化タイミングを
検出する。クロック発振器2132は、この通信データ
の変化タイミングで、フリップフロップFF1,FF2
のリセットを行い、通信データに同期化する。
【0087】ここで、図15を用いて、通信同期化及び
取り込みタイミングについて説明する。図15は、本発
明の一実施形態による自動車制御システムに用いる制御
装置のの中のタイミングロジック回路における通信デー
タの通信同期化及び取り込みタイミングのタイミングチ
ャートである。
【0088】本実施形態においては、通信データの1ビ
ットを4つのセグメントに分け、セグメント3の開始で
通信データの取り込みを行うようにしている。
【0089】図15(A)に示すように、データバスD
Bの電圧が変化する。そして、通信データの変化タイミ
ングでセグメントが0になるように同期化を行い、連続
した長い通信データの受信時に取り込みタイミングのず
れによるエラーが起こらないようにしている。この同期
化は、上述したように、抵抗R1と、コンデンサC1、
ANDゲートAND1からなる回路により通信データの
変化タイミングを検出して行われる。
【0090】さらに、JKフリップフロップFF1,F
F2は、4進カウンタを構成しており、セグメント3で
JKフリップフロップFF1,FF2の出力が、共にH
iレベルになり、ANDゲートAND1の出力がHiレ
ベルになる。ANDゲートAND1の出力がHiレベル
になるタイミングで、DフリップフロップFF3はデー
タバスDBの通信データをサンプリングするため、通信
データのサンプリング値SDは正確なものとなる。
【0091】即ち、本実施形態においては、通信データ
の1ビットを4つのセグメントに分け、セグメント3の
開始で通信データの取り込みを行うようにしているの
で、過渡応答が終了し、安定した時点での通信データを
得ることができる。
【0092】なお、ここではセグメント数を4、取り込
みタイミングをセグメント3の開始時としているが、こ
れは通信データの過渡応答を観測した上で、最適なもの
に変更することが可能である。
【0093】次に、図16及び図17を用いて、本実施
形態による制御装置の中の1チップマイクロコンピュー
タで行うフィルタ処理について説明する。図16は、本
発明の一実施形態による自動車制御システムに用いる制
御装置のの中の1チップマイクロコンピュータの中のソ
フトウェアLPF2210機能ブロック図であり、図1
7は、本発明の一実施形態による自動車制御システムに
用いる制御装置の中の1チップマイクロコンピュータで
行うフィルタ処理のフローチャートである。
【0094】ソフトウェアLPF2210は、検出した
アナログ信号が急激に変化した場合、これを外乱ノイズ
と判断し除去するためのフィルタブロックである。積算
要素2214の出力が、フィルタ処理されたアナログデ
ータsens(n)である。減算ブロック2211で
は、現在検出したアナログデータとブロック2215に
より1サンプル過去のアナログデータsens(n)の
差分をとる。この結果を増幅ブロック2212でゲイン
調整する。
【0095】飽和ブロック2213は、入力があまり大
きな値である場合、これはノイズの影響であると判断し
飽和させる。積算ブロック2214では入力信号を積算
する。このループにより、積算ブロック2214の出力
は、徐々に入力するA/D変換後のデータに近づこうと
する。本方式は、ブロック2214にメモリが必要とな
るが、移動平均によるフィルタ処理等に比較して、メモ
リの容量に対する低域通過フィルタ効果を高くすること
ができる。
【0096】図17に示すフローチャートにおいて、ス
テップ1710において、ソフトLPF2210は、A
/D変換後のデータを取り込む。ステップ1720にお
いて、減算ブロック2211及び増幅ブロック2212
は、減算及びゲイン調整を行う。
【0097】さらに、ステップ1730において、飽和
ブロック2213は、入力値TEMPが第1のレベルL
VL1を超えているか否かを判断し、超えている場合に
は、ステップ1740において、第1のレベルLVL1
に正側飽和処理を行う。また、ステップ1750におい
て、飽和ブロック2213は、入力値TEMPが第2の
レベルLVL2より小さいか否かを判断し、小さい場合
には、ステップ1760において、第2のレベルLVL
2に負側飽和処理を行う。
【0098】さらに、ステップ1770において、積算
ブロック2214は、積算処理を行い、処理を終了す
る。
【0099】以上説明したように、本実施形態において
は、図2において説明したように、サンプルホールド回
路1100のサンプリングタイミングをランダムにする
ランダム化処理を行って、高周波ノイズの影響を除去す
るとともに、さらに、サンプリング結果を平均化処理す
るソフトウェアLPF2210を用いても、不要な高周
波成分をカットするようにしており、高周波ノイズによ
る検出誤差をさらに、少なくすることができる。
【0100】次に、図18を用いて、本発明の一実施形
態による自動車制御システムに用いる制御装置と多重通
信回路との間のデータ伝送の際に用いる通信プロトコル
について説明する。図18は、本発明の一実施形態によ
る自動車制御システムに用いる制御装置と多重通信回路
との間のデータ伝送の際に用いる通信プロトコルの説明
図である。
【0101】図18に示すように、制御装置2000か
ら多重通信回路1000に送られる通信データは、スタ
ートオブフレーム(1)と、アビトレーションフィール
ド(2)と、通信データ数N(3)と、通信データフィ
ールド(4)と、CRCフィールド(5)と、Ackフ
ィールド(6)と、エンドオブフレーム(7)と、イン
タフレームスペース(8)とから構成されている。
【0102】スタートオブフレーム(1)は、1ビット
分のLowレベルの信号である。LowレベルはHiレ
ベルより優先される回路構成になっているため、通信を
スタートさせたい制御装置2000や多重通信回路10
00は、まず、このLowレベルを出力する。
【0103】アビトレーションフィールド(2)は、例
えば、8ビットの各多重通信回路や制御装置に固有のア
ドレスである。ここでアドレスの全てのビットがLow
である多重通信回路(若しくは制御装置)とアドレスの
いずれかのビットがHiである多重通信回路(若しくは
制御装置)が同時に通信した場合に、Lowレベルが優
先されるためアドレスのいずれかのビットがHiである
多重通信回路(若しくは制御装置)は、Hiレベルを出
力したにもかかわらずデータバスDBはLowレベルで
あるため、他の多重通信回路(若しくは制御装置)と衝
突していると判断し、この通信が終了するまで通信デー
タの出力をキャンセルして受信モードとすることによ
り、通信データの衝突による混乱を回避する。
【0104】通信データ数N(3)が設定され、通信デ
ータフィールド(4)で示す通信データの量が設定され
る。
【0105】通信データフィールド(4)は、伝送した
い通信データのフィールードである。図示の例では、ア
ナログセンサ信号S0〜S7が通信データとして送られ
ている通信例を示している。この例では、時分割のアナ
ログ信号4チャンネル毎に、LowレベルとHiレベル
の組み合わせを挿入し、アナログデータの取り込み同期
の基準にしている。即ち、 LowレベルとHiレベル
の組み合わせのエッジを検出し、アナログデータのサン
プリングタイミングが高精度になるように補正する。な
お、制御装置2000から多重通信回路1000にデー
タを送信する際には、アナログセンサ信号に代えて、デ
ィジタルデータが送られる。
【0106】CRCフィールド(5)は、通信データに
エラーがないかどうか判別するために用いる。このCR
C(Cyclic Redundancy Code)
フィールドには、ディジタル部分のデータを高次の多項
式とみなし、予め定めた生成多項式で乗算し、余った乗
余を格納してある。受け側では、受信したCRCフィー
ルドを含むディジタルデータ部分を、同じ生成多項式で
乗算し、余りがなければ通信が正常に行われたと判断す
る。このことにより、通信の信頼性を大幅に向上させる
ことができる。
【0107】Ackフィールド(6)は、正常に受信で
きたかどうか確認のために、正常に受信できた場合は受
信側からLowレベル、Hiレベルを送信し、エラーが
発生した場合は受信側からHiレベル、Hiレベルを送
信する。
【0108】エンドオブフレーム(7)は、7ビットの
連続したHiレベル信号とし、送信,受信の終了を示し
ている。
【0109】インタフレームスペース(8)は、3ビッ
トの連続したHiレベル信号としフレーム間の区切りを
示している。
【0110】なお、アビトレーションフィールド(2)
〜CRCフィールド(5)までの間で、同一レベルが5
ビット連続する場合は、1ビットの反転データを付加し
て送信し、通信の同期をとるようにしている。受信側で
は、この付加された1ビットはデータとしては削除す
る。
【0111】以上説明したようにして、本実施形態によ
れば、サンプルホールド回路1100のサンプリングタ
イミングをランダムにするランダム化処理を行って、高
周波ノイズの影響を除去する。
【0112】さらに、サンプリング結果を平均化処理す
るソフトウェアLPF2210を用いても、不要な高周
波成分をカットするようにしており、高周波ノイズによ
る検出誤差をさらに、少なくすることができる。
【0113】次に、図19を用いて、本発明の第2の実
施形態による自動車制御システムに用いる多重通信回路
及び制御装置の概略の構成について説明する。図19
は、本発明の第2の実施形態による自動車制御システム
に用いる多重通信回路及び制御装置の概略構成を示すブ
ロック図である。なお、図2と同一符号は同一部分を示
している。
【0114】本実施形態においては、2つのサンプルホ
ールド回路1100−1,1100−2と、2つのアナ
ログマルチプレクサ回路1200−1,1200−2を
備えている。
【0115】ロジック回路1400Xは、サンプルホー
ルド回路1100−1,1100−2のサンプリングタ
イミングを決定し、サンプルホールド回路1100−
1,1100−2にサンプリングタイミング信号D_S
H1,D_SH2をそれぞれ出力する。ここで、本実施
形態においては、複数の信号をそれぞれサンプルホール
ドするサンプリングタイミングは、一定周期ではなく、
変えるようにしている。アナログマルチプレクサ回路1
200−1,1200−2の出力は、ロジック回路14
00Xから出力される切換信号D_SH1/SH2によ
って、切換回路1250を切換えて出力される。
【0116】データバスDBの混雑などにサンプルホー
ルド回路1100−1に記憶されたアナログセンサ信号
の出力を待つ間でも、サンプルホールド回路1100−
2を用いることにより、アナログセンサ信号を記憶する
ことができる。従って、データ通信の信頼性を向上させ
ることができる。
【0117】以上のようにして、本実施形態によれば、
データバスDBの混雑に対する余裕度の大きくすること
ができる。
【0118】
【発明の効果】本発明によれば、A/D変換の変換タイ
ミングに自由度を与えることにより、確実にA/D変換
が行え、自動車制御システムによる自動車制御の信頼性
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による自動車制御システム
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態による自動車制御システム
に用いる多重通信回路及び制御装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の一実施形態による自動車制御システム
に用いる多重通信回路の詳細な構成を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の一実施形態による自動車制御システム
に用いる多重通信回路の中のロジック回路の構成を示す
ブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態による自動車制御システム
に用いる多重通信回路におけるノイズ対策の原理説明図
である。
【図6】本実施形態によるランダムタイミング発生回路
1410が発生するサンプリング信号D_SHのサンプ
リングタイミングの乱れを示す波形図である。
【図7】本実施形態によるランダムタイミング発生回路
1410が発生するサンプリング信号D_SHのサンプ
リングタイミングの乱れの周波数特性を示す図である。
【図8】本実施形態によるランダムタイミング発生回路
1410が発生するランダムなサンプリングタイミング
を有するサンプリング信号D_SHを用いて、0.1H
zの信号をサンプリングした結果を示す図である。
【図9】本実施形態によるランダムタイミング発生回路
1410が発生するランダムなサンプリングタイミング
を有するサンプリング信号D_SHを用いて、0.1H
zの信号をサンプリングした結果の周波数特性を示す図
である。
【図10】本実施形態によるランダムタイミング発生回
路1410が発生するランダムなサンプリングタイミン
グを有するサンプリング信号D_SHを用いて、99.
9Hzの信号をサンプリングした結果を示す図である。
【図11】本実施形態によるランダムタイミング発生回
路1410が発生するランダムなサンプリングタイミン
グを有するサンプリング信号D_SHを用いて、99.
9Hzの信号をサンプリングした結果の周波数特性を示
す図である。
【図12】本発明の一実施形態による自動車制御システ
ムに用いる制御装置の詳細な構成を示すブロック図であ
る。
【図13】本発明の一実施形態による自動車制御システ
ムに用いる制御装置の中のロジック回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図14】本発明の一実施形態による自動車制御システ
ムに用いる制御装置のロジック回路の中のタイミングロ
ジック回路の構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の一実施形態による自動車制御システ
ムに用いる制御装置のの中のタイミングロジック回路に
おける通信データの通信同期化及び取り込みタイミング
のタイミングチャートである。
【図16】本発明の一実施形態による自動車制御システ
ムに用いる制御装置のの中の1チップマイクロコンピュ
ータの中のソフトウェアLPF2210機能ブロック図
である。
【図17】本発明の一実施形態による自動車制御システ
ムに用いる制御装置の中の1チップマイクロコンピュー
タで行うフィルタ処理のフローチャートである。
【図18】本発明の一実施形態による自動車制御システ
ムに用いる制御装置と多重通信回路との間のデータ伝送
の際に用いる通信プロトコルの説明図である。
【図19】本発明の第2の実施形態による自動車制御シ
ステムに用いる多重通信回路及び制御装置の概略構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1000,1000A,1000B,1000C,10
00D…多重通信回路 1100…サンプルホールド回路 1200…マルチプレクサ回路 1300…I/F回路 1400…ロジック回路 1410…ランダムタイミング発生回路 1430…タイミングロジック回路 2000…制御装置 2100…ロジック回路 2200…1チップマイクロコンピュータ 2210…ソフトLPF DB…データバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大場 衛 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の状態を検出するアナログセンサ
    と、 自動車の動作を制御するアクチュエータと、 上記アナログセンサと上記アクチュエータの少なくとも
    一方に接続され、接続されている上記アナログセンサの
    検出信号をデータバスに伝送し、接続されている上記ア
    クチュエータに制御信号を出力する通信回路と、 上記データバスを介して伝送された上記検出信号に基づ
    いて自動車を制御する制御信号を上記データバス及び通
    信回路を介して上記アクチュエータに伝送する制御装置
    とを有する自動車制御システムにおいて、 上記通信回路は、 上記アナログセンサの検出信号をサンプリングしてホー
    ルドするサンプルホールド回路と、 上記サンプルホールド回路におけるサンプリングタイミ
    ングを設定するロジック回路とを備えるとともに、 上記ロジック回路が設定する上記サンプリングタイミン
    グは、一定の周期の時刻を含む所定の時間の範囲内で、
    時間的に変位されて設定されることを特徴とする自動車
    制御システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動車制御システムにおい
    て、 上記制御装置は、 上記通信回路から伝送されてくる検出信号のデータを平
    均化する平均化手段を備えたことを特徴とする自動車制
    御システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の自動車制御システムにおい
    て、 上記ロジック回路が設定する上記サンプリングタイミン
    グは、上記アクチュエータに制御信号を出力するタイミ
    ングと異ならせたタイミングで設定されることを特徴と
    する自動車制御システム。
  4. 【請求項4】請求項1記載の自動車制御システムにおい
    て、 上記通信回路は、 複数のアナログセンサの検出信号をサンプリングしてホ
    ールドする複数のサンプルホールド回路と、 上記複数のサンプルホールド回路の出力信号を選択する
    マルチプレクサ回路とを備え、 上記複数のアナログセンサの検出信号を時分割多重化し
    て上記データバスを介して上記制御装置に伝送するとと
    もに、 時分割多重して伝送される複数のアナログ信号の所定の
    サイクル毎に、ローレベルとハイレベルの組合せのデー
    タを伝送することを特徴とする自動車制御システム。
  5. 【請求項5】請求項4記載の自動車制御システムにおい
    て、 上記制御装置は、上記通信回路から伝送されてくる上記
    ローレベルとハイレベルの組合せのデータに基づいて同
    期化して、伝送されてくるデータの周波数の複数倍のク
    ロックを用いて、伝送されてくる信号の取り込みタイミ
    ングを設定して、信号の取り込みを行うことを特徴とす
    る自動車制御システム。
  6. 【請求項6】請求項4記載の自動車制御システムにおい
    て、 上記通信回路は、伝送する通信データに基づいてエラー
    訂正コードCRCを生成して、伝送する通信データと共
    に伝送し、 上記制御装置は、伝送されたエラー訂正コードCRCを
    用いて、伝送された通信データのエラー判別を行うこと
    を特徴とする自動車制御システム。
  7. 【請求項7】請求項1記載の自動車制御システムにおい
    て、 上記ロジック回路が設定する上記サンプリングタイミン
    グは、一定の周期の時刻を含む所定の時間の範囲内で、
    時間的にランダムに変位されて設定されることを特徴と
    する自動車制御システム。
  8. 【請求項8】請求項7記載の自動車制御システムにおい
    て、 上記ロジック回路は、上記ロジック回路によって設定さ
    れたサンプリングタイミングのサンプリング周期の周波
    数成分の内、上記アナログセンサによって検出するアナ
    ログ信号の周波数帯域の成分を減衰されるように、サン
    プリングタイミングを設定することを特徴とする自動車
    制御システム。
  9. 【請求項9】自動車の状態を検出する複数のアナログセ
    ンサと、 自動車の動作を制御する複数のアクチュエータと、 上記アナログセンサと上記アクチュエータの少なくとも
    一方に接続され、接続されている上記アナログセンサの
    検出信号をデータバスに伝送し、接続されている上記ア
    クチュエータに制御信号を出力する複数の通信回路と、 上記データバスを介して伝送された上記検出信号に基づ
    いて自動車を制御する制御信号を上記データバス及び通
    信回路を介して上記アクチュエータに時分割多重化して
    伝送する複数の制御装置とを有する自動車制御システム
    において、 上記複数の通信回路は、それぞれ、 上記複数のアナログセンサの検出信号をサンプリングし
    てホールドする複数のサンプルホールド回路と、 上記複数のサンプルホールド回路の出力信号を選択する
    マルチプレクサ回路と、 上記サンプルホールド回路におけるサンプリングタイミ
    ングを設定するロジック回路とを備えるとともに、 上記ロジック回路が設定する上記サンプリングタイミン
    グは、一定の周期の時刻を含む所定の時間の範囲内で、
    時間的に変位されて設定し、 上記複数の制御装置は、それぞれ、 上記複数の通信回路の中の所定の通信回路から伝送され
    てくる上記検出信号に基づいて自動車を制御する制御信
    号を生成し、この制御信号を上記データバス及び上記複
    数の通信回路の中の所定の通信回路を介して上記アクチ
    ュエータに時分割多重化して伝送することを特徴とする
    自動車制御システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002089351A (ja) * 2000-09-19 2002-03-27 Mitsubishi Electric Corp 車載電子制御装置
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JP2016528834A (ja) * 2013-08-15 2016-09-15 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 特にラムダセンサの動作のための汎用制御及び評価ユニット

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EP3033514B1 (de) * 2013-08-15 2020-02-26 Robert Bosch GmbH Universell einsetzbare steuer- und auswerteeinheit insbesondere zum betrieb einer lambdasonde

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