JPH1121519A - 表面保護フィルム - Google Patents
表面保護フィルムInfo
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- JPH1121519A JPH1121519A JP17497197A JP17497197A JPH1121519A JP H1121519 A JPH1121519 A JP H1121519A JP 17497197 A JP17497197 A JP 17497197A JP 17497197 A JP17497197 A JP 17497197A JP H1121519 A JPH1121519 A JP H1121519A
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Abstract
のフィルムのしわや縮みが少なく、かつ巻戻時のブロッ
キング力が小さく、しかも初期粘着力が高く貼付後の粘
着強度の経時変化が小さい低コストの表面保護フィルム
を得る。 【解決手段】 基材層の片側に表面層、反対側に粘着層
が積層された表面保護フィルムであって、基材層がポリ
プロピレンを主成分とする樹脂からなり、表面層がポリ
エチレンを主成分とする樹脂からなり、粘着層が炭素数
2〜12のα−オレフィンの共重合体を主成分とする粘
着材からなるフィルムの巻戻力が200g/25mm以
下である表面保護フィルム。
Description
スチック等の成形品、加工品、塗装物等の表面に貼着し
て被覆し保護するための表面保護フィルム、特に被着体
に貼着して運搬、保管、加工等の処理を行った後に剥離
する可剥性の表面保護フィルムに関するものである。
プラスチック、木材などの板その他の成形品、これらの
加工品や塗装物などの表面を保護するために、可剥性の
表面保護フィルムを貼着し、運搬、保管、隔離等の処理
を行った後、剥離して使用することが行われている。
せて容易に貼着でき、被着体の運搬、保管、加工中には
容易に剥離せず、運搬、保管、加工後に剥離する際容易
に剥離可能であることが要求される。そのため表面保護
フィルムには被着体に対する適度の粘着性、フィルム自
体が被保護面を傷付けない程度の柔軟性、耐食性、およ
び機械油等の油分に対する抵抗性を有し、またこれらの
性質が経時または温度によって変化せず、さらに被着体
の加工成形に応じて、伸び特性、耐スクラッチ性、耐引
裂性、切断、打抜性等の機械的特性が適度であること、
耐熱性を有することなどの各種の特性が要求される。ま
たこの種の表面保護フィルムは大量に消費され、かつ速
やかに廃棄されるものであるため、安価に製造できるも
のであることが要求される。
密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等
の重合体を主成分とする基材フィルムの片面に、アクリ
ル系またはゴム系の粘着剤を塗布したものが使用されて
いる。しかしこの種の表面保護フィルムは基材層となる
フィルムの片面に異種の樹脂からなる粘着剤を塗布して
なる表面保護フィルムであるため、フィルムと粘着剤層
間の密着性に問題があり、またブロッキングによる巻戻
し力を低くするために剥離紙を使用したり、基材層に添
加剤を添加する方法が取られているので、貼着作業性が
悪かったり、粘着力の経時変化がみられる等の問題点が
あった。
として、α−オレフィン重合体樹脂からなる1または複
数の基材層と、α−オレフィン共重合体を主成分とする
粘着層とを共押出により積層した表面保護フィルムが提
案されている(特開平7−233354号)。
付する際、粘着層が基材層と剥離を起こさず、初期粘着
強度が高く、しかも貼り付けた後での粘着強度(剥離強
度)の経時変化が小さく、さらにフィルム巻戻時のブロ
ッキング力が低く、取扱い作業性に優れ、しかも安価に
製造することができる。
フィン重合体があげられているが、実施例で用いられて
いるのは、そのほとんどがポリエチレンである。表面保
護フィルムの用途としては、室温で取り扱うもののほ
か、エッチング加工等を施す薄もの鋼板、加熱乾燥され
る塗装鋼板、ホットプレスにより製造される積層パネル
等の保護フィルムでは、130℃程度までの加熱にも劣
化したり、しわや縮みが発生したりしないことが要求さ
れる。この様な用途にはポリエチレン基材は不適当であ
る。またもポリプロピレンを基材層に用いた場合巻戻力
が高くなり、作業性が悪く使用できないという問題点が
あった。
熱性が高く、このため高温使用時のフィルムのしわや縮
みがなく、かつ巻戻時のブロッキング力が小さく、しか
も初期粘着力が高く貼付後の粘着強度の経時変化が小さ
い低コストの表面保護フィルムを得ることである。
ィルムである。 (1) 基材層の片側に表面層、反対側に粘着層が積層
された表面保護フィルムであって、基材層がポリプロピ
レンを主成分とする樹脂からなり、表面層がポリエチレ
ンを主成分とする樹脂からなり、粘着層が炭素数2〜1
2のα−オレフィンの共重合体を主成分とする粘着材か
らなるフィルムの巻戻力が200g/25mm以下であ
る表面保護フィルム。 (2) 基材層を形成するポリプロピレンがプロピレン
の単独重合体およびプロピレンと炭素数2または4〜1
0のα−オレフィンとの共重合体から選ばれる1種以上
のものである上記(1)記載の表面保護フィルム。 (3) 表面層を形成するポリエチレンが低密度ポリエ
チレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンおよ
び直鎖低密度ポリエチレンから選ばれる1種以上のもの
である上記(1)または(2)記載の表面保護フィル
ム。 (4) 粘着層がプロピレン、1−ブテンおよび炭素数
5〜12のα−オレフィンの共重合体を主成分とするも
のである上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の表
面保護フィルム。 (5) 粘着層がプロピレン、1−ブテンおよび炭素数
5〜12のα−オレフィンからなるα−オレフィン共重
合体と、(A)エチレン、プロピレンおよび1−ブテン
から選ばれる少なくとも2種からなる共重合体、(B)
エチレンとα−オレフィンのコオリゴマーおよび(C)
スチレン・ジエン系共重合体、またはその水素添加物か
ら選ばれる少なくとも1種の共重合体とを含む層である
上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の表面保護フ
ィルム。
耐熱性を持たせて、高温使用時におけるフィルムのしわ
や縮みを少なくするための低コストの材料としてポリプ
ロピレンを主体とする樹脂により基材層を形成する。こ
こでポリプロピレンを主体とする樹脂とはポリプロピレ
ンを50重量%超、好ましくは60重量%以上含む樹脂
である。
プロピレンの単独重合体のほか、プロピレンと炭素数2
または4〜20、好ましくは2または4〜12のα−オ
レフィン30モル%以下、好ましくは10モル%以下と
の共重合体などが使用できる。上記プロピレンを共重合
させるα−オレフィンとしてはエチレン、1−ブテン、
1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセ
ン、1−ドデセン、3−メチル−1−ブテン、3−メチ
ル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテンなどがあ
げられる。
荷重2.16kgで測定したメルトフローレート(MF
R)が0.5〜30g/10min、好ましくは1〜1
0g/10minのものを用いるのが好ましい。ポリプ
ロピレンに配合して使用できる他の樹脂としては、ポリ
エチレン、ポリブテンなど上記炭素数2または4〜10
のα−オレフィンの重合体その他の樹脂があげられる。
本発明では上記ポリプロピレンおよび他の樹脂はそれぞ
れ1種単独で、または2種以上を混合して使用すること
ができる。
る樹脂を基材層に用いると、この樹脂は後述の粘着層と
の親和性が大きいため、ロールに巻いた時に基材層と粘
着層が粘着性を示す。このため使用のためにフィルムを
巻戻す際ブロッキング性を示し、巻戻力が大きくなり、
作業性が悪くなる。そこで本発明は基材層の表面側に表
面層としてポリエチレンを主成分とする樹脂を積層す
る。
る樹脂は、ポリエチレンの単独重合体のほか、ポリエチ
レンと炭素数3〜20、好ましくは3〜12のα−オレ
フィン30モル%以下、好ましくは10モル%以下の共
重合体などが使用できる。このようなポリエチレン樹脂
としては低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高
密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンなどがあ
げられる。
ては、密度0.90〜0.98g/cm3、好ましくは
0.91〜0.97g/cm3、190℃、荷重2.1
6kgで測定したメルトフローレート(MFR)が0.
5〜20g/10min、好ましくは1〜10g/10
minのものを用いるのが好ましい。これらのポリエチ
レンは1種単独で、または2種以上を混合して用いるこ
とができる。
ンを主成分とする樹脂であって、上記のようなポリエチ
レンを50重量%超、好ましくは70重量%以上含む樹
脂である。表面層としては1種または数種のポリエチレ
ンのみからなるのが好ましいが、必要により炭素数3〜
20、好ましくは3〜12の他のα−オレフィンの重合
体その他の樹脂を含んでいてもよい。
材層の面に粘着層を積層する。粘着層を形成する粘着剤
は炭素数2〜12のα−オレフィンから選ばれる少なく
とも2種のα−オレフィンを主たるモノマーとするα−
オレフィン共重合体の1種または2種以上の混合物を主
成分とするものである。上記のα−オレフィンとしては
前記例示のものがあげられる。
折法による結晶化度が10%以下、好ましくは5%以下
で、190℃、荷重2.16kgで測定したMFRが
0.5〜20g/10min、好ましくは1〜10g/
10minのものが好ましい。粘着材はこのようなα−
オレフィン共重合体を主成分として50重量%超、好ま
しくは60重量%以上含むものであり、α−オレフィン
以外の粘着材その他の成分を50重量%以下、好ましく
は40重量%以下含むことができる。
プロピレン、1−ブテンおよび炭素数5〜12のα−オ
レフィンの3成分からなる共重合体をα−オレフィン共
重合体中において30重量%以上、好ましくは50重量
%以上含有する粘着層が好ましく、特にプロピレン10
〜85モル%、好ましくは15〜70モル%、1−ブテ
ン3〜60モル%好ましくは5〜50モル%および炭素
数5〜12のα−オレフィン10〜85モル%、好まし
くは15〜70モル%の共重合体をα−オレフィン共重
合体中において30重量%以上、好ましくは50重量%
以上含有する粘着材は、常温付近での粘着特性に優れる
点で好ましい。
5〜12のα−オレフィン共重合体以外の他のα−オレ
フィン共重合体からなる粘着材としては、(A)エチレ
ン、プロピレンおよび1−ブテンから選ばれる少なくと
も2種からなる共重合体、(B)エチレンとα−オレフ
ィンのコオリゴマーおよび(C)スチレン・ジエン系共
重合体、またはその水素添加物から選ばれる少なくとも
1種の共重合体があげられる。これらは1種単独で、あ
るいは2種以上を組合せて用いられる。
またはその水素添加物の具体例として、スチレン・エチ
レン・ブチレン・スチレンブロック共重合体(SEB
S)、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合
体(SIS)およびスチレン・エチレン・プロピレン・
スチレンブロック共重合体(SEPS)があげられ、こ
れらは1種単独であるいは2種以上を組合せて用いるこ
とができる。
テンから選ばれる少なくとも2種からなる共重合体
(A)としては、エチレン・プロピレン共重合体、エチ
レン・1−ブテン共重合体、プロピレン・1−ブテン共
重合体等があげられる。この共重合体(A)の具体例と
して、三井石油化学工業(株)から商品名:タフマー
P、タフマーS、タフマーA、タフマーXR等で市販さ
れているものなどがあげられる。
コオリゴマー(B)は、エチレンとα−オレフィンとの
低分子量共重合体であって、常温で液体状のものであ
る。α−オレフィンとしては、例えば、プロピレン、1
−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテ
ン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1
−ヘキサデセン、1−オクタデセン、4−メチル−1−
ペンテン等の炭素数3〜20のα−オレフィンがあげら
れる。これらの中でも、炭素数3〜14のα−オレフィ
ンが好ましい。
中、RはCnH2n+1(nは正の整数である)で表される
基であり、x、yおよびpは正の整数である。
子量100〜10000、好ましくは200〜5000
の範囲のものが用いられる。また、コオリゴマー(B)
中のエチレン含有量は通常、30〜70モル%、好まし
くは40〜60モル%である。このコオリゴマー(B)
の粘着層に占める含有割合は通常、0〜20重量%、好
ましくは0〜10重量%である。
スチレンブロック共重合体を水素添加してなるものであ
り、スチレン系重合体ブロックを平均分子量に換算して
12000〜100000程度、エチレン・ブチレン重
合体ブロックを平均分子量に換算して10000〜30
0000程度含むものである。このSEBSにおけるス
チレン重合体ブロック/エチレン・ブチレン重合体ブロ
ックの含有割合は通常、重量比で5〜50/50〜9
5、好ましくは10〜30/70〜90である。
学社から商品名:クレイトンGで市販されているものな
どがあげられる。粘着層に占めるSEBSの含有割合は
通常、0〜50重量%、好ましくは0〜45重量%であ
る。
ソプレン重合体ブロックとを有するブロック共重合体で
あり、スチレン重合体ブロックを平均分子量に換算して
12000〜100000程度、イソプレン重合体ブロ
ックを平均分子量に換算して10000〜300000
程度含むものである。このSISにおけるスチレン重合
体ブロック/イソプレン重合体ブロックの含有割合は通
常、重量比で5〜50/50〜95、好ましくは10〜
30/70〜90である。
ら商品名:クレイトンDで市販されているものがあげら
れる。このSISの粘着層に占める含有割合は通常、0
〜50重量%、好ましくは0〜30重量%である。ただ
し、前記SEBSと、SISを同時に用いる場合には、
SEBSとSISの合計量が粘着層に占める含有割合
が、45重量%以下であるのが好ましい。このSISを
水素添加したものがSEPSであり、具体例として、
(株)クラレから商品名セプトン、ハイブラーで市販さ
れているものがあげられる。
成分として、前記のα−オレフィン系共重合体と共重合
体(A)からなる粘着材を用いると、ガラス転移温度が
低下し、初期粘着強度を適正な範囲に調整するととも
に、低温粘着特性を改善できる。また、粘着層の構成成
分として、前記のα−オレフィン系共重合体とコオリゴ
マー(B)からなる粘着材を用いると、ガラス転移温度
が低下し、初期粘着強度を適正な範囲に調整することが
できるとともに、粘度を適正な範囲に調整できる。さら
に粘着層の構成成分として、前記のα−オレフィン系共
重合体とSEBS、SISおよび/またはSEPS粘着
材からなる混合樹脂を用いると、ガラス転移温度が低下
し、初期粘着強度を適正な範囲に調整するとともに、低
温粘着特性を改善できる。
レフィン系共重合体以外に、さらに他の各種の粘着材を
副成分として含んでいてもよい。例えば、α−オレフィ
ンと各種ビニル系化合物との共重合体、それらのグラフ
ト変成物等の樹脂などに代表される熱可塑性エラストマ
ー、液状ブチルゴム等の可塑剤、ポリテルペン等のタッ
キファイヤーなどを含んでいてもよい。本発明におい
て、これらの副成分は、接着性の官能基、不飽和結合を
有するものは、貼り付けた後での粘着強度の経時変化
(加温、加圧、湿度、紫外線、等)を悪化させないよう
に、その種類、配合量等を調整することが好ましい。
素数2〜12のα−オレフィンから選ばれる少なくとも
2種のα−オレフィンを主成分とし、そのX線回折によ
る結晶化度の値が10%以下であるものであり、十分な
初期粘着強度を得るためには、結晶化度が5%以下であ
るものが好ましい。
よび粘着層はそれぞれ、これらの樹脂に一般的に配合さ
れる各種添加剤、例えば各種の充填剤、顔料、紫外線吸
収剤、酸化防止剤、耐熱安定剤、滑剤等を含有していて
もよい。
片側に表面層、反対側に粘着層を積層したものであっ
て、基材層の厚さは10〜300μm、好ましくは30
〜200μm程度、表面層の厚さは1〜100μm、好
ましくは2〜50μm程度とされる。粘着層は厚さは通
常、1〜100μm程度であり、共押出によって本発明
のフィルムを製造する場合にはフィルム層構成の制御の
し易さ、また十分な機械的強度を有する表面保護フィル
ムを得ることができる点で、好ましくは3〜50μm程
度とされる。本発明のフィルムの全体の厚さは通常、1
0〜300μm程度であり、好ましくは30〜200μ
m程度である。
表面層、粘着層を一体的に積層することにより製造され
る。特に、基材層、表面層および粘着層を構成する各樹
脂を、それぞ溶融加熱して共押出成形し、所定の厚さを
有する3層構造の積層フィルムを製造する方法が、高効
率でしかも安価に本発明のフィルムを製造できる点で好
ましい。また、基材層に粘着層を溶融押出ラミネートす
る等の方法にしたがって行うこともできる。
したフィルムとしてロール状に巻取られて製品とされ、
運搬、保管、使用されるが、使用に際して巻戻力が20
0g/25mm以下、好ましくは150g/25mm以
下とされる。
レス鋼板面に対する23℃での初期粘着強度が20g/
25mm以上のものであり、2kg/cm2の加圧と6
0℃の加温を10日間受けた後でも、フィルムが切れ
ず、ステンレス表面への糊残りが無く、1kg/25m
m以下の強度で剥離が可能なものである。
ポリプロピレンを主成分とする樹脂からなり、表面層が
ポリエチレンを主成分とする樹脂からなり、粘着層が炭
素数2〜12のα−オレフィン共重合体を主成分とする
ため、高剛性で耐熱性が高く、このため高温使用時のフ
ィルムのしわや縮みが少なく、かつ巻戻時のブロッキン
グ力が小さく、しかも初期粘着力が高く貼付後の粘着強
度の経時変化が小さい低コストの表面保護フィルムを得
ることができる。
例について説明する。各例における物性の測定方法は次
の通りである。
RWAL;J.Polymer Sci.18,17,
1955に準ずる)によって測定した。 MFR;ASTM 1238に準じて測定した。 巻戻力;23℃の恒温室にて、幅30cmのフィルムの
先端にバネ秤を装着し、繰出速度5m/分で繰出したと
きのバネ秤の読みから巻き戻し力を測定した。 初期粘着強度;JIS Z0237 1991に準拠し
て測定した。ただし、ステンレスSUS304の表面仕
上げは、JIS G4305に規定されたBAの状態の
ままで、研磨紙での研磨を省略し、180度引き剥し法
によって測定される剥離強度を粘着強度の指標とした。 引張弾性率;JIS K6781に準じて測定した。
るように、共押出T−ダイフィルム成形法に下記条件で
共押出成形し、表面保護フィルムを製造した。得られた
表面保護フィルムについて巻戻力、初期粘着強度および
引張弾性率を測定した結果を表1に示す。
95g/cm3、MFR(190℃,2.16kg)
1.1g/10min)70重量部と、低密度ポリエチ
レン(密度;0.92g/cm3、MFR(190℃,
2.16kg)9.5g/10min)30重量部とか
らなる樹脂組成物(厚さ10μm)。 基材層;プロピレンの単独重合体(MFR(230℃,
2.16kg)6.5g/10min)からなるポリプ
ロピレン樹脂(厚さ38〜40μm)。 粘着層;プロピレン・1−ブテン・4−メチル−1−ペ
ンテン共重合体(プロピレン;50モル%、1−ブテ
ン;20モル%、4−メチル−1−ペンテン;30モル
%、結晶化度0.5%、MFR(190℃,2.16k
g)4.0g/10min)60重量部、エチレン・プ
ロピレン共重合体(エチレン;80モル%、プロピレ
ン;20モル%、MFR(190℃,2.16kg)
1.0g/10分、密度;0.87g/cm3)25重
量部、SEPS((株)クラレ製、商品名セプトン20
63)15重量部を含む粘着材(厚さ:10〜12μ
m)。
更した。結果を表1に示す。 表面層;実施例1において表面層に用いた高密度ポリエ
チレン樹脂(厚さ10μm)。 基材層;エチレン含量3モル%のプロピレン・エチレン
ランダム共重合体から なるポリプロピレン70重量部と、実施例1において表
面層に用いた低密度ポリエチレン30重量部とからなる
樹脂組成物(厚さ38〜40μm)。
更した。結果を表1に示す。 表面層;実施例1において基材層に用いたポリプロピレ
ン樹脂(厚さ10μm)。 基材層;実施例1において基材層に用いたポリプロピレ
ン樹脂(厚さ38〜40μm)。
更した。結果を表1に示す。 表面層;実施例1において基材層に用いたポリプロピレ
ン樹脂(厚さ10μm)。 基材層;実施例2において基材層として用いたポリプロ
ピレン70重量部と低密度ポリエチレン30重量部とか
らなる樹脂組成物(厚さ38〜40μm)。
が小さく、初期粘着強度が高く、引張弾性率も高く剛性
があり、表面層にポリプロピレンを用いる比較例1、2
は巻戻力が大きくなる。
Claims (5)
- 【請求項1】 基材層の片側に表面層、反対側に粘着層
が積層された表面保護フィルムであって、 基材層がポリプロピレンを主成分とする樹脂からなり、 表面層がポリエチレンを主成分とする樹脂からなり、 粘着層が炭素数2〜12のα−オレフィンの共重合体を
主成分とする粘着材からなるフィルムの巻戻力が200
g/25mm以下である表面保護フィルム。 - 【請求項2】 基材層を形成するポリプロピレンがプロ
ピレンの単独重合体およびプロピレンと炭素数2または
4〜10のα−オレフィンとの共重合体から選ばれる1
種以上のものである請求項1記載の表面保護フィルム。 - 【請求項3】 表面層を形成するポリエチレンが低密度
ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ンおよび直鎖低密度ポリエチレンから選ばれる1種以上
のものである請求項1または2記載の表面保護フィル
ム。 - 【請求項4】 粘着層がプロピレン、1−ブテンおよび
炭素数5〜12のα−オレフィンの共重合体を主成分と
するものである請求項1ないし3のいずれかに記載の表
面保護フィルム。 - 【請求項5】 粘着層がプロピレン、1−ブテンおよび
炭素数5〜12のα−オレフィンからなるα−オレフィ
ン共重合体と、(A)エチレン、プロピレンおよび1−
ブテンから選ばれる少なくとも2種からなる共重合体、
(B)エチレンとα−オレフィンのコオリゴマーおよび
(C)スチレン・ジエン系共重合体、またはその水素添
加物から選ばれる少なくとも1種の共重合体とを含む層
である請求項1ないし4のいずれかに記載の表面保護フ
ィルム。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP17497197A JP3873379B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 表面保護フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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ID=15987948
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| JP17497197A Expired - Fee Related JP3873379B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 表面保護フィルム |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3873379B2 (ja) |
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