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JPH111690A - ガスタービン燃料処理装置 - Google Patents

ガスタービン燃料処理装置

Info

Publication number
JPH111690A
JPH111690A JP15512197A JP15512197A JPH111690A JP H111690 A JPH111690 A JP H111690A JP 15512197 A JP15512197 A JP 15512197A JP 15512197 A JP15512197 A JP 15512197A JP H111690 A JPH111690 A JP H111690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
liquid separator
heavy
light
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP15512197A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Tsuji
正 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP15512197A priority Critical patent/JPH111690A/ja
Publication of JPH111690A publication Critical patent/JPH111690A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスタービン燃料処理装置に関し、高槽の蒸
留塔を用いず、伝熱方式を採用し、装置をコンパクトに
する。 【解決手段】 原料タンク1からの重質油原料aは加熱
熱交換器3で加熱され、気液分離器11に投入され、軽
質分bは気化し、残余重質分cと分離する。残余重質分
cは気液分離器11下部の伝熱管12に入り、伝熱管1
2は加熱設備14内の熱源流体fにより熱が与えられ、
重質分cを加熱し、軽質分bを気化し、軽質分bの気泡
は上昇し、上部から取出され、ミスト分離器8、冷却器
9、軽質分タンク10を通り軽質分消費設備61、即ち
ガスタービン燃料系へ供給される。重質分cの一部は気
液分離器11下部より降液ライン22から取出され、払
出し重質分dとして重質分消費設備62へ供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスタービン燃料処
理装置に関し、高槽な蒸留塔を用いずに設備を小型化し
たものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の簡易トッピング法による常
圧蒸留装置の系統図である。図において、原料となる重
質油41は加熱炉42で加熱され、昇温して蒸発し、潜
熱及び顕熱が与えられて蒸留塔43の下部へ流入する。
蒸留塔43は高槽の多数の棚段構造であり、上部に塔頂
循環還流系路45を有し、流入した原料を各棚段で蒸
発、気化させて軽質分は順次上昇させ、重質分は下方へ
落す。このような操作により原料を軽質分と重質分とに
二分する。
【0003】蒸留塔43は、上部の塔頂循環還流系路4
5においてポンプ44により上部へ蒸発した軽質分を循
環させて温度を調節しており、この塔頂循環還流系路4
5との組合せにより最適の棚段数が決められ、両者の組
合せで軽質分を要求された仕様に調整している。
【0004】蒸留塔43上部からの軽質分は冷却器46
で冷却され、受槽47に溜まり、消費設備61へ送ら
れ、又ポンプ48により適宜必要に応じて軽質油貯槽4
9へ貯蔵され、消費設備61側の要求量が多く、これを
満すのに製造ラインからの供給が不足する時にバックア
ップライン63から消費設備61へ供給する。
【0005】一方、重質分は蒸留塔43の下部に落下
し、ここでストリッピングスチーム50が通されて軽質
分を再蒸発させ、残りの重質分はポンプ51により熱交
換器52、冷却器53に送られ、冷却されて重質分の消
費設備62へ送られる。
【0006】図8は上記に説明の蒸留塔内部の構成図で
あり、(a)は内部の縦断面図、(b)は横断面図であ
る。図8(b)に示すように、内部には多数の孔を中央
部に有する多孔板70を多段に配置しており、(a)に
示すように多孔板70の片側には下方の多孔板70へ接
続する下降管71が設けられている。この下降管71は
上から下の段へ交互に左右反対側に設けられている。
【0007】上記構成の蒸留塔43において、流入する
原料の蒸気は多孔板70の多数の孔より上昇して次の上
段の空間に流入し、順次次段へと上昇して上部へ蒸発し
てゆくが、上方から重質成分は下降管71から下方へ落
下し、多孔板70上を反対側へ流れて次の下降管71よ
り順次下方へ落下してゆく。上昇する蒸気は多孔板70
の多数の孔より上面に流れる重質分の層内を気泡となっ
てくぐり、この過程で液化した重質分を層内にのこして
上部へ順次上昇し、蒸留塔43の上部では軽質分の蒸気
のみが分離されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の簡易トッ
ピング法常圧蒸留塔においては、現在使用されている最
も一般的な蒸留方式であるが、次のような改善すべき点
がある。
【0009】(1) 蒸留塔43は多数の多孔板70か
らなる棚段を有し、高槽、大型となっている。
【0010】(2) 蒸留装置の始動においては数時間
のウォーミング時間が必要であり、DSS(Daily Star
t and Stop)に対応できない。
【0011】(3) 蒸留装置は重質分の消費設備62
を中心として重質分消費律速で運用しており、軽質分が
余剰のときは軽質油貯槽49へ貯槽しておき、不足の場
合にはその貯槽49から払出して調整しており、これら
の調整機能に相当の設備が必要となる。
【0012】(4) 蒸留塔の操作負荷は多孔板を使用
した塔では35〜100%で、好ましくは50%以上が
要求され、一方蒸留塔内の循環マス量は80%、払出量
は20%であり、所要軽質分に対し分留部分が大型とな
る。
【0013】そこで、本発明では、従来の蒸留装置のよ
うに高槽の蒸留塔を用いることなく、伝熱蒸発方式によ
り装置を小型にし、軽質油消費を中心として操作できる
コンパクトな構成とし、ガスタービンの燃料供給系統に
直結して使用することのできるガスタービン燃料処理装
置を提供することを課題としている。
【0014】更に、本発明は、伝熱蒸発方式を採用して
加熱管の配置に工夫をし、原料を棚段方式で流して加熱
管で効率良く加熱し、軽質分と重質分とを分離できる装
置をコンパクト化したガスタービン燃料供給装置を提供
することも基本的な課題としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決するために、次の(1)乃至(3)の手段を提供す
る。
【0016】(1) 原料の重質油を加圧し、加熱する
手段と;同加圧加熱手段からの原料が投入され、原料の
一部を気化させて軽質分とし、軽質分と残余重質分とに
分離する気液分離器と;同気液分離器の下部に連通し、
同気液分離器で分離した重質分を導き、加熱して軽質分
を蒸発させる伝熱管と;同伝熱管の周囲を覆い、熱源流
体を流して同伝熱管を加熱する加熱容器と;前記気液分
離器の上部から前記軽質分を導き、冷却した後貯蔵する
タンクと;前記気液分離器の下部から前記重質分を取出
す手段とを具備してなることを特徴とするガスタービン
燃料処理装置。
【0017】(2) 原料の重質油を加圧し、加熱する
手段と;同加圧加熱手段からの原料が投入され、原料の
一部を気化させて軽質分とし、軽質分と残余重質分とに
分離する気液分離器と;内部に下部から上部に向って加
熱流体を通す加熱容器と;同加熱容器内で所定の空間を
保って傾斜面を有し、上から下へ多段に配置すると共
に、各段間を順次連通させ、前記気液分離器からの残余
重質分を順次流下させる複数の棚段と;同各棚段に垂直
に貫通して配置され、前記加熱流体を同複数の棚段の下
部から上部に流し、前記流下する残余重質分を加熱する
複数の伝熱管と;前記気液分離器の上部から前記軽質分
を導き、冷却した後貯蔵するタンクと;前記気液分離器
の下部から前記重質分を取出す手段とを具備してなるこ
とを特徴とするガスタービン燃料処理装置。
【0018】(3) 上記(2)において、前記加熱流
体は、気液分離器から気化した軽質分を前記加熱容器下
部から流入させ循環させることを特徴とするガスタービ
ン燃料処理装置。
【0019】本発明の(1)においては、原料の重質油
は加圧加熱手段によりポンプ等で加圧された後、気液分
離器へ投入される。気液分離器内では投入時のフラッシ
ング気化により軽質分が分離し、軽質分は気液分離器の
上部より取出され、タンクへ貯蔵され、タンクよりガス
タービンの燃料供給系へ供給される。一方、残余重質分
は気液分離器の下部より伝熱管へ入り、伝熱管は加熱設
備の熱源流体で加熱されるので、残余重質分を加熱して
軽質分を気化させる。この気化した軽質分は伝熱管内を
気泡となって上昇し、気液分離器で分離した軽質分と一
緒になってタンクへと導かれる。又、重質分は気液分離
器より重質分取出手段により排出する。
【0020】本発明の(1)では上記のように従来の高
槽、多段の蒸留塔を用いることなく、伝熱管蒸発方式に
より熱源流体は蒸気、炉排気のいずれでも任意のものが
利用でき、又、入熱も一括して与えることができるので
装置を小型、コンパクト化することができる。
【0021】本発明の(2)においては、原料は同じく
加圧、加熱手段により気液分離器へ投入され、投入され
た原料は気液分離器でフラッシング気化により軽質分が
分離し、軽質分は気液分離器の上部より取出され、タン
クへ貯蔵され、タンクよりガスタービンの燃料供給系へ
供給される。気液分離器からの残余重質分の一部は棚段
に流入し、各棚段を流下し、流下する途中で伝熱管によ
り加熱され、軽質分を順次蒸発させる。軽質分は各棚段
の空間を通り、気液分離器へ入り、気液分離器で分離し
た軽質分と一緒にタンクへ取出される。重質分は棚段の
最後から払出し重質分として重質分取出手段により取出
される。
【0022】上記の(2)の発明においては、残余重質
分を棚段方式で流して伝熱管で加熱するようにしたの
で、軽質分と重質分との分離を効率良く行うことができ
ると共に、(1)の発明と同じく入熱を一括して行うこ
とができ、小型、コンパクトな装置とすることができ
る。
【0023】本発明の(3)においては、熱源流体を軽
質分の一部を抽気して循環して行い、更に残余重質分か
ら気化した軽質分を循環して用いるので別の熱源流体を
不要とし、装置をコンパクトにまとめることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の第1形態に係るガスタービン燃料処理設備の構成図
である。図1において、1は原料タンクであり、原料a
を貯蔵しているもの、2は移送ポンプであり、原料aを
圧送するもの、3は加熱熱交換器であり、原料aを予熱
するものである。11は気液分離器であり、原料aが投
入され、軽質分bと残余重質分cとに分離するものであ
る。12は気液分離器11の下部に連通する伝熱管、1
3はヘッダーであり、伝熱管12を下部で連通してい
る。14は加熱設備であり、伝熱管を収容し、熱源流体
fで加熱するものである。
【0025】8は気液分離器11の上部に接続したミス
ト分離器、9は冷却器、10は軽質分タンクであり、貯
蔵した軽質分を軽質分消費設備61、即ちガスタービン
燃料供給系統へ供給する。22は降液ラインであり、気
液分離器11で分離された重質分dを循環ポンプ15に
よりバルブ51を通して重質分消費設備62へ供給し、
又バルブ52を通して重質分dをヘッダー13に戻す。
【0026】上記構成の実施の第1形態において、原料
の重質油aは原料タンク1より移送ポンプ2で加圧さ
れ、加熱熱交換器3で予熱されて気液分離器11に投入
される。気液分離器11では原料aが投入されると、そ
の時のフラッシング気化により軽質分bが分離し、残余
の重質分cは気液分離器11の下部に溜まり、下部に連
通している伝熱管12内を充す。
【0027】伝熱管12は加熱設備14内に流動する熱
源流体fにより加熱されているので、内部の残余重質分
cを加熱し、残余重質分cから更に軽質分bを気化さ
せ、軽質分bは気泡となって伝熱管12内を上昇し、気
液分離器11の上部に溜る。
【0028】気液分離器11の上部からの軽質分bはミ
スト分離器8に入り、ミストが除去されて冷却器9に入
り、冷却されて軽質分タンク10に入り、液体軽質分h
となって貯蔵される。貯蔵された液体軽質分hは軽質分
消費設備61、即ちガスタービン燃料供給系へ供給され
る。
【0029】一方、気液分離器11で分離された重質分
cの一部は気液分離器11下部より降液ライン22の循
環ポンプ15により輸送され、バルブ51を通って払出
重質分dとなって重質分消費設備62へ供給される。
又、バルブ51を閉じ、バルブ52を開けることによ
り、気液分離器11の下部よりヘッダー13へ供給し、
循環を促進することもできる。
【0030】上記に説明の実施の第1形態のガスタービ
ン燃料処理装置によれば、気液分離器11で分離した残
余の重質分は伝熱管12内で熱源流体fで間接加熱され
るので、熱源流体fとして任意の流体(蒸気、炉排気、
等)が利用できる。
【0031】更に、加熱設備として伝熱管を用いる部分
では個別に加熱を行っており、又、図7においてはスト
リッピングスチーム50により入熱を行っているが、本
実施の第1形態においては、複数の伝熱管12を収容し
た加熱設備14により熱源流体fで一括して入熱を行う
ので設備のコンパクト化が計れる。又、この装置は強制
循環方式、モノチューブ方式(非循環方式)のいずれに
も対応できるものである。
【0032】図2は本発明の実施の第2形態に係るガス
タービン燃料処理装置の構成図である。図2において、
1は原料タンク、2は移送ポンプであり、原料aは加熱
設備14の下部からヘッダー13へ供給されている。2
1は気液分離器であり、ミスト分離器18、ミストキャ
ッチエレメント23が一体的に組込まれている。その他
の構成は図1に示す実施の第1形態と同じであるので説
明は省略する。
【0033】上記構成の実施の第2形態のガスタービン
燃料処理装置において、原料aは原料タンク1より移送
ポンプ2によりヘッダー13に供給され、伝熱管12内
へ入り、熱源流体fの熱により加熱され、軽質分bを気
化させる。軽質分bは伝熱管12内を気泡となって上昇
し、気液分離器21の上部に滞留する。
【0034】気液分離器21の上部からの軽質分bは、
気液分離器21の上部に連通するミスト分離器18内に
入り、ミストキャッチエレメントで軽質分b中に含まれ
るミストが除去され、冷却器9で冷却されて軽質分タン
ク10に入り、液体軽質分hとなって貯蔵される。貯蔵
された液体軽質分hは軽質分消費設備61、即ちガスタ
ービン燃料供給系へ供給される。
【0035】一方、気液分離器21で分離された重質分
cの一部は気液分離器21の下部より循環ポンプ15に
より払出重質分dとなって重質分消費設備62へ供給さ
れる。
【0036】本実施の第2形態のガスタービン燃料処理
装置によれば、原料aはヘッダー13に供給し、加熱を
伝熱管12で行なわせ、図1に示す降液ライン22をな
くして重質分を再循環させることなく原料を下から上へ
のワン・スルワーとし、更にミスト分離器18とミスト
キャッチエレメント23とを気液分離器21と一体的な
構成としてコンパクト化を図ったものである。もちろ
ん、上記の効果に加え、実施の第1形態と同様な効果を
奏することはもちろんである。
【0037】図3は本発明の第3形態に係るガスタービ
ン燃料処理装置の構成図である。本実施の第3形態で
は、加熱設備内で熱源流体を複数の伝熱管を垂直で、か
つ棚段に配置し、重質分を加熱する方式としたものであ
る。
【0038】図3において、31は気液分離器であり、
堰37を設けて流路とし、この流路により加熱設備34
が連通して設けられている。加熱設備34内には天板3
9と底板40とで傾斜角αを付けた空間が設けられ、こ
の空間は気液分離器31の入口側から傾斜し、加熱設備
の側面において鏡板38で垂直通路を構成してこの垂直
通路と連通し、垂直通路からは下方へ連通している。
【0039】その下方には反対側の側面へ向って同様に
傾斜角αで傾斜し、空間を形成するように天板39と底
板40が配置され、上段の鏡板38と反対側において再
び鏡板38で垂直通路を構成し、順次下段に連通する棚
段を形成する。鏡板38で形成される垂直通路の入口部
は多段の堰36を設けている。
【0040】各棚段の天板39と底板40との間には多
数の伝熱管32が垂直かつ平行に配置され、上下の各棚
段間を連通している。41は払出室で、天板39と底板
40で形成される空間の加熱設備34の底部において最
後の出口に設けられている。このようにして形成された
各棚段間の空間には熱源流体fが下から流入し、多数の
伝熱管32内を通り、順次上部の棚段の空間に流入し、
加熱設備34の上部より流出する。又、堰37を越えて
残余重質分cが流出し、天板39と底板40で形成され
る空間内を下方へ流れてゆく。
【0041】図4は上記に説明の実施の第3形態におけ
る天板39、底板40、鏡板38で形成される棚の詳細
な断面図である。図4において、前述のように天板39
と底板40との間には多数の伝熱管32が配置され、伝
熱管32の周囲は空間内を上流側から流れてくる残余重
質分cに浸され、重質分cは鏡板38で形成される垂直
通路を通って下段へ流出する。
【0042】熱源流体fは加熱設備34の下部から供給
され、底板40から伝熱管32内を通り、天板39の上
方へ流れるが、この時に伝熱管32の周囲を流れる残余
重質分cは、底板伝熱f2 、伝熱管伝熱f1 の両方の伝
熱f1 +f2 を熱源流体に行なわせ、加熱されて順次傾
斜角αで形成される流路を流れ、流下する。
【0043】この過程において重質分cは各棚において
順次加熱され、残余重質分cから軽質分bを気化し、気
泡となって天板39と底板40との間の空間内を通り、
順次上流側へ流れて上流側の気液分離器31内に集ま
る。一方、軽質分bが気化した残余重質分cは各棚段の
傾斜により順次下段へ流れ、最下段の棚の払出室41か
ら払出重質分として取出され、重質分消費設備62へ供
給される。
【0044】図5は上記に説明の実施の第3形態におけ
る加熱設備の斜視図であり、図示のように加熱設備34
内には天板39があり、その下部に底板40を配置して
空間を形成し、天板39と底板40間には多数の伝熱管
32を垂直に配列して棚段の層〈1〉を形成し、この層
〈1〉は鏡板38で形成される垂直通路で下段の棚段
〈2〉に連通するように構成されている。
【0045】気液分離器31からの重質分cは堰17か
ら上段の層〈1〉に流入し、斜線で図示しているように
層〈1〉内の伝熱管32の周囲と接触しながら加熱さ
れ、鏡板38で形成される垂直通路を通って下段の層
〈2〉に流入し、順次下段に流出してゆく。
【0046】図6は本発明の実施の第4形態に係るガス
タービン燃料処理装置の構成図である。本実施の第4形
態は、図3〜図5に示す実施の第3形態において天板3
9を省略し、底板40に伝熱管32を立てて配置し、更
に熱源流体fの代りに、気化軽質分bの一部のb1 を抽
出し、加熱熱交換器3により加熱して熱を補充し、循環
利用し、各棚段で気化した軽質分b2 と合せて抽気利用
するものである。上記以外は図3〜図5に示す実施の第
3形態と同じであるので説明は省略する。
【0047】上記の実施の第3形態及び第4形態のガス
タービン燃料処理装置によれば、加熱設備34内には天
板39と底板40とで棚段を形成し、各棚段は鏡板39
で連通させ、多段の構成とし、従来の蒸留塔の多段構成
とは類似であるが、実施の第1、第2形態と同様に熱源
流体と原料は間接加熱させるので、熱源流体は任意のも
の(蒸気、炉排気等)が利用でき、かつ加熱のための入
熱を一括して与えることができる。
【0048】
【発明の効果】本発明の(1)は、原料の重質油を加圧
し、加熱する手段と;同加圧加熱手段からの原料が投入
され、原料の一部を気化させて軽質分とし、軽質分と残
余重質分とに分離する気液分離器と;同気液分離器の下
部に連通し、同気液分離器で分離した重質分を導き、加
熱して軽質分を蒸発させる伝熱管と;同伝熱管の周囲を
覆い、熱源流体を流して同伝熱管を加熱する加熱容器
と;前記気液分離器の上部から前記軽質分を導き、冷却
した後貯蔵するタンクと;前記気液分離器の下部から前
記重質分を取出す手段とを具備してなることを特徴とし
ている。このような構成により、従来の高槽、多段の蒸
留塔を用いることなく、伝熱管蒸発方式により熱源流体
は蒸気、炉排気のいずれでも任意のものが利用でき、
又、入熱も一括して与えることができるので装置を小
型、コンパクト化することができる。
【0049】本発明の(2)は、原料の重質油を加圧
し、加熱する手段と;同加圧加熱手段からの原料が投入
され、原料の一部を気化させて軽質分とし、軽質分と残
余重質分とに分離する気液分離器と;内部に下部から上
部に向って加熱流体を通す加熱容器と;同加熱容器内で
所定の空間を保って傾斜面を有し、上から下へ多段に配
置すると共に、各段間を順次連通させ、前記気液分離器
からの残余重質分を順次流下させる複数の棚段と;同各
棚段に垂直に貫通して配置され、前記加熱流体を同複数
の棚段の下部から上部に流し、前記流下する残余重質分
を加熱する複数の伝熱管と;前記気液分離器の上部から
前記軽質分を導き、冷却した後貯蔵するタンクと;前記
気液分離器の下部から前記重質分を取出す手段とを具備
してなることを特徴としている。このような構成によ
り、残余重質分を棚段方式で流して伝熱管で加熱するよ
うにしたので、軽質分と重質分との分離を効率良く行う
ことができると共に、(1)の発明と同じく入熱を一括
して行うことができ、小型、コンパクトな装置とするこ
とができる。
【0050】本発明の(3)は、上記の(1)の発明に
おいて、前記加熱流体は、気液分離器から気化した軽質
分を前記加熱容器下部から流入させ循環させることを特
徴としている。このような構成により、熱源流体を軽質
分の一部を抽気して循環して行い、更に残余重質分から
気化した軽質分を循環して用いるので別の熱源流体を不
要とし、装置をコンパクトにまとめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係るガスタービン燃
料処理装置の構成図である。
【図2】本発明の実施の第2形態に係るガスタービン燃
料処理装置の構成図である。
【図3】本発明の実施の第3形態に係るガスタービン燃
料処理装置の構成図である。
【図4】本発明の実施の第3形態に係るガスタービン燃
料処理装置における棚段の詳細図であり、原料に対する
伝熱状況を示す。
【図5】本発明の実施の第3形態に係るガスタービン燃
料処理装置における加熱設備の流動状況を示す斜視図で
ある。
【図6】本発明の実施の第4形態に係るガスタービン燃
料処理装置の構成図である。
【図7】従来の簡易トッピング法による常圧蒸留装置の
系統図である。
【図8】従来の常圧蒸留装置の蒸留塔内部の構成を示
し、(a)は縦断面図、(b)は(a)のX−X矢視図
である。
【符号の説明】
1 原料タンク 2 移送ポンプ 3 加熱熱交換器 8 ミスト分離器 9 冷却器 10 軽質分タンク 11,21,31 気液分離器 12,32 伝熱管 13 ヘッダー 14,34 加熱設備 15 循環ポンプ 22 降液ライン 23 ミストキャッチエレメント 36,37 堰 38 鏡板 39 天板 40 底板 41 払出室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料の重質油を加圧し、加熱する手段
    と;同加圧加熱手段からの原料が投入され、原料の一部
    を気化させて軽質分とし、軽質分と残余重質分とに分離
    する気液分離器と;同気液分離器の下部に連通し、同気
    液分離器で分離した重質分を導き、加熱して軽質分を蒸
    発させる伝熱管と;同伝熱管の周囲を覆い、熱源流体を
    流して同伝熱管を加熱する加熱容器と;前記気液分離器
    の上部から前記軽質分を導き、冷却した後貯蔵するタン
    クと;前記気液分離器の下部から前記重質分を取出す手
    段とを具備してなることを特徴とするガスタービン燃料
    処理装置。
  2. 【請求項2】 原料の重質油を加圧し、加熱する手段
    と;同加圧加熱手段からの原料が投入され、原料の一部
    を気化させて軽質分とし、軽質分と残余重質分とに分離
    する気液分離器と;内部に下部から上部に向って加熱流
    体を通す加熱容器と;同加熱容器内で所定の空間を保っ
    て傾斜面を有し、上から下へ多段に配置すると共に、各
    段間を順次連通させ、前記気液分離器からの残余重質分
    を順次流下させる複数の棚段と;同各棚段に垂直に貫通
    して配置され、前記加熱流体を同複数の棚段の下部から
    上部に流し、前記流下する残余重質分を加熱する複数の
    伝熱管と;前記気液分離器の上部から前記軽質分を導
    き、冷却した後貯蔵するタンクと;前記気液分離器の下
    部から前記重質分を取出す手段とを具備してなることを
    特徴とするガスタービン燃料処理装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱流体は、気液分離器から気化し
    た軽質分を前記加熱容器下部から流入させ循環させるこ
    とを特徴とする請求項2記載のガスタービン燃料処理装
    置。
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