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JPH11164183A - 画像入出力装置 - Google Patents

画像入出力装置

Info

Publication number
JPH11164183A
JPH11164183A JP9339302A JP33930297A JPH11164183A JP H11164183 A JPH11164183 A JP H11164183A JP 9339302 A JP9339302 A JP 9339302A JP 33930297 A JP33930297 A JP 33930297A JP H11164183 A JPH11164183 A JP H11164183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
output
input
signal
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9339302A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Nitta
啓一 新田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP9339302A priority Critical patent/JPH11164183A/ja
Publication of JPH11164183A publication Critical patent/JPH11164183A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ひとつの装置で被写体の画像入力と撮像信号
による画像出力とを行うことができる小型かつ簡単な構
成の画像入出力装置を実現する。 【解決手段】 被写体の画像入力を行う場合、マイクロ
ミラーアレイMAの全マイクロミラーM1〜M4は、第
1の角度θ1の傾きに設定される。載置/投影台1に載
置された被写体の画像光は、マイクロミラーアレイMA
で反射され、撮像素子2によって撮像される。得られた
撮像信号はA/D変換部3によってディジタル信号に変
換されてメモリ4に格納される。一方、メモリ4に格納
された撮像信号による画像出力を行う場合、駆動部5は
撮像信号の輝度レベルに応じたパルス幅変調信号を生成
して各マイクロミラーM1〜M4をパルスがオンとなる
期間、第2の角度θ2に駆動する。光源LEからマイク
ロミラーアレイMAに入射される光を変調し、この変調
された光を載置/投影台1に投影する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体の画像入力
と撮像信号による画像出力とをひとつの装置で行うこと
ができる画像入出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被写体の画像入力と撮像信号によ
る画像出力とは、それぞれ画像入力装置と画像出力装置
とを使用して別々の装置で行われていた。
【0003】例えば、図4は従来の画像入力装置及び画
像出力装置とその関係を示したものである。被写体の画
像入力はテレビカメラ等の画像入力装置により行われ、
撮像信号の画像出力はビデオプロジェクタ等の画像出力
装置により行われていた。
【0004】すなわち、被写体の画像入力を行う場合、
画像入力装置20の原稿載置台21に載置された原稿の
画像光は、ミラーM21、M22を介して撮像部22に
入力される。撮像部22によって原稿の画像光を取り込
んで撮像し、得られた撮像信号をA/D変換部23によ
ってディジタル信号に変換しメモリ24に記憶する。
【0005】一方、メモリ24から取り出された撮像信
号は、D/A変換部25によって所定の形式のアナログ
信号に変換され、ケーブルCを介して画像出力装置30
内のビデオプロジェクタ31に出力される。ビデオプロ
ジェクタ31は、入力されたアナログ信号をもとに撮像
部22によって撮像された画像をスクリーンSSに投影
する。
【0006】なお、画像入力装置としてのテレビカメラ
等は、それ自体に小さなモニタ画面を有し、このモニタ
画面を介して撮像された画像を再生することができる
が、ここでいう撮像信号による画像出力は、複数の人が
出力された画像を認識できる状態におくような場合を意
味する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の画像
入力装置と画像出力装置とを組み合わせた画像入出力装
置では、画像入力装置と画像出力装置とをケーブル等で
接続する必要があり、操作性が悪く、画像出力までに時
間と手間がかかるという問題点があった。
【0008】また、画像入力装置と画像出力装置という
別個の筐体を必要とするため、装置全体の規模が大きく
なるという問題点があった。
【0009】さらに、画像入力装置と画像出力装置との
機能、例えば入力と出力との変換機能、の整合がとれて
いない場合には期待した出力画像を得ることができない
という問題点もあった。
【0010】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、小型かつ共通の装置で、所望の画像の入出力を迅
速、確実かつ容易に行うことができる画像入出力装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、被写体の
画像入力と撮像信号による画像出力とを行う画像入出力
装置であって、少なくとも第1の角度位置と第2の角度
位置とに切換可能な複数のマイクロミラーが配列された
マイクロミラーアレイと、前記第1の角度位置に切り換
えられた前記マイクロミラーアレイを介して前記被写体
の入力画像を撮像し、撮像信号として出力する撮像手段
と、前記撮像信号に対応して前記マイクロミラーを前記
第2の角度位置と前記第2の角度位置以外の角度位置と
に切り換えることによって前記撮像信号の画像出力を行
わせる駆動手段と、を具備し、前記マイクロミラーアレ
イを共用して前記被写体の画像入力と前記撮像信号によ
る画像出力とをひとつの装置で行うことを特徴とする。
これにより、画像入出力装置が小型化される。また、画
像入力部分と画像出力部分とが一体化され、操作性を向
上させることができる。
【0012】第2の発明は、被写体の画像入力と撮像信
号による画像出力とを行う画像入出力装置であって、前
記被写体からの画像光を撮像する撮像手段と、前記撮像
信号による画像出力に用いる光源と、少なくとも前記被
写体からの画像光を前記撮像手段に導く第1の角度位置
と前記光源からの光線を画像光の出力光路に導く第2の
角度位置とに切換可能な複数のマイクロミラーが配列さ
れたマイクロミラーアレイと、前記撮像手段によって撮
像された撮像信号が示す情報を記憶する記憶手段と、画
像入力と画像出力とを切り換える切換手段と、前記切換
手段が画像入力に切り換えられた場合は、前記マイクロ
ミラーアレイの各マイクロミラーを前記第1の角度位置
に駆動して前記被写体からの画像光を前記撮像手段に入
力させ、前記切換手段が画像出力に切り換えられた場合
は、前記記憶手段に記憶された撮像信号に対応して1表
示期間中に前記光源から前記出力光路へ誘導される光量
を変調するパルス幅変調信号を生成し、該生成したパル
ス幅変調信号に基づいて前記マイクロミラーアレイの各
マイクロミラーを前記第2の角度と他の角度位置との間
で切り換え駆動することにより、撮像信号に対応して前
記光量が変調された画像を生成させる駆動手段と、を具
備したことを特徴とする。これにより、前述のように画
像入出力装置を小型化し操作性を改善できるとともに、
切換手段による切換のみによって容易にかつ迅速に画像
入出力切換を行うことができる。
【0013】第3の発明は、第2の発明において、前記
被写体からの画像光がマイクロミラーアレイまで入力さ
れる光路は、前記撮像信号にもとづき画像出力を行なう
場合のマイクロミラーアレイからの画像出力光路と共通
の光学系で形成されることを特徴とする。これにより、
さらに画像入出力装置を小型化し、装置構成の簡略化を
図ることができる。
【0014】第4の発明は、第3の発明において、前記
被写体を載置する載置面を有し、該載置面に前記撮像信
号による出力画像が投影可能であることを特徴とする。
これにより、撮像した画像を直ちに画像出力して確認す
ることができるとともに、載置面と投影面とを共用する
ことにより、さらに画像入出力装置を小型化することが
できる。
【0015】第5の発明は、第3の発明において、前記
共通の光学系の途中に入出力光路変更ミラーを設け、該
入出力光路変更ミラーによって、前記撮像信号による出
力画像の光路変更を行うことを特徴とする。これによ
り、撮像信号による画像出力を例えばスクリーン等の大
きな投影面に投影することができ、柔軟かつ効果的な画
像入出力を行うことができる。
【0016】第6の発明は、第2から第5の発明におい
て、前記パルス幅変調信号は、各撮像信号の信号レベル
に応じた信号であることを特徴とする。これにより、撮
像信号に対応した画像を諧調をもった画像として出力す
ることができる。
【0017】第7の発明は、第2から第5の発明におい
て、前記マイクロミラーアレイと前記撮像手段との間の
光路上にカラーフィルタを設け、前記マイクロミラーア
レイと前記光源との間の光路上にカラーフィルタを設
け、前記パルス幅変調信号は、各カラー画素毎の色信号
レベルに応じた信号であることを特徴とする。これによ
り、カラー画像の入出力をも容易に行うことができる。
【0018】第8の発明は、第2から第7の発明におい
て、前記撮像手段は、前記切換手段による画像出力時
に、撮像動作を停止することを特徴とする。これによ
り、不要な撮像処理を未然に防止かつ撮像手段を的確に
保護することができる。
【0019】第9の発明は、第2から第7の発明におい
て、前記切換手段は、前記記憶手段への画像入力と該記
憶手段からの画像出力とを時分割で行うことを特徴とす
る。これにより、画像の入出力を同時的に行うことがで
き操作性を向上させることができる。
【0020】第10の発明は、前記記憶手段に記憶され
た撮像信号に代えて外部から入力された撮像信号にもと
づき画像出力が可能であることを特徴とする。これによ
り、画像入出力装置の用途を広げ、効果的なプレゼンテ
ーションも可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係わる画像入出力装置の構成を示す。図1において、
本画像入出力装置は、複数のマイクロミラーM1〜M4
が配列されたマイクロミラーアレイMAを有する。各マ
イクロミラーM1〜M4は、少なくとも実線と破線で示
す2つの傾き(角度位置)のいずれかの状態をとること
ができ、例えば光路LLに対して第1の角度θ1と第2
の角度θ2とを提供する。光路LLに対して第1の角度
θ1を与える場合、光路LLからの光はマイクロミラー
M1〜M4によって撮像素子2に向けて反射される。一
方、光路LLに対して第2の角度θ2を与える場合、照
明系レンズL3を介した光源LEからの光が、光路LL
に向けて反射される。
【0022】このマイクロミラーアレイMAの各マイク
ロミラーM1〜M4の大きさは一例として約16μm平
方程度で、高速切換可能であり、撮像領域、解像度によ
って2次元配列の大きさを変えることができる。なお、
ここで、用いるマイクロミラーアレイMAの各マイクロ
ミラーM1〜M4は、反射型で、静電力によってその角
度を変える静電型であって、その角度は±10度であ
る。このマイクロミラーアレイMAの構造及び動作につ
いては、「ディジタル・ライト・プロセッシング及びM
EMS:明るい未来のための適時収束(Digital Light P
rocessing and MEMS:Timely Convergence for a Bright
Future)」、ラリー J.ホーンベック(Larry J.Hornb
eck)著、テキサス・インスツルーメンツ・ディジタル・
イメージング・コンポーネンツ (MICROMACHINING AND
MICROFABRICATION′95 Part of SPIE′s Thematic Ap
plied Science and Engineering Series Plenary Sessi
on Paper 23-24 October 1995)に詳述されている。
【0023】載置/投影台1は、被写体としての原稿等
を載置する載置面を提供するとともに、マイクロミラー
アレイMAを介して出力される画像を投影する投影面を
も提供する。
【0024】撮像/投影兼用レンズL1及びミラーM1
0は、載置/投影台1に載置された被写体からの反射画
像光をマイクロミラーアレイMAに導くとともに、マイ
クロミラーアレイMAからの反射光を載置/投影台1の
投影面に導く光学系を形成する。なお、ミラーM10は
1つに限らず、複数のミラーを用いて被写体からの画像
光及びマイクロミラーアレイMAからの反射光の光路を
形成するようにしてもよい。
【0025】リレーレンズL2は、マイクロミラーアレ
イMAから反射された画像光を撮像素子に結像させるた
めのレンズである。
【0026】撮像素子2は、リレーレンズL2を介して
マイクロミラーアレイMAから反射された被写体の画像
光を撮像する素子であり、CCD撮像デバイス等によっ
て構成され、受光した画像光を撮像信号として出力す
る。ここで、各マイクロミラーM1〜M4の配列と撮像
素子2の受光素子G1〜G4との配列とが1対1に対応
していることが望ましい。
【0027】A/D変換部3は、撮像素子2が撮像した
アナログ形式の撮像信号をディジタル形式の撮像信号に
変換し、メモリ4に出力する。
【0028】メモリ4は、A/D変換部3から入力され
るディジタル形式の撮像信号を記憶し、必要に応じて駆
動部5に読み出される。
【0029】光源LEは、メモリに記憶された撮像信号
が示す出力画像のもとになる光源であり、この光源LE
からの光は、照明系レンズL3を介してマイクロミラー
アレイMAに照射される。この際、光源LEからの光は
ミラーM11によって後方の光を効率的に反射し、マイ
クロミラーアレイMA側に供給する。また、照明系レン
ズL3は、光源LEによるマイクロミラーアレイMAへ
の熱的影響を防止するため、防熱フィルタを有してい
る。
【0030】切換スイッチ6は、載置/投影台1に載置
された被写体の画像光の撮像処理と、メモリ4に記憶さ
れた撮像信号による画像の出力処理とを切り換えるスイ
ッチであり、この切換は駆動部5に伝達される。
【0031】駆動部5は、各マイクロミラーM1〜M4
の角度を駆動制御するが、この駆動部5による駆動制御
について、被写体の画像入力時と撮像信号による画像出
力時とに分けて説明する。
【0032】まず、被写体の画像入力時において、駆動
部5は、マイクロミラーアレイMAの全てのマイクロミ
ラーM1〜M4が第1の角度θ1(実線で示す傾き状
態)に設定される。この状態で、載置/投影台1に載置
された被写体の画像光は、撮像/投影兼用レンズL1、
ミラーM10を介してマイクロミラーアレイMAに入力
され、マイクロミラーアレイMAに入力された画像光
は、各マイクロミラーM1〜M4によって反射され、リ
レーレンズL2を介してCCD撮像素子である撮像素子
2に入力される。撮像素子2の受光素子G1〜G4は、
一例としてマイクロミラーアレイMAのマイクロミラー
M1〜M4の配列と同様な配列となっている。マイクロ
ミラーアレイMAによって反射された画像光は、撮像素
子2によって撮像され、A/D変換部3を介してディジ
タル信号に変換された撮像信号がメモリ4に記憶され
る。なお、被写体の画像入力時における画像光の入射光
路は、先端に「>」を用いた矢印で示されている。
【0033】一方、メモリ4に記憶された撮像信号の画
像出力時において、駆動部5は、メモリ4から出力すべ
き画像の撮像信号を読み出し、この読み出した撮像信号
をもとに画素すなわち各マイクロミラーM1〜M4毎の
パルス幅変調信号を生成する。このパルス幅変調信号に
よって各マイクロミラーM1〜M4毎に、照明系レンズ
L3を介して照射される光源LEからの光をパルス幅変
調する。
【0034】すなわち、駆動部5は、メモリ4に記憶さ
れた撮像信号が示す各画素の輝度レベルに応じてパルス
幅を増減したパルス幅変調信号を各画素に対応するマイ
クロミラー毎に生成して各マイクロミラーに出力する。
ここで、1回の表示に必要なパルス幅変調信号の長さを
1周期と定義すると、撮像信号が示す画素の輝度レベル
が低い場合には、1周期の間にオンとなるパルス幅は狭
くなる。逆に、撮像信号が示す画素の輝度レベルが高い
場合には、1周期の間にオンとなるパルス幅は広くな
る。このパルス幅変調信号を受けた各マイクロミラーM
1〜M4は、パルス幅変調信号のオン期間、第2の角度
θ2に切り換え、パルス幅変調信号のオフ期間、第1の
角度θ1に切り換える。マイクロミラーM1〜M4が第
2の角度θ2に切り換えられている間、光源LEから照
射された光は、このマイクロミラーM1〜M4によって
M10側の光路LLに反射され、このミラーM10、撮
像/投影兼用レンズL1を介して載置/投影台1に導か
れる。これに対し、マイクロミラーM1〜M4が第1の
角度θ1に切り換えられている間、光源LEから照射さ
れた光は、このマイクロミラーM1〜M4によって撮像
素子2側に反射され、ミラーM10の方向には反射され
ないため、載置/投影台1には到達しない。
【0035】このため、あるマイクロミラーの駆動部5
に入力されたパルス幅変調信号の、1周期の間にオンと
なるパルス幅が広い場合には、ミラーM10に反射入力
される光量が大きくなる。逆に、駆動部5に入力された
パルス幅変調信号の、1周期の間にオンとなるパルス幅
が狭い場合には、ミラーM10に反射入力される光量が
少なくなる。これにより、階調をもった画像光が出力さ
れ、メモリ4に記憶された撮像信号による画像を載置/
投影台1に投影することができる。ここで、マイクロミ
ラーM1〜M4が第1の角度θ1に切り換えられている
間、光源LEから照射された光は、撮像素子2側に反射
されるが、切換スイッチ6が撮像信号による画像出力に
切り換えられているとき、撮像素子2は撮像処理を行わ
ないため、この不要な反射光が撮像されるということは
ない。なお、撮像信号の画像出力時における光の出射方
向は、先端に「▲」を用いた矢印で示している。
【0036】ここで、図2は、この撮像信号による画像
出力時の変調状態を説明する図である。図2において、
マイクロミラーアレイMA内に配列されたマイクロミラ
ーMM1〜MM4は、駆動部5からのパルス幅変調信号
によってマイクロミラーMM1〜MM4が回転切換さ
れ、パルス幅変調された変調光S1〜S4が、投影面1
Aに照射される。投影面1Aでは、変調光S1〜S4の
パルス幅の大小に比例する階調レベルをもった画素D1
〜D4が、マイクロミラーMM1〜MM4の配列位置に
対応する投影面1Aの配列位置に出力される。
【0037】このパルス幅変調信号のパルス幅は、例え
ば撮像信号が示す各画素の輝度レベルを8ビットで表現
すると、256階調のグレイレベルを示すことができ
る。駆動部5は、この8ビット情報をもとに、1周期の
間にオンとなるパルス幅の総計を1周期に対して0/2
55から255/255までのパルス幅をもつパルス幅
変調信号を生成する。
【0038】なお、被写体をカラー画像として撮像する
場合には、リレーレンズL2と撮像素子2との間にカラ
ーフィルタを設けることにより実現することができ、撮
像信号による画像をカラー画像として出力する場合に
は、照明系レンズL3とマイクロミラーアレイMAとの
間にカラーフィルタを設けることにより実現することが
できる。このカラーフィルタは、例えばそれぞれ扇型を
形成する赤(R),緑(G),青(B)各色のフィルタ
領域をもつ円盤を回転させて、被写体の画像光あるいは
光源LEからの光の各色を透過させるものである。もち
ろん、各マイクロミラーごとに別個の色の色フィルタを
配置する固定フィルタ方式も使用できる。
【0039】また、図1においてマイクロミラーM1〜
M4あるいは受光素子G1〜G4は、マイクロミラー及
び受光素子の配列の一部を示したものであり、これらの
配列は、通常2次元的に配列され、またそれぞれ4つに
限定されるものではない。
【0040】ここで、切換スイッチ6は、手動操作によ
って切換られるものであるが、この切換スイッチ6の切
換動作を高速の時分割切換によって自動的に行うように
してもよい。これにより、載置/投影台1に載置された
被写体の撮像処理と撮像信号による載置面への画像出力
とを同時に行うことができる。
【0041】次に、図3を参照して画像入出力装置の全
体概要構成について説明する。図3において、画像入出
力部11は、図1に示す画像入出力装置における撮像/
投影兼用レンズL1及び載置/投影台1を除く他の構成
に相当する構成、機能を有し、本体10内に格納されて
いる。
【0042】ミラーM11,M12は、画像入出力部1
1から入出力される光を反射させて、光路を変更するミ
ラーである。
【0043】図1と同様の撮像/投影兼用レンズL1
は、ミラーM12によって反射された撮像信号による画
像出力光を載置/投影台1の投影面に投影し、また載置
/投影台1の載置面に載置された被写体の画像光をミラ
ーM12に集光してミラーM11側に反射させる。
【0044】ここで、ミラーM12及び撮像/投影兼用
レンズL1を、ミラーM12の回転中心で回転させ、画
像入出力部11からの画像出力光をスクリーンSに反射
させるようにすると、すなわち光路変更を行うと、ミラ
ーM12で反射された画像出力光は、破線で示すように
スクリーンS側に進み、画像出力光がスクリーンSに投
影される。もちろん、この場合、切換スイッチ6は撮像
信号による画像出力側に設定しておく必要があるが、時
分割切換の設定であってもよい。
【0045】なお、メモリ4には撮像信号が記憶される
が、この記憶された撮像信号による画像出力は、撮像と
同時に時分割で出力してもよいし、撮像後直ちに出力し
てもよいし、複数の被写体を複数撮像して記憶し、その
後所望の複数の撮像信号による複数の画像出力を行うよ
うにしてもよい。
【0046】また、メモリ4の記憶容量が大であれば、
静止画のみならず、動画像の入出力も本画像入出力装置
により可能である。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
では、画像入出力装置が小型化されるという利点を有す
る。また、画像入力と画像出力とが一体化されており、
画像入力装置と画像出力装置との接続を行う必要がない
ため、結線ミスあるいは結線不良によって生じる画像出
力ができないなどの不都合を回避することができ、操作
性を改善し良好なプレゼンテーション環境を提供するこ
とができるという利点を有する。
【0048】第2の発明では、画像入出力装置を小型化
できるとともに、切換手段による切換のみによって容易
にかつ迅速に画像入出力切換を行うことができ、画像入
出力処理の操作性がさらに向上するという利点を有す
る。
【0049】第3の発明では、画像入出力の光学系が共
用でき、さらに画像入出力装置を小型化しかつ構成を簡
略化することができるという利点を有する。
【0050】第4の発明では、撮像した画像を直ちに画
像出力して確認することができるなど、さらに操作性が
向上するとともに、載置面と投影面とを共用することに
より、さらに画像入出力装置を小型化することができる
という利点を有する。
【0051】第5の発明では、撮像信号による画像出力
を例えばスクリーン等の大きな投影面に投影することが
でき、画像出力を柔軟に行うことができるとともに、効
果的なプレゼンテーション環境を提供することができる
利点を有する。
【0052】第6の発明では、撮像信号に対応した画像
を階調をもった画像として出力することができるという
利点を有する。
【0053】第7の発明では、カラー画像の入出力処理
をも容易に行うことができるという利点を有する。
【0054】第8の発明では、撮像手段による不要な撮
像処理を未然に防止し撮像手段を的確に保護することが
できるという利点を有する。
【0055】第9の発明では、画像の入出力を同時に行
うことができ、操作性を向上させることができるという
利点を有する。
【0056】第10の発明では、画像入出力装置の用途
を広げ、効果的なプレゼンテーションを行なうことが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる画像入出力装置の
構成を示す説明的ブロック図である。
【図2】マイクロミラーアレイMAを用いた画像出力の
概念を示す説明図である。
【図3】図1の構成を含む画像入出力装置の全体概要構
成を示す説明図である。
【図4】従来の画像入力装置及び画像出力装置の構成及
びこれらの接続形態を示す説明図である。
【符号の説明】
MA マイクロミラーアレイ M1〜M4 マイクロミラー 1 載置/投影台 2 撮像素子 3 A/D変換部 4 メモリ 5 駆動部 6 切換スイッチ LE 光源 L1 撮影/投影兼用レンズ L2 リレーレンズ L3 照明系レンズ G1〜G4 受光素子 M10 ミラー S スクリーン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の画像入力と撮像信号による画像
    出力とを行う画像入出力装置であって、 少なくとも第1の角度位置と第2の角度位置とに切換可
    能な複数のマイクロミラーが配列されたマイクロミラー
    アレイと、 前記第1の角度位置に切り換えられた前記マイクロミラ
    ーアレイを介して前記被写体の入力画像を撮像し、撮像
    信号として出力する撮像手段と、 前記撮像信号に対応して前記マイクロミラーを前記第2
    の角度位置と前記第2の角度位置以外の角度位置とに切
    り換えることによって前記撮像信号の画像出力を行わせ
    る駆動手段と、 を具備し、前記マイクロミラーアレイを共用して前記被
    写体の画像入力と前記撮像信号による画像出力とをひと
    つの装置で行うことを特徴とする画像入出力装置。
  2. 【請求項2】 被写体の画像入力と撮像信号による画像
    出力とを行う画像入出力装置であって、 前記被写体からの画像光を撮像する撮像手段と、 前記撮像信号による画像出力に用いる光源と、 少なくとも前記被写体からの画像光を前記撮像手段に導
    く第1の角度位置と前記光源からの光線を画像光の出力
    光路に導く第2の角度位置とに切換可能な複数のマイク
    ロミラーが配列されたマイクロミラーアレイと、 前記撮像手段によって撮像された撮像信号が示す情報を
    記憶する記憶手段と、 画像入力と画像出力とを切り換える切換手段と、 前記切換手段が画像入力に切り換えられた場合は、前記
    マイクロミラーアレイの各マイクロミラーを前記第1の
    角度位置に駆動して前記被写体からの画像光を前記撮像
    手段に入力させ、前記切換手段が画像出力に切り換えら
    れた場合は、前記記憶手段に記憶された撮像信号に対応
    して1表示期間中に前記光源から前記出力光路へ誘導さ
    れる光量を変調するパルス幅変調信号を生成し、該生成
    したパルス幅変調信号に基づいて前記マイクロミラーア
    レイの各マイクロミラーを前記第2の角度と他の角度位
    置との間で切り換え駆動することにより、撮像信号に対
    応して前記光量が変調された画像を生成させる駆動手段
    と、 を具備したことを特徴とする画像入出力装置。
  3. 【請求項3】 前記被写体からの画像光がマイクロミラ
    ーアレイまで入力される光路は、前記撮像信号にもとづ
    き画像出力を行なう場合のマイクロミラーアレイからの
    画像出力光路と共通の光学系で形成されることを特徴と
    する請求項2記載の画像入出力装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記被写体を載置する載置面を
    有し、該載置面に前記撮像信号による出力画像が投影可
    能であることを特徴とする請求項3記載の画像入出力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記共通の光学系の途中に入出力光路変
    更ミラーを設け、 該入出力光路変更ミラーによって、前記撮像信号による
    出力画像の光路変更を行うことを特徴とする請求項3記
    載の画像入出力装置。
  6. 【請求項6】 前記パルス幅変調信号は、各撮像信号の
    信号レベルに応じた信号であることを特徴とする請求項
    2〜5の内のいずれか1項に記載の画像入出力装置。
  7. 【請求項7】 前記マイクロミラーアレイと前記撮像手
    段との間の光路上にカラーフィルタを設け、 前記マイクロミラーアレイと前記光源との間の光路上に
    カラーフィルタを設け、 前記パルス幅変調信号は、各
    カラー画素毎の色信号レベルに応じた信号であることを
    特徴とする請求項2〜5の内のいずれか1項に記載の画
    像入出力装置。
  8. 【請求項8】 前記撮像手段は、前記切換手段による画
    像出力時に、撮像動作を停止することを特徴とする請求
    項2〜7の内のいずれか1項に記載の画像入出力装置。
  9. 【請求項9】 前記切換手段は、前記記憶手段への画像
    入力と該記憶手段からの画像出力とを時分割で行うこと
    を特徴とする請求項2〜7の内のいずれか1項に記載の
    画像入出力装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段に記憶された撮像信号に
    代えて外部から入力された撮像信号にもとづき画像出力
    が可能であることを特徴とする請求項2〜8の内のいず
    れか1項に記載の画像入出力装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004503188A (ja) * 2000-07-09 2004-01-29 スリーディーヴィー システムズ リミテッド スルー・ザ・レンズ・イルミネータを有するカメラ
KR100648929B1 (ko) 2005-07-27 2006-11-27 삼성전자주식회사 레이저 프로젝터
WO2008115011A1 (en) * 2007-03-20 2008-09-25 Iljindsp Co., Ltd. Projector with laser lighting source

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