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JPH11156579A - レーザー切断方法、レーザーピアス方法、レーザー溶接方法、およびレーザー加飾方法並びに前記各方法に使用するレーザー加工ヘッド - Google Patents

レーザー切断方法、レーザーピアス方法、レーザー溶接方法、およびレーザー加飾方法並びに前記各方法に使用するレーザー加工ヘッド

Info

Publication number
JPH11156579A
JPH11156579A JP9315618A JP31561897A JPH11156579A JP H11156579 A JPH11156579 A JP H11156579A JP 9315618 A JP9315618 A JP 9315618A JP 31561897 A JP31561897 A JP 31561897A JP H11156579 A JPH11156579 A JP H11156579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
optical system
optical
processing head
optical axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP9315618A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeji Arai
武二 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP9315618A priority Critical patent/JPH11156579A/ja
Publication of JPH11156579A publication Critical patent/JPH11156579A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力2kW程度の中出力のレーザー加工機に
おいて、6kW程度の高出力レーザー加工機に相当する
厚板切断が可能なレーザー切断方法、厚板ピアスが可能
でスパッターの少ないレーザーピアス方法、突合わせ溶
接する部材間の間隙の寸法誤差の許容範囲が大きくギャ
ップ管理が容易な溶接方法および被加工材の表面に各種
の模様を高速度で加工可能なレーザービーム加飾方法の
提供と、前記各種加工方法に使用するレーザー加工ヘッ
ドの提供。 【解決手段】 レーザー加工装置のレーザー加工ヘッド
1において、レーザービーム集光用光学系11の下方位
置にレーザービームLBを前記集光用光学系の光軸55
から偏心させる回転駆動自在の偏心用光学系53を設け
ると共に前記偏心用光学系からのレーザービームを通過
させると同時にアシストガスを同軸に噴射させるアシス
トガスノズル75とを設けたことを特徴とするレーザー
加工ヘッド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザー切断方法、
レーザーピアス方法、レーザー溶接方法およびレーザー
加飾方法並びに前記各方法に使用するレーザー加工ヘッ
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザー出力が2kWクラスのレーザー
加工機による厚板のレーザー切断において実用に耐える
切断精度は、軟鋼板で板厚が約16mm〜19mm程
度、ステンレス鋼では15mm程度が限界であるとされ
ている。
【0003】突合わせ溶接加工においては、溶接線上に
デフォーカスしたレーザービームを照射し、このレーザ
ービームと相対的に被加工材を移動させる方法や、溶接
線上においてレーザービームを溶接線に交差する方向に
スキャニングすると同時にこのレーザービームと相対的
に被加工材を移動させて溶接加工を行う方法が知られて
いる。
【0004】なお、上記レーザー切断加工方法において
は、光学系でほぼ一点に集光されたレーザービームと被
加工材とを相対的に移動させると同時に、レーザービー
ムと同軸にアシストガスノズルから切断部に酸素ガスを
噴射させて切断加工を行っている。
【0005】また、被加工材の表面に各種の模様をレー
ザービームで加工する方法、すなわちレーザー加飾方法
は被加工材を載置したワークテーブルをNC制御によっ
てレーザービームに対して相対的に移動させてレーザー
加飾を実施している。
【0006】レーザーピアスには連続出力レーザーを使
用する場合とパルス出力レーザーを使用する場合とがあ
る。
【0007】連続出力レーザーによるピアスでは、ピア
ス時間は短いが、スパッター(溶融金属の酸化生成物)
の飛散が多く、また、ピアス穴の周囲に盛上がりが形成
され、この盛上がりとレーザー加工ヘッドとが干渉した
り、スパッターがレーザー加工ヘッドのノズルに付着し
たりする。これに比較してパルス出力レーザーでは、ス
パッターの飛散は少ないがピアス時間が長いという特徴
がある。
【0008】また、上述の従来のピアスが使用できる鋼
板の板厚は約16mm程度が限度である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の切断加工方法を
使用したレーザー出力が2kWクラスのレーザー加工機
にあっては、光学系でほぼ一点に集光されたレーザービ
ームと同軸にアシストガスノズルから切断部に酸素ガス
を噴射させて切断加工を行っているので、厚板の切断時
においては切断の底部または先端部におけるアシストガ
スの圧力が弱くなり酸素ガスが十分に供給されなくな
り、酸化反応を伴う切断現象が維持できなくなるという
問題がある。
【0010】なおまた、レーザー出力が2kWクラスの
レーザー加工機において、16mm〜19mm以上の厚
板を切断するにはレーザー加工機を大型化する必要があ
るが、機械を大型化につれてレーザービームを伝送する
光学系の光路長も長くなり、またベンドミラーなどの光
学系でのレーザー出力の減衰も増加するので現実的には
前述以上の厚板を切断することは困難となり、場合によ
っては19mmの切断も保証されない。
【0011】レーザーピアスにおいては、前述の如く、
スパッター(金属の溶融酸化物)の飛散が多く、また、
ピアス穴の周囲に盛上がりが形成され、この盛上がりと
レーザー加工ヘッドとが干渉したり、スパッターがレー
ザー加工ヘッドのノズルに付着したり、ピアス可能な鋼
板の板厚が約16mm程度が限度でがあるという問題が
ある。
【0012】突合わせ溶接加工においては、集光された
レーザービームのスポット径が極めて微小であるので、
溶接する部材間の間隙の寸法誤差の範囲が板厚の10%
程度以内に収める必要があり、溶接部材間の間隙の寸法
誤差の精度管理が厳しくなるという問題がある。さら
に、この間隙の寸法誤差は溶接速度が早くなるほど精度
を上げなければ溶接が困難になるという問題がある。
【0013】また、従来のレーザー加飾方法において
は、被加工材を載置したワークテーブルをNC制御によ
って移動させているので、高速度で精度の高い加工が困
難であるという問題がある。
【0014】本発明は上述の如き問題を解決するために
成されたものであり、本発明の課題は、出力が2kW程
度の中出力のレーザー加工機において、6kW程度の高
出力のレーザー加工機に相当する厚板切断が可能なレー
ザー切断方法および突合わせ溶接する部材間の間隙の寸
法誤差の許容範囲が大きく、ギャップ管理が容易な溶接
方法、並びに板厚25mm程度までの厚鋼板のピアスが
可能でスパッターの飛散が少なくかつピアス穴の周囲の
盛上がりが少ないピアス方法および被加工材の表面に各
種の模様を高速度で加工可能なレーザービームによる加
飾方法の提供と、前記各種加工方法に使用するレーザー
加工ヘッドを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、請求項1に記載のレーザー切断方法は、レーザ
ー加工ヘッドのレーザービーム集光用光学系により集光
されたレーザービームを前記集光用光学系の光軸から偏
心させる偏心用光学系を設け、該偏心用光学系により偏
心させられて焦点位置に集光した微小なレーザービーム
スポットを前記集光用光学系の軸心を中心に回転させる
と同時に、前記レーザー加工ヘッドのアシストガスノズ
ルからアシストガスを被加工材の切断部に供給し、前記
光軸と該被加工材とを相対的に移動させることにより被
加工材を切断することを要旨とするものである。
【0016】請求項2に記載のレーザー切断方法は、請
求項1に記載のレーザー切断方法において、前記偏心用
光学系が前記集光用光学系の光軸に傾斜角度αで回転駆
動自在に設けた板厚tのオプチカルフラットであること
を要旨とするものである。
【0017】請求項3に記載のレーザー切断方法は、請
求項2に記載のレーザー切断方法において、前記傾斜角
度αが10度±5度および板厚tが5mm±2.5mm
であることを要旨とするものである。
【0018】請求項4に記載のレーザー切断方法は、請
求項1に記載のレーザー切断方法において、前記集光用
光学系は集光レンズを入射ビーム光軸に対して偏心させ
て設けると共に該入射ビーム光軸を軸心に回転自在に設
け、該集光レンズ自身を偏心用光学系としたことを要旨
とするものである。
【0019】請求項5に記載のレーザー切断方法は、請
求項1に記載のレーザー切断方法において、前記集光用
光学系は集光レンズを入射ビーム光軸に対して傾斜角α
で設けると共に該入射ビーム光軸を軸心に回転自在に設
け、該集光レンズ自身を偏心用光学系としたことを要旨
とするものである。
【0020】請求項6に記載のレーザ切断方法は、前記
集光用光学系は、Fナンバーが最大16mm程度の薄板
切断時の定数より2倍前後にされ、前記アシストガスノ
ズルから供給されるガスは、60〜300Nl/min
のガス流量の疑似ガウス的なアシストガスにされている
ことを要旨とする。
【0021】請求項7記載のレーザー切断方法は、前記
アシストガスノズルのガス圧は0.2〜0.6barに
されていることを要旨とする。
【0022】したがって、請求項1〜請求項7に記載の
レーザー切断方法によれば、集光されたレーザーの微小
なビームスポットが、切断ライン上を回転しながら鋼板
の切断フロント(切断過程にある領域)の一部分を少し
ずつ切断(蒸発)または除去していく。この切断フロン
トの深さは微小量であるので、酸素などのアシストガス
が切断フロントの底部まで十分に供給され、酸化反応が
活発となり反応熱を発生すると共に、アシストガスによ
って溶融した金属等の排出が直ちにおこなわれるので、
鋼板は切断幅B(2×回転半径)で切断が進行すること
になる。また上記切断過程において、前記ビームスポッ
トが1回転したときに除去される鋼板Wの切断フロント
部分の体積は、送り量ΔLを少なくすれば、三日月状部
分の面積(S)×微小深さ(ΔH)だけとなるので、こ
の切断フロント部分の体積は微小なものとなり、レーザ
ービームの度重なる回転によって、材料は結果的に前も
って予熱されている状態が形成されるので、昇温が助長
され2kW前後の中出力のレーザー加工機においても2
5mm程度の厚板鋼板が切断が可能となる。
【0023】請求項8に記載のレーザー溶接方法は、レ
ーザー加工ヘッドのレーザービーム集光用光学系により
集光されたレーザービームを前記集光用光学系の光軸か
ら偏心させる偏心用光学系を設け、該偏心用光学系によ
り偏心させられて焦点位置に集光した微小なレーザービ
ームスポットを前記集光用光学系の軸心を中心に回転さ
せると同時に、被加工材の溶接ラインにそって前記レー
ザー加工ヘッドの光軸を相対的に移動させることにより
被溶接材を溶接することを要旨とするものである。
【0024】請求項9に記載のレーザー溶接方法は、請
求項8に記載のレーザー溶接方法において、前記偏心用
光学系が前記集光用光学系の光軸に傾斜角度αで回転駆
動自在に設けた板厚tのオプチカルフラットであること
を要旨とするものである。
【0025】請求項10に記載のレーザー溶接方法は、
請求項9に記載のレーザー溶接方法において、前記傾斜
角度αが20度±15度および前記板厚tが5mm±
2.5mmあることを要旨とするものである。
【0026】したがって、請求項8〜請求項10に記載
のレーザー溶接方法によれば、微小なレーザービームス
ポットを光軸を中心にして回転させるので、溶接ギャッ
プが多少変動しても溶接欠陥を生じることなく良好な溶
接を行うことができる。
【0027】請求項11に記載のレーザー加飾方法は、
レーザー加工ヘッドのレーザービーム集光用光学系によ
り集光されたレーザービームを前記集光用光学系の光軸
から偏心させる偏心用光学系を設け、該偏心用光学系に
より偏心させられて焦点位置に集光した微小なレーザー
ビームスポットを前記集光用光学系の軸心を中心に回転
させると同時に、被加工材を前記レーザー加工ヘッドの
光軸に対して相対的に移動させることにより被加工材の
表面に模様を描くことを要旨とするものである。
【0028】請求項12に記載のレーザー加飾方法は、
請求項11に記載のレーザー加飾方法において、前記偏
心用光学系が前記集光用光学系の光軸を軸心に回転駆動
自在に設けた少なくとも1個以上のプリズム(光学ウエ
ッジ)からなることを要旨とするものである。
【0029】請求項13に記載のレーザー加飾方法は、
請求項12に記載のレーザー加飾方法において、前記プ
リズム(光学ウエッジ)が一定距離をおいて設けた2個
のプリズム(光学ウエッジ)からなり、該プリズム(光
学ウエッジ)のそれぞれを独立して正逆方向に回転駆動
自在に設けたことを要旨とするものである。
【0030】したがって、請求項11〜請求項13に記
載のレーザー加飾方法によれば、偏心用光学系によって
集光されたレーザービームを回転させると共に被加工材
をレーザー加工ヘッドの光軸に対して移動させることに
より各種の模様を被加工材の表面に描くことができる。
【0031】請求項14に記載のレーザーピアス方法
は、レーザー加工ヘッドのレーザービーム集光用光学系
により集光されたレーザービームを前記集光用光学系の
光軸から偏心させる偏心用光学系を設け、該偏心用光学
系により偏心させられて焦点位置に集光した微小なレー
ザービームスポットを前記集光用光学系の軸心を中心に
回転させると同時に、前記レーザー加工ヘッドのアシス
トガスノズルからアシストガスを被加工材の切断部に供
給し、該被加工材に貫通穴加工を行うことを要旨とする
ものである。
【0032】したがって、請求項14に記載のレーザー
ピアス方法によれば、集光したレーザーの微小なビーム
スポットが、回転しながら鋼板の切断フロント(切断過
程にある領域)の一部分を少しずつ切断(蒸発)または
除去していく。この切断フロントの深さは微小なので、
酸素などのアシストガスが切断フロントの底部まで十分
に供給され、酸化反応が活発となり反応熱を発生する。
また、アシストガスによって溶融した金属等の排出が直
ちにおこなわれるので、2kW前後の中出力のレーザー
加工機においても25mm程度の厚板鋼板のレーザーピ
アスが可能となる。
【0033】請求項15に記載のレーザーピアス方法
は、請求項14に記載のレーザーピアス方法において、
前記レーザービーム集光用光学系に入射するレーザービ
ームにパルスレーザーを使用し、該パルスレーザーの周
波数およびパルスデューティーをピアス加工開始時は低
く設定し、ピアス加工の進行と共に前記周波数とパルス
デューティーとをレーザー出力が指令値になるまで階段
的に増加させてピアス加工を完了させることを要旨とす
るものである。
【0034】請求項16に記載のレーザーピアス方法
は、請求項14、請求項15に記載のレーザーピアス方
法において、前記偏心用光学系が前記集光用光学系の光
軸に傾斜角度αで回転駆動自在に設けた板厚tのオプチ
カルフラットであることを要旨とするものである。
【0035】請求項17に記載のレーザーピアス方法
は、請求項14、請求項15に記載のレーザーピアス方
法において、前記集光レンズを入射ビーム光軸に対して
偏心させて設けると共に該入射ビーム光軸を軸心に回転
自在に設け、該集光レンズ自身を偏心用光学系としたこ
とを要旨とするものである。
【0036】請求項18に記載のレーザーピアス方法
は、請求項14、請求項15に記載のレーザーピアス方
法において、前記集光レンズを入射ビーム光軸に対して
傾斜角αで設けると共に該入射ビーム光軸を軸心に回転
自在に設け、該集光レンズ自身を偏心用光学系としたこ
とを要旨とするものである。
【0037】請求項19に記載のレーザピアス方法は、
前記集光用光学系は、Fナンバーが最大16mm程度の
薄板切断時の定数より2倍前後にされ、前記アシストガ
スノズルから供給されるガスは、60〜300Nl/m
inのガス流量の疑似ガウス的なアシストガスにされて
いることを要旨とする。
【0038】請求項20に記載のレーザーピアス方法
は、前記アシストガスノズルのガス圧は0.2〜0.6
barにされていることを要旨とする。
【0039】したがって、請求項14〜請求項20に記
載のレーザーピアス方法によれば、2kW前後の中出力
のレーザー加工機においても25mm程度の厚板鋼板の
レーザーピアスが可能となることに加え、パルスレーザ
ーを使用して、このパルスレーザーの周波数およびパル
スデューティーをピアス加工開始時は低く設定し、ピア
ス加工の進行と共に前記周波数とパルスデューティーと
をレーザー出力が指令値になるまで階段的に増加させて
ピアス加工を完了させる様にしたので、スパッター(溶
融金属の酸化生成物)の飛散が少なく、ピアス穴の周囲
に盛上がりが形成されない。
【0040】請求項21に記載のレーザー加工ヘッド
は、レーザー加工装置のレーザー加工ヘッドにおいて、
レーザービーム集光用光学系の下方位置にレーザービー
ムを前記集光用光学系の光軸から偏心させる回転駆動自
在の偏心用光学系を設けると共に前記偏心用光学系から
のレーザービームを通過させると同時にアシストガスを
同軸に噴射させるアシストガスノズルとを設けたことを
要旨とするものである。
【0041】請求項22に記載のレーザー加工ヘッド
は、請求項21に記載のレーザー加工ヘッドにおいて、
前記偏心用光学系が前記集光用光学系の光軸に傾斜角度
αで回転駆動自在に設けた板厚tのオプチカルフラット
であることを要旨とするものである。
【0042】請求項23に記載のレーザー加工ヘッド
は、請求項22に記載のレーザー加工ヘッドにおいて、
前記傾斜角度αが10度±5度および板厚tが5mm±
2.5mmであることを要旨とするものである。
【0043】請求項24に記載のレーザー加工ヘッド
は、請求項21に記載のレーザー加工ヘッドにおいて、
前記集光用光学系は集光レンズを入射ビーム光軸に対し
て偏心させて設けると共に該入射ビーム光軸を軸心に回
転自在に設け、該集光レンズ自身を偏心用光学系とした
ことを要旨とするものである。
【0044】請求項25に記載のレーザー加工ヘッド
は、請求項21に記載のレーザー加工ヘッドにおいて、
前記集光用光学系は集光レンズを入射ビーム光軸に対し
て傾斜角αで設けると共に該入射ビーム光軸を軸心に回
転自在に設け、該集光レンズ自身を偏心用光学系とした
ことを要旨とするものである。
【0045】したがって、請求項21〜請求項25に記
載のレーザー加工ヘッドによれば、集光されたレーザー
の微小なビームスポットが、切断ライン上を回転しなが
ら被加工材の切断フロント(切断過程にある領域)の一
部分を少しずつ切断(蒸発)または除去する。しかし、
レーザービームが1回転して除去する切断フロントの深
さは微小であるので、酸素などのアシストガスが切断フ
ロントの底部まで十分に供給され酸化反応熱を多量に発
生すると共に、アシストガスによって溶融した金属等の
排出が直ちに行われる。また被加工材は「2×回転半
径」の切断幅で切断され、レーザービームが1回転した
ときに除去される被加工材の切断フロント部分の体積
は、送り量を少なくすれば除去される切断フロント部分
の体積は微小なものとなり、2kW前後の中出力のレー
ザー加工機において25mm程度の厚板鋼板が切断が可
能となる。
【0046】請求項26に記載のレーザー加工ヘッド
は、請求項21または請求項22に記載のレーザー加工
ヘッドにおいて、前記傾斜角度αが20度±15度およ
び前記板厚tが5mm±2.5mmあることを要旨とす
るものである。
【0047】したがって、請求項26に記載のレーザー
加工ヘッドによれば、微小なレーザービームスポットを
光軸を中心にして回転させるので、溶接ギャップが多少
変動しても溶接欠陥を生じることなく良好な溶接を行う
ことができる。
【0048】請求項27に記載のレーザー加工ヘッド
は、請求項21に記載のレーザー加工ヘッドにおいて、
前記偏心用光学系が前記集光用光学系の光軸を軸心に回
転駆動自在に設けた少なくとも1個以上のプリズム(光
学ウエッジ)からなることを要旨とするものである。
【0049】請求項28に記載のレーザー加工ヘッド
は、請求項27に記載のレーザー加工ヘッドにおいて、
前記プリズム(光学ウエッジ)が一定距離をおいて設け
た2個のプリズム(光学ウエッジ)からなり、該プリズ
ム(光学ウエッジ)のそれぞれを独立して正逆方向に回
転駆動自在に設けたことを要旨とするものである。
【0050】したがって、請求項27、請求項28に記
載のレーザー加工ヘッドによれば、偏心用光学系によっ
て集光されたレーザービームを回転させると共に被加工
材をレーザー加工ヘッドの光軸に対して移動させること
により各種の模様を被加工材の表面に描くことができ
る。
【0051】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図1には本発明に係わるレーザー加
工ヘッドの第1の実施形態が示してある。図1を参照す
るに、レーザー加工ヘッド1は、例えば炭酸ガスガスレ
ーザー発振器(図示省略)からのレーザービームを集光
する集光レンズを備えたレンズユニット3を装着したレ
ンズユニット装着部材5と、このレンズユニット装着部
材5に順次結合した4個の筒体とノズルなどから構成し
てある。
【0052】前記レンズユニット装着部材5の軸心に
は、レンズユニット3を取付けるためのねじ穴7が設け
てあり、このねじ穴7にレンズユニット3に設けた雄ね
じ部9を螺合してある。なお、レンズユニット3にはレ
ーザービームLBを集光する適宜な集光レンズ11が設
けてある。
【0053】前記レンズユニット装着部材5の内部に
は、このレンズユニット装着部材5を冷却するための適
宜な温度の冷却液を流通させる冷却液流路13が設けて
あり、この冷却液流路13には冷却液供給口15から、
例えば水などの冷却液が供給され、冷却液供給口15か
ら供給された冷却液は冷却液排出口(図示省略)から排
出されるようになっている。
【0054】上記構成により、前記レンズユニット3は
レンズユニット装着部材5を介して適宜な温度に冷却す
ることができる。したがって、前記集光レンズ11を適
宜な温度に維持することができる。
【0055】前記レンズユニット装着部材5の下部に
は、第1筒体17が複数のボルト19により一体的に結
合してある。また、この第1筒体17の下部には、第1
筒体17と外径がほぼ等しい第2筒体21が一体的に結
合してある。なお、第1筒体17と第2筒体21との結
合は、第1筒体17の下部に設けたフランジ部23と第
2筒体21の上部に設けたフランジ部25とを複数のボ
ルト27によって結合してある。
【0056】前記第2筒体21の下端部には、内径部に
ベアリング取付け部を備えた環状部材29が複数のボル
ト31によって取付けてある。また、前記第2筒体21
の上部の内径部にもベアリング取付け部が設けてあり、
この環状部材29のベアリング取付け部と、第2筒体2
1のベアリング取付け部とに外輪を固定して取付けた上
下のベアリング33の内輪に回転筒35が回転自在に軸
支してある。なお、前記上下に設けたベアリング33は
ベアリング押さえ34によって固定してある。
【0057】この回転筒35の外径部には従動プーリー
37がボルトなどにより取付けてある。また、前記第2
筒体21にはモーターブラケット39が一体的に側部に
張出して設けてあり、このモーターブラケット39の上
面にはモーターベース41が移動固定自在に設けてあ
る。そして、このモーターベース41上に前記回転筒3
5を回転駆動するためのモーター43が設置してある。
このモーター43の出力軸45には駆動プーリー47が
取付けてあり、この駆動プーリー47と前記従動プーリ
ー37との間に駆動ベルト49が掛け回してある。
【0058】なお、前記従動プーリー37、駆動プーリ
ー49および駆動ベルト47には歯付きプーリーおよび
歯付きベルトを使用するのが望ましい。また、前記駆動
ベルト49は、前記第2筒体21の側部に設けた窓51
を介して両プーリー間に掛け回してある。また、前記回
転筒35の上部には前記レーザービームLBを光軸55
に対して偏心させる偏心用光学系として、厚さt(m
m)のオプチカルフラット53を前記レーザービームL
Bの光軸55に角度αで支持する環状のオプチカルフラ
ット支持体57が取付けてある。なお、オプチカルフラ
ットは一般に円形であるが必ずしも円形である必要はな
い。
【0059】また、前記環状部材29の下部には、第3
筒体59が複数のボルト61によって一体的に取付けて
ある。この第3筒体59の内部の上部には、酸素、空気
または窒素ガスなどのアシストガスおよび空気中の塵埃
が、前記第2筒体21内に侵入するのを防止するための
光学的に透明なウインド63が取付けてある。そして、
このウインド63の下方位置の第3筒体59の側部に
は、前記アシストガスを供給するためのアシストガス供
給口64が設けてある。なお、前記ウインド63の材質
は前記レーザービームLBをよく透過させる様に反射防
止のコーティングを施した光学材料または光学ガラスな
どを使用するのが望ましい。
【0060】また、前記第3筒体59の下端部には第4
筒体65が設けてある。この第4筒体65の軸心を前記
レーザービームLBの光軸55に対して偏心した位置に
移動可能にするために第4筒体65の上端部にフランジ
67を設け、第3筒体59の下端部に設けた円形の凹部
69内に放射方向に移動可能に嵌合すると共に、この第
4筒体65のフランジ67を押圧して第4筒体65の軸
心を適宜な方向に移動させるため、少なくとも3個の押
しねじ71を第3筒体59に等角度に設けてある。ま
た、第3筒体59に第4筒体65の軸心を固定するフラ
ンジ固定部材73が設けてある。
【0061】前記第4筒体65の下端部の外径に設けた
雄ねじ部にアシストガスノズル75が螺合してある。ま
た、このアシストガスノズル75の先端にはアシストガ
ス噴射口77を備えたノズルチップ79が着脱自在に螺
合してある。
【0062】上記構成により、レーザー加工ヘッド1の
集光レンズ11により集光されたレーザービームLB
は、オプチカルフラット支持体57に角度αで支持され
たオプチカルフラット53を通して焦点距離fの平面上
に集光されることになる。このとき、焦点距離fの位置
に集光されるレーザービームの前記平面上の位置は、後
に説明する屈折の法則により、前記レーザービームLB
の光軸55から約0.1mm〜数mm程度の微小距離δ
だけ偏心した位置に集光されることになる。したがっ
て、前記モーター43を駆動させればオプチカルフラッ
ト53を支持した回転筒35が回転させられるので、平
面上に集光された前記レーザービームは前記光軸55を
中心に半径r=δの円運動をすることになる。
【0063】また、前記3個の押しねじ71を適宜に調
節することにより、レーザービームLBの光軸55に対
して、ノズルチップ77のアシストガス噴出口77の軸
心を上述の半径r=δの円運動の中心に容易に合わせる
ことができる。
【0064】なお、アシストガス噴出口77の口径はレ
ーザービームの円運動に干渉しないように少なくとも直
径が2*δ以上に設けてある。
【0065】図2を参照するに、厚さt(mm)、屈折
率nが1より大きい材質からなる前記オプチカルフラッ
ト53を前記集光レンズ11からの前記レーザービーム
LBの光軸55に対して角度αだけ傾斜して設けた場
合、オプチカルフラット53に入射されるレーザー光が
オプチカルフラット53の平面に立てた法線80となす
入射角度Iは入射レーザー光の外周部の位置によって相
違する。
【0066】いま、図2においてレーザービームLBの
右端の入射光の入射角をI1 、屈折角をR1 とし、レー
ザービームLBの左端の入射光の入射角をI2 、屈折角
をR2 ととするとき、スネルの法則により屈折率nは、
n=SinI1 /SinR1である。先に、n>1とし
たので、I1 >R1 、同様に、n=SinI2 /Sin
2 、よって、I2 >R2 、であり、また、オプチカル
フラット53の上下の面は平行であるので、オプチカル
フラット53から出射される光線は入射光に平行とな
る。したがって、前記オプチカルフラット53から出射
したレーザービームLBの焦点位置fは、前記レーザー
ビームLBの光軸55に対してδだけ偏心した位置とな
る。
【0067】次に図3および図4を参照しながら、前記
レーザー加工ヘッド1を使用した鋼板のレーザー切断方
法を例にして説明する。板厚がt(mm)の被加工材で
ある鋼板Wを切断ライン81に沿って切断する場合、前
記レーザービームLBの光軸55に対してレーザーの焦
点位置がr=δだけ偏心しているレーザー加工ヘッド1
の場合、前記モーター43により前記オプチカルフラッ
ト53を数百〜数千回転の高速度で回転させると共に、
数気圧〜10数気圧のアシストガスを鋼板Wの切断部に
噴射し、このレーザー加工ヘッド1に対して前記鋼板W
を相対的に移動させる。
【0068】上記の切断方法の切断過程においては、集
光されたレーザーの微小なビームスポット83が、半径
r(=δ)で切断ライン81上を回転しながら鋼板Wの
切断フロント(切断過程にある領域)85の一部分を少
しずつ高速度で切断(蒸発)または除去していく。ま
た、この切断フロント(切断過程にある領域)85の深
さΔHは微小量であるので、酸素などのアシストガスが
切断フロント85の底部まで十分に供給され酸化反応が
活発となり反応熱を発生すると共に、アシストガスによ
って溶融した金属等の排出が直ちにおこなわれるので、
鋼板Wは切断幅B(=2r=2δ)で切断が進行するこ
とになる。
【0069】また上記切断過程において、レーザービー
ムが1回転したときに除去される鋼板Wの切断フロント
部分85の体積は、三日月状部分86の面積(S)×深
さΔHだけとなるので、送り量ΔLを少なくすれば、こ
の切断フロント部分85の体積は微小なものとなり、2
kW前後の中出力のレーザー加工機においても25mm
程度の厚板鋼板が切断が可能となる。
【0070】上記方法を用いた実験によれば、レーザー
出力1.6kW、相対的送り速度200mm/min〜
400mm/minの範囲において、鋼板の板厚が最大
で約25mmまでにおいて、切断幅2mm以下の良好な
切断が可能であった。なお、焦点位置は切断材料内部に
設定した。
【0071】なお、前記偏心量δは前記オプチカルフラ
ット53の厚さt(mm)と、光軸55に対する角度α
を変えることにより希望する適宜な偏心量δを得ること
が可能であり、実験の結果、鋼板の板厚が16mm〜2
5mm程度の厚板の切断においては、α=10度±5
度、t=5±2.5mmとするのが望ましい。
【0072】次に前記レーザー加工ヘッド1を使用した
鋼板Wのレーザー溶接方法について図5を参照しながら
説明する。例えば、図5(a)〜図5(b)では、公知
のX,Y位置決め機構を備えたワークテーブル(図示省
略)上に被溶接部材として、鋼板W1 と鋼板W2 との溶
接部を適宜な溶接ギャップ設けて対面させて載置固定
し、この鋼板W1 と鋼板W2 の溶接ギャップの中心線上
に、すなわち溶接ライン87上に、前記レーザー加工ヘ
ッド1(レーザーの焦点位置がr=δだけ偏心)の前記
光軸55を、すなわち、レーザー加工ヘッド1の回転中
心を合わせ、鋼板Wのほぼ表面に集光されたレーザービ
ームLBの微小なビームスポット83を半径r(δ)で
回転させると共に、この溶接ライン87にそって、図5
(a)の例では溶接ラインに平行に、溶接される鋼板側
を光軸55に対して移動させる。
【0073】前記溶接部への入力エネルギーはそれぞれ
の溶接加工に適した適宜なエネルギーが入力され、前記
微小なビームスポット83の周囲には溶接に効果的な溶
込み領域領域89が形成される。なお、溶接される鋼板
W側を固定して、レーザー加工ヘッド1の光軸55を溶
接される鋼板Wの溶接ラインにそって移動させても構わ
ない。なお、ここで述べた原理は切断の場合も同様であ
る。
【0074】上記図5(a)に示した溶接加工過程にお
いては、鋼板Wの光軸55に対する相対的送り速度V1
が大きい場合(約1,000mm/min)を示したも
のであり、前記ビームスポット83の軌跡91は間隔の
広い螺旋状となる。そのため、前記溶接ライン87上に
おけるビームスポット83の位置P1 とP2 との間が若
干離隔しており、溶接に効果的な溶込み領域89も重複
していない。
【0075】図5(b)は、レーザー加工ヘッド1の光
軸55の回転速度を前記図1の場合と同一にして、前記
鋼板Wの光軸55に対する相対的送り速度を、前記V1
より小さいV2 にした場合(V2 <V1 )を示したもの
であり、螺旋状のビームスポット83の軌跡91の間隔
が、前記図5の場合より狭くなり、前記ビームスポット
83の位置P1 とP2 および溶接に効果的な溶込み領域
領域89が一部重複している。
【0076】図5(c)の例は、レーザー加工ヘッド1
の光軸55の回転速度を前記図1の場合と同一にして、
前記鋼材Wの光軸55に対する相対的送り速度を、前記
2よりさらに小さいV3 (約300mm/min)に
した場合(V3 <V2 )を示したものであり、螺旋状の
ビームスポット83の軌跡91の間隔がさらに狭くな
り、前記ビームスポット83の位置P1 とP2 および溶
接に効果的な溶込み領域領域89が完全に重複するよう
になる。
【0077】したがって、大きい溶接強度が要求される
場合には、図5(c)の如く、ビームスポット83の位
置P1 とP2 および溶接に効果的な溶込み領域領域89
が完全に重複する溶接方法が適切となる。また、さほど
大きい溶接強度が要求されない場合には、図5(b)の
如く、ビームスポット83の位置P1 とP2 および溶接
に効果的な溶込み領域領域89が一部重複する溶接方法
を使用することができる。また、早い溶接速度で適宜な
強度が要求される場合には、図5(a)の如き溶接方法
を採用することも可能である。前記図5(a)〜(c)
に示す様にレーザービームLBの微小なビームスポット
83を半径r(δ)で回転させるので、溶接ギャップが
多少変動しても溶接欠陥を生じることなく良好な溶接を
行うことができる。
【0078】上述の溶接加工における適宜な加工条件
は、溶接する鋼材の板厚や材質および要求される溶接強
度などにより適宜に選択されるものであるが、上記方法
を用いた実験によれば、レーザー出力1.6kW、相対
的送り速度500mm/min〜1,000mm/mi
nにおいて、鋼板の板厚が最大で約3mmおよび溶接ギ
ャップ4mm〜5mmの範囲において良好な溶接が可能
であった。なお、前記オプチカルフラット53の厚さt
と光軸55に対する傾斜角度αは,溶接加工や表面硬化
などの表面処理を中心とする表面改質に使用する場合に
は、α=20度±15度、t=5±2.5mmとするの
が望ましい。
【0079】図6は前記図1に示したレーザー加工ヘッ
ド1の第2の実施形態であり、レーザー加工ヘッドの光
学系のみを示してある。この、レーザー加工ヘッド93
には前記集光レンズ11の下方に前記オプチカルフラッ
ト53に代えて、レーザービームを光軸55に対して偏
心させる偏心用光学系として一組のプリズム(光学ウエ
ッジ)95、97が一定の間隔Dをあけて配置してあ
る。そして、このプリズム(光学ウエッジ)95、97
はそれぞれ駆動モーターM1 とM2 とによりそれぞれ独
立に前記光軸55を軸心に回転自在に設けてある。なお
プリズム(光学ウエッジ)95、97は同一形状である
ので同一の部分には同一の符号を付してある。なお、前
記プリズム(光学ウエッジ)95、97の第1屈折面9
9と第2屈折面101との夾角すなわちプリズム角はθ
度に形成してある。
【0080】前記プリズム(光学ウエッジ)95は、こ
のプリズム(光学ウエッジ)95の第1屈折面99を集
光レンズ側11にすると共に第1屈折面99が前記光軸
55に直角になるように配置してある。また、一定の間
隔Dをあけて設けたプリズム(光学ウエッジ)97は、
第2屈折面101がプリズム(光学ウエッジ)95の第
2屈折面101に対面するように配置してある。
【0081】上記構成において、前記プリズム(光学ウ
エッジ)95とプリズム(光学ウエッジ)97とが図6
に示す如き位置関係にある場合、すなわち、プリズム
(光学ウエッジ)95の第2屈折面101とプリズム
(光学ウエッジ)97の第2屈折面101とが平行に位
置するとき、前記集光レンズ11から、この一組のプリ
ズム(光学ウエッジ)95、97に入射されたレーザー
ビームLBはプリズム(光学ウエッジ)95、97によ
って図示の如く屈折し、集光レンズ11の焦点距離fの
位置において、前記光軸55からδ’だけ右方(図6に
おいて)に偏倚した位置に焦点を偏心移動させることが
できる。
【0082】したがって、前記一組のプリズム(光学ウ
エッジ)95、97を図6に示す如き位置関係を保持し
た状態で前記駆動モーターM1 とM2 とにより同方向に
同期回転させれば、集光されたレーザーの微小な前記ビ
ームスポット83が回転半径r=δ’で前記光軸55を
軸心ににして回転させることができる。また、前記プリ
ズム(光学ウエッジ)95、97におけるプリズム角θ
の異なるプリズム(光学ウエッジ)を使用すれば回転半
径r=δ’を変更することも可能である。さらに、プリ
ズム(光学ウエッジ)95とプリズム(光学ウエッジ)
97との回転速度に差をつけたり、プリズム(光学ウエ
ッジ)95とプリズム(光学ウエッジ)97との回転方
向を逆にすることにより、ビームスポット83の回転軌
跡を色々に変化させることができる。
【0083】なお、前記プリズム(光学ウエッジ)95
または97が1個だけでもレーザービームを光軸55に
対して偏心させることは可能である。
【0084】上記構成のレーザー加工ヘッド93使用し
て各種材料の表面にレーザービームで模様を描写する方
法、以後レーザー加飾方法という、について説明する。
記集光レンズ11により集光されたレーザービームを前
述の如くレーザー加工ヘッド93の軸心55に対して回
転半径r=δ’で種々の回転速度で回転させると同時に
被加工材をレーザー加工ヘッド93の軸心55に対して
種々な速度で相対的に移動させれば、図7の(a)〜
(h)に示す様な各種の模様を被加工材の表面に描くこ
とが可能である。
【0085】例えば、図7の(a)または(e)の如き
波の如き模様とか(b)〜(e)の如き3角波状の模
様、(g)または(h)の如きスパイラル(螺旋)、
(f)の如き点線、(k)の如き太い直線などを描くこ
とができる。太い直線を描く場合には、回転半径r=
δ’を適宜に小さくして、レーザー加工ヘッド93の回
転速度を大きくすればを描くことが可能である。なお、
レーザー加飾方法におけるレーザーの出力は、その材質
の切断加工時の出力に比較して一般的に低い出力で実施
することが可能である。
【0086】なお、前記図7に示した各種の模様は、全
て直線的に描いた例を示してあるがレーザー加工ヘッド
または材料側をX,Y軸方向に適宜に移動させることに
より任意な曲線にそって各種の模様を被加工材の表面に
加飾することができることは容易に理解されるところで
ある。
【0087】なお、上述の切断原理において被加工材を
送って切断する場合には、レーザービームの回転に伴い
切断幅の左右の側での相対的切断速度が相違する。この
ことから、特に、切断右岸の切断の方が左岸より良好と
なるが、左岸下面の切断の品質は劣悪となる。この傾向
は軟鋼において顕著であって、ステンレス鋼ではあまり
目立たない。したがて、軟鋼においては、片面を製品に
生かす様な切断方法を必要とする。前述の様な切断特性
に対しては、レーザービームを回転駆動させるモーター
を直流モーターにして必要に応じて切断速度を適宜切替
えることで対応することが考えられる。
【0088】図8、図9は、前述の図1の偏心用光学系
53の部分のみ示したもので、偏心用光学系53の第2
の実施の形態を示すものである。
【0089】この第2の実施の形態の偏心用光学系は、
前記偏心用光学系53のオプチカルフラットに代えて集
光レンズを用いたものであり、集光レンズ110を前記
回転筒35の上方位置に設け、レンズ光軸をレーザービ
ームLBの光軸55に対して、角度αだけ傾斜させて設
けると共に前記モーター43によって回転駆動自在に設
けたものである。
【0090】上述の集光レンズ110を回転筒35に傾
斜固定する手段には、例えば、前記回転筒35の上部穴
部に嵌合連結する中空筒状のレンズ支持体111を設
け、このレンズ支持体111の内径部にレンズ11をα
度傾斜させて支持する中空筒状の下部スペーサー113
を嵌合させて設け、この下部スペーサー113に支持さ
れたレンズ上面の周囲を押さえる中空筒状のレンズ押さ
え115を同様に嵌合させて設け、このレンズ押さえ1
15のフランジ部を前記レンズ支持体111にねじ11
2で固定してある。
【0091】なお、前記下部スペーサー113とレンズ
押さえ115の傾斜角度を一致させるために、レンズ支
持体111にキー溝117を設け、このキー溝117に
係合する位置決めピン119を下部スペーサー113と
レンズ押さえ115に設けてある。また、集光レンズ1
10で集光されたレーザービームLBは、光軸55から
約0.1mm〜数mm程度の微小距離δだけ偏心した位
置に集光される様に設けてある。
【0092】上記構成において前記モーター43を回転
駆動すれば、集光レンズ110を支持した回転筒35が
回転させられるので、集光された前記レーザービームは
前記光軸55を中心に半径r=δの円運動をすることに
なる。
【0093】図10、図11も図8、図9と同様に、前
述の図1の偏心用光学系53の部分のみ示したもので、
偏心用光学系53の第3の実施の形態を示すものであ
る。
【0094】上述の第3の実施の形態の偏心用光学系
は、集光レンズ120を前記回転筒35の上方位置に設
け、集光レンズ光軸の光軸55に対する偏心量を調節可
能に設けると共に前記モーター43によって回転駆動自
在に設けたものである。
【0095】前記回転筒35に嵌合固定された中空筒状
の光学系支持体121の上部には、光学系支持体121
の内径より大径の有底の偏心穴123が設けてある。こ
の偏心穴123の軸心125は、光学系支持体121の
軸心127(光軸55と同心)から偏心量eだけ偏心さ
せて設けてある。
【0096】前記偏心穴123には環状のレンズホルダ
ー129が光学系支持体121に対して回転固定可能に
嵌合してあり、このレンズホルダー129にレンズホル
ダー129の回転中心から、すなわち偏心穴の軸心12
5から、さらに偏心量eだけ偏心させてレンズ取付け座
131が設けてある。そして、このレンズ取付け座13
1に前記集光レンズ120が押さえリング133によっ
て固定してある。
【0097】前記レンズホルダー129の光学系支持体
121への回転または固定手段は、図示の如く、光学系
支持体121に設けた押さえねじ135によることもで
きる。また、レンズホルダー129の上面に立設した複
数のピン137を利用して、レンズホルダー129を回
転させることもできる。
【0098】上記構成において、集光レンズ120の軸
心127(光軸55と同心)に対する偏心量は、押さえ
ねじ135を緩めてレンズホルダー129を適宜に回転
することにより、偏心量0から偏心量2eまでの範囲で
調節することができる。(図10、図11は偏心量0の
状態を示してある) 今、偏心量がδであるとき、前記モーター43を回転駆
動すれば、集光レンズ120を支持した回転筒35が回
転するので、集光されたレーザービームは前記光軸55
を中心に半径r=δの円運動をすることになる。
【0099】次に、前記レーザー加工ヘッド1を使用し
たレーザーピアス方法について図12を参照しながら説
明する。
【0100】図12は本発明に係わるレーザーピアスに
使用するパルスレーザーの出力制御についての説明図で
ある。この出力制御では、ピアス開始時にパルス周波数
とデューティーを低く設定し、ピアス加工の進行と共に
周波数とデューティーをレーザー出力が指令値になるま
で階段的に増加させてピアス加工を実施することを特徴
とするものである。
【0101】したがって、前記レーザー加工ヘッドにお
いて集光したレーザーの微小なビームスポットが、回転
しながら鋼板の切断フロント(切断過程にある領域)の
一部分を少しずつ切断(蒸発)または除去していく。こ
の切断フロントの深さは微小なので、酸素などのアシス
トガスが切断フロントの底部まで十分に供給され、酸化
反応が活発となり反応熱を発生する。また、アシストガ
スによって溶融した金属等の排出が直ちにおこなわれる
ので25mm程度の厚板鋼板のレーザーピアスが可能と
なる。また、スパッターの飛散が少なくかつピアス穴の
周囲の盛上がりが少ない。
【0102】前記レーザー加工ヘッドと上述のパルスレ
ーザーの出力制御を使用したピアス加工の試験結果を図
13に示してある。なお、このときの主たる加工条件は
次の通りである。
【0103】デューティー初期値10%、デューティー
増分値1%、パルス周波数初期値70Hz、パルス周波
数増分値1Hz、ステップ数23、ステップタイム0.
1秒、ビーム回転数500rpm、レーザー出力3.6
kW(ピーク値)、被加工材材質SUS304。
【0104】図13に示す様に、本発明のレーザーピア
ス方法によれば、板厚が22mmまで良好なピアスが可
能であるのに対して、従来のピアス方法(レーザービー
ム非回転)では実用的な使用に耐えるのは板厚が15m
m前後である。
【0105】なお上記実施の形態1においては、切断実
験によって板厚が最大で約25mmまでにおいて、切断
幅2mm以下の良好な切断が可能と述べている。このと
きの詳細条件を下記に列挙する。
【0106】本説明にあたっては、図14に示す加工ヘ
ッド140を用いて説明する。この加工ヘッド140の
上部には凹レンズ141を保持するためのレンズホルダ
142が設けられている。また、ノズル部143と凹レ
ンズ141の間には、組レンズで形成された焦点レンズ
部144が設けられている。前述のノズル部143の上
部にはウィンドウ145が設けられている。
【0107】また、焦点レンズ部144は、焦点レンズ
駆動機構部(図示せず)によって、光軸55に沿って上
下動するように構成されている。また、ノズル部143
のウィンドウ145の上方には、オプチカルフラット5
3がノズル部143に連動可能に設けられている。さら
に、ノズル部143は、ノズル駆動機構部(図示せず)
によって、光軸55に沿って上下動するように構成され
ている。
【0108】このような加工ヘッド140を用いた場合
は、図15に示すように焦点距離を変化させることが可
能である。
【0109】図15においては、焦点レンズ部144及
びノズル部143を上下動させることによって、焦点距
離fが7.5インチまで変化させることが可能であるこ
とを示している。
【0110】この焦点レンズ部144又はノズル部14
3を上下動させたときの切断実験は、以下の加工条件に
おいて、板厚が約25mmまでの鋼板において良好切断
が可能であった。
【0111】すなわち、レーザー出力1.6kW又は2
kW、相対的送り速度200mm/min〜400mm
/minの範囲において、ビームモードはガウスモード
(シングルモード)またはニアガウスモードであり、モ
ード係数M2 (エムスクエア)が、TEM00のガウス分
布では1.00、TEM01 * (ゼロイチスター)では
1.75以内であること。ミックスモードであっても、
少なくとも疑似ガウスが形成されていることが必要であ
る。マルチモードの場合には、ドロスの付着が多くなっ
たり不完全な切断となる。
【0112】また、集光レンズのFナンバー(焦点距離
f/入射ビーム径D)も、本発明の切断方法において集
光性を決定する重要な要素であり、板厚が約25mmま
での鋼板を切断するためのFナンバーは、Dは発振器か
ら出た光の光路長によって定まる値で、これをDLとす
ると、
【数1】 で与えられる。
【0113】但し、Zは光路長 λはレーザ光の波長 ωoはビームウェストと称する最も狭いZ=0の所の半
径 fは焦点距離 また、焦点距離fは
【数2】 で示される。
【0114】特に、DLを14mm(ガウス分布の1/
2 の径)前後とし、fを190mm前後とした場合に
はFナンバーは11.5〜14.5となり、このFナン
バーで最大25mm程度の鋼鉄を切断できるようにな
る。
【0115】また、Fナンバーを11.5〜14.5と
して最大25mm程度の鋼鉄を切断する場合は、集光さ
れたビームスポット径(熱源)は、約φ0.4mm(e
-2径)にすることが望ましい。また、材料の切断幅で換
算した値(移動している時の幅)では、0.3〜0.7
mmの範囲であること。また、ビームスポットの回転半
径は切断板厚にかかわらずr=0.5mm以内。なお、
焦点位置は切断材料内部に設定した。
【0116】また、アシストガスノズルに供給するアシ
ストガスは、ノズル内の乱流を発生させないように供給
することが重要であり、ノズルを設けた容器の容積は少
なくとも30cm3 以上が必要であり、100cm3 程
度の容器に充満させた状態から先端のノズルから所用の
圧力で噴射させることが望ましい。
【0117】一般にガス流量Gfとノズル径Ndと容器
内のガス圧Pとの関係は図16に示す関係となってい
る。
【0118】すなわち、図16に於けるガス流量Gf
は、
【数3】 但し、Gfはアシストガス流量 Gpはアシストガスの圧力 Cは定数 nはノズル径φ=1.0を基にした任意のノズル径を採
ったときの流量増加率又は割合(少数表示) aは係数 で求められる。
【0119】また、ガス流量が60〜260NL/mi
nの範囲で切断する場合は、図16に示すように、前述
の容器内のガス圧力は、約0.2〜0.6bar程度が
望ましく、最大でも1.0bar以内でよい。また、ノ
ズル径は2〜4mmとすることが望ましい。
【0120】さらに、前記偏心量δは前記オプチカルフ
ラット53の厚さt(mm)と、光軸55に対する角度
αを変えることにより希望する適宜な偏心量δを得るこ
とが可能であり、実験の結果、鋼板の板厚が16mm〜
25mm程度の厚板の切断においては、α=10度±5
度、t=5±2.5mmとするのが望ましい。
【0121】すなわち、2kWの出力で最大25mmの
鋼鉄を切断する場合は、Fナンバ、スポット径、回転半
径、チェンバ容積、ガス圧、ノズル径を前述の条件にし
て、オプチカルフラット53を偏心させながらレーザビ
ームをワークに照射している。このため、ワーク内にお
いて焦点が深く結ばれて、かつこの焦点が振られて加工
穴が大きくなり、この加工穴にアシストガスが流入して
溶解がより促進されるので、最大25mmの厚みがあっ
ても高精度で切断が行われる。
【0122】
【発明の効果】請求項1〜請求項7に記載の発明によれ
ば、レーザー出力が2kWクラスのレーザー加工機にお
いて、板厚が19mm〜25mm程度の厚板鋼板におい
て実用的な精度有する切断を行うことができる。
【0123】請求項8〜請求項10に記載の発明によれ
ば、4mm〜5mm程度の広い溶接ギャップにおいても
良好な溶接を行うことが可能となり、突合わせ溶接にお
けるギャップの寸法誤差の許容範囲が大きくなりギャッ
プ管理が容易となる。
【0124】請求項11〜請求項13に記載の発明によ
れば、直線および幅の広い直線、曲線、螺旋状の曲線等
の種々の曲線を被加工材の表面に加飾(描写)すること
ができる。
【0125】請求項14に記載の発明によれば、2kW
前後の中出力のレーザー加工機においても25mm程度
の厚板鋼板のレーザーピアスが可能となる。
【0126】請求項15〜請求項20に記載の発明によ
れば、2kW前後の中出力のレーザー加工機においても
25mm程度の厚板鋼板のレーザーピアスが可能となる
ことに加え、スパッター(金属の溶融酸化物)の飛散が
少なく、ピアス穴の周囲に盛上がりが形成されない。
【0127】請求項21〜請求項25に記載の発明によ
れば、レーザー出力が2kWクラスのレーザー加工機に
おいて、板厚が19mm〜25mm程度の厚板鋼板にお
いて実用的な精度有する切断を行うことが可能となる。
【0128】請求項26に記載の発明によれば、突合わ
せ溶接におけるギャップの寸法誤差の許容範囲が大きく
なりギャップ管理が容易となる。
【0129】請求項27、請求項28に記載の発明によ
れば、偏心用光学系によって集光されたレーザービーム
を回転させると共に被加工材をレーザー加工ヘッドの光
軸に対して移動させることにより各種の模様を被加工材
の表面に加飾(描写)することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるレーザー加工ヘッドの第1の実
施形態。
【図2】本発明に係わるレーザー加工ヘッドに使用した
偏心用光学系(オプチカルフラット)の説明図。
【図3】本発明に係わるレーザー切断方法の原理の説明
図。
【図4】本発明に係わるレーザー切断方法の原理の説明
図で図3におけるIV−IV断面図。
【図5】本発明に係わるレーザー溶接方法の原理の説明
図。
【図6】本発明に係わるレーザー加工ヘッドの第2の実
施形態。
【図7】本発明に係わるレーザー加飾方法によって各種
の模様を被加工材の表面に加飾した例。
【図8】本発明に係わるレーザー加工ヘッドの偏心用光
学系第2の実施の形態。
【図9】図8のIX−IX線に沿った断面図。
【図10】本発明に係わるレーザー加工ヘッドの偏心用
光学系第3の実施の形態。
【図11】図10のXI−XI線に沿った断面図。
【図12】本発明に係わるレーザーピアスに使用するパ
ルスレーザーの出力制御についての説明図。
【図13】本発明に係わるレーザーピアスによるピアス
加工の試験結果。
【図14】焦点変更可能なヘッドの説明図。
【図15】図14のヘッドを用いたときの焦点距離を移
動量の関係を説明する説明図。
【図16】ガス流量、ガス圧、ノズル径の関係を説明す
る説明図。
【符号の説明】
1 レーザー加工ヘッド 3 レンズユニット 5 レンズユニット装着部材 7 ねじ穴 11、110、120 集光レンズ 13 冷却液流路 15 冷却液供給口 17 第1筒体 21 第2筒体 29 環状部材 33 ベアリング 34 ベアリング押さえ 35 回転筒 37 従動プーリー 39 モーターブラケット 41 モーターベース 43 モーター 47 駆動プーリー 49 駆動ベルト 51 窓 53 オプチカルフラット 55 光軸 57 オプチカルフラット支持体 59 第3筒体 63 ウインド 65 第4筒体 71 押しねじ 73 フランジ固定部材 75 アシストガスノズル 77 アシストガス噴射口 79 ノズルチップ 80 法線 81 切断ライン 83 ビームスポット 85 切断フロント(切断過程にある領域) 87 溶接ライン 89 溶込み領域領域 91 ビームスポットの軌跡 93 レーザー加工ヘッド 95、97 プリズム(光学ウエッジ) 99 第1屈折面 101 第2屈折面 111 レンズ支持体 113 下部スペーサー 115 レンズ押さえ 121 光学系支持体 129 レンズホルダー B 切断幅 D 間隔 LB レーザービーム e 偏心量 f 焦点距離 I、I1 、I2 入射角 R1 、R2 屈折角 r 半径 t 厚さ α 角度 θ プリズム角 δ、δ’ 偏心量 ΔL 送り量 ΔH 深さ W、W1 、W2 鋼板

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー加工ヘッドのレーザービーム集
    光用光学系により集光されたレーザービームを前記集光
    用光学系の光軸から偏心させる偏心用光学系を設け、該
    偏心用光学系により偏心させられて焦点位置に集光した
    微小なレーザービームスポットを前記集光用光学系の軸
    心を中心に回転させると同時に、前記レーザー加工ヘッ
    ドのアシストガスノズルからアシストガスを被加工材の
    切断部に供給し、前記光軸と該被加工材とを相対的に移
    動させることにより被加工材を切断することを特徴とす
    るレーザー切断方法。
  2. 【請求項2】 前記偏心用光学系が前記集光用光学系の
    光軸に傾斜角度αで回転駆動自在に設けた板厚tのオプ
    チカルフラットであることを特徴とする請求項1に記載
    のレーザー切断方法。
  3. 【請求項3】 前記傾斜角度αが10度±5度および板
    厚tが5mm±2.5mmであることを特徴とする請求
    項2に記載のレーザー切断方法。
  4. 【請求項4】 前記集光用光学系は集光レンズを入射ビ
    ーム光軸に対して偏心させて設けると共に該入射ビーム
    光軸を軸心に回転自在に設け、該集光レンズ自身を偏心
    用光学系としたことを特徴とする請求項1に記載のレー
    ザー切断方法。
  5. 【請求項5】 前記集光用光学系は集光レンズを入射ビ
    ーム光軸に対して傾斜角αで設けると共に該入射ビーム
    光軸を軸心に回転自在に設け、該集光レンズ自身を偏心
    用光学系としたことを特徴とする請求項1に記載のレー
    ザー切断方法。
  6. 【請求項6】 前記集光用光学系は、最大16mm程度
    の薄板切断時に比べてFナンバーが2倍前後にされ、 前記アシストガスノズルから供給されるガスは、 60〜300Nl/minのガス流量の疑似ガウス的な
    アシストガスにされていることを特徴とする請求項1記
    載のレーザー切断方法。
  7. 【請求項7】 前記アシストガスノズルのガス圧は0.
    2〜0.6barにされていることを特徴とする請求項
    1記載のレーザ切断方法。
  8. 【請求項8】 レーザー加工ヘッドのレーザービーム集
    光用光学系により集光されたレーザービームを前記集光
    用光学系の光軸から偏心させる偏心用光学系を設け、該
    偏心用光学系により偏心させられて焦点位置に集光した
    微小なレーザービームスポットを前記集光用光学系の軸
    心を中心に回転させると同時に、被加工材の溶接ライン
    にそって前記レーザー加工ヘッドの光軸を相対的に移動
    させることにより被溶接材を溶接することを特徴とする
    レーザー溶接方法。
  9. 【請求項9】 前記偏心用光学系が前記集光用光学系の
    光軸に傾斜角度αで回転駆動自在に設けた板厚tのオプ
    チカルフラットであることを特徴とする請求項8に記載
    のレーザー溶接方法。
  10. 【請求項10】 前記傾斜角度αが20度±15度およ
    び前記板厚tが5mm±2.5mmあることを特徴とす
    る請求項9に記載のレーザー溶接方法。
  11. 【請求項11】 レーザー加工ヘッドのレーザービーム
    集光用光学系により集光されたレーザービームを前記集
    光用光学系の光軸から偏心させる偏心用光学系を設け、
    該偏心用光学系により偏心させられて焦点位置に集光し
    た微小なレーザービームスポットを前記集光用光学系の
    軸心を中心に回転させると同時に、被加工材を前記レー
    ザー加工ヘッドの光軸に対して相対的に移動させること
    により被加工材の表面に模様を描くことを特徴としたレ
    ーザー加飾方法。
  12. 【請求項12】 前記偏心用光学系が前記集光用光学系
    の光軸を軸心に回転駆動自在に設けた少なくとも1個以
    上のプリズム(光学ウエッジ)からなることを特徴とす
    る請求項11に記載のレーザー加飾方法。
  13. 【請求項13】 前記プリズム(光学ウエッジ)が一定
    距離をおいて設けた2個のプリズム(光学ウエッジ)か
    らなり、該プリズム(光学ウエッジ)のそれぞれを独立
    して正逆方向に回転駆動自在に設けたことを特徴とする
    請求項12に記載のレーザー加飾方法。
  14. 【請求項14】 レーザー加工ヘッドのレーザービーム
    集光用光学系により集光されたレーザービームを前記集
    光用光学系の光軸から偏心させる偏心用光学系を設け、
    該偏心用光学系により偏心させられて焦点位置に集光し
    た微小なレーザービームスポットを前記集光用光学系の
    軸心を中心に回転させると同時に、前記レーザー加工ヘ
    ッドのアシストガスノズルからアシストガスを被加工材
    の切断部に供給し、該被加工材に貫通穴加工を行うこと
    を特徴とするレーザーピアス方法。
  15. 【請求項15】 前記レーザービーム集光用光学系に入
    射するレーザービームにパルスレーザーを使用し、該パ
    ルスレーザーの周波数およびパルスデューティーをピア
    ス加工開始時は低く設定し、ピアス加工の進行と共に前
    記周波数とパルスデューティーとをレーザー出力が指令
    値になるまで階段的に増加させてピアス加工を完了させ
    ることを特徴とする請求項14に記載のレーザーピアス
    方法。
  16. 【請求項16】 前記偏心用光学系が前記集光用光学系
    の光軸に傾斜角度αで回転駆動自在に設けた板厚tのオ
    プチカルフラットであることを特徴とする請求項14、
    請求項15に記載のレーザーピアス方法。
  17. 【請求項17】 前記集光レンズを入射ビーム光軸に対
    して偏心させて設けると共に該入射ビーム光軸を軸心に
    回転自在に設け、該集光レンズ自身を偏心用光学系とし
    たことを特徴とする請求項14、請求項15に記載のレ
    ーザーピアス方法。
  18. 【請求項18】 前記集光レンズを入射ビーム光軸に対
    して傾斜角αで設けると共に該入射ビーム光軸を軸心に
    回転自在に設け、該集光レンズ自身を偏心用光学系とし
    たことを特徴とする請求項14、請求項15に記載のレ
    ーザーピアス方法。
  19. 【請求項19】 前記集光用光学系はが最大16mm程
    度の薄板切断時に比べてFナンバーが2倍前後にされ、 前記アシストガスノズルから供給されるガスは、 60〜300Nl/minのガス流量の疑似ガウス的な
    アシストガスにされていることを特徴とする請求項14
    記載のレーザーピアス方法。
  20. 【請求項20】 前記アシストガスノズルのガス圧は
    0.2〜0.6barにされていることを特徴とする請
    求項14記載のレーザピアス方法。
  21. 【請求項21】 レーザー加工装置のレーザー加工ヘッ
    ドにおいて、レーザービーム集光用光学系の下方位置に
    レーザービームを前記集光用光学系の光軸から偏心させ
    る回転駆動自在の偏心用光学系を設けると共に前記偏心
    用光学系からのレーザービームを通過させると同時にア
    シストガスを同軸に噴射させるアシストガスノズルとを
    設けたことを特徴とするレーザー加工ヘッド。
  22. 【請求項22】 前記偏心用光学系が前記集光用光学系
    の光軸に傾斜角度αで回転駆動自在に設けた板厚tのオ
    プチカルフラットであることを特徴とする請求項21に
    記載のレーザー加工ヘッド。
  23. 【請求項23】 前記傾斜角度αが10度±5度および
    板厚tが5mm±2.5mmであることを特徴とする請
    求項22に記載のレーザー加工ヘッド。
  24. 【請求項24】 前記集光用光学系は集光レンズを入射
    ビーム光軸に対して偏心させて設けると共に該入射ビー
    ム光軸を軸心に回転自在に設け、該集光レンズ自身を偏
    心用光学系としたことを特徴とする請求項21に記載の
    レーザー加工ヘッド。
  25. 【請求項25】 前記集光用光学系は集光レンズを入射
    ビーム光軸に対して傾斜角αで設けると共に該入射ビー
    ム光軸を軸心に回転自在に設け、該集光レンズ自身を偏
    心用光学系としたことを特徴とする請求項21に記載の
    レーザー加工ヘッド。
  26. 【請求項26】 前記傾斜角度αが20度±15度およ
    び前記板厚tが5mm±2.5mmあることを特徴とす
    る請求項22または請求項23に記載のレーザー加工ヘ
    ッド。
  27. 【請求項27】 前記偏心用光学系が前記集光用光学系
    の光軸を軸心に回転駆動自在に設けた少なくとも1個以
    上のプリズム(光学ウエッジ)からなることを特徴とす
    る請求項21に記載のレーザー加工ヘッド。
  28. 【請求項28】 前記プリズム(光学ウエッジ)が一定
    距離をおいて設けた2個のプリズム(光学ウエッジ)か
    らなり、該プリズム(光学ウエッジ)のそれぞれを独立
    して正逆方向に回転駆動自在に設けたことを特徴とする
    請求項27に記載のレーザー加工ヘッド。
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