JPH1114638A - 走査型プローブ顕微鏡 - Google Patents
走査型プローブ顕微鏡Info
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- JPH1114638A JPH1114638A JP9171735A JP17173597A JPH1114638A JP H1114638 A JPH1114638 A JP H1114638A JP 9171735 A JP9171735 A JP 9171735A JP 17173597 A JP17173597 A JP 17173597A JP H1114638 A JPH1114638 A JP H1114638A
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01Q—SCANNING-PROBE TECHNIQUES OR APPARATUS; APPLICATIONS OF SCANNING-PROBE TECHNIQUES, e.g. SCANNING PROBE MICROSCOPY [SPM]
- G01Q10/00—Scanning or positioning arrangements, i.e. arrangements for actively controlling the movement or position of the probe
- G01Q10/04—Fine scanning or positioning
- G01Q10/06—Circuits or algorithms therefor
- G01Q10/065—Feedback mechanisms, i.e. wherein the signal for driving the probe is modified by a signal coming from the probe itself
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01Q—SCANNING-PROBE TECHNIQUES OR APPARATUS; APPLICATIONS OF SCANNING-PROBE TECHNIQUES, e.g. SCANNING PROBE MICROSCOPY [SPM]
- G01Q30/00—Auxiliary means serving to assist or improve the scanning probe techniques or apparatus, e.g. display or data processing devices
- G01Q30/04—Display or data processing devices
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 試料表面の凹凸像を正確に表現できるように
する。 【解決手段】 探針2と試料3との距離を検出し該距離
が一定になるように圧電素子を用いた駆動手段1にフィ
ードバックして前記探針2又は試料3のZ方向の制御を
行うと共にXY方向に走査を行い、前記試料3の凹凸像
の観察を行う走査型プローブ顕微鏡において、前記Z方
向の制御信号からなる凹凸信号に前記探針2と試料3と
の距離の検出信号を加算する演算手段12、13と、該
演算手段12、13により加算した信号により画像化す
る画像化手段14とを備え、前記距離の検出信号を加え
た試料3の凹凸像の観察を行う。
する。 【解決手段】 探針2と試料3との距離を検出し該距離
が一定になるように圧電素子を用いた駆動手段1にフィ
ードバックして前記探針2又は試料3のZ方向の制御を
行うと共にXY方向に走査を行い、前記試料3の凹凸像
の観察を行う走査型プローブ顕微鏡において、前記Z方
向の制御信号からなる凹凸信号に前記探針2と試料3と
の距離の検出信号を加算する演算手段12、13と、該
演算手段12、13により加算した信号により画像化す
る画像化手段14とを備え、前記距離の検出信号を加え
た試料3の凹凸像の観察を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、探針と試料との距
離を検出し該距離が一定になるように圧電素子を用いた
駆動手段にフィードバックして前記探針又は試料のZ方
向の制御を行うと共にXY方向に走査を行い、前記試料
の凹凸像の観察を行う走査型プローブ顕微鏡に関する。
離を検出し該距離が一定になるように圧電素子を用いた
駆動手段にフィードバックして前記探針又は試料のZ方
向の制御を行うと共にXY方向に走査を行い、前記試料
の凹凸像の観察を行う走査型プローブ顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】走査型プローブ顕微鏡には、大きく分け
て走査型トンネル顕微鏡(ScanningTunneling Microsco
peSTM)と原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscop
e AFM)の2種類がある。
て走査型トンネル顕微鏡(ScanningTunneling Microsco
peSTM)と原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscop
e AFM)の2種類がある。
【0003】走査型トンネル顕微鏡STMは、先端を数
nm程度に尖らせた金属の探針を試料に1nm以下程度
に近づけて、この探針と試料との間に数V程度のバイア
ス電圧を加えると、探針と試料との間にトンネル効果に
よるトンネル電流が流れるこことから、このトンネル電
流値や探針と試料との距離の制御に基づき試料表面の観
察を行うものである。ここで、トンネル電流は、探針と
試料との距離に敏感で、距離に対して指数関数的に変化
する。そこで、圧電素子を用いた駆動手段によりこのト
ンネル電流が一定になるように探針又は試料をZ方向に
制御して試料と探針の距離を保ちながらXY方向に走査
し、このときのZ方向の圧電素子の動きを測定すること
によって試料表面の凹凸像の観察を行うのが走査型トン
ネル顕微鏡STMである。
nm程度に尖らせた金属の探針を試料に1nm以下程度
に近づけて、この探針と試料との間に数V程度のバイア
ス電圧を加えると、探針と試料との間にトンネル効果に
よるトンネル電流が流れるこことから、このトンネル電
流値や探針と試料との距離の制御に基づき試料表面の観
察を行うものである。ここで、トンネル電流は、探針と
試料との距離に敏感で、距離に対して指数関数的に変化
する。そこで、圧電素子を用いた駆動手段によりこのト
ンネル電流が一定になるように探針又は試料をZ方向に
制御して試料と探針の距離を保ちながらXY方向に走査
し、このときのZ方向の圧電素子の動きを測定すること
によって試料表面の凹凸像の観察を行うのが走査型トン
ネル顕微鏡STMである。
【0004】一方、原子間力顕微鏡AFMは、かたもち
ばりの端に取り付けた探針を試料表面に近づけていく
と、試料と探針との間に原子間力が働くことから、この
原子間力や探針と試料との距離の制御に基づき試料表面
の観察を行うものである。ここで、原子間力は、試料と
探針が離れている間は引力が働き、近づいてくると斥力
が働くので、この原子間力によってかたもちばりがたわ
む。そこで、レーザーを用いた光てこ方式などでこのか
たもちばりのたわみを検出して、走査型トンネル顕微鏡
と同じように原子間力が一定となるように走査を行い、
試料の凹凸像の観察を行うのが原子間力顕微鏡AFMで
ある。
ばりの端に取り付けた探針を試料表面に近づけていく
と、試料と探針との間に原子間力が働くことから、この
原子間力や探針と試料との距離の制御に基づき試料表面
の観察を行うものである。ここで、原子間力は、試料と
探針が離れている間は引力が働き、近づいてくると斥力
が働くので、この原子間力によってかたもちばりがたわ
む。そこで、レーザーを用いた光てこ方式などでこのか
たもちばりのたわみを検出して、走査型トンネル顕微鏡
と同じように原子間力が一定となるように走査を行い、
試料の凹凸像の観察を行うのが原子間力顕微鏡AFMで
ある。
【0005】これら走査型プローブ顕微鏡には、探針と
試料との距離が一定になるように探針又は試料のZ方向
の制御にフィードバックを行いながら、そのフィードバ
ックの量により試料の凹凸を測定するモード(一般にTo
pography mode と呼ばれる)があるが、フィードバック
を行わずに探針と試料との距離の検出信号により試料の
凹凸を測定するモード、つまり、走査型トンネル顕微鏡
では、探針と試料間に流れる電流の強弱、原子間力顕微
鏡では、探針と試料間に働く力を画像化する方法も採用
されている。前者は電流像、後者はフォース像と呼ばれ
ている。実際には、完全にフィードバックを切った状態
で走査を行うと、試料と探針がぶつかってしまうことが
あるので、フィードバック回路の応答周波数を非常に遅
くして走査することが一般に行われている。
試料との距離が一定になるように探針又は試料のZ方向
の制御にフィードバックを行いながら、そのフィードバ
ックの量により試料の凹凸を測定するモード(一般にTo
pography mode と呼ばれる)があるが、フィードバック
を行わずに探針と試料との距離の検出信号により試料の
凹凸を測定するモード、つまり、走査型トンネル顕微鏡
では、探針と試料間に流れる電流の強弱、原子間力顕微
鏡では、探針と試料間に働く力を画像化する方法も採用
されている。前者は電流像、後者はフォース像と呼ばれ
ている。実際には、完全にフィードバックを切った状態
で走査を行うと、試料と探針がぶつかってしまうことが
あるので、フィードバック回路の応答周波数を非常に遅
くして走査することが一般に行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4は走査型プローブ
顕微鏡の従来の課題を説明するための図である。上記の
ようにフィードバックを行う測定モード(Topography m
ode)では、その凹凸像で正確に表面の凹凸が測定できる
かというと、実際にはフィードバックの応答速度を速く
するように設定を行った場合、発振し易くなるため、あ
る程度応答速度を落とさなければならない。しかし、応
答速度を落とすことにより、例えば図4(A)に示すよ
うな試料の微小な凹凸に対して、走査型トンネル顕微鏡
では、凹凸のエッジでトンネル電流が一定にならずに図
4(C)に示すように変化し、探針の動きが図4(B)
の点線に示すように表面の凹凸に正確に追従させること
ができない。したがって、このような凹凸像では、高精
度での試料表面の凹凸の測定ができないのが実状であ
る。
顕微鏡の従来の課題を説明するための図である。上記の
ようにフィードバックを行う測定モード(Topography m
ode)では、その凹凸像で正確に表面の凹凸が測定できる
かというと、実際にはフィードバックの応答速度を速く
するように設定を行った場合、発振し易くなるため、あ
る程度応答速度を落とさなければならない。しかし、応
答速度を落とすことにより、例えば図4(A)に示すよ
うな試料の微小な凹凸に対して、走査型トンネル顕微鏡
では、凹凸のエッジでトンネル電流が一定にならずに図
4(C)に示すように変化し、探針の動きが図4(B)
の点線に示すように表面の凹凸に正確に追従させること
ができない。したがって、このような凹凸像では、高精
度での試料表面の凹凸の測定ができないのが実状であ
る。
【0007】また、電流像、フォース像と呼ばれるもの
は、表面の凹凸像を正確に表現できるが、上記のように
実際にはゆっくりとしたフィードバックをかけながら走
査を行うために、試料表面の大きなうねりや段差に対し
フィードバックが働いてしまい測定ができなくなる。
は、表面の凹凸像を正確に表現できるが、上記のように
実際にはゆっくりとしたフィードバックをかけながら走
査を行うために、試料表面の大きなうねりや段差に対し
フィードバックが働いてしまい測定ができなくなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、試料表面の凹凸像を正確に表現で
きるようにするものである。
決するものであって、試料表面の凹凸像を正確に表現で
きるようにするものである。
【0009】そのために本発明は、探針と試料との距離
を検出し該距離が一定になるように圧電素子を用いた駆
動手段にフィードバックして前記探針又は試料のZ方向
の制御を行うと共にXY方向に走査を行い、前記試料の
凹凸像の観察を行う走査型プローブ顕微鏡において、前
記Z方向の制御信号からなる凹凸信号に前記探針と試料
との距離の検出信号を加算する演算手段と、該演算手段
により加算した信号により画像化する画像化手段とを備
え、前記距離の検出信号を加えた試料の凹凸像の観察を
行うようにしたことを特徴とし、前記演算手段は、加算
比率を変更可能にしたことを特徴とするものである。
を検出し該距離が一定になるように圧電素子を用いた駆
動手段にフィードバックして前記探針又は試料のZ方向
の制御を行うと共にXY方向に走査を行い、前記試料の
凹凸像の観察を行う走査型プローブ顕微鏡において、前
記Z方向の制御信号からなる凹凸信号に前記探針と試料
との距離の検出信号を加算する演算手段と、該演算手段
により加算した信号により画像化する画像化手段とを備
え、前記距離の検出信号を加えた試料の凹凸像の観察を
行うようにしたことを特徴とし、前記演算手段は、加算
比率を変更可能にしたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る走査型プロ
ーブ顕微鏡の実施の形態を示す図、図2は本発明に係る
走査型プローブ顕微鏡の動作を説明するための図であ
る。図中、1はスキャナー、2は探針、3は試料、4は
バイアス電源、5は高圧アンプ、6は走査波形発生器、
7はプリアンプ、8は対数アンプ、9はエラーアンプ、
10はフィードバック回路、11はトンネル電流設定回
路、12は1/2演算回路、13は加算回路、14はA
/D変換器を示す。
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る走査型プロ
ーブ顕微鏡の実施の形態を示す図、図2は本発明に係る
走査型プローブ顕微鏡の動作を説明するための図であ
る。図中、1はスキャナー、2は探針、3は試料、4は
バイアス電源、5は高圧アンプ、6は走査波形発生器、
7はプリアンプ、8は対数アンプ、9はエラーアンプ、
10はフィードバック回路、11はトンネル電流設定回
路、12は1/2演算回路、13は加算回路、14はA
/D変換器を示す。
【0011】走査型プローブ顕微鏡として、走査型トン
ネル顕微鏡に本発明を適用した場合について図1により
説明する。図1において、スキャナー1は、探針2を試
料3の表面に沿ってXY方向に走査する圧電素子と、探
針2と試料3との距離、つまりZ方向を制御する圧電素
子からなる。高圧アンプ5は、XYZの3方向の圧電素
子を有するスキャナー1を駆動するものであり、走査波
形発生器6は、XY方向に走査するため高圧アンプ5に
供給する信号波形を発生するものである。バイアス電源
4は、探針2と試料3との間に所定のバイアス電圧を印
加するものである。プリアンプ7は、探針2と試料3と
の間に流れるトンネル電流を検出して電流−電圧変換を
行い、対数アンプ8は、そのプリアンプ7の出力電圧よ
りトンネル電流の対数値をとるものであり、プリアンプ
7と対数アンプ8により、トンネル電流の対数値の出力
回路を構成している。この対数アンプ8の出力として得
られるトンネル電流の対数値を画像化したものが、一般
に電流像と呼ばれるものである。
ネル顕微鏡に本発明を適用した場合について図1により
説明する。図1において、スキャナー1は、探針2を試
料3の表面に沿ってXY方向に走査する圧電素子と、探
針2と試料3との距離、つまりZ方向を制御する圧電素
子からなる。高圧アンプ5は、XYZの3方向の圧電素
子を有するスキャナー1を駆動するものであり、走査波
形発生器6は、XY方向に走査するため高圧アンプ5に
供給する信号波形を発生するものである。バイアス電源
4は、探針2と試料3との間に所定のバイアス電圧を印
加するものである。プリアンプ7は、探針2と試料3と
の間に流れるトンネル電流を検出して電流−電圧変換を
行い、対数アンプ8は、そのプリアンプ7の出力電圧よ
りトンネル電流の対数値をとるものであり、プリアンプ
7と対数アンプ8により、トンネル電流の対数値の出力
回路を構成している。この対数アンプ8の出力として得
られるトンネル電流の対数値を画像化したものが、一般
に電流像と呼ばれるものである。
【0012】トンネル電流設定回路11は、トンネル電
流が一定になるように誤差信号をフィードバックするた
め、プリアンプ7で検出されるトンネル電流と比較する
基準のトンネル電流を予め設定するものである。エラー
アンプ9は、対数アンプ8により対数値を取ったトンネ
ル電流値と、トンネル電流設定回路11により予め設定
した基準のトンネル電流値との差を出力するものであ
り、このエラーアンプ9の出力によりフィードバック回
路10がZ方向の駆動電圧を高圧アンプ5に供給してス
キャナ1のZ方向を制御し、探針2と試料3との間の距
離を一定になるように制御する。このフィードバック回
路10から出力されるZ方向の駆動電圧を画像化したも
のが、一般に凹凸像と呼ばれている。
流が一定になるように誤差信号をフィードバックするた
め、プリアンプ7で検出されるトンネル電流と比較する
基準のトンネル電流を予め設定するものである。エラー
アンプ9は、対数アンプ8により対数値を取ったトンネ
ル電流値と、トンネル電流設定回路11により予め設定
した基準のトンネル電流値との差を出力するものであ
り、このエラーアンプ9の出力によりフィードバック回
路10がZ方向の駆動電圧を高圧アンプ5に供給してス
キャナ1のZ方向を制御し、探針2と試料3との間の距
離を一定になるように制御する。このフィードバック回
路10から出力されるZ方向の駆動電圧を画像化したも
のが、一般に凹凸像と呼ばれている。
【0013】本発明に係る走査型トンネル顕微鏡STM
では、2つの1/2演算回路11と加算回路12とを有
し、2つの1/2演算回路11により、対数アンプ8を
通して出力されるトンネル電流値と、フィードバック回
路10を通して出力される凹凸信号のそれぞれの1/2
の値を計算し、この1/2演算回路11による2つの演
算出力信号を加算回路12により加算する。そして、こ
の加算出力をA/D変換器14を通して画像化すること
により、試料3の凹凸像の観察を行うようにしている。
つまり、本発明に係る走査型プローブ顕微鏡は、従来の
凹凸像とトンネル電流像とを合わせた加算像を観察する
ものである。
では、2つの1/2演算回路11と加算回路12とを有
し、2つの1/2演算回路11により、対数アンプ8を
通して出力されるトンネル電流値と、フィードバック回
路10を通して出力される凹凸信号のそれぞれの1/2
の値を計算し、この1/2演算回路11による2つの演
算出力信号を加算回路12により加算する。そして、こ
の加算出力をA/D変換器14を通して画像化すること
により、試料3の凹凸像の観察を行うようにしている。
つまり、本発明に係る走査型プローブ顕微鏡は、従来の
凹凸像とトンネル電流像とを合わせた加算像を観察する
ものである。
【0014】次に、動作を説明する。いま、走査型トン
ネル顕微鏡において、図2(A)に示すような試料の微
小な凹凸面に沿って走査を行った場合、探針のZ方向の
動きは、図2(A)の点線に示すようになり、トンネル
電流値の変化は、図2(B)に示すようになる。ここ
で、トンネル電流の検出信号(距離の検出信号)が対数
アンプ8を通して出力され、探針のZ方向の動きに対応
する凹凸信号が対数アンプ8の後段のエラーアンプ9、
フィードバック回路10を通して出力される。したがっ
て、これらの出力をそれぞれ1/2演算回路11により
1/2の値に演算してから加算回路12により加算する
ことにより、図2(C)に示すような凹凸信号による従
来の凹凸像とトンネル電流像の加算像が得られる。
ネル顕微鏡において、図2(A)に示すような試料の微
小な凹凸面に沿って走査を行った場合、探針のZ方向の
動きは、図2(A)の点線に示すようになり、トンネル
電流値の変化は、図2(B)に示すようになる。ここ
で、トンネル電流の検出信号(距離の検出信号)が対数
アンプ8を通して出力され、探針のZ方向の動きに対応
する凹凸信号が対数アンプ8の後段のエラーアンプ9、
フィードバック回路10を通して出力される。したがっ
て、これらの出力をそれぞれ1/2演算回路11により
1/2の値に演算してから加算回路12により加算する
ことにより、図2(C)に示すような凹凸信号による従
来の凹凸像とトンネル電流像の加算像が得られる。
【0015】図3は本発明に係る走査型プローブ顕微鏡
の他の実施の形態を示す図であり、図3(A)に示すよ
うに1/2演算回路11と加算回路12を用い、それぞ
れ1/2の値に演算して加算した合成像を得るものに対
して、図3(B)に示すように凹凸像とトンネル電流像
とを加算して取り出すポイントを可変にすることによ
り、これらの加算比率を任意に変更できるようにしても
よい。
の他の実施の形態を示す図であり、図3(A)に示すよ
うに1/2演算回路11と加算回路12を用い、それぞ
れ1/2の値に演算して加算した合成像を得るものに対
して、図3(B)に示すように凹凸像とトンネル電流像
とを加算して取り出すポイントを可変にすることによ
り、これらの加算比率を任意に変更できるようにしても
よい。
【0016】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、走査型プローブ顕微鏡として、走査
型トンネル顕微鏡に本発明を適用した場合について説明
したが、原子間力顕微鏡AFMなど他の走査型プローブ
顕微鏡にも同様に適用できる。原子間力顕微鏡AFMに
適用する場合には、Z方向の凹凸信号に加算する探針と
試料との距離の検出信号として、トンネル電流値の代わ
りにカンチレバの変動から得られたフォース値を使用す
る。
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、走査型プローブ顕微鏡として、走査
型トンネル顕微鏡に本発明を適用した場合について説明
したが、原子間力顕微鏡AFMなど他の走査型プローブ
顕微鏡にも同様に適用できる。原子間力顕微鏡AFMに
適用する場合には、Z方向の凹凸信号に加算する探針と
試料との距離の検出信号として、トンネル電流値の代わ
りにカンチレバの変動から得られたフォース値を使用す
る。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、Z方向の凹凸信号にトンネル電流やフォース
等などの探針と試料との距離の検出信号を加算して試料
表面の凹凸像を表示するので、高精度の凹凸像を表現す
ることができ、凹凸像で細かな部分の形状を観察するこ
とができる。また、加算比率を選ぶことにより観察試料
のエッジの部分を特に強調して表示することができ、試
料の形状を直感的に知ることもできる。
によれば、Z方向の凹凸信号にトンネル電流やフォース
等などの探針と試料との距離の検出信号を加算して試料
表面の凹凸像を表示するので、高精度の凹凸像を表現す
ることができ、凹凸像で細かな部分の形状を観察するこ
とができる。また、加算比率を選ぶことにより観察試料
のエッジの部分を特に強調して表示することができ、試
料の形状を直感的に知ることもできる。
【図1】 本発明に係る走査型プローブ顕微鏡の実施の
形態を示す図である。
形態を示す図である。
【図2】 本発明に係る走査型プローブ顕微鏡の動作を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図3】 本発明に係る走査型プローブ顕微鏡の他の実
施の形態を示す図である。
施の形態を示す図である。
【図4】 走査型プローブ顕微鏡の従来の問題点を説明
するための図である。
するための図である。
【符号の説明】 1…スキャナー、2…探針、3…試料、4…バイアス電
源、5…高圧アンプ、6…走査波形発生器、7…プリア
ンプ、8…対数アンプ、9…エラーアンプ、10…フィ
ードバック回路、11…トンネル電流設定回路、12…
1/2演算回路、13…加算回路、14…A/D変換器
源、5…高圧アンプ、6…走査波形発生器、7…プリア
ンプ、8…対数アンプ、9…エラーアンプ、10…フィ
ードバック回路、11…トンネル電流設定回路、12…
1/2演算回路、13…加算回路、14…A/D変換器
Claims (2)
- 【請求項1】 探針と試料との距離を検出し該距離が一
定になるように圧電素子を用いた駆動手段にフィードバ
ックして前記探針又は試料のZ方向の制御を行うと共に
XY方向に走査を行い、前記試料の凹凸像の観察を行う
走査型プローブ顕微鏡において、前記Z方向の制御信号
からなる凹凸信号に前記探針と試料との距離の検出信号
を加算する演算手段と、該演算手段により加算した信号
により画像化する画像化手段とを備え、前記距離の検出
信号を加えた試料の凹凸像の観察を行うようにしたこと
を特徴とする走査型プローブ顕微鏡。 - 【請求項2】 前記演算手段は、加算比率を変更可能に
したことを特徴とする請求項1記載の走査型プローブ顕
微鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9171735A JPH1114638A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 走査型プローブ顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9171735A JPH1114638A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 走査型プローブ顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1114638A true JPH1114638A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15928720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9171735A Pending JPH1114638A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 走査型プローブ顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1114638A (ja) |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP9171735A patent/JPH1114638A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031029 |