JPH1081743A - ポリエーテルポリオールの製造方法 - Google Patents
ポリエーテルポリオールの製造方法Info
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- JPH1081743A JPH1081743A JP23653496A JP23653496A JPH1081743A JP H1081743 A JPH1081743 A JP H1081743A JP 23653496 A JP23653496 A JP 23653496A JP 23653496 A JP23653496 A JP 23653496A JP H1081743 A JPH1081743 A JP H1081743A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 糖類にアルキレンオキシドを付加し、ポ
リエーテルポリオールを製造するに当たり、アミン触媒
の存在下、水酸基価400〜600mgKOH/gの範
囲でアルキレンオキシドを付加し、次に、得られた反応
液100重量部に対して7〜30重量部の水を加え、未
反応糖類を反応液に溶解させた後、加えた水を除去し、
再び、アルキレンオキシドの付加を行うことを特徴とす
るポリエーテルポリオールの製造方法。 【効果】製造時のろ過性が極めて良好であり、その得ら
れるポリエーテルポリオールはレジン混合時の濁りもな
く、かつ、高い平均官能基数を有し、色相、臭気等良好
で、ポリウレタンフォーム製造原料として優れた品質を
兼ね備えている。
リエーテルポリオールを製造するに当たり、アミン触媒
の存在下、水酸基価400〜600mgKOH/gの範
囲でアルキレンオキシドを付加し、次に、得られた反応
液100重量部に対して7〜30重量部の水を加え、未
反応糖類を反応液に溶解させた後、加えた水を除去し、
再び、アルキレンオキシドの付加を行うことを特徴とす
るポリエーテルポリオールの製造方法。 【効果】製造時のろ過性が極めて良好であり、その得ら
れるポリエーテルポリオールはレジン混合時の濁りもな
く、かつ、高い平均官能基数を有し、色相、臭気等良好
で、ポリウレタンフォーム製造原料として優れた品質を
兼ね備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリウレタン製造用
ポリエーテルポリオールの製造方法に関する。
ポリエーテルポリオールの製造方法に関する。
【0002】詳しくは、糖類にアルキレンオキシドを付
加し、ポリエーテルポリオールを製造するに当たり、最
初に、アミン触媒の存在下に特定量のアルキレンオキシ
ドを付加し、次に、得られた反応液に対して特定量の水
を加え、未反応糖類を溶解させた後、加えた水を除去
し、再び、アルキレンオキシドの付加を行うことを特徴
とするポリエーテルポリオールの製造方法に関する。
加し、ポリエーテルポリオールを製造するに当たり、最
初に、アミン触媒の存在下に特定量のアルキレンオキシ
ドを付加し、次に、得られた反応液に対して特定量の水
を加え、未反応糖類を溶解させた後、加えた水を除去
し、再び、アルキレンオキシドの付加を行うことを特徴
とするポリエーテルポリオールの製造方法に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、硬質ポリウレタンフォームを製造
する際、レジン成分として用いられるポリエーテルポリ
オールは、開始剤の活性水素化合物とアルキレンオキシ
ドを塩基性触媒の存在下で反応させることにより製造さ
れる。この時、良好な物性を有する硬質ポリウレタンフ
ォームの製造に使用されるポリエーテルポリオールの開
始剤となる活性水素化合物としては、多官能化による物
性向上という点から、ショ糖に代表される糖類のごとき
多官能開始剤を使用することが求められるようになって
きた。
する際、レジン成分として用いられるポリエーテルポリ
オールは、開始剤の活性水素化合物とアルキレンオキシ
ドを塩基性触媒の存在下で反応させることにより製造さ
れる。この時、良好な物性を有する硬質ポリウレタンフ
ォームの製造に使用されるポリエーテルポリオールの開
始剤となる活性水素化合物としては、多官能化による物
性向上という点から、ショ糖に代表される糖類のごとき
多官能開始剤を使用することが求められるようになって
きた。
【0004】その際、使用される塩基性触媒としては、
水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリ金属水
酸化物(特公昭48−19560号公報、特公昭48−
27815号報公等)が最も一般的である。通常、活性
水素化合物にアルキレンオキシドを付加し、ポリエーテ
ルポリオールを製造する際、水酸化ナトリウムや水酸化
カリウムは触媒として安価であること、工業的な使用に
十分耐えうる反応速度を与えること、燐酸等による中和
により製品に不溶の塩を形成し、ろ過により簡便に除去
できること等、工業的に有利な点を有している。しかし
ながら、糖類のごとき固体開始剤に対して重合を行う場
合においては、開始剤中の固体開始剤の比率や製品の水
酸基価の設定によって、アルキレンオキシド付加終了
後、反応液中に未反応の開始剤が多量に残存することが
ある。残存する未反応開始剤はポリエーテルポリオール
製造工程において、配管の閉塞や中和精製時のろ過不良
を引き起こすことがある。
水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリ金属水
酸化物(特公昭48−19560号公報、特公昭48−
27815号報公等)が最も一般的である。通常、活性
水素化合物にアルキレンオキシドを付加し、ポリエーテ
ルポリオールを製造する際、水酸化ナトリウムや水酸化
カリウムは触媒として安価であること、工業的な使用に
十分耐えうる反応速度を与えること、燐酸等による中和
により製品に不溶の塩を形成し、ろ過により簡便に除去
できること等、工業的に有利な点を有している。しかし
ながら、糖類のごとき固体開始剤に対して重合を行う場
合においては、開始剤中の固体開始剤の比率や製品の水
酸基価の設定によって、アルキレンオキシド付加終了
後、反応液中に未反応の開始剤が多量に残存することが
ある。残存する未反応開始剤はポリエーテルポリオール
製造工程において、配管の閉塞や中和精製時のろ過不良
を引き起こすことがある。
【0005】また、アミン触媒としては特開平3−47
832号公報に記載される長鎖アルキルアミンが有効で
ある。概触媒を用いると未反応ショ糖が残存することな
く、また、アミン触媒の臭気やウレタン化反応への影響
もなく、ショ糖開始剤のポリエーテルポリオールの製造
方法として有用である。しかしながら、官能基数の増加
をターゲットとし、開始剤のショ糖比を増大させると、
極微量の未反応ショ糖が残存することがある。これら微
量未反応ショ糖は、ろ過により、簡単に除去され、通常
何ら問題を与えるものではないが、実際のレジンとして
各種助剤をブレンドした場合、ポリエーテルポリオール
中に溶解する微量未反応ショ糖の析出による濁りを生
じ、視感として悪印象を与え、また、機械成形において
ポリウレタンフォームを製造する際、概レジンの使用に
よって発泡装置内での析出物による反応ラインの閉塞等
を引き起こす恐れもある。
832号公報に記載される長鎖アルキルアミンが有効で
ある。概触媒を用いると未反応ショ糖が残存することな
く、また、アミン触媒の臭気やウレタン化反応への影響
もなく、ショ糖開始剤のポリエーテルポリオールの製造
方法として有用である。しかしながら、官能基数の増加
をターゲットとし、開始剤のショ糖比を増大させると、
極微量の未反応ショ糖が残存することがある。これら微
量未反応ショ糖は、ろ過により、簡単に除去され、通常
何ら問題を与えるものではないが、実際のレジンとして
各種助剤をブレンドした場合、ポリエーテルポリオール
中に溶解する微量未反応ショ糖の析出による濁りを生
じ、視感として悪印象を与え、また、機械成形において
ポリウレタンフォームを製造する際、概レジンの使用に
よって発泡装置内での析出物による反応ラインの閉塞等
を引き起こす恐れもある。
【0006】従来、公知のショ糖開始剤のポリエーテル
ポリオールは一般的に、開始剤であるショ糖が水やグリ
セリン等の低分子アルコールにより希釈された状態でア
ルキレンオキシドの重合が行われる。このとき開始剤の
平均官能基数は2成分系において以下式で表される。
ポリオールは一般的に、開始剤であるショ糖が水やグリ
セリン等の低分子アルコールにより希釈された状態でア
ルキレンオキシドの重合が行われる。このとき開始剤の
平均官能基数は2成分系において以下式で表される。
【0007】 平均官能基数 f=fA×WA/MA/(WA/MA+WB/MB) +fB×WB/MB/(WA/MA+WB/MB) =fA×XA+fB×XB fA;A成分の官能基数 fB;B成分の官能基数 WA;A成分の重量比 WB;B成分の重量比 MA;A成分の分子量 MB;B成分の分子量 XA;A成分のモル比率 XB;B成分のモル比率
【0008】例えば、ショ糖(官能基数8、分子量34
2)とグリセリン(平均官能基数3、分子量92.1)の
重量比が70/30である場合、平均官能基数は上式に
則って4.93と算出される。すなわち、水や低分子ア
ルコールのモル比率が高くなるため、ショ糖が8官能と
いう高い官能基数を有するにも係らず、実質的に、それ
ほど高い平均官能基数を有するものとはならず、ウレタ
ン物性を必ずしも満足させるものとはならない。
2)とグリセリン(平均官能基数3、分子量92.1)の
重量比が70/30である場合、平均官能基数は上式に
則って4.93と算出される。すなわち、水や低分子ア
ルコールのモル比率が高くなるため、ショ糖が8官能と
いう高い官能基数を有するにも係らず、実質的に、それ
ほど高い平均官能基数を有するものとはならず、ウレタ
ン物性を必ずしも満足させるものとはならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的は
ポリエーテルポリオールの製造において従来の技術で挙
げられる上記の如き問題点を解決し、かつ、硬質ポリウ
レタンフォームに良好な物性を与えるポリエーテルポリ
オールを見出すことにある。すなわち、糖類を開始剤と
して、アルキレンオキシドを付加重合するにあたり、未
反応開始剤が残存、析出することなく、かつ、高い平均
官能基数を有するポリエーテルポリオールの製造方法を
見出すことを目的とする。
ポリエーテルポリオールの製造において従来の技術で挙
げられる上記の如き問題点を解決し、かつ、硬質ポリウ
レタンフォームに良好な物性を与えるポリエーテルポリ
オールを見出すことにある。すなわち、糖類を開始剤と
して、アルキレンオキシドを付加重合するにあたり、未
反応開始剤が残存、析出することなく、かつ、高い平均
官能基数を有するポリエーテルポリオールの製造方法を
見出すことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の如
き問題点を解決したポリエーテルポリオールを見出すべ
く鋭意検討した結果、本発明を完成するに至った。すな
わち、糖類にアルキレンオキシドを付加し、ポリエーテ
ルポリオールを製造するに当たり、最初に、アミン触媒
の存在下に水酸基価400〜600mgKOH/gの範
囲でアルキレンオキシドを付加し、次に、得られた反応
液100重量部に対して7〜30重量部の水を加え、未
反応糖類を反応液に溶解させた後、加えた水を除去し、
再び、アルキレンオキシドの付加を行うことを特徴とす
るポリエーテルポリオールの製造方法であり、好ましく
は、糖類、好ましくは、ショ糖にアルキレンオキシドを
付加し、ポリエーテルポリオールを製造するに当たり、
最初に、希釈剤として活性水素化合物、好ましくは、平
均分子量が300以上で平均官能基数が3以上のポリエ
ーテルポリオールを糖類100重量部に対して5〜35
0重量部使用し、アミン触媒の存在下に、好ましくは、
下記一般式(1)[化2]で表されるアミン化合物
き問題点を解決したポリエーテルポリオールを見出すべ
く鋭意検討した結果、本発明を完成するに至った。すな
わち、糖類にアルキレンオキシドを付加し、ポリエーテ
ルポリオールを製造するに当たり、最初に、アミン触媒
の存在下に水酸基価400〜600mgKOH/gの範
囲でアルキレンオキシドを付加し、次に、得られた反応
液100重量部に対して7〜30重量部の水を加え、未
反応糖類を反応液に溶解させた後、加えた水を除去し、
再び、アルキレンオキシドの付加を行うことを特徴とす
るポリエーテルポリオールの製造方法であり、好ましく
は、糖類、好ましくは、ショ糖にアルキレンオキシドを
付加し、ポリエーテルポリオールを製造するに当たり、
最初に、希釈剤として活性水素化合物、好ましくは、平
均分子量が300以上で平均官能基数が3以上のポリエ
ーテルポリオールを糖類100重量部に対して5〜35
0重量部使用し、アミン触媒の存在下に、好ましくは、
下記一般式(1)[化2]で表されるアミン化合物
【0011】
【化2】 (式(1)中、R1は炭素数8〜18のアルキル基ある
いはアルケニル基を示し、R2及びR3は水素原子あるい
は炭素数1〜8のアルキル基を示す。)の存在下に、水
酸基価400〜600mgKOH/gの範囲でアルキレ
ンオキシドを付加し、次に、得られた反応液100重量
部に対して7〜30重量部の水を加え、未反応糖類を溶
解させた後、加えた水を除去し、再び、アルキレンオキ
シドの付加を行うことを特徴とするポリエーテルポリオ
ールの製造方法である。
いはアルケニル基を示し、R2及びR3は水素原子あるい
は炭素数1〜8のアルキル基を示す。)の存在下に、水
酸基価400〜600mgKOH/gの範囲でアルキレ
ンオキシドを付加し、次に、得られた反応液100重量
部に対して7〜30重量部の水を加え、未反応糖類を溶
解させた後、加えた水を除去し、再び、アルキレンオキ
シドの付加を行うことを特徴とするポリエーテルポリオ
ールの製造方法である。
【0012】従って、本発明は以下の(1)〜(5)の
製造方法を提供するものである。 (1)糖類にアルキレンオキシドを付加し、ポリエーテ
ルポリオールを製造する方法であって、該ポリエーテル
ポリオールが、アミン触媒の存在下、糖類に水酸基価が
400〜600mgKOH/gになるようにアルキレン
オキシドを付加し、得られた反応液100重量部に対し
て7〜30重量部の水を加え、未反応糖類を反応液に溶
解させた後、加えた水を除去し、再びアルキレンオキシ
ドの付加を行うことにより得られることを特徴とするポ
リエーテルポリオールの製造方法。 (2)アミン触媒が、下記一般式(1)[化3]で表さ
れるアミン化合物であることを特徴とする(1)記載の
ポリエーテルポリオールの製造方法。
製造方法を提供するものである。 (1)糖類にアルキレンオキシドを付加し、ポリエーテ
ルポリオールを製造する方法であって、該ポリエーテル
ポリオールが、アミン触媒の存在下、糖類に水酸基価が
400〜600mgKOH/gになるようにアルキレン
オキシドを付加し、得られた反応液100重量部に対し
て7〜30重量部の水を加え、未反応糖類を反応液に溶
解させた後、加えた水を除去し、再びアルキレンオキシ
ドの付加を行うことにより得られることを特徴とするポ
リエーテルポリオールの製造方法。 (2)アミン触媒が、下記一般式(1)[化3]で表さ
れるアミン化合物であることを特徴とする(1)記載の
ポリエーテルポリオールの製造方法。
【0013】
【化3】 (式(1)中、R1は炭素数8〜18のアルキル基ある
いはアルケニル基を示し、R2及びR3は水素原子あるい
は炭素数1〜8のアルキル基を示す。) (3)糖類が、ショ糖であることを特徴とする(1)又
は(2)記載のポリエーテルポリオールの製造方法。 (4)糖類にアルキレンオキシドを付加し、ポリエーテ
ルポリオールを製造する方法であって、希釈剤として活
性水素化合物を糖類100重量部に対して5〜350重
量部使用することを特徴とする(1)〜(3)のいずれ
かに記載のポリエーテルポリオールの製造方法。 (5)活性水素化合物が、平均分子量300以上で平均
官能基数が3以上のポリエーテルポリオールであること
を特徴とする(4)記載のポリエーテルポリオールの製
造方法。
いはアルケニル基を示し、R2及びR3は水素原子あるい
は炭素数1〜8のアルキル基を示す。) (3)糖類が、ショ糖であることを特徴とする(1)又
は(2)記載のポリエーテルポリオールの製造方法。 (4)糖類にアルキレンオキシドを付加し、ポリエーテ
ルポリオールを製造する方法であって、希釈剤として活
性水素化合物を糖類100重量部に対して5〜350重
量部使用することを特徴とする(1)〜(3)のいずれ
かに記載のポリエーテルポリオールの製造方法。 (5)活性水素化合物が、平均分子量300以上で平均
官能基数が3以上のポリエーテルポリオールであること
を特徴とする(4)記載のポリエーテルポリオールの製
造方法。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0015】本発明に用いられる糖類は、ショ糖が好ま
しいが、還元性を有しない糖類は使用できる。具体的に
は、例えば麦芽糖、乳糖等に代表される二糖類から三糖
類、四糖類、多糖類、および、それら任意の混合物の水
素還元体であるいわゆる還元糖も使用できる。また、上
記に挙げられる2種以上の任意の糖類を任意の割合で混
合し用いても構わない。
しいが、還元性を有しない糖類は使用できる。具体的に
は、例えば麦芽糖、乳糖等に代表される二糖類から三糖
類、四糖類、多糖類、および、それら任意の混合物の水
素還元体であるいわゆる還元糖も使用できる。また、上
記に挙げられる2種以上の任意の糖類を任意の割合で混
合し用いても構わない。
【0016】本発明に使用するアルキレンオキシドに
は、具体的には、例えば、エチレンオキシド、プロピレ
ンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシド等が
挙げられ、それぞれ単独あるいは2種以上を混合して使
用することができる。
は、具体的には、例えば、エチレンオキシド、プロピレ
ンオキシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシド等が
挙げられ、それぞれ単独あるいは2種以上を混合して使
用することができる。
【0017】本発明の製造方法を以下の如く順を追って
説明する。最初に、糖類に対してアルキレンオキシドを
付加する。このとき、得られる反応液の水酸基価が40
0〜600mgKOH/gとなるようにアルキレンオキ
シドを付加する。さらに好ましくは、420〜550m
gKOH/gである。得られた反応液の水酸基価が60
0mgKOH/gよりも高い場合、未反応の糖類の量が
多くなり、水を加えたとき、反応液中に溶解しきれない
ことがあり、好ましくない。また、400mgKOH/
g未満では、反応時間が長くなり、工業的に好ましくな
い。
説明する。最初に、糖類に対してアルキレンオキシドを
付加する。このとき、得られる反応液の水酸基価が40
0〜600mgKOH/gとなるようにアルキレンオキ
シドを付加する。さらに好ましくは、420〜550m
gKOH/gである。得られた反応液の水酸基価が60
0mgKOH/gよりも高い場合、未反応の糖類の量が
多くなり、水を加えたとき、反応液中に溶解しきれない
ことがあり、好ましくない。また、400mgKOH/
g未満では、反応時間が長くなり、工業的に好ましくな
い。
【0018】また、この際用いられる触媒として、アミ
ン化合物を使用する。本発明においてさらに好ましいア
ミン化合物として、特に製品の臭気やウレタン化反応に
与える影響を考慮し、一般式(1)[化4]で表される
アミン化合物、具他的に列挙すれば、すなわち、ジメチ
ルオクチルアミン、トリオクチルアミン、ジメチルデシ
ルアミン、ジメチルラウリルアミン、ジメチルスチリル
アミン、ジメチルパルメチルアミン、ジメチルオレイル
アミン、ジメチルステアリルアミン、ジメチルリノレイ
ックアミン、ジメチルリノレニックアミン等を用いるこ
とがより好ましい。
ン化合物を使用する。本発明においてさらに好ましいア
ミン化合物として、特に製品の臭気やウレタン化反応に
与える影響を考慮し、一般式(1)[化4]で表される
アミン化合物、具他的に列挙すれば、すなわち、ジメチ
ルオクチルアミン、トリオクチルアミン、ジメチルデシ
ルアミン、ジメチルラウリルアミン、ジメチルスチリル
アミン、ジメチルパルメチルアミン、ジメチルオレイル
アミン、ジメチルステアリルアミン、ジメチルリノレイ
ックアミン、ジメチルリノレニックアミン等を用いるこ
とがより好ましい。
【0019】
【化4】 (式(1)中、R1は炭素数8〜18のアルキル基ある
いはアルケニル基を示し、R2及びR3は水素原子あるい
は炭素数1〜8のアルキル基を示す。) 上記触媒の使用量は特に制限は無いが、反応終了後の製
品生成量に対して、0.01〜5.0重量%が好まし
い。
いはアルケニル基を示し、R2及びR3は水素原子あるい
は炭素数1〜8のアルキル基を示す。) 上記触媒の使用量は特に制限は無いが、反応終了後の製
品生成量に対して、0.01〜5.0重量%が好まし
い。
【0020】次に、未反応糖類を溶解するための水の添
加量は、上記の反応で得られた反応液100重量部に対
して7〜30重量部使用することが好ましい。水の添加
量が7重量部未満では反応液中に未反応糖類結晶が溶解
しにくく、また、30重量部より多い場合、脱水に長時
間を要し、工業的に好ましくない。より好ましくは、1
0〜20重量部使用する。
加量は、上記の反応で得られた反応液100重量部に対
して7〜30重量部使用することが好ましい。水の添加
量が7重量部未満では反応液中に未反応糖類結晶が溶解
しにくく、また、30重量部より多い場合、脱水に長時
間を要し、工業的に好ましくない。より好ましくは、1
0〜20重量部使用する。
【0021】未反応糖類を反応液に溶解した後、水の除
去を行う。水の除去の方法については特に限定されず、
公知のあらゆる方法で行うことが出来る。好ましくは、
50〜150℃、常圧以下の圧力下で行うことが好まし
い。水の除去操作後の反応液の水分は5.0%以下が好
ましく、さらに好ましくは0.5%以下である。
去を行う。水の除去の方法については特に限定されず、
公知のあらゆる方法で行うことが出来る。好ましくは、
50〜150℃、常圧以下の圧力下で行うことが好まし
い。水の除去操作後の反応液の水分は5.0%以下が好
ましく、さらに好ましくは0.5%以下である。
【0022】最後に、上記の脱水後の反応液へのアルキ
レンオキシドの付加は、特に限定されないが、最初の糖
類へのアルキレンオキシドの付加で得られた反応液の水
酸基価をさらに10mgKOH/g以上低下させるのに
必要な量のアルキレンオキシドを反応させることが好ま
しい。また、そのとき、触媒は特に使用しなくても構わ
ないが、各種アミン化合物やアルカリ金属水酸化物、ま
たは、その併用が好ましい。その他、公知のポリエーテ
ルポリオール合成触媒も使用できる。
レンオキシドの付加は、特に限定されないが、最初の糖
類へのアルキレンオキシドの付加で得られた反応液の水
酸基価をさらに10mgKOH/g以上低下させるのに
必要な量のアルキレンオキシドを反応させることが好ま
しい。また、そのとき、触媒は特に使用しなくても構わ
ないが、各種アミン化合物やアルカリ金属水酸化物、ま
たは、その併用が好ましい。その他、公知のポリエーテ
ルポリオール合成触媒も使用できる。
【0023】本発明の製造方法においては、必要に応じ
て希釈剤を用いることが出来るが、使用せずとも何等構
わない。使用する希釈剤は特に限定されないが、例え
ば、トルエン、ジメチルホルムアミドの如きいわゆる公
知の有機溶剤、好ましくは、水やグリセリン、プロピレ
ングリコール、アルカノールアミン類やそれらの任意の
アルキレンオキシド付加物、および/または、それらの
任意の混合物等の活性水素化合物であり、実質的な液体
成分を用いることができる。さらには、ポリプロピレン
グリコール、ポリエチレングリコール、公知の開始剤に
対するプロピレンオキシドとエチレンオキシドのブロッ
クおよび/またはランダム共重合物等、ポリテトラメチ
レングリコール等の平均分子量300以上で平均官能基
数が3以上のあらゆる公知のものを用いることが好まし
く、さらには、分子量が500以上で平均官能基数が4
以上のものがより好ましい。また、分子中にエステル基
やアミド基を含むものであっても構わない。また、上記
に挙げられる2種以上の任意のポリエーテルポリオール
を任意の割合で混合し用いても構わない。
て希釈剤を用いることが出来るが、使用せずとも何等構
わない。使用する希釈剤は特に限定されないが、例え
ば、トルエン、ジメチルホルムアミドの如きいわゆる公
知の有機溶剤、好ましくは、水やグリセリン、プロピレ
ングリコール、アルカノールアミン類やそれらの任意の
アルキレンオキシド付加物、および/または、それらの
任意の混合物等の活性水素化合物であり、実質的な液体
成分を用いることができる。さらには、ポリプロピレン
グリコール、ポリエチレングリコール、公知の開始剤に
対するプロピレンオキシドとエチレンオキシドのブロッ
クおよび/またはランダム共重合物等、ポリテトラメチ
レングリコール等の平均分子量300以上で平均官能基
数が3以上のあらゆる公知のものを用いることが好まし
く、さらには、分子量が500以上で平均官能基数が4
以上のものがより好ましい。また、分子中にエステル基
やアミド基を含むものであっても構わない。また、上記
に挙げられる2種以上の任意のポリエーテルポリオール
を任意の割合で混合し用いても構わない。
【0024】希釈剤の使用量は特に限定されないが、好
ましくはその希釈剤の種類によって生成物の平均官能基
数を5以上になるような量であって、実質的には糖類1
00重量部に対して5〜350重量部用いることが好ま
しく、さらに好ましくは、20〜300重量部である。
ましくはその希釈剤の種類によって生成物の平均官能基
数を5以上になるような量であって、実質的には糖類1
00重量部に対して5〜350重量部用いることが好ま
しく、さらに好ましくは、20〜300重量部である。
【0025】本発明の製造方法において、反応温度は特
に限定されないが、60〜150℃が好ましく、さらに
は、80〜130℃が好ましい。反応時の圧力は特に限
定されないが、10kg/cm2以下が好ましい。
に限定されないが、60〜150℃が好ましく、さらに
は、80〜130℃が好ましい。反応時の圧力は特に限
定されないが、10kg/cm2以下が好ましい。
【0026】
【実施例】以下に、本発明を実施例を挙げて、さらに具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0027】実施例1 514gのショ糖、及び、6.75gのジメチルパルミ
チルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、オ
ートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始
し、100℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G以
下に保たれるように863gのプロピレンオキシドを徐
々に装入し、反応を行った。6時間でプロピレンオキシ
ド装入後、110℃に昇温し、内圧の低下が認められな
くなるまで3時間撹拌した。反応終了後、残存するプロ
ピレンオキシドを減圧により除去し、水を275g加え
た。100℃で1時間撹拌し、未反応ショ糖の溶解を確
認した後、減圧下、脱水を行った。引き続き、122g
のプロピレンオキシドを装入し、反応終了後、残存する
プロピレンオキシドを除去し、さらしろ過で内容物を取
り出した。得られた製品は1497gで薄黄色の透明液
体であり、水酸基価は456mgKOH/gであった。
チルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、オ
ートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始
し、100℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G以
下に保たれるように863gのプロピレンオキシドを徐
々に装入し、反応を行った。6時間でプロピレンオキシ
ド装入後、110℃に昇温し、内圧の低下が認められな
くなるまで3時間撹拌した。反応終了後、残存するプロ
ピレンオキシドを減圧により除去し、水を275g加え
た。100℃で1時間撹拌し、未反応ショ糖の溶解を確
認した後、減圧下、脱水を行った。引き続き、122g
のプロピレンオキシドを装入し、反応終了後、残存する
プロピレンオキシドを除去し、さらしろ過で内容物を取
り出した。得られた製品は1497gで薄黄色の透明液
体であり、水酸基価は456mgKOH/gであった。
【0028】実施例2 445gのショ糖、49gのグリセリン、及び、6.7
5gのジメチルパルミチルアミンを内容積2lのオート
クレーブに装入し、オートクレーブ内を乾燥窒素で置換
し、攪拌、昇温を開始し、100℃で、反応機の内圧が
4.0kg/cm2G以下に保たれるように883gのプ
ロピレンオキシドを徐々に装入し、反応を行った。4時
間でプロピレンオキシド装入後、110℃に昇温し、内
圧の低下が認められなくなるまで3時間撹拌した。反応
終了後、残存するプロピレンオキシドを減圧により除去
し、水を199g加えた。100℃で1時間撹拌し、未
反応ショ糖の溶解を確認した後、減圧下、脱水を行っ
た。引き続き、122gのプロピレンオキシドを装入
し、反応終了後、残存するプロピレンオキシドを除去
し、さらしろ過で内容物を取り出した。得られた製品は
1489gで薄黄色の透明液体であり、水酸基価は45
3mgKOH/gであった。
5gのジメチルパルミチルアミンを内容積2lのオート
クレーブに装入し、オートクレーブ内を乾燥窒素で置換
し、攪拌、昇温を開始し、100℃で、反応機の内圧が
4.0kg/cm2G以下に保たれるように883gのプ
ロピレンオキシドを徐々に装入し、反応を行った。4時
間でプロピレンオキシド装入後、110℃に昇温し、内
圧の低下が認められなくなるまで3時間撹拌した。反応
終了後、残存するプロピレンオキシドを減圧により除去
し、水を199g加えた。100℃で1時間撹拌し、未
反応ショ糖の溶解を確認した後、減圧下、脱水を行っ
た。引き続き、122gのプロピレンオキシドを装入
し、反応終了後、残存するプロピレンオキシドを除去
し、さらしろ過で内容物を取り出した。得られた製品は
1489gで薄黄色の透明液体であり、水酸基価は45
3mgKOH/gであった。
【0029】実施例3 358gのショ糖、437gのポリオールA(ソルビト
ール/グリセリン=94/6にプロピレンオキシドを付加
し、水酸基価470mgKOH/gとした平均官能基数
5.63のもの)、及び、6.75gのジメチルパルミ
チルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、オ
ートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始
し、100℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G以
下に保たれるように583gのプロピレンオキシドを徐
々に装入し、反応を行った。2時間でプロピレンオキシ
ド装入後、110℃に昇温し、内圧の低下が認められな
くなるまで3時間撹拌した。反応終了後、残存するプロ
ピレンオキシドを減圧により除去し、水を150g加え
た。100℃で1時間撹拌し、未反応ショ糖の溶解を確
認した後、減圧下、脱水を行った。引き続き、122g
のプロピレンオキシドを装入し、反応終了後、残存する
プロピレンオキシドを除去し、さらしろ過で内容物を取
り出した。得られた製品は1493gで薄黄色の透明液
体であり、水酸基価は455mgKOH/gであった。
ール/グリセリン=94/6にプロピレンオキシドを付加
し、水酸基価470mgKOH/gとした平均官能基数
5.63のもの)、及び、6.75gのジメチルパルミ
チルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、オ
ートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始
し、100℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G以
下に保たれるように583gのプロピレンオキシドを徐
々に装入し、反応を行った。2時間でプロピレンオキシ
ド装入後、110℃に昇温し、内圧の低下が認められな
くなるまで3時間撹拌した。反応終了後、残存するプロ
ピレンオキシドを減圧により除去し、水を150g加え
た。100℃で1時間撹拌し、未反応ショ糖の溶解を確
認した後、減圧下、脱水を行った。引き続き、122g
のプロピレンオキシドを装入し、反応終了後、残存する
プロピレンオキシドを除去し、さらしろ過で内容物を取
り出した。得られた製品は1493gで薄黄色の透明液
体であり、水酸基価は455mgKOH/gであった。
【0030】実施例4 301gのショ糖、624gのポリオールB(ショ糖/
グリセリン=60/40にプロピレンオキシドを付加
し、水酸基価450mgKOH/gとした平均官能基数
4.44のもの)、及び、6.75gのジメチルパルミ
チルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、オ
ートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始
し、100℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G以
下に保たれるように303gのプロピレンオキシドを徐
々に装入し、反応を行った。2時間でプロピレンオキシ
ド装入後、110℃に昇温し、内圧の低下が認められな
くなるまで3時間撹拌した。反応終了後、残存するプロ
ピレンオキシドを減圧により除去し、水を123g加え
た。100℃で1時間撹拌し、未反応ショ糖の溶解を確
認した後、減圧下、脱水を行った。引き続き、273g
のプロピレンオキシドを装入し、反応終了後、残存する
プロピレンオキシドを除去し、さらしろ過で内容物を取
り出した。得られた製品は1493gで薄黄色の透明液
体であり、水酸基価は452mgKOH/gであった。
グリセリン=60/40にプロピレンオキシドを付加
し、水酸基価450mgKOH/gとした平均官能基数
4.44のもの)、及び、6.75gのジメチルパルミ
チルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、オ
ートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始
し、100℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G以
下に保たれるように303gのプロピレンオキシドを徐
々に装入し、反応を行った。2時間でプロピレンオキシ
ド装入後、110℃に昇温し、内圧の低下が認められな
くなるまで3時間撹拌した。反応終了後、残存するプロ
ピレンオキシドを減圧により除去し、水を123g加え
た。100℃で1時間撹拌し、未反応ショ糖の溶解を確
認した後、減圧下、脱水を行った。引き続き、273g
のプロピレンオキシドを装入し、反応終了後、残存する
プロピレンオキシドを除去し、さらしろ過で内容物を取
り出した。得られた製品は1493gで薄黄色の透明液
体であり、水酸基価は452mgKOH/gであった。
【0031】実施例5 357gのショ糖、314gのポリオールC(グリセリ
ンにプロピレンオキシドを付加し、水酸基価561mg
KOH/gのもの)、及び、6.75gのジメチルパル
ミチルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、
オートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開
始し、100℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G
以下に保たれるように762gのプロピレンオキシドを
徐々に装入し、反応を行った。2時間でプロピレンオキ
シド装入後、110℃に昇温し、内圧の低下が認められ
なくなるまで3時間撹拌した。反応終了後、残存するプ
ロピレンオキシドを減圧により除去し、水を143g加
えた。100℃で1時間撹拌し、未反応ショ糖の溶解を
確認した後、減圧下、脱水を行った。引き続き、67g
のプロピレンオキシドを装入し、反応終了後、残存する
プロピレンオキシドを除去し、さらしろ過で内容物を取
り出した。得られた製品は1495gで薄黄色の透明液
体であり、水酸基価は435mgKOH/gであった。
ンにプロピレンオキシドを付加し、水酸基価561mg
KOH/gのもの)、及び、6.75gのジメチルパル
ミチルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、
オートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開
始し、100℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G
以下に保たれるように762gのプロピレンオキシドを
徐々に装入し、反応を行った。2時間でプロピレンオキ
シド装入後、110℃に昇温し、内圧の低下が認められ
なくなるまで3時間撹拌した。反応終了後、残存するプ
ロピレンオキシドを減圧により除去し、水を143g加
えた。100℃で1時間撹拌し、未反応ショ糖の溶解を
確認した後、減圧下、脱水を行った。引き続き、67g
のプロピレンオキシドを装入し、反応終了後、残存する
プロピレンオキシドを除去し、さらしろ過で内容物を取
り出した。得られた製品は1495gで薄黄色の透明液
体であり、水酸基価は435mgKOH/gであった。
【0032】実施例1〜5において、種々の組成でショ
糖にアルキレンオキシドの付加を行った。上記実施例1
〜5で得られた本発明のポリエーテルポリオールである
製品中及びろ過のさらし上にショ糖結晶は全く認められ
ず、また、ガスクロマトグラフィー(以下、GCと略称
する)による分析においてもショ糖は検出されなかっ
た。すなわち、開始剤として用いたショ糖は、完全に反
応が行われており、最初の水酸基価の設定と未反応ショ
糖を溶解するための水の量が本請求の範囲で有効である
ことを示すものであり、ショ糖を開始剤として用いる際
に本製造方法の有効性が認められる。特に、実施例3〜
5では、製品の希釈剤として比較的高い分子量のポリエ
ーテルポリオールを用いているため、得られた製品の平
均官能基数も高く、また、初期のプロピレンオキシドと
の反応も速く、本発明の方法では希釈剤を用いることが
より好ましい。結果を表1に示す。
糖にアルキレンオキシドの付加を行った。上記実施例1
〜5で得られた本発明のポリエーテルポリオールである
製品中及びろ過のさらし上にショ糖結晶は全く認められ
ず、また、ガスクロマトグラフィー(以下、GCと略称
する)による分析においてもショ糖は検出されなかっ
た。すなわち、開始剤として用いたショ糖は、完全に反
応が行われており、最初の水酸基価の設定と未反応ショ
糖を溶解するための水の量が本請求の範囲で有効である
ことを示すものであり、ショ糖を開始剤として用いる際
に本製造方法の有効性が認められる。特に、実施例3〜
5では、製品の希釈剤として比較的高い分子量のポリエ
ーテルポリオールを用いているため、得られた製品の平
均官能基数も高く、また、初期のプロピレンオキシドと
の反応も速く、本発明の方法では希釈剤を用いることが
より好ましい。結果を表1に示す。
【0033】実施例6 400gのショ糖、及び、6.75gのジメチルパルミ
チルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、オ
ートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始
し、90℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G以下
に保たれるように672gのプロピレンオキシドを徐々
に装入し、反応を行った。6時間でプロピレンオキシド
装入後、110℃に昇温し、内圧の低下が認められなく
なるまで3時間撹拌した。反応終了後、残存するプロピ
レンオキシドを減圧により除去し、水を214g加え、
100℃で1時間撹拌し、未反応ショ糖の溶解を確認し
た後、減圧下、脱水を行った。引き続き、プロピレンオ
キシド95gを装入し、さらに、KOH4.5gと33
3gのプロピレンオキシドを装入した。反応終了後、残
存するプロピレンオキシドを除去し、リン酸で中和精製
後、内容物を取り出した。得られた製品は1486gで
薄黄色の透明液体であり、水酸基価は354mgKOH
/gであった。
チルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、オ
ートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始
し、90℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G以下
に保たれるように672gのプロピレンオキシドを徐々
に装入し、反応を行った。6時間でプロピレンオキシド
装入後、110℃に昇温し、内圧の低下が認められなく
なるまで3時間撹拌した。反応終了後、残存するプロピ
レンオキシドを減圧により除去し、水を214g加え、
100℃で1時間撹拌し、未反応ショ糖の溶解を確認し
た後、減圧下、脱水を行った。引き続き、プロピレンオ
キシド95gを装入し、さらに、KOH4.5gと33
3gのプロピレンオキシドを装入した。反応終了後、残
存するプロピレンオキシドを除去し、リン酸で中和精製
後、内容物を取り出した。得られた製品は1486gで
薄黄色の透明液体であり、水酸基価は354mgKOH
/gであった。
【0034】実施例7 244gのショ糖、454gのポリエーテルポリオール
B及び、6.75gのジメチルパルミチルアミンを内容
積2lのオートクレーブに装入し、オートクレーブ内を
乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始し、90℃で、反
応機の内圧が4.0kg/cm2G以下に保たれるように
523gのプロピレンオキシドを徐々に装入し、反応を
行った。2時間でプロピレンオキシド装入後、110℃
に昇温し、内圧の低下が認められなくなるまで3時間撹
拌した。反応終了後、残存するプロピレンオキシドを減
圧により除去し、水を134g加え、100℃で1時間
撹拌し、未反応ショ糖の溶解を確認した後、減圧下、脱
水を行った。さらに、KOH4.5gと279gのプロ
ピレンオキシドを装入した。反応終了後、残存するプロ
ピレンオキシドを除去し、リン酸で中和精製後、内容物
を取り出した。得られた製品は1490gで薄黄色の透
明液体であり、水酸基価は353mgKOH/gであっ
た。
B及び、6.75gのジメチルパルミチルアミンを内容
積2lのオートクレーブに装入し、オートクレーブ内を
乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始し、90℃で、反
応機の内圧が4.0kg/cm2G以下に保たれるように
523gのプロピレンオキシドを徐々に装入し、反応を
行った。2時間でプロピレンオキシド装入後、110℃
に昇温し、内圧の低下が認められなくなるまで3時間撹
拌した。反応終了後、残存するプロピレンオキシドを減
圧により除去し、水を134g加え、100℃で1時間
撹拌し、未反応ショ糖の溶解を確認した後、減圧下、脱
水を行った。さらに、KOH4.5gと279gのプロ
ピレンオキシドを装入した。反応終了後、残存するプロ
ピレンオキシドを除去し、リン酸で中和精製後、内容物
を取り出した。得られた製品は1490gで薄黄色の透
明液体であり、水酸基価は353mgKOH/gであっ
た。
【0035】実施例6、7で、ショ糖溶解後、KOHを
触媒として用いても製品中にショ糖の溶存は認められな
かった。すなわち、未反応ショ糖を反応液中に溶解した
後であれば、種々の触媒を用い、任意の水酸基価の製品
を得ることが出来る。結果を表1に示す。
触媒として用いても製品中にショ糖の溶存は認められな
かった。すなわち、未反応ショ糖を反応液中に溶解した
後であれば、種々の触媒を用い、任意の水酸基価の製品
を得ることが出来る。結果を表1に示す。
【0036】比較例1 514gのショ糖、及び、6.75gのジメチルパルミ
チルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、オ
ートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始
し、90℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G以下
に保たれるように986gのプロピレンオキシドを徐々
に装入し、反応を行った。反応終了後、残存するプロピ
レンオキシドを減圧により除去し、さらしろ過で内容物
を取り出した。得られた製品は1487gで薄黄色の透
明液体であり、水酸基価は448mgKOH/gであっ
た。
チルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、オ
ートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始
し、90℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G以下
に保たれるように986gのプロピレンオキシドを徐々
に装入し、反応を行った。反応終了後、残存するプロピ
レンオキシドを減圧により除去し、さらしろ過で内容物
を取り出した。得られた製品は1487gで薄黄色の透
明液体であり、水酸基価は448mgKOH/gであっ
た。
【0037】比較例1においては途中で水を添加せず、
未反応ショ糖溶解および脱水工程を省略し、製品目標の
水酸基価まで1段階でアルキレンオキシドの反応を行っ
たものである。この方法では、ろ過に用いたさらし上
に、製品に対して0.26wt%のショ糖結晶が見られ
た。また、GCによる分析において0.14wt%のシ
ョ糖が検出され、極微量のショ糖が未反応で残ることが
確認された。
未反応ショ糖溶解および脱水工程を省略し、製品目標の
水酸基価まで1段階でアルキレンオキシドの反応を行っ
たものである。この方法では、ろ過に用いたさらし上
に、製品に対して0.26wt%のショ糖結晶が見られ
た。また、GCによる分析において0.14wt%のシ
ョ糖が検出され、極微量のショ糖が未反応で残ることが
確認された。
【0038】比較例2 514gのショ糖、及び、6.75gのジメチルパルミ
チルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、オ
ートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始
し、90℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G以下
に保たれるように524gのプロピレンオキシドを徐々
に装入し、反応を行った。反応終了後(この時、得られ
た反応液の水酸基価は650mgKOH/gであっ
た)、残存するプロピレンオキシドを減圧により除去
し、水を150g加えた。100℃で1時間撹拌し、未
反応ショ糖の溶解を確認した後、減圧下、脱水を行っ
た。引き続き、462gのプロピレンオキシドを装入
し、反応終了後、残存するプロピレンオキシドを除去
し、さらしろ過で内容物を取り出した。得られた製品は
1486gで薄黄色の透明液体であり、水酸基価は44
9mgKOH/gであった。
チルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、オ
ートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始
し、90℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G以下
に保たれるように524gのプロピレンオキシドを徐々
に装入し、反応を行った。反応終了後(この時、得られ
た反応液の水酸基価は650mgKOH/gであっ
た)、残存するプロピレンオキシドを減圧により除去
し、水を150g加えた。100℃で1時間撹拌し、未
反応ショ糖の溶解を確認した後、減圧下、脱水を行っ
た。引き続き、462gのプロピレンオキシドを装入
し、反応終了後、残存するプロピレンオキシドを除去
し、さらしろ過で内容物を取り出した。得られた製品は
1486gで薄黄色の透明液体であり、水酸基価は44
9mgKOH/gであった。
【0039】比較例2において未反応ショ糖は結晶分
0.12%、溶存分0.10%が検出された。最初の水
酸基価の設定が、高いものでは未反応ショ糖分が多量の
ため、水を加えても、溶解しきれず、本法の最初の水酸
基価の設定が有効であることが認められる。
0.12%、溶存分0.10%が検出された。最初の水
酸基価の設定が、高いものでは未反応ショ糖分が多量の
ため、水を加えても、溶解しきれず、本法の最初の水酸
基価の設定が有効であることが認められる。
【0040】比較例3 実施例1と同様の操作で未反応ショ糖を溶解させるため
の水を本発明の範囲外である5wt%とした。得られた
製品は1490gで薄黄色の透明液体であり、水酸基価
は450mgKOH/gであった。
の水を本発明の範囲外である5wt%とした。得られた
製品は1490gで薄黄色の透明液体であり、水酸基価
は450mgKOH/gであった。
【0041】比較例3でも未反応ショ糖は結晶分0.1
7%、溶存分0.13%が検出された。適正な水分を加
えなければ未反応ショ糖を溶解させることはできず、本
法の水分添加量が有効であることが認められる。
7%、溶存分0.13%が検出された。適正な水分を加
えなければ未反応ショ糖を溶解させることはできず、本
法の水分添加量が有効であることが認められる。
【0042】比較例4 400gのショ糖、及び、6.75gのジメチルパルミ
チルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、オ
ートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始
し、90℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G以下
に保たれるように767gのプロピレンオキシドを徐々
に装入し、反応を行った。反応終了後、残存するプロピ
レンオキシドを減圧により除去し、引き続き、KOH
4.5gと122gのプロピレンオキシドを装入し、反
応終了後、残存するプロピレンオキシドを除去し、リン
酸で中和精製後、内容物を取り出した。得られた製品は
1479gで薄黄色の透明液体であり、水酸基価は35
4mgKOH/gであった。
チルアミンを内容積2lのオートクレーブに装入し、オ
ートクレーブ内を乾燥窒素で置換し、攪拌、昇温を開始
し、90℃で、反応機の内圧が4.0kg/cm2G以下
に保たれるように767gのプロピレンオキシドを徐々
に装入し、反応を行った。反応終了後、残存するプロピ
レンオキシドを減圧により除去し、引き続き、KOH
4.5gと122gのプロピレンオキシドを装入し、反
応終了後、残存するプロピレンオキシドを除去し、リン
酸で中和精製後、内容物を取り出した。得られた製品は
1479gで薄黄色の透明液体であり、水酸基価は35
4mgKOH/gであった。
【0043】比較例4において、未反応ショ糖を溶解す
る工程を行わず、KOHを添加し、以降の反応を行った
場合、中和精製時のろ過性が極めて悪化する。また、そ
の得られた製品は、GCによる分析において、0.13
wt%のショ糖が検出された。
る工程を行わず、KOHを添加し、以降の反応を行った
場合、中和精製時のろ過性が極めて悪化する。また、そ
の得られた製品は、GCによる分析において、0.13
wt%のショ糖が検出された。
【0044】上記した比較例において得られた微量のシ
ョ糖が溶存しているポリオールは、実際に用いるレジン
として種々助剤と混合した場合、溶存するショ糖が析出
する場合がある。これらは外観を損ねるばかりでなく、
ポリウレタンフォーム製造時、発泡機内でストレーナー
の詰まりなどのトラブルを生じる恐れがある。
ョ糖が溶存しているポリオールは、実際に用いるレジン
として種々助剤と混合した場合、溶存するショ糖が析出
する場合がある。これらは外観を損ねるばかりでなく、
ポリウレタンフォーム製造時、発泡機内でストレーナー
の詰まりなどのトラブルを生じる恐れがある。
【0045】比較例1〜4を表2に示す。また、実施例
4と比較例4におけるろ過性を表3に示す。
4と比較例4におけるろ過性を表3に示す。
【0046】参考例 実施例1で得られたポリエーテルポリオールについて硬
質ポリウレタンフォームを製造し、物性試験を行った。
質ポリウレタンフォームを製造し、物性試験を行った。
【0047】上記ポリエーテルポリオール100gにシ
リコーン整泡剤L−5420(日本ユニカー社品)1.
0g、発泡剤としてハイドロクロロフルオロカーボンで
あるHCFC−141b17.5g、テトラメチルヘキ
サメチレンジアミン2.3g、純水0.5gを加え、よ
く混合してレジン液とした後、ポリメリックMDI(三
井東圧化学(株)製;NCO含有率31.3%)をレジ
ン液の活性水素と反応する量を標準にして1.05倍量
加え、激しくかき混ぜて縦25cm×横25cm×高さ
18cmのダンボール製造箱に注入した。
リコーン整泡剤L−5420(日本ユニカー社品)1.
0g、発泡剤としてハイドロクロロフルオロカーボンで
あるHCFC−141b17.5g、テトラメチルヘキ
サメチレンジアミン2.3g、純水0.5gを加え、よ
く混合してレジン液とした後、ポリメリックMDI(三
井東圧化学(株)製;NCO含有率31.3%)をレジ
ン液の活性水素と反応する量を標準にして1.05倍量
加え、激しくかき混ぜて縦25cm×横25cm×高さ
18cmのダンボール製造箱に注入した。
【0048】発泡による立ち上がりの時間(イニシエー
ションタイム)、フォームの表面の粘り気の無くなる時
間(タックフリータイム)を測定した後、室温で24時
間熟成後、得られた硬質ポリウレタンフォームの物性試
験を行った。
ションタイム)、フォームの表面の粘り気の無くなる時
間(タックフリータイム)を測定した後、室温で24時
間熟成後、得られた硬質ポリウレタンフォームの物性試
験を行った。
【0049】物性試験方法は次のとおりである。 (1)比重;ASTM D−1622 59Tによる。 (2)圧縮強さ;ASTM D−1621 59Tによ
る。 (3)寸法安定性;100×100×100mmのフォ
ームを表2に記載の条件で放置し、放置前の長さに対す
る放置後の長さの変化率を求めた。(ASTMD−75
6による) フォーム物性を表4に示した。表4に比較の為、比較例
1で得られたポリエーテルポリオールおよび以下の比較
例5を用いたフォーム物性を併記した。
る。 (3)寸法安定性;100×100×100mmのフォ
ームを表2に記載の条件で放置し、放置前の長さに対す
る放置後の長さの変化率を求めた。(ASTMD−75
6による) フォーム物性を表4に示した。表4に比較の為、比較例
1で得られたポリエーテルポリオールおよび以下の比較
例5を用いたフォーム物性を併記した。
【0050】比較例5 ペンタエリスリトールにプロピレンオキシドを付加した
水酸基価350mgKOH/gのポリエーテルポリオー
ル。
水酸基価350mgKOH/gのポリエーテルポリオー
ル。
【0051】表4から実施例1のポリエーテルポリオー
ルの発泡特性は比較例1のポリエーテルポリオールと同
等の物性を示すが、比較例1ではレジンに濁りが見られ
るものであり、機械成形時には、発泡機のトラブルを引
き起こす恐れもある。また、従来の公知のポリエーテル
ポリオールである比較例5と比較し、優れたフォーム物
性を示す。このことからも本発明の有効性が認められる
ものである。
ルの発泡特性は比較例1のポリエーテルポリオールと同
等の物性を示すが、比較例1ではレジンに濁りが見られ
るものであり、機械成形時には、発泡機のトラブルを引
き起こす恐れもある。また、従来の公知のポリエーテル
ポリオールである比較例5と比較し、優れたフォーム物
性を示す。このことからも本発明の有効性が認められる
ものである。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】
【表3】
【0055】
【表4】
【0056】
【発明の効果】本発明の製造方法により得られるポリエ
ーテルポリオールは、製造時のろ過性が極めて良好であ
り、未反応開始剤が残存、析出することがなく、レジン
混合時の濁りもなく、かつ、高い平均官能基数を有し、
色相、臭気等良好で、ポリウレタンフォーム製造原料と
して優れた品質を兼ね備えている。
ーテルポリオールは、製造時のろ過性が極めて良好であ
り、未反応開始剤が残存、析出することがなく、レジン
混合時の濁りもなく、かつ、高い平均官能基数を有し、
色相、臭気等良好で、ポリウレタンフォーム製造原料と
して優れた品質を兼ね備えている。
【0057】さらに、本発明の製造方法により得られる
ポリエーテルポリオールは、未反応開始剤であるショ糖
が残存することがないので、ポリエーテルポリオール製
造工程において、配管の閉塞や中和精製時の濾過不良を
引き起こすことがない。また該ポリオールを使用して機
械成形においてポリウレタンフォームを製造する際、当
該ポリオールの使用により発泡装置内での析出物による
反応ラインの閉塞等を引き起こす恐れもない。
ポリエーテルポリオールは、未反応開始剤であるショ糖
が残存することがないので、ポリエーテルポリオール製
造工程において、配管の閉塞や中和精製時の濾過不良を
引き起こすことがない。また該ポリオールを使用して機
械成形においてポリウレタンフォームを製造する際、当
該ポリオールの使用により発泡装置内での析出物による
反応ラインの閉塞等を引き起こす恐れもない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 修巳 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】糖類にアルキレンオキシドを付加し、ポリ
エーテルポリオールを製造する方法であって、該ポリエ
ーテルポリオールが、アミン触媒の存在下、糖類に水酸
基価が400〜600mgKOH/gになるようにアル
キレンオキシドを付加し、得られた反応液100重量部
に対して7〜30重量部の水を加え、未反応糖類を反応
液に溶解させた後、加えた水を除去し、再びアルキレン
オキシドの付加を行うことにより得られることを特徴と
するポリエーテルポリオールの製造方法。 - 【請求項2】アミン触媒が、下記一般式(1)[化1]
で表されるアミン化合物であることを特徴とする請求項
1記載のポリエーテルポリオールの製造方法。 【化1】 (式(1)中、R1は炭素数8〜18のアルキル基ある
いはアルケニル基を示し、R2及びR3は水素原子あるい
は炭素数1〜8のアルキル基を示す。) - 【請求項3】糖類が、ショ糖であることを特徴とする請
求項1又は2記載のポリエーテルポリオールの製造方
法。 - 【請求項4】糖類にアルキレンオキシドを付加し、ポリ
エーテルポリオールを製造する方法であって、希釈剤と
して活性水素化合物を糖類100重量部に対して5〜3
50重量部使用することを特徴とする請求項1〜3のい
ずれかに記載のポリエーテルポリオールの製造方法。 - 【請求項5】活性水素化合物が、平均分子量300以上
で平均官能基数が3以上のポリエーテルポリオールであ
ることを特徴とする請求項4記載のポリエーテルポリオ
ールの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23653496A JPH1081743A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | ポリエーテルポリオールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23653496A JPH1081743A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | ポリエーテルポリオールの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1081743A true JPH1081743A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17002107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23653496A Pending JPH1081743A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | ポリエーテルポリオールの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1081743A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6723836B1 (en) | 1999-04-23 | 2004-04-20 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Low odor polyoxyalkylene polyol, process for producing the same and urethane composition |
| US8915350B2 (en) | 2009-12-02 | 2014-12-23 | Ferag Ag | Method and device for diverting a flow of flexible flat items |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP23653496A patent/JPH1081743A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6723836B1 (en) | 1999-04-23 | 2004-04-20 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Low odor polyoxyalkylene polyol, process for producing the same and urethane composition |
| US8915350B2 (en) | 2009-12-02 | 2014-12-23 | Ferag Ag | Method and device for diverting a flow of flexible flat items |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041021 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050301 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050628 |