JPH101348A - 木片セメント板及びその製造方法 - Google Patents
木片セメント板及びその製造方法Info
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- JPH101348A JPH101348A JP15118796A JP15118796A JPH101348A JP H101348 A JPH101348 A JP H101348A JP 15118796 A JP15118796 A JP 15118796A JP 15118796 A JP15118796 A JP 15118796A JP H101348 A JPH101348 A JP H101348A
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- cement
- wood chip
- wood
- component
- chip cement
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- Laminated Bodies (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】安価で、軽量で、強度に優れており、且つ、耐
火性能にも優れた木片セメント板及びその製造方法を提
供する。 【解決手段】細分化された木片と、セメント組成物と、
水との混合物からなる成形体を硬化して得られた木片セ
メント基板11の表裏面の少なくともいずれかの面に、
防火成分含有層12が設けられている。
火性能にも優れた木片セメント板及びその製造方法を提
供する。 【解決手段】細分化された木片と、セメント組成物と、
水との混合物からなる成形体を硬化して得られた木片セ
メント基板11の表裏面の少なくともいずれかの面に、
防火成分含有層12が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外壁等の建築材料
として主として用いられる木片セメント板及びその製造
方法に関するものである。
として主として用いられる木片セメント板及びその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プレハブ住宅等の外壁の防火構造
としては、例えば、特公昭61─16823号公報に記
載されているように、パネルの結合部に形成される目地
部に、発泡性防火塗料、無機質断熱材及びコーキング剤
を順次積層充填したパネル目地部防火構造や、特開昭6
1─24738号公報に記載されているように、外装材
同士の目地の裏面側に目地に沿って発泡性防火物を内在
させたシートを配置させた外壁の目地構造が知られてい
る。
としては、例えば、特公昭61─16823号公報に記
載されているように、パネルの結合部に形成される目地
部に、発泡性防火塗料、無機質断熱材及びコーキング剤
を順次積層充填したパネル目地部防火構造や、特開昭6
1─24738号公報に記載されているように、外装材
同士の目地の裏面側に目地に沿って発泡性防火物を内在
させたシートを配置させた外壁の目地構造が知られてい
る。
【0003】このような防火構造とするのに適した外壁
材は、それ自身が耐火性能を有するALCやケイカル板
等であるが、これらの外壁材は重量があり厚いので、ハ
ンドリングしにくく、又、外力に対して弱くて脆い等の
欠点を有している。このような従来の外壁材に代わるも
のとして、近年、木質材料とセメント類の複合成形物で
ある木片セメント板が、安価で、軽量であり、強度にも
優れているので、汎用されるようになってきている。
材は、それ自身が耐火性能を有するALCやケイカル板
等であるが、これらの外壁材は重量があり厚いので、ハ
ンドリングしにくく、又、外力に対して弱くて脆い等の
欠点を有している。このような従来の外壁材に代わるも
のとして、近年、木質材料とセメント類の複合成形物で
ある木片セメント板が、安価で、軽量であり、強度にも
優れているので、汎用されるようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、木片セ
メント板は、それ耐火性能を有するものではないので、
耐火性能を要求される用途に供する場合には、それ自身
の耐火性能を改善する必要がある。
メント板は、それ耐火性能を有するものではないので、
耐火性能を要求される用途に供する場合には、それ自身
の耐火性能を改善する必要がある。
【0005】本発明は、上記の如き従来の問題点を解消
し、安価で、軽量で、強度に優れており、且つ、耐火性
能にも優れた木片セメント板及びその製造方法を提供す
ることを目的としてなされたものである。
し、安価で、軽量で、強度に優れており、且つ、耐火性
能にも優れた木片セメント板及びその製造方法を提供す
ることを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明1(本願の請求項
1に記載の発明)は、細分化された木片と、セメント組
成物と、水との混合物からなる成形体を硬化して得られ
た木片セメント基板の表裏面の少なくともいずれかの面
に、防火成分含有層が設けられている木片セメント板で
ある。
1に記載の発明)は、細分化された木片と、セメント組
成物と、水との混合物からなる成形体を硬化して得られ
た木片セメント基板の表裏面の少なくともいずれかの面
に、防火成分含有層が設けられている木片セメント板で
ある。
【0007】本発明2(本願の請求項2に記載の発明)
は、細分化された木片と、アルミナセメント、無水石膏
又は(及び)半水石膏を主成分とする熱硬化成分とポル
トランドセメントとを含むセメント組成物と、水との混
合物からなる成形体を加熱硬化して得られた木片セメン
ト基板の表裏面の少なくともいずれかの面に、防火成分
含有層が設けらている木片セメント板である。
は、細分化された木片と、アルミナセメント、無水石膏
又は(及び)半水石膏を主成分とする熱硬化成分とポル
トランドセメントとを含むセメント組成物と、水との混
合物からなる成形体を加熱硬化して得られた木片セメン
ト基板の表裏面の少なくともいずれかの面に、防火成分
含有層が設けらている木片セメント板である。
【0008】本発明3(本願の請求項3に記載の発明)
は、細分化された木片と、セメント組成物と、水との混
合物を型枠上に供給して成形し、その成形体を加圧養生
し硬化させて木片セメント基板を成形する工程と、木片
セメント基板の表裏面の少なくともいずれかの面に、防
火成分含有層を積層する工程とからなる木片セメント板
の製造方法である。
は、細分化された木片と、セメント組成物と、水との混
合物を型枠上に供給して成形し、その成形体を加圧養生
し硬化させて木片セメント基板を成形する工程と、木片
セメント基板の表裏面の少なくともいずれかの面に、防
火成分含有層を積層する工程とからなる木片セメント板
の製造方法である。
【0009】本発明4(本願の請求項4に記載の発明)
は、細分化された木片と、アルミナセメント、無水石膏
又は(及び)半水石膏を主成分とする熱硬化成分とポル
トランドセメントとを含むセメント組成物と、水との混
合物を型枠上に供給して加圧成形し、その成形体を加熱
硬化させて木片セメント基板を成形する工程と、木片セ
メント基板の表裏面の少なくともいずれかの面に、防火
成分含有層を積層する工程からなる木片セメント板の製
造方法である。
は、細分化された木片と、アルミナセメント、無水石膏
又は(及び)半水石膏を主成分とする熱硬化成分とポル
トランドセメントとを含むセメント組成物と、水との混
合物を型枠上に供給して加圧成形し、その成形体を加熱
硬化させて木片セメント基板を成形する工程と、木片セ
メント基板の表裏面の少なくともいずれかの面に、防火
成分含有層を積層する工程からなる木片セメント板の製
造方法である。
【0010】本発明1〜本発明4(以下、本発明とい
う)において、細分化された木片としては、例えば、
杉、檜、松、栂、さわら、なら、かば、ブナ、オーク、
ラワン、ひば、栗、けやき、椎、柳、竹等の材料から作
製された木チップからなる木片が使用される。木片は、
新木材から作成された木チップからなる木片だけであっ
てもよいし、建築廃木材から作成された木チップからな
る木片を含むものであってもよい。
う)において、細分化された木片としては、例えば、
杉、檜、松、栂、さわら、なら、かば、ブナ、オーク、
ラワン、ひば、栗、けやき、椎、柳、竹等の材料から作
製された木チップからなる木片が使用される。木片は、
新木材から作成された木チップからなる木片だけであっ
てもよいし、建築廃木材から作成された木チップからな
る木片を含むものであってもよい。
【0011】木チップを作製する方法としては、公知の
方法を使用することができ、例えば、プレスや回転ロー
ル等による圧搾、スリッターや切断機等による切断等の
方法が挙げられる。木チップ片の大きさ、長さ、形状と
しては、用途や強度等の必要に応じて任意のものとする
ことができる。
方法を使用することができ、例えば、プレスや回転ロー
ル等による圧搾、スリッターや切断機等による切断等の
方法が挙げられる。木チップ片の大きさ、長さ、形状と
しては、用途や強度等の必要に応じて任意のものとする
ことができる。
【0012】本発明において、細分化された木片とセメ
ント組成物の混合量割合は、木片5〜30重量%、セメ
ント組成物70〜95重量%であるのが好ましい。混合
量割合が、木片5重量%より少なく且つセメント組成物
95重量%を超えると、木片を混入する利点が薄れ、原
料費が上がってしまい、セメント組成物5重量%より少
なく且つ木片30重量%を超えると、製品強度を上げる
ことができない。
ント組成物の混合量割合は、木片5〜30重量%、セメ
ント組成物70〜95重量%であるのが好ましい。混合
量割合が、木片5重量%より少なく且つセメント組成物
95重量%を超えると、木片を混入する利点が薄れ、原
料費が上がってしまい、セメント組成物5重量%より少
なく且つ木片30重量%を超えると、製品強度を上げる
ことができない。
【0013】本発明1及び本発明3において、セメント
組成物としては、ポルトランドセメントを主成分とする
ものが使用される。本発明2及び本発明4において、セ
メント組成物として、アルミナセメント、無水石膏又は
(及び)半水石膏を主成分とする熱硬化成分とポルトラ
ンドセメントとを含むものが使用される。熱硬化成分中
には石灰が含まれていてもよい。
組成物としては、ポルトランドセメントを主成分とする
ものが使用される。本発明2及び本発明4において、セ
メント組成物として、アルミナセメント、無水石膏又は
(及び)半水石膏を主成分とする熱硬化成分とポルトラ
ンドセメントとを含むものが使用される。熱硬化成分中
には石灰が含まれていてもよい。
【0014】本発明2及び本発明4において、セメント
組成物における、熱硬化性成分に対するポルトランドセ
メントの混合割合は、重量比で1:4〜4:1が好適で
ある。この範囲を外れ、セメント組成物中の熱硬化性成
分の含有量が少なすぎ且つポルトランドセメントの含有
量が多すぎる場合には、加熱による硬化促進の効果が少
なくなるとともに、木片に対するセメント組成物の付着
力が向上せず、得られる木片セメント板の強度向上を計
ることが難しくなり、逆に、熱硬化性成分の含有量が多
すぎ且つポルトランドセメントの含有量が少なすぎる場
合には、原料費が上がってしまう。
組成物における、熱硬化性成分に対するポルトランドセ
メントの混合割合は、重量比で1:4〜4:1が好適で
ある。この範囲を外れ、セメント組成物中の熱硬化性成
分の含有量が少なすぎ且つポルトランドセメントの含有
量が多すぎる場合には、加熱による硬化促進の効果が少
なくなるとともに、木片に対するセメント組成物の付着
力が向上せず、得られる木片セメント板の強度向上を計
ることが難しくなり、逆に、熱硬化性成分の含有量が多
すぎ且つポルトランドセメントの含有量が少なすぎる場
合には、原料費が上がってしまう。
【0015】本発明において、防火成分含有層中の防火
成分としては、例えば、ポリリン酸アンモニウム等のア
ンモニウム塩、アミノ化合物、膨張性黒鉛などのように
火炎や熱気等により発泡したり膨張したりして被防火物
を覆うことにより防火性能を発揮するものが挙げられ
る。防火成分含有層の形態としては、防火成分を含有す
る塗料が塗布されて形成された塗膜層や、防火成分を内
包するシート状物が貼付されたもの等が挙げられる。
成分としては、例えば、ポリリン酸アンモニウム等のア
ンモニウム塩、アミノ化合物、膨張性黒鉛などのように
火炎や熱気等により発泡したり膨張したりして被防火物
を覆うことにより防火性能を発揮するものが挙げられ
る。防火成分含有層の形態としては、防火成分を含有す
る塗料が塗布されて形成された塗膜層や、防火成分を内
包するシート状物が貼付されたもの等が挙げられる。
【0016】本発明において、防火成分含有層は、木片
セメント基板の表裏面のいずれか一方の面に設けられて
もよいし、両面に設けられてもよい。
セメント基板の表裏面のいずれか一方の面に設けられて
もよいし、両面に設けられてもよい。
【0017】本発明3及び本発明4においては、木片セ
メント基板を成形した後に、その木片セメント基板の表
裏面の少なくともいずれかの面に、防火成分含有層を積
層するようにしてもよいし、又、木片セメント基板の成
形と同時に、木片セメント基板の表裏面の少なくともい
ずれかの面に、防火成分含有層を積層してもよい。
メント基板を成形した後に、その木片セメント基板の表
裏面の少なくともいずれかの面に、防火成分含有層を積
層するようにしてもよいし、又、木片セメント基板の成
形と同時に、木片セメント基板の表裏面の少なくともい
ずれかの面に、防火成分含有層を積層してもよい。
【0018】
【作用】本発明1の木片セメント板は、細分化された木
片と、セメント組成物と、水との混合物からなる成形体
を硬化して得られた木片セメント基板の表裏面の少なく
ともいずれかの面に、防火成分含有層が設けられている
ことにより、木片セメント板としての、安価で、軽量
で、強度に優れているという特性を有している上に、防
火成分含有層が設けられている面に、火炎や熱気が作用
した時に、防火成分含有層中の防火成分が発泡するか流
れ出るようにして、木片セメント基板より火炎や熱気を
遮断し、木片セメント基板の防火を行うことができるの
で、防火性能に優れている。
片と、セメント組成物と、水との混合物からなる成形体
を硬化して得られた木片セメント基板の表裏面の少なく
ともいずれかの面に、防火成分含有層が設けられている
ことにより、木片セメント板としての、安価で、軽量
で、強度に優れているという特性を有している上に、防
火成分含有層が設けられている面に、火炎や熱気が作用
した時に、防火成分含有層中の防火成分が発泡するか流
れ出るようにして、木片セメント基板より火炎や熱気を
遮断し、木片セメント基板の防火を行うことができるの
で、防火性能に優れている。
【0019】本発明2の木片セメント板は、細分化され
た木片と、アルミナセメント、無水石膏又は(及び)半
水石膏を主成分とする熱硬化成分とポルトランドセメン
トとを含むセメント組成物と、水との混合物からなる成
形体を加熱硬化して得られた木片セメント基板の表裏面
の少なくともいずれかの面に、防火成分含有層が設けら
ていることにより、木片セメント板としての、安価で、
軽量で、強度に優れているという特性を有している上
に、防火成分含有層が設けられている面に、火炎や熱気
が作用した時に、防火成分含有層中の防火成分が発泡す
るか流れ出るようにして、木片セメント基板より火炎や
熱気を遮断し、木片セメント基板の防火を図ることがで
きるので、防火性能に優れている。
た木片と、アルミナセメント、無水石膏又は(及び)半
水石膏を主成分とする熱硬化成分とポルトランドセメン
トとを含むセメント組成物と、水との混合物からなる成
形体を加熱硬化して得られた木片セメント基板の表裏面
の少なくともいずれかの面に、防火成分含有層が設けら
ていることにより、木片セメント板としての、安価で、
軽量で、強度に優れているという特性を有している上
に、防火成分含有層が設けられている面に、火炎や熱気
が作用した時に、防火成分含有層中の防火成分が発泡す
るか流れ出るようにして、木片セメント基板より火炎や
熱気を遮断し、木片セメント基板の防火を図ることがで
きるので、防火性能に優れている。
【0020】本発明3の木片セメント板の製造方法は、
細分化された木片と、セメント組成物と、水との混合物
を型枠上に供給して成形し、次いで加圧養生して硬化さ
せて木片セメント基板を成形する工程と、木片セメント
基板の表裏面の少なくともいずれかの面に、防火成分含
有層を積層する工程とからなることにより、防火性能に
も優れた木片セメント板を生産性よく製造することがで
きる。
細分化された木片と、セメント組成物と、水との混合物
を型枠上に供給して成形し、次いで加圧養生して硬化さ
せて木片セメント基板を成形する工程と、木片セメント
基板の表裏面の少なくともいずれかの面に、防火成分含
有層を積層する工程とからなることにより、防火性能に
も優れた木片セメント板を生産性よく製造することがで
きる。
【0021】本発明4の木片セメント板の製造方法は、
細分化された木片と、アルミナセメント、無水石膏又は
(及び)半水石膏を主成分とする熱硬化成分とポルトラ
ンドセメントからなるセメント組成物と、水との混合物
を型枠上に供給して加圧成形した後、加熱硬化させて木
片セメント基板を成形する工程と、木片セメント基板の
表裏面の少なくともいずれかの面に、防火成分含有層を
積層する工程からなることにより、硬化促進を図ること
ができるので、防火性能にも優れた木片セメント板を一
層生産性よく製造することができる。
細分化された木片と、アルミナセメント、無水石膏又は
(及び)半水石膏を主成分とする熱硬化成分とポルトラ
ンドセメントからなるセメント組成物と、水との混合物
を型枠上に供給して加圧成形した後、加熱硬化させて木
片セメント基板を成形する工程と、木片セメント基板の
表裏面の少なくともいずれかの面に、防火成分含有層を
積層する工程からなることにより、硬化促進を図ること
ができるので、防火性能にも優れた木片セメント板を一
層生産性よく製造することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の木片セメント板の一例を示す断
面図である。1は木片セメント板である。木片セメント
板1は、細分化された木片と、セメント組成物と、水と
の混合物からなる成形体を硬化して得られた木片セメン
ト基板11を備えている。木片セメント基板11の表裏
面には、それぞれ、防火成分121,121を含有する
塗料が塗装されて成形された塗膜層からなる防火成分含
有層12,12が設けられている。
する。図1は、本発明の木片セメント板の一例を示す断
面図である。1は木片セメント板である。木片セメント
板1は、細分化された木片と、セメント組成物と、水と
の混合物からなる成形体を硬化して得られた木片セメン
ト基板11を備えている。木片セメント基板11の表裏
面には、それぞれ、防火成分121,121を含有する
塗料が塗装されて成形された塗膜層からなる防火成分含
有層12,12が設けられている。
【0023】この木質セメント板1は、防火成分含有層
12,12が設けられている表裏面に、火炎や熱気が作
用した時に、防火成分121,121を含有する塗料が
塗装されて成形された塗膜層からなる防火成分含有層1
2,12中の防火成分121,121が発泡するように
して、木片セメント基板より火炎や熱気を遮断し、木片
セメント基板の防火を行うことができるので、防火性能
に優れている。
12,12が設けられている表裏面に、火炎や熱気が作
用した時に、防火成分121,121を含有する塗料が
塗装されて成形された塗膜層からなる防火成分含有層1
2,12中の防火成分121,121が発泡するように
して、木片セメント基板より火炎や熱気を遮断し、木片
セメント基板の防火を行うことができるので、防火性能
に優れている。
【0024】図2は、本発明の木片セメント板の別の例
を示す断面図である。2は木片セメント板である。木片
セメント板2は、細分化された木片と、アルミナセメン
ト、無水石膏又は(及び)半水石膏を主成分とする熱硬
化成分とポルトランドセメントとを含むセメント組成物
と、水との混合物からなる成形体を加熱硬化して得られ
た木片セメント基板21を備えている。木片セメント基
板21の表裏面には、それぞれ、防火成分221,22
1を内包するシート状物からなる防火成分含有層22,
22が設けられている。
を示す断面図である。2は木片セメント板である。木片
セメント板2は、細分化された木片と、アルミナセメン
ト、無水石膏又は(及び)半水石膏を主成分とする熱硬
化成分とポルトランドセメントとを含むセメント組成物
と、水との混合物からなる成形体を加熱硬化して得られ
た木片セメント基板21を備えている。木片セメント基
板21の表裏面には、それぞれ、防火成分221,22
1を内包するシート状物からなる防火成分含有層22,
22が設けられている。
【0025】防火成分含有層22,22が設けられてい
る表裏面に、火炎や熱気が作用した時に、防火成分22
1,221を内包するシート状物からなる防火成分含有
層22,22中の防火成分221,221が流れ出るよ
うにして、木片セメント基板より火炎や熱気を遮断し、
木片セメント基板の防火を図ることができるので、防火
性能に優れている。
る表裏面に、火炎や熱気が作用した時に、防火成分22
1,221を内包するシート状物からなる防火成分含有
層22,22中の防火成分221,221が流れ出るよ
うにして、木片セメント基板より火炎や熱気を遮断し、
木片セメント基板の防火を図ることができるので、防火
性能に優れている。
【0026】図3は、本発明の木片セメント板の製造方
法の一例の工程を順次示す断面図である。まず、図3
(a)に示すように、木チップからなる細分化された木
片と、普通ポルトランドセメントと、水との混合物を、
成形型枠上に堆積させ、熱プレスにより、30kg/c
m2 の圧力で加圧成形し、その成形体を室温で2日間養
生して硬化させた後、脱型して、木片セメント基板11
を得る。
法の一例の工程を順次示す断面図である。まず、図3
(a)に示すように、木チップからなる細分化された木
片と、普通ポルトランドセメントと、水との混合物を、
成形型枠上に堆積させ、熱プレスにより、30kg/c
m2 の圧力で加圧成形し、その成形体を室温で2日間養
生して硬化させた後、脱型して、木片セメント基板11
を得る。
【0027】次に、図3(b)に示すように、この木片
セメント板11の表裏面に、それぞれ、防火成分12
1,121を含有する塗料を塗装した後、乾燥すること
によりその塗膜層からなる防火成分含有層12,12を
積層して、図1に示すような木質セメント板1を得る。
セメント板11の表裏面に、それぞれ、防火成分12
1,121を含有する塗料を塗装した後、乾燥すること
によりその塗膜層からなる防火成分含有層12,12を
積層して、図1に示すような木質セメント板1を得る。
【0028】図4は、本発明の木片セメント板の製造方
法の別の例の工程を順次示す断面図である。まず、図4
(a)に示すように、細分化された木片と、アルミナセ
メント、無水石膏又は(及び)半水石膏を主成分とする
熱硬化成分とポルトランドセメントとを含むセメント組
成物と、水との混合物を、成形型枠上に堆積させ、熱プ
レスにより、30kg/cm2 、温度93℃にて15分
間成形することにより加熱して硬化させた後、脱型し
て、木片セメント基板21を得る。
法の別の例の工程を順次示す断面図である。まず、図4
(a)に示すように、細分化された木片と、アルミナセ
メント、無水石膏又は(及び)半水石膏を主成分とする
熱硬化成分とポルトランドセメントとを含むセメント組
成物と、水との混合物を、成形型枠上に堆積させ、熱プ
レスにより、30kg/cm2 、温度93℃にて15分
間成形することにより加熱して硬化させた後、脱型し
て、木片セメント基板21を得る。
【0029】次に、図4(b)に示すように、この木片
セメント板11の表裏面に、それぞれ、防火成分を内包
するシートを積層して、図2に示すような木質セメント
板2を得る。
セメント板11の表裏面に、それぞれ、防火成分を内包
するシートを積層して、図2に示すような木質セメント
板2を得る。
【0030】
【発明の効果】本発明1及び本発明2の木質セメント板
は、それぞれ、上記の構成とされているので、安価で、
軽量で、強度に優れており、且つ、耐火性能にも優れた
木片セメント板である。
は、それぞれ、上記の構成とされているので、安価で、
軽量で、強度に優れており、且つ、耐火性能にも優れた
木片セメント板である。
【0031】本発明3及び本発明4の木質セメント板の
製造方法は、それぞれ、上記の構成とされているので、
安価で、軽量で、強度に優れており、且つ、耐火性能に
も優れた木片セメント板を生産性よく製造することがで
きる。
製造方法は、それぞれ、上記の構成とされているので、
安価で、軽量で、強度に優れており、且つ、耐火性能に
も優れた木片セメント板を生産性よく製造することがで
きる。
【図1】本発明の木質セメント板の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の木質セメント板の別の例を示す断面図
である。
である。
【図3】本発明の木質セメント板の製造方法の一例を説
明する説明図であり、(a)は前半の工程を説明する断
面図であり、(b)は後半の工程を説明する断面図であ
る。
明する説明図であり、(a)は前半の工程を説明する断
面図であり、(b)は後半の工程を説明する断面図であ
る。
【図4】本発明の木質セメント板の製造方法の別の例を
説明する説明図であり、(a)は前半の工程を説明する
断面図であり、(b)は後半の工程を説明する断面図で
ある。
説明する説明図であり、(a)は前半の工程を説明する
断面図であり、(b)は後半の工程を説明する断面図で
ある。
1,2 木片セメント板 11,21 木片セメント基板 12,22 防火成分含有層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04C 2/16 E04C 2/16 E
Claims (4)
- 【請求項1】 細分化された木片と、セメント組成物
と、水との混合物からなる成形体を硬化して得られた木
片セメント基板の表裏面の少なくともいずれかの面に、
防火成分含有層が設けられていることを特徴とする木片
セメント板。 - 【請求項2】 細分化された木片と、アルミナセメン
ト、無水石膏又は(及び)半水石膏を主成分とする熱硬
化成分とポルトランドセメントとを含むセメント組成物
と、水との混合物からなる成形体を加熱硬化して得られ
た木片セメント基板の表裏面の少なくともいずれかの面
に、防火成分含有層が設けらていることを特徴とする木
片セメント板。 - 【請求項3】 細分化された木片と、セメント組成物
と、水との混合物を型枠上に供給して成形し、その成形
体を加圧養生し硬化させて木片セメント基板を成形する
工程と、木片セメント基板の表裏面の少なくともいずれ
かの面に、防火成分含有層を積層する工程とからなるこ
とを特徴とする木片セメント板の製造方法。 - 【請求項4】 細分化された木片と、アルミナセメン
ト、無水石膏又は(及び)半水石膏を主成分とする熱硬
化成分とポルトランドセメントとを含むセメント組成物
と、水との混合物を型枠上に供給して加圧成形し、その
成形体を加熱硬化させて木片セメント基板を成形する工
程と、木片セメント基板の表裏面の少なくともいずれか
の面に、防火成分含有層を積層する工程からなることを
特徴とする木片セメント板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15118796A JPH101348A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 木片セメント板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15118796A JPH101348A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 木片セメント板及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH101348A true JPH101348A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15513189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15118796A Pending JPH101348A (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | 木片セメント板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH101348A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT15481U1 (de) * | 2015-08-24 | 2017-10-15 | Egger Johann | Fertigbauelement, insbesondere für Bauwerke, die ganz oder teilweise mit Holzbauwänden errichtet werden, bestehend aus einer mit Blähgrafit beschichteten Faserplatte |
-
1996
- 1996-06-12 JP JP15118796A patent/JPH101348A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT15481U1 (de) * | 2015-08-24 | 2017-10-15 | Egger Johann | Fertigbauelement, insbesondere für Bauwerke, die ganz oder teilweise mit Holzbauwänden errichtet werden, bestehend aus einer mit Blähgrafit beschichteten Faserplatte |
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