JPH03500975A - 安全注射器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 注射針の安全装置 使用した針による傷害を防ぐために使用後にカバーすることができる注射針への 需要が増加している。使用された針の表面又は内部には、もし他人にこの針を刺 すと２重大な病気、特に不治の致命的な病気を感染させるような血液残留物が残 っているかもしれない。

使用した針に１例えば、針を包装していた筒を再びかぶせることでは十分な解決 にはならない。というのは、特にそのような細い筒をかぶせる場合、もし針が開 口から外側に突き出すと、傷つけられることになる。

更に、使用した針及びしばしば注射器もしくは針に連結された注射液容器は１通 常投げ捨てられるので、常に、したがって、ごみ処理の間でも針が保護されるよ うに注意する必要がある。他方、薬の常用者や専門家によって使われた使い捨て の注射器の再使用を禁することも望まれる。

この問題に対して種々の解決策がすでに提案されている。

例えば、注射器に沿って摺動可能な“さや”を設けるものがある。しかし、この 解決策においても絶対に安全であるとは言えない。というのはさやのロックが不 完全であったり、さやが脆いとの欠点があるからである。その他の解決策として は、注射器のシリンダへ針を連結する針の内側一端を、使用後プランジャーに結 合し、注射器のシリンダ内に引き込めるものがある。この目的のために、針の内 端は。

シリンダの内側に１例えばスナップロック式に取り付けられる。しかしながら、 針の内端にプランジャーを連結したり、シリンダーの底から針の内端を外すには １回転または摺動動作をある順序で必要とし、装置の操作を複雑にしてしまう。

しかしできるだけ簡単な手動により、針を安全な状態におけることが望まれる。

もう一つの公知の提案では、針の内側端を弱い糸でシリンダに連結し、スナップ ロックにより内側端をプランジャーに結合した後、糸を切って針をシリンダ内に 後退させるものである。しかし、そのような弱い糸を再現良く、信頼できる方法 で生産することは困難で、更に、針が外方に再び動く可能性がある。

本発明は、上記の不都合を持たないような注射器を提供することを目的とする。

本発明による注射器は注射液空間を規定するとともにその中で可動なプランジャ ーを有する外側ケーシングを備え。

前記プランジャーは作動ノブ又はリングを有するプランジャーロッドに結合され 、一方、上記ケーシングの他端において、中空針を備えたニードルフットが針穴 を注射液空間の内部に連通させるように取り付けられており、該ニードルフット が外側ケーシングに関して内向きに可動でありかつ針が上記外側ケース内に引き 込まれるようにピストンに結合され得るようにした注射器において、ニードルフ ット（１６）とケーシング（１）は、ニードルフット（１６）を、引っ込められ ない位置にロックするための相互に係合するロック手段を有しており、プランジ ャー（１１）又はプランジャーロッド（６）とは針（１５）又はニードルフット （１６）は、プランジャー（１１）又はプランジャーロッド（６）を針（１５） 又はニードルフット（１６）へ結合し、かつプランジャー（１１）が液体空間（ １，１０）内に、完全に押し込まれた後、針又はニードルフットのロックを解除 する手段を有するとを特徴とする注射器の安全装置である。

使用されるロック手段は外部にあり、一方、注射器は製造および操作において簡 単である。他の有効な実施例は。

従属クレームによって定義される。

第１図は本発明の第１の実施例に係る安全注射器の縦断面を示す図、第２図は第 １図の注射器の変形例を示す図。

第３Ａ図及び第３Ｂ図は変形例の第１図に対応した断面口と端面図を夫々示す図 、第４Ａ図及び第４Ｂ図は２つの異る状態における第３図の実施例の変形例を示 す図、第５Ａ図及び第５Ｂ図は安全注射器のもう１つの実施例の断面図。

第６図は第５図の注射器の変形例を示す図、第７Ａ図及び第７Ｂ図は、もう１つ の実施例に係る安全注射器の縦断面及びそれらの部分断面図をそれぞれ示す図、 第８図は、第４図及び第７図の注射器の要部を結合した本発明のもう一つの変形 例を示す図、第８Ａ図〜第８Ｄ図は第７図の注射器の変形例の操作の異なる段階 における状態を示す図。

第９図は、第４図及び第７図の注射器の要部を結合した本発明の注射器のもう１ つの変形例を示す図である。

本発明を図面を参照して詳しく説明する。

第１図は本発明の第１の実施例に係る針の安全カバーを有する注射器を示してお り、この注射器は注入液を充填された密封性のガラス容器を有し、１回だけ使用 されるようになっている。図示された注射器はプランジャーを有し。

これは針の先端を皮膚へ刺した後、血管に当ったかどうか確認するために後退さ せられ、これにより血液が流れ込むことによって確認される。

注射器は少くとも１つの窓（図示しない）を有する外側ケーシング１と１人差指 と中指が当てられる２種の指突当て縁２ａ及び２ｂとを有する。このケーシング の内側には。

長さ方向に溝４が形成された筒３が挿入される。これらの溝４の各々には、ケー シング１の突起５が嵌合されており。

これらの突起５はケーシングから筒３が脱離することを防止している。プランジ ャーロッド６はこの筒３に連結されており、外側一端には２作動リング７を有し ている。プランジャーロッド６の内端は、カップリングフック８を有する。

ケーシング１の他端は例えば、内方に曲折した３つの把持ばね９を備えている。

これらは１通常の歯科用注射器に使用されるタイプの注射液コンテナ１０の周囲 に締着されている。このコンテナは、プランジャーとして役立つゴムストッパー １１によって、一端が封じられている。ストッパー１１の中のフック８が押込ま れ、よく知られているストッパー１１とのプッシュプル結合を形成する。他端は ストッパー１２により閉塞されている。このストッパー１２は針により貫通され 、コンテナ１０の腰部１３中に固定された金属キャップ１４により保持されてい る。注射器の他の部品は針１５である。異なる長さ及び／又は厚さの針が使用さ れる。各々の針は、ニードルフット１６に固定され。

その内端１７は、ニードルフット１６から突出しており。

それゆえ、コンテナ１０内にストッパー１２を通って押し込まれる。ニードルフ ット１６は、ニードルフットを取り付けたとき、キャップ１４の周り及び腰部１ ３中に係合する弾力のある爪部材１８を有している。ニードルフット１６の端部 １９は１把持ばね９の一端面に突当り、ニードルフットは内方に移動することを 妨げられる。

注射器を使用するためには、筒３はできるだけ後退される。その後コンテナ１０ が、その一端が筒３にはいるまで。

ばね９の間を内向きに移動される。ストッパー１２を静止した状態に保ち、リン グ７を内側へ押すことにより、フック８はプランジャー１１内に押込まれること ができる。

ストッパー１２はどんな液体をも通さないので、プランジャーは内側には移動し ない。次に、ニードルフットは。

コンテナ１０の他端に固定され、ニードルエンドはストッパー１２を貫通する。

こうして、注射器は直に使用される状態になる。

プランジャーが完全に押し込まれ、コンテナ１０が空になったとき、筒３はばね ９に到達する。このばねは筒３により外側に押し出される。それゆえニードルフ ット１６の内方のロックは終わりとなる。一方、針の一端１７がプランジャー１ １に突きささる。もしリング７がそのとき押されるならば３把持部材１８によっ てそれらに連結されるニードルフット１６を有するコンテナ１０は後退させられ る。

針１５とそのニードルフット１６は、ケーシング１の中に消えてしまう。針を持 つコンテナは、いわゆる安全な収集容器に棄却されるかあるいは破壊装置中で破 壊されるために外側方向へ再び移動される。硬い表面に開口を有するケーシング １とし、針１５を折り畳み、その後容器を投げ捨てるようにすることも可能であ る。その後、もはや容器から針を押し出すことはできない。

しかしながら、好ましくは、ニードルフット１６は容器の周囲に適合するように 追加のキャップ２０が図のように設けられている。これは、ラグ２２の後で、ス プリング９間のケーシング１の端部の周囲に固定された爪２１を有している。

このキャブ２０の正面は、針１５の通路２３を有している。このキャップ２０内 にリング２４があり、それは本質的に知られているように、針１６へ横断する方 向に摺動可能であり、リングから針を後退させると、このリングはそれの自重に よって下方に移動することができ、それゆえ。

針が再び外側に押されると、その先端はリングに当たり。

そして、もし、さらに押されるならば、針は折り曲げられる。それゆえ針をそれ 以上の操作なしに安全にすることができる。

中央線の外側に配置された針の場合１例えば血液抽出するために使用される場合 、針の通路に対応した穴を有するキャップを使用することが可能であり、このキ ャップは針の先端に対して突当表面を提供するために、後退の後回転される。一 方、キャップは適当なロック装置が設けられても良く、特に移動可能な針の安全 カバーとして形成されても良い。

未使用の状態において、ニードルフット１６を存するキャップ２０は保護さや２ ５内にあり、それは図示しないカバーで、滅菌するように封じられている。この カバーを取り去った後（特に封止片を取り除いた後）、キャップ２０はケーシン グ１の一端に嵌合されることができ、その後。

さや２５がキャップ２０から引き抜かれる。

第２図は第１図の注射器に最も好ましい実施例を示しており、同様の部品は、同 じ参照符号によって示されている。

この場合、異なる形状を示すために、プラム符号を付しである。この注射器は、 すでに部分的にコンテナ１０内に押し込められたプランジャー１１を有し、そし て内部の針の一端１７はすでにストッパー１２に突き刺さっている。

端部２ａ及び２ｂ間にある隆起２ｃはグリップを改善するために設置少られてい る。十字形のプランジャーロッド６は、フラットディスク８′で終端し、それは 注射液コンテナ１０のプランジャー１１に接触するようになっている。

コンテナ１０は１弾力のある爪５によって、その外側端に取り付けられており、 それは、プランジャーロッド６が完全に内側方向に押されたとき、以下に説明す るように。

コンテナ１０を後方に引っ込めるために、ロッド６のリング形状部分６′により 外側に曲げられる。

ケーシング１の針側での一端は、実質的に固定されており、内側には肩９′を有 している。その後方に、針の無菌パッケージを提供するためのカバー（図示しな （り中に。

弾性的にニードルフットを保持する。ニードルフットの縁１９は、キャップ２０ の対応する溝内に嵌合され、ニードルフット１６の弾力のある爪１８′は、容器 キャップ１４上に平坦に横たわっている。それゆえ１相対的摺動が可能である。

ニードルフット１６は、内向きの突起２６を有し、それは図で示すように１弾性 膜であるストッパー１２の外表面に接触している。最初にプランジャー１１を内 向きに押し込む時に、このストッパー１２は突起２６によって内方に変形される 。というのは中空針１５中の流れの抵抗はむしろ高いからである。プランジャー ロッドへの圧力が解放されると、ストッパー１２は再び最初の位置に向って戻り 。

それゆえ中空針の液体は吸込まれる。この時、血液がその中に吸込まれるか否か で血管が針に当たっているか否かがわかる。第１図の注射器の場合、この吸引は リング７を通常の方法で後退させることによって得られる。

コンテナ１０が空になつたのち、筒３の先端はニードルフットの爪１８′上を摺 動する。そして溝１８ａは爪の端部に係合する。それゆえニードルフット１６は 筒３と結合され、そしてケーシング１の内側での針１５の後退のために筒ととも に引き戻される。キャップ２０は、傾斜した内面上に、リップル２７を有してい る。もしそのときプランジャーロッド６が再び内向きに押されるならば、針の先 端は、完全に真直でないとき、これらのリップル２７に突き当り、それゆえ針に しわが寄り、破壊される。針は必要な傾斜を保障するために、わずかに傾斜した 状態でニードルフット１６に取り付けられ得る。

第１図の場合に、同じキャップを用いることができ、その場合突起２６が設けら れることは明らかである。

第３図は本発明による他の実施例を示し、再利用する注射器である。

外側のケースリング１は１通常使用される注射器の場合。

横から注射液コンテナを装填することができるように窓２８を有している。

反対側には、小さな窓２８′があり、この窓は装填されたコンテナがすけて見え るようにするとともに、使用されたコンテナの取り外しを簡便化する。

ケーシング１の針側の端面２９は１図示の実施例では窓２８の方向に開口した取 り付は溝３０が設けられ（第２Ｂ図参照）、この溝はニードルフット１６をコン テナ１０へ取り付けるのに役立つ。これらのコンテナ１ｏは特別な形状を有し、 ニードルフット１６と針１５とを有する一体のユニットを構成している。この針 は突出したさや２７によってかこまれている。このさやはニードルフット１６に 取り付けられており、溝３０は鋭い縁３１を有し、それらは溝３０中にニードル フット１６を嵌合する間、さやの壁中に切込みを形成し、それによりさや２７は １例えば回転させることにより取り除かれる。

コンテナ１０の取付けを容易にするように、突当縁２ｂは、突当縁２ａに対して 摺動可能で、ばね３２によって外側に押される。縁２ｂを後退させることにより 肩部３３までコンテナ１０を挿入する空間を設ける。他方、肩部３３はコンテナ １０がケーシング１から脱落するのを防ぐ。

針の一端にはストッパー１２が設けられており、それはコンテナ１０の内壁に対 して封止されているが、摩擦をもって摺動可能である。使用しない状態では、ス トッパー１２は針の内端から離間している。コンテナ１０の取付後。

プランジャーロッド６を押し込むと、フック８によってコンテナ１０のプランジ ャー１１に連結され、液圧によりストッパー１２を動かし、それゆえ針の内端１ ７が、ストッバーの細い中央部分１２′に突き刺さる。液体は針１５を通って射 出される。

内方に曲ったつまみ又は歯３５を備えた金属筒３４はプランジャー１１中に埋込 まれている。針は開口３６を通ってニードルフット中にガイドされ１弾力的に保 持されている。針の内端に形成されたカラー３７は、ストッパー１２を押してい る間、針１５が外向きに押されることを防止する。

プランジャー１１が全過程を移動したとき、針の内端１７はプランジャーを貫通 し、上部針端の回りをつかむように配置された歯３５間にはいる。もしプランジ ャーロッド６が後退すると１　これらの歯３５は、さらにより強く針の端１７を つかみ、それゆえ、針１５が引かれ、そしていくらかの摩擦をともなって開口３ ６を通って摺り込む。

針が引っばられ、コンテナ１０内にはいるやいなや、開口３６は部分的に少くと もニードルフットの弾性圧縮によって引き起こされる張力の緩和によって閉じる 。もしプランジャーロッドがそのとき内方に押されるならば、針の先端は、ニー ドルフット１６の内部壁に突き当たり、それゆえ針１５は曲げられ役に立たなく なる。

プランジャーロッド６の一端のフック８の代わりに、筒３８がロッドの一端に破 線で示されるように形成される。

これは、必要とされる引張り結合を形成するためスリーブ３４から外側に突出し た歯３９とかみ合うことができる。

これらの歯はロッド６の一端の外側に連動するように内側に突出している。

この実施例では１分離した針を使用することも可能である。ニードルフット１６ はコンテナ１０の一端に固定され。

移動可能なストッパー１２の代わりに、第１図で示すような貫通可能なストッパ ー１２が使用できる。他の結合も可能である。

第４Ａ図及び第４Ｂ図は、第３図の注射器の変形例を示す。そこでは再び、同じ 参照番号によって同様な要素が示されている（形状が異ることを示すために、プ ライム符号が用いられる。）。ケーシング１（ここでは示されない）は第３図の 場合と同様に存在する。しかし、コンテナの外壁に、ガラス壁を破壊から防ぐた めの透明なカバーを設けることが可能である。

第４Ｂ図に示すプランジャーロッド（それは再び、横断面で示されるカリは、フ ック８の代わりに、プランジャー１１に埋め込まれた筒３４′の内向きのフック ３９′と協力する鋲８′を有し、そしてロッド６が用いられる前にプランジャー １１と結合される分離要素として設けられつる。

容器の端縁は通常は１０ａで示すように突出している。

これは、第２図に示されたものと同じタイプのニードルフット１６を有するキャ ップ２０をしっかり固定するために使用される。上記キャップ２０を容器の端に 置いた後（使う前か製造中のいずれか）、キャップ２中の溝（第２図）が上記突 起１２ａ上のスナップ結合して、キャップ２０は強く固定される。

ストッパー１２は弾性的な端部突起１２ａを有し、それはこのストッパーが第４ Ｂ図に示されるように、針の一端へ向って押されるやいなや突出部１０ａの後方 にスナップ的に嵌合する。この結果、この位置にストッパー１２を維持する。し かしこれらの突起部１２ａは弾性を有するので。

ストッパー１２を後退させると、結合は再び解放される。

針の一端１７は、ストッパー１２に貫通した後、中空部１２′中に延在する。プ ランジャー１１は、その内側で鋲３５′例えば、プランジャーに埋め込まれたガ ラスピーズを有し、それは、針の端１７に到着するやいなや、第４Ｂ図に破線で 示されるように、針の端を偏向させる。そのとき針孔は閉じる。それゆえ、プラ ンジャーが後退されると。

真空（相対的）がプランジャー１１とストッパー１２との間に形成され、ストッ パーは大気圧によって内側に押し込まれ、ニードルフット１６も、針端１７が曲 折しているので、押し込まれる。

第４Ｂ図に破線で示された後退した針１５は、わずかに傾斜している。これは、 針の一端１７の曲げによって生じる。というのは、この針が比較的細いストッパ ー１２の中央部分１２′　によって支持されるからである。さらに、ストッパー １２とニードルフット１６との間の接触表面は。

針に傾斜を与えるために傾斜される。その他の操作は第２図の場合と同様である 。

第５Ａ図及び第５Ｂ図は１本発明による他の実施例を示している。ケーシング１ は、ここでは、射出液体シリンダであり、それは、プランジャー１１とプランジ ャーロッド６を備えている。このケーシング１の他端はプランジャーロッド６の 作動部材を有しているが１図示を省略している。

ケーシング１の針端は１円形外形を有する内部溝４０を備え、これはその外面に 面取内面４２を有するエツジ部４１を結合されている。

この注射器はさらに、ニードルフット１６内に固定された注射針１５を有してい る。ニードルフットは、柔軟なプラスチック材料からなり、ケーシング１の溝４ ０内にフィツトした外側エツジ４３を有している。しかし、それは。

第３Ｂ図かられかるように、わずかに長円形に形成されている。それゆえ、その 最大直径は溝４０の内部直径にほぼ等しい。ニードルフット１６はさらに、ケー シング１によって形成されたシリンダの内壁に封止されているシールリップ４４ を有している。ニードルフット１６はそれゆえ。

溝４０内に保持され、残っており、一方、シールエツジ４４は、シリンダ壁に対 して水密封止を与える。

ニードルフット〕６の内側には内向きに突出した突出縁４５があり、これは溝４ ６を形成し、この縁と溝とは、外側エツジ４３のように、卵形の形状を有してい る。プランジャー１１は、幾分波げられ、後方に溝４８を設けた頭部４７を有し ており、それの両方は外形が円形で、溝４６内に、この頭部４７を押し込むこと が可能なようになっている。ニードルフットの材料の弾性により、溝４６は２円 形となり、それゆえ１頭部４７へニードルフットが締結される。ここで、ニード ルフトの外側エツジ４３は円形となり、その後方の端部で溝４０からはずされる 。

この注射器の操作は次の通りである。プランジャー１１は、注射液の注射の間、 押し込まれ、その頭部４７がニードルフットの溝４１に係合する。そして、それ はプランジャーに結合され溝４０からはずされる。もし、プランジャー１１が引 っ込められるならば、ニードルフットは内方に針１５とともに移動し、それによ って針１５は、そのとき効果的に覆われる。この場合、第１図及び第２図に示す ような追加のキャップ２０が適用され得る。その結果、針は引っ込められた後、 プランジャーを外側に押すことによって、折り曲げられ、そして、それから役に 立たないようにされる。

ニードルフット１６をまるいプランジャー頭部により変形させるかわりに、外側 ケーシング１の壁を、少なくともニードルフットの位置で弾性的に変形可能とす ることができる。それによって、ケーシングはニードルフット１６の端部４３が 溝４０からはなされるような方法で親指と人差指でつかむことができ、それによ ってだ円形にされる。この場合、筒３４を拡がった頭部４７の代わりに１把持部 材３５を有する筒３４を使用することが可能で５針１５は。

把持部材３５によって把持されるように、ニードルフット１６から内向きに突出 しなければならない。

注射器を満たすために、より広い針穴を有する特別な針を使用することができる 。それは、決して人間の体液に接触しないので、破壊される必要がない。この特 別の充填針は、プランジャーヘッド４７と協力しないで、簡単なフットを有する ことができる。注射器を満たした後、この充填針は図示する注射針に取り換えら れる。この針は使用後引き込まれ、すでに述べられた方法によって破壊される。

第６図は、第５図の注射器の変形例を示しており、前述した部品と一致する部分 は、同一の参照番号によって示されている（それは変形された形状を示すために プライム符号を付される）。

ケーシング１は、傾斜した端部の縁４２を有する傾斜した端部４２を備えた弾力 性を有する爪４１′をもつ狭い端部１ｂを形成されている。これにより、ニード ルフット１６が、その中に挿入され、爪４１′により把持される。ニードルフッ ト１６上の突起４３′はケーシングの一端１ｂの内壁の溝４０’にスナップ係合 される。ニードルフット１６は、更に内方に延在した爪１８′を備えている。

プランジャー頭部４７は、爪４８′を有し、それは、第６図の上半分に示される ように、ニードルフット１６の爪を把持する。この爪１８′は、内側に曲げられ 、縁４３′は溝４０′から外され、フットはプランジャー１１といっしょに引き 込まれる。

また、この場合において、変形されたフットを有する充填針が注射器を満たすた めに使用され得る。しかし、その中又はその上に異なる寸法の針を取り付けるた めの取付具を有するようなニードルフットを使用することも可能である。

第１図及び第２図に示された型のキャップ２０が、上述したようにケーシング１ 内に引込み後、針を破壊するために使用され得る。

第７図は、もう１つの本発明の注射器の具体例を示している。これは、注射液シ リンダとして役立つ外側のケーシング１を有する。このケーシングの底４９には 、栓５０が設けられており、それは穿孔されても良い、針１５は、普通はケース 内側におさめられている。そのニードルフット　・１６は、プランジャーロッド ６のキャビティ５１から突出した内部ロッドとして形成されている。プランジャ ーロッド６はさらに、上記ニードルフット１６に外側のアクチュエータ５３とを 連結するための１つかそれ以上の数の溝５２を有する。ニードルフット１６中の 通路は、ケーシング１の内側と針１５のボアとの間を結合する。ケーシング１は 、前もって注射液を充填されていても良いが、再び針１５を延長した後吸引され ても良い。

使用前に、アクチュエータ５３は、栓５０を通って針１５を押し出すために下方 へ押される。ラグ５５は、このときアクチュエータ５３の開口５６中にパチンと 挿入される。

その結果、アクチュエータは、針の引っ込みをしないようにロックされる。

プランジャー１１が下方に押された後、アクチュエータの後退により針はプラン ジャー１１と一緒に引き込まれ。

針を無害のものとする。

再び、第１図及び第２図に示されるカップ２０が、針を曲折できるように使用さ れても良い。一方、第３図に示す自己封止ストッパーが使用されても良い。

ラグ５７を有するプランジャーロッド６のアクチュエータのノブ７を設けること が可能である。このラグ５７は。

ラグ５５よりも大きく、そして、それはスナップ開口５６（第４Ｂ図を見よ）の −側に位置している溝５８を拡張する。その結果、ラグ５５はスナップ開口５６ から外される。

このような方法で、アクチュエータ５３とノブ７との間の不均等者ロッキングが 達せられる。

第５図に関して述べられた実施例において、特に変形可能な外壁を持つ場合、最 初にニードルフットをケーシング内に設け、使用前にそれを押し出してロックし 、プランジャーとのリンクを破壊するような可能性が存在する。

第８図において、第７図の注射器の変形例が示されており、対応する部分が、同 じ参照番号によって示されている。

その場合、それの変形例を示すためにプライム符号が付されている。

この場合、ロッド形状のニードルフット１６にはその外端１２に取手が設けられ ている。この取手５３′は、中空プランジャーロッド６のキャビティ５１の内側 に横たわっている。このキャビティ５１の内側では、肩部６０を持つ筒５９が１ ６上でスライドができる。肩部６０は、プランジャーロッド６の壁内に形成され ている弾力性の掛は金６１と協力する。筒５９の外径は実質的にノブ５１の外径 と等しい。

第８Ａ図に示される針１５が後退した正常な位置において、掛は金６１はスリー ブに接触する。

プランジャーロッド６を下方に押す時、筒５９は掛は金６１に係合する。ノブ５ ３′が中空ロッド６の底に達すると、ニードルフット１６も、−緒に進行して、 針１５は第８Ｂ図に示されるように押出される。第８Ａ図の最初の位置において ノブ５３′は上記底に接触するように注射器を構成することもできる。ニードル フット１６の前端４７′は１収縮部４８′を有しており、それは弾力のある爪４ ５′によって保持される。それゆえ、ニードルフット１６′従って針１５′が延 在した位置に支えられている。

第８Ｃ図に示されるように、注射液コンテナ６３のストッパ６２に針１５を突き 刺した後、プランジャーロッド６を後退させ、注射器を満たす。

プランジャーロッド６を下方に押した時、プランジャー１１は、液体を針を通じ て押し出す。第８Ｄ図で見るように、下向工程の最後に、肩部６０が掛金６１の 縁６２の係合するので、筒５９が掛金６１が移動する。そしてノブ５３は掛金と 一緒にスライドし、掛金の上端６３によって把持される。

その際、もし、プランジャーロッド６が再び引っ込まれるならば、針は完全にコ ンテナ１内に引っ込まれ、そして前に述べたように１例えば、底の部分４９中に スライディングリング２４を設けることによって、又は第２図に示すようなキャ ップを用いることによって破壊されうる。

第８図に示すような構造の利点は、たった一つのアクチユエータ、すなわちプラ ンジャーロッド６の取手７が作動されることであり、そして、外側からラッチ６ １を作動することは不可能であり、それゆえ、もし針が破壊されなくとも、注射 器は再び使用できない。

第９図は本発明の注射器のもう１つの実施例を有している。それは、第４図及び 第７図の注射器の結合として考えられている。それの対応する部分は、対応する 参照番号（これは、符号が付されている）示される説明は１本質的な部分だけに する。この注射器は、工場内で注射液によって満たされているように意図されて おり、コンテナ１から延在する針１５は、ニードルキャップ２５によって、カバ ーされ、コンテナ１はエンドキャップ２０で閉じられる。

ニードルフット１６は、第７図のように、　ｆｌｌえば、グラス製のむく棒であ り、針穴は上記棒の後壁中に穴５４に連通している。この棒の外側端は、ノブ３ ４°°中に終結しており、プランジャーロッド６の爪８°°は、このノブ３４′ 後方をつかんでいる。ロッド１６′の内端は、第８図の場合のように、ノブ４７ ′を有しており、このノブ４７゛°は弾力のあるシート４５′と協力しており上 記ロッドを保持している。さらにシールが設けられており、それゆえ針１５ａの ためのキャップ２０の通路は、より大きく作られている。

第４図に示すように場合には、ストッパー１２が設けられ、ロッド１６′の摩擦 によって保たれている。それは。

プランジャー１１と同様である。プランジャー１１がロッド１６゛に沿って内方 に押され、スライドするとき、非圧縮性の注射液がストッパ５４′をロッド１６ ′に沿ってキャップ２０の座４５′に接触するまで押して、開口５４を開放し、 その結果、液体が中空針を通って押出される。もしプランジャーロッド６を後退 させると、プランジャー１１も、プランジャーとプランジャーロッドの端部との 間に形成される真空により引っ込む。プランジャーロッドは。

コンテナ１内に密嵌合されている。その結果、血管に針の先端が当たっているな らば、血液が吸引される。

中空プランジャーロッド６は、その外端近くに爪を有している。それは、プラン ジャー１１が完全に内側に移動したとき、ノブ３４′の後方をつかむ。プランジ ャーロッド６を引っ込めればロッド１６′　も引っ込められる。そして。

針１５は完全にコンテナ１の内部に引っ込む。

その後、他の実施例と同様に破壊される。

具体例、上で述べられた図面中に示された実施例の搭載要素は、多くの方法によ って変形が可能であり、もし必要ならば、他の実施例においても適合された形状 で、用いられる。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．注射液空間を規定するとともにその中で可動なプランジャーを有する外側ケ ーシングを備え，前記プランジャーは作動ノブ又はリングを有するブランジャー ロッドに結合され， 一方，上記ケーシングの他端において，中空針を備えたニードルフットが針穴を 注射液空間の内部に連通させるように取り付けられており，該ニードルフットが 外側ケーシングに関して内向きに可動でありかつ針が上記外側ケース内に引き込 まれるようにピストンに結合され得るようにした注射器において， ニードルフット（１６）とケーシング（１）は，ニードルフット（１６）を，引 っ込められない位置にロックするための相互に係合するロック手段を有しており ，プランジャー（１１）又はプランジャーロッド（６）とは針（１５）又はユー ドルフット（１６）は，プランジャー（１１）又はプランジャーロッド（６）を 針（１５）又はニードルフット（１６）へ結合し，かつプランジャー（１１）が 液体空間（１，１０）内に，完全に押し込まれた後，針又はニードルフットのロ ックを解除する手段を有するとを特徴とする注射器の安全装置。 ２．第１の請求項記載の安全装置において，前記キャップは，針先端が上記キャ ップ（２）内に引っ込められた後に，外側に押されるとき，針先端を維持するよ うに取り付けられた傾斜表面上に，内部リップル（２７）を有することを特徴と する注射器の安全装置。 ３．第１又は第２の請求項記載の安全装置において，ロック手段が，ニードルフ ット（１６）を外側から固定可能で配置可能な固有の弾性把持部材（９，１１′ ，４１′）からなり，針（１５）が注射液空間（１，１０）と封止的に連通され ていることを特徴とする注射器の安全装置。 ４．第３の請求項記載の安全装置において，外側ケーシングに注射液コンテナを 受け入れられるように取り付けられており，それはプランジャーの一端を封じ， このプランジャーはプランジャーロッドと一対になっており，このプランジャー ロッドは外側ケーシング内で可動であり，他端はストッパーによって封じられて おり，このストッパーはニードルフットが固定された後に針の内側一端によって 貫通されることができ，フック部が外側ケーシングから内側に曲った弾力のある タブ（９）によって形成され，このケーシングは注射液コンテナ（１０）の回り に取り付けられてその中に置かれ，プランジャーロッド（６）はスリーブ（３） に連結され，このスリーブは外側ケーシング（１）内及び内側に設けられたコン テナ（１）内に移動可能で，その長さはプランジャー（６）が全過程を押された とき，それらは上記タブ（９）をニードルフットが固定爪（１８）の近傍の隅（ １３）に連動するように取り付けられていることを特徴とする安全装置。 ５．第３の請求項記載の安全装置において，注射流体容器を外側のケーシング中 に受け入れられるように適合されプランジャーロッドと一対にされた外側ケーシ ング内で可能であるプランジャーによって一端が封じられ， 他端はニードルフットが固定された後に針の内側端により貫通されたストッパー により封じられ，取手部材は，針足（１６）上の弾力的な爪（１８′）とコンテ ナ（１０）の厳密な圧縮する部分に従動しており，プランジャーロッド（６）は 外側ケーシング（１）の内側で，内側に置かれた液体容器に沿って移動可能に筒 （３）に連結され， それの長さが，プランジャー（６）はそれを通って挿入され，それがニードルフ ット（１０）をロックから解放するように，上記爪（１８′）を外側へ押すこと を特徴とする安全装置。 ６．第５の請求項記載の安全装置において，プランジャーロッド（６）は上記コ ンテナ中に封止されて固定され，それは上記プランジャー（１）に接触するよう に取りつけられた平らな端面（８′）を有することを特徴とする安全装置。 ７．第３の請求項記載の安全装置において，注射液体コンテナな外側ケーシング に受け入れられており，それはプランジャーによる一端で封止され，そのブラン ジャーはプランジャーロッドに一対になるように取付けられており，このプラン ジャーロッドは，外側ケーシング内で可動であり，他端はストッパーにより封止 され，このストッパーは，ニードルの内部端により貫通されており，貫通ストッ パー（１２）が封止しやすい可動な内側容器であり，ニードルフット（１６）は コンテナ（１０）の一端内に確実に配されており，このコンテナ（１０）はスト ッパー（１２）を越えて突出しており，針の内部端（１７）はストッパー（１２ ）から離間されて残っており，上記ストッパー（１２）を通って，プランジャー （１１）が内方に最初に押されるように，流体の圧力によって運転されることを 特徴とする安全装置。 ８．第７の請求項記載の安全装置において，針防護さやはニードルフット（１６ ）に固定されており，プランジャー（１１）は内方に突出したロックフック（３ ５）が設けられ，プランジャーが全工程を挿入すると，針の内端（１７）に従動 し，針を可能にするようにそれはニードルフット中に封止的に移動可能で，収縮 させるようになっていることを特徴とする安全装置。 ９．第８の請求項記載の安全装置において，外側ケーシング（１）の針側の端部 で，ロック手段はここに形成された固定溝（３０）を有する端壁（２９）を有し ， 固定溝（３０）さや（２７）の壁を通って切られるようにするどい縁（３１）が 設けられていることを特徴とする安全装置。 １０．第７の請求項記載の安全装置において，プランジャー（１１）はその内側 に鉄（３５′）が設けられており，後者の内部ボアに近接しているために，この 鉄（３５′）は針（１５）の内部端（１７）側で曲げて据え付けられていること を特徴とする安全装置。 １１．第５〜１０の請求項のいずれか記載の安全装置において，針ホルダーは突 起が設けられ，該突起は，プランジャー（１１）が幾分引込み，ストッパーが最 初の形状を回復するようにされたとき上記針中に吸い込みを形成するために，ス トッパー（１２）を弾力的に内側に向って変形するように取り付けられてあるこ とを特徴とする安全装置。 １２．第４の請求項記載の安全装置において，ニードルフット（１６）は弾力的 に変形可能であり，シールリップ（４４）が設けられており，このシールリップ （４４）は液体スペース（１）の内部壁に従事し，どうには卵形の外形エッジ（ ４３）が設けられ，弾力的な変形で，取手端（４１）からニードルフック（１６ ）を分離する手段があり，プランジャー（１１）は，第３図の針足と，それと一 対にする手段を設けていることを特徴とする安全装置。 １３．第１１の請求項記載▽の安全装置において，プランジャー（１１）の表面 がニードルフットに対向し，頭部（４７）で円形のスナップとなる縁部と対とな り，頭部のスナップとなる縁（４８）に相当する一対の穴（４８）と，それは卵 形で，それゆえ頭部（４７）がこの空洞（４６）に配置され，キャビティ（４６ ）及びそれゆえニードルフット（１６）は円形に形成されており，それゆえ，縁 （４３）は取手縁からり離間していることを特徴とする安全装置。 １４．第１１の請求項記載の安全装置において，外壁は弾力的に変形可能で，少 くともその針の一端で，それゆえ，卵形形状に挿入されるに十分に，把持縁（４ １）からニードルフット（１６）を開放することを特徴とする安全装置。 １５．第４の請求項記載の安全装置において，ニードルフット（１６）は外側か らさや（１）又はコンテナ（１０）に押し込み及びスナッブロック（４０′，４ ３′）の手段により，その中に保持されている。そして，上記フット（１６）は 弾力的な爪（１８′）の内部端で供給され，プランジャー爪（４８′）は，最初 の爪（１８′）を保持するように適合した爪（４８′）を曲げ，それゆえ，スナ ップのロック（４０′，４３′）が解放されることを特徴とする安全装置。 １６．第６〜１４の請求項の１つに記載の安全装置において， プランジャー（１１）はプランジャーが全を通って押し込められたとき，内部の 端（１７）に従動するロッキングフック（３５）が設けられておることを特徴と する安全装置。 １７．第１〜３の請求項のいずれかに記載の安全装置において， 外側のケーシング内で，ケーシングの底で貫通されるストッパーにより移動可能 で，針足が孔内部で摺動可能なロッド（１６），それは，アクチュエータ（５３ ，５３′）に供給され，針足（１５）が貫通された開口に存在するストッパー（ ５０）を通って外側に移動し，再び引き込まれ，そしてケーシング（１）とニー トルフット（１６）は針足（１６）を外側のケース（１）に対してロックするよ うにロック手段（５５，５６，４５′，４７′）が設けられていることを特徴と する安全装置。 １８．第１７の請求項記載の安全装置において，アクチュエータ（５３）は，縦 方向の溝（５２）を通って，プランジャーロッド（６）中に外側から作動されて 拡張されていることを特徴とする安全装置。 １９．第１８の請求項記載の安全装置において，プランジャーロッド（６）又は ，その作動ノブ（７）が解放手段（５５，５６）が，ニードルフットロッド（６ ）のアクチュエータ（５３）のロックを解放するように設けられていることを特 徴とする安全装置。 ２０．第１７の請求項記載の安全装置において，プランジャーロッドの内部スト ップ（７）に突き当たるニードルフット（１６）はノブ（５３′）が設けられ， 筒（５９）はニードルフット（１６）の周囲で，そしてプランジャーロッド内で 摺動可能で，上記筒はプランジャーロッド（６）内で外部の肩部（６０）の弾性 的なラッチ（６１）と協働し，上記プランジャーロッド（６）が上昇する射出液 体の上記ノブ（５３′）を上記ラッチ６１を通過させ，上記ブランジャーロッド （６）を上記液体に噴出するために，内側に押したとき，上記ラッチ（６）は上 記ショルダー（６０）をつかみ，上記筒（５９）に沿って，上記ラッチ（６１） をブロックすることを防ぐように進入し，後者は，それからすぐ隣りの内方への 上記プランジャーロッド（６）の内方への移動で，上記ノブ（５３′）に沿って 進入することを特徴とする安全装置。 ２１．第１７の請求項記載の安全装置において，ストッパー（１２）が上記ロッ ド状のニードルフット（１６′）上に摺動可能で，最初は，上記針（１５）のそ れのボアに連通する壁内のすき間（５４）を覆い，上記容器又はケーシング（１ ０，１）の底部（２０）は，上記ストッパーの内側方向への移動を制限した突き 当て部（４５′）が設けられおり，上記突き当て部はまた，解放的に上記ニード ルフット（１６′）の内端（４７′）を保持することを特徴とする安全装置。