JPH0127195B2 - - Google Patents
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- JPH0127195B2 JPH0127195B2 JP60092081A JP9208185A JPH0127195B2 JP H0127195 B2 JPH0127195 B2 JP H0127195B2 JP 60092081 A JP60092081 A JP 60092081A JP 9208185 A JP9208185 A JP 9208185A JP H0127195 B2 JPH0127195 B2 JP H0127195B2
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Description
<産業上の利用分野>
本発明はカチオン染料可染性ポリエステル繊維
(以下、可染ポリエステルと略記する)の処理用
油剤及び該油剤による可染ポリエステルの処理方
法に関する。 主としてエチレンテレフタレート単位からなる
一般のポリエステル繊維(以下、一般ポリエステ
ルと略記する)が、その優れた各種特性により、
例えば衣料用繊維として多用されている。しか
し、この一般ポリエステルは、反応基を有してい
ないため、染色性に問題があり、例えばウールや
アクリル繊維のように鮮明な色相が得られず、ま
た染色堅牢度も充分でない。 そこで近年、上記の染色性の問題に対して、エ
チレンテレフタレート単位主体のポリエステルの
主鎖又は末端に例えば金属塩スルホネート基を導
入し、カチオン染料に対し高圧又は常圧で可染性
を示すような可染ポリエステルが種々開発されて
いる。ところが、これらの可染ポリエステルに
は、これらを仮撚加工工程に供すると、予期し難
い捲縮斑や毛羽等が頻繁に発生して品質を低下さ
せ、また同様に糸切れ等も頻繁に発生して作業性
を低下させるという特有の問題がある。 本発明は可染ポリエステルにおける上記特有の
問題に対応する処理用油剤及び該油剤による可染
ポリエステルの処置方法に関するものである。 <従来の技術、その問題点> 従来、一般ポリエステルの常用油剤を可染ポリ
エステルに付与しても、該常用油剤が所望の効果
を殆ど発揮しないところから、ポリエーテル化合
物を含有する可染ポリエステル用の油剤が提案さ
れている(特開昭51−55496、特開昭52−74021
等)。 しかし、この種の従来油剤では、可染ポリエス
テルの均斉度向上や強伸度低下防止に一応の効果
が認められるものの、可染ポリエステルの加工に
おける特有の難問、すなわち可染ポリエステルを
仮撚加工工程に供すると予期し難い捲縮斑や毛羽
更には糸切れ等が頻繁に発生して品質や作業性を
著しく低下させるという問題を解決できない。 <発明が解決しようとする問題点、その解決手段
> 本発明は叙上の如き可染ポリエステルの加工に
おける特有の問題点を解決する処理用油剤及び該
油剤による可染ポリエステルの処理方法を提供す
るものである。 しかして本発明者らは、可染ポリエステルの加
工で、前記のような特有の問題が発生することに
ついて注意深く観察した結果、その原因が、繊維
−繊維間及び繊維−金属間の摩擦と、そして特に
ヒータートラツクからの走行糸条の飛び出し現象
(以下、ジヤンピングと略記する)に大きく影響
されていることを見出した。そこで更に本発明者
らは、上記摩擦に抗し且つ上記ジヤンピングを抑
制する油剤を開発するべく鋭意研究した結果、特
定の高分子量ポリエーテル化合物が繊維−繊維間
及び繊維−金属間の耐摩耗性を向上せしめ、また
特定の第4級アンモニウム塩がジヤンピングをそ
して特定の平滑剤成分が繊維−金属間の摩擦係数
をそれぞれ低下させ、したがつてこれらを所定割
合で含有する油剤が正しく好適であつて、該油剤
を可染ポリエステルへ適切付与すると可染ポリエ
ステルの加工における特有の問題点が総合的に一
層より良く解決できることを見出したのである。 すなわち本発明は、 エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド
をランダム又はブロツク状に付加した分子量7000
以上の高分子量ポリエーテル化合物を10〜40重量
%、次の一般式()で示される第4級アンモニ
ウム塩を5〜30重量%、及び次のA群から選ばれ
る1種又は2種以上の平滑剤成分を30〜80重量%
含有して成る、カチオン染料可染性ポリエステル
繊維の処理用油剤に係る第1発明と、 更に加えて1〜2価の脂肪族カルボン酸石ケン
を0.5〜3重量%含有して成る、カチオン染料可
染性ポリエステル繊維の処理用油剤に係る第2発
明と、 上記第1発明の処理用油剤を、カチオン染料可
染性ポリエステル繊維に対し、これを溶融紡糸後
で仮撚前の段階において、0.3〜1.2重量%付与す
ることを特徴とするカチオン染料可染性ポリエス
テル繊維の処理方法に係る第3発明とからなる。 一般式()
(以下、可染ポリエステルと略記する)の処理用
油剤及び該油剤による可染ポリエステルの処理方
法に関する。 主としてエチレンテレフタレート単位からなる
一般のポリエステル繊維(以下、一般ポリエステ
ルと略記する)が、その優れた各種特性により、
例えば衣料用繊維として多用されている。しか
し、この一般ポリエステルは、反応基を有してい
ないため、染色性に問題があり、例えばウールや
アクリル繊維のように鮮明な色相が得られず、ま
た染色堅牢度も充分でない。 そこで近年、上記の染色性の問題に対して、エ
チレンテレフタレート単位主体のポリエステルの
主鎖又は末端に例えば金属塩スルホネート基を導
入し、カチオン染料に対し高圧又は常圧で可染性
を示すような可染ポリエステルが種々開発されて
いる。ところが、これらの可染ポリエステルに
は、これらを仮撚加工工程に供すると、予期し難
い捲縮斑や毛羽等が頻繁に発生して品質を低下さ
せ、また同様に糸切れ等も頻繁に発生して作業性
を低下させるという特有の問題がある。 本発明は可染ポリエステルにおける上記特有の
問題に対応する処理用油剤及び該油剤による可染
ポリエステルの処置方法に関するものである。 <従来の技術、その問題点> 従来、一般ポリエステルの常用油剤を可染ポリ
エステルに付与しても、該常用油剤が所望の効果
を殆ど発揮しないところから、ポリエーテル化合
物を含有する可染ポリエステル用の油剤が提案さ
れている(特開昭51−55496、特開昭52−74021
等)。 しかし、この種の従来油剤では、可染ポリエス
テルの均斉度向上や強伸度低下防止に一応の効果
が認められるものの、可染ポリエステルの加工に
おける特有の難問、すなわち可染ポリエステルを
仮撚加工工程に供すると予期し難い捲縮斑や毛羽
更には糸切れ等が頻繁に発生して品質や作業性を
著しく低下させるという問題を解決できない。 <発明が解決しようとする問題点、その解決手段
> 本発明は叙上の如き可染ポリエステルの加工に
おける特有の問題点を解決する処理用油剤及び該
油剤による可染ポリエステルの処理方法を提供す
るものである。 しかして本発明者らは、可染ポリエステルの加
工で、前記のような特有の問題が発生することに
ついて注意深く観察した結果、その原因が、繊維
−繊維間及び繊維−金属間の摩擦と、そして特に
ヒータートラツクからの走行糸条の飛び出し現象
(以下、ジヤンピングと略記する)に大きく影響
されていることを見出した。そこで更に本発明者
らは、上記摩擦に抗し且つ上記ジヤンピングを抑
制する油剤を開発するべく鋭意研究した結果、特
定の高分子量ポリエーテル化合物が繊維−繊維間
及び繊維−金属間の耐摩耗性を向上せしめ、また
特定の第4級アンモニウム塩がジヤンピングをそ
して特定の平滑剤成分が繊維−金属間の摩擦係数
をそれぞれ低下させ、したがつてこれらを所定割
合で含有する油剤が正しく好適であつて、該油剤
を可染ポリエステルへ適切付与すると可染ポリエ
ステルの加工における特有の問題点が総合的に一
層より良く解決できることを見出したのである。 すなわち本発明は、 エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド
をランダム又はブロツク状に付加した分子量7000
以上の高分子量ポリエーテル化合物を10〜40重量
%、次の一般式()で示される第4級アンモニ
ウム塩を5〜30重量%、及び次のA群から選ばれ
る1種又は2種以上の平滑剤成分を30〜80重量%
含有して成る、カチオン染料可染性ポリエステル
繊維の処理用油剤に係る第1発明と、 更に加えて1〜2価の脂肪族カルボン酸石ケン
を0.5〜3重量%含有して成る、カチオン染料可
染性ポリエステル繊維の処理用油剤に係る第2発
明と、 上記第1発明の処理用油剤を、カチオン染料可
染性ポリエステル繊維に対し、これを溶融紡糸後
で仮撚前の段階において、0.3〜1.2重量%付与す
ることを特徴とするカチオン染料可染性ポリエス
テル繊維の処理方法に係る第3発明とからなる。 一般式()
【式】
[但し、R1はともに炭素数6〜18のアルキル基
若しくはアルケニル基、又は
若しくはアルケニル基、又は
【式】で示されるN−アシルア
ミノアルキル基(ここに、R5はともに炭素数5
〜17のアルキル基又はアルケニル基。R6は水素、
メチル基、ヒドロキシエチル基又はヒドロキシプ
ロピル基。pは2又は3の整数)。R2、R3、R4
は、それぞれ独立して、メチル基、エチル基、ヒ
ドロキシエチル基又はヒドロキシプロピル基。 A-nはカルボン酸、リン酸、リン酸エステル、
硫酸エステル又はスルホン酸エステルの各基から
水素イオンを除いたn価のアニオン残基。 H+は水素イオン。 m、nは、0≦m≦2、1≦n≦3、そしてn
−m=1〜3を充足する0又は1〜3の整数。] A群:(1)エチレンオキサイド及びプロピレンオキ
サイドをランダム又はブロツク状に付加した分
子量700〜3500のポリエーテル化合物、(2)モノ
又はポリ(2〜10モル)オキシアルキレン脂肪
族アルコールと1価脂肪酸とのモノエステル、
(3)モノ又はポリ(2〜10モル)オキシアルキレ
ン脂肪族アルコールと2価脂肪酸とのジエステ
ル 本発明において、処理対象となる可染ポリエス
テルは、カチオン染料で可染となるように改質さ
れたポリエステル繊維を意味し、これには例え
ば、エチレンテレフタレート単位主体のポリエス
テルの主鎖又は末端に金属塩スルホネート基を導
入したようなものがあるが、ノンキヤリアー常圧
ボイル染色を可能とするために他の共重合成分を
用いたもの等も含まれる。 また本発明において、高分子量ポリエーテル化
合物は、活性水素化合物にエチレンオキサイド及
びプロピレンオキサイドを、好ましくはエチレン
オキサイド/プロピレンオキサイド=50〜90/50
〜10(重量比)で、ランダム又はブロツク状に付
加して得られる分子量7000以上のもので、これを
油剤中に10〜40重量%含有させる。分子量が7000
未満であつたり、或は含有量が10重量%未満であ
つたりすると、可染ポリエステルの加工におい
て、繊維−繊維間及び繊維−金属間の耐摩耗性が
劣り、集束性や潤滑性も不充分になる。逆に含有
量が40重量%を超えると、巻形状に問題を生じ、
綾落ちが出たり、その他の弊害をもきたすように
なる。通常、該高分子量ポリエーテル化合物は分
子量が7000〜15000のものを便宜的に使用できる。 高分子量ポリエーテル化合物の具体例を挙げる
と、アルコール類(炭素数1〜18の飽和アルコー
ル、オレイルアルコール、炭素数10〜15の合成ア
ルコールや還元アルコール、炭素数2〜12のジオ
ール、グリセリンやトリメチロールプロパン等の
多価アルコール、アルキルフエノール等)、カル
ボン酸類(カプリン酸、アジピン酸、トリメリツ
ト酸等)、アミン系化合物(ラウリルアミン、エ
チレンジアミン、トリエタノールアミン等)、チ
オエーテル系化合物又はメルカプタン系化合物
(チオグリコール、トリエチレングリコールジメ
ルカプタン等)等の活性水素化合物へ、エチレン
オキサイド及びプロピレンオキサイドをランダム
又はブロツク状に付加重合させたものがある。こ
の際、付加重合物の末端ヒドロキシ基をエーテル
化やシリル化したもの、更にはその2分子の末端
ヒドロキシ基をホルマール化やシリル化で縮合し
たものでもよい。 更に本発明において、第4級アンモニウム塩
は、前記一般式()で示されるもので、これを
油剤中に5〜30重量%含有させる。一般式()
の但し書き条件を外れたり、含有量が5〜30重量
%を外れたりすると、ジヤンピング抑制効果が劣
り、また可染ポリエステルへの油剤付着が不安定
になつたり或は毛羽が発生したりする等の弊害を
もきたすようになる。 第4級アンモニウム塩の効果をより良く発揮さ
せるためには、一般式()のR1〜R4やH+ nA-n
等を、処理対象である可染ポリエステルの構成内
容や該可染ポリエステルの加工条件(撚数、デニ
ール、フイラメントカウント等)に応じて適宜選
定するが、通常、H+ nA-nとして、
〜17のアルキル基又はアルケニル基。R6は水素、
メチル基、ヒドロキシエチル基又はヒドロキシプ
ロピル基。pは2又は3の整数)。R2、R3、R4
は、それぞれ独立して、メチル基、エチル基、ヒ
ドロキシエチル基又はヒドロキシプロピル基。 A-nはカルボン酸、リン酸、リン酸エステル、
硫酸エステル又はスルホン酸エステルの各基から
水素イオンを除いたn価のアニオン残基。 H+は水素イオン。 m、nは、0≦m≦2、1≦n≦3、そしてn
−m=1〜3を充足する0又は1〜3の整数。] A群:(1)エチレンオキサイド及びプロピレンオキ
サイドをランダム又はブロツク状に付加した分
子量700〜3500のポリエーテル化合物、(2)モノ
又はポリ(2〜10モル)オキシアルキレン脂肪
族アルコールと1価脂肪酸とのモノエステル、
(3)モノ又はポリ(2〜10モル)オキシアルキレ
ン脂肪族アルコールと2価脂肪酸とのジエステ
ル 本発明において、処理対象となる可染ポリエス
テルは、カチオン染料で可染となるように改質さ
れたポリエステル繊維を意味し、これには例え
ば、エチレンテレフタレート単位主体のポリエス
テルの主鎖又は末端に金属塩スルホネート基を導
入したようなものがあるが、ノンキヤリアー常圧
ボイル染色を可能とするために他の共重合成分を
用いたもの等も含まれる。 また本発明において、高分子量ポリエーテル化
合物は、活性水素化合物にエチレンオキサイド及
びプロピレンオキサイドを、好ましくはエチレン
オキサイド/プロピレンオキサイド=50〜90/50
〜10(重量比)で、ランダム又はブロツク状に付
加して得られる分子量7000以上のもので、これを
油剤中に10〜40重量%含有させる。分子量が7000
未満であつたり、或は含有量が10重量%未満であ
つたりすると、可染ポリエステルの加工におい
て、繊維−繊維間及び繊維−金属間の耐摩耗性が
劣り、集束性や潤滑性も不充分になる。逆に含有
量が40重量%を超えると、巻形状に問題を生じ、
綾落ちが出たり、その他の弊害をもきたすように
なる。通常、該高分子量ポリエーテル化合物は分
子量が7000〜15000のものを便宜的に使用できる。 高分子量ポリエーテル化合物の具体例を挙げる
と、アルコール類(炭素数1〜18の飽和アルコー
ル、オレイルアルコール、炭素数10〜15の合成ア
ルコールや還元アルコール、炭素数2〜12のジオ
ール、グリセリンやトリメチロールプロパン等の
多価アルコール、アルキルフエノール等)、カル
ボン酸類(カプリン酸、アジピン酸、トリメリツ
ト酸等)、アミン系化合物(ラウリルアミン、エ
チレンジアミン、トリエタノールアミン等)、チ
オエーテル系化合物又はメルカプタン系化合物
(チオグリコール、トリエチレングリコールジメ
ルカプタン等)等の活性水素化合物へ、エチレン
オキサイド及びプロピレンオキサイドをランダム
又はブロツク状に付加重合させたものがある。こ
の際、付加重合物の末端ヒドロキシ基をエーテル
化やシリル化したもの、更にはその2分子の末端
ヒドロキシ基をホルマール化やシリル化で縮合し
たものでもよい。 更に本発明において、第4級アンモニウム塩
は、前記一般式()で示されるもので、これを
油剤中に5〜30重量%含有させる。一般式()
の但し書き条件を外れたり、含有量が5〜30重量
%を外れたりすると、ジヤンピング抑制効果が劣
り、また可染ポリエステルへの油剤付着が不安定
になつたり或は毛羽が発生したりする等の弊害を
もきたすようになる。 第4級アンモニウム塩の効果をより良く発揮さ
せるためには、一般式()のR1〜R4やH+ nA-n
等を、処理対象である可染ポリエステルの構成内
容や該可染ポリエステルの加工条件(撚数、デニ
ール、フイラメントカウント等)に応じて適宜選
定するが、通常、H+ nA-nとして、
【式】で示されるリン酸エステルイオン
又はR9OSO3 -で示される硫酸エステルイオンに
するのが好ましい(ここに、R7〜R9は、それぞ
れ独立して、メチル基又はエチル基)。 一般式()で示される第4級アンモニウム塩
の具体例を挙げると、次の(a)〜(k)等がある。 これらの第4級アンモニウム塩は、常法により
容易に合成することができる。例えば、前記の(a)
〜(c)、(j)及び(k)は、相当する第3級アミンに水の
存在下でエチレンオキサイドを反応させて第4級
アンモニウムハイドロオキサイドを得、更にリン
酸を加えて撹拌することにより得ることができ、
また前記(d)〜(f)は、相当する第3級アミンとトリ
エチルホスフエート或はトリメチルホスフエート
とを撹拌して反応させることにより得ることがで
き、そして前記(g)〜(i)は、相当する第3級アミン
とジメチル硫酸或はジメチル硫酸とを撹拌して反
応させることにより得ることができる。 そして本発明において、平滑剤成分は、前記A
群から選ばれる1種又は2種以上の成分で、これ
を油剤中に30〜80重量%含有させる。 A群中、分子量700〜3500のポリエーテル化合
物は、前記高分子量ポリエーテル化合物と同様、
活性水素化合物にエチレンオキサイド及びプロピ
レンオキサイドを、好ましくはエチレンオキサイ
ド/プロピレンオキサイド=10〜50/90〜50(重
量比)で、ランダム又はブロツク状に付加して得
られるものである。 A群中、モノエステル又はジエステルの合成に
用いるオキシアルキレン脂肪族アルコールは、そ
のオキシアルキレン基としてオキシエチレン基及
び/又はオキシプロピレン基を有し、その脂肪族
基の炭素数として4〜12のものが好ましい。該オ
キシアルキレン脂肪族アルコールをエステル化す
るのに用いるカルボン酸は、炭素数8〜18の1価
の脂肪酸又は炭素数6〜10の2価の脂肪酸が好ま
しい。 A群中のモノエステルの具体例を挙げると、
POE(3モル)オクチルエーテルオクタノエー
ト、POE(5モル)POP(5モル)ブチルエーテ
ルオレエート、POE(7モル)オクチルエーテル
オクタノエート等があり、またA群中のジエステ
ルの具体例を挙げると、ビスPOE(2モル)デシ
ルエーテルセバケート、ビスPOE(6モル)オク
チルエーテルアジペート等がある。ここに、
POEはポリオキシエチレンの略、またPOPはポ
リオキシプロピレンの略である。 本発明に係る油剤は、前記分子量7000以上の高
分子量ポリエーテル化合物及び前記一般式()
で示される第4級アンモニウム塩並びに前記A群
の平滑剤成分へ更に加えて、1〜2価の脂肪族カ
ルボン酸石ケンを0.5〜3重量%含有させめると
一層有効になる。これは、可染ポリエステルが、
その各種加工工程(撚糸編立整径工程、織布準備
工程等)において著しく過酷な条件下におかれた
場合、金属摩耗や金属腐食を起こし易く、そこで
かかる不都合をも防止するためである。該脂肪族
カルボン石ケンには、炭素数8〜20の脂肪族モノ
又はジカルボン酸の、アルカリ金属塩やアミン塩
又はアルカノールアミン塩があり、より具体的に
は、イソステアリン酸トリエタノールアミン塩や
ドデセニルコハク酸ナトリウム塩等がある。 本発明に係る油剤は、以上の各成分の他に、乳
化剤、乳化調節剤、湿潤剤、静電気防止剤、防錆
剤、防腐剤等を、本発明の効果を損なわない範囲
内で適宜含有し得る。 次に、以上説明した本発明に係る油剤によつて
可染ポリエステルを処理する方法について説明す
る。該油剤は、紡糸油剤として可染ポリエステル
に適用され、その効果をより良く発揮する。その
使用に当たり、水性エマルジヨンとして、有機溶
剤溶液として又は油剤そのままで、可染ポリエス
テルに付与することができる。可染ポリエステル
に対し、その付着量は、0.2〜1.5重量%(油剤実
効成分)とするのが良い。そして特に、可染ポリ
エステルに対し、これを溶融紡糸後で延伸又は仮
撚前の段階において、該油剤を0.3〜1.2重量%
(油剤実効成分)付与すると、所期効果の発現が
極めて著しい。 <作用、発明の効果等> 極く一般的なポリエーテル化合物それ自体、ま
た第4級アンモニウム塩それ自体、更には平滑剤
成分それ自体は、繊維用油剤成分として既によく
知られている。しかし、その加工において可染ポ
リエステルに特有の問題、すなわち繊維−繊維間
及び繊維−金属間の摩擦や摩耗更にはジヤンピン
グという問題を、本発明のように特定の3成分系
又は4成分系の油剤で明らかに解決した例は未だ
見られない。本発明がかかる特有の問題を解決し
得る理由は、本発明における特定の3成分又は4
成分が相まつて、可染ポリエステルの表面に存在
するスルホン基の如きアニオン基を効果的にマス
キングし、該表面の性質を変化させるためと推察
される。 しかして本発明には、可染ポリエステルの加工
における当業界の緊急課題、すなわち繊維−繊維
間及び繊維−金属間の摩擦や摩耗更にはジヤンピ
ングを解決し、よつて捲縮斑や毛羽更には糸切れ
等の発生を防止して、究極的には製品品質や作業
性を著しく向上することができるという効果があ
る。 <実施例等> 以下、実施例及び比較例を挙げて本発明の構成
及び効果をより明瞭にするが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。 実施例1〜4、比較例1〜9 第1表に記載した各油剤をそれぞれ配合調製し
た。そして、これらの油剤を用い、いずれも次の
方法で、可染ポリエステル糸を製造し、更に該可
染ポリエステル糸を仮撚加工して、仮撚加工時の
ジヤンピング、得られた仮撚糸の毛羽、及びヒー
ター汚染を測定乃至評価した。結果を第1表に示
した。 …可染ポリエステル糸の製造 5−スルホイソフタル酸ナトリウムを3モル%
共重合させたポリエチレンテレフタレートのポリ
マーを283℃で溶融紡糸し、空冷後、各油剤の10
%エマルジヨンをローラータツチ法で給油して、
各油剤を0.8重量%(油剤実効成分)付着させた。
引き続き1200m/分の速度で捲き取り、3.2倍に
延伸して、75デニール×36フイラメントの可染ポ
リエステル糸を製造した。 …仮撚加工 上記可染ポリエステル糸を下記条件で一段仮撚
加工した。 施撚方式:スピンドル方式(サフアイヤピン) 糸条走行速度:130m/分 オーバーフイード率:+4% 仮撚数:3100T/m 仮撚加工温度:190℃ …ジヤンピングの測定評価: 仮撚加工時において、可染ポリエステル糸が正
常な糸道からトルク方向の異常な箇所へ外れる特
異な現象すなわちジヤンピングが発生する。この
ジヤンピングは、ある時間経過すると元に戻り、
さらに仮撚加工を続けていると再び発生したりす
る。そこで、仮撚時間をA分(目標60分)とし、
その間にジヤンピングしている積算時間をB秒と
して、次式のジヤンピング値を算出し、次の基準
で評価した。 ジヤンピング値=(B/A)×10 〇:ジヤンピング値0 △:ジヤンピング値1〜10 ×:ジヤンピング値11以上 尚、ジヤンピングが発生すると、捲縮斑、毛
羽、糸切れ等がそれに応じて発生する。 …仮撚糸の毛羽の評価 仮撚糸チーズ(2Kg捲き)の端面における毛羽
の有無を肉眼観察し、次の基準で評価した。 〇:毛羽発生無し ×:毛羽1〜2個有り ××:毛羽3個以上有り …ヒーター汚染の評価 前記仮撚条件で6日間連続運転した。この間、
ジヤンピング等で糸切れしたものは、その都度、
糸を再仕掛けして仮撚した。そして、ヒーターの
糸道におけるタール化物発生の有無を拡大鏡によ
つて観察し、次に基準で評価した。 〇:殆どヒーター汚染が認められない ×:ヒーター汚染が認められる 尚、ヒーターが汚染されると、糸がそれだけ損
なわれる。
するのが好ましい(ここに、R7〜R9は、それぞ
れ独立して、メチル基又はエチル基)。 一般式()で示される第4級アンモニウム塩
の具体例を挙げると、次の(a)〜(k)等がある。 これらの第4級アンモニウム塩は、常法により
容易に合成することができる。例えば、前記の(a)
〜(c)、(j)及び(k)は、相当する第3級アミンに水の
存在下でエチレンオキサイドを反応させて第4級
アンモニウムハイドロオキサイドを得、更にリン
酸を加えて撹拌することにより得ることができ、
また前記(d)〜(f)は、相当する第3級アミンとトリ
エチルホスフエート或はトリメチルホスフエート
とを撹拌して反応させることにより得ることがで
き、そして前記(g)〜(i)は、相当する第3級アミン
とジメチル硫酸或はジメチル硫酸とを撹拌して反
応させることにより得ることができる。 そして本発明において、平滑剤成分は、前記A
群から選ばれる1種又は2種以上の成分で、これ
を油剤中に30〜80重量%含有させる。 A群中、分子量700〜3500のポリエーテル化合
物は、前記高分子量ポリエーテル化合物と同様、
活性水素化合物にエチレンオキサイド及びプロピ
レンオキサイドを、好ましくはエチレンオキサイ
ド/プロピレンオキサイド=10〜50/90〜50(重
量比)で、ランダム又はブロツク状に付加して得
られるものである。 A群中、モノエステル又はジエステルの合成に
用いるオキシアルキレン脂肪族アルコールは、そ
のオキシアルキレン基としてオキシエチレン基及
び/又はオキシプロピレン基を有し、その脂肪族
基の炭素数として4〜12のものが好ましい。該オ
キシアルキレン脂肪族アルコールをエステル化す
るのに用いるカルボン酸は、炭素数8〜18の1価
の脂肪酸又は炭素数6〜10の2価の脂肪酸が好ま
しい。 A群中のモノエステルの具体例を挙げると、
POE(3モル)オクチルエーテルオクタノエー
ト、POE(5モル)POP(5モル)ブチルエーテ
ルオレエート、POE(7モル)オクチルエーテル
オクタノエート等があり、またA群中のジエステ
ルの具体例を挙げると、ビスPOE(2モル)デシ
ルエーテルセバケート、ビスPOE(6モル)オク
チルエーテルアジペート等がある。ここに、
POEはポリオキシエチレンの略、またPOPはポ
リオキシプロピレンの略である。 本発明に係る油剤は、前記分子量7000以上の高
分子量ポリエーテル化合物及び前記一般式()
で示される第4級アンモニウム塩並びに前記A群
の平滑剤成分へ更に加えて、1〜2価の脂肪族カ
ルボン酸石ケンを0.5〜3重量%含有させめると
一層有効になる。これは、可染ポリエステルが、
その各種加工工程(撚糸編立整径工程、織布準備
工程等)において著しく過酷な条件下におかれた
場合、金属摩耗や金属腐食を起こし易く、そこで
かかる不都合をも防止するためである。該脂肪族
カルボン石ケンには、炭素数8〜20の脂肪族モノ
又はジカルボン酸の、アルカリ金属塩やアミン塩
又はアルカノールアミン塩があり、より具体的に
は、イソステアリン酸トリエタノールアミン塩や
ドデセニルコハク酸ナトリウム塩等がある。 本発明に係る油剤は、以上の各成分の他に、乳
化剤、乳化調節剤、湿潤剤、静電気防止剤、防錆
剤、防腐剤等を、本発明の効果を損なわない範囲
内で適宜含有し得る。 次に、以上説明した本発明に係る油剤によつて
可染ポリエステルを処理する方法について説明す
る。該油剤は、紡糸油剤として可染ポリエステル
に適用され、その効果をより良く発揮する。その
使用に当たり、水性エマルジヨンとして、有機溶
剤溶液として又は油剤そのままで、可染ポリエス
テルに付与することができる。可染ポリエステル
に対し、その付着量は、0.2〜1.5重量%(油剤実
効成分)とするのが良い。そして特に、可染ポリ
エステルに対し、これを溶融紡糸後で延伸又は仮
撚前の段階において、該油剤を0.3〜1.2重量%
(油剤実効成分)付与すると、所期効果の発現が
極めて著しい。 <作用、発明の効果等> 極く一般的なポリエーテル化合物それ自体、ま
た第4級アンモニウム塩それ自体、更には平滑剤
成分それ自体は、繊維用油剤成分として既によく
知られている。しかし、その加工において可染ポ
リエステルに特有の問題、すなわち繊維−繊維間
及び繊維−金属間の摩擦や摩耗更にはジヤンピン
グという問題を、本発明のように特定の3成分系
又は4成分系の油剤で明らかに解決した例は未だ
見られない。本発明がかかる特有の問題を解決し
得る理由は、本発明における特定の3成分又は4
成分が相まつて、可染ポリエステルの表面に存在
するスルホン基の如きアニオン基を効果的にマス
キングし、該表面の性質を変化させるためと推察
される。 しかして本発明には、可染ポリエステルの加工
における当業界の緊急課題、すなわち繊維−繊維
間及び繊維−金属間の摩擦や摩耗更にはジヤンピ
ングを解決し、よつて捲縮斑や毛羽更には糸切れ
等の発生を防止して、究極的には製品品質や作業
性を著しく向上することができるという効果があ
る。 <実施例等> 以下、実施例及び比較例を挙げて本発明の構成
及び効果をより明瞭にするが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。 実施例1〜4、比較例1〜9 第1表に記載した各油剤をそれぞれ配合調製し
た。そして、これらの油剤を用い、いずれも次の
方法で、可染ポリエステル糸を製造し、更に該可
染ポリエステル糸を仮撚加工して、仮撚加工時の
ジヤンピング、得られた仮撚糸の毛羽、及びヒー
ター汚染を測定乃至評価した。結果を第1表に示
した。 …可染ポリエステル糸の製造 5−スルホイソフタル酸ナトリウムを3モル%
共重合させたポリエチレンテレフタレートのポリ
マーを283℃で溶融紡糸し、空冷後、各油剤の10
%エマルジヨンをローラータツチ法で給油して、
各油剤を0.8重量%(油剤実効成分)付着させた。
引き続き1200m/分の速度で捲き取り、3.2倍に
延伸して、75デニール×36フイラメントの可染ポ
リエステル糸を製造した。 …仮撚加工 上記可染ポリエステル糸を下記条件で一段仮撚
加工した。 施撚方式:スピンドル方式(サフアイヤピン) 糸条走行速度:130m/分 オーバーフイード率:+4% 仮撚数:3100T/m 仮撚加工温度:190℃ …ジヤンピングの測定評価: 仮撚加工時において、可染ポリエステル糸が正
常な糸道からトルク方向の異常な箇所へ外れる特
異な現象すなわちジヤンピングが発生する。この
ジヤンピングは、ある時間経過すると元に戻り、
さらに仮撚加工を続けていると再び発生したりす
る。そこで、仮撚時間をA分(目標60分)とし、
その間にジヤンピングしている積算時間をB秒と
して、次式のジヤンピング値を算出し、次の基準
で評価した。 ジヤンピング値=(B/A)×10 〇:ジヤンピング値0 △:ジヤンピング値1〜10 ×:ジヤンピング値11以上 尚、ジヤンピングが発生すると、捲縮斑、毛
羽、糸切れ等がそれに応じて発生する。 …仮撚糸の毛羽の評価 仮撚糸チーズ(2Kg捲き)の端面における毛羽
の有無を肉眼観察し、次の基準で評価した。 〇:毛羽発生無し ×:毛羽1〜2個有り ××:毛羽3個以上有り …ヒーター汚染の評価 前記仮撚条件で6日間連続運転した。この間、
ジヤンピング等で糸切れしたものは、その都度、
糸を再仕掛けして仮撚した。そして、ヒーターの
糸道におけるタール化物発生の有無を拡大鏡によ
つて観察し、次に基準で評価した。 〇:殆どヒーター汚染が認められない ×:ヒーター汚染が認められる 尚、ヒーターが汚染されると、糸がそれだけ損
なわれる。
【表】
【表】
第1表の結果からも、本発明の優れた効果は明
白である。尚、比較例1〜9の各油剤について、、
可染ポリエステルに代えて一般ポリエステルを使
用したこと以外は全て同様に行ない、測定乃至評
価したが、この場合、例えば、ジヤンピング値は
全て0であつた。したがつて、比較例の各油剤
は、一般ポリエステルの加工において適用できて
も、ジヤンピング等の特有の問題を抱える可染ポ
リエステルの加工には適用できないことが判る。 実施例5〜7、比較例10〜14 第2表に記載した各油剤を配合調製した。そし
て、これらの油剤を用い、いずれも次の方法で、
可染ポリエステルのPOYを製造し、更に該POY
を延伸仮撚加工して、前述の場合と同様に測定乃
至評価した。結果を第2表に示した。 …POYの製造 5−スルホイソフタル酸ナトリウム塩及び1,
4−ブタンジオールを各々2モル%共重合させた
ポリエチレンテレフタレートのポリマーを285℃
で溶融紡糸し、空冷後、各油剤の10%エマルジヨ
ンをローラータツチ法で給油して、各油剤を0.6
重量%(油剤実効成分)付着させた。引き続き
3300m/分の速度で捲き取り、115デニール×36
フイラメントのPOYを製造した。 …延伸仮撚加工 上記POYを、下記条件で一段延伸仮撚加工し
た。 施撚方式:スピンドル方式(サフアイヤピン) 糸条走行速度:180m/分 延伸倍率:1.518 仮撚数:3200T/m 仮撚加工温度:200℃
白である。尚、比較例1〜9の各油剤について、、
可染ポリエステルに代えて一般ポリエステルを使
用したこと以外は全て同様に行ない、測定乃至評
価したが、この場合、例えば、ジヤンピング値は
全て0であつた。したがつて、比較例の各油剤
は、一般ポリエステルの加工において適用できて
も、ジヤンピング等の特有の問題を抱える可染ポ
リエステルの加工には適用できないことが判る。 実施例5〜7、比較例10〜14 第2表に記載した各油剤を配合調製した。そし
て、これらの油剤を用い、いずれも次の方法で、
可染ポリエステルのPOYを製造し、更に該POY
を延伸仮撚加工して、前述の場合と同様に測定乃
至評価した。結果を第2表に示した。 …POYの製造 5−スルホイソフタル酸ナトリウム塩及び1,
4−ブタンジオールを各々2モル%共重合させた
ポリエチレンテレフタレートのポリマーを285℃
で溶融紡糸し、空冷後、各油剤の10%エマルジヨ
ンをローラータツチ法で給油して、各油剤を0.6
重量%(油剤実効成分)付着させた。引き続き
3300m/分の速度で捲き取り、115デニール×36
フイラメントのPOYを製造した。 …延伸仮撚加工 上記POYを、下記条件で一段延伸仮撚加工し
た。 施撚方式:スピンドル方式(サフアイヤピン) 糸条走行速度:180m/分 延伸倍率:1.518 仮撚数:3200T/m 仮撚加工温度:200℃
【表】
【表】
第2表の結果からも、本発明の効果は明白であ
る。
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイ
ドをランダム又はブロツク状に付加した分子量
7000以上の高分子量ポリエーテル化合物を10〜40
重量%、次の一般式()で示される第4級アン
モニウム塩を5〜30重量%、及び次のA群から選
ばれる1種又は2種以上の平滑剤成分を30〜80重
量%含有して成るカチオン染料可染性ポリエステ
ル繊維の処理用油剤。 一般式() 【式】 [但し、R1はともに炭素数6〜18のアルキル基
若しくはアルケニル基、又は 【式】で示されるN−アシルア ミノアルキル基(ここに、R5はともに炭素数5
〜17のアルキル基又はアルケニル基。R6は水素、
メチル基、ヒドロキシエチル基又はヒドロキシプ
ロピル基。pは2又は3の整数)。R2、R3、R4
は、それぞれ独立して、メチル基、エチル基、ヒ
ドロキシエチル基又はヒドロキシプロピル基。 A-nはカルボン酸、リン酸、リン酸エステル、
硫酸エステル又はスルホン酸エステルの各基から
水素イオンを除いたn価のアニオン残基。 H+は水素イオン。 m、nは、0≦m≦2、1≦n≦3、そしてn
−m=1〜3を充足する0又は1〜3の整数。] A群:(1)エチレンオキサイド及びプロピレンオキ
サイドをランダム又はブロツク状に付加した分
子量700〜3500のポリエーテル化合物、(2)モノ
又はポリ(2〜10モル)オキシアルキレン脂肪
族アルコールと1価脂肪酸とのモノエステル、
(3)モノ又はポリ(2〜10モル)オキシアルキレ
ン脂肪族アルコールと2価脂肪酸とのジエステ
ル 2 一般式()において、H+ nA-nが 【式】 (ここに、R7、R8は、それぞれ独立して、メチ
ル基又はエチル基) で示されるリン酸エステルイオンである特許請求
の範囲第1項記載のカチオン染料可染性ポリエス
テル繊維の処理用油剤。 3 一般式()において、H+ nA-nがR9OSO3 -
(ここに、R9はメチル基又はエチル基)で示され
る硫酸エステルイオンである特許請求の範囲第1
項記載のカチオン染料可染性ポリエステル繊維の
処理用油剤。 4 エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイ
ドをランダム又はブロツク状に付加した分子量
7000以上の高分子量ポリエーテル化合物を10〜40
重量%、次の一般式()で示される第4級アン
モニウム塩を5〜30重量%、次のA群から選ばれ
る1種又は2種以上の平滑剤成分を30〜80重量
%、及び1〜2価の脂肪族カルボン酸石ケンを
0.5〜3重量%含有して成るカチオン染料可染性
ポリエステル繊維の処理用油剤。 一般式() 【式】 [但し、R1はともに炭素数6〜18のアルキル基
若しくはアルケニル基、又は 【式】で示されるN−アシルア ミノアルキル基(ここに、R5はともに炭素数5
〜17のアルキル基又はアルケニル基。R6は水素、
メチル基、ヒドロキシエチル基又はヒドロキシプ
ロピル基。pは2又は3の整数)。R2、R3、R4
は、それぞれ独立して、メチル基、エチル基、ヒ
ドロキシエチル基又はヒドロキシプロピル基。 A-nはカルボン酸、リン酸、リン酸エステル、
硫酸エステル又はスルホン酸エステルの各基から
水素イオンを除いたn価のアニオン残基。 H+は水素イオン。 m、nは、0≦m≦2、1≦n≦3、そしてn
−m=1〜3を充足する0又は1〜3の整数。] A群:(1)エチレンオキサイド及びプロピレンオキ
サイドをランダム又はブロツク状に付加した分
子量700〜3500のポリエーテル化合物、(2)モノ
又はポリ(2〜10モル)オキシアルキレン脂肪
族アルコールと1価脂肪酸とのモノエステル、
(3)モノ又はポリ(2〜10モル)オキシアルキレ
ン脂肪族アルコールと2価脂肪酸とのジエステ
ル 5 一般式()において、H+ nA-nが 【式】 (ここに、R7、R8は、それぞれ独立して、メチ
ル基又はエチル基) で示されるリン酸エステルイオンである特許請求
の範囲第4項記載のカチオン染料可染性ポリエス
テル繊維の処理用油剤。 6 一般式()において、H+ nA-nがR9OSO3 -
(ここに、R9はメチル基又はエチル基)で示され
る硫酸エステルイオンである特許請求の範囲第4
項記載のカチオン染料可染性ポリエステル繊維の
処理用油剤。 7 カチオン染料可染性ポリエステル繊維に対
し、これを溶融紡糸後で仮撚前の段階において、
エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイドを
ランダム又はブロツク状に付加した分子量7000以
上の高分子量ポリエーテル化合物を10〜40重量
%、次の一般式()で示される第4級アンモニ
ウム塩を5〜30重量%、及び次のA群から選ばれ
る1種又は2種以上の平滑剤成分を30〜80重量%
含有して成る油剤を0.3〜1.2重量%付与すること
を特徴とするカチオン染料可染性ポリエステル繊
維の処理方法。 一般式() 【式】 [但し、R1はともに炭素数6〜18のアルキル基
若しくはアルケニル基、又は 【式】で示されるN−アシルア ミノアルキル基(ここに、R5はともに炭素数5
〜17のアルキル基又はアルケニル基。R6は水素、
メチル基、ヒドロキシエチル基又はヒドロキシプ
ロピル基。pは2又は3の整数)。R2、R3、R4
は、それぞれ独立して、メチル基、エチル基、ヒ
ドロキシエチル基又はヒドロキシプロピル基。 A-nはカルボン酸、リン酸、リン酸エステル、
硫酸エステル又はスルホン酸エステルの各基から
水素イオンを除いたn価のアニオン残基。 H+は水素イオン。 m、nは、0≦m≦2、1≦n≦3、そしてn
−m=1〜3を充足する0又は1〜3の整数。] A群:(1)エチレンオキサイド及びプロピレンオキ
サイドをランダム又はブロツク状に付加した分
子量700〜3500のポリエーテル化合物、(2)モノ
又はポリ(2〜10モル)オキシアルキレン脂肪
族アルコールと1価脂肪酸とのモノエステル、
(3)モノ又はポリ(2〜10モル)オキシアルキレ
ン脂肪族アルコールと2価脂肪酸とのジエステ
ル 8 一般式()において、H+ nA-nが 【式】 (ここに、R7、R8は、それぞれ独立して、メチ
ル基又はエチル基) で示されるリン酸エステルイオンである特許請求
の範囲第7項記載のカチオン染料可染性ポリエス
テル繊維の処理方法。 9 一般式()において、H+ nA-nがR9OSO3 -
(ここに、R9はメチル基又はエチル基)で示され
る硫酸エステルイオンである特許請求の範囲第7
項記載のカチオン染料可染性ポリエステル繊維の
処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60092081A JPS61252370A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | カチオン染料可染性ポリエステル繊維の処理用油剤及び該油剤によるカチオン染料可染性ポリエステル繊維の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60092081A JPS61252370A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | カチオン染料可染性ポリエステル繊維の処理用油剤及び該油剤によるカチオン染料可染性ポリエステル繊維の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61252370A JPS61252370A (ja) | 1986-11-10 |
| JPH0127195B2 true JPH0127195B2 (ja) | 1989-05-26 |
Family
ID=14044492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60092081A Granted JPS61252370A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | カチオン染料可染性ポリエステル繊維の処理用油剤及び該油剤によるカチオン染料可染性ポリエステル繊維の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61252370A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0513693U (ja) * | 1991-08-09 | 1993-02-23 | 石垣機工株式会社 | スクリユープレス |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03174067A (ja) * | 1989-11-30 | 1991-07-29 | Kao Corp | 高速用紡績油剤 |
| JP2669561B2 (ja) * | 1989-11-30 | 1997-10-29 | 花王株式会社 | 高速用紡績油剤 |
| JP6321860B1 (ja) * | 2017-06-01 | 2018-05-09 | 竹本油脂株式会社 | 合成繊維用処理剤、合成繊維及び合成繊維の処理方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5966575A (ja) * | 1982-10-06 | 1984-04-16 | 帝人株式会社 | ポリエステル繊維用紡績油剤組成物 |
| JPS60151318A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-09 | Nippon Ester Co Ltd | 制電性ポリエステル繊維の製造法 |
-
1985
- 1985-04-26 JP JP60092081A patent/JPS61252370A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0513693U (ja) * | 1991-08-09 | 1993-02-23 | 石垣機工株式会社 | スクリユープレス |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61252370A (ja) | 1986-11-10 |
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |