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JPH012004A - 超狭帯域光学多層膜 - Google Patents

超狭帯域光学多層膜

Info

Publication number
JPH012004A
JPH012004A JP62-158258A JP15825887A JPH012004A JP H012004 A JPH012004 A JP H012004A JP 15825887 A JP15825887 A JP 15825887A JP H012004 A JPH012004 A JP H012004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refractive index
film
index thin
optical multilayer
ultra
Prior art date
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Granted
Application number
JP62-158258A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH077129B2 (ja
JPS642004A (en
Inventor
和久本 正信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP62158258A priority Critical patent/JPH077129B2/ja
Priority claimed from JP62158258A external-priority patent/JPH077129B2/ja
Publication of JPS642004A publication Critical patent/JPS642004A/ja
Publication of JPH012004A publication Critical patent/JPH012004A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、特定波長の光を選択的に透過あるいは反射
する光学多層膜に関するものである。
〔背景技術〕
特定波長の光を選択的に透過あるいは反射する光学多層
膜1は、第7図(a)にみるように、目的とする光の波
長(λ)の1/4の厚みを有する高屈折率薄膜H#と、
同じ厚みを有する低屈折率薄膜L#とを、基板2上に交
互に積層することで形成されている。
しかし、このような光学多層膜では、帯域幅や反射率等
の特性を自由に制御することが難しい。
また、目的とする波長のピークにおける帯域幅が、第7
図(b)にみるように広く、急峻なピークを得ることが
できない、と言う問題もある。特に、帯域幅(半値幅)
を150nm以下にすることは、従来の光学多層膜では
不可能に近い。
〔発明の目的〕
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、
帯域幅や反射率の設定をより大きな範囲で行うことがで
き、かつ、帯域幅を従来になく狭くすることのできる超
狭帯域光学多層膜を提供することを目的としている。
〔発明の開示〕
上記目的を達成するため、この発明は、基板表面に高屈
折率薄膜と低屈折率薄膜とが交互に積層された光学多層
膜であって、前記高屈折率薄膜の膜厚が低屈折率薄膜の
膜厚よりも厚く、全薄膜の平均膜厚の2倍近傍の波長の
光に対する強い選択的光学特性を有することを特徴とす
る超狭帯域光学多層膜を要旨としている。
以下に、この発明の詳細な説明する。
第1図(a)にみるように、この発明の超狭帯域光学多
層膜1は、基板2表面に、高屈折率薄y!Hと低屈折率
薄膜りとを交互に積層形成してなるものであるが、この
点は、従来のものとかわらない。
各薄膜14.Lの材料としても、従来と同様の化合物を
使用することができる。
たとえば、高屈折率薄膜Hとしては、Ti0t−、Ce
O□、ZrO*、ZnS % VzOs等の、屈折率n
が2.0〜2゜6程度の物質による薄膜が使用される。
低屈折率薄膜りとしては、CaFt−、MgFz、5i
ft、Aim’s等の、屈折率nが1.3〜1.6程度
の物質による薄膜が使用される。
そして、以上のような化合物の組み合わせ、および各薄
膜H,Lの膜厚を後述のように選んでやれば、必要とす
る波長の光を反射あるいは透過させることができるよう
になるのである。
以上のような各薄膜H,Lを形成する方法は、この発明
では特に限定されず、通常と同様の方法が採用される。
たとえば、抵抗加熱による真空蒸着法、電子ビーム加熱
による蒸着法、スパッタリング法、イオンブレーティン
グ法等の物理的蒸着法や、CVD法等の化学的蒸着法等
を使用することができるのである。
これらの方法によるWl#膜の形成にあたっては、基板
を室温以上に加熱するようであってもよい。
一般に、基板温度が高ければ高い程、形成される薄膜の
硬度は高くなり、その耐久性も向上するからである。し
かしながら、あまり基板温度が高すぎると、作業性や生
産性が悪くなる恐れがある。
したがって、基板温度は、形成する薄膜の種類やその製
法にもよるが、室温〜350℃程度であることが好まし
い。
また、この発明では、焼成により上記物質となる有機金
属化合物の溶液を基板表面に塗布し焼成する方法を採用
することもできる。
この発明の超狭帯域光学多層膜は、上記のような両溝膜
H,Lのうち、高屈折率薄膜Hの膜厚が、低屈折率W/
#膜りの膜厚よりも厚いことを特徴とする。
このように、高屈折率薄膜Hの膜厚が、低屈折率薄膜り
の膜厚よりも厚くなっていると、第1図(b)に示した
ように、その吸収特性のλ/2の位置に、極めて帯域幅
の狭い、強い選択性を有するピークが得られる。ピーク
の形状(帯域幅や強度等)は、両溝膜H,Lを構成する
材料の組み合わせや、その膜厚比、層数等の条件によっ
て違うが、帯域幅く半値幅)50〜60nw+程度、透
過率lO〜30%と言う、これまでにない、極めて選択
性の強い、急峻なものとすることができる。
このような急峻なピークは、第7図(b)に示した従来
の吸収特性のうち、波長λのピークよりも波長の短い領
域に存在していた、さざ波状の成分(リップル)のうち
の、一つの成分が大きくなったものである。
この現象は、両溝膜H,Lの膜厚に差をつけると、各界
面で発生する反射波の位相に変化が起こり、干渉によっ
て、このλ/2の成分の反射が強化されるために発生す
ると考えられる。
この現象は、両溝膜の膜厚比や材料によって影響される
ため、発生波長を厳密に理論より算出することは困難で
あるが、基本的には全薄膜の平均値の2倍近傍、すなわ
ち、従来で言うところの波長λのピーク(全薄膜の平均
値の4倍の波長の成分)の半分の波長(λ/2)近傍の
成分に発生する。
一方、波長λの従来のピークも、第1図(b)にみるよ
うに、存在しない訳でなく、従来同様に存在するから、
この発明の超狭帯域光学多層膜は、結局、二つのピーク
をあわせ持つものとなる。
波長λ/2におけるピークの形状(帯域幅、強度等)は
、前述したように、両溝膜H,Lを構成する材料の組み
合わせや、その膜厚比、層数等の条件によって種々制御
することができる。
たとえば、高屈折率薄膜HとしてTiOxを、低屈折率
薄膜りとして5iftを、それぞれ、使用し、合計の層
数を10層、高屈折率薄膜Hの膜厚を350nm、低屈
折率薄膜りの膜厚を250no+とすると、透過率25
〜30%、帯域幅(半値幅)50〜60nmのピークを
、波長600nmの位置に得ることができる。
一例として、第2図に、高屈折率薄膜HとしてTiOx
を、低屈折率薄膜りとして5iftを、それぞれ、使用
し、合計の層数を6〜18層に変化させた際の光学特性
を示す。図にみるように、合計の層数を6層から増やし
て行くと、波長λ/2 (−600nm近傍)にあるピ
ークの透過率を徐々に小さ(する(反射率を増大する)
ことができるようになる。これを、より判り易く、ピー
ク頂点の透過率のみであられすと、第4図のようになる
高屈折率薄膜Hと低屈折率薄膜りとの膜厚差は、前述し
たように、この発明における重要な因子であるが、高屈
折率薄膜Hの膜厚が、低屈折率薄膜りの膜厚よりも厚く
なっていれば、その比は特に限定されず、両溝膜の膜厚
比H:L=11近辺まで有効である。しかし、両者の比
H:Lが3:l近辺からそれ以上になると、かえって、
両者の膜厚が同じである従来のものと特性が近くなって
しまう。したがって、膜厚比H:Lは、1.1=1〜2
:lの範囲内であることが好ましい。
また、膜厚比H:Lは、上記範囲の中でも、1゜1:1
〜1.5:1の範囲内であることが、より好ましい。
両溝膜H,Lの膜厚比と、光学特性の関係を第3図に示
す。図にみるように、両溝膜HSLの膜厚が同じである
もの(,1:1)では、波長λ/2(=500nm近傍
)に特徴的なピークは見られない。その前後の成分と同
じくさざ波の一つがあるだけである。これに対し、両者
の膜厚比をH:L=t、i:1にしたこの発明の超狭帯
域光学多層膜では、このλ/2の成分が急成長し、急峻
なピークを示す。両者の膜厚比をさらに大きくすると、
ピークはさらに大きくなり、その頂点の透過率は、H:
L=1.5:1のとき20%にもなるのである。これを
、より判り易く、ピーク頂点の透過率のみであられすと
、第5図のようになる。
なお、この際、ピークの帯域幅も、ピークが大きくなる
につれて拡がるが、第3図にみるように、それでも、半
値幅で1100nを超えるものではない。つまり、急峻
なピークが維持されるのである。
高屈折率薄膜Hと低屈折率薄膜りの基板上における配列
は、この発明では特に限定されないが、第6図(a)に
みるように、最表層を低屈折率薄膜とし、その膜厚を他
の低屈折率薄膜のほぼ1/2とすることが好ましい。こ
のように両溝IQH,Lを配置すると、第6図(b)に
みるように、ピーク以外の、透過帯の分光特性をよりフ
ラ・7トにすることができるようになるからである。
以上のような、この発明の超狭帯域光学多層膜は、必要
外の波長の光を透過し、それ以外の必要とする光を反射
するミラー(いわゆる、グイクロイックミラー)や、必
要外の波長の光をカットする、照明用色温度変換フィル
タ、光学機器用フィルタ等のフィルタとして用いること
ができる。
つぎに、この発明の実施例について説明する。
(実施例1) 高屈折率薄膜Hとして厚み350nmのTiOx膜を、
低屈折率薄膜りとして厚み250nmの5ins膜を、
それぞれ使用し、これらを交互に9層積層したあと、最
上層に透過帯の分光特性をフラットにするため厚み12
5nmの5ift膜を積層して、第6図(alにみる層
構成の超狭帯域光学多層膜を得た。このものは、第6図
(blにみるように、波長550n+mに、帯域幅(半
値幅)50r+ll+と言う極めて急峻なピークを有し
ており、単色ミラーとして使用することができた。
(実施例2) 上記実施例1と同じ層構成の超狭帯域光学多層膜をフィ
ルタとして使用したところ、放射成分より緑色光成分の
みを取り除いて色温度を調整でき、明るい赤色光を透過
するものが得られた。
〔発明の効果〕
この発明の超狭帯域光学多層膜は、以上のようであり、
基板表面に高屈折率Wi膜と低屈折率薄膜とが交互に積
層された光学多層膜であうで、前記高屈折率薄膜の膜厚
が低屈折率薄膜の膜厚よりも厚く、全薄膜の平均膜厚の
2倍近傍の波長の光に対する強い選択的光学特性を有す
るた゛め、帯域幅や反射率の設定をより大きな範囲で行
うことができ、かつ、帯域幅を従来になく狭(すること
のできるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図(alはこの発明の超狭帯域光学多層膜の層構成
の一例を説明する層構成図、第1図(b)はこの層構成
における光学特性の一例をあられすグラフ、第2図は多
層膜の層数と光学特性の関係をあられすグラフ、第3図
は高低両屈折率薄膜の膜厚比と光学特性の関係をあられ
すグラフ、第4図は多層膜の層数とピーク頂点の透過率
との関係をあられすグラフ、第5図は膜厚比とピーク頂
点の透過率との関係をあられすグラフ、第6図(alは
最表層の低屈折率薄膜の膜厚をその他の低屈折率薄膜の
1/2とした実施例の層構成を説明する層構成図、第6
図(b)はこの層構成における光学特性の一例をあられ
すグラフ、第7図(7k)は従来の光学多層膜の層構成
の一例を説明する層構成図、第7図(blはこの層構成
における光学特性の一例をあられすグラフである。 2・・・基板 H・・・高屈折率薄膜 L・・・低屈折
率薄ll11・・・超狭帯域光学多層膜 代理人 弁理士  松 本 武 彦 第1図 (b) i 長 [nm) 82図 第3図 壇 長 (前] 第4図 第5図 JIIJl比(高/低) 第6図 (b) 波  長  〔nm〕 第7図 <a) 之 (b) 壌 長 (n) 手続補正書(自発 昭和63年 2月24日

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板表面に高屈折率薄膜と低屈折率薄膜とが交互
    に積層された光学多層膜であって、前記高屈折率薄膜の
    膜厚が低屈折率薄膜の膜厚よりも厚く、全薄膜の平均膜
    厚の2倍近傍の波長の光に対する強い選択的光学特性を
    有することを特徴とする超狭帯域光学多層膜。
  2. (2)高屈折率薄膜(H)と低屈折率薄膜(L)の膜厚
    比H:Lが、1.1:1〜2:1の範囲内である特許請
    求の範囲第1項記載の超狭帯域光学多層膜。
  3. (3)最表層が低屈折率薄膜であり、その膜厚が他の低
    屈折率薄膜のほぼ1/2である特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の超狭帯域光学多層膜。
  4. (4)必要外の波長の光を透過し、必要とする波長の光
    を反射するミラーに用いられている特許請求の範囲第1
    項から第3項までのいずれかに記載の超狭帯域光学多層
    膜。
  5. (5)必要外の波長の光をカットするフィルタに用いら
    れている特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれ
    かに記載の超狭帯域光学多層膜。
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