JPH0993999A - サーボモータの電流制御方法 - Google Patents
サーボモータの電流制御方法Info
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Abstract
いて、加速トルクの増大化と電圧指令の飽和時における
減速電流制御の安定化を両立させる。 【解決手段】 サーボモータのDQ変換において電流制
御において、電圧指令飽和時において(ステップS1)
D相の電流制御ループの積算器の書換えを行う飽和処理
(ステップS2)を減速時にのみ行う処理、あるいは、
電圧指令飽和時(ステップS1)において加速時(ステ
ップS3)にQ相の電流制御ループの積算器のみの書換
えを行う飽和処理(ステップS2)を行う処理によっ
て、加速トルクを増大させ、また、電圧指令の飽和時に
おける減速電流制御の安定化を行う。
Description
機械等の機械装置やロボットの駆動源として使用される
ACサーボモータの電流制御方法に関する。
ーボモータの制御系のブロック線図である。位置指令か
らエンコーダ等で検出される位置フィードバック値を減
じて位置偏差を求め、該位置偏差にポジションゲインを
乗じて位置ループ制御を行って速度指令を求め、この速
度指令から速度フィードバック値を減じて速度偏差を求
め、比例・積分制御等の速度ループ処理を行いトルク指
令(電流指令)を求める。さらに、このトルク指令から
電流フィードバック値を減じて電流ループ処理を行い各
相の電圧指令を求めてPWM制御等を行いACサーボモ
ータMを制御している。
して、3相ACサーボモータの場合では3相電流を別々
に制御する交流電流制御方式が知られている。このよう
な電流制御方式では、速度ループ処理で求められたトル
ク指令(電流指令)にエンコーダ等で検出されたサーボ
モータのロータ位置θよりU,V,W相に対して電気角
でそれぞれ2π/3ずれた正弦波を乗じて各相の電流指
令を求め、該電流指令から各電流検出器で検出さる各相
の実電流Iu,Iv,Iwを減じて電流偏差を求め、各
相電流制御器Iu,Iv,Iwで比例積分(PI)制御
等を行って各相指令電圧Eu,Ev,Ewを電力増幅器
に出力する。電力増幅器では、インバータ等でPWM制
御を行って各相の電流Iu,Iv,Iwをサーボモータ
Mに流して駆動を行う。これによって、位置,速度ルー
プの最も内側のマイナーループに電流ループを形成し、
この電流ループによりACサーボモータの各相に流す電
流の制御を行う。
には、モータの回転速度が上昇すると電流指令の周波数
も上昇し、電流位相が徐々に遅れるため電流の無効成分
が多くなり、トルクを効率よく発生することができなく
なるという欠点があり、また、制御量として交流を扱っ
ているため、定速度回転かつ定負荷時における定常状態
においてさえも、指令に対する位相の遅れや振幅の減衰
等の偏差が存在し、直流モータと同程度のトルク制御を
実現することが困難である。この欠点を改善する方式と
して、3相電流をDQ変換してD相,Q相の2相の直流
座標系に変換した後にそれぞれの相を直流成分で制御す
るDQ制御方式が知られている。
り制御するブロック線図である。D相の電流指令を
「0」とし、Q相の電流指令を速度ループが出力される
トルク指令とする。そして、3相電流から2相電流へ変
換する変換器9において、モータの各u,v,w相の実
電流およびロータ位置検出器で検出されたロータの位相
を用いてD相,Q相の電流Id,Iqを求め、この電流
を各相指令値から減じてD相,Q相の電流偏差を求め
る。電流制御器5d,5qにおいて、この電流偏差を比
例・積分制御してD相指令電圧VdおよびQ相指令電圧
Vqを求める。2相電圧から3相電圧に変換する手段8
は、この2相の指令電圧Vd,Vqからu,v,w相の
指令電圧Vu,Vv,Vwを求め、電力増幅器6に出力
してインバータ等でサーボモータの各相に対して電流I
u,Iv,Iwを流してサーボモータの制御を行う。一
般に、DQ変換は以下の式によって表すことができる。
電流ループゲインを必要以上に高く設定することなく定
常偏差を逓減することができるが、実際に直流制御方式
を実現する場合には、高速回転において急加速を行う場
合、大きなトルクを必要とするため、電流指令が電力増
幅器の制限を超える場合があり、このときいわゆる電圧
飽和が発生し、電流制御が困難となる。
は増大する。この積算器の値が過大となると、電流指令
が小さくなった後においても、しばらくの間最大電圧指
令を出力し続け、電圧指令飽和後の電流ループの挙動が
不安定となる。
ている。図12はDQ変換される従来のACサーボモー
タを説明するためのブロック線図であり、図13は飽和
処理を説明するための電圧関係図である。
Q相コントローラは、積分項11,12(K1は積分ゲ
イン)と比例項13,14(K2は比例ゲイン)を備え
る制御系であり、モータ側は抵抗分Rとインダクタンス
分Lとを備える。また、各D相,Q相は、互いに他の相
からの干渉項15,16を備える。ここで、飽和処理
は、電圧指令のクランプおよび積算器の値sの書換えに
より行う。
圧をVdとし、Q相の電圧をVqとし、電力増幅器が出
力することができる制限電圧をDCリンク電圧Vdcとす
ると、飽和処理は以下の処理により行われる。 (1)Vd2 +Vq2 <Vdc2 (電圧指令Vcの電圧ベ
クトルはDCリンク電圧の円内)のときには、電圧指令
Vcをそのまま出力する。 (2)Vd2 +Vq2 >Vdc2 (電圧指令Vcの電圧ベ
クトルはDCリンク電圧の円外)のときには、電圧指令
VcのD相電圧VdおよびQ相電圧Vqをそれぞれ Vd=Vdc・Vd/(Vd2 +Vq2 )1/2 …(2) Vq=Vdc・Vq/(Vd2 +Vq2 )1/2 …(3) の値にクランプする。
たD相電圧VdおよびQ相電圧Vqとなるように、積算
器を書換える処理を行う。電流ループの積算ゲインをk
1、比例ゲインをk2、トルク指令をI、フィードバッ
ク電流をIfb、積算器をsとすると、 電圧指令Vc=k1・(I−Ifb)/s−k2・Ifb …(4) の関係から、前記クランプによって設定される最大電圧
指令Vcmax は以下の式で表される。 最大電圧指令Vcmax =k1・(I−Ifb)/s*−k2・Ifb…(5) ここで、積算器s*は最大電圧指令Vcmax が得られる
ような積算器であり、 1/s*=(Vcmax +k2・Ifb)/k1 …(6) により表される。したがって、積算器の値を書換える飽
和処理によって、積算器の出力はクランプされたD相電
圧VdおよびQ相電圧Vqを出力し、電圧出力Vcを常
にDCリンク電圧Vdc内に制限する。
令の飽和時においてD相、Q相の両方に飽和処理を行う
従来の電流制御方法では、加速時の飽和処理において加
速特性が低下するという問題点がある。
磁束の方向と同じ向きのD相電流を「0」とし、D相電
流Idと直交するQ相電流Iqをトルク指令に追従させ
るよう制御するため、Id=0,Iq>であり、正方向
に回転しかつ加速時であるためロータの角速度ωは正で
ある。したがって、D相電圧とQ相電圧をベクトル図で
表すと図14となる。このD相電圧VdとQ相電圧Vq
の合成ベクトル電圧Vcが電圧リミット値Vlimit
を超えた場合に、この合成ベクトルVcの位相を変えず
に、大きさをVlimitとした電圧Vc’に変換し
て、指令電圧のクランプを行なうと、この関係は以下の
式によって表すことができる。 Vd=Vlimit・sinθ …(7) Vq=Vlimit・cosθ …(8) なお、位相θはtanθ=Vd/Vqの関係にある。合
成電圧Vcが電圧リミット値Vlimitを超えていな
い場合のD相電圧及びQ相電圧と電流(ただしId=
0)の関係は図15で表される。DQ変換による電流制
御系において、無効電流を流すD相電流指令は通常0と
し、Q相電流指令によって電流制御を行うが、前記DQ
変換の式(1)で示されるように、モータ内の電圧干渉
によってD相側にも電流が流れる。ここで、D相電圧及
びQ相電圧が上昇して合成電圧Vcが電圧リミット値V
limitを超えてクランプされると、Q相電流Iqに
よってD相電圧Vd側に(−ωL・Iq)の負電圧が発
生する。しかしながら、飽和処理によってD相電圧Vd
はクランプされているために(−ωL・Iq)に達する
ことができず、図16(a)に示すように正のD相電流
Idが流れる。この正のD相電流Idは、図16(b)
に示すQ相電圧Vqに(ωL・Id)を付加して Vq=ωΦ+Z・Iq+ωL・Id …(9) とし、Q相電圧Vqを増加させる。
ンプを行うと、Q相電流Idの増加に従ってD相電圧V
dは減少し、Q相電圧Vqが増加することを示し、図1
4の破線で示す合成ベクトル電圧Vc”の方向に位相θ
が減少することになる。D相電流Idが増加し位相θが
遅れると発生トルクが減少することになる。つまり、Q
相電圧がDCリンク電圧にクランプされる場合には、Q
相電流Idの増加によってQ相電流を増加させるための
電圧を充分得ることが困難となり、サーボモータの加速
特性を低下させることになる。
る図において、DQ変換を使用した電流制御系では、加
速時にD相のプラス方向に電流が流れると符号Aに示す
ようにベクトル電圧はDCリンク電圧の内側に移動する
方向となって電圧飽和が緩和され、D相のマイナス方向
に電流が流れると符号Bに示すようにベクトル電圧はD
Cリンク電圧の外側に移動する方向となって電圧飽和が
助長される。前記式(1)に示すように、加速時には電
圧干渉によって通常D相のマイナス方向に電流が流れる
ため、電圧飽和が助長されることになる。
解決して、DQ変換によるサーボモータの電流制御にお
いて、加速トルクの増大化と電圧指令の飽和時における
減速電流制御の安定化を両立させることを目的とする。
のDQ変換において電流制御において、電圧指令飽和時
においてD相の電流制御ループの積算器の書換えを行う
飽和処理を減速時にのみ行う処理、あるいは、常時Q相
について飽和処理を行い、特に加速中の電圧指令飽和時
にはQ相の電流制御ループの積算器のみの書換えを行う
飽和処理を行う処理によって、加速トルクを増大させ、
また、電圧指令の飽和時における減速電流制御の安定化
を行う。
等を行わせるには大きなトルクが必要となるが、このよ
うなときにD相およびQ相の電圧指令のベクトル和が電
力増幅器の電圧リミット値を超えた電圧飽和の状態とな
ると、電力増幅器の出力はクランプされた電圧指令に制
限され、サーボモータの電流制御ができなくなる。
処理を行わず、Q相にのみ飽和処理を行って、Q相の電
流制御ループの積算器のみの書換えを行う処理を施す。
この処理において、Q相に対する飽和処理は、電流ルー
プの積算器の増大を制限し、電流指令が減少したときに
最大電圧指令が出力し続けるといった現象を防止して、
電圧指令飽和後の電流ループの減速電流制御を安定なも
のとする。また、D相に対して飽和処理を行わないこと
によって、D相電圧を制限せずに優先的に出力して、電
圧干渉によって生じるD相電流を零に制御し、Q相電流
を増大させることによって加速トルクを増大させる。
て飽和処理を行って、D相,Q相の電流制御ループの積
算器の書換えを行う。これによって、電流ループの積算
器の増大を制限し、電流指令が減少したときに最大電圧
指令が出力し続けるといった現象を防止して、電圧指令
飽和後の電流ループの減速電流制御を安定なものとす
る。なお、電圧干渉によって生じるD相電流は、Q相電
流を減少させる方向に働くため、D相電圧によるD相電
流の制御を行う必要はなく、D相についても飽和処理を
行う。
方法の概略を説明するためのフローチャートである。図
1において、電圧指令が飽和しているか否かを判定し
て、未飽和の場合には、飽和処理を行うことなく電流ル
ープの処理を行う(ステップT1)。そして、飽和して
いる場合には、クランプされた電圧指令に基づいて積算
器の書換えを行う飽和処理を、Q相に対して行う(ステ
ップT2)。
には、Q相のみ飽和処理を施した後に電流ループ処理を
行い(ステップT3)、サーボモータの制御が加速でな
い場合には、Q相の飽和処理に加えてD相についても飽
和処理を施した後に電流ループ処理を行う(ステップT
4)。
指令の飽和時における減速電流制御の安定化という二つ
の効果を同時に達成することができる。
参照しながら詳細に説明する。図2は本発明の実施の形
態を説明するためのブロック線図であり、図3,4,5
は本発明の実施の形態によるD相およびQ相の電圧状態
を説明する図である。
ローラおよびQ相コントローラは、積分項11,12
(K1は積分ゲイン)と比例項13,14(K2は比例
ゲイン)を備える制御系であり、モータ側は抵抗分Rと
インダクタンス分Lとを備えている。また、各D相,Q
相は、互いに他の相からの干渉項15,16を備える。
この構成は、前記図12で示した従来のブロック線図と
共通している。
流制御では、D相の積算器については減速時にのみ飽和
処理による書換えを行い、Q相の積算器については加速
時と減速時に飽和処理による書換えを行うものであり、
これによって、加速時には加速トルクの増大させ、ま
た、加速時および減速時に電圧指令の飽和時における減
速電流制御の安定化を行う。
明する。DQ変換による電流制御系において、無効電流
を流すD相電流指令は通常0とし、Q相電流指令によっ
て電流制御を行うと、前記図16と同様にして、DQ変
換の式(1)で示されるように、モータ内の電圧干渉に
よってD相側に電流が流れる。ここで、D相電圧及びQ
相電圧が上昇して合成電圧Vcが電圧リミット値Vli
mitを超えてクランプされると、Q相電流Iqによっ
てD相電圧Vd側に(−ωL・Iq)の負電圧が発生す
る。
和処理を行うがD相については飽和処理を行わない。こ
の処理により、D相電圧Vdは図3(a)に示すように
(−ωL・Iq)に達することができ、マイナス方向の
D相電流Idが流れないように抑える。D相電流Idが
流れないため、Q相電圧Vには電圧干渉による電圧分が
生じない。この関係は、図3(b)および以下の式で表
すことができる。 Vq=ωΦ+Z・Iq …(10) 図3(c)および図3(d)は、本発明の電流制御方法
と従来の電流制御方法によるD相,Q相の関係を比較し
説明するための図である。Q相電圧について比較する
と、本発明の電流制御方法によれば(図3(c))、従
来のD相の飽和処理によって生ずる電圧分(ω・L・I
d)が発生していないため、クランプされた電圧の内に
おいてQ相電流による成分を従来の電流制御方法(図3
(d))よりも大きくとることができる。したがって、
サーボモータのトルクはQ相電流に比例するため、サー
ボモータの加速特性を向上させることができる。
る。減速時において、指令電圧が飽和していない状態で
は、Id=0,Iq<0,ω>0であるから、前記式
(4)によるD相電圧とQ相電圧をベクトル図で表すと
図4となる。なお、図4の(a)は|Z・Iq|>|ω
Φ|の場合のQ相電圧Vq(<0)を示し、図4の
(c)は|Z・Iq|<|ωΦ|の場合のQ相電圧Vq
(>0)を示し、図4の(c)はD相電圧Vdを示して
いる。ここで、高速回転時のQ相電圧Vqは、|Z・I
q|<|ωΦ|となるから図4の(c)で示される。こ
の状態で、D相電圧Vdがクランプされると図5の
(a)に示すようにD相電流Idが流れることになり、
これにともなって、Q相電圧Vqは図5の(b)に示す
ように減少する。したがって、D相電流の増加に従っ
て、D相電圧Vd,Q相電圧Vqは減少することにな
る。
ことによってD相電流Idの増加を防止する。例えば、
前記式(6)中に示したように、D相の積算器の値を
(Vd+k2・Idfb )/k1に書き替え、Q相の積算
器の値を(Vq+k2・Iqfb)/k1に書換える。
の値を(Vd+k2・Idfb )/k1に書き替え、Q相
の積算器の値を(Vq+k2・Iqfb )/k1に書換え
ると、電流制御器から得られる出力はそれぞれVd,V
qとなり、積分器の飽和処理を行なうとともに指令電圧
をクランプすることができる。
モータ制御系のブロック図である。この構成は従来のデ
ジタルサーボ制御を行う装置と同一であるため、概略的
に示している。図6において、20はコンピュータを内
蔵した数値制御装置(CNC)、21は共有RAM、2
2はプロセッサ(CPU),RON,RAM等を有する
デジタルサーボ回路、23はトランジスタインバータ等
の電力増幅器、MはACサーボモータ、24はACサー
ボモータMの回転とともにパルスを発生するエンコー
ダ、25はロータ位相を検出するためのロータ位置検出
器である。
サが所定周期毎に実施する電流ループ制御処理のフロー
チャートである。デジタルサーボ回路22のプロセッサ
は、数値制御装置(CNC)から指令された位置指令
(もしくは速度指令)を共有RAM21を介して読み取
り位置ループ処理,速度ループ処理を行なう。
トルク指令Iq*を読むとともに(ステップS1)、ロ
ータ位置検出器25からロータ位相θを取り込む(ステ
ップS2)。次に、電流検出器で検出されるU相,V相
の実電流Iu,Ivを取込み(ステップS3)、取り込
んだU相,V相の実電流Iu,Ivとロータ位相θを用
いてDQ変換によってD相,Q相の電流Id,Iqを算
出する(ステップS4)。
し、D相電流指令を「0」として、通常の電流ループ処
理(比例積分制御)を行ってD相指令電圧Vdを求め
る。また、ステップS1で読み取ったトルク指令をQ相
の電流指令とし、ステップS4で算出したQ相の電流値
Iqをフィードバック電流として電流ループ処理を行っ
てQ相の電圧指令Vqを求める(ステップS5)。
令電圧Vd,Vqの合成ベクトルVcが電圧リミット値
VlimitであるDCリンク電圧Vdcを超えるか否か
の飽和判定を行なう。すなわち、(Vd2 +Vq2 )の
値がVdc2 の値より大きいか否かの判定を行なう(ステ
ップS6)。合成ベクトルVcがDCリンク電圧Vdcを
超えない場合には、ステップS11に進んで、ステップ
S5で算出したD相,Q相指令電圧Vd,VqをDQ変
換してU,V,W相の電圧指令値を求め出力する(ステ
ップS11)。また、ステップS6において、合成ベク
トルVcがDCリンク電圧Vdcを超えている場合には飽
和状態と判定し、比例積分制御を行なってQ相電圧Vq
を算出する(ステップS7)。そして、Q相の積算器を
(Vq+k2・Iqfb )/k1に書換えて、Q相の飽和
処理を行う(ステップS8)。
減速状態かの判定を行なう(ステップS9)。ステップ
S9の判定で、モータが正方向に回転し(ω>0),ト
ルク指令Iq*が正の場合、あるいはモータが負方向に
回転し(ω<0),トルク指令Iq*が負の場合であっ
て加速状態の場合には、ステップS11に進んでU,
V,W相の電圧指令値を求める。また、ステップS9の
判定で、モータが正方向に回転し(ω>0),トルク指
令Iq*が負の場合、あるいはモータが負方向に回転し
(ω<0),トルク指令Iq*が正の場合であって減速
状態の場合には、D相の積算器を(Vq+k2・Idfb
)/k1に書換えて、D相の飽和処理を行い(ステッ
プS10)、ステップS11に進んでU,V,W相の電
圧指令値を求める。
行う場合には、Q相の飽和処理も行われることになる。
そして、前記工程によって得られたD相電圧VdとQ相
電圧VqをDQ変換によってU,V,W相の電圧指令値
を算出して出力し(ステップS11,ステップS1
2)、当該周期の電流ループ処理を終了する。
び本発明の電流制御方法による応答結果を示すものであ
り、速度指令を−5000rpmから+5000rpm
にステップ加速を印加した場合の応答を表している。図
8に示すように、従来の電流制御方法によりD相および
Q相に両方に飽和処理を行った場合には、−5000r
pmから3000rpmまでは100ms程度の応答特
性を示し、3000rpm以降はトルクが落ちて+50
00rpmとなるまでに600ms程度の時間を要して
いる。
の電流制御方法によりD相については飽和処理を行わず
Q相にのみ飽和処理を行った場合には、−5000rp
mから3000rpmまでは従来の制御方法と同様に1
00ms程度の応答特性を示すが、3000rpm以降
においてもトルクの低下はわずかで200ms程度の時
間で+5000rpmに達しており、加速特性向上の効
果を見ることができる。
DQ変換によるサーボモータの電流制御において、加速
トルクの増大化と電圧指令の飽和時における減速電流制
御の安定化を両立させることができる。
説明するためのフローチャートである。
線図である。
圧状態を説明する図である。
圧状態を説明する図である。
圧状態を説明する図である。
のブロック図である。
に実施する電流ループ制御処理のフローチャートであ
る。
ある。
である。
御系のブロック線図である。
ブロック線図である。
明するためのブロック線図である。
る。
場合のD相電圧及びQ相電圧と電流の関係を説明するた
めの図である。
D相電圧及びQ相電圧と電流の関係を説明するための図
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 サーボモータのDQ変換による電流制御
において、電圧指令飽和時にはD相の電流制御ループの
積算器の書換えを行う飽和処理を減速時にのみ行うこと
を特徴とするサーボモータの電流制御方法。 - 【請求項2】 サーボモータのDQ変換による電流制御
において、加速中の電圧指令飽和時にはQ相の電流制御
ループの積算器のみを書換える飽和処理を行うことを特
徴とするサーボモータの電流制御方法。 - 【請求項3】 前記電圧指令飽和は、D相およびQ相の
電圧指令のベクトル和が電力増幅器の電圧リミット値を
超えたことにより判定することを特徴とする請求項1,
又は2記載のサーボモータの電流制御方法。 - 【請求項4】 前記サーボモータの減速は、モータの回
転方向とQ相電流指令の正負の符号により判定すること
を特徴とする請求項1,又は2記載のサーボモータの電
流制御方法。
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|---|---|---|---|
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