JPH0972097A - 亀裂停止方法 - Google Patents
亀裂停止方法Info
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- JPH0972097A JPH0972097A JP22622295A JP22622295A JPH0972097A JP H0972097 A JPH0972097 A JP H0972097A JP 22622295 A JP22622295 A JP 22622295A JP 22622295 A JP22622295 A JP 22622295A JP H0972097 A JPH0972097 A JP H0972097A
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 abstract description 2
- 230000000977 initiatory effect Effects 0.000 abstract 1
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 1
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- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造部材に発生した亀裂の進展を効果的に抑
制し、しかも構造部材への圧入量を定量的に管理できる
亀裂停止方法を提供する。 【解決手段】 構造部材2に発生した亀裂3の先端部に
テーパねじ穴4を穿孔し、このテーパねじ孔4にテーパ
ねじ1を螺合させる。従ってテーパねじ1の締めつけト
ルクを管理すれば、テーパねじ1の圧入量を定量的に管
理できる。
制し、しかも構造部材への圧入量を定量的に管理できる
亀裂停止方法を提供する。 【解決手段】 構造部材2に発生した亀裂3の先端部に
テーパねじ穴4を穿孔し、このテーパねじ孔4にテーパ
ねじ1を螺合させる。従ってテーパねじ1の締めつけト
ルクを管理すれば、テーパねじ1の圧入量を定量的に管
理できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は機械又は建築構造部
材に発生した亀裂を停止させる亀裂停止方法に関する。
材に発生した亀裂を停止させる亀裂停止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来技術に係る亀裂停止方法の
説明図であって、(a)には平面を示し、(b)には
(a)のD−D線矢視断面を示す。
説明図であって、(a)には平面を示し、(b)には
(a)のD−D線矢視断面を示す。
【0003】同図に示すように、橋梁又は船舶等の建築
又は機械構造物の構造部材(鋼板等)に疲労亀裂3が発
生し進展すると、亀裂先端の応力集中を緩和して亀裂3
の拡大を防止するために、亀裂先端にドリルで貫通穴3
2を空けるという方法がとられる。その際、更に貫通穴
部への応力集中を緩和する目的で、貫通穴32にテーパ
ピン31をハンマで叩き込むという処置が施される場合
がある。
又は機械構造物の構造部材(鋼板等)に疲労亀裂3が発
生し進展すると、亀裂先端の応力集中を緩和して亀裂3
の拡大を防止するために、亀裂先端にドリルで貫通穴3
2を空けるという方法がとられる。その際、更に貫通穴
部への応力集中を緩和する目的で、貫通穴32にテーパ
ピン31をハンマで叩き込むという処置が施される場合
がある。
【0004】テーパピン31が無い場合には構造部材を
流れる力が貫通穴部を迂回して貫通穴32の周囲に応力
が集中し、疲労亀裂が再発生しやすい。ところが、テー
パピン31が圧入されていると、力がテーパピン31を
介して流れるので、貫通穴周囲の応力集中が緩和されて
亀裂が再発生しにくくなる。またテーパピン31の圧入
により、貫通穴32の内側が硬化されて疲労強度が向上
することも確認されている。
流れる力が貫通穴部を迂回して貫通穴32の周囲に応力
が集中し、疲労亀裂が再発生しやすい。ところが、テー
パピン31が圧入されていると、力がテーパピン31を
介して流れるので、貫通穴周囲の応力集中が緩和されて
亀裂が再発生しにくくなる。またテーパピン31の圧入
により、貫通穴32の内側が硬化されて疲労強度が向上
することも確認されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の亀裂停止方法では、テーパピン31をハンマ
で叩き込むため、作業者によってピンの圧入量が異な
り、効果を定量的に管理しにくい。
うな従来の亀裂停止方法では、テーパピン31をハンマ
で叩き込むため、作業者によってピンの圧入量が異な
り、効果を定量的に管理しにくい。
【0006】テーパピン31の叩き込みが弱いと、ピン
圧入による強度上昇が少なく、また使用中の構造部材の
振動によりテーパピン31が抜けやすくなる。一方、テ
ーパピン31の叩き込みが強すぎると、貫通穴32の周
囲を著しく塑性変形させて亀裂を発生させてしまう。
圧入による強度上昇が少なく、また使用中の構造部材の
振動によりテーパピン31が抜けやすくなる。一方、テ
ーパピン31の叩き込みが強すぎると、貫通穴32の周
囲を著しく塑性変形させて亀裂を発生させてしまう。
【0007】また、テーパピン31を斜めに叩き込んで
しまう可能性もある。
しまう可能性もある。
【0008】従って本発明は上記従来技術に鑑み、構造
部材に発生した亀裂の進展を効果的に抑制し、構造部材
への圧入量を定量的に管理できる亀裂停止方法を提供す
ることを目的とする。
部材に発生した亀裂の進展を効果的に抑制し、構造部材
への圧入量を定量的に管理できる亀裂停止方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明は、構造部材に発生した亀裂の先端部にテーパね
じ穴を穿孔し、該テーパねじ穴にテーパねじを螺合させ
ることを特徴とする。
の発明は、構造部材に発生した亀裂の先端部にテーパね
じ穴を穿孔し、該テーパねじ穴にテーパねじを螺合させ
ることを特徴とする。
【0010】また第2の発明は、構造部材に発生した亀
裂の先端部に貫通穴を穿孔し、円周方向に分割されたリ
ングを前記貫通穴に嵌合させ、該リングの内周に螺設さ
れたテーパねじ穴にテーパねじを螺合させることを特徴
とする。
裂の先端部に貫通穴を穿孔し、円周方向に分割されたリ
ングを前記貫通穴に嵌合させ、該リングの内周に螺設さ
れたテーパねじ穴にテーパねじを螺合させることを特徴
とする。
【0011】従って上記第1の発明によれば、テーパね
じ穴にテーパねじを螺合させると、これらがテーパ付き
であるため、テーパねじがテーパねじ穴に固定される。
そしてテーパねじの締めつけトルクを管理すれば、テー
パねじの圧入量を定量的に管理することができる。
じ穴にテーパねじを螺合させると、これらがテーパ付き
であるため、テーパねじがテーパねじ穴に固定される。
そしてテーパねじの締めつけトルクを管理すれば、テー
パねじの圧入量を定量的に管理することができる。
【0012】また上記第2の発明によれば、リングの内
周に螺設されたテーパねじ穴にテーパねじを螺合する
と、これらがテーパ付きであるため、テーパねじによっ
てリングを外側に押し広げる方向に力が作用し、リング
が貫通穴の内側を圧迫する。そしてテーパねじの締めつ
けトルクを管理すれば、リングが貫通穴の内側を圧迫す
る力も定量的に管理することができる。
周に螺設されたテーパねじ穴にテーパねじを螺合する
と、これらがテーパ付きであるため、テーパねじによっ
てリングを外側に押し広げる方向に力が作用し、リング
が貫通穴の内側を圧迫する。そしてテーパねじの締めつ
けトルクを管理すれば、リングが貫通穴の内側を圧迫す
る力も定量的に管理することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
に基づき詳細に説明する。
【0014】〈第1実施例〉図1は本発明の第1実施例
に係る亀裂停止方法の説明図((a)には平面を示し、
(b)には(a)のA−A線矢視断面を示す)、図2は
構造部材に作用する力の方向等を示す説明図、図3は本
発明の第1実施例に係る亀裂停止方法に基づく施行手順
を示す説明図である。
に係る亀裂停止方法の説明図((a)には平面を示し、
(b)には(a)のA−A線矢視断面を示す)、図2は
構造部材に作用する力の方向等を示す説明図、図3は本
発明の第1実施例に係る亀裂停止方法に基づく施行手順
を示す説明図である。
【0015】図1に示すように、構造部材2に発生した
亀裂3の先端部に穿孔されたテーパねじ穴4に、テーパ
ねじ1が螺合されている。
亀裂3の先端部に穿孔されたテーパねじ穴4に、テーパ
ねじ1が螺合されている。
【0016】このようにテーパねじ1をテーパねじ穴4
に螺合させると、これらがテーパ付きであるため、図2
中に矢印で示すような力が作用して、テーパねじ1がテ
ーパねじ穴4に固定される。即ち、構造部材2のテーパ
ねじ穴部にはテーパねじ1によって圧縮力を受け、その
反作用によってテーパねじ1はテーパねじ穴4に圧着さ
れる。
に螺合させると、これらがテーパ付きであるため、図2
中に矢印で示すような力が作用して、テーパねじ1がテ
ーパねじ穴4に固定される。即ち、構造部材2のテーパ
ねじ穴部にはテーパねじ1によって圧縮力を受け、その
反作用によってテーパねじ1はテーパねじ穴4に圧着さ
れる。
【0017】図3に基づいて施工手順を説明する。溶接
箇所などの応力集中部5に疲労亀裂3が発生して進展し
た場合(図3(a))、亀裂3の先端部にドリルで貫通
穴を空けて亀裂による応力集中を緩和させると共にこの
貫通穴に雌ねじを切ってテーパねじ穴4を形成し、テー
パねじ1を用意する(図3(b))。そして、テーパね
じ穴4にテーパねじ1を螺合して固定する(図3
(c))。
箇所などの応力集中部5に疲労亀裂3が発生して進展し
た場合(図3(a))、亀裂3の先端部にドリルで貫通
穴を空けて亀裂による応力集中を緩和させると共にこの
貫通穴に雌ねじを切ってテーパねじ穴4を形成し、テー
パねじ1を用意する(図3(b))。そして、テーパね
じ穴4にテーパねじ1を螺合して固定する(図3
(c))。
【0018】従って本第1実施例に係る亀裂停止方法に
よれば、テーパねじ穴4の付近に流れる力はテーパねじ
1にも伝わるため、テーパねじ穴周囲の応力集中が緩和
されて、亀裂の再発生が抑制される。
よれば、テーパねじ穴4の付近に流れる力はテーパねじ
1にも伝わるため、テーパねじ穴周囲の応力集中が緩和
されて、亀裂の再発生が抑制される。
【0019】しかもテーパねじ1の締めつけトルクを管
理することで、テーパねじ1の圧入量を定量的に管理す
ることができ、使用中の構造部材の振動によってテーパ
ねじ1が抜け落ちたり、テーパねじ穴周囲を著しく塑性
変形させて亀裂を発生させたりする虞がない。
理することで、テーパねじ1の圧入量を定量的に管理す
ることができ、使用中の構造部材の振動によってテーパ
ねじ1が抜け落ちたり、テーパねじ穴周囲を著しく塑性
変形させて亀裂を発生させたりする虞がない。
【0020】また、テーパねじ穴4にテーパねじ1を螺
合させるため、テーパねじ1を斜めに圧入する虞もな
い。
合させるため、テーパねじ1を斜めに圧入する虞もな
い。
【0021】〈第2実施例〉図4は本発明の第2実施例
に係る亀裂停止方法の説明図((a)には平面を示し、
(b)には(a)のB−B線矢視断面を示し、(c)に
は(b)のD方向矢視を示す)、図5は構造部材に作用
する力の方向等を示す説明図である。
に係る亀裂停止方法の説明図((a)には平面を示し、
(b)には(a)のB−B線矢視断面を示し、(c)に
は(b)のD方向矢視を示す)、図5は構造部材に作用
する力の方向等を示す説明図である。
【0022】図4に示すように、構造部材2に発生した
亀裂3の先端部に穿孔された貫通穴13に、円周方向に
分割されたリング12が嵌合され、このリング12の内
周に螺設されたテーパねじ穴にテーパねじ11が螺合さ
れている。
亀裂3の先端部に穿孔された貫通穴13に、円周方向に
分割されたリング12が嵌合され、このリング12の内
周に螺設されたテーパねじ穴にテーパねじ11が螺合さ
れている。
【0023】このようにテーパねじ11をリング12に
螺合させて締付けると、これらがテーパ付きであるた
め、テーパねじ11によって分割リング12は外側に押
し広げられ相互の間隔が広がり貫通穴13を内側から圧
迫する。このときのテーパねじ11及びリング12の動
く方向と、構造部材2に作用する力の方向は、図5中に
矢印で示すとおりである。
螺合させて締付けると、これらがテーパ付きであるた
め、テーパねじ11によって分割リング12は外側に押
し広げられ相互の間隔が広がり貫通穴13を内側から圧
迫する。このときのテーパねじ11及びリング12の動
く方向と、構造部材2に作用する力の方向は、図5中に
矢印で示すとおりである。
【0024】図6に基づいて施行手順を説明する。溶接
箇所などの応力集中部5から疲労亀裂3が発生して進展
した場合(図6(a))、亀裂3の先端部にドリルで貫
通穴13を空けて亀裂による応力集中を緩和させると共
に、テーパねじ11及び分割リング12を用意する(図
6(b))。そして、貫通穴13に分割リング12を嵌
合させ(図6(c))、このリング12の内周に螺設さ
れたテーパねじ穴にテーパねじ11を螺合して固定する
(図6(d))。
箇所などの応力集中部5から疲労亀裂3が発生して進展
した場合(図6(a))、亀裂3の先端部にドリルで貫
通穴13を空けて亀裂による応力集中を緩和させると共
に、テーパねじ11及び分割リング12を用意する(図
6(b))。そして、貫通穴13に分割リング12を嵌
合させ(図6(c))、このリング12の内周に螺設さ
れたテーパねじ穴にテーパねじ11を螺合して固定する
(図6(d))。
【0025】従って本第2実施例に係る亀裂停止方法に
よれば、貫通穴13付近に流れる力はテーパねじ11に
も伝わるため、貫通穴周囲の応力集中が緩和されて、亀
裂の再発生が抑制される。
よれば、貫通穴13付近に流れる力はテーパねじ11に
も伝わるため、貫通穴周囲の応力集中が緩和されて、亀
裂の再発生が抑制される。
【0026】しかも、テーパねじ11の締めつけトルク
を管理することで、リング12の圧着力を管理すること
ができ、使用中の構造部材の振動によってテーパねじ1
1が抜け落ちたり、貫通穴周囲を著しく塑性変形させて
亀裂を発生させたりする虞れもない。
を管理することで、リング12の圧着力を管理すること
ができ、使用中の構造部材の振動によってテーパねじ1
1が抜け落ちたり、貫通穴周囲を著しく塑性変形させて
亀裂を発生させたりする虞れもない。
【0027】また、リング12にテーパねじ11を螺合
させるため、テーパねじ11を斜めに圧入する虞もな
い。
させるため、テーパねじ11を斜めに圧入する虞もな
い。
【0028】〈第3実施例〉図7は本発明の第3実施例
に係る亀裂停止方法の説明図((a)に平面((b)の
E方向矢視)を示し、(b)に(a)のC−C線矢視断
面を示す)、図8は構造部材に作用する力の方向等を示
す説明図、図9は本発明の第3実施例に係る亀裂停止方
法に基づく施行手順を示す説明図である。
に係る亀裂停止方法の説明図((a)に平面((b)の
E方向矢視)を示し、(b)に(a)のC−C線矢視断
面を示す)、図8は構造部材に作用する力の方向等を示
す説明図、図9は本発明の第3実施例に係る亀裂停止方
法に基づく施行手順を示す説明図である。
【0029】図7に示すように、構造部材2に発生した
亀裂3の先端部に穿孔された貫通穴23に、小径側端部
にねじ部を有するテーパピン21が挿通され、構造部材
2から突出している前記ねじ部にナット22が螺合され
ている。
亀裂3の先端部に穿孔された貫通穴23に、小径側端部
にねじ部を有するテーパピン21が挿通され、構造部材
2から突出している前記ねじ部にナット22が螺合され
ている。
【0030】このようにナット22をテーパピン21の
ねじ部に螺合させると、ナット22がテーパピン21を
ナット22側に引張りテーパピン21が貫通穴23に喰
込む。その結果、構造部材2の貫通穴部にはテーパピン
21によって圧縮力を受け、その反作用によってテーパ
ピン21は貫通穴23に圧着される。このときのテーパ
ピン21とナット22に作用する力の方向、及び構造部
材2に作用する力の方向は図8に示すとおりである。
ねじ部に螺合させると、ナット22がテーパピン21を
ナット22側に引張りテーパピン21が貫通穴23に喰
込む。その結果、構造部材2の貫通穴部にはテーパピン
21によって圧縮力を受け、その反作用によってテーパ
ピン21は貫通穴23に圧着される。このときのテーパ
ピン21とナット22に作用する力の方向、及び構造部
材2に作用する力の方向は図8に示すとおりである。
【0031】図9に基づいて施工手順を示す。溶接箇所
などの応力集中部5に疲労亀裂3が発生して進展した場
合(図9(a))、亀裂3の先端にドリルで貫通穴23
を空けて亀裂による応力集中を緩和させると共に、テー
パピン21及びナット22を用意する(図9(b))。
続いて、貫通穴23にテーパピン21を挿通してそのね
じ部を構造部材2から突出させる(図9(c))。そし
て、このねじ部にナット22を螺合させて締めつける
(図9(d))。
などの応力集中部5に疲労亀裂3が発生して進展した場
合(図9(a))、亀裂3の先端にドリルで貫通穴23
を空けて亀裂による応力集中を緩和させると共に、テー
パピン21及びナット22を用意する(図9(b))。
続いて、貫通穴23にテーパピン21を挿通してそのね
じ部を構造部材2から突出させる(図9(c))。そし
て、このねじ部にナット22を螺合させて締めつける
(図9(d))。
【0032】従って本第3実施例に係る亀裂停止方法に
よれば、貫通穴23付近に流れる力はテーパピン21に
も伝わるため、貫通穴周囲の応力集中が緩和されて、亀
裂の再発生が抑制される。
よれば、貫通穴23付近に流れる力はテーパピン21に
も伝わるため、貫通穴周囲の応力集中が緩和されて、亀
裂の再発生が抑制される。
【0033】しかも、ナット22の締めつけトルクを管
理することで、テーパピン21の圧入量を定量的に管理
することができ、使用中の構造部材の振動によってテー
パピン21が抜け落ちたり、貫通穴周囲を著しく塑性変
形させて亀裂を発生させたりする虞がない。
理することで、テーパピン21の圧入量を定量的に管理
することができ、使用中の構造部材の振動によってテー
パピン21が抜け落ちたり、貫通穴周囲を著しく塑性変
形させて亀裂を発生させたりする虞がない。
【0034】また、テーパピン21のねじ部にナット2
2を螺合させてテーパピン21を引張るため、テーパピ
ン21を斜めに圧入する虞もない。
2を螺合させてテーパピン21を引張るため、テーパピ
ン21を斜めに圧入する虞もない。
【0035】
【発明の効果】以上発明の実施の形態と共に具体的に説
明したように本発明によれば、構造部材に発生した疲労
亀裂の進展を効果的に抑制することができ、しかもテー
パねじの圧入量を管理できるため、使用中の構造部材の
振動によってテーパねじが抜け落ちたり、構造部材を著
しく塑性変形させて亀裂を発生させたりする虞がない。
明したように本発明によれば、構造部材に発生した疲労
亀裂の進展を効果的に抑制することができ、しかもテー
パねじの圧入量を管理できるため、使用中の構造部材の
振動によってテーパねじが抜け落ちたり、構造部材を著
しく塑性変形させて亀裂を発生させたりする虞がない。
【図1】本発明の第1実施例に係る亀裂停止方法の説明
図であって、(a)には平面を示し、(b)には(a)
のA−A線矢視断面を示す。
図であって、(a)には平面を示し、(b)には(a)
のA−A線矢視断面を示す。
【図2】構造部材に作用する力の方向等を示す説明図で
ある。
ある。
【図3】本発明の第1実施例に係る亀裂停止方法に基づ
く施行手順を示す説明図である。
く施行手順を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る亀裂停止方法の説明
図であって、(a)には平面を示し、(b)には(a)
のB−B線矢視断面を示し、(c)には(b)のD方向
矢視を示す。
図であって、(a)には平面を示し、(b)には(a)
のB−B線矢視断面を示し、(c)には(b)のD方向
矢視を示す。
【図5】構造部材に作用する力の方向等を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】本発明の第2実施例に係る亀裂停止方法に基づ
く施行手順を示す説明図である。
く施行手順を示す説明図である。
【図7】本発明の第3実施例に係る亀裂停止方法の説明
図であって、(a)には平面((b)のE方向矢視)を
示し、(b)には(a)のC−C線矢視断面を示す。
図であって、(a)には平面((b)のE方向矢視)を
示し、(b)には(a)のC−C線矢視断面を示す。
【図8】構造部材に作用する力の方向等を示す説明図で
ある。
ある。
【図9】本発明の第3実施例に係る亀裂停止方法に基づ
く施行手順を示す説明図である。
く施行手順を示す説明図である。
【図10】従来技術に係る亀裂停止方法の説明図であっ
て、(a)には平面を示し、(b)には(a)のD−D
線矢視断面を示す。
て、(a)には平面を示し、(b)には(a)のD−D
線矢視断面を示す。
1 テーパねじ 2 構造部材 3 疲労亀裂 4 テーパねじ穴 11 テーパねじ 12 分割リング 13 貫通穴 21 テーパピン 22 ナット 23 貫通穴
Claims (2)
- 【請求項1】 構造部材に発生した亀裂の先端部にテー
パねじ穴を穿孔し、該テーパねじ穴にテーパねじを螺合
させることを特徴とする亀裂停止方法。 - 【請求項2】 構造部材に発生した亀裂の先端部に貫通
穴を穿孔し、円周方向に分割されたリングを前記貫通穴
に嵌合させ、該リングの内周に螺設されたテーパねじ穴
にテーパねじを螺合させることを特徴とする亀裂停止方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22622295A JPH0972097A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 亀裂停止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22622295A JPH0972097A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 亀裂停止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0972097A true JPH0972097A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16841816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22622295A Withdrawn JPH0972097A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 亀裂停止方法 |
Country Status (1)
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