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JPH0957881A - プラスチック折板波板 - Google Patents

プラスチック折板波板

Info

Publication number
JPH0957881A
JPH0957881A JP21350495A JP21350495A JPH0957881A JP H0957881 A JPH0957881 A JP H0957881A JP 21350495 A JP21350495 A JP 21350495A JP 21350495 A JP21350495 A JP 21350495A JP H0957881 A JPH0957881 A JP H0957881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
polycarbonate resin
corrugated
folded plate
ultraviolet absorber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21350495A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeaki Takaoka
丈明 高岡
Toshikazu Hirota
俊積 広田
Akito Okamoto
章人 岡元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Gas Chemical Co Inc filed Critical Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority to JP21350495A priority Critical patent/JPH0957881A/ja
Publication of JPH0957881A publication Critical patent/JPH0957881A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明性、耐紫外線性、耐衝撃性の優れたプラ
スチック折板波板を提供する。 【解決手段】 ポリカーボネート樹脂シートの表層に、
特定の紫外線吸収剤を必要量添加したポリカーボネート
樹脂を被覆した多層シートを用いるプラスチック折板波
板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐紫外線性に優れ、か
つ高度の透明性と耐衝撃性、特に低温時の耐衝撃性に優
れたプラスチック折板波板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属薄板を角波形に賦形した構造
部材が、折板波板と呼ばれて主に屋根材を中心に広く使
用されてきた。この金属の折板波板は不透明部材である
ため、例えば、採光といった目的のためには別途に明か
り採り部分を設計、施工する必要があった。そのような
用途のためにFRP(繊維強化プラスチック)を素材と
する折板波板が上市されたが、FRPは、透明性、耐紫
外線性、及び耐衝撃性において尚不十分であり、美観や
構造上からより高度な透明性、耐紫外線性、及び耐衝撃
性に優れた材料が必要とされていた。そこで、ポリカー
ボネート樹脂シートと紫外線吸収剤を配合したアクリル
系フィルムからなる積層シートの折板波板が考案された
(実開昭58−128019号)。しかしながら,ポリ
カーボネート樹脂製折板波板は、耐紫外線性、透明性に
優れたものであるが、耐紫外線性を付与するために積層
したアクリル系フィルムの衝撃性が劣るため、耐衝撃
性、特にコーナー部分の低温下での耐衝撃性が不十分で
あった。従って、寒冷地で使用すると雪、氷等の落下に
より割れるという問題があり、使用が制限されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術における上記記載の課題を解決し、透明性、耐紫外
線性、耐衝撃性の優れたプラスチック折板波板を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究した結果、ポリカーボネート
樹脂シートの耐紫外線性を付与するために表層に特定の
紫外線吸収剤を必要量添加したポリカーボネート樹脂に
て被覆した多層シートを部材として用いることにより、
低温時においてもポリカーボネート樹脂本来の耐衝撃性
を損なうことなく、透明性、耐紫外線性に優れたプラス
チック折板波板が得られることを見い出し、本発明に到
達した。
【0005】即ち、本発明は、ポリカーボネート樹脂シ
ートの少なくとも片面を紫外線吸収剤を1重量%以上含
むポリカーボネート樹脂にて10〜100μmの膜厚で
被覆した多層シートからなるポリカーボネート製折板波
板に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、被覆層や基板層
に使用するポリカーボネート樹脂は、2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)アルカンや2,2−ビス(4−
ヒドロキシ−3,5−ジハロゲノフェニル)アルカンで
代表されるビスフェノール化合物から周知の方法で製造
された重合体が用いられ、その重合体骨格中に脂肪酸ジ
オールに由来する構造単位が含まれていても、エステル
結合を持つ構造単位が含まれていてもよい。分子量につ
いても特に限定しないが、押出成形性や機械的強度の観
点から、粘度平均分子量で2万〜3万のものが好まし
い。
【0007】本発明の被覆層に使用する紫外線吸収剤は
現在市販されているベンゾトリアゾール系、ベンゾフェ
ノン系、サリチル酸フェニルエステル系、フェニルトリ
アジン系等の有機系紫外線吸収剤あるいは酸化チタン、
酸化セリウム等無機系紫外線吸収剤など紫外線吸収効果
を有するものであればよいが、好ましくは、ポリカーボ
ネート樹脂が最も光劣化を起こす280〜300nm付
近の紫外線吸収能が高く、かつ、揮散性の低いものが良
い。これらの内でも化2
【0008】
【化2】 (式中、Rは水素原子、炭素原子数1ないし18のアル
キル基、ハロゲン原子もしくは炭素原子数1ないし12
のアルコキシ基で置換された炭素原子数2ないし6のア
ルキル基、またはベンジル基を表し、R’は水素原子ま
たはメチル基を表す)で表されるヒドロキシフェニルト
リアジン化合物を使用した場合は紫外線吸収能に優れて
いるため、少ない添加量で優れた耐紫外線性を得ること
ができる。従って、着色、機械強度の低下が少なく、ま
た、ポリカーボネートとの相溶性が良く、かつ、揮散性
が低いため、成形加工時に揮散したり、シート表面に析
出したり、また基板層へ移行することが少ない。本発明
に用いる紫外線吸収剤は併用してもかまわない。また、
他の光安定剤、酸化防止剤、熱安定剤を添加してもよ
く、また帯電防止剤、熱線遮蔽剤、難燃剤、滑剤、顔
料、フィラー等を含むものであってもよい。
【0009】被覆層中の該紫外線吸収剤の添加量は、使
用する紫外線吸収剤の紫外線吸収能および被覆層の厚み
によるが、少なくとも1重量%以上を必要とする。被覆
層の厚みは、必要とする耐紫外線性を有していれば良い
が、実用上は10〜100μmの範囲が好ましく、30
〜80μmの範囲がさらに好ましい。被覆層の厚みが1
0μm未満では通常の設備では均一に被覆することが困
難であり、一方、100μmを越えて被覆層を設けて
も、耐紫外線性の改良効果に顕著な向上が見られない。
【0010】本発明における基板層には上記記載の紫外
線吸収剤や光安定剤、酸化防止剤、熱安定剤等を添加し
てもよく、また、熱線遮蔽剤、難燃剤、滑剤、顔料、フ
ィラー等を含むものであってもよい。
【0011】本発明における基板層および被覆層からな
る多層シートを製造するための方法については、特に制
限はない。例えば、基板層および被覆層の原料樹脂を同
時に溶融押出してシート化する共押出法や基板層をシー
ト状に押出成形する際に同時に被覆層を溶融押出してラ
ミネートする方法、予めフィルム状に成形された被覆層
を基板層の押出成形時に連続的に熱ラミネートする方
法、シート状あるいはフィルム状に成形された基板層お
よび被覆層をプレス機にて熱圧着する方法等が用いられ
る。本発明のプラスチック折板波板の基板層として使用
するポリカーボネートシートの厚みは特に制限されない
が、通常は1〜4mmの範囲が好適である。
【0012】本発明のポリカーボネート製折板波板の賦
形方法は、上記記載の多層シートを製造時に異形押出す
る方法やシート状に成形した直後に波付けロールにて賦
形する方法、あるいは真空成形、圧空成形、熱曲げ加
工、冷間加工等により二次加工を加えることによって行
われる。本発明の波板の角波型溝の走行方向に垂直な方
向の断面の波形の形状は、図1(a)で示される富士
波、同(b)で示される台形が連続して連接している角
波、同(c)で示される台形が連続して連接している角
波等種々の形状をとることができ、さらにはこれらの形
状を適宜組み合わせてもよい。通常、賦形が容易であ
り、かつ、賦形によって所望の剛性を与えることができ
る形状が選ばれる。
【0013】
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに具体的に
説明する。尚、本実施例で用いた評価、試験方法を以下
に示す。 (1)促進耐候性 スガ試験機のサンシャインウエザーメーターを使用し、
ブラックパネル温度63℃、降雨なし(120分)、降
雨あり(12分)のサイクルで3000時間照射後のサ
ンプルの黄変度を測定した。 (2)低温衝撃試験結果 150mm角のシートの耐候面を内側にして折曲げたサ
ンプルを0〜−40℃の温度で1時間放置後、耐候面を
下にして取り出す。そして、プラスチックハンマー(重
量570g)にて直ちにサンプルの折曲げ部分を殴打し
て、破壊やクラックの発生の有無を確認した。表1に5
回試験を行ったときの破壊した数を示した。
【0014】実施例1 (1)被覆層用樹脂の調製 ポリカーボネート樹脂としてユーピロンE−2000
(商品名、三菱ガス化学株式会社製)を97重量%、フ
ェニルトリアジン系紫外線吸収剤としてのチヌビン15
77(商品名、チバ・ガイギー社製)を3重量%の割合
でタンブラー内にて予備混合し、更に45mm2軸押出
機(池貝鉄工所株式会社製)を用いてペレットとした。 (2)PC多層シートの作製と評価 被覆層原料として(1)で調製したと樹脂を用い、基板
層用ポリカーボネート樹脂として、ユーピロンE−20
00U(商品名、三菱ガス化学株式会社製)を用いて、
共押出法で耐候性PC多層シートを作製した。即ち、基
板層原料を65mm押出機を用い押出し、一方、被覆層
原料は30mm押出機を用いて押出し、マルチマニホー
ルドタイプのダイを用いて2種2層の多層シート(多層
シート厚み:2mm、被覆層厚み:約50μm)を試作
した。この多層シートの促進耐候性評価結果を表1に示
した。 (3)折板波板の作製と評価 上記(2)で得られた多層シートを用い、冷間折曲げ加
工(矢弦:3mmR)にてポリカーボネート製折板波板
とした。このポリカーボネート製折板波板の低温衝撃試
験結果を表1に示す。
【0015】実施例2 紫外線吸収剤をベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤アデ
カスタブ LA−31(商品名、旭電化工業株式会社
製)にかえた以外は、実施例1と同様に実施した。結果
を表1に示す。
【0016】比較例1 被覆層を設けず、ポリカーボネート樹脂単独にて2mm
厚のシートを作製し、評価した。結果を表1に示す。
【0017】比較例2 基板層のみのポリカーボネートシート製造時において、
冷却用ロール通過後のポリカーボネートシートにラミネ
ート用ロールにて厚み50μmのアクリル系フィルム
(日本カーバイド工業株式会社製、商品名:ハイエス
A)を熱ラミネートした。比較例2より得られた多層シ
ートの評価結果を表1に示す。
【0018】
【表1】 表1 実施例1 実施例2 比較例1 比較例2 促進耐候性 黄変度 3.8 9.9 24.5 3.5 低温衝撃性 0℃ 0/5 0/5 0/5 2/5 −10℃ 0/5 0/5 0/5 4/5 −20℃ 0/5 0/5 0/5 5/5 −30℃ 0/5 0/5 0/5 5/5 −40℃ 0/5 0/5 0/5 5/5
【0019】
【発明の効果】本発明は、これまでアクリル樹脂を積層
した場合に問題となっていたポリカーボネート製折板波
板の低温時における衝撃強度の低下を起こさず、かつ、
耐紫外線線性、透明性等ポリカーボネート樹脂本来の保
持したポリカーボネート製折板波板を提供しうる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】波板の角波型溝の走行方向に垂直な方向の断面
の波形の形状である。
【符号の説明】
(a):富士波 (b):台形が連続して連接している角波 (c):台形が連続して連接している角波

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリカーボネート樹脂シートの少なくと
    も片面を紫外線吸収剤を1重量%以上含むポリカーボネ
    ート樹脂にて10〜100μmの膜厚で被覆した多層シ
    ートであって、多数の角波型溝が、該角波型溝の走行方
    向に垂直な方向の断面が角波を形成するように平行に連
    結した形状に賦形されたプラスチック折板波板。
  2. 【請求項2】 紫外線吸収剤が、化1 【化1】 (式中、Rは水素原子、炭素原子数1ないし18のアル
    キル基、ハロゲン原子もしくは炭素原子数1ないし12
    のアルコキシ基で置換された炭素原子数2ないし6のア
    ルキル基、またはベンジル基を表し、R’は水素原子ま
    たはメチル基を表す)で表されるヒドロキシフェニルト
    リアジン化合物である請求項1記載のプラスチック折板
    波板。
JP21350495A 1995-08-22 1995-08-22 プラスチック折板波板 Pending JPH0957881A (ja)

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JP21350495A JPH0957881A (ja) 1995-08-22 1995-08-22 プラスチック折板波板

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JPH0957881A true JPH0957881A (ja) 1997-03-04

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09187906A (ja) * 1995-11-06 1997-07-22 Asahi Chem Ind Co Ltd 積層体
US6960623B2 (en) 2000-06-08 2005-11-01 Bayer Aktiengesellschaft Compositions containing polycarbonate
WO2009005524A1 (en) * 2006-03-23 2009-01-08 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Storm panels and methods for manufacturing the same
WO2025164762A1 (ja) * 2024-01-31 2025-08-07 住友ベークライト株式会社 熱曲げ加工用ポリカーボネート樹脂積層体、熱曲げ加工用ポリカーボネート樹脂積層体の製造方法

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JP2025117713A (ja) * 2024-01-31 2025-08-13 住友ベークライト株式会社 熱曲げ加工用ポリカーボネート樹脂積層体、熱曲げ加工用ポリカーボネート樹脂積層体の製造方法

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