JPH0952893A - キノロンカルボン酸誘導体の工業的な製造法およびその合成中間体 - Google Patents
キノロンカルボン酸誘導体の工業的な製造法およびその合成中間体Info
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- JPH0952893A JPH0952893A JP7204177A JP20417795A JPH0952893A JP H0952893 A JPH0952893 A JP H0952893A JP 7204177 A JP7204177 A JP 7204177A JP 20417795 A JP20417795 A JP 20417795A JP H0952893 A JPH0952893 A JP H0952893A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D401/00—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
- C07D401/02—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
- C07D401/04—Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N43/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
- A01N43/34—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- A01N43/40—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom six-membered rings
- A01N43/42—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom six-membered rings condensed with carbocyclic rings
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 7−(3−アミノメチル−3−フルオロメチ
ルピロリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−6−
フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキ
ソ−3−キノリンカルボン酸に代表される抗菌剤として
有用なキノロンカルボン酸誘導体の工業的に有利な製造
法を提供する。 【解決手段】 ピロリジン環上のアミノメチル基をアル
デヒドまたはケトンと反応させ、シッフ塩基として一旦
保護し、キノロン骨格と縮合させた後、脱保護すること
により、簡便で、副生成物が生成せず、目的物を高純
度、高収率で得ることができる。
ルピロリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−6−
フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキ
ソ−3−キノリンカルボン酸に代表される抗菌剤として
有用なキノロンカルボン酸誘導体の工業的に有利な製造
法を提供する。 【解決手段】 ピロリジン環上のアミノメチル基をアル
デヒドまたはケトンと反応させ、シッフ塩基として一旦
保護し、キノロン骨格と縮合させた後、脱保護すること
により、簡便で、副生成物が生成せず、目的物を高純
度、高収率で得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は抗菌剤として有用な
キノロンカルボン酸誘導体の工業的な製造法およびその
合成中間体に関する。
キノロンカルボン酸誘導体の工業的な製造法およびその
合成中間体に関する。
【0002】
【従来の技術】国際公開WO94/14794号公報に
は、グラム陰性菌ならびにグラム陽性菌に対して強い抗
菌作用を示し、特にキノロン耐性のMRSA(メチシリ
ン耐性黄色ブドウ球菌)、表皮ブドウ球菌または腸球菌
などに対しても強い抗菌作用を有し、また光毒性などの
副作用が著しく軽減された(S)−7−(3−アミノメ
チル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イル)−1
−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−
8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸
(以下、化合物Aともいう)が開示されている。
は、グラム陰性菌ならびにグラム陽性菌に対して強い抗
菌作用を示し、特にキノロン耐性のMRSA(メチシリ
ン耐性黄色ブドウ球菌)、表皮ブドウ球菌または腸球菌
などに対しても強い抗菌作用を有し、また光毒性などの
副作用が著しく軽減された(S)−7−(3−アミノメ
チル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イル)−1
−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−
8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸
(以下、化合物Aともいう)が開示されている。
【0003】当該明細書中の製造法によると、化合物A
は下記の経路によって製造することができる。 製法1:
は下記の経路によって製造することができる。 製法1:
【0004】
【化35】
【0005】製法2:
【0006】
【化36】
【0007】すなわち、当該明細書中に記載されている
化合物Aの製造法は、化合物(a)の第1級アミンを保
護することなく化合物(a)と化合物(b)を縮合させ
る方法(製法1)および化合物(a)の第1級アミンを
ベンジル基で保護した化合物(d)と化合物(b)を縮
合させ、化合物(e)とし、塩基で処理して化合物
(f)とした後、化合物(f)を接触還元し、保護基を
除去する方法(製法2)がある。
化合物Aの製造法は、化合物(a)の第1級アミンを保
護することなく化合物(a)と化合物(b)を縮合させ
る方法(製法1)および化合物(a)の第1級アミンを
ベンジル基で保護した化合物(d)と化合物(b)を縮
合させ、化合物(e)とし、塩基で処理して化合物
(f)とした後、化合物(f)を接触還元し、保護基を
除去する方法(製法2)がある。
【0008】しかし、これらの方法には工業的に次のよ
うな問題点がある。製法1においては、化合物(a)の
第1級アミンを保護することなく化合物(a)と化合物
(b)を縮合させるため、化合物(c)を高純度、高収
率で得ることができない。また、製法2においては化合
物(a)の第1級アミンをベンジル基で保護した化合物
(d)を用いて化合物(b)と反応させるため、化合物
(e)は高収率で得ることができるが、化合物(f)を
接触還元して化合物Aを得る工程において、多量の反応
副生成物が生成するため後処理の段階で精製する必要が
あり、化合物Aを高収率で得ることができない。また、
接触還元を行う場合、オートクレーブなどの特殊な反応
設備を必要とするため、工業的には不向きである。
うな問題点がある。製法1においては、化合物(a)の
第1級アミンを保護することなく化合物(a)と化合物
(b)を縮合させるため、化合物(c)を高純度、高収
率で得ることができない。また、製法2においては化合
物(a)の第1級アミンをベンジル基で保護した化合物
(d)を用いて化合物(b)と反応させるため、化合物
(e)は高収率で得ることができるが、化合物(f)を
接触還元して化合物Aを得る工程において、多量の反応
副生成物が生成するため後処理の段階で精製する必要が
あり、化合物Aを高収率で得ることができない。また、
接触還元を行う場合、オートクレーブなどの特殊な反応
設備を必要とするため、工業的には不向きである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】化合物Aの製造に当た
り、従来行われた上記製造法は工業的に行う方法として
は満足のいくものではなかった。したがって、簡便な方
法で、多量の反応副生成物が生成せず、後処理が容易で
特別な精製手段の必要がなく、さらに、特殊な設備も不
必要であり、目的物が高純度、高収率で得られる工業的
に有利な製造法が要望されていた。
り、従来行われた上記製造法は工業的に行う方法として
は満足のいくものではなかった。したがって、簡便な方
法で、多量の反応副生成物が生成せず、後処理が容易で
特別な精製手段の必要がなく、さらに、特殊な設備も不
必要であり、目的物が高純度、高収率で得られる工業的
に有利な製造法が要望されていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明者らは鋭意研究を行った結果、ピロリジン環
上のアミノメチル基をアルデヒドまたはケトンと反応さ
せてシッフ(Schiff)塩基として一旦保護し、キ
ノロン骨格と縮合させた後、脱保護反応を行うことによ
り、簡便で、多量の反応副生成物が生成せず、後処理が
容易で特別な精製手段の必要がなく、目的物が高純度、
高収率で得られ、特殊な設備も必要のない工業的に有利
な製造法を見出し、本発明を完成するに至った。
め、本発明者らは鋭意研究を行った結果、ピロリジン環
上のアミノメチル基をアルデヒドまたはケトンと反応さ
せてシッフ(Schiff)塩基として一旦保護し、キ
ノロン骨格と縮合させた後、脱保護反応を行うことによ
り、簡便で、多量の反応副生成物が生成せず、後処理が
容易で特別な精製手段の必要がなく、目的物が高純度、
高収率で得られ、特殊な設備も必要のない工業的に有利
な製造法を見出し、本発明を完成するに至った。
【0011】すなわち、本発明は以下の通りである。 (1)化合物
【0012】
【化37】
【0013】、そのR異性体またはそのS異性体と、一
般式
般式
【0014】
【化38】
【0015】(式中、R1 ,R2 は同一または異なって
それぞれ水素、アルキル、アリールまたは置換アリール
を示す。)により表される化合物(以下、化合物(I
I)という)を縮合させ、得られる一般式
それぞれ水素、アルキル、アリールまたは置換アリール
を示す。)により表される化合物(以下、化合物(I
I)という)を縮合させ、得られる一般式
【0016】
【化39】
【0017】(式中、R1 ,R2 は前記と同義であ
る。)により表される化合物(以下、化合物(III)
という)、そのR異性体またはそのS異性体と一般式
る。)により表される化合物(以下、化合物(III)
という)、そのR異性体またはそのS異性体と一般式
【0018】
【化40】
【0019】(式中、R3 はフッ素、アシルオキシまた
はハロゲンにより置換されたアシルオキシを示す。R4
はハロゲンまたはメトキシを示す。Halはハロゲンを
示す。)により表される化合物(以下、化合物(IV)
という)を縮合させることを特徴とする一般式
はハロゲンにより置換されたアシルオキシを示す。R4
はハロゲンまたはメトキシを示す。Halはハロゲンを
示す。)により表される化合物(以下、化合物(IV)
という)を縮合させることを特徴とする一般式
【0020】
【化41】
【0021】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物(以下、化合物(V)という)、そ
のR異性体またはそのS異性体の製造法。 (2)化合物(V)、そのR異性体またはそのS異性体
を塩基で処理し、一般式
より表される化合物(以下、化合物(V)という)、そ
のR異性体またはそのS異性体の製造法。 (2)化合物(V)、そのR異性体またはそのS異性体
を塩基で処理し、一般式
【0022】
【化42】
【0023】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物(以下、化合物(VI)という)、
そのR異性体またはそのS異性体とした後、酸で処理す
ることを特徴とする一般式
より表される化合物(以下、化合物(VI)という)、
そのR異性体またはそのS異性体とした後、酸で処理す
ることを特徴とする一般式
【0024】
【化43】
【0025】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物(以下、化合物(VII)とい
う)、そのR異性体またはそのS異性体の製造法。 (3)化合物(V)、そのR異性体またはそのS異性体
を酸で処理し、一般式
より表される化合物(以下、化合物(VII)とい
う)、そのR異性体またはそのS異性体の製造法。 (3)化合物(V)、そのR異性体またはそのS異性体
を酸で処理し、一般式
【0026】
【化44】
【0027】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物(以下、化合物(VIII)とい
う)、そのR異性体またはそのS異性体とした後、塩基
で処理することを特徴とする化合物(VII)、そのR
異性体またはそのS異性体の製造法。 (4)化合物(I)、そのR異性体またはそのS異性体
と化合物(II)を縮合させることを特徴とする化合物
(III)、そのR異性体またはそのS異性体の製造
法。
より表される化合物(以下、化合物(VIII)とい
う)、そのR異性体またはそのS異性体とした後、塩基
で処理することを特徴とする化合物(VII)、そのR
異性体またはそのS異性体の製造法。 (4)化合物(I)、そのR異性体またはそのS異性体
と化合物(II)を縮合させることを特徴とする化合物
(III)、そのR異性体またはそのS異性体の製造
法。
【0028】(5)化合物(III)、そのR異性体ま
たはそのS異性体と化合物(IV)を縮合させることを
特徴とする化合物(V)、そのR異性体またはそのS異
性体の製造法。 (6)化合物(I)、そのR異性体またはそのS異性体
と化合物(II)を縮合させ、得られる化合物(II
I)、そのR異性体またはそのS異性体と化合物(I
V)を縮合させ、化合物(V)、そのR異性体またはそ
のS異性体とした後、塩基で処理し、得られる化合物
(VI)、そのR異性体またはそのS異性体を酸で処理
することを特徴とする化合物(VII)、そのR異性体
またはそのS異性体の製造法。
たはそのS異性体と化合物(IV)を縮合させることを
特徴とする化合物(V)、そのR異性体またはそのS異
性体の製造法。 (6)化合物(I)、そのR異性体またはそのS異性体
と化合物(II)を縮合させ、得られる化合物(II
I)、そのR異性体またはそのS異性体と化合物(I
V)を縮合させ、化合物(V)、そのR異性体またはそ
のS異性体とした後、塩基で処理し、得られる化合物
(VI)、そのR異性体またはそのS異性体を酸で処理
することを特徴とする化合物(VII)、そのR異性体
またはそのS異性体の製造法。
【0029】(7)化合物(I)、そのR異性体または
そのS異性体と化合物(II)を縮合させ、得られる化
合物(III)、そのR異性体またはそのS異性体と化
合物(IV)を縮合させ、化合物(V)、そのR異性体
またはそのS異性体とした後、酸で処理し、得られる化
合物(VI)、そのR異性体またはそのS異性体を塩基
で処理することを特徴とする化合物(VII)、そのR
異性体またはそのS異性体の製造法。
そのS異性体と化合物(II)を縮合させ、得られる化
合物(III)、そのR異性体またはそのS異性体と化
合物(IV)を縮合させ、化合物(V)、そのR異性体
またはそのS異性体とした後、酸で処理し、得られる化
合物(VI)、そのR異性体またはそのS異性体を塩基
で処理することを特徴とする化合物(VII)、そのR
異性体またはそのS異性体の製造法。
【0030】(8)一般式
【0031】
【化45】
【0032】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物、そのR異性体またはそのS異性
体。 (9)一般式
より表される化合物、そのR異性体またはそのS異性
体。 (9)一般式
【0033】
【化46】
【0034】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物、そのR異性体もしくはそのS異性
体またはその塩。 (10)一般式
より表される化合物、そのR異性体もしくはそのS異性
体またはその塩。 (10)一般式
【0035】
【化47】
【0036】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物、そのR異性体またはそのS異性
体。
より表される化合物、そのR異性体またはそのS異性
体。
【0037】
【発明の実施の形態】本明細書において、R1 ,R2 に
おけるアルキルとは、炭素数1〜6個の直鎖または分枝
鎖状のアルキルであって、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、第3級ブチル、ペ
ンチル、ヘキシルなどを示す。R1 ,R2 におけるアリ
ールとは、フェニル、ナフチルなどを示し、好ましくは
フェニルである。
おけるアルキルとは、炭素数1〜6個の直鎖または分枝
鎖状のアルキルであって、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、第3級ブチル、ペ
ンチル、ヘキシルなどを示す。R1 ,R2 におけるアリ
ールとは、フェニル、ナフチルなどを示し、好ましくは
フェニルである。
【0038】R1 ,R2 における置換アリールとは、2
−ニトロフェニル、3−ニトロフェニル、4−ニトロフ
ェニル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4
−メチルフェニル、2−ヒドロキシフェニル、3−ヒド
ロキシフェニル、4−ヒドロキシフェニル、2−クロロ
フェニル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニルな
どを示す。
−ニトロフェニル、3−ニトロフェニル、4−ニトロフ
ェニル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4
−メチルフェニル、2−ヒドロキシフェニル、3−ヒド
ロキシフェニル、4−ヒドロキシフェニル、2−クロロ
フェニル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニルな
どを示す。
【0039】R3 におけるアシルオキシとは、アセチル
オキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、ベンゾ
イルオキシ、o−トルオイルオキシ、m−トルオイルオ
キシ、p−トルオイルオキシなどを示し、好ましくはア
セチルオキシである。R3 におけるハロゲンにより置換
されたアシルオキシとは、前記アシルオキシにハロゲン
が置換したものであって、たとえばクロロアセチルオキ
シ、トリフルオロアセチルオキシ、クロロベンゾイルオ
キシ、ブロモベンゾイルオキシ、α−ブロモ−p−トル
オイルオキシ、3−ブロモ−4−メチルベンゾイルオキ
シなどを示す。
オキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、ベンゾ
イルオキシ、o−トルオイルオキシ、m−トルオイルオ
キシ、p−トルオイルオキシなどを示し、好ましくはア
セチルオキシである。R3 におけるハロゲンにより置換
されたアシルオキシとは、前記アシルオキシにハロゲン
が置換したものであって、たとえばクロロアセチルオキ
シ、トリフルオロアセチルオキシ、クロロベンゾイルオ
キシ、ブロモベンゾイルオキシ、α−ブロモ−p−トル
オイルオキシ、3−ブロモ−4−メチルベンゾイルオキ
シなどを示す。
【0040】R4 におけるハロゲンとは、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素を示す。なお、R4における好ましい
置換基はメトキシである。Halにおけるハロゲンとは
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素を示し、好ましくはフッ素
である。本発明の製造法で使用する化合物(II)は、
第1級アミンと反応して容易にシッフ塩基を形成するこ
とができ、かつ反応後に容易に除去できるものであれば
いかなるものでもよい。具体的には、ホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチル
アルデヒド、ベンズアルデヒド、(2−,3−または4
−)ニトロベンズアルデヒド、(2−,3−または4
−)トルアルデヒド、(2−,3−または4−)ヒドロ
キシベンズアルデヒド、(2−,3−または4−)クロ
ロベンズアルデヒド、アセトン、メチルエチルケトン、
アセトフェノン、(2’−,3’−または4’−)ニト
ロアセトフェノン、(2’−,3’−または4’−)メ
チルアセトフェノン、(2’−,3’−または4’−)
ヒドロキシアセトフェノン、(2’−,3’−または
4’−)クロロアセトフェノン、ベンゾフェノンなどが
あげられるが、好ましくはベンズアルデヒドである。
素、臭素、ヨウ素を示す。なお、R4における好ましい
置換基はメトキシである。Halにおけるハロゲンとは
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素を示し、好ましくはフッ素
である。本発明の製造法で使用する化合物(II)は、
第1級アミンと反応して容易にシッフ塩基を形成するこ
とができ、かつ反応後に容易に除去できるものであれば
いかなるものでもよい。具体的には、ホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチル
アルデヒド、ベンズアルデヒド、(2−,3−または4
−)ニトロベンズアルデヒド、(2−,3−または4
−)トルアルデヒド、(2−,3−または4−)ヒドロ
キシベンズアルデヒド、(2−,3−または4−)クロ
ロベンズアルデヒド、アセトン、メチルエチルケトン、
アセトフェノン、(2’−,3’−または4’−)ニト
ロアセトフェノン、(2’−,3’−または4’−)メ
チルアセトフェノン、(2’−,3’−または4’−)
ヒドロキシアセトフェノン、(2’−,3’−または
4’−)クロロアセトフェノン、ベンゾフェノンなどが
あげられるが、好ましくはベンズアルデヒドである。
【0041】本発明において、化合物(VI)の塩と
は、アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩などの金
属塩(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウ
ムなどの塩)または重金属塩(銅、亜鉛、鉄、金、銀、
白金、マンガンなどの塩)などがあげられる。化合物
(I)、化合物(III)、化合物(V)、化合物(V
I)、化合物(VII)および化合物(VIII)に
は、不斉炭素に基づく光学異性体(R異性体、S異性
体)が存在するが、本発明はこれら個々の異性体および
それらの混合物をすべて包含する。
は、アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩などの金
属塩(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウ
ムなどの塩)または重金属塩(銅、亜鉛、鉄、金、銀、
白金、マンガンなどの塩)などがあげられる。化合物
(I)、化合物(III)、化合物(V)、化合物(V
I)、化合物(VII)および化合物(VIII)に
は、不斉炭素に基づく光学異性体(R異性体、S異性
体)が存在するが、本発明はこれら個々の異性体および
それらの混合物をすべて包含する。
【0042】化合物(I)と化合物(II)の反応は、
無溶媒または適当な溶媒中、0〜200℃、好ましくは
20〜120℃で1〜24時間、好ましくは3〜10時
間行われる。本反応に用いる適当な溶媒としては、メタ
ノール、エタノール、プロパノール、イソプロピルアル
コールなどのアルコール類、アセトニトリル、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、クロロホルム、塩化メチレ
ン、ジクロロエタン、ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシドなどがあげられ、好ましくはトルエンであ
る。本反応では、生成する水を水酸化カリウムで除去す
ることができる。また、生成する水を除去するためにD
ean−Stark水分離器を使用することもできる。
本反応において、ベンゼンスルホン酸などの触媒を用い
てもよい。
無溶媒または適当な溶媒中、0〜200℃、好ましくは
20〜120℃で1〜24時間、好ましくは3〜10時
間行われる。本反応に用いる適当な溶媒としては、メタ
ノール、エタノール、プロパノール、イソプロピルアル
コールなどのアルコール類、アセトニトリル、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、クロロホルム、塩化メチレ
ン、ジクロロエタン、ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシドなどがあげられ、好ましくはトルエンであ
る。本反応では、生成する水を水酸化カリウムで除去す
ることができる。また、生成する水を除去するためにD
ean−Stark水分離器を使用することもできる。
本反応において、ベンゼンスルホン酸などの触媒を用い
てもよい。
【0043】化合物(III)と化合物(IV)の反応
は、たとえば国際公開WO94/14794号公報また
は特開平4−69388号公報記載の方法に準じて行わ
れる。すなわち、化合物(IV)に対し、化合物(II
I)を1〜1.5倍モル使用し、無溶媒または適当な溶
媒中、必要に応じて脱酸剤の存在下、0〜200℃、好
ましくは20〜100℃で1〜48時間、好ましくは1
〜24時間反応を行う。
は、たとえば国際公開WO94/14794号公報また
は特開平4−69388号公報記載の方法に準じて行わ
れる。すなわち、化合物(IV)に対し、化合物(II
I)を1〜1.5倍モル使用し、無溶媒または適当な溶
媒中、必要に応じて脱酸剤の存在下、0〜200℃、好
ましくは20〜100℃で1〜48時間、好ましくは1
〜24時間反応を行う。
【0044】本反応で用いる適当な溶媒としては、水、
メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピル
アルコールなどのアルコール類、アセトニトリル、ピリ
ジン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
ヘキサメチルホスホリックトリアミド、1−メチル−2
−ピロリドンなどがあげられ、好ましくはアセトニトリ
ルである。
メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピル
アルコールなどのアルコール類、アセトニトリル、ピリ
ジン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、
ヘキサメチルホスホリックトリアミド、1−メチル−2
−ピロリドンなどがあげられ、好ましくはアセトニトリ
ルである。
【0045】必要に応じて使用できる脱酸剤としては、
トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、1,
8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン
などの有機塩基または炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化ナトリウムなどの無機塩基があげられ、好ま
しくはトリエチルアミンである。
トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、1,
8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン
などの有機塩基または炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化ナトリウムなどの無機塩基があげられ、好ま
しくはトリエチルアミンである。
【0046】なお、化合物(V)は化合物(I)と化合
物(II)を反応させた後、得られる化合物(III)
を単離することなく、続けて化合物(IV)と反応させ
ることにより得ることもできる。本反応で用いる化合物
(IV)は、WO94/14794号公報または特開昭
59−67290号公報に準じて製造することができ
る。
物(II)を反応させた後、得られる化合物(III)
を単離することなく、続けて化合物(IV)と反応させ
ることにより得ることもできる。本反応で用いる化合物
(IV)は、WO94/14794号公報または特開昭
59−67290号公報に準じて製造することができ
る。
【0047】化合物(V)から化合物(VI)への反応
および化合物(VIII)から化合物(VII)への反
応は、国際公開WO94/14794号公報に準じて、
適当な溶媒中、塩基の存在下、室温から150℃で1〜
24時間、好ましくは1〜12時間行われる。用いる塩
基としてはトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルア
ミン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
−7−エンなどの有機塩基または水素化ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸
水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムな
どの無機塩基があげられ、好ましくはトリエチルアミン
である。
および化合物(VIII)から化合物(VII)への反
応は、国際公開WO94/14794号公報に準じて、
適当な溶媒中、塩基の存在下、室温から150℃で1〜
24時間、好ましくは1〜12時間行われる。用いる塩
基としてはトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルア
ミン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ
−7−エンなどの有機塩基または水素化ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸
水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムな
どの無機塩基があげられ、好ましくはトリエチルアミン
である。
【0048】本反応に用いる適当な溶媒としては、水、
メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピル
アルコールなどのアルコール類またはそれらの混合物な
どがあげられる。化合物(VI)から化合物(VII)
への反応および化合物(V)から化合物(VIII)へ
の反応は、適当な溶媒中、酸の存在下、室温から100
℃で1〜24時間、好ましくは1〜12時間行われる。
メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピル
アルコールなどのアルコール類またはそれらの混合物な
どがあげられる。化合物(VI)から化合物(VII)
への反応および化合物(V)から化合物(VIII)へ
の反応は、適当な溶媒中、酸の存在下、室温から100
℃で1〜24時間、好ましくは1〜12時間行われる。
【0049】本反応に用いる適当な溶媒としては、水、
メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピル
アルコールなどのアルコール類、アセトニトリル、アセ
トン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシドまたはそれらの混合物などがあげられ、好ま
しくは水、アセトンである。本反応に用いる酸として
は、酢酸、塩酸、硫酸、硫酸水素カリウム、スルファミ
ン酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸などがあげ
られ、好ましくは塩酸である。
メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピル
アルコールなどのアルコール類、アセトニトリル、アセ
トン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシドまたはそれらの混合物などがあげられ、好ま
しくは水、アセトンである。本反応に用いる酸として
は、酢酸、塩酸、硫酸、硫酸水素カリウム、スルファミ
ン酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸などがあげ
られ、好ましくは塩酸である。
【0050】本発明の製造法において使用する化合物
(I)は、国際公開WO94/14794号公報に記載
の方法に準じて製造することができる。たとえば、化合
物(I)は下記の経路によって製造することができる。
(I)は、国際公開WO94/14794号公報に記載
の方法に準じて製造することができる。たとえば、化合
物(I)は下記の経路によって製造することができる。
【0051】
【化48】
【0052】上記反応工程中、Raは低級アルキル、ア
シル、アミノ保護基を示し、Rb、Rcは低級アルキ
ル、フェニルアルキルを示し、Rd、Reは低級アルキ
ル、アミノ保護基を示し、Rfはメタンスルホニル、ト
リフルオロメタンスルホニル、パラトルエンスルホニル
を示す。ここで、アシルとはホルミル、アセチル、プロ
ピオニル、ブチリル、バレリル、ピバロイルなどの炭素
数1〜6個のアルカノイルを示すか、またはベンゾイ
ル、トルオイル、ナフトイルなどのアロイルなどを示
す。
シル、アミノ保護基を示し、Rb、Rcは低級アルキ
ル、フェニルアルキルを示し、Rd、Reは低級アルキ
ル、アミノ保護基を示し、Rfはメタンスルホニル、ト
リフルオロメタンスルホニル、パラトルエンスルホニル
を示す。ここで、アシルとはホルミル、アセチル、プロ
ピオニル、ブチリル、バレリル、ピバロイルなどの炭素
数1〜6個のアルカノイルを示すか、またはベンゾイ
ル、トルオイル、ナフトイルなどのアロイルなどを示
す。
【0053】また、アミノ保護基とは有機合成上通常用
いられる保護基であり、たとえばベンジル、置換ベンジ
ル(2−,3−または4−クロロベンジル、2−,3−
または4−メチルベンジル、2−,3−または4−メト
キシベンジル、2−,3−または4−ニトロベンジル、
3,4−ジメトキシベンジル)、α−メチルベンジル、
(S)−α−メチルベンジル、(R)−α−メチルベン
ジル、ジフェニルメチル、ビス(4−メトキシフェニ
ル)メチル、トリフェニルメチル、フェナシル、アセチ
ル、トリフルオロアセチル、メトキシカルボニル、エト
キシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、第3級ブ
トキシカルボニルなどがあげられる。
いられる保護基であり、たとえばベンジル、置換ベンジ
ル(2−,3−または4−クロロベンジル、2−,3−
または4−メチルベンジル、2−,3−または4−メト
キシベンジル、2−,3−または4−ニトロベンジル、
3,4−ジメトキシベンジル)、α−メチルベンジル、
(S)−α−メチルベンジル、(R)−α−メチルベン
ジル、ジフェニルメチル、ビス(4−メトキシフェニ
ル)メチル、トリフェニルメチル、フェナシル、アセチ
ル、トリフルオロアセチル、メトキシカルボニル、エト
キシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、第3級ブ
トキシカルボニルなどがあげられる。
【0054】本製法の出発原料となる化合物(1)は、
たとえば、特開平3−209382号公報に記載の方法
に準じて製造することができる。 工程a 工程aはメタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ールなどのアルコール類、水あるいはそれらの混合溶媒
中、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムなどの無機塩基または塩酸、硫酸などの酸の存在下、
化合物(1)を加水分解することにより、化合物(2)
を得る工程である。
たとえば、特開平3−209382号公報に記載の方法
に準じて製造することができる。 工程a 工程aはメタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ールなどのアルコール類、水あるいはそれらの混合溶媒
中、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムなどの無機塩基または塩酸、硫酸などの酸の存在下、
化合物(1)を加水分解することにより、化合物(2)
を得る工程である。
【0055】また、化合物(1)を微生物由来のリパー
ゼ、微生物由来のリポプロテインリパーゼ、動物組織由
来のエステラーゼ(ブタ肝臓からのアセトン抽出物な
ど)および植物組織由来のエステラーゼなどを用いて、
不斉的に加水分解することができる。酵素により加水分
解を行う際のpHは、使用する酵素により適宜選択され
るが、通常pH4〜9の範囲で行われる。また、反応温
度は使用する酵素により適宜選択されるが、通常10〜
50℃の範囲で行われる。用いる溶媒としては、リン酸
カリウム緩衝液などがあげられる。なお当該溶媒中にジ
メチルスルホキシドなどの溶媒を添加して反応を行うこ
ともできる。
ゼ、微生物由来のリポプロテインリパーゼ、動物組織由
来のエステラーゼ(ブタ肝臓からのアセトン抽出物な
ど)および植物組織由来のエステラーゼなどを用いて、
不斉的に加水分解することができる。酵素により加水分
解を行う際のpHは、使用する酵素により適宜選択され
るが、通常pH4〜9の範囲で行われる。また、反応温
度は使用する酵素により適宜選択されるが、通常10〜
50℃の範囲で行われる。用いる溶媒としては、リン酸
カリウム緩衝液などがあげられる。なお当該溶媒中にジ
メチルスルホキシドなどの溶媒を添加して反応を行うこ
ともできる。
【0056】工程b 工程bは、化合物(2)をテトラヒドロフラン、ジエチ
ルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジクロロ
エタン、クロロホルム、塩化メチレンなどの溶媒中、塩
化チオニルなどを用いて酸クロライドなどに導いた後、
テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテル、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド、トルエン、キシレン、ベンゼンなど
の溶媒中、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カ
リウム、炭酸水素ナトリウム、ナトリウムメトキシド、
ナトリウムエトキシド、カリウムメトキシド、カリウム
エトキシド、水素化ナトリウム、トリエチルアミン、ジ
イソプロピルエチルアミン、ピリジンなどの塩基の存在
下、RdReNHのアミンを反応させることにより、化
合物(3)を得る工程である。
ルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジクロロ
エタン、クロロホルム、塩化メチレンなどの溶媒中、塩
化チオニルなどを用いて酸クロライドなどに導いた後、
テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテル、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド、トルエン、キシレン、ベンゼンなど
の溶媒中、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カ
リウム、炭酸水素ナトリウム、ナトリウムメトキシド、
ナトリウムエトキシド、カリウムメトキシド、カリウム
エトキシド、水素化ナトリウム、トリエチルアミン、ジ
イソプロピルエチルアミン、ピリジンなどの塩基の存在
下、RdReNHのアミンを反応させることにより、化
合物(3)を得る工程である。
【0057】工程c 工程cは、化合物(3)を工程aと同様の操作を行うこ
とにより化合物(4)を得る工程である。 工程d 工程dは、化合物(4)をテトラヒドロフラン、ジエチ
ルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ト
ルエン、キシレン、ベンゼン、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセタミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサ
ン、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタンなど
の溶媒中、塩化チオニル、五塩化リン、オキシ塩化リ
ン、クロロ炭酸エステル(クロロ炭酸メチル、クロロ炭
酸エチル、クロロ炭酸イソプロピルなど)、ジメチルホ
ルムアミド−オギザリルクロリドなどを反応させること
によりその反応性誘導体に導き、次いでテトラヒドロフ
ラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ト
ルエン、キシレン、ベンゼン、ジエチレングリコールジ
メチルエーテル、アセトニトリル、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセタミド、水またはそれらの混合物など
の溶媒中、水素化ホウ素ナトリウム、水素化アルミニウ
ムリチウム、水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アル
ミニウムナトリウムなどとともに還元反応に付すことに
より化合物(5)を得る工程である。
とにより化合物(4)を得る工程である。 工程d 工程dは、化合物(4)をテトラヒドロフラン、ジエチ
ルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ト
ルエン、キシレン、ベンゼン、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセタミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサ
ン、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタンなど
の溶媒中、塩化チオニル、五塩化リン、オキシ塩化リ
ン、クロロ炭酸エステル(クロロ炭酸メチル、クロロ炭
酸エチル、クロロ炭酸イソプロピルなど)、ジメチルホ
ルムアミド−オギザリルクロリドなどを反応させること
によりその反応性誘導体に導き、次いでテトラヒドロフ
ラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ト
ルエン、キシレン、ベンゼン、ジエチレングリコールジ
メチルエーテル、アセトニトリル、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセタミド、水またはそれらの混合物など
の溶媒中、水素化ホウ素ナトリウム、水素化アルミニウ
ムリチウム、水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アル
ミニウムナトリウムなどとともに還元反応に付すことに
より化合物(5)を得る工程である。
【0058】工程e 工程eは、化合物(5)をテトラヒドロフラン、ジエチ
ルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ト
ルエン、キシレン、ベンゼン、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセタミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサ
ン、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタンなど
の溶媒中、必要に応じて塩基(ピリジン、トリエチルア
ミンなど)の存在下、パラトルエンスルホニルクロリ
ド、メタンスルホニルクロリド、トリフルオロメタンス
ルホン酸無水物などを反応させることにより、化合物
(6)を得る工程である。
ルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ト
ルエン、キシレン、ベンゼン、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセタミド、ジメチルスルホキシド、ヘキサ
ン、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタンなど
の溶媒中、必要に応じて塩基(ピリジン、トリエチルア
ミンなど)の存在下、パラトルエンスルホニルクロリ
ド、メタンスルホニルクロリド、トリフルオロメタンス
ルホン酸無水物などを反応させることにより、化合物
(6)を得る工程である。
【0059】工程f 工程fは、化合物(6)をメタノール、エタノール、イ
ソプロピルアルコールなどのアルコール類、テトラヒド
ロフラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、ジオキサン、トルエン、アセトン、アセトニトリ
ル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセタミド、ジメ
チルスルホキシド、ヘキサン、塩化メチレン、クロロホ
ルム、ジクロロエタン、エチレングリコールモノメチル
エーテルなどの溶媒中、水中またはそれらの混合溶媒
中、フルオロ化剤(フッ化ナトリウム、フッ化カリウ
ム、フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム、テトラブ
チルアンモニウムフルオリドなど)などと反応させるこ
とにより、化合物(7)を得る工程である。
ソプロピルアルコールなどのアルコール類、テトラヒド
ロフラン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、ジオキサン、トルエン、アセトン、アセトニトリ
ル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセタミド、ジメ
チルスルホキシド、ヘキサン、塩化メチレン、クロロホ
ルム、ジクロロエタン、エチレングリコールモノメチル
エーテルなどの溶媒中、水中またはそれらの混合溶媒
中、フルオロ化剤(フッ化ナトリウム、フッ化カリウ
ム、フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム、テトラブ
チルアンモニウムフルオリドなど)などと反応させるこ
とにより、化合物(7)を得る工程である。
【0060】工程g 工程gは、化合物(7)をテトラヒドロフラン、ジエチ
ルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ト
ルエン、キシレン、ベンゼン、ジエチレングリコールジ
メチルエーテルなどの溶媒中、水素化アルミニウムリチ
ウム、水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウ
ムナトリウム、ジボラン、水素化ホウ素ナトリウム−ヨ
ウ素、水素化ホウ素ナトリウム−硫酸などとともに還元
反応に付すことにより化合物(8)を得る工程である。
ルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、ト
ルエン、キシレン、ベンゼン、ジエチレングリコールジ
メチルエーテルなどの溶媒中、水素化アルミニウムリチ
ウム、水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウ
ムナトリウム、ジボラン、水素化ホウ素ナトリウム−ヨ
ウ素、水素化ホウ素ナトリウム−硫酸などとともに還元
反応に付すことにより化合物(8)を得る工程である。
【0061】工程h 工程hは、化合物(8)をメタノール、エタノール、プ
ロパノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール
類または酢酸などの溶媒中、パラジウム炭素、水酸化パ
ラジウム炭素、パラジウム黒などの触媒の存在下、必要
であれば加温加圧下に加水素分解反応を行うか、メタノ
ール、エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコ
ールなどのアルコール類または酢酸などの溶媒中、パラ
ジウム炭素、水酸化パラジウム炭素、パラジウム黒など
の触媒の存在下、含水ヒドラジン、ギ酸アンモニウムな
どを加えて加熱還流することにより脱保護して化合物
(I)を得る工程である。
ロパノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール
類または酢酸などの溶媒中、パラジウム炭素、水酸化パ
ラジウム炭素、パラジウム黒などの触媒の存在下、必要
であれば加温加圧下に加水素分解反応を行うか、メタノ
ール、エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコ
ールなどのアルコール類または酢酸などの溶媒中、パラ
ジウム炭素、水酸化パラジウム炭素、パラジウム黒など
の触媒の存在下、含水ヒドラジン、ギ酸アンモニウムな
どを加えて加熱還流することにより脱保護して化合物
(I)を得る工程である。
【0062】なお、化合物(1)または化合物(3)の
エステルを不斉的に加水分解した場合、得られた光学活
性な化合物(2)または化合物(4)は、それぞれ上記
各工程にしたがって反応させることによって、光学活性
な化合物(I)を製造することができる。このようにし
て得られる化合物(VII)は後述するように、R4 が
メトキシ、Halがフッ素であり、かつ光学活性なS異
性体である化合物がとりわけ好ましい。化合物(VI
I)のS異性体の製造に当たり、化合物(I)はS異性
体が好ましく、化合物(III)はR異性体が好まし
く、化合物(V)はR異性体が好ましく、化合物(V
I)はR異性体が好ましく、化合物(VIII)はS異
性体が好ましい。
エステルを不斉的に加水分解した場合、得られた光学活
性な化合物(2)または化合物(4)は、それぞれ上記
各工程にしたがって反応させることによって、光学活性
な化合物(I)を製造することができる。このようにし
て得られる化合物(VII)は後述するように、R4 が
メトキシ、Halがフッ素であり、かつ光学活性なS異
性体である化合物がとりわけ好ましい。化合物(VI
I)のS異性体の製造に当たり、化合物(I)はS異性
体が好ましく、化合物(III)はR異性体が好まし
く、化合物(V)はR異性体が好ましく、化合物(V
I)はR異性体が好ましく、化合物(VIII)はS異
性体が好ましい。
【0063】各反応で得られた目的物は遠心分離、濃
縮、分液、洗浄、乾燥、再結晶、蒸留などの通常の手段
を適宜組み合わせることにより単離精製することができ
る。本発明の製造法により製造される化合物(VI
I)、特にR4 がメトキシ、Halがフッ素であり、か
つ光学活性なS異性体である(S)−7−(3−アミノ
メチル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イル)−
1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸
は優れた抗菌作用を示し、グラム陰性菌ならびにグラム
陽性菌に対して強い抗菌作用を示し、特にキノロン耐性
のMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)、表皮ブ
ドウ球菌または腸球菌などに対しても強い抗菌作用を有
し、また光毒性などの副作用が著しく軽減された抗菌剤
として有用である。
縮、分液、洗浄、乾燥、再結晶、蒸留などの通常の手段
を適宜組み合わせることにより単離精製することができ
る。本発明の製造法により製造される化合物(VI
I)、特にR4 がメトキシ、Halがフッ素であり、か
つ光学活性なS異性体である(S)−7−(3−アミノ
メチル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イル)−
1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸
は優れた抗菌作用を示し、グラム陰性菌ならびにグラム
陽性菌に対して強い抗菌作用を示し、特にキノロン耐性
のMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)、表皮ブ
ドウ球菌または腸球菌などに対しても強い抗菌作用を有
し、また光毒性などの副作用が著しく軽減された抗菌剤
として有用である。
【0064】さらに、本発明の製造法により製造される
化合物(V)、化合物(VI)および化合物(VII
I)は、抗菌剤として有用な化合物(VII)の合成中
間体として有用である。
化合物(V)、化合物(VI)および化合物(VII
I)は、抗菌剤として有用な化合物(VII)の合成中
間体として有用である。
【0065】
【実施例】以下、調製例および実施例を示し、本発明を
更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。なお、構造式中のBnはベンジルを示す。 調製例1:
更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。なお、構造式中のBnはベンジルを示す。 調製例1:
【0066】
【化49】
【0067】ジメチルスルホキシド11ml、0.5M
リン酸カリウム緩衝液(pH8.0)210mlに1−
ベンジル−5−オキソピロリジン−3,3−ジカルボン
酸ジメチルエステル13.9g、ブタ肝臓アセトンパウ
ダー1.38gを加え30℃で7時間攪拌した。反応液
をセライト濾過した後、塩酸酸性にし、析出した結晶を
濾取した。この結晶を酢酸エチルより再結晶することに
より、(R)−(+)−1−ベンジル−5−オキソピロ
リジン−3,3−ジカルボン酸モノメチルエステル9.
0gを得た。融点:137〜139℃(分解) 〔α〕D =+7.24°(C=1,メタノール) NMR(DMSO-d6)δ:7.20-7.38(5H),4.38(S,2H),3.63
-3.68(5H),2.88(S,2H) 調製例2:
リン酸カリウム緩衝液(pH8.0)210mlに1−
ベンジル−5−オキソピロリジン−3,3−ジカルボン
酸ジメチルエステル13.9g、ブタ肝臓アセトンパウ
ダー1.38gを加え30℃で7時間攪拌した。反応液
をセライト濾過した後、塩酸酸性にし、析出した結晶を
濾取した。この結晶を酢酸エチルより再結晶することに
より、(R)−(+)−1−ベンジル−5−オキソピロ
リジン−3,3−ジカルボン酸モノメチルエステル9.
0gを得た。融点:137〜139℃(分解) 〔α〕D =+7.24°(C=1,メタノール) NMR(DMSO-d6)δ:7.20-7.38(5H),4.38(S,2H),3.63
-3.68(5H),2.88(S,2H) 調製例2:
【0068】
【化50】
【0069】(R)−(+)−1−ベンジル−5−オキ
ソピロリジン−3,3−ジカルボン酸モノメチルエステ
ル5.6gを1,2−ジクロロエタン60mlに溶解
し、塩化チオニル4.4mlを加えた後、1時間還流し
た。反応後、反応液を減圧濃縮した。得られた油状物を
トルエン10mlに溶解し、ジベンジルアミン4.8
g、トリエチルアミン3.4mlおよびトルエン100
mlからなる溶液に、氷冷下滴下した後、室温で3時間
攪拌した。反応後、反応液を水、炭酸水素ナトリウム、
10%塩酸水および水で順次洗浄し、乾燥した。溶媒を
留去した後、イソプロピルアルコールから再結晶を行う
ことにより、(R)−(+)−1−ベンジル−3−
(N,N−ジベンジルカルバモイル)−5−オキソピロ
リジン−3−カルボン酸メチルエステル7.8gを得
た。融点:132〜134℃ 〔α〕D =+10.5°(C=1,酢酸エチル) NMR(DMSO-d6)δ:7.06-7.48(15H),4.23-4.56(6H),
3.93(d,1H), 3.70(d,1H), 3.52(S,3H), 3.17(d,1H), 2.
90(d,1H) 調製例3:
ソピロリジン−3,3−ジカルボン酸モノメチルエステ
ル5.6gを1,2−ジクロロエタン60mlに溶解
し、塩化チオニル4.4mlを加えた後、1時間還流し
た。反応後、反応液を減圧濃縮した。得られた油状物を
トルエン10mlに溶解し、ジベンジルアミン4.8
g、トリエチルアミン3.4mlおよびトルエン100
mlからなる溶液に、氷冷下滴下した後、室温で3時間
攪拌した。反応後、反応液を水、炭酸水素ナトリウム、
10%塩酸水および水で順次洗浄し、乾燥した。溶媒を
留去した後、イソプロピルアルコールから再結晶を行う
ことにより、(R)−(+)−1−ベンジル−3−
(N,N−ジベンジルカルバモイル)−5−オキソピロ
リジン−3−カルボン酸メチルエステル7.8gを得
た。融点:132〜134℃ 〔α〕D =+10.5°(C=1,酢酸エチル) NMR(DMSO-d6)δ:7.06-7.48(15H),4.23-4.56(6H),
3.93(d,1H), 3.70(d,1H), 3.52(S,3H), 3.17(d,1H), 2.
90(d,1H) 調製例3:
【0070】
【化51】
【0071】(R)−(+)−1−ベンジル−3−
(N,N−ジベンジルカルバモイル)−5−オキソピロ
リジン−3−カルボン酸メチルエステル30gを水酸化
ナトリウム11g、水100mlおよびメタノール30
0mlからなる溶液に加え、40℃で4時間攪拌した。
反応後メタノールを留去した後、塩酸で酸性とし、酢酸
エチルで抽出した。酢酸エチル層を水洗した後、乾燥
し、溶媒を留去した。トルエンから再結晶を行うことに
より、(R)−(+)−1−ベンジル−3−(N,N−
ジベンジルカルバモイル)−5−オキソピロリジン−3
−カルボン酸27.8gを得た。融点:136〜138
℃(分解) 〔α〕D =+4.2°(C=1,メタノ−ル) NMR (CDCl3)δ:6.96-7.36(15H),4.15-4.66(6H),3.99
(d,1H),3.70(d,1H),3.33(d,1H),3.05(d,1H) 調製例4:
(N,N−ジベンジルカルバモイル)−5−オキソピロ
リジン−3−カルボン酸メチルエステル30gを水酸化
ナトリウム11g、水100mlおよびメタノール30
0mlからなる溶液に加え、40℃で4時間攪拌した。
反応後メタノールを留去した後、塩酸で酸性とし、酢酸
エチルで抽出した。酢酸エチル層を水洗した後、乾燥
し、溶媒を留去した。トルエンから再結晶を行うことに
より、(R)−(+)−1−ベンジル−3−(N,N−
ジベンジルカルバモイル)−5−オキソピロリジン−3
−カルボン酸27.8gを得た。融点:136〜138
℃(分解) 〔α〕D =+4.2°(C=1,メタノ−ル) NMR (CDCl3)δ:6.96-7.36(15H),4.15-4.66(6H),3.99
(d,1H),3.70(d,1H),3.33(d,1H),3.05(d,1H) 調製例4:
【0072】
【化52】
【0073】(R)−(+)−1−ベンジル−3−
(N,N−ジベンジルカルバモイル)−5−オキソピロ
リジン−3−カルボン酸13.7g、1,2−ジクロロ
エタン41mlおよびトリエチルアミン5.2mlから
なる溶液に、氷冷下塩化チオニル2.7mlを滴下し、
室温で15分間攪拌後、30分間還流下攪拌した。反応
後、反応液を減圧濃縮した。得られた油状物をテトラヒ
ドロフラン20mlに溶かし、テトラヒドロフラン60
ml、水20mlおよび水素化ホウ素ナトリウム2.9
gからなる溶液に氷冷下滴下した後、室温で30分間攪
拌した。反応液をトルエンで抽出した後、トルエン層を
水洗し、乾燥した。溶媒を留去した後、酢酸エチル−ヘ
キサンから再結晶を行うことにより、(S)−(+)−
1−ベンジル−3−(N,N−ジベンジルカルバモイ
ル)−3−ヒドロキシメチル−5−オキソピロリジン1
1.3gを得た。融点:116〜118℃ 〔α〕D =+26.8°(C=1,メタノール) NMR(CDCl3)δ:7.02-7.29(15H),4.27-4.48(6H),3.7
5(d,1H),3.64(d,1H),3. 57(d,1H),3.40(d,1H),2.80(d,1
H),2.60(d,1H) 調製例5:
(N,N−ジベンジルカルバモイル)−5−オキソピロ
リジン−3−カルボン酸13.7g、1,2−ジクロロ
エタン41mlおよびトリエチルアミン5.2mlから
なる溶液に、氷冷下塩化チオニル2.7mlを滴下し、
室温で15分間攪拌後、30分間還流下攪拌した。反応
後、反応液を減圧濃縮した。得られた油状物をテトラヒ
ドロフラン20mlに溶かし、テトラヒドロフラン60
ml、水20mlおよび水素化ホウ素ナトリウム2.9
gからなる溶液に氷冷下滴下した後、室温で30分間攪
拌した。反応液をトルエンで抽出した後、トルエン層を
水洗し、乾燥した。溶媒を留去した後、酢酸エチル−ヘ
キサンから再結晶を行うことにより、(S)−(+)−
1−ベンジル−3−(N,N−ジベンジルカルバモイ
ル)−3−ヒドロキシメチル−5−オキソピロリジン1
1.3gを得た。融点:116〜118℃ 〔α〕D =+26.8°(C=1,メタノール) NMR(CDCl3)δ:7.02-7.29(15H),4.27-4.48(6H),3.7
5(d,1H),3.64(d,1H),3. 57(d,1H),3.40(d,1H),2.80(d,1
H),2.60(d,1H) 調製例5:
【0074】
【化53】
【0075】(S)−(+)1−ベンジル−3−(N,
N−ジベンジルカルバモイル)−3−ヒドロキシメチル
−5−オキソピロリジン10g、トリエチルアミン4.
2mlをクロロホルム50mlに溶かし、氷冷下メシル
クロリド3.4gを滴下し、氷冷下でさらに30分間攪
拌した。反応液を水、希塩酸、水で順次洗浄し、乾燥し
た。溶媒を濃縮することにより、(S)−(+)−1−
ベンジル−3−(N,N−ジベンジルカルバモイル)−
3−メシルオキシメチル−5−オキソピロリジン10.
8gを白色結晶として得た。融点:167〜170℃ 〔α〕D =+6.0°(C=1,クロロホルム) NMR(CDCl3)δ:7.08-7.30(5H),4.47(d,1H),4.35(d,
1H),4.25-4.31(6H),3.81(d,1H),3.37(d,1H),2.95(d,1
H),2.79(s,3H),2.61(d,1H) 調製例6:
N−ジベンジルカルバモイル)−3−ヒドロキシメチル
−5−オキソピロリジン10g、トリエチルアミン4.
2mlをクロロホルム50mlに溶かし、氷冷下メシル
クロリド3.4gを滴下し、氷冷下でさらに30分間攪
拌した。反応液を水、希塩酸、水で順次洗浄し、乾燥し
た。溶媒を濃縮することにより、(S)−(+)−1−
ベンジル−3−(N,N−ジベンジルカルバモイル)−
3−メシルオキシメチル−5−オキソピロリジン10.
8gを白色結晶として得た。融点:167〜170℃ 〔α〕D =+6.0°(C=1,クロロホルム) NMR(CDCl3)δ:7.08-7.30(5H),4.47(d,1H),4.35(d,
1H),4.25-4.31(6H),3.81(d,1H),3.37(d,1H),2.95(d,1
H),2.79(s,3H),2.61(d,1H) 調製例6:
【0076】
【化54】
【0077】(S)−(+)−1−ベンジル−3−
(N,N−ジベンジルカルバモイル)−3−メシルオキ
シメチル−5−オキソピロリジン10.1g、フッ化カ
リウム1.4g、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル50mlを混合して2時間還流した。反応液に水20
0mlを加え、トルエンで抽出した。トルエン層を水洗
し、乾燥した。溶媒を濃縮することにより、(S)−
(+)−1−ベンジル−3−(N,N−ジベンジルカル
バモイル)−3−フルオロメチル−5−オキソピロリジ
ン7.4gを白色結晶として得た。融点:154〜15
6℃ 〔α〕D =+22.8°(C=1,クロロホルム) NMR(CDCl3)δ:7.07-7.32(15H),4.29-4.62(8H),3.8
4(d,1H),3.30(d,1H),2. 95(d,1H),2.65(d,1H) 調製例7:
(N,N−ジベンジルカルバモイル)−3−メシルオキ
シメチル−5−オキソピロリジン10.1g、フッ化カ
リウム1.4g、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル50mlを混合して2時間還流した。反応液に水20
0mlを加え、トルエンで抽出した。トルエン層を水洗
し、乾燥した。溶媒を濃縮することにより、(S)−
(+)−1−ベンジル−3−(N,N−ジベンジルカル
バモイル)−3−フルオロメチル−5−オキソピロリジ
ン7.4gを白色結晶として得た。融点:154〜15
6℃ 〔α〕D =+22.8°(C=1,クロロホルム) NMR(CDCl3)δ:7.07-7.32(15H),4.29-4.62(8H),3.8
4(d,1H),3.30(d,1H),2. 95(d,1H),2.65(d,1H) 調製例7:
【0078】
【化55】
【0079】(S)−(+)−1−ベンジル−3−
(N,N−ジベンジルカルバモイル)−3−フルオロメ
チル−5−オキソピロリジン7.3g、水素化ホウ素ナ
トリウム3.9gおよびテトラヒドロフラン150mlの
懸濁溶液に濃硫酸2.8ml、テトラヒドロフラン30
mlの混合溶液を氷冷下滴下し、室温で1時間攪拌後、
3時間還流下攪拌した。反応液を冷却後、水2.5mlお
よびテトラヒドロフラン2.5mlの混合溶媒を滴下
し、次いで3N塩酸20mlを加え3時間攪拌還流し
た。冷却後、水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性とし
トルエンで抽出し、乾燥した後、濃縮した。残渣をアセ
トン30mlに溶かし、濃塩酸2.8mlを加えること
により、(R)−(+)−1−ベンジル−3−(N,N
−ジベンジルアミノメチル)−3−フルオロメチルピロ
リジン・塩酸塩7.5gを白色結晶として得た。融点:
208〜210℃ 〔α〕D =+15.0°(C=1,ジメチルホルムアミ
ド) 遊離塩基のNMR(CDCl3)δ:7.15-7.31(15H),4.43(q,
1H),4.25(q,1H)3.60(4H),3.46(d,1H),3.39(d,1H),2.65
(S,2H),2.06-2.55(4H),1.38-1.59(m,2H) 調製例8:
(N,N−ジベンジルカルバモイル)−3−フルオロメ
チル−5−オキソピロリジン7.3g、水素化ホウ素ナ
トリウム3.9gおよびテトラヒドロフラン150mlの
懸濁溶液に濃硫酸2.8ml、テトラヒドロフラン30
mlの混合溶液を氷冷下滴下し、室温で1時間攪拌後、
3時間還流下攪拌した。反応液を冷却後、水2.5mlお
よびテトラヒドロフラン2.5mlの混合溶媒を滴下
し、次いで3N塩酸20mlを加え3時間攪拌還流し
た。冷却後、水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性とし
トルエンで抽出し、乾燥した後、濃縮した。残渣をアセ
トン30mlに溶かし、濃塩酸2.8mlを加えること
により、(R)−(+)−1−ベンジル−3−(N,N
−ジベンジルアミノメチル)−3−フルオロメチルピロ
リジン・塩酸塩7.5gを白色結晶として得た。融点:
208〜210℃ 〔α〕D =+15.0°(C=1,ジメチルホルムアミ
ド) 遊離塩基のNMR(CDCl3)δ:7.15-7.31(15H),4.43(q,
1H),4.25(q,1H)3.60(4H),3.46(d,1H),3.39(d,1H),2.65
(S,2H),2.06-2.55(4H),1.38-1.59(m,2H) 調製例8:
【0080】
【化56】
【0081】(R)−(+)−1−ベンジル−3−
(N,N−ジベンジルアミノメチル)−3−フルオロメ
チルピロリジン13.4gをイソプロピルアルコール1
30mlに溶解し、室温で10%パラジウム炭素2.8
g、ヒドラジン1水和物5.0gを加え3時間還流し
た。反応液をセライト濾過後、濾液を減圧濃縮した。残
渣を蒸留精製することにより、(S)−(+)−3−ア
ミノメチル−3−フルオロメチルピロリジン3.8gを
油状物質として得た。沸点:103〜105℃/15m
mHg NMR(CDCl3)δ:4.44(dd,1H),4.26(dd,1H),2.96(t,2
H),2.69-2.85(4H),1.56(t,2H),1.38(3H) 実施例1:
(N,N−ジベンジルアミノメチル)−3−フルオロメ
チルピロリジン13.4gをイソプロピルアルコール1
30mlに溶解し、室温で10%パラジウム炭素2.8
g、ヒドラジン1水和物5.0gを加え3時間還流し
た。反応液をセライト濾過後、濾液を減圧濃縮した。残
渣を蒸留精製することにより、(S)−(+)−3−ア
ミノメチル−3−フルオロメチルピロリジン3.8gを
油状物質として得た。沸点:103〜105℃/15m
mHg NMR(CDCl3)δ:4.44(dd,1H),4.26(dd,1H),2.96(t,2
H),2.69-2.85(4H),1.56(t,2H),1.38(3H) 実施例1:
【0082】
【化57】
【0083】(S)−(+)−3−アミノメチル−3−
フルオロメチルピロリジン6.0g、ベンズアルデヒド
5.1g、トルエン60mlを混合して、Dean−S
tark水分離器を装着し、5時間加熱還流し、水を除
去した。反応後、溶媒を減圧留去することにより、
(R)−(+)−3−ベンジリデンアミノメチル−3−
フルオロメチルピロリジン10.0g(収率100%)
を無色油状物質として得た。
フルオロメチルピロリジン6.0g、ベンズアルデヒド
5.1g、トルエン60mlを混合して、Dean−S
tark水分離器を装着し、5時間加熱還流し、水を除
去した。反応後、溶媒を減圧留去することにより、
(R)−(+)−3−ベンジリデンアミノメチル−3−
フルオロメチルピロリジン10.0g(収率100%)
を無色油状物質として得た。
【0084】NMR(CDCl3) δ:8.32(s,1H),7.12-7.75
(5H),4.48(dd,1H),4.31(dd,1H),3.66(s,2H),2.73-3.03
(4H),1.97(1H),1.54-1.82(m,2H) 実施例2:
(5H),4.48(dd,1H),4.31(dd,1H),3.66(s,2H),2.73-3.03
(4H),1.97(1H),1.54-1.82(m,2H) 実施例2:
【0085】
【化58】
【0086】(R)−(+)−3−ベンジリデンアミノ
メチル−3−フルオロメチルピロリジン10.5g、1
−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカルボ
ン酸・ジフルオロボラン錯体14.2g、トリエチルア
ミン5.7ml、アセトニトリル100mlを混合して
室温で16時間攪拌した。反応液を減圧濃縮した後、メ
タノールより再結晶を行うことにより、(R)−(+)
−7−(3−ベンジリデンアミノメチル−3−フルオロ
メチルピロリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−
6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−
オキソ−3−キノリンカルボン酸・ジフルオロボラン錯
体21.3g(収率95.0%)を黄色結晶として得
た。融点:149〜151℃ 〔α〕D =+72.6°(C=1,クロロホルム) NMR(CDCl3) δ:8.91(s,1H),8.37(s,1H),7.80(d,1H),
7.40-7.77(5H),4.63(dd,1H),4.45(dd,1H),4.29-4.37(m,
1H),3.78-3.94(6H),3.66(s,3H),2.03-2.19(m,2H),1.18-
1.37(m,4H) 実施例3:
メチル−3−フルオロメチルピロリジン10.5g、1
−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカルボ
ン酸・ジフルオロボラン錯体14.2g、トリエチルア
ミン5.7ml、アセトニトリル100mlを混合して
室温で16時間攪拌した。反応液を減圧濃縮した後、メ
タノールより再結晶を行うことにより、(R)−(+)
−7−(3−ベンジリデンアミノメチル−3−フルオロ
メチルピロリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−
6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−
オキソ−3−キノリンカルボン酸・ジフルオロボラン錯
体21.3g(収率95.0%)を黄色結晶として得
た。融点:149〜151℃ 〔α〕D =+72.6°(C=1,クロロホルム) NMR(CDCl3) δ:8.91(s,1H),8.37(s,1H),7.80(d,1H),
7.40-7.77(5H),4.63(dd,1H),4.45(dd,1H),4.29-4.37(m,
1H),3.78-3.94(6H),3.66(s,3H),2.03-2.19(m,2H),1.18-
1.37(m,4H) 実施例3:
【0087】
【化59】
【0088】(S)−(+)−3−アミノメチル−3−
フルオロメチルピロリジン6.0g、ベンズアルデヒド
5.1g、アセトニトリル100mlを混合して60℃
で1時間攪拌した後、1−シクロプロピル−6,7−ジ
フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキ
ソ−3−キノリンカルボン酸・ジフルオロボラン錯体1
5.6gおよびトリエチルアミン6.3mlを加え室温
で23時間攪拌した。反応液を減圧濃縮した後、メタノ
ールより再結晶を行うことにより、(R)−(+)−7
−(3−ベンジリデンアミノメチル−3−フルオロメチ
ルピロリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−6−
フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキ
ソ−3−キノリンカルボン酸・ジフルオロボラン錯体2
2.3g(収率91.3%)を黄色結晶として得た。融
点:149〜151℃ 〔α〕D =+72.6°(C=1,クロロホルム) NMR(CDCl3) δ:8.91(s,1H),8.37(s,1H),7.80(d,1H),
7.40-7.77(5H),4.63(dd,1H),4.45(dd,1H),4.29-4.37(m,
1H),3.78-3.94(6H),3.66(s,3H),2.03-2.19(m,2H),1.18-
1.37(m,4H) 実施例4:
フルオロメチルピロリジン6.0g、ベンズアルデヒド
5.1g、アセトニトリル100mlを混合して60℃
で1時間攪拌した後、1−シクロプロピル−6,7−ジ
フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキ
ソ−3−キノリンカルボン酸・ジフルオロボラン錯体1
5.6gおよびトリエチルアミン6.3mlを加え室温
で23時間攪拌した。反応液を減圧濃縮した後、メタノ
ールより再結晶を行うことにより、(R)−(+)−7
−(3−ベンジリデンアミノメチル−3−フルオロメチ
ルピロリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−6−
フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキ
ソ−3−キノリンカルボン酸・ジフルオロボラン錯体2
2.3g(収率91.3%)を黄色結晶として得た。融
点:149〜151℃ 〔α〕D =+72.6°(C=1,クロロホルム) NMR(CDCl3) δ:8.91(s,1H),8.37(s,1H),7.80(d,1H),
7.40-7.77(5H),4.63(dd,1H),4.45(dd,1H),4.29-4.37(m,
1H),3.78-3.94(6H),3.66(s,3H),2.03-2.19(m,2H),1.18-
1.37(m,4H) 実施例4:
【0089】
【化60】
【0090】(R)−(+)−7−(3−ベンジリデン
アミノメチル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イ
ル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカル
ボン酸・ジフルオロボラン錯体20.0g、トリエチル
アミン30.0mlおよびメタノール110mlを混合
して、6時間加熱還流した。反応後、反応液を減圧濃縮
した後、エタノールより再結晶を行うことにより、
(R)−(+)−7−(3−ベンジリデンアミノメチル
−3−フルオロメチルピロリジン−1−イル)−1−シ
クロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−
メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸17.
2g(収率94.0%)を白色結晶として得た。融点:
150〜152℃ 〔α〕D =+52.9°(C=1,ジメチルホルムアミ
ド) NMR (CDCl3)δ:8.77(s,1H),8.37(s,1H),7.80(d,1H),
7.38-7.76(5H),4.60(dd,1H),4.43(dd,1H),3.96-4.05(m,
1H)3.69-3.82(6H),3.60(s,3H),1.95-2.14(m,2H),0.98-
1.24(m,4H) 実施例5:
アミノメチル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イ
ル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカル
ボン酸・ジフルオロボラン錯体20.0g、トリエチル
アミン30.0mlおよびメタノール110mlを混合
して、6時間加熱還流した。反応後、反応液を減圧濃縮
した後、エタノールより再結晶を行うことにより、
(R)−(+)−7−(3−ベンジリデンアミノメチル
−3−フルオロメチルピロリジン−1−イル)−1−シ
クロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−
メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸17.
2g(収率94.0%)を白色結晶として得た。融点:
150〜152℃ 〔α〕D =+52.9°(C=1,ジメチルホルムアミ
ド) NMR (CDCl3)δ:8.77(s,1H),8.37(s,1H),7.80(d,1H),
7.38-7.76(5H),4.60(dd,1H),4.43(dd,1H),3.96-4.05(m,
1H)3.69-3.82(6H),3.60(s,3H),1.95-2.14(m,2H),0.98-
1.24(m,4H) 実施例5:
【0091】
【化61】
【0092】(R)−(+)−3−ベンジリデンアミノ
メチル−3−フルオロメチルピロリジン6.3g、(1
−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ−1,4ジヒド
ロ−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカルボン
酸・ジアセトキシボラン錯体10g、トリエチルアミン
7.0mlおよびアセトニトリル60mlを混合して3
0℃で15時間攪拌した。反応後、溶媒を減圧留去する
ことにより、(R)−(+)−7−(3−ベンジリデン
アミノメチル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イ
ル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカル
ボン酸・ジアセトキシボラン錯体を得た。
メチル−3−フルオロメチルピロリジン6.3g、(1
−シクロプロピル−6,7−ジフルオロ−1,4ジヒド
ロ−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカルボン
酸・ジアセトキシボラン錯体10g、トリエチルアミン
7.0mlおよびアセトニトリル60mlを混合して3
0℃で15時間攪拌した。反応後、溶媒を減圧留去する
ことにより、(R)−(+)−7−(3−ベンジリデン
アミノメチル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イ
ル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカル
ボン酸・ジアセトキシボラン錯体を得た。
【0093】NMR (CDCl3)δ:9.04(s,1H),8.37(s,1
H),7.85(d,1H),7.42-7.76(5H),4.61(dd,1H),4.43(dd,1
H),4.14-4.22(m,1H),3.76-3.88(6H),3.58(s,3H),2.04
(s,6H),2.00-2.15(m,2H),1.11-1.35(m,4H) これをトリエチルアミン20mlおよびエタノール10
0mlと混合して、25時間加熱還流した。反応後、反
応液を減圧濃縮した後、エタノールより再結晶を行うこ
とにより、(R)−(+)−7−(3−ベンジリデンア
ミノメチル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イ
ル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカル
ボン酸9.5g(収率81.3%)を白色結晶として得
た。融点:150〜152℃ 〔α〕D =+52.9°(C=1,ジメチルホルムアミ
ド) NMR (CDCl3)δ:8.77(s,1H),8.37(s,1H),7.80(d,1H),
7.38-7.76(5H)4.60(dd, 1H),4.43(dd,1H),3.96-4.05(m,
1H)3.69-3.82(m,6H),3.60(s,3H),1.95-2.14(m,2H),0.98
-1.24(m,4H) 実施例6:
H),7.85(d,1H),7.42-7.76(5H),4.61(dd,1H),4.43(dd,1
H),4.14-4.22(m,1H),3.76-3.88(6H),3.58(s,3H),2.04
(s,6H),2.00-2.15(m,2H),1.11-1.35(m,4H) これをトリエチルアミン20mlおよびエタノール10
0mlと混合して、25時間加熱還流した。反応後、反
応液を減圧濃縮した後、エタノールより再結晶を行うこ
とにより、(R)−(+)−7−(3−ベンジリデンア
ミノメチル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イ
ル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカル
ボン酸9.5g(収率81.3%)を白色結晶として得
た。融点:150〜152℃ 〔α〕D =+52.9°(C=1,ジメチルホルムアミ
ド) NMR (CDCl3)δ:8.77(s,1H),8.37(s,1H),7.80(d,1H),
7.38-7.76(5H)4.60(dd, 1H),4.43(dd,1H),3.96-4.05(m,
1H)3.69-3.82(m,6H),3.60(s,3H),1.95-2.14(m,2H),0.98
-1.24(m,4H) 実施例6:
【0094】
【化62】
【0095】(R)−(+)−7−(3−ベンジリデン
アミノメチル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イ
ル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカル
ボン酸5.0gおよびアセトン100mlを混合して、
濃塩酸0.9mlを加えて6時間加熱還流した。反応
後、溶媒を留去し、得られた結晶を濾取することによ
り、(S)−(+)−7−(3−アミノメチル−3−フ
ルオロメチルピロリジン−1−イル)−1−シクロプロ
ピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ
−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸・塩酸塩3.9
g(収率88.5%)を淡黄色結晶として得た。融点:
213〜217℃ 実施例7:
アミノメチル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イ
ル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカル
ボン酸5.0gおよびアセトン100mlを混合して、
濃塩酸0.9mlを加えて6時間加熱還流した。反応
後、溶媒を留去し、得られた結晶を濾取することによ
り、(S)−(+)−7−(3−アミノメチル−3−フ
ルオロメチルピロリジン−1−イル)−1−シクロプロ
ピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ
−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸・塩酸塩3.9
g(収率88.5%)を淡黄色結晶として得た。融点:
213〜217℃ 実施例7:
【0096】
【化63】
【0097】(R)−(+)−7−(3−ベンジリデン
アミノメチル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イ
ル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカル
ボン酸5.0g、2N塩酸15mlおよび水100ml
を混合して、40℃で2時間攪拌した。反応後、反応液
をクロロホルムで洗浄し、水層を水酸化ナトリウム水溶
液でpH7.2とすると結晶が析出した。結晶を濾取す
ることにより、(S)−(+)−7−(3−アミノメチ
ル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イル)−1−
シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8
−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸3.
8g(収率92.3%)を淡黄色結晶として得た。融
点:195〜197℃ 〔α〕D =+65.3°(C=1,0.1N塩酸水) NMR (DMSO-d6)δ:8.66(s,1H),7.65(d,1H),4.59(dd,1
H),4.42(dd,1H),4.14-4.15(m,1H),3.17-3.73(7H),2.70
(s,2H),1.72-1.93(m,2H),1.00-1.11(m,4H) 上記実施例と同様にして下記の化合物が製造される。
アミノメチル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イ
ル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−8−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカル
ボン酸5.0g、2N塩酸15mlおよび水100ml
を混合して、40℃で2時間攪拌した。反応後、反応液
をクロロホルムで洗浄し、水層を水酸化ナトリウム水溶
液でpH7.2とすると結晶が析出した。結晶を濾取す
ることにより、(S)−(+)−7−(3−アミノメチ
ル−3−フルオロメチルピロリジン−1−イル)−1−
シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8
−メトキシ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸3.
8g(収率92.3%)を淡黄色結晶として得た。融
点:195〜197℃ 〔α〕D =+65.3°(C=1,0.1N塩酸水) NMR (DMSO-d6)δ:8.66(s,1H),7.65(d,1H),4.59(dd,1
H),4.42(dd,1H),4.14-4.15(m,1H),3.17-3.73(7H),2.70
(s,2H),1.72-1.93(m,2H),1.00-1.11(m,4H) 上記実施例と同様にして下記の化合物が製造される。
【0098】(8)7−(3−アミノメチル−3−フル
オロメチルピロリジン−1−イル)−1−シクロプロピ
ル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−
4−オキソ−3−キノリンカルボン酸
オロメチルピロリジン−1−イル)−1−シクロプロピ
ル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−
4−オキソ−3−キノリンカルボン酸
【0099】
【化64】
【0100】融点192〜194℃。 (9)(R)−(−)−7−(3−アミノメチル−3−
フルオロメチルピロリジン−1−イル)−1−シクロプ
ロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキ
シ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸
フルオロメチルピロリジン−1−イル)−1−シクロプ
ロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキ
シ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸
【0101】
【化65】
【0102】〔α〕D =−39.4°(1.50%メタ
ノール−クロロホルム)。
ノール−クロロホルム)。
【0103】
【発明の効果】本発明の製造法は、抗菌剤として有用な
(S)−7−(3−アミノメチル−3−フルオロメチル
ピロリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−6−フ
ルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキソ
−3−キノリンカルボン酸に代表される化合物(VI
I)を簡便な方法により高純度、高収率で製造すること
ができる工業的生産に優れた製造法を提供する。すなわ
ち、化合物(I)の第1級アミンをシッフ塩基で保護し
て化合物(IV)と反応させることにより、化合物
(V)を高純度で、高収率で、簡便に製造することがで
きる。さらに、得られた化合物(V)は酸で処理するこ
とにより容易にそのシッフ塩基を対応する第1級アミン
に変換でき、しかも反応の後処理も容易であることか
ら、目的とする化合物(VII)を非常に簡便に、高純
度で、高収率で製造することができる。
(S)−7−(3−アミノメチル−3−フルオロメチル
ピロリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−6−フ
ルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキソ
−3−キノリンカルボン酸に代表される化合物(VI
I)を簡便な方法により高純度、高収率で製造すること
ができる工業的生産に優れた製造法を提供する。すなわ
ち、化合物(I)の第1級アミンをシッフ塩基で保護し
て化合物(IV)と反応させることにより、化合物
(V)を高純度で、高収率で、簡便に製造することがで
きる。さらに、得られた化合物(V)は酸で処理するこ
とにより容易にそのシッフ塩基を対応する第1級アミン
に変換でき、しかも反応の後処理も容易であることか
ら、目的とする化合物(VII)を非常に簡便に、高純
度で、高収率で製造することができる。
【0104】さらに、化合物(V)、化合物(VI)お
よび化合物(VIII)は、抗菌剤として有用な化合物
(VII)の合成中間体として有用である。
よび化合物(VIII)は、抗菌剤として有用な化合物
(VII)の合成中間体として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴田 峯生 福岡県築上郡吉富町大字小祝955番地 吉 富製薬株式会社開発研究所内
Claims (10)
- 【請求項1】 化合物 【化1】 、そのR異性体またはそのS異性体と、一般式 【化2】 (式中、R1 ,R2 は同一または異なってそれぞれ水
素、アルキル、アリールまたは置換アリールを示す。)
により表される化合物を縮合させ、得られる一般式 【化3】 (式中、R1 ,R2 は前記と同義である。)により表さ
れる化合物、そのR異性体またはそのS異性体と一般式 【化4】 (式中、R3 はフッ素、アシルオキシまたはハロゲンに
より置換されたアシルオキシを示す。R4 はハロゲンま
たはメトキシを示す。Halはハロゲンを示す。)によ
り表される化合物を縮合させることを特徴とする一般式 【化5】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体の製造法。 - 【請求項2】 一般式 【化6】 (式中、R1 ,R2 は同一または異なってそれぞれ水
素、アルキル、アルールまたは置換アリールを示す。R
3 はフッ素、アシルオキシまたはハロゲンにより置換さ
れたアシルオキシを示す。R4 はハロゲンまたはメトキ
シを示す。Halはハロゲンを示す。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体を塩基で処理
し、一般式 【化7】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体とした後、酸
で処理することを特徴とする一般式 【化8】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体の製造法。 - 【請求項3】 一般式 【化9】 (式中、R1 ,R2 は同一または異なってそれぞれ水
素、アルキル、アルールまたは置換アリールを示す。R
3 はフッ素、アシルオキシまたはハロゲンにより置換さ
れたアシルオキシを示す。R4 はハロゲンまたはメトキ
シを示す。Halはハロゲンを示す。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体を酸で処理
し、一般式 【化10】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体とした後、塩
基で処理することを特徴とする一般式 【化11】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体の製造法。 - 【請求項4】 化合物 【化12】 、そのR異性体またはそのS異性体と、一般式 【化13】 (式中、R1 ,R2 は同一または異なってそれぞれ水
素、アルキル、アルールまたは置換アリールを示す。)
により表される化合物を縮合させることを特徴とする一
般式 【化14】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体の製造法。 - 【請求項5】 一般式 【化15】 (式中、R1 ,R2 は同一または異なってそれぞれ水
素、アルキル、アルールまたは置換アリールを示す。)
により表される化合物、そのR異性体またはそのS異性
体と、一般式 【化16】 (式中、R3 はフッ素、アシルオキシまたはハロゲンに
より置換されたアシルオキシを示す。R4 はハロゲンま
たはメトキシを示す。Halはハロゲンを示す。)によ
り表される化合物を縮合させることを特徴とする一般式 【化17】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体の製造法。 - 【請求項6】 化合物 【化18】 、そのR異性体またはそのS異性体と一般式 【化19】 (式中、R1 ,R2 は同一または異なってそれぞれ水
素、アルキル、アルールまたは置換アリールを示す。)
により表される化合物を縮合させ、得られる一般式 【化20】 (式中、R1 ,R2 は前記と同義である。)により表さ
れる化合物、そのR異性体またはそのS異性体と一般式 【化21】 (式中、R3 はフッ素、アシルオキシまたはハロゲンに
より置換されたアシルオキシを示す。R4 はハロゲンま
たはメトキシを示す。Halはハロゲンを示す。)によ
り表される化合物を縮合させ、一般式 【化22】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体とした後、塩
基で処理し、得られる一般式 【化23】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体を酸で処理す
ることを特徴とする一般式 【化24】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体の製造法。 - 【請求項7】 化合物 【化25】 、そのR異性体またはそのS異性体と一般式 【化26】 (式中、R1 ,R2 は同一または異なってそれぞれ水
素、アルキル、アルールまたは置換アリールを示す。)
により表される化合物を縮合させ、得られる一般式 【化27】 (式中、R1 ,R2 は前記と同義である。)により表さ
れる化合物、そのR異性体またはそのS異性体と一般式 【化28】 (式中、R3 はフッ素、アシルオキシまたはハロゲンに
より置換されたアシルオキシを示す。R4 はハロゲンま
たはメトキシを示す。Halはハロゲンを示す。)によ
り表される化合物を縮合させ、一般式 【化29】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体とした後、酸
で処理し、得られる一般式 【化30】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体を塩基で処理
することを特徴とする一般式 【化31】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体の製造法。 - 【請求項8】 一般式 【化32】 (式中、R1 ,R2 は同一または異なってそれぞれ水
素、アルキル、アルールまたは置換アリールを示す。R
3 はフッ素、アシルオキシまたはハロゲンにより置換さ
れたアシルオキシを示す。R4 はハロゲンまたはメトキ
シを示す。Halはハロゲンを示す。)により表される
化合物、そのR異性体またはそのS異性体。 - 【請求項9】 一般式 【化33】 (式中、R1 ,R2 は同一または異なってそれぞれ水
素、アルキル、アルールまたは置換アリールを示す。R
4 はハロゲンまたはメトキシを示す。Halはハロゲン
を示す。)により表される化合物、そのR異性体もしく
はそのS異性体またはその塩。 - 【請求項10】 一般式 【化34】 (式中、R1 ,R2 は同一または異なってそれぞれ水
素、アルキル、アルールまたは置換アリールを示す。)
により表される化合物、そのR異性体またはそのS異性
体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7204177A JPH0952893A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | キノロンカルボン酸誘導体の工業的な製造法およびその合成中間体 |
| PCT/JP1996/002664 WO1998012191A1 (en) | 1995-08-10 | 1996-09-17 | Industrial process for producing quinolone-carboxylic acid derivatives and intermediates for synthesis of the same |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7204177A JPH0952893A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | キノロンカルボン酸誘導体の工業的な製造法およびその合成中間体 |
| PCT/JP1996/002664 WO1998012191A1 (en) | 1995-08-10 | 1996-09-17 | Industrial process for producing quinolone-carboxylic acid derivatives and intermediates for synthesis of the same |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0952893A true JPH0952893A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=26437244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7204177A Pending JPH0952893A (ja) | 1995-08-10 | 1995-08-10 | キノロンカルボン酸誘導体の工業的な製造法およびその合成中間体 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0952893A (ja) |
| WO (1) | WO1998012191A1 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6849740B2 (en) | 1997-09-15 | 2005-02-01 | The Procter & Gamble Company | Antimicrobial quinolones, their compositions and uses |
| JP2006511613A (ja) * | 2002-12-18 | 2006-04-06 | アナコア ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド | ボロン酸複合体を含む抗生物質および使用法 |
| US7456279B2 (en) | 2006-03-28 | 2008-11-25 | The Procter & Gamble Company | Coupling process for preparing quinolone intermediates |
| US7482454B2 (en) | 1997-09-15 | 2009-01-27 | The Procter & Gamble Company | Antimicrobial quinolones, their compositions, and uses |
| US7528264B2 (en) | 2006-03-28 | 2009-05-05 | The Procter & Gamble Company | Hydride reduction process for preparing quinolone intermediates |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0677522A4 (en) * | 1992-12-28 | 1995-12-27 | Yoshitomi Pharmaceutical | 8-methoxyquinolonecarboxylic acid derivative. |
-
1995
- 1995-08-10 JP JP7204177A patent/JPH0952893A/ja active Pending
-
1996
- 1996-09-17 WO PCT/JP1996/002664 patent/WO1998012191A1/ja not_active Ceased
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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