JPH0936587A - 難燃性低反射材 - Google Patents
難燃性低反射材Info
- Publication number
- JPH0936587A JPH0936587A JP7201422A JP20142295A JPH0936587A JP H0936587 A JPH0936587 A JP H0936587A JP 7201422 A JP7201422 A JP 7201422A JP 20142295 A JP20142295 A JP 20142295A JP H0936587 A JPH0936587 A JP H0936587A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- flame
- retardant
- binder
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 準マイクロ波帯域からミリ波帯域までの広帯
域の電磁波を一様に吸収し、かつ、薄型で難燃性である
広帯域電磁波吸収材料を用いた難燃性低反射材を提供す
る。 【解決手段】 導電性材料からなる第1層と、金属酸化
物磁性体微粉末及び結合剤からなる第2層と、金属磁性
体微粉末及び結合剤からなる第3層と、難燃性内装材で
ある第4層とを有する難燃性低反射材。
域の電磁波を一様に吸収し、かつ、薄型で難燃性である
広帯域電磁波吸収材料を用いた難燃性低反射材を提供す
る。 【解決手段】 導電性材料からなる第1層と、金属酸化
物磁性体微粉末及び結合剤からなる第2層と、金属磁性
体微粉末及び結合剤からなる第3層と、難燃性内装材で
ある第4層とを有する難燃性低反射材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難燃性低反射材に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】高度情報化社会に向けての技術革新は着
実に進んでいる。情報・通信技術は飛躍的な進歩を遂げ
ており、マルチメディアに代表される個人的情報機器、
そのシステムと同様、通信インフラの整備が次の大きな
市場として期待されている。
実に進んでいる。情報・通信技術は飛躍的な進歩を遂げ
ており、マルチメディアに代表される個人的情報機器、
そのシステムと同様、通信インフラの整備が次の大きな
市場として期待されている。
【0003】通信システムに利用される周波数帯域とし
ては、1.9GHz帯及び2.45GHz帯の準マイク
ロ波帯域、19GHz帯の準ミリ波帯域、60GHz帯
のミリ波帯域での通信が実用化されようとしている。更
に、諸外国においては、900MHz帯や5.7GHz
帯も無線LAN用として実用に供されている。準マイク
ロ波帯域は、個人用簡易無線電話システム(PHS)と
中速無線LANの室内無線機器に、準ミリ波帯域及びミ
リ波帯域は、高速無線LANの室内無線機器にあてられ
ている。それぞれの周波数帯域での需要が拡大するにつ
れて、電磁波の相互干渉、遅延分散に伴う混信、誤作動
や盗聴等の問題が心配される。
ては、1.9GHz帯及び2.45GHz帯の準マイク
ロ波帯域、19GHz帯の準ミリ波帯域、60GHz帯
のミリ波帯域での通信が実用化されようとしている。更
に、諸外国においては、900MHz帯や5.7GHz
帯も無線LAN用として実用に供されている。準マイク
ロ波帯域は、個人用簡易無線電話システム(PHS)と
中速無線LANの室内無線機器に、準ミリ波帯域及びミ
リ波帯域は、高速無線LANの室内無線機器にあてられ
ている。それぞれの周波数帯域での需要が拡大するにつ
れて、電磁波の相互干渉、遅延分散に伴う混信、誤作動
や盗聴等の問題が心配される。
【0004】電波環境を向上させるために、従来から電
磁波吸収材料からなる電磁波吸収体が使用されている。
電磁波吸収材料としては、一般にフェライトと樹脂との
複合体が知られており、加工する際に、目的とする周波
数に応じて、複合体の磁気特性及び誘電特性とともに、
厚さを精密にコントロールすることによって大きな吸収
を達成している。しかし、このような電磁波吸収体で
は、準マイクロ波帯域、準ミリ波帯域、ミリ波帯域のよ
うに大きく離れた周波数帯域のいずれをも一様に吸収す
ることはできず、上述のような準マイクロ波帯域及び準
ミリ波帯域の使用の拡張に伴い、関連業界から、準マイ
クロ波帯域からミリ波帯域までの周波数帯域のいずれを
も一様に吸収する電磁波吸収材料の開発が求められてい
る。また、このような電磁波吸収体を設計するために
は、吸収しようとする電磁波の周波数ごとにフェライト
の製造条件を検討し、フェライトを製作する必要があ
り、任意の整合周波数特性を実現することは困難であっ
た。
磁波吸収材料からなる電磁波吸収体が使用されている。
電磁波吸収材料としては、一般にフェライトと樹脂との
複合体が知られており、加工する際に、目的とする周波
数に応じて、複合体の磁気特性及び誘電特性とともに、
厚さを精密にコントロールすることによって大きな吸収
を達成している。しかし、このような電磁波吸収体で
は、準マイクロ波帯域、準ミリ波帯域、ミリ波帯域のよ
うに大きく離れた周波数帯域のいずれをも一様に吸収す
ることはできず、上述のような準マイクロ波帯域及び準
ミリ波帯域の使用の拡張に伴い、関連業界から、準マイ
クロ波帯域からミリ波帯域までの周波数帯域のいずれを
も一様に吸収する電磁波吸収材料の開発が求められてい
る。また、このような電磁波吸収体を設計するために
は、吸収しようとする電磁波の周波数ごとにフェライト
の製造条件を検討し、フェライトを製作する必要があ
り、任意の整合周波数特性を実現することは困難であっ
た。
【0005】特開平3−36795号公報には、下層の
ハードフェライト層の磁力強度により焼結フェライトの
スピン配向を制御して複素透磁率を変化させて広帯域で
の吸収を可能にした電波吸収材料が開示されている。し
かし、磁力により複素透磁率を変化させて広帯域での電
磁波の吸収を可能にするには、フェライトの厚さを制御
した整合が必要であるし、強力で重い磁石が必要であ
る。また、この電磁波吸収材料の広帯域での吸収能を保
持させる効果は実際には大きくない。
ハードフェライト層の磁力強度により焼結フェライトの
スピン配向を制御して複素透磁率を変化させて広帯域で
の吸収を可能にした電波吸収材料が開示されている。し
かし、磁力により複素透磁率を変化させて広帯域での電
磁波の吸収を可能にするには、フェライトの厚さを制御
した整合が必要であるし、強力で重い磁石が必要であ
る。また、この電磁波吸収材料の広帯域での吸収能を保
持させる効果は実際には大きくない。
【0006】そこで、広帯域で使用可能である電磁波吸
収材料として、導電性材料からなる第1層と、その上に
順次積層された金属酸化物磁性体微粉末及び結合剤から
構成される第2層と、金属磁性体微粉末及び結合剤から
構成される第3層とを有する複層型の電磁波吸収材料が
提案されている。
収材料として、導電性材料からなる第1層と、その上に
順次積層された金属酸化物磁性体微粉末及び結合剤から
構成される第2層と、金属磁性体微粉末及び結合剤から
構成される第3層とを有する複層型の電磁波吸収材料が
提案されている。
【0007】この構造を持つ電磁波吸収材料によって1
〜60GHzの広帯域で、安定した低反射吸収能を有す
る電磁波吸収が可能となった。この第2層は金属酸化物
磁性体微粉末及び結合剤からなっており、特開平3−3
6795号公報で開示されている焼結フェライト板とは
異なり、一般に吸収は小さいが整合に対する自由度は高
い特徴を有している。インテリジェントオフィスの壁、
天井及び床を、このような低反射材で囲むと、準マイク
ロ波帯域から、準ミリ波帯域、ミリ波帯域までの広帯域
の電磁波を使用した通信システムをオフィス内で運用し
ても、前述した電磁波の相互干渉、遅延分散に伴う混
信、誤作動等の問題は生じない。
〜60GHzの広帯域で、安定した低反射吸収能を有す
る電磁波吸収が可能となった。この第2層は金属酸化物
磁性体微粉末及び結合剤からなっており、特開平3−3
6795号公報で開示されている焼結フェライト板とは
異なり、一般に吸収は小さいが整合に対する自由度は高
い特徴を有している。インテリジェントオフィスの壁、
天井及び床を、このような低反射材で囲むと、準マイク
ロ波帯域から、準ミリ波帯域、ミリ波帯域までの広帯域
の電磁波を使用した通信システムをオフィス内で運用し
ても、前述した電磁波の相互干渉、遅延分散に伴う混
信、誤作動等の問題は生じない。
【0008】しかしながら、このような電磁波吸収材料
はインテリジェントオフィス内では壁、天井及び床を囲
む壁紙等として使用されるので、火災に備えて、建材と
しての難燃性や不燃性を具備していなければならない。
はインテリジェントオフィス内では壁、天井及び床を囲
む壁紙等として使用されるので、火災に備えて、建材と
しての難燃性や不燃性を具備していなければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、準マイクロ波帯域からミリ波帯域までの広帯域の電
磁波を一様に吸収し、かつ、薄型で難燃性である広帯域
電磁波吸収材料を用いた難燃性低反射材を提供すること
を目的とするものである。
み、準マイクロ波帯域からミリ波帯域までの広帯域の電
磁波を一様に吸収し、かつ、薄型で難燃性である広帯域
電磁波吸収材料を用いた難燃性低反射材を提供すること
を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、難燃性
低反射材が、導電性材料からなる第1層と、金属酸化物
磁性体微粉末及び結合剤からなる第2層と、金属磁性体
微粉末及び結合剤からなる第3層と、難燃性内装材であ
る第4層とを有するところに存する。以下に本発明を詳
述する。
低反射材が、導電性材料からなる第1層と、金属酸化物
磁性体微粉末及び結合剤からなる第2層と、金属磁性体
微粉末及び結合剤からなる第3層と、難燃性内装材であ
る第4層とを有するところに存する。以下に本発明を詳
述する。
【0011】本発明の難燃性低反射材の第1層は、導電
性材料からなる。上記第1層は、支持体としての役割を
兼ねることができる。上記導電性材料は、導電性による
シールド能として、20dB以上、好ましくは、30d
B以上をもたらす材料であれば特に限定されず、例え
ば、銅、アルミニウム、鋼、鉄、ニッケル、ステンレ
ス、しんちゅう等の金属の板;これらの金属がメッキさ
れた金属板;金網;金属布;鉄板の上にアルミニウム、
亜鉛、銅等が熱又は電気によりメッキされたメッキ鋼板
等を挙げることができる。このような導電性材料は、プ
レコート鋼板のように層間密着性を向上させるための表
面処理又はプライマー処理を施したものであってもよ
い。
性材料からなる。上記第1層は、支持体としての役割を
兼ねることができる。上記導電性材料は、導電性による
シールド能として、20dB以上、好ましくは、30d
B以上をもたらす材料であれば特に限定されず、例え
ば、銅、アルミニウム、鋼、鉄、ニッケル、ステンレ
ス、しんちゅう等の金属の板;これらの金属がメッキさ
れた金属板;金網;金属布;鉄板の上にアルミニウム、
亜鉛、銅等が熱又は電気によりメッキされたメッキ鋼板
等を挙げることができる。このような導電性材料は、プ
レコート鋼板のように層間密着性を向上させるための表
面処理又はプライマー処理を施したものであってもよ
い。
【0012】上記第1層は、プラスチック材料等の非導
電性材料の上に上記導電性材料として使用される金属と
結合剤とを含む導電性塗膜を設けたもの;銅、Ni等の
無電解メッキ層を形成したもの;アルミニウム等の蒸着
層を形成した金属化材料等であってもよい。
電性材料の上に上記導電性材料として使用される金属と
結合剤とを含む導電性塗膜を設けたもの;銅、Ni等の
無電解メッキ層を形成したもの;アルミニウム等の蒸着
層を形成した金属化材料等であってもよい。
【0013】上記第1層の厚さは、50μm〜3mmが
好ましい。50μm未満であると、第1層としての機械
的強度が低下し、3mmを超えると、第1層の重量が重
くなって実用的ではない。
好ましい。50μm未満であると、第1層としての機械
的強度が低下し、3mmを超えると、第1層の重量が重
くなって実用的ではない。
【0014】本発明の難燃性低反射材の第2層は、金属
酸化物磁性体微粉末及び結合剤からなる。本明細書にお
いて「金属酸化物磁性体微粉末」とは、金属の酸化物
(例えば、鉄酸化物等)を主成分とする磁性体微粉末で
あって、後述の金属磁性体微粉末とは異なるものであ
る。上記金属酸化物磁性体微粉末としては特に限定され
ず、例えば、Mn−Znフェライト、Ni−Znフェラ
イト、Mn−Mg−Znフェライト、Liフェライト、
Mn−Cu−Znフェライト、Baフェライト、Srフ
ェライト等を挙げることができる。なかでも、Mn−Z
nフェライト、Ni−Znフェライト、Mn−Mg−Z
nフェライト等が好ましい。特に好ましいのは、粒径1
0〜20μmのMn−Znフェライトである。上記金属
酸化物磁性体微粉末の平均粒径は、1〜50μmが好ま
しい。1μm未満であると、電磁波吸収能が充分でない
し、製造性が低下する。50μmを超えると、電磁波吸
収能が充分でないし、製造設備の摩耗を生じる等の問題
がある。より好ましくは、5〜20μmである。上記金
属酸化物磁性体微粉末は、製造性及び物性向上のため
に、必要に応じて、シランカップリング剤、チタン系カ
ップリング剤等により表面処理されていてもよい。
酸化物磁性体微粉末及び結合剤からなる。本明細書にお
いて「金属酸化物磁性体微粉末」とは、金属の酸化物
(例えば、鉄酸化物等)を主成分とする磁性体微粉末で
あって、後述の金属磁性体微粉末とは異なるものであ
る。上記金属酸化物磁性体微粉末としては特に限定され
ず、例えば、Mn−Znフェライト、Ni−Znフェラ
イト、Mn−Mg−Znフェライト、Liフェライト、
Mn−Cu−Znフェライト、Baフェライト、Srフ
ェライト等を挙げることができる。なかでも、Mn−Z
nフェライト、Ni−Znフェライト、Mn−Mg−Z
nフェライト等が好ましい。特に好ましいのは、粒径1
0〜20μmのMn−Znフェライトである。上記金属
酸化物磁性体微粉末の平均粒径は、1〜50μmが好ま
しい。1μm未満であると、電磁波吸収能が充分でない
し、製造性が低下する。50μmを超えると、電磁波吸
収能が充分でないし、製造設備の摩耗を生じる等の問題
がある。より好ましくは、5〜20μmである。上記金
属酸化物磁性体微粉末は、製造性及び物性向上のため
に、必要に応じて、シランカップリング剤、チタン系カ
ップリング剤等により表面処理されていてもよい。
【0015】上記金属酸化物磁性体微粉末の配合量は、
第2層中、85〜92重量%が好ましい。85重量%未
満であると、電磁波吸収能の低下や難燃性の低下が生
じ、92重量%を超えると、電磁波吸収能は良好となる
が、剛性、耐久性等が劣り、重量も重くなるので、電磁
波吸収材料として実用性が低くなる。より好ましくは、
90重量%である。
第2層中、85〜92重量%が好ましい。85重量%未
満であると、電磁波吸収能の低下や難燃性の低下が生
じ、92重量%を超えると、電磁波吸収能は良好となる
が、剛性、耐久性等が劣り、重量も重くなるので、電磁
波吸収材料として実用性が低くなる。より好ましくは、
90重量%である。
【0016】上記第2層を構成する結合剤としては特に
限定されず、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂等の
有機高分子材料;セメント系、ケイカル系、石膏系等の
無機窯業材料等を挙げることができる。上記有機高分子
材料としては熱可塑性樹脂が好ましい。上記熱可塑性樹
脂としては特に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリブテン、ポリ
スチレン、ポリブタジエン、結晶性ポリブタジエン、ス
チレンブタジエン等の非極性樹脂;ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、
ポリテトラクロロエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、変性エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共重合体樹脂、塩
素化ポリエチレン樹脂、スチレン−アクリロニトリル共
重合体樹脂(SAN樹脂)、アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン共重合体樹脂(ABS樹脂)、アクリレ
ート−スチレン−アクリロニトリル共重合体樹脂(AS
A樹脂)、塩素化ポリエチレン−アクリロニトリル−ス
チレン共重合体樹脂(ACS樹脂)、ポリアセタール樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェ
ニレンエーテル樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹
脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、シリコーン樹
脂、シリコーン変性アクリル樹脂、シリコーン変性ポリ
エステル樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリスルホン樹
脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリフェ
ニレンスルフィド樹脂、ポリオキシベンゾイル樹脂、ポ
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、フォスファゼン樹脂、
ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリエーテルイミド
樹脂等の樹脂;これらの変性樹脂等を挙げることができ
る。これらは単独で使用してもよく、2種以上を併用し
てもよい。
限定されず、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂等の
有機高分子材料;セメント系、ケイカル系、石膏系等の
無機窯業材料等を挙げることができる。上記有機高分子
材料としては熱可塑性樹脂が好ましい。上記熱可塑性樹
脂としては特に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリブテン、ポリ
スチレン、ポリブタジエン、結晶性ポリブタジエン、ス
チレンブタジエン等の非極性樹脂;ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、
ポリテトラクロロエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、変性エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共重合体樹脂、塩
素化ポリエチレン樹脂、スチレン−アクリロニトリル共
重合体樹脂(SAN樹脂)、アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン共重合体樹脂(ABS樹脂)、アクリレ
ート−スチレン−アクリロニトリル共重合体樹脂(AS
A樹脂)、塩素化ポリエチレン−アクリロニトリル−ス
チレン共重合体樹脂(ACS樹脂)、ポリアセタール樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェ
ニレンエーテル樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹
脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、シリコーン樹
脂、シリコーン変性アクリル樹脂、シリコーン変性ポリ
エステル樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリスルホン樹
脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリフェ
ニレンスルフィド樹脂、ポリオキシベンゾイル樹脂、ポ
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、フォスファゼン樹脂、
ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリエーテルイミド
樹脂等の樹脂;これらの変性樹脂等を挙げることができ
る。これらは単独で使用してもよく、2種以上を併用し
てもよい。
【0017】上記有機高分子材料の酸素指数は、30以
上が好ましい。30未満であると、難燃性及び不燃性が
低下する。より好ましくは、40以上である。上記酸素
指数は、JIS K 7201のプラスチック耐炎性試
験法で測定することができる。上記有機高分子材料のう
ち、高い酸素指数を有している樹脂としては、例えば、
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニ
リデン、ポリフッ化ビニル、ポリテトラクロロエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共重合
体樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、変性塩素化ポリエチ
レン樹脂、塩素化ポリエチレン−アクリロニトリル−ス
チレン共重合体樹脂、シリコーン樹脂、シリコーン変性
アクリル樹脂、シリコーン変性ポリエステル樹脂、フォ
スファゼン樹脂等を挙げることができる。なかでも、ポ
リ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラ
フト共重合体樹脂、塩素化ポリエチレン、変性塩素化ポ
リエチレン、シリコーン樹脂が好ましい。
上が好ましい。30未満であると、難燃性及び不燃性が
低下する。より好ましくは、40以上である。上記酸素
指数は、JIS K 7201のプラスチック耐炎性試
験法で測定することができる。上記有機高分子材料のう
ち、高い酸素指数を有している樹脂としては、例えば、
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニ
リデン、ポリフッ化ビニル、ポリテトラクロロエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト共重合
体樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、変性塩素化ポリエチ
レン樹脂、塩素化ポリエチレン−アクリロニトリル−ス
チレン共重合体樹脂、シリコーン樹脂、シリコーン変性
アクリル樹脂、シリコーン変性ポリエステル樹脂、フォ
スファゼン樹脂等を挙げることができる。なかでも、ポ
リ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラ
フト共重合体樹脂、塩素化ポリエチレン、変性塩素化ポ
リエチレン、シリコーン樹脂が好ましい。
【0018】上記無機窯業材料としては特に限定され
ず、例えば、硫酸カルシウム、けい酸カルシウム、水ガ
ラス、ポルトランドセメント、アルミナセメント、アル
ミナシリケート、酸化カルシウム、粘土等を挙げること
ができる。なかでも、硫酸カルシウム、けい酸カルシウ
ム、ポルトランドセメント、アルミナセメントが好まし
い。
ず、例えば、硫酸カルシウム、けい酸カルシウム、水ガ
ラス、ポルトランドセメント、アルミナセメント、アル
ミナシリケート、酸化カルシウム、粘土等を挙げること
ができる。なかでも、硫酸カルシウム、けい酸カルシウ
ム、ポルトランドセメント、アルミナセメントが好まし
い。
【0019】上記結合剤としては、金属酸化物磁性体微
粉末との濡れ性、樹脂の混練加工時の粘度、温度、フィ
ルムの物性、耐化学性、耐熱性、耐水性、金属やプラス
チックとの接着性等を考慮して適宜選択することができ
る。
粉末との濡れ性、樹脂の混練加工時の粘度、温度、フィ
ルムの物性、耐化学性、耐熱性、耐水性、金属やプラス
チックとの接着性等を考慮して適宜選択することができ
る。
【0020】上記金属酸化物磁性体微粉末と上記結合剤
とを配合する際、層形成、塗工性、電磁波吸収能等を改
良するために、必要に応じて、可塑剤、粘度調節剤、表
面活性剤、難燃化剤、滑剤、消泡剤、熱安定剤、酸化防
止剤等を添加してもよい。
とを配合する際、層形成、塗工性、電磁波吸収能等を改
良するために、必要に応じて、可塑剤、粘度調節剤、表
面活性剤、難燃化剤、滑剤、消泡剤、熱安定剤、酸化防
止剤等を添加してもよい。
【0021】上記第2層の形成において、結合剤として
有機高分子材料を用いる場合、押し出し成形、加圧成形
等の通常使用されている方法、適当量の希釈剤を加えて
塗料化し厚膜塗装をする方法等により層形成することが
できる。無機窯業材料を用いる場合には、抄造法、モー
ルド法、押し出し成形法等により層形成することができ
る。
有機高分子材料を用いる場合、押し出し成形、加圧成形
等の通常使用されている方法、適当量の希釈剤を加えて
塗料化し厚膜塗装をする方法等により層形成することが
できる。無機窯業材料を用いる場合には、抄造法、モー
ルド法、押し出し成形法等により層形成することができ
る。
【0022】上記第2層の厚さは、準マイクロ波帯域か
ら準ミリ波帯域において、75%を上回る電磁波吸収率
を示す実用的な低反射シートを得るためには、1.8〜
3.6mmが好ましい。1.8mm未満であると、準マ
イクロ波帯域の吸収能が低下し、3.6mmを超える
と、材料が高価になるばかりでなく、重量も重くなるの
で、実用上好ましくない。より好ましくは、2.2〜
3.2mmである。
ら準ミリ波帯域において、75%を上回る電磁波吸収率
を示す実用的な低反射シートを得るためには、1.8〜
3.6mmが好ましい。1.8mm未満であると、準マ
イクロ波帯域の吸収能が低下し、3.6mmを超える
と、材料が高価になるばかりでなく、重量も重くなるの
で、実用上好ましくない。より好ましくは、2.2〜
3.2mmである。
【0023】本発明の難燃性低反射材の第3層は、金属
磁性体微粉末及び結合剤からなる。上記金属磁性体微粉
末を構成する金属磁性体としては特に限定されず、例え
ば、磁性金属単体材料、磁性金属合金等を挙げることが
できる。上記磁性金属単体材料としては特に限定され
ず、例えば、Fe、Ni、Co等を挙げることができ
る。上記磁性金属合金としては特に限定されず、例え
ば、珪素鋼;センダスト;スーパーセンダスト;パーマ
ロイ;アモルファス金属;Si、Al、Co、Ni、
V、Sn、Zn、Pb、Mn、Mo、Ag等の群から選
ばれる少なくとも1種の金属元素を含んでなる鉄磁性合
金等を挙げることができる。
磁性体微粉末及び結合剤からなる。上記金属磁性体微粉
末を構成する金属磁性体としては特に限定されず、例え
ば、磁性金属単体材料、磁性金属合金等を挙げることが
できる。上記磁性金属単体材料としては特に限定され
ず、例えば、Fe、Ni、Co等を挙げることができ
る。上記磁性金属合金としては特に限定されず、例え
ば、珪素鋼;センダスト;スーパーセンダスト;パーマ
ロイ;アモルファス金属;Si、Al、Co、Ni、
V、Sn、Zn、Pb、Mn、Mo、Ag等の群から選
ばれる少なくとも1種の金属元素を含んでなる鉄磁性合
金等を挙げることができる。
【0024】上記のほか、Feの純度が85〜98重量
%のFe粉末も使用できる。Feの純度が85重量%未
満であると、電磁波吸収能が低く、98重量%を超える
と、可燃性が高くなる。好ましくは、カルボニル鉄粉末
又はアトマイズ法で製造された鉄を80重量%以上含有
する磁性合金粉末である。難燃性及び不燃性を考慮する
と、高純度のFe粉末は好ましくない。上記金属磁性体
微粉末は、必要に応じて、シランカップリング剤、チタ
ン系カップリング剤等により表面処理されていてもよ
い。
%のFe粉末も使用できる。Feの純度が85重量%未
満であると、電磁波吸収能が低く、98重量%を超える
と、可燃性が高くなる。好ましくは、カルボニル鉄粉末
又はアトマイズ法で製造された鉄を80重量%以上含有
する磁性合金粉末である。難燃性及び不燃性を考慮する
と、高純度のFe粉末は好ましくない。上記金属磁性体
微粉末は、必要に応じて、シランカップリング剤、チタ
ン系カップリング剤等により表面処理されていてもよ
い。
【0025】上記金属磁性体微粉末の粒径は、結合剤と
均一に混合可能であれば特に限定されないが、平均粒径
1〜30μmが好ましい。1μm未満であると、難燃性
が低下し、30μmを超えると、充分な電磁波吸収能を
示さない。より好ましくは、2〜20μmである。
均一に混合可能であれば特に限定されないが、平均粒径
1〜30μmが好ましい。1μm未満であると、難燃性
が低下し、30μmを超えると、充分な電磁波吸収能を
示さない。より好ましくは、2〜20μmである。
【0026】上記金属磁性体微粉末の配合量は、70〜
90重量%が好ましい。70重量%未満であると、電磁
波吸収能の低下や難燃性の低下が生じ、90重量%を超
えると、電磁波吸収能は良好となるが、剛性、耐久性等
が劣り、重量も重くなるので、電磁波吸収材料として実
用性が低くなる。より好ましくは、75〜90重量%で
ある。
90重量%が好ましい。70重量%未満であると、電磁
波吸収能の低下や難燃性の低下が生じ、90重量%を超
えると、電磁波吸収能は良好となるが、剛性、耐久性等
が劣り、重量も重くなるので、電磁波吸収材料として実
用性が低くなる。より好ましくは、75〜90重量%で
ある。
【0027】上記第3層を構成する結合剤としては特に
限定されず、第2層を形成する際に使用する結合剤と同
様のものを使用することができる。また、層形成も第2
層と同様にして行うことができる。上記金属磁性体微粉
末と上記結合剤とを配合する際、層形成、塗工性、電磁
波吸収能等を改良するために、必要に応じて、可塑剤、
粘度調節剤、表面活性剤、難燃化剤、滑剤、消泡剤、熱
安定剤、酸化防止剤等を添加してもよい。
限定されず、第2層を形成する際に使用する結合剤と同
様のものを使用することができる。また、層形成も第2
層と同様にして行うことができる。上記金属磁性体微粉
末と上記結合剤とを配合する際、層形成、塗工性、電磁
波吸収能等を改良するために、必要に応じて、可塑剤、
粘度調節剤、表面活性剤、難燃化剤、滑剤、消泡剤、熱
安定剤、酸化防止剤等を添加してもよい。
【0028】上記第3層の厚さは、準マイクロ波帯域か
ら準ミリ波帯域において、75%を上回る電磁波吸収率
を示す実用的な低反射シートを得るためには、0.2〜
1.1mmが好ましい。0.2mm未満であっても、
1.1mmを超えても、準ミリ波帯域及びミリ波帯域を
吸収する能力が低下する。より好ましくは、0.3〜
0.8mmである。また、軽量で薄い電磁波吸収材料を
提供するためには、第2層と第3層との合計の厚さを4
mm以下とすることが好ましい。
ら準ミリ波帯域において、75%を上回る電磁波吸収率
を示す実用的な低反射シートを得るためには、0.2〜
1.1mmが好ましい。0.2mm未満であっても、
1.1mmを超えても、準ミリ波帯域及びミリ波帯域を
吸収する能力が低下する。より好ましくは、0.3〜
0.8mmである。また、軽量で薄い電磁波吸収材料を
提供するためには、第2層と第3層との合計の厚さを4
mm以下とすることが好ましい。
【0029】上記第2層及び上記第3層の難燃性は、結
合剤の選択や難燃化剤の選択により設計でき、金属酸化
物磁性体微粉末や金属磁性体微粉末と結合剤や他の添加
物を配合してフィルム又はシート化した状態での性能と
して要求される。上記第2層及び上記第3層は、フィル
ム自体又はシート自体が酸素指数で30以上が好まし
い。30未満であると、燃焼性が高く、第4層と組み合
わせた場合においても充分な難燃性を示さない。より好
ましくは、35以上である。
合剤の選択や難燃化剤の選択により設計でき、金属酸化
物磁性体微粉末や金属磁性体微粉末と結合剤や他の添加
物を配合してフィルム又はシート化した状態での性能と
して要求される。上記第2層及び上記第3層は、フィル
ム自体又はシート自体が酸素指数で30以上が好まし
い。30未満であると、燃焼性が高く、第4層と組み合
わせた場合においても充分な難燃性を示さない。より好
ましくは、35以上である。
【0030】本発明の難燃性低反射材の第4層は、難燃
性内装材である。上記難燃性内装材は、無機バインダー
及び有機バインダーのうち少なくとも1種からなる防火
ボード又は防火シートであることが好ましい。上記無機
バインダーとしては特に限定されず、例えば、硫酸カル
シウム、けい酸カルシウム、水ガラス、ポルトランドセ
メント、アルミナセメント、アルミナシリケート、酸化
カルシウム、粘土等を挙げることができる。上記有機バ
インダーとしては特に限定されず、例えば、塩化ビニル
樹脂、シリコーン樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂等を挙
げることができる。
性内装材である。上記難燃性内装材は、無機バインダー
及び有機バインダーのうち少なくとも1種からなる防火
ボード又は防火シートであることが好ましい。上記無機
バインダーとしては特に限定されず、例えば、硫酸カル
シウム、けい酸カルシウム、水ガラス、ポルトランドセ
メント、アルミナセメント、アルミナシリケート、酸化
カルシウム、粘土等を挙げることができる。上記有機バ
インダーとしては特に限定されず、例えば、塩化ビニル
樹脂、シリコーン樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂等を挙
げることができる。
【0031】上記無機バインダーからなる防火ボードと
しては特に限定されず、例えば、石綿スレート板、石綿
セメントパーライト板、石膏ボード、ロックウールシー
リング板、軽カル板、セメント板、石綿セメントけい酸
カルシウム板、石綿セメントサイディング、木毛セメン
ト板、パルプセメント板、木片セメント板、内装用プラ
スチック化粧板類、化粧硬質繊維板、軟質繊維板、中質
繊維板、硬質繊維板、パーティクルボード、化粧パーテ
ィクルボード、化粧石膏ボード、シージング石膏ボー
ド、強化石膏ボード等を挙げることができる。上記防火
ボードは、無機系の難燃化剤を含有していてもよい。上
記無機バインダーからなる防火ボードの厚さは、難燃性
と電磁波吸収性の観点から、3〜25mmが好ましい。
3mm未満であると、難燃性や電磁波吸収性に対する効
果が小さく、25mmを超えると、取り付けや輸送での
ボードの折れや割れを生じるおそれがある。より好まし
くは、9〜25mmである。
しては特に限定されず、例えば、石綿スレート板、石綿
セメントパーライト板、石膏ボード、ロックウールシー
リング板、軽カル板、セメント板、石綿セメントけい酸
カルシウム板、石綿セメントサイディング、木毛セメン
ト板、パルプセメント板、木片セメント板、内装用プラ
スチック化粧板類、化粧硬質繊維板、軟質繊維板、中質
繊維板、硬質繊維板、パーティクルボード、化粧パーテ
ィクルボード、化粧石膏ボード、シージング石膏ボー
ド、強化石膏ボード等を挙げることができる。上記防火
ボードは、無機系の難燃化剤を含有していてもよい。上
記無機バインダーからなる防火ボードの厚さは、難燃性
と電磁波吸収性の観点から、3〜25mmが好ましい。
3mm未満であると、難燃性や電磁波吸収性に対する効
果が小さく、25mmを超えると、取り付けや輸送での
ボードの折れや割れを生じるおそれがある。より好まし
くは、9〜25mmである。
【0032】上記有機バインダーからなる防火ボード又
は防火シートは、上記有機バインダーと可塑剤、無機フ
ィラー、ガラス繊維、難燃化剤等を組み合わせて形成さ
れる。上記有機バインダーからなる防火ボード又は防火
シートとしては特に限定されず、例えば、難燃合板、F
RP板等を挙げることができる。上記有機バインダーか
らなる防火ボード又は防火シートの厚さは、50μm〜
5mmが好ましい。50μm未満であると、難燃性や電
磁波吸収性に対する効果が小さく、5mmを超えると、
取り付け作業性や重量又は反りの点で問題を生ずる。
は防火シートは、上記有機バインダーと可塑剤、無機フ
ィラー、ガラス繊維、難燃化剤等を組み合わせて形成さ
れる。上記有機バインダーからなる防火ボード又は防火
シートとしては特に限定されず、例えば、難燃合板、F
RP板等を挙げることができる。上記有機バインダーか
らなる防火ボード又は防火シートの厚さは、50μm〜
5mmが好ましい。50μm未満であると、難燃性や電
磁波吸収性に対する効果が小さく、5mmを超えると、
取り付け作業性や重量又は反りの点で問題を生ずる。
【0033】上記難燃性内装材は、防火壁装材料であっ
てもよい。上記防火壁装材料としては特に限定されず、
例えば、壁装材料として認定されている紙壁紙、織物壁
紙、ビニル壁紙、化学繊維壁紙、無機質壁紙、特定壁紙
等を挙げることができる。これらを形成する材料として
は特に限定されず、例えば、第2層の結合剤として使用
する塩化ビニル樹脂、シリコーン樹脂、塩素化ポリエチ
レン樹脂等の有機高分子材料、紙、セルロース紙等と可
塑剤、無機フィラー、ガラス繊維、難燃化剤等との組み
合わせによるもの;第2層の結合剤として使用する無機
窯業材料と無機フィラー、ガラス繊維、難燃化剤等との
組み合わせによるもの等を挙げることができる。上記防
火壁装材料の厚さは、50μm〜2mmが好ましい。5
0μm未満であると、難燃性や電磁波吸収性に対する効
果が小さく、2mmを超えると、難燃化が難しくなる
し、取り付け作業性が低下する。
てもよい。上記防火壁装材料としては特に限定されず、
例えば、壁装材料として認定されている紙壁紙、織物壁
紙、ビニル壁紙、化学繊維壁紙、無機質壁紙、特定壁紙
等を挙げることができる。これらを形成する材料として
は特に限定されず、例えば、第2層の結合剤として使用
する塩化ビニル樹脂、シリコーン樹脂、塩素化ポリエチ
レン樹脂等の有機高分子材料、紙、セルロース紙等と可
塑剤、無機フィラー、ガラス繊維、難燃化剤等との組み
合わせによるもの;第2層の結合剤として使用する無機
窯業材料と無機フィラー、ガラス繊維、難燃化剤等との
組み合わせによるもの等を挙げることができる。上記防
火壁装材料の厚さは、50μm〜2mmが好ましい。5
0μm未満であると、難燃性や電磁波吸収性に対する効
果が小さく、2mmを超えると、難燃化が難しくなる
し、取り付け作業性が低下する。
【0034】上記防火壁装材料は、第3層にそのまま積
層して使用するだけではなく、難燃性内装材として無機
バインダー及び有機バインダーのうち少なくとも1種か
らなる防火ボード又は防火シートを使用した第4層に、
更に重ねて第5層として使用してもよい。上記防火壁装
材料を第5層として使用する場合、第4層と組み合わせ
ることで、TEモードやTMモードにおいて電磁波吸収
能を向上させることができる。特に第4層が無機バイン
ダーからなる防火ボードであると、より効果的である。
層して使用するだけではなく、難燃性内装材として無機
バインダー及び有機バインダーのうち少なくとも1種か
らなる防火ボード又は防火シートを使用した第4層に、
更に重ねて第5層として使用してもよい。上記防火壁装
材料を第5層として使用する場合、第4層と組み合わせ
ることで、TEモードやTMモードにおいて電磁波吸収
能を向上させることができる。特に第4層が無機バイン
ダーからなる防火ボードであると、より効果的である。
【0035】本発明の難燃性低反射材において、第2層
を構成する結合剤及び第3層を構成する結合剤のうち少
なくとも1つが、無機窯業材料であることが好ましい。
上記結合剤として無機窯業材料を用いると、得られる低
反射材の難燃性を高めることができる。
を構成する結合剤及び第3層を構成する結合剤のうち少
なくとも1つが、無機窯業材料であることが好ましい。
上記結合剤として無機窯業材料を用いると、得られる低
反射材の難燃性を高めることができる。
【0036】本発明の難燃性低反射材において、第2層
を構成する結合剤及び第3層を構成する結合剤のうち少
なくとも1つが、有機高分子材料であることが好まし
い。上記結合剤として有機高分子材料を用いると、得ら
れる低反射材の難燃性を高めることができる。上記有機
高分子材料として、酸素指数30以上のものを用いる
と、更に難燃性を高めることができる。
を構成する結合剤及び第3層を構成する結合剤のうち少
なくとも1つが、有機高分子材料であることが好まし
い。上記結合剤として有機高分子材料を用いると、得ら
れる低反射材の難燃性を高めることができる。上記有機
高分子材料として、酸素指数30以上のものを用いる
と、更に難燃性を高めることができる。
【0037】本発明において、難燃性低反射材層の第2
層及び第3層のうち少なくとも1つには、難燃性及び不
燃性を付与するために、更に難燃化剤を添加することが
できる。上記難燃化剤としては特に限定されず、例え
ば、(1)酸化燃焼の連鎖反応を停止させるアミン類、
フェノール類、塩素化合物、臭素化合物;(2)空気を
遮断し酸素と可燃ガスの接触を防ぐりん化合物、ほう素
化合物;(3)可燃ガスを希釈して発熱量を低下させる
水、二酸化炭素、アンモニア等の不活性ガス発生剤;
(4)可燃物の温度を低下させて分解着火を防止する水
酸化物、水和物、シリカ、アルミナ等を挙げることがで
きる。更に具体的には、上記難燃化剤としては、例え
ば、ヘキサブロモベンゼン、デカブロモベンジルフェニ
ルエーテル、デカブロモベンジルフェニルオキサイド、
テトラブロモビスフェノール、テトラブロモ無水フタル
酸、テトラブロモビスフェノールA、トリクレジルホス
フェート、トリフェニルホスフェート、トリアリルホス
フェート、トリクロロエチルホスフェート、含ハロゲン
縮合りん酸エステル、塩化パラフィン、パークロロペン
タシクロデカン、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、ほう酸亜
鉛、臭化アンモニウム、りん酸チタン等を挙げることが
できる。上記難燃化剤の配合量は、第2層中及び第3層
中、0.01〜15重量%が好ましい。0.01重量%
未満であると、得られる低反射材の難燃性が充分でな
く、15重量%を超えると、結合剤量が減ってシートの
物性が低下するし、結合剤量を補うと、磁性体が減って
電磁波吸収能が低下する。
層及び第3層のうち少なくとも1つには、難燃性及び不
燃性を付与するために、更に難燃化剤を添加することが
できる。上記難燃化剤としては特に限定されず、例え
ば、(1)酸化燃焼の連鎖反応を停止させるアミン類、
フェノール類、塩素化合物、臭素化合物;(2)空気を
遮断し酸素と可燃ガスの接触を防ぐりん化合物、ほう素
化合物;(3)可燃ガスを希釈して発熱量を低下させる
水、二酸化炭素、アンモニア等の不活性ガス発生剤;
(4)可燃物の温度を低下させて分解着火を防止する水
酸化物、水和物、シリカ、アルミナ等を挙げることがで
きる。更に具体的には、上記難燃化剤としては、例え
ば、ヘキサブロモベンゼン、デカブロモベンジルフェニ
ルエーテル、デカブロモベンジルフェニルオキサイド、
テトラブロモビスフェノール、テトラブロモ無水フタル
酸、テトラブロモビスフェノールA、トリクレジルホス
フェート、トリフェニルホスフェート、トリアリルホス
フェート、トリクロロエチルホスフェート、含ハロゲン
縮合りん酸エステル、塩化パラフィン、パークロロペン
タシクロデカン、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、ほう酸亜
鉛、臭化アンモニウム、りん酸チタン等を挙げることが
できる。上記難燃化剤の配合量は、第2層中及び第3層
中、0.01〜15重量%が好ましい。0.01重量%
未満であると、得られる低反射材の難燃性が充分でな
く、15重量%を超えると、結合剤量が減ってシートの
物性が低下するし、結合剤量を補うと、磁性体が減って
電磁波吸収能が低下する。
【0038】本発明において、難燃性低反射材の難燃化
は、上述のように(a)第4層を構成する難燃性内装材
により、(b)第2層を構成する結合剤及び第3層を構
成する結合剤のうち少なくとも1つを、酸素指数30以
上のポリマーにすることにより、(c)第2層を構成す
る金属酸化物磁性体微粉末及び第3層を構成する金属磁
性体微粉末の種類、粒子径、粒子径分布及び添加量によ
り、又は、(d)第2層及び第3層のうち少なくとも1
つに添加される難燃化剤等により行われるが、本発明の
難燃性低反射材をオフィス等の壁、天井、床等に設置す
る際、第4層が表層となるので、(a)第4層を構成す
る難燃性内装材の選択は特に重要である。
は、上述のように(a)第4層を構成する難燃性内装材
により、(b)第2層を構成する結合剤及び第3層を構
成する結合剤のうち少なくとも1つを、酸素指数30以
上のポリマーにすることにより、(c)第2層を構成す
る金属酸化物磁性体微粉末及び第3層を構成する金属磁
性体微粉末の種類、粒子径、粒子径分布及び添加量によ
り、又は、(d)第2層及び第3層のうち少なくとも1
つに添加される難燃化剤等により行われるが、本発明の
難燃性低反射材をオフィス等の壁、天井、床等に設置す
る際、第4層が表層となるので、(a)第4層を構成す
る難燃性内装材の選択は特に重要である。
【0039】本発明の難燃性低反射材は、例えば、以下
のような方法で製造することができる。金属酸化物磁性
体微粉末及び結合剤からなる混合物を混練し、熱プレス
で圧延した後、熱ロールでシート状に成形する。得られ
るシートに第1層の導電性材料からなる板等を密着させ
て第1層と第2層の積層体を得る。ついで、金属磁性体
微粉末及び結合剤からなる混合物を第2層の上にシート
化して被覆することにより第3層を形成する。更にその
上に防火ボード等を重ねることにより、本発明の難燃性
低反射材を得る。
のような方法で製造することができる。金属酸化物磁性
体微粉末及び結合剤からなる混合物を混練し、熱プレス
で圧延した後、熱ロールでシート状に成形する。得られ
るシートに第1層の導電性材料からなる板等を密着させ
て第1層と第2層の積層体を得る。ついで、金属磁性体
微粉末及び結合剤からなる混合物を第2層の上にシート
化して被覆することにより第3層を形成する。更にその
上に防火ボード等を重ねることにより、本発明の難燃性
低反射材を得る。
【0040】本発明の難燃性低反射材において、第2
層、第3層及び第4層はこの順で第1層の上に積層する
ことが必要である。この順序を変えると、電磁波吸収能
が不充分となる。
層、第3層及び第4層はこの順で第1層の上に積層する
ことが必要である。この順序を変えると、電磁波吸収能
が不充分となる。
【0041】本発明の難燃性低反射材は、電磁波吸収能
及び難燃性のほか、断熱、防音、防火、防錆、防水、意
匠性等の機能を有しているので、例えば、インテリジェ
ントオフィス用等の極めて付加価値の高い室内用建材と
して、また、外壁用建材として好適に使用することがで
きる。また、本発明の難燃性低反射材は、第2層及び第
3層の厚さを調節することにより、特定の周波数を選択
的に吸収する吸収体を製造することができ、通信インフ
ラの整備に有用である。
及び難燃性のほか、断熱、防音、防火、防錆、防水、意
匠性等の機能を有しているので、例えば、インテリジェ
ントオフィス用等の極めて付加価値の高い室内用建材と
して、また、外壁用建材として好適に使用することがで
きる。また、本発明の難燃性低反射材は、第2層及び第
3層の厚さを調節することにより、特定の周波数を選択
的に吸収する吸収体を製造することができ、通信インフ
ラの整備に有用である。
【0042】分布定数回路の考えによると、吸収体の最
表面の界インピーダンスが空間の特性インピーダンスに
近いほど吸収量が増す。吸収体の最表面の界インピーダ
ンスは、吸収体を構成する層の電磁気特性及び厚さ、更
には、電磁波の周波数によって決定される。本発明は、
準マイクロ波帯、準ミリ波帯及びミリ波帯のように非常
に遠く離れた周波数帯域に対して、界インピーダンスを
空間の特性インピーダンスに近づける技術である。
表面の界インピーダンスが空間の特性インピーダンスに
近いほど吸収量が増す。吸収体の最表面の界インピーダ
ンスは、吸収体を構成する層の電磁気特性及び厚さ、更
には、電磁波の周波数によって決定される。本発明は、
準マイクロ波帯、準ミリ波帯及びミリ波帯のように非常
に遠く離れた周波数帯域に対して、界インピーダンスを
空間の特性インピーダンスに近づける技術である。
【0043】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0044】実施例1 モル比32:14:54でMnO、ZnOとFe2 O3
とを含む平均粒径15μmのフェライト微粒子を90重
量部とエチレン−酢酸ビニル共重合体EVA(SUMI
TATE RB−11、住友化学工業社製)10重量部
とを110℃に設定したテストロールで混練し、混練体
を更に110℃の熱プレスで圧延した後、140℃の熱
ロールで2.5mmのシートに成形した。得られたシー
トをアルミホイルに密着させて第1層と第2層との積層
体を得た。ついで、平均粒径3.5μmのカルボニル鉄
(HLグレード、BASF社製)85重量部とエチレン
−酢酸ビニル共重合体EVA(SUMITATE RB
−11、住友化学工業社製)15重量部とを用いて同様
にして第2層の上に0.5mmの厚さにシート化して被
覆して第3層とした。第4層として、11mmの厚さの
石膏ボードを選び、第3層に重ねて難燃性低反射材を得
た。
とを含む平均粒径15μmのフェライト微粒子を90重
量部とエチレン−酢酸ビニル共重合体EVA(SUMI
TATE RB−11、住友化学工業社製)10重量部
とを110℃に設定したテストロールで混練し、混練体
を更に110℃の熱プレスで圧延した後、140℃の熱
ロールで2.5mmのシートに成形した。得られたシー
トをアルミホイルに密着させて第1層と第2層との積層
体を得た。ついで、平均粒径3.5μmのカルボニル鉄
(HLグレード、BASF社製)85重量部とエチレン
−酢酸ビニル共重合体EVA(SUMITATE RB
−11、住友化学工業社製)15重量部とを用いて同様
にして第2層の上に0.5mmの厚さにシート化して被
覆して第3層とした。第4層として、11mmの厚さの
石膏ボードを選び、第3層に重ねて難燃性低反射材を得
た。
【0045】垂直入射での電波吸収性試験 電磁波が低反射材に対して垂直入射した場合の吸収性を
測定するために、パネルをTEM入射測定ができるよう
に加工し、7mm空洞同軸管に入れて、ネットワークア
ナライザーによって反射減衰量を測定した。その結果を
表1に示した。斜入射での電波吸収性試験 電磁波の45°斜入射での反射減衰量を近傍電磁界アン
テナ測定装置(NFAMS、アイコム社製)を用いて周
波数を1.9GHz、2.45GHz、19GHzで、
TEモードとTMモードで測定し、その結果を表2に示
した。その結果、良好な低反射材としての機能を有して
いることを確認した。60GHzでの電波吸収性試験 発振器としてガンダイオードを用い、得られた難燃性低
反射パネルに対して、積層面に対してTEM入射するよ
うに導波管中にパネルを設置し、ミキサーを介してスペ
クトラムアナライザーによって60GHzで反射減衰量
を測定したところ、12.5dBであった。
測定するために、パネルをTEM入射測定ができるよう
に加工し、7mm空洞同軸管に入れて、ネットワークア
ナライザーによって反射減衰量を測定した。その結果を
表1に示した。斜入射での電波吸収性試験 電磁波の45°斜入射での反射減衰量を近傍電磁界アン
テナ測定装置(NFAMS、アイコム社製)を用いて周
波数を1.9GHz、2.45GHz、19GHzで、
TEモードとTMモードで測定し、その結果を表2に示
した。その結果、良好な低反射材としての機能を有して
いることを確認した。60GHzでの電波吸収性試験 発振器としてガンダイオードを用い、得られた難燃性低
反射パネルに対して、積層面に対してTEM入射するよ
うに導波管中にパネルを設置し、ミキサーを介してスペ
クトラムアナライザーによって60GHzで反射減衰量
を測定したところ、12.5dBであった。
【0046】難燃性試験 低反射材の難燃性試験を、建設省告示第3415号に定
める表面試験装置を用いて行い、低反射材表面の耐燃焼
性をみた。標準加熱曲線に従って10分加熱したが、加
熱後、低反射材表面は燃焼や溶融をしておらず、良好な
耐燃焼性を示していた。
める表面試験装置を用いて行い、低反射材表面の耐燃焼
性をみた。標準加熱曲線に従って10分加熱したが、加
熱後、低反射材表面は燃焼や溶融をしておらず、良好な
耐燃焼性を示していた。
【0047】比較例1 第4層の石膏ボードを用いなかったこと以外は、実施例
1と同様にして低反射材を作り、電磁波吸収性試験と難
燃性試験を行った。この電磁波吸収能を表1及び表2に
示した。電磁波吸収能は実施例1に比べて劣っていた。
また、難燃性試験では試験後、表面は燃焼していた。
1と同様にして低反射材を作り、電磁波吸収性試験と難
燃性試験を行った。この電磁波吸収能を表1及び表2に
示した。電磁波吸収能は実施例1に比べて劣っていた。
また、難燃性試験では試験後、表面は燃焼していた。
【0048】実施例2 モル比32:14:54でMnO、ZnOとFe2 O3
とを含む平均粒径13μmのフェライト微粒子を90重
量部と塩化ビニル樹脂(ゼオン121、日本ゼオン社
製)10重量部と可塑剤のDOP3重量部、適量の熱安
定剤とを150℃に設定したテストロールで溶融混練
し、混練体を更に110℃の熱プレスで圧延した後、1
40℃の熱ロールで2.5mmのシートに成形した。得
られたシートの酸素指数は42であった。ついで、この
シートをアルミホイルに密着させて第1層と第2層との
積層体を得た。更に、平均粒径3.5μmのカルボニル
鉄(HLグレード、BASF社製)85重量部と塩素化
ポリエチレン(エラスレン303A、昭和電工社製)1
5重量部とを用いて同様にして第2層の上に0.5mm
の厚さにシート化して被覆して第3層とした。この第3
層のシートの酸素指数は32であった。第4層として
9.5mmの厚さの石綿バーライトを選び、第3層に重
ねて難燃性低反射材を得た。この電磁波吸収能を表1及
び表2に示した。難燃性試験では良好な難燃性を有して
いた。
とを含む平均粒径13μmのフェライト微粒子を90重
量部と塩化ビニル樹脂(ゼオン121、日本ゼオン社
製)10重量部と可塑剤のDOP3重量部、適量の熱安
定剤とを150℃に設定したテストロールで溶融混練
し、混練体を更に110℃の熱プレスで圧延した後、1
40℃の熱ロールで2.5mmのシートに成形した。得
られたシートの酸素指数は42であった。ついで、この
シートをアルミホイルに密着させて第1層と第2層との
積層体を得た。更に、平均粒径3.5μmのカルボニル
鉄(HLグレード、BASF社製)85重量部と塩素化
ポリエチレン(エラスレン303A、昭和電工社製)1
5重量部とを用いて同様にして第2層の上に0.5mm
の厚さにシート化して被覆して第3層とした。この第3
層のシートの酸素指数は32であった。第4層として
9.5mmの厚さの石綿バーライトを選び、第3層に重
ねて難燃性低反射材を得た。この電磁波吸収能を表1及
び表2に示した。難燃性試験では良好な難燃性を有して
いた。
【0049】実施例3 シランカップリング剤で表面処理したモル比5:12:
14:69でMnO、MgO、ZnOとFe2 O3 とを
含む平均粒径10μmのフェライト微粒子を88重量部
と塩化ビニル樹脂(ゼオン121、日本ゼオン社製)1
0重量部と可塑剤のDOP3重量部、三酸化アンチモン
5重量部、更に、5重量部の熱安定剤とを150℃に設
定したテストロールで溶融混練し、混練体を更に110
℃の熱プレスで圧延した後、140℃の熱ロールで2.
5mmのシートに成形した。得られたシートの酸素指数
は44であった。ついでこのシートをアルミホイルに密
着させて第1層と第2層との積層体を得た。更に、平均
粒径10μmの珪素鋼粉(Fe:Si=94:6)85
重量部と塩素化ポリエチレン(エラスレン303A、昭
和電工社製)15重量部、及び、テトラブロモビスフェ
ノール5重量部とを用いて同様にして混練し、第2層の
上に0.5mmの厚さにシート化して被覆して第3層と
した。この第3層のシートの酸素指数は40であった。
第4層として9.5mmの厚さの石綿スレートを選び、
第3層に重ねて難燃性低反射材を得た。この電磁波吸収
能を表1及び表2に示した。難燃性試験では良好な難燃
性を有していた。
14:69でMnO、MgO、ZnOとFe2 O3 とを
含む平均粒径10μmのフェライト微粒子を88重量部
と塩化ビニル樹脂(ゼオン121、日本ゼオン社製)1
0重量部と可塑剤のDOP3重量部、三酸化アンチモン
5重量部、更に、5重量部の熱安定剤とを150℃に設
定したテストロールで溶融混練し、混練体を更に110
℃の熱プレスで圧延した後、140℃の熱ロールで2.
5mmのシートに成形した。得られたシートの酸素指数
は44であった。ついでこのシートをアルミホイルに密
着させて第1層と第2層との積層体を得た。更に、平均
粒径10μmの珪素鋼粉(Fe:Si=94:6)85
重量部と塩素化ポリエチレン(エラスレン303A、昭
和電工社製)15重量部、及び、テトラブロモビスフェ
ノール5重量部とを用いて同様にして混練し、第2層の
上に0.5mmの厚さにシート化して被覆して第3層と
した。この第3層のシートの酸素指数は40であった。
第4層として9.5mmの厚さの石綿スレートを選び、
第3層に重ねて難燃性低反射材を得た。この電磁波吸収
能を表1及び表2に示した。難燃性試験では良好な難燃
性を有していた。
【0050】実施例4 実施例3と同様にして第1層と第2層の積層体を得た
後、第3層の結合剤を塩素化ポリエチレンからシリコー
ン樹脂(SH9551、東レ・ダウコーニングシリコー
ン社製)に変更して、第3層混合物を混練し、常温で
0.5mmの厚さにシート化して第3層とした。本シー
トの酸素指数は38であった。第4層として9.5mm
の厚さの石綿セメントを選び、第3層に重ねて難燃性低
反射材を得た。この電磁波吸収能を表1及び表2に示し
た。難燃性試験では良好な難燃性を有していた。
後、第3層の結合剤を塩素化ポリエチレンからシリコー
ン樹脂(SH9551、東レ・ダウコーニングシリコー
ン社製)に変更して、第3層混合物を混練し、常温で
0.5mmの厚さにシート化して第3層とした。本シー
トの酸素指数は38であった。第4層として9.5mm
の厚さの石綿セメントを選び、第3層に重ねて難燃性低
反射材を得た。この電磁波吸収能を表1及び表2に示し
た。難燃性試験では良好な難燃性を有していた。
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】実施例5 実施例2において、石綿パーライトの上に、塩化ビニル
樹脂、可塑剤、熱安定剤、難燃化剤からなる壁装材料第
0003号の認定試験をクリアしたビニル壁紙を更に添
付して難燃性低反射材を得た。本材料も良好な難燃性を
有していた。
樹脂、可塑剤、熱安定剤、難燃化剤からなる壁装材料第
0003号の認定試験をクリアしたビニル壁紙を更に添
付して難燃性低反射材を得た。本材料も良好な難燃性を
有していた。
【0054】実施例6 実施例2において、第4層の石綿パーライトの代わりに
塩化ビニル樹脂、可塑剤、熱安定剤、難燃化剤からなる
壁装材料第0003号の認定試験をクリアしたビニル壁
紙を用いて難燃性低反射材を得た。本材料も良好な難燃
性を有していた。
塩化ビニル樹脂、可塑剤、熱安定剤、難燃化剤からなる
壁装材料第0003号の認定試験をクリアしたビニル壁
紙を用いて難燃性低反射材を得た。本材料も良好な難燃
性を有していた。
【0055】
【発明の効果】本発明の難燃性低反射材は上述の構成よ
りなるので、準マイクロ波帯域からミリ波帯域までの広
帯域の電磁波を一様に吸収することができ、かつ、薄型
で難燃性であり、壁等に貼りつける壁紙等の室内用建材
及び外壁用建材として好適に使用することができる。
りなるので、準マイクロ波帯域からミリ波帯域までの広
帯域の電磁波を一様に吸収することができ、かつ、薄型
で難燃性であり、壁等に貼りつける壁紙等の室内用建材
及び外壁用建材として好適に使用することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 導電性材料からなる第1層と、金属酸化
物磁性体微粉末及び結合剤からなる第2層と、金属磁性
体微粉末及び結合剤からなる第3層と、難燃性内装材で
ある第4層とを有することを特徴とする難燃性低反射
材。 - 【請求項2】 難燃性内装材が、無機バインダー及び有
機バインダーのうち少なくとも1種からなる防火ボード
又は防火シートである請求項1記載の難燃性低反射材。 - 【請求項3】 難燃性内装材が、防火壁装材料である請
求項1記載の難燃性低反射材。 - 【請求項4】 第2層を構成する結合剤及び第3層を構
成する結合剤のうち少なくとも1つが、無機窯業材料で
ある請求項1、2又は3記載の難燃性低反射材。 - 【請求項5】 第2層を構成する結合剤及び第3層を構
成する結合剤のうち少なくとも1つが、有機高分子材料
である請求項1、2又は3記載の難燃性低反射材。 - 【請求項6】 第2層及び第3層のうち少なくとも1つ
が、更に難燃化剤を含有してなるものである請求項1、
2、3、4又は5記載の難燃性低反射材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7201422A JPH0936587A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 難燃性低反射材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7201422A JPH0936587A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 難燃性低反射材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0936587A true JPH0936587A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16440823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7201422A Pending JPH0936587A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 難燃性低反射材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0936587A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09186485A (ja) * | 1996-01-08 | 1997-07-15 | Nippon Paint Co Ltd | 無線通信用の部屋 |
| JP2002324704A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Tdk Corp | 複合軟磁性材料 |
| CN115771217A (zh) * | 2021-09-08 | 2023-03-10 | 苏州安洁新材料有限公司 | 一种阻燃型耐超高温电磁波吸收材料的制备方法 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003144717A (ja) * | 2001-11-09 | 2003-05-20 | Maruhon Ind Co Ltd | 遊技機 |
| JP2004089519A (ja) * | 2002-09-02 | 2004-03-25 | Abilit Corp | 球供給部材およびこれを備えたパチンコ機 |
| JP2004129952A (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-30 | Adachi Light Co Ltd | 遊技機の遊技媒体貯留皿 |
| JP2004255026A (ja) * | 2003-02-27 | 2004-09-16 | Samii Kk | 弾球遊技機の球こぼれ防止装置 |
| JP2010246795A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Sansei R&D:Kk | 弾球遊技機 |
| JP2011045586A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-03-10 | Mrd Co Ltd | 遊技機の球受け皿 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP7201422A patent/JPH0936587A/ja active Pending
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003144717A (ja) * | 2001-11-09 | 2003-05-20 | Maruhon Ind Co Ltd | 遊技機 |
| JP2004089519A (ja) * | 2002-09-02 | 2004-03-25 | Abilit Corp | 球供給部材およびこれを備えたパチンコ機 |
| JP2004129952A (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-30 | Adachi Light Co Ltd | 遊技機の遊技媒体貯留皿 |
| JP2004255026A (ja) * | 2003-02-27 | 2004-09-16 | Samii Kk | 弾球遊技機の球こぼれ防止装置 |
| JP2010246795A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Sansei R&D:Kk | 弾球遊技機 |
| JP2011045586A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-03-10 | Mrd Co Ltd | 遊技機の球受け皿 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09186485A (ja) * | 1996-01-08 | 1997-07-15 | Nippon Paint Co Ltd | 無線通信用の部屋 |
| JP2002324704A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Tdk Corp | 複合軟磁性材料 |
| CN115771217A (zh) * | 2021-09-08 | 2023-03-10 | 苏州安洁新材料有限公司 | 一种阻燃型耐超高温电磁波吸收材料的制备方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6214454B1 (en) | Electromagnetic wave absorbing material | |
| US5770304A (en) | Wide bandwidth electromagnetic wave absorbing material | |
| CA2509901A1 (en) | Flame-resistant insulation | |
| JP6177110B2 (ja) | 電波吸収体 | |
| WO2006035912A1 (ja) | 電磁波吸収体 | |
| EP1633936A1 (en) | Multi-layer fire-barrier systems | |
| JP4108677B2 (ja) | 電磁波吸収体 | |
| JP2010157696A (ja) | 電波吸収体 | |
| JP4528334B2 (ja) | 電磁波吸収体 | |
| KR100541468B1 (ko) | 불연성 흡음 전기복사선-흡수 천장 패널 | |
| JPH10290094A (ja) | 電磁波吸収材及びその製造方法 | |
| JPH0951190A (ja) | 広帯域電磁波吸収材 | |
| JP3597930B2 (ja) | 無線通信用の部屋 | |
| JPH0923087A (ja) | オフィス用低反射シート及びその製造方法 | |
| JPH0883994A (ja) | 広帯域電磁波吸収材料 | |
| JPH0936587A (ja) | 難燃性低反射材 | |
| JP2000269680A (ja) | 電磁波吸収ボード | |
| JPH0951191A (ja) | オフィス用低反射パネル | |
| JPH11274788A (ja) | 電磁波吸収材及び電磁波吸収方法 | |
| JP2000059066A (ja) | 電波吸収体 | |
| JPH08288684A (ja) | 電磁波吸収体 | |
| JP2005012031A (ja) | 電波吸収体 | |
| JPH1065384A (ja) | オフィス用低反射シート及びその製造方法 | |
| JPH09186483A (ja) | オフィス用低反射家具 | |
| JP4576801B2 (ja) | 電波吸収性天井板、その製造方法及びそれを用いた室内無線通信障害の防止方法 |