JPH09300199A - ワイヤーソー装置 - Google Patents
ワイヤーソー装置Info
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- JPH09300199A JPH09300199A JP12007896A JP12007896A JPH09300199A JP H09300199 A JPH09300199 A JP H09300199A JP 12007896 A JP12007896 A JP 12007896A JP 12007896 A JP12007896 A JP 12007896A JP H09300199 A JPH09300199 A JP H09300199A
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 極細ワイヤーを用いる切削加工において、ワ
イヤー張力の変動を小さくすることによりワイヤーの断
線を防止できるワイヤーソー装置を提供する。 【解決手段】 加工部ロールの外周におけるワイヤーの
線速度に対する、ワイヤーの線速度検出手段から得られ
る供給リール、および収納リールでのそれぞれのワイヤ
ーの線速度の過不足に応じて、前記供給リールおよび収
納リールのそれぞれに回転結合されたサーボモータの回
転に所定の回転速度の増減を行うとともに、前記複数の
プーリのうちの少なくとも1個を動プーリとし、前記動
プーリが前記加工部ロールに回転結合されたサーボモー
タに回転結合され、かつ前記動プーリでのワイヤーの線
速度が前記加工部ロールの外周におけるワイヤーの線速
度と等しくなるように強制駆動されることを特徴とす
る。
イヤー張力の変動を小さくすることによりワイヤーの断
線を防止できるワイヤーソー装置を提供する。 【解決手段】 加工部ロールの外周におけるワイヤーの
線速度に対する、ワイヤーの線速度検出手段から得られ
る供給リール、および収納リールでのそれぞれのワイヤ
ーの線速度の過不足に応じて、前記供給リールおよび収
納リールのそれぞれに回転結合されたサーボモータの回
転に所定の回転速度の増減を行うとともに、前記複数の
プーリのうちの少なくとも1個を動プーリとし、前記動
プーリが前記加工部ロールに回転結合されたサーボモー
タに回転結合され、かつ前記動プーリでのワイヤーの線
速度が前記加工部ロールの外周におけるワイヤーの線速
度と等しくなるように強制駆動されることを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、極細ワイヤーを用
い、高速で往復走行して加工を行うワイヤーソー装置に
関し、特にワイヤーの断線が少なく耐久性に優れるワイ
ヤーソー装置に関する。
い、高速で往復走行して加工を行うワイヤーソー装置に
関し、特にワイヤーの断線が少なく耐久性に優れるワイ
ヤーソー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワイヤーソー装置は、特開平1−
177958号報に開示されている。図5は従来技術に
おけるワイヤーソー装置の模式概略図である。図6は、
従来技術におけるモータ制御回路の結線図である。以下
図5と図6を用いて従来技術のワイヤーソー装置につい
て説明する。
177958号報に開示されている。図5は従来技術に
おけるワイヤーソー装置の模式概略図である。図6は、
従来技術におけるモータ制御回路の結線図である。以下
図5と図6を用いて従来技術のワイヤーソー装置につい
て説明する。
【0003】図5に示すように従来技術におけるワイヤ
ーソー装置40は、供給リール54から供給する1本の
切削用ワイヤー2を加工部ロール53,53a,53b
に設ける等間隔の溝に巻き付け、加工部ロール53,5
3a,53bの間にワイヤー列を形成し、次いで収納リ
ール55に巻き取るようにしたもので、前記加工部ロー
ラ53に往復回転運動を与えて前記ワイヤー列に往復直
進運動をさせ、ワイヤー列に被加工部材13を押しあて
砥粒を含む加工液を供給しながら被加工部材13を切削
する。
ーソー装置40は、供給リール54から供給する1本の
切削用ワイヤー2を加工部ロール53,53a,53b
に設ける等間隔の溝に巻き付け、加工部ロール53,5
3a,53bの間にワイヤー列を形成し、次いで収納リ
ール55に巻き取るようにしたもので、前記加工部ロー
ラ53に往復回転運動を与えて前記ワイヤー列に往復直
進運動をさせ、ワイヤー列に被加工部材13を押しあて
砥粒を含む加工液を供給しながら被加工部材13を切削
する。
【0004】この時、ワイヤーの往復の移動量に差を与
えることにより、ワイヤー2を供給リール54から収納
リール55の方向に移動させる。また、前記加工部ロー
ラ53の往復回転運動をメインモーター43によって与
え、供給リール54、及び収納リール55をそれぞれの
供給リール用モーター41,収納リール用モータ42に
よって独立に駆動するようになっている。
えることにより、ワイヤー2を供給リール54から収納
リール55の方向に移動させる。また、前記加工部ロー
ラ53の往復回転運動をメインモーター43によって与
え、供給リール54、及び収納リール55をそれぞれの
供給リール用モーター41,収納リール用モータ42に
よって独立に駆動するようになっている。
【0005】更に、切削加工精度を確保するために前記
ワイヤー2に一定の張力を与える必要があり、このため
供給リール54からプーリ56に至る間、及びプーリ5
7から収納ロール55に至る間に張力付与手段48,4
9を有するダンサローラ46,47を変位自在に設けて
ある。又、従来技術のワイヤーソー装置40において
は、切削加工時に加工部ロール53の外周におけるワイ
ヤーの線速度に対して、供給リール54および収納リー
ル55におけるワイヤーの線速度に過不足が生じ、ワイ
ヤーの張力が変動する。このワイヤー張力の変動を吸収
するために、それぞれのダンサローラ46,47の位置
が上下に変位するようになっている。
ワイヤー2に一定の張力を与える必要があり、このため
供給リール54からプーリ56に至る間、及びプーリ5
7から収納ロール55に至る間に張力付与手段48,4
9を有するダンサローラ46,47を変位自在に設けて
ある。又、従来技術のワイヤーソー装置40において
は、切削加工時に加工部ロール53の外周におけるワイ
ヤーの線速度に対して、供給リール54および収納リー
ル55におけるワイヤーの線速度に過不足が生じ、ワイ
ヤーの張力が変動する。このワイヤー張力の変動を吸収
するために、それぞれのダンサローラ46,47の位置
が上下に変位するようになっている。
【0006】さらに、前記ダンサローラ46,47の位
置を変位センサー44,45で検出し、この変位量をモ
ータ制御回路50,51にフィードバック量として与
え、変位センサー44,45の変位量に応じて供給リー
ル用のモータ41および収納リール用モーター42の回
転速度を加減するようになっている。
置を変位センサー44,45で検出し、この変位量をモ
ータ制御回路50,51にフィードバック量として与
え、変位センサー44,45の変位量に応じて供給リー
ル用のモータ41および収納リール用モーター42の回
転速度を加減するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例におい
ては、ワイヤー2が高速で往復運動する時、ワイヤー2
を案内するプーリ56,57とワイヤー2との間に回転
摩擦力が生じる。このために、ワイヤー張力が変動し、
ワイヤーの断線の原因となる。
ては、ワイヤー2が高速で往復運動する時、ワイヤー2
を案内するプーリ56,57とワイヤー2との間に回転
摩擦力が生じる。このために、ワイヤー張力が変動し、
ワイヤーの断線の原因となる。
【0008】また、加工部ロール53の外周におけるワ
イヤーの線速度に対して、供給リール54および収納リ
ール55におけるワイヤーの線速度の過不足をすべてダ
ンサローラの位置を変位させることにより吸収し、さら
に、ダンサローラ46,47の位置の変位量に応じて供
給リール用のモータ41および収納リール用モーター4
2の回転速度を加減する従来のワイヤーソー装置では、
切削加工中にワイヤー2が高速で往復走行する時、ダン
サローラの上下運動に伴い発生するダンサローラ自体の
慣性力が大きく作用し、ワイヤー張力が大きく変動する
ことになる。
イヤーの線速度に対して、供給リール54および収納リ
ール55におけるワイヤーの線速度の過不足をすべてダ
ンサローラの位置を変位させることにより吸収し、さら
に、ダンサローラ46,47の位置の変位量に応じて供
給リール用のモータ41および収納リール用モーター4
2の回転速度を加減する従来のワイヤーソー装置では、
切削加工中にワイヤー2が高速で往復走行する時、ダン
サローラの上下運動に伴い発生するダンサローラ自体の
慣性力が大きく作用し、ワイヤー張力が大きく変動する
ことになる。
【0009】また、ダンサローラ46,47の位置の変
位量に応じて供給リール用のモータ41および収納リー
ル用モーター42の回転速度を加減する従来例において
は、ダンサローラ46,47の位置の変位量が大きい
と、ダンサローラ46,47の位置を正常な位置に回復
するために、供給リール用のモータ41および収納リー
ル用モーター42に加減される回転速度も大きくなり、
発生する加速度変動も大きくなる。したがつて、ワイヤ
ー張力が大きく変動することになる。
位量に応じて供給リール用のモータ41および収納リー
ル用モーター42の回転速度を加減する従来例において
は、ダンサローラ46,47の位置の変位量が大きい
と、ダンサローラ46,47の位置を正常な位置に回復
するために、供給リール用のモータ41および収納リー
ル用モーター42に加減される回転速度も大きくなり、
発生する加速度変動も大きくなる。したがつて、ワイヤ
ー張力が大きく変動することになる。
【0010】以上のように従来のワイヤーソー装置にお
いては、ワイヤー張力が大きく変動するため、ワイヤー
が断線し易くなる。特にワイヤーの線径が0.1mm以
下の極細ワイヤーを用いて高速加工する場合は対応が困
難である。
いては、ワイヤー張力が大きく変動するため、ワイヤー
が断線し易くなる。特にワイヤーの線径が0.1mm以
下の極細ワイヤーを用いて高速加工する場合は対応が困
難である。
【0011】本発明の目的は、上記課題を解決して、極
細ワイヤーを用いる切削加工において、ワイヤー張力の
変動を小さくすることによりワイヤーの断線を防止でき
るワイヤーソー装置を提供することにある。
細ワイヤーを用いる切削加工において、ワイヤー張力の
変動を小さくすることによりワイヤーの断線を防止でき
るワイヤーソー装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1記載の発明におけるワイヤーソ
ー装置は、1本の切削用ワイヤーと、前記ワイヤーを供
給する供給リールと、前記ワイヤーを案内する複数のプ
ーリと、前記ワイヤーを巻き取る収納リールと、前記ワ
イヤーを巻き付けるための複数の加工部ロールとを備
え、前記加工部ロールに前記ワイヤーを巻き付けて、切
削加工用のワイヤー列を形成し、所定の張力を付与した
前記ワイヤー列を被加工部材に押しあて、前記ワイヤー
を往復走行させながら供給リールから収納リールの方向
に移動させ、砥粒を含む加工液を供給しながら被加工部
材を切削するワイヤーソー装置において、前記供給リー
ル、前記収納リールおよび前記加工部ロールのそれぞれ
に回転結合されたサーボモータと、前記それぞれのサー
ボモータの回転を制御するモータ制御回路と、前記供給
リールおよび前記収納リールでのそれぞれのワイヤーの
線速度を検出するワイヤーの線速度検出手段とを備え、
前記加工部ロールの外周におけるワイヤーの線速度をワ
イヤーの基準線速度とし、前記ワイヤーの基準線速度に
対する前記ワイヤーの線速度検出手段から得られる前記
供給リールおよび前記収納リールでのそれぞれのワイヤ
ーの線速度の過不足に応じて、所定の加速信号或いは減
速信号を前記モータ制御回路に入力することによって、
前記モータ制御回路により前記供給リールおよび収納リ
ールのそれぞれに回転結合されたサーボモータの回転
に、所定の回転速度の増減を行うとともに、前記複数の
プーリのうちの少なくとも1個を動プーリとし、前記動
プーリが前記加工部ロールに回転結合されたサーボモー
タに回転結合され、かつ、前記動プーリでのワイヤーの
線速度と前記ワイヤーの基準線速度とが等しくなるよう
に、前記加工部ロールに回転結合されたサーボモータに
よって強制駆動されていることを特徴とする。
に本発明のうち請求項1記載の発明におけるワイヤーソ
ー装置は、1本の切削用ワイヤーと、前記ワイヤーを供
給する供給リールと、前記ワイヤーを案内する複数のプ
ーリと、前記ワイヤーを巻き取る収納リールと、前記ワ
イヤーを巻き付けるための複数の加工部ロールとを備
え、前記加工部ロールに前記ワイヤーを巻き付けて、切
削加工用のワイヤー列を形成し、所定の張力を付与した
前記ワイヤー列を被加工部材に押しあて、前記ワイヤー
を往復走行させながら供給リールから収納リールの方向
に移動させ、砥粒を含む加工液を供給しながら被加工部
材を切削するワイヤーソー装置において、前記供給リー
ル、前記収納リールおよび前記加工部ロールのそれぞれ
に回転結合されたサーボモータと、前記それぞれのサー
ボモータの回転を制御するモータ制御回路と、前記供給
リールおよび前記収納リールでのそれぞれのワイヤーの
線速度を検出するワイヤーの線速度検出手段とを備え、
前記加工部ロールの外周におけるワイヤーの線速度をワ
イヤーの基準線速度とし、前記ワイヤーの基準線速度に
対する前記ワイヤーの線速度検出手段から得られる前記
供給リールおよび前記収納リールでのそれぞれのワイヤ
ーの線速度の過不足に応じて、所定の加速信号或いは減
速信号を前記モータ制御回路に入力することによって、
前記モータ制御回路により前記供給リールおよび収納リ
ールのそれぞれに回転結合されたサーボモータの回転
に、所定の回転速度の増減を行うとともに、前記複数の
プーリのうちの少なくとも1個を動プーリとし、前記動
プーリが前記加工部ロールに回転結合されたサーボモー
タに回転結合され、かつ、前記動プーリでのワイヤーの
線速度と前記ワイヤーの基準線速度とが等しくなるよう
に、前記加工部ロールに回転結合されたサーボモータに
よって強制駆動されていることを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明におけるワイヤーソー
装置は、1本の切削用ワイヤーと、前記ワイヤーを供給
する供給リールと、前記ワイヤーを案内する複数のプー
リと、前記ワイヤーを巻き取る収納リールと、前記ワイ
ヤーを巻き付けるための複数の加工部ロールと、前記供
給リールから前記加工部ロールに至る間及び前記加工部
ロールから収納リールに至る間にそれぞれ設ける上下に
移動し前記ワイヤーの張力変動を吸収するためのダンサ
ローラと、前記ダンサローラに設ける張力付与手段とを
備え、前記加工部ロールに前記ワイヤーを巻き付けて、
切削加工用のワイヤー列を形成し、所定の張力を付与し
た前記ワイヤー列を被加工部材に押しあて、前記ワイヤ
ーを往復走行させながら供給リールから収納リールの方
向に移動させ、砥粒を含む加工液を供給しながら被加工
部材を切削するワイヤーソー装置において、前記供給リ
ール、前記収納リールおよび前記加工部ロールのそれぞ
れに回転結合されたそれぞれのサーボモータと、前記サ
ーボモータの回転を制御するモータ制御回路と、前記そ
れぞれのダンサローラの基準位置を挟んで所定の範囲に
上下一対の検出部を有する位置検出器とを備え、前記ダ
ンサローラの基準位置が前記位置検出器における一方の
検出部を超えて他方の検出部を超えるまでの間、所定の
加速信号或いは減速信号を前記モータ制御回路に入力す
ることによって、前記モータ制御回路により前記供給リ
ールおよび収納リールのそれぞれに回転結合されたサー
ボモータの回転に、所定の回転速度の増減を行うととも
に、前記複数のプーリのうちの少なくとも1個を動プー
リとし、前記動プーリが前記加工部ロールに回転結合さ
れたサーボモータに回転結合され、かつ、前記動プーリ
でのワイヤーの線速度と前記加工部ロールの外周部での
ワイヤーの線速度とが等しくなるように、前記加工部ロ
ールに回転結合されたサーボモータによって強制駆動さ
れていることを特徴とする。
装置は、1本の切削用ワイヤーと、前記ワイヤーを供給
する供給リールと、前記ワイヤーを案内する複数のプー
リと、前記ワイヤーを巻き取る収納リールと、前記ワイ
ヤーを巻き付けるための複数の加工部ロールと、前記供
給リールから前記加工部ロールに至る間及び前記加工部
ロールから収納リールに至る間にそれぞれ設ける上下に
移動し前記ワイヤーの張力変動を吸収するためのダンサ
ローラと、前記ダンサローラに設ける張力付与手段とを
備え、前記加工部ロールに前記ワイヤーを巻き付けて、
切削加工用のワイヤー列を形成し、所定の張力を付与し
た前記ワイヤー列を被加工部材に押しあて、前記ワイヤ
ーを往復走行させながら供給リールから収納リールの方
向に移動させ、砥粒を含む加工液を供給しながら被加工
部材を切削するワイヤーソー装置において、前記供給リ
ール、前記収納リールおよび前記加工部ロールのそれぞ
れに回転結合されたそれぞれのサーボモータと、前記サ
ーボモータの回転を制御するモータ制御回路と、前記そ
れぞれのダンサローラの基準位置を挟んで所定の範囲に
上下一対の検出部を有する位置検出器とを備え、前記ダ
ンサローラの基準位置が前記位置検出器における一方の
検出部を超えて他方の検出部を超えるまでの間、所定の
加速信号或いは減速信号を前記モータ制御回路に入力す
ることによって、前記モータ制御回路により前記供給リ
ールおよび収納リールのそれぞれに回転結合されたサー
ボモータの回転に、所定の回転速度の増減を行うととも
に、前記複数のプーリのうちの少なくとも1個を動プー
リとし、前記動プーリが前記加工部ロールに回転結合さ
れたサーボモータに回転結合され、かつ、前記動プーリ
でのワイヤーの線速度と前記加工部ロールの外周部での
ワイヤーの線速度とが等しくなるように、前記加工部ロ
ールに回転結合されたサーボモータによって強制駆動さ
れていることを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明におけるワイヤーソー
装置は、1本の切削用ワイヤーと、前記ワイヤーを供給
する供給リールと、前記ワイヤーを案内する複数のプー
リと、前記ワイヤーを巻き取る収納リールと、前記ワイ
ヤーを巻き付けるための複数の加工部ロールと、前記供
給リールから前記加工部ロールに至る間及び前記加工部
ロールから収納リールに至る間にそれぞれ設ける上下に
移動し前記ワイヤーの張力変動を吸収するためのダンサ
ローラと、前記ダンサローラに設ける張力付与手段とを
備え、前記加工部ロールに前記ワイヤーを巻き付けて、
切削加工用のワイヤー列を形成し、所定の張力を付与し
た前記ワイヤー列を被加工部材に押しあて、前記ワイヤ
ーを往復走行させながら供給リールから収納リールの方
向に移動させ、砥粒を含む加工液を供給しながら被加工
部材を切削するワイヤーソー装置において、前記供給リ
ール、前記収納リールおよび前記加工部ロールのそれぞ
れに回転結合されたサーボモータと、前記それぞれのサ
ーボモータの回転を制御するモータ制御回路と、前記供
給リールおよび前記収納リールでのそれぞれのワイヤー
の線速度を検出するワイヤーの線速度検出手段と、前記
それぞれのダンサローラの基準位置を挟んで所定の範囲
に上下一対の検出部を有する位置検出器とを備え、前記
加工部ロールの外周におけるワイヤーの線速度をワイヤ
ーの基準線速度とし、前記ワイヤーの基準線速度に対す
る前記ワイヤーの線速度検出手段から得られる前記供給
リールおよび前記収納リールでのそれぞれのワイヤーの
線速度の過不足に応じて、所定の加速信号或いは減速信
号を前記モータ制御回路に入力することによって、前記
モータ制御回路により前記供給リールおよび収納リール
のそれぞれに回転結合されたサーボモータの回転に、所
定の回転速度の増減を行うとともに、前記ダンサローラ
の基準位置が前記位置検出器における一方の検出部を超
えて他方の検出部を超えるまでの間、所定の加速信号或
いは減速信号を前記モータ制御回路に入力することによ
って、前記モータ制御回路により前記供給リールおよび
収納リールのそれそれに回転結合されたサーボモータに
所定の回転速度の増減を行い、前記複数のプーリのうち
の少なくとも1個を動プーリとし、前記動プーリが前記
加工部ロールに回転結合されたサーボモータに回転結合
され、あわせて前記動プーリでのワイヤーの線速度と前
記ワイヤーの基準線速度とが等しくなるように、前記加
工部ロールに回転結合されたサーボモータによって強制
駆動されているいることを特徴とする。
装置は、1本の切削用ワイヤーと、前記ワイヤーを供給
する供給リールと、前記ワイヤーを案内する複数のプー
リと、前記ワイヤーを巻き取る収納リールと、前記ワイ
ヤーを巻き付けるための複数の加工部ロールと、前記供
給リールから前記加工部ロールに至る間及び前記加工部
ロールから収納リールに至る間にそれぞれ設ける上下に
移動し前記ワイヤーの張力変動を吸収するためのダンサ
ローラと、前記ダンサローラに設ける張力付与手段とを
備え、前記加工部ロールに前記ワイヤーを巻き付けて、
切削加工用のワイヤー列を形成し、所定の張力を付与し
た前記ワイヤー列を被加工部材に押しあて、前記ワイヤ
ーを往復走行させながら供給リールから収納リールの方
向に移動させ、砥粒を含む加工液を供給しながら被加工
部材を切削するワイヤーソー装置において、前記供給リ
ール、前記収納リールおよび前記加工部ロールのそれぞ
れに回転結合されたサーボモータと、前記それぞれのサ
ーボモータの回転を制御するモータ制御回路と、前記供
給リールおよび前記収納リールでのそれぞれのワイヤー
の線速度を検出するワイヤーの線速度検出手段と、前記
それぞれのダンサローラの基準位置を挟んで所定の範囲
に上下一対の検出部を有する位置検出器とを備え、前記
加工部ロールの外周におけるワイヤーの線速度をワイヤ
ーの基準線速度とし、前記ワイヤーの基準線速度に対す
る前記ワイヤーの線速度検出手段から得られる前記供給
リールおよび前記収納リールでのそれぞれのワイヤーの
線速度の過不足に応じて、所定の加速信号或いは減速信
号を前記モータ制御回路に入力することによって、前記
モータ制御回路により前記供給リールおよび収納リール
のそれぞれに回転結合されたサーボモータの回転に、所
定の回転速度の増減を行うとともに、前記ダンサローラ
の基準位置が前記位置検出器における一方の検出部を超
えて他方の検出部を超えるまでの間、所定の加速信号或
いは減速信号を前記モータ制御回路に入力することによ
って、前記モータ制御回路により前記供給リールおよび
収納リールのそれそれに回転結合されたサーボモータに
所定の回転速度の増減を行い、前記複数のプーリのうち
の少なくとも1個を動プーリとし、前記動プーリが前記
加工部ロールに回転結合されたサーボモータに回転結合
され、あわせて前記動プーリでのワイヤーの線速度と前
記ワイヤーの基準線速度とが等しくなるように、前記加
工部ロールに回転結合されたサーボモータによって強制
駆動されているいることを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明におけるワイヤー装置
は、請求項1、または請求項3記載の構成のうち、前記
供給リールおよび前記収納リールでのそれぞれのワイヤ
ーの線速度を検出するワイヤーの線速度検出手段とし
て、前記供給リールおよび前記収納リールでのそれぞれ
のワイヤーに押し当てられ、かつワイヤーの線速度に追
従して回転するワイヤーの線速度検出用ローラと、前記
ワイヤーの線速度検出用ローラに回転結合されているエ
ンコーダとを設けることを特徴とする。
は、請求項1、または請求項3記載の構成のうち、前記
供給リールおよび前記収納リールでのそれぞれのワイヤ
ーの線速度を検出するワイヤーの線速度検出手段とし
て、前記供給リールおよび前記収納リールでのそれぞれ
のワイヤーに押し当てられ、かつワイヤーの線速度に追
従して回転するワイヤーの線速度検出用ローラと、前記
ワイヤーの線速度検出用ローラに回転結合されているエ
ンコーダとを設けることを特徴とする。
【0016】
【作用】次に本発明の作用について説明する。図4に示
すように本発明のワイヤーソー装置1は、装置全体を制
御する主制御装置28を備えており前記主制御装置28
から、それぞれのモーター制御回路19,20,21に
指令を与え、供給リール14、加工部ロール11,1
2、および収納リール15のそれぞれに回転結合された
サーボモータ16,17,18に回転速度および回転方
向を指示する。
すように本発明のワイヤーソー装置1は、装置全体を制
御する主制御装置28を備えており前記主制御装置28
から、それぞれのモーター制御回路19,20,21に
指令を与え、供給リール14、加工部ロール11,1
2、および収納リール15のそれぞれに回転結合された
サーボモータ16,17,18に回転速度および回転方
向を指示する。
【0017】この時の加工部ロール11,12の外周部
におけるワイヤーの線速度をワイヤーの基準線速度とす
る。また、供給リール14、収納リール15でのそれぞ
れのワイヤーの線速度がワイヤーの基準線速度と等しく
なるように供給リール14、収納リール15でのワイヤ
ーの巻き径に応じて回転速度を設定する。
におけるワイヤーの線速度をワイヤーの基準線速度とす
る。また、供給リール14、収納リール15でのそれぞ
れのワイヤーの線速度がワイヤーの基準線速度と等しく
なるように供給リール14、収納リール15でのワイヤ
ーの巻き径に応じて回転速度を設定する。
【0018】さらに図2に示すようにワイヤー2を案内
するためのプーリの一部を動プーリ3,4,5,6と
し、サーボモーター17と回転結合する。また前記動プ
ーリ3,4,5,6でのワイヤーの線速度を、ワイヤー
の基準線速度と等しくなるようにして、サーボモータ1
7によって強制駆動する。これによって、前記加工部ロ
ーラ11,12と前記動プーリ3,4,5,6とは同一
駆動源であるサーボモータ17によって同期状態で回転
駆動される。
するためのプーリの一部を動プーリ3,4,5,6と
し、サーボモーター17と回転結合する。また前記動プ
ーリ3,4,5,6でのワイヤーの線速度を、ワイヤー
の基準線速度と等しくなるようにして、サーボモータ1
7によって強制駆動する。これによって、前記加工部ロ
ーラ11,12と前記動プーリ3,4,5,6とは同一
駆動源であるサーボモータ17によって同期状態で回転
駆動される。
【0019】したがって、本発明のワイヤー装置1にお
ける運転初期の各部ワイヤーの線速度は等しく保たれ
る。さらに前述したように前記動プーリ3,4,5,6
を前記加工部ロール11,12と同期状態で強制駆動す
ることでワイヤー2が往復運動するときに発生するワイ
ヤー2とプーリの回転摩擦による張力変動を回避し、ワ
イヤーの断線を防止する事ができる。
ける運転初期の各部ワイヤーの線速度は等しく保たれ
る。さらに前述したように前記動プーリ3,4,5,6
を前記加工部ロール11,12と同期状態で強制駆動す
ることでワイヤー2が往復運動するときに発生するワイ
ヤー2とプーリの回転摩擦による張力変動を回避し、ワ
イヤーの断線を防止する事ができる。
【0020】また、切削加工中、ワイヤーの線速度検出
手段37,38は、前記供給リール14および前記収納
リール15でのそれぞれのワイヤーの線速度を検出し、
前記ワイヤーの基準線速度と比較する。そして、両者の
ワイヤーの線速度に過不足があれば、ワイヤーの線速度
検出手段37,38は、モーター制御回路19,21に
対して、所定の加速信号あるいは減速信号をフィードバ
ックし、前記供給リール14、および収納リール15の
それぞれに回転結合されたサーボモータ16,18の回
転に、所定の回転速度の増減を行う。
手段37,38は、前記供給リール14および前記収納
リール15でのそれぞれのワイヤーの線速度を検出し、
前記ワイヤーの基準線速度と比較する。そして、両者の
ワイヤーの線速度に過不足があれば、ワイヤーの線速度
検出手段37,38は、モーター制御回路19,21に
対して、所定の加速信号あるいは減速信号をフィードバ
ックし、前記供給リール14、および収納リール15の
それぞれに回転結合されたサーボモータ16,18の回
転に、所定の回転速度の増減を行う。
【0021】この結果、前記ワイヤーの基準線速度に対
する、前記供給リール14および前記収納リール15で
のそれぞれのワイヤーの線速度の過不足が調整される。
この時、ワイヤーの線速度の過不足の大きさに関係せず
に、サーボモータ16,18の回転に対して、所定の回
転速度が増減されるため、ワイヤー2に発生する張力の
変動は所定の範囲に押さえられ、ワイヤーの断線を防止
する事ができる。
する、前記供給リール14および前記収納リール15で
のそれぞれのワイヤーの線速度の過不足が調整される。
この時、ワイヤーの線速度の過不足の大きさに関係せず
に、サーボモータ16,18の回転に対して、所定の回
転速度が増減されるため、ワイヤー2に発生する張力の
変動は所定の範囲に押さえられ、ワイヤーの断線を防止
する事ができる。
【0022】一方、ワイヤーの基準線速度と、前記供給
リール14でのワイヤーの線速度とに過不足が生じる
と、その過不足量に対応して前記ダンサローラ24が上
下に移動する。この時、図4に示すように前記ダンサロ
ーラ24の基準位置24aが、位置検出器26における
一方の検出部26aを超えると、所定の加速信号、或い
は減速信号を前記モータ制御回路19に入力することに
よって、前記供給リール14に回転結合されたサーボモ
ータ16の回転に、所定の回転速度の増減を行う。これ
によってダンサローラ24は他方の検出部26bの方向
に移動する。
リール14でのワイヤーの線速度とに過不足が生じる
と、その過不足量に対応して前記ダンサローラ24が上
下に移動する。この時、図4に示すように前記ダンサロ
ーラ24の基準位置24aが、位置検出器26における
一方の検出部26aを超えると、所定の加速信号、或い
は減速信号を前記モータ制御回路19に入力することに
よって、前記供給リール14に回転結合されたサーボモ
ータ16の回転に、所定の回転速度の増減を行う。これ
によってダンサローラ24は他方の検出部26bの方向
に移動する。
【0023】更に前記ダンサローラ24の基準位置24
aが、位置検出器26における他方の検出部26bを超
えると、所定の加速信号或いは減速信号を前記モータ制
御回路19に入力することによって、前記供給リール1
4に回転結合されたサーボモータ16の回転に、所定の
回転速度の増減を行う。この結果ダンサローラ24は再
び一方の検出部26aの方向に移動する。
aが、位置検出器26における他方の検出部26bを超
えると、所定の加速信号或いは減速信号を前記モータ制
御回路19に入力することによって、前記供給リール1
4に回転結合されたサーボモータ16の回転に、所定の
回転速度の増減を行う。この結果ダンサローラ24は再
び一方の検出部26aの方向に移動する。
【0024】同様に、ワイヤーの基準線速度と、前記収
納リール15でのワイヤーの線速度とに過不足が生じる
と、その過不足量に対応して前記ダンサローラ25が上
下に移動する。この時、前記ダンサローラ25の基準位
置25aが、位置検出器27における一方の検出部27
aを超えると所定の加速信号或いは減速信号を前記モー
タ制御回路21に入力することによって、前記収納リー
ル15に回転結合されたサーボモータ18の回転に、所
定の回転速度の増減を行う。この結果ダンサローラ25
は他方の検出部27bの方向に移動する。
納リール15でのワイヤーの線速度とに過不足が生じる
と、その過不足量に対応して前記ダンサローラ25が上
下に移動する。この時、前記ダンサローラ25の基準位
置25aが、位置検出器27における一方の検出部27
aを超えると所定の加速信号或いは減速信号を前記モー
タ制御回路21に入力することによって、前記収納リー
ル15に回転結合されたサーボモータ18の回転に、所
定の回転速度の増減を行う。この結果ダンサローラ25
は他方の検出部27bの方向に移動する。
【0025】更に前記ダンサローラ25の基準位置25
aが、位置検出器27における他方の検出部27bを超
えると、所定の加速信号或いは減速信号を前記モータ制
御回路21に入力することによって、前記収納リール1
5に回転結合されたサーボモータ18の回転に、所定の
回転速度の増減を行う。この結果ダンサローラ25は再
び一方の検出部27aの方向に移動する。
aが、位置検出器27における他方の検出部27bを超
えると、所定の加速信号或いは減速信号を前記モータ制
御回路21に入力することによって、前記収納リール1
5に回転結合されたサーボモータ18の回転に、所定の
回転速度の増減を行う。この結果ダンサローラ25は再
び一方の検出部27aの方向に移動する。
【0026】このように、ダンサローラ24,25は所
定の範囲で上下運動を繰り返すことにより、ワイヤーの
基準線速度に対する前記供給リール14、あるいは収納
リール15でのワイヤーの線速度の過不足を一時的に吸
収する。さらに、位置検出器26,27からの信号によ
って、サーボモータ16,18の回転に対して増減され
る回転速度が所定の値であるため、ワイヤー2に発生す
る張力の変動は、所定の範囲に押さえられ、ワイヤーの
断線を防止する事ができる。
定の範囲で上下運動を繰り返すことにより、ワイヤーの
基準線速度に対する前記供給リール14、あるいは収納
リール15でのワイヤーの線速度の過不足を一時的に吸
収する。さらに、位置検出器26,27からの信号によ
って、サーボモータ16,18の回転に対して増減され
る回転速度が所定の値であるため、ワイヤー2に発生す
る張力の変動は、所定の範囲に押さえられ、ワイヤーの
断線を防止する事ができる。
【0027】更にダンサローラ24,25に設けるワイ
ヤーの張力付与手段29,30として慣性の小さいトル
クモータを採用することにより、ダンサローラ24,2
5が移動する間、ワイヤー張力を一定に保つことができ
る。又、ダンサローラ24,25が移動方向を変えると
きに発生するワイヤー張力の変動を小さくすることがで
きる。以上によりワイヤーの断線を防止することができ
る。
ヤーの張力付与手段29,30として慣性の小さいトル
クモータを採用することにより、ダンサローラ24,2
5が移動する間、ワイヤー張力を一定に保つことができ
る。又、ダンサローラ24,25が移動方向を変えると
きに発生するワイヤー張力の変動を小さくすることがで
きる。以上によりワイヤーの断線を防止することができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に本発明を実施するための最
良な形態におけるワイヤーソー装置を図面を用いて説明
する。図1は本発明の実施形態におけるワイヤーソー装
置を説明するための模式斜視図である。図2は、本発明
の実施形態におけるワイヤーソー装置の一部を示す模式
斜視図である。図3は本発明の実施形態におけるワイヤ
ーの往復送り運動を説明するための模式図である。図4
は本発明の実施形態におけるワイヤーソー装置を説明す
るための模式図である。
良な形態におけるワイヤーソー装置を図面を用いて説明
する。図1は本発明の実施形態におけるワイヤーソー装
置を説明するための模式斜視図である。図2は、本発明
の実施形態におけるワイヤーソー装置の一部を示す模式
斜視図である。図3は本発明の実施形態におけるワイヤ
ーの往復送り運動を説明するための模式図である。図4
は本発明の実施形態におけるワイヤーソー装置を説明す
るための模式図である。
【0029】図1に示すように、本発明におけるワイヤ
ーソー装置1は、供給リール14から供給する1本の切
削用ワイヤー2を加工部ロール11,12に設ける複数
の溝に巻き付け、加工部ロール11,12の間にワイヤ
ー列を形成し、次いで収納リール15に巻き取るように
したもので、前記加工部ローラ11,12に往復回転運
動を与えて前記ワイヤー列に往復直進運動をさせ、ワイ
ヤー列に被加工部材13を押しあて砥粒を含む加工液を
供給しながら被加工部材13を切削する。
ーソー装置1は、供給リール14から供給する1本の切
削用ワイヤー2を加工部ロール11,12に設ける複数
の溝に巻き付け、加工部ロール11,12の間にワイヤ
ー列を形成し、次いで収納リール15に巻き取るように
したもので、前記加工部ローラ11,12に往復回転運
動を与えて前記ワイヤー列に往復直進運動をさせ、ワイ
ヤー列に被加工部材13を押しあて砥粒を含む加工液を
供給しながら被加工部材13を切削する。
【0030】図2に示すように、前記加工部ロール1
1、12は、それぞれ歯車7、9に回転結合し、歯車8
を介してサーボモータ17と回転結合する。前記加工部
ロール11,12の外周部におけるワイヤーの線速度を
ワイヤーの基準線速度とする。
1、12は、それぞれ歯車7、9に回転結合し、歯車8
を介してサーボモータ17と回転結合する。前記加工部
ロール11,12の外周部におけるワイヤーの線速度を
ワイヤーの基準線速度とする。
【0031】さらに、ワイヤー2を案内するためのプー
リの一部を動プーリ3,4,5,6とし、前記動プーリ
3,4,5,6を、前記歯車8とサーボモーター17の
間で回転結合されているプーリと、前記動プーリ3,
4,5,6に回転結合されているプーリとを介してタイ
ミングベルト10によりサーボモータ17に回転結合さ
れている。また動プーリ3,4,5,6の外径および前
記プーリの外径は、前記動プーリ3,4,5,6でのワ
イヤーの線速度と、ワイヤーの基準線速度とが等しくな
るように設定されている。
リの一部を動プーリ3,4,5,6とし、前記動プーリ
3,4,5,6を、前記歯車8とサーボモーター17の
間で回転結合されているプーリと、前記動プーリ3,
4,5,6に回転結合されているプーリとを介してタイ
ミングベルト10によりサーボモータ17に回転結合さ
れている。また動プーリ3,4,5,6の外径および前
記プーリの外径は、前記動プーリ3,4,5,6でのワ
イヤーの線速度と、ワイヤーの基準線速度とが等しくな
るように設定されている。
【0032】また、図1に示すように、供給リール1
4、収納リール15は、それぞれのサーボモータ16,
18に回転結合されていて、それぞれのワイヤーの線速
度もワイヤーの基準線速度と等しくなるように供給リー
ル14、収納リール15でのワイヤーの巻き径に応じて
回転速度を設定し、それぞれのサーボモータ16,18
によって回転駆動される。
4、収納リール15は、それぞれのサーボモータ16,
18に回転結合されていて、それぞれのワイヤーの線速
度もワイヤーの基準線速度と等しくなるように供給リー
ル14、収納リール15でのワイヤーの巻き径に応じて
回転速度を設定し、それぞれのサーボモータ16,18
によって回転駆動される。
【0033】さらに、供給リール14、収納リール15
には、それぞれワイヤーの線速度検出手段37,38が
設けられている。前記ワイヤーの線速度検出手段37
は、ワイヤーの線速度検出用ローラ33とバネ35を有
し、同じように,前記ワイヤーの線速度検出手段38
は、ワイヤーの線速度検出用ローラ34とバネ36を有
する。前記ワイヤーの線速度検出用ローラ33は、前記
供給リール14におけるワイヤーの巻き径部に前記バネ
35により押しつけられ、接触することによって、前記
供給リール14と同期回転する。さらにワイヤーの線速
度検出用ローラ33に回転結合されているエンコーダ2
2によって、回転速度を検出し、これをワイヤーの線速
度に換算し、前記供給リール14でのワイヤーの線速度
を検出する。
には、それぞれワイヤーの線速度検出手段37,38が
設けられている。前記ワイヤーの線速度検出手段37
は、ワイヤーの線速度検出用ローラ33とバネ35を有
し、同じように,前記ワイヤーの線速度検出手段38
は、ワイヤーの線速度検出用ローラ34とバネ36を有
する。前記ワイヤーの線速度検出用ローラ33は、前記
供給リール14におけるワイヤーの巻き径部に前記バネ
35により押しつけられ、接触することによって、前記
供給リール14と同期回転する。さらにワイヤーの線速
度検出用ローラ33に回転結合されているエンコーダ2
2によって、回転速度を検出し、これをワイヤーの線速
度に換算し、前記供給リール14でのワイヤーの線速度
を検出する。
【0034】同様に、前記ワイヤーの線速度検出用ロー
ラ34は、前記収納リール15におけるワイヤーの巻き
径部に前記バネ36により押しつけられ、接触すること
によって、前記収納リール15と同期回転する。さらに
ワイヤーの線速度検出用ローラ34に回転結合されてい
るエンコーダ23によって、回転速度を検出し、これを
ワイヤーの線速度に換算し、前記収納リール15でのワ
イヤーの線速度を検出する。
ラ34は、前記収納リール15におけるワイヤーの巻き
径部に前記バネ36により押しつけられ、接触すること
によって、前記収納リール15と同期回転する。さらに
ワイヤーの線速度検出用ローラ34に回転結合されてい
るエンコーダ23によって、回転速度を検出し、これを
ワイヤーの線速度に換算し、前記収納リール15でのワ
イヤーの線速度を検出する。
【0035】また、ワイヤー2は、プーリ31と動プー
リ6との間、およびプーリ32と動プーリ4との間で、
ダンサローラ24,25を上下方向に変位自在に支持し
ている。前記ダンサローラ24,25は、張力付与手段
29,30に連結されている。前記張力付与手段29,
30としては、重り、定加重のバネ、トルクモーター等
が使用されるが、トルクモータが最も好ましく本実施形
態においては、慣性の小さいトルクモータを採用するこ
とによって、ワイヤー2に常に一定の張力を与えてい
る。
リ6との間、およびプーリ32と動プーリ4との間で、
ダンサローラ24,25を上下方向に変位自在に支持し
ている。前記ダンサローラ24,25は、張力付与手段
29,30に連結されている。前記張力付与手段29,
30としては、重り、定加重のバネ、トルクモーター等
が使用されるが、トルクモータが最も好ましく本実施形
態においては、慣性の小さいトルクモータを採用するこ
とによって、ワイヤー2に常に一定の張力を与えてい
る。
【0036】さらに、前記ダンサローラ24,25の近
傍に、前記ダンサローラ24,25のそれぞれの位置を
検出するための位置検出器26,27を設ける。また図
4に示すように前記位置検出器26は上下一対の検出部
26a、26bを有し、前記位置検出器27は上下一対
の検出部27a、27bを有する。
傍に、前記ダンサローラ24,25のそれぞれの位置を
検出するための位置検出器26,27を設ける。また図
4に示すように前記位置検出器26は上下一対の検出部
26a、26bを有し、前記位置検出器27は上下一対
の検出部27a、27bを有する。
【0037】本実施形態においては、位置検出器26,
27は、非接触方式とし、前記位置検出部26a、26
b、27a、27bにホトセンサーを設け、前記ダンサ
ローラ24,25の位置を検出している。前記位置検出
器26,27は、接触方式と非接触方式があり、いずれ
も使用できるが、ワイヤー張力に変動を与えないように
するためには、非接触方式が好ましい。
27は、非接触方式とし、前記位置検出部26a、26
b、27a、27bにホトセンサーを設け、前記ダンサ
ローラ24,25の位置を検出している。前記位置検出
器26,27は、接触方式と非接触方式があり、いずれ
も使用できるが、ワイヤー張力に変動を与えないように
するためには、非接触方式が好ましい。
【0038】なお、前記検出部26aから前記検出部2
6bまでの距離、および前記検出部27aから前記検出
部27bまでの距離は、特に制限されるものではない
が、本実施形態においては、それぞれ60mmとした。
6bまでの距離、および前記検出部27aから前記検出
部27bまでの距離は、特に制限されるものではない
が、本実施形態においては、それぞれ60mmとした。
【0039】また、図4に示すように、本発明のワイヤ
ーソー装置1は、装置全体を制御する主制御装置28を
備えており、モーター制御回路19,20,21は、前
記それぞれのサーボモーター16,17,18にそれぞ
れ接続されており、かつ前記主制御装置28の制御下に
置かれている。また前記モーター制御回路19は、フィ
ードバック制御のために、前記位置検出器26およびワ
イヤーの線速度検出手段を構成するエンコーダ22と接
続されている。同じく前記モーター制御回路21は、フ
ィードバック制御のために、前記位置検出器27および
ワイヤーの線速度検出手段を構成するエンコーダ23と
接続されている。
ーソー装置1は、装置全体を制御する主制御装置28を
備えており、モーター制御回路19,20,21は、前
記それぞれのサーボモーター16,17,18にそれぞ
れ接続されており、かつ前記主制御装置28の制御下に
置かれている。また前記モーター制御回路19は、フィ
ードバック制御のために、前記位置検出器26およびワ
イヤーの線速度検出手段を構成するエンコーダ22と接
続されている。同じく前記モーター制御回路21は、フ
ィードバック制御のために、前記位置検出器27および
ワイヤーの線速度検出手段を構成するエンコーダ23と
接続されている。
【0040】次に本実施形態におけるワイヤーソー装置
1を運転する場合について説明する。まず主制御装置2
8からそれぞれのモーター制御回路19,20,21に
指令を与え、供給リール14、加工部ロール11,1
2、および収納リール15のそれぞれに回転結合された
前記サーボモータ16,17,18に回転速度および回
転方向を指示する。この時、一定の周期でかつ同期状態
のもとでの回転方向指令にもとずき、サーボモータ1
6,17,18の回転方向を反転させていくことによっ
て、ワイヤー2に往復送り運動を与える。
1を運転する場合について説明する。まず主制御装置2
8からそれぞれのモーター制御回路19,20,21に
指令を与え、供給リール14、加工部ロール11,1
2、および収納リール15のそれぞれに回転結合された
前記サーボモータ16,17,18に回転速度および回
転方向を指示する。この時、一定の周期でかつ同期状態
のもとでの回転方向指令にもとずき、サーボモータ1
6,17,18の回転方向を反転させていくことによっ
て、ワイヤー2に往復送り運動を与える。
【0041】すなわち前記サーボモータ16,17,1
8の回転方向は、図3に示すように、一定の時間の間、
正転方向に回転し、それに続く短い一定の時間で反転
し、逆転方向に回転することによって1サイクルを完了
し、これを繰り返していく。この結果ワイヤー2は往復
送り運動を繰り返しながら供給リール14から収納リー
ル15の方向に移動していく。そして、前記加工部ロー
ラ11,12の間で前記ワイヤー列に往復直進運動をさ
せ、ワイヤー列に被加工部材13を押しあて砥粒を含む
加工液を供給しながら被加工部材13を切削する。
8の回転方向は、図3に示すように、一定の時間の間、
正転方向に回転し、それに続く短い一定の時間で反転
し、逆転方向に回転することによって1サイクルを完了
し、これを繰り返していく。この結果ワイヤー2は往復
送り運動を繰り返しながら供給リール14から収納リー
ル15の方向に移動していく。そして、前記加工部ロー
ラ11,12の間で前記ワイヤー列に往復直進運動をさ
せ、ワイヤー列に被加工部材13を押しあて砥粒を含む
加工液を供給しながら被加工部材13を切削する。
【0042】これによって本発明のワイヤー装置1にお
ける運転初期の各部ワイヤーの線速度はワイヤーの基準
線速度に維持されている。しかし切削加工が進むにした
がって、供給リール14でのワイヤーの巻き径が減少
し、ワイヤーの基準線速度に対して供給リール14での
ワイヤー線速度が小さくなる。この時、ワイヤーの線速
度検出用ローラ33とエンコーダ22からなるワイヤー
の線速度検出手段37が、前記供給リール14でのワイ
ヤーの線速度を検出し、前記ワイヤーの基準線速度と比
較する。
ける運転初期の各部ワイヤーの線速度はワイヤーの基準
線速度に維持されている。しかし切削加工が進むにした
がって、供給リール14でのワイヤーの巻き径が減少
し、ワイヤーの基準線速度に対して供給リール14での
ワイヤー線速度が小さくなる。この時、ワイヤーの線速
度検出用ローラ33とエンコーダ22からなるワイヤー
の線速度検出手段37が、前記供給リール14でのワイ
ヤーの線速度を検出し、前記ワイヤーの基準線速度と比
較する。
【0043】前記供給リール14でのワイヤーの線速度
は、前記ワイヤーの基準線速度より小さいから、ワイヤ
ーの線速度検出手段37から所定の加速信号を前記モー
タ制御回路19に入力する。前記モータ制御回路19
は、前記供給リール14に回転結合されたサーボモータ
16の回転に対して、前記サーボモータ16の、その時
の回転速度の3%を増加をした回転速度を指令する。
は、前記ワイヤーの基準線速度より小さいから、ワイヤ
ーの線速度検出手段37から所定の加速信号を前記モー
タ制御回路19に入力する。前記モータ制御回路19
は、前記供給リール14に回転結合されたサーボモータ
16の回転に対して、前記サーボモータ16の、その時
の回転速度の3%を増加をした回転速度を指令する。
【0044】同じように収納リール15でのワイヤーの
巻き径が増大し、ワイヤーの基準線速度に対して収納リ
ール15でのワイヤー線速度が大きくなる。この時、ワ
イヤーの線速度検出用ローラ34とエンコーダ23から
なるワイヤーの線速度検出手段38が、前記収納リール
15でのワイヤーの線速度を検出し、前記ワイヤーの基
準線速度と比較する。
巻き径が増大し、ワイヤーの基準線速度に対して収納リ
ール15でのワイヤー線速度が大きくなる。この時、ワ
イヤーの線速度検出用ローラ34とエンコーダ23から
なるワイヤーの線速度検出手段38が、前記収納リール
15でのワイヤーの線速度を検出し、前記ワイヤーの基
準線速度と比較する。
【0045】前記収納リール15でのワイヤーの線速度
は、前記ワイヤーの基準線速度より大きいから、ワイヤ
ーの線速度検出手段38から所定の減速信号を前記モー
タ制御回路21に入力する。前記モータ制御回路21
は、前記収納リール15に回転結合されたサーボモータ
18の回転に対して、前記サーボモータ18の、その時
の回転速度の3%を減少した回転速度を指令する。
は、前記ワイヤーの基準線速度より大きいから、ワイヤ
ーの線速度検出手段38から所定の減速信号を前記モー
タ制御回路21に入力する。前記モータ制御回路21
は、前記収納リール15に回転結合されたサーボモータ
18の回転に対して、前記サーボモータ18の、その時
の回転速度の3%を減少した回転速度を指令する。
【0046】一方、ワイヤーの基準線速度と、前記供給
リール14でのワイヤーの線速度とに過不足が生じる
と、その過不足量に対応して前記ダンサローラ24の位
置が上下に移動する。この時、図4に示すように前記ダ
ンサローラ24の基準位置24aが、位置検出器26に
おける一方の検出部26aを超えると、所定の加速信号
或いは減速信号を前記モータ制御回路19に入力するこ
とによって、前記供給リール14に回転結合されたサー
ボモータ16の回転にに対して、前記サーボモータ16
の、その時の回転速度の3%を増減した回転速度を指令
する。この結果ダンサローラ24は他方の検出部26b
の方向に移動する。
リール14でのワイヤーの線速度とに過不足が生じる
と、その過不足量に対応して前記ダンサローラ24の位
置が上下に移動する。この時、図4に示すように前記ダ
ンサローラ24の基準位置24aが、位置検出器26に
おける一方の検出部26aを超えると、所定の加速信号
或いは減速信号を前記モータ制御回路19に入力するこ
とによって、前記供給リール14に回転結合されたサー
ボモータ16の回転にに対して、前記サーボモータ16
の、その時の回転速度の3%を増減した回転速度を指令
する。この結果ダンサローラ24は他方の検出部26b
の方向に移動する。
【0047】更に前記ダンサローラ24の基準位置24
aが、位置検出器26における他方の検出部26bを超
えると、所定の加速信号或いは減速信号を前記モータ制
御回路19に入力することによって、前記供給リール1
4に回転結合されたサーボモータ16の回転に対して、
前記サーボモータ16の、その時の回転速度の3%を増
減した回転速度を指令する。この結果ダンサローラ24
は再び一方の検出部26aの方向に移動する。
aが、位置検出器26における他方の検出部26bを超
えると、所定の加速信号或いは減速信号を前記モータ制
御回路19に入力することによって、前記供給リール1
4に回転結合されたサーボモータ16の回転に対して、
前記サーボモータ16の、その時の回転速度の3%を増
減した回転速度を指令する。この結果ダンサローラ24
は再び一方の検出部26aの方向に移動する。
【0048】同様に、ワイヤーの基準線速度と、前記収
納リール15でのワイヤーの線速度とに過不足が生じる
と、その過不足量に対応して前記ダンサローラ25の位
置が上下に移動する。この時図4に示すように前記ダン
サローラ25の基準位置25aが、位置検出器27にお
ける一方の検出部27aを超えると所定の加速信号或い
は減速信号を前記モータ制御回路21に入力することに
よって、前記収納リール15に回転結合されたサーボモ
ータ18の回転に対して前記サーボモータ18の、その
時の回転速度の3%を増減した回転速度を指令する。こ
の結果ダンサローラ25は他方の検出部27bの方向に
移動する。
納リール15でのワイヤーの線速度とに過不足が生じる
と、その過不足量に対応して前記ダンサローラ25の位
置が上下に移動する。この時図4に示すように前記ダン
サローラ25の基準位置25aが、位置検出器27にお
ける一方の検出部27aを超えると所定の加速信号或い
は減速信号を前記モータ制御回路21に入力することに
よって、前記収納リール15に回転結合されたサーボモ
ータ18の回転に対して前記サーボモータ18の、その
時の回転速度の3%を増減した回転速度を指令する。こ
の結果ダンサローラ25は他方の検出部27bの方向に
移動する。
【0049】更に前記ダンサローラ25の基準位置25
aが、前記位置検出器27における他方の検出部27b
を超えると、所定の加速信号或いは減速信号を前記モー
タ制御回路21に入力することによって前記収納リール
15に回転結合されたサーボモータ18の回転に対し
て、前記サーボモータ18の、その時の回転速度の3%
を増減した回転速度を指令する。この結果ダンサローラ
25は再び一方の検出部27aの方向に移動する。
aが、前記位置検出器27における他方の検出部27b
を超えると、所定の加速信号或いは減速信号を前記モー
タ制御回路21に入力することによって前記収納リール
15に回転結合されたサーボモータ18の回転に対し
て、前記サーボモータ18の、その時の回転速度の3%
を増減した回転速度を指令する。この結果ダンサローラ
25は再び一方の検出部27aの方向に移動する。
【0050】この結果、ダンサローラ24,25が所定
の範囲で上下運動を繰り返すことになる。一方、ワイヤ
ー2の張力は、ダンサローラ24,25にそれぞれ設け
る張力付与手段29,30としてのトルクモータによっ
て与えられている。したがって、ワイヤー2の張力は、
前記ダンサローラ24,25が上下運動を繰り返して
も、前記ダンサローラ24,25には、常に一定の力が
与えることになる。この結果ワイヤー2の張力を安定し
て維持することができる。
の範囲で上下運動を繰り返すことになる。一方、ワイヤ
ー2の張力は、ダンサローラ24,25にそれぞれ設け
る張力付与手段29,30としてのトルクモータによっ
て与えられている。したがって、ワイヤー2の張力は、
前記ダンサローラ24,25が上下運動を繰り返して
も、前記ダンサローラ24,25には、常に一定の力が
与えることになる。この結果ワイヤー2の張力を安定し
て維持することができる。
【0051】さらに前記供給リール14、前記収納リー
ル15にそれぞれの回転結合されたサーボモータ16,
18の回転に対しては所定の回転速度が増減されるため
発生するダンサローラ24,25自体の慣性の大きさは
所定の範囲に保たれる。これによってダンサローラ2
4,25の上下運動は極めて滑らかに繰り返される。
ル15にそれぞれの回転結合されたサーボモータ16,
18の回転に対しては所定の回転速度が増減されるため
発生するダンサローラ24,25自体の慣性の大きさは
所定の範囲に保たれる。これによってダンサローラ2
4,25の上下運動は極めて滑らかに繰り返される。
【0052】更にダンサローラ24,25に設けるワイ
ヤーの張力付与手段29,30として慣性の小さいトル
クモータを採用することにより、ダンサローラ24,2
5が上下運動によって方向を反転する時に生じるワイヤ
ー張力の変動を小さくすることができ、ワイヤーの断線
を防止することができる。
ヤーの張力付与手段29,30として慣性の小さいトル
クモータを採用することにより、ダンサローラ24,2
5が上下運動によって方向を反転する時に生じるワイヤ
ー張力の変動を小さくすることができ、ワイヤーの断線
を防止することができる。
【0053】なお、本実施形態においては、ワイヤー2
の線径が、0.05mmのものを使用した例で説明した
が、ワイヤー2の線径が、0.03mmでも断線するこ
となく使用できることを確認している。
の線径が、0.05mmのものを使用した例で説明した
が、ワイヤー2の線径が、0.03mmでも断線するこ
となく使用できることを確認している。
【0054】また、本実施形態において、ワイヤーの基
準線速度に対する、供給リール14および収納リール1
5でのワイヤーの線速度の過不足を調整するために、サ
ーボモータ16,18の回転に対して、増減する回転速
度をサーボモータ16,18のその時のそれぞれの回転
速度の3%とする例で説明したが、この増減する回転速
度の割合は、0.5%から10%の範囲で同様の効果が
得られることを実験によって確認している。
準線速度に対する、供給リール14および収納リール1
5でのワイヤーの線速度の過不足を調整するために、サ
ーボモータ16,18の回転に対して、増減する回転速
度をサーボモータ16,18のその時のそれぞれの回転
速度の3%とする例で説明したが、この増減する回転速
度の割合は、0.5%から10%の範囲で同様の効果が
得られることを実験によって確認している。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のワイヤーソー装置によればワイヤー張力の変動が小さ
くなり、極細ワイヤーで高速切削を行ってもワイヤーの
断線がほとんど発生しない。また、安定したワイヤー張
力の付加が可能となり切削加工精度が向上する。更にワ
イヤーの送りを早くすることも可能となり、加工効率も
向上する。
のワイヤーソー装置によればワイヤー張力の変動が小さ
くなり、極細ワイヤーで高速切削を行ってもワイヤーの
断線がほとんど発生しない。また、安定したワイヤー張
力の付加が可能となり切削加工精度が向上する。更にワ
イヤーの送りを早くすることも可能となり、加工効率も
向上する。
【図1】本発明の実施形態におけるワイヤーソー装置を
示す模式斜視図である。
示す模式斜視図である。
【図2】本発明の実施形態におけるワイヤーソー装置の
一部を示す模式斜視図である。
一部を示す模式斜視図である。
【図3】本発明の実施形態におけるワイヤーの往復送り
運動を説明するための模式図である。
運動を説明するための模式図である。
【図4】本発明の実施形態におけるワイヤーソー装置を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図5】従来技術におけるワイヤーソー装置を示す模式
図である。
図である。
【図6】従来技術におけるワイヤーソー装置を示す模式
図である。
図である。
1 ワイヤーソー装置 2 ワイヤー 3、4、5、6 動プーリ 7、8、9 歯車 10 タイミングベルト 11、12 加工部ロール 13 被加工部材 14 供給リール 15 収納リール 16、17、18 サーボモータ 19、20、21 モーター制御回路 22、23 エンコーダ 24、25 ダンサローラ 24a、25a 基準位置 26 位置検出器 26a、26b 検出部 27 位置検出器 27a、27b 検出部 28 主制御装置 29、30 張力付与手段 31、32 案内プーリ 33、34 ワイヤーの線速度検出用ローラ 35、36 バネ 37、38 ワイヤーの線速度検出手段
Claims (4)
- 【請求項1】 1本の切削用ワイヤーと、前記ワイヤー
を供給する供給リールと、前記ワイヤーを案内する複数
のプーリと、前記ワイヤーを巻き取る収納リールと、前
記ワイヤーを巻き付けるための複数の加工部ロールとを
備え、前記加工部ロールに前記ワイヤーを巻き付けて、
切削加工用のワイヤー列を形成し、所定の張力を付与し
た前記ワイヤー列を被加工部材に押しあて、前記ワイヤ
ーを往復走行させながら供給リールから収納リールの方
向に移動させ、砥粒を含む加工液を供給しながら被加工
部材を切削するワイヤーソー装置において、 前記供給リール、前記収納リールおよび前記加工部ロー
ルのそれぞれに回転結合されたサーボモータと、前記そ
れぞれのサーボモータの回転を制御するモータ制御回路
と、前記供給リールおよび前記収納リールでのそれぞれ
のワイヤーの線速度を検出するワイヤーの線速度検出手
段とを備え、前記加工部ロールの外周におけるワイヤー
の線速度をワイヤーの基準線速度とし、前記ワイヤーの
基準線速度に対する前記ワイヤーの線速度検出手段から
得られる前記供給リールおよび前記収納リールでのそれ
ぞれのワイヤーの線速度の過不足に応じて、所定の加速
信号或いは減速信号を前記モータ制御回路に入力するこ
とによって、前記モータ制御回路により前記供給リール
および収納リールのそれぞれに回転結合されたサーボモ
ータの回転に、所定の回転速度の増減を行うとともに、
前記複数のプーリのうちの少なくとも1個を動プーリと
し、前記動プーリが前記加工部ロールに回転結合された
サーボモータに回転結合され、かつ、前記動プーリでの
ワイヤーの線速度と前記ワイヤーの基準線速度とが等し
くなるように、前記加工部ロールに回転結合されたサー
ボモータによって強制駆動されていることを特徴とする
ワイヤーソー装置。 - 【請求項2】 1本の切削用ワイヤーと、前記ワイヤー
を供給する供給リールと、前記ワイヤーを案内する複数
のプーリと、前記ワイヤーを巻き取る収納リールと、前
記ワイヤーを巻き付けるための複数の加工部ロールと、
前記供給リールから前記加工部ロールに至る間及び前記
加工部ロールから収納リールに至る間にそれぞれ設ける
上下に移動し前記ワイヤーの張力変動を吸収するための
ダンサローラと、前記ダンサローラに設ける張力付与手
段とを備え、前記加工部ロールに前記ワイヤーを巻き付
けて、切削加工用のワイヤー列を形成し、所定の張力を
付与した前記ワイヤー列を被加工部材に押しあて、前記
ワイヤーを往復走行させながら供給リールから収納リー
ルの方向に移動させ、砥粒を含む加工液を供給しながら
被加工部材を切削するワイヤーソー装置において、 前記供給リール、前記収納リールおよび前記加工部ロー
ルのそれぞれに回転結合されたそれぞれのサーボモータ
と、前記サーボモータの回転を制御するモータ制御回路
と、前記それぞれのダンサローラの基準位置を挟んで所
定の範囲に上下一対の検出部を有する位置検出器とを備
え、前記ダンサローラの基準位置が前記位置検出器にお
ける一方の検出部を超えて他方の検出部を超えるまでの
間、所定の加速信号或いは減速信号を前記モータ制御回
路に入力することによって、前記モータ制御回路により
前記供給リールおよび収納リールのそれぞれに回転結合
されたサーボモータの回転に、所定の回転速度の増減を
行うとともに、前記複数のプーリのうちの少なくとも1
個を動プーリとし、前記動プーリが前記加工部ロールに
回転結合されたサーボモータに回転結合され、かつ、前
記動プーリでのワイヤーの線速度と前記加工部ロールの
外周部でのワイヤーの線速度とが等しくなるように、前
記加工部ロールに回転結合されたサーボモータによって
強制駆動されていることを特徴とするワイヤーソー装
置。 - 【請求項3】 1本の切削用ワイヤーと、前記ワイヤー
を供給する供給リールと、前記ワイヤーを案内する複数
のプーリと、前記ワイヤーを巻き取る収納リールと、前
記ワイヤーを巻き付けるための複数の加工部ロールと、
前記供給リールから前記加工部ロールに至る間及び前記
加工部ロールから収納リールに至る間にそれぞれ設ける
上下に移動し前記ワイヤーの張力変動を吸収するための
ダンサローラと、前記ダンサローラに設ける張力付与手
段とを備え、前記加工部ロールに前記ワイヤーを巻き付
けて、切削加工用のワイヤー列を形成し、所定の張力を
付与した前記ワイヤー列を被加工部材に押しあて、前記
ワイヤーを往復走行させながら供給リールから収納リー
ルの方向に移動させ、砥粒を含む加工液を供給しながら
被加工部材を切削するワイヤーソー装置において、 前記供給リール、前記収納リールおよび前記加工部ロー
ルのそれぞれに回転結合されたサーボモータと、前記そ
れぞれのサーボモータの回転を制御するモータ制御回路
と、前記供給リールおよび前記収納リールでのそれぞれ
のワイヤーの線速度を検出するワイヤーの線速度検出手
段と、前記それぞれのダンサローラの基準位置を挟んで
所定の範囲に上下一対の検出部を有する位置検出器とを
備え、前記加工部ロールの外周におけるワイヤーの線速
度をワイヤーの基準線速度とし、前記ワイヤーの基準線
速度に対する前記ワイヤーの線速度検出手段から得られ
る前記供給リールおよび前記収納リールでのそれぞれの
ワイヤーの線速度の過不足に応じて、所定の加速信号或
いは減速信号を前記モータ制御回路に入力することによ
って、前記モータ制御回路により前記供給リールおよび
収納リールのそれぞれに回転結合されたサーボモータの
回転に、所定の回転速度の増減を行うとともに、前記ダ
ンサローラの基準位置が前記位置検出器における一方の
検出部を超えて他方の検出部を超えるまでの間、所定の
加速信号或いは減速信号を前記モータ制御回路に入力す
ることによって、前記モータ制御回路により前記供給リ
ールおよび収納リールのそれそれに回転結合されたサー
ボモータに所定の回転速度の増減を行い、前記複数のプ
ーリのうちの少なくとも1個を動プーリとし、前記動プ
ーリが前記加工部ロールに回転結合されたサーボモータ
に回転結合され、あわせて前記動プーリでのワイヤーの
線速度と前記ワイヤーの基準線速度とが等しくなるよう
に、前記加工部ロールに回転結合されたサーボモータに
よって強制駆動されているいることを特徴とするワイヤ
ーソー装置。 - 【請求項4】 前記供給リールおよび前記収納リールで
のそれぞれのワイヤーの線速度を検出するワイヤーの線
速度検出手段として、前記供給リールおよび前記収納リ
ールでのそれぞれのワイヤーに押し当てられ、かつワイ
ヤーの線速度に追従して回転するワイヤーの線速度検出
用ローラと、前記ワイヤーの線速度検出用ローラに回転
結合されているエンコーダとを設けることを特徴とする
請求項1、または請求項3記載のワイヤーソー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12007896A JPH09300199A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | ワイヤーソー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12007896A JPH09300199A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | ワイヤーソー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09300199A true JPH09300199A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14777365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12007896A Pending JPH09300199A (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | ワイヤーソー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09300199A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109664416A (zh) * | 2017-10-13 | 2019-04-23 | 友达晶材股份有限公司 | 多轮组系统的主轮直径检知方法 |
| JP2022115233A (ja) * | 2021-01-28 | 2022-08-09 | 株式会社アマダ | 線材送り装置 |
-
1996
- 1996-05-15 JP JP12007896A patent/JPH09300199A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109664416A (zh) * | 2017-10-13 | 2019-04-23 | 友达晶材股份有限公司 | 多轮组系统的主轮直径检知方法 |
| JP2022115233A (ja) * | 2021-01-28 | 2022-08-09 | 株式会社アマダ | 線材送り装置 |
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