JPH092953A - バルフロキサシン製剤 - Google Patents
バルフロキサシン製剤Info
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- JPH092953A JPH092953A JP18458395A JP18458395A JPH092953A JP H092953 A JPH092953 A JP H092953A JP 18458395 A JP18458395 A JP 18458395A JP 18458395 A JP18458395 A JP 18458395A JP H092953 A JPH092953 A JP H092953A
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- Japan
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- valfloxacin
- hpc
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- low
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 低置換度ヒドロキシプロピルセルロース及
び/又はクロスポビドンを含有することを特徴とするバ
ルフロキサシン製剤。 【効果】 本発明のバルフロキサシン製剤は、酸性か
ら中性領域で比較的速やかな溶出性を示し、pHにより
崩壊・溶出性に影響を受けにくい有用な製剤である。
び/又はクロスポビドンを含有することを特徴とするバ
ルフロキサシン製剤。 【効果】 本発明のバルフロキサシン製剤は、酸性か
ら中性領域で比較的速やかな溶出性を示し、pHにより
崩壊・溶出性に影響を受けにくい有用な製剤である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバルフロキサシン製剤に
関する。さらに詳しくは、pHに影響されることなく、
速やかな溶出性を示す、低置換度ヒドロキシプロピルセ
ルロース及び/又はクロスポビドンを含有することを特
徴とするバルフロキサシン製剤に関する。
関する。さらに詳しくは、pHに影響されることなく、
速やかな溶出性を示す、低置換度ヒドロキシプロピルセ
ルロース及び/又はクロスポビドンを含有することを特
徴とするバルフロキサシン製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】バルフロキサシンは、例えば、特開平3
−95177号公報等に記載されている1−シクロプロ
ピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ
−7−(3−メチルアミノピペリジン−1−イル)−4
−オキソキノリン−3−カルボン酸で表されるニューキ
ノロン系合成抗菌剤である。
−95177号公報等に記載されている1−シクロプロ
ピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ
−7−(3−メチルアミノピペリジン−1−イル)−4
−オキソキノリン−3−カルボン酸で表されるニューキ
ノロン系合成抗菌剤である。
【0003】上記公報にはバルフロキサシンの合成法は
開示されているものの、具体的な製剤処方については何
等記載されていない。
開示されているものの、具体的な製剤処方については何
等記載されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ニューキノロン系合成
抗菌剤は良好な吸収性、幅広い抗菌スペクトラム、強力
な抗菌活性を有する経口抗菌薬として普及しているが、
1回投与量が100〜200mgと比較的多いことか
ら、服用性の点で錠剤が選定されることが多い。しかし
錠剤として製剤化する場合には加圧圧縮に伴う崩壊性・
溶出性の変化に留意して設計する必要があり、特に主薬
含有率の高い製剤では主薬の影響を受け易い。
抗菌剤は良好な吸収性、幅広い抗菌スペクトラム、強力
な抗菌活性を有する経口抗菌薬として普及しているが、
1回投与量が100〜200mgと比較的多いことか
ら、服用性の点で錠剤が選定されることが多い。しかし
錠剤として製剤化する場合には加圧圧縮に伴う崩壊性・
溶出性の変化に留意して設計する必要があり、特に主薬
含有率の高い製剤では主薬の影響を受け易い。
【0005】バルフロキサシンは構造上両性化合物であ
り、低pHでの溶解度は比較的高いが、高pH(pH5
以上)での溶解度は低く、例えばpH6.8の溶解度は
pH1.2の溶解度の1/173と低い。そのため主薬
含有率の高い錠剤とした場合、消化管内pHによって崩
壊・溶出性さらには吸収性が変動し、安定したバイオア
ベイラビリティの保証が困難であった。
り、低pHでの溶解度は比較的高いが、高pH(pH5
以上)での溶解度は低く、例えばpH6.8の溶解度は
pH1.2の溶解度の1/173と低い。そのため主薬
含有率の高い錠剤とした場合、消化管内pHによって崩
壊・溶出性さらには吸収性が変動し、安定したバイオア
ベイラビリティの保証が困難であった。
【0006】本発明者はこれらの課題を解消すべく、鋭
意研究を重ねた結果、酸性から中性領域で比較的速やか
な溶出性を示すバルフロキサシン製剤を見いだし、本発
明を完成した。
意研究を重ねた結果、酸性から中性領域で比較的速やか
な溶出性を示すバルフロキサシン製剤を見いだし、本発
明を完成した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明で用いられるバル
フロキサシンは、1−シクロプロピル−6−フルオロ−
1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−7−(3−メチルア
ミノピペリジン−1−イル)−4−オキソキノリン−3
−カルボン酸を示し、またその薬学上許容しうる塩、水
和物、エステル体、光学異性体及び生体内で1−シクロ
プロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メト
キシ−7−(3−メチルアミノピペリジン−1−イル)
−4−オキソキノリン−3−カルボン酸に変換されうる
プロドラック体をも包含するものである。
フロキサシンは、1−シクロプロピル−6−フルオロ−
1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−7−(3−メチルア
ミノピペリジン−1−イル)−4−オキソキノリン−3
−カルボン酸を示し、またその薬学上許容しうる塩、水
和物、エステル体、光学異性体及び生体内で1−シクロ
プロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メト
キシ−7−(3−メチルアミノピペリジン−1−イル)
−4−オキソキノリン−3−カルボン酸に変換されうる
プロドラック体をも包含するものである。
【0008】バルフロキサシンは、例えば特開平3−9
5177号公報に記載されている方法により得られるバ
ルフロキサシン未乾燥末を加熱乾燥、例えば真空乾燥す
ることにより得られる。また特開平5−271221号
公報、同5−294938号公報、同6−9619号公
報等に記載された方法を用いて得ることもできる。
5177号公報に記載されている方法により得られるバ
ルフロキサシン未乾燥末を加熱乾燥、例えば真空乾燥す
ることにより得られる。また特開平5−271221号
公報、同5−294938号公報、同6−9619号公
報等に記載された方法を用いて得ることもできる。
【0009】本発明による製剤は、バルフロキサシンに
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース及び/又はクロ
スポビドンを添加することによって得られる。
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース及び/又はクロ
スポビドンを添加することによって得られる。
【0010】本発明製剤の低置換度ヒドロキシプロピル
セルロースは、ヒドロキシプロポキシル基(−OC3H
6OH)置換度が5.0〜16.0重量%のものが用い
られ、好ましくはヒドロキシプロポキシル基置換度が1
0.0〜13.0重量%のものがあげられる。このよう
な低置換度ヒドロキシプロピルセルロースとしては、例
えば信越化学株式会社製のLH−11、LH−21また
はLH−31等があげられる。
セルロースは、ヒドロキシプロポキシル基(−OC3H
6OH)置換度が5.0〜16.0重量%のものが用い
られ、好ましくはヒドロキシプロポキシル基置換度が1
0.0〜13.0重量%のものがあげられる。このよう
な低置換度ヒドロキシプロピルセルロースとしては、例
えば信越化学株式会社製のLH−11、LH−21また
はLH−31等があげられる。
【0011】バルフロキサシン製剤に添加する低置換度
ヒドロキシプロピルセルロース及び/又はクロスポビド
ンの製剤中濃度は、例えば錠剤の場合にはバルフロキサ
シン100〜200mgに対して低置換度ヒドロキシプ
ロピルセルロース2.5%以上またはクロスポビドン
2.5%以上がよく、好ましくは低置換度ヒドロキシプ
ロピルセルロース5%以上またはクロスポビドン5%以
上がよい。また低置換度ヒドロキシプロピルセルロース
及びクロスポビドンの両方を添加する場合は、両方の濃
度は2.5%以上、好ましくは5%以上がよい。
ヒドロキシプロピルセルロース及び/又はクロスポビド
ンの製剤中濃度は、例えば錠剤の場合にはバルフロキサ
シン100〜200mgに対して低置換度ヒドロキシプ
ロピルセルロース2.5%以上またはクロスポビドン
2.5%以上がよく、好ましくは低置換度ヒドロキシプ
ロピルセルロース5%以上またはクロスポビドン5%以
上がよい。また低置換度ヒドロキシプロピルセルロース
及びクロスポビドンの両方を添加する場合は、両方の濃
度は2.5%以上、好ましくは5%以上がよい。
【0012】低置換度ヒドロキシプロピルセルロース及
び/又はクロスポビドンは、バルフロキサシンと共に造
粒、例えばヒドロキシプロピルセルロース、トウモロコ
シデンプンなどを含む結合剤溶液を加えて練合・造粒・
乾燥してもよく、造粒末に後から添加、混合してもよ
い。
び/又はクロスポビドンは、バルフロキサシンと共に造
粒、例えばヒドロキシプロピルセルロース、トウモロコ
シデンプンなどを含む結合剤溶液を加えて練合・造粒・
乾燥してもよく、造粒末に後から添加、混合してもよ
い。
【0013】本発明では、低置換度ヒドロキシプロピル
セルロース及び/又はクロスポビドンに加えて、乳糖、
白糖、マンニトール、結晶セルロースなどの賦形剤、慣
用の香料、着色料等を適宜添加して、バルフロキサシン
と共に製剤化してもよい。本発明で得られた製剤はその
まま使用できるが、更に必要な添加物を加え、錠剤、丸
剤、細粒剤、顆粒剤、カプセル剤、粉末剤等に製剤化す
ることができる。
セルロース及び/又はクロスポビドンに加えて、乳糖、
白糖、マンニトール、結晶セルロースなどの賦形剤、慣
用の香料、着色料等を適宜添加して、バルフロキサシン
と共に製剤化してもよい。本発明で得られた製剤はその
まま使用できるが、更に必要な添加物を加え、錠剤、丸
剤、細粒剤、顆粒剤、カプセル剤、粉末剤等に製剤化す
ることができる。
【0014】以下に実施例により、本発明をさらに詳し
く説明する。尚、本発明はこれらの実施例によって限定
されるものではない。
く説明する。尚、本発明はこれらの実施例によって限定
されるものではない。
【0015】
【製剤例1】以下の成分から通常の製剤化技術に従っ
て、錠剤、細粒剤、カプセル剤を製造した。
て、錠剤、細粒剤、カプセル剤を製造した。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【実施例1】バルフロキサシン200mgに対して、崩
壊剤として低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L
−HPC LH31、信越化学社製)、クロスポビドン
(コリドンCL、BASF社製)、ヒドロキシプロピル
スターチ(HPS101、フロイント社製)及び部分ア
ルファー化デンプン(PCS、旭化成社製)のいずれか
を10mg、賦形剤として乳糖65.5mg、結晶セル
ロース(アビセルPH101 旭化成社製)20mg及
び結合剤としてヒドロキシプロピルセルロース(HPC
−L、日本曹達社製)4.5mgの割合で混合し、水を
加えて乳鉢中で練合した。乾燥後、20mesh篩を通
して整粒し、錠剤径φ10mm、錠剤重量300mg/
錠、成型圧1000kgで静圧成型して錠剤を得た。別
に、崩壊剤を乳糖に置き換えた錠剤(崩壊剤無添加系)
を比較のために製した。得られた錠剤を硬度計(ファー
マテスト社製)及び崩壊試験器(富山産業社製)で測定
した結果(試験液 水及び日本薬局方第1液−pH1.
2)を第1表に示す。
壊剤として低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L
−HPC LH31、信越化学社製)、クロスポビドン
(コリドンCL、BASF社製)、ヒドロキシプロピル
スターチ(HPS101、フロイント社製)及び部分ア
ルファー化デンプン(PCS、旭化成社製)のいずれか
を10mg、賦形剤として乳糖65.5mg、結晶セル
ロース(アビセルPH101 旭化成社製)20mg及
び結合剤としてヒドロキシプロピルセルロース(HPC
−L、日本曹達社製)4.5mgの割合で混合し、水を
加えて乳鉢中で練合した。乾燥後、20mesh篩を通
して整粒し、錠剤径φ10mm、錠剤重量300mg/
錠、成型圧1000kgで静圧成型して錠剤を得た。別
に、崩壊剤を乳糖に置き換えた錠剤(崩壊剤無添加系)
を比較のために製した。得られた錠剤を硬度計(ファー
マテスト社製)及び崩壊試験器(富山産業社製)で測定
した結果(試験液 水及び日本薬局方第1液−pH1.
2)を第1表に示す。
【0020】
【表1】
【0021】第1表からL−HPCまたはコリドンCL
を用いた場合は、崩壊剤無添加よりも水、日本薬局方第
1液とも崩壊時間が短縮し、HPSまたはPCSを用い
た場合はいずれの試験液でも崩壊時間が延長した。
を用いた場合は、崩壊剤無添加よりも水、日本薬局方第
1液とも崩壊時間が短縮し、HPSまたはPCSを用い
た場合はいずれの試験液でも崩壊時間が延長した。
【0022】
【実施例2】製剤例1の処方比率に従ってバルフロキサ
シン150gに対して、L−HPC(LH−31)5.
6g、賦形剤として乳糖47.6g、結晶セルロース1
5gを添加し、結合剤としてHPC−L5%水溶液54
gを加え、攪拌造粒機(パウレック社製)を用いて水を
加えながらブレード500rpm、クロススクリュー2
000rpmで造粒した。得られた造粒物を破砕造粒機
(岡田精工社製)を用いて製粒し、棚型乾燥機で50℃
−3時間乾燥後、20mesh篩を通して整粒した。得
られた造粒物147.3gに対して、硬化油(ラブリワ
ックス101、フロイント社製)1.5g、ステアリン
酸カルシウム1.2gの割合で配合した。得られた配合
末を単発打錠機(岡田精工社製)を用いて錠剤径φ7.
5mm、錠剤重量150mg/錠、成型圧500kgの
条件で打錠し、バルフロキサシン100mg、L−HP
C2.5%を含有する製剤を得た。
シン150gに対して、L−HPC(LH−31)5.
6g、賦形剤として乳糖47.6g、結晶セルロース1
5gを添加し、結合剤としてHPC−L5%水溶液54
gを加え、攪拌造粒機(パウレック社製)を用いて水を
加えながらブレード500rpm、クロススクリュー2
000rpmで造粒した。得られた造粒物を破砕造粒機
(岡田精工社製)を用いて製粒し、棚型乾燥機で50℃
−3時間乾燥後、20mesh篩を通して整粒した。得
られた造粒物147.3gに対して、硬化油(ラブリワ
ックス101、フロイント社製)1.5g、ステアリン
酸カルシウム1.2gの割合で配合した。得られた配合
末を単発打錠機(岡田精工社製)を用いて錠剤径φ7.
5mm、錠剤重量150mg/錠、成型圧500kgの
条件で打錠し、バルフロキサシン100mg、L−HP
C2.5%を含有する製剤を得た。
【0023】別にバルフロキサシン150gに対してL
−HPC(LH−31)5.6g、乳糖42g、結晶セ
ルロース15gを添加し、HPC−L5%水溶液54g
を加え、同様に造粒、乾燥、整粒を行った。得られた造
粒物143.55gに対してL−HPC(LH−11)
3.75g、硬化油1.5g、ステアリン酸カルシウム
1.2gを配合後、同様に打錠を行い、バルフロキサシ
ン100mg、L−HPC5%を含有する製剤を得た。
−HPC(LH−31)5.6g、乳糖42g、結晶セ
ルロース15gを添加し、HPC−L5%水溶液54g
を加え、同様に造粒、乾燥、整粒を行った。得られた造
粒物143.55gに対してL−HPC(LH−11)
3.75g、硬化油1.5g、ステアリン酸カルシウム
1.2gを配合後、同様に打錠を行い、バルフロキサシ
ン100mg、L−HPC5%を含有する製剤を得た。
【0024】さらにバルフロキサシン150gに対して
L−HPC(LH−31)5.6g、乳糖36.4g、
結晶セルロース15gを添加し、HPC−L5%水溶液
54gを加え、同様に造粒、乾燥、整粒を行った。得ら
れた造粒物139.8gに対して、L−HPC(LH−
11)7.5g、硬化油1.5g、ステアリン酸カルシ
ウム1.2gを配合後、同様に打錠を行い、バルフロキ
サシン100mg、L−HPC7.5%を含有する製剤
を得た。
L−HPC(LH−31)5.6g、乳糖36.4g、
結晶セルロース15gを添加し、HPC−L5%水溶液
54gを加え、同様に造粒、乾燥、整粒を行った。得ら
れた造粒物139.8gに対して、L−HPC(LH−
11)7.5g、硬化油1.5g、ステアリン酸カルシ
ウム1.2gを配合後、同様に打錠を行い、バルフロキ
サシン100mg、L−HPC7.5%を含有する製剤
を得た。
【0025】得られた錠剤について自動溶出試験器(日
本分光)を用いてパドル法900m1、試験液3種(p
H1.2:日本薬局方第1液、pH4.0:酢酸緩衝
液、pH6.5:リン酸緩衝液)について溶出試験を実
施した。製剤中のバルフロキサシンが75%溶出する時
間の測定結果を第2表に示す。
本分光)を用いてパドル法900m1、試験液3種(p
H1.2:日本薬局方第1液、pH4.0:酢酸緩衝
液、pH6.5:リン酸緩衝液)について溶出試験を実
施した。製剤中のバルフロキサシンが75%溶出する時
間の測定結果を第2表に示す。
【0026】
【表2】
【0027】第2表からバルフロキサシン100mg含
有製剤では製剤中にL−HPCを2.5%添加すること
で各pHでの溶出時間は20分以内になり、L−HPC
を5%以上添加した製剤は溶出性に優れ、各pHでの溶
出時間はほぼ一致した。
有製剤では製剤中にL−HPCを2.5%添加すること
で各pHでの溶出時間は20分以内になり、L−HPC
を5%以上添加した製剤は溶出性に優れ、各pHでの溶
出時間はほぼ一致した。
【0028】
【実施例3】実施例2で得られたバルフロキサシン10
0mg、L−HPC5%を含有する製剤の配合末を単発
打錠機を用いて錠剤径φ9.5mm、錠剤重量300m
g/錠、成型圧750kgの条件で打錠し、バルフロキ
サシン200mg、L−HPC5%を含有する製剤を得
た。別にバルフロキサシン150gに対して、L−HP
C(LH−31)11.2g、乳糖30.8g、結晶セ
ルロース15gを添加し、結合剤としてHPC−L5%
水溶液54gを加え、実施例2と同様に造粒、乾燥、整
粒を行った。得られた造粒物139.8gに対してL−
HPC(LH−11)7.5g、硬化油1.5g、ステ
アリン酸カルシウム1.2gを配合後、同様に打錠を行
い、バルフロキサシン200mg、L−HPC10%を
含有する製剤を得た。得られた錠剤について製剤中のバ
ルフロキサシンが75%溶出する時間の測定結果を第3
表に示す。
0mg、L−HPC5%を含有する製剤の配合末を単発
打錠機を用いて錠剤径φ9.5mm、錠剤重量300m
g/錠、成型圧750kgの条件で打錠し、バルフロキ
サシン200mg、L−HPC5%を含有する製剤を得
た。別にバルフロキサシン150gに対して、L−HP
C(LH−31)11.2g、乳糖30.8g、結晶セ
ルロース15gを添加し、結合剤としてHPC−L5%
水溶液54gを加え、実施例2と同様に造粒、乾燥、整
粒を行った。得られた造粒物139.8gに対してL−
HPC(LH−11)7.5g、硬化油1.5g、ステ
アリン酸カルシウム1.2gを配合後、同様に打錠を行
い、バルフロキサシン200mg、L−HPC10%を
含有する製剤を得た。得られた錠剤について製剤中のバ
ルフロキサシンが75%溶出する時間の測定結果を第3
表に示す。
【0029】
【表3】
【0030】第3表からバルフロキサシン200mg含
有製剤では製剤中にL−HPCを5%または10%添加
することで各pHでの溶出時間はほぼ一致した。
有製剤では製剤中にL−HPCを5%または10%添加
することで各pHでの溶出時間はほぼ一致した。
【0031】
【発明の効果】以上の結果から本発明により得られたバ
ルフロキサシン製剤は主薬含有率が高く、溶出性に優
れ、酸性から中性領域での溶出時間はほぼ一致した。従
って消化管内pHによるバイオアベイラビリティーの変
動を低くすることができる。
ルフロキサシン製剤は主薬含有率が高く、溶出性に優
れ、酸性から中性領域での溶出時間はほぼ一致した。従
って消化管内pHによるバイオアベイラビリティーの変
動を低くすることができる。
Claims (3)
- 【請求項1】低置換度ヒドロキシプロピルセルロース及
び/又はクロスポビドンを含有することを特徴とするバ
ルフロキサシン製剤。 - 【請求項2】低置換度ヒドロキシプロピルセルロースの
ヒドロキシプロポキシル基(−OC3H6OH)置換度
が5.0〜16.0重量%である請求項1記載の製剤。 - 【請求項3】低置換度ヒドロキシプロピルセルロース及
び/又はクロスポビドンに加えて、賦形剤を更に添加す
ることを特徴とする請求項1または2記載の製剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18458395A JPH092953A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | バルフロキサシン製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18458395A JPH092953A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | バルフロキサシン製剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH092953A true JPH092953A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=16155755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18458395A Pending JPH092953A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | バルフロキサシン製剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH092953A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002048138A1 (en) * | 2000-12-14 | 2002-06-20 | The Procter & Gamble Company | Antimicrobial quinolones |
| US6509349B1 (en) | 2000-12-14 | 2003-01-21 | The Procter & Gamble Company | Antimicrobial 2-pyridones, their compositions and uses |
| WO2008072535A1 (ja) * | 2006-12-07 | 2008-06-19 | Daiichi Sankyo Company, Limited | 低置換度ヒドロキシプロピルセルロースを含有する医薬組成物 |
| US7868021B2 (en) | 1997-09-15 | 2011-01-11 | Warner Chilcott Company, Llc | Antimicrobial quinolones, their compositions and uses |
| WO2017188362A1 (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | 富山化学工業株式会社 | トスフロキサシントシル酸塩、崩壊剤および酸性アミノ酸を含む錠剤 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP18458395A patent/JPH092953A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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