JPH09201814A - ロックウールボードの製造方法 - Google Patents
ロックウールボードの製造方法Info
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- JPH09201814A JPH09201814A JP1235896A JP1235896A JPH09201814A JP H09201814 A JPH09201814 A JP H09201814A JP 1235896 A JP1235896 A JP 1235896A JP 1235896 A JP1235896 A JP 1235896A JP H09201814 A JPH09201814 A JP H09201814A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸水時の寸法変化が小さく、且つ耐水性強度
の高いロックウールボードを得る。 【解決手段】 ロックウールを抄造してウェットマット
2を形成する。ウエットマット2の表面に熱硬化性樹脂
液4を塗布する。ウェットマット2の裏面側より吸引脱
水することにより熱硬化性樹脂液4をウェットマット2
に含浸させる。ウェットマット2に含まれる水分をウェ
ットマット2の裏面から除去しつつウェットマット2の
表面に塗布された熱硬化性樹脂液4を含浸させることに
よって、ウェットマット2に熱硬化性樹脂を均一に含浸
させることができる。
の高いロックウールボードを得る。 【解決手段】 ロックウールを抄造してウェットマット
2を形成する。ウエットマット2の表面に熱硬化性樹脂
液4を塗布する。ウェットマット2の裏面側より吸引脱
水することにより熱硬化性樹脂液4をウェットマット2
に含浸させる。ウェットマット2に含まれる水分をウェ
ットマット2の裏面から除去しつつウェットマット2の
表面に塗布された熱硬化性樹脂液4を含浸させることに
よって、ウェットマット2に熱硬化性樹脂を均一に含浸
させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁材、天井材、軒
天井材、床材などの建築材料として用いられるロックウ
ールボードの製造方法に関するものである。
天井材、床材などの建築材料として用いられるロックウ
ールボードの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より建築材料としては、ケイ酸カル
シウム板やインシュレーションボード、パーチクルボー
ドやセメント板等が用いられているが、ロックウールボ
ードもその断熱性や軽量性の観点から有効な建築材料の
一つである。しかしロックウールボードは、上記の他の
建築材料よりも吸水率が高いので、吸水時の寸法変化が
大きく、また耐水性強度(吸水時の曲げ強度)が低下す
るという問題があった。そこで吸水時の寸法変化を低く
抑え、耐水性強度を向上させるために、熱硬化性樹脂を
含有させたロックウールボードが提案されている。
シウム板やインシュレーションボード、パーチクルボー
ドやセメント板等が用いられているが、ロックウールボ
ードもその断熱性や軽量性の観点から有効な建築材料の
一つである。しかしロックウールボードは、上記の他の
建築材料よりも吸水率が高いので、吸水時の寸法変化が
大きく、また耐水性強度(吸水時の曲げ強度)が低下す
るという問題があった。そこで吸水時の寸法変化を低く
抑え、耐水性強度を向上させるために、熱硬化性樹脂を
含有させたロックウールボードが提案されている。
【0003】この熱硬化性樹脂を含有するロックウール
ボードは、まずロックウールと水とを混合して調製され
たロックウールスラリーを抄造機にて湿式抄造してウェ
ットマットを形成し、次にウエットマットを乾燥させて
乾燥ロックウール板を作成し、この乾燥ロックウール板
の表面に熱硬化性樹脂を塗布して乾燥ロックウール板に
熱硬化性樹脂を含浸させ、この後乾燥ロックウール板を
加熱して熱硬化性樹脂を硬化させることによって製造さ
れている。
ボードは、まずロックウールと水とを混合して調製され
たロックウールスラリーを抄造機にて湿式抄造してウェ
ットマットを形成し、次にウエットマットを乾燥させて
乾燥ロックウール板を作成し、この乾燥ロックウール板
の表面に熱硬化性樹脂を塗布して乾燥ロックウール板に
熱硬化性樹脂を含浸させ、この後乾燥ロックウール板を
加熱して熱硬化性樹脂を硬化させることによって製造さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の熱硬化性
樹脂を含有したロックウールボードは、ウェットマット
を乾燥させて形成した乾燥ロックウール板に熱硬化性樹
脂を含浸させるようにしているので、熱硬化性樹脂が均
一に含浸しておらず、よって熱硬化性樹脂を含有してい
ないロックウールボードに比べて、吸水時の寸法変化を
低く抑えたり耐水性強度を向上させたりすることができ
なかった。
樹脂を含有したロックウールボードは、ウェットマット
を乾燥させて形成した乾燥ロックウール板に熱硬化性樹
脂を含浸させるようにしているので、熱硬化性樹脂が均
一に含浸しておらず、よって熱硬化性樹脂を含有してい
ないロックウールボードに比べて、吸水時の寸法変化を
低く抑えたり耐水性強度を向上させたりすることができ
なかった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、吸水時の寸法変化が小さく、且つ耐水性強度が高
いロックウールボードを得ることができるロックウール
ボードの製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
あり、吸水時の寸法変化が小さく、且つ耐水性強度が高
いロックウールボードを得ることができるロックウール
ボードの製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、ロックウールを抄造してウェットマット2を
形成し、ウエットマット2の表面に熱硬化性樹脂液4を
塗布し、ウェットマット2の裏面側より吸引脱水するこ
とにより熱硬化性樹脂液4をウェットマット2に含浸さ
せることを特徴とするものである。
の発明は、ロックウールを抄造してウェットマット2を
形成し、ウエットマット2の表面に熱硬化性樹脂液4を
塗布し、ウェットマット2の裏面側より吸引脱水するこ
とにより熱硬化性樹脂液4をウェットマット2に含浸さ
せることを特徴とするものである。
【0007】また本発明において、ウェットマットに膨
潤剤を含有させることができる。
潤剤を含有させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1には実施の形態が示してある。まずロックウ
ールと水とを配合して調製されたロックウールスラリー
中のロックウールを丸網式の抄造機1にて湿式抄造して
ウェットマット2を形成する。抄造後のウェットマット
2の含水率は60〜200重量%に設定することができ
る。ウェットマット2の含水率が60重量%未満であれ
ば、ロックウールボードとしての所定の厚み(建築材料
などとして用いる場合に強度等を確保するために必要な
厚み)を得ることができず、またウェットマット2の含
水率が200重量%を超えると、ウェットマット2に含
まれる水分が多過ぎてウェットマット2の強度が得られ
ず、いずれの場合でもロックウールボードの製造が困難
で現実的でない。
する。図1には実施の形態が示してある。まずロックウ
ールと水とを配合して調製されたロックウールスラリー
中のロックウールを丸網式の抄造機1にて湿式抄造して
ウェットマット2を形成する。抄造後のウェットマット
2の含水率は60〜200重量%に設定することができ
る。ウェットマット2の含水率が60重量%未満であれ
ば、ロックウールボードとしての所定の厚み(建築材料
などとして用いる場合に強度等を確保するために必要な
厚み)を得ることができず、またウェットマット2の含
水率が200重量%を超えると、ウェットマット2に含
まれる水分が多過ぎてウェットマット2の強度が得られ
ず、いずれの場合でもロックウールボードの製造が困難
で現実的でない。
【0009】次にウエットマット2を抄造ベルト5で真
空ボックス3の上方にまで搬送し、真空ボックス3に接
続される真空ポンプ15で真空ボックス3内を減圧する
ことによってウェットマット2の裏面側から吸引脱水し
ながら、ウェットマット2の表面に熱硬化性樹脂液4を
オーバーフローコータ6からオーバーフローさせて塗布
する。オーバーフローコータ6には供給ポンプ30で熱
硬化性樹脂溶液4が供給される。
空ボックス3の上方にまで搬送し、真空ボックス3に接
続される真空ポンプ15で真空ボックス3内を減圧する
ことによってウェットマット2の裏面側から吸引脱水し
ながら、ウェットマット2の表面に熱硬化性樹脂液4を
オーバーフローコータ6からオーバーフローさせて塗布
する。オーバーフローコータ6には供給ポンプ30で熱
硬化性樹脂溶液4が供給される。
【0010】そしてこのようにウェットマット2の裏面
側から吸引脱水しながら、ウェットマット2の表面に熱
硬化性樹脂液4を塗布することによって、ウェットマッ
ト2に含まれる水分をウェットマット2の裏面側から除
去しつつウェットマット2の表面に塗布された熱硬化性
樹脂液4を真空ポンプ15で吸引してウェットマット2
に熱硬化性樹脂液4を含浸させることができ、このため
ウェットマット2に熱硬化性樹脂を均一に含浸させるこ
とができる。つまり抄造後のウェットマット2は含水率
が60〜200重量%であり、このように含水率が高い
ウェットマット2は保水することができる液量を超えて
いるために、熱硬化性樹脂液4が塗布されても含浸しな
い。しかし上記のようにウェットマット2の裏面側から
吸引脱水しながら、ウェットマット2の表面に熱硬化性
樹脂液4を塗布すると、ウェットマット2に含浸してい
た水分が熱硬化性樹脂液4と入れ替わり、よってウェッ
トマット2に熱硬化性樹脂を均一に含浸させることがで
きる。
側から吸引脱水しながら、ウェットマット2の表面に熱
硬化性樹脂液4を塗布することによって、ウェットマッ
ト2に含まれる水分をウェットマット2の裏面側から除
去しつつウェットマット2の表面に塗布された熱硬化性
樹脂液4を真空ポンプ15で吸引してウェットマット2
に熱硬化性樹脂液4を含浸させることができ、このため
ウェットマット2に熱硬化性樹脂を均一に含浸させるこ
とができる。つまり抄造後のウェットマット2は含水率
が60〜200重量%であり、このように含水率が高い
ウェットマット2は保水することができる液量を超えて
いるために、熱硬化性樹脂液4が塗布されても含浸しな
い。しかし上記のようにウェットマット2の裏面側から
吸引脱水しながら、ウェットマット2の表面に熱硬化性
樹脂液4を塗布すると、ウェットマット2に含浸してい
た水分が熱硬化性樹脂液4と入れ替わり、よってウェッ
トマット2に熱硬化性樹脂を均一に含浸させることがで
きる。
【0011】また熱硬化性樹脂液4としては、フェノー
ル樹脂或いはメラミン樹脂或いはフェノール樹脂とメラ
ミン樹脂の混合物を水に溶解させて濃度を1〜55重量
%に設定した水溶液を用いることができる。熱硬化性樹
脂液4の濃度が1重量%未満であれば、熱硬化性樹脂の
ウェットマット2への含浸量が少なくなってロックウー
ルボードに熱硬化性樹脂を含浸させることに対する有意
性が無くなり、また熱硬化性樹脂液4の濃度が55重量
%を超えると、原液以上の濃度となり、粘度が高過ぎて
塗布できなくなったりして現実的でない。
ル樹脂或いはメラミン樹脂或いはフェノール樹脂とメラ
ミン樹脂の混合物を水に溶解させて濃度を1〜55重量
%に設定した水溶液を用いることができる。熱硬化性樹
脂液4の濃度が1重量%未満であれば、熱硬化性樹脂の
ウェットマット2への含浸量が少なくなってロックウー
ルボードに熱硬化性樹脂を含浸させることに対する有意
性が無くなり、また熱硬化性樹脂液4の濃度が55重量
%を超えると、原液以上の濃度となり、粘度が高過ぎて
塗布できなくなったりして現実的でない。
【0012】また熱硬化性樹脂液4の塗布量は、ウェッ
トマット2の含水率を100重量%(標準的なウェット
マット2の含水率)とした場合、その含水率(保有水分
量)に対して60〜200重量%にするのが好ましい。
これは含水率が100重量%のウェットマット2にウェ
ットマット2が有する水分量に対して50重量%の熱硬
化性樹脂液4を塗布し、吸引脱水時の真空度を500m
mHgとした場合に、ウェットマット2への熱硬化性樹
脂の均一な含浸性が若干低下する傾向になるためであ
る。
トマット2の含水率を100重量%(標準的なウェット
マット2の含水率)とした場合、その含水率(保有水分
量)に対して60〜200重量%にするのが好ましい。
これは含水率が100重量%のウェットマット2にウェ
ットマット2が有する水分量に対して50重量%の熱硬
化性樹脂液4を塗布し、吸引脱水時の真空度を500m
mHgとした場合に、ウェットマット2への熱硬化性樹
脂の均一な含浸性が若干低下する傾向になるためであ
る。
【0013】よって含水率が100重量%のウェットマ
ット2にウェットマット2が有する水分量に対して60
重量%の熱硬化性樹脂液4を塗布し、吸引脱水時の真空
度を400mmHgとしたり、或いは含水率が100重
量%のウェットマット2にウェットマット2が有する水
分量に対して80重量%の熱硬化性樹脂液4を塗布し、
吸引脱水時の真空度を200mmHgとしたり、或いは
含水率が100重量%のウェットマット2にウェットマ
ット2が有する水分量に対して100重量%の熱硬化性
樹脂液4を塗布し、吸引脱水時の真空度を100mmH
gとしたり、或いは含水率が100重量%のウェットマ
ット2にウェットマット2が有する水分量に対して15
0重量%の熱硬化性樹脂液4を塗布し、吸引脱水時の真
空度を80mmHgとしたり、或いは含水率が100重
量%のウェットマット2にウェットマット2が有する水
分量に対して200重量%の熱硬化性樹脂液4を塗布
し、吸引脱水時の真空度を60mmHgとしたりして、
ウェットマット2への熱硬化性樹脂の均一な含浸性が低
下しないようにするのが好ましい。
ット2にウェットマット2が有する水分量に対して60
重量%の熱硬化性樹脂液4を塗布し、吸引脱水時の真空
度を400mmHgとしたり、或いは含水率が100重
量%のウェットマット2にウェットマット2が有する水
分量に対して80重量%の熱硬化性樹脂液4を塗布し、
吸引脱水時の真空度を200mmHgとしたり、或いは
含水率が100重量%のウェットマット2にウェットマ
ット2が有する水分量に対して100重量%の熱硬化性
樹脂液4を塗布し、吸引脱水時の真空度を100mmH
gとしたり、或いは含水率が100重量%のウェットマ
ット2にウェットマット2が有する水分量に対して15
0重量%の熱硬化性樹脂液4を塗布し、吸引脱水時の真
空度を80mmHgとしたり、或いは含水率が100重
量%のウェットマット2にウェットマット2が有する水
分量に対して200重量%の熱硬化性樹脂液4を塗布
し、吸引脱水時の真空度を60mmHgとしたりして、
ウェットマット2への熱硬化性樹脂の均一な含浸性が低
下しないようにするのが好ましい。
【0014】また吸引脱水後のウェットマット2の含水
率は60〜200重量%に設定することができる。ウェ
ットマット2の含水率が60重量%未満であれば、ロッ
クウールボードとしての所定の厚み(建築材料などとし
て用いる場合に強度等を確保するために必要な厚み)を
得ることができず、またウェットマット2の含水率が2
00重量%を超えると、ウェットマット2に含まれる水
分が多過ぎてウェットマット2の強度が得られず、いず
れの場合でもロックウールボードの製造が困難で現実的
でない。
率は60〜200重量%に設定することができる。ウェ
ットマット2の含水率が60重量%未満であれば、ロッ
クウールボードとしての所定の厚み(建築材料などとし
て用いる場合に強度等を確保するために必要な厚み)を
得ることができず、またウェットマット2の含水率が2
00重量%を超えると、ウェットマット2に含まれる水
分が多過ぎてウェットマット2の強度が得られず、いず
れの場合でもロックウールボードの製造が困難で現実的
でない。
【0015】また上記吸引脱水の際の真空度は60〜7
60mmHgに設定することができる。真空度が60m
mHg未満であれば吸引力不足となって、ウェットマッ
ト2に含まれる水分の脱水及び熱硬化性樹脂液4の含浸
に時間がかかり過ぎる。また真空度760mmHgは絶
対0気圧で、これ以上はあり得ない。またウェットマッ
ト2への熱硬化性樹脂液4の塗布は、図2(a)に示す
ようなオーバーフローコータ6を用いる他に、図2
(b)に示すようなフローコータ16、或いはスプレー
による散布やロールコータによる塗布などを採用するこ
とができる。
60mmHgに設定することができる。真空度が60m
mHg未満であれば吸引力不足となって、ウェットマッ
ト2に含まれる水分の脱水及び熱硬化性樹脂液4の含浸
に時間がかかり過ぎる。また真空度760mmHgは絶
対0気圧で、これ以上はあり得ない。またウェットマッ
ト2への熱硬化性樹脂液4の塗布は、図2(a)に示す
ようなオーバーフローコータ6を用いる他に、図2
(b)に示すようなフローコータ16、或いはスプレー
による散布やロールコータによる塗布などを採用するこ
とができる。
【0016】そして熱硬化性樹脂を含浸させたウェット
マット2を乾燥機20内に導入して160〜200℃の
温度で30〜120分間ウェットマット2を加熱して乾
燥させると共にウェットマット2に含まれる熱硬化性樹
脂を硬化させることによって、本発明のロックウールボ
ードを形成することができる。上記の本発明の実施の形
態では、ウェットマット2の裏面側から吸引脱水しなが
ら、ウェットマット2の表面に熱硬化性樹脂液4を塗布
することによって、ウェットマット2に含まれる水分を
ウェットマット2の裏面側から除去しつつウェットマッ
ト2の表面に塗布された熱硬化性樹脂液4を真空ポンプ
15で吸引してウェットマット2に熱硬化性樹脂液4を
含浸させることができ、このためにウェットマット2に
熱硬化性樹脂液4を均一に含浸させることができる。従
ってこのウエットマット2から形成されるロックウール
ボードには、熱硬化性樹脂が均一に含浸されていること
になって、ロックウールボードの吸水時の寸法変化率を
小さくすることができると共に耐水性強度を向上させる
ことができる。
マット2を乾燥機20内に導入して160〜200℃の
温度で30〜120分間ウェットマット2を加熱して乾
燥させると共にウェットマット2に含まれる熱硬化性樹
脂を硬化させることによって、本発明のロックウールボ
ードを形成することができる。上記の本発明の実施の形
態では、ウェットマット2の裏面側から吸引脱水しなが
ら、ウェットマット2の表面に熱硬化性樹脂液4を塗布
することによって、ウェットマット2に含まれる水分を
ウェットマット2の裏面側から除去しつつウェットマッ
ト2の表面に塗布された熱硬化性樹脂液4を真空ポンプ
15で吸引してウェットマット2に熱硬化性樹脂液4を
含浸させることができ、このためにウェットマット2に
熱硬化性樹脂液4を均一に含浸させることができる。従
ってこのウエットマット2から形成されるロックウール
ボードには、熱硬化性樹脂が均一に含浸されていること
になって、ロックウールボードの吸水時の寸法変化率を
小さくすることができると共に耐水性強度を向上させる
ことができる。
【0017】上記実施の形態において、熱硬化性樹脂を
均一に含浸させたウェットマット2を乾燥して熱硬化性
樹脂を硬化させる際の加熱で、ウェットマット2中の水
分がウェットマット2の表裏面側に移動するのに伴って
熱硬化性樹脂も一緒にウェットマット2の表裏面側に移
動することがあり、このためウェットマット2中の熱硬
化性樹脂の均一性が損なわれる恐れがある。
均一に含浸させたウェットマット2を乾燥して熱硬化性
樹脂を硬化させる際の加熱で、ウェットマット2中の水
分がウェットマット2の表裏面側に移動するのに伴って
熱硬化性樹脂も一緒にウェットマット2の表裏面側に移
動することがあり、このためウェットマット2中の熱硬
化性樹脂の均一性が損なわれる恐れがある。
【0018】そこで請求項2の発明では膨潤剤を含有さ
せたウェットマット2に用いるようにしてある。ウェッ
トマット2に膨潤剤を含有させる方法としては、ロック
ウールスラリーに膨潤剤を配合し、このロックウールと
ともに膨潤剤を抄造してウェットマット2を形成する方
法がある。またウェットマット2に膨潤剤を含有させる
他の方法としては、ウェットマット2に塗布する熱硬化
性樹脂液4に膨潤剤を配合する方法がある。
せたウェットマット2に用いるようにしてある。ウェッ
トマット2に膨潤剤を含有させる方法としては、ロック
ウールスラリーに膨潤剤を配合し、このロックウールと
ともに膨潤剤を抄造してウェットマット2を形成する方
法がある。またウェットマット2に膨潤剤を含有させる
他の方法としては、ウェットマット2に塗布する熱硬化
性樹脂液4に膨潤剤を配合する方法がある。
【0019】そしてこのように膨潤剤をウェットマット
2に含浸させることによって、膨潤剤によって熱硬化性
樹脂を捕捉することができると共に膨潤剤を水分の移動
を緩やかにすることができ、このためウェットマット2
中の水分がウェットマット2の表裏面側に移動するのに
伴って熱硬化性樹脂が一緒にウェットマット2の表裏面
側に移動しにくくすることができ、ウェットマット2中
の熱硬化性樹脂の均一性が損なわれないようにすること
ができる。
2に含浸させることによって、膨潤剤によって熱硬化性
樹脂を捕捉することができると共に膨潤剤を水分の移動
を緩やかにすることができ、このためウェットマット2
中の水分がウェットマット2の表裏面側に移動するのに
伴って熱硬化性樹脂が一緒にウェットマット2の表裏面
側に移動しにくくすることができ、ウェットマット2中
の熱硬化性樹脂の均一性が損なわれないようにすること
ができる。
【0020】膨潤剤としては澱粉やポリビニルアルコー
ルや珪酸リチウムなどを例示することができる。また膨
潤剤の配合量としては全固形分に対して1〜6重量%に
設定することができる。膨潤剤の配合量が全固形分に対
して1重量%未満であれば、熱硬化性樹脂の移動を抑え
ることができず、また膨潤剤の配合量が全固形分に対し
て6重量%を超えるとコスト高になる。
ルや珪酸リチウムなどを例示することができる。また膨
潤剤の配合量としては全固形分に対して1〜6重量%に
設定することができる。膨潤剤の配合量が全固形分に対
して1重量%未満であれば、熱硬化性樹脂の移動を抑え
ることができず、また膨潤剤の配合量が全固形分に対し
て6重量%を超えるとコスト高になる。
【0021】尚、膨潤剤を含有させたウェットマット2
を用いて形成されたロックウールボードは、厚み方向の
熱硬化性樹脂の含浸のばらつきが1〜2%になる。この
熱硬化性樹脂の含浸のばらつきは、図3に示すようにロ
ックウールボードAを厚み方向に均等に三分割(想像線
で示す)して試料片Bを作成すると共に各試料片Bの灼
熱減量を測定し、各試料片Bの灼熱減量の測定値(百分
率で表される)の差で示されるものである。
を用いて形成されたロックウールボードは、厚み方向の
熱硬化性樹脂の含浸のばらつきが1〜2%になる。この
熱硬化性樹脂の含浸のばらつきは、図3に示すようにロ
ックウールボードAを厚み方向に均等に三分割(想像線
で示す)して試料片Bを作成すると共に各試料片Bの灼
熱減量を測定し、各試料片Bの灼熱減量の測定値(百分
率で表される)の差で示されるものである。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳述する。 (実施例1)ロックウールを抄造して含水率100重量
%のウェットマット2を形成し、このウェットマット2
を裏面側から100mmHgの真空度で吸引脱水しなが
ら、ウェットマット2の表面に濃度10重量%のフェノ
ール樹脂液4をオーバーフローコータ6で塗布し、フェ
ノール樹脂をウェットマット2に含浸させた。フェノー
ル樹脂液4の塗布量はウェットマット2の含水率に対し
て100重量%に設定した。次にウェットマット2を1
80℃の温度で75分間加熱して、ウェットマット2を
乾燥させると共にウェットマット2に含浸させたフェノ
ール樹脂を硬化させてロックウールボードを作成した。
%のウェットマット2を形成し、このウェットマット2
を裏面側から100mmHgの真空度で吸引脱水しなが
ら、ウェットマット2の表面に濃度10重量%のフェノ
ール樹脂液4をオーバーフローコータ6で塗布し、フェ
ノール樹脂をウェットマット2に含浸させた。フェノー
ル樹脂液4の塗布量はウェットマット2の含水率に対し
て100重量%に設定した。次にウェットマット2を1
80℃の温度で75分間加熱して、ウェットマット2を
乾燥させると共にウェットマット2に含浸させたフェノ
ール樹脂を硬化させてロックウールボードを作成した。
【0023】(比較例1)ロックウールを抄造して含水
率100重量%のウェットマット2を形成し、このウェ
ットマット2を裏面側から100mmHgの真空度で吸
引脱水し、次にウェットマット2を乾燥させてロックウ
ールボードを作成した。 (比較例2)ロックウールを抄造して含水率100重量
%のウェットマット2を形成し、このウェットマット2
を裏面側から100mmHgの真空度で吸引脱水し、次
にウェットマット2を乾燥させて乾燥ロックウール板を
作成した。次に乾燥ロックウール板の表面に濃度10重
量%のフェノール樹脂液4をオーバーフローコータ6で
塗布し、フェノール樹脂を乾燥ロックウール板に含浸さ
せた。フェノール樹脂液4の塗布量は上記の実施例1と
同量に設定した。次に乾燥ロックウール板を180℃の
温度で75分間加熱して、乾燥ロックウール板を乾燥さ
せると共に乾燥ロックウール板に含浸させたフェノール
樹脂を硬化させてロックウールボードを作成した。
率100重量%のウェットマット2を形成し、このウェ
ットマット2を裏面側から100mmHgの真空度で吸
引脱水し、次にウェットマット2を乾燥させてロックウ
ールボードを作成した。 (比較例2)ロックウールを抄造して含水率100重量
%のウェットマット2を形成し、このウェットマット2
を裏面側から100mmHgの真空度で吸引脱水し、次
にウェットマット2を乾燥させて乾燥ロックウール板を
作成した。次に乾燥ロックウール板の表面に濃度10重
量%のフェノール樹脂液4をオーバーフローコータ6で
塗布し、フェノール樹脂を乾燥ロックウール板に含浸さ
せた。フェノール樹脂液4の塗布量は上記の実施例1と
同量に設定した。次に乾燥ロックウール板を180℃の
温度で75分間加熱して、乾燥ロックウール板を乾燥さ
せると共に乾燥ロックウール板に含浸させたフェノール
樹脂を硬化させてロックウールボードを作成した。
【0024】上記の実施例1と比較例1、2について吸
水時の寸法変化率を測定した。吸水時の寸法変化率は、
実施例1と比較例1、2から200mm×30mmの大
きさ(気乾状態での大きさ)の試料25を作成し、この
試料25を25℃の水に24時間浸漬した後、図4
(a)(b)に示すように試料25の短手方向の一端を
基準点21に当接させた状態で試料25の短手方向の他
端にダイヤルゲージ22の針22aを当接して湿潤状態
の試料25の短手方向の寸法変化を測定し、この測定値
を気乾状態での短手方向の長さ(200mm)で除し、
100をかけて表した。
水時の寸法変化率を測定した。吸水時の寸法変化率は、
実施例1と比較例1、2から200mm×30mmの大
きさ(気乾状態での大きさ)の試料25を作成し、この
試料25を25℃の水に24時間浸漬した後、図4
(a)(b)に示すように試料25の短手方向の一端を
基準点21に当接させた状態で試料25の短手方向の他
端にダイヤルゲージ22の針22aを当接して湿潤状態
の試料25の短手方向の寸法変化を測定し、この測定値
を気乾状態での短手方向の長さ(200mm)で除し、
100をかけて表した。
【0025】また上記の実施例1と比較例1、2につい
て、60℃の温水に24時間浸漬した後の吸水率と、2
5℃の水に24時間浸漬した後の吸水率をそれぞれ測定
した。尚、吸水率は実施例1と比較例1、2のロックウ
ールボードの重量に対するロックウールボードに吸水さ
れた水の重量で示してある。さらに上記の実施例1と比
較例1、2について、気乾状態における曲げ強度と、6
0℃の温水に24時間浸漬した後の湿潤状態における曲
げ強度をそれぞれ測定した。尚、この試験はJIS A
1408の5号試験体で実施した。
て、60℃の温水に24時間浸漬した後の吸水率と、2
5℃の水に24時間浸漬した後の吸水率をそれぞれ測定
した。尚、吸水率は実施例1と比較例1、2のロックウ
ールボードの重量に対するロックウールボードに吸水さ
れた水の重量で示してある。さらに上記の実施例1と比
較例1、2について、気乾状態における曲げ強度と、6
0℃の温水に24時間浸漬した後の湿潤状態における曲
げ強度をそれぞれ測定した。尚、この試験はJIS A
1408の5号試験体で実施した。
【0026】
【表1】
【0027】表1から判るように、フェノール樹脂をウ
ェットマット2に含浸させた実施例1は、比較例1や比
較例2よりも寸法変化率が小さく寸法安定性が高かっ
た。また実施例1は、タイプI合板の寸法変化率(0.
15%)やタイプII合板の寸法変化率(0.21%)
よりも吸水時の寸法変化率が小さく、寸法安定性が高
い。さらに実施例1は比較例1、2よりも気乾状態での
曲げ強度が大きく、且つ湿潤状態での曲げ強度(耐水性
強度)も高かった。
ェットマット2に含浸させた実施例1は、比較例1や比
較例2よりも寸法変化率が小さく寸法安定性が高かっ
た。また実施例1は、タイプI合板の寸法変化率(0.
15%)やタイプII合板の寸法変化率(0.21%)
よりも吸水時の寸法変化率が小さく、寸法安定性が高
い。さらに実施例1は比較例1、2よりも気乾状態での
曲げ強度が大きく、且つ湿潤状態での曲げ強度(耐水性
強度)も高かった。
【0028】(実施例2)ロックウールとその他の材料
(セピオライトやアタパルジャイト等の無機繊維、及び
パルプ等の有機繊維、及びマイクロシリカや珪砂や水酸
化アルミニウムやパーライトやシラスバルーン等の骨
材)と水を含むロックウールスラリーを抄造して含水率
100重量%のウェットマット2を形成し、このウェッ
トマット2を裏面側から100mmHgの真空度で吸引
脱水しながら、ウェットマット2の表面に濃度10重量
%のフェノール樹脂液4をオーバーフローコータ6で塗
布し、フェノール樹脂をウェットマット2に含浸させ
た。フェノール樹脂液4の塗布量はウェットマット2の
含水率に対して100重量%に設定した。次にウェット
マット2を180℃の温度で75分間加熱して、ウェッ
トマット2を乾燥させると共にウェットマット2に含浸
させたフェノール樹脂を硬化させて、各材料の配合量
(単位は重量%)が表2に示すようになったロックウー
ルボードを作成した。
(セピオライトやアタパルジャイト等の無機繊維、及び
パルプ等の有機繊維、及びマイクロシリカや珪砂や水酸
化アルミニウムやパーライトやシラスバルーン等の骨
材)と水を含むロックウールスラリーを抄造して含水率
100重量%のウェットマット2を形成し、このウェッ
トマット2を裏面側から100mmHgの真空度で吸引
脱水しながら、ウェットマット2の表面に濃度10重量
%のフェノール樹脂液4をオーバーフローコータ6で塗
布し、フェノール樹脂をウェットマット2に含浸させ
た。フェノール樹脂液4の塗布量はウェットマット2の
含水率に対して100重量%に設定した。次にウェット
マット2を180℃の温度で75分間加熱して、ウェッ
トマット2を乾燥させると共にウェットマット2に含浸
させたフェノール樹脂を硬化させて、各材料の配合量
(単位は重量%)が表2に示すようになったロックウー
ルボードを作成した。
【0029】(実施例3乃至8)ロックウールとその他
の材料(セピオライトやアタパルジャイト等の無機繊
維、及びパルプ等の有機繊維、及びマイクロシリカや珪
砂や水酸化アルミニウムやパーライトやシラスバルーン
等の骨材)と膨潤剤(澱粉、或いはポリビニルアルコー
ル(PVA)、或いは珪酸リチウム(LiSiO2 )と
水を含むロックウールスラリーを抄造して含水率100
重量%のウェットマット2を形成し、このウェットマッ
ト2を裏面側から100mmHgの真空度で吸引脱水し
ながら、ウェットマット2の表面に濃度10重量%のフ
ェノール樹脂液4をオーバーフローコータ6で塗布し、
フェノール樹脂をウェットマット2に含浸させた。フェ
ノール樹脂液4の塗布量はウェットマット2の含水率に
対して100重量%に設定した。次にウェットマット2
を180℃の温度で75分間加熱して、ウェットマット
2を乾燥させると共にウェットマット2に含浸させたフ
ェノール樹脂を硬化させて、各材料の配合量(単位は重
量%)が表2に示すようになったロックウールボードを
作成した。
の材料(セピオライトやアタパルジャイト等の無機繊
維、及びパルプ等の有機繊維、及びマイクロシリカや珪
砂や水酸化アルミニウムやパーライトやシラスバルーン
等の骨材)と膨潤剤(澱粉、或いはポリビニルアルコー
ル(PVA)、或いは珪酸リチウム(LiSiO2 )と
水を含むロックウールスラリーを抄造して含水率100
重量%のウェットマット2を形成し、このウェットマッ
ト2を裏面側から100mmHgの真空度で吸引脱水し
ながら、ウェットマット2の表面に濃度10重量%のフ
ェノール樹脂液4をオーバーフローコータ6で塗布し、
フェノール樹脂をウェットマット2に含浸させた。フェ
ノール樹脂液4の塗布量はウェットマット2の含水率に
対して100重量%に設定した。次にウェットマット2
を180℃の温度で75分間加熱して、ウェットマット
2を乾燥させると共にウェットマット2に含浸させたフ
ェノール樹脂を硬化させて、各材料の配合量(単位は重
量%)が表2に示すようになったロックウールボードを
作成した。
【0030】上記の実施例2乃至8について、上述の樹
脂の含浸のばらつき具合を測定する方法によって、フェ
ノール樹脂の含浸の均一性を評価した。結果を表2に示
す。
脂の含浸のばらつき具合を測定する方法によって、フェ
ノール樹脂の含浸の均一性を評価した。結果を表2に示
す。
【0031】
【表2】
【0032】表2に示すように澱粉やポリビニルアルコ
ールや珪酸リチウムの膨潤剤を含む実施例3乃至8の方
が、膨潤剤を含まない実施例2よりもフェノール樹脂の
含浸の均一性が高い。
ールや珪酸リチウムの膨潤剤を含む実施例3乃至8の方
が、膨潤剤を含まない実施例2よりもフェノール樹脂の
含浸の均一性が高い。
【0033】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に記載の
発明は、ロックウールを抄造してウェットマットを形成
し、ウエットマットの表面に熱硬化性樹脂液を塗布し、
ウェットマットの裏面側より吸引脱水することにより熱
硬化性樹脂液をウェットマットに含浸させたので、ウェ
ットマットの表面に塗布された熱硬化性樹脂液中の熱硬
化性樹脂をウェットマットに均一に含浸させることがで
き、このためロックウールボードの熱硬化性樹脂が含浸
されない部分がなくなってロックウールボードの吸水率
が小さくなると共にロックウールボード全体を熱硬化性
樹脂で補強することができ、吸水時の寸法変化が小さ
く、且つ耐水性強度の高いロックウールボードを得るこ
とができるものである。
発明は、ロックウールを抄造してウェットマットを形成
し、ウエットマットの表面に熱硬化性樹脂液を塗布し、
ウェットマットの裏面側より吸引脱水することにより熱
硬化性樹脂液をウェットマットに含浸させたので、ウェ
ットマットの表面に塗布された熱硬化性樹脂液中の熱硬
化性樹脂をウェットマットに均一に含浸させることがで
き、このためロックウールボードの熱硬化性樹脂が含浸
されない部分がなくなってロックウールボードの吸水率
が小さくなると共にロックウールボード全体を熱硬化性
樹脂で補強することができ、吸水時の寸法変化が小さ
く、且つ耐水性強度の高いロックウールボードを得るこ
とができるものである。
【0034】また本発明の請求項2に記載の発明は、ウ
ェットマットに膨潤剤を含有させたので、膨潤剤によっ
てウェットマットに含浸させた熱硬化性樹脂を捕捉する
ことができると共に膨潤剤を水分の移動を緩やかにする
ことができ、このためウェットマット中の水分がウェッ
トマットの表裏面側に移動するのに伴って熱硬化性樹脂
が一緒にウェットマットの表裏面側に移動しにくくする
ことができ、ウェットマット中の熱硬化性樹脂の均一性
が損なわれないようにすることができる。従ってロック
ウールボードの熱硬化性樹脂が均一に含浸されることに
なって、ロックウールボードの吸水率が小さくなると共
にロックウールボード全体を熱硬化性樹脂で補強するこ
とができ、吸水時の寸法変化が小さく、且つ耐水性強度
の高いロックウールボードを得ることができるものであ
る。
ェットマットに膨潤剤を含有させたので、膨潤剤によっ
てウェットマットに含浸させた熱硬化性樹脂を捕捉する
ことができると共に膨潤剤を水分の移動を緩やかにする
ことができ、このためウェットマット中の水分がウェッ
トマットの表裏面側に移動するのに伴って熱硬化性樹脂
が一緒にウェットマットの表裏面側に移動しにくくする
ことができ、ウェットマット中の熱硬化性樹脂の均一性
が損なわれないようにすることができる。従ってロック
ウールボードの熱硬化性樹脂が均一に含浸されることに
なって、ロックウールボードの吸水率が小さくなると共
にロックウールボード全体を熱硬化性樹脂で補強するこ
とができ、吸水時の寸法変化が小さく、且つ耐水性強度
の高いロックウールボードを得ることができるものであ
る。
【図1】本発明の一実施の形態を示す概略断面図であ
る。
る。
【図2】(a)は同上のオーバーフローコータを示す断
面図、(b)は同上のフローコータを示す正面図であ
る。
面図、(b)は同上のフローコータを示す正面図であ
る。
【図3】同上のロックウールボードへの熱硬化性樹脂の
含浸具合を調べる試験の方法におけるロックウールボー
ドの分割の仕方を示す概略図である。
含浸具合を調べる試験の方法におけるロックウールボー
ドの分割の仕方を示す概略図である。
【図4】(a)は同上のロックウールボードの寸法変化
を調べる試験方法を示す平面概略図、(b)は同上の側
面概略図である。
を調べる試験方法を示す平面概略図、(b)は同上の側
面概略図である。
2 ウェットマット 4 熱硬化性樹脂液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 保徳 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 ロックウールを抄造してウェットマット
を形成し、ウエットマットの表面に熱硬化性樹脂液を塗
布し、ウェットマットの裏面側より吸引脱水することに
より熱硬化性樹脂液をウェットマットに含浸させること
を特徴とするロックウールボードの製造方法。 - 【請求項2】 ウェットマットに膨潤剤を含有させるこ
とを特徴とする請求項1に記載のロックウールボードの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1235896A JPH09201814A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | ロックウールボードの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1235896A JPH09201814A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | ロックウールボードの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09201814A true JPH09201814A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11803063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1235896A Pending JPH09201814A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | ロックウールボードの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09201814A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108248175A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-07-06 | 秦皇岛玻璃工业研究设计院有限公司 | 一种多层复合防火玻璃的连续生产系统及方法 |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP1235896A patent/JPH09201814A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108248175A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-07-06 | 秦皇岛玻璃工业研究设计院有限公司 | 一种多层复合防火玻璃的连续生产系统及方法 |
| CN108248175B (zh) * | 2017-12-27 | 2024-06-04 | 秦皇岛玻璃工业研究设计院有限公司 | 一种多层复合防火玻璃的连续生产系统及方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010821 |