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JPH0920627A - 酸化染毛剤組成物 - Google Patents

酸化染毛剤組成物

Info

Publication number
JPH0920627A
JPH0920627A JP7187871A JP18787195A JPH0920627A JP H0920627 A JPH0920627 A JP H0920627A JP 7187871 A JP7187871 A JP 7187871A JP 18787195 A JP18787195 A JP 18787195A JP H0920627 A JPH0920627 A JP H0920627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair dye
hair
dye composition
agent
sugar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7187871A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Yasuda
正明 安田
Yasuhiro Arai
泰裕 新井
Mikiko Kaminuma
三紀子 上沼
Keiichi Uehara
計一 植原
Masakazu Okumura
昌和 奥村
Takafumi Kusumoto
隆文 楠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP7187871A priority Critical patent/JPH0920627A/ja
Publication of JPH0920627A publication Critical patent/JPH0920627A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式化1で表される糖誘導体と、油性成分
と、酸化染料とを含有する第1剤と、酸化剤を含有す
る、第1剤以外の1剤もしくは2剤以上とを用時混合し
てなることを特徴とする酸化染毛剤組成物。 【化1】 (Aは糖からn個の水酸基を除いた残基、Rは総炭素数
18〜32で、且つ、分岐鎖を有する脂肪鎖、nは1以
上を表す。) 【効果】 染毛処理の際に頭髪からの垂れ落ちもなく、
伸展性、塗布性、均染性、染着性、耐洗浄性、染毛後の
毛髪の滑らかさに優れるという効果を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、染毛剤組成物、特に酸
化染毛剤組成物の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】酸化染毛剤は永久染毛剤の中で最も広く
使用されているもので、染毛剤中の酸化染料が毛髪中に
浸透して酸化重合し、発色することにより毛髪を化学的
に染着するので染毛効果が持続することが特徴である。
酸化染毛剤の剤型としては、粉末剤で用時水と混合して
用いる1剤型や、3剤以上の多剤型もあるが、酸化染料
を含む第1剤と、酸化剤を含む第2剤とを用時混合して
用いる2剤型が最も多い。何れにしても、酸化染毛剤は
酸化重合反応によって化学的に毛髪を染毛する。この酸
化重合はかなり激しい反応であり、酸化染毛剤の毛髪へ
の塗布性が悪いと染色むら等を生じることがあった。こ
の染色むらをなくすためには毛髪に塗布した際にすばや
く、均一に塗布できることが重要であり、よって、酸化
染毛剤は、各種溶媒・分散媒等を配合して流動性の高い
液状で提供されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
流動性の高い液状では、染毛処理中や染毛処理後に染毛
剤が毛髪から垂れ落ち、皮膚や衣服に付着したり、顔面
を流れ落ちたりする等の問題があった。一方、増粘剤等
を用いて染毛剤が垂れ落ちしないように粘度を高くしよ
うとすると、従来の増粘剤では酸化染毛剤の毛髪への伸
展性、塗布性、均染性が悪くなったり、また、増粘剤が
酸化染料の毛髪への浸透性を阻害するために、染着性が
低下するという問題があった。
【0004】また、酸化染毛剤による染毛後の髪はパサ
つきやすく、滑らかさに欠けるという問題点も有してい
た。本発明はこのような従来技術の課題に鑑み成された
ものであり、その目的は、染毛処理中に染毛剤の垂れ落
ちがないにもかかわらず、伸展性、塗布性等の使用性が
良好であり、染めむらがなく均染性に優れ、また、酸化
染料の染着性良好で、しかも、染毛後の使用感が良好な
酸化染毛剤組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記目的を
達成するため鋭意検討を行った結果、ある種の糖誘導体
と油性成分を酸化染料を含有する第1剤に配合すること
により、前記課題が解決されることを見出した。すなわ
ち、本発明の請求項1記載の酸化染毛剤組成物は、一般
式化4で表される糖誘導体と、油性成分と、酸化染料と
を含有する第1剤と、酸化剤を含有する、第1剤以外の
1剤もしくは2剤以上とを用時混合してなることを特徴
とする。
【化4】 (但し、式中Aは糖からn個の水酸基を除いた残基、R
は総炭素数18〜32で、且つ、分岐鎖を有する脂肪
鎖、nは1以上を表す。)
【0006】請求項2記載の酸化染毛剤組成物は、請求
項1記載の酸化染毛剤組成物において、糖誘導体が一般
式化5で表される糖分岐脂肪族エーテルであることを特
徴とする。
【化5】 (但し、式中Aは糖からn個の非ヘミアセタール性水酸
基を除いた残基、R及びnは前記化1に同じである。)
【0007】請求項3記載の酸化染毛剤組成物は、請求
項1記載の酸化染毛剤組成物において、糖誘導体が一般
式化6で表される分岐脂肪族グリコシドであることを特
徴とする。
【化6】 (但し、式中Aは糖からヘミアセタール性水酸基を除い
た残基、Rは前記化1に同じである。)
【0008】請求項4記載の酸化染毛剤組成物は、請求
項1又は2記載の酸化染毛剤組成物において、糖誘導体
がマルチトールイソステアリルエーテルであることを特
徴とする。請求項5記載の酸化染毛剤組成物は、請求項
1又は3記載の酸化染毛剤組成物において、糖誘導体が
イソステアリルマルトシドであることを特徴とする。
【0009】請求項6記載の酸化染毛剤組成物は、請求
項1〜5記載の酸化染毛剤組成物において、油性成分と
して天然油脂、高級脂肪酸、ステロール類、エステル油
の中から選ばれた1種又は2種以上を含有することを特
徴とする。以下に本発明の構成を詳述する。
【0010】まず、本発明に係る糖誘導体は、糖の水酸
基と分岐脂肪族炭化水素基とのエーテル結合物であり、
特に、糖のヘミアセタール性水酸基以外の水酸基(非ヘ
ミアセタール性水酸基)と分岐脂肪族炭化水素基とのエ
ーテル結合物を糖分岐脂肪族エーテル、糖のヘミアセタ
ール性水酸基と分岐脂肪族炭化水素基とのエーテル結合
物(いわゆるグリコシド結合を形成している)を分岐脂
肪族グリコシドと呼ぶ。
【0011】本発明で用いられる糖誘導体は前記一般式
化4で表され、式中、Aは糖からn個の水酸基を除いた
残基であり、このような糖としては、グルコース、ガラ
クトース、キシロース、フルクトース、アルトロース、
タロース、マンノース、アラビノース、イドース、リキ
ソース、リボース、アロース等の単糖類及びその混合
物、マルトース、イソマルトース、ラクトース、キシロ
ビオース、ケンチオビオース、コージオビオース、セロ
ビオース、ソホロース、ニゲロース、スクロース、メリ
ビオース、ラミナリビオース、ルチノース等の二糖類及
びその混合物、マルトトリオース等の三糖類及びその混
合物、又はそれ以上の多糖類や、単糖の重合物、これら
糖類の混合物の他、マルチトール、ソルビトール、エリ
スリトール、マンニトール、ガラクチトール、グルシト
ール、イノシトール、マルトトリイトール、マルトテト
ライトール等の糖アルコール及びその混合物が挙げられ
る。尚、nは糖1分子に対して結合した分岐脂肪鎖の平
均結合数であり、糖誘導体が分岐脂肪族グリコシドの時
はnは1を表し、糖誘導体が糖分岐脂肪族エーテルの時
はnは1以上を表す。
【0012】Rは分岐鎖を有する脂肪鎖で総炭素数18
〜32である。分岐鎖の具体例としては、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、
トリデシル基、テトラデシル基、ヘプタデシル基、ヘキ
サデシル基、ヘプタデシル基、更にはそれ以上の高級脂
肪鎖が挙げられる。このような分岐鎖の位置ならびに数
は特に限定されない。Rの具体例としては、2−デシル
テトラデシル基、2−テトラデシルオクタデシル基、イ
ソステアリル基、2,7−ジメチルヘキサデシル基、テ
トラヒドラゲラニル基、2,7−ジメチルオクタデシル
基等が挙げられるが、分岐鎖を有し、総炭素数18〜3
2の脂肪鎖であれば特に限定されない。Rが直鎖状の脂
肪鎖であったり、Rの炭素数の合計が18より小さいと
増粘作用が十分に発揮されず、総炭素数が32より大き
い場合には疎水性が高くなって水に対する溶解度が悪く
なり、水系での使用が困難になる。
【0013】本発明に係る糖誘導体は既知の物質であ
り、例えば特開平4−76082に記載の方法で製造す
ることができる。また、分岐脂肪族アルコールと糖の脱
水縮合反応でも得ることができる。本発明の酸化染毛剤
組成物においては、糖誘導体を2種以上用いることがで
きる。例えば、糖分岐脂肪族エーテル又は分岐脂肪族グ
リコシドの分岐脂肪鎖や糖の種類、糖分岐脂肪族エーテ
ルにおいては分岐脂肪鎖の結合数や結合位置等が異なる
糖誘導体の混合物を用いてもよい。もちろん、糖分岐脂
肪族エーテルと分岐脂肪族グリコシドの混合物でも構わ
ない。
【0014】本発明の酸化染毛剤組成物において、糖誘
導体の配合量は本発明の効果が得られる範囲であれば別
段限定されず、配合量を適宜調整して用いることができ
るが、一般的には0.5〜60重量%、好ましくは1〜
15重量%である。。本発明において前記糖誘導体と併
用される油性成分としては、天然油脂、高級脂肪酸、ス
テロール類、エステル油、炭化水素油、高級アルコール
等が挙げられ、好ましくは天然油脂、高級脂肪酸、ステ
ロール類、エステル油である。天然油脂としては、例え
ばアボガド油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモ
ロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、
ゴマ油、小麦胚芽油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー
油、綿実油、大豆油、落花生油、茶実油、コメヌカ油、
ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、トリオクタン酸グ
リセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン等の液体油
脂が挙げられる。
【0015】高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘ
ン(ベヘニン)酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステ
アリン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン
酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸
(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げら
れる。ステロール類としては、例えば、コレステロー
ル、フィトステロール等が挙げられる。
【0016】エステル油としては、ミリスチン酸イソプ
ロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデ
シル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチ
ル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オ
レイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、
乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリ
ン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−
ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチル
ヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトー
ル脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキル
グリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リ
ンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン
酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリメチロ
ールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプ
ロパン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ペンタエリスリ
トール、トリ−2−エチルヘキシル酸グリセリン、セチ
ル−2−エチルヘキサノエート、エチルヘキシルパルミ
テート等が挙げられる。
【0017】炭化水素油としては、流動パラフィン、オ
ゾケライト、スクワレン、プリスタン、パラフィン、セ
レシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が
挙げられる。高級アルコールとしては、ラウリルアルコ
ール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘ
ニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアル
コール、セトステアリルアルコール等の直鎖高級アルコ
ール、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアル
コール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアル
コール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコ
ール、オクチルドデカノール等の分岐鎖高級アルコール
が挙げられる。
【0018】本発明においては前記油性成分を一種又は
二種以上を任意に用いることができる。なお、前記油性
成分の配合量としては染毛剤組成物全量に対して0.0
1〜15.0重量%が好適である。油性成分の配合料が
0.01重量%未満では十分な効果は得られず、また、
15重量%を超えて配合した場合には均染性や、染着
性、耐洗浄性に悪影響が及ぼすとともに、べたつきを生
じて使用感が悪くなることがある。
【0019】本発明の酸化染毛剤組成物に用いられる酸
化染料としては、例えば、フェニレンジアミン類、アミ
ノフェノール類、トルイレンジアミン類、アミノニトロ
フェノール類、ジフェニルアミン類、ジアミノフェニル
アミン類、N−フェニルフェニレンジアミン類、ジアミ
ノピリジン類、レゾルシン、ピロガロール、カテコー
ル、アミノクレゾール類及びこれらの塩等が挙げられ
る。酸化染料の配合量は通常酸化染毛剤に用いられる範
囲であれば特に限定されない。尚、本発明においては、
一般に主剤となる酸化染料と併用して色調を変化させる
色調調製剤も本発明の酸化染料として包含する。
【0020】本発明で用いられる酸化剤としては、例え
ば、過酸化水素、過硫酸塩、過ホウ酸塩、臭素酸塩、過
ヨウ素酸塩、過酸化尿素等が挙げられる。酸化剤の配合
量は通常酸化染毛剤に用いられる範囲であれば特に限定
されない。本発明に係る酸化染毛剤組成物は垂れ落ちた
り、流れたりしない適度な粘度を有し、しかも、毛髪に
すばやく均一に塗布できて染上がりも均一であるという
特徴を有している。本発明に係る糖誘導体は酸化染料が
毛髪中に浸透し、染着するのを阻害せず油性成分と共に
作用して酸化染料を良好に染着し、しかも染毛後の毛髪
が滑らかに仕上がる。さらに、本発明の糖誘導体は酸、
アルカリ中でも分解することなく安定で、また、染毛剤
組成物に配合しても感作性、刺激性がなく、安全性にも
優れるという特徴も有する。
【0021】また、染毛剤組成物にはエタノール、イソ
プロパノール等の低級アルコール類が配合されることが
あるが、このような系において界面活性剤を増粘剤とし
て用いると増粘効果が著しく低下するために界面活性剤
を多量に配合する必要があり、刺激性や染着性阻害等の
問題が生じやすい。本発明に係る糖誘導体を用いればこ
のような系においても少量で増粘効果を得ることができ
る。
【0022】本発明の酸化染毛剤の剤型は2剤以上の多
剤型であり、特に、糖誘導体、油性成分を酸化染料を含
有する第1剤に配合し、酸化剤を含有する、前記第1剤
以外の1剤もしく2剤以上を用時混合してなることを特
徴とする。このように、糖誘導体、油性成分及び酸化染
料を第1剤に配合することにより、染毛後の毛髪が滑ら
かになる等の使用感が大幅に向上するとともに、酸化染
料の染着性や耐洗浄性が大幅に向上するという相乗効果
が発揮される。なお、この相乗効果は油性成分を糖誘導
体、酸化染料とともに第1剤に配合し、この第1剤と、
酸化染料を含有する他剤とを用時混合して得られる酸化
染料組成物において発揮されるもので、例えば糖誘導体
と酸化染料を含有する第1剤と、油性成分と酸化剤を含
有する第2剤を用時混合して得られる酸化組成物におい
てはこのような相乗効果は発揮されない。この原因につ
いては明らかではないが、あらかじめ油性成分を糖誘導
体及び酸化染料とともに第1剤に配合した場合には、油
性成分と糖誘導体、酸化染料の間に何らかの相互作用が
生じ、これが染着性や耐洗浄性の向上をもたらすことが
考えられる。これに対し、油性成分が予め糖誘導体及び
酸化染料と配合されていない場合には、前記のような相
互作用を予め生じることができず、用時混合された時に
もその他の成分の影響により前記のような相互作用を強
固に形成することが困難であるために、染着性等に相乗
効果が発揮されないのではないかと推察される。
【0023】また、本発明のような多剤型染毛剤組成物
は製品安定性に優れ、また、特に乳化剤、分散剤、可溶
化剤等を配合しなくても糖誘導体が界面活性効果も有し
ているので油性成分を均一に乳化や分散することができ
るという特徴も有している。本発明の染毛剤組成物が例
えば2剤型組成物の場合には、第1剤と第2剤との混合
比は、通常重量比で第1剤:第2剤=1:1であること
が多いが、垂れ落ちや使用性、均染性、滑らかさ、染着
性、耐洗浄性等において不都合がない限り特に限定され
ない。
【0024】本発明の酸化染毛剤組成物は本発明の効果
が損なわれない範囲で通常染毛剤に用いられる他の成分
も配合することが可能である。例えば、通常第1剤に配
合される成分としては、グリセリン、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、コンドロイチン硫酸塩、ヒアルロン酸塩、ジグリセ
リン、1,3−ブチレングリコール、ピロリドンカルボ
ン酸塩、ソルビトール、マルチトール、ラクトース、オ
リゴ糖等の保湿剤、メチルフェニルポリシロキサン、ジ
メチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロ
キサン共重合体、ゴム状シメチルポリシロキサン、アミ
ノ変性ポリシロキサン等のシリコーン類が挙げられる。
【0025】また、チオグリコール酸塩、L−アスコル
ビン酸塩、亜硫酸水素塩、ハイドロサルファイト塩、硫
酸水素塩等の酸化防止剤及び安定化剤、コラーゲン加水
分解物、ケラチン加水分解物、シルクプロテイン加水分
解物、エラスチン加水分解物、大豆蛋白加水分解物等の
蛋白質加水分解物及びこれらの四級化物、アンモニア
水、アルカノールアミン、炭酸アンモニウム、炭酸水素
ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ剤を配合する
ことも可能である。また、乳化剤として、他の両親媒性
物質や、界面活性剤を用いることも可能である。
【0026】非イオン性界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸
部分エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体
等のポリオキシエチレン系界面活性剤、オクチルポリグ
リコシド等のアルキルポリグリコシド類、ポリグリセリ
ン脂肪酸エステル、ポリグリセリンアルキルエーテル等
のポリグリセリン系界面活性剤、マルチトールヒドロキ
シアルキルエーテル等の糖アルコールヒドロキシアルキ
ルエーテル類、脂肪酸ジエタノールアミド等が挙げら
れ、高級脂肪酸塩類、アルキルベンゼンスルホン酸塩
類、リン酸エステル類、アルキル硫酸塩類、アルキル硫
酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エス
テル塩類等のアニオン性界面活性剤、アミノ酸類、アル
キルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルア
ンモニウム塩、アルキルジメチルアミンオキサイド等の
カチオン性界面活性剤、その他の界面活性剤を適宜併用
できる。
【0027】更に、例えば、エタノール、ブタノール、
プロパノール、イソプロパノール、ベンジルアルコール
等の低級アルコール類、2−エチルヘキシルアルコー
ル、2−ヘキシルデシルアルコール、2−デシルテトラ
デシルアルコール、イソステアリルアルコール、セトス
テアリルアルコール、ラウリルアルコール、ステアリル
アルコール、セチルアルコール等の高級アルコール類等
を配合することができる。 また、金属イオン封鎖剤及
び防腐剤として、ヒドロキシエタンジホスホン酸塩類、
フェナセチン、EDTA及びその塩、パラベン類、スズ
酸塩類等が挙げられ、高分子化合物としては、ポリ(ジ
メチルアリルアンモニウムハライド)型カチオン性高分
子、ポリエチレングリコール、エピクロルヒドリン、プ
ロピレンアミン及び牛脂脂肪酸より得られるタロイルア
ミンの縮合生成物型であるカチオン性高分子、ポリエチ
レングリコール、エピクロルヒドリン、プロピレンアミ
ン及びヤシ油脂肪酸より得られるココイルアミンの縮合
生成物型であるカチオン性高分子、ビニルピロリドン、
ジメチルアミノメタアクリレート共重合体型カチオン性
高分子、第4級窒素含有セルロースエーテル型カチオン
性高分子類等が挙げられる。
【0028】また、ラウリン酸ジエタノールアミド、カ
ルボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマ
ー、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、メチルセルロース、キサンタンガム、カラ
ギーナン、アルギン酸塩、ペクチン、フェーセラン、ア
ラビアガム、ガツチガム、カラヤガム、トラガントガ
ム、カンテン末、ベントナイト、架橋性ポリアクリル酸
塩等の増粘剤も本発明の効果が損なわれない範囲で併用
することができる。
【0029】その他、pH調整剤、香料、薬剤、着色
剤、水等も適宜配合可能である。これらは、必要に応じ
適宜選択されて配合され、特にこれらに限定されるもの
ではない。第2剤に配合される成分としては、例えば、
フェナセチン、EDTA及びその塩、パラベン類、スズ
酸塩類等のパラフィン等の金属イオン封鎖剤及び防腐
剤、2−エチルヘキシルアルコール、2−ヘキシルデシ
ルアルコール、2−デシルテトラデシルアルコール、イ
ソステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、
ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、セチルア
ルコール等の高級アルコール類、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル類、アルキル硫酸エステル塩類、アシル
メチルタウリン類等の界面活性剤、クエン酸、リンゴ
酸、酢酸、乳酸、シュウ酸、酒石酸、ギ酸、レブリン酸
等の有機酸や、リン酸、塩酸等の無機酸等の酸、pH調
整剤、香料、薬剤、着色剤、水等が挙げられ、必要に応
じて適宜選択されるが、これらに特に限定されるもので
はない。
【0030】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。実施
例に先立ち、各実施例で用いた試験法について説明す
る。 〔染毛試験〕各被験染毛剤組成物を用いて10人のパネ
ラーの頭髪を染毛処理し、染毛時の垂れ落ち、頭髪への
伸展性・塗布性、均染性ならびに染毛後の毛髪の滑らか
さを相対評価した。評価基準は以下の通り。
【0031】〈垂れ落ちの評価〉 ◎:垂れ落ち、流れ落ちが全くない ○:垂れ落ち、流れ落ちが殆どない △:垂れ落ち、流れ落ちがある ×:垂れ落ち、流れ落ちがひどい 〈伸展性、塗布性の評価〉 ◎:非常に伸びがよく、塗布しやすい ○:まあまあ伸びがよく、塗布しやすい △:伸びがあまりよくなく、塗布しにくい ×:伸びが悪く、塗布にムラができる
【0032】〈均染性の評価〉 ◎:均一によく染った ○:殆ど均一に染った △:やや染めムラができた ×:染めムラができた 〈滑らかさの評価〉 ◎:非常に滑らか ○:滑らか △:やや滑らか ×:滑らかさに欠ける
【0033】〔染着性試験〕白髪の混じった人毛束2g
程度を市販のシャンプーで洗い、タオルで軽く拭いてア
ルミ盆に置く。染毛剤組成物5gをアルミ盆にとり、2
5〜30℃で人毛束の裏・表を歯ブラシでよく塗擦して
15分間放置する。その後微温湯で良く洗い、タオルで
拭き、次いで、ドライヤーで乾燥後、未処理の白髪の混
じった人毛との色の差を肉眼で判定した。 〈染着性の評価〉 ◎:非常に良好 ○:良好 △:やや悪い ×:悪い
【0034】〔耐洗浄性試験〕前記染着性試験において
判定後、染毛された人毛束を2等分し、一方を市販シャ
ンプー液に含浸して10回手もみ洗いした後、乾燥し
た。これを10回繰り返し、シャンプー前の人毛束と、
シャンプー後の人毛束の色を肉眼で比較し、耐洗浄性
(耐シャンプー性)を調べた。 〈耐洗浄性の評価〉 ◎:非常に良好(全く退色しない) ○:良好(僅かに退色する) △:やや悪い(退色する) ×:悪い(退色が著しい)
【0035】配合例1〜2、比較例1〜2 まず、従来使用されている増粘剤であるエマレックスO
P−5を比較例とし、次のような染毛剤組成物を調製
し、試験を行った。 〔染毛剤組成物の調製〕1)第1剤の調製 表1に記載の試料を用いて、下記の処方により第1剤を
定法に従って調製した。
【0036】 〈処方〉 第1剤 イソプロパノール 5.0wt% 試料(表1参照) 15.0〜35.0 チオグリコール酸アンモニウム 0.1 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 アンモニア水 6.0 パラフェニレンジアミン 1.0 レゾルシン 1.0 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0037】
【表1】 試 料(配合量) 配合例1 マルチトールモノイソステアリルエーテル(5.0wt%)+ ミリスチン酸イソプロピル(10.0wt%) 配合例2 イソステアリルマルトシド(5.0wt%)+ ミリスチン酸イソプロピル(10.0wt%) 比較例1 エマレックスOP−5**(25.0wt%) 比較例2 エマレックスOP−5**(25.0wt%)+ ミリスチン酸イソプロピル(10.0wt%) *POE(5)オクチルフェニルエーテル、日本エマルジョン(株)製
【0038】2)第2剤aの調製 次に、下記表2の処方で定法により透明液状の第2剤a
を調製した。
【表2】 成分 配合量 過酸化水素30% 15.0 リン酸緩衝液 pH3に調製 メチルパラベン 0.1 スズ酸ナトリウム 0.1 イオン交換水 残 余
【0039】〔染毛試験〕前記配合例1〜2及び比較例
1〜2の各第1剤と、第2剤aを重量比1:1で混合
し、得られた酸化染毛剤組成物を用いて染毛試験を行っ
た。混合前後の性状及び染毛試験の結果を表3に示す。
【表3】 第1剤 性状 垂れ落ち 伸展性 均染性 滑らかさ 混合前 混合後 ・塗布性 配合例1 ゲル状 ゲル状 ◎ ◎ ◎ ◎ 配合例2 ゲル状 ゲル状 ◎ ◎ ◎ ◎ 比較例1 液状 液状 × ○ × × 比較例2 液状 液状 × ○ × △
【0040】表3からも判るように、糖誘導体と油性成
分(ミリスチン酸イソプロピル)を併用した第1剤(配
合例1〜2)はゲル状で、第2剤aと混合後もゲル状を
呈していたのに対し、従来の増粘剤(エマレックスOP
−5)を用いた第1剤(比較例1)又はこれに油性成分
を併用した第1剤(比較例2)は液状で、第2剤aと混
合後も液状のままであり、混合しにくく不均一になりや
すかった。また、染毛試験においては、配合例1〜2の
第1剤を用いた酸化染毛剤組成物はいずれも垂れ落ち、
流れ落ちがなく、しかも、毛髪に対する伸展性・塗布性
が良好で、均染性及び染毛後の滑らかさに優れていた。
これに対し、従来の増粘剤を用いた比較例1〜2の混合
物は液状であるため垂れ落ちや流れ落ちがあり、均染
性、滑らかさに劣る等の問題が有った。
【0041】比較例3〜5 表4の試料を用いて前記配合例1〜2と同様の処方で糖
誘導体又は油性成分のみを配合した第1剤(比較例3〜
5)を調製し、前記第2剤aを重量比1:1で混合して
酸化染毛剤組成物を調製した。
【表4】 第1剤 試 料(第1剤中の配合量) 比較例3 マルチトールモノイソステアリルエーテル(5.0wt%) 比較例4 イソステアリルマルトシド(5.0wt%) 比較例5 ミリスチン酸イソプロピル(10.0wt%)
【0042】比較例3〜5の第1剤を用いた染毛剤組成
物と、前記配合例1〜2を用いた染毛剤組成物の性状、
染毛試験、染着性試験、耐洗浄性試験結果の比較を表5
に示す。
【表5】 第1剤 性状 垂れ落ち 伸展性 均染性 滑らかさ 染着性 耐洗浄性 (混合後) ・塗布性 配合例1 ケ゛ル状 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ 配合例2 ケ゛ル状 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ 比較例3 ケ゛ル状 ◎ ◎ ◎ △ ○ △ 比較例4 ケ゛ル状 ◎ ◎ ◎ △ ○ △ 比較例5 液状 × △ × △ × ×
【0043】表5から判るように、糖誘導体及び油性成
分(ミリスチン酸イソプロピル)を併用した場合(配合
例1〜2)にはゲル状の染毛剤組成物が得られ、垂れ落
ちがなく、毛髪への伸展性・塗布性、均染性が良好であ
る。また、染着性及び耐洗浄性にも優れていた。さら
に、染毛後の毛髪が非常に滑らかで使用感に優れてい
た。これに対し、糖誘導体のみを配合した場合(比較例
3〜4)には配合例1〜2と性状、垂れ落ち、伸展性・
塗布性、均染性は大差ないものの、染着性、耐洗浄性、
染毛後の滑らかさにおいて劣っていた。
【0044】また、油性成分のみを配合した場合(比較
例5)には、得られた染毛剤組成物が液状で、染毛試
験、染着性試験、耐洗浄性試験において何れの評価も著
しく劣っていた。以上のことから、本発明の効果は糖誘
導体と油性成分を併用した場合に相乗的に得られること
が理解される。
【0045】配合例3〜6、比較例6〜7 表6の試料を用いて前記配合例1〜2と同様の処方で第
1剤を調製し、前記第2剤と重量比1:1で混合して酸
化染毛剤組成物を得た。
【表6】 配合例 配合例 配合例 配合例 比較例 比較例 試料 3 4 5 6 6 7 イソステアリルマルトシト゛ 4.0 4.0 4.0 − 4.0 −マルチトールイソステアレート − − − 4.0 − 4.0ミリスチン 酸イソフ゜ロヒ゜ル 0.01 0.1 1.0 15.0 0.005 30.0 性状 ケ゛ル状 ケ゛ル状 ケ゛ル状 ケ゛ル状 ケ゛ル状 ケ゛ル状 垂れ落ち ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 伸展性・塗布性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 均染性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ △ 滑らかさ ○ ◎ ◎ ◎ △ ◎ 染着性 ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ 耐洗浄性 ○ ○ ○ ○ △ △
【0046】表6から判るように、油性成分が染毛剤組
成物に対して0.01重量%より少ない場合(比較例
7)には滑らかさ、染着性、耐洗浄性が十分でなく、1
5重量%を超える場合には、均染性、染着性、耐洗浄性
がかえって低下する傾向が認められ、使用感にもべたつ
きが感じられた。以上のことから、本発明の酸化染毛剤
組成物において油性成分の配合量は0.01〜15重量
%であることが好ましい。
【0047】配合例7〜9、比較例8〜10 表7の試料を用いて前記配合例1〜2と同様の処方で第
1剤を調製し、前記第2剤aと重量比1:1で混合して
酸化染毛剤組成物を得た。
【表7】 配合例 配合例 配合例 比較例 比較例 比較例 試料 7 8 9 8 9 10 イソステアリルマルトシト゛ 7.0 − − − − −マルチトールイソステアリルエーテル − 7.0 − − − − 2-テトラテ゛シルオクタテ゛シルマルトシト゛ − − 7.0 − − −ステアリルマルトシト゛ − − − 7.0 − − 2-ヘキシルテ゛シルマルトシト゛ − − − − 7.0 − 2-ヘキサテ゛シルオクタテ゛シルマルトシト゛ − − − − − 7.0ミリスチン 酸イソフ゜ロヒ゜ル 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 15.0 性状 混合前 ケ゛ル状 ケ゛ル状 ケ゛ル状 液状 液状 分離 混合後 ケ゛ル状 ケ゛ル状 ケ゛ル状 液状 液状 分離 染毛試験 垂れ落ち ◎ ◎ ◎ × × −* 伸展性・塗布性 ◎ ◎ ◎ ○ ○ −* 均染性 ◎ ◎ ◎ × × −* 滑らかさ ◎ ◎ ◎ △ △ −* * −:染毛試験を行わなかったことを示す。
【0048】表7から判るように、本発明の糖誘導体を
配合した配合例7〜9ではゲル状の酸化染毛剤組成物を
得ることができるが、脂肪鎖が直鎖である場合(比較例
8)や、分岐脂肪鎖の総炭素数が18より小さい場合
(比較例9)では染毛剤組成物が液状でゲル状にならな
かった。また、分岐脂肪鎖の総炭素数が32より大きい
場合(比較例10)には分離してしまい、均一な染毛剤
組成物が得られなかった。また、配合例7〜9を用いた
染毛剤組成物では染毛試験において何れの評価も優れて
いたが、比較例8〜9の第1剤を用いた染毛剤組成物で
は液状のために垂れ落ち等があり、また、伸展性・塗布
性、均染性、滑らかさにおいても本発明の配合例7〜9
に比して劣るものであった。
【0049】配合例10〜16 表8に示す試料を用いて前記配合例1〜2と同様の処方
で各第1剤を調製後、前記第2剤aと重量比1:1で混
合し、各混合物について各種試験を行った。
【表8】 配 合 例 試料 10 11 12 13 14 15 16 イソステアリルマルトシト゛ 8.0 8.0 8.0 8.0 8.0 4.0 −マルチトールイソステアリルエーテル − − − − − 4.0 8.0アホ゛カ゛ト゛ 油 12.0 − − − 6.0 12.0 −ラウリン 酸 − 12.0 − − 6.0 − 6.0コレステロール − − 12.0 − − − 6.0ミリスチン 酸ミリスチル − − − 12.0 − − − 垂れ落ち ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 伸展性・塗布性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 均染性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 滑らかさ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 染着性 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 耐洗浄性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
【0050】以上のことから、本発明の酸化染毛剤組成
物は、ゲル状で、染毛性、染着性、耐洗浄性、及び染毛
後の毛髪の滑らかさに優れた酸化染毛剤組成物が得られ
ることが理解される。比較例11 下記に示す処方で調製した第1剤及び第2剤bを重量比
1:1で混合して酸化染毛剤組成物を調製し、同様に各
種試験を行った。その結果、この染毛剤組成物はゲル状
で、垂れ落ちや染めムラはなかったものの、滑らかさや
染着性、耐洗浄性が十分でなく、従って油性成分を第2
剤に配合した場合には本発明の効果である糖誘導体と油
性成分の相乗効果は発揮されないことが判明した。以上
のことから、油性成分は糖誘導体及び酸化染料と共に第
1剤に配合する必要があることが理解される。
【0051】 <第1剤> イソプロパノール 5.0wt% イソステアリルマルトシド 5.0 チオグリコール酸アンモニウム 0.1 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 アンモニア水 6.0 パラフェニレンジアミン 1.0 レゾルシン 1.0 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0052】 <第2剤b>(クリーム液状) 過酸化水素30% 15.0 リン酸緩衝液 pH3に調製 メチルパラベン 0.1 スズ酸ナトリウム 0.1 ミリスチン酸イソプロピル 5.0 ステアリルアルコール 3.0 ラウリル硫酸ナトリウム 0.5 POE(20)セチルエーテル 0.5 イオン交換水 残 余
【0053】配合例17 3剤型染毛剤 <第1剤> イソプロパノール 5.0 イソステアリルマルトシド 5.0 イソステアリン酸 5.0 ミリスチン酸イソプロピル 5.0 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1.0 チオグリコール酸アンモニウム 1.0 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 アンモニア水 7.0 パラフェニレンジアミン 1.0 香料 適 量 イオン交換水 残 余 <第2剤c> 過酸化水素水 30% 15.0 リン酸緩衝液 0.1 メチルパラベン 0.1 錫酸ナトリウム 0.1 イオン交換水 残 余 <第3剤> 硫酸アンモニウム 2.0 メタケイ酸ナトリウム 20.0 過硫酸アンモニウム 75.0 EDTA 1.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 2.0
【0054】(製法)上記第1剤の処方をイオン交換水
に順次溶解して第1剤を得た。又、第2剤cも同様にし
て調製した。上記第3剤の各成分をよく粉砕、混合して
第3剤を得た。第3剤を第2剤cに溶解し、これに第1
剤を混合して3剤型染毛料組成物を得た。通常上記の順
序で混合するが、順序はこれに限定されない。上記の処
方で調製した第1剤、第2剤c及び第3剤を重量比1:
1:1で混合したところ、均一で適度な粘度を有するゲ
ル状組成物で、染毛処理の際に頭髪からの垂れ落ちもな
く、伸展性、塗布性、均染性、染着性、耐洗浄性が良好
で、処理後の毛髪の仕上がりが滑らかな酸化染毛剤組成
物が得られた。
【0055】下記の配合例18〜31の処方で調製した
第1剤を前記表3の第2剤aと重量比1:1で混合した
ところ、均一で適度な粘度を有するゲル状の酸化染毛剤
組成物が得られた。これらは何れも染毛処理の際に頭髪
からの垂れ落ちもなく、伸展性、塗布性、均染性、染着
性、耐洗浄性が良好で、しかも、染毛後の毛髪が滑らか
で使用感に優れた酸化染毛剤組成物が得られた。また、
何れの染毛剤組成物も頭皮に対して刺激のない安全な染
毛剤組成物であった。
【0056】配合例18 イソプロパノール 5.0 イソステアリルマルトシド 3.0 前記一般式化3で表され、Aがグルコース単糖3個の重合物、 Rがイソステアリル基である化合物 1.0 前記一般式化3で表され、Aがグルコース単糖4個の重合物、 Rがイソステアリル基である化合物 1.0 ナトリウムハイドロサルファイト 0.1 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 モノエタノールアミン 0.5 パラトルエンジアミノサルフェート 1.0 レゾルシン 1.0 オルソアミノフェノール 0.1 パラアミノフェノール 0.01 パラアミノオルソクレゾール 0.05 ツバキ油 12.0 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0057】配合例19 イソプロパノール 5.0 イソステアリルマルトシド 4.0 前記一般式化3で表され、Aがグルコース単糖3個の重合物、 Rがイソステアリル基である化合物 1.0 ピロ亜硫酸ナトリウム 0.1 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 モノエタノールアミン 0.5 パラトルエンジアミノサルフェート 1.0 レゾルシン 1.0 オルソアミノフェノール 0.1 メタフェニレンジアミン 0.01 パラアミノオルソクレゾール 0.05 ヒマシ油 3.0 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0058】配合例20 イソプロパノール 5.0 イソステアリルマルトシド 5.0 ジメチルポリシロキサン(20cs) 2.0 ホホバ油 15.0 ナトリウムハイドロサルファイト 0.1 L−アスコルビン酸 0.5 ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.5 アンモニア水 6.0 モノエタノールアミン 1.0 パラフェニレンジアミノサルフェート 1.0 レゾルシン 1.0 パラアミノフェノール 0.1 パラニトロオルソフェニレンジアミン 0.01 パラアミノオルソクレゾール 0.01 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0059】配合例21 イソプロパノール 5.0 ワセリン 0.5 1,3−ブチレングリコール 5.0 イソステアリルマルトシド 5.0 チオグリコール酸アンモニウム 0.5 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 メチルパラベン 1.0 モノエタノールアミン 0.5 水酸化ナトリウム 0.2 パラフェニレンジアミン 1.0 パラアミノオルソクレゾール 1.0 オルソアミノフェノール 0.1 マイクロクリスタリンワックス 10.0 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0060】配合例22 イソプロパノール 5.0 流動パラフィン 13.0 イソステアリルマルトシド 5.0 チオグリコール酸アンモニウム 0.1 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 モノエタノールアミン 0.5 炭酸水素ナトリウム 1.0 パラフェニレンジアミン 1.0 メタアミノフェノール 1.0 オルソアミノフェノール 0.1 メタフェニレンジアミン 0.01 パラアミノオルソクレゾール 0.01 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0061】配合例23 マルチトール水溶液 14.0 イソプロパノール 5.0 スクワラン 20.0 イソステアリルマルトシド 7.0 ナトリウムハイドロサルファイト 0.1 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 アンモニア水 6.0 炭酸アンモニウム 2.0 パラトルエンジアミノサルフェート 1.0 メタアミノフェノール 2.0 オルソアミノフェノール 0.3 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0062】配合例24 ベンジルアルコール 2.0 イソステアリルマルトシド 8.0 ピロ亜硫酸ナトリウム 0.1 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 モノエタノールアミン 0.5 パラフェニレンジアミン 1.0 レゾルシン 1.0 オルソアミノフェノール 0.2 メタアミノフェノール 0.1 パラアミノオルソクレゾール 0.05 コレステロール 10.0 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0063】配合例25 イソプロパノール 5.0 イソステアリルマルトシド 5.0 ナトリウムハイドロサルファイト 0.5 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 モノエタノールアミン 2.0 パラトルエンジアミノサルフェート 1.0 レゾルシン 1.0 パラアミノフェノール 0.1 ミリスチルアルコール 12.0 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0064】配合例26 プロピレングリコール 10.0 イソプロパノール 5.0 イソステアリルマルトシド 5.0 セタノール 13.0 ケラチン加水分解物 0.5 ナトリウムハイドロサルファイト 0.1 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 アンモニア水 6.0 パラフェニレンジアミン 1.0 パラアミノフェノール 1.0 パラアミノオルトクレゾール 0.02 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0065】配合例27 流動パラフィン 2.0 イソプロパノール 5.0 イソステアリルマルトシド 5.0 イソステアリルアルコール 14.5 ナトリウムハイドロサルファイト 0.1 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 アンモニア水 6.0 パラフェニレンジアミン 1.0 メタアミノフェノール 1.0 パラニトロオルトフェニレンジアミン 0.02 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0066】配合例28 ラノリン 2.0 エタノール 5.0 イソステアリルマルトシド 10.0 ピロ亜硫酸ナトリウム 0.1 水酸化ナトリウム 0.3 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 メチルパラベン 1.0 アンモニア水 6.0 パラトルエンジアミノサルフェート 1.0 レゾルシン 1.0 パラアミノオルソクレゾール 0.5 ラウリン酸ヘキシル 10.0 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0067】配合例29 プロピレングリコール 10.0 イソプロパノール 5.0 イソステアリルマルトシド 5.0 12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル 11.5 ナトリウムハイドロサルファイト 0.1 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 メチルパラベン 1.0 モノエタノールアミン 2.0 アンモニア水 5.0 パラフェニレンジアミン 1.5 レゾルシン 1.0 パラアミノフェノール 0.2 メタアミノフェノール 0.1 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0068】配合例30 ワセリン 2.0 エタノール 5.0 イソステアリルマルトシド 5.0 オクタン酸セチル 17.5 チオ硫酸ナトリウム 0.1 N−メチルピロリドン 0.5 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 メチルパラベン 0.1 モノエタノールアミン 3.0 水酸化カリウム 0.3 パラフェニレンジアミン 1.0 レゾルシン 1.0 メタアミノフェノール 0.1 パラアミノオルソクレゾール 0.05 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0069】配合例31 ラノリン 2.0 イソプロパノール 5.0 イソステアリルマルトシド 5.0 マルチトールヒドロキシ脂肪族エーテル 2.0 オレイルアルコール 18.0 ナトリウムハイドロサルファイト 0.1 L−アスコルビン酸 0.5 EDTA 0.5 メチルパラベン 0.1 モノエタノールアミン 0.5 パラフェニレンジアミン 1.0 パラアミノフェノール 1.0 レゾルシン 0.05 パラニトロオルトフェニレンジアミン 0.02 香料 適 量 イオン交換水 残 余
【0070】
【発明の効果】本発明に係る酸化染毛剤組成物は、油性
成分と糖誘導体を酸化染料と共に第1剤に配合すること
により、適度な粘度を有し、染毛処理の際に頭髪からの
垂れ落ちもなく、伸展性、塗布性、均染性に優れると共
に、滑らかさ、染着性、耐洗浄性が相乗的に向上すると
いういう特徴を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植原 計一 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 (72)発明者 奥村 昌和 兵庫県高砂市梅井5丁目1番1号 日本精 化株式会社研究所内 (72)発明者 楠本 隆文 東京都中央区小伝馬町4−9 小伝馬町第 一生命ビル 日本精化株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式化1で表される糖誘導体と、油性
    成分と、酸化染料とを含有する第1剤と、酸化剤を含有
    する、第1剤以外の1剤もしくは2剤以上とを用時混合
    してなることを特徴とする酸化染毛剤組成物。 【化1】 (但し、式中Aは糖からn個の水酸基を除いた残基、R
    は総炭素数18〜32で、且つ、分岐鎖を有する脂肪
    鎖、nは1以上を表す。)
  2. 【請求項2】 請求項1記載の酸化染毛剤組成物におい
    て、糖誘導体が一般式化2で表される糖分岐脂肪族エー
    テルであることを特徴とする酸化染毛剤組成物。 【化2】 (但し、式中Aは糖からn個の非ヘミアセタール性水酸
    基を除いた残基、R及びnは前記化1に同じである。)
  3. 【請求項3】 請求項1記載の酸化染毛剤組成物におい
    て、糖誘導体が一般式化3で表される分岐脂肪族グリコ
    シドであることを特徴とする酸化染毛剤組成物。 【化3】 (但し、式中Aは糖からヘミアセタール性水酸基を除い
    た残基、Rは前記化1に同じである。)
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の酸化染毛剤組成物
    において、糖誘導体がマルチトールイソステアリルエー
    テルであることを特徴とする酸化染毛剤組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1又は3記載の酸化染毛剤組成物
    において、糖誘導体がイソステアリルマルトシドである
    ことを特徴とする酸化染毛剤組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5記載の酸化染毛剤組成物に
    おいて、油性成分として天然油脂、高級脂肪酸、ステロ
    ール類、エステル油の中から選ばれた1種又は2種以上
    を含有することを特徴とする酸化染毛剤組成物。
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