JPH09157408A - 延伸ポリ乳酸フィルムあるいはシート - Google Patents
延伸ポリ乳酸フィルムあるいはシートInfo
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- JPH09157408A JPH09157408A JP32177895A JP32177895A JPH09157408A JP H09157408 A JPH09157408 A JP H09157408A JP 32177895 A JP32177895 A JP 32177895A JP 32177895 A JP32177895 A JP 32177895A JP H09157408 A JPH09157408 A JP H09157408A
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Abstract
ートを提供することにある。また、ヒートシール性能お
よび溶断シート性能に優れたポリ乳酸フィルムおよびシ
ートを提供することにある。さらに、熱寸法安定性が付
与されたポリ乳酸フィルムおよびシートを提供すること
にある。 【解決手段】 L−乳酸とD−乳酸の組成比が100:
0〜94:6または6:94〜0:100であるポリ乳
酸系重合体と、ガラス転移点Tgが0℃以下である生分
解性脂肪族ポリエステルとを主成分とし、前記生分解性
脂肪族ポリエステルの含有量は前記ポリ乳酸系重合体1
00重量部に対して3〜70重量部であり、かつ、少な
くとも1軸方向に延伸された後に熱処理が施されたこと
を特徴とする延伸ポリ乳酸フィルムあるいはシート。
Description
生分解性脂肪族ポリエステルとからなる、延伸フィルム
あるいはシートに関する。
従来のプラスチック製品の多く、特にプラスチック包装
材は使用後すぐに棄却されることが多い。一般包装用プ
ラスチックにはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリ塩化ビニルなどが使用され
ている。
ポリエチレンテレフタレートは燃焼時の発熱量が高く、
焼却処理中に燃焼炉を痛める恐れがある。また、ポリ塩
化ビニルは自己消火性のため燃焼することができない。
このため、これらプラスチック製品は埋立処理されるこ
とが多いが、その化学的、生物的安定性のためほとんど
分解せず残留し、埋立地の寿命を短くするなど、廃棄物
処理が課題となっている。
し、かつ安全である生分解性プラスチックが望まれ、多
くの研究がなされている。その一例としてポリ乳酸があ
る。ポリ乳酸は燃焼熱量はポリエチレンの半分以下であ
り、さらに、土中・水中で自然に加水分解が進行し、次
いで微生物により無害な分解物となる。
このため、ポリ乳酸フィルムを得るために、ポリ乳酸を
押出機で溶融押出して作製、ワインダーで連続して巻き
取る際に、巻き取り中にしわが入ったりフィルムが蛇行
して、巻き取りが困難となり、極めて生産性が劣る。そ
こで、滑剤をポリマーに練り込んだり、フィルムに塗布
・噴霧しながら巻き取ることも検討されるが、分解性の
滑剤を選択することが難しい。
目的で、ヒートシール性能および溶断シール性能が優れ
ていることが好ましい。しかし、ポリ乳酸フィルムはヒ
ートシール性能および溶断シール性能ともに、上述した
従来使用されているプラスチックフィルムに比べて劣っ
ていた。
6−23836号ではポリ乳酸フィルム、シートを延伸
することが開示されている。延伸することにより、脆い
ポリ乳酸フィルム、シートの脆性を改良することができ
る。ところが、延伸を行ったフィルムは加熱すると再び
収縮する。その性質を利用して収縮フィルムとして使用
できるが、収縮フィルム以外には不適切である。
性を付与するために、熱処理である熱固定を行うことが
知られている。しかし、熱処理は高温状態にフィルムを
さらすため、熱処理中にフィルムが融解してしまうこと
があり、処理条件の設定は容易ではなかった。
ラスチック原料として期待されているが、実用化するに
は各種の改良が望まれていた。本発明の目的は、特に滑
り性能に優れたポリ乳酸フィルムおよびシートを提供す
ることにある。また、ヒートシール性能および溶断シー
ト性能に優れたポリ乳酸フィルムおよびシートを提供す
ることにある。さらに、熱寸法安定性が付与されたポリ
乳酸フィルムおよびシートを提供することにある。
酸とD−乳酸の組成比が100:0〜94:6または
6:94〜0:100であるポリ乳酸系重合体と、ガラ
ス転移点Tgが0℃以下である生分解性脂肪族ポリエス
テルとを主成分とし、前記生分解性脂肪族ポリエステル
の含有量は前記ポリ乳酸系重合体100重量部に対して
3〜70重量部であり、かつ、少なくとも1軸方向に延
伸された後に熱処理が施されたことを特徴とする延伸ポ
リ乳酸フィルムあるいはシートである。
ムとシートは、特に違いがあるものではなく、「フィル
ム」と「シート」は置き換えて使用することができる。
あるポリ(L−乳酸)、構造単位がD−乳酸であるポリ
(D−乳酸)さらにはL−乳酸とD−乳酸の共重合体で
あるポリ(DL−乳酸)がある。また、これらの混合体
もある。
ど公知のいずれの方法を採用することができる。例え
ば、縮重合法ではL−乳酸またはD−乳酸あるいはこれ
らの混合物を直接脱水縮重合して任意の組成を持ったポ
リ乳酸を得ることができる。
あるラクチドを、必要に応じて重合調整剤等を用いなが
ら、選ばれた触媒を使用してポリ乳酸を得ることができ
る。ラクチドにはL−乳酸の2量体であるL−ラクチ
ド、D−乳酸の2量体であるD−ラクチド、さらにL−
乳酸とD−乳酸からなるDL−ラクチドがあり、これら
を必要に応じて混合して重合することにより任意の組
成、結晶性をもつポリ乳酸を得ることができる。
例えば、ジイソシアネート化合物、エポキシ化合物、酸
無水物などを使用できる。重合体の重量平均分子量の好
ましい範囲としては6万から100万であり、この範囲
を下回る場合は実用物性がほとんど発現されず、上回る
場合には、溶融粘度が高すぎ成形加工性に劣る。
肪族ポリエステルとしては、ポリ乳酸を除く、脂肪族ジ
オールと脂肪族ジカルボン酸を縮合して得られる脂肪族
ポリエステル、環状ラクトン類を開環重合した脂肪族ポ
リエステル、合成系脂肪族ポリエステル、菌体内で生合
成される脂肪族ポリエステル等が挙げられる。
合して得られる脂肪族ポリエステルとしては、脂肪族ジ
オールとしてエチレングリコール、1,4−ブタンジオ
ールおよび1,4−シクロヘキサンジメタノール等が挙
げられ、脂肪族ジカルボン酸としてコハク酸、アジピン
酸、スベリン酸、セバシン酸およびドデカン二酸等が代
表的に挙げられる。これらの中からそれぞれ1種類以上
選んで縮合重合し、あるいは必要に応じてイソシアネー
ト化合物等でジャンプアップして所望のポリマーを得る
ことができる。
エステルとしては、環状モノマーとしては、ε−カプロ
ラクトン、δ−バレロラクトン、β−メチル−δ−バレ
ロラクトン等が代表的に挙げられ、これらから1種類以
上選ばれて重合される。
酸無水物とオキシラン類、例えば、無水コハク酸とエチ
レンオキサイド、プロピオンオキサイド等との共重合体
等が挙げられる。
としては、アルカリゲネスユートロファスを始めとする
菌体内でアセチルコエンチームA(アセチルCoA)に
より生合成される脂肪族ポリエステルが知られている。
この脂肪族ポリエステルは、主にポリ−β−ヒドロキシ
酪酸(ポリ3HB)であるが、プラスチックとしての実
用特性向上のために、吉草酸ユニット(HV)を共重合
し、ポリ(3HB−co−3HV)の共重合体にするこ
とが工業的に有利である。HV共重合比は一般的に0〜
40%である。さらに長鎖のヒドロキシアルカノエート
を共重合してもよい。
る。まず、ポリ乳酸と生分解性脂肪族ポリエステルの混
合は同一の押出機にそれぞれの原料を投入して直接シー
トを作製する方法、あるいは、一旦ストランド形状に押
し出してペレットを作製した後、再び押出機にてシート
を作製する方法がある。いずれも、押出機中での分解に
よる分子量の低下を考慮しなければならない。ポリ乳酸
と生分解性脂肪族ポリエステルとを均一に混合させるに
は、後者の方が好ましい。
十分に乾燥、水分を除去した後、押出機で溶融する。ポ
リ乳酸と生分解性脂肪族ポリエステルとの混合物の溶融
押出温度はL−乳酸構造とD−乳酸構造の組成比、使用
する生分解性脂肪族ポリエステルの融点、および、混合
比率を考慮して、適宜選択する。通常、100〜250
℃の温度範囲が選択される。
転するキャスティングドラム(冷却ドラム)に接触させ
て急冷するのが好ましい。混合するポリマーの性質と割
合にもよるがキャスティングドラムの温度は60℃以下
が適当である。これより高いとポリマーがキャスティン
グドラムに粘着し、引き取れない。また、ポリ乳酸部分
の結晶化が促進されて、球晶が発達し延伸できなくなる
ため、60℃以下に設定して急冷し、ポリ乳酸部分を実
質上非晶性にすることが好ましい。
される。シートの延伸倍率は、例えば、延伸倍率は縦
(長手)方向、横(幅)方向それぞれ1.5〜5倍の範
囲で、延伸温度は50℃〜90℃の範囲で適宜選択され
る。延伸工程はシートを周速差のある2個のロール間で
延伸するロール延伸、および/または、テンターを用い
クリップでシートを把持しながらクリップ列の列間隔を
拡大させて延伸するテンター延伸によって行われる。二
軸に延伸する方法は、特に限定されるものではなく、同
時あるいは逐次延伸法、どちらでも構わない。
エステルとの変形挙動が異なるので、得られるフィルム
の表面を荒らす。そこで、静摩擦係数が小さくなり、フ
ィルムの滑り性は良好になる。このように、生分解性脂
肪族ポリエステルが分解性の滑剤として働く。その効果
は少なくともポリ乳酸100重量部に対して、生分解性
脂肪族ポリエステルが3重量部以上で発現する。また、
ポリ乳酸100重量部に対し脂肪族ポリエステルが70
重量部を越えると、シートの延伸性を阻害し、さらに、
後述する熱固定ができない。
後、テンター内で熱固定することができるので有用であ
る。熱固定温度としては、例えば、90℃〜170℃の
範囲で3秒以上熱処理することにより、シートに熱寸法
安定性が付与できる。この範囲内で熱処理温度が高いほ
ど、また熱処理時間が長いほど熱寸法安定性は向上す
る。
いポリ乳酸を使用することが好ましい。結晶性の高いポ
リ乳酸とは、具体的には、L−乳酸とD−乳酸との組成
比が100:0〜94:6または6:94〜0:100
である。
より分解速度が速い。そこで、ポリ乳酸および生分解性
脂肪族ポリエステルの混合比を適宜選択することで、分
解速度を調整することができる。すなわち、脂肪族ポリ
エステルの含有量を増すことで、分解速度を速くでき
る。
は何ら制限を受けるものではない。なお、実施例中に示
す測定、評価は次に示すような条件で行った。
ル10mgをJIS−K7122に基づいて、昇温速度
10℃/分で昇温したときのサ−モグラムからガラス転
移点を求めた。
強度 フィルムを長手方向100mm、幅方向10mmのサイ
ズに切り出したフィルム試験片を、同フィルムを2枚そ
ろえて重ね、長手方向に垂直に片端を10mm幅にヒー
トシールした。シール面は10mm×10mmになる。
ヒートシール条件は10mm幅の加熱バーで、圧力1.
0Kgf/cm2、温度190℃、シール時間5秒で行
ない、ヒートシール強度を測定する試料を作成した。
した1mmφのニクロム線で溶断させながらフィルムを
シールして、溶断シール強度を測定する試料を作成し
た。
ックしてシールした箇所が剥離あるいは破断する最大強
度を求めた。ヒートシール強度および溶断シール強度は
幅1cm当たりの強度(Kgf/cm)で示した。引張
り試験は東洋精機(株)テンシロン2型機を用いチャッ
ク間80mm、引張速度100mm/minで行なっ
た。
0mmに切り出し、長手方向に100mm間の評線をい
れ、80℃の温水バスに5分浸漬した後、その評線間の
寸法を計り、次式にしたがって熱収縮率を算出した。
なる構造単位との割合が98:2でガラス転移点58
℃、融点175℃、重量平均分子量24万のポリ乳酸を
30mmφ単軸エクストルーダーにて、210℃でTダ
イより押し出し、キャスティングロールにて急冷し、厚
み200μmの未延伸シートを得た。
0℃で2.5倍にロール延伸、次いで、幅方向にテンタ
ーで70℃で2.5倍に延伸した。引続き、熱処理をテ
ンターの熱処理ゾーンで温度120℃、処理時間25秒
で行って延伸ポリ乳酸フィルムを得た。得られた延伸ポ
リ乳酸フィルムの製造条件、静摩擦係数、ヒートシール
強度および溶断シール強度、強度熱収縮率を表1に示し
た。
乳酸100重量部と、Tgが−60℃のポリカプロラク
トンであるプラクセルH7(ダイセル化学社製)を1重
量部とを各々乾燥した後、混合して溶融押し出しにてペ
レット形状にした。得られたペレットを、実験例1と同
様の条件で、延伸ポリ乳酸フィルムを得た。得られた延
伸ポリ乳酸フィルムを実験例2とした。
製)を5重量部とした以外は実験例2と同様にして、延
伸ポリ乳酸フィルムを得た。得られた延伸ポリ乳酸フィ
ルムを実験例3とした。さらに実験例3で使用したペレ
ットから、表1で示した条件で延伸ポリ乳酸フィルムを
得た。得られた延伸ポリ乳酸フィルムを実験例4とし
た。実験例2〜4で得られた延伸ポリ乳酸フィルムの製
造条件、静摩擦係数、ヒートシール強度および溶断シー
ル強度、熱収縮率を表1に示した。
乳酸100重量部と、主に1,4−ブタンジオールとコ
ハク酸の縮合体にアジピン酸を加えて縮合したTg−4
5℃のビオノーレ#3010(昭和高分子社製)を5重
量部とを各々乾燥した後、混合して溶融押し出しにてペ
レット形状にした。得られたペレットから表1に示した
条件で、延伸ポリ乳酸フィルムを得た。得られた延伸ポ
リ乳酸フィルムを実験例5とした。
社製)を30,60および80重量部とした以外は実験
例5と同様にして、延伸ポリ乳酸フィルムを得た。得ら
れた延伸ポリ乳酸フィルムを実験例6〜8とした。実験
例6〜8で得られた延伸ポリ乳酸フィルムの製造条件、
静摩擦係数、ヒートシール強度および溶断シール強度、
熱収縮率を表2に示した。
100重量部と、クロロホルム中での固有粘度が約1.
3で、Tgが37℃のポリグリコリドを30重量部とを
各々乾燥した後、混合して溶融押し出しにてペレット形
状にした。得られたペレットから表1に示した条件で、
延伸ポリ乳酸フィルムを得た。得られた延伸ポリ乳酸フ
ィルムを実験例9とした。得られた延伸ポリ乳酸フィル
ムの製造条件、静摩擦係数、ヒートシール強度および溶
断シール強度、熱収縮率を表3に示した。尚、ポリグリ
コリドは生分解性を有するが脂肪族ポリエステルでな
い。
とD−乳酸からなる構造単位との割合が96:4でガラ
ス転移点57℃、融点152℃、重量平均分子量14万
のポリ乳酸100重量部と、ビオノーレ#3010(昭
和高分子社製)を30重量部とした以外は実験例5と同
様にして、延伸ポリ乳酸フィルムを得た。得られた延伸
ポリ乳酸フィルムを実験例10とした。実験例10で得
られた延伸ポリ乳酸フィルムの製造条件、静摩擦係数、
ヒートシール強度および溶断シール強度、熱収縮率を表
3に示した。
とD−乳酸からなる構造単位との割合が93:7でガラ
ス転移点57℃、融点125℃、重量平均分子量14万
のポリ乳酸100重量部と、ビオノーレ#3010(昭
和高分子社製)を30重量部とした以外は実験例5と同
様にして、延伸ポリ乳酸フィルムを得た。得られた延伸
ポリ乳酸フィルムを実験例11とした。実験例11で得
られた延伸ポリ乳酸フィルムの製造条件、静摩擦係数、
ヒートシール強度および溶断シール強度、熱収縮率を表
3に示した。
フィルムを実験例12とし、静摩擦係数、ヒートシール
強度および溶断シール強度、熱収縮率を表3に示した。
あり、実験例1,2,8,9,11,12は本発明の範
囲に含まれない比較例である。
なるフィルムであり生分解性の脂肪族ポリエステルを含
有していないので、静摩擦係数が大きく、滑りが悪い。
表1に示した実験例2〜4は生分解性の脂肪族ポリエス
テルとしてプラクセルH7を含有している。実験例2は
プラクセルH7の含有量は前記ポリ乳酸系重合体100
重量部に対して1重量部と少ないので滑り、ヒートシー
ル強度および溶断シール強度ともに劣る。
対して5重量部のプラクセルH7を含有している実験例
3,4は静摩擦係数が小さく、滑りが良い。実験例1〜
4は熱処理を行うことができるため、熱収縮率が小さ
く、寸法安定性がある。
肪族ポリエステルとしてビオノーレ#3010を使用
し、ポリ乳酸系重合体100重量部に対して5,30,
60,80重量部を含有する。実験例5〜7は静摩擦係
数が小さく、滑りが良い。特に、実験例6,7はヒート
シール強度および溶断シール強度ともに大きくなってい
る。ところが、実験例8は熱処理中にフィルムが破れて
しまった。
である生分解性を有する脂肪族ポリエステルであるポリ
グリコリドとポリ乳酸系重合体とを主成分とするため、
静摩擦係数が大きく、滑りが悪い。実験例10と同11
はL−乳酸とD−乳酸の組成比を変化している。組成比
が本発明の範囲に入る実験例10は静摩擦係数が小さ
く、滑りが良い。また、ヒートシール強度および溶断シ
ール強度ともに大きくなり、熱処理を行うことができる
ために熱収縮率が小さく、寸法安定性がある。
験例11は、熱処理中にフィルムが破れてしまった。ま
た、延伸処理を施していない実験例12は、静摩擦係数
が大きく、滑りが悪い。
ルムあるいはシートは滑り性能に優れているので、生産
性に優れる。また、ヒートシール性能および溶断シート
性能、熱寸法安定性が付与されているので、フィルムあ
るいはシートを二次加工品に使用できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 L−乳酸とD−乳酸の組成比が100:
0〜94:6または6:94〜0:100であるポリ乳
酸系重合体と、ガラス転移点Tgが0℃以下である生分
解性脂肪族ポリエステルとを主成分とし、前記生分解性
脂肪族ポリエステルの含有量は前記ポリ乳酸系重合体1
00重量部に対して3〜70重量部であり、かつ、少な
くとも1軸方向に延伸された後に熱処理が施されたこと
を特徴とする延伸ポリ乳酸フィルムあるいはシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32177895A JP3549968B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 延伸ポリ乳酸フィルムあるいはシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32177895A JP3549968B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 延伸ポリ乳酸フィルムあるいはシート |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003330052A Division JP3754041B2 (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | 延伸ポリ乳酸フィルムあるいはシートの滑性・シール強度を高める方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09157408A true JPH09157408A (ja) | 1997-06-17 |
| JP3549968B2 JP3549968B2 (ja) | 2004-08-04 |
Family
ID=18136328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32177895A Expired - Lifetime JP3549968B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 延伸ポリ乳酸フィルムあるいはシート |
Country Status (1)
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