JPH0914483A - 電磁弁 - Google Patents
電磁弁Info
- Publication number
- JPH0914483A JPH0914483A JP16543095A JP16543095A JPH0914483A JP H0914483 A JPH0914483 A JP H0914483A JP 16543095 A JP16543095 A JP 16543095A JP 16543095 A JP16543095 A JP 16543095A JP H0914483 A JPH0914483 A JP H0914483A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- rod
- valve seat
- electromagnet device
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 弁部の振動に起因する耳障りな騒音を低減す
るとともに応答性を安定化する。 【構成】 弁部29を有したロッド25を樹脂製のリン
グ41とゴム製の男性支持部材42によりロッド25の
放射方向に弾性支持する。リング41は円周の1箇所に
切れ目を持つものとし、弾性支持部材42の締めつけ作
用によりリング41を内周を隙間なくロッド25の外周
に接触させる。
るとともに応答性を安定化する。 【構成】 弁部29を有したロッド25を樹脂製のリン
グ41とゴム製の男性支持部材42によりロッド25の
放射方向に弾性支持する。リング41は円周の1箇所に
切れ目を持つものとし、弾性支持部材42の締めつけ作
用によりリング41を内周を隙間なくロッド25の外周
に接触させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この出願の発明は、ボデーとこの
ボデーに固定された電磁石装置とによってボデー内に弁
室が形成されており、その弁室には前記電磁石装置の可
動鉄心に一端部を結合されたロッドの他端が配置されて
おり、そのロッドの他端には前記電磁石装置の励磁時に
前記弁室に設けられた凹状弁座に着座して同弁座の中心
の孔を閉鎖する凸状弁部が形成されており、前記ボデー
には前記弁座の前記孔を介して前記弁室に連通可能な高
圧液の流入通路および前記弁室に連通している流出通路
が形成されている電磁弁に関し、特に、前記弁部が前記
弁座からリフトしているときに発生する耳障りな騒音を
少なくした電磁弁に関するものである。
ボデーに固定された電磁石装置とによってボデー内に弁
室が形成されており、その弁室には前記電磁石装置の可
動鉄心に一端部を結合されたロッドの他端が配置されて
おり、そのロッドの他端には前記電磁石装置の励磁時に
前記弁室に設けられた凹状弁座に着座して同弁座の中心
の孔を閉鎖する凸状弁部が形成されており、前記ボデー
には前記弁座の前記孔を介して前記弁室に連通可能な高
圧液の流入通路および前記弁室に連通している流出通路
が形成されている電磁弁に関し、特に、前記弁部が前記
弁座からリフトしているときに発生する耳障りな騒音を
少なくした電磁弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボデーとこのボデーに固定された電磁石
装置とによってボデー内に弁室が形成されており、その
弁室には前記電磁石装置の可動鉄心に一端部を結合され
たロッドの他端が配置されており、そのロッドの他端に
は前記電磁石装置の励磁時に前記弁室に設けられた凹状
弁座に着座して同弁座の中心の孔を閉鎖する凸状弁部が
形成されており、前記ボデーには前記弁座の前記孔を介
して前記弁室に連通可能な高圧液の流入通路および前記
弁室に連通している流出通路が形成されている電磁弁は
周知であり、車両用液圧ブレーキ装置のアンチロック制
御用のブレーキ液圧調節アクチュエータの構成要素とし
ても使用されている。
装置とによってボデー内に弁室が形成されており、その
弁室には前記電磁石装置の可動鉄心に一端部を結合され
たロッドの他端が配置されており、そのロッドの他端に
は前記電磁石装置の励磁時に前記弁室に設けられた凹状
弁座に着座して同弁座の中心の孔を閉鎖する凸状弁部が
形成されており、前記ボデーには前記弁座の前記孔を介
して前記弁室に連通可能な高圧液の流入通路および前記
弁室に連通している流出通路が形成されている電磁弁は
周知であり、車両用液圧ブレーキ装置のアンチロック制
御用のブレーキ液圧調節アクチュエータの構成要素とし
ても使用されている。
【0003】上記ブレーキ液圧調節アクチュエータの構
成要素としての電磁弁には、耳障りな騒音を発生し難い
ことが一般的に要求されている。
成要素としての電磁弁には、耳障りな騒音を発生し難い
ことが一般的に要求されている。
【0004】前記電磁弁において、前記ロッドは、一般
的に、前記ロッドと前記弁座とが芯ずれしていても前記
弁部が前記弁座に適正に着座するようにするため、その
放射方向に或る程度自由に移動できるようになってい
る。これにより、前記弁部が前記弁座からリフトし高圧
液が弁座の孔から前記弁室に噴出するとき、噴出液が前
記弁部に当たって前記ロッドがその放射方向に振動し、
圧力振動が発生し、耳障りな騒音が発生する。
的に、前記ロッドと前記弁座とが芯ずれしていても前記
弁部が前記弁座に適正に着座するようにするため、その
放射方向に或る程度自由に移動できるようになってい
る。これにより、前記弁部が前記弁座からリフトし高圧
液が弁座の孔から前記弁室に噴出するとき、噴出液が前
記弁部に当たって前記ロッドがその放射方向に振動し、
圧力振動が発生し、耳障りな騒音が発生する。
【0005】かかる騒音を低減した電磁弁としては、ド
イツ国のローベルト・ボッシュ社がブレーキ液圧調節ア
クチュエータの構成要素として製造・販売している3ポ
ート3位置の電磁弁がある。この電磁弁においては、弁
部と弁座との芯ずれ量が微小量に管理され、ロッドとそ
の外周を取り巻く固定部材との間の隙間に多数の鋼球を
円周方向に列設してロッドの放射方向への移動を微小量
に制限している。
イツ国のローベルト・ボッシュ社がブレーキ液圧調節ア
クチュエータの構成要素として製造・販売している3ポ
ート3位置の電磁弁がある。この電磁弁においては、弁
部と弁座との芯ずれ量が微小量に管理され、ロッドとそ
の外周を取り巻く固定部材との間の隙間に多数の鋼球を
円周方向に列設してロッドの放射方向への移動を微小量
に制限している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
低騒音の電磁弁は、弁部と弁座との芯ずれを微小量に管
理すること、およびロッドの外周に多数の鋼球を配列し
てロッドの径方向移動を微小量に管理することに起因し
て、製造コストが非常に高くなる問題点がある。
低騒音の電磁弁は、弁部と弁座との芯ずれを微小量に管
理すること、およびロッドの外周に多数の鋼球を配列し
てロッドの径方向移動を微小量に管理することに起因し
て、製造コストが非常に高くなる問題点がある。
【0007】この出願の発明は、製造コストの上昇が比
較的に少なく且つ耳障りな騒音を低減した電磁弁を提供
することを目的とする。
較的に少なく且つ耳障りな騒音を低減した電磁弁を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的に従うこの出
願の発明の電磁弁は、ボデーとこのボデーに固定された
電磁石装置とによってボデー内に弁室が形成されてお
り、その弁室には前記電磁石装置の可動鉄心に一端部を
結合されたロッドの他端が配置されており、そのロッド
の他端には前記電磁石装置の励磁時に前記弁室に設けら
れた凹状弁座に着座して同弁座の中心の孔を閉鎖する凸
状弁部が形成されており、前記ボデーには前記弁座の前
記孔を介して前記弁室に連通可能な高圧液の流入通路お
よび前記弁室に連通している流出通路が形成されている
電磁弁であって、前記ロッドの他端部外周に摺動可能に
接触する内周を持ち円周の1箇所に切れ目を形成して径
が可変とした樹脂製のリングと、このリングを介して前
記ロッドを前記ボデーに対して常に弾性支持するゴム製
の弾性支持部材が配設されており、前記リングは前記弾
性支持部材による締めつけ作用により前記ロッドの外周
に隙間なく当接されており、前記弾性支持部材の前記ロ
ッドに対する弾性支持力は前記電磁石装置の励磁時に前
記弁部の凸と前記弁座の凹の係合による芯合わせ作用を
許容する範囲内で可及的に大きく設定されているもので
ある。
願の発明の電磁弁は、ボデーとこのボデーに固定された
電磁石装置とによってボデー内に弁室が形成されてお
り、その弁室には前記電磁石装置の可動鉄心に一端部を
結合されたロッドの他端が配置されており、そのロッド
の他端には前記電磁石装置の励磁時に前記弁室に設けら
れた凹状弁座に着座して同弁座の中心の孔を閉鎖する凸
状弁部が形成されており、前記ボデーには前記弁座の前
記孔を介して前記弁室に連通可能な高圧液の流入通路お
よび前記弁室に連通している流出通路が形成されている
電磁弁であって、前記ロッドの他端部外周に摺動可能に
接触する内周を持ち円周の1箇所に切れ目を形成して径
が可変とした樹脂製のリングと、このリングを介して前
記ロッドを前記ボデーに対して常に弾性支持するゴム製
の弾性支持部材が配設されており、前記リングは前記弾
性支持部材による締めつけ作用により前記ロッドの外周
に隙間なく当接されており、前記弾性支持部材の前記ロ
ッドに対する弾性支持力は前記電磁石装置の励磁時に前
記弁部の凸と前記弁座の凹の係合による芯合わせ作用を
許容する範囲内で可及的に大きく設定されているもので
ある。
【0009】
【作用】上記の電磁弁においては、前記弾性支持部材に
より前記ロッドがその放射方向に常に弾性支持されてい
ることから、前記弁部が前記弁座からリフトし、高圧液
が前記弁座の孔から前記弁室に噴出して前記弁部に当た
っても、前記ロッドの放射方向の振動(耳障りな騒音の
原因となる比較的高周波の振動)が抑制され、耳障りな
騒音が大幅に低減されるものである。
より前記ロッドがその放射方向に常に弾性支持されてい
ることから、前記弁部が前記弁座からリフトし、高圧液
が前記弁座の孔から前記弁室に噴出して前記弁部に当た
っても、前記ロッドの放射方向の振動(耳障りな騒音の
原因となる比較的高周波の振動)が抑制され、耳障りな
騒音が大幅に低減されるものである。
【0010】そして、前記弁部と前記弁座との芯ずれが
あっても、前記電磁石装置の励磁により前記弁部が前記
弁座に着座するとき、弁部の凸と弁座の凹の係合により
弁部と弁座を芯合わせする力が発生し、この力が前記弾
性支持部材に負荷したときには前記弾性支持部材が弾性
変形をして弁部の放射方向移動を許容するので、弁部は
弁座に適正に着座するものである。
あっても、前記電磁石装置の励磁により前記弁部が前記
弁座に着座するとき、弁部の凸と弁座の凹の係合により
弁部と弁座を芯合わせする力が発生し、この力が前記弾
性支持部材に負荷したときには前記弾性支持部材が弾性
変形をして弁部の放射方向移動を許容するので、弁部は
弁座に適正に着座するものである。
【0011】更に、ゴム製の前記弾性支持部材が前記ロ
ッドに直接接触せず、前記弾性支持部材により支持され
た樹脂製のリングが前記ロッドと接触するようにされて
おり、樹脂材はゴム材に比べて温度変化やロッドの面粗
度変化に対する摺動抵抗変化が少ないので、電磁弁の応
答特性が安定するものである。
ッドに直接接触せず、前記弾性支持部材により支持され
た樹脂製のリングが前記ロッドと接触するようにされて
おり、樹脂材はゴム材に比べて温度変化やロッドの面粗
度変化に対する摺動抵抗変化が少ないので、電磁弁の応
答特性が安定するものである。
【0012】
【実施例】この出願の発明に係る電磁弁の一実施例を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0013】図1において、電磁弁10は非磁性体製の
ボデー11を有している。このボデー11には、上端開
放の段付穴12と、この段付穴12の下端面に開口する
高圧液の流入通路13と、段付穴12の下方部の内周面
に開口する流出通路14とが形成されている。流入通路
13は図示しないマスタシリンダと接続され、流出通路
14は図示しない車輪ブレーキと接続される。
ボデー11を有している。このボデー11には、上端開
放の段付穴12と、この段付穴12の下端面に開口する
高圧液の流入通路13と、段付穴12の下方部の内周面
に開口する流出通路14とが形成されている。流入通路
13は図示しないマスタシリンダと接続され、流出通路
14は図示しない車輪ブレーキと接続される。
【0014】ボデー11の上側に配置された電磁石装置
15は、ボデー11の段付穴12の上方部内に嵌入され
て段付穴12の下方部内に第1弁室16を形成する固定
鉄心17と、この固定鉄心17の上方小径部の外側に下
方部を嵌合されている非磁性体製のスリーブ18(試験
管を逆さにしたような形状を呈する)と、このスリーブ
18内に上下方向に移動自在に配置された可動鉄心19
と、この可動鉄心19を上方へ付勢するリターンスプリ
ング20と、非磁性体製のボビン21に巻かれた電気コ
イル22と、磁性体製のヨーク23a,23bとで構成
されている。固定鉄心17およびスリーブ18は段付穴
12の開口部にスペーサ40を圧入することでボデー1
1に液密に固定されている。スリーブ18の外周側に位
置するヨーク23a,23b等はボデー11に固定され
た保持具24によりボデー11に対し固定されている。
15は、ボデー11の段付穴12の上方部内に嵌入され
て段付穴12の下方部内に第1弁室16を形成する固定
鉄心17と、この固定鉄心17の上方小径部の外側に下
方部を嵌合されている非磁性体製のスリーブ18(試験
管を逆さにしたような形状を呈する)と、このスリーブ
18内に上下方向に移動自在に配置された可動鉄心19
と、この可動鉄心19を上方へ付勢するリターンスプリ
ング20と、非磁性体製のボビン21に巻かれた電気コ
イル22と、磁性体製のヨーク23a,23bとで構成
されている。固定鉄心17およびスリーブ18は段付穴
12の開口部にスペーサ40を圧入することでボデー1
1に液密に固定されている。スリーブ18の外周側に位
置するヨーク23a,23b等はボデー11に固定され
た保持具24によりボデー11に対し固定されている。
【0015】上端部を可動鉄心19に固定されたロッド
25は固定鉄心17を摺動可能に貫通している。第1弁
室16内にはロッド25の下端部と、固定鉄心17の下
面から突出するスリーブ26と、このスリーブ26内に
液密に且つ摺動可能に嵌合してスリーブ26内に第2弁
室27を形成するピストン28が配置されている。ロッ
ド25の下端は小室27内に位置しており、ロッド25
の下端には凸状の一方弁部29が形成されている。この
一方弁部29に対応する凹状の大径弁座30がピストン
28の上端に形成されており、ピストン28の下端には
第1弁室16の下壁に配置された凹状の小径弁座31に
対応する他方弁部32が成形されている。小径弁座31
はボデー11にかしめにより固定された弁座部材に形成
されている。大径弁座30の中心の孔33は他方弁部3
2の中心に開口しており、小径弁座31の中心の孔34
は流入通路13に連通している。第2弁室27はスリー
ブ26に形成されたオリフィス35により第1弁室16
に連通している。ピストン28の外周の環状溝には円周
の1箇所に切れ目を持ちスリーブ26と摺動するシール
部材としての樹脂製のリング38とこのリング38とピ
ストン28との間をシールするゴム製のリング36が装
着されている。小径弁座31の径よりも大径弁座30の
径の方が大きいことにより、ロッド25が下方へ移動し
てピストン28を押動し他方弁部32を小径弁座31に
着座させている状態では流入通路13の圧力がピストン
28を下方へ押圧し且つ流出通路14の圧力がピストン
28を上方へ押圧する受圧面積ができる。この受圧面積
の大きさは大径弁座の径なる円の面積から小径弁座の径
なる円の面積を差し引いた値であり、この受圧面積に流
入通路13と流出通路14間の所定値以上の圧力差(但
し、流入通路13の圧力>流出通路14の圧力)を乗じ
てなる力はピストン28を上方へ付勢するリターンスプ
リング37の力よりも大きく設定されている。
25は固定鉄心17を摺動可能に貫通している。第1弁
室16内にはロッド25の下端部と、固定鉄心17の下
面から突出するスリーブ26と、このスリーブ26内に
液密に且つ摺動可能に嵌合してスリーブ26内に第2弁
室27を形成するピストン28が配置されている。ロッ
ド25の下端は小室27内に位置しており、ロッド25
の下端には凸状の一方弁部29が形成されている。この
一方弁部29に対応する凹状の大径弁座30がピストン
28の上端に形成されており、ピストン28の下端には
第1弁室16の下壁に配置された凹状の小径弁座31に
対応する他方弁部32が成形されている。小径弁座31
はボデー11にかしめにより固定された弁座部材に形成
されている。大径弁座30の中心の孔33は他方弁部3
2の中心に開口しており、小径弁座31の中心の孔34
は流入通路13に連通している。第2弁室27はスリー
ブ26に形成されたオリフィス35により第1弁室16
に連通している。ピストン28の外周の環状溝には円周
の1箇所に切れ目を持ちスリーブ26と摺動するシール
部材としての樹脂製のリング38とこのリング38とピ
ストン28との間をシールするゴム製のリング36が装
着されている。小径弁座31の径よりも大径弁座30の
径の方が大きいことにより、ロッド25が下方へ移動し
てピストン28を押動し他方弁部32を小径弁座31に
着座させている状態では流入通路13の圧力がピストン
28を下方へ押圧し且つ流出通路14の圧力がピストン
28を上方へ押圧する受圧面積ができる。この受圧面積
の大きさは大径弁座の径なる円の面積から小径弁座の径
なる円の面積を差し引いた値であり、この受圧面積に流
入通路13と流出通路14間の所定値以上の圧力差(但
し、流入通路13の圧力>流出通路14の圧力)を乗じ
てなる力はピストン28を上方へ付勢するリターンスプ
リング37の力よりも大きく設定されている。
【0016】第2弁室27内にはロッド25を放射方向
に弾性支持するための樹脂製のリング41とゴム製の弾
性支持部材42とが配置されている。リング41は円周
の1箇所に切れ目41aを持ち、その内周でロッド25
の外周に接触する。弾性支持部材42は筒状のものでリ
ング41の外周側に配置されており、第2弁室27と可
動鉄心19が位置する室43との連通を確保するため、
固定鉄心17と接触する外周面には軸方向の連通溝42
aが複数形成され、また上下端面には反球状の突起42
bが複数形成されている。
に弾性支持するための樹脂製のリング41とゴム製の弾
性支持部材42とが配置されている。リング41は円周
の1箇所に切れ目41aを持ち、その内周でロッド25
の外周に接触する。弾性支持部材42は筒状のものでリ
ング41の外周側に配置されており、第2弁室27と可
動鉄心19が位置する室43との連通を確保するため、
固定鉄心17と接触する外周面には軸方向の連通溝42
aが複数形成され、また上下端面には反球状の突起42
bが複数形成されている。
【0017】弾性支持部材42がリング41を締めつけ
ることによりリング41の内周は隙間なくロッド25の
外周に接触し、ロッド25はリング41と弾性支持部材
42により固定鉄心17に対して放射方向に弾性支持さ
れる。この弾性支持力は、電磁石装置15の励磁時に弁
部29と弁座30との自動調心を許容する範囲内ででき
るだけ大きく設定される。同様に、リング38のスリー
ブ26に対する圧接力も弁部32と弁座31の自動調心
を許容するように設定される。
ることによりリング41の内周は隙間なくロッド25の
外周に接触し、ロッド25はリング41と弾性支持部材
42により固定鉄心17に対して放射方向に弾性支持さ
れる。この弾性支持力は、電磁石装置15の励磁時に弁
部29と弁座30との自動調心を許容する範囲内ででき
るだけ大きく設定される。同様に、リング38のスリー
ブ26に対する圧接力も弁部32と弁座31の自動調心
を許容するように設定される。
【0018】図1は、マスタシリンダがブレーキ操作さ
れておらず流入通路13の圧力がゼロであり、電磁石装
置15が励磁されていない状態を示している。この状態
では、リターンスプリング20により可動鉄心19がス
リーブ18に当接するまで上方へ移動させられ、リター
ンスプリング37によりピストン28が一方弁部29に
当接するまで上方へ移動させられ、従って一方弁部29
が大径弁座30に着座し且つ他方弁部32が小径弁座3
1から離間した状態となる。
れておらず流入通路13の圧力がゼロであり、電磁石装
置15が励磁されていない状態を示している。この状態
では、リターンスプリング20により可動鉄心19がス
リーブ18に当接するまで上方へ移動させられ、リター
ンスプリング37によりピストン28が一方弁部29に
当接するまで上方へ移動させられ、従って一方弁部29
が大径弁座30に着座し且つ他方弁部32が小径弁座3
1から離間した状態となる。
【0019】図1の状態において、マスタシリンダがブ
レーキ操作された場合には、マスタシリンダからブレー
キ液が流入通路13−孔34−他方弁部32と小径弁座
31との間の隙間(オリフィス効果を奏しない隙間)−
弁室16−流出通路14を通って車輪ブレーキへ圧送さ
れる。
レーキ操作された場合には、マスタシリンダからブレー
キ液が流入通路13−孔34−他方弁部32と小径弁座
31との間の隙間(オリフィス効果を奏しない隙間)−
弁室16−流出通路14を通って車輪ブレーキへ圧送さ
れる。
【0020】マスタシリンダからブレーキ液が車輪ブレ
ーキへ圧送されている最中において、電磁石装置15が
所定電流値にて励磁されると、可動鉄心19が固定鉄心
17へ吸引され、ロッド25が下降してピストン28を
下降させ、他方弁部32が小径弁座31に着座し、流入
通路13から弁室16へのブレーキ液流入が停止され
る。この後、車輪ブレーキ内のブレーキ液が別途電磁弁
を通して排出されて圧力が降下された後、車輪ブレーキ
の圧力を再度上昇させるために電磁石装置15が非励磁
にされると、流入通路13の圧力が流出通路14の圧力
よりも所定値以上高い状態となっていてピストン28が
リターンスプリング37の力よりも大きい力で下方へ付
勢されているため、リターンスプリング20によりロッ
ド25が上方へ移動させられ、一方弁部29が大径弁座
30から離間し、マスタシリンダからブレーキ液が流入
通路13−孔33−一方弁部29と大径弁座30との間
の隙間−小室27−オリフィス35−弁室16−流出通
路14を通って車輪ブレーキへ圧送される。この時、孔
33から噴出したブレーキ液が弁部29に衝突するが、
ロッド25がリング41と弾性支持部材42とによって
放射方向に弾性支持されているので、ロッド25の放射
方向への振動が抑制され、騒音が低減される。
ーキへ圧送されている最中において、電磁石装置15が
所定電流値にて励磁されると、可動鉄心19が固定鉄心
17へ吸引され、ロッド25が下降してピストン28を
下降させ、他方弁部32が小径弁座31に着座し、流入
通路13から弁室16へのブレーキ液流入が停止され
る。この後、車輪ブレーキ内のブレーキ液が別途電磁弁
を通して排出されて圧力が降下された後、車輪ブレーキ
の圧力を再度上昇させるために電磁石装置15が非励磁
にされると、流入通路13の圧力が流出通路14の圧力
よりも所定値以上高い状態となっていてピストン28が
リターンスプリング37の力よりも大きい力で下方へ付
勢されているため、リターンスプリング20によりロッ
ド25が上方へ移動させられ、一方弁部29が大径弁座
30から離間し、マスタシリンダからブレーキ液が流入
通路13−孔33−一方弁部29と大径弁座30との間
の隙間−小室27−オリフィス35−弁室16−流出通
路14を通って車輪ブレーキへ圧送される。この時、孔
33から噴出したブレーキ液が弁部29に衝突するが、
ロッド25がリング41と弾性支持部材42とによって
放射方向に弾性支持されているので、ロッド25の放射
方向への振動が抑制され、騒音が低減される。
【0021】また、マスタシリンダから車輪ブレーキへ
圧送されるブレーキ液の流量はオリフィス35により絞
られ、小流量であり、耳障りな騒音が低減されるもので
ある。
圧送されるブレーキ液の流量はオリフィス35により絞
られ、小流量であり、耳障りな騒音が低減されるもので
ある。
【0022】小室16の圧力は流入通路13の圧力とな
り、ピストン28は小室16の圧力(流入通路13の圧
力)と弁室16の圧力(流出通路14の圧力)との差を
ピストン28の外径を径とする円の面積から小径弁座3
1の径成る円の面積を差し引いた面積に受けてで下方に
付勢され、この付勢力で他方弁部32が小径弁座31に
着座した状態が維持される。
り、ピストン28は小室16の圧力(流入通路13の圧
力)と弁室16の圧力(流出通路14の圧力)との差を
ピストン28の外径を径とする円の面積から小径弁座3
1の径成る円の面積を差し引いた面積に受けてで下方に
付勢され、この付勢力で他方弁部32が小径弁座31に
着座した状態が維持される。
【0023】その後、電磁石装置15が再び所定電流値
にて励磁されたときには、一方弁部29が大径弁座30
に着座させられ、流入通路13から流出通路15へのブ
レーキ液の圧送が再び止められる。
にて励磁されたときには、一方弁部29が大径弁座30
に着座させられ、流入通路13から流出通路15へのブ
レーキ液の圧送が再び止められる。
【0024】電磁石装置15が非励磁にされて一方弁部
29が大径弁座30から離脱しており流入通路13から
流出通路14へブレーキ液が圧送されることで流出通路
14の圧力が流入通路13の圧力に略等しくなるまで上
昇し、流入通路13と流出通路14との間の圧力差によ
りピストン28を下方に付勢する力がリターンスプリン
グの付勢力よりも小さくなったときには、ターンスプリ
ング37によりピストン28が上方へ動かされて他方弁
部32が小径弁座31から離脱され且つ一方弁部29が
大径弁座30に着座されせら、流入通路13と流出通路
14とは再び他方弁部32と小径弁座31との間の隙間
を介して連通する。ブレーキ操作が解除されて流入通路
13の圧力が流出通路14の圧力よりも低くなったとき
には、流入通路13と流出通路14との間の圧力差とリ
ターンスプリング37とによりピストン28が上方へ動
かされて他方弁部32が小径弁座31から離脱され且つ
一方弁部29が大径弁座30に着座されせら、流入通路
13と流出通路14とは再び他方弁部32と小径弁座3
1との間の隙間を介して連通するものである。
29が大径弁座30から離脱しており流入通路13から
流出通路14へブレーキ液が圧送されることで流出通路
14の圧力が流入通路13の圧力に略等しくなるまで上
昇し、流入通路13と流出通路14との間の圧力差によ
りピストン28を下方に付勢する力がリターンスプリン
グの付勢力よりも小さくなったときには、ターンスプリ
ング37によりピストン28が上方へ動かされて他方弁
部32が小径弁座31から離脱され且つ一方弁部29が
大径弁座30に着座されせら、流入通路13と流出通路
14とは再び他方弁部32と小径弁座31との間の隙間
を介して連通する。ブレーキ操作が解除されて流入通路
13の圧力が流出通路14の圧力よりも低くなったとき
には、流入通路13と流出通路14との間の圧力差とリ
ターンスプリング37とによりピストン28が上方へ動
かされて他方弁部32が小径弁座31から離脱され且つ
一方弁部29が大径弁座30に着座されせら、流入通路
13と流出通路14とは再び他方弁部32と小径弁座3
1との間の隙間を介して連通するものである。
【0025】図1に示す実施例ではロッド25の下端の
弁部29に対応する弁座30をピストン28に形成して
いるが、弁部29がボデー11に形成された弁座に着脱
する構成にして実施することができる。
弁部29に対応する弁座30をピストン28に形成して
いるが、弁部29がボデー11に形成された弁座に着脱
する構成にして実施することができる。
【0026】
【発明の効果】この出願の発明に係る電磁弁は、以上に
説明したように、ロッドの他端部外周をボデーに対して
常に弾性支持する樹脂製のリングとゴム製の弾性支持部
材が配設されており、この弾性支持部材のロッドに対す
る弾性支持力は電磁石装置の励磁時に弁部の凸と弁座の
凹の係合による芯合わせ作用を許容する範囲内で可及的
に大きく設定されていることにより、耳障りな騒音が大
幅に低減し、且つ、製造コストの上昇が比較的に少なく
て済むものである。そして、ロッドにはリングが接触す
るので、ロッドの摺動抵抗が安定し、電磁弁の応答性が
安定するものである。
説明したように、ロッドの他端部外周をボデーに対して
常に弾性支持する樹脂製のリングとゴム製の弾性支持部
材が配設されており、この弾性支持部材のロッドに対す
る弾性支持力は電磁石装置の励磁時に弁部の凸と弁座の
凹の係合による芯合わせ作用を許容する範囲内で可及的
に大きく設定されていることにより、耳障りな騒音が大
幅に低減し、且つ、製造コストの上昇が比較的に少なく
て済むものである。そして、ロッドにはリングが接触す
るので、ロッドの摺動抵抗が安定し、電磁弁の応答性が
安定するものである。
【図1】この出願の発明の電磁弁の一実施例の断面図で
ある。
ある。
10・・・電磁弁 11・・・ボデー 12・・・段付孔 13・・・高圧液の流入通路 14・・・高圧液の流出通路 15・・・電磁石装置 16・・・第1弁室 19・・・可動鉄心 25・・・ロッド 26・・・弁部 27・・・第2弁室 41・・・樹脂製のリング 42・・・ゴム製の男性支持部材
Claims (2)
- 【請求項1】 ボデーとこのボデーに固定された電磁石
装置とによってボデー内に弁室が形成されており、その
弁室には前記電磁石装置の可動鉄心に一端部を結合され
たロッドの他端が配置されており、そのロッドの他端に
は前記電磁石装置の励磁時に前記弁室に設けられた凹状
弁座に着座して同弁座の中心の孔を閉鎖する凸状を有し
た弁部が形成されており、前記ボデーには前記弁座の前
記孔を介して前記弁室に連通可能な高圧液の流入通路お
よび前記弁室に連通している流出通路が形成されている
電磁弁において、前記ロッドの他端部外周に摺動可能に
接触する内周を持ち円周の1箇所に切れ目を形成して径
が可変とした樹脂製のリングと、このリングを介して前
記ロッドを前記ボデーに対して常に弾性支持するゴム製
の弾性支持部材が配設されており、前記リングは前記弾
性支持部材による締めつけ作用により前記ロッドの外周
に隙間なく当接されており、前記弾性支持部材の前記ロ
ッドに対する弾性支持力は前記電磁石装置の励磁時に前
記弁部の凸と前記弁座の凹の係合による芯合わせ作用を
許容する範囲内で可及的に大きく設定されていることを
特徴とする電磁弁。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電磁弁であって、前記
ロッドが前記電磁石装置の固定鉄心を貫通しており、前
記弾性支持部材および前記リングは前記固定鉄心の前記
弁室側端部に形成された凹部内に配置されていることを
特徴とする電磁弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16543095A JPH0914483A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16543095A JPH0914483A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 電磁弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0914483A true JPH0914483A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15812285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16543095A Pending JPH0914483A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 電磁弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0914483A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100575600B1 (ko) * | 2001-08-13 | 2006-05-03 | 주식회사 만도 | 브레이크 트랙션 콘트롤 시스템용 솔레노이드밸브 |
| KR100654801B1 (ko) * | 2004-11-22 | 2006-12-08 | 삼성전자주식회사 | 냉장고의 냉매밸브장치 |
| JP2013174258A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-05 | Denso Corp | 電磁弁 |
| JP2025017730A (ja) * | 2023-07-25 | 2025-02-06 | 株式会社不二工機 | 電磁弁 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16543095A patent/JPH0914483A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100575600B1 (ko) * | 2001-08-13 | 2006-05-03 | 주식회사 만도 | 브레이크 트랙션 콘트롤 시스템용 솔레노이드밸브 |
| KR100654801B1 (ko) * | 2004-11-22 | 2006-12-08 | 삼성전자주식회사 | 냉장고의 냉매밸브장치 |
| JP2013174258A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-05 | Denso Corp | 電磁弁 |
| JP2025017730A (ja) * | 2023-07-25 | 2025-02-06 | 株式会社不二工機 | 電磁弁 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3365151B2 (ja) | 電磁弁 | |
| JP5340395B2 (ja) | 電磁弁 | |
| CN103562028B (zh) | 尤其是用于防滑控制的机动车制动系统的电磁阀 | |
| US6254200B1 (en) | Supply valve for a hydraulic control unit of a vehicular braking system | |
| US11110905B2 (en) | Solenoid valve for brake system | |
| CN100572878C (zh) | 可电磁控制的阀门 | |
| JPH09502947A (ja) | 自動車の特にスリップ制御付きブレーキ装置用ソレノイド バルブ | |
| JPH06213364A (ja) | 電磁弁 | |
| US10487958B2 (en) | Valve armature for a solenoid valve, and valve cartridge for a solenoid valve | |
| JPH08230636A (ja) | スリップ制御式の車両ブレーキのための、圧力制限装置を備えた磁石弁 | |
| JP2004340382A (ja) | 電磁作動式の弁 | |
| CN102446613B (zh) | 电磁装置和驾驶员辅助装置 | |
| JP2004340325A (ja) | 電磁弁 | |
| CN101678822B (zh) | 电磁阀 | |
| US20100200790A1 (en) | Solenoid valve | |
| US6276764B1 (en) | Solenoid valve for anti-lock brake system | |
| JPH10500923A (ja) | 特に走行動作制御のための自動制動式およびまたはスリップコントロール式の自動車油圧ブレーキ装置用の圧力制限機能を有する電磁弁 | |
| WO2006026503A1 (en) | Solenoid valve with spherical armature | |
| JPH0914483A (ja) | 電磁弁 | |
| JP2000046227A (ja) | 電磁弁装置 | |
| JP4603789B2 (ja) | 電磁式の弁 | |
| JPH08121635A (ja) | 電磁弁 | |
| JP3399088B2 (ja) | 電磁弁 | |
| JP2001021059A (ja) | 比例制御弁 | |
| JP3321520B2 (ja) | ソレノイド |