JPH0893657A - 歯車ポンプ - Google Patents
歯車ポンプInfo
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- JPH0893657A JPH0893657A JP23533194A JP23533194A JPH0893657A JP H0893657 A JPH0893657 A JP H0893657A JP 23533194 A JP23533194 A JP 23533194A JP 23533194 A JP23533194 A JP 23533194A JP H0893657 A JPH0893657 A JP H0893657A
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- gears
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Links
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Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】寸法精度の高い部品を不要にする。
【構成】板バネ22の上方への付勢力によって、歯車
3,4の下面側がプレート21に密接すると共に、上面
側は上蓋11に密接する。これによって、歯車3,4の
上側及び下側にクリアランスc1,c2が生じない。し
たがって、板バネ22によって吸込パイプ6側と吐出パ
イプ7側とが分離されるので、歯車ポンプ10の使用時
に吐出パイプ7側から吸込パイプ6側へ液体が逆流する
のを防止することができる。
3,4の下面側がプレート21に密接すると共に、上面
側は上蓋11に密接する。これによって、歯車3,4の
上側及び下側にクリアランスc1,c2が生じない。し
たがって、板バネ22によって吸込パイプ6側と吐出パ
イプ7側とが分離されるので、歯車ポンプ10の使用時
に吐出パイプ7側から吸込パイプ6側へ液体が逆流する
のを防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、効率向上が可能な歯車
ポンプに関する。
ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、1対の歯車3,4の
噛み合いによって流体例えば液体等を圧送する歯車ポン
プ20が知られている。この歯車ポンプ20は構造が簡
単であると共に軽量であり、各種の用途に用いられてい
る。
噛み合いによって流体例えば液体等を圧送する歯車ポン
プ20が知られている。この歯車ポンプ20は構造が簡
単であると共に軽量であり、各種の用途に用いられてい
る。
【0003】この歯車ポンプ20においては、ケース1
に凹設された密閉室2に例えば高さ10mmの1対の歯
車3,4が回転自在に取り付けられ、密閉室2の一側面
には液体を吸い込むための吸込パイプ6が設けられ、他
の側面には吸い込んだ液体を吐出するための吐出パイプ
7が設けられている。歯車3,4は密閉室2の中央で互
いに歯合すると共に、それぞれの歯先は密閉室2の内壁
に内接している。
に凹設された密閉室2に例えば高さ10mmの1対の歯
車3,4が回転自在に取り付けられ、密閉室2の一側面
には液体を吸い込むための吸込パイプ6が設けられ、他
の側面には吸い込んだ液体を吐出するための吐出パイプ
7が設けられている。歯車3,4は密閉室2の中央で互
いに歯合すると共に、それぞれの歯先は密閉室2の内壁
に内接している。
【0004】図6に示すように、密閉室2の底面に一致
した形状のステンレス製のプレート21が密閉室2の底
面に載置され、歯車3,4の回転時の摩擦を低減すると
共に、歯車3,4の下側に液体が流入するのが防止され
る。このプレート21には、固定軸9及び駆動軸8に応
じた位置に円形の抜き孔21aが設けられている。ま
た、上蓋11はケース1の上側のフランジ部1aにネジ
12によって密着固定され、吸い込んだ液体が外部に漏
れないように密閉室2を封止している。
した形状のステンレス製のプレート21が密閉室2の底
面に載置され、歯車3,4の回転時の摩擦を低減すると
共に、歯車3,4の下側に液体が流入するのが防止され
る。このプレート21には、固定軸9及び駆動軸8に応
じた位置に円形の抜き孔21aが設けられている。ま
た、上蓋11はケース1の上側のフランジ部1aにネジ
12によって密着固定され、吸い込んだ液体が外部に漏
れないように密閉室2を封止している。
【0005】歯車3,4の上面側は上蓋11に密接する
と共に、歯車3,4の下面側はプレート21に密接して
いる。歯車3はケース1の底部から回転自在に挿通され
た駆動軸8に固定されており、歯車4は密閉室2の底面
に立設された固定軸9に回転自在に取り付けられてい
る。
と共に、歯車3,4の下面側はプレート21に密接して
いる。歯車3はケース1の底部から回転自在に挿通され
た駆動軸8に固定されており、歯車4は密閉室2の底面
に立設された固定軸9に回転自在に取り付けられてい
る。
【0006】この歯車ポンプ20を使用するときは、図
5に示すように、駆動軸8の同軸上に設けられたモータ
(図示せず)によって駆動軸8が回転駆動されて、歯車
3が時計方向に回転し、これと歯合する歯車4が反時計
方向に回転する。歯車3,4の回転によって、吸込パイ
プ6から吸い込まれた液体が歯車3,4の歯溝と密閉室
2の内壁とで形成される空間5に閉じこめられて、吐出
パイプ7側に搬送される。これによって、液体が吸込パ
イプ6側から吐出パイプ7側に圧送される。
5に示すように、駆動軸8の同軸上に設けられたモータ
(図示せず)によって駆動軸8が回転駆動されて、歯車
3が時計方向に回転し、これと歯合する歯車4が反時計
方向に回転する。歯車3,4の回転によって、吸込パイ
プ6から吸い込まれた液体が歯車3,4の歯溝と密閉室
2の内壁とで形成される空間5に閉じこめられて、吐出
パイプ7側に搬送される。これによって、液体が吸込パ
イプ6側から吐出パイプ7側に圧送される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示す
ように、歯車14は製造時に生じた寸法誤差によって所
定の高さより若干小さくなったものである。この歯車1
4が取り付けられたとき、歯車14の下面とプレート2
1との間のクリアランスc1及び歯車14の上面と上蓋
11の下面との間のクリアランスc2が生じる。
ように、歯車14は製造時に生じた寸法誤差によって所
定の高さより若干小さくなったものである。この歯車1
4が取り付けられたとき、歯車14の下面とプレート2
1との間のクリアランスc1及び歯車14の上面と上蓋
11の下面との間のクリアランスc2が生じる。
【0008】この歯車ポンプ20を使用したとき、液体
を吸込パイプ6側から吐出パイプ7側に圧送することに
よって、吐出パイプ7側は吸込パイプ6側に比べて高圧
力となる。したがって、クリアランスc1,c2を通じ
て液体が低圧力の吸込パイプ6側へ逆流する。このクリ
アランスc1,c2の合計が40μmを越えた場合、歯
車ポンプ20の送液効率が著しく低下する。
を吸込パイプ6側から吐出パイプ7側に圧送することに
よって、吐出パイプ7側は吸込パイプ6側に比べて高圧
力となる。したがって、クリアランスc1,c2を通じ
て液体が低圧力の吸込パイプ6側へ逆流する。このクリ
アランスc1,c2の合計が40μmを越えた場合、歯
車ポンプ20の送液効率が著しく低下する。
【0009】したがって、送液効率を向上させるため
に、歯車3,4及びケース1はμm単位の精度で加工す
る必要があり、加工費がかさみ原価が増大する原因とな
っていた。また、所定の送液効率を確保するために、組
立後に部品の調整、再加工又は交換などの作業を必要と
し、組立工程が増えるなどの問題があった。
に、歯車3,4及びケース1はμm単位の精度で加工す
る必要があり、加工費がかさみ原価が増大する原因とな
っていた。また、所定の送液効率を確保するために、組
立後に部品の調整、再加工又は交換などの作業を必要と
し、組立工程が増えるなどの問題があった。
【0010】そこで本発明は、上述した問題を解決した
ものであって、精度の低い部品を使用した場合にも送液
効率を向上させることが可能な歯車ポンプを提案するも
のである。
ものであって、精度の低い部品を使用した場合にも送液
効率を向上させることが可能な歯車ポンプを提案するも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、一対の歯車と、一対の歯車を回
転自在に収納する密閉されたケースと、流体が歯車の側
面に流れ込むのを防止するため歯車の少なくとも一方の
側面とケースとの間に配置されたプレートとを有し、ケ
ースに流体の吸込口と吐出口が設けられ、歯車の回転に
よって、吸込口から吸い込まれた流体が歯車の歯の間に
挟まれた状態で吐出口まで搬送されて外部に吐出される
歯車ポンプにおいて、プレートとケースとの間にプレー
トを歯車側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とす
るものである。
め、本発明においては、一対の歯車と、一対の歯車を回
転自在に収納する密閉されたケースと、流体が歯車の側
面に流れ込むのを防止するため歯車の少なくとも一方の
側面とケースとの間に配置されたプレートとを有し、ケ
ースに流体の吸込口と吐出口が設けられ、歯車の回転に
よって、吸込口から吸い込まれた流体が歯車の歯の間に
挟まれた状態で吐出口まで搬送されて外部に吐出される
歯車ポンプにおいて、プレートとケースとの間にプレー
トを歯車側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とす
るものである。
【0012】
【作用】図3に示すように、板バネ22の両端は密閉室
2の底面に当接すると共に、上方に膨らんだ中央部がプ
レート21の下面に当接する。したがって、板バネ22
の上方への復帰力によって、プレート21及び歯車3,
4は常に上方に付勢されている。この付勢力によって、
歯車3,4の下面側がプレート21に密接すると共に、
上面側は上蓋11に密接する。したがって、歯車3,4
の上側及び下側にクリアランスc1,c2が生じるのを
防止することができる。
2の底面に当接すると共に、上方に膨らんだ中央部がプ
レート21の下面に当接する。したがって、板バネ22
の上方への復帰力によって、プレート21及び歯車3,
4は常に上方に付勢されている。この付勢力によって、
歯車3,4の下面側がプレート21に密接すると共に、
上面側は上蓋11に密接する。したがって、歯車3,4
の上側及び下側にクリアランスc1,c2が生じるのを
防止することができる。
【0013】また、歯車3,4の下側に配置されたプレ
ート21の外周が密閉室2の側面に当接することによっ
て、歯車3,4の下側に液体が流入するのが防止され
る。また、板バネ22は吸込パイプ6側から吐出パイプ
7側へ湾曲して、板バネ22の長手方向(紙面に対して
垂直方向)に沿って両端が密閉室2の底面に当接すると
共に中央部がプレート21に当接しているので、吸込パ
イプ6側と吐出パイプ7側とが分離される。
ート21の外周が密閉室2の側面に当接することによっ
て、歯車3,4の下側に液体が流入するのが防止され
る。また、板バネ22は吸込パイプ6側から吐出パイプ
7側へ湾曲して、板バネ22の長手方向(紙面に対して
垂直方向)に沿って両端が密閉室2の底面に当接すると
共に中央部がプレート21に当接しているので、吸込パ
イプ6側と吐出パイプ7側とが分離される。
【0014】このように、歯車3,4に多少の製造誤差
があっても、板バネ22によってクリアランスc1,c
2の発生が防止されると共に吸込パイプ6側と吐出パイ
プ7側とが分離されるので、高圧力の吐出パイプ7側か
ら低圧力の吸込パイプ6側へ液体が逆流するのを防止す
ることができる。
があっても、板バネ22によってクリアランスc1,c
2の発生が防止されると共に吸込パイプ6側と吐出パイ
プ7側とが分離されるので、高圧力の吐出パイプ7側か
ら低圧力の吸込パイプ6側へ液体が逆流するのを防止す
ることができる。
【0015】
【実施例】続いて、本発明に係わる歯車ポンプの一実施
例について、図面を参照して詳細に説明する。なお、上
述と同様な部分には同一の符号を付けて詳細な説明を省
略した。
例について、図面を参照して詳細に説明する。なお、上
述と同様な部分には同一の符号を付けて詳細な説明を省
略した。
【0016】図1は本発明による歯車ポンプ10の構成
を示す。ガラス繊維入りプラスチックで成形されたケー
ス1には、歯車3,4を取り付けるための密閉室2が凹
設されている。密閉室2の一側面には液体を吸い込むた
めの吸込パイプ6が設けられ、他の側面には吸い込んだ
液体を吐出するための吐出パイプ7が設けられている。
更に、密閉室2の底面には、吸込パイプ6及び吐出パイ
プ7をはさんで対称となる位置に円柱状の固定軸9と駆
動軸8を挿通するための軸孔23とが設けられている。
を示す。ガラス繊維入りプラスチックで成形されたケー
ス1には、歯車3,4を取り付けるための密閉室2が凹
設されている。密閉室2の一側面には液体を吸い込むた
めの吸込パイプ6が設けられ、他の側面には吸い込んだ
液体を吐出するための吐出パイプ7が設けられている。
更に、密閉室2の底面には、吸込パイプ6及び吐出パイ
プ7をはさんで対称となる位置に円柱状の固定軸9と駆
動軸8を挿通するための軸孔23とが設けられている。
【0017】密閉室2の底面には、吸込パイプ6側から
吐出パイプ7側に緩やかに湾曲する形状の板バネ22が
載置されている。板バネ22の上には、密閉室2の底面
に一致した形状のステンレス製のプレート21が載置さ
れて、歯車3,4の回転時の摩擦を低減すると共に、歯
車3,4の下側に液体が流入するのが防止される。プレ
ート21及び板バネ22には、固定軸9及び軸孔23に
応じた位置に円形の抜き孔21a及び22aがそれぞれ
設けられている。
吐出パイプ7側に緩やかに湾曲する形状の板バネ22が
載置されている。板バネ22の上には、密閉室2の底面
に一致した形状のステンレス製のプレート21が載置さ
れて、歯車3,4の回転時の摩擦を低減すると共に、歯
車3,4の下側に液体が流入するのが防止される。プレ
ート21及び板バネ22には、固定軸9及び軸孔23に
応じた位置に円形の抜き孔21a及び22aがそれぞれ
設けられている。
【0018】液体を吸込パイプ6側から吐出パイプ7側
に供給するための1対の歯車3,4は、カーボン入り樹
脂で成形されている。そして、板バネ22の抜き孔22
a、プレート21の抜き孔21a及び歯車4の下面に設
けられている挿通穴4aに固定軸9を挿通させることに
よって、歯車4は密閉室2の内部に回転自在に取り付け
られている。また、ケース1の軸孔23、板バネ22の
抜き孔22a、プレート21の抜き孔21a及び歯車3
の下面に設けられている挿通穴3aに駆動軸8を挿通さ
せることによって、歯車3は密閉室2の内部に取り付け
られている。駆動軸8の上端は矩形の係止部8aが成形
されており、歯車3の挿通穴3aの内部の上側に係止部
8aに一致する形状の係止溝3bが成形されている。駆
動軸8の係止部8aが歯車3の係止溝3bに係止される
ことによって、図2に示すように、歯車3は駆動軸8に
固定され、駆動軸8と同軸上に設けられたモータ(図示
せず)によって歯車3は回転する。また、歯車3,4は
互いに歯合しているので、歯車4は歯車3と共に回転す
る。
に供給するための1対の歯車3,4は、カーボン入り樹
脂で成形されている。そして、板バネ22の抜き孔22
a、プレート21の抜き孔21a及び歯車4の下面に設
けられている挿通穴4aに固定軸9を挿通させることに
よって、歯車4は密閉室2の内部に回転自在に取り付け
られている。また、ケース1の軸孔23、板バネ22の
抜き孔22a、プレート21の抜き孔21a及び歯車3
の下面に設けられている挿通穴3aに駆動軸8を挿通さ
せることによって、歯車3は密閉室2の内部に取り付け
られている。駆動軸8の上端は矩形の係止部8aが成形
されており、歯車3の挿通穴3aの内部の上側に係止部
8aに一致する形状の係止溝3bが成形されている。駆
動軸8の係止部8aが歯車3の係止溝3bに係止される
ことによって、図2に示すように、歯車3は駆動軸8に
固定され、駆動軸8と同軸上に設けられたモータ(図示
せず)によって歯車3は回転する。また、歯車3,4は
互いに歯合しているので、歯車4は歯車3と共に回転す
る。
【0019】ケース1の上側に設けられたフランジ部1
aにステンレス製の上蓋11がネジ12によって固定さ
れ、吸い込んだ液体が外部に漏れないように密閉室2が
密閉されている。プレート21及び歯車3,4は板バネ
22の上方への復帰力によって上方へ付勢されている。
したがって、歯車3,4の下面側がプレート21に密接
すると共に、上面側は上蓋11に密接する。この歯車ポ
ンプ10では、上述したように、歯車3,4の回転によ
って吸込パイプ6(図1)から吸い込まれた液体が歯車
3,4の歯溝と密閉室2の内壁との間に閉じこめられ
て、吐出パイプ7側に運ばれる。これによって、液体が
吸込パイプ6側から吐出パイプ7側に圧送される。
aにステンレス製の上蓋11がネジ12によって固定さ
れ、吸い込んだ液体が外部に漏れないように密閉室2が
密閉されている。プレート21及び歯車3,4は板バネ
22の上方への復帰力によって上方へ付勢されている。
したがって、歯車3,4の下面側がプレート21に密接
すると共に、上面側は上蓋11に密接する。この歯車ポ
ンプ10では、上述したように、歯車3,4の回転によ
って吸込パイプ6(図1)から吸い込まれた液体が歯車
3,4の歯溝と密閉室2の内壁との間に閉じこめられ
て、吐出パイプ7側に運ばれる。これによって、液体が
吸込パイプ6側から吐出パイプ7側に圧送される。
【0020】図3に示すように、所定の寸法通りに加工
された歯車3が駆動軸8に取り付けられた場合、板バネ
22は吸込パイプ6側から吐出パイプ7側へ湾曲し、板
バネ22の長手方向(紙面に対して垂直方向)に沿って
両端が密閉室2の底面に当接すると共に、上方に膨らん
だ中央部がプレート21の下面に当接する。板バネ22
の上方への復帰力によって、プレート21及び歯車3は
常に上方に付勢されている。この付勢力によって、歯車
3の下面側がプレート21に密接すると共に、上面側は
上蓋11に密接する。したがって、歯車3の上側及び下
側にクリアランスc1,c2が生じるのを防止すること
ができる。
された歯車3が駆動軸8に取り付けられた場合、板バネ
22は吸込パイプ6側から吐出パイプ7側へ湾曲し、板
バネ22の長手方向(紙面に対して垂直方向)に沿って
両端が密閉室2の底面に当接すると共に、上方に膨らん
だ中央部がプレート21の下面に当接する。板バネ22
の上方への復帰力によって、プレート21及び歯車3は
常に上方に付勢されている。この付勢力によって、歯車
3の下面側がプレート21に密接すると共に、上面側は
上蓋11に密接する。したがって、歯車3の上側及び下
側にクリアランスc1,c2が生じるのを防止すること
ができる。
【0021】また、図4に示すように、歯車14は製造
時に生じた寸法誤差によって歯車3よりも若干高さが小
さくなっている。この歯車14が駆動軸8に取り付けら
れた場合、板バネ22の中央部は図3の状態より更に上
方に膨らんだ状態となり、図3の場合と同様に板バネ2
2の上方への復帰力が作用する。板バネ22の上方への
復帰力によって、プレート21及び歯車14は常に上方
に付勢される。この付勢力によって、歯車14の下面側
がプレート21に密接すると共に、上面側は上蓋11に
密接する。したがって、歯車14の上側及び下側にクリ
アランスc1,c2が生じるのを防止することができ
る。
時に生じた寸法誤差によって歯車3よりも若干高さが小
さくなっている。この歯車14が駆動軸8に取り付けら
れた場合、板バネ22の中央部は図3の状態より更に上
方に膨らんだ状態となり、図3の場合と同様に板バネ2
2の上方への復帰力が作用する。板バネ22の上方への
復帰力によって、プレート21及び歯車14は常に上方
に付勢される。この付勢力によって、歯車14の下面側
がプレート21に密接すると共に、上面側は上蓋11に
密接する。したがって、歯車14の上側及び下側にクリ
アランスc1,c2が生じるのを防止することができ
る。
【0022】また、図3及び図4に示すように、歯車
3,14の下側に配置されたプレート21の両端が密閉
室2の両側面に当接することによって、歯車3,14の
下側に液体が流入するのが防止される。これにより、吸
込パイプ6側と吐出パイプ7側とが分離される。この歯
車ポンプ10を使用したとき、液体が吸込パイプ6側か
ら吐出パイプ7側に圧送されることによって、吐出パイ
プ7側は吸込パイプ6側に比べて高圧力となるが、この
場合、プレート21と板バネ22によって、プレート2
1の下側を通じて吐出パイプ7側から吸込パイプ6側へ
液体が逆流するのを防止することができる。
3,14の下側に配置されたプレート21の両端が密閉
室2の両側面に当接することによって、歯車3,14の
下側に液体が流入するのが防止される。これにより、吸
込パイプ6側と吐出パイプ7側とが分離される。この歯
車ポンプ10を使用したとき、液体が吸込パイプ6側か
ら吐出パイプ7側に圧送されることによって、吐出パイ
プ7側は吸込パイプ6側に比べて高圧力となるが、この
場合、プレート21と板バネ22によって、プレート2
1の下側を通じて吐出パイプ7側から吸込パイプ6側へ
液体が逆流するのを防止することができる。
【0023】また、図2に示すように、歯車3,4の歯
合部15において吸込パイプ6(図1)側と吐出パイプ
7側との圧力差が最も大きくなる。したがって、板バネ
22は少なくとも歯車3,4の歯合部15を含む駆動軸
8と固定軸9との間の範囲に亘って配置されることが好
ましい。なお、本例では歯車3,4の全範囲に亘って板
バネ22が配置されている。
合部15において吸込パイプ6(図1)側と吐出パイプ
7側との圧力差が最も大きくなる。したがって、板バネ
22は少なくとも歯車3,4の歯合部15を含む駆動軸
8と固定軸9との間の範囲に亘って配置されることが好
ましい。なお、本例では歯車3,4の全範囲に亘って板
バネ22が配置されている。
【0024】なお、図4では、製造誤差が生じた歯車1
4を駆動軸8に取り付けた場合について説明したが、固
定軸9(図1)に取り付けられた場合にも同様の効果を
有する。また、図4では、歯車14は製造誤差によって
高さが小さくなった場合について説明したが、製造誤差
によって高さが大きくなった場合にも同様の効果を有す
る。また、本例においては、歯車14に製造時に寸法誤
差が生じた場合について説明したが、ケース1の密閉室
2に製造誤差が生じた場合にも同様の効果を有する。更
に、本例においては、板バネ22は歯車3,4の下側に
配置されている場合について説明したが、歯車3,4の
上側に配置してもよい。
4を駆動軸8に取り付けた場合について説明したが、固
定軸9(図1)に取り付けられた場合にも同様の効果を
有する。また、図4では、歯車14は製造誤差によって
高さが小さくなった場合について説明したが、製造誤差
によって高さが大きくなった場合にも同様の効果を有す
る。また、本例においては、歯車14に製造時に寸法誤
差が生じた場合について説明したが、ケース1の密閉室
2に製造誤差が生じた場合にも同様の効果を有する。更
に、本例においては、板バネ22は歯車3,4の下側に
配置されている場合について説明したが、歯車3,4の
上側に配置してもよい。
【0025】このように、歯車3,4及びケース1に多
少の寸法誤差があっても、板バネ22によってクリアラ
ンスc1,c2の発生が防止されると共に吸込パイプ6
側と吐出パイプ7側とが分離される。これによって、高
圧力の吐出パイプ7側から低圧力の吸込パイプ6側へ液
体が逆流しないため、送液効率を向上させることが可能
である。したがって、歯車3,4及びケース1の寸法精
度の許容範囲が大きくなり、精度の高い部品加工が不要
となるので、加工費を節約して原価を低減することがで
きる。更に、組立後に部品の調整又は交換などの作業が
不要となるので、組立工程を減らすことができる。
少の寸法誤差があっても、板バネ22によってクリアラ
ンスc1,c2の発生が防止されると共に吸込パイプ6
側と吐出パイプ7側とが分離される。これによって、高
圧力の吐出パイプ7側から低圧力の吸込パイプ6側へ液
体が逆流しないため、送液効率を向上させることが可能
である。したがって、歯車3,4及びケース1の寸法精
度の許容範囲が大きくなり、精度の高い部品加工が不要
となるので、加工費を節約して原価を低減することがで
きる。更に、組立後に部品の調整又は交換などの作業が
不要となるので、組立工程を減らすことができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、一対の
歯車と、一対の歯車を回転自在に収納する密閉されたケ
ースと、流体が歯車の側面に流れ込むのを防止するため
歯車の少なくとも一方の側面とケースとの間に配置され
たプレートとを有し、ケースに流体の吸込口と吐出口が
設けられ、歯車の回転によって、吸込口から吸い込まれ
た流体が歯車の歯の間に挟まれた状態で吐出口まで搬送
されて外部に吐出される歯車ポンプにおいて、プレート
とケースとの間にプレートを歯車側に付勢する付勢手段
を備えたことを特徴とするものである。
歯車と、一対の歯車を回転自在に収納する密閉されたケ
ースと、流体が歯車の側面に流れ込むのを防止するため
歯車の少なくとも一方の側面とケースとの間に配置され
たプレートとを有し、ケースに流体の吸込口と吐出口が
設けられ、歯車の回転によって、吸込口から吸い込まれ
た流体が歯車の歯の間に挟まれた状態で吐出口まで搬送
されて外部に吐出される歯車ポンプにおいて、プレート
とケースとの間にプレートを歯車側に付勢する付勢手段
を備えたことを特徴とするものである。
【0027】したがって、本発明によれば、歯車及びケ
ースの寸法精度の許容範囲が大きくなり、精度の高い部
品加工が不要となるので、加工費を節約して原価を低減
することが可能になると共に、液体が吐出側から吸込側
に逆流するのを確実に防止できるので効率が向上する。
また、組立後に部品の調整、再加工又は交換などの作業
が不要となるので、組立工程を減らすことが可能になる
などの効果がある。
ースの寸法精度の許容範囲が大きくなり、精度の高い部
品加工が不要となるので、加工費を節約して原価を低減
することが可能になると共に、液体が吐出側から吸込側
に逆流するのを確実に防止できるので効率が向上する。
また、組立後に部品の調整、再加工又は交換などの作業
が不要となるので、組立工程を減らすことが可能になる
などの効果がある。
【図1】本発明に係わる歯車ポンプ10の構成図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】寸法誤差のある歯車14を取り付けた場合を示
す図である。
す図である。
【図5】従来例の構成図である。
【図6】図5のC−C断面図である。
【図7】寸法誤差のある歯車14を取り付けた従来例を
示す図である。
示す図である。
1 ケース 2 密閉室 3,4,14 歯車 7 吐出パイプ 6 吸込パイプ 11 上蓋 21 プレート 22 板バネ
Claims (2)
- 【請求項1】 一対の歯車と、 上記一対の歯車を回転自在に収納する密閉されたケース
と、 流体が上記歯車の上記側面に流れ込むのを防止するため
上記歯車の少なくとも一方の側面と上記ケースとの間に
配置されたプレートとを有し、 上記ケースに流体の吸込口と吐出口が設けられ、 上記歯車の回転によって、上記吸込口から吸い込まれた
上記流体が上記歯車の歯の間に挟まれた状態で上記吐出
口まで搬送されて外部に吐出される歯車ポンプにおい
て、 上記プレートと上記ケースとの間に上記プレートを上記
歯車側に付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする歯
車ポンプ。 - 【請求項2】 上記付勢手段は上記吸込口側から上記吐
出口側に湾曲する板バネであり、上記板バネが上記一対
の歯車の歯合部を含む所定の幅で形成されていることを
特徴とする請求項1記載の歯車ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23533194A JPH0893657A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 歯車ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23533194A JPH0893657A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 歯車ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0893657A true JPH0893657A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16984528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23533194A Pending JPH0893657A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 歯車ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0893657A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1156221A3 (de) * | 2000-05-19 | 2002-11-06 | Robert Bosch Gmbh | Zahnradförderpumpe |
| JP2002364479A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-18 | Denso Corp | 燃料供給装置 |
| US7296984B2 (en) | 2003-12-03 | 2007-11-20 | Seiko Epson Corporation | Gear pump and liquid injection apparatus |
| US7537441B2 (en) | 2003-12-04 | 2009-05-26 | Seiko Epson Corporation | Gear pump and liquid injection apparatus |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP23533194A patent/JPH0893657A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1156221A3 (de) * | 2000-05-19 | 2002-11-06 | Robert Bosch Gmbh | Zahnradförderpumpe |
| JP2002364479A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-18 | Denso Corp | 燃料供給装置 |
| US7296984B2 (en) | 2003-12-03 | 2007-11-20 | Seiko Epson Corporation | Gear pump and liquid injection apparatus |
| US7537441B2 (en) | 2003-12-04 | 2009-05-26 | Seiko Epson Corporation | Gear pump and liquid injection apparatus |
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