JPH0881664A - 接着剤 - Google Patents
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- JPH0881664A JPH0881664A JP7046864A JP4686495A JPH0881664A JP H0881664 A JPH0881664 A JP H0881664A JP 7046864 A JP7046864 A JP 7046864A JP 4686495 A JP4686495 A JP 4686495A JP H0881664 A JPH0881664 A JP H0881664A
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Abstract
を1〜10モル%含有する変性ポリビニルアルコールで
あり、分散質がエチレン性不飽和単量体から選ばれる一
種あるいは二種以上の単量体の(共)重合体である水性
エマルジョンを主成分とする接着剤(紙用接着剤,木工
用接着剤,プラスチック用接着剤)。 【効果】 本発明の接着剤は、耐水接着力、低温放置安
定性および高速塗工性に優れている。
Description
しくは、耐水接着力、低温放置安定性、高速塗工性に優
れ、紙用接着剤、木工用接着剤およびプラスチック用接
着剤などとして好適な水性エマルジョン型接着剤に関す
る。
フィルムなどの基材と紙とを接着させる紙用接着剤、
木、紙、プラスチック、布などの基材と木とを接着させ
る木工用接着剤、あるいはプラスチック、木、紙、布な
どの基材とプラスチックとを接着させるプラスチック用
接着剤などの接着剤として、ポリビニルアルコール(以
下PVAと略す)を保護コロイドとして製造された水性
エマルジョンが広く用いられている。このような水性エ
マルジョンは、一般的に粘度が高く、ニュートニアン流
動に近い粘性を有していることから、作業性や機械適性
に優れており、しかも高い初期接着力を有するために、
接着剤として種々の用途に賞用されてきた。しかしなが
ら、該水性エマルジョンは、耐水性が悪く、また、エマ
ルジョン粘度の温度依存性が大きく、高速塗工性が不足
している等の欠点を有しており、これらの性質は乳化重
合に用いた分散剤に依るところが大であることが知られ
ている。
Aは、一般的には鹸化度98モル%程度のいわゆる“完
全鹸化PVA”と鹸化度88モル%程度の“部分鹸化P
VA”があり、前者を使用した場合、比較的耐水性およ
び高速塗工性は良好なものの、低温時のエマルジョン粘
度の上昇が著しく、ゲル化し易いという欠点がある。他
方、後者のPVAを使用した場合、エマルジョンの低温
時の粘度上昇やゲル化性向は改善されるものの耐水接着
力が低く、高速塗工時に飛び散り等の問題があるという
欠点を有している。このような欠点を改良するために、
両者のPVAの併用、両者の中間的な鹸化度のPVAの
使用等が行われてるが、耐水性、高速塗工性、エマルジ
ョン粘度の小さな温度依存性を十分満足するに至ってい
ない。また、皮膜の耐水性を向上させるために部分鹸化
PVAを用いたエマルジョンに尿素樹脂や、各種架橋剤
添加も行われているが、ある程度耐水性は改良されるも
のの粘度上昇等により、使用時の作業性が低下し、これ
らの方法も充分満足すべき結果が得られていない。
事情のもとでPVA保護コロイド系水性エマルジョンの
特長(作業性、初期接着力など)を損なうことなく、耐
水接着力、低温放置安定性、および高速塗工性に優れ、
紙用接着剤、木工用接着剤、プラスチック用接着剤など
として好適な水性エマルジョン型接着剤を提供すること
を目的とするものである。
ましい性質を有する接着剤を開発すべく鋭意研究を重ね
た結果、分散剤が炭素数4以下のα−オレフィン単位を
1〜10モル%含有する変性ポリビニルアルコールであ
り、分散質がエチレン性不飽和単量体から選ばれる一種
あるいは二種以上の単量体の(共)重合体である水性エ
マルジョンを主成分とする接着剤を見出し、本発明を完
成したものである。
剤として用いられる炭素数4以下のα−オレフィン単位
を1〜10モル%含有する変性PVAは、ビニルエステ
ルとα−オレフィンとの共重合体を鹸化することにより
得ることができる。ビニルエステルとしては、蟻酸ビニ
ル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニ
ル等が挙げられるが、酢酸ビニルが経済的に好ましい。
本発明のα−オレフィンは、炭素数4以下のもので、例
えばエチレン、プロピレン、n−ブテン、イソブテン等
が挙げられるが、得られる水性エマルジョン型接着剤の
耐水接着力の点でエチレンが好ましい。α−オレフィン
の含有量としては、1〜10モル%、好ましくは2〜8
モル%であることが必要である。α−オレフィンの含有
量が1モル%未満の場合には、上述の顕著な効果が得ら
れず、10モル%を越える場合には、水溶性が低下し、
安定な水性エマルジョンが得られない上、上述の効果が
得られなくなる。
い範囲で共重合可能なエチレン性不飽和単量体を共重合
したものでも良い。このようなエチレン性不飽和単量体
としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、(無
水)フタル酸、(無水)マレイン酸、(無水)イタコン
酸、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリル
アミド、メタクリルアミド、トリメチル−(3−アクリ
ルアミド−3−ジメチルプロピル)−アンモニウムクロ
リド、アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
およびそのナトリウム塩、エチルビニルエーテル、ブチ
ルビニルエーテル、N−ビニルピロリドン、塩化ビニ
ル、臭化ビニル、フッ化ビニル、塩化ビニリデン、フッ
化ビニリデン、テトラフルオロエチレン、ビニルスルホ
ン酸ナトリウム、アリルスルホン酸ナトリウムなどが挙
げられる。また、チオール酢酸、メルカプトプロピオン
酸などのチオール化合物の存在下で、酢酸ビニルなどの
ビニルエステル系単量体を、炭素数4以下のα−オレフ
ィンと共重合し、それを鹸化することによって得られる
末端変性物も用いることができる。
剤として用いる炭素数4以下のα−オレフィンを1〜1
0モル%含有する変性PVAの鹸化度は、α−オレフィ
ン含有量にもよるが50モル%以上が好ましく、90モ
ル%以上がより好ましく、95モル%以上がさらに好ま
しい。また、該PVAの重合度は、100〜8000の
範囲が好ましく、300〜2000がより好ましい。
る分散質であるエチレン性不飽和単量体の(共)重合体
は、各種のものがあるが、この(共)重合体の原料であ
るエチレン性不飽和単量体の好ましい例としては、エチ
レン、プロピレン、イソブチレンなどのオレフィン、塩
化ビニル、フッ化ビニル、ビニリデンクロリド、ビニリ
デンフルオリドなどのハロゲン化オレフィン、ギ酸ビニ
ル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バーサチック酸
ビニルなどのビニルエステル、アクリル酸、メタクリル
酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ド
デシル、アクリル酸2−ヒドロキシエチルなどのアクリ
ル酸エステル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキ
シル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸2−ヒドロ
キシエチルなどのメタクリル酸エステル、アクリル酸ジ
メチルアミノエチル、メタクリル酸ジメチルアミノエチ
ルおよびこれらの四級化物、さらには、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
ド、N,N−ジメチルアクリルアミド、アクリルアミド
−2−メチルプロパンスルホン酸およびそのナトリウム
塩などのアクリルアミド系単量体、スチレン、α−メチ
ルスチレン、p−スチレンスルホン酸およびナトリウ
ム、カリウム塩などのスチレン系単量体、その他N−ビ
ニルピロリドンなど、また、ブタジエン、イソプレン、
クロロプレンなどのジエン系単量体が挙げられ、これら
は単独あるいは二種以上混合して用いられる。上記エチ
レン性不飽和単量体の中でも、ビニルエステル、(メ
タ)アクリル酸エステル、スチレンおよびジエン系単量
体が好ましく、特にビニルエステル、エチレンとビニル
エステルとの併用およびビニルエステルと(メタ)アク
リル酸エステルの併用が好適である。
は、前述した炭素数4以下のα−オレフィン単位を有す
る変性PVAの水溶液を分散剤に用いて、重合開始剤の
存在下に、上記エチレン性不飽和単量体を一時又は連続
的に添加して、該エチレン性不飽和単量体を乳化重合す
ることにより得られる。また、エチレン性不飽和単量体
を、予め炭素数4以下のα−オレフィン単位を有する変
性PVA水溶液を用いて乳化したものを、連続的に重合
反応系に添加する乳化重合法も採用できる。該α−オレ
フィン変性PVAの使用量については特に制限はない
が、エチレン性不飽和単量体の重合体100重量部に対
して好ましくは1〜30重量部、より好ましくは2〜2
0重量部の範囲である。該使用量が1重量部未満および
30重量部を越える場合には、重合安定性が低下した
り、初期接着力や耐水接着力が低下することがある。
ム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過酸化水素、
t−ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパ
ーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオ
キサイド、過酸化ベンゾイル、ペルオキソホウ酸アンモ
ニウム、アゾビスイソブチロニトリル、2,2−アゾビ
ス(2−アミジノプロパン)2塩酸塩などの公知の重合
開始剤が挙げられる。これらの重合開始剤は単独で用い
ても良く、また、重亜硫酸ナトリウム、酒石酸、クエン
酸、グルコース、L−アスコルビン酸、ホルムアルデヒ
ドナトリウムスルホキシレート、鉄イオンなどの還元剤
と併用することにより、レッドクス系で用いても良い。
重合開始剤の使用量および使用方法としては、従来公知
の使用量および使用方法で良い。
開始前、乳化重合中または乳化重合後に、以下に示す従
来公知の界面活性剤を添加しても良い。界面活性剤とし
ては、オレイン酸カリウム、ヒマシ油カリウム、半硬化
牛脂脂肪酸ナトリウム、半硬化牛脂脂肪酸カリウム、ラ
ウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールア
ミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナ
トリウム、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナ
トリウム、アルキルリン酸カリウム、β−ナフタレンス
ルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩、芳香族スル
ホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル硫酸ナトリウム、ビス
トリデシルスルホコハク酸ナトリウム、ジオクチルスル
ホコハク酸ナトリウム、ジヘキシルスルホコハク酸ナト
リウム、ジシクロヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、
ジアミルスルホコハク酸ナトリウム、ジイソブチルスル
ホコハク酸ナトリウム、イソデシルスルホコハク酸ナト
リウム、スルホコハク酸ジナトリウムエトキシ化アルコ
ール半エステル、スルホコハク酸ジナトリウムエトキシ
化ノニルフェニル半エステル、N−(1,2−ジカルボ
キシエチル)−N−オクタデシルスルホコハク酸アミド
テトラナトリウム、N−オクタデシルスルホコハク酸ア
ミドジナトリウム、ジイソプロピルナフタレンスルホン
酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタ
リン酸ナトリウムなどのアニオン性界面活性剤;ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセ
チルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシ
エチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル、オキシエチレン−オキシプ
ロピレンブロックポリマー、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、脂
肪酸モノグリセライド、ポリエチレングリコール脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンラウリルアミン、ポリオ
キシエチレンステアリルアミンなどのノニオン性界面活
性剤;ステアリルアミンアセテート、ラウリルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルアン
モニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウ
ムクロライド、アルキルアミングアニジンポリオキシエ
タノール、アルキルベンジルジメチルアンモニウムクロ
ライドなどのカチオン性界面活性剤;ラウリルベタイ
ン、ステアリルベタイン、ラウリルジメチルアミンオキ
サイド、ラウリルカルボキシメチルヒドロキシエチルイ
ミダゾリニウムベタインなどの両性界面活性剤;さらに
上記の界面活性剤中に二重結合を導入したラテムルS−
180、S−120(以上、花王株式会社製)、アデカ
リアソープNE−10、アデカリアソープNE−20、
アデカリアソープNE−30、アデカリアソープSE−
10N(以上、旭電化株式会社製)、エレミノールJS
−2(三洋化成株式会社製)、アクアロンRN−20、
アクアロンHS−10(以上、第一工業製薬株式会社
製)などの反応性界面活性剤が挙げられる。界面活性剤
を添加する場合の添加量としては、単量体(分散質の重
合体)100重量部に対して0〜10重量部(好ましく
は0.1〜10重量部、より好ましくは0.5〜5重量
部、さらにより好ましくは1〜5重量部)が挙げられ
る。
中または乳化重合後に、以下に示す従来公知の可塑剤あ
るいは造膜助剤を添加しても良い。可塑剤あるいは造膜
助剤としては、ジメチルフタレート、ジエチルフタレー
ト、ジアミルフタレート、ジブチルフタレート(DB
P)、アセチルクエン酸トリブチル、アジピン酸ジイソ
ブチル、セバチン酸ジブチル、ジメチルグリコールアジ
ペート、ジエチルグリコールアジペート、ジブチルグリ
コールアジペート、ジメチルグリコールセバテート、ジ
エチルグリコールセバテート、ジメチルグリコールフタ
レート、ジエチルグリコールフタレート、ジブチルグリ
コールフタレート、トリクレシルホスフェート、、ジオ
クチルフタレート、テキサノール、ポリエチレングリコ
ールモノフェニルエーテル、ポリプロピレングリコール
モノフェニルエーテル、ベンジルアルコール、ブチルカ
ービトールアセテート、ブチルカービトール、3−メチ
ル−3−メトキシブタノール、エチレングリコール、ア
セチレングリコールブチルセロソルブ、エチレンセロソ
ルブ、塩化ビフェニールが挙げられる。可塑剤あるいは
造膜助剤を添加する場合の添加量としては、単量体(分
散質の重合体)100重量部に対して0〜200重量部
(好ましくは1〜100重量部、より好ましくは5〜2
0重量部)が挙げられる。
後に、以下に示す従来公知の充填剤、フィラーあるいは
顔料を添加しても良い。充填剤、フィラーあるいは顔料
としては、炭酸カルシウム、カオリンクレー、ロウ石ク
レー、タルク、酸化チタン、酸化鉄、パルプ、各種樹脂
粉末、マイカ、セリサイト、ベントナイト、アスベス
ト、けい酸カルシウム、けい酸アルミニウム、けいそう
土、けい石、無水ケイ酸、含水ケイ酸、炭酸マグネシウ
ム、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウ
ム、カーボンブラックが挙げられる。充填剤、フィラー
あるいは顔料添加する場合の添加量としては、分散質の
重合体100重量部に対して1〜200重量部(好まし
くは20〜150重量部、より好ましくは50〜150
重量部)が挙げられる。
後に、以下に示す従来公知の増量剤を添加しても良い。
増量剤としては、カゼイン、グルー、ゼラチン、グルテ
ン、大豆蛋白、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸カ
リウム、アルギン酸ナトリウム、アラビヤゴム、トラガ
カントガム、カラヤガム、グアールガム、ローカストビ
ーンガム、アイリッシュモス、大豆レシチン、ペクチン
酸、澱粉、寒天、ベントナイトクレー、ポリアクリル酸
アンモニウム、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリ
ル酸、ポリメタクリル酸アンモニウム、ポリビニルアル
コール、変性ポリ(ビニルメチルエーテル/無水マレイ
ン酸)、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、
ポリエチレンオキシド、カルボキシル化メチルセルロー
ス、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、キサントゲン酸
セルロース、カルボキシル化澱粉、オレイン酸アンモニ
ウム、けい酸ナトリウムが挙げられる。増量剤添加する
場合の添加量としては、分散質の重合体100重量部に
対して0.1〜100重量部(好ましくは0.5〜50
重量部、より好ましくは1〜20重量部)が挙げられ
る。
上記の方法で得られる水性エマルジョンをそのまま用い
ても良いが、必要があれば、従来公知の各種エマルジョ
ンを本発明の効果を損なわない範囲で添加することがで
きる。
マルジョンからなるが、必要に応じて、その乾燥性、セ
ット性、粘度、造膜性などを調整するために、トルエ
ン、パークレン、ジクロロベンゼン、トリクロロベンゼ
ンなどの各種有機溶剤、尿素/ホルマリン樹脂、尿素/
メラミン/ホリマリン樹脂、フェノール/ホリマリン樹
脂などの一般に接着剤として使用されている熱硬化性樹
脂もそれぞれ適宜使用することができる。さらに、本発
明の接着剤には、ホウ酸、硫酸アルミニウムなどの反応
促進剤、消泡剤、分散剤、凍結防止剤、防腐剤、防錆剤
などの各種添加剤をも適宜添加することができる。
らに詳細に説明する。なお、以下の実施例および比較例
において「部」および「%」は、特に断らない限り重量
基準を意味する。また、得られた接着剤の低温放置安定
性、高速塗工性(粘度の剪断速度依存性)、紙用接着剤
としての性能、木工用接着剤としての性能およびプラス
チック用接着剤としての性能を、下記の要領で評価し
た。
れ、5℃で30日間放置し、5℃放置前後の粘度比を求
めた。測定は、B型粘度計(回転数60rpm)を用い
30℃で行った。 増粘指数=(5℃,30日放置後の粘度)/(5℃放置
前の粘度)
式により粘度の剪断速度依存性を求めた。 粘度の剪断速度依存性=−(Log ηr1−Log ηr2)/
(Log60 −Log6) (ηr1:60rpm における粘度、ηr2:6rpmにおける粘
度)
m2 塗布し、ただちに同種のクラフト紙を貼り合わせ、
ハンドローラーによって軽く圧締、接着し、20℃、相
対湿度(RH)65%下にて24時間養生して試験体と
した。 ・耐水性試験(耐煮沸性) 上記試験体を25mm巾に切断し、未塗布部を上下に開
いて上部を固定し、株に10gの重りをつける。それを
煮沸水中に10分間いれ、接着部のはがれた長さを測定
した。
着強度を測定 常態強度:20℃、7日間養生後、そのままの状態で測
定 耐水強度:20℃、7日間養生後、試験片を20℃水に
3時間浸漬した後、濡れたままの状態で測定 耐温水強度:20℃、7日間養生後、試験片を60℃の
温水に3時間浸漬した後、20℃水中で冷却し、濡れた
ままの状態で測定
ィルム(20μm) 塗布量:30g/m2 堆積時間:0分 圧締条件:ゴムハンドローラーで軽く圧締 〔測定条件〕 常態:20℃、7日間養生後、手で剥離し、剥離状態を
観察した。 耐水:20℃、7日間養生後、20℃水中に24時間浸
漬後、手で剥離し、剥離状態を観察した。
1リットルガラス製重合容器に、イオン交換水400
g、エチレン変性PVA(重合度1400、鹸化度9
8.5mol%、エチレン4.5mol%変性)40g
を仕込み95℃で完全に溶解した。次に、このPVA水
溶液を冷却、窒素置換後、140rpmで撹拌しながら
酢酸ビニル40gを仕込み、60℃に昇温した後、過酸
化水素/酒石酸のレドックス開始剤系の存在下で重合を
開始した。重合開始15分後から酢酸ビニル360gを
3時間にわたって連続的に添加し、重合を完結させた。
固形分濃度50.4%、粘度4500mPa.sの安定
なポリ酢酸ビニルエマルジョンが得られた。このエマル
ジョンの固形分100重量部に対してジブチルフタレー
ト10部を添加混合し接着剤を調製した。この接着剤に
ついて、低温放置安定性、高速塗工性、紙用接着剤とし
ての性能、木工用接着剤としての性能、プラスチック接
着剤としての性能を評価した。結果を表1〜5に示す。
て、未変性PVA(重合度1400、鹸化度98.5m
ol%)40gを用いる以外は実施例1と同様にして、
固形分濃度50.3%、粘度4000mPa.sの安定
なポリ酢酸ビニルエマルジョンを得た。このエマルジョ
ンの固形分100部に対してジブチルフタレート10部
を添加混合し接着剤を調製した。この接着剤を用いて実
施例1と同様に評価した。
て、未変性PVA(重合度1400、鹸化度88.2m
ol%)40gを用いる以外は実施例1と同様にして、
固形分濃度50.2%、粘度13000mPa.sの安
定なポリ酢酸ビニルエマルジョンを得た。このエマルジ
ョンの固形分100重量部に対してジブチルフタレート
10部を添加混合し接着剤を調製した。この接着剤を用
いて実施例1と同様に評価した。
て、エチレン変性PVA(重合度1400、鹸化度9
8.5mol%、エチレン11mol%変性)40gを
用いる以外は実施例1と同様にして酢酸ビニルの乳化重
合を実施した。このエチレン変性PVAは水に完溶せ
ず、また、乳化重合の途中でゲル化・凝固した。
て、エチレン変性PVA(重合度1400、鹸化度9
8.5mol%、エチレン0.5mol%変性)40g
を用いる以外は実施例1と同様にして、固形分濃度5
0.3%、粘度4200mPa.sの安定なポリ酢酸ビ
ニルエマルジョンを得た。このエマルジョンの固形分1
00重量部に対してジブチルフタレート10部を添加混
合し接着剤を調製した。この接着剤を用いて実施例1と
同様に評価した。
mol%、エチレン3.0mol%変性)21gをイオ
ン交換水290gに加熱溶解し、それを窒素吹込口およ
び温度計を備えた耐圧オートクレーブ中に仕込んだ。希
硫酸でpH=4に調製後、 酢酸ビニル300gを仕込
み、次いでエチレンを45kg/cm2Gまで昇圧した
(エチレン共重合量は60gに相当)。温度を60℃ま
で昇温後、過酸化水素/ロンガリット系レドックス開始
剤で重合を開始した。2時間後、残存酢酸ビニル濃度が
0.6%となったところで重合を終了した。固形分濃度
52.6%、粘度6300mPa.sの安定なポリ(エ
チレンー酢酸ビニル)共重合体エマルジョンが得られ
た。このエマルジョンを接着剤として実施例1と同様に
評価した。
て、未変性PVA(重合度1700、鹸化度98.6m
ol%)21gを用いる以外は実施例2と同様にして、
固形分濃度52.4%、粘度6000mPa.sの安定
なポリ酢酸ビニルエマルジョンを得た。これを接着剤と
して用いて実施例1と同様に評価した。
1リットルガラス性重合容器に、イオン交換水400
g、エチレン変性PVA(重合度1000、鹸化度9
5.0mol%、エチレン6.0mol%変性)36g
を仕込み、95℃で完全溶解した。次に、このPVA水
溶液を冷却、窒素置換後、140rpmで撹拌しなが
ら、酢酸ビニル32およびアクリル酸n−ブチル8gを
仕込み、70℃に昇温した後、過硫酸カリウムを開始剤
として重合を開始した。重合開始によって発熱が確認さ
れてから、酢酸ビニル288gおよびアクリル酸ーブチ
ル72gを3時間かけて連続的に添加し、重合を完結さ
せた。固形分濃度50.0%、粘度2000mPa.s
の安定なポリ(酢酸ビニル−アクリル酸n−ブチル)共
重合エマルジョンが得られた。このエマルジョンを接着
剤として、実施例1と同様に評価した。
て、未変性PVA(重合度1000、鹸化度95.0m
ol%)36gを用いる以外は実施例3と同様にして、
固形分濃度50.2%、粘度2200mPa.sの安定
なポリ酢酸ビニルエマルジョンを得た。これを接着剤と
して用いて実施例1と同様に評価した。
l%、エチレン4.5mol%変性 *2: 重合度1400、鹸化度98.5mol% *3: 重合度1400、鹸化度88.2mol% *4: 重合度1400、鹸化度98.5mol%、エチレ
ン11.0mol%変性 *5: 重合度1400、鹸化度98.5mol%、エチレ
ン0.5mol%変性 *6: 重合度1750、鹸化度98.7mol%、エチレ
ン3.0mol%変性 *7: 重合度1700、鹸化度98.6mol% *8: 重合度1000、鹸化度95.0mol%、エチレ
ン6.0mol%変性 *9: 重合度1000、鹸化度95.0mol%
置安定性および高速塗工性が要求される紙用接着剤、木
工用接着剤およびプラスチック用接着剤などに好適に用
いられる。
Claims (4)
- 【請求項1】 分散剤が炭素数4以下のα−オレフィン
単位を1〜10モル%含有する変性ポリビニルアルコー
ルであり、分散質がエチレン性不飽和単量体から選ばれ
る一種あるいは二種以上の単量体の(共)重合体である
水性エマルジョンを主成分とする接着剤。 - 【請求項2】 請求項1記載の接着剤からなる紙用接着
剤。 - 【請求項3】 請求項1記載の接着剤からなる木工用接
着剤。 - 【請求項4】 請求項1記載の接着剤からなるプラスチ
ック用接着剤。
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