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JPH0880823A - 車輌の挙動制御装置 - Google Patents

車輌の挙動制御装置

Info

Publication number
JPH0880823A
JPH0880823A JP6244700A JP24470094A JPH0880823A JP H0880823 A JPH0880823 A JP H0880823A JP 6244700 A JP6244700 A JP 6244700A JP 24470094 A JP24470094 A JP 24470094A JP H0880823 A JPH0880823 A JP H0880823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
behavior
vehicle
value
turning
spin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6244700A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Okada
亜起夫 岡田
Masatoshi Yoneyama
雅利 米山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP6244700A priority Critical patent/JPH0880823A/ja
Priority to US08/521,427 priority patent/US5717591A/en
Priority to DE19533575A priority patent/DE19533575B4/de
Publication of JPH0880823A publication Critical patent/JPH0880823A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/24Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle inclination or change of direction, e.g. negotiating bends
    • B60T8/246Change of direction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/17Using electrical or electronic regulation means to control braking
    • B60T8/1755Brake regulation specially adapted to control the stability of the vehicle, e.g. taking into account yaw rate or transverse acceleration in a curve
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/343Systems characterised by their lay-out
    • B60T8/344Hydraulic systems
    • B60T8/3484 Channel systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T2230/00Monitoring, detecting special vehicle behaviour; Counteracting thereof
    • B60T2230/02Side slip angle, attitude angle, floating angle, drift angle

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転者の運転技能や旋回挙動の変化等に応じ
て車輌の旋回挙動を適切に制御する。 【構成】 車輌の旋回挙動を示すスピン状態量に基づき
スピン状態を推定する挙動推定装置(56、58、6
0、52)と、スピン状態量SVが基準値SVc を越え
たときにはスピン状態量に応じて前輪側の旋回外輪の制
動圧を制御しアンチスピンモーメントを発生させること
により旋回挙動を制御する挙動安定化装置(52、54
など)とを有する車輌の挙動制御装置。挙動制御の頻度
を検出し(ステップ210、220、250〜28
0)、頻度が所定値を越えたときには基準値SVc を低
くする(ステップ290〜330、420)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車輌の旋回
時に於けるドリフトアウトやスピンの如き好ましからざ
る挙動を抑制し低減する挙動制御装置に係り、特に車輪
の制動力を制御することによって好ましからざる旋回挙
動を抑制し低減する挙動制御装置に係る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌の旋回時に於ける挙動を
制御する装置の一つとして、例えば特開平3−4545
3号公報に記載されている如く、操舵量検出手段と、車
速検出手段と、ヨーレート検出手段と、操舵量に応じた
タイヤのグリップ限界車速を求める限界車速検出手段
と、操舵量及びタイヤのグリップ限界車速に対応する目
標ヨーレートを求める目標ヨーレート設定手段と、各輪
毎に設けられた制動手段とを有し、車速がタイヤのグリ
ップ限界車速を越えるときにはヨーレートが目標ヨーレ
ートに近付くような態様にて車速が限界車速に低下する
よう旋回内輪及び外輪の制動力を制御するよう構成され
た挙動制御装置が従来より知られている。
【0003】かかる挙動制御装置によれば、車輌を常に
タイヤのグリップ域にて走行させることができると共
に、ヨーレートが目標ヨーレートを越えることを防止
し、これにより車輌のスピンやドリフトアウト等の好ま
しからざる旋回挙動を防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載された
従来の挙動制御装置に於ては、車速がタイヤのグリップ
限界車速を越えるときに車輪に制動力を付与するように
なっており、挙動制御の開始のしきい値が一定であるた
め、運転者による旋回操縦状況や運転者の運転技能に応
じた適切な挙動制御が行われないという問題がある。
【0005】また旋回挙動制御量はヨーレートの偏差の
大きさに比例した値であり、車輌の不安定な挙動が悪化
方向又は収束方向の何れの方向に変化しているかは考慮
されておらず、挙動制御の終了時には挙動制御によるア
ンチスピンモーメントが慣性として車輌に作用すること
に起因して挙動制御終了時の車輌の挙動が不安定になる
ことがあり、更にかかる問題を解消すべく挙動制御のゲ
インを低く設定すると、旋回挙動が悪化する過程に於て
旋回挙動を効果的に制御することができないという問題
がある。
【0006】本発明は、従来の挙動制御装置に於ける上
述の如き問題に鑑みてなされたものであり、本発明の主
要な課題は、挙動制御装置の作動状況に応じて挙動制御
開始のしきい値を制御したりスピン状態量の変化に応じ
て挙動制御量を制御することにより、車輌の旋回挙動を
運転者の運転技能や旋回挙動の変化等に応じて適切に制
御することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き主要な課題
は、本発明によれば、車輌の旋回挙動を示すスピン状態
量に基づきスピン状態を推定する挙動推定手段と、前記
スピン状態量が基準値を越えたときには前記スピン状態
量に応じてアンチスピンモーメントを発生させることに
より旋回挙動を制御する挙動制御手段とを有する車輌の
挙動制御装置に於て、前記挙動制御手段の作動頻度を検
出する手段と、前記作動頻度が所定値を越えたときには
前記基準値を低くする手段とを有していることを特徴と
する車輌の挙動制御装置(請求項1の構成)、車輌の旋
回挙動を示すスピン状態量に基づきスピン状態を推定す
る挙動推定手段と、前記スピン状態量が基準値を越えた
ときには前記スピン状態量に応じてアンチスピンモーメ
ントを発生させることにより旋回挙動を制御する挙動制
御手段とを有する車輌の挙動制御装置に於て、前記挙動
制御手段の作動時に於ける前記スピン状態量の積分値を
演算する手段と、前記スピン状態量の積分値が所定値を
越えたときには前記基準値を高くする手段とを有してい
ることを特徴とする車輌の挙動制御装置(請求項2の構
成)、又は車輌の旋回挙動を示すスピン状態量に基づき
スピン状態を推定する挙動推定手段と、前記スピン状態
量が基準値を越えたときには前記スピン状態量に応じて
アンチスピンモーメントを発生させることにより旋回挙
動を制御する挙動制御手段とを有する車輌の挙動制御装
置に於て、スピン状態量が減少する方向へ変化している
か否かを判定する手段と、スピン状態量が減少する方向
へ変化しているときにはスピン状態量が増大する方向へ
変化している場合に比して前記アンチスピンモーメント
が小さくなるよう前記挙動制御手段を制御する手段とを
有していることを特徴とする車輌の挙動制御装置(請求
項3の構成)によって達成される。
【0008】
【作用】一般に車体の横加速度が高い状態にて緩制動が
行われるような場合に車輌の旋回挙動が不安定になり易
いので、かかる旋回操縦が行われる頻度が高いときに
は、車輌の旋回挙動を示すスピン状態量が基準値を越え
る頻度も高くなる。従ってスピン状態量が基準値を越え
る頻度が高いか否かにより、旋回挙動が不安定になり易
い旋回操縦が繰返し行われているか否かを判定すること
ができる。
【0009】上述の請求項1の構成によれば、挙動制御
手段の作動頻度が検出され、作動頻度が所定値を越えた
ときには、即ち旋回挙動が不安定になり易い旋回操縦が
繰返し行われているときには、旋回挙動を制御するか否
かの判断の基準値が低くされるので、スピン状態量が低
くても旋回挙動が制御されるようになり、車輌の旋回走
行限界が低下され、従って運転者が不安定な挙動になり
易い旋回操縦を繰返し故意に行うことが抑制されると共
に、旋回挙動が大きく悪化することが確実に防止され
る。
【0010】また一般に運転者の操縦技能が低いときに
は、挙動制御装置を早めに作動させて旋回挙動を早めに
安定化させることが好ましいが、挙動制御手段の作動時
に於けるスピン状態量が大きい状態が長く続く場合に
は、運転者の操縦技能が高いと考えられ、操縦技能が高
い運転者が運転している場合には、挙動制御装置が早め
に作動させるよりも、運転者が自らの操縦技能によって
旋回挙動を制御し得る範囲が大きいことが好ましい。
【0011】上述の請求項2の構成によれば、挙動制御
手段の作動時に於けるスピン状態量の積分値が演算さ
れ、スピン状態量の積分値が所定値を越えたときには、
即ち操縦技能が高い運転者が運転している場合には、旋
回挙動を制御するか否かの判断の基準値が高くされるの
で、操縦技能が低い運転者が運転している場合には挙動
制御装置が早めに作動され旋回挙動が早めに安定化され
ると共に、操縦技能が高い運転者が運転している場合に
は運転者が自らの操縦技能によって旋回挙動を制御し得
る範囲が拡大される。
【0012】また上述の請求項3の構成によれば、スピ
ン状態量が減少する方向へ変化しているか否かが判定さ
れ、スピン状態量が減少する方向へ変化しているときに
はスピン状態量が増大する方向へ変化している場合に比
してアンチスピンモーメントが小さくなるよう挙動制御
手段が制御されるので、車輌の旋回挙動が効果的に制御
されるようスピン状態が悪化する過程に於て大きいアン
チスピンモーメントが発生される場合にも、旋回挙動制
御の終了時に過大なアンチスピンモーメントが慣性とし
て車輌に作用することに起因して挙動制御終了時の車輌
の挙動が不安定になることが確実に防止される。
【0013】
【実施例】以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施
例について詳細に説明する。
【0014】図1は本発明による挙動制御装置が適用さ
れる車輌の制動装置及びその電気式制御装置を示す概略
構成図である。
【0015】図1に於て、制動装置10は運転者による
ブレーキペダル12の踏み込み操作に応答してブレーキ
オイルを第一及び第二のポートより圧送するマスタシリ
ンダ14を有し、第一のポートは前輪用のブレーキ油圧
制御導管16により左右前輪用のブレーキ油圧制御装置
18及び20に接続され、第二のポートは途中にプロポ
ーショナルバルブ22を有する後輪用のブレーキ油圧制
御導管24により左右後輪用のブレーキ油圧制御装置2
6及び28に接続されている。また制動装置10はリザ
ーバ30に貯容されたブレーキオイルを汲み上げ高圧の
オイルとして高圧導管32へ供給するオイルポンプ34
を有している。高圧導管32は各ブレーキ油圧制御装置
18、20、26、28に接続され、またその途中には
アキュムレータ36が接続されている。
【0016】各ブレーキ油圧制御装置18、20、2
6、28はそれぞれ対応する車輪に対する制動力を制御
するホイールシリンダ38FL、38FR、38RL、38RR
と、3ポート2位置切換え型の電磁式の制御弁40FL、
40FR、40RL、40RRと、リザーバ30に接続された
低圧導管42と高圧導管32との間に設けられた常開型
の電磁式の開閉弁44FL、44FR、44RL、44RR及び
常閉型の電磁式の開閉弁46FL、46FR、46RL、46
RRとを有している。それぞれ開閉弁44FL、44FR、4
4RL、44RRと開閉弁46FL、46FR、46RL、46RR
との間の高圧導管32は接続導管48FL、48FR、48
RL、48RRにより制御弁40FL、40FR、40RL、40
RRに接続されている。
【0017】制御弁40FL及び40FRはそれぞれ前輪用
のブレーキ油圧制御導管16とホイールシリンダ38FL
及び38FRとを連通接続し且つホイールシリンダ38FL
及び38FRと接続導管48FL及び48FRとの連通を遮断
する図示の第一の位置と、ブレーキ油圧制御導管16と
ホイールシリンダ38FL及び38FRとの連通を遮断し且
つホイールシリンダ38FL及び38FRと接続導管48FL
及び48FRとを連通接続する第二の位置とに切替わるよ
うになっている。同様に40RL及び40RRはそれぞれ後
輪用のブレーキ油圧制御導管24とホイールシリンダ3
8RL及び38RRとを連通接続し且つホイールシリンダ3
8RL及び38RRと接続導管48RL及び48RRとの連通を
遮断する図示の第一の位置と、ブレーキ油圧制御導管2
4とホイールシリンダ38RL及び38RRとの連通を遮断
し且つホイールシリンダ38RL及び38RRと接続導管4
8RL及び48RRとを連通接続する第二の位置とに切替わ
るようになっている。
【0018】制御弁40FL、40FR、40RL、40RRが
第二の位置にある状況に於て開閉弁44FL、44FR、4
4RL、44RR及び開閉弁46FL、46FR、46RL、46
RRが図示の状態に制御されると、ホイールシリンダ38
FL、38FR、38RL、38RRは制御弁40FL、40FR、
40RL、40RR及び接続導管48FL、48FR、48RL、
48RRを介して高圧導管32と連通接続され、これによ
りホイールシリンダ内の圧力が増圧される。逆に制御弁
が第二の位置にある状況に於て開閉弁44FL、44FR、
44RL、44RRが閉弁され開閉弁46FL、46FR、46
RL、46RRが開弁されると、ホイールシリンダは制御弁
及び接続導管を介して低圧導管42と連通接続され、こ
れによりホイールシリンダ内の圧力が減圧される。更に
制御弁が第二の位置にある状況に於て開閉弁44FL、4
4FR、44RL、44RR及び開閉弁46FL、46FR、46
RL、46RRが閉弁されると、ホイールシリンダは高圧導
管32及び低圧導管42の何れとも遮断され、これによ
りホイールシリンダ内の圧力がそのまま保持される。
【0019】かくして制動装置10は、制御弁40FL、
40FR、40RL、40RRが第一の位置にあるときにはホ
イールシリンダ38FL、38FR、38RL、38RRにより
運転者によるブレーキペダル12の踏み込み量に応じた
制動力を発生し、制御弁40FL、40FR、40RL、40
RRの何れかが第二の位置にあるときには当該車輪の開閉
弁44FL、44FR、44RL、44RR及び開閉弁46FL、
46FR、46RL、46RRを開閉制御することにより、ブ
レーキペダル12の踏み込み量及び他の車輪の制動力に
拘わりなくその車輪の制動力を制御し得るようになって
いる。
【0020】制御弁40FL、40FR、40RL、40RR、
開閉弁44FL、44FR、44RL、44RR及び開閉弁46
FL、46FR、46RL、46RRは後に詳細に説明する如く
電気式制御装置50により制御される。電気式制御装置
50はマイクロコンピュータ52と駆動回路54とより
なっており、マイクロコンピュータ52は図1には詳細
に示されていないが例えば中央処理ユニット(CPU)
と、リードオンリメモリ(ROM)と、ランダムアクセ
スメモリ(RAM)と、入出力ポート装置とを有し、こ
れらが双方向性のコモンバスにより互いに接続された一
般的な構成のものであってよい。
【0021】マイクロコンピュータ52の入出力ポート
装置には車速センサ56より車速Vを示す信号、実質的
に車体の重心に設けられた横加速度センサ58より車体
の横加速度Gy を示す信号、ヨーレートセンサ60より
車体のヨーレートγを示す信号、車輪速センサ62FL〜
62RRよりそれぞれ左右前輪及び左右後輪の車輪速(周
速)VFL、VFR、VRL、VRRを示す信号が入力されるよ
うになっている。尚横加速度センサ58等は車輌の左旋
回方向を正として横加速度等を検出するようになってい
る。
【0022】またマイクロコンピュータ52のROMは
後述の如く種々の制御フロー及びマップを記憶してお
り、CPUは上述の種々のセンサにより検出されたパラ
メータに基づき後述の如く種々の演算を行って車輌の旋
回挙動を判定するためのスピンバリューSVを求め、ス
ピンバリューに基づき車輌の旋回挙動を推定すると共に
車輌の旋回挙動を安定化させるための制御量を演算し、
その演算結果に基づき左前輪又は右前輪の制動力を制御
し車輌の旋回挙動を安定化させ、必要に応じて警報装置
64へ警報信号を出力するようになっている。
【0023】次に図2に示されたフローチャートを参照
して図示の実施例による車輌の旋回挙動制御について説
明する。尚図2に示されたフローチャートによる制御は
図には示されていないイグニッションスイッチの閉成に
より開始され、所定の時間毎に繰返し実行される。
【0024】まず図2に示された旋回挙動判定ルーチン
のステップ10に於ては車速センサ56により検出され
た車速Vを示す信号等の読込みが行われ、ステップ20
に於ては横加速度Gy と車速V及びヨーレートγの積V
*γとの偏差Gy −V*γとして横加速度の偏差、即ち
車輌の横すべり加速度Vydが演算され、ステップ30に
於ては横加速度の偏差Vydが積分されることにより車体
の横すべり速度Vy が演算される。ステップ40に於て
は車体の前後速度Vx (=車速V)に対する車体の横す
べり速度Vy の比Vy /Vx として車体のスリップ角β
が演算され、ステップ50に於てはA及びBを正の定数
としてステップ20に於て演算された横加速度の偏差V
yd及びステップ40に於て演算された車体のスリップ角
βに基づき下記の数1に従ってスピンバリューSVが演
算される。
【数1】SV=A*Vyd+B*β
【0025】尚スピンバリューSVの演算自体は本願発
明の要旨をなすものではなく、スピンバリューは車輌の
スピン状態に対応する状態量として演算される限り任意
の態様にて求められてよく、例えば車体のスリップ角β
及び車体のスリップ角速度βd の線形和として演算され
てもよい。
【0026】ステップ60に於ては制御輪、即ち制動力
がスピンバリューに応じて制御されるべき車輪が前輪側
の旋回外輪に特定されるよう、スピンバリューSVが正
のときには右前輪に、スピンバリューが負のときには左
前輪に特定される。ステップ70に於ては図3に示され
たしきい値制御ルーチンにより設定されるしきい値SV
c に応じて図4に示されたグラフに対応するマップが選
定される。ステップ80に於てはスピンバリューSVの
絶対値に基づき左前輪又は右前輪の目標スリップ率Rs
がステップ70に於て選定された図4のグラフに対応す
るマップより演算される。
【0027】ステップ90に於ては目標スリップ率Rs
が0であるか否かの判別、即ち車輌の旋回挙動が安定で
あるか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたときに
はステップ100に於て旋回挙動制御中であることを示
すフラグFが0にリセットされると共に、前輪側の制御
弁40FL、40FRが第一の位置にリセットされ、これに
より各車輪の制動力がブレーキペダル12の踏込み量に
応じてマスタシリンダ圧により制御される。またステッ
プ90に於て否定判別が行われたときにはステップ11
0に於てフラグFが1にセットされる。
【0028】ステップ120に於てはスピンバリューS
Vの絶対値の微分値SVd が演算されると共に、微分値
SVd が負であるか否かの判別、即ちスピン状態量が減
少方向へ変化しているか否かの判別が行われ、肯定判別
が行われたときにはステップ130に於てKa を正の定
数として目標スリップ率Rs が下記の数2に従って微分
値SVd に応じて低減補正され、否定判別が行われたと
きにはステップ140に於てKb を正の定数として目標
スリップ率Rs が下記の数3に従って微分値SVd に応
じて増大補正される。
【0029】
【数2】Rs =Rs +Ka *SVd
【数3】Rs =Rs +Kb *SVd
【0030】ステップ150に於てはVinを前輪側の旋
回内輪の車輪速として下記の数4に従って目標車輪速V
wtが演算され、ステップ160に於てはデューティ比D
r が下記の数5に従って演算される。尚下記の数5に於
て、Vout は前輪側の旋回外輪の車輪速であり、Kp 及
びKd は車輪速フィードバック制御に於ける比例項及び
微分項の比例定数である。
【0031】
【数4】Vwt=(1−Rs )*Vin
【数5】Dr =Kp *(Vout −Vwt)+Kd *d(V
out −Vwt)/dt
【0032】ステップ160に於ては前輪側の旋回外輪
の制御弁40FL又は40FRに対し制御信号が出力される
ことによってその制御弁が第二の位置に切換え設定され
ると共に、同じく前輪側の旋回外輪の開閉弁に対しステ
ップ190又は200に於て演算されたデューティ比D
r に対応する制御信号が出力されることにより旋回外輪
のホイールシリンダ38FL又は38FRに対するアキュー
ムレータ圧の給排が制御され、これにより旋回外輪の制
動圧が制御される。
【0033】この場合ステップ160に於て演算される
デューティ比Dr が負の基準値と正の基準値との間の値
であるときには旋回外輪の上流側の開閉弁が第二の位置
に切換え設定され且つ下流側の開閉弁が第一の位置に保
持されることにより、対応するホイールシリンダ内の圧
力が保持され、デューティ比が正の基準値以上のときに
は旋回外輪の上流側及び下流側の開閉弁が図1に示され
た位置に制御されることにより、対応するホイールシリ
ンダへアキュームレータ圧が供給されることによって該
ホイールシリンダ内の圧力が増圧され、デューティ比が
負の基準値以下であるときには旋回外輪の上流側及び下
流側の開閉弁が第二の位置に切換え設定されることによ
り、対応するホイールシリンダ内のブレーキオイルが低
圧導管42へ排出され、これにより該ホイールシリンダ
内の圧力が減圧される。
【0034】次に図3に示されたフローチャートを参照
して上述のステップ70に於けるマップ選定のためのし
きい値制御について説明する。尚図3に示されたフロー
チャートによる制御は図には示されていないイグニッシ
ョンスイッチの閉成により開始され、所定の時間毎に繰
返し実行される。
【0035】まずステップ210に於てはタイマのカウ
ント値Cが1インクリメントされ、ステップ220に於
てはフラグFが1であるか否かの判別、即ち車輌の旋回
挙動制御が行われているか否かの判別が行われ、否定判
別が行われたときにはステップ210へ戻り、肯定判別
が行われたときにはステップ230に於てスピンバリュ
ーSVの絶対値の最大値SVm が記憶され、ステップ2
40に於てはスピンバリューSVの絶対値が積分される
ことにより積分値SVi が演算される。
【0036】ステップ250に於てはフラグFが0であ
るか否かの判別、即ち車輌の挙動制御が終了したか否か
の判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ
260に於てタイマのカウント値Cが1インクリメント
された後ステップ230へ戻り、肯定判別が行われたと
きにはステップ270に於てスピンバリューの絶対値の
最大値の積算値SVs が演算され、スピンバリューの絶
対値の最大値SVm が0にリセットされ、挙動制御の回
数を示すカウンタのカウント値Nが1インクリメントさ
れる。
【0037】ステップ280に於てはタイマのカウント
値Cが基準値Ce (正の一定の整数)を越えているか否
かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステッ
プ210へ戻り、肯定判別が行われたときにはステップ
290に於てカウンタのカウント値Nが上側の基準値N
h (正の一定の整数)を越えているか否かの判別が行わ
れる。ステップ290に於て肯定判別が行われたときに
はステップ300に於て係数K1 がK1h(1よりも小さ
い正の定数)に設定され、否定判別が行われたときには
ステップ310に於てカウント値Nが下側の基準値Nd
(Nh よりも小さい正の一定の整数)未満であるか否か
の判別が行われ、肯定判別が行われたときにはステップ
320に於て係数K1 がK1d(1よりも大きい正の定
数)に設定され、否定判別が行われたときにはステップ
330に於て係数K1 が1に設定される。
【0038】ステップ340に於てはスピンバリューの
絶対値の最大値の積算値SVs が基準値SVe (正の定
数)を越えているか否かの判別が行われ、否定判別が行
われたときにはそのままステップ360へ進み、肯定判
別が行われたときにはステップ350に於て警報装置6
4へ制御信号が出力されることにより、運転者の旋回時
の車速が高過ぎるか或いは操舵操作が急激であり車輌の
旋回挙動が不安定になり易い操縦が行われている旨の警
報が発せられる。ステップ360に於てはタイマのカウ
ント値C、カウンタのカウンタ値N及びスピンバリュー
の絶対値の最大値の積算値SVs がそれぞれ0にリセッ
トされる。
【0039】ステップ370に於てはスピンバリューの
絶対値の積分値SVi が上側の基準値SVih(正の定
数)を越えているか否かの判別が行われる。ステップ3
70に於て肯定判別が行われたときにはステップ380
に於て係数K2 がK2h(1よりも大きい正の定数)に設
定され、否定判別が行われたときにはステップ390に
於て積分値SVi が下側の基準値SVid(SVihよりも
小さい正の定数)未満であるか否かの判別が行われ、肯
定判別が行われたときにはステップ400に於て係数K
2 がK2d(1よりも小さい正の定数)に設定され、否定
判別が行われたときにはステップ410に於て係数K2
が1に設定される。
【0040】ステップ420に於ては図4に示されたグ
ラフに対応するマップに於ける制御のしきい値SVc が
下記の数6に従って演算される。尚数6に於て、SVco
は係数K1 及びK2 が1である場合にしきい値SVc が
最適値になるよう選定された正の定数である。
【数6】SVc =K1 *K2 *SVco
【0041】かくして図示の実施例に於ては、ステップ
10〜80に於てスピンバリューSVに基づき前輪側の
旋回外輪の目標スリップ率Rs が演算され、ステップ9
0に於て目標スリップ率に基づき車輌の旋回挙動が安定
であるか否かの判別、即ち挙動制御が不要であるか否か
の判別が行われ、肯定判別が行われたときにはステップ
110〜170が実行されることなくステップ100が
実行され、これにより各車輪の制動圧がマスタシリンダ
圧、従ってブレーキペダル12の踏込み量に応じて制御
される。
【0042】これに対しステップ90に於て否定判別、
即ち挙動制御が必要である旨の判別が行われると、ステ
ップ110に於てフラグFが1にセットされ、ステップ
150に於て前輪側の旋回外輪の目標車輪速Vwtが演算
され、ステップ160に於て前輪側の旋回外輪の制動圧
を制御するためのデューティ比Dr が目標車輪速Vwtに
基づき演算され、ステップ170に於てデューティ比D
r に対応する制御信号が出力され、これにより挙動制御
が実行される。
【0043】特に図示の実施例に於けるステップ70及
びステップ210、220、250、280〜330、
360、420は上述の請求項1の構成の一部に対応し
ており、タイマのカウント値CがCe になるまでの時間
に於ける旋回挙動制御の回数Nがカウントされ、旋回挙
動制御の頻度が高く回数Nが上側の基準値Nh を越える
ときには、ステップ290に於て肯定判別が行われるこ
とによりステップ300に於て係数K1 が1よりも小さ
いK1hに設定され、旋回挙動制御の頻度が低く回数Nが
下側の基準値Nd よりも小さいときには、ステップ29
0に於て否定判別が行われ、ステップ310に於て肯定
判別が行われ、ステップ320に於て係数K1 が1より
も大きいK1dに設定され、ステップ420に於てしきい
値SVcが演算され、これに基づきステップ70に於て
目標スリップ率Rs 演算用のマップ(図4)が選定され
る。
【0044】従って旋回挙動が不安定になり易い旋回操
縦が繰返し頻繁に行われるときには、しきい値SVc が
低く設定されることにより、スピンバリューSVの大き
さが小さくてもステップ90に於て否定判別が行われ、
旋回挙動が行われ易くなるので、挙動制御を早めに開始
して旋回挙動が悪化することを未然に防止することがで
き、逆に旋回挙動が不安定になりにくい旋回操縦が行わ
れる状況に於ては、しいき値SVc が高く設定されるこ
とにより、挙動制御装置が頻繁に作動し過ぎることを防
止することができる。
【0045】また図示の実施例によれば、ステップ23
0に於てスピンバリューSVの絶対値の最大値SVm が
記憶され、ステップ270に於てスピンバリューの絶対
値の最大値の積算値SVs が演算される。そしてステッ
プ290に於て旋回挙動制御の頻度が高いことにより肯
定判別が行われたときには、ステップ340に於て積算
値SVs が基準値SVe を越えているか否かの判別が行
われ、肯定判別が行われたときにはステップ350に於
て運転者に対し警報が発せられる。
【0046】従って車輌の旋回挙動が不安定になる度合
が高い旋回操縦が繰返し行われる状況に於ては、そのこ
とが警報によって運転者に確実に認識せしめられるの
で、運転者は警報に従って車輌の旋回挙動が不安定にな
りにくい旋回操縦に確実に移行することができる。
【0047】またステップ70及びステップ210、2
20、240、280、370〜420は上述の請求項
2の構成の一部に対応しており、ステップ240に於て
スピンバリューの絶対値の積分値SVi が演算され、積
分値SVi が高く上側の基準値SVihを越えるときに
は、ステップ370に於て肯定判別が行われることによ
りステップ380に於て係数K2 が1よりも大きいK2h
に設定され、逆に積分値SVi が低く下側の基準値SV
idよりも小さいときには、ステップ390に於て肯定判
別が行われ、ステップ400に於て係数K2 が1よりも
小さいK2dに設定され、ステップ420に於てしきい値
SVc が演算され、これに基づきステップ70於て目標
スリップ率Rs 演算用のマップ(図4)が選定される。
【0048】従って運転者の操縦技能が低いときには、
しきい値SVc が低く設定され、挙動制御装置が作動さ
れ易くなることにより、車輌の旋回挙動を早めに制御し
て旋回挙動を確実に制御することができると共に、運転
者の操縦技能が高いときには、しきい値SVc が高く設
定され、挙動制御装置が作動されにくくされるので、運
転者が自らの操縦技能によって旋回挙動を制御し得る範
囲を拡大し、運転者の満足感を充足させることができ
る。
【0049】更にステップ120〜140は上述の請求
項3の構成の一部に対応しており、ステップ120に於
てスピンバリューSVの絶対値の微分値SVd が演算さ
れると共に、微分値SVd が負であるか否かの判別によ
り、車輌の旋回挙動が収束する方向へ変化しているか否
かの判別が行われ、肯定判別が行われたときにはステッ
プ130に於て目標スリップ率Rs が微分値SVd に応
じて低減補正され、否定判別が行われたときにはステッ
プ140に於て目標スリップ率Rs が微分値SVd に応
じて増大補正される。
【0050】従って車輌の旋回挙動が悪化する方向へ変
化しているときには、十分なアンチスピンモーメントを
発生させることにより旋回挙動を効果的に制御すること
ができ、旋回挙動が収束する方向へ変化しているときに
は過大なアンチスピンモーメントが発生することを防止
し、挙動制御の終了段階に於て過大なアンチスピンモー
メントが慣性として車輌に作用することに起因して車輌
の旋回挙動が不安定になることを確実に防止することが
できる。
【0051】例えばスピンバリューSVが図5(A)に
示されている如く変化することにより、微分値SVd が
図5(B)に示されている如く変化したとすると、時点
2〜t4 の区間に於てフラグFが1になり挙動制御が
実行されるが、時点t2 〜t3 の区間(1)に於てはス
ピンバリューの絶対値の微分値SVd が正であることに
より、目標スリップ率Rs は図6に示されている如くマ
ップ演算値(仮想線)よりも大きくなるよう増大補正さ
れる。また時点t3 〜t4 の区間(2)に於ては微分値
SVd が負であることにより、目標スリップ率Rs はマ
ップ演算値よりも小さくなるよう低減補正される。
【0052】従ってこの実施例に於ける目標スリップ率
Rs は、スピンバリューSVの絶対値の増減度合に応じ
てマップ演算値に対する補正量が変化するヒステリシス
特性を有するマップより演算されることと等価な態様に
て演算される。
【0053】また旋回途中に於て路面の摩擦係数が変化
すること等に起因して、スピンバリューSVが図7
(A)に示されている如く変化し、微分値SVd が図7
(B)に示されている如く変化するような場合にも、微
分値SVd が正の区間(1)及び(3)に於ては目標ス
リップ率Rs は増大補正され、微分値SVd が負の区間
(2)及び(4)に於ては目標スリップ率Rs は低減補
正されるので、かかる場合にも目標スリップ率Rs は図
8に示されている如くヒステリシス特性を有するマップ
より演算される場合と同様に演算される。
【0054】尚図示の実施例のステップ290、310
に於ける基準値Nh 、Nd 及びステップ370、390
に於ける基準値SVih、SVidは一定であるが、路面の
摩擦係数μが低いほど車輌の旋回挙動が不安定になり易
いので、例えば車体の横加速度Gy の大きさや車体の前
後加速度Gx 及び横加速度Gy のベクトル和(Gx 2
Gy 2 1/2 等より路面の摩擦係数μを推定し、例えば
基準値Nh 及びNd について図9に示されている如く、
基準値Nh 、Nd 、SVe は路面の摩擦係数が低いほど
高い値になるよう、また基準値SVih及びSVidは路面
の摩擦係数が低いほど低い値になるよう、路面の摩擦係
数に応じて可変設定されてもよい。
【0055】また係数K1 及びK2 が過小になったり過
大になったりすることがないよう、これらの係数につい
てそれぞれ下限値及び上限値を設定し、係数K1 、K2
が下限値より小さくなったときには下限値に設定され、
係数K1 、K2 が上限値を越えたときには上限値に設定
されるよう構成されてもよく、係数の積K1 *K2 に下
限値及び上限値が設定されてもよい。
【0056】以上に於ては本発明を特定の実施例につい
て詳細に説明したが、本発明は上述の実施例に限定され
るものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例
が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0057】例えば上述の実施例に於ては、車輌の旋回
挙動が不安定になったときには前輪側の旋回外輪の制動
力がスピンバリューSVに応じて制御され、前輪側の旋
回外輪の制動力と旋回内輪の制動力との差によるアンチ
スピンモーメントによりスピンが低減されるようになっ
ているが、前輪側及び後輪側の両方の旋回外輪の制動力
が制御されてもよい。
【0058】また上述の実施例に於ては、目標車輪速V
wtは数4に従って前輪側の旋回内輪の車輪速Vinを基準
値に演算されるようになっているが、目標車速は車速V
を基準に演算されるよう構成されてもよい。
【0059】更に上述の各実施例に於ては、各ホイール
シリンダへ供給される油圧はマスタシリンダ14よりの
油圧又はアキュームレータ36に蓄圧された油圧である
が、本発明の挙動制御はマスタシリンダ圧に対応するレ
ギュレータ圧によりホイールシリンダ内圧力が必要に応
じて増圧されるABS(アンチロックブレーキシステ
ム)が組込まれた車輌に適用されてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明の請求項1の構成によれば、挙動制御手段の作動頻度
が所定値を越えたときには、即ち旋回挙動が不安定にな
り易い旋回操縦が繰返し行われているときには、旋回挙
動を制御するか否かの判断の基準値が低くされることに
より、スピン状態量が低くても旋回挙動が制御されるよ
うになり、車輌の旋回走行限界が低下されるので、運転
者が不安定な挙動になり易い旋回操縦を繰返し故意に行
うことを抑制することができると共に、旋回挙動が大き
く悪化することを確実に防止することができる。
【0061】また請求項2の構成によれば、挙動制御手
段の作動時に於けるスピン状態量の積分値が所定値を越
えたときには、即ち操縦技能が高い運転者が運転してい
る場合には、旋回挙動を制御するか否かの判断の基準値
が高くされるので、操縦技能が低い運転者が運転してい
る場合には挙動制御装置が早めに作動させて旋回挙動を
早めに安定化させることができると共に、操縦技能が高
い運転者が運転している場合には運転者が自らの操縦技
能によって旋回挙動を制御し得る範囲を拡大することが
できる。
【0062】また請求項3の構成によれば、スピン状態
量が減少する方向へ変化しているときにはスピン状態量
が増大する方向へ変化している場合に比してアンチスピ
ンモーメントが小さくなるよう挙動制御手段が制御され
るので、車輌の旋回挙動が効果的に制御されるようスピ
ン状態が悪化する過程に於て大きいアンチスピンモーメ
ントが発生される場合にも、旋回挙動制御の終了時に過
大なアンチスピンモーメントが慣性として車輌に作用す
ることに起因して挙動制御終了時の車輌の挙動が不安定
になることを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による挙動制御装置が適用される車輌の
制動装置及びその電気式制御装置を示す概略構成図であ
る。
【図2】本発明による挙動制御装置の一つの実施例によ
る旋回挙動制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図3】本発明による挙動制御装置の一つの実施例に於
ける目標スリップ率演算用マップのしきい値制御ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図4】スピンバリューSVの絶対値と目標スリップ率
Rs との間の関係を示すグラフである。
【図5】スピンバリューSV及びスピンバリューの絶対
値の微分値SVd の変化の一例を示すグラフである。
【図6】スピンバリューSV及び微分値SVd が図5に
示されている如く変化する場合に於ける目標スリップ率
Rs の変化を示すグラフである。
【図7】スピンバリューSV及びスピンバリューの絶対
値の微分値SVd の変化の他の例を示すグラフである。
【図8】スピンバリューSV及び微分値SVd が図7に
示されている如く変化する場合に於ける目標スリップ率
Rs の変化を示すグラフである。
【図9】路面の摩擦係数μと基準値Nh 及びNd との間
の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10…制動装置 14…マスタシリンダ 18、20、26、28…ブレーキ油圧制御装置 34…オイルポンプ 38FL、38FR、38RL、38RR…ホイールシリンダ 40FL、40FR、40RL、40RR…制御弁 44FL、44FR、44RL、44RR…開閉弁 46FL、46FR、46RL、46RR…開閉弁 50…電気式制御装置 56…車速センサ 58…横加速度センサ 60…ヨーレートセンサ 62FL〜62RR…車輪速センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌の旋回挙動を示すスピン状態量に基づ
    きスピン状態を推定する挙動推定手段と、前記スピン状
    態量が基準値を越えたときには前記スピン状態量に応じ
    てアンチスピンモーメントを発生させることにより旋回
    挙動を制御する挙動制御手段とを有する車輌の挙動制御
    装置に於て、前記挙動制御手段の作動頻度を検出する手
    段と、前記作動頻度が所定値を越えたときには前記基準
    値を低くする手段とを有していることを特徴とする車輌
    の挙動制御装置。
  2. 【請求項2】車輌の旋回挙動を示すスピン状態量に基づ
    きスピン状態を推定する挙動推定手段と、前記スピン状
    態量が基準値を越えたときには前記スピン状態量に応じ
    てアンチスピンモーメントを発生させることにより旋回
    挙動を制御する挙動制御手段とを有する車輌の挙動制御
    装置に於て、前記挙動制御手段の作動時に於ける前記ス
    ピン状態量の積分値を演算する手段と、前記スピン状態
    量の積分値が所定値を越えたときには前記基準値を高く
    する手段とを有していることを特徴とする車輌の挙動制
    御装置。
  3. 【請求項3】車輌の旋回挙動を示すスピン状態量に基づ
    きスピン状態を推定する挙動推定手段と、前記スピン状
    態量が基準値を越えたときには前記スピン状態量に応じ
    てアンチスピンモーメントを発生させることにより旋回
    挙動を制御する挙動制御手段とを有する車輌の挙動制御
    装置に於て、スピン状態量が減少する方向へ変化してい
    るか否かを判定する手段と、スピン状態量が減少する方
    向へ変化しているときにはスピン状態量が増大する方向
    へ変化している場合に比して前記アンチスピンモーメン
    トが小さくなるよう前記挙動制御手段を制御する手段と
    を有していることを特徴とする車輌の挙動制御装置。
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