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JPH0859231A - 薄片状再水和性アルミナの製造方法 - Google Patents

薄片状再水和性アルミナの製造方法

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Publication number
JPH0859231A
JPH0859231A JP6201974A JP20197494A JPH0859231A JP H0859231 A JPH0859231 A JP H0859231A JP 6201974 A JP6201974 A JP 6201974A JP 20197494 A JP20197494 A JP 20197494A JP H0859231 A JPH0859231 A JP H0859231A
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JP
Japan
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particle size
alumina
gibbsite
rehydrated
crushed
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JP6201974A
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Inventor
Osamu Yamanishi
修 山西
Seiichi Hamano
誠一 浜野
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0859231A publication Critical patent/JPH0859231A/ja
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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 中心粒子径が10μ以上、一次粒子径が8μ
以上のギブサイトを、気流式粉砕機により粉砕し、次い
で該粉砕物を500℃〜1200℃の熱ガス中、0.1
秒〜10秒間接触させて瞬間仮焼することにより、中心
粒子径が1μ〜20μ、粒径分布の四分偏差値が1.7
以下で且つ径(d)と厚さ(t)の比(d/t)が5〜
50の薄片状再水和性アルミナを製造する。 【効果】 廉価に、高細孔容積、高比表面積、高強度を
有する活性アルミナ成形体或いは高アスペクト比を有し
隠蔽力が大きく吸着性に優れた充填剤を提供し得る再水
和性アルミナ粉末を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は活性アルミナ成形体原料
用或いは充填剤用等に適した再水和性アルミナ粉末の製
造方法に関する。更に詳細には、高細孔容積・高表面
積、高強度を有する活性アルミナ成形体或いは高アスペ
クト比を有し隠蔽力が大きく吸着性に優れた充填剤を提
供し得る再水和性アルミナ粉末の製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】活性アルミナ成形体は乾燥剤、吸着剤、
触媒、各種担体等に使用されている。これらの用途には
成形体内部への分子拡散速度を大きくする為、成形体の
細孔容積、特に細孔半径が100オングストローク以上
のマクロ細孔容積を大きくすることが要求される。また
触媒成分、脱臭剤、香料、吸着剤等の各種薬液を活性ア
ルミナ成形体に担持する場合、担持量を大きくする目的
から高比表面積の成形体が要求される。また、触媒或い
は担体を振動がある箇所で使用する場合には機械的強度
(耐摩耗性)が要求され、これら全ての物性を満足する
活性アルミナ成形体は極めて少ない。更にコージェライ
ト等のセラミック成形体への被着用活性アルミナや樹
脂、塗料、紙等に対する吸着性充填剤としては、付着性
が高く、隠蔽力が大きい活性アルミナ粉末が求められて
いる。
【0003】これらの要求を達成するための活性アルミ
ナ成形体の製造法としては、例えば (1)アルミニウム塩の中和によりゲルを析出し、これ
を洗浄・乾燥・成形・焼成する方法に於いて、析出条件
を制御する方法が知られている(特公平2−1767号
公報)。 (2)再水和し得るアルミナに繊維状燃焼性有機添加物
を混合し、成形し、再水和した後、450℃〜650℃
の温度条件下で焼成する方法が知られている(特開昭4
9−6006号公報)。さらには、 (3)平均粒子径が約1〜35μでその粒径分布の四分
偏差値が約1.5以下の再水和性アルミナを成形し、再
水和した後焼成することによりマクロ細孔容積が大で、
且つ耐磨耗強度が優れた低密度活性アルミナ成形体を製
造する方法(特公昭63−24932号公報)が知られ
ている。
【0004】上記(1)のゲル析出時の条件を制御する
方法では、高細孔容積・高表面積の成形体を得られる
が、この方法によって得た成形体は単に物理的に結合し
ているのみなので、強度が低いという欠点がある。また
(2)の公知の燃焼性有機物を添加する方法は、これを
焼失せしめるに際し焼成コントロールが極めて困難であ
り、しかも、高温で長時間の焼成を必要とし、活性アル
ミナ成形体の比表面積の低下を招く等の不都合をも有す
る。更に(3)の四分偏差値が約1.5以下の再水和性
アルミナを成形し再水和し焼成する方法は、高細孔容積
・高表面積・高強度の活性アルミナ成形体を得ることが
できるが、四分偏差値が約1.5以下の再水和性アルミ
ナを得る為にアルミン酸ソーダを特定の条件で加水分解
する必要があったり、水酸化アルミニウムを分級したり
する必要があり、経済性に難点があった。また、水酸化
アルミニウムを粉砕し仮焼し四分偏差値が約1.5以下
の再水和性アルミナを得る方法についても、通常、商業
的観点より採用されるボールミルや振動ミル等の粉砕メ
ディアによって粉砕する場合には、極めて高頻度で分級
を行いながら粉砕する必要があり、製品回収率が著しく
低く、やはり経済性に問題があった。加えてこれら従来
法により得られる活性アルミナ粉末は塊状であり、樹
脂、塗料、紙等に対する吸着性充填剤としては付着性や
隠蔽力が大きい薄板状の活性アルミナ粉末が求められて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような事情に鑑
み、本発明者等は、廉価に経済的方法で高細孔容積・高
表面積・高強度の活性アルミナ成形体を得ることがで
き、且つ、高アスペクト比を有し隠蔽力が大きく吸着性
に優れた充填剤を提供し得る再水和性アルミナ粉末を得
るべく鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達したもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、中心粒子
径が約10μ以上で、一次粒子が約8μ以上のギブサイ
トを気流式粉砕機を用いて粉砕し、次いで、約500〜
1200℃の熱ガス中に分散させ0.1秒〜10秒間接
触させて瞬間仮焼し、中心粒子径が約1μ〜20μで粒
径分布の四分偏差値が約1.7以下で且つ径(d)と厚
さ(t)の比(d/t)が約5〜50の薄片状再水和性
アルミナの製造方法を提供するにある。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
於いて、ギブサイトとは工業的にはバイヤー工程から得
られる三水酸化アルミニウムであり、その中心粒子径は
約10μ以上である。原料とするギブサイトの中心粒子
径が10μ以下の場合には粒子径(d)と厚み(t)の
比d/tが5〜50の薄片状の再水和性アルミナは得ら
れない。中心粒子径の上限は特にないが、バイヤー工程
で通常製造される約200μまでのギブサイトであれば
使用可能である。ギブサイトの粒子径は一次粒子が凝集
もしくは塊状になった所謂二次粒子よりなり、通常、数
分の1μ〜約50μの一次粒子径より構成されている
が、本発明に於いて使用するギブサイトは一次粒子径が
約8μ以上、好ましくは約10μ〜40μのものが使用
される。使用するギブサイトの一次粒子径が上記範囲に
満たない場合には、以降の粉砕条件や焼成条件を満足す
る場合であっても、粒径分布の四分偏差値が大きく、ま
た薄板状の再水和性アルミナを得ることはできない。
【0008】原料として使用されるギブサイトの純度
は、異物を含まないものであれば特に制限されないが通
常、Na2 O含有量は0.02〜1重量%程度である。
また、粉砕に供するギブサイトが湿潤状態のときは、粉
砕機への投入が容易なように予め乾燥することが推奨さ
れる。
【0009】本発明に於いて粉砕機は気流式粉砕機を用
いることを必須とする。気流式粉砕機はジェットミルと
も称され、粉砕機構は気流の運動エネルギーを利用し、
それに随伴されて被粉砕物が粒子同士或いは装置壁と衝
突することにより衝撃力が発生し、粉砕が行われる型式
のものであり、より具体的には、気流衝撃式粉砕機、気
流衝突板式粉砕機、対向気流式粉砕機等の各種のタイプ
があるが、基本的にはどのようなタイプのものであって
もよく、実作業上からは、簡単な分級機能が組み込まれ
ているタイプの方が粗粒の残量が少なくなるので好まし
い。特に粒子間衝突による粉砕が行われ、分級機能によ
り粗粒がリサイクルされるようなタイプの気流衝撃式粉
砕機が最も推奨される。
【0010】粉砕の程度は粉砕機へのギブサイトの供給
速度及び気流の元圧によって調節する。気流の元圧を高
くすると粒子の衝突速度が大きくなり、粉砕粒径は小さ
くなる。供給速度を大きくすると衝突頻度は増えるが、
衝突時の速度が減少するので、通常の操作条件範囲では
粉砕粒径は大きくなる。粉砕品の中心粒子径は、活性ア
ルミナ成形体原料或いは充填剤として最適な約1μ〜2
0μ、好ましくは約3μ〜15μになるように上記の操
作条件を調整する。代表的な操作条件としては、元圧6
kg/cm2 Gの場合、気流量1Nm3/h当たり砕量
は0.2kg/hである。
【0011】気流の種類は粉砕機材質、水酸化アルミニ
ウム或いは再水和性アルミナに対して反応性、吸着性を
有しない物であれば特に限定はされないが、空気を用い
ることが最も経済的である。
【0012】粉砕処理の終わったギブサイトはサイクロ
ンやバグフィルター等によって捕集する。粉砕品の四分
偏差値を小さくする為、サイクロンを複数機設置すると
か、或いはサイクロンとバグフィルターを併設し、後半
の捕集機に飛散した微粒分を除いても良い。
【0013】粉砕後のギブサイトは次に公知の条件で瞬
間仮焼し、再水和性アルミナにする。再水和性アルミナ
とは、水酸化アルミニウムを熱分解した遷移アルミナ
中、例えばχ,ρ−アルミナ及び無定形アルミナ等、1
00℃以下で再水和可能なアルミナである。瞬間仮焼
は、代表的には、焼成雰囲気温度約500℃〜1200
℃、線速度約5m/秒〜約50m/秒の気流中に同伴さ
せて、接触時間約0.1秒〜約10秒の条件で灼熱減量
3〜10重量%まで焼成することにより実施される。気
流中で焼成された粉末は通常サイクロン、バグフィルタ
ー、電気集塵機等公知の方法で気流より分離、回収され
る。製品の四分偏差値を小さくする為、サイクロンを複
数置く、或いはサイクロンとバグフィルターを併設し、
後半の捕集機に飛散した微粒分を除いても良い。
【0014】このようにして得た再水和性アルミナは、
中心粒径が約1μ〜20μ、特には約3μ〜15μで粒
径分布の四分偏差値が約1.7以下、特には1.6以下
である。その他の物性については灼熱減量3〜10重量
%、BET比表面積が150〜400m2 /g、結晶形
主成分はχ,ρ−アルミナ、窒素吸着法による細孔容積
は0.1〜0.3cm3 /gである。
【0015】上記した本発明方法により得た再水和性ア
ルミナは図1に示すように薄板状であり、径(d)と厚
さ(t)の比d/tが約5〜約50である。このような
形状になるのは、気流式粉砕機で粉砕時に一次粒径を限
定したギブサイト結晶のc軸と垂直な方向に結晶が劈開
する為と考えられる。また、このような割れ方をするこ
とより、極端な微粉の発生が少なく、粉砕品の四分偏差
値が低いものと考えられる。ギブサイト結晶が壊れた
後、例えばギブサイトを焼成することにより遷移アルミ
ナ、或いはαアルミナ等となした後、気流式粉砕を行っ
ても、薄板状の遷移アルミナやアルミナは得られない。
また、原料であるギブサイト結晶の一次粒子径が約8μ
以下の場合も、部分的には薄板状となるものの、不定形
の塊状粒子が混在した物となり隠蔽性、吸着性に優れた
再水和性アルミナは得られない。
【0016】このようにして得られた再水和性アルミナ
は常法に従い活性アルミナ成形体やαアルミナ成型体或
いは充填剤等に適用可能である。例えば、活性アルミナ
の成形に於いては、(1)転動造粒機に再水和性アルミ
ナに水を共に供給し造粒する方法、(2)再水和性アル
ミナを金型で圧縮成形する方法、(3)水と混合後押出
機で成形する、等の方法が可能であり、形状も球状、円
柱状、リング状、板状、ハニカム状、塊状等に成形され
る。
【0017】得られた成形体は、次いで成形体自体の機
械的強度を高める為に再水和に足る時間、室温〜120
℃、好ましくは50〜90℃の水中、水蒸気中又は水蒸
気含有ガス中で保持され再水和される。再水和は一般に
1分〜1週間行われる。再水和時間が長いほど、また温
度が高いほど機械的強度が大きくなるが、120℃以上
となると製品の表面積が低下し好ましくない。上記の温
度は水蒸気処理中の成形体の温度であり、再水和性アル
ミナは成形再水和時に発熱する為、室温で密閉容器中で
放熱を防止することによっても再水和は可能である。
【0018】再水和された成形体は続いて焼成し,成形
体中の付着水分及び結晶水を除く。焼成温度は通常30
0〜1300℃であり、焼成時間は約10分〜約100
時間である。焼成温度、時間は、成形体製品の目標結晶
形、細孔径、或いは表面積により簡単な予備実験により
選択すればよい。焼成は燃焼ガス、電気ヒーターによる
間接加熱、赤外線加熱等で実施される。焼成に先立って
自然乾燥,熱風乾燥、真空乾燥等の方法で付着水分を除
去して置くことも可能である.
【0019】このような本発明方法により得られた再水
和性アルミナを用いることにより、球状での成形体の場
合、通常、充填嵩密度が0.50kg/l〜0.70k
g/lで、かつ細孔半径が250オングストローク以上
の細孔容積が約0.05cm 3 /g以上で、耐摩耗強度
が約1.5%以下のものが得られる。
【0020】活性アルミナ成形体の製造に際し、所望と
する細孔容積、強度を減じない範囲で他の無機化合物を
添加することができる。そのような無機化合物の例とし
ては、再水和性のないアルミナ例えばαアルミナ、アル
ミニウム塩、シリカ、粘土、タルク、ベントナイト、ゼ
オライト、コーディエライト、チタニア、アルカリ金属
塩、アルカリ土類金属塩、希土類金属塩、ジルコニア、
ムライト、シリカアルミナ等がある。酸化物以外の塩を
添加した場合は、成形体焼成温度は塩の分解温度以上に
することが必要である。再水和処理、乾燥或いは焼成後
の成形体を酸性成分含有する水溶液と接触させ、必要な
らば酸性分と接触後の成形体を焼成することも可能であ
る。この処理により活性アルミナ成形体中の不純物であ
るNa2 Oが除去でき、また表面を酸性にする効果があ
る。
【0021】
【発明の効果】以上詳述した本発明方法によれば、廉価
に、活性アルミナ成形体原料或いは充填剤として最適な
粒径分布の四分偏差値が約1.7以下、普通には1.6
以下で結晶形状が薄板状の再水和性アルミナを得ること
を可能としたことより、活性アルミナ成形体となす場合
には、高比表面積、高細孔容積、高強度の成形体が得ら
れ、また充填剤の用途にあっては吸着性、隠蔽力に優れ
た活性アルミナ粉末を提供することが可能となるもの
で、その産業的効果は頗る大である。
【0022】
【実施例】以下、本発明方法を実施例により更に詳細に
説明するが、本発明方法はかかる実施例により制限され
るものではない。尚、本文中に於いて示した物性値は次
の測定法によった。 ・マクロ細孔容積:水銀圧入法で求めた半径250オン
グストローク以上の細孔容積をいう。 ・摩耗率 :JIS K−1464に準じた。 ・粒径分布 :日機装マイクロトラックMK−2で
測定した。 ・四分偏差値 :上記粒径分布の75%(累積重量で
表す)径と25%径の比の平方根をいう。 ・一次粒径 :試料2gを一次粒子に解砕した後、
ブレーン比表面積を求めた。ブレーン比表面積より粒子
を球と仮定して一次粒子径を求めた。尚、一次粒子への
解砕圧力は予備試験により求め実施した。
【0023】実施例1 バイヤー工程で得られた中心粒径42μで水分0.03
%のギブサイトを原料とした。このギブサイトの一次粒
径は11μであった。エア風量5.4Nm3 /min で、
エア元圧力5.5Kg/cm2 Gに設定し、60Kg/hでギ
ブサイトを気流衝撃式粉砕機に供給し、サイクロンによ
り回収した。回収率は95%であった。得られた粉砕ギ
ブサイトの中心粒径は8.0μ、粒径分布の四分偏差値
が1.50、重装密度1.01g/cm3 であった。粉砕
ギブサイトを約700℃の熱ガス気流中に投入し瞬間仮
焼した。瞬間仮焼したものは灼熱原料が7%、結晶形が
χ,ρで表される再水和性アルミナであり、中心粒径が
8.0μ、粒径分布の四分偏差値が1.52、重装密度
が0.69g/cm3 であった。実施例1で得た再水和性
アルミナのSEM写真を図1に示す。径と厚さの比が約
20であった。
【0024】実施例2 実施例1と同じギブサイトを、エア流量約14.5Nm
3 /min でエア圧力5.5Kg/cm2 Gに設定した衝突板
付きの気流衝撃式粉砕機に250Kg/hで供給し粉砕
し、バグフィルターで回収した。粉砕品の中心粒径7.
4μ、粒径分布の四分偏差値1.53であった。重装密
度0.90g/cm3 であった。粉砕ギブサイトを約70
0℃の熱ガス気流中に投入し瞬間仮焼した。瞬間仮焼し
たものは灼熱原料が6%、結晶形がχ,ρで表される再
水和性アルミナであり、中心粒径が7.7μ、粒径分布
の四分偏差値が1.53、重装密度が0.69g/c
m3 、径と厚さの比が約8であった。
【0025】比較例1 バイヤー工程で得られた中心粒径が15μで水分が0.
05%のギブサイトを原料とした。このギブサイトの一
次粒径は4μであった。エア風量5.4Nm3/min
で、エア元圧力5.7Kg/cm2 Gに設定し、60Kg/h
でギブサイトを気流衝撃式粉砕機に供給し、サイクロン
により回収した。得られた粉砕ギブサイトの中心粒径
4.9μ、粒径分布の四分偏差値1.46、重装密度
0.92g/cm 3 であった。粉砕ギブサイトを約700
℃の熱ガス気流中に投入し瞬間仮焼した。瞬間仮焼した
ものは灼熱原料が5%、結晶形がχ,ρで表される再水
和性アルミナであり、中心粒径が4.0μ、粒径分布の
四分偏差値が1.42、重装密度が0.69g/cm3
径と厚さの比が約3であった。
【0026】比較例2 実施例1と同じギブサイト10Kgを、内容積30Lで鉄
球約80Kgが入っている振動ミルにを入れ、振幅4mmで
1時間粉砕した。得られた粉砕ギブサイトの中心粒径は
15.0μ、粒径分布の四分偏差値が1.86、重装密
度1.51g/cm3 であった。粉砕ギブサイトを約70
0℃の熱ガス気流中に投入し瞬間仮焼した。瞬間仮焼し
たものは灼熱原料が5.5%、結晶形がχ,ρで表され
る再水和性アルミナであり、中心粒径が11.3μ、粒
径分布の四分偏差値が1.95、重装密度が1.00g
/cm3 であった。比較例2で得た再水和性アルミナのS
EM写真を図2に示す。径と厚さの比は約1であった。
【0027】比較例3 実施例1と同じギブサイト300gを、内容積2Lでア
ルミナボール2.9Kgが入っている振動ミルにを入れ、
振幅4mmで1時間粉砕した。得られた粉砕ギブサイトの
中心粒径は8.0μ、粒径分布の四分偏差値が1.93
であった。粉砕ギブサイトを約700℃の熱ガス気流中
に投入し瞬間仮焼した。瞬間仮焼したものは灼熱原料が
5.5%、結晶形がχ,ρで表される再水和性アルミナ
であり、中心粒径が7.1μ、粒径分布の四分偏差値が
2.03、重装密度が1.02g/cm3 、径と厚さの比
が約1であった。
【0028】比較例4 バイヤー工程から得られた中心粒径7.7μ、粒径分布
の四分偏差値が1.85のギブサイトを市販分級機(風
篩式)を用いて分級した。分級後のギブサイトは中心粒
径6.8μで粒径分布の四分偏差値が1.39であった
が、回収率は30%と低かった。
【0029】実施例3及び4 実施例1で得られた再水和性アルミナ1kgに対し水約
0.6Kgを加え、皿型造粒機で直径2〜4mmの球状に成
形した後、該成形体を蓋付き容器に入れ密閉して80℃
の温度で16時間保持して再水和せしめた。次いでこの
成形体を電気炉に入れ1時間で380℃まで昇温し3時
間保持した。このようにして得られた活性アルミナ成形
体の物性は表1のとおりであった。上記と同様の方法で
実施例1で得られた再水和性アルミナを用い活性アルミ
ナ成形体を得た。この成形体の物性を表1に示す。
【0030】比較例5 ・比較例2の成形 実施例3と同じ成形法で比較例2の再水和性アルミナを
成形し、活性アルミナ成形体を得た。この物性を表1に
示す。
【0031】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】再水和性アルミナの粒子構造(形状)を示す顕
微鏡写真である。
【図2】再水和性アルミナの粒子構造(形状)を示す顕
微鏡写真である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C04B 35/10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心粒子径が10μ以上、一次粒子径が
    8μ以上のギブサイトを気流式粉砕機により粉砕し、次
    いで該粉砕物を500℃〜1200℃の熱ガス中、0.
    1秒〜10秒間接触させて瞬間仮焼する中心粒子径が1
    μ〜20μ、粒径分布の四分偏差値が1.7以下で且つ
    径(d)と厚さ(t)の比(d/t)が5〜50の薄片
    状再水和性アルミナの製造方法。
  2. 【請求項2】 粒径分布の四分偏差値が約1.6以下で
    あることを特徴とする請求項1記載の薄片状再水和性ア
    ルミナの製造方法。
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