JPH0833911B2 - Icカ−ド - Google Patents
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- JPH0833911B2 JPH0833911B2 JP9520787A JP9520787A JPH0833911B2 JP H0833911 B2 JPH0833911 B2 JP H0833911B2 JP 9520787 A JP9520787 A JP 9520787A JP 9520787 A JP9520787 A JP 9520787A JP H0833911 B2 JPH0833911 B2 JP H0833911B2
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- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ICカードにおける所有者本人の識別に関
するものである。ICカード所有者にとっての操作性を損
うことなく、不正使用者による悪用の防止即ち、セキュ
リティを強化したICカードに関するものである。
するものである。ICカード所有者にとっての操作性を損
うことなく、不正使用者による悪用の防止即ち、セキュ
リティを強化したICカードに関するものである。
(従来の技術) ICカードの一例として、CPU,RAM,ROM,EEPROM等を含む
ICチップ、入力用キーボード部、液晶ディスプレイ、電
源等を1枚のカードに内蔵したものがある(例えば特開
昭61−5389号公報)。
ICチップ、入力用キーボード部、液晶ディスプレイ、電
源等を1枚のカードに内蔵したものがある(例えば特開
昭61−5389号公報)。
このICカードは、従来の銀行のキャッシュカードの置
換として用いられることにより、電子通帳としての機能
を果させることができ、又セキュリティも従来のキャッ
シュカードより大巾に改善することが期待されている。
換として用いられることにより、電子通帳としての機能
を果させることができ、又セキュリティも従来のキャッ
シュカードより大巾に改善することが期待されている。
特開昭61−5389号公報に開示されたカード所有者本人
の確認は、いわゆる暗証番号によるもので、その概略は
以下の通りである。
の確認は、いわゆる暗証番号によるもので、その概略は
以下の通りである。
即ち、まずカード操作者がカードのキー入力部から、
暗証番号を入力する。カードに内蔵されたメモリにあら
かじめ登録された暗証番号と一致するとカード操作者が
本人であると識別され、預金引出しOKのフラグがカード
に内蔵されたレジスタに立つ。OKのフラグが立ったICカ
ードをキャッシュディスペンサー等に挿入すると、キャ
ッシュディスペンサーでは、暗証番号の入力手続きを要
することなく、預金の引出し等の処理を直ちに行うこと
ができる。
暗証番号を入力する。カードに内蔵されたメモリにあら
かじめ登録された暗証番号と一致するとカード操作者が
本人であると識別され、預金引出しOKのフラグがカード
に内蔵されたレジスタに立つ。OKのフラグが立ったICカ
ードをキャッシュディスペンサー等に挿入すると、キャ
ッシュディスペンサーでは、暗証番号の入力手続きを要
することなく、預金の引出し等の処理を直ちに行うこと
ができる。
カードの操作者による暗証番号の入力が、あらかじめ
登録されたものと一致しない場合には、不一致の回数が
カードに内蔵されたEEPROMに記憶される。不一致の回数
が一定回数、例えば3回を超えたカードは、操作者がカ
ード所有者本人でないとみなされ、キャッシュディスペ
ンサーでは預金の払い出し等を一切行なわない。
登録されたものと一致しない場合には、不一致の回数が
カードに内蔵されたEEPROMに記憶される。不一致の回数
が一定回数、例えば3回を超えたカードは、操作者がカ
ード所有者本人でないとみなされ、キャッシュディスペ
ンサーでは預金の払い出し等を一切行なわない。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、以上に述べた従来の技術では、カード
操作者が暗証番号の入力にチャレンジできる回数を一定
に制限しておき、不一致の回数が制限回数を越えた場合
は、不正使用者とみなしてしまうものである。
操作者が暗証番号の入力にチャレンジできる回数を一定
に制限しておき、不一致の回数が制限回数を越えた場合
は、不正使用者とみなしてしまうものである。
従って、真のカード所有者が操作しても、暗証番号が
うろ覚えである場合、或いはキーの2度押しなどのキー
入力ミスを行った場合など、一定回数をオーバーすれば
不正なカード操作者と判定されてしまうという欠点があ
った。
うろ覚えである場合、或いはキーの2度押しなどのキー
入力ミスを行った場合など、一定回数をオーバーすれば
不正なカード操作者と判定されてしまうという欠点があ
った。
この欠点は、セキュリティを高めるため、暗証番号の
桁数を増加させる、例えば4桁より6桁或いは8桁にす
ると、より発生しやすくなる。更に、暗証番号の桁数を
可変長にした場合など、特にこの問題が生じてくる。
桁数を増加させる、例えば4桁より6桁或いは8桁にす
ると、より発生しやすくなる。更に、暗証番号の桁数を
可変長にした場合など、特にこの問題が生じてくる。
(問題点を解決するための手段) この発明は、ICカードの操作者が、所有者本人である
か否かを識別するために、暗証番号の入力に対して、第
1又は第2の符号を表示させ、これを操作者が確認し
て、処理実行又は処理やり直しを入力する手段を具備
し、処理実行を入力しない限り、OKフラグも変化しない
代りに、暗証不一致の回数記録も変化しないに関するも
のである。
か否かを識別するために、暗証番号の入力に対して、第
1又は第2の符号を表示させ、これを操作者が確認し
て、処理実行又は処理やり直しを入力する手段を具備
し、処理実行を入力しない限り、OKフラグも変化しない
代りに、暗証不一致の回数記録も変化しないに関するも
のである。
(作用) かかる発明の構成により、暗証番号の入力が正しけれ
ば、第1の符号の表示がなされ、処理実行を入力するこ
とにより預金引出し等の処理を行うことができる。又、
暗証番号の入力が正しくなければ、第2の符号、即ちラ
ンダムな数字、文字等が表示されるので、不正な操作者
は、正しい、第1の符号を知らない限り、処理実行即
ち、預金引出し等の処理を行うことができない。
ば、第1の符号の表示がなされ、処理実行を入力するこ
とにより預金引出し等の処理を行うことができる。又、
暗証番号の入力が正しくなければ、第2の符号、即ちラ
ンダムな数字、文字等が表示されるので、不正な操作者
は、正しい、第1の符号を知らない限り、処理実行即
ち、預金引出し等の処理を行うことができない。
(実施例) 第1図はこの発明の1実施例を示す機能ブロック図で
ある。ここで、ICカード1は、暗証番号の入力,処理実
行又はやり直しを入力するキーボード等の情報入力部1
1,操作者により入力された暗証番号を記憶しておく入力
暗証番号記憶部12,予め登録されている暗証番号を記憶
しておく登録暗証番号記憶部13,入力暗証番号と登録暗
証番号との一致・不一致を判定する一致判定部14,予め
登録されている第1の符号を記憶しておく第1の符号記
憶部15,暗証番号の一致・不一致に対応して、第1又は
第2の符号を発明する表示符号発生部16,液晶ディスプ
レイ等の表示部18,およびカード操作者が本人であると
識別された結果を記憶しておく、即ち暗証番号の不一致
回数を記憶しておくエラーカウンタと、正しい暗証番号
が入力されたことを記憶しているOKフラグとから構成さ
れる識別結果記憶部19を備えている。
ある。ここで、ICカード1は、暗証番号の入力,処理実
行又はやり直しを入力するキーボード等の情報入力部1
1,操作者により入力された暗証番号を記憶しておく入力
暗証番号記憶部12,予め登録されている暗証番号を記憶
しておく登録暗証番号記憶部13,入力暗証番号と登録暗
証番号との一致・不一致を判定する一致判定部14,予め
登録されている第1の符号を記憶しておく第1の符号記
憶部15,暗証番号の一致・不一致に対応して、第1又は
第2の符号を発明する表示符号発生部16,液晶ディスプ
レイ等の表示部18,およびカード操作者が本人であると
識別された結果を記憶しておく、即ち暗証番号の不一致
回数を記憶しておくエラーカウンタと、正しい暗証番号
が入力されたことを記憶しているOKフラグとから構成さ
れる識別結果記憶部19を備えている。
このICカードの本人識別のフローを第3図により説明
する。
する。
カードの操作者2は、まず暗証番号を入力する。暗証
番号は、例えば一般のキャッシュカードに用いられてい
る数字4桁よりなる。この入力は、キーボードなどの情
報入力部11を介して行う。入力された暗証番号は、入力
暗証番号記憶部12に記憶され、あらかじめ登録された暗
証番号が記憶されている登録暗証番号記憶部13と一致判
定部14により比較され一致判定される。ここ迄のフロー
は、従来の一般的なキャッシュカード等の本人識別の手
順と変らない。
番号は、例えば一般のキャッシュカードに用いられてい
る数字4桁よりなる。この入力は、キーボードなどの情
報入力部11を介して行う。入力された暗証番号は、入力
暗証番号記憶部12に記憶され、あらかじめ登録された暗
証番号が記憶されている登録暗証番号記憶部13と一致判
定部14により比較され一致判定される。ここ迄のフロー
は、従来の一般的なキャッシュカード等の本人識別の手
順と変らない。
一致判定の結果、一致している場合は、あらかじめ登
録された第1の符号が、表示部に表示される。これは、
第1の符号記憶部15にあらかじめカード所有者が任意の
符号、例えば所有者の氏名「OKI TARO」,「OT」など任
意の数字・文字を登録しておくことにより行なわれる。
一致判定の結果、入力された暗証番号と登録された暗証
番号が不一致の場合は、第2の符号が表示される。第2
の符号は表示符号発生部16により発生される。この第2
の符号は、一定の文字・数字としてもよいが、好ましく
は、ランダムな文字・数字がよい。この実施例では、乱
数発生器を自走させたものを用いている。例えば、ある
瞬間の乱数発生器の8桁の数字「58043641」等が表示さ
れる。この表示は、数字を文字に対応させたもの例えば
「AT」,或いは、文字数字を混在させたもの、例えば
「A3」「6 Bk」などと表示してもよい。
録された第1の符号が、表示部に表示される。これは、
第1の符号記憶部15にあらかじめカード所有者が任意の
符号、例えば所有者の氏名「OKI TARO」,「OT」など任
意の数字・文字を登録しておくことにより行なわれる。
一致判定の結果、入力された暗証番号と登録された暗証
番号が不一致の場合は、第2の符号が表示される。第2
の符号は表示符号発生部16により発生される。この第2
の符号は、一定の文字・数字としてもよいが、好ましく
は、ランダムな文字・数字がよい。この実施例では、乱
数発生器を自走させたものを用いている。例えば、ある
瞬間の乱数発生器の8桁の数字「58043641」等が表示さ
れる。この表示は、数字を文字に対応させたもの例えば
「AT」,或いは、文字数字を混在させたもの、例えば
「A3」「6 Bk」などと表示してもよい。
次いで、操作者2は、表示部18に表示された符号が自
分で予め登録した第1の符号であると目視により確認し
た場合は、処理実行を指示するキー例えば、情報入力部
11の「取引キー」を押す。この「取引キー」により一致
判定部14の出力が「一致」であるので、識別結果記憶部
19のOKフラグに「1」をセットし、エラーカウンタを
「0」にクリアする。このOKフラグが「1」であるとい
うことは銀行預金引出しOK等を意味するものであり、こ
の状態でキャッシュ・ディスペンサー等の外部装置にIC
カード1を挿入することにより、キャッシュ・ディスペ
ンサー等で暗証番号の確認手順を踏むことなく、預金引
出し等の処理を行うことができる。預金引出し等の処理
を実行した場合には、OKフラグは「0」にクリアされ
る。
分で予め登録した第1の符号であると目視により確認し
た場合は、処理実行を指示するキー例えば、情報入力部
11の「取引キー」を押す。この「取引キー」により一致
判定部14の出力が「一致」であるので、識別結果記憶部
19のOKフラグに「1」をセットし、エラーカウンタを
「0」にクリアする。このOKフラグが「1」であるとい
うことは銀行預金引出しOK等を意味するものであり、こ
の状態でキャッシュ・ディスペンサー等の外部装置にIC
カード1を挿入することにより、キャッシュ・ディスペ
ンサー等で暗証番号の確認手順を踏むことなく、預金引
出し等の処理を行うことができる。預金引出し等の処理
を実行した場合には、OKフラグは「0」にクリアされ
る。
そして、ICカード1と共に現金が排出される。
操作者2は、表示部18に表示された符号が、第2の符
号であると目視確認した場合には、暗証番号の入力ミス
があったとわかるから処理やり直しキー例えば情報入力
部11の「取消キー」を押す。この操作により、「暗証番
号の入力」に処理が戻り、操作者2は、再度、キーボー
ド入力などより暗証番号の入力処理を進めることができ
る。
号であると目視確認した場合には、暗証番号の入力ミス
があったとわかるから処理やり直しキー例えば情報入力
部11の「取消キー」を押す。この操作により、「暗証番
号の入力」に処理が戻り、操作者2は、再度、キーボー
ド入力などより暗証番号の入力処理を進めることができ
る。
この手順即ち「処理やり直し」は、従来の装置に見ら
れるように誤り回数が記憶されることは無く、何回で
も、正しい暗証番号に到達する迄行うことができる。正
しい暗証番号を入力したときの処理は前述の通りであ
る。
れるように誤り回数が記憶されることは無く、何回で
も、正しい暗証番号に到達する迄行うことができる。正
しい暗証番号を入力したときの処理は前述の通りであ
る。
次に、カード所有者本人でない不正な操作者が、操作
する場合には、暗証番号の入力を行った結果正しい暗証
番号でない限り、第2の符号表示がなされる。この場
合、第2の符号表示は、乱数発生器により生じるランダ
ムな文字・数字であるので、不正な操作者は、その意味
が判らない。処理実行キーを押しても、OKフラグには
「1」が立たず、「0」のままであるので、キャッシュ
・ディスペンサー等にICカード1を挿入しても預金の引
出し等は不可能で、ICカード1は排出される。
する場合には、暗証番号の入力を行った結果正しい暗証
番号でない限り、第2の符号表示がなされる。この場
合、第2の符号表示は、乱数発生器により生じるランダ
ムな文字・数字であるので、不正な操作者は、その意味
が判らない。処理実行キーを押しても、OKフラグには
「1」が立たず、「0」のままであるので、キャッシュ
・ディスペンサー等にICカード1を挿入しても預金の引
出し等は不可能で、ICカード1は排出される。
そのうえ、エラーカウンタが暗証不一致のたびにその
回数を1つずつ増加し、一定回数に達するとカードがロ
ックされて無効にされることは周知の通りである。こう
なることを恐れて、処理実行キーを押す代りに、処理や
り直しキーを押すことによって、何回も暗証番号の入力
を繰返すことが可能である。しかし第2の符号は乱数発
生器により、発生するため、毎回異なる表示がされる。
従って、仮に正しい暗証番号に到達した場合であって
も、表示された符号が第1の符号であることを知らない
限り、正しい符号であると気付くことができない。即
ち、不正な操作者は、正しい符号を知らない限りは、第
1の符号が表示された場合でも、処理やり直しキーを押
して、暗証番号の入力を、繰返すことになる。つまり、
エラーカウンタが所定回数に達することによるカードの
ロックは生じない代りに、無限に「処理やり直し」を繰
返さざるを得ないという徒労に終ってしまう。即ち、第
1の符号を知らない限り、たとえ第1の符号表示がされ
ても、処理実行キーを押すことができず預金引出し等の
処理を行うことができない。なお、上述の説明は、第1
の符号としてカード所有者の氏名やイニシャルを登録し
ておく場合を例にとって説明したが、氏名などは不正の
操作者に知られてしまう可能性もある。そのような場合
には、カード所有者本人にとっては意味のある数字や記
号であるが、他人にとっては何の意味もないランダムな
数字や記号を、第1の符号として登録することが望まし
い。
回数を1つずつ増加し、一定回数に達するとカードがロ
ックされて無効にされることは周知の通りである。こう
なることを恐れて、処理実行キーを押す代りに、処理や
り直しキーを押すことによって、何回も暗証番号の入力
を繰返すことが可能である。しかし第2の符号は乱数発
生器により、発生するため、毎回異なる表示がされる。
従って、仮に正しい暗証番号に到達した場合であって
も、表示された符号が第1の符号であることを知らない
限り、正しい符号であると気付くことができない。即
ち、不正な操作者は、正しい符号を知らない限りは、第
1の符号が表示された場合でも、処理やり直しキーを押
して、暗証番号の入力を、繰返すことになる。つまり、
エラーカウンタが所定回数に達することによるカードの
ロックは生じない代りに、無限に「処理やり直し」を繰
返さざるを得ないという徒労に終ってしまう。即ち、第
1の符号を知らない限り、たとえ第1の符号表示がされ
ても、処理実行キーを押すことができず預金引出し等の
処理を行うことができない。なお、上述の説明は、第1
の符号としてカード所有者の氏名やイニシャルを登録し
ておく場合を例にとって説明したが、氏名などは不正の
操作者に知られてしまう可能性もある。そのような場合
には、カード所有者本人にとっては意味のある数字や記
号であるが、他人にとっては何の意味もないランダムな
数字や記号を、第1の符号として登録することが望まし
い。
大抵の人は、毎朝乗る電車の発車時刻、結婚記念日等
々の、そういった数字や文字を何個か持っているもので
ある。それゆえ、それらのうちのどれかを第1の符号と
して登録しておけば、どれを登録したのかまでは正確に
覚えていなくとも、それらのうちのいずれかが表示され
れば処理実行を入力し、そうでなければ処理やり直しを
入力するという判断が本人ならばできるはずである。第
2図は本発明の実施例を構成するに好適なICカードの構
造図であって(A)は片側の平面図,(B)は反対側の
平面図である。1はICカードであって、既に説明した部
分については、同一番号を付して説明を省略する。
々の、そういった数字や文字を何個か持っているもので
ある。それゆえ、それらのうちのどれかを第1の符号と
して登録しておけば、どれを登録したのかまでは正確に
覚えていなくとも、それらのうちのいずれかが表示され
れば処理実行を入力し、そうでなければ処理やり直しを
入力するという判断が本人ならばできるはずである。第
2図は本発明の実施例を構成するに好適なICカードの構
造図であって(A)は片側の平面図,(B)は反対側の
平面図である。1はICカードであって、既に説明した部
分については、同一番号を付して説明を省略する。
IC4は、各種の制御を行なうためのCPUや、暗証番号の
一致判定や第1又は第2の符号発生等の処理プログラム
を格納されているROMや、登録暗証番号記憶部13,第1の
符号記憶部15,入力暗証番号記憶部12,識別結果記憶部19
などを構成するRAMおよび、又はEEPROMなどを1チップ
内に内蔵したマイクロコンピュータであって、ICカード
内部に埋設されている。電源部5は、ICカードを単体で
動作させる場合に、ICカードの各回路部に電源を供給し
たり、前記記憶部をRAMのみで構成した場合にRAMの記憶
内容をバックアップしておくための、太陽電池および、
又は乾電池である。外部接続端子6は、ICカードをカー
ド・リーダ/ライタと接続して外部機器との間で情報を
授受する場合に使用する端子群である。
一致判定や第1又は第2の符号発生等の処理プログラム
を格納されているROMや、登録暗証番号記憶部13,第1の
符号記憶部15,入力暗証番号記憶部12,識別結果記憶部19
などを構成するRAMおよび、又はEEPROMなどを1チップ
内に内蔵したマイクロコンピュータであって、ICカード
内部に埋設されている。電源部5は、ICカードを単体で
動作させる場合に、ICカードの各回路部に電源を供給し
たり、前記記憶部をRAMのみで構成した場合にRAMの記憶
内容をバックアップしておくための、太陽電池および、
又は乾電池である。外部接続端子6は、ICカードをカー
ド・リーダ/ライタと接続して外部機器との間で情報を
授受する場合に使用する端子群である。
尚、以上述べた実施例においては、表示符号発生部16
として、常にランダムな確認符号を発生する場合につい
て説明したが、同一の暗証番号を複数回入力したとき
に、その都度異なる確認符号を表示すると、不正使用者
に、該暗証番号は誤りであると判断するための材料を与
えてしまうから、基本的には乱数発生器に基づいた確認
符号を出力するのであるが、既に入力した暗証番号につ
いては、その際に出力した確認符号を記憶しておき、同
一暗証番号を再入力された時には、同一の確認符号を出
力するようにした方がよりセキュリティが高い。また、
常にランダムな確認符号を発生すると、非常に稀ではあ
るが、誤まった暗証番号を入力した場合に、たまたま登
録確認符号と同じ確認符号を確認符号発生部が発生して
しまう場合もありえる。そうすると、真の所有者が誤ま
った暗証番号を正しいと誤解してしまう恐れがないとは
言えないため、誤まった暗証番号の場合には、登録確認
符号とは異なる確認符号を出力するようにすることも可
能である。
として、常にランダムな確認符号を発生する場合につい
て説明したが、同一の暗証番号を複数回入力したとき
に、その都度異なる確認符号を表示すると、不正使用者
に、該暗証番号は誤りであると判断するための材料を与
えてしまうから、基本的には乱数発生器に基づいた確認
符号を出力するのであるが、既に入力した暗証番号につ
いては、その際に出力した確認符号を記憶しておき、同
一暗証番号を再入力された時には、同一の確認符号を出
力するようにした方がよりセキュリティが高い。また、
常にランダムな確認符号を発生すると、非常に稀ではあ
るが、誤まった暗証番号を入力した場合に、たまたま登
録確認符号と同じ確認符号を確認符号発生部が発生して
しまう場合もありえる。そうすると、真の所有者が誤ま
った暗証番号を正しいと誤解してしまう恐れがないとは
言えないため、誤まった暗証番号の場合には、登録確認
符号とは異なる確認符号を出力するようにすることも可
能である。
また以上述べた実施例においては暗証入力として数値
を入力する場合について述べたが、数字に限ることはな
く文字あるいは文字および数字の混在等にすることも可
能である。
を入力する場合について述べたが、数字に限ることはな
く文字あるいは文字および数字の混在等にすることも可
能である。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、このICカードによれ
ば、操作者による暗証番号の入力に対して、第1又は第
2の符号の表示がなされ、操作者は第1の符号を目視確
認し、処理実行を入力した場合のみ、処理の実行が可能
となるものである。そして、操作者が真のカード所有者
であると不正のカード所有者であるとを問わず、処理な
り直しを入力している限りは無制限に暗証番号を入力す
ることができるものである。
ば、操作者による暗証番号の入力に対して、第1又は第
2の符号の表示がなされ、操作者は第1の符号を目視確
認し、処理実行を入力した場合のみ、処理の実行が可能
となるものである。そして、操作者が真のカード所有者
であると不正のカード所有者であるとを問わず、処理な
り直しを入力している限りは無制限に暗証番号を入力す
ることができるものである。
従って、真のカード所有者にとっては、暗証番号がう
ろ覚えであっても、或いはキーの押しミスがあっても、
正しい暗証番号に到達し、第1の符号を目視確認してか
ら処理実行を指示することにより従来のような規定不正
入力回数オーバーにより預金引出し不可能という問題を
生じない。
ろ覚えであっても、或いはキーの押しミスがあっても、
正しい暗証番号に到達し、第1の符号を目視確認してか
ら処理実行を指示することにより従来のような規定不正
入力回数オーバーにより預金引出し不可能という問題を
生じない。
不正なカード所有者にとっては、暗証番号の入力によ
り、第1又は第2の符号が表示されるが、第2の符号は
ランダムであることから、第1の符号と第2の符号との
区別をつけることができない。従って、何回暗証番号を
繰返し入力しても、処理実行キーを押しても、預金等の
引出しは不可能である。
り、第1又は第2の符号が表示されるが、第2の符号は
ランダムであることから、第1の符号と第2の符号との
区別をつけることができない。従って、何回暗証番号を
繰返し入力しても、処理実行キーを押しても、預金等の
引出しは不可能である。
即ち、このICカードによれば真のカード所有者に対し
ては、利便性が向上し、不正のカード所有者に対して
は、セキュリティの向上を図ることができる。
ては、利便性が向上し、不正のカード所有者に対して
は、セキュリティの向上を図ることができる。
第1図は、本発明の1実施例の機能ブロック図、第2図
はICカードの構造図、第3図は、本発明の1実施例のフ
ローチャートである。 1…ICカード、2…操作者、11…情報入力部、12…入力
暗証番号記憶部、13…登録暗証番号記憶部、14…一致判
定部、15…第1の符号記憶部、16…表示符号発生部、18
…表示部、19…識別結果記憶部。
はICカードの構造図、第3図は、本発明の1実施例のフ
ローチャートである。 1…ICカード、2…操作者、11…情報入力部、12…入力
暗証番号記憶部、13…登録暗証番号記憶部、14…一致判
定部、15…第1の符号記憶部、16…表示符号発生部、18
…表示部、19…識別結果記憶部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 19/00 G06K 19/10 G06F 15/21 340 B 15/30 350 A
Claims (1)
- 【請求項1】カード使用者によって入力暗証番号が入力
される入力部と、 予め登録された登録暗証番号と前記入力暗証番号とを比
較し、これらの番号の一致または不一致を判定する手段
と、 前記登録暗証番号と前記入力暗証番号とが一致する場
合、予め登録された第1の符号を表示し、前記登録暗証
番号と前記入力暗証番号とが不一致の場合、不定の第2
の符号を表示する表示部と、 前記第1の符号が表示された後、処理実行命令が入力さ
れた場合、その処理の実行を許可し、前記第2の符号が
表示された後、前記処理実行命令が入力された場合、そ
の処理の実行を不許可にする手段とを有することを特徴
とするICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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- 1987-04-20 JP JP9520787A patent/JPH0833911B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
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JPS58181957U (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-05 | いすゞ自動車株式会社 | 内燃機関のピストン |
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